JP3653219B2 - 印刷装置およびそれを用いた通信装置または情報処理装置 - Google Patents
印刷装置およびそれを用いた通信装置または情報処理装置 Download PDFInfo
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、感熱紙または感熱転写シートなどの記録シートに、ライン型サーマルヘッドを用いて印刷する印刷装置において、サーマルヘッドの欠陥を自動的に検出する印刷装置およびそれを用いた通信装置または情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、サーマルヘッドを用いて記録シートに印刷を行う印刷装置では、サーマルヘッドに欠陥が発生すると、サーマルヘッドの各ヒータが発熱し、サーマルヘッドの破壊または焼損などの不具合が発生するといった問題があった。このような不具合が発生すると、印刷画像にも多大な影響が発生する。このような問題に鑑み、印刷画像の品質の確認のため、印刷中や印刷を行う直前などのサーマルヘッドが使用されていない時点で、サーマルヘッドに電流を流し、その電流値でサーマルヘッドの欠陥を検出する方法が公知の技術として知られている。
【0003】
また、サーマルヘッドの欠陥を検知、または不具合を防止する方法が、たとえば特開昭63−227356号公報、特開昭63−145058号公報、特開平3−193367号公報、特開平7−9691号公報、特開平11−254722号公報などに開示されている。
【0004】
特開昭63−227356号公報には、複数のストローブ信号によって複数の印刷タイミングに分割されるサーマルヘッドに、データとして検査信号を入力し、複数のストローブ信号で分割されたブロックを強制的にオンし、サーマルヘッドの電源を検査電源ラインに切換え、各ヒータに流れる電流を検出してサーマルヘッドの欠陥を検出する方法が開示されている。
【0005】
特開昭63−145058号公報には、サーマルヘッドに流れる電流を各印刷ラインごとに検出するとともに、ラインあたりの最低印刷ドット数に対応するサーマルヘッド電流に応じて設定された基準値と前記検出電流とを比較し、前記検出電流の値が前記基準値を超えるライン数がいくつあるかによってをサーマルヘッドの検出し、印刷の良否を判別する方法が開示されている。
【0006】
特開平3−193367号公報には、サーマルヘッドの供給電源に設けられた抵抗による電圧降下によって、印刷時間外にサーマルヘッドに流れる電流を検知し、検知手段によって異常が検出されると前記供給電源を遮断する方法が公開されている。
【0007】
特開平7−9691号公報には、サーマルヘッドが備える複数のヒータのうち、異常を検出すべき1または2以上のヒータを指定するドット情報を発生させ、電源から異常検出すべきヒータにのみ電力を供給し、電力供給されたヒータの電圧降下を閾値電圧と比較して異常を検出する方法が開示されている。
【0008】
特開平11−254722号公報には、第1の電源供給手段が印刷用に電力を供給しないときに、第2の電力供給手段が故障検知手段を介してサーマルヘッドに検知用の電力を供給し、1つ以上のヒータに流れる電流に基づいて、サーマルヘッドの欠陥を検知する方法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記公報では、印刷中にサーマルヘッドの欠陥を検出する場合、印刷を中断してサーマルヘッドの欠陥の検出を行う特別な手順を必要とする。また、サーマルヘッドの欠陥の検出は、印刷中、あるいは、印刷直前に行われる。したがって、たとえば印刷を行わない状態でのサーマルヘッドの突然の不良、制御プログラムが暴走して、印刷時以外にもサーマルヘッドに電流が流れてヒータが発熱し、サーマルヘッドの破壊および焼損などが発生する不具合に対しては、検出が不可能である。
【0010】
本発明の目的は、印刷中に、印刷を中断することなく、簡単な方法でサーマルヘッドの欠陥を検出し、また、印刷時および待機状態を含む期間にわたって常に、サーマルヘッドの異常を監視することで、サーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合の防止を行う印刷装置およびそれを用いた通信装置または情報処理装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数のヒータが配列されるライン型サーマルヘッドを用いて、記録シートに印刷を行う印刷装置において、
1ラインの全てが空白となる空白の印刷ラインが存在する場合に、その空白の印刷ラインの印刷データが前記サーマルヘッドに入力されると、その空白の印刷ラインの印刷時に、各ヒータに流れる電流に基づいてサーマルヘッドの欠陥を検出する欠陥検出手段を備え、
予め設定される印刷量内に、空白の印刷ラインが存在しない場合、空白の印刷ラインの印刷データを強制的に挿入し、
強制的に空白の印刷ラインの印刷データを挿入した場合、空白の印刷ラインの印刷に対して記録シートを送らないことを特徴とする印刷装置である。
【0012】
サーマルヘッドは、発熱によって印刷を行うので、このサーマルヘッドに欠陥が発生すると、印刷画像に異常が発生するとともに、サーマルヘッドが発熱し、サーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合が発生することがある。本発明に従えば、印刷時において、1ラインの全てが空白となる印刷ラインの印刷データが前記サーマルヘッドに入力される場合に、各ヒータに流れる電流に基づいてサーマルヘッドの欠陥を検出することができる。このように空白の印刷ラインを利用して、サーマルヘッドの欠陥を検出する。したがって、印刷中に、印刷を中断することなくサーマルヘッドの欠陥を検出することができる。
また、たとえば、ページ数、ライン数あるいは印刷長(文字数)などの印刷量を設定しておくと、その印刷量が印刷されると強制的に空白のラインの印刷データが挿入される。したがって、印刷する画像に空白の印刷ラインの印刷データがない場合でも、確実にサーマルヘッドの欠陥の検出を行うことができる。
また、強制的に挿入された空白の印刷ラインに対して、たとえば感熱紙や感熱転写紙などの記録シートを送らない。したがって、強制的に空白の印刷ラインの印刷データを挿入しても、その強制的に挿入した空白の印刷ラインが印刷されることはない。
【0013】
また本発明は、1ライン分の印刷データは、ストローブ信号によって複数の印刷タイミングに分割され、ストローブ信号で分割されたブロックごとにサーマルヘッドの欠陥を検出することを特徴とする。
【0014】
本発明に従えば、前記印刷データは、ストローブ信号によって複数のタイミングに分割され、サーマルヘッドのブロックごとにサーマルヘッドの欠陥を検出できる。したがって、サーマルヘッドの欠陥部分を特定できる。また、一度に検出するヒータの素子数が少なくなるため、各ヒータのドライブ回路の漏れ電流が集積されてもサーマルヘッドの欠陥の検出への影響が少なくなる。
【0015】
また本発明は、前記欠陥検出手段は、サーマルヘッドの電源ラインに介在され、空白の印刷ラインの印刷時に、サーマルヘッドに供給される電流を検出するための抵抗と、1ラインの全てが空白ではない印刷ラインの印刷時に、前記抵抗を短絡する回路とを備えることを特徴とする。
【0016】
本発明に従えば、欠陥検出手段では、1ラインの全てが空白の印刷ラインの印刷データがサーマルヘッドに入力される場合に、サーマルヘッドと電源ラインに電流検出抵抗を介在される電流検出抵抗によって、サーマルヘッドに供給される電流を検出し、1ラインの全てが空白ではない印刷ラインの印刷データがサーマルヘッドに入力される場合に、前記抵抗を短絡する回路を通してサーマルヘッドに電流を供給する。この電流検出抵抗を短絡する回路によって、各ヒータに印加される電流が前記電流検出抵抗での電圧降下によって変化することを防ぐことができる。
【0017】
また本発明は、前記欠陥検出手段によって検出される欠陥は、欠陥の段階に応じて複数の段階に区分され、欠陥検出した後の処理も、警告の発生と印刷停止との組合せから成る複数の段階に区分化され、欠陥の区分に応じて欠陥検出後の処理区分が割り当てられていることを特徴とする。
【0018】
本発明に従えば、前記欠陥検出手段によって検出される欠陥は、欠陥の段階に応じて、たとえば3つの段階に区分化され、それぞれの段階でサーマルヘッドの不具合の警告を発生させて、利用者に知らせると同時に、不具合の段階が上がると、たとえば自動的に印刷を停止することによって、印刷画像の不良から致命的なヒータの発熱によって生じる、サーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を防止することができる。
【0023】
また本発明は、印刷時および待機状態を含む期間にわたって、予め設定される時間が経過するごとに、空白の印刷ラインの印刷データを挿入してサーマルヘッドの欠陥を検出することを特徴とする。
【0024】
本発明に従えば、印刷時だけでなく待機状態を含む期間にわたって、予め設定される時間が経過するごとにサーマルヘッドの欠陥を検出できる。したがって、印刷に関係無く、常にサーマルヘッドの欠陥を検出することができるので、ヒータの発熱によって発生する、サーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を防止することができる。
【0025】
また本発明は、前記欠陥検出手段が、サーマルヘッドの欠陥を検出した場合、サーマルヘッドへの電流を遮断することを特徴とする。
【0026】
本発明に従えば、前記欠陥検出手段が、サーマルヘッドの欠陥を検出した場合、サーマルヘッドへの電流を遮断することで、ヒータの発熱によって発生するサーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を事前に防止することができる。
【0027】
また本発明は、前記印刷装置を備えることを特徴とする通信装置である。
本発明に従えば、前記印刷装置を、たとえば、ファクシミリなどの通信装置に用いることができる。
【0028】
また本発明は、前記印刷装置を備えることを特徴とする情報処理装置である。
本発明に従えば、前記印刷装置を、たとえば、インターネットファクシミリなどの情報処理装置に用いることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の一形態として、通信装置であるファクシミリ装置1を例に取り説明する。
【0030】
図1は、本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装置1のブロック図である。ファクシミリ装置1は、電話回線網2と網制御装置3を介して接続されており、モデム4、ハンドセット5、コードレス用制御回路6、印刷装置7、画像読取装置8、画像記憶装置9、制御装置10、記憶装置11、操作キー12、ダイヤルキー13、表示装置14、タイマ15、およびアンテナ16を含み構成される。
【0031】
網制御装置3は、電話回線網2の状況を監視するとともに、回線をモデム4側とハンドセット5側、コードレス用制御回路6側とに切換える。モデム4は、画像のデジタル信号を電話回線網2に適したアナログ信号に変調するとともに、電話回線網2のアナログ信号を印刷用のデジタル信号に復調する。
【0032】
印刷装置7は、受信した、または画像読取装置8で読取られた画像の印刷を行うユニットで、複数のヒータが配列されるライン型サーマルヘッドを備え、感熱紙や感熱転写紙などの記録シートに印刷を行う印刷装置である。画像読取装置8は、送信、コピーのための原稿を読取るための装置であり、レンズとCCDラインセンサの組合せによる縮小読取り方式、またはロッドレンズアレイを用いた密着センサ方式などが用いられる。画像記憶装置9は、読取った画像、受信した画像を記憶するためのユニットで、このユニットを備えることで、多くの複雑な機能、たとえば受信した画像の転送、同報、たとえば感熱紙や感熱転写紙などの記録シートが無い場合の代行受信、およびメモリ送信などが可能となる。
【0033】
制御装置10は、記憶装置11に記憶されているプログラムとあいまって、操作キー12およびダイヤルキー13からの入力情報、装置の各ユニットからの状態を示す情報、電話回線網2からの信号などの情報を基に、装置全体の動作を決定し、装置全体に指令を与え、さらに表示装置14に表示の指示を出す。また、さらに画像の情報の伝送時間の短縮のための圧縮、圧縮された画像信号を元のピクセル列情報に戻す伸長を受持つ。
【0034】
タイマ15は、通常、制御装置10の一部に含まれるユニットであるが、本発明では、重要な機能であるので、特に図示している。このタイマ15に指定の時間をセットすると、その時間が経過すると制御プログラムに割込みをかけ、制御を通常の動作手順から割込み動作手順に変更することができる。操作キー12およびダイヤルキー13は、使用者が情報、指示を装置に入力するためのユニットである。表示装置14は、ファクシミリ装置1が使用者に情報を表示、ガイダンスを行うユニットで、表示装置14と操作キー12およびダイヤルキー13を用いて対話的にファクシミリ装置1の各種パラメータの設定が可能となる。ハンドセット5は、電話通話のための受話器、送話器が装備されている。
【0035】
本実施形態のファクシミリ装置1は、1台あるいは複数台のコードレス子機と接続が可能で、コードレス用制御回路6は、図示されていないコードレス子機を制御する装置であり、子機との接続のための通話路の探索、接続の確立、通話、電波発信および受信のためのチューナなどを含んでいる。アンテナ16は、コードレス子機との送受信を行う電波の発信および受信が行われる。
【0036】
次に、印刷装置7についてさらに詳しく説明する。
図2は、印刷装置7におけるサーマルヘッド20およびサーマルヘッド20の欠陥を検出するための欠陥検出回路30を示す図である。サーマルヘッド20は、ヒータアレイ21、たとえば4分割されたストローブ回路22、画像データ23を直列に入力し、ヒータアレイ21に並列に出力する、パラレル出力シフトレジスタ24から構成される。
【0037】
ヒータアレイ21は、印刷時に発熱するヒータ25が、たとえば8素子/mmの間隔でライン状に並んでいる。直列に入力された印刷データ23は、パラレル出力シフトレジスタ24に1印刷ライン分記憶され、ヒータアレイ21に並列に出力される。通常、全ヒータを同時に出力すると、一度に多くの電流が流れるため、ヒータアレイ21を、たとえば4分割し、4回に分けて通電される。この分割を行うのが、ストローブ回路22であり、ヒータアレイ21を制御装置10から入力される信号である第1のストローブ26、第2のストローブ27、第3のストローブ28、および第4のストローブ29で順番に駆動する。ストローブ回路とは、ストーローブ信号によってヒータ25の通電時間を制御するドライバ回路である。第1のストローブ25〜第4のストローブ29は、ヒータ25に流す電流の通電時間をサーマルヘッド20の温度、これまでの印刷履歴などの条件によって細かく制御するためにも使用される。ストローブ回路22によって分割されるヒータアレイ21の分割数は、本実施形態では4分割としているが、これに限定しない。
【0038】
欠陥検出回路30は、トランジスタ32、フォトカップラ35、ツェナーダイオード36、コンデンサ37、抵抗38,43、DAコンバータ39、コンパレータ40を含み構成される。
【0039】
サーマルヘッド20のヒータアレイ21には、電源であるVHD31(たとえば24V電源)から電流が供給される。VHD31とサーマルヘッド20との間にある電流検出抵抗32は、サーマルヘッド20に流れる電流を検出するための抵抗である。この電流検出抵抗32で電流を検出するとともに、1ラインの全てが空白である印刷データがサーマルヘッド20に入力される場合、電流検出抵抗32を短絡させるための回路の一部であるトランジスタ33によって、前記電流検出抵抗32を短絡させる。
【0040】
これによって、ヒータアレイ21に印加される電圧が電流検出抵抗32での電圧降下で変化することを防止する。このトランジスタ33の駆動は、制御装置10の指示信号であるS信号34で行うため、フォトカップラ35によって制御装置10とトランジスタ33との電圧レベルの差を変換する。抵抗43は、トランジスタ33の動作の安定性を確保するための抵抗である。ツェナーダイオード36、コンデンサ37、抵抗38は、フォトカップラ35、DAコンバータ39およびコンパレータ40を駆動するための電源となっている。
【0041】
サーマルヘッド20に流れる電流は、電流検出抵抗32で電圧に変換され、コンパレータ40に一方の入力端子に入力される。コンパレータ40の他方の入力端子には、制御装置10から前記電流検出抵抗32で変換される電圧との比較のための比較信号41が入力され、この比較結果42が制御装置10に戻される。DAコンバータ39へ入力される比較信号41およびコンパレータ40から出力される比較結果42は、図示していないが、ツェナーダイオード36、コンデンサ37、抵抗38で作成した電圧レベルから制御装置10の電圧レベルへの変換が行われる。
【0042】
以上のような回路によって、トランジスタ33をオフの状態、つまり電流検知抵抗32を短絡状態から導通状態とすることによって、いつでもサーマルヘッドに流れる電流に基づいてサーマルヘッドの欠陥を検出することが可能である。
【0043】
次に、印刷装置7の印刷時の動作について、図3に示すフローチャートを参照して説明する。まず、ステップS31で印刷が開始されると、ステップS32に進む。ステップS32では、一定の印刷量内に、1ラインの全てが空白の印刷データがサーマルヘッド20に入力されなくても、サーマルヘッド20の欠陥の検出を行うための印刷ライン数nをセットする。この印刷ライン数nは、数値nのライン数を印刷するごとにサーマルヘッドの欠陥を検出するための設定値である。ステップS32で、サーマルヘッドの欠陥の検出を行う印刷量として、ページ数および印刷長などを用いる場合は、このフローチャートををわずかに修正することで容易に達成できるため、ここでは省略する。
【0044】
次に、ステップS33に進む。ステップS33では、1ラインの全てが空白となる印刷データがサーマルヘッド20に入力されるかどうかを判断する。ステップS33で、YESと判断される場合、つまり印刷する1ラインが全て空白となる印刷データがサーマルヘッド20に入力される場合、ステップS34に進む。ステップS34では、空白となるラインを印刷し、それと平行してサーマルヘッド20の欠陥を検出する。その後、ステップS35に進み、印刷データが残っているかを判断する。ステップS35で、YESと判断される場合、つまり印刷データが残っている場合はステップS32に戻って印刷を続行し、ステップS35で、NOと判断される場合、つまり印刷データが残っていない場合はステップS314に進み、印刷を終了する。
【0045】
一方ステップS33で、NOの場合、つまり1ラインが全て空白となる印刷データがサーマルヘッド20に入力されない場合は、ステップS36に進む。ステップS36では、印刷ラインがステップS32で指定されるラインであるかを判断する。ステップS36において、NOと判断される場合、つまり指定されたラインでないと判断されると、ステップS37に進む。ステップS37では、1ラインの印刷を行い、その後ステップS38に進む。ステップS38では、指定されるライン数であるnから1を減じn=n−1として、その後ステップS39に進む。ステップS39では、印刷データが残っているかを判断する。ステップS39で、YESと判断される場合、つまり印刷データが残ってればステップS33に戻って印刷を続行し、NOと判断される場合つまり印刷データが残っていなければステップS314に進み印刷を終了する。
【0046】
ステップS36で、n=0、つまり指定されるライン数であると判断されるとステップS310に進み、1ラインの全てが空白となる印刷データを挿入する。次に、ステップS311に進み、記録シートの送りを停止する。その後、ステップS312に進み、前記ステップS34と同様に、空白となるラインを印刷し、それと平行してサーマルヘッド20の欠陥を検出する。このように、強制的に予め設定される印刷量ごとに1ラインの全てが空白となる印刷データが挿入されるので、印刷する画像に1ラインの全てが空白となる印刷データがない場合でもサーマルヘッド20の欠陥の検出を確実に行うことができる。また、強制的に1ラインの全てが空白となる印刷データを挿入した場合、記録シートの送りを停止することで、空白のラインが印刷されることはない。
【0047】
次に、ステップS313に進み、印刷データが残っているかを判断する。ステップS313で、YESと判断される場合、つまり印刷データが残っていればステップS33に戻って印刷を続行し、NOと判断される場合、つまり印刷データが残っていなければステップS314に進み印刷を終了する。
【0048】
次に、ステップS34およびステップS312におけるサーマルヘッド20の欠陥の検出の具体的な動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。まず、空白ラインの印刷が開始されるとそれと平行して、ステップS41でサーマルヘッドの欠陥の検出が開始される。次に、ステップS42に進み、タイマ15をセットする。このタイマ15は、後述する一定時間経過ごとにサーマルヘッドの確認を行う手順で使用するタイマであり、ここでは、サーマルヘッド20の欠陥の検出を行うため、タイマ15を初期値に戻す必要がある。次に、ステップS43に進む。ステップS43では、制御装置10からの比較信号41がDAコンバータ39で変換され、コンパレータ40に入力される。その後、ステップS44に進む。
【0049】
比較信号41は、3種類あり、これを比較信号41C1、比較信号41C2、および比較信号41C3で示す。これらの比較信号41を順次設定し、DAコンバータ39でレベル信号に変換し、コンパレータ40に印加する。ステップS44では、制御装置10からフォトカップラ35に入力するS信号34によって、トランジスタ33をOFFの状態にし、電流検出抵抗32を導通させ、サーマルヘッド20の欠陥の検出のための電流値に相当する電圧値を電流検出抵抗32で変換し、コンパレータ40に入力する。このとき、ストローブ信号に対応するブロックごとにサーマルヘッド20の電流を検出する。以下のステップS45以降の動作は、第1のストローブ26〜第4のストローブ29に対応する欠陥の検出において順次繰返される。
【0050】
ステップS44で、サーマルヘッド20に流れる電流を検出した後、ステップS45に進む。ステップS45では、1ラインの全てが空白である印刷データがサーマルヘッドに入力させる時に、サーマルヘッド20に流れる電流値(以下、検出電流値とする)が比較信号41C1(以下、C1と略記する)よりも小さいかどうか、つまり検出電流値<C1であるかがコンパレータ40の比較結果42に基づいて制御装置10において判断される。ステップS45で、検出電流値と比較されるC1の値は、サーマルヘッド20の各ヒータ25を駆動する回路の洩れ電流を集計した値に対し、不具合でないと判断される電流値に設定される。ステップS45で、YESと判断される場合、つまり検出されるサーマルヘッド20の検出電流値がC1より小さい場合は、ステップS46に進む。ステップS46では、サーマルヘッド20に欠陥が無いと判断され、ステップS47に進む。ステップS47でサーマルヘッドの欠陥の検出の動作が終了し、再び図3に示す印刷の動作に戻る。
【0051】
一方、ステップS45で、NOと判断される場合、つまり検出電流値がC1より大きいと判断されるとステップS48に進む。ステップS48では、検出電流値が比較電信号41C2(以下、C2と略記する)よりも小さいかどうか、つまり検出電流値<C2かどうかがコンパレータ40の比較結果42に基づき制御装置10において判断される。ステップS48で検出電流値と比較されるC2の値は、サーマルヘッドの欠陥が小さく、そのまま印刷は続行してもよいレベルに設定される。ステップS48で、YESと判断される場合、つまり検出電流値がC2より小さいとステップS39に進む。ステップS49では、表示パネル14などを用いて利用者に警告を発し、その後ステップS410に進み、サーマルヘッド20の欠陥の検出の動作が終了し、再び図3に示す印刷の動作に戻る。
【0052】
ステップS48で、NOと判断される場合、つまり検出電流値が比較信号C2より大きいと判断されるとステップS411に進む。ステップS411では、検出電流値が比較信号41C3(以下、C3と略記する)よりも小さいかどうか、つまり検出電流値<C3かどうかがコンパレータ40の比較結果42に基づいて制御装置10において判断される。ステップS411で検出電流値と比較されるC3の値は、そのストローブ領域の画像の画質には大きな影響はあるが、発熱などの致命的な欠陥は発生しないレベルに設定される。ステップS411で、YESと判断される場合、つまり検出電流値がC3より小さいとステップS412に進む。ステップS412では、表示パネル14などを用いて利用者に警告を発し、その後ステップS413に進む。ステップS413では、欠陥のあるストローブ部分の印刷を停止し、その後ステップS414に進み、サーマルヘッド20の欠陥の検出の動作が終了し、再び図3に示す印刷の動作に戻る。
【0053】
ステップS411で、NOと判断される場合、つまり検出電圧が比較信号C3より大きいと判断されるとステップS415に進む。ステップS415では、表示パネル14などを用いて利用者に警告を発し、その後ステップS415に進む。ステップS416では、サーマルヘッドへの電流を切断する。次に、ステップS417に進み、サーマルヘッド20の欠陥検出を終了するが、この場合、図3に示すフローチャートのステップS414に戻り印刷を終了する。
【0054】
以上のように、1ラインの全てが空白となる印刷データがサーマルヘッド20に入力される場合、サーマルヘッド20に流れる電流に基づいてサーマルヘッド20の欠陥を検出することで、サーマルヘッド20の欠陥によって、ヒータ25の発熱によって発生する、サーマルヘッド20の破壊および焼損などの不具合を防止することができる。また、本実施形態では、印刷量としてライン数を用いたが、予め定める印刷量ごと、たとえば各ページの1ライン目に、1ライン全てが空白であるか否かにかかわらず、1ラインの空白データを強制的に挿入する方法を用いてもよい。
【0055】
以上が、印刷時におけるサーマルヘッド20の欠陥の検出の動作であるが、サーマルヘッド20の回路部分の不具合は、必ずしも、印刷時に発生するとは限らない。つまり、印刷時かどうかを問わず、サーマルヘッドの突然の不良、制御プログラムが暴走して、サーマルヘッド20に連続的に電流が供給され、ヒータ25の発熱によって、サーマルヘッド20の破壊および焼損などの不具合が発生する場合も想定される。このため、印刷時および待期状態を含む期間にわたって、一定期間ごとにサーマルヘッドの欠陥の検出を行う必要がある。このため、本実施形態のファクシミリ装置1の印刷装置7の印刷処理時および待機状態を含む期間(以下、通常時という)にわたって、予め定める時間が経過するごとにサーマルヘッド20の欠陥を検出を行う。この一定期間ごとに行われるサーマルヘッド20の欠陥の検出するための動作を、図5に示すフローチャートを参照して説明する。まずS51で通常時のサーマルヘッド20の欠陥の検出動作が開始されると、ステップS52に進む。ステップS52では、タイマ15をセットする。このタイマ15は、セットされた時間が経過すると、制御装置10に割込みをかけ、強制的に図5に示すサーマルヘッド20の欠陥の検出動作を行わせる。タイマ15のセットは利用者が行ってもよいし、制御装置10によって自動的に行われてもよい。次に、ステップS53に進む。
【0056】
ステップS53では、タイマ15によってセットされた時間が経過すると、印刷中であっても待機状態であっても制御装置10に割り込みを行う。次に、ステップS54で、印刷装置7が印刷中であるか、または待機状態であるかを確認して、ステップS55に進む。ステップS55では、サーマルヘッド20の欠陥の検出が可能かどうかを判断する。ここで、YESと判断される場合、つまりサーマルヘッド20の欠陥の検出が可能であればステップS56に進み、1ラインの全てが空白の印刷データを挿入し、ステップS57に進む。
【0057】
ステップS57で、記録シートの送りを停止した後ステップS58に進み、サーマルヘッド20の欠陥を検出する。ここで、サーマルヘッド20の欠陥の検出は、前述の図4に示すサーマルヘッド20の欠陥の検出動作にしたがって検出される。ここで、たとえば図4に示すサーマルヘッド20の欠陥の検出動作において、印刷以外の場合にサーマルヘッドの欠陥が見つかった場合、その欠陥は致命的の場合が多いので、予め設定された電流、たとえば図4のステップS48で、NOの判断の場合、つまり検出電流値がC2以上の場合には、サーマルヘッドの電流を切断するようにしてもよい。ステップS58で、サーマルヘッド20の欠陥の検出が終了した後、再びステップS52に戻る。
【0058】
一方、ステップS55で、特に制御装置10が緊急のジョブを行っている場合、NOと判断され、ステップS59に進む。ステップS59では、タイマを再びセットする。その後、再びセットされた時間が経過すると、ステップS53に戻る。ステップS53では、ステップS52においてセットされる時間よりも短い時間がセットされる。
【0059】
また、本実施形態ではサーマルヘッド20の欠陥の検出のため、1ラインの全てが空白の印刷データを入力する場合のサーマルヘッド20の電流値ではなく、タイマ15によってセットされた時間が経過したとき、ストローブ信号が入力されていない時点にサーマルヘッド20の電流値を検出するようにしてもよい。
【0060】
以上のように本発明によれば、印刷時だけでなく待機状態を含む期間にわたって、予め設定される時間が経過するごとにサーマルヘッドの欠陥を検出することができる。したがって、印刷に関係無く、常にサーマルヘッドの欠陥を検出することができるので、ヒータ25の発熱によって発生するサーマルヘッド20の破壊および焼損などの不具合を防止することができる。しかしながら、不具合の内容によっては、たとえばプログラムがループを描いている場合には、判断ステップS55において常にNO側に進む場合も予想され、その場合、図には示していないが、第2のタイマをさらに付加し、第2のタイマにより長い時間を設定し、第2のタイマが、サーマルヘッドの確認を行わない時間がステップS52でセットされるタイマの設定時間を経過した場合、強制的にサーマルヘッドの確認に進む方法、あるいは判断Sステップ55において、NOの判断を規定回数行った場合、強制的に判断ステップS55をYES側に進むなどの方法を採ることも可能である。
【0061】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、印刷時において、1ラインの全てが空白となる印刷ラインの印刷データが前記サーマルヘッドに入力される場合に、各ヒータに流れる電流に基づいてサーマルヘッドの欠陥を検出することができるので、印刷中に、印刷を中断することなく、サーマルヘッドの欠陥を検出することができる。
また、たとえば、ページ数、ライン数あるいは印刷長(文字数)などの印刷量を設定しておくと、その印刷量が印刷されると強制的に1ラインの全てが空白の印刷ラインの印刷データが挿入される。したがって、印刷する画像に空白の印刷ラインの印刷データがない場合でも、確実にサーマルヘッドの欠陥の検出を行うことができる。
また、強制的に1ラインの全てが空白の印刷ラインの印刷データを挿入した場合、その空白の印刷ラインに対して、たとえば感熱紙や感熱転写紙などの記録シートを送らないので、強制的に1ラインの全てが空白の印刷ラインの印刷データを挿入しても、その強制的に挿入された空白の印刷ラインが印刷されることはない。
【0062】
また本発明によれば、1ライン分の印刷データは、ストローブ信号によって複数の印刷タイミングに分割され、ストローブ信号で分割されたブロックごとにサーマルヘッドの欠陥を検出できるので、サーマルヘッドの欠陥部分を特定できる。また、一度に検出するヒータの素子数が少なくなるため、各ヒータのドライブ回路の漏れ電流が集積されてもサーマルヘッドの欠陥の検出への影響が少なくなる。
【0063】
また本発明によれば、前記欠陥検出手段では、1ラインの全てが空白の印刷ラインの印刷データがサーマルヘッドに入力される場合に、サーマルヘッドと電源ラインに電流検出抵抗を介在される電流検出抵抗によって、サーマルヘッドに供給される電流を検出し、1ラインの全てが空白ではない印刷ラインの印刷データがサーマルヘッドに入力される場合に、前記抵抗を短絡する回路を通してサーマルヘッドに電流を供給するので、各ヒータに印加される電流が前記電流検出抵抗での電圧降下によって変化することを防ぐことができる。
【0064】
また本発明によれば、前記欠陥検出手段によって検出される欠陥は、欠陥の段階に応じて、複数に区分化され、欠陥検出した後の処理も警告の発生と印刷停止との組合せから成る複数の段階に区分化され、欠陥の区分に応じて、欠陥検出後の処理区分が割り当てられているので、印刷画像の不良から致命的なヒータの発熱によって生じる、サーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を防止することができる。
【0067】
また本発明によれば、印刷時だけでなく待機状態を含む期間にわたって、予め設定される時間が経過するごとにサーマルヘッドの欠陥を検出できるので、印刷に関係無く、常にサーマルヘッドの欠陥を検出することができるので、ヒータの発熱によって発生するサーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を防止することができる。
【0068】
また本発明によれば、前記欠陥検出手段が、サーマルヘッドの欠陥を検出した場合、サーマルヘッドへの電流を遮断することで、ヒータの発熱によって発生するサーマルヘッドの破壊および焼損などの不具合を事前に防止することができる。
【0069】
また本発明によれば、前記印刷装置を、たとえば、ファクシミリなどの通信装置に用いることができる。
また本発明によれば、たとえば、インターネットファクシミリなどの情報処理装置に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態のファクシミリ装置1を示すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置1の印刷装置7におけるサーマルヘッド20および欠陥検出回路30を示す図である。
【図3】印刷装置7の印刷時における動作を示すフローチャートである。
【図4】サーマルヘッドの欠陥の検出動作を示すフローチャートである。
【図5】通常時のサーマルヘッドの欠陥の検出動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
7 印刷装置
15 タイマ
20 サーマルヘッド
23 印刷データ
25 ヒータ
26 第1のストローブ
27 第2のストローブ
28 第3のストローブ
29 第4のストローブ
32 電流検出抵抗
33 トランジスタ
41C1,41C2,41C3 比較信号
Claims (8)
- 複数のヒータが配列されるライン型サーマルヘッドを用いて、記録シートに印刷を行う印刷装置において、
1ラインの全てが空白となる空白の印刷ラインが存在する場合に、その空白の印刷ラインの印刷データが前記サーマルヘッドに入力されると、その空白の印刷ラインの印刷時に、各ヒータに流れる電流に基づいてサーマルヘッドの欠陥を検出する欠陥検出手段を備え、
予め設定される印刷量内に、空白の印刷ラインが存在しない場合、空白の印刷ラインの印刷データを強制的に挿入し、
強制的に空白の印刷ラインの印刷データを挿入した場合、空白の印刷ラインの印刷に対して記録シートを送らないことを特徴とする印刷装置。 - 1ライン分の印刷データは、ストローブ信号によって複数の印刷タイミングに分割され、ストローブ信号で分割されたブロックごとにサーマルヘッドの欠陥を検出することを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
- 前記欠陥検出手段は、サーマルヘッドの電源ラインに介在され、空白の印刷ラインの印刷時に、サーマルヘッドに供給される電流を検出するための抵抗と、1ラインの全てが空白ではない印刷ラインの印刷時に、前記抵抗を短絡する回路とを備えることを特徴とする請求項1または2記載の印刷装置。
- 前記欠陥検出手段によって検出される欠陥は、欠陥の段階に応じて複数の段階に区分され、欠陥検出した後の処理も、警告の発生と印刷停止との組合せから成る複数の段階に区分化され、欠陥の区分に応じて欠陥検出後の処理区分が割り当てられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の印刷装置。
- 印刷時および待機状態を含む期間にわたって、予め設定される時間が経過するごとに、空白の印刷ラインの印刷データを挿入してサーマルヘッドの欠陥を検出することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の印刷装置。
- 前記欠陥検出手段が、サーマルヘッドの欠陥を検出した場合、サーマルヘッドへの電流を遮断することを特徴とする請求項5記載の印刷装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載の印刷装置を備えることを特徴とする通信装置。
- 請求項1〜6のいずれか1つに記載の印刷装置を備えることを特徴とする情報処理装置。
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