JPH0793851B2 - 刈払い機 - Google Patents

刈払い機

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JPH0793851B2
JPH0793851B2 JP1082566A JP8256689A JPH0793851B2 JP H0793851 B2 JPH0793851 B2 JP H0793851B2 JP 1082566 A JP1082566 A JP 1082566A JP 8256689 A JP8256689 A JP 8256689A JP H0793851 B2 JPH0793851 B2 JP H0793851B2
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JP
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transmission case
transmission
case
cutting blade
shaft
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雅美 川崎
公雄 小林
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Kubota Corp
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、刈払い機に関するものである。
(従来の技術) 走行装置と操縦ハンドルとを備えた機枠上にエンジンを
搭載し、このエンジンによって駆動される刈刃を機枠の
前下方に配置し、作業者が操縦ハンドルを持ち走行装置
により走行させながら、刈刃によって雑草等を刈取って
行くようにした刈払い機は、従来から実公昭48-15238号
公報により提案されている。
(発明が解決しようとする課題) しかし、従来の刈払い機は、エンジン側から伝動装置を
介して下方に延びる回転軸の下端に刈刃を取付けている
ため、刈刃の取付位置が一定し、刈高さを変えることが
できなかった。従って、石、切株等の多い不整地で刈高
さを高くして作業を行なうには、操縦ハンドル側を下げ
て刈刃側が前上がり状となるようにしなければならない
ので、作業が煩わしく、また作業中に誤って刈刃が低く
なりすぎ、石、切株等と接触して破損する惧れがあっ
た。
更に従来の刈払い機では、側方の傾斜面等の刈取りはで
きず、また雑草を異なる二段の高さで刈取る二段刈りも
できなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決することを目的
として提供されたものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、そのための第1の手段として、左右軸廻りに
回転自在な左右一対の走行車輪11を下部に備えると共
に、後上方に延びる操縦ハンドル6を備えた機枠1にエ
ンジン18を取付固定し、この機枠1の前方下部に、エン
ジン18によって駆動される刈刃51を配置した刈払い機に
おいて、 機枠1の前方に、上下方向に長い第1伝動ケース22を、
鉛直方向に沿う姿勢においてその下端と地面との間に間
隔を有するように配置し、この第1伝動ケース22の上端
側に、前後方向の軸心を有し且つエンジン18によって軸
心廻りに回転駆動されて第1伝動ケース22内の伝動機構
28に動力伝達する伝動軸24を設け、この伝動軸24を機枠
1側に上下動不能に支持すると共に、前記第1伝動ケー
ス22を伝動軸24の軸心廻りに左右方向に回動自在で且つ
回動角度調整自在とし、第1伝動ケース22の下端側に、
前方に突出する第2伝動ケース29を前後方向の軸心廻り
に回動自在に支持し、該回動軸心と同心状とされた従動
ギヤ70を第2伝動ケース29に固定すると共に、この従動
ギヤ70に歯合される操作ギヤ71の回動操作によって第2
伝動ケース29を無段に回動角度調整自在とし、この第2
伝動ケース29に、各伝動ケース22,29内の伝動機構28,35
を介してエンジン18に連動する刈刃51を設けたものであ
る。
また、第2の手段として、第1伝動ケース22の下端側
に、伝動機構28からの動力を第2伝動ケース29内の伝動
機構35に伝達する前後方向の伝動軸32を設け、この伝動
軸32の軸心廻りに第2伝動ケース29を回動角度調整自在
としたものである。
さらに、第3の手段として、第2伝動ケース29の上下両
側に刈刃51を設けたものである。
(作用) 作業時には、エンジン18で刈刃51を駆動しながら、走行
装置8により走行させ、刈刃51によって雑草等を刈取っ
て行く。
また、刈刃51は、第1伝動ケース22を角度調整すること
によって、左右方向および上下方向の位置がかわると共
に、第2伝動ケース29を角度調整することによって、刈
取り部位の地面に対面状とすべく調整でき、したがっ
て、刈取り高さの変更、走行部位の側方の傾斜面の刈取
作業等が容易に行なえる。
傾斜面等での作業時には、第1伝動ケース22及び第2伝
動ケース29を伝動軸24,32の軸心廻りに回動させて角度
調整を行なえば、刈刃51を作業部位に合わせて容易に調
整できる。依って、走行位置の側方の傾斜面等の刈取作
業も容易に行なえる。
第2伝動ケース29の上下両側に刈刃51を設けた場合に
は、雑草等を高低二段の刈高さで二段刈りすることがで
きる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図乃至第3図はレシプロ型の刈刃を備えた刈払い機
を示し、1は機枠で、前部側に水平部2、後部側に後上
がり状の傾斜部3を備えた側面く字状であって、この機
枠1に傾斜部3の後端には、菊座4及びボトル5を介し
て左右一対の操縦ハンドル6が着脱及び角度調整自在に
固定されている。一対の操縦ハンドル6は途中でパネル
7により左右一体に連結されている。
8は機枠1の下方に配置された走行装置で、伝動ケース
9の左右両側に車軸10を介して支持された左右一対の車
輪11と、伝動ケース9の後部側に後上がり状に傾斜して
挿着された走行モータ12とを備えて成り、伝動ケース9
は支柱17を介して機枠1の水平部2に固定されている。
走行モータ12の出力軸13には、第4図に示すように、伝
動ケース9内でベベルギヤー14が固定され、またこのベ
ベルギヤー14は車軸10に套嵌されたベベルギヤー15に咬
合されている。ベベルギヤー15はシフタクラッチ16によ
り車軸10に対して断接自在に設けられている。従って、
走行モータ12を正転又は逆転させれば、車輪11を前進又
は後進方向に駆動でき、またシフタクラッチ16を切断す
れば、その駆動を停止させることができる。
18は機枠1上に配置されたエンジンで、支柱19を介して
機枠1の水平部2上に取付けられている。エンジン18の
前部には、第4図に示すように、そのクランク軸に接続
された電磁クラッチ20を内有する支持ケース21が固設さ
れ、この支持ケース21に第1伝動ケース22がボス部23を
介して回動自在に取付けられている。第1伝動ケース22
は支持ケース21から機枠1の前方近傍を経て下方に延び
るように上下方向に配置されている。この第1伝動ケー
ス22内には、その上下両端部に伝動軸24とプーリ25とが
設けられると共に、伝動軸24に固定のプーリ26とプーリ
25との間にベルト27が巻掛けられており、これらによっ
て伝動機構28が構成されている。伝動軸24はボス部23と
同心状で前後方向にあり、電磁クラッチ20を介してクラ
ンク軸に接続されている。
29は第2伝動ケースで、第4図に示すように、下端に動
力取出部30を有する上下方向の回転軸31が支持されると
共に、この回転軸31と伝動軸32とに固定のベベルギヤー
33,34が内部に組込まれており、これらにより伝動機構3
5が構成されている。第2伝動ケース29の後部には支持
筒36を介して回動ケース38に着脱自在にフランジ接合39
され、またこの回動ケース38は第1伝動ケース22の下端
のボス部40に回動自在に取付けられている。そして、第
1伝動ケース22のボス部40の外周には、第5図に示すよ
うに周溝41が形成され、その周溝41に係脱自在に係合す
べく回動ケース38にロックピン42が挿入されている。ロ
ックピン42は、操作用頭部43と係合部44との間に小径部
45を備えたものであって、回動ケース38の孔46に摺動自
在に挿入され、かつ係合部44が周溝41に係合すべくバネ
47で付勢されている。従って、第2伝動ケース29はロッ
クピン42、係合部44が周溝41に係合した係合状態では、
第1伝動ケース22に脱落不能でかつ前後方向の軸心廻り
に回動自在であり、また頭部43をバネ47に抗して小径部
44を周溝41に対応させた時に、回動ケース38がボス部40
から外れて第1伝動ケース22から取外し不能である。伝
動軸32は第2伝動ケース29側に支持されており、組立状
態ではボス部40と同心状であり、また第2伝動ケース29
を取外す時には、プーリ25から抜けるように、プーリ25
に対して挿抜自在に挿入されている。
48は刈刃支持ケースで、この支持ケース48の前端部には
固定刃49とこれに対して左右方向に摺動自在な可動刃50
とから成るレシプロ型の刈刃51が取付けられている。支
持ケース48は左右が開口状であって、第2伝動ケース29
の下側にボルトで取付けられている。可動刃50は、第4
図及び第6図に示すように、支持ケース48内の揺動アー
ム51a、偏心ボス52の偏心ピン53を介して、回転軸31の
回転により左右に往復駆動される。即ち、偏心ボス52は
回転軸31の動力取出部30に取付けられている。揺動アー
ム51aは中央部ボス54を介して支持ケース48内の支軸55
に揺動自在に支持されており、この揺動アーム51aの後
端部の長孔56に偏心ピン53が、また前端部の係合凹部57
に可動刃50のピン58が夫々係合されている。
59は第1伝動ケース22を伝動軸24の軸心廻りに角度調整
するための第1角度調整手段で、第4図及び第7図に示
すように、機枠1前端部のブラケット60に支軸61で枢着
された調整レバ−62と、この調整レバ−62に固設された
リンク63と、このリンク63と第1伝動ケ−ス22とに両端
がピン64,65で枢着されたリンク66とを有し、調整レバ
−62は機枠1に固定の係止板67に形成された複数個の係
合部68に対して選択的に係脱自在に係合されている。
69は第2伝動ケ−ス29を伝動軸23の軸心廻りに角度調整
するための第2角度調整手段で、第4図及び第7図で示
すように、回動ケ−ス38に固定されたギヤ(従動ギヤ)
70と、このギヤ70に咬合するピニオン(操作ギヤ)71
と、このピニオン71を支持すべく第1伝動ケ−ス22側部
のボス部72に回動自在に挿支された回動軸73と、この回
動軸73に継手74、軸75、継手76、軸77を介して連結され
た調整ハンドル78とを有する。軸77は軸受78aを介して
機枠1の傾斜部3に支持されると共に、第8図に示すよ
うに傾斜部3後端の係止板79に軸受80を介して支持され
ている。調整ハンドル78は軸77にピン81で取付けられて
おり、その係合部82が係止板79に形成された係止孔83に
対して係脱自在に係止されている。
上記構成において、通常の作業時には、第1角度調整手
段59で第1伝動ケース22を垂直状態に調整してロックす
ると共に、刈刃51が水平状態になるように第2角度調整
手段69で第2伝動ケース29を調整してロックしておく。
すると、刈刃51は、第3図に実線で示すように、第2伝
動ケース29の下側で水平状態にあるので、エンジン18に
より刈刃51を駆動しながら、走行モータ12で車輪11を駆
動して前進走行させると、刈刃51の刈高さH1で雑草等を
刈取ることができる。
石、切株等の多い不整地、或いは高い刈高さでも良い所
での作業時には、第1図及び第3図に仮想線で示すよう
に、第2伝動ケース29を伝動軸32の軸心廻りに180°回
動させ、刈刃51を上下反転させて使用する。この場合に
は、調整ハンドル78を係止孔83から外して廻すと、ピニ
オン71が回動するので、これに咬合するギヤ70を介して
回動ケース38が回動し、刈刃51が上下反転する。従っ
て、刈刃51の刈高さH2は反転前の刈高さH1に比べて高く
なり、操縦ハンドル6を所定の位置に保持したままでも
刈高さH2で雑草等を刈取ることができる。なお、この時
にも、操縦ハンドル6を上下に調整すれば、H2を中心に
した刈高さの変更は可能である。
側方の傾斜面84の刈取作業を行う際には、第9図で示す
ように、第1伝動ケース22を伝動軸24の軸心廻りに側方
に角度調整すれば良い。この時には、調整レバー62を係
止板67の係合部68から外して下方(a矢示)に下げれ
ば、支軸61廻りにリンク63が回動し、リンク66を介して
第1伝動ケース22をb矢示方向に押すので、第1伝動ケ
ース22がc矢示方向に回動して角度が変わる。そして、
第1伝動ケース22が所定角度となった位置で調整レバー
62を係止板67の係合部68に係合させると、第1伝動ケー
ス22をその角度で固定できる。
また畔85等の上面を走行しながら傾斜面86の刈取作業を
行う場合には、第10図に示すように、第1伝動ケース22
を角度調整すると共に、第2伝動ケース29を角度調整す
れば良い。但し、この時には、第1伝動ケース22が側方
に回動した分だけ第2伝動ケース29の位置が高くなるの
で、操縦ハンドル6を持上げて刈刃51を下げる必要があ
る。
刈刃51を上下反転させる手段としては、第2伝動ケース
29を180°回動させる他、第2伝動ケース29の上下両側
面に、支持ケース48を上下を反転させて取付けるように
しても良い。
第11図及び第12図は、第2伝動ケース29の上下両端に支
持ケース48、刈刃51等を夫々取付け、雑草等を二段刈り
できるようにしたものである。この場合には、上下の各
刈刃51が左右反対側に長く突出しているので、左側の刈
刃51で一旦高刈りした後、右側の刈刃51で低刈りするこ
とになる。
なお、この刈刃51は、第11図に仮想線で示すように左右
対称に設けても良い。
第13図及び第14図は、左右の畝87間を走行して、畝87上
の大豆等の作物88を刈取るようにした刈払い機を示し、
第2伝動ケース29にデバイダー89を着脱自在に装着し、
回転軸31の下端にロータリ型の刈刃51を取付けたもので
ある。このようにすれば、第1伝動ケース22の角度を適
宜調整することにより、刈刃51と車輪11との左右方向の
間隔を変えることができ、畝幅、或いは作物88の植付位
置の違い等も容易に対応できる。またデバイダー89を取
外せば、他の刈払作業もできる。
第1伝動ケース22を90°回動させ得るようにすれば、第
15図に示す如く、垂直面90の刈取りもできる。
また第2角度調整手段69は、第16図に示すように、回動
ケース38の外周にウォームギヤ(従動ギヤ)91を形成
し、このウォームギヤ91に咬合するウォーム(操作ギ
ヤ)92を調整軸93に設けたウォームギヤ構造にしても良
い。なお、調整軸93は軸受94で第1伝動ケース22に沿っ
て上下方向に支持され、その上端に調整ハンドル95が取
付けられている。
(発明の効果) 本発明によれば、左右軸廻りに回転自在な左右一対の走
行車輪11を下部に備えると共に、後上方に延びる操縦ハ
ンドル6を備えた機枠1にエンジン18を取付固定し、こ
の機枠1の前方下部に、エンジン18によって駆動される
刈刃51を配置した刈払い機において、 機枠1の前方に、上下方向に長い第1伝動ケース22を、
鉛直方向に沿う姿勢においてその下端と地面との間に間
隔を有するように配置し、この第1伝動ケース22の上端
側に、前後方向の軸心を有し且つエンジン18によって軸
心廻りに回転駆動されて第1伝動ケース22内の伝動機構
28に動力伝達する伝動軸24を設け、この伝動軸24を機枠
1側に上下動不能に支持すると共に、前記第1伝動ケー
ス22を伝動軸24の軸心廻りに左右方向に回動自在で且つ
回動角度調整自在とし、第1伝動ケース22の下端側に、
前方に突出する第2伝動ケース29を前後方法の軸心廻り
に回動自在に支持し、該回動軸心と同心状とされた従動
ギヤ70を第2伝動ケース29の固定すると共に、この従動
ギヤ70に歯合される操作ギヤ71の回動操作によって第2
伝動ケース29を無段に回動角度調整自在とし、この第2
伝動ケース29に、各伝動ケース22,29内の伝動機構28,35
を介してエンジン18に連動する刈刃51を設けたので、第
1伝動ケース22の伝動軸22の軸心廻りの回動角度を調整
することによって、刈刃51の左右方向および上下方向の
位置を変更することができ、また、第2伝動ケース29の
前後方向の軸心廻りの回動角度を調整することによっ
て、刈刃51の刈取り部位の地面に対する向きを変更する
ことができ、以上のことから、刈取り高さの変更、走行
部位の側方の傾斜面の刈取作業等が容易に行え至便であ
る。
また、機枠1側に上下不能に支持した伝動軸24に、第1
伝動ケース22を伝動軸24の軸心廻りに左右方向に回動自
在で且つ回動角度調整自在としているので、機枠1の左
右方向側方の刈取作業が行えると共に第1伝動ケース22
の角度調整に際し、該ケース22を上下動させる必要がな
く、第1伝動ケース22の角度調整作業に多大なる労力を
必要としない。
さらに、上下方向に長い第1伝動ケース22は、鉛直方向
に沿う姿勢において該ケース22の下端と地面との間に間
隔を有するように配置されているので、刈刃51の位置を
変えるのに、第1伝動ケース22を左右方向に回動角度調
整する際において、刈払い機の作業姿勢を変えることな
く回動角度調整を行え、第1伝動ケース22の回動角度調
整を安定した状態で行えるという効果を奏する。ななわ
ち、本発明における刈払い機は、左右軸廻りに回動自在
な左右一対の走行車輪11を下部に備えているので、車輪
11の回転軸心廻りに前後に揺動自在で比較的不安定であ
り、また、第1伝動ケース22の回動角度調整を行う場
合、操縦ハンドル6を一方の手で把持し、他方の手で回
動角度調整を行わなければならないことから、刈刃51の
位置を変えるべく第1伝動ケース22の回動角度調整を行
うのに、刈払い機の作業姿勢を変えると不安定になるか
らである。
さらに、また、第2伝動ケース29の回動軸心と同心状と
された従動ギヤ70を第2伝動ケース29に固定すると共
に、この従動ギヤ70に歯合される操作ギヤ71の回動操作
によって第2伝動ケース29を無段に回動角度調整自在と
しているので、第1伝動ケース22を回動角度調整して刈
刃51の位置を変更しても、刈刃51を地面に対して平行に
対向させることができ、これによって刈り高さを均一に
することができ、しかも、操作ギヤ71の回動によって第
2伝動ケース29の回動操作が行えると共に、操作ギヤ71
を止めた位置で第2伝動ケース29を固定でき、操作が比
較的簡単であるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第10は本発明の第1実施例を示し、第1図は
全体の側面図、第2図は同平面図、第3図は同正面図、
第4図は要部の断面図、第5図は第4図のA−A矢示拡
大図、第6図は刈刃部分の断面平面図、第7図は角度調
整部の断面正面図、第8図は調整ハンドル部の断面図、
第9図及び第10図は作用説明図である。第11図は本発明
の第2実施例を示す正面図、第12図は同要部の断面図、
第13図は本発明の第3実施例を示す側面図、第14図は同
正面図、第15図は本発明の第4実施例を示す正面図、第
16図は本発明の第5実施例を示す角度調整部の断面正面
図である。 1……機枠、6……操縦ハンドル、8……走行装置、11
……車輪、2……走行モータ、18……エンジン、22……
第1伝動ケース、24,32……伝動軸、28……伝動機構、2
9……第2伝動ケース、35……伝動機構、51……刈刃、5
9……第1角度調整手段、69……第2角度調整手段。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】左右軸廻りに回転自在な左右一対の走行車
    輪(11)を下部に備えると共に、後上方に延びる操縦ハ
    ンドル(6)を備えた機枠(1)にエンジン(18)を取
    付固定し、この機枠(1)の前方下部に、エンジン(1
    8)によって駆動される刈刃(51)を配置した刈払い機
    において、 機枠(1)の前方に、上下方向に長い第1伝導ケース
    (22)を、鉛直方向に沿う姿勢においてその下端と地面
    との間に間隔を有するように配置し、この第1伝動ケー
    ス(22)の上端側に、前後方向の軸心を有し且つエンジ
    ン(18)によって軸心廻りに回転駆動されて第1伝動ケ
    ース(22)内の伝動機構(28)に動力伝達する伝動軸
    (24)を設け、この伝動軸(24)を機枠(1)側に上下
    動不能に支持すると共に、前記第1伝動ケース(22)を
    伝動軸(24)の軸心廻りに左右方向に回動自在で且つ回
    動角度調整自在とし、第1伝動ケース(22)の下端側
    に、前方に突出する第2伝動ケース(29)を前後方向の
    軸心廻りに回動自在に支持し、該回動軸心と同心状とさ
    れた従動ギヤ(70)を第2伝動ケース(29)に固定する
    と共に、この従動ギヤ(70)に歯合される操作ギヤ(7
    1)の回動操作によって第2伝動ケース(29)を無段に
    回動角度調整自在とし、この第2伝動ケース(29)に、
    各伝動ケース(22),(29)内の伝動機構(28),(3
    5)を介してエンジン(18)に連動する刈刃(51)を設
    けたことを特徴とする刈払い機。
  2. 【請求項2】第1伝動ケース(22)の下端側に、伝動機
    構(28)からの動力を第2伝動ケース(29)内の伝動機
    構(35)に伝達する前後方向の伝動軸(32)を設け、こ
    の伝動軸(32)の軸心廻りに第2伝動ケース(29)を回
    動角度調整自在としたことを特徴とする請求項1に記載
    の刈払い機。
  3. 【請求項3】第2伝動ケース(29)の上下両側に刈刃
    (51)を設けたことを特徴とする請求項1または2に記
    載の刈払い機。
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JP2666010B2 (ja) * 1991-09-13 1997-10-22 松雄 相澤 トリマー式草刈機
JPH0646641A (ja) * 1991-09-30 1994-02-22 Matsuo Aizawa 草刈装置
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