JPH0137391Y2 - - Google Patents
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- JPH0137391Y2 JPH0137391Y2 JP1982128061U JP12806182U JPH0137391Y2 JP H0137391 Y2 JPH0137391 Y2 JP H0137391Y2 JP 1982128061 U JP1982128061 U JP 1982128061U JP 12806182 U JP12806182 U JP 12806182U JP H0137391 Y2 JPH0137391 Y2 JP H0137391Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- maize
- guide rod
- cutting
- divider
- harvester
- Prior art date
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Links
- 240000008042 Zea mays Species 0.000 claims description 54
- 235000016383 Zea mays subsp huehuetenangensis Nutrition 0.000 claims description 54
- 235000002017 Zea mays subsp mays Nutrition 0.000 claims description 54
- 235000009973 maize Nutrition 0.000 claims description 54
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 21
- 241001124569 Lycaenidae Species 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 238000003306 harvesting Methods 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、メイズをより確実に切断できるよう
にしたメイズハーベスタに関する。
にしたメイズハーベスタに関する。
通常、メイズハーベスタは、略直立しているメ
イズを進行方向(前方向)に若干倒しながら、そ
の根元近傍を切断し、その根元側から細断装置へ
送つて細断するように構成されており、風等によ
つて予め前倒伏しているメイズは切断が困難で、
仮に切断できても細断装置への送りができないこ
とがあり、従来においては手刈りしていた。
イズを進行方向(前方向)に若干倒しながら、そ
の根元近傍を切断し、その根元側から細断装置へ
送つて細断するように構成されており、風等によ
つて予め前倒伏しているメイズは切断が困難で、
仮に切断できても細断装置への送りができないこ
とがあり、従来においては手刈りしていた。
ところで、略直立のメイズであつても、切断刃
に対して弓形状に張つた状態にすることにより、
最良の切断ができることは知られている。
に対して弓形状に張つた状態にすることにより、
最良の切断ができることは知られている。
本考案は、以上のような点に鑑み、メイズの中
途を引起し装置で後方に押し、上部をガイド杆で
押え、その根元を切断刃で切断するように構成す
ることにより、より確実に切断できるようにした
メイズハーベスタを提供することを目的とする。
途を引起し装置で後方に押し、上部をガイド杆で
押え、その根元を切断刃で切断するように構成す
ることにより、より確実に切断できるようにした
メイズハーベスタを提供することを目的とする。
この目的を達成するための本考案の特徴とする
ところは、細断装置24の前下方に切断送り装置
23とデバイダ21とを配置し、このデバイダ2
1の先端から切断送り装置23の前上方までの間
に巻回移動される左右1対の無端帯体73に引起
し杆74を設けた引起し装置20を下端先行傾斜
状に配置し、この引起し装置20のメイズ移動終
端Aと切断位置Bとを結ぶ線より前上方にガイド
杆22のメイズ当接部22aを配置したメイズハ
ーベスタであつて、 前記ガイド杆22のメイズ当接部22aの左右
には、メイズCを左右側方からメイズ当接部22
aに案内すると共にメイズ当接部22aと引起し
杆74とで支持されたメイズCの横倒れを防止す
る導入部22bが前方突出状に形成されている点
にある。
ところは、細断装置24の前下方に切断送り装置
23とデバイダ21とを配置し、このデバイダ2
1の先端から切断送り装置23の前上方までの間
に巻回移動される左右1対の無端帯体73に引起
し杆74を設けた引起し装置20を下端先行傾斜
状に配置し、この引起し装置20のメイズ移動終
端Aと切断位置Bとを結ぶ線より前上方にガイド
杆22のメイズ当接部22aを配置したメイズハ
ーベスタであつて、 前記ガイド杆22のメイズ当接部22aの左右
には、メイズCを左右側方からメイズ当接部22
aに案内すると共にメイズ当接部22aと引起し
杆74とで支持されたメイズCの横倒れを防止す
る導入部22bが前方突出状に形成されている点
にある。
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第1図及び第2図において、メイズ刈取装置1
はトラクタで代表される走行車輌2と、メイズハ
ーベスタ3と、走行車輌2のボンネツト上に搭載
される図外の収穫物収納容器とを有している。
はトラクタで代表される走行車輌2と、メイズハ
ーベスタ3と、走行車輌2のボンネツト上に搭載
される図外の収穫物収納容器とを有している。
走行車輌2は前後進型トラクタを示しており、
4は機体の一部を構成するミツシヨンケース、8
は後車軸ケース、9は後輪、12は後輪フエンダ
を夫々示し、両後輪フエンダ12間及びその前方
には操作部13が形成されており、この操作部1
3には座席14及びハンドル15が配置されてい
て、これらは前進用位置と後進用位置とに配置転
換可能であつて、第1図及び第2図においては後
進用配置となつていて、後部が作業進行方向前方
となる。
4は機体の一部を構成するミツシヨンケース、8
は後車軸ケース、9は後輪、12は後輪フエンダ
を夫々示し、両後輪フエンダ12間及びその前方
には操作部13が形成されており、この操作部1
3には座席14及びハンドル15が配置されてい
て、これらは前進用位置と後進用位置とに配置転
換可能であつて、第1図及び第2図においては後
進用配置となつていて、後部が作業進行方向前方
となる。
16はミツシヨンケース4の後上部に設けられ
た油圧装置、17は左右1対のロアリンク18と
1本のトツプリンク19とを有する3点リンク機
構で、メイズハーベスタ3を昇降自在にしてい
る。
た油圧装置、17は左右1対のロアリンク18と
1本のトツプリンク19とを有する3点リンク機
構で、メイズハーベスタ3を昇降自在にしてい
る。
このメイズハーベスタ3は、デバイダ21、引
起し装置20、ガイド杆22、切断送り装置23
並びにケーシング24a、フライホイール25、
吹上げシユート26及び取付枠27を有する細断
装置24等を備えて成る。
起し装置20、ガイド杆22、切断送り装置23
並びにケーシング24a、フライホイール25、
吹上げシユート26及び取付枠27を有する細断
装置24等を備えて成る。
デバイダ21は左右1対あり、側板28等を介
してケーシング24a側に取付けられており、先
端に棒材製分枝杆21aを有する。このデバイダ
21の前部から中途上方にかけて引起し装置20
が配置され、後端部位に切断送り装置23が配置
されている。
してケーシング24a側に取付けられており、先
端に棒材製分枝杆21aを有する。このデバイダ
21の前部から中途上方にかけて引起し装置20
が配置され、後端部位に切断送り装置23が配置
されている。
切断送り装置23は縦軸29により支持された
左右1対の送りローラ30を有し、この各送りロ
ーラ30の下端部に星形状の切断刃31がメイズ
Cの根元近傍を切断するように取付けられてい
る。各縦軸29はケーシング24aの前面に装着
された上部伝動ケース32と下部軸受部材33と
によつて回転自在に支持され、かつ伝動ケース3
2内の伝動機構を介してフライホール25の回転
軸35に連動して、刈取つたメイズCを倒しなが
ら後方に移送すべく互いに逆方向に駆動される。
なお送りローラ30の外周面には送り羽根36が
設けられている。
左右1対の送りローラ30を有し、この各送りロ
ーラ30の下端部に星形状の切断刃31がメイズ
Cの根元近傍を切断するように取付けられてい
る。各縦軸29はケーシング24aの前面に装着
された上部伝動ケース32と下部軸受部材33と
によつて回転自在に支持され、かつ伝動ケース3
2内の伝動機構を介してフライホール25の回転
軸35に連動して、刈取つたメイズCを倒しなが
ら後方に移送すべく互いに逆方向に駆動される。
なお送りローラ30の外周面には送り羽根36が
設けられている。
細断装置24において、ケーシング24aは上
部壁に吹上シユート26が接続されており、その
前部壁には回転軸35の下方でかつ切断送り装置
23の中心に対してフライホール25の回転方向
と反対側に若干偏心するように角孔状の供給口3
7が形成されると共に、この供給口37の口縁に
沿つてL字状の固定刃38が内側面に装着されて
いる。勿論、この固定刃38はフライホール25
の回転方向側と下縁側とに跨つて設けられてい
る。
部壁に吹上シユート26が接続されており、その
前部壁には回転軸35の下方でかつ切断送り装置
23の中心に対してフライホール25の回転方向
と反対側に若干偏心するように角孔状の供給口3
7が形成されると共に、この供給口37の口縁に
沿つてL字状の固定刃38が内側面に装着されて
いる。勿論、この固定刃38はフライホール25
の回転方向側と下縁側とに跨つて設けられてい
る。
フライホール25は回転軸35によつてケーシ
ング24a内に回転自在に支持されており、この
フライホール25には可動刃39が前面に装着さ
れると共に、吹上羽根40が外周に放射状に突設
されている。可動刃39は供給口37からケーシ
ング24a内に供給されたメイズCを固定刃38
との間で細断するためのものであつて、フライホ
ール25に装着された取付台にボルトによつて固
着されており、この可動刃39は径方向外方側が
フライホール25の回転方向に対して遅れるよう
に所定角度だけ傾斜して設けられている。従つ
て、可動刃39は固定刃38の鉛直部との間で径
方向内方側から先にメイズCを切断する。
ング24a内に回転自在に支持されており、この
フライホール25には可動刃39が前面に装着さ
れると共に、吹上羽根40が外周に放射状に突設
されている。可動刃39は供給口37からケーシ
ング24a内に供給されたメイズCを固定刃38
との間で細断するためのものであつて、フライホ
ール25に装着された取付台にボルトによつて固
着されており、この可動刃39は径方向外方側が
フライホール25の回転方向に対して遅れるよう
に所定角度だけ傾斜して設けられている。従つ
て、可動刃39は固定刃38の鉛直部との間で径
方向内方側から先にメイズCを切断する。
回転軸35は巻掛伝動機構41を介して、ケー
シング24aの後壁に装着された入力軸42に連
動連結され、またその入力軸42は自在接手軸を
介して走行車輌2の後部PTO軸43に着脱自在
に連結されている。
シング24aの後壁に装着された入力軸42に連
動連結され、またその入力軸42は自在接手軸を
介して走行車輌2の後部PTO軸43に着脱自在
に連結されている。
取付枠27はケーシング24aの後面に若干横
方向に偏心して装着されており、この取付枠27
は走行車輌2の3点リンク機構17に対して着脱
自在である。
方向に偏心して装着されており、この取付枠27
は走行車輌2の3点リンク機構17に対して着脱
自在である。
第3図及び第4図において、前記上部伝動ケー
ス32には左右1対の伝動軸51L,51Rが前
後方向に配置され、夫々ギヤ52L,52Rとベ
ベルギヤ53L,53Rが設けられている。前記
回転軸35の一端は伝動ケース32内に突入して
いてギヤ52L,52Rと噛合しているギヤ54
を有し、PTO軸43からの動力を伝動軸51L,
51Rに伝達している。
ス32には左右1対の伝動軸51L,51Rが前
後方向に配置され、夫々ギヤ52L,52Rとベ
ベルギヤ53L,53Rが設けられている。前記
回転軸35の一端は伝動ケース32内に突入して
いてギヤ52L,52Rと噛合しているギヤ54
を有し、PTO軸43からの動力を伝動軸51L,
51Rに伝達している。
55L,55Rは切断送り装置23の縦軸29
の上端に設けられたベベルギヤで、伝動軸51
L,51R上のベベルギヤ53L,53Rと夫々
噛合しており、同一方向に回転する伝動軸51
L,51Rの動力を、逆方向の回転にして2本の
縦軸29に伝達している。
の上端に設けられたベベルギヤで、伝動軸51
L,51R上のベベルギヤ53L,53Rと夫々
噛合しており、同一方向に回転する伝動軸51
L,51Rの動力を、逆方向の回転にして2本の
縦軸29に伝達している。
また、上部伝動ケース32の前面には側面視く
の字形状の左ギヤケース56と右ギヤケース57
とが設けられ、引起し装置20へ動力を伝達する
ように構成されている。
の字形状の左ギヤケース56と右ギヤケース57
とが設けられ、引起し装置20へ動力を伝達する
ように構成されている。
左ギヤケース56内には軸58が回転自在に支
持され、両端にベベルギヤ59Lとギヤ60とを
有し、ベベルギヤ59Lは前記伝動軸51Lの端
部に設けたベベルギヤ61Lと噛合し、ギヤ60
は左ギヤケース56から前上方へ延設された駆動
軸62L上のギヤ63と噛合しており、軸58は
伝動軸51Lと約140゜の角度で交差し、駆動軸6
2Lは軸58から外側方へオフセツトされてい
る。
持され、両端にベベルギヤ59Lとギヤ60とを
有し、ベベルギヤ59Lは前記伝動軸51Lの端
部に設けたベベルギヤ61Lと噛合し、ギヤ60
は左ギヤケース56から前上方へ延設された駆動
軸62L上のギヤ63と噛合しており、軸58は
伝動軸51Lと約140゜の角度で交差し、駆動軸6
2Lは軸58から外側方へオフセツトされてい
る。
右ギヤケース57では伝動軸51Rと駆動軸6
2Rとを約140゜で交差して、両軸51R,62R
に設けた1対のベベルギヤ59R,61Rを噛合
させて、動力伝達可能にしている。
2Rとを約140゜で交差して、両軸51R,62R
に設けた1対のベベルギヤ59R,61Rを噛合
させて、動力伝達可能にしている。
引起し装置20は左右1対のコンベヤ66L,
66Rを有し、各コンベヤ66L,66Rは下部
先行状に傾斜配置されており、台板57は前下部
がブラケツト68を介してデバイダ21に固定さ
れ、後上部が駆動軸62を包囲した筒体69を介
して各ギヤケース56,57に固定されている。
66Rを有し、各コンベヤ66L,66Rは下部
先行状に傾斜配置されており、台板57は前下部
がブラケツト68を介してデバイダ21に固定さ
れ、後上部が駆動軸62を包囲した筒体69を介
して各ギヤケース56,57に固定されている。
70は台板67に回転自在に支持された支軸7
1に設けられている従動スプロケツトで、駆動軸
62の上端に設けられた駆動スプロケツト72と
の間に、巻回移動される無端帯体としてのチエー
ン73が巻掛けられている。このチエーン73に
は一定間隔毎のチエーンリンクに引起し杆74が
多数本設けられている。
1に設けられている従動スプロケツトで、駆動軸
62の上端に設けられた駆動スプロケツト72と
の間に、巻回移動される無端帯体としてのチエー
ン73が巻掛けられている。このチエーン73に
は一定間隔毎のチエーンリンクに引起し杆74が
多数本設けられている。
左右コンベヤ66L,66Rの引起し杆74の
移動軌跡75は僅少間隙を有して鏡面対称形であ
つて、地面から切断刃31の前上方まであり、そ
の後上端の前上方にガイド杆22の当接部22a
が配置されている。
移動軌跡75は僅少間隙を有して鏡面対称形であ
つて、地面から切断刃31の前上方まであり、そ
の後上端の前上方にガイド杆22の当接部22a
が配置されている。
ガイド杆22は棒材を折曲して形成したもの
で、最上中央に後方突出状に湾曲したメイズ当接
部22aが形成され、その左右に前方突出状に湾
曲した左右1対の導入部22bが形成されてお
り、引起し装置20によつて引起されたメイズC
は導入部22bに当つて中央側に寄せられ、当接
部22aに当接する。
で、最上中央に後方突出状に湾曲したメイズ当接
部22aが形成され、その左右に前方突出状に湾
曲した左右1対の導入部22bが形成されてお
り、引起し装置20によつて引起されたメイズC
は導入部22bに当つて中央側に寄せられ、当接
部22aに当接する。
このガイド杆22の取付けは、第3図及び第4
図に示すように、台板67を貫通して伝動ケース
32若しくは左右ギヤケース56,57に取付け
るか、又は、第6図に示すように、引起し装置2
0の左右外側を通つて伝動ケース32に取付ける
かする。即ち、第6図ではガイド杆22の両端2
2cは伝動ケース32の側面の側板28に固定の
ホルダ77に挿抜自在に支持されており、その両
端22cから前上方に傾斜し、傾斜前部で上内向
きに湾曲され、その上内向き湾曲状の導入部22
bから後上方へ傾斜すると共に後方突出状に大き
く湾曲して当接部22aを形成しており、左右上
内向き導入部22bは台板67より外側に位置す
る。ガイド杆22は台板67の外側近傍を通過し
ている。これは引起し装置20が公知のコンバイ
ンに使用されているものと同様のものを適用する
ことによつて可能となるもので、引起し杆74は
移動軌跡の終端からの戻り工程中、台板67の上
面に配置されているカバー中に入り込み、ガイド
杆22とは衝突しないようになつている。引起し
装置20の左右外側を通つて伝動ケース32に取
付けるかする。更にまた、第5図に示すように、
ガイド杆20の両端を左右台板67に固定しても
よく、このようにすれば、左右コンベヤ66を連
結してその取付状態をより強固にすることがで
き、しかもガイド杆22を短かくできる。
図に示すように、台板67を貫通して伝動ケース
32若しくは左右ギヤケース56,57に取付け
るか、又は、第6図に示すように、引起し装置2
0の左右外側を通つて伝動ケース32に取付ける
かする。即ち、第6図ではガイド杆22の両端2
2cは伝動ケース32の側面の側板28に固定の
ホルダ77に挿抜自在に支持されており、その両
端22cから前上方に傾斜し、傾斜前部で上内向
きに湾曲され、その上内向き湾曲状の導入部22
bから後上方へ傾斜すると共に後方突出状に大き
く湾曲して当接部22aを形成しており、左右上
内向き導入部22bは台板67より外側に位置す
る。ガイド杆22は台板67の外側近傍を通過し
ている。これは引起し装置20が公知のコンバイ
ンに使用されているものと同様のものを適用する
ことによつて可能となるもので、引起し杆74は
移動軌跡の終端からの戻り工程中、台板67の上
面に配置されているカバー中に入り込み、ガイド
杆22とは衝突しないようになつている。引起し
装置20の左右外側を通つて伝動ケース32に取
付けるかする。更にまた、第5図に示すように、
ガイド杆20の両端を左右台板67に固定しても
よく、このようにすれば、左右コンベヤ66を連
結してその取付状態をより強固にすることがで
き、しかもガイド杆22を短かくできる。
このガイド杆22の当接部22aと、コンベヤ
66のメイズ移動終端Aと、切断刃31による切
断位置Bとの関係は、当接部22aと切断位置B
とを結ぶ線Lからメイズ移動終端Aが後方へ突出
した状態である。従つて、引起し装置20から余
り作用を受けることなくデバイダ21間に導入さ
れてくる略直立のメイズ、及び引起し装置20に
よつて略直立姿勢に引起されてくる前傾状のメイ
ズが、当接部22aに当接した後に切断刃31に
よつて切断される際に、その中途部が引起し杆7
4によつて今だ後方へ押動されている状態とな
り、この状態でメイズCは後方突出の弓張状とな
り、切断刃31からの切断抵抗、即ち、上部が後
方へ逃げようとする動作は当接部22aによつて
阻止され、確実に切断される。しかも直立メイズ
も前傾状メイズも切断時の姿勢は略同様となり、
略均一な刈取りができる。
66のメイズ移動終端Aと、切断刃31による切
断位置Bとの関係は、当接部22aと切断位置B
とを結ぶ線Lからメイズ移動終端Aが後方へ突出
した状態である。従つて、引起し装置20から余
り作用を受けることなくデバイダ21間に導入さ
れてくる略直立のメイズ、及び引起し装置20に
よつて略直立姿勢に引起されてくる前傾状のメイ
ズが、当接部22aに当接した後に切断刃31に
よつて切断される際に、その中途部が引起し杆7
4によつて今だ後方へ押動されている状態とな
り、この状態でメイズCは後方突出の弓張状とな
り、切断刃31からの切断抵抗、即ち、上部が後
方へ逃げようとする動作は当接部22aによつて
阻止され、確実に切断される。しかも直立メイズ
も前傾状メイズも切断時の姿勢は略同様となり、
略均一な刈取りができる。
このようにして切断されたメイズCは、当接部
22aと引起し杆74とに当つているので地面に
落ちることなく、その根元側から送りローラ30
で供給口37へ挿入され、固定刃38と可動刃3
9とで細断されて、吹上シユート26から吹上げ
られて図外の収納容器に収納される。
22aと引起し杆74とに当つているので地面に
落ちることなく、その根元側から送りローラ30
で供給口37へ挿入され、固定刃38と可動刃3
9とで細断されて、吹上シユート26から吹上げ
られて図外の収納容器に収納される。
以上詳述した本考案によれば、切断送り装置2
3より前方に設けた引起し装置20のメイズ移動
終端Aを、ガイド杆22のメイズ当接部22aと
切断位置Bとを結ぶ線Lより後方に位置させてい
るので、メイズCは根元近傍を切断する際には、
その上部はメイズ当接部22aに当接し、その中
途部は引起し杆74によつて後方へ押動されの
で、弓張状ととつて確実な切断がなされ、前傾状
メイズであつても直立メイズと同様に確実且つ均
一な刈取りができる。
3より前方に設けた引起し装置20のメイズ移動
終端Aを、ガイド杆22のメイズ当接部22aと
切断位置Bとを結ぶ線Lより後方に位置させてい
るので、メイズCは根元近傍を切断する際には、
その上部はメイズ当接部22aに当接し、その中
途部は引起し杆74によつて後方へ押動されの
で、弓張状ととつて確実な切断がなされ、前傾状
メイズであつても直立メイズと同様に確実且つ均
一な刈取りができる。
また、ガイド杆22のメイズ当接部22aの左
右に前方突出状の導入部22bを形成しているの
で、引起し装置20で引起こされてくるメイズC
の上部を左右側方から中央側のメイズ当接部22
aへ案内導入することができ、全メイズを中央に
寄せてメイズ当接部22aに確実に当接可能とな
り、メイズ当接部22aと引起し杆74との2点
で支持されたメイズCの横倒れを防止することが
でき、引起し装置20が引起し杆74を無端帯体
(チエーン)73に設けた形式のものであつても、
メイズCを連廻りを生じさせることなく切断する
ことができる。
右に前方突出状の導入部22bを形成しているの
で、引起し装置20で引起こされてくるメイズC
の上部を左右側方から中央側のメイズ当接部22
aへ案内導入することができ、全メイズを中央に
寄せてメイズ当接部22aに確実に当接可能とな
り、メイズ当接部22aと引起し杆74との2点
で支持されたメイズCの横倒れを防止することが
でき、引起し装置20が引起し杆74を無端帯体
(チエーン)73に設けた形式のものであつても、
メイズCを連廻りを生じさせることなく切断する
ことができる。
第1図乃至第4図は本考案の実施例を示してお
り、第1図及び第2図は一部断面した全体の側面
図と平面図、第3図及び第4図は一部断面した要
部の側面図と平面図、第5図はガイド杆の取付け
の他例を示す断面側面図、第6図はガイド杆を引
起し装置の外側を通して取付けた例を示す斜視図
である。 3……メイズハーベスタ、20……引起し装
置、21……デバイダ、22……ガイド杆、22
a……メイズ当接部、23……切断送り装置、2
4……細断装置、31……切断刃、74……引起
し杆、A……メイズ移動終端、B……切断位置、
C……メイズ。
り、第1図及び第2図は一部断面した全体の側面
図と平面図、第3図及び第4図は一部断面した要
部の側面図と平面図、第5図はガイド杆の取付け
の他例を示す断面側面図、第6図はガイド杆を引
起し装置の外側を通して取付けた例を示す斜視図
である。 3……メイズハーベスタ、20……引起し装
置、21……デバイダ、22……ガイド杆、22
a……メイズ当接部、23……切断送り装置、2
4……細断装置、31……切断刃、74……引起
し杆、A……メイズ移動終端、B……切断位置、
C……メイズ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 細断装置24の前下方に切断送り装置23とデ
バイダ21とを配置し、このデバイダ21の先端
から切断送り装置23の前上方までの間に巻回移
動される左右1対の無端帯体73に引起し杆74
を設けた引起し装置20を下端先行傾斜状に配置
し、この引起し装置20のメイズ移動終端Aと切
断位置Bとを結ぶ線より前上方にガイド杆22の
メイズ当接部22aを配置したメイズハーベスタ
であつて、 前記ガイド杆22のメイズ当接部22aの左右
には、メイズCを左右側方からメイズ当接部22
aに案内すると共にメイズ当接部22aと引起し
杆74とで支持されたメイズCの横倒れを防止す
る導入部22bが前方突出状に形成されているこ
とを特徴とするメイズハーベスタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12806182U JPS5931824U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | メイズハ−ベスタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12806182U JPS5931824U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | メイズハ−ベスタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5931824U JPS5931824U (ja) | 1984-02-28 |
JPH0137391Y2 true JPH0137391Y2 (ja) | 1989-11-10 |
Family
ID=30290637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12806182U Granted JPS5931824U (ja) | 1982-08-24 | 1982-08-24 | メイズハ−ベスタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5931824U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61195614A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-08-29 | 株式会社クボタ | メイズ等の収穫機 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS621880Y2 (ja) * | 1981-04-30 | 1987-01-17 |
-
1982
- 1982-08-24 JP JP12806182U patent/JPS5931824U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5931824U (ja) | 1984-02-28 |
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