JPH08242652A - チェーン式草刈機 - Google Patents

チェーン式草刈機

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JPH08242652A
JPH08242652A JP5103695A JP5103695A JPH08242652A JP H08242652 A JPH08242652 A JP H08242652A JP 5103695 A JP5103695 A JP 5103695A JP 5103695 A JP5103695 A JP 5103695A JP H08242652 A JPH08242652 A JP H08242652A
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JP
Japan
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chain
cutting blade
machine body
cutting
type mower
Prior art date
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Pending
Application number
JP5103695A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyuki Takahashi
和幸 高橋
Yuji Fujita
雄二 藤田
Toshiki Akagi
俊己 赤木
Hideto Mitsuoka
秀人 光岡
Akira Nakada
昭 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NITSUKARI KK
Nikkari Co Ltd
Original Assignee
NITSUKARI KK
Nikkari Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08242652A publication Critical patent/JPH08242652A/ja
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
    • F02B75/00Other engines
    • F02B75/02Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke
    • F02B2075/022Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle
    • F02B2075/025Engines characterised by their cycles, e.g. six-stroke having less than six strokes per cycle two

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  • Harvester Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で廉価でありながら、草刈作業の
効率を大幅に向上でき、作業の安全性も十分確保できる
チェーン式草刈機を提供する。 【構成】 地表面に沿って機体の左右方向に延びる直線
部分を有する状態に駆動スプロケットと従動スプロケッ
トとの間に張設され、直線部分にて機体1の前方に突出
する複数の刈刃体14dをチェーンエレメント14bと
一体の各取付ベースに着脱自在に装着し、2サイクルエ
ンジン13により上記駆動スプロケットを介して回転駆
動される刈刃体付きチェーン14を、機体1に対し縦軸
廻りに位置調節自在に装備したチェーン式草刈機。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、雑草などの草刈作業を
エンジン動力により行う草刈機に関し、詳しくは、刈刃
体付きチェーンの回転により草刈作業を行うチェーン式
草刈機に関する。
【0002】
【従来の技術】雑草などの草刈作業をエンジン動力によ
り行う機械としては、外周に刈刃を形成したディスクを
回転駆動するディスク式刈払い機、放射状に延出する複
数本のコードを回転駆動するコード式刈払い機、バリカ
ン刃体を往復駆動するバリカン式草刈機などが従来一般
に知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記ディス
ク式刈払い機やコード式刈払い機では、刈られた草はデ
ィスクやコードの回転方向に沿って円弧状に流れ、作業
方向の側方のみならず前方にも飛散して集積するので、
草刈作業の邪魔となったり、刈り草の回収作業に手間が
掛かるなどの問題があった。
【0004】また、草刈作業に伴って小石などが跳ねら
れることがあるが、その場合、小石などはディスクやコ
ードの回転方向に沿ってその接線方向に飛散するのであ
り、小石などの飛散方向が一定せず、その飛散方向を予
測できないことから、安全面でも問題があった。
【0005】さらに、ディスクやコードの回転半径はあ
まり大きくできないので、草刈作業の刈り幅が比較的狭
く、作業効率が悪いことも問題である。
【0006】一方、バリカン式草刈機では、比較的広い
刈り幅が得られるが、バリカン刃体が高価であること
や、その往復駆動機構が複雑であることなどから、コス
トが嵩む問題がある。
【0007】そこで本発明は、構造が簡単で廉価であり
ながら、草刈作業の効率を大幅に向上でき、作業の安全
性も十分確保できるチェーン式草刈機を提供することを
目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成する手段
として、第1発明によるチェーン式草刈機は、地表面に
沿って機体の左右方向に延びる直線部分を有する状態に
駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に張設さ
れ、上記直線部分にて機体前方に突出する複数の刈刃体
を有し、エンジンにより上記駆動スプロケットを介して
回転駆動される刈刃体付きチェーンを装備したことを特
徴とする。
【0009】ここで、第2発明によるチェーン式草刈機
は、前記刈刃体付きチェーンがチェーンエレメントと一
体の複数の取付ベースに前記各刈刃体を着脱自在に装着
したことを特徴とする。
【0010】また、第3発明によるチェーン式草刈機
は、前記刈刃体付きチェーンを機体に対し縦軸廻りに位
置調節自在に装備したことを特徴とする。
【0011】
【作用】このような手段を採用した第1発明によるチェ
ーン式草刈機では、草刈作業にあたり、エンジンにより
駆動スプロケットを介して刈刃体付きチェーンを回転駆
動しつつ機体を前進させると、刈刃体付きチェーンの直
線部分にて機体前方に突出する各刈刃体が地表面に沿っ
て機体の左右方向に直線状に移動することで、機体前方
の草が所定幅に渡って刈られ、刈られた草は機体の左右
方向に直線状に流れて機体の一側方に集積する。
【0012】また、この草刈作業に伴い、各刈刃体が小
石などを跳ねることがあるが、その場合、跳ねられた小
石などは刈り草と共に機体の一側方に飛散する。
【0013】ここで、第2発明によるチェーン式草刈機
では、作業対象となる草の種類に応じて各刈刃体を交換
することにより、的確な草刈作業が行われる。
【0014】また、第3発明によるチェーン式草刈機で
は、刈刃体付きチェーンを機体に対し縦軸廻りに位置調
節してその直線部分を機体進行方向に対し傾けること
で、刈り幅が調整され、刈刃体の切れ味も変化する。
【0015】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付の図面を参照
して具体的に説明する。一実施例の全体概略構造を示す
図2において、符号1はチェーン式草刈機の機体、符号
2は機体1に装備される草刈装置をそれぞれ示してい
る。ここで、機体1は、後端部に集合メンバ3が固定さ
れて前後方向に延び、前端部が下方に屈曲した支持フレ
ーム4と、上記集合メンバ3に上下揺動自在に枢支さ
れ、支持フレーム4との間にターンバックル5が架設さ
れることで集合メンバ3から若干前方に傾斜して下方に
斜めに延びる車輪支持フレーム6と、集合メンバ3に上
下揺動自在に枢支され、上下揺動位置を3段階に切り替
えて集合メンバ3にクランプ固定されることで集合メン
バ3から後上方に斜めに延びる左右一対の操作ハンドル
7,7とを備えている。
【0016】前記支持フレーム4の前端部には上下方向
に延びる2つ連結筒4a,4bが固定されており(図1
参照)、その一方の連結筒4aには、草刈装置2の前方
に配置されて縦軸廻りに回転自在な1輪のキャスタ輪8
の支持アーム9が左右揺動自在に嵌合し、この支持アー
ム9は任意の左右揺動位置で所定の上下高さ位置にてボ
ルトにより連結筒4aにクランプ固定されている。また
前記車輪支持フレーム6の下端部には、左右一対のラグ
付き車輪10,10が回転自在に枢支され、前記操作ハ
ンドル7,7の一方にはスロットルレバー11が付設さ
れている。
【0017】一方、前記草刈装置2は、図1にも示すよ
うに、前記スロットルレバー11によりスロットルケー
ブル12を介してスロットル操作される2サイクルエン
ジン13と、この2サイクルエンジン13により回転駆
動される刈刃体付きチェーン14と、これらの支持部材
を兼用する鉄板製のカバー部材15などを備えている。
【0018】前記カバー部材15は、図3及び図4にも
示すように、周壁15aを有する平面視長円形の蓋状の
ものの片側を長手方向に沿って切り欠いた形状のもの
で、その上面中央部には取付ベース15bが固定されて
いる。そしてこの取付ベース15bに立設された連結軸
(図示省略)が前記支持フレーム4の前端部に固定され
た連結筒4bに嵌合し、連結軸の先端部に螺合したナッ
ト部材16が連結筒4bに締め付けられることで、ケー
シング15は縦軸廻りに位置調節自在にして支持フレー
ム4の先端部に連結支持されている。そしてこのケーシ
ング15は、周壁15aの無い開口側を機体1の前方に
向けて機体1の左右方向に沿って延びている。
【0019】ここで、機体1の右側に位置する前記カバ
ー部材15の一端部上面には2サイクルエンジン13が
固定され、そのクランク軸に遠心クラッチを介して連結
する出力軸17がカバー部材15を上下に貫通してい
る。また機体1の左側に位置するカバー部材15の他端
部上面にはベアリングケース18が固定され、このベア
リングケース18に回転自在に支持された回転支軸19
がカバー部材15を上下に貫通している。そして上記出
力軸17の下端部には駆動スプロケット20がネジ止め
固定され、また上記回転支軸19の下端部には従動スプ
ロケット21がネジ止め固定されており、これらの駆動
スプロケット20と従動スプロケット21との間には、
刈刃体付きチェーン14が地表面に沿って張設されてい
る。
【0020】なお、図3において符号22はカバー部材
15と刈刃体付きチェーン14との間に配置された上部
カバー、符号23は刈刃体付きチェーン14の下方に配
置された下部カバー、符号26はチェーン内ガイドをそ
れぞれ示し、これらは各3個のスペーサを外装した取付
ボルト24,24によってカバー部材15に支持されて
いる。
【0021】前記刈刃体付きチェーン14は、図4にも
示すように、機体1の左右方向に延びる前後の直線部分
を有する状態で張設されており、前側の直線部分はカバ
ー部材15の前側の周壁15aの無い開口側に臨み、左
右の屈曲部分及び後側の直線部分はカバー部材15の周
壁15aに囲まれている。この場合、刈刃体付きチェー
ン14と周壁15aとの間隔は、刈刃体付きチェーン1
4が駆動スプロケット20に巻回されるカバー部材15
の一端側で狭く、刈刃体付きチェーン14が従動スプロ
ケット21に巻回されるカバー部材15の他端側に向か
って漸次広くなるように設定されている。そしてカバー
部材15の一端側の周壁15aには、多数のスリットを
有するゴム製のスカート部材25が下方に突出して付設
されている。
【0022】ここで図5に示すように、前記刈刃体付き
チェーン14は、その幅方向内側に左右一対づつ配置さ
れた通常幅の各チェーンエレメント14aと、その幅方
向外側に左右一対づつ配置される幅広の各チェーンエレ
メント14bとを各連結ピン14cにより相互に屈曲自
在に連結したチェーン本体に、刈刃体14dを押えプレ
ート14eと共に着脱自在に装着したもので、上記各チ
ェーンエレメント14bは刈刃体付きチェーン14の外
周側に張り出しており、その張り出し部分に前後一対の
取付孔14f,14fが形成されることで、各チェーン
エレメント14bが刈刃体14dの取付ベースを兼用し
ている。
【0023】前記刈刃体14dは、チェーンエレメント
14bの張り出し部分の上面に基端部が接合される例え
ば台形の平面形状のもので、その基端部にはチェーンエ
レメント14bの取付孔14f,14fに合致する取付
孔14g,14gが形成され、先端部の傾斜した左右の
側縁には刈刃14h,14hが形成されている。また前
記押えプレート14eは刈刃体14dの基端部上面に接
合される長板状のもので、上記取付孔14g,14gに
合致する取付孔14i,14iを有し、また両端部には
下方に屈曲する係止部14j,14jが形成されてい
る。
【0024】そして前記チェーンエレメント14bの取
付孔14f,14fから刈刃体14dの取付孔14g,
14gを介して押えプレート14eの取付孔14i,1
4iに挿通された固定ボルト14k,14kの先端にナ
ット14l,14lが螺合されることで、刈刃体14d
が押えプレート14eと共にチェーンエレメント14b
に着脱自在に装着されるのであり、本実施例では、地表
面に近い下側のチェーンエレメント14bに対して台形
や四角形の平面形状をなす複数の刈刃体14dが刈刃体
付きチェーン14の長手方向に間隔を開けて装着されて
いる。
【0025】次に、以上のように構成された本実施例の
チェーン式草刈機につき、その作用を説明する。本実施
例のチェーン式草刈機は、草刈作業にあたり草刈装置2
を所定の地上高に支持させておく。この作業はキャスタ
輪8及びラグ付き車輪10,10の支持高さの調整によ
り行うのであり、具体的には支持フレーム4の前端部の
連結筒4aに対する支持アーム9の固定高さ位置の調整
と、ターンバックル5の回転操作により行う。また作業
者の身長などに応じて操作ハンドル7,7の後傾角度も
適宜調整しておく。
【0026】このような準備の後、遠心クラッチ付きの
2サイクルエンジン13を始動し、操作ハンドル7に付
設されたスロットルレバー11の操作でエンジン回転数
を所定回転数まで上昇させ、操作ハンドル7,7により
操向操作しつつ機体1を前進させて草刈作業を行う。す
ると、2サイクルエンジン13により回転駆動される駆
動スプロケット20を介して刈刃体付きチェーン14が
図1の矢印方向に回転駆動されるのであり、カバー部材
15の前側の周壁15aの無い開口側に臨んだ刈刃体付
きチェーン14の前側の直線部分にて、機体1の前方に
突出する各刈刃体14dが地表面に沿って機体1の左側
から右側に直線上に移動することで、各刈刃体14dの
刈刃14hにより機体1の前方の草が所定幅に渡って刈
られる。
【0027】こうして刈られた草は、刈刃体付きチェー
ン14の前側の直線部分に沿って機体1の左側から右側
に直線状に流れる。ここで、図4に示されるように、刈
り草の流れ方向の下流側となるカバー部材15の一端部
側では、その周壁15aと刈刃体付きチェーン14との
間隔が狭くなっているので、刈り草がカバー部材15内
に巻き込まれることが少なく、殆どの刈り草は直線状に
流れて機体1の右側方に集積する。なお、カバー部材1
5の一端部側の周壁15a部分には多数のスリットを有
するゴム製のスカート部材25が付設され、またカバー
部材15の周壁15aと刈刃体付きチェーン14との間
隔はカバー部材15の他端部側に向かって漸次広くなっ
ているので、カバー部材15内に巻き込まれた一部の刈
り草も詰まりを生じることなく上記スカート部材25部
分及びカバー部材15の他端部側の開口部分より円滑に
排出される。
【0028】一方、前述した草刈作業において、各刈刃
体14dが地表面の小石などを跳ねることがあるが、そ
の場合、小石などは刈り草と共に機体1の右側方に飛散
する。そこで、機体1の進行方向右側に人のいないこと
を確認しつつ安全に草刈作業を進行する。
【0029】ここで刈刃体付きチェーン14による草の
刈り幅は、カバー部材15を縦軸廻りに位置調整するこ
とで調節できる。即ち、図示省略した連結軸の先端部に
螺合したナット部材16を緩め、カバー部材15を支持
フレーム4の先端部の連結筒4b廻りに回動して再びナ
ット部材16を締め付けるのであり、例えば機体1の進
行方向に関しカバー部材15の右側が前方に位置し、左
側が後方に位置するようにカバー部材15を縦軸廻りに
位置調整すれば、刈刃体付きチェーン14の前側の直線
部分の機体1左右方向の投影長さが減少することで、刈
り幅が減少する。そしてこの場合には、機体1の前方に
突出する各刈刃体14dが地表面に沿って機体1の左後
方から右前方に向かって斜めに移動することで、草を向
い刈りするようになり、確実な草刈作業が行える。
【0030】草刈作業の進行に伴い刈刃体14dの刈刃
14hの切れ味が低下した場合や、作業対象となる草の
種類が変わる場合には、刈刃体14dを交換する。この
作業は、固定ボルト14k,14kをナット14l,1
4lから外して取付孔14i,14i、取付孔14g,
14g、取付孔14f,14fから引き抜き、刈刃体1
4dを交換した後、再び固定ボルト14k,14kを取
付孔14f,14f,取付孔14g,14g、取付孔1
4i,14iに挿通してこれにナット14l,14lを
螺合することで完了する。
【0031】なお、本実施例の刈刃体14dは、左右の
側縁に刈刃14h,14hが形成されているので、刈刃
体付きチェーン14を上下に反転して駆動スプロケット
20及び従動スプロケット21に掛け直すことにより、
切れ味の低下していない反対側の刈刃14hにより草刈
作業を継続することができる。
【0032】ここで、本実施例のチェーン式草刈機は、
草刈装置2が駆動スプロケット20と従動スプロケット
21との間に巻回された刈刃体付きチェーン14を主体
に構成され、これらは各種機械装置の伝動機構として一
般的なチェーン伝動機構を利用することができるから、
構造が簡単で廉価である。
【0033】なお、本実施例では、刈刃体付きチェーン
14の全体を地表面に対して平行に張設しているが、刈
刃体付きチェーン14が地表面に沿う所定幅の直線部分
を有する状態であれば、その張設面は地表面に対して垂
直でも、また傾斜した状態でもよい。この場合、刈刃体
付きチェーン14の各刈刃体14dは、刈刃体付きチェ
ーン14の直線部分にて地表面に沿って機体1の前方に
突出するように、刈刃体付きチェーン14の張設面に直
交または斜交する状態とするものである。
【0034】また、刈刃体付きチェーン14の各刈刃体
14dの平面形状は、本実施例のように台形や四角形の
ものに限らず、三角形など適宜の形状とすることがで
き、各刈刃体14dの刈刃14hは、片側の側縁にのみ
形成してもよい。そして各刈刃体14dは、チェーン本
体を構成するチェーンエレメント14bと一体のものと
してもよい。
【0035】
【発明の効果】以上説明したとおり第1発明によれば、
エンジンにより駆動スプロケットを介して刈刃体付きチ
ェーンを回転駆動しつつ機体を前進させると、刈刃体付
きチェーンの直線部分にて機体前方に突出する各刈刃体
が地表面に沿って機体の左右方向に直線状に移動するこ
とで、機体前方の草が所定幅に渡って刈られるのであ
り、比較的広い刈り幅が得られる。その際、刈られた草
は機体の左右方向に直線状に流れて機体の一側方に集積
するので、草刈作業の邪魔とならず、刈り草の回収作業
も集中して簡単に行える。従って、草刈作業の効率を大
幅に向上することができる。
【0036】また、草刈作業に伴い、各刈刃体が小石な
どを跳ねることがあるが、その場合、跳ねられた小石な
どは刈り草と共に機体の一側方に飛散するので、小石な
どの飛散方向を予め予測することができ、安全性を十分
確保することができる。
【0037】ここで、構造的には、各種機械装置の伝動
機構として一般的なスプロケットによるチェーン伝動機
構を利用できるので、構造が簡単で廉価である。
【0038】一方、第2発明によれば、刈刃体付きチェ
ーンの各刈刃体がチェーンエレメントと一体の複数の取
付ベースに着脱自在であるから、作業対象となる草の種
類に応じて各刈刃体を交換することにより、的確な草刈
作業を行うことができ、この点からも草刈作業の効率を
大幅に向上することができる。
【0039】また、第3発明によれば、刈刃体付きチェ
ーンが機体に対し縦軸廻りに位置調節自在に装備されて
いるので、刈刃体付きチェーンの直線部分を機体進行方
向に対し傾けることで、刈り幅を調整でき、各刈刃体の
切れ味も変化させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチェーン式草刈機の一実施例の要
部構造を示す部分斜視図である。
【図2】一実施例の概略構造を示す全体斜視図である。
【図3】一実施例における刈刃体付きチェーンの駆動機
構を示す縦断面図である。
【図4】一実施例における刈刃体付きチェーンを示す底
面図である。
【図5】一実施例における刈刃体付きチェーンの刈刃体
の着脱構造を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 機体 2 草刈装置 3 集合メンバ 4 支持フレーム 4a,4b 連結筒 5 ターンバックル 6 車輪支持フレーム 7,7 操作ハンドル 8 キャスタ輪 9 支持アーム 10,10 ラグ付き車輪 11 スロットルレバー 12 スロットルケーブル 13 2サイクルエンジン 13a クランク軸 14 刈刃体付きチェーン 14a チェーンエレメント 14b 取付ベースを兼用したチェーンエレメント 14c 連結ピン 14d 刈刃体 14e 押えプレート 14f,14g,14i 取付孔 14h 刈刃 14j 係止部 14k 固定ボルト 14l ナット 15 カバー部材 15a 周壁 15b 取付ベース 16 ナット部材 17 出力軸 18 ベアリングケース 19 回転支軸 20 駆動スプロケット 21 従動スプロケット 22 上部カバー 23 下部カバー 24 取付ボルト 25 スカート部材 26 チェーン内ガイド
フロントページの続き (72)発明者 光岡 秀人 岡山県岡山市乙多見482の1 株式会社ニ ッカリ内 (72)発明者 中田 昭 岡山県岡山市乙多見482の1 株式会社ニ ッカリ内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地表面に沿って機体の左右方向に延びる
    直線部分を有する状態に駆動スプロケットと従動スプロ
    ケットとの間に張設され、上記直線部分にて機体前方に
    突出する複数の刈刃体を有し、エンジンにより上記駆動
    スプロケットを介して回転駆動される刈刃体付きチェー
    ンを装備したことを特徴とするチェーン式草刈機。
  2. 【請求項2】 上記刈刃体付きチェーンは、チェーンエ
    レメントと一体の複数の取付ベースに上記各刈刃体を着
    脱自在に装着したことを特徴とする請求項1記載のチェ
    ーン式草刈機。
  3. 【請求項3】 上記刈刃体付きチェーンは、機体に対し
    縦軸廻りに位置調節自在に装備したことを特徴とする請
    求項1または2記載のチェーン式草刈機。
JP5103695A 1995-03-10 1995-03-10 チェーン式草刈機 Pending JPH08242652A (ja)

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JP5103695A JPH08242652A (ja) 1995-03-10 1995-03-10 チェーン式草刈機

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