JP3774228B2 - ベルトコンベアの積荷追跡のための方法 - Google Patents
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Description
本発明は、処理ステーション間で積荷を追跡するためのベルトコンベアの積荷追跡システムに関し、特に、ベルトコンベアで搬送中の積荷のどのようなスリップにも対応させることにより、積荷に関する積荷データレコードと搬送中の積荷との間の同期を保持するためのシステムに関する。
背景技術
材料の取扱いおよび工業処理の分野では、種々の工程を経て自動的に積荷を搬送する自動化設備が用いられる。積荷が搬送システム上を移動するため、積荷にデータを当てはめ、データを検索するためにセンサで積荷を検査することにより行うことができない積荷にデータを関連させることが必要なことがある。この種の情報の例は、製造、必要な処理工程、積荷の所属および積荷のコストのデータである。
典型的な工業システムは、運搬部材と、処理部材と、オペレータインターフェース部材と、データ処理部材とからなる。これらの部材は、一般には分散及び/又は階層状態に配置される。従来のシステムの1は、少なくとも1のソース処理ステーションと、1の宛先処理ステーションと、これらのステーション間のコンベアとからなる。このようなシステムでは、処理ステーションのそれぞれは、独立したコントローラを有し、コンベアは独立して制御される。
ソースステーションは、コンベアにより宛先ステーションに搬送される積荷を産出する。宛先ステーションでの特定の積荷への操作は、ソースステーションで形成された積荷についての情報にしたがう。この情報は、積荷の到達と同期して目的ステーションに提示されなければならない。これは、各積荷に対して取扱われるデータの集中的で動的な処理を必要とする。
この同期化の要求に関して種々の問題がある。コンベアシステムは、その領域内の全ての積荷に対する瞬間的な同期化を維持する必要がある。コンベアシステムは、同期を維持するために、センサの誤差を許容しなければならない。このシステムは、コンベアの中間部から積荷を取除く等の人為的なエラーも許容する必要がある。更に、このシステムは、コンベア上における積荷のスリップあるいは干渉などの機械的なエラーも許容する必要がある。
発明の開示
本発明の目的は、ベルトコンベア上の積荷の追跡を改善するための方法および装置を提供することである。
本発明の他の目的は、メモリ管理、システムと追跡レコード更新システムとを有して設備構造を最少とするベルトコンベア上で積荷追跡のための方法および装置を提供することである。
本発明の他の目的は、コンベアコントローラ内に記憶された積荷に関するデータと、コンベアに沿って搬送されている積荷の位置との間における同期を維持するベルトコンベア上の積荷追跡のための方法および装置を提供することである。
本発明の他の目的は、ベルトコンベア上の積荷の干渉を検出するための方法および装置を提供することである。
本発明の上記目的および他の目的を達成するため、ソースステーション積荷センサを含むソースステーションと、宛先ステーション積荷センサを含む宛先ステーションとの間のベルトコンベア上を搬送される積荷に関するデータを追跡する方法は、
ソースステーションにおける積荷のデータレコードを形成し、
ソースステーション積荷センサにより、積荷の先縁部を検知し、
コンベアを制御するコントローラ内に、積荷データレコードを装架し、
ベルトコンベアの移動距離に直接比例したパルス数を有するパルス信号を生成し、
このパルス信号の数に基づく宛先ステーションにおける積荷の予想到着を示す予想窓(expectation window)を形成し、
宛先ステーション積荷センサにより積荷の先縁部を検知し、そして信号を生成し、
コントローラに信号を送り、
ソースおよび宛先ステーション積荷センサ間の距離を、ソースステーションおよび宛先ステーション積荷センサ間の積荷の移動に要する時間でコンベアベルトが移動した距離とを比較し、ベルト上での積荷のスリップを検出し、
検出した積荷スリップに基づいてコントローラの積荷データレコードを更新し、これにより、積荷データレコードが、宛先ステーションにおけるコンベア上の積荷の実際の位置に一致する。
ソースステーションと到達ステーションとの間のコンベアベルト上で積荷を追跡するための装置は、ソースステーションにおける積荷データレコードを形成するためのレコードジェネレータを含む。第1センサが、積荷の先縁部を検知するためにソースステーションに配置される。第1センサおよびベルトコンベアと連絡するコンパレータを含むプログラム可能なコンベアコントローラは、コンベア上で先縁部が検知されたときにデータレコードを受取りかつ記憶する。エンコーダは、ベルトコンベアで搬送された距離に直接比例するパルス信号を形成し、かつ、コンベアコントローラと連絡する。コントローラと連絡する第2センサが、宛先ステーションに配置され、積荷が宛先ステーションに到達したときに、この積荷の先縁部を検知する。コンベアコントローラコンパレータは、計数されたエンコーダのパルス信号の数で定る第1,第2センサ間の距離を、第1,第2センサ間で積荷を移動するために要する時間で移動されたベルトコンベアの長さと比較する。このときの差は、ベルトコンベア上における積荷のスリップの大きさである。
検出したスリップ情報を用いて、コントローラ内のデータレコードは、宛先ステーションにおけるベルトコンベア上の積荷の実際の位置に一致するように更新され、これにより、宛先ステーションにおける作動を調整することができる。
本発明の目的、特徴および利点は、添付図面を参照しつつ、以下の本発明を実施するための最良の形態に記載の詳細な記載から容易に明らかとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、ソースステーションと宛先ステーションとの間で積荷を搬送し、コンベアコントローラのメモリ内に記憶した積荷に関する積荷データレコードを追跡する本発明により形成された積荷追跡装置を有するベルトコンベアの概略図であり、
第2図は、本発明による1の装置におけるソースステーションコントローラと宛先コントローラとコンベアコントローラとの間のデータインターフェースを示す流れ図であり、
第3図は、本発明による他の装置におけるソースステーションコントローラと、宛先ステーションコントローラと、コンベアコントローラと、協調コントローラとの間のデータインターフェースを示す流れ図であり、
第4図は、ソースステーションにおける積荷検出と宛先ステーションにおける予想積荷到達と、積荷追跡モデルの更新と、宛先ステーションにおける誤差検出との間の関係を示すタイミング線図であり、
第5図は、本発明により形成された積荷追跡装置を有するマルチセグメントベルトコンベアの概略図であり、
第6図は、コンベア上の積荷の物理的な配置を示す第1図のベルトコンベアの概略図である。
発明を実施するための最良の形態
第1図に示すように、ベルトコンベアシステムは、全体を符号10で示してあり、1の位置から他の位置に積荷を搬送するための1または複数のコンベアを含む。詳細に後述するように、ベルトコンベアシステム10は、コンベア上の積荷のスリップを検出しかつ適応させ、プログラム可能なコンベアコントローラ内の積荷に関するデータと、コンベア上における積荷の位置との同期を維持する。
第1図を参照すると、ベルトコンベア12はモータMで駆動され、このモータはコントローラCで制御される。エンコーダEがコンベアのアイドルプーリのシャフトに装着され、コントローラCに送られるパルス信号を形成する。これらのパルス時間は、ベルトコンベアの速度に直接的に比例し、2つの隣接するパルス間の時間で所定距離移動する。
エンコーダEからのパルス信号は、所定時間におけるベルトコンベア12の行程を測定するために用いられる。例えば、ベルトコンベア12が長さ20フィート(約6.1m)で、エンコーダEがベルトコンベアの2インチ(約5.1cm)の移動毎にパルスを形成する場合は、積荷がコンベアの一端から他端までコンベア上でスリップすることなく搬送される間に、エンコーダは120のパルスを形成する。形成されるパルスの数は、ベルト12の動きにのみしたがう。形成されるパルスの数は、ベルト12の始動あるいは停止によっては影響されない。
ベルト12の一端はソースステーション16であり、第1あるいはソースステーションセンサ18を含んでいる。ベルト12の他端は、第2あるいは宛先ステーション積荷センサ22を含む宛先ステーション20である。センサ18,22は積荷が通過するとき、あるいは、ベルトコンベア12上を搬送される間にセンサの視野に入ったときに、積荷を検出する。ベルトコンベア12が積荷をセンサ18,22間で搬送しつつ移動する距離は、積荷の前縁部が第1センサ18から第2センサ22に移動するときに、エンコーダEが形成するパルスの数として表すことができる。
コントローラCは、ベルトコンベア12上の各積荷に対して、メモリ内のデータレコードを組合わせる。このデータあるいは積荷レコードは、積荷に追従すべきデータと、ベルトコンベア12上の積荷の位置についての情報を包含する。
積荷に追従すべき情報は、1またはそれ以上の複数手段により、コントローラCに送られる。データは、バーコードリーダ、ラジオ周波数タグリーダ、計量スケール、プロフィルセンサ、視覚システム、オペレータ用キーボード、あるいは、コントローラCに接続されかつ情報伝達する他の装置などのレコードジェネレータを用いて積荷から直接収集することができ、コントローラは、コントローラのメモリ内で、積荷のために形成された積荷レコード内にデータを記憶する。
第2図を参照すると、ベルトコンベア12が、カートンシーラ、マシニングセンサ、あるいは検査ステーションなどの自動化設備の1から被搬送物を離隔方向に搬送する実施例を示す。この実施例では、自動化設備に、ソースステーションコントローラSCと、宛先ステーションコントローラDCとを設けることができる。ソースステーションコントローラSCは、ベルトコンベア12上に積荷が設置されたときに、積荷に関するデータをコントローラCに送る。コンベアコントローラCは、コンベアコントローラのメモリ内の積荷に対する積荷レコードにデータを記憶し、積荷が宛先ステーションに到達したときに、宛先ステーションコントローラDCにデータを送る。
第3図を参照すると、ベルトコンベア12が、集中コーディネイティングコントローラCCに接続された自動設備の複数のピースを含む分散自動システムの一部である実施例を示す。この実施例では、コーディネイティングコントローラ(coordinating controller)CCは、ソースステーションコントローラSCから受取った積荷に関するデータ量を保持し、積荷がコンベア12に配置されたときに、IDタグあるいはライセンスプレートのデータ項目をコンベアコントローラCに送る。この送られた情報は、ハンドル(handle)であり、コンベアコントローラCは、積荷および情報を参照するために用い、コーディネータコントローラCCは、積荷に関するデータを参照するために用いる。
分散したシステムでは、積荷に関する送られた情報あるいはハンドルを形成するコーディネイティングコントローラCCに対する代替が存在する。コンベアコントローラC自体が、ハンドルを形成し、識別子(identifier)をコーディネイティングコントローラCCに送る。
ベルトコンベア12上の積荷の先縁部が第1センサ18を通過したときに、積荷レコードが形成され、かつ、コンベアコントローラのメモリ内に記憶される。積荷レコードにデータを設定するために必要なコントローラSC,C,CC間の全ての伝送がこのときに行われる。必要な伝達を行うことができない場合は、コンベアコントローラCは、ダミーデータで積荷レコードを形成する。コンベアコントローラCは、積荷が宛先ステーション20に到達するまで、積荷でこのダミーデータレコードを追跡する。積荷が宛先ステーションに到達したときに、コンベアコントローラはこのダミーレコードを用いて積荷に対する情報ロスを連絡する。宛先ステーション20は、この状態に対応して積荷を取扱う。
積荷データとは別に、コンベアコントローラCは、積荷レコード内の積荷についての配置あるいは位置データを維持する。このデータは、ベルトコンベア12上の積荷の先縁部と先の積荷の先縁部との間の距離であり、センサ18がこれを通過する各積荷の先縁部を検知する間に、エンコーダEにより形成されるパルスの数で定る。ベルトコンベア12上に、先の積荷が存在しない場合は、このこの距離は積荷センサ18,22間の距離である。
コンベア追跡モデルが形成され、以下に第6図を参照して説明するベルトコンベア12上の積荷に対応する積荷レコードの整列したリストからなる。このリストは、ベルトコンベア12上の積荷の順にしたがって連鎖リスト管理計画に連続的に列べられる。コンベアコントローラCはこのリストをメモリ内に保持している。
コンベアコントローラCは、ソース積荷センサ18が積荷の先縁部を検出したときにエンコーダから決められたように、ベルトコンベア12の位置を記憶する。ソースステーション積荷センサ18が積荷の先縁部を検出する度に、コンベアコントローラCは積荷に関係する積荷レコードを追跡モデルに加える。コンベアコントローラCは、上述のように、レコードジェネレータからの入力を受取ることにより、積荷レコードに対するデータフィールドを形成する。コンベアコントローラCは更に、パルス信号あるいはセンサ間の距離から計算された積荷間の距離の小さなほうを用いることにより、各積荷レコードに対する距離フィールドを形成する。
例えば、第1の積荷がベルトコンベア12上に導入されたときに、第1の積荷レコードが形成され、距離フィールドは、センサ18,22間の距離に関連するエンコーダ計数を包含する。コンベアコントローラCのカウンタは、ゼロからパルスの計数を開始する。この積荷レコードは、リストのトップにおけるコンベアコントローラCの追跡モデルに入力される。
第2の積荷がベルトコンベア12上に導入されると、第2の積荷のレコードが形成される。第2の積荷に対する距離フィールドの値は、第1の積荷の先縁部から第2の積荷の先縁部のパルス信号で定る距離に対応するパルスの計数である。第2の積荷のカウンタは、セットされ、ゼロからパルスを計数する。この積荷レコードは、リストの第2項目として、追跡モデルに入力される。
コントローラCは、第2の積荷のハンドリングと同様な方法で、コンベアに続いて送込まれる積荷を取扱う。したがって、各レコードの距離フィールドは、積荷の先縁部からその前方の積荷の先縁部の距離を保持する。
コントローラの動作は、コンベアコントローラCが追跡モデルで第1の積荷に連続的に作用するように簡略化される。レコードがモデルの第1のレコードとなると、コンベアコントローラCは、エンコーダEがパルス信号を送る毎に、積荷フィールドの距離の値を減ずる。コンベア12上の第1の積荷は、積荷の先縁部から宛先ステーション積荷センサ22までの理論的距離に対応した積荷レコード距離フィールドを有する。積荷が移動すると、距離フィールドがカウントダウンされ、したがって、距離フィールドは、常に、積荷の先縁部から宛先ステーション積荷センサ22までの距離に対応する理論値を包含する。
距離フィールドが設計仕様の誤差値よりも大きいときは、コントローラCは第2センサ22からの信号をエラー信号として扱う。これらの信号は、偽トリガー、あるいは、外力により位置をずらされた積荷に対応する。これらの場合には予期しない積荷が検出され、コントローラCはこれらの信号に対する正しい積荷レコードを持たない。このシステムは、「予期しない積荷」のデータフィールドに、レコードを生成しかつ追跡することにより、予期しない積荷の検出に応ずる。このダミーデータは、宛先ステーションコントローラDCなどの他の下流側のシステムに送ることができる。
追跡モデルの第1積荷レコードの距離フィールドが、設計仕様誤差内の値までカウントダウンすると、コントローラCは、第2センサ22で積荷が期待されるベルトコンベア12の期待窓長(expectation window length)を計算する。この期待窓長は、パルスから定められ、2つの制限値よりも小さい。第1の制限値は、特定のシステムに対するベルトコンベア12上の積荷の最大許容スリップである。第2の制限値は、追跡モデルの第2積荷レコードの距離フィールドの値であり、システムで特定される積荷間の最少誤差よりも小さい。コントローラは、期待窓長に対してこれらの2つの値を比較しかつ低い方を選択し、積荷がより離隔したときにより大きなスリップに対する誤差を許容し、積荷が近接したときに誤差を小さくする。
期待窓が開いている間、コントローラCは宛先ステーション積荷センサ22からの信号の受取りを予測する。この信号が現れると、コントローラCは期待窓をリセットし、追跡モデルの第1の積荷のレコードのデータフィールドを、下流側のシステムのコントローラに連絡する。期待窓が信号を受取ることなく経過する場合は、コントローラCがジャムカウンタ(jam counter)を与えるようにプログラムすることができる。このジャムカウンタは、システムにおける特定数の積荷を見落したときに、ジャム障害信号を発生させる。この信号は、システムを停止し、オペレータに故障を警報するために用いることができる。1の積荷がその期待窓からずれ、次の積荷が入った場合は、ジャムカウンタがリセットされる。
第1の積荷の距離フィールドがゼロまで全てカウントされると、追跡モデルが更新され、第2の積荷のレコードをリストのトップに移動する。この時点で、第2の積荷の先縁部は、積荷レコードの距離フィールドの値に対応した宛先ステーション積荷センサ22から所定距離にある。第4図のタイミング図は、この動作を、ラインDS,EW,TSおよびEDを用いて示す。
ラインDSは、宛先センサによりコントローラCに与えられる信号を示す。ベースラインは、センサの視野に積荷がないときの時間を示す。各ステップは積荷がセンサを通過する時間を表す。ステップA,Cは、宛先センサを2つの積荷が通過することを表す。点線のステップBは、コントローラCが期待する信号を示すが、しかし、宛先センサでは積荷が検知されない。
ラインEWは、上述のようにコントローラCで形成される期待窓信号を示す。これらの窓はステップF,GおよびHで表してあり、コントローラCが宛先センサから3つの連続する積荷に対する信号を受取ることを期待する時間を表す。
ラインTUは、コンベアコントローラC内における積荷追跡の更新動作を示し、ステップF′,G′およびH′で表してある。ラインEDは、積荷の追跡エラー状態の発生を示し、この状態は、信号の予期しない順番の結果としてコントローラCで形成されるステップLで示してあり、宛先センサが期待窓Gの間で期待される信号を発生しない状態である。
時経列にしたがって、第4図は2つの積荷の適正な追跡、および、宛先ステーションでのコンベア上の紛失積荷の検出について以下の事象により説明する。
1. コントローラCは、上述のように期待窓を形成する。これはラインEW上の第1ステップFで示してある。
2. ステップAで示すように、宛先センサの視野に積荷がくると、コントローラCは追跡モデルを更新することにより応答し、積荷レコード(TU上のパルスF′)を除去し、期待窓を終了する(EW上のパルスFの終端)。
3. コンベアが移動を続けると、コントローラCは、第2の期待窓をラインEW上の第2ステップGで示すように形成する。コントローラCは、宛先ステーションで積荷を持つ。
4. ラインDS上の点線のステップBは、コントローラCが宛先センサから信号を受けることを期待している時点を示す。
5. コンベア移動を続け、コントローラCは最大許容期待窓を測定する。最大値に達したときに、コントローラは宛先センサから期待した信号を受けずに、期待窓を消去(eliminate)する。
6. コントローラCは、追跡モデルを更新して積荷レコードを取除いて(ラインTU上の第2ステップJ)エラー信号を形成(ラインED上のステップL)することにより、応答して、宛先センサから期待した信号を受けることなく期待窓を消去する。
7. コンベアは移動し続け、ステップ1,2が繰返されて宛先ステーションへの次の積荷を追跡する。
上記の例は、ソースステーション16と宛先ステーション20っとの間でベルトコンベア12上の積荷を追跡する場合である。同様な追跡を、端部から端部に配置された多数のコンベア部を有するシステムに当てはめることができる。このようなシステムの装置は符号10′により、第5図に示してある。
第5図を参照すると、ソースステーション30は、5つのコンベア部32,34,36,38,40からなるシステムに積荷を供給し、宛先ステーション42がこれを受取る。エンコーダEが各コンベア部32,34,36,38,40に取付けられ、センサ50,52,54,56が2つのコンベア部間の各結合部に配置されている。
このシステム10′は、上述のような個別の追跡モデルを各コンベア部に保持する。各コンベア部32,34,36,38,40は、2つの積荷センサ44,50;50,52;52,54;54,56;56,46間のベルトコンベアの間隔で限定される。第1コンベア部32に対する追跡モデルローディング動作は、単一コンベアシステムに対する上述のローディング動作と同じである。
積荷が1のコンベア部から次のコンベア部すなわちコンベア32からコンベア34への遷移部に達した時点で、コンベアコントローラCは、積荷レコードを第1コンベア部32に関する追跡モデルから第2コンベア部34に関する追跡モデルにトランスファする必要がある。このトランスファ動作は、積荷の先縁部が2つのコンベア部間の遷移部でセンサ50により検知されたときに、第1コンベア部32の追跡モデルをアンローディングすると同時に、第2コンベア部34の積荷レコードに追跡モデルをローディングすることにより、行われる。このシステムでは、センサ50は、データレコードに関するアンローディングおよびローディング動作の双方を行う。
積荷が宛先ステーション42に到達したときに、コントローラCは積荷レコードデータフィールドを、宛先ステーション42への積荷の物理的な到達に同期した宛先コントローラDCあるいは宛先ステーション42に、伝達する。
コントローラCは、連結リストメモリスキームとして、積荷レコードの整列リストをメモリ内に保持する。コンベア積荷追跡モデルの各積荷レコードに対して、コントローラCは、メモリ内に一対のポインタ値(pointer value)を保持し、このポインタ値は特定のコンベアの積荷追跡モデルに対する最初と最後の積荷レコードのメモリアドレスを指す。ポインタは、他のメモリ位置(memory location)のアドレスを含むメモリ位置である。これにより、コントローラプログラムCは、これらの2つのポインタの1を検査することにより、常に、コンベア部の最初あるいは最後のレコードを受取る。
積荷レコードの構造は、コンベア追跡モデルのレコードの全てを一体的に連結するデータフィールドを包含する。このフィールドは、リストの次のレコードのメモリアドレスを含むポインタあるいはメモリ位置である。これにより、積荷レコードは、連結し、前システムに対する最初から最後まで列べられたリストを形成することができる。
第6図および以下の例を参照すると、第1データレコードはアドレス5にあり、したがって、第1積荷へのポインタは5の値を有する。最後のレコードはアドレス17にあり、再度の積荷へのポインタは17の値を含む。第2データレコードはアドレス11にあり、第1レコードに対する次にデータレコードポインタは11である。第3の積荷レコードは、アドレス23にあり、第2の積荷レコードの次のレコードポインタは23の値を有する。第4および最後の積荷レコードはアドレス17にあり、第3の積荷レコードの次のレコードポインタは17の値を有する。
第6図は、上記の例に対応し、4つの離隔した積荷L1,L2,L3,L4を乗せたコンベア10″を示す。積荷間の距離は、積荷間のパルス数で表される値10,15,8,7で示してある。これらの値は、コントローラCの各積荷レコードの距離フィールドの値に対応する。第1の積荷L1の距離は、第1の積荷と宛先センサ22との間の距離である。
各積荷のレコードは、特定の配列とすることなくコントローラメモリを通して分散させることが可能であるが、コントローラCは、特別の第1積荷ポインタを用いて第1の積荷のレコードを検索することができる。コントローラCがこのレコードを検知したときに、次のレコードのポインタを読み、リスト内の次のレコードを検索することができる。コントローラが次のレコードを読むと、このレコードは第3を示し、同様に続く。この方法により、コントローラは、実際にメモリ内の連続位置に記憶されているように、前後から全リストを読むことができる。
空のメモリスペースは、コンベア追跡モデルと同様な方法で管理される。空のレコードポインタメモリ位置は、第1の空のレコードのアドレスを含む。このレコードの次のレコードのポインタフィールドは、次の空のレコードのアドレスを含む。これが続きあるいは空のレコードの全てが、これにより、リスト内の空のレコードの全て連結される。
コントローラCは、更に、ポインタを有し、このポインタはリスト内の最後のレコードを指し、そのレコードを直接検索することができる。新しい積荷がシステムに導入されると、プログラムは空のメモリスペースを配置し、新しい積荷のレコードをこれに配置する。リストの最後の積荷のレコードを変更することにより、コントローラは新しいレコードをリストに付加することができる。
新しい積荷がシステム10′,10″,10″′に導入されたときに、コントローラCは空のレコードリストから空のレコードを除去し、新しい積荷に関するデータをその中に記憶する。積荷レコードを追跡モデルに入力するために、コントローラCは2つのポインタを変更する。コントローラCは、リスト内の最後の積荷レコードを検索し、その次のレコードポインタを変更して新しいレコードを指示する。最後に、コントローラCは追跡モデル最後の積荷ポインタを新しい積荷レコードへのポイントに変更する。
積荷レコードをリストのフロントから除去するときに、非連結プロセスが続く。コントローラCは、上述のようにポインタに追従することにより、第1および第2の積荷レコードを検索する。この後、コントローラは追跡モデルの第1の積荷ポインタを第2の積荷レコードへのポイントに変更する。
積荷レコードが動かないため、コントローラのメモリに記憶されると、プロセッサの必要性が最少となる。追跡モデルの最初と最後の積荷のレコードだけが、動作する。
以上、本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明したが、本発明に関する分野の知識を有するものであれば、請求の範囲で限定される本発明を実施するための種々の他の構造および実施例を理解することができる。
Claims (5)
- ソースステーション積荷センサを含むソースステーションと、宛先ステーション積荷センサを含む宛先ステーションとの間を、ベルトコンベアで搬送される積荷に関するデータを追跡する方法であって、
ソースステーションで、積荷に対する積荷のレコードを形成し、
ソースステーション積荷センサにより、積荷の先縁部を検出し、
積荷レコードをプログラム可能なコントローラにローディングし、コンベアを制御するためのデータフィールドを形成し、
ベルトコンベアの移動距離に直接的に比例するパルスの数を有するパルス信号を形成し、
パルス信号から計算されたベルトコンベア上の積荷と先行する積荷との間の距離と、積荷と宛先ステーション積荷センサとの間の距離との小さい方を備える積荷レコードの距離フィールドを形成し、
パルス信号の数に基づいて宛先ステーションにおける積荷の予想到達を示すベルトコンベア長の期待窓を形成し、
宛先ステーション積荷センサにより、積荷の先縁部を検出し、かつ、信号を形成し、
信号をコントローラに送り、
ソースおよび宛先積荷センサ間の距離を、ソースステーションと宛先ステーション積荷センサとの間で積荷を移動するために要する時間でコンベアベルトが移動する距離と比較し、ベルト上における積荷のスリップを検出し、
検出した積荷のスリップに基づいて、コントローラ内のデータレコードを更新して、宛先ステーションにおけるコンベア上の積荷の実際の位置に一致させる工程を備え、
前記期待窓の形成は、ベルトコンベア上の積荷のスリップの最大許容値を、積荷間の距離フィールドの値と比較し、より小さい値を選択する工程を備えてなる方法。 - 前記コンベア上の積荷の間隔に基づいた期待窓の持続時間を調整する工程を含む請求項1に記載の方法。
- より大きな積荷間隔に対して期待窓の持続時間を増大し、より小さな積荷間隔に対する期待窓の持続時間を減少する工程を含む請求項2に記載の方法。
- 積荷が検出されない期待窓を計数し、
限界計数に達したときに、積荷のジャム状態を形成し、
この積荷のジャム状態を補助処理手段に連絡する工程を更に含む請求項1に記載の方法。 - ソースステーション積荷センサを含むソースステーションと、宛先ステーション積荷センサを含む宛先ステーションと、各ベルトコンベア部間の結合部積荷センサとの間を、多数のベルトコンベア部で搬送される積荷に関するデータを追跡する方法であって、
ソースステーションで、積荷に対する積荷のレコードを形成し、
ソースステーション積荷センサにより、積荷の先縁部を検出し、
積荷レコードをプログラム可能なコントローラにローディングし、最初のコンベアを制御するためのデータフィールドを形成し、
最初のベルトコンベア部の移動距離に直接的に比例するパルスの数を有するパルス信号を形成し、
パルス信号から計算されたベルトコンベア上の積荷と先行する積荷との間の距離と、積荷と第1結合部の結合部積荷センサとの間の距離との小さい方を備える積荷レコードの距離フィールドを形成し、
パルス信号の数に基づいてコンベア部間の第1結合部における積荷の予想到達を示すベルトコンベア長の期待窓を形成し、
第1結合部における積荷の先縁部を検出し、かつ、信号を形成し、
信号をコントローラに送り、
ソースステーション積荷センサと第1コンベア結合部との間の距離を、ソースステーションと第1コンベア結合部との間で積荷を移動するために要する時間にコンベアベルトが移動する距離と比較し、ベルト上における積荷のスリップを検出し、
検出した積荷のスリップに基づいて、コントローラ内のデータレコードを更新して、第1コンベア結合部における最初のコンベア部上の積荷の実際の位置に一致させ、
積荷が次のコンベア部に移送されるときに、コントローラ内のデータレコードを、連続する次のコンベア部に組合せ、
積荷レコードとコンベア部の各結合部における物理的な位置とを連続的に追跡しかつ同期させ、
積荷が宛先ステーションに到達したときに、コントローラからデータレコードを除去する工程を備え、
前記期待窓の形成は、ベルトコンベア上の積荷のスリップの最大許容値を、積荷間の距離フィールドの値と比較し、より小さい値を選択する工程を備えてなる方法。
Applications Claiming Priority (3)
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