JP2003219075A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003219075A
JP2003219075A JP2002016347A JP2002016347A JP2003219075A JP 2003219075 A JP2003219075 A JP 2003219075A JP 2002016347 A JP2002016347 A JP 2002016347A JP 2002016347 A JP2002016347 A JP 2002016347A JP 2003219075 A JP2003219075 A JP 2003219075A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】近年のコピー、ファクシミリ、スキャナ機能を
有する画像形成装置は、いろいろな設定ができるように
なってきた反面、設定に時間がかかっていた。さらに同
じ条件設定を再現するのは困難であった。 【解決手段】画像読み取りや印刷を行ったときの画像を
縮小した縮小画像と、そのときの設定条件を関連付けて
格納しておき、このときの設定条件を再現していとき
は、操作表示部にこの縮小画像の一覧を表示し、該当す
るものを選択すると、その選択された縮小画像と関連付
けられ設定情報に従い、画像形成装置の設定が切り替わ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コピー機能と、フ
ァクシミリ機能と、スキャナ機能の少なくとも1つの機
能を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来技術1;近年のコピー機能を有する
画像形成装置は設定内容が充実しており、画像の回転処
理、枠消し、2イン1、4イン1などの集約コピー、
「マル秘」「重要」などのオーバーレイ、合紙モードな
どができることはあたりまえである。さらにこれらの画
像形成装置には後処理装置がオプションで取り付けられ
ることにより、コピー物にパンチ穴を開けてみたり、ス
テイプル処理ができたりして簡単な製本機能を持つもの
もある。このように近年のコピー機能を有する画像形成
装置はユーザーによる複雑な設定が可能になってきてい
る。
【0003】従来技術2;近年のファクシミリ機能を有
する画像形成装置には、相手先ファクシミリ番号を割り
付けた短縮ボタンがあり、いちいちダイヤルしなくても
ファクシミリ送信ができるので便利である。また同報や
暗号化など各種設定もできるようになってきている。必
要に応じて、過去の送信履歴をプリンタ部か印刷するこ
ともできるものがある。
【0004】従来技術3;近年のスキャナ機能を有する
画像形成装置は、画像形成装置側から画像データを格納
するパソコンや、フォルダを指定して原稿を読み取るこ
とができるものがある。また従来からスキャナ機能は、
読み取り解像度、読み取り範囲、読み取る原稿に適応す
る画像処理などを設定する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、近年
のコピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能を有す
る画像形成装置は、各々の機能においての設定が複雑に
なってきているので、その都度設定するのは面倒な作業
であった。何か簡単な方法で一度行った設定を再現でき
れば、このような手間は省ける。本願第1、2の発明は
このような問題を解決することにある。
【0006】上述した従来技術1のコピー機能を有する
画像形成装置では、コピーの設定や後処理の設定が複雑
になってきているので、その都度設定するのは面倒な作
業であった。そこで有る程度よく使う設定や、ユーザー
に応じた好みの設定をカスタマイズして、ID番号、パ
スワードで呼び出せるようにしているものがある。しか
しこのような技術を用いても、ID番号やパスワードを
覚えていないと、設定との関連を覚えるのは困難であ
る。さらに1人のユーザーで数種類の設定を登録してし
まうと、オフィス全体では、かなり多い設定を登録する
こともり、そうなるとどれがどのような設定であるかな
ど把握するのは不可能である。本願第3〜7の発明はこ
のような問題を解決することにある。
【0007】上述した従来技術2のファクシミリ送信機
能を有する画像形成装置を用いてファクシミリ送信する
場合、ワンタッチで送ることが可能なので、以前のダイ
ヤルを入力して送信するファクシミリ装置に比べて送信
先を間違えて送ってしまうことが多くなった。また最近
はオートドキュメントフェィーダー(以下DFと略す)
を用いて原稿を読み取ることが多いので、うっかり原稿
の裏表を間違えてセットして白紙データを相手先に送信
するというミスもある。コピーならすぐに気付くのでや
り直せば良いが、ファクシミリ送信ではそのこと自体に
気付かない。相手先に聞くか、相手先から連絡されるか
しかこのようなミスを気付くことはなかった。このよう
なミスも発生してしまったことは仕方がないが、ミスに
気付かないのは問題である。送信履歴を印刷して確認し
てもよいが、時間と送信先だけでは何を送ったのを探す
のも困難であるし、このような履歴から白紙送信までは
見つけることはできない。本願第8〜12の発明はこの
ような問題を解決することにある。
【0008】上述した従来技術3のスキャナ機能を有す
る画像形成装置を用いて、資料のファイリングなどの作
業を行うことがある。しかし作業を途中で中断したり、
ファイリング作業が大量にあるために、作業が分断され
る場合がある。ファイリング作業を再開したときには、
スキャナの解像度設定、読み取り範囲、読み取り条件な
どを再現したいが、この場合も最初から設定し直さ無く
てはならなかった。このような問題を解決するために、
特開2000−32241号公報には、カレンダーに表
示されたサムネイル画像を選択すると、この画像を複写
機で印刷することができる技術がある。この技術では読
み取り設定を画像と共に格納しているので読み取り条件
を再現するのは容易である。しかし必要もないのに全て
の画像データを格納しておくには大容量のハードディス
クが必要であるし、結局格納先のハードディスクに接続
する作業も行わないといけないので手間であった。本願
第13〜16の発明はこのような問題を解決することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記のような問題を解決
するために、本願第1の発明は、コピー機能、ファクシ
ミリ機能、スキャナ機能のうち少なくとも1つの機能を
有する画像形成装置において、画像形成装置の動作に関
わる設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情
報保持部に保持された設定情報に基づいて動作を行う動
作制御手段と、複数の縮小された縮小画像データとこれ
を読み取ったときの画像形成装置の設定情報を関連付け
て格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部
に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する
表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を
選択すると、その選択された縮小画像データと関連する
設定情報を設定情報保持部に保持する設定情報呼び出し
手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用い
る。
【0010】本願第2の発明は、各種機能設定キー及び
表示部などからなる操作表示部と、前記操作表示部から
設定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記
設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記ス
キャナで読み取った画像信号を、前記設定情報に従い画
像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された
画像データを展開するためのビットマップメモリと、前
記ビットマップメモリに展開された画像データを、複数
の縮小された縮小画像データとこれを読み取ったときの
画像形成装置の設定情報を関連付けて格納している設定
情報記憶部と、前記ビットマップメモリの画像データを
間引いて縮小した縮小画像データと前記設定情報保持部
に保持されている設定情報を関連付けてこの設定情報記
憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有すること
を特徴とする第1の発明に記載の画像形成装置を用い
る。
【0011】本願第3の発明は、コピー機能を有する画
像形成装置において、コピーするときの倍率、露光、枠
消し、両面、集約、ステイプル、パンチなどの設定情報
を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保
持された設定情報に基づいてコピーを行うコピー制御手
段と、複数の縮小された縮小画像データとこれを読み取
ったときの画像形成装置の設定情報を関連付けて格納し
ている設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶さ
れた複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制
御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択する
と、その選択された縮小画像データと関連する設定情報
を設定情報保持部に保持する設定情報呼び出し手段とを
有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0012】本願第4の発明は、プリントキー、テンキ
ー、倍率、露光、枠消し、両面、集約、ステイプル、パ
ンチなど各種機能設定キー及び表示部などからなる操作
表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する
設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取
るためのスキャナ部と、前記スキャナで読み取った画像
信号を、前記設定情報に従い画像処理する画像処理部
と、前記画像処理部で生成された画像データを展開する
ためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリ
に展開された画像データを、前記設定情報に従い用紙に
印刷するプリンタ部と、複数の縮小された縮小画像デー
タとこれを読み取ったときの画像形成装置の設定情報を
関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記ビット
マップメモリの画像データを間引いて縮小した縮小画像
データと前記設定情報保持部に保持されている設定情報
を関連付けてこの設定情報記憶部に格納する設定情報記
憶部制御手段とを有することを特徴とする第3の発明に
記載の画像形成装置を用いる。
【0013】本願第5の発明は、前記設定情報保持部に
保持されている設定情報が、予め設定されている初期設
定情報の場合、又は初期設定情報からコピー枚数のみの
変化の場合は動作しない設定情報記憶部制御手段を有す
ることを特徴とする第3の発明に記載の画像形成装置を
用いる。
【0014】本願第6の発明は、前記原稿が複数枚に渡
る一連の原稿の場合は、そのうち代表の1枚の縮小画像
のみを設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手
段を有することを特徴とする第4、5の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
【0015】本願第7の発明は、コピー動作のときに、
ユーザーに縮小画像データ及び設定条件を格納するかの
確認をとる確認手段を有することを特徴とする第4〜6
の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0016】本願第8の発明は、ファクシミリ送信機能
を有する画像形成装置において、ファクシミリ送信する
ときの、相手先番号や、同報、暗号化などの設定情報を
保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持
された設定情報に基づいてファクシミリ送信を行うファ
クシミリ送信制御手段と、複数の縮小された縮小画像デ
ータとこれを読み取ったときの画像形成装置の設定情報
を関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定
情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部
に表示する表示部制御手段とを有することを特徴とする
画像形成装置を用いる。
【0017】本願第9の発明は、前記表示部に表示され
た縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像デー
タと関連する設定情報を設定情報保持部に保持する設定
情報呼び出し手段とを有することを特徴とする第8の発
明に記載の画像形成装置を用いる。
【0018】本願第10の発明は、送信キー、テンキ
ー、短縮ダイヤルキー、同報キー、暗号化キーなど各種
機能設定キー及び表示部などからなる操作表示部と、前
記操作表示部から設定した情報を保持する設定情報保持
部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキ
ャナ部と、前記スキャナで読み取った画像信号を、前記
設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処
理部で生成された画像データを展開するためのビットマ
ップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画
像データをCODECで符号化し、NCU、モデム、公
衆回線を介して相手先に送信するファクシミリ送信制御
手段と、複数の縮小された縮小画像データとこれを読み
取ったときの画像形成装置の設定情報を関連付けて格納
している設定情報記憶部と、前記ビットマップメモリの
画像データを間引いて縮小した縮小画像データと前記設
定情報保持部に保持されている設定情報を関連付けてこ
の設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段と
を有することを特徴とする第8、9の発明に記載の画像
形成装置を用いる。
【0019】本願第11の発明は、前記原稿が複数枚に
渡る一連の原稿の場合は、そのうち代表の1枚の縮小画
像のみを設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御
手段を有することを特徴とする第10の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
【0020】本願第12の発明は、ファクシミリ送信動
作のときに、ユーザーに縮小画像データ及び設定条件を
格納するかの確認をとる確認手段を有することを特徴と
する第10、11の発明に記載の画像形成装置を用い
る。
【0021】本願第13の発明は、スキャナ機能を有す
る画像形成装置において、スキャナ読み取りをするとき
の、読み取り解像度、読み取り範囲、読み取る原稿に適
応する画像処理などの設定情報を保持する設定情報保持
部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づ
いて原稿読み取りを行うスキャナ制御手段と、複数の縮
小された縮小画像データとこれを読み取ったときの画像
形成装置の設定情報を関連付けて格納している設定情報
記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小
画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記
表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択さ
れた縮小画像データと関連する設定情報を設定情報保持
部に保持する設定情報呼び出し手段とを有することを特
徴とする画像形成装置を用いる。
【0022】本願第14の発明は、スタートキー、テン
キーなど各種機能設定キー及び表示部などからなる操作
表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する
設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取
るためのスキャナ部と、前記スキャナで読み取った画像
信号を、前記設定情報に従い画像処理する画像処理部
と、前記画像処理部で生成された画像データを展開する
ためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリ
に展開された画像データを、前記設定情報に従い指定の
パソコンに送信するスキャナ送信手段と、複数の縮小さ
れた縮小画像データとこれを読み取ったときの画像形成
装置の設定情報を関連付けて格納している設定情報記憶
部と、前記ビットマップメモリの画像データを間引いて
縮小した縮小画像データと前記設定情報保持部に保持さ
れている設定情報を関連付けてこの設定情報記憶部に格
納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴と
する第13の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0023】本願第15の発明は、前記原稿が複数枚に
渡る一連の原稿の場合は、そのうち代表の1枚の縮小画
像のみを設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御
手段を有することを特徴とする第14の発明に記載の画
像形成装置を用いる。
【0024】本願第16の発明は、スキャナ読み取り動
作のときに、ユーザーに縮小画像データ及び設定条件を
格納するかの確認をとる確認手段を有することを特徴と
する第14、15の発明に記載の画像形成装置を用い
る。
【0025】
【作用】本願第1の発明の画像形成装置は、過去にコピ
ー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに
設定した設定情報と、そのとき読み取った原稿画像に基
づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報
記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設
定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けら
れた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連
付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0026】本願第2の発明の画像形成装置は、コピ
ー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに
設定した設定情報を、読み取った原稿画像に基づいて生
成される縮小画像データを格納するので、上記設定情報
記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定
を登録していく必要はない。
【0027】本願第3の発明の画像形成装置は、過去に
コピーするときに設定した設定情報と、そのとき読み取
った原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納
している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この
中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻デ
ータに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな
画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて
思い出しやすい。
【0028】本願第4の発明の画像形成装置は、コピー
するときに設定した設定情報を、コピーのときに読み取
った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データを格
納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残
されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0029】本願第5の発明の画像形成装置は、予め基
準となる初期設定情報の場合や、コピー枚数を指示した
だけの設定でのコピーは、なんら設定に手間がかからな
いので、このような場合はいちいち上記設定情報記憶部
に残していかないので、無駄がない。
【0030】本願第6の発明の画像形成装置は、複数枚
に渡る原稿をコピーするときは、その代表的な1枚を設
定情報と関連付けて格納するので、設定を呼び出すとき
も、無駄に多くの縮小画像の中から選択することもな
く、速やかに所望の設定情報を呼び出すことができる。
【0031】本願第7の発明の画像形成装置は、コピー
するときに設定情報を格納するかどうかを確認してくれ
るので、後で再び使うことの無いような設定情報は格納
しないようにできるので、設定情報を探すときに煩雑に
なりにくい。
【0032】本願第8の発明の画像形成装置は、過去に
ファクシミリ送信したときの相手先ファクシミリ番号な
どの設定情報と、そのとき送信した原稿画像に基づく縮
小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部
の内容を表示部に表示するので、間違った相手先にファ
クシミリ送信をしてしまっていないか、裏表を間違えて
送信していないかなどの確認ができるので、このような
間違いをあとで見つけやすい。
【0033】本願第9の発明の画像形成装置は、さらに
上記縮小画像を選択すると、そのときの設定にきりかわ
るので、直ぐにまた同じ原稿をセットするだけで失敗し
たファクシミリ送信のリカバリーができる。
【0034】本願第10の発明の画像形成装置は、ファ
クシミリ送信するときに設定した設定情報を、このファ
クシミリ送信のときに読み取った原稿画像に基づいて生
成される縮小画像データを格納するので、上記設定情報
記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定
を登録していく必要はない。
【0035】本願第11の発明の画像形成装置は、複数
枚に渡る原稿をファクシミリ送信するときは、その代表
的な1枚を設定情報と関連付けて格納するので、送信履
歴を探す目的で使う場合や設定を呼び出すときも、無駄
に多くの縮小画像の中から選択することもなく速やかに
所望の設定情報を呼び出すことができる。
【0036】本願第12の発明の画像形成装置は、ファ
クシミリ送信するときに設定情報を格納するかどうかを
確認してくれるので、後で確認することのない設定や、
再び使うことの無いような設定情報は格納しないように
できるので、探すときに煩雑になりにくい。
【0037】本願第13の発明の画像形成装置は、過去
にスキャナ読み取りしたときに設定した設定情報と、そ
のとき読み取った画像に基づく縮小画像データを関連付
けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示
し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列
や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すよ
り、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚
的に訴えて思い出しやすい。
【0038】本願第14の発明の画像形成装置は、スキ
ャナ読み取りするときに設定した設定情報を、スキャナ
読み取りときに用いる画像に基づいて生成される縮小画
像データを格納するので、上記設定情報記憶部のデータ
が自動的に残されていき、その都度設定を登録していく
必要はない。
【0039】本願第15の発明の画像形成装置は、複数
枚に渡る原稿をスキャナ読み取りするときは、その代表
的な1枚を設定情報と関連付けて格納するので、設定を
呼び出すときも無駄に多くの縮小画像の中から選択する
こともなく、速やかに所望の設定情報を呼び出すことが
できる。
【0040】本願第16の発明の画像形成装置は、スキ
ャナ読み取りするときに設定情報を格納するかどうかを
確認してくれるので、後で再び使うことの無いような設
定情報は格納しないようにできるので、設定情報を探す
ときに煩雑になりにくい。
【0041】
【実施例】本願第1〜16の発明を採用する画像形成装
置を図1の概略図に基づいて説明する。同図にこの画像
形成装置1はコピー、ファクシミリ、スキャナ、及びプ
リンタの機能を有する複合装置で、CPU2、ROM
3、RAM4、設定情報記憶部制御手段5、設定情報記
憶部6、プリンタコントローラ7、受信情報記憶バッフ
ァ8、中間言語情報記憶バッファ9、プリンタ部10、
後処理装置用I/F11、後処理装置12、後処理装置
接続用ケーブル13、操作表示部14、DF用I/F1
5、DF16、DF用ケーブル17、スキャナ装置1
8、画像処理部19、ビットマップメモリ20、COD
EC21、画像メモリ22、ネットワークI/F23、
モデム24、NCU25、バス26などから構成されて
いる。またこの複合装置1はネットワークケーブル27
を介してパソコンA、B(28、29)やその他の機器
と接続されている。
【0042】詳しくは、前記CPU2は当該画像形成装
置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶し
た前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定情報、
トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記
憶した前記RAM4に接続されている。本願発明の各請
求項に記載されている、コピー制御手段、ファクシミリ
制御手段、スキャナ制御手段、確認手段などは、このR
OM3に記憶されたプログラムであり、設定情報保持部
はこのRAM4の設定情報領域にある。
【0043】前記設定情報記憶部制御手段5、前記設定
情報記憶部6は、本願発明の特徴部分であり、この設定
情報記憶部制御手段5はビットマップメモリ20に展開
されている画像データから、主走査方向、副走査方向の
画素を間引いて縮小画像データを生成し、この縮小画像
データとこのときの前記RAM4の設定情報領域に格納
されている設定情報を関連付けて前記設定情報記憶部6
に格納する。設定情報は主に数値データからなるので容
量は小さくて済むが、縮小画像データは間引いていると
はいえ画像データなので、CODEC21で符号化し
て、表示するときのみ展開すると良い。
【0044】前記プリンタコントローラ7は、接続され
たパソコンから送信され、前記受信バッファ8に格納さ
れているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間
言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中
間言語情報記憶バッファ9に格納される。
【0045】前記プリンタ部10は、ビットマップメモ
リ20に展開されている画像データを順次このプリンタ
部10の作像部のLSU又はLPHなどの潜像を書き込
む装置に送り、この作像部でトナー像を形成し、これを
給紙カセットから順次給紙、搬送される用紙に転写し、
定着、排紙される。
【0046】前記後処理装置用I/F11、前記後処理
装置12、前記後処理接続用ケーブル13は、画像形成
装置1から印刷されて排出される印刷物に、ステイプ
ル、パンチなどの後処理、ソート、グループなどの仕分
けなどを行う後処理装置12と、これを画像形成装置1
本体と接続するためのインターフェース及びケーブルで
ある。
【0047】前記操作表示部14は、操作キー、LDC
表示部などから構成されている。この画像形成装置は複
合装置なので操作表示部はコピー機能画面、プリンタ機
能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切
り替え可能である。この操作表示部の詳細な説明は後述
する。
【0048】DF用I/F15は、この画像形成装置1
の上に置かれたDF16とケーブル17を介して接続
し、このDF16を制御するためのインターフェースで
ある。
【0049】前記スキャナ装置18は、DF16で1枚
づつフィードされる、又は1枚をコンタクトガラス上に
置いた原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をC
CDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換
でデジタル信号に変換し画像処理部19で画像処理をし
て後段のビットマップメモリ20に展開していく。この
ビットマップメモリ20は、前記スキャナ装置18から
の画像データの他ネットワークなどを介して接続された
パソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プ
リンタコントローラ7で解析し生成される中間言語情
報、相手方ファクシミリから公衆回線、NCU23、モ
デム24を介して送られてくる画像データを必要に応じ
てCODEC21で伸張しフルビットマップの画像デー
タとして展開、保持する手段である。このCODEC2
1は、プリントデータに含まれる画像データの符号化さ
れたものを復号化するためにも用いられ、また上述した
ように、縮小画像データを符号化、復号化するものであ
る。
【0050】前記画像メモリ22は、メモリコピーやフ
ァクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキ
ャナ装置18で読み取った画像データをCODEC21
で符号化して記憶する。またスキャナ機能を用いる場合
は、スキャナ装置18で読み取った画像データをCOD
EC21で符号化して記憶したものを外部のパソコンか
ら読み取ることもできるし、同じようにファクシミリの
ポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出す
ことも可能である。近年は画像形成装置に比較的大きい
容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像
メモリとしているのも多い。
【0051】ネットワークI/F23は、当該画像形成
装置1をネットワークに接続するインターフェースであ
る。ここではパソコンA、B(28、29)や図示して
いないその他の接続機器とネットワークケーブル27を
介して接続されている。
【0052】前記モデム24は、公衆回線から送信され
てくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆に
デジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信
するためのものである。前記NCU25は、公衆回線へ
の接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオン
フック信号の送出、リング検出などを行う。
【0053】バス26は、上述した各構成のデータや信
号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用
のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1
つで表している。
【0054】本願第1、2の発明は、以下各機能別に説
明する第1〜3の実施例に共通する構成を表したもので
ある。第1の発明は、縮小画像を表示部141に表示
し、これの中から1つを選択すると、この縮小画像を読
み取ったときの設定に画像形成装置が切り替わる。第2
の発明は、原稿を読み取るときに、縮小画像を生成し、
そのときの画像形成装置の設定情報と関連付けて格納し
て、第1の発明の一覧の表示のときに用いるというもの
である。これらの、コピー機能、ファクシミリ機能、ス
キャナ機能においての実施例を順に説明する。
【0055】本願第3〜7の発明に係る実施例1を説明
する。上述したように近年のコピー機能の設定は複雑に
なってきている。そこで図2、3を用いてコピー機能で
の各種設定を説明する。普通はコピーの使用頻度が高い
ことから通常の待機時にはコピー機能の画面となってい
る。他の画面の状態のときからであっても操作表示部1
4のコピータブを選択すると図2の(A)の画面に切り
替わる。ここで表示部141はLCD表示部であり、表
示とともにタッチパネルを兼ねている。この表示部14
1には、上述したコピータブ、プリンタタブ、ファクシ
ミリタブ、スキャナタブが並んででおり、コピー機能の
ときの操作画面は、コピータブを選択するとその下には
基本タブ、変倍タブ、後処理タブ、機能タブ、その他タ
ブがあり、基本画面では、ここでは倍率、カセットおよ
びバイパスの選択、両面の設定、割り込みキー、写真モ
ード、露光などの設定ができる。基本タブ、変倍タブ、
後処理タブ、機能タブはそれぞれのタブにタッチすると
その機能の設定画面に移る。その下の基本ガイダンス表
示部はユーザーに情報を知らせる「コピーできます。1
(枚づつ)」などの表示を行う。その右下の設定表示部
は現在の設定「100%、自動用紙」などを表示する。
ジョブ実行中に割り込みキーが操作されると新たなコピ
ーなどの設定と原稿の読み込みが可能となる。その左に
は自動用紙、自動倍率、等倍の選択キーがあり、その下
にはカセットの選択用のキーが複数設けられている。そ
の他は設定で選択されたもの以外は図中にあるようにマ
スクがかけられ現在の設定作動モードがわかりやすくな
っている。この画面では倍率:100%、コピー枚数:
1枚、自動用紙選択でA4横がセットされた第1カッセ
トが選択され、露光はほぼ真ん中の強さにある。写真モ
ードなどは選択されてない。
【0056】上記表示部141の右側にはテンキー14
2、ストップ/クリアキー143、オールクリアキー1
44、スタート/送信キー145が設けられている。前
記テンキー142はコピー枚数などの数値入力や、ファ
クシミリ送信の相手先番号の入力に使われ、前記ストッ
プ/クリアキー143は直前の入力を取り消すキーで、
前記オールクリアキー144は設定された設定作動モー
ドをワンタッチで初期設定作動モードに戻すキーであ
る。前記スタート/送信キー145はコピーの開始キー
として、ファクシミリ送信やスキャナの読み込み開始キ
ー、またモードの決定などのキーとして使われる。
【0057】上記テンキー142などの右側には、ファ
クシミリ送信に用いる短縮キー146がある。この短縮
キー146はファクシミリ送信モードのときに予め登録
している選択したキーに対応する相手先ファクシミリ番
号がセットされる。
【0058】上記表示部141の左側には、本願発明の
特徴である履歴呼び出しキー147が設けられている。
詳しくは後で説明する。
【0059】上記変倍タブを選択すると図2の(B)に
示すような変倍用の画面に切り替わり、上記後処理タブ
を選択すると図2の(C)に示すように後処理の設定用
の画面に切り替わり、必要に応じて設定を行う。
【0060】上記機能タブを選択すると、図3の(A)
に示す機能選択画面に切り替わり、ガイダンス表示部に
は「機能を選択してください。」と表示され、その下の
各機能に応じたアイコンを選択すると、両面、マージ
ン、ページ印字、分割、枠消しなどの複写モードの機能
を選択できる。画面右下にはカーソルがあり、操作する
と上記機能以外の機能が表示される。図3の(B)に
は、シート、プレゼン、OHP合紙、フォーム合成、集
約コピーの機能のアイコンが並んでおり、図3の(C)
には、ブック週刊誌、週刊誌綴じ、製本、白黒反転、鏡
像の機能のアイコンが並んでいる。
【0061】このようにコピー機能での設定も便利な反
面、非常に複雑化している。そこで本願第3の発明は、
以前にコピーしたときの設定情報を縮小画像と関連付け
た設定情報記憶部6から読み出し、これを表示部141
にサムネイルのように表示しこれを選択すると、この選
択した縮小画像と関連付けられた設定情報に切り替わ
る。この操作手順を図1、図2、図4などを用いて説明
する。
【0062】まず基本画面でコピー機能を選択してお
き、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、CPU
は履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部141
に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できるよう
にするための画面の準備をするとともに、設定情報記憶
部制御手段5は設定情報記憶部6からコピー機能に関連
する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを
表示部141に表示させるための表示部ビットマップメ
モリ(図示していない)にコピーする。すると図4に示
すよう表示部141には操作メニューと複数の過去にコ
ピーしたときに生成された縮小画像が並ぶ。この縮小画
像は多い場合には複数ページに及ぶので、この場合は画
面の▲▼ボタンを操作すると、次のページが表示され
る。このときは再び設定情報記憶部制御手段5は設定情
報記憶部6からコピー機能に関連する縮小画像のうち表
示部141に表示できる数だけを表示部141に次のペ
ージとして表示させるために表示部ビットマップメモリ
にコピーする。設定情報記憶部6に符号化された画像で
格納している場合はCODEC21で復号化してから表
示部ビットマップメモリにコピーする。
【0063】このように複数の縮小画像の中からユーザ
ーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走
査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮
小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報
記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4
の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。す
るとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定に
切り替わり、コピーはこの設定で行われる。
【0064】本願第4の発明はコピーを行うときに、前
記縮小画像を生成することに関する発明である。まず上
述した図2、3などでコピーの設定を行うと、これに従
いRAM4の設定情報保持部の設定情報は書き換えられ
る。ユーザーはDF部16に原稿をセットしてスタート
キー145を操作すると、DF部は原稿を1枚ずつスキ
ャナ部18に搬送し、スキャナ部はこれにハロゲンラン
プの光を照射してその反射光をCCDで読み取り、この
アナログ画像信号は画像処理部で処理されてデジタル画
像データにされ、ライン単位で順次前記ビットマップメ
モリ20に展開される。このビットマップメモリ20の
画像データはプリンタ部10に送られて用紙のトナー像
として転写されるが、一方では設定情報記憶部制御手段
5がビットマップメモリ20からこの画像データを読み
出し、走査方向、副走査方向ともに各々間引いて縮小画
像を生成し、この縮小画像と前記設定情報保持部に保持
されている設定情報と関連付けて設定情報記憶部6に格
納する。このように設定情報記憶部6には縮小画像と設
定情報が追加されていく。本願第5の発明では、設定情
報が初期設定状態と同じ、又はコピー枚数を変更した程
度の設定であればこのような縮小画像と設定情報の格納
は行なわない。また本願第6の発明では、複数枚の一連
の原稿をコピーする場合は、代表的な1枚の原稿のみの
縮小画像と設定情報を記憶しこれ以外では行わない。代
表的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことであるが、D
F部16の構造によっては、最終ページの原稿から読み
込みを開始するものもあるので、代表的な原稿1枚はこ
のようなDF部の構成に応じて適宜決めればよい。本願
第7の発明では、コピーするときに確認画面を表示し、
縮小画像と設定情報を格納して残すかどうかをユーザー
に聞いてから動作するようにしている。また設定情報記
憶手段6にあまり情報が多くなると探すのも困難になっ
てくるので、所定数以上のデータが格納されると古いも
のは削除していくようにしてもよい。さらに日付、1週
間などの単位で一括して削除するようにしても良い。
【0065】本願第8〜12の発明に係る実施例2を説
明する。表示部141のファクシミリタブを選択する
と、図5の(A)にあるように、ファクシミリ機能の基
本画面となる。ここではガイダンス表示部のほかメモリ
送信とダイレクト送信の選択を行うディップキー、写
真、ファイン、スーパーファインなどの、読み取りの画
像処理や解像度を選択するディップキー、オンフック/
会話予約キー、ポーズ/リダイヤルキー、短縮/電話帳
キー、読み取り露光キーなどの基本的な操作に関わる複
数のキーがレイアウトされている。機能タブを選択する
と図5の(B)に示すように、同報、暗号通信、送信予
約などの送信モードを設定するディップキーや、2イン
1、4イン1などの集約読み取りを設定するキー、基本
画面にもあった短縮/電話帳キーがレイアウトされてい
る。ファクシミリ送信を行うときは、原稿をDF16に
セットしてスタート/送信キー145を押すと、設定し
た条件で相手先にファクシミリ送信をする。
【0066】このようにファクシミリ送信においてもか
なり複雑な設定ができるようになっている。そこで本願
第8の発明は、以前にファクシミリ送信したときの設定
情報を縮小画像と関連付けた設定情報記憶部6から読み
出し、これを表示部141にサムネイルのように表示
し、本願第9の発明は、これを選択すると、この選択し
た縮小画像と関連付けられた設定情報に切り替わる。こ
の操作手順を図1、図6などを用いて説明する。
【0067】まず基本画面でファクシミリ機能を選択し
ておき、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、C
PUは履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部1
41に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できる
ようにするための画面の準備をするとともに、設定情報
記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からファクシミリ
機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示でき
る数だけを表示部141に表示させるための表示部ビッ
トマップメモリ(図示していない)にコピーする。する
と図6に示すよう表示部141には操作メニューと複数
の過去にファクシミリ送信したときに生成された縮小画
像が並ぶ。この縮小画像は多い場合には複数ページに及
ぶので、この場合は画面の▲▼ボタンを操作すると次の
ページが表示される。このときは再び設定情報記憶部制
御手段5は設定情報記憶部6からファクシミリ機能に関
連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけ
を表示部141に次のページとして表示させるために表
示部ビットマップメモリにコピーする。設定情報記憶部
6に符号化された画像で格納している場合はCODEC
21で復号化してから表示部ビットマップメモリにコピ
ーする。
【0068】このように複数の縮小画像の中からユーザ
ーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走
査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮
小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報
記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4
の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。す
るとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定や
相手先に切り替わり、ファクシミリ送信はこの設定で行
われる。
【0069】本願第10の発明はファクシミリ送信を行
うときに、前記縮小画像を生成することに関する発明で
ある。まず上述した図5(A)、(B)などでファクシ
ミリ送信の設定を行うと、これに従いRAM4の設定情
報保持部の設定情報は書き換えられる。ユーザーはDF
部16に原稿をセットしてスタート/送信キー145を
操作すると、DF部は原稿を1枚ずつスキャナ部18に
搬送し、スキャナ部はこれにハロゲンランプの光を照射
してその反射光をCCDで読み取り、このアナログ画像
信号は画像処理部で処理されてデジタル画像データにさ
れ、ライン単位で順次前記ビットマップメモリ20に展
開される。このビットマップメモリ20の画像データは
CODEC21で符号化されて、モデム24、NCU2
5、公衆回線を介して接続した相手先に送信される。一
方これらと並行して設定情報記憶部制御手段5がビット
マップメモリ20からこの画像データを読み出し、走査
方向、副走査方向ともに各々間引いて縮小画像を生成
し、この縮小画像と前記設定情報保持部に保持されてい
る設定情報と関連付けて設定情報記憶部6に格納する。
このように設定情報記憶部6には縮小画像と設定情報が
追加されていく。本願第11の発明では、複数枚の一連
の原稿をファクシミリ送信する場合は代表的な1枚の原
稿のみの縮小画像と設定情報を記憶し、これ以外では行
わない。代表的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことで
あるが、DF部16の構造によっては最終ページの原稿
から読み込みを開始するものもあるので、代表的な原稿
1枚はこのようなDF部の構成に応じて適宜決めればよ
い。本願第12の発明では、ファクシミリ送信するとき
に確認画面を表示し、縮小画像と設定情報を格納して残
すかどうかをユーザーに聞いてから動作するようにして
いる。また設定情報記憶手段6にあまり情報が多くなる
と探すのも困難になってくるので、所定数以上のデータ
が格納されると古いものは削除していくようにしてもよ
い。さらに日付、1週間などの単位で一括して削除する
ようにしても良い。
【0070】本願第13〜16の発明に係る実施例3を
説明する。表示部141のスキャナタブを選択すると、
図7の(A)にあるように、スキャナ機能の基本画面と
なる。この機能選択用タブの下には、スキャナ機能を設
定するための複数のタブが並んでおり、その下にはガイ
ダンス表示部に現在の送信先フォルダ、読み取りモー
ド、読み取り解像度、保存ファイルの形式などが表示さ
れている。さらにその下には読み取り原稿サイズを選択
する原稿ディップスイッチがある。保存先タブを選択す
ると、図7の(B)のように、プッシュ送信モードの時
の予め登録した保存先のアドレスが表示されており、選
択した保存先に読み取り画像データファイルは格納され
る。設定1タブを選択すると、図7の(C)に示すよう
に、画面上には読み取りモードを選択するためのディッ
プスイッチがある。ここでは写真、文字、網点が混在す
る原稿を読み取るときに自動で領域判定を行い所定の画
像処理を行う混在モード、エッジ強調処理を行う文字モ
ード、スムージング処理を行う写真モード、カラー画像
読み取るカラーモードのディップスイッチが設けられて
いる。その下には読み取り解像度のディップスイッチが
ある。設定2タブを選択すると、図7の(D)に示すよ
うに、生成する圧縮ファイルの種類のディップスイッチ
がある。ここで選択したファイル形式で画像データファ
イルが生成されていくことになる。
【0071】このようにスキャナ読み取り設定も各種設
定が可能であり、その都度設定するのは大変である。そ
こで本願第13の発明は、以前にスキャナ読み取りした
ときの設定情報を縮小画像と関連付けた設定情報記憶部
6から読み出し、これを表示部141にサムネイルのよ
うに表示し、これを選択するとこの選択した縮小画像と
関連付けられた設定情報に切り替わる。この操作手順を
図1、図8などを用いて説明する。
【0072】まず基本画面でスキャナ機能を選択してお
き、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、CPU
は履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部141
に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できるよう
にするための画面の準備をするとともに、設定情報記憶
部制御手段5は設定情報記憶部6からスキャナ機能に関
連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけ
を表示部141に表示させるための表示部ビットマップ
メモリ(図示していない)にコピーする。すると図8に
示すよう表示部141には操作メニューと複数の過去に
スキャナ読み取りしたときに生成された縮小画像が並
ぶ。この縮小画像は多い場合には複数ページに及ぶの
で、この場合は画面の▲▼ボタンを操作すると、次のペ
ージが表示される。このときは再び設定情報記憶部制御
手段5は設定情報記憶部6からスキャナ機能に関連する
縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示
部141に次のページとして表示させるために表示部ビ
ットマップメモリにコピーする。設定情報記憶部6に符
号化された画像で格納している場合はCODEC21で
復号化してから表示部ビットマップメモリにコピーす
る。
【0073】このように複数の縮小画像の中からユーザ
ーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走
査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮
小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報
記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4
の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。す
るとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定や
保存先フォルダに切り替わり、スキャナ読み取り及びプ
ッシュ送信はこの設定で行われる。
【0074】本願第14の発明はスキャナ読み取りを行
うときに、前記縮小画像を生成することに関する発明で
ある。まず上述した図7(A)〜(D)などでスキャナ
送信の設定を行うとこれに従いRAM4の設定情報保持
部の設定情報は書き換えられる。ユーザーはDF部16
に原稿をセットしてスタート/送信キー145を操作す
るとDF部は原稿を1枚ずつスキャナ部18に搬送し、
スキャナ部はこれにハロゲンランプの光を照射してその
反射光をCCDで読み取り、このアナログ画像信号は画
像処理部で処理されてデジタル画像データにされ、ライ
ン単位で順次前記ビットマップメモリ20に展開され
る。このビットマップメモリ20の画像データはページ
単位でCODEC21で符号化されて、画像データファ
イルを生成し、ネットワークI/F23を介して保存先
フォルダに送信される。一方これらと並行して設定情報
記憶部制御手段5がビットマップメモリ20からこの画
像データを読み出し、走査方向、副走査方向ともに各々
間引いて縮小画像を生成し、この縮小画像と前記設定情
報保持部に保持されている設定情報と関連付けて設定情
報記憶部6に格納する。このように設定情報記憶部6に
は縮小画像と設定情報が追加されていく。本願第15の
発明では、複数枚の一連の原稿をスキャナ読み取り及び
プッシュ送信する場合は代表的な1枚の原稿のみの縮小
画像と設定情報を記憶し、これ以外では行わない。代表
的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことであるが、DF
部16の構造によっては最終ページの原稿から読み込み
を開始するものもあるので、代表的な原稿1枚はこのよ
うなDF部の構成に応じて適宜決めればよい。本願第1
6の発明では、スキャナ読み取り及びプッシュ送信する
ときに確認画面を表示し、縮小画像と設定情報を格納し
て残すかどうかをユーザーに聞いてから動作するように
している。
【0075】
【発明の効果】本願第1の発明の画像形成装置を用いれ
ば、過去にコピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込
みをするときに設定した設定情報と、そのとき読み取っ
た原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納し
ている設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中
から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻デー
タに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画
像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思
い出しやすい。
【0076】本願第2の発明の画像形成装置を用いれ
ば、コピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをす
るときに設定した設定情報を、読み取った原稿画像に基
づいて生成される縮小画像データを格納するので、上記
設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その
都度設定を登録していく必要はない。
【0077】本願第3の発明の画像形成装置を用いれ
ば、過去にコピーするときに設定した設定情報と、その
とき読み取った原稿画像に基づく縮小画像データを関連
付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表
示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅
列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すよ
り、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚
的に訴えて思い出しやすい。
【0078】本願第4の発明の画像形成装置を用いれ
ば、コピーするときに設定した設定情報を、コピーのと
きに読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像
データを格納するので、上記設定情報記憶部のデータが
自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必
要はない。
【0079】本願第5の発明の画像形成装置を用いれ
ば、予め基準となる初期設定情報の場合や、コピー枚数
を指示しただけの設定でのコピーは、なんら設定に手間
がかからないので、このような場合はいちいち上記設定
情報記憶部に残していかないので、無駄がない。
【0080】本願第6の発明の画像形成装置を用いれ
ば、複数枚に渡る原稿をコピーするときは、その代表的
な1枚を設定情報と関連付けて格納するので、設定を呼
び出すときも、無駄に多くの縮小画像の中から選択する
こともなく、速やかに所望の設定情報を呼び出すことが
できる。
【0081】本願第7の発明の画像形成装置を用いれ
ば、コピーするときに設定情報を格納するかどうかを確
認してくれるので、後で再び使うことの無いような設定
情報は格納しないようにできるので、設定情報を探すと
きに煩雑になりにくい。
【0082】本願第8の発明の画像形成装置を用いれ
ば、過去にファクシミリ送信したときの相手先ファクシ
ミリ番号などの設定情報と、そのとき送信した原稿画像
に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定
情報記憶部の内容を表示部に表示するので、間違った相
手先にファクシミリ送信をしてしまっていないか、裏表
を間違えて送信していないかなどの確認ができるので、
このような間違いをあとで見つけやすい。
【0083】本願第9の発明の画像形成装置を用いれ
ば、さらに上記縮小画像を選択すると、そのときの設定
にきりかわるので、直ぐにまた同じ原稿をセットするだ
けで失敗したファクシミリ送信のリカバリーができる。
【0084】本願第10の発明の画像形成装置を用いれ
ば、ファクシミリ送信するときに設定した設定情報を、
このファクシミリ送信のときに読み取った原稿画像に基
づいて生成される縮小画像データを格納するので、上記
設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その
都度設定を登録していく必要はない。
【0085】本願第11の発明の画像形成装置を用いれ
ば、複数枚に渡る原稿をファクシミリ送信するときは、
その代表的な1枚を設定情報と関連付けて格納するの
で、送信履歴を探す目的で使う場合や設定を呼び出すと
きも、無駄に多くの縮小画像の中から選択することもな
く速やかに所望の設定情報を呼び出すことができる。
【0086】本願第12の発明の画像形成装置を用いれ
ば、ファクシミリ送信するときに設定情報を格納するか
どうかを確認してくれるので、後で確認することのない
設定や、再び使うことの無いような設定情報は格納しな
いようにできるので、探すときに煩雑になりにくい。
【0087】本願第13の発明の画像形成装置を用いれ
ば、過去にスキャナ読み取りしたときに設定した設定情
報と、そのとき読み取った画像に基づく縮小画像データ
を関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示
部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文
字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び
出すより、小さな画像データと関連付けておいたほう
が、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0088】本願第14の発明の画像形成装置を用いれ
ば、スキャナ読み取りするときに設定した設定情報を、
スキャナ読み取りときに用いる画像に基づいて生成され
る縮小画像データを格納するので、上記設定情報記憶部
のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録
していく必要はない。
【0089】本願第15の発明の画像形成装置を用いれ
ば、複数枚に渡る原稿をスキャナ読み取りするときは、
その代表的な1枚を設定情報と関連付けて格納するの
で、設定を呼び出すときも無駄に多くの縮小画像の中か
ら選択することもなく、速やかに所望の設定情報を呼び
出すことができる。
【0090】本願第16の発明の画像形成装置を用いれ
ば、スキャナ読み取りするときに設定情報を格納するか
どうかを確認してくれるので、後で再び使うことの無い
ような設定情報は格納しないようにできるので、設定情
報を探すときに煩雑になりにくい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用する画像形成装置及び周辺機器
のブロック図である。
【図2】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(コピー機能)の概略図である。
【図3】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(コピー機能)の概略図である。
【図4】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(履歴呼び出し画面)の概略図である。
【図5】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(ファクシミリ機能)の概略図である。
【図6】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(履歴確認/相手先呼び出し画面)の概略図である。
【図7】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(スキャナ機能)の概略図である。
【図8】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部
(設定呼び出し画面)の概略図である。
【符号の説明】
1;画像形成装置 2;CPU 3;ROM 4;RAM 5;設定情報記憶部制御手段 6;設定情報記憶部制御 7;プリンタコントローラ 8;受信情報記憶バッファ 9;中間言語情報記憶バッファ 10;プリンタ部 11;後処理装置用I/F 12;後処理装置 13;後処理装置用ケーブル 14;操作表示部 15;DF用I/F 16;DF 17;DF用ケーブル 18;スキャナ装置 19;画像処理部 20;ビットマップメモリ 21;CODEC 22;画像メモリ 23;ネットワークI/F 24;モデム 25;NCU 26;バス 27;ネットワークケーブル 28、29;パソコンA、B

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ
    機能のうち少なくとも1つの機能を有する画像形成装置
    において、 画像形成装置の動作に関わる設定情報を保持する設定情
    報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報
    に基づいて動作を行う動作制御手段と、複数の縮小され
    た縮小画像データとこれを読み取ったときの画像形成装
    置の設定情報を関連付けて格納している設定情報記憶部
    と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像デ
    ータを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部
    に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮
    小画像データと関連する設定情報を設定情報保持部に保
    持する設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  2. 【請求項2】各種機能設定キー及び表示部などからなる
    操作表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持
    する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読
    み取るためのスキャナ部と、前記スキャナで読み取った
    画像信号を、前記設定情報に従い画像処理する画像処理
    部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開す
    るためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモ
    リに展開された画像データを、複数の縮小された縮小画
    像データとこれを読み取ったときの画像形成装置の設定
    情報を関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記
    ビットマップメモリの画像データを間引いて縮小した縮
    小画像データと前記設定情報保持部に保持されている設
    定情報を関連付けてこの設定情報記憶部に格納する設定
    情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする請求項
    1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】コピー機能を有する画像形成装置におい
    て、 コピーするときの倍率、露光、枠消し、両面、集約、ス
    テイプル、パンチなどの設定情報を保持する設定情報保
    持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基
    づいてコピーを行うコピー制御手段と、複数の縮小され
    た縮小画像データとこれを読み取ったときの画像形成装
    置の設定情報を関連付けて格納している設定情報記憶部
    と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像デ
    ータを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部
    に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮
    小画像データと関連する設定情報を設定情報保持部に保
    持する設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とす
    る画像形成装置。
  4. 【請求項4】プリントキー、テンキー、倍率、露光、枠
    消し、両面、集約、ステイプル、パンチなど各種機能設
    定キー及び表示部などからなる操作表示部と、前記操作
    表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、
    原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部
    と、前記スキャナで読み取った画像信号を、前記設定情
    報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で
    生成された画像データを展開するためのビットマップメ
    モリと、前記ビットマップメモリに展開された画像デー
    タを、前記設定情報に従い用紙に印刷するプリンタ部
    と、複数の縮小された縮小画像データとこれを読み取っ
    たときの画像形成装置の設定情報を関連付けて格納して
    いる設定情報記憶部と、前記ビットマップメモリの画像
    データを間引いて縮小した縮小画像データと前記設定情
    報保持部に保持されている設定情報を関連付けてこの設
    定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有
    することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】前記設定情報保持部に保持されている設定
    情報が、予め設定されている初期設定情報の場合、又は
    初期設定情報からコピー枚数のみの変化の場合は動作し
    ない設定情報記憶部制御手段を有することを特徴とする
    請求項3に記載の画像形成装置。
  6. 【請求項6】前記原稿が複数枚に渡る一連の原稿の場合
    は、そのうち代表の1枚の縮小画像のみを設定情報記憶
    部に格納する設定情報記憶部制御手段を有することを特
    徴とする請求項4、5に記載の画像形成装置。
  7. 【請求項7】コピー動作のときに、ユーザーに縮小画像
    データ及び設定条件を格納するかの確認をとる確認手段
    を有することを特徴とする請求項4〜6に記載の画像形
    成装置。
  8. 【請求項8】ファクシミリ送信機能を有する画像形成装
    置において、 ファクシミリ送信するときの、相手先番号や、同報、暗
    号化などの設定情報を保持する設定情報保持部と、この
    設定情報保持部に保持された設定情報に基づいてファク
    シミリ送信を行うファクシミリ送信制御手段と、複数の
    縮小された縮小画像データとこれを読み取ったときの画
    像形成装置の設定情報を関連付けて格納している設定情
    報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮
    小画像データを表示部に表示する表示部制御手段とを有
    することを特徴とする画像形成装置。
  9. 【請求項9】前記表示部に表示された縮小画像を選択す
    ると、その選択された縮小画像データと関連する設定情
    報を設定情報保持部に保持する設定情報呼び出し手段と
    を有することを特徴とする請求項8に記載の画像形成装
    置。
  10. 【請求項10】送信キー、テンキー、短縮ダイヤルキ
    ー、同報キー、暗号化キーなど各種機能設定キー及び表
    示部などからなる操作表示部と、前記操作表示部から設
    定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設
    定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキ
    ャナで読み取った画像信号を、前記設定情報に従い画像
    処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画
    像データを展開するためのビットマップメモリと、前記
    ビットマップメモリに展開された画像データをCODE
    Cで符号化し、NCU、モデム、公衆回線を介して相手
    先に送信するファクシミリ送信制御手段と、複数の縮小
    された縮小画像データとこれを読み取ったときの画像形
    成装置の設定情報を関連付けて格納している設定情報記
    憶部と、前記ビットマップメモリの画像データを間引い
    て縮小した縮小画像データと前記設定情報保持部に保持
    されている設定情報を関連付けてこの設定情報記憶部に
    格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴
    とする請求項8、9に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記原稿が複数枚に渡る一連の原稿の場
    合は、そのうち代表の1枚の縮小画像のみを設定情報記
    憶部に格納する設定情報記憶部制御手段を有することを
    特徴とする請求項10に記載の画像形成装置。
  12. 【請求項12】ファクシミリ送信動作のときに、ユーザ
    ーに縮小画像データ及び設定条件を格納するかの確認を
    とる確認手段を有することを特徴とする請求項10、1
    1に記載の画像形成装置。
  13. 【請求項13】スキャナ機能を有する画像形成装置にお
    いて、 スキャナ読み取りをするときの、読み取り解像度、読み
    取り範囲、読み取る原稿に適応する画像処理などの設定
    情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部
    に保持された設定情報に基づいて原稿読み取りを行うス
    キャナ制御手段と、複数の縮小された縮小画像データと
    これを読み取ったときの画像形成装置の設定情報を関連
    付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記
    憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示
    する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画
    像を選択すると、その選択された縮小画像データと関連
    する設定情報を設定情報保持部に保持する設定情報呼び
    出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  14. 【請求項14】スタートキー、テンキーなど各種機能設
    定キー及び表示部などからなる操作表示部と、前記操作
    表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、
    原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部
    と、前記スキャナで読み取った画像信号を、前記設定情
    報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で
    生成された画像データを展開するためのビットマップメ
    モリと、前記ビットマップメモリに展開された画像デー
    タを、前記設定情報に従い指定のパソコンに送信するス
    キャナ送信手段と、複数の縮小された縮小画像データと
    これを読み取ったときの画像形成装置の設定情報を関連
    付けて格納している設定情報記憶部と、前記ビットマッ
    プメモリの画像データを間引いて縮小した縮小画像デー
    タと前記設定情報保持部に保持されている設定情報を関
    連付けてこの設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部
    制御手段とを有することを特徴とする請求項13に記載
    の画像形成装置。
  15. 【請求項15】前記原稿が複数枚に渡る一連の原稿の場
    合は、そのうち代表の1枚の縮小画像のみを設定情報記
    憶部に格納する設定情報記憶部制御手段を有することを
    特徴とする請求項14に記載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】スキャナ読み取り動作のときに、ユーザ
    ーに縮小画像データ及び設定条件を格納するかの確認を
    とる確認手段を有することを特徴とする請求項14、1
    5に記載の画像形成装置。
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