JPH05199341A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH05199341A
JPH05199341A JP4030190A JP3019092A JPH05199341A JP H05199341 A JPH05199341 A JP H05199341A JP 4030190 A JP4030190 A JP 4030190A JP 3019092 A JP3019092 A JP 3019092A JP H05199341 A JPH05199341 A JP H05199341A
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高広 後路
Yoshinobu Aiba
芳信 相葉
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 画像形成動作中の割り込みコピーやジャム等
による中断に対して、それまでのコピー条件の設定や途
中までのコピー作業を無駄にすることなく、他の作業を
行ったり、別の画像形成装置に切り替えてコピーを行う
ことができ、使い勝手の良い画像形成装置を提供するこ
とを目的とする。 【構成】 割り込みやジャム等によって画像形成の中断
が要求されたときに、半導体メモリに記憶したコピー条
件とコピー進行状況とをディスク媒体に記憶させ、コピ
ーの再開が可能となったとき、またはコピーの再開が可
能な別の装置でディスク媒体からコピー条件とコピー進
行状況とをメモリに取り込み、このデータに基づいてコ
ピーを再開する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光磁気ディスク等の媒
体を用いた記憶手段を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置において、割り込み
のコピー要求があったときには、現在の半導体メモリ上
のコピー条件や進行状況といったデータを半導体メモリ
上の別の領域に退避させて、割り込みコピーが終了した
時点で、退避させていたデータを基に、元のコピー動作
を再開していた。
【0003】また、ジャム等の異常が発生したときに
は、例えばジャム紙が取り除かれた時点で、半導体メモ
リ上のコピー条件や進行状況といったデータを基にコピ
ーを再開していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術においては、割り込みコピーで中断されてしまっ
た使用者が割り込みコピーが終了するまで、その画像形
成装置の近傍で待機していなければならず、時間の無駄
であった。
【0005】また、ジャムが発生した場合、ジャム紙を
取り除いている暇のないときには、別の画像形成装置を
使ってコピーすることもできるが、この場合、ジャム発
生以前のコピーが無駄になってしまうことがあった。
【0006】また、このように別の画像形成装置でコピ
ーする場合には、前の画像形成装置で一度原稿画像を走
査したものを別の画像形成装置で再び走査することにな
り、全体としては無駄が大きくなる。
【0007】本発明は、画像形成動作中の割り込みコピ
ーやジャム等による中断に対して、それまでのコピー条
件の設定や途中までのコピー作業を無駄にすることな
く、他の作業を行ったり、別の画像形成装置に切り替え
てコピーを行うことができ、使い勝手の良い画像形成装
置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、割り込みやジ
ャム等によって画像形成の中断が要求されたときに、半
導体記憶手段に記憶した画像形成条件と画像形成進行状
況とを脱着可能な記憶媒体に記憶させるとともに、前記
脱着可能な記憶媒体に記憶した画像形成条件と画像形成
進行状況とを前記半導体記憶手段に記憶させて画像形成
の再開を可能とすることにより、割り込みやジャム等に
よって中断された使用者は、例えば脱着可能な記憶媒体
を持ち運び、画像形成装置を離れて別の仕事を行い、画
像形成装置が空いたのを見計らって自分の都合のよいと
きに画像形成作業を再開したり、あるいは別の画像形成
装置で中断された続きの画像形成作業を行うことが可能
となる。
【0009】また、一度走査した原稿画像を再び走査す
る必要がないので、途中までのコピー作業を無駄にする
ことなく、効率のよいコピー作業を得ることができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の第1実施例のシステム構成
を示すブロック図である。
【0011】このシステムにおける画像形成装置5は、
原稿上の画像を読み取るスキャナ1と、画像を記録紙上
に印刷出力するプリンタ2と、原稿台にセットされた原
稿を上記スキャナ1に自動給送する原稿送り装置(以
下、DFという)6とを設けたものであり、通常は、D
F6にセットした原稿をスキャナ1から読み込み、この
画像データをプリンタ2から出力する動作を行うもので
ある。
【0012】また、スキャナ1から読み込んだ画像デー
タをファイリングする場合には、通信ライン3を介して
光磁気ディスク装置4にデータを転送する。なお、本実
施例の画像形成装置は、読み込んだ画像データをディジ
タル信号で処理することができ、様々な画像処理を取り
扱えるようになっている。
【0013】図2は、このような画像形成装置におい
て、前記ファイリング動作の制御を行う回路構成を示す
ブロック図である。
【0014】装置本体5には、バックアップ可能なRA
M等を内蔵し、装置全体を制御するCPU12と、前記
画像データに対する各種画像処理を司る画像処理ユニッ
ト21と、前記スキャナ1を制御するスキャナコントロ
ーラ16と、各種入力や表示を行う操作パネル10とが
設けられている。
【0015】一方、光磁気ディスク装置4側には、図示
のようなファイリングユニット11が設けられており、
このファイリングユニット11には、光磁気ディスク装
置4側の制御を司るCPU15と、光磁気ディスクが着
脱自在にセットされ、データのリードライトを行うディ
スクドライブユニット20と、このディスクドライブユ
ニット20の動作を制御するディスクコントローラ19
と、画像データの展開用のメモリ18とを有する。
【0016】また、装置本体5とファイリングユニット
11との間は、ファイリングインタフェース13によっ
て接続されている。
【0017】図3は、装置本体5におけるスキャナ1お
よび画像処理ユニット21等の内容を示すブロック図で
ある。
【0018】CCDセンサ101は、原稿上の画像を読
み取って、赤(R)、緑(G)、青(B)の3色の電気
信号(画像信号)に変換する。
【0019】A/Dコンバータ102は、CCDセンサ
101が出力したアナログ信号をデジタル信号に変換す
るものである。
【0020】シェーディング補正部103は、A/Dコ
ンバータ102からのデジタル信号に対し、シェーディ
ング補正を施すものであり、色認識部104は、シェー
ディング補正部103の出力より、原稿上に付されたマ
ーカー等による所定の色領域を認識するものである。そ
して、この色認識部104で読み取られた領域の座標
は、CPU12内のRAMに記憶される。
【0021】色認識部104で色領域の認識が行われる
と、この認識領域を除いた画像データが、光色濃度変換
部105に入力される。この光色濃度変換部105で
は、画像データを濃度情報に変換する。ここで濃度は、
例えば16階調の多値画像データに変換され、その値が
「0」なら最も薄く、「15」なら最も濃くなるように
決められている。
【0022】次に、この多値画像データは、セレクタ1
06に入力される。このセレクタ106は、スキャナ1
から入力された画像データと、光磁気ディスクから読み
出された画像データとを選択するものである。
【0023】編集部107は、セレクタ106により選
択された画像データに対し、各画素を所定の閾値と比較
して2値の画像データに変換したり、画像の空間周波数
を解析して原稿を文字データの部分と中間調や網点の部
分に分離したり、あるいは色認識部104で識別された
マーカー指定領域だけを別に抜き出したりすることがで
きる。
【0024】また、編集部107から出力された画像デ
ータは、ビットマップメモリ108へ出力される。
【0025】図4は、前記操作パネル10の構成を示す
平面図である。
【0026】この操作パネル10には、画像データのフ
ァイリングを指示するファイル操作キー40と、各種操
作画面等を表示するLCD表示部41と、拡大縮小キー
43と、カーソル/セットキー43〜46と、テンキー
47と、リセットキー48と、スタートキー49と、割
り込みキー50等が設けられている。また、前記表示部
41には通常、画像形成装置としての操作画面が表示さ
れている。
【0027】次に、このような装置における動作につい
て、図5〜図7に示す操作用の画面表示ならびに図8〜
図13に示すフローチャートを参照して説明する。
【0028】まず、図8において、装置の電源が投入さ
れると、初期設定としてヒータの温調等の準備が行わ
れ、設定枚数、倍率等の標準値がCPU12内のメモリ
にセットされる(S1)。ここで動作要求待ちのスタン
バイ状態となり、この状態からキー入力もしくは光磁気
ディスク内の後述するコピー要求ファイルの有無等によ
り、それぞれ別の状態に移行する。
【0029】次に、コピー時の動作について説明する。
【0030】上記スタンバイ状態において、割り込み中
フラグがオンである場合(S2)、または割り込み中フ
ラグがオフであっても光磁気ディスク内にコピー要求フ
ァイルがない場合には(S3)、操作パネル10の表示
部41には、図4に示すコピー待ちの画面が通常表示さ
れている(S4)。
【0031】そこで、原稿をDF6にセットして、図9
に示すように、テンキー47により枚数をセットし(S
9、S10)、さらに倍率を上矢印キー45および下矢
印キー44によりセットする(S11〜S14)。
【0032】そして、スタートキー49が押されると
(S15)、図10において、CPU12は、キー入力
の経過からコピー動作であると判断し(S16)、次に
DF6に原稿があるかどうか判断して(S17)、あれ
ば原稿を搬送するようDF6に指示して原稿を読み取り
位置にセットし(S18)、続いてCPU12から指示
を受けたスキャナコントローラ16が、スキャナ1を制
御して原稿画像を多値画像データとして読み込み、この
多値画像データを前記画像処理ユニット21に送る。
【0033】そして、この多値画像データは、前記画像
処理ユニット21により、上記S11〜S14でセット
された倍率に変倍されてビットマップメモリ108に出
力され記憶される(S19)。
【0034】次に、この記憶された原稿画像がプリンタ
2によりプリントされる。従って、1枚の原稿について
は、コピー部数にかかわらずスキャンは1度しか行わな
い。ここで、1枚のプリントを行う毎に(S23〜S2
5)、表示部41に表示した残りコピー枚数を1枚ずつ
減算していき、コピー動作に応じた残りコピー枚数を表
示する(S26)。
【0035】このコピー動作において、CPU12は、
割り込みキーが押されたかどうか監視しており(S27
1)、押されてなければ、残り枚数が0枚になったとこ
ろで(S28)、再びDF6に原稿があるかどうか判断
し(S17)、あれば次の原稿に対して先と同じ動作を
繰り返す。また、DF6に原稿が無かった場合には、割
り込み中フラグをオフし(既にオフならオフのまま)、
再びコピー待ちの画面を表示部41に表示する(S
4)。
【0036】次に、割り込み時の動作について説明す
る。
【0037】ここでは上記コピー中に割り込みキーが押
された場合について述べる。例えばDF6に5枚の原稿
が置かれ、コピーの設定枚数として99枚がセットさ
れ、倍率が50%にセットされてコピーが行われている
ものとする。
【0038】そして、この場合、例えば2枚目の原稿の
30枚目のコピーを行っているときに、上記割り込みキ
ー50が押されると、30枚目のコピーを終了して用紙
を排出し、残り枚数を減算したところで、割り込みキー
が押されたかどうかを判断する(S271)。
【0039】そして、割り込みキー50が押されたので
あれば、さらに割り込みフラグがオンかどうか判断して
(S272)、割り込みフラグが現在オフであれば、C
PU12はプリントをそこで中断する(S273)。
【0040】なお、割り込み中フラグがオンであれば、
既に割り込み中であると判断して多重の割り込みは受け
付けないようにする。
【0041】また、残り枚数は99−30=69と計算
されている。そして、「データを光磁気ディスクに記録
中」と表示部41に表示し、既にスキャンした原稿枚数
および倍率50%、設定枚数99枚、残り枚数69をフ
ァイリングインタフェース13を介してCPU15に送
り、さらにCPU15は光磁気ディスクコントローラ1
9を通して光磁気ディスクドライブユニット20に装着
されている光磁気ディスクにコピー要求ファイルとして
記憶する。
【0042】また、ビットマップメモリ108に記憶さ
れている画像データも、CPU12とCPU15とによ
りインタフェース13を介してメモリ18、光磁気ディ
スクコントローラ19を通して光磁気ディスクドライブ
ユニット20に装着されている光磁気ディスクに記憶す
る(S273)。そして、割り込み中フラグをオンして
(S274)、コピー待ちの画面に変わる(S4)。
【0043】そこで、使用者(同じ使用者であってもな
くてもよい)は、別のコピーをとることができる。ただ
し、割り込みフラグがオンであるので光磁気ディスク内
のコピー要求ファイルは受け付けない。なお、ここで使
用者は光磁気ディスクを光磁気ディスクドライブユニッ
トから抜き取っても抜き取らなくても構わない。
【0044】そして、この割り込みによるコピーが終了
すると(S17)、割り込み中フラグがオフする(S2
2)。
【0045】次に、上記割り込みによって中断したコピ
ーを再開する場合の動作について説明する。
【0046】まず、画像形成装置5が待機中(割り込み
フラグはオフ)の場合に、上記割り込みよって中断した
コピーのデータが記憶された光磁気ディスクを光磁気デ
ィスクドライブ20にセットするか、もしくは既にセッ
トされている状態で、CPU12は、割り込みの際に光
磁気ディスクに記憶されたファイルを、コピー要求ファ
イルとして検知する(S2、S3)。なお、このコピー
要求ファイルには、上述のように、既にスキャンした原
稿の枚数、設定枚数、残り枚数、倍率および画像データ
を含むものである。
【0047】そして、このコピー要求ファイルを検知し
たCPU12は、図11において、「つづきコピーしま
す、原稿の1ページを上にしてセットして、スタートキ
ーを押してください。」と画面に表示する(S49)。
そこで、スタートキー49が押されると(S50)、光
磁気ディスク内の、既にスキャンした原稿の枚数、設定
枚数、残り枚数、倍率をCPU12のRAMに読み込む
とともに、画像データをビットマップメモリ108に読
み込み、さらに光磁気ディスク内のそのデータを削除す
る(S51)。
【0048】そして、光磁気ディスクから読み込んだス
キャン済み原稿枚数と原稿を送った枚数とが一致するま
で(S52)、原稿を送りつづけ(S53)、一致した
ところで(S52)、プリントを再開する(S28
〜)。
【0049】なお、割り込みのときにコピー要求ファイ
ルを記憶した光磁気ディスクが抜き取られていなけれ
ば、割り込みコピーが終了して、割り込みフラグがオフ
した時点で、コピー要求ファイルを検知することとな
る。
【0050】次に、ファイリングの動作について説明す
る。
【0051】画像データをファイリングする場合には、
コピー待機画面が表示されている操作パネル10におい
て、ファイル操作キー40を押して(S5)、表示部4
1に図5のに示すようなメニュー選択画面を呼び出す
(S6)。
【0052】ここで画像入力を選択すれば(S7)、図
12において、図6に示す番号入力画面に移行して(S
31)、画像データの番号の入力を行う。ここでテンキ
ー47により画像番号を入力して(S32、S33)、
図7に示す画面で「#」キー43を押すと(S34)、
DF6に置かれた原稿を画像読取位置に順次搬送してス
キャンすることにより画像入力が行われる(S35)。
【0053】次に、プリント時の動作について説明す
る。
【0054】光磁気ディスク装置4に挿入された光磁気
ディスク上の画像データを出力する場合には、上記図5
のメニュー選択画面において(S6)、画像出力を選択
すると(S8)、図13に示すように、この場合にも上
記図6に示す番号入力画面に移行し(S36)、画像デ
ータの番号の入力を行う。ここでテンキー47で画像番
号を入力して(S37、S38)、上記図7に示す画面
で「#」キー43を押し、所望する画像データを選択す
ると(S39)、上記図4に示す枚数と倍率の設定画面
が表示される(S40)。
【0055】そこで、上記図9において、テンキー47
により枚数をセットし(S9、S10)、さらに倍率を
セットして(S11〜S14)、スタートキー49が押
されると(S15)、CPU12は、CPU12は、キ
ー入力の経過からファイルからのプリント出力動作であ
ると判断し(S16)、その指示をCPU15に伝え
る。
【0056】CPU15は、前記光磁気ディスクに記憶
した指定ファイルの画像データに、残り原稿ページがあ
るかどうか判断し(S20)、あれば1ページ分の画像
データをファイリングインタフェース13を介して前記
画像処理ユニット21に送信し、ビットマップメモリ1
08に記憶し(S21)、この記憶した画像をプリンタ
2に転送して出力する(S23〜S25)。そして、1
枚をプリントする毎に表示部41に表示した残りプリン
ト枚数を1枚ずつ減算していき(S26)、残り枚数が
0枚になったところで(S27)、残りの原稿ページが
あるかどうか判断し、あれば先と同じ動作を繰り返す。
また、残りの原稿ページが無かった場合には、割り込み
中フラグをオフし(既にオフならオフのまま)、再びコ
ピー待ちの画面を表示部41に表示する(S4)。
【0057】次に、本発明の第2実施例について説明す
る。
【0058】図14〜図16は、この第2実施例の動作
を示すフローチャートであるが、ここでは、上記第1実
施例と異なる部分を有する図だけを示している。つま
り、図14は上記第1実施例の図8を、図15は上記第
1実施例の図10を、図16は上記第1実施例の図11
を、それぞれ一部変形したものであり、その他の動作に
ついては、上記第1実施例における図9、図12および
図13と共通の動作であるので、共通の図を用いて説明
する。なお、各図のステップ番号についても、共通する
動作については、同一の番号を付して説明する。
【0059】まず、この第2実施例におけるスタンバイ
状態での動作は、上記第1実施例と共通しているので説
明を省略する。
【0060】次に、コピー時の動作について説明する。
【0061】上記スタンバイ状態において、光磁気ディ
スク内にコピー要求ファイルがない場合には(S3)、
操作パネル10の表示部41には、図4に示すコピー待
ちの画面が通常表示されている(S4)。
【0062】そこで、原稿をDF6にセットして、図9
に示すように、テンキー47により枚数をセットし(S
9、S10)、さらに倍率を上矢印キー45および下矢
印キー44によりセットする(S11〜S14)。
【0063】そして、スタートキー49が押されると
(S15)、図15において、CPU12は、キー入力
の経過からコピー動作であると判断し(S16)、次に
DF6に原稿があるかどうか判断して(S17)、あれ
ば原稿を搬送するようDF6に指示して原稿を読み取り
位置にセットし(S18)、続いてCPU12から指示
を受けたスキャナコントローラ16が、スキャナ1を制
御して原稿画像を多値画像データとして読み込み、この
多値画像データを前記画像処理ユニット21に送る。
【0064】そして、この多値画像データは、前記画像
処理ユニット21により、上記S11〜S14でセット
された倍率に変倍されてビットマップメモリ108に出
力され記憶される(S19)。
【0065】次に、この記憶された原稿画像がプリンタ
2によりプリントされる。従って、1枚の原稿について
は、コピー部数にかかわらずスキャンは1度しか行わな
い。ここで、1枚のプリントを行う毎に(S23〜S2
5)、表示部41に表示した残りコピー枚数を1枚ずつ
減算していき、コピー動作に応じた残りコピー枚数を表
示する(S26)。
【0066】そして、残り枚数が0枚になったところで
(S28)、再びDF6に原稿があるかどうかを判断し
(S17)、あれば次の原稿に対して先と同じ動作を繰
り返す。また、DF6に原稿が無かった場合には、再び
コピー待ちの画面を表示部41に表示する(S4)。
【0067】次に、上述のようなプリント中に、記録用
紙にジャムが生じた場合の動作について説明する。
【0068】本実施例では、プリント中に1枚のプリン
ト動作が開始してから(S23)、5秒以内で用紙の排
出が行われない場合は、ジャムが生じたものと判断する
(S24、S25、S291)。そして、表示部41に
「ジャム!データをバックアップ中、用紙を取り除いて
下さい。」と表示し(S292)、設定枚数、残り枚
数、倍率、画像データをコピー要求ファイルとして光磁
気ディスクに記憶する。さらに、DF6に未処理の原稿
があれば、原稿を読取位置にセットし原稿をスキャンし
て光磁気ディスクに記憶する動作を繰り返す(S294
〜S296)。つまり、プリンタ2中のジャム用紙が取
り除かれている時間もスキャナ1は動作している。
【0069】また、DF6に未処理の原稿がなければ、
作業を終了する(S297)。なお、この作業の終了
後、画像形成装置5の使用者は、光磁気ディスクを光磁
気ディスクドライブユニット20から抜き取っても抜き
取らなくても構わない。
【0070】次に、上記ジャムによって中断したコピー
を再開する場合の動作について説明する。
【0071】待機中の画像形成装置5において、上述し
たジャムのために中断したコピー用のデータを記憶した
光磁気ディスクを光磁気ディスクドライブにセットする
か、もしくは既にセットされている状態で、CPU12
は、ジャムの際に光磁気ディスクに記憶されたファイル
を、コピー要求ファイルとして検知する(S3)。な
お、このコピー要求ファイルには、上述のように、原稿
の設定枚数、残り枚数、倍率および画像データを含むも
のである。
【0072】そして、図16において、「つづきプリン
トします、スタートキーを押して下さい。」と画面に表
示する(S49)。そこで、スタートキー49が押され
ると(S50)、光磁気ディスク内の設定枚数、残り枚
数、倍率をCPU12のRAMに読み込むとともに、画
像データをビットマップメモリ108に読み込み、さら
に光磁気ディスク内のそのデータを削除する(S5
1)。そして、コピーを再開する(S28〜)。
【0073】なお、ジャムの後にコピー要求ファイルを
記憶した光磁気ディスクが抜き取られていなければ、ジ
ャム処理が終了して一度電源がオン/オフされた時点で
コピー要求ファイルを検知することとなる。
【0074】また、ファイリングの動作やプリント時の
動作については、上記第1実施例と共通共通しているの
で説明を省略する。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
割り込みやジャム等が生じた場合、画像形成中の画像形
成条件と画像形成進行状況とを脱着可能な記憶媒体に記
憶させることにより、この装置で、画像形成の再開が可
能となったとき、あるいはコピーの再開が可能な別の装
置で、前記脱着可能な記憶媒体に記憶した画像形成条件
と画像形成進行状況を当該装置内に取り込んで画像形成
を再開することが可能となる。
【0076】従って、割り込み等によって中断された使
用者は、例えば脱着可能な記憶媒体を持ち運び、画像形
成装置を離れて別の仕事を行い、画像形成装置が空いた
のを見計らって自分の都合のよいときに画像形成作業を
再開したり、別の画像形成装置で中断された続きの画像
形成作業を行うことができる。
【0077】また、本発明によれば、一度走査した原稿
画像を再び走査する必要がないので、途中までのコピー
作業を無駄にすることなく、効率のよいコピー作業を得
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のシステム構成を示すブロ
ック図である。
【図2】上記第1実施例において、ファイリング動作の
制御を行う回路構成を示すブロック図である。
【図3】上記第1実施例におけるスキャナおよび画像処
理ユニット等の内容を示すブロック図である。
【図4】上記第1実施例における操作パネルの構成を示
す平面図である。
【図5】上記第1実施例における操作用の画面表示を示
す平面図である。
【図6】上記第1実施例における操作用の画面表示を示
す平面図である。
【図7】上記第1実施例における操作用の画面表示を示
す平面図である。
【図8】上記第1実施例における制御動作を示すフロー
チャートである。
【図9】上記第1実施例における制御動作を示すフロー
チャートである。
【図10】上記第1実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図11】上記第1実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図12】上記第1実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図13】上記第1実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図14】本発明の第2実施例における制御動作を示す
フローチャートである。
【図15】上記第2実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【図16】上記第2実施例における制御動作を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1…スキャナ、 2…プリンタ、 3…通信ライン、 4…光磁気ディスク装置、 5…装置本体、 6…DF、 10…操作パネル、 11…ファイリングユニット、 13…ファイリングインタフェース、 12、15…CPU、 16…スキャナコントローラ、 18、108、110…メモリ、 19…ディスクコントローラ、 20…ディスクドライブユニット、 21…画像処理ユニット、 40…ファイル操作キー、 41…表示部、 43…拡大縮小キー、 43〜46…カーソル/セットキー、 47…テンキー、 48…リセットキー、 49…スタートキー、 101…CCDセンサ、 102…A/Dコンバータ、 103…シェーディング補正部、 104…色認識部、 105…光色濃度変換部、 106…セレクタ、 107…編集部、 108…ビットマップメモリ。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿画像をディジタル信号で読み込む読
    込手段と;該読込手段から読み込んだ原稿画像データを
    脱着可能な記憶媒体に記憶する記憶手段と;該記憶手段
    に記憶した記憶画像データを画像形成して出力する出力
    手段と;画像形成時に設定される画像形成条件と画像形
    成進行状況とを記憶する半導体記憶手段と;画像形成動
    作の中断を要求する画像形成中断要求手段と;前記画像
    形成中断要求手段により中断が要求されたときに、前記
    半導体記憶手段に記憶した画像形成条件と画像形成進行
    状況とを前記脱着可能な記憶媒体に記憶させる制御手段
    と;を有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 原稿画像をディジタル信号で読み込む読
    込手段と;該読込手段から読み込んだ原稿画像データ
    と、画像形成時に設定される画像形成条件と画像形成進
    行状況とを記憶する半導体記憶手段と;該半導体記憶手
    段に記憶した記憶画像データを画像形成して出力する出
    力手段と;脱着可能な記憶媒体にデータを記憶する記憶
    手段と;画像形成動作の中断を要求する画像形成中断要
    求手段と;前記画像形成中断要求手段により中断が要求
    されたときに、前記半導体記憶手段に記憶した画像形成
    条件と画像形成進行状況とともに原稿画像データを前記
    脱着可能な記憶媒体に記憶させる制御手段と;を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 画像形成動作の再開を許可する画像形成再開許可手段
    と、この画像形成再開許可手段より再開が許可されたと
    きに、前記脱着可能な記憶媒体に記憶した画像形成条件
    と画像形成進行状況とを前記半導体記憶手段に記憶させ
    る制御手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】 請求項1または2において、 前記画像形成中断要求手段は異常検知信号発生手段であ
    ることを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項1または2において、 前記画像形成中断要求手段は割り込み要求手段であるこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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