JP3682948B2 - 草刈機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、草刈機に関するものであり、特に、機体の進行方向に向かって左右方向に並んだ複数の刈刃を備え、前記機体を進行させながら、前記複数の刈刃で一度に広幅の草刈りを行う、草刈機に関するものである
【0002】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の第一の解決課題は、広幅の草刈りを効率よく行うことができる草刈機を提供することである。
【0003】
本発明の第二の解決課題は、平面の広幅刈りだけでなく、互いに隣接する平面と斜面とを同時に効率良く広幅刈りすることもできる草機を提供することである。
【0004】
本発明の第三の解決課題は、刈刃装置に当接する障害物があってもそのまま進行できる草機を提供することである。
【0005】
本発明の第四の解決課題は、さらに、取り扱い性の良好な草刈機を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明に係る草刈機は、乗用式走行機体と、該機体の前方にその左右方向に並べて配置された複数の刈刃と、該複数の刈刃を駆動する原動機と、を備えてなる草刈機であって、前記機体の左右方向に延びるアームの下側に沿って前記各刈刃が支持され、原動機で駆動される刈刃駆動用大歯車と、該刈刃駆動用大歯車で駆動される複数の刈刃駆動用小歯車と、前記機体に対する前記各刈刃の位置の変化を許容し得るように前記各刈刃駆動用小歯車と前記各刈刃とを駆動上連結するフレキシブル伝動軸と、を備えたものである。
【0007】
運転者は、前記機体に乗車し、前記複数の刈刃を前記原動機で駆動して、前記機体を進行させながら、一度に広幅の草刈りを行う。前記機体が乗用式のものであるため、作業効率が良い。しかも、前記複数の刈刃が、前記機体の前方に位置しているので、前記運転者が、前記複数の刈刃による刈り取り状態を確認し易く、作業性が一層良好である。また、前記原動機で前記刈刃駆動用大歯車が駆動され、該刈刃駆動用大歯車で前記複数の刈刃駆動用小歯車が駆動され、該各小歯車で前記フレキシブル伝動軸を介して前記各刈刃が駆動されるので、該各刈刃への駆動力の伝達機構が簡潔となる。
【0008】
請求項2に記載の本発明に係る草刈機は、請求項1に記載のものにおいて、前記アームが上下揺動アームを含み、前記複数の刈刃の内の少なくとも一つを、前記上下揺動アームに支持されて前記機体の左右幅の範囲外の草刈りを行う上下揺動刈刃としたものである。この場合、平面のみの草刈り作業を行う場合には、前記上下揺動刈刃を水平にして、前記複数の刈刃のすべてで、広幅の平面草刈りを行う。一方、互いに隣接する平面と斜面とを同時に広幅刈りする場合には、前記平面上で前記機体を進行させ、前記上下揺動アームの上下揺動により前記上下揺動刈刃を前記斜面に沿わせて、該斜面の草を、前記上下揺動刈刃で同時に刈り取る。
【0009】
請求項3に記載の本発明に係る草刈機は、請求項1または2に記載のものにおいて、前記複数の刈刃の内の、前記機体の左右幅の範囲を越えて最も外側に位置する刈刃を、前記アームを構成する前後揺動アームに支持されて前記機体の進行方向後方へと退避揺動自在な退避揺動刈刃とせしめたものである。この場合、前記退避揺動刈刃の前方に、例えば、果樹の樹幹や杭等の障害物があった場合でも、前記機体をそのまま進行させることができるので、作業性が一層良好であるほか、前記障害物と接触しても、装置が破損する等の問題もない。
【0010】
請求項4に記載の本発明に係る草刈機は、請求項3に記載のものにおいて、前記機体の進行によって障害物に当接して前記前後揺動アームを前記機体の進行方向後方へと退避揺動せしめて、前記障害物と前記退避揺動刈刃との相互接触を防止する保護部材と、前記障害物を通過した時に前記前後揺動アームを前記機体の進行方向後方への退避状態から元の状態へと戻す戻し機構と、を備えたものである。
【0011】
この場合、前記機体の進行によって、前記保護部材が、前記障害物に当接すると、前記前後揺動アームが、前記機体の後方へと退避揺動し、前記障害物と前記退避揺動刈刃とが互いに接触することが防止される。このため、前記障害物が、例えば、果樹園の樹木である場合でも、前記刈刃によって樹木を損傷する等の問題がない。前記前後揺動アームは、前記機体の進行に伴って前記障害物を通過した時に、前記戻し機構の作用で、退避前の元の状態へと自動的に復帰する。よって、前記運転者は、障害物が連続して多数あっても、それを避けるために、前記機体の進路をいちいち変更する必要がない。よって、作業性が良い。
【0012】
請求項5に記載の本発明に係る草刈機は、請求項1乃至4のいずれかに記載のものにおいて、前記機体に対する前記複数の刈刃の相対位置を、前記機体の左右方向に調節自在とせしめる、刈刃左右位置調節機構を備えたものである。このようにすれば、作業現場の状況に応じて、前記機体に対する前記複数の刈刃の相対位置を最適なものに設定できるので、作業性が一層向上する。
【0013】
請求項6に記載の本発明に係る草刈機は、請求項1乃至5のいずれかに記載のものにおいて、前記機体に対する前記複数の刈刃の相対的な上下位置を、前記機体を進行させながら変更操作自在にせしめる、刈刃上下位置変更操作機構を備えたものである。このようにすれば、例えば、前記機体の進行路に窪みがある場合、該窪みに前記機体が落ち込む前に、前記運転者が、前記刈刃上下位置変更操作機構を作動させて、前記複数の刈刃を一時的に上方へ変位せしめれば、該各刈刃が地面に衝突することが防止されて、好適である。
【0014】
請求項7に記載の本発明に係る草刈機は、請求項2に記載のものにおいて、前記上下揺動アームを上方へ揺動せしめて、前記機体の左右幅の範囲を越えて位置する刈刃を、前記機体の前記左右幅の範囲内に収納自在にせしめたものである。このようにすれば、草刈機全体の横幅を、前記機体の横幅まで縮小させることができるので、前記草刈機を、必要に応じてコンパクトにすることができ、運搬時や格納時等の取り扱い性が良い。
【0015】
請求項8に記載の本発明に係る草刈機は、請求項7に記載のものにおいて、前記機体の左右幅の範囲を越えて位置する刈刃を駆動する前記フレキシブル伝動軸を取り外し自在にせしめたものである。この場合、前記フレキシブル伝動軸を取り外すことで、前記刈刃の前記機体の横幅の範囲内への収納を無理なく行うことができて、好適である。
【0016】
請求項9に記載の本発明に係る草刈機は、請求項1乃至8のいずれかに記載のものにおいて、前記機体が、それぞれ該機体の左右方向に延びる前後一対の車軸ケースと、該前後一対の車軸ケースの中央部同士を互いに連結する一本の中央連結フレームと、を備えたものである。このようにすれば、前記機体の構成が簡潔となるので、製造し易く、コストも低減でき、重量も軽くできて、好適である。
【0017】
請求項10に記載の本発明に係る草刈機は、請求項9に記載のものにおいて、前記機体の操向装置と、該操向装置を操作する運転者の座席と、を備え、該座席を、前記中央連結フレームに支持せしめたものである。
【0018】
請求項11に記載の本発明に係る草刈機は、請求項9または10に記載のものにおいて、前記原動機を前記後車軸ケースに支持せしめるとともに、前記中央連結フレームを中空に形成し、前記原動機の駆動力を、前記中央連結フレームの内部を通して、前記複数の刈刃と、前車軸と、に伝達せしめたものである。
【0019】
この場合、第一に、前記原動機が前記機体の後部に位置するので、その前方に前記各刈刃を有する前記機体の前後の重量バランスが良い。第二に、前輪駆動式であるので、走行安定性がよい。第三に、前記原動機の駆動力の伝達機構がコンパクトとなり、好適である。
【0020】
請求項12に記載の本発明に係る草刈機は、機体と、該機体の前方に支持された左右方向アームと、該左右方向アームの端部に上下揺動自在に連結された上下揺動アームと、該上下揺動アームの端部に前後揺動自在に連結された前後揺動アームと、前記左右方向アームの下側に支持されて前記機体と平行な面の草刈りを行う平面刈刃と、前記上下揺動アームの下側に支持された上下揺動刈刃と、前記前後揺動アームの下側に支持されて前記機体の左右幅の範囲の外側に位置する退避揺動刈刃と、前記機体に搭載された原動機で駆動される刈刃駆動用大歯車と、該刈刃駆動用大歯車で駆動される複数の刈刃駆動用小歯車と、前記機体に対する前記各刈刃の位置の変化を許容し得るように前記各刈刃駆動用小歯車と前記各刈刃とを駆動上連結するフレキシブル伝動軸と、を備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して、本発明の好適な一実施形態を説明する。
【0023】
図1は、本発明の一実施形態に係る草刈機の平面図、図2は、同側面図である。これらの図において、本実施形態に係る草刈機は、乗用式の走行機体1と、該走行機体1の前部に取り付けられた刈刃装置2と、を備えている。
【0024】
前記機体1は、該機体1の左右方向にそれぞれ延びる前後一対の車軸ケース3,4と、該前後一対の車軸ケース3,4の中央部同士を互いに連結する一本の中空の中央連結縦フレーム5と、を備えている。前記前車軸ケース3内には、左右一対の前車軸6,6がそれぞれ支持されていて、該左右一対の前車軸6,6の左右外端部には、左右一対の前輪7,7が取り付けられている。また、前記後車軸ケース4には、タイロッド8で互いに連結されて同時に左右操向自在な左右一対の後車軸9,9がそれぞれ支持されていて、該左右一対の後車軸9,9の左右外端部には、左右一対の後輪10,10がそれぞれ取り付けられている。ここでは、前記左右一対の前輪7,7が駆動輪とされ、前記左右一対の後輪10,10が操向遊転輪とされている。
【0025】
原動機としての内燃エンジン11は、前記機体1の走行安定性を良くするため、図2に示すように、前記後車軸ケース4上に、その重心位置をできるだけ低くして支持されている。前記エンジン11は、前記機体1の走行駆動源であるとともに、前記刈刃装置2の駆動源でもある。前記エンジン11の出力軸12は、前記中央連結縦フレーム5内に回転自在に支持された主伝動軸13に駆動上連結され、該主伝動軸13は、例えば、ミッションケースを兼ねる前記前車軸ケース3内において、それ自体周知の常時噛み合い式変速機と、差動装置と、を介して、前記左右一対の前車軸6,6に駆動上連結されている。
【0026】
前記機体1には、運転者(作業者)Pの座席(運転席)16と、前記左右一対の後輪10,10の操向装置を構成するステアリングハンドル14と、機体カバー15と、が設けられている。前記運転席16は、前記中央連結縦フレーム5によって支持され、前記機体1の走行安定性を良くするため、及び、前記運転者Pが、果樹園の樹木の下枝等に接触することがないように、できだけ低い位置に設けられている。
【0027】
なお、本実施形態のもののように、前記機体1を、前記前後一対の車軸ケース3,4と、前記中央連結縦フレーム5と、のみで形成し、これらのケース3,4および縦フレーム5に、その他のすべての構成部品を組み付けるようにせしめれば、前記機体1の構成が簡潔となるので、製造し易いほか、コストも低減でき、草刈機全体の重量も軽くできて、好適である。
【0028】
次に、図1および図2に加えて、図3および図4も参照して、前記刈刃装置2について説明する。図3は、該刈刃装置2の正面図、図4は、該刈刃装置2によって平面と斜面を同時に草刈りしている状態を示す正面図である。
【0029】
図1に示すように、前記刈刃装置2は、刈刃支持部材17と、複数の刈刃18〜21と、を備えている。該複数の刈刃18〜21は、前記機体1の進行方向前方に、その左右方向に並べて配置されている。ここでは、前記複数の刈刃18〜21を、前記機体1と平行な面の草刈りを行う左右二つの平面刈刃18,19と、該左側の平面刈刃19の左隣に位置する上下揺動刈刃20と、該上下揺動刈刃20の左隣に位置して前記上下揺動刈刃20とともに上下揺動自在、且つ前記機体1の後方へと退避揺動自在な、退避揺動刈刃21と、で構成している。最も外側に位置している該退避揺動刈刃21は、前記機体1の左側で、該機体1の左右幅Wの範囲外の草刈りを行う。前記各刈刃18,19,20,21は、刈り残しが生じないように、上から見て、互いに隣接する刈刃の切断領域を少しずつオーバーラップせしめて配置されている。
【0030】
なお、本実施形態では、前記各刈刃18,19,20,21をすべて回転式のものとしているが、その他、いわゆるバリカン式のものでも良い。また、前記各刈刃18,19,20,21を回転式のものとする場合、円盤状の刈刃としても、短冊状の回転刈刃としても、ナイロンコード式の刈刃としても良い。
【0031】
図1に示すように、前記刈刃支持部材17は、前記機体1の進行方向に延びる左右一対の平行な刈刃支持アーム22,22と、該刈刃支持アーム22,22の前端部22a,22a同士を互いに連結して前記機体1の左右方向へ延びる連結アーム23と、を備えている。該連結アーム23の下側には、図1および図3に示すように、前記左右二つの平面刈刃18,19が取り付けられている。
【0032】
また、同じく図1および図3に示すように、前記連結アーム23の左端部23aには、上下揺動アーム24の基端部24aが、前記機体1の前後方向に延びる上下揺動枢止ピン25で枢止されている。前記上下揺動アーム24は、前記連結アーム23との間に介装された図示しない水平維持用ストッパによって、常時は、前記連結アーム23とともに、図3に実線で示す水平状態に保持されている。前記上下揺動アーム24の左先端部24bは、前記上下揺動枢止ピン25を中心として、水平状態から上方へと揺動操作自在となっている。前記上下揺動アーム24の前記左先端部24bには、前記上下揺動刈刃20が取り付けられている。このようにして、該上下揺動刈刃20を上下揺動操作自在にせしめたのは、図4に示すように、平面と、それに隣接する上向き斜面と、に生えている草を、前記機体1を進行させながら、同時に刈り取ることができるようにするためである。
【0033】
前記上下揺動アーム24の上下揺動操作機構の一例について説明すると、図3に示すように、該上下揺動アーム24の前記基端部24aの上面には、揺動駆動レバー26が突設されていて、該揺動駆動レバー26には、操作力伝達部材としてのボーデンケーブル27のインナーワイヤ28の一端部28aが接続されている。前記ボーデンケーブル27のアウターチューブ29の一端部29aは、前記連結アーム23側に止着されている。一方、前記ボーデンケーブル27の他端部側は、前記前車軸ケース3の付近まで引き延ばされていて、該前車軸ケース3に取り付けられた刈刃上下揺動操作部材としての操作ペダル29(図1参照)で、前記ボーデンケーブル27の前記インナーワイヤ28を引張操作自在とされている。前記運転者Pが、前記運転席16で、必要に応じて前記操作ペダル29を踏み込むと、図4に示すように、図示しない倍力機構を介して前記ボーデンケーブル27の前記インナーワイヤ28が引かれて、前記揺動駆動レバー26を介して、前記上下揺動アーム24が上方へ揺動せしめられる。前記運転者Pが、前記操作ペダル29を解放すると、前記上下揺動アーム24側の重さによって、該上下揺動アーム24が、図3に示す元の水平状態へと復帰する。
【0034】
なお、前記上下揺動アーム24に、前記上下揺動刈刃20を所定の地上高で支持する遊転輪等の支持部材を設け、地面の起伏にしたがって前記上下揺動アーム24が上下に揺動できるようにしておいても良い。また、前記操作ペダル29に代えて、前記上下揺動アーム24を、手動レバーで操作するようにしてもよい。
【0035】
さらに、図3に二点鎖線で示したように、前記上下揺動アーム24は、前記上下揺動枢止ピン25を中心として手動で上方へ大きく揺動させて、後述する前後揺動アーム30とともに、立てた状態で、前記機体1に対して固定できるようになっている。これは、不使用時には、前記草刈機の平面視形状を、前記機体1の前記左右幅Wの範囲内にまで縮小できるようにして、収納時や運搬時の取り扱い性を良くするためである。
【0036】
図1および図3に示すように、前記上下揺動アーム24の前記左先端部24bには、前記前後揺動アーム30が前後揺動自在に枢止されている。ここでは、前記上下揺動アーム24の前記左先端部24bに、上向きに延びる前後揺動枢止軸31を固設し、該前後揺動枢止軸31に、前記前後揺動アーム30の基端パイプ部32を相対回動自在に嵌め込んでいる。その結果、前記前後揺動アーム30の下向きに屈曲した自由端部30bは、前記前後揺動枢止軸31を中心として、前記機体1の後方へ退避揺動自在となっている。前記前後揺動アーム30の前記下向き屈曲自由端部30bには、前記退避揺動刈刃21が取り付けられている。該退避揺動刈刃21は、常時は、図1に示すように、退避揺動量が小さくてすむように、前記上下揺動刈刃20の左やや後方の、通常刈取位置NPに位置している。前記退避揺動刈刃21を、前記機体1の後方へ退避揺動自在にせしめたのは、該機体1の前記左右幅Wの範囲外の草刈りを行う前記退避揺動刈刃21が、前記機体1の進行方向前方に位置する、例えば、樹木の幹や杭等の障害物33(図4も参照)に衝突して、前記樹木が損傷したり、刈刃装置等が破損したりするのを防止するためである。
【0037】
図1に示すように、前記刈刃装置2は、前記機体1の進行によってその左端部が前記障害物33に当接すると、前記退避揺動刈刃21を前記機体1の進行方向後方へと退避揺動せしめて、前記障害物33と前記退避揺動刈刃21との相互接触を防止する、保護部材を備えている。ここでは、該保護部材として、前記退避揺動刈刃21の上方に、上から見て、該退避揺動刈刃21による切断領域の前部からその左外半部の外周に沿って若干外方まで延びる保護アーム34を設けている。
【0038】
また、前記刈刃装置2は、前記障害物33を通過した時に、前記退避揺動刈刃21を、前記機体1の進行方向後方への退避状態から、元の前記通常刈取位置NPへと自動的に戻す戻し機構を備えている。本実施形態では、図3および図4に示すように、前記前後揺動アーム30と、前記上下揺動アーム24と、の間に、前記前後揺動アーム30の戻しばね35を介装し、該戻しばね35による前記前後揺動アーム30の戻し力を、前記退避揺動刈刃21が前記通常刈取位置NPまで戻された時に、前記上下揺動アーム24に形成した前後揺動アームストッパ36で受け止めるようにしている。
【0039】
図5および図6に示すように、前記草刈機は、前記機体1と、前記刈刃装置2と、の間に、前記機体1に対する前記すべての刈刃18,19,20,21をセットにして、その相対位置を、前記機体1の左右方向に調節自在とせしめる、刈刃左右位置調節機構37を備えている。また、同じく図5および図6に示すように、前記草刈機は、前記機体1に対する前記すべての刈刃18,19,20,21をセットにして、その相対的な上下位置を、前記機体1を進行させながら変更操作自在にせしめる、刈刃上下位置変更操作機構38も備えている。前記刈刃左右位置調節機構37を設けたのは、前記機体1に対する前記刈刃18,19,20,21の左右位置を自在に調節できるようにして、作業現場の状況に応じた作業体勢を選択できるようにするためである。一方、前記刈刃上下位置変更操作機構38を設けたのは、例えば、前記左右一対の前輪7,7が窪みに入る時に、前記刈刃装置2を一時的に持ち上げ操作できるようにして、前記刈刃18,19,20,21が地面に衝突しないようにするためである。
【0040】
図5および図6を参照して、前記両機構37,38の一例を説明すると、本実施形態では、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22が、互いに一体となって、前記機体1の左右方向へ平行移動自在、かつ適宜の位置で固定自在とされ、しかも、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22の前記前端部22a,22a側が、前記運転者(作業者)Pによる刈刃上下位置変更操作部材47の操作によって、上下方向へ揺動操作自在とされている。
【0041】
すなわち、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22の後端部22b,22b同士を、前記機体1の左右方向に延びる連結パイプ39で連結し、該連結パイプ39内に、中間パイプ40を相対回動自在に挿通している。該中間パイプ40は、その左右両端部40a,40aを、前記機体1の前後方向に延びる左右一対の取付フレーム41,41に固設された左右一対の中間パイプ支持軸44,44によって、相対回動自在に支持されている。前記中間パイプ40は、前記左右一対の取付フレーム41,41によって、その左右軸線方向への移動を規制されている。前記左右一対の取付フレーム41,41は、図1に示すように、その後端部を、前記前車軸フレーム3に一体形成された左右一対の刈刃装置取付腕42,42に固着されている。
【0042】
図5に示すように、前記連結パイプ39には、押しねじ式の刈刃左右位置固定ねじ39aが設けられていて、該刈刃左右位置固定ねじ39aを締め付けると、その先端部が、前記中間パイプ40の外周面に当接して、前記連結パイプ39が、前記中間パイプ40に対して固定される。一方、前記刈刃左右位置固定ねじ39aを緩めると、前記中間パイプ40に沿って、前記連結パイプ39が左右移動自在となる。
【0043】
また、前記中間パイプ40の前方には、該中間パイプ40と平行に延びるカム駆動パイプ43が配置されていて、該カム駆動パイプ43は、その左右両端部43a,43aを、前記左右一対の取付フレーム41,41に固設された左右一対のカム駆動パイプ支持軸45,45によって、相対回動自在に支持されている。前記左右一対の刈刃支持アーム22,22は、前記刈刃18,19,20,21の荷重により、常時、上方から前記カム駆動パイプ43に寄り掛かっている。
【0044】
前記カム駆動パイプ43は、その全長に渡って一様に形成されたカム46と、前記刈刃上下位置変更操作部材としてのカム駆動ペダル47と、を一体的に備えている。図6に示すように、前記運転者Pが、前記カム駆動ペダル47を右足で踏み込むと、前記カム駆動パイプ43が、前記左右一対のカム駆動パイプ支持軸45,45の軸線X−Xを中心として、図6で見て時計回り方向に回転し、前記カム46が駆動される。これにより、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22が、前記連結パイプ39および前記中間パイプ40とともに、該左右一対の中間パイプ支持軸40,40の軸線Y−Yを中心として、図6で見て反時計回り方向に回転し、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22の前記前端部22a,22a側が、上方へ持ち上げられる。よって、前記運転者Pは、前記運転席16に座ったままで、前記刈刃18,19,20,21の上下位置を、自在に変更操作することができる。前記運転者Pが前記カム駆動ペダル47を解放すると、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22側の重さによって、前記カム46が押し戻される。
【0045】
なお、前記カム駆動パイプ43と、前記左側の取付フレーム41と、の間には、前記カム駆動パイプ43の過剰な逆回転を規制する一対のストッパ48,49が設けられている。また、前記カム駆動ペダル47を踏み込むことによる前記刈刃18,19,20,21の持ち上げ幅は、図6に示すように、前記左右一対の刈刃支持アーム22,22が、前記左右一対の取付フレーム41,41の、上方へ湾曲した前端部41a,41a同士を互いに連結する連結バー50に当接することによって規制されるようになっている。
【0046】
次に、図7を参照して、前記各刈刃18,19,20,21への前記エンジン11の駆動力の伝達機構について説明する。図7は、前記前車軸ケース3内における、前記主伝動軸13から前記各刈刃18,19,20,21への伝動機構を示す説明図であり、同図において、前記主伝動軸13の前端部側には、刈刃駆動力出力用平歯車51が固着されている。該刈刃駆動力出力用平歯車51は、前記前車軸ケース3内に支持された刈刃駆動用大歯車52と噛み合っている。該刈刃駆動用大歯車52は、互いに同一の四つの刈刃駆動用小歯車53,54,55,56を同時に駆動する。該四つの刈刃駆動用小歯車53,54,55,56は、それぞれ、取り外し自在なフレキシブル伝動軸57,58,59,60(図1参照)を介して、前記左右二つの平面刈刃18,19と、前記上下揺動刈刃20と、前記退避揺動刈刃21と、に、駆動上連結されている。前記フレキシブル伝動軸57,58,59,60の可撓性により、前記機体1に対する前記各刈刃18,19,20,21の位置の変化が許容される。ここでは、図7に示すように、前記四つの刈刃駆動用小歯車53,54,55,56の内の二つ53,55を、前記刈刃駆動用大歯車52に噛み合わせ、前記二つの刈刃駆動用小歯車53,55に、残りの二つの前記刈刃駆動用小歯車54,56を噛み合わせている。これは、図1に示すように、前記刈刃18,19,20,21の内、前記左右二つの平面刈刃18,19を互いに逆回転させてそれら同士が互いに内向きに回転するようにせしめるとともに、前記上下揺動刈刃20と、前記退避揺動刈刃21と、を、互いに逆回転させて、それら同士が互いに内向きに回転するようにせしめることにより、刈り草の飛散を防止してその取り込みが円滑に行われるようにするためである。
【0047】
図2に示すように、前記刈刃18,19,20,21と、前記機体1と、の間には、保護カバー61が設けられている。該保護カバー61は、前記刈刃18,19,20,21の作動によって飛散するおそれのある刈り草や小石等から前記運転者Pを保護する。前記保護カバー61は、前記運転者Pの視界を妨げることがないように、透明な材料で形成するのが望ましい。
【0048】
前記草刈機は、例えば、次のようにして使用する。
【0049】
図2に示すように、前記運転者Pは、例えば、りんご園等の草刈り作業現場において、前記運転席16に座って、前記四つの刈刃18,19,20,21と、前記前輪7と、を、前記エンジン11で駆動し、前記ステアリングハンドル14で前記左右一対の後輪10,10の向きを操作しながら、前記機体1を走らせる。水平面の草のみを刈り取る場合には、図3に示すように、前記四つの刈刃18,19,20,21を、いずれも水平に保持しておく。ここで、例えば、前記機体1が、樹木の根元の盛り土部62の右脇を通過する場合には、図4に示すように、前記機体1自体は水平面上を進行させながら、前記操作ペダル29を踏み込んで、前記上下揺動アーム24を、前記盛り土部24の傾斜に合わせて、一時的に上方へ揺動操作する。このようにすれば、前記上下揺動刈刃20や前記退避揺動刈刃21が、前記盛り土部62に食い込むこともなく、該盛り土部62に群生している雑草が、該盛り土部62の表面に沿って、きれいに刈り取られる。該盛り土部62を通過したら、前記操作ペダル29を解放して、前記上下揺動刈刃20と前記退避揺動刈刃21を、図3に示す元の水平状態に戻し、水平面のみの草刈りを続行する。前記運転者Pから前記刈刃18,19,20,21の位置が見やすいので、刈り残し等が生ずることがなく、前記機体1の操向操作も容易に行うことができる。
【0050】
ところで、図1及び図4に示すように、前記退避揺動刈刃21の前方に、樹木や杭等の前記障害物33がある場合でも、該障害物33を避けるために前記機体1の進路を変更する等の必要はなく、前記運転者Pは、前記機体1をそのまま進行させればよい。すなわち、前記保護アーム34が前記障害物33に当接し、前記通常刈取位置NP(図1参照)にある前記退避揺動刈刃21を、前記機体1の後方へと退避揺動せしめるからである。前記障害物33を通過すると、前記退避揺動刈刃21は、前記戻しばね35の作用によって、前記通常刈取位置NPに自動的に復帰する。
【0051】
草刈り作業中に、例えば、前記機体1の走行路の前方に、前記左右一対の前輪7,7が落ち込むような窪みがある場合には、図6に示すように、前記運転者Pは、前記カム駆動ペダル47を踏み込んで、前記刈刃18,19,20,21を、一時的に上方へ持ち上げ操作する。これにより、前記刈刃18,19,20,21が地面に衝突するのを避けることができる。
【0052】
前記草刈機をトラック等で運搬する場合には、図3に二点鎖線で示したように、前記上下揺動アーム24を、前記上下揺動枢止ピン25を中心として大きく上方へ揺動させて、前記退避揺動アーム30とともに、立てた状態で、図示しない適宜の係止手段で前記機体1に対して固定する。これにより、前記上下揺動刈刃20と、前記退避揺動刈刃21と、を、前記機体1の前記左右幅Wの範囲内に収納することができる。よって、前記草刈機の平面視形状をコンパクトにすることができるので、例えば、軽トラック等の小型運搬車でも輸送が可能となり、便利である。
【0053】
なお、前記上下揺動アーム24を折り畳み収納する前に、少なくとも、前記上下揺動刈刃20と、前記退避揺動刈刃21と、を駆動する二本の前記フレキシブル伝動軸59,60を、その両端部において、前記刈刃装置2から取り外しておけば、前記上下揺動アーム24の折り畳み作業が容易となるほか、前記草刈機の運搬時や収納時等の取り扱い性が一層良好となり、好適である。
【0054】
また、本実施形態に係る前記刈刃装置2は、原動機を搭載した歩行操作式機体に取り付けて使用することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る草刈機の平面図である。
【図2】図1に示した草刈機の右側面図である。
【図3】 図1における刈刃装置の正面図である。
【図4】図3に示した刈刃装置によって平面と斜面を同時に草刈りしている状態を示す正面図である。
【図5】刈刃左右位置調節機構および刈刃上下位置変更操作機構を示す要部斜視図である。
【図6】図5に示した刈刃上下位置変更操作機構の動作を示す右側面図である。
【図7】前車軸ケース内における、主伝動軸から各刈刃への伝動機構を示す説明図である。
【符号の説明】
1 機体
3 前車軸ケース
4 後車軸ケース
5 中央連結フレーム
6 前車軸
11 原動機
14 ステアリングハンドル(操向装置)
16 運転席(座席)
18,19 平面刈刃
20 上下揺動刈刃
21 上下揺動刈刃、退避揺動刈刃
23 アーム(左右方向アーム)
24 アーム(上下揺動アーム)
30 アーム(前後揺動アーム)
33 障害物
34 保護アーム(保護部材)
37 刈刃左右位置調節機構
38 刈刃上下位置変更操作機構
52 刈刃駆動用大歯車
53,54,55,56 刈刃駆動用小歯車
57,58,59,60 フレキシブル伝動軸
P 運転者
W 機体左右幅

Claims (12)

  1. 乗用式走行機体(1)と、該機体(1)の前方にその左右方向に並べて配置された複数の刈刃(18,19,20,21)と、該複数の刈刃(18,19,20,21)を駆動する原動機(11)と、を備えてなる草刈機であって、
    前記機体(1)の左右方向に延びるアーム(23,24,30)の下側に沿って前記各刈刃(18,19,20,21)が支持され、
    原動機(11)で駆動される刈刃駆動用大歯車(52)と、
    該刈刃駆動用大歯車(52)で駆動される複数の刈刃駆動用小歯車(53,54,55,56)と、
    前記機体(1)に対する前記各刈刃(18,19,20,21)の位置の変化を許容し得るように前記各刈刃駆動用小歯車(53,54,55,56)と前記各刈刃(18,19,20,21)とを駆動上連結するフレキシブル伝動軸(57,58,59,60)と、
    を備えている、草刈機。
  2. 前記アームは上下揺動アーム(24)を含み、前記複数の刈刃(18,19,20,21)の内の少なくとも一つが、前記上下揺動アーム(24)に支持されて前記機体(1)の左右幅(W)の範囲外の草刈りを行う上下揺動刈刃(21)である、請求項1に記載の草刈機。
  3. 前記複数の刈刃(18,19,20,21)の内の、前記機体(1)の左右幅(W)の範囲を越えて最も外側に位置する刈刃が、前記アームを構成する前後揺動アーム(30)に支持されて前記機体(1)の進行方向後方へと退避揺動自在な退避揺動刈刃(21)である、請求項1または2に記載の草刈機。
  4. 前記機体(1)の進行によって障害物(33)に当接して前記前後揺動アーム(30)を前記機体(1)の進行方向後方へと退避揺動せしめて、前記障害物(33)と前記退避揺動刈刃(21)との相互接触を防止する保護部材(34)と、前記障害物(33)を通過した時に前記前後揺動アーム(30)を前記機体(1)の進行方向後方への退避状態から元の状態へと戻す戻し機構(35,36)と、を備えてなる、請求項3に記載の草刈機。
  5. 前記機体(1)に対する前記複数の刈刃(18,19,20,21)の相対位置を、前記機体(1)の左右方向に調節自在とせしめる、刈刃左右位置調節機構(37)を備えてなる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の草刈機。
  6. 前記機体(1)に対する前記複数の刈刃(18,19,20,21)の相対的な上下位置を、前記機体(1)を進行させながら変更操作自在にせしめる、刈刃上下位置変更操作機構(38)を備えてなる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の草刈機。
  7. 前記上下揺動アーム(24)を上方へ揺動せしめて、前記機体(1)の左右幅(W)の範囲を越えて位置する刈刃(20,21)を、前記機体(1)の前記左右幅(W)の範囲内に収納自在にせしめてなる、請求項2に記載の草刈機。
  8. 前記機体(1)の左右幅(W)の範囲を越えて位置する刈刃(20,21)を駆動する前記フレキシブル伝動軸(59,60)を取り外し自在にせしめてなる、請求項7に記載の草刈機。
  9. 前記機体(1)が、それぞれ該機体(1)の左右方向に延びる前後一対の車軸ケース(3,4)と、該前後一対の車軸ケース(3,4)の中央部同士を互いに連結する一本の中央連結フレーム(5)と、を備えてなる、請求項1乃至8のいずれか一項に記載の草刈機。
  10. 前記機体(1)の操向装置(14)と、該操向装置(14)を操作する運転者(P)の座席(16)と、を備え、該座席(16)を、前記中央連結フレーム(5)に支持せしめてなる、請求項9に記載の草刈機。
  11. 前記原動機(11)を前記後車軸ケース(4)に支持せしめるとともに、前記中央連結フレーム(5)を中空に形成し、前記原動機(11)の駆動力を、前記中央連結フレーム(5)の内部を通して、前記複数の刈刃(18,19,20,21)と、前車軸(6)と、に伝達せしめてなる、請求項9または10に記載の草刈機。
  12. 機体(1)と、
    該機体(1)の前方に支持された左右方向アーム(23)と、
    該左右方向アーム(23)の端部に上下揺動自在に連結された上下揺動アーム(24)と、
    該上下揺動アーム(24)の端部に前後揺動自在に連結された前後揺動アーム(30)と、
    前記左右方向アーム(23)の下側に支持されて前記機体(1)と平行な面の草刈りを行う平面刈刃(19)と、
    前記上下揺動アーム(24)の下側に支持された上下揺動刈刃(20)と、
    前記前後揺動アーム(30)の下側に支持されて前記機体(1)の左右幅(W)の範囲の外側に位置する退避揺動刈刃(21)と、
    前記機体(1)に搭載された原動機(11)で駆動される刈刃駆動用大歯車(52)と、
    該刈刃駆動用大歯車(52)で駆動される複数の刈刃駆動用小歯車(53,54,55,56)と、
    前記機体(1)に対する前記各刈刃(18,19,20,21)の位置の変化を許容し得るように前記各刈刃駆動用小歯車(53,54,55,56)と前記各刈刃(18,19,20,21)とを駆動上連結するフレキシブル伝動軸(57,58,59,60)と、を備えている、草刈機。
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