JP3777210B2 - 空気入りラジアルタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ベルト層にスチールコードを使用した空気入りラジアルタイヤに関し、特に軽トラック(LT)用やレクレーショナル車両(RV)用に適した空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、軽トラック(LT)用やレクレーショナル車両(RV)用の空気入りラジアルタイヤのベルト材には、2+7、2+6、3+6等の撚り構造のスチールコードが広く使用されている。しかし、これら撚り構造のスチールコードは、撚り加工に2回の撚り工程を必要とするためコスト高になると共に、スチールコード内へのゴム浸透性も不十分であるため耐蝕性が低く、タイヤの耐久性も低くなるという問題があった。
【0003】
このように2回の撚り工程が必要なスチールコードの欠点を解消するものとして、扁平オープン構造の1×4や1×5撚り構造のものが開発されている。しかし、本発明者の検討結果によれば、軽トラック用やレクレーショナル車両用空気入りラジアルタイヤのベルト材として、上記扁平オープン構造の1×4や1×5撚り構造では強度が不足し、そのため1×6撚り構造にする必要があること、さらに本数の多い1×7撚り構造にすることも考えられるが、1×7構造にするとコード形状が安定しなくなる欠点があることを知見した。
【0004】
しかし、扁平オープン構造の1×6撚り構造を採用する場合であっても、従来構造のままでは、ゴムをスチールコードに充分に浸透させるために扁平比(短径DS /長径DL )を小さくする必要があり、そのために長径DL が必然的に大きくなってしまう。その結果として、コードの長径方向をベルト層の面方向に沿わせて配置した場合、スチールコード打ち込み本数を従来から適用されているベルト層と同等の本数にした場合には、コード間隔が小さくなるため、ベルトエッジの耐久性が低下するという問題が発生する。
また、1×6撚り構造の場合は、1×4や1×5撚り構造に比べて撚り構造が不安定になって撚り不良を起こし易いという問題も発生する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、ベルト層のスチールコードとしてコスト的に有利な1×6撚り構造を採用するに当たり、ゴムの安定的なコード内への浸透を可能にする範囲でコード長径を最小にすることにより撚り構造を安定化すると共に操縦安定性およびベルトエッジ部の耐久性を向上可能にした軽トラック用又はレクレーショナル車両用に適した空気入りラジアルタイヤを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本発明は、カーカス層のトレッド部外周に横断面扁平なスチールコードからなるベルト層を、そのスチールコードの長径方向を該ベルト層の面方向に沿わせるように配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記空気入りラジアルタイヤが軽トラック用又はレクレーショナル車両用のタイヤであって、かつ前記スチールコードを0.20〜0.40mmの素線径dのフィラメントからなる扁平オープンの1×6撚り構造にすると共に、タイヤから取り出した該スチールコードの長径DLと撚りピッチPとを、素線径dに対して、
3.67d−0.04 ≦ DL ≦ 3.67d+0.16
30d ≦ P ≦ 45d
になし、かつ前記長径DLに対する短径DSの比で表される扁平比(DS/DL)を0.55〜0.80とし、さらに、荷重を0.25kgから5.0kgに増加したときに生ずる前記スチールコードの伸びを0.25%以下にすると共に、前記ベルト層の外周に、タイヤ周方向に対するコード角度がほぼ0°となるように、弾性率が800kgf/mm2以上の有機繊維コードからなる少なくとも1層のベルト補強層を該ベルト層の全幅を覆うように配置したことを特徴とするものである。
【0007】
このようにベルト層を構成するスチールコード材としてコスト的に有利な1×6撚り構造にするに際し、コード長径DL と撚りピッチPとを上記式で特定される範囲にしたことにより、安定的なゴムのコード内への浸透を確保しながら撚り構造を安定化し、かつコード長径を必要最小限に小さくするためコード打ち込み本数を従来のベルト層と同等にしても、必要なコード間隔を保つことができる。その結果、ベルトエッジセパレーションによる耐久性の低下を抑制することができる。また、スチールコードの低荷重域での伸びが小さいので、操縦安定性をも向上させることができる。
【0008】
本発明において、上記撚り構造においてスチールコードの長径DL に対する短径DS の比で表される扁平比(DS /DL )を、0.55〜0.80の範囲とする。このような扁平比とすることによって、上述した作用効果のさらなる向上が可能となる。
ここで、“扁平オープン”とは、スチールコード横断面が扁平であって、スチールコードを構成するフィラメント相互間において少なくとも1箇所が接触せずに隙間を形成していることをいう。
【0009】
【発明の実施の形態】
図2は、本発明の実施例からなる空気入りラジアルタイヤの子午線断面図である。
図2において、1はトレッド部、2はサイド部、3はビード部、4はカーカス層である。カーカス層4はタイヤ周方向に対して略90°に配列した繊維コードで補強され、トレッド部1から左右のサイド部2,2へ延長すると共に、両端部を左右のビードコア5,5の回りにタイヤ内側から外側へ折り返されるように構成されている。カーカス層4を構成する繊維コードとしては、ポリエステル繊維コード、ナイロン繊維コード、芳香族ポリアミド繊維コード、ポリビニルアルコール繊維コードなどの有機繊維コードを使用することができる。
【0010】
カーカス層4のトレッド部1外周面には、以下に説明するような構成からなるスチールコードから構成された2枚のベルト層6,6がタイヤ1周にわたり配置されている。このスチールコードは、タイヤ周方向に対し15°〜60°の角度で配置されると共に、2枚のベルト層6,6間において互いに交差する関係になっている。さらに、最外層のベルト層6の外周に、タイヤ周方向に対するコード角がほぼ0°の有機繊維コードからなる少なくとも1層のベルト補強層7がベルト層6の全幅を覆うように設けられている。
【0011】
なお、図示の例では、ベルト層の枚数を2枚にしたが、この枚数は2枚に限定されることなく、要求性能に応じて3枚や4枚であっても差し支えない。
図1(A),(B)は、それぞれ上記スチールコード10を長手方向の任意の箇所で切断した横断面を示す。スチールコードは、6本のフィラメント11がS又はZの方向に一体に撚り合わされた1×6構造になっており、かつ横断面扁平に押し潰された形状になっている。互いに隣接するフィラメント11,11同士の間は少なくとも1箇所(図では5箇所)が接触せずに隙間を形成し、これによりゴムをコード内へ浸透しやすくしていて、スチールコード10が所謂オープン構造になっている。
【0012】
また、図1(A),(B)の二つの断面を比較すれば明らかなように、スチールコード10の横断面におけるフィラメント11の配列および相互間の隙間は、、両断面で同じにはなっていない。すなわち、スチールコード10の長手方向に沿ってフィラメント11の配列が不規則に変化している。また、個々のフィラメント11はストレートではなく、不規則な波形を有している。
【0013】
本発明の空気入りラジアルタイヤのベルト層に使用されるスチールコードは上記のような扁平オープンの1×6撚り構造を有していて、このスチールコードを構成するフィラメントの素線径dは0.20〜0.40mmの範囲になっている。素線径dを0.20mmよりも細くすると、コード強度が不足するようになり、また素線径dは細くなるほど製作コストも高くなる。一方、0.40mmよりも太くすると、スチールコードの耐屈曲疲労性が低下する。
【0014】
また、本発明において、上記スチールコードは、タイヤから取り出した状態において、その長径DL の大きさがフィラメントの素線径dに対して、
3.67d−0.04 ≦ DL ≦ 3.67d+0.16
の範囲になるようにしてある。
すなわち、図3に示すグラフにおいて、ハッチングで示す領域になるようにしてある。さらに好ましくは、
3.67d−0.02 ≦ DL ≦ 3.67d+0.16
の範囲になるようにする。ここで、“タイヤから取り出した状態”としたのは、コードはタイヤ製造の種々の工程で力を受けて変形し、かつ製造条件、タイヤサイズ、タイヤ仕様で変形量も異なる。したがって、確実にコード内にゴムを入れるためにはタイヤになった状態でのコード径を特定する必要があるからである。
【0015】
タイヤから取り出した状態のコード径は、次のようにして特定することができる。すなわち、タイヤから取り出したコードをゴムの付いたまま樹脂に埋め込み硬化した後に断面を研磨し、0.001mmまで測定可能な投影機器等の光学的マイクロメーター(例えば、日本光学製V−12投影器)を用いて測定したコードの最大差し渡し長さをD L 、最小差し渡し長さをD S として定義する。
【0016】
スチールコードの長径DL の大きさが(3.67d−0.04)よりも小さくなると、スチールコード内へのゴムの浸透率を80%以上の充分量にすることが難しくなる。さらに長径DL の下限を(3.67d−0.02)よりも大きくすれば、ゴム浸透率を90%以上に高めることができる。
しかし、長径DL の大きさを、(3.67d+0.16)よりも大きくすると、長径が過大になりすぎることによって、従来のラジアルタイヤのベルト層に適用されていたコード打ち込み本数と同じにした場合にはコード間隔が狭くなりすぎ、ベルトエッジの耐久性を低下させるようになる。
【0017】
また、長径DL に対する短径DS の比で表される扁平比(DS/DL)は、0.55〜0.80の範囲である。
また、上記スチールコードは、タイヤから取り出した状態において、撚りピッチPが素線径dに対して、
30d ≦ P ≦ 45d
になるようにする。撚りピッチPが、45dよりも大きいと、1×6構造において1本のフィラメントがコード中心に落ち込み易くなり、その結果として撚り不良による形態不良を発生し、ゴムの浸透性が低下するようになる。また、撚りピッチPが30dよりも小さいと、フィラメントの強力利用率が低下するため、経済的にも不利になる。
【0018】
本発明において、上記のようにスチールコードのコード径をなるべく小さく抑え、かつそれによって長径DL も小さく抑えるようにするには、フィラメントとして、炭素含有量が0.82〜0.92%で、引張り強さが320〜380 kgf/mm2 の高強力材料を使用するようにするとよい。
さらに、タイヤから取り出したスチールコードは、荷重を0.25kgの状態から、5.0kgに増加したときに生ずる伸びが0.25%以下であるようにし、さらに好ましくは0.2%以下であるようにするとよい。この荷重5.0kg負荷時の伸びが0.25%よりも大きいコードであると、初期の伸びが大きいためにハンドル応答特性が低下し、操縦安定性を低下するようになる。
【0019】
上述した構造からなるスチールコードは、6本のフィラメントを予め波形に癖つけ加工したのち、これらを通常の撚り線機により撚り加工し、さらにピンチローラに通して扁平に押しつぶすようにすることにより製作することができる。
また、本発明においては、図2に示されるように、最外側のベルト層6の外周に、タイヤ周方向に対するコード角度がほぼ0°の有機繊維コードからなる少なくとも1層のベルト補強層7を該ベルト層の全幅を覆うように配置する。このような構成にすることにより、例えばライトトラック等の比較的高い空気圧で使用されるような条件下において、本発明のスチールコードの有する低荷重時の伸びが小さいという効果と相まって、有効に、高空気圧によるタイヤ外周成長を抑制することができる。
【0020】
ベルト補強層7を構成する有機繊維コードとしては、弾性率が大きいコード、すなわち弾性率が800kgf/mm2以上、更に800kgf/mm2〜5000kgf/mm2の有機繊維コードを用いる。弾性率800kgf/mm2以上の有機繊維コードとしては、例えば、ポリエステル繊維コード、芳香族ポリアミド繊維コード(アラミド繊維コード)、レーヨン繊維コード、ポリベンゾビスオキサゾール繊維コード(PBO)、ポリエチレンナフタレート繊維コード(PEN)を挙げることができる。
【0021】
【実施例】
(1)素線径dがそれぞれ0.25mm、0.32mm、0.37mmの3種類のスチールフィラメントを使用し、表1に示すように、扁平比、コード長径DL 、撚りピッチP、0.25〜5.0kg荷重時の伸びを相互に異ならせた扁平オープン構造で、1×6構造の8種類のスチールコードを製作した(参考例1〜8)。また、これら8種類のスチールコードの素線径dとコード長径DLとの関係について、図3にプロットした。図3中、「●」は本発明のスチールコードに係る要件を満たす場合を、「▲」は本発明のスチールコードに係る要件から外れる場合をそれぞれ示す。
【0022】
これら8種類のスチールコードについて、その撚り状況を観察したところ、参考例6のコードは撚りピッチが大きすぎて撚り不良が発生していた。
上記から参考例6のコードを除く7種類のスチールコードを、それぞれ表1に示すような打ち込み本数にしたベルト層に加工して7種類の空気入りラジアルタイヤを製作し、これらタイヤについて、それぞれ操縦安定性、走行後にベルト端部での亀裂発生の有無、スチールコード内のゴム浸透性を測定したところ、表1に示すような結果が得られた。
【0023】
表1から、参考例4では、コードの長径が大きすぎて、表記の打ち込み数ではエッジセパレーションが発生(亀裂発生)しやすくなることがわかる。反対に、参考例5および参考例8では、コードの長径が小さすぎるため、ゴム浸透性が悪いことがわかる。また、参考例7では、0.25〜5.0kg荷重時の伸びが大きすぎて、操縦安定性が悪化していることがわかる。
【0024】
なお、これら測定値は、次のような方法により得た値である。
▲1▼ 操縦安定性
実車に装着し、5人のテストドライバーによるフィーリングテストの平均
値によって優劣を評価した。
▲2▼ ベルト端部の亀裂発生の有無
6万kmを実地走行後にタイヤを解剖し、ベルト端部の亀裂発生の有無を目視により調べた。
【0025】
▲3▼ ゴム浸透性
新品タイヤからスチールコードを取り出し、そのコードの素線を3本ずつ引き裂き、コード内部へのゴム浸透度を目視観察し、観察した長さに対して素線間に完全にゴムが浸透している部分の長さの比率で示した。
【0026】
【表1】
【0027】
(2)素線径dが0.32mmのスチールフィラメントを使用し、表2に示すように、扁平比、コード長径DL、撚りピッチPで扁平オープンの1×6構造のスチールコードを作製した。これらのスチールコードを用いて、図2に示すベルト構造の4種類の空気入りラジアルタイヤを作製した(実施例1及び2、比較例1、参考例2)。参考例2は表1における参考例2と同じである。これらのタイヤのベルト層のコード打ち込み本数、ベルト補強層の有無、ベルト補強層のコード材質、そのコード材質の弾性率を表2に示す。なお、表2中、66Nは66ナイロンを、PETはポリエチレンテレフタレートを、ARAMIDは芳香族ポリアミドをそれぞれ表わす。
【0028】
これらのタイヤにつき、下記によりベルト層のスチールコード内のゴム浸透性(%)、ベルト層の耐エッジセパレーション性、および走行に伴うタイヤ外周成長量を評価した。この結果を表2に示す。
ゴム浸透性(%):
新品タイヤからベルト層のスチールコードを取り出し、そのコードの素線を3本ずつ引き裂き、コード内部へのゴム浸透度を目視観察し、観察した長さに対して素線間に完全にゴムが浸透している部分の長さの比率で示した。
【0029】
耐エッジセパレーション性:6万Kmを実地走行後にタイヤを解剖した。ベルト層端部に亀裂発生がない場合を「良」、ある場合を「不良」とした。
タイヤ外周成長量:JIS D−4230による。室内ドラム上で速度および荷重を変化させた耐久試験前後のタイヤにて、ベルト層の外周寸法を計測し、それを参考例2を100として指数表示した。数値の小さい方が外周成長量が小さい(優れている)。
【0030】
【表2】
【0031】
表2から、ベルト補強層を設けない場合(参考例2)に比して設けた場合(実施例1及び2、比較例1)がタイヤ外周成長量が小さく、この順序はベルト補強層のコード材質として弾性率3300kgf/mm2のARAMIDを用いた場合(実施例2)<弾性率800kgf/mm2のPETを用いた場合(実施例1)<弾性率400kgf/mm2の66Nを用いた場合(比較例1)となっている。
【0032】
【発明の効果】
上述したように、本発明の空気入りラジアルタイヤは、軽トラック用又はレクレーショナル車両用のタイヤにおいて、ベルト層を構成するスチールコード材としてコスト的に有利な1×6構造にする際に、コード長径DLと撚りピッチPとを前述した式で特定される範囲にしたことにより、安定的なゴムの浸透を確保しながら撚り幸三を安定化し、かつコード長径を必要最小限に小さくするため、コード打ち込み本数を従来のベルト層と同等にしても、必要なコード間隔を保つことができるので、ベルトエッジセパレーションの耐久性低下を抑制することができる。また、スチールコードの低荷重域での伸びを小さくしたために、操縦安定性をも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A),(B)は、それぞれ本発明の空気入りラジアルタイヤのベルト層に使用するスチールコードの横断面である。
【図2】 本発明の空気入りラジアルタイヤの一例の子午線断面図である。
【図3】 コード長径DLと素線径dとの関係図である。
【符号の説明】
1 トレッド
4 カーカス層
6 ベルト層
7 ベルト補強層
10 スチールコード
11 フィラメント
DL 長径
DS 短径
Claims (3)
- カーカス層のトレッド部外周に横断面扁平なスチールコードからなるベルト層を、そのスチールコードの長径方向を該ベルト層の面方向に沿わせるように配置した空気入りラジアルタイヤにおいて、
前記空気入りラジアルタイヤが軽トラック用又はレクレーショナル車両用のタイヤであって、かつ前記スチールコードを0.20〜0.40mmの素線径dのフィラメントからなる扁平オープンの1×6撚り構造にすると共に、タイヤから取り出した該スチールコードの長径DLと撚りピッチPとを、素線径dに対して、
3.67d−0.04 ≦ DL ≦ 3.67d+0.16
30d ≦ P ≦ 45d
になし、かつ前記長径DLに対する短径DSの比で表される扁平比(DS/DL)を0.55〜0.80とし、さらに、荷重を0.25kgから5.0kgに増加したときに生ずる前記スチールコードの伸びを0.25%以下にすると共に、前記ベルト層の外周に、タイヤ周方向に対するコード角度がほぼ0°となるように、弾性率が800kgf/mm2以上の有機繊維コードからなる少なくとも1層のベルト補強層を該ベルト層の全幅を覆うように配置した空気入りラジアルタイヤ。 - 前記スチールコードを構成するフィラメントの炭素含有量が0.82〜0.92%で、引張り強さが320〜380kgf/mm2である請求項1に記載の空気入りラジアルタイヤ。
- 前記有機繊維コードが、ポリエステル繊維コード、芳香族ポリアミド繊維コード、レーヨン繊維コード、ポリベンゾビスオキサゾール繊維コード、ポリエチレンナフタレート繊維コードからなる群から選ばれる1種のものである請求項1又は2に記載の空気入りラジアルタイヤ。
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