JPS61146115A - 畦草刈機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、畦畔の上面を走行輪により走行し得るように
した機体の前端側に、左右方向の変位自在に刈刃装置を
装設した畦草刈機についての改良に関する。

上述の形態の畦草刈機は、畦畔の上面の草を刈取るとき
には、機体の前面側に装殺せる刈刃袋ごが１機体の前方
に位置するようにし、また、畦畔の法面の草を刈取ると
きには、機体の側方に張り出すようにオフセットした状
態として用いることから、刈刃装置を左右方向の変位自
在に装設するが、このとき、刈刃装置を駆動するために
、機体に装架しておくエンジンの出力軸と刈刃装置の駆
動軸との間を伝導する伝導機構を、刈刃装置の変位作動
に対応するよう構成しなければならず、この構成が面倒
な問題がある。

本発明は、この問題を解消せしめるためになされたもの
であって、刈刃装置を機体の側方にオフセントさせる作
動が伝導機構を複雑な構成とすることなく行ない得るよ
うにすることを目的とするそして、この目的のために、
本発明においては、走行輪により走行自在の機体の前面
側に、その機体に装架せるエンジンの出力軸と伝導する
伝導機構を収蔵せしめて左右方向に長いアーム状に形成
した伝導ケースを、それの長子方向の一端側を支点とし
て他端側か左右に自在に回動するよう軸架し、該伝導ケ
ースの回動端側に、刈刃装置及びその刈刃装置の駆動機
構を支架せしめた機枠を、それの前記駆動機構が該伝導
ケース内に収蔵せる前記伝導機構と伝導した状態で左右
に自在に回動するよう連結装架して畦草刈機を構成する
手段を提起するものである。

次に実施例を図面に従い詳述する。

第１図において、１は走行輪ｉｏ−ｉｏにより走行自在
とした機体で、その走行輪ｌＯ・１０は左右に一対に軸
架しである。そして、該機体ｌの後端側には後方の上方
に向けて突出するハンドル取付杆１１が一体に装設して
あり、それにハンドル１２が昇降調節自在に装着しであ
る。

Ｅは前記機体１に装架せるエンジンで、それの出力軸と
伝導する減速機構を収蔵せしめて、機体フレームを兼ね
た形状に形成せる伝導機構２０と一体に形成してあって
、それの伝導機構２０を機体ｌの前端側に一体的に連結
することで機体１に装架せしめてあり、それの伝導機構
２０の前面側には、エンジンＥの出力軸となる前記減速
機構の出力軸が前方に向けて突出し、かつ、その出力軸
の回わりに、後述する伝導ケースａを組付ける組付座２
０ａが形設しである。また、該エンジンＥのボディ２１
の前面側には、前方の下方に向けて突出するアーム２２
が装設され、そのアーム２２の下端に案内輪２３を軸支
している。

ａは機体１の前面側に左右に自在に回動するよう設けた
伝導ケースで、左右方向に長いアーム状に形成され、内
部には、第２図に示しているように、長子方向の両端部
位に夫々軸支したスプロケットホイル３０・３１とそれ
らにエンドレスに巻きかけた伝導チェン３２とよりなる
伝導機構が収蔵してあり、その伝導機構の一方の端部側
のスプロケットホイル３０の回転軸３３は、それの後端
側の軸端部が、該伝導ケースａの後面側に突出させて、
前述した伝導機構２０の前面に突出する出力軸に連結す
る入力軸に形成しである。そして、該伝導ケースａは、
前記入力軸であるスプロケットホイル３０の回転軸３３
を前述出力軸に接続した状態で、その回転軸３３を支軸
として自在に回動するよう伝導機構２０の前面に装架さ
れ、該伝導ケースａの外周側に装設せる係止部４０とそ
れに嵌挿せるセットポルト４１と前述の伝導機構２０の
前面に装設せる組付座２０ａに前記回転軸３３を環状に
取りまくようシリーズに設けた多数のボルト穴４２・・
・とよりなる係止装置すにより、所望の回動位置に係止
されている。また、該、伝導ケ　　−一スａの回動端側
に軸支された他方のスブロケットホイル３１の回転軸３
４は、該伝導ケースａの後面側に突出させて出力軸に形
成しである。

５は刈刃装置６ｔそれを駆動する駆動機構を支架せしめ
た機枠で、駆動機構を収蔵する機筐部５０の前面側には
、前述の伝導ケースａの回動端側の端部を回動自在に連
結支架せしめるための組付座５０ａが装設しである。そ
して、該刈刃装置６の機枠５は、それの組付座５０ａの
前面を伝導ケースａの回動端側の後面に接合し、その組
付座５０ａの中心部位に露出させた前記駆動機構の入力
軸を、前記伝導ケースａの回動端側に突出させた出力軸
であるスプロケットホイル３１の回転軸３４と接続させ
た状態で、その回転軸３４中心に自在に回動するよう伝
導ケースａと連結してあり、伝導ケースａの回動端側に
装設せる係止部４４とそれに嵌挿せるセットポルト４５
と前記組付座５０ａに前述の回転軸３４の回わりを環状
に囲むようシリーズに設けた多数のボルト穴４６・・・
とよりなる係止装置Ｃによって、所望の回動位置にロッ
クしである。

なお、刈刃装置６は前記機枠５に固定支架せる固定刃６
０とそれの上面に載置されて左右に往復動する動刃６１
とよりなるバリカン型に構成してあり、また、前述駆動
機構は前記動刃６１を左右に往復動さす往復動機構に構
成しである。

しかして、このように構成されるこの実施例装置は、第
２図に示している如く、回動端側が機体ｌの一側方向に
突出する状態に伝導ケースａを組付けて、それの回動端
側から刈刃装置６が折返す状態となるように機枠５をセ
ットすることで、刈刃装置６が機体１の前面に位置する
ようになり、また、第３図に示している如く、回動端側
が機体１の側方に突出する状態に伝導ケースａを組付け
て、それの回動端側から刈刃装置６が該伝導ケースａの
突出方向に延長する状態に回動させておくことで、刈刃
装置６が畦畔Ｗの法面ｙに対応する状態となる。

第４図は、別の実施例を示している。この実施例は、基
本的には前記第１図に示した実施例と変わりなく、同じ
構成部材については、同一の符号を付して説明を省略す
るが、機体ｌに装架せるエンジンＥが、走行輪１０・１
０より後方に配位して機体１に装殺せるエンジンベッド
１３の後面側に組付は支架せしめてあり、前方に突出す
るアーム２２及び案内輪２３は省略しである。また、伝
導ケースａは前記エンジンベッド１３の前面側に、該伝
導ケースａの伝導機構の入力軸が前述のエンジンＥの出
力軸と接続した状態で、その入力軸中心に左右に回動す
るよう軸支され、係止装置すにより所望の回動位置に固
定されるようにしである。また、伝導ケースａの回動端
側には、出力軸を包む軸筒状のケース５２が該伝導ケー
スａの前面側に突出し、そのケース５２の前端に刈刃装
置６の機枠５が連結している。そして、その機枠５の伝
導ケースａに対する回動は、前記軸筒状のケース５２の
前端に設けた接合鍔５２ａと機枠５の機筐部５０の後面
に設けた接合鍔５０ｂとの間において、前記ケース５２
内の出力軸中心に機枠５が回動するようにしてあり、ま
た、係止装置ｉｅはこれら接合鍔５２ａと接合鍔５０ｂ
との間に装設されている。

この実施例は、伝導ケースａを回動させて行なう刈刃装
置６の位置の変動が第５図のイ・及び口の如く、走行輪
１０−１０の上方を越して行なわれるようになる。

次に第６図はもう一つの実施例を示している。

この実施例は、機体ｌの主体部１ａが、内部に伝導軸１
４を収容する前後に長い軸筒状に形成されていて、その
主体部１ａの後端側に、エンジンＥがそれの出力軸を前
記伝導軸１４の後端に接続せしめた状態として組付は支
架されていること、及び伝導ケースａの基端側が、この
軸筒状の主体部１ａの前端部に回転自在に嵌合している
こと。

また、その軸筒状の主体部１ａの前端部に固定装着した
ブラケット１５に伝導ケースａを支える支軸１６が前記
伝導軸１４と軸線を揃えた位置に設けられ、このブラケ
ット１５と伝導ケースａとの間に係止装置すが装設しで
あること（第７図）の外は、第１図に示した実施例と基
本的に変わりなく、同じ構成部材については同一の符号
を付して説明は省略する。

なお、この実施例は、第８図に示している如く、伝導ケ
ースａの機体１に対する軸架を、主体部１ａに対する回
転自在の嵌合だけで行なう場合がある。

そして、この実施例においても、刈刃装置６を支架せる
機枠５を回動自在に機体１に支持せしめていた従来手段
が、第９図の如く畦畔Ｗの法面ｙの草を刈取るときに、
その法面ｙに刈刃装置６を充分に対向させ得なかったの
に比して、伝導ケースａを回動させることだけで、第１
０図に示している如く、刈刃装置６を畦畔Ｗの法面ｙに
対し良く対向する状態に変換させ得るようになる。

次に、第１１図は、上述の実施例の変形例を示している
。この実施例は、刈刃装置６を支持する機枠５に設けら
れる駆動機構を収蔵する機筐部５０が、刈刃装置６の期
中の中間部位に位置するように設けである他は、前述の
第６図及び第８図に示した実施例と変わりなく、同じ構
成部材については、同一の符号を付して説明は省略する
。

次に第１２図は、前述した各実施例が、伝導ケースａｔ
−機体１に対し左右に回動させるのに、その回動の軸線
を前後方向としていたのに対し、上下の回動軸線をもっ
て左右に回動さすように構成している実施例を示す。

即ち、この実施例では、伝導軸を収容する機体１の主体
部１ａの前端部に、伝導機構を収蔵せる伝導機構７を、
それの伝導機構が機体１に支架せるエンジンＥの出力軸
と伝導した状態において、前後方向の回転軸線をもって
自在に回転するように組付は支架して、その伝導機構７
と機体１の主体部１ａとの間に所望の回転位置に保定す
る・保定機構ｄを装設し、その伝導機構７の前端部の下
面側に、第１３図に示している如く出力軸７０を露出さ
せておき、また、伝導ケースａは、基端側のスプロケッ
トホイル３０の回転軸３３が上面側に突出する姿勢とし
てその回転軸３３を前記出力軸７０と接続し、その回転
軸３３中心に伝導ケースａが回転するように連結するこ
とで、上下方向の回転軸線をもって伝導ケースａが左右
に自在に回動するようにしである。そして、その他の点
については、＠述した実施例と変わりなく、同じ構成部
材については同一の符号を付して説明は省略する。

次に、第１４図は、前記第１２図に示した実施例の変形
例を示す、この例は、伝導ケースａがそれの基端側の下
面側を、機体ｌに前後方向の回転軸線をもって回転自在
に装設した伝導機構７の上面側に接合させて、上下方向
の回動軸線をもって回動自在に連結している点を除いて
、前記第１２図に示した実施例と基本的に変わりなく、
同じ構成部材については同一の符号を付して説明は省略
する。

次に、第１５図は、さらに異なる実施例を示している。

この実施例は、走行輪１０・１０により走行自在とした
機体ｌの前面側に、その機体１に装架せるエンジンＥの
出力軸と伝導する伝導機構を収蔵せしめて左右に長いア
ーム状に形成した伝導ケースａを、それの長手方向の一
端側を支点として他端側か左右に自在に回動するよう軸
架し、その伝導ケースａの回動端側に、刈刃装置６を支
持せしめるとともにその刈刃装置６を駆動する駆動機構
を装架せる機枠５を、それの駆動機構が前記伝導ケース
ａ内の伝導機構と伝導した状態で左右に自在に回動する
よう連結装架しておくという、基本的な構成については
、前述した各実施例と変わりなく、同効の構成部材につ
いては、同一の符号を付して説明を省略するが、伝導ケ
ースａの回動端側に回動自在に連結装架した機枠５の底
面側には、接地により、その機枠５に支持せる刈刃装こ
６の固定刃６０を上面Ｇから所定の高さに浮かせた状態
に支承するそり体８・・・を装設して（第１６図）、こ
のそり体８・・・の接地により、第１８図乃至第２０図
に示している如く機枠５を土面Ｇに沿う状態に保持さす
ようにすることで、機枠５と伝導ケースａとの間に設け
る係止装置Ｃ及び、伝導ケースａと機体１前面との間に
設ける係正装ｚｂを省略した形態としである。また、機
体１は左右の走行輪１０・１０及び案内輪２３とにより
三輪の台車状に形成してあって、その機体１の後端側の
上面にエンジンＥが装架され、そのエンジンＥの前方の
機体１の前端側にそのエンジンＥと伝導するミッション
ケースＭが機体１と一体的に支架され、そのミッション
ケースＭの前面に、前述伝導ケースａの基端側を回動自
在に連結軸架した形態にしである。そして、また、伝導
ケースａと機体１の前端部となっている前記ミッション
ケースＭとの嵌合部には、第１５図及び第１７図に示す
如くミッションケースＭから突出する角状の保合部９に
衝合して伝導ケースａの機体１に対する自由な回動を一
定の範囲に規制するストッパーＳが設けである。

以上説明したように、本発明手段においては、刈刃装置
６を機体１の側方に位置させた状態に支持するための支
持アームが、刈刃装置６の駆動機構ｅに回転動力を伝導
する伝導機構を収蔵せる伝導ケースａにしてあって、こ
の伝導ケースａが機体１に対し回動自在で、また、この
伝導ケースａに刈刃装置６の機枠５を回動自在に連結軸
架しであるのだから、刈刃装置６を機体１の側方にオフ
セットさせる作動が、伝導機構を複雑にすることなく行
ない得るようになる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例装置の斜視図、第２図は同上装
置の要部の一部破断した正面図、第３図は同上装置の作
用の説明図、第４図は別の実施例の斜視図、第５図のイ
・口は同上実施例の作用の説明図、第６図は他の実施例
の斜視図、第７図は同上実施例の要部の一部破断した平
面図、第８図は同上実施例の変形例の要部の一部破断し
た平面図、第９図は従来手段の作用の説明図、第１０図
は同上実施例の作用の説明図、第１１図は異なる実施例
の斜視図、第１２図はさらに異なる実施例の斜視図、第
１３図は同上実施例の要部の一部破断した正面図、第１
４図は同上実施例の変形例の斜視図、第１５図はもう一
つの実施例の側面図、第１６図は同上実施例の要部の斜
視図、第１７図は同上要部の一部を省略した横断平面図
、第１８図及び第１９図及び第２０図は同上実施例の作
用の説明図である。 図面符号の説明 ａ・・・伝導ケース　　ｂ・Ｃ・・・係止装置ｄ・・・
保定機構　　　ｅ・・・駆動機構１・・・機体　　　　
　１ａ・・・主体部１０・・・走行輪　　　１１・・・
ハンドル取付杆１２…ハンドル　　１３・・・エンジン
ベッド１４・・・伝導軸　１５・・・ブラケット　１６
・・・支軸２０・・・伝導機構　　　　２０ａ・・・組
付座２１・・・ボディ　２２・・・アーム　　２３・・
・案内輪３０・３１・・・スプロケットホイル ３２・・・伝導チェノ　　　３３・３４・・・回転軸４
０・４４・・・係止部 ４１−４５・・・セットボルト

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行輪により走行自在の機体の前面側に、その機体に装
   架せるエンジンの出力軸と伝導する伝導機構を収蔵せし
   めて左右方向に長いアーム状に形成した伝導ケースを、
   それの長手方向の一端側を支点として他端側が左右に自
   在に回動するよう軸架し、該伝導ケースの回動端側に、
   刈刃装置及びその刈刃装置の駆動機構を支架せしめた機
   枠を、それの前記駆動機構が該伝導ケース内に収蔵せる
   前記伝導機構と伝導した状態で左右に自在に回動するよ
   う連結装架したことを特徴とする畦草刈機。