JPH02299517A

JPH02299517A - 刈込機

Info

Publication number: JPH02299517A
Application number: JP11795689A
Authority: JP
Inventors: Masuhiko Takigawa; 滝川　益彦
Original assignee: ARUSU HAMONO SEIZO KK
Current assignee: ARUSU HAMONO SEIZO KK
Priority date: 1989-05-11
Filing date: 1989-05-11
Publication date: 1990-12-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、樹木を剪定したり生垣を刈り込むときに使用
されるバリノＪン式の刈込機に関するものである。

（従来の技術）従来、一般にこの種の刈込機は駆動源が内蔵される本体
の前方に多数の固定刃を突設した固定板と、多数の可動
刃を突設した可動板を重ね合せて配設し、前記固定板の
上面上にて可動板を往復摺動させて刈込動作を行うので
あるが、この種の刈込機には次のものがある。

即ち、従来例１として、固定刃、可動刃がそれぞれ固定
板及び可動板に対して一体的に本体の前方で縦方向に列
設されるもの。

また、従来例２として、実開昭６１−１９１７２８号公
報に示されるごとく、本体の前方で固定刃、可動刃をそ
れぞれ同定板及び可動板に対して一体的に横方向に列設
されるもの、１更に、従来例３として、出願人が先に実願昭６２−１９
５５６９として出願したごとく、固定刃、可動刃がそれ
ぞれ本体の前方で固定板及び可動板に対して縦方向に列
設され、可動板に多数の分離した可動刃を取着したもの
。

（発明が解決しようとする課題）しかしながら、前記従来例１、従来例２は可動刃が可動
板に一体として形成されているので、可動刃毎に固定刃
との圧力をネジ調節することが出来ず、従って可動刃と
固定刃との圧力を均一なものとすることが困難になり、
可動刃の位置によって切れ味に差が生じるごとになる。

更に、これら従来例のものは押し切りによって刈り込み
を行うので、切れ味が必ずしも満足のいくものではなか
った。

また、前記従来例］、従来例３は固定刃、可動刃が固定
板及び可動板に対して縦方向に列設されているので、芝
生などの芝を刈って長さを揃える芝刈作用に使用するに
は不適当である。

換言すれば、一般に芝刈を行うには、通常体重をかけ易
く疲労が少なくて済む等の点から歩行しながら本体を前
方に押動進行させて行うのが操作ト好ましい。これに対
して、これら従来例のものでは、本体を横方向に移行さ
せながら芝刈を行なわなければならないので、芝刈を行
う者にとって操作が極めて困難で、極度の疲労を伴う等
の問題がある。

本発明は、樹木を剪定したり生垣を刈り込む刈込機能は
勿論のこと、芝刈にも好適な機能をも兼備した刈込機を
提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段）本第１発明では、例えば第１図〜第４図に示すように駆
動源を内蔵する本体ど、長手方向に沿って多数の固定刃
を鋸歯状に形成した固定板と、前記固定刃に摺接する多
数の分離した可動刃を列設取着した可動板とを備え、前
記可動板を固定板の長手方向に沿って前記駆動源により
往復運動可能ならしめた刈込機であって、前記可動刃は
、その列設取着される方向が前記本体の前方にて横向き
になっていることを特徴とするものである。

本第２発明では、第１発明においてその一部に次の改良
を加えたものである。

即ち、例えば第５図、第６図に示すように前記本体に固
定板の長手方向に対してほぼ直角に操作杆を連結し、該
操作杆を固定板上面に対して所定の傾斜角度をもって回
動自在に支持すべく傾斜角度調整機構を設けたことを特
徴とするものである。

（作用）第１発明は次のように作用する。

即ち、駆動源２により可動板５を往復運動せしめると、
第２図の二点鎖線１２　ａで示したように各可動刃１２
はネジ１４を支点どして円弧運動を行い、該円弧運動に
より庭木あるいは芝生等の切断作用が行われる。そして
、芝刈に際しては、歩行しながら本体１を前方に押動進
行させるだけで自動的に次々と芝が多数の固定刃４ど可
動刃１２との間に刈りやすい直立姿勢のままで導入され
て幅広の芝刈を行いつる。

第２発明は次のように作用する。

即ち、庭木等の刈込に際しては、傾斜角度調整機構２８
により、固定刃４と可動刃］２とからなる刈込刃に対す
る操作杆２５の角度を自由に変化させることが出来る。

また、芝刈に際しても、傾斜角度調整機構２８により、
芝刈を行う者の身長に応じて、最も適した上向きの傾斜
角度に操作杆２５を保たせることができる。

（発明の効果）本発明は、以上のように構成され、作用することから次
の効果を奏する。

第１発明及びこれに従属する第２発明について、（イ）
一枚ずつ分離した可動刃を用いているので、従来のバリ
カン式と異な１１各々の刃が独立して固定刃と可動刃の
刃が湾曲していて押圧され、そしてその押圧力は各月毎
に調節することが可能であり、最適な切れ味を実現する
ことができる。

（ロ）体重をかけて歩行しながら本体を前方に押動進行
させて芝刈を行えるので、操作がやり易く疲労が少なく
て済む。また、芝は薙ぎ倒されることなく、歩行にした
がって芝を刈るのに都合のよい直立姿勢で刈込刃に導入
しつる。

第２発明について、（ハ）刈込刃に対する操作杆の角度を自由に変化させる
ことができるので、例えば樹木の枝の伸びる方向や生垣
の表面に容易に沿わせることができ、高いところにある
技や生垣の刈込みを容易に行えるほか、低いところにあ
る芝生、庭木等の刈込みを腰を曲げたり、背伸びしたり
する必要もなく行える。

（実施例）以下、本発明の実施例を図面に基づいて具体的に説明す
る。

第１図は刈込機全体の概略斜視図、第２図は第１図矢印
■−■方向から児た刈込刃の部分を示す平面図、第３図
は第２図の矢印Ｉ［１−ＩＩＩ方向から見た正面図、第
４図は刈込刃の駆動関係を示す側面図である。

これらの図において、１は刈込機の本体であり、この本
体１に駆動源２が内蔵されている。駆動源２はモータ一
式の従来のバリカン式刈込機に用いられているものが使
用され、本体１の前部には固定板３が固設されている。

周定板３は、その前面長手方向に亘って固定刃４が鋸歯
状に一定間隔で横向きに多数突設されている。前記固定
板３の上面上には固定板３の長手力向即ち横方向に可動
板５が設けられており、該可動板５には先端部が二股状
になった往復伝達板６が、その先端部で一体的に連結固
着されている。

往復伝達板６は、その尾端部に前後方向に案内溝８が穿
設されている。一方、駆動源２の中心軸９の周りに嵌る
歯車１５と、これに噛合う歯車１Ｇと、歯車１６の同一
軸に嵌る歯車１７と、これに噛合う歯車１８とによって
駆動源２の回転を減速させて、歯車１８の同一軸の周り
に回転しつる回転板１０の偏心位置において、該回転板
１０の下面に突子１１を突設する。そして、前記案内溝
８に突子１１を臨ませ、前記駆動源２のスイッチ３３を
入れて突子１１を案内溝８に沿って摺動させることによ
り、可動板５は往復運動を行う。

前記固定板３と可動板５との間には、ハサミの形態をし
た一つずつ分離した可動刃１２が挿入されており、該可
動刃１２はネジ１３により一つず−）可動板５に列設取
着されている。

各可動刃１２に取り付けたネジ１４は、可動板５の往復
運動に伴−）で可動刃１２が円弧運動をする際に支点と
なる部分である。そして、ネジ］３．１４の締め付けは
切れ昧が最適になるように調整されている。なお、］９
は駆動源２の上方に配備されるファンであるう前記本体］の後面には、第５図に示すように底壁部２０
ａを有し、ニ一般の腕２０ｂ、２０ｂを突出するブラケ
ット２０が本体１の後面部にネジ２１によってまた、本
体１の底面部にネジ２Ｇによって一体的に取り付けられ
ており、この底壁部２０ａに一体的に突設された支承部
２０ｃに嵌る枢軸２４を支点として操作杆２５が回動自
在に嵌っている。換言すれば、操作杆２５は固定板３の
長手方向に対してほぼ直角に本体１に連結され、固定板
３−上面に対して傾斜角度調整機構２８により所定の傾
斜角度をもって回動自在に支持されている。。

傾斜角度調整機構２８は、前記操作杆２５をその長手方
向の適当個所にて支承しうる操作杆２５に外嵌される抱
持片２９と、該抱持片２９を支持オる二本の起立片３０
．３０と、前記抱持片２９及び起立片３０の上端部を貫
通するＬ、字状の締付棒３１と、起立片３０の一方の上
端部に一体的に溶着されたナツト３２とからなっている
。更に詳述すれば、第６図に示すごとく、締付棒３１の
−・端部３１　ａを手で矢印Ｘ方向に回動させて、締付
棒３１の他端部３　ｌ　ｂに螺設したネジ部分を、前記
ナツト３２に螺入させることによって、締付棒３１に一
体的に固着された鍔部３１　Ｃと前記ナツト３２との間
で前記抱持片２９及び起立片３０を挟持するごとく緊締
するのである。

また、前記傾斜角度調整機構２８によって、操作杆２５
の傾斜角度を再調整するときには、締付棒３］の一端部
３１　ａを手で反矢印Ｘ方向に回動させて、締付棒３１
の他端部３１ｂのネジ部分を緩め、操作杆２５を所定の
傾斜角度に再調整してから、再び曲述したごとく、締付
棒３１の一端部３１ａを矢印Ｘ方向に回動させ、締付棒
３１の他端部３１ｂのネジ部分をナツト３２に螺入する
ことによって緊締するのである。なお、第１図における
３４は操作杆２５のハンドル部であり、３Ｆは刈込機の
駆動源２を電源に接続するためのコードを示す。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の−・実施例を示すもので、第１図は刈込
様全体の概略斜視図、第２図は第１図矢印ＩＩ−ｎ方向
から見た刈込刃の部分を示す平面図、第３図は第２因の
矢印ｍ−ｒｕ方向から見て一部断面した正面図、第４図
は刈込刃の駆動関係を示す側面図、第５図は傾斜角度調
整機構を示す斜視囚、第６図は第５図の矢印ＩＶ−ＩＶ
方向から見て断面した端面図である。に本体、２：駆動源、３：固定板、４：固定力、５：可
動板、１２：可動刃、２５°操作杆、２８：傾斜角度調
整機構。区ト）法

Claims

【特許請求の範囲】

（１）駆動源を内蔵する本体と、長手方向に沿って多数
の固定刃を鋸歯状に形成した固定板と、前記固定刃に摺
接する多数の分離した可動刃を列設取着した可動板とを
備え、前記可動板を固定板の長手方向に沿って前記駆動
源により往復運動可能ならしめた刈込機であって、前記
可動刃は、その列設取着される方向が前記本体の前方に
て横向きになつていることを特徴とする刈込機。
（２）前記本体に固定板の長手方向に対してほぼ直角に
操作杆を連結し、該操作杆を固定板上面に対して所定の
傾斜角度をもって回動自在に支持すべく傾斜角度調整機
構を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第１項に記
載の刈込機。