JP3522515B2 - 歩行型草刈機 - Google Patents
歩行型草刈機Info
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- JP3522515B2 JP3522515B2 JP33100097A JP33100097A JP3522515B2 JP 3522515 B2 JP3522515 B2 JP 3522515B2 JP 33100097 A JP33100097 A JP 33100097A JP 33100097 A JP33100097 A JP 33100097A JP 3522515 B2 JP3522515 B2 JP 3522515B2
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- JP
- Japan
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- cutting blades
- center
- cover
- walking
- front wheel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Harvester Elements (AREA)
Description
な平坦地や傾斜地等に生えている雑草を刈り取る歩行型
の草刈機に関する。 【０００２】 【従来の技術】歩行型の草刈機として、例えば、実開昭
５９−１６６６１６号公報に記載された如く、走行輪の
前側に水平回転する刈刃を設け、さらに前方に刈刃の地
面からの高さを調節する安定輪を設けた構成のものがあ
る。 【０００３】 【発明が解決しようとする課題】前記構成の歩行型草刈
機は、機体の左右中央に設ける１本の回転軸に取り付け
た刈刃で雑草を刈るため、切断抵抗による反力で機体の
走行方向が左右に振られ、これを防ぐために作業者がハ
ンドルをしっかり持っていなければならない。そこで、
本発明では、安定して直進走行し操縦し易い歩行型草刈
機を提供するのを課題とする。 【０００４】 【課題を解決するための手段】後部の走行輪２によって
走行する機体３の上部から後方上方に向け上下及び左右
に角度調節自在の歩行操作用のハンドル杆４を延設し、
該走行輪２の前側左右には前側で中央に向うよう逆回転
する上下２段の帯板状の刈刃１，１を配設し、該刈刃
１，１の両側と上側とを覆いその前端を左右中央が後方
に向けて凹む形状の刈刃カバー１９を設けるとともに、
左右刈刃１，１の中央前方に向けて前輪支持杆７を機体
３から突設し、この前輪支持杆７に前方へ向けて固定し
た一輪の前輪６を設けてなる歩行型草刈機の構成とす
る。 【０００５】 【発明の作用及び効果】後部の走行輪２によって走行す
る機体３の上部から後方上方に向け上下及び左右に角度
調節自在の歩行操作用のハンドル杆４を延設し、該走行
輪２の前側左右には前側で中央に向うよう逆回転する上
下２段の帯板状の刈刃１，１を配設し、該刈刃１，１の
両側と上側とを覆いその前端を左右中央が後方に向けて
凹む形状の刈刃カバー１９を設けるとともに、左右刈刃
１，１の中央前方に向けて前輪支持杆７を機体３から突
設し、この前輪支持杆７に前方へ向けて固定した一輪の
前輪６を設けてなる歩行型草刈機の構成により、雑草は
左右に配設した前側で中央に向うよう逆回転する上下２
段の帯板状の刈刃１，１で切断されるため、切断抵抗が
互いに打ち消し合うように作用し、刈刃１、１の前方で
前方へ向けて固定した一輪の前輪６が雑草の株元に食い
込み機体３が左右に振れることを防いで、安定した直進
走行となり、機体３が左右に振れないように作業者がハ
ンドルをしっかり持っている必要がなく、楽な刈り取り
作業を行えることになる。又、図５に示す如く、ハンド
ル杆４を機体３の横方向に固定して、畦道を歩きながら
傾斜面の雑草を刈取ることができ、作業者が平坦地を歩
いて作業ができ安全であり、又、上記の通り直進性を向
上させることができる。 【０００６】 【実施例】機体３の中央に設けるギヤケース１０の後部
にエンジン１１を取り付け、このギヤケース１０から左
右に延ばした支持筒１２，１３の先端から下方に向けて
アーム１４，１５を設け、このアーム１４，１５の下端
に走行輪２を軸支している。一方のアーム１４にはチェ
ン伝動機構を設け、ギヤケース１０の出力軸から走行輪
２の入力軸に動力を伝動して走行輪２を駆動して走行す
る。支持筒１２，１３の下側には、走行輪２の後上側を
覆う機枠カバー１６を取り付けている。 【０００７】ギヤケース１０の下側に前方へ向けて取付
枠１７を取り付け、この取付枠１７の下側に、伝動ケー
ス１８と、刈刃１，１の回転軌跡を覆う刈刃カバー１９
と、ギヤケース１０から伝動ケース１８に動力を伝動す
る伝動機構２０を覆う伝動カバー２１を取り付けてい
る。伝動ケース１８は、下方に向けて２本の回転軸２
２，２３を左右振り分け状態に軸支するもので、回転軸
２２，２３の上方突出側にプーリ２４，２５を固着し、
ギヤケース１０の出力軸に固着したプーリ２６にベルト
２７を巻き掛けて伝動機構２０を構成している。回転軸
２２，２３には、それぞれ帯板状の刈刃１，１を上下に
９０°位相をずらせて取り付けている。この回転軸２
２，２３は、上方より見て左右の刈刃１，１が前側で中
央に向うよう逆回転する。 【０００８】刈刃カバー１９は、刈刃１，１の回転軌跡
の外側から走行輪２の両側部へ向け挟めた外側面２８
と、刈刃１，１の上面から機体カバー１６までに到る上
側面２９とを一体的に形成し、この刈刃カバー１９の前
部は斜め前上方に向けて起立し、その前端３０は左右中
央が後方に向けて凹んだ形状としていて、この前端に沿
ってガイド杆３１を取り付けている。 【０００９】走行輪２は、図３に示す如く、左右両側部
５２，５３が大径で中間部５４を小径としていて刈刃
１，１で刈り倒した雑草が中間部５４の下側を通過し易
くしている。走行輪２の両側部５２，５３の外側端に
は、周面に凹凸を形成したゴムラグ５５を取り付け、両
側部５２，５３の外周面には二つの突起を形成した板状
ラグ５６を周方向から約５°傾けて取り付けている。こ
の板状ラグ５６の高さはゴムラグ５５の突出高さよりも
低くしていて、舗装道路を走行する場合にはゴムラグ５
５のみが接地するようにしている。 【００１０】走行輪２の中間部５４の周面には、側面視
で三角状に突出する板状ラグ５７をその板面が周方向に
対して約５°傾くように取り付けている。この板状ラグ
５７の突出高さは、両側部５２，５３の外周よりも小さ
くしている。前記の板状ラグ５６，５７は、走行輪２に
駆動力を付与し、かつ草が絡み付かないようにするもの
で、周方向に対して５°から３０°程度の傾きとすれば
よい。機枠カバー１６から各板状ラグ５６，５７の間で
走行輪２の外周面に向けて周面にごく接近させてスクレ
パー５８，５９を突設している。 【００１１】３２は、ギヤケース１０を覆うカバーで、
その上部に前輪支持杆７を取り付けている。前輪支持杆
７は機体３の左右中央から前方に向けて延ばしその先端
に固着したブラケット３３に前輪６を軸支している。ブ
ラケット３３の上部に取付部３４を設け、この取付部３
４に吊り紐８のフック３５を引っ掛けている。３５はビ
ニール管で吊り紐８を曲り難くして吊り紐８が緩んだ場
合に刈刃１，１に巻き込まれ難くしている。 【００１２】ギヤケース１０の上部には、取付台３７を
取り付け、この取付台３７にハンドル基台３８を水平回
動可能に取り付けている。３９はハンドル基台３８の取
付台３７に対する水平回動位置を固定する固定具で、真
後位置から左右２０°，５０°，７０°，９０°の各回
動位置で固定できるようにしている。ハンドル基台３８
には支軸４０を立設し、この支軸４０の上部に後方へ向
けてブラケット４４を突設し、このブラケット４４にハ
ンドル杆４の基部を横軸４６で上下回動可能に枢支して
いる。ハンドル杆４の下端に固着した係止片４５の凹部
に係止ピン４３が係合することでハンドル杆４の傾斜起
立角度を変更できるようにしている。 【００１３】また、支軸４０には、前記ブラケット４４
と逆方向に取手４２を突設し、支軸４０部を覆うカバー
４１に開口部４７を形成し、この開口部４７から作業者
の手を取手４２に差し込んで、機体３を持ち上げられる
ようにしている。ハンドル杆４の先端にはループ状の操
向ハンドル５を取り付け、この操向ハンドル５にエンジ
ン１１に繋がるアクセルレバー４８を取り付け、更に操
向ハンドル５とハンドル杆４との取付部に、ハンドル杆
４の上下回動固定具４３にワイヤーで連結した上下固定
レバー４９と、エンジン１１から走行輪２への動力伝動
部に設けたクラッチを操作する走行クラッチレバー５０
とを設けている。この走行クラッチレバー５０はエンジ
ン１１の回転を充分に高速まで上昇させて刈刃１，１の
回転が高まった状態で走行輪２を駆動し、切断抵抗によ
ってエンジン１１が停止するのを防ぐためである。ハン
ドル杆４の先端近くには、吊り紐８を引っ掛ける係止フ
ック５１を取り付けている。 【００１４】図４は、エンジン１１を示す斜視図で、エ
アフィルター６１を覆ってカバー枠６１を取り付けてい
る。このカバー枠６１にはさらにヒンジ６３でフィルタ
ー枠６２を開閉自在に取り付け、フィルター枠６２の内
部にスポンジ等のフィルター６３を入れて、雑草の切断
片等の比較的大きなごみがエアフィルター６１に入り込
まないようにしている。 【００１５】以上の如く構成した歩行型草刈機を平地で
使用する場合には、上下固定レバー４９を操作して操向
ハンドル５が作業者の持ち易い高さとなるようにして、
前進走行しながら草を刈り倒す。刈り倒された草は刈刃
１，１の回転で左右中央に集まりながら走行輪２の左右
中央部下方を通過して後方へ排出される。雑草は左右に
配設した前側で中央に向うよう逆回転する上下２段の帯
板状の刈刃１，１で切断されるため、切断抵抗が互いに
打ち消し合うように作用し、刈刃１、１の前方で前方へ
向けて固定した一輪の前輪６が雑草の株元に食い込み機
体３が左右に振れることを防いで、安定した直進走行と
なり、機体３が左右に振れ ないように作業者がハンドル
をしっかり持っている必要がなく、楽な刈り取り作業を
行えることになる。畦道を歩きながら傾斜面の雑草を刈
る場合には、図５に示す如く、ハンドル杆４を機体３の
横方向に固定して、操向ハンドル５を片手で持って他方
の手で吊り紐８を持って横向きに歩行しながら作業を行
う。吊り紐８で機体３の前方が下方へ向かうのを防ぎな
がら作業者が平坦地を歩いて作業ができるので安全で楽
である。
Claims (1)
- (57)【特許請求の範囲】 【請求項１】後部の走行輪（２）によって走行する機体
（３）の上部から後方上方に向け上下及び左右に角度調
節自在の歩行操作用のハンドル杆（４）を延設し、該走
行輪（２）の前側左右には前側で中央に向うよう逆回転
する上下２段の帯板状の刈刃（１），（１）を配設し、
該刈刃（１），（１）の両側と上側とを覆いその前端を
左右中央が後方に向けて凹む形状の刈刃カバー（１９）
を設けるとともに、左右刈刃（１），（１）の中央前方
に向けて前輪支持杆（７）を機体（３）から突設し、こ
の前輪支持杆（７）に前方へ向けて固定した一輪の前輪
（６）を設けてなる歩行型草刈機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33100097A JP3522515B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 歩行型草刈機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33100097A JP3522515B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 歩行型草刈機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11137042A JPH11137042A (ja) | 1999-05-25 |
| JP3522515B2 true JP3522515B2 (ja) | 2004-04-26 |
Family
ID=18238721
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33100097A Expired - Lifetime JP3522515B2 (ja) | 1997-11-14 | 1997-11-14 | 歩行型草刈機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3522515B2 (ja) |
-
1997
- 1997-11-14 JP JP33100097A patent/JP3522515B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11137042A (ja) | 1999-05-25 |
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