JP2794882B2 - 動力草刈機 - Google Patents

動力草刈機

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JP2794882B2 JP6616290A JP6616290A JP2794882B2 JP 2794882 B2 JP2794882 B2 JP 2794882B2 JP 6616290 A JP6616290 A JP 6616290A JP 6616290 A JP6616290 A JP 6616290A JP 2794882 B2 JP2794882 B2 JP 2794882B2
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【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自走式タイプの動力草刈機に係るものであ
る。
(従来技術) 本出願人の出願にかかる先願の特願平1−141882号明
細書および図面には、機体の下方位置に設けた走行装置
と、前記機体に取付けたエンジンと、基部側は前記エン
ジンに固定され先側は前方に突出する動力伝動軸外周包
囲用の伝動筒と、該伝動筒の先側に右入力部および左入
力部のいずれか一方を着脱自在に係合する刈取部とから
なる動力草刈機が提案されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記先願発明は、刈取部側に右入力部および左入力部
を形成し、いずれか一方を機体側に着脱自在に係合させ
ているから、入力機構を備えた右入力部および左入力部
のうち、いずれか一方は露出構造になるので、泥土の付
着に伴なうメンテナンスが大変である。また、入力部機
構は部品点数が多いから、重量大となり、着脱作業が大
変である。
しかし、先願発明を逆構造にすると、露出部分の位置
が高くなるので、泥土付着は殆どなくなり、かつ刈取部
が大分軽くなるので、着脱作業が容易になる。
(発明の目的) よって、本発明は、出力側を左右2箇所にして、泥土
付着がない、かつ、着脱作業が容易の動力草刈機を得る
ことを目的としたものである。
(課題を解決するための手段) よって本発明は、機体1の下方位置に設けた走行装置
6と、前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側は前
記エンジン3または該エンジン3に附属するギヤボック
ス2に固定され先側は前方に突出する動力伝動軸11外周
包囲用の伝動筒8と、該伝動筒8の先側に基部側が固定
され左右方向に長い伝動ケース9と、該伝動ケース9に
設けた右出力部Aおよび左出力部Bと、該右出力部Aお
よび左出力部Bのいずれか一方に着脱自在に係合する受
動部Cを有する刈取部15からなる動力草刈機、および、
前記刈取部15は前記受動部Cを中心に前記受動部Cより
遠い側が上下回動する動力草刈機、および、前記伝動ケ
ース9の左右中心位置には前記伝動筒8と平行の角度調
節軸38を設け、該角度調節軸38にラック歯車37を固定
し、前記刈取部15側には前記ラック歯車37と噛合う前記
受動部Cと同一軸心の調節用歯車36を固定した動力草刈
機、および、機体1の下方位置に設けた左右2輪の走行
装置6と、前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側
は前記エンジン3に附属するギヤボックス2に固定され
先側は前方に突出する動力伝動軸11外周包囲用の伝動筒
8と、該伝動筒8の先側に基部側が固定され左右方向に
長い伝動ケース9と、該伝動ケース9内に設けた右出力
プーリ10および左出力プーリ12と、該右出力プーリ10お
よび左出力プーリ12に巻回したべルト13と、前記右出力
プーリ10および左出力プーリ12のいずれか一方に着脱自
在に係合する入力軸20を有する左右方向に長い刈取部15
と、前記伝動筒8に取付けた上下調節可能の補助輪41と
からなる動力草刈機としたものである。
(実施例) 本発明の一実施例を図面により説明すると、1は自走
式の草刈機の機体であり、該機体1の後部上方にはギヤ
ボックス2を設け、該ギヤボックス2の一側部にエンジ
ン3を設ける。前記ギヤボックス2の後部には左右方向
の後部フレーム4を設け、該後部フレーム4の一端には
二又状の手持ちハンドル5の基部を取付ける。
前記ギヤボックス2の下方には走行装置6を設ける。
走行装置6は左右2輪式で一対の駆動輪7、7を前記ギ
ヤボックス2の下方の左右側に位置させる。
前記ギヤボックス2の他側部には前後方向の伝動筒8
の基部を取付ける。伝動筒8の先側は前方に突出し、該
先側に左右方向の伝動ケース9の基部を固定状態に取付
ける。
伝動ケース9内の右端(基部側)には、右出力部Aを
形成し、左端(先側)には左出力部Bを形成する(第3
図)。
前記右出力部Aは右出力プーリ10により構成され、該
右出力プーリ10に前記伝動筒8内に設けられている伝動
軸11の先端を、浅く挿入固定する。前記左出力部Bは左
出力プーリ12により構成され、該左出力プーリ12と前記
右出力プーリ10との間にベルト13を掛け回す(プーリ、
ベルトに変えて、歯車、チエンでもよい)。14はベルト
13を緊張させるテンションプーリである。
15は前記伝動ケース9の前側に設けられる刈取部、16
は刈取部15の刈取部フレームであり、刈取部フレーム16
は左右方向に長く形成され、刈取部フレーム16の先端側
は第2図のように伸縮自在の延長フレーム部を形成す
る。
刈取部フレーム16の基部側には帯刃駆動プーリ17を軸
装する。刈取部フレーム16の先側には帯刃受動プーリ19
を軸装し、帯刃駆動プーリ17と帯刃受動プーリ19の間に
無端回動式帯刃18を掛け回す。
しかして、刈取部15の基部側には、受動部Cを設け
る。該受動部Cは前記伝動ケース9に設けた右出力部A
および左出力部Bのいずれか一方に着脱自在に係合する
(第3図)。
前記受動部Cは、前記帯刃駆動プーリ17に基部が固定
されている前後方向の入力軸20および該入力軸20の外周
を包囲する取付筒29により構成される。
前記右出力プーリ10および左出力プーリ12には、後方
に突出する回転軸筒21、22を一体的に形成し、回転軸筒
21、22の後部は伝動ケース9の後面に設けた軸受部23、
24に夫々回転のみ自由に軸着される。
前記右出力プーリ10と左出力プーリ12のそれぞれの前
面には、前記回転軸筒21、22の後端を開口させて、前記
入力軸20の先端(後端)が選択的に角軸嵌合する嵌合凹
部25、26を形成する。
嵌合凹部25、26の前側部分には前後方向の支持筒27、
28を設け、該支持筒27、28は伝動ケース9に固定する。
前記取付筒29の基部(前端)は、前記刈取部15側に固
定され、伝動ケース9側に着脱自在である。即ち、刈取
部15は、取付筒29の先端を支持筒27または支持筒28いず
れか一方より外すことにより一体的に外れ、取付筒29の
先端をいずれか他方に嵌合固定させて、取付位置を変更
する(第2図、第5図)。
30は前記支持筒27および支持筒28のそれぞれ前端の上
面中央に設けた突片、31は前記取付筒29の先端の上面中
央に設けた突片であり、突片30と突片31を当接させ、ボ
ルト32等により固定する(第2図)。33は支持筒27と支
持筒28を補強連結する連結横杆である。
前記取付筒29の基部には回転軸筒34を回転のみ自由に
嵌合させ、回転軸筒34の外周には支持部材35の下端を固
定し、支持部材35の上端を刈取部フレーム16の基部に固
定する(第1図、第3図)。それゆえ、前記刈取部フレ
ーム16は前記取付筒29に対して回動自在となって、前記
帯刃受動プーリ19を前記入力軸20を中心に上下回動させ
うる(第6図)。
しかして、前記回転軸筒34の外周には調節用歯車36を
固定し、調節用歯車36にはラック歯車37を噛合わせる
(第3図)。ラック歯車37は伝動筒8と平行の角度調節
軸38の先端に固定され、角度調節軸38の後端は前記伝動
ケース9の左右中心位置を貫通して前記後部フレーム4
に軸着する(第2図、第3図)。
したがって、前記ラック歯車37は前記支持筒27(右出
力部A)と支持筒28(左出力部B)の間の中央に位置
し、前記入力軸20を前記右出力プーリ10また左出力プー
リ12の何れかに嵌合させたときも、調節用歯車36がラッ
ク歯車37に噛合うように構成される。
前記角度調節軸38の後端は後部フレーム4より後方に
突出させ、該突出部に角度調節ハンドル39を取付ける。
40は角度調節軸38の固定装置である。
また、前記刈取部15は、その取付筒29(受動部C)を
支持筒28(左出力部B)に嵌合固定させたとき、刈取部
15の左右の帯刃駆動プーリ17と帯刃受動プーリ19の中心
と、前記駆動輪7と駆動輪7との左右中心が一致するよ
うに構成し、平坦部の刈取作業における作業性を向上さ
せる。
また、前記刈取部15を、その取付筒29(受動部C)を
支持筒27(右出力部A)に嵌合固定させたとき、前記駆
動輪7、7の左右中心に対して刈取部15の左右中心を偏
心させ、法面等の傾斜面の刈取作業における作業性を向
上させる。
41は前記伝動筒8の高さ位置調節自在に設けた補助車
輪であり、補助車輪41の高さ位置を変更させることで、
刈取部15の刈高さを調節する。
第7〜第9図は、前記帯刃受動プーリ19の取付構造を
示したもので、帯刃受動プーリ19の回転軸45の軸心方向
を前記刈取部フレーム16に対して変更自在に取付ける。
即ち、帯刃受動プーリ19の軸心方向と前記帯刃駆動プー
リ17の軸心方向とを平行にして、製造誤差等を吸収する
場合と、帯刃受動プーリ19の軸心方向を前記帯刃駆動プ
ーリ17の軸心方向に対して外側に開くように水平回動さ
せて傾斜させ、無端回動式帯刃18の外れおよび無端回動
式帯刃18の刃による帯刃受動プーリ19の損傷を防止す
る。
前記回転軸45は軸受46に軸着し、軸受46の上部には一
対の取付軸47、48の下端を固定し、取付軸47の上端を前
記刈取部フレーム16側に固定したステー49に取付け、取
付軸48はステー49に形成した長孔50内に挿通して固定
し、軸受46はステー49を中心にステー49が長孔50内を移
動することにより帯刃受動プーリ19の軸心方向を調節す
る。
第10図〜第12図は、前記刈取部フレーム16に無端回動
式帯刃18の研磨装置51を設けたものであり、前記刈取部
フレーム16上面に支持部材52の下端部を固定し、支持部
材52の上端に回動自在にやすり等の研磨部材53の基部を
取付ける。54は研磨部材53を退避させるバネであり、バ
ネ54の弾力に抗して研磨部材53を回動させ、無端回動式
帯刃18の前縁に研磨部材53の先端を当接させて研磨す
る。
第13図、第14図は、刈取部15の自動傾斜調節装置55を
示し、ステー49に上下動自在の感知ローラ56の取付軸57
の上部を取付け、取付軸57の上方にスイッチ58を設け
る。前記取付軸57には感知ローラ56を常時下動させるバ
ネ59を設ける。
また、前記角度調節軸38にはモータ60を取付ける。前
記スイッチ58は、前記帯刃受動プーリ19側にある感知ロ
ーラ56が地面に接触して取付軸57の上端が接触すると、
オンになって前記モータ60を回動させ、刈取部15を回動
させ、前記帯刃受動プーリ19が地面に接触するのを自動
的に防止する。
(作用) 次に作用を述べる。
本発明は前記の構成であり、エンジン3を始動させる
と、エンジン3の回転は、 伝動筒8内の伝動軸11→を伝動ケース9内の回転軸筒
21→右出力プーリ10→ベルト13→左出力プーリ12→回転
軸筒22→入力軸20 と伝達され、帯刃駆動プーリ17を回転させ、帯刃駆動プ
ーリ17の回転により帯刃駆動プーリ17と帯刃受動プーリ
19の間に掛け回されている無端回動式帯刃18を回動させ
て草刈をする。
しかして、伝動ケース9内の右出力プーリ10および左
出力プーリ12の回転軸筒21、22は、伝動ケース9の後面
に設けた軸受部23、24に軸着され、右出力プーリ10と左
出力プーリ12の前面には回転軸筒21、22の前端を開口さ
せて、嵌合凹部25、26が形成されているから、刈取部15
の帯刃駆動プーリ17の入力軸20(受動部C)の先端を前
記嵌合凹部25(右出力部A)または嵌合凹部26(左出力
部B)に選択的に嵌合固定させると、機体1に対する刈
取部15の位置を用途に応じて左右の位置変えをする。
この場合、入力軸20および取付筒29の基部は刈取部15
の刈取部フレーム16側に取付け固定され、嵌合凹部25、
26の前側の伝動ケース9には支持筒27、28が設けられて
いるから、刈取部15は、取付筒29の先端を支持筒27また
は支持筒28のいずれか一方から外すことにより伝動ケー
ス9より一体的に外れ、取付筒29の先端を支持筒27また
は支持筒28のいずれか他方に嵌合固定させるだけで刈取
部15の取付位置を変更させうる。
しかして、刈取部フレーム16側に固定されている回転
軸筒34には調節用歯車36が固定され、調節用歯車36には
ラック歯車37を噛合わせ、ラック歯車37は角度調節軸38
に固定され、角度調節軸38は前記伝動ケース9の左右中
央部を貫通して前記後部フレーム4に軸着し、角度調節
軸38の後端には角度調節ハンドル39を取付けてあるか
ら、角度調節ハンドル39によりラック歯車37を回転させ
ると、ラック歯車37は調節用歯車36を回転させ、調節用
歯車36は回転軸筒34を介して刈取部フレーム16を取付筒
29を中心に回動させ、刈取部フレーム16は帯刃受動プー
リ19側を上下させる。
この場合、ラック歯車37は伝動ケース9の支持筒27と
支持筒28の間の中央に位置しているから、前記入力軸20
を前記右出力プーリ10または左出力プーリ12のいずれか
に嵌合させたときも、ラック歯車37に調節用歯車36が噛
合って、刈取部15を回動させうる。
(効果) 本出願人の出願にかかる先願の特願平1−141882号明
細書および図面に記載されたものは、刈取部側に右入力
部および左入力部を形成し、いずれか一方を機体側に着
脱自在に係合させているから、入力機構を備えた右入力
部および左入力部のうち、いずれか一方は露出構造にな
るので、泥土の付着に伴なうメンテナンスが大変であ
る。また、入力部機構は部品点数が多いから、重量大と
なり、着脱作業が大変である。
しかるに、本発明は、機体1の下方位置に設けた走行
装置6と、前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側
は前記エンジン3または該エンジン3に附属するギヤボ
ックス2に固定され先側は前方に突出する動力伝動軸11
外周包囲用の伝動筒8と、該伝動軸8の先側に基部側が
固定され左右方向に長い伝動ケース9と、該伝動ケース
9に設けた右出力部Aおよび左出力部Bと、該右出力部
Aおよび左出力部Bのいずれか一方に着脱自在に係合す
る受動部Cを有する刈取部15からなる動力草刈機とした
から、伝動ケース9に設けた右出力部Aおよび左出力部
Bは、刈取部15より離れているので、露出していても、
泥土異物の付着は少ない。また、交換する刈取部15に二
個の受動部を形成せず、一個の受動部のみとするから、
その分軽量構成となり、嵌め替え操作が容易である。
また、前記刈取部15は前記受動部Cを中心に前記受動
部Cより遠い側が上下回動する動力草刈機としたから、
傾斜地で利用できる。
また、前記伝動ケース9の左右中心位置には前記伝動
筒8と平行の角度調節軸38を設け、該角調節軸38にラッ
ク歯車37を固定し、前記刈取部15側には前記ラック歯車
37と噛合う前記受動部Cと同一軸心の調節用歯車36を固
定した動力草刈機としたから、前記傾斜地での利用が左
右どちらがわでも、容易に出来る。
また、機体1の下方位置に設けた左右2輪の走行装置
6と、前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側は前
記エンジン3に附属するギヤボックス2に固定され先側
は前方に突出する動力伝動軸11外周包囲用の伝動筒8
と、該伝動筒8の先側に基部側が固定され左右方向に長
い伝動ケース9と、該伝動ケース9内に設けた右出力プ
ーリ10および左出力プーリ12と、該右出力プーリ10およ
び右出力プーリ12に巻回したベルト13と、前記右出力プ
ーリ10および左出力プーリ12のいずれか一方に着脱自在
に係合する入力軸20を有する左右方向に長い刈取部15
と、前記伝動筒8に取付けた上下調節可能の補助輪41と
からなる動力草刈機としたものであるから、構成簡単・
実施化容易・多目的使用可能・製造安価である効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体の側面図、第2図は同平面図、第3図は伝
動ケースの断面図、第4図は同正面図、第5図は刈取部
の取付位置を変更した状態の平面図、第6図は刈取部を
回動させた作用状態図、第7図は受動プーリの平面図、
第8図は同取付部の部分平面図、第9図は同側面図、第
10図は研磨装置を取付た刈取部平面図、第11図は同側面
図、第12図は研磨装置の側面図、第13図は自動傾斜調節
装置の平面図、第14図は同斜視図である。 符号の説明 1……機体、2……ギヤボックス、3……エンジン、4
……後部フレーム、5……手持ちハンドル、6……走行
装置、7……駆動輪、8……伝動筒、9……伝動ケー
ス、10……右出力プーリ、11……伝動軸、12……左出力
プーリ、13……ベルト、14……テンションプーリ、15…
…刈取部、16……刈取部フレーム、17……帯刃駆動プー
リ、18……無端回動式帯刃、19……帯刃受動プーリ、20
……入力軸、21、22……回転軸筒、23、24……軸受部、
25、26……嵌合凹部、27、28……支持筒、29……取付
筒、30、31……突片、32……ボルト、33……連結横杆、
34……回転軸筒、35……支持部材、36……調節用歯車、
37……ラック歯車、38……角度調節軸、39……角度調節
ハンドル、40……固定装置、41……補助車輪、45……回
転軸、46……軸受、47、48……取付軸、49……ステー、
50……長孔、51……研磨装置、52……支持部材、53……
研磨部材、54……バネ、55……自動傾斜調節装置、56…
…感知ローラ、57……取付軸、58……スイッチ、59……
バネ、60……モータ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】機体1の下方位置に設けた走行装置6と、
    前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側は前記エン
    ジン3または該エンジン3に附属するギヤボックス2に
    固定され先側は前方に突出する動力伝動軸11外周包囲用
    の伝動筒8と、該伝動筒8の先側に基部側が固定され左
    右方向に長い伝動ケース9と、該伝動ケース9に設けた
    右出力部Aおよび左出力部Bと、該右出力部Aおよび左
    出力部Bのいずれか一方に着脱自在に係合する受動部C
    を有する刈取部15からなる動力草刈機。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第(1)項のものにおい
    て、前記刈取部15は前記受動部Cを中心に前記受動部C
    より遠い側が上下回動する動力草刈機。
  3. 【請求項3】特許請求の範囲第(1)項のものにおい
    て、前記伝動ケース9の左右中心位置には前記伝動筒8
    と平行の角度調節軸38を設け、該角度調節軸38にラック
    歯車37を固定し、前記刈取部15側には前記ラック歯車37
    と噛合う前記受動部Cと同一軸心の調節用歯車36を固定
    した動力草刈機。
  4. 【請求項4】機体1の下方位置に設けた左右2輪の走行
    装置6と、前記機体1に取付けたエンジン3と、基部側
    は前記エンジン3に附属するギアボックス2に固定され
    先側は前方に突出する動力伝動軸11外周包囲用の伝動筒
    8と、該伝動筒8の先側に基部側が固定され左右方向に
    長い伝動ケース9と、該伝動ケース9内に設けた右出力
    プーリ10および左出力プーリ12と、該右出力プーリ10お
    よび左出力プーリ12に巻回したベルト13と、前記右出力
    プーリ10および左出力プーリ12のいずれか一方に着脱自
    在に係合する入力軸20を有する左右方向に長い刈取部15
    と、前記伝動筒8に取付けた上下調節可能の補助輪41と
    からなる動力草刈機。
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