JP4018038B2 - 画像送信装置およびその制御方法、並びに制御方法を実行するためのプログラム、記録媒体 - Google Patents

画像送信装置およびその制御方法、並びに制御方法を実行するためのプログラム、記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像形成装置に関し、特に電話回線を介して画像データを送信先に送信するファクシミリ機能、およびネットワーク経由で画像データを送信先に送信する機能を備えた画像送信装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、スキャナやFAX、パーソナルコンピューターなどの画像処理装置同士がネットワークを介して接続されている環境が整ってきている。このような環境に対応して、プリンタ、FAX、スキャナなどの機能を有したデジタル複合機においては、電子化された原稿画像情報を、FAX方式による送信だけでなく、EメールやFTP(file transfer protocol)などによって送信できる機能を兼ね備えたものが市場に投入されている。
【0003】
しかし、このような複合機では、FAX送信に加え、ネットワーク、インターネット経由で画像データを送信する機能を搭載しているため、操作が複雑になる。この複雑な操作を、通常複合機に採用されている操作パネルで行うためには、装置に搭載されている機能と設定操作の手順とを十分に理解する必要があり、複合機が複雑な、操作しづらい商品として敬遠されるといった問題につながる。
【0004】
そこで、特許文献1には、入力された相手先がインターネットアドレスかファクシミリ番号かを判断し、相手先がインターネットアドレスであると判断されたときには、ファクシミリ画像データを電子メールデータに変換してインターネット経由で送信させ、相手先がファクシミリ番号であると判断されたときには、ファクシミリ画像データをファクシミリ送信させるファクシミリ機能装置が記載されている。特許文献1の装置では、新規送信時に入力された送信先により画像データの送信経路を判断するため、送信経路決定の操作が省かれ、操作性が向上する。
【0005】
また、特許文献2には、同報送信をする場合、相手先情報により送信する相手が電子メールか、ファクシミリかを識別し、電子メールなら生成された電子メールをインターネットを介して送信し、ファクシミリならばファクシミリデータを送信するファクシミリ装置が記載されている。このような構成によれば、同報送信先として電子メールアドレスによる送信先とファクシミリ番号による相手先とが混在して設定されている場合にも、1件ごとに送信先情報からメール送信かファックス送信かを判定し、送信方法を切り換えて送信を行える。
【0006】
【特許文献1】
特開平9−252393(公開日:1997年9月22日)
【0007】
【特許文献2】
特開平11−55486(公開日:1999年2月26日)
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特許文献1や特許文献2に記載の装置は、送信先から送信経路を判断し、それに応じて送信モードを切り換えることが開示されているだけであるため、送信の際の設定を変更しようとすると、改めて、必要な送信設定画面を呼び出す必要がある。
【0009】
FAX送信とメール送信との両方を行える画像送信装置においては、それぞれの送信方式によって送信する画像情報の形式が大きく異なっているため、送信方式によって異なった種類の送信条件を設定する必要がある。このように送信方式によって異なる送信条件を設定しようとすると、設定操作は非常に複雑なものになる。例えば、使用者が送信方式に応じた設定を行うための設定画面を操作パネルに呼び出すという作業が必要になる。
【0010】
このように操作が複雑であると、送信操作に時間がかかり、最悪の場合、送信指示のミスにより送信画像が思いもしないところに送信されてしまったりする恐れもでてくる。
【0011】
また、Eメールによる送信と、I−FAXによる送信とでは、同じようなインターネットアドレスが送信先として利用されるため、アドレスから送信モードを判断できない。
【0012】
本発明は、上記従来の問題に鑑みなされたものであり、その目的は、複数の送信方式を備えた画像処理装置において送信条件設定の操作性を向上させることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置において、画像データの送信に関する設定の入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段が受け付けた設定に従い画像送信装置を制御する制御手段と、を有し、上記制御手段が、上記入力手段が受け付けた上記画像データの送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段が受け付けた指示に従い送信設定を行う送信設定手段と、上記送信設定に従って画像処理された画像データを、上記送信方式により送信させる通信制御手段と、を有することを特徴としている。
【0014】
上記「送信方式」とは、画像データの送信先までの送信経路、あるいは相手先の受信機器により分類される送信の方式であり、例えば電話回線網を利用してファクシミリ装置に送信するFAX送信方式、インターネットやLAN等のネットワークを介して、あるいはFTPにより、パーソナルコンピューター(PC)に送信するEメール方式(スキャンtoメール)、あるいは上記ネットワークを介してファクシミリ装置に送信するI−FAX方式などがある。
【0015】
また、「送信設定画面」とは、画像送信装置の有する画像データに対して送信前に行う画像処理を設定する設定画面であり、例えば、画像の濃度、画質、データ形式、圧縮形式等の設定の入力を受け付ける画面、あるいはそれを呼び出すキーを表示する画面である。
【0016】
ここで、上記送信方式は、送信経路、受信機器によって、画像データの形式等が異なるため、それぞれ行われる画像処理が異なり、したがって送信設定の方法が異なる。すなわち、受信機器がPCである場合は、ファイル形式や圧縮形式を変更したり、解像度を詳細に変更できる。一方、受信機器がファクシミリ装置である場合には、そのような詳細な変更は行わず、画像データが写真であるか文字であるか等によりそれに応じて画像処理を行うのが一般的である。
【0017】
本発明の画像送信装置は、上記構成により、入力手段が使用者による画像データの送信先情報の設定の入力を受け付けると、送信先情報に基づいて送信方式が確定し、その送信方式に応じた送信設定画面を表示手段に表示する。したがって、使用者は送信先情報を入力するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出され、操作性を向上させることができる。
【0018】
送信設定画面を参照して使用者が入力した送信設定の指示は、入力手段により受け付けられ、送信設定手段がその指示に従って設定を行い、通信制御部が、この設定のとおり画像処理された画像処理された画像データを、FAXモデム等の通信手段に送信させる。
【0019】
なお、上記「送信先情報」は送信先のFAX番号やEメールアドレスであり、さらにそれぞれに付与された送信方式の情報を含んでいても良い。また、送信先情報は、使用者が入力手段に直接入力するであってもよく、使用者が事前に登録したアドレス帳あるいは送信履歴から呼び出して入力してもよい。
【0020】
また、送信設定手段が、「送信先情報に基づいて送信方式を設定する」とは、送信先情報がFAX番号であるかEメールアドレスであるかを判断して送信方式をFAX方式かEメール方式またはI−FAX方式に設定すること、あるいは送信先情報に付与された送信方式に基づいて送信方式を設定することを意味する。
【0021】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、さらに、送信された画像データの送信先情報を含む送信履歴情報を記憶する記憶手段を有し、上記入力手段が上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報への再送信の指示を受け付けた場合に、上記送信設定手段が、上記送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0022】
上記構成によれば、上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報に再送信をする場合に、上記送信設定手段が、送信履歴情報にある送信先情報(例えば、送信方式情報)に基づいて、同様の送信方式に設定され、これに伴い、表示手段に上記送信方式に応じた送信設定画面が表示される。
【0023】
したがって、使用者は送信履歴情報から再送信する送信先情報を選択するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すことができ、操作性を向上させることができる。
【0024】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、上記記憶手段が、送信された画像データの送信先情報および送信設定を含む送信履歴情報を記憶しており、上記入力手段が上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報への再送信の指示を受け付けた場合に、上記送信設定手段が、上記送信履歴情報に含まれる送信設定と同様の送信設定を行ったうえ、上記送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0025】
上記構成によれば、上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報に再送信をする場合に、上記送信設定手段が、送信履歴情報にある前回の送信設定と同様の送信設定を行うので、容易に最適な送信設定を行うことができる。すなわち、前回の送信設定が適切であり、相手方が画像を良好に受信できた場合、今回の画像データの送信を前回と同様の送信設定で行えば、良好な画像送信が行える。また、前回の送信条件で印字が薄い、画像データが切れてしまう等のトラブルが発生して再送信する場合は、前回の送信条件からの濃度調整等の設定変更が行え、効率的に最適な送信条件への変更が行える。
【0026】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、上記入力手段により再送信が指示された場合、上記送信設定手段が、上記送信履歴情報から1件の選択履歴情報を選び、上記選択履歴情報の送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるものであって、上記選択履歴情報が、上記入力手段が受け付けた指示に従い変更されることを特徴としている。
【0027】
上記構成によれば、入力手段により再送信が指示されると、送信履歴情報のうちの1件、例えば直前に送信した1件が選択履歴情報となり、選択履歴情報の送信方式に応じた送信設定画面が表示手段に表示される。この選択履歴情報を再送信する場合は、送信設定を行ったうえ、このまま送信動作に移ればよい。他の件を再送信する場合は、入力手段により選択履歴情報を変更し、目的の件が選択履歴情報となって表示されたら、送信動作に移ることで任意の送信先を選ぶことができる。上記構成によれば、再送信をする場合に、送信先を選択するごとに同時に適した設定画面が表示されるので、送信先の選択操作と送信設定との操作性が向上する。
【0028】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、入力手段により画像データの送信先として複数の送信先情報が入力された場合に、上記送信設定手段が、それぞれの送信先情報について、送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴としている。
【0029】
画像データを複数個所に送る、いわゆる同報送信の場合、送信先情報の送信方式に応じた設定画面を、送信先ごとに表示する。これにより、送信方式の異なる複数の送信先に同じ画像データを送信する場合でも、送信先ごとに異なる設定ができ、また、送信先ごとに送信方式に応じた設定画面が表示されるので、操作性も向上する。
【0030】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、上記送信設定画面を表示している間、上記入力手段が特定位置に上記再送信を指示する再送信指示キーを有していることを特徴としている。
【0031】
上記再送信キーを特定位置に有するとは、入力手段がタッチパネルの場合は、全ての送信設定画面の特定位置に再送信指示のタッチパネルを配することである。
【0032】
複数ある送信設定画面の中で、再送信キーを常に同じ位置に配することで、どのような送信設定画面が表示されていても、使用者は常に同じ位置に配される再送信キーを操作することで再送信の設定画面を呼び出すことができ、操作性が向上する。
【0033】
本発明の画像送信装置は、上記の課題を解決するために、上記入力手段が、さらに、送信方式を手動で変更させる送信方式変更キーを有することを特徴としている。
【0034】
上記構成のよれば、送信方式の変更が送信先情報に従って行われる送信設定手段とは別に、手動で送信方式を変更する手段が含まれているので、画像送信装置の操作に慣れた人、慣れていない人等の種々の使用者が任意に操作方法を選択して設定を行うことができる。
【0035】
本発明の画像送信装置の制御方法は、上記の課題を解決するために、複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置の制御方法であって、上記画像送信装置が、画像データの送信に関する設定の設定画面を表示する表示手段と、上記設定の入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段が受け付けた設定に従い画像送信装置を制御する制御手段と、を有し、上記送信設定手段により、上記入力手段が受け付けた画像データの送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段の送信設定画面が受け付けた指示に従い、送信設定を行う処理と、上記通信制御手段により、画像データに上記送信設定に従った画像処理をさせた後、上記送信方式により画像データを送信させる処理と、を行うことを特徴としている。
【0036】
本発明の画像送信装置の制御方法は、入力手段が使用者による画像データの送信先情報の設定の入力を受け付けると、送信先情報に基づいて送信方式が確定し、その送信方式に応じた送信設定画面が表示手段に表示される。したがって、使用者は送信先情報を入力するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すことができ、操作性を向上させることができる。
【0037】
本発明のプログラムおよびプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は、上記の課題を解決するために、上記の画像送信装置における制御手段が備える各手段をコンピュータに実現させるものである。これによれば、送信設定において操作性が向上した画像送信装置が実現できる。
【0038】
【発明の実施の形態】
以下、図1ないし図20に基づいて、本発明に係る画像送信装置の一実施形態を説明する。
【0039】
図1は、本発明に係るデジタル複合機(画像送信装置)1の概略構成を示す模式図である。デジタル複合機1は、FAX、コピー、スキャナ、プリンタ等の機能を備えた複合型の画像処理装置である。
【0040】
上記デジタル複合機1は、電話回線網を介して相手先のファクシミリ20と接続し、通信ケーブルなどによりネットワークと接続している。ネットワークは、パーソナルコンピューター(PC)32,33と接続し、さらにインターネットを介してインターネットFAX21と接続している。
【0041】
また、デジタル複合機1は、図1に示すように、画像読み取り部2、操作部4、画像形成部6、記憶部(記憶手段)7、機器制御部(制御部)8、通信部10、FAXモデム11、ハードディスク(HD)12、および管理部14を備えており、画像読取部2にて生成された画像データを、ファクシミリ20、PC32,33、あるいはインターネットFAX21に送信するものである。
【0042】
操作部4は、入力部(入力手段)4aと表示部(表示手段)4bからなる。表示部4bはデジタル複合機1の状態に関する情報など使用者に通知すべき情報を的確に案内表示するものである。入力部4aはタブレット、キー群などであり、使用者のデジタル複合機1に対する指示を受け付ける部材である。
【0043】
機器制御部8は、操作部4からの操作指示を監視し、使用者の操作部4に設けられた入力部4aの操作に基づいて、デジタル複合機1の各構成部をコントロールし、デジタル複合機全体の動作を制御する。
【0044】
管理部14は、各構成部に関する情報が管理されており、これらの情報をもとに、機器制御部8がデジタル複合機全体の動作を制御する。各構成部に関する情報とは、どのようなモードで作動しているか、あるいはどこにエラーが発生しているか等を表す信号である。
【0045】
画像読取部2は、CCD2a、原稿検知センサ2bからなり、読み取り位置において確認された原稿の画像を電子的に読み取る。CCD2aは原稿の画像を電気信号に変換するものである。原稿検知センサ2bは読取位置における原稿の有無を検知する。
【0046】
FAXモデム11は、電話回線網により相手先ファクシミリ20に対して画像データを送受信する。
【0047】
通信部10はネットワークによりPC32、33に対して画像データを送受信する。さらに、インターネットによりインターネットFAX21に対して画像データを送受信する。
【0048】
画像形成部6は、メモリ6a、印字部(LSU:Laser Scanner Unit)6bからなり、画像読取部2から得た画像データ、または他の機器から送信された画像データを画像処理した上で、印字する、あるいは外部に送信するまで記憶しておく。揮発性のメモリ6aは画像読取部2から得た画像データを一時的に記憶する。印字部6bは機器制御部8からの指示によりメモリ6aの画像データを印刷する。
【0049】
HD12は、上記メモリ6aの画像データの保存先として用いられ、画像処理および出力処理の際に一時的に保存したり、デジタル複合機1内に画像データを蓄積するのに使用される。具体的には、画像データをHD12で一時保存しておくことで、両面印刷や読み込んだ順序とは異なる順序で出力することが可能となる。また、ドキュメントファイリング機能としてスキャナ(原稿読み取り装置)や、ネットワーク通信経路、電話回線網など外部機器から送られてきた画像データを一時的に蓄積しておき、その画像データを操作指示(プリントアウト、外部機器への送信、転送など)にしたがって後に活用できる。
【0050】
次に、図2を用いて画像データ送信時の機器制御部8、記憶部7について詳しく説明する。
【0051】
機器制御部8は送信設定部(送信設定手段)8aと、通信制御部(通信制御手段)8bとを有している。送信設定部8aは画像データ送信の際の設定画面を表示部4aに表示させ、また、送信設定画面にしたがって入力され、入力部4bにより受け付けられた指示を受けて送信の設定を行うものである。通信制御部8bは、送信設定部8aが行った設定にしたがって送信するよう通信部10またはFAXモデム11を制御する。
【0052】
このとき、送信設定に使用する情報を記憶部7に記憶している。記憶部7は履歴情報記憶部7aと、アドレス記憶部7bを有しており、履歴情報記憶部7aは送信履歴を送信先情報、送信設定と共に記憶し、アドレス記憶部7bは送信先のアドレス情報を記憶する。
【0053】
次に、本実施形態に係るデジタル複合機1の動作を説明する。
デジタル複合機1を複写機として利用する場合には、画像読み取り部2にて原稿の画像データを読み取り、そして、読み取られた原稿の画像データを、揮発性のメモリ6a上に出力し、一旦ハードディスク12へ記憶する。原稿が複数ある場合は、この読み取り、記憶の動作が繰り返される。その後、操作部4からの指示に基づいて、ハードディスク12に記憶された画像データを適切なタイミングで順次読み出し、揮発性のメモリ6aに送る。そして、印刷部6bへの書き込みタイミングに合わせて画像データをメモリ6aから印字部6bへと転送し、印字部6bにて画像データを印字する。
【0054】
また、読み取った画像データを複数枚印字する場合も、同様に、読み取った画像データをページ単位でハードディスク12へ記憶し、出力するモードに合わせてハードディスク12から揮発性メモリ6aに送り、出力枚数の分だけ繰り返し印字部6bへの書き込みタイミングに合わせて印字部6bへ転送する。
【0055】
デジタル複合機1をプリンタとして利用する場合には、通信部10にて受信した画像データをメモリ6aなどを介して画像形成部6から出力する。
【0056】
通信部10は、ネットワークと接続しており、ネットワーク上に接続されたパーソナルコンピューター22,23などの機器から画像データを受信する。通信部10にて受信した画像データは、ページ単位でメモリ6aに送られ、一旦ハードディスク12へ記憶される。そして、再びハードディスク12から揮発性のメモリ6aに送られ、複写機として利用する場合と同様にして印字部6bへと転送される。
【0057】
また、デジタル複合機1をネットワークスキャナとして利用する場合には、画像読み取り部2において読み取られた原稿の画像データを、通信部10からネットワークを介して任意のパーソナルコンピューターへ送信することができる。
【0058】
画像読み取り部2により電子的に読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に記憶された後、一旦ハードディスク12へ記憶される。そして、再びハードディスク12から揮発性のメモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された送信先(送信先のアドレス情報として指示された機器)との通信を確立させた上で通信部10から目的の送信先へと送信される。
【0059】
さらに、デジタル複合機1をファクシミリ装置として利用する場合には、画像読み取り部2において原稿の画像が電子データ化され、2値の画像データとして処理され、FAXモデム11から電話回線網を介して、送信先である相手先のファクシミリ装置との通信を確立した上でファックス送信される。
【0060】
より詳しくは、画像読み取り部2により電子的に読み取られた原稿の画像データは、揮発性のメモリ6a上に記憶された後、一旦ハードディスク12へ記憶される。そして、再びハードディスク12から揮発性のメモリ6aに送られ、操作部4を介して指示された相手先ファクシミリ20との通信を確立させた上でFAXモデム11から目的の送信先へと送信される。また、電話回線網を介して、相手先ファクシミリ20から受信された画像データは、メモリ6aに送られ、一旦ハードディスク12へ記憶される。
【0061】
なお、デジタル複合機1において、画像読取部2により読み取られた画像データを送信するには、FAXモデム11を介したものに限らず、読み込んだ画像データを通信部10によりネットワークを介してメール送信するスキャンtoメール(Scan to mail)機能や、ネットワーク(特にLAN)からインターネット網を経由して外部のインターネットファックス機器へ画像データを送信するインターネットファックス機能を備えている。また、スキャンtoメールやインターネットFAXにより送信された画像データを、プリンタとして使用する場合と同様に受信することもできる。
【0062】
なお、ここでは画像データを一時的に保存する記憶装置としてハードディスク12を備えたデジタル複合機として説明しているが、これに限らず、装置本体から取り外されても保存された画像データを保持することができる不揮発性のメモリや、バックアップ機能の付いたメモリ、磁気記憶媒体を用いたその他の記憶装置(媒体)なども同様に適用することが可能である。
【0063】
次に、デジタル複合機1の操作部4について、図3を用いて詳細に説明する。本実施の形態では、操作部4が処理段階に応じて操作画面を切り換えて表示するタッチパネルであるとして説明するが、これに限られるものではない。
【0064】
図3は、操作部4を示す模式図である。操作部4は、入力部4aと表示部4bとの機能を備える操作パネル34、入力部4bの機能を有する切り換えキー23a、23b、23c、23d、ユーザー設定キー24、テンキー22、スタートキー16、クリアオールキー17、クリアキー18からなる。
【0065】
操作パネル34はドットマトリックスタイプの液晶パネルであり、使用者に対して報知すべきデジタル複合機1の情報を詳細に案内表示できるようになっている。また、この操作パネル34の画面上には透明なタッチパネルが設けられており、液晶パネル上に表示される情報に従ってタッチパネルを操作すると、その情報がデジタル複合機1に指示情報として入力される入力部4aの一部としても機能する。なお、図3の操作パネル34ではコピーモードの操作画面が表示されている。
【0066】
入力部4aにはこの他に、液晶パネルに隣接して配置されたキー群がある。切り換えキー(送信方式変更キー)23a〜23dは、デジタル複合機1において、上述したプリンタ、ファックス/イメージ送信(画像データ送信)、コピーのモードに切り換えて、操作パネル34画面をそれぞれのモードに応じた画面に切り換える。
【0067】
スタートキー16は、コピーモードや画像データ送信モードにおいて、コピー開始、あるいは送信開始を指示するキーである。クリアオールキー17は、変更された設定を全て元に戻し、基本設定に戻すためのキーである。また、クリアキー18は直前に行われた操作を元に戻すキーである。テンキー22はコピー枚数の指示など数字を入力する場合に使用される。
【0068】
具体的には、切り換えキー23aはプリンタモードへと切り換えるキーであり、プリンタモードとして使用者による設定変更の入力を受け付ける画面を表示する。切り換えキー23bは、ファックスやインターネット送信など、画像データを送信先に対して画像データ送信モードに切り換えるものであり、この画像データ送信モードとして使用者による設定変更の入力を受け付ける画面を表示する。切り換えキー23cは、コピーモードとしての複写条件指示を受け付ける画面に切り換えるものである。切り換えキー23dは、操作パネル34画面上にプリント出力すべき画像データのジョブ、あるいは送信ジョブの予約状況等の、動作状況を表示するジョブリストを呼び出すキーである。
【0069】
また、それぞれの切り替えキー23a〜23d上の右端にはLEDが点灯可能になっており、選択されているモードのキーが点灯する。さらに切り換えキー23aの右側にはプリンタモードにおいてデータを読み込んでいる状態(データ)、あるいは待機状態(レディ)である場合に点灯するLEDがある。切り替えキー23bの右側には、画像データを送信している状態(通信中)、あるいはデータを読み込んでいる状態(データ)である場合に点灯するLEDがある。
【0070】
ユーザー設定キー24は、ワンタッチダイヤルや節電モードなどその他の設定画面を呼び出すためのキーである。
【0071】
次に、画像送信モードの操作パネル34を用いた操作方法について、図4ないし図14を用いて詳細に説明する。
【0072】
操作パネルの切り換えキー23bが操作されると、機器制御部8がデジタル複合機のモードを画像データ送信モードに切り換え、複数の送信方式のうちの1つ対応した送信設定画面を表示する。ここでは図4のEメールモードの送信設定画面が優先的に表示されるものとして説明する。また、送信方式は23bを操作するごとに、FAXモード、I−FAXモードへと切り替わる。上記送信設定画面では、使用者からの原稿画像の送信設定の入力を受け付ける。
【0073】
なお、送信方式の切り替えは切り換えキー23bを押すことで切り換えられるが、後述するように、操作パネル34に表示されたモード切り替えキー36のタッチパネルの操作や、画像データの送信先情報を設定することによっても切り替わる。そして、何れの方法によっても、送信方式の切り替えによって、操作パネル34の送信設定画面が送信方式に対応するものに変更される。
【0074】
ここで、上記送信方式の切り替えによる操作パネル34の送信設定画面の切り換えの制御方法について説明する。ここでは、画像データの送信先情報を設定することによって切り換わる送信設定画面の制御方法を説明する。
【0075】
使用者は操作部4から送信先を入力するか、あるいは操作部4からの指示により記憶部7のアドレス記録部7bに記憶された送信先(または過去の送信履歴の送信先)から送信先を選択する。送信先情報を受け付けた操作部4は、これを送信設定部8aに送る。送信設定部8aは、送信先情報から、すなわち、送信先の番号、アドレス、もしくは送信方式情報から、送信方式を判定し、その送信方式に応じた送信設定画面を操作部4の表示部4bに表示させる。使用者はこの表示部4bの設定画面にしたがって入力部4aで入力し、入力部4aが機器制御部8の送信設定部8aに送信設定を送る。そして、送信設定部8aはこの送信設定にしたがって設定を行い、画像形成部6はこの設定にしたがって送信する画像データの画像処理をする。そして、画像形成部6は、画像データを通信制御部8bに送り、送信方式にしたがって画像データを、通信部10あるいはFAXモデム11を介して送信させる。
【0076】
なお、送信先情報から送信方式を判定する場合、送信方式がEメールモードの場合とI−FAXの場合とでは、どちらもインターネットアドレスであるため、あらかじめ登録しておいた送信方式情報を利用することが好ましい。
【0077】
以上のような構成の機器制御部8は、例えばCPU(Central Processing Unit)が、送信設定部8a、通信制御部8bからなる各機能ブロックにおける処理動作を実現するためのプログラムを実行することによって実現することができる。これらのプログラムは、例えば記憶部7に記憶されており、必要時に機器制御部8が備えるRAMなどの作業領域記憶手段に読み出されてCPUによって実行されることになる。上記プログラムを記憶する記憶部7は、例えばフラッシュEEPROMなどの不揮発性ICメモリやハードディスクなどの不揮発性記録媒体によって構成することができる。また各種リムーバブルメディアに上記プログラムが記憶されており、必要時にこのリムーバブルメディアからプログラムが読みだされることによって実行される形態でもよい。また、上記プログラムは、通信ネットワークを介して外部からダウンロードされて実行されるようになっていてもよい。さらに、上記機器制御部8は、上記各機能ブロックを実現するICによって構成されていてもよい。
【0078】
また、送信設定部8aで設定された画像データの送信設定は、表1のように、送信日時、送信先、送信モード、と合わせて、記憶部7の履歴情報記憶部7aにて記憶されてもよい。これにより、送信した画像データを再送信する場合に、1回目の送信時の送信設定を呼び出して、それを参照しながら送信設定の変更を容易に行うことができる。
【0079】
【表1】
Figure 0004018038
【0080】
以下に、各送信方式の送信設定画面について詳細に説明する。
初めに、図4に示されるEメールモード(「Scan to mail」モード)の画面について説明する。この画面では、左上にメールのマークのアイコンが表示される。また、右上に示される再送信キー35については後に詳細に説明する。
【0081】
操作パネル34の真ん中のモード切替キー(送信方式変更キー)36は、送信モードを切り換えるためのものであり、このキーを押すと、図5の「FAX」、「E−MAIL/FTP」、「INTERNET FAX」と表示されたタッチパネルが表示される。そして、それぞれのキーを押すことでモードを切り換えることができる。
【0082】
操作パネル34には、他に、メールモードにおいて使用者が比較的頻繁に設定変更をする必要があると思われる条件の設定画面を呼び出すためのタッチパネルキーが表示される。画面左側には、画像データを送信する際の画像処理の設定に関するキーが、画面右側には送信先や画像データ保存等の設定に関するキーが表示されている。
【0083】
まず、画像処理の設定キーについて説明する。画面の左側には上から「濃度」キー37、「解像度」キー38、「フォーマット」キー39、「原稿」キー40が配置され、それぞれ、送信原稿の濃度調整、送信する原稿画像の解像度、送信する画像データのデータ形式、送信する原稿のサイズ、の設定画面を呼び出すキーが配置されている。
【0084】
「濃度」キー37を押した場合には、図6に示す現在の設定の濃度を示すイメージと、アップダウンキー(数字の下に示された矢印のキー)とが表示される。使用者はアップダウンキーを押すことで画像データの濃度調整を行う。
【0085】
「解像度」キー38を押した場合には、図7に示すように、「200×100」「200×200」「200×400」「400×400」「600×400」のキーが表示される。使用者は任意の解像度のキーを操作し、例えば「200×100」のキーを押すと、200×100dpiの解像度に設定される。
【0086】
「フォーマット」キー39を押した場合は、図8に示すように、ファイル形式、圧縮形式、ページごとにファイル化するか否かの設定画面が表示される。ファイル形式は、画像データをどのようなファイル形式で送信するかを設定するもので、「PDF」、「TIFF」、「TIFF−F」キーを選んで押すことで、ファイル形式を選択できる。圧縮形式は、画像データをどのような形式で圧縮するかを設定するもので、「圧縮なし」、「MH(G3)」、「MMR(G4)」のキーを選んで押すことで、圧縮形式を選択できる。また、ファイル形式、圧縮形式を選ぶ際、一度に複数の機器に送る(同報送信)場合に、宛先ごとにファイル形式を設定する画面を呼び出すキーも表示される。
【0087】
「原稿」キー40を押した場合は、図9に示すように、原稿サイズ等を設定するキーが表示される。一番上に示す「自動」と表示されたキーは、左が読込原稿サイズ(読込)、右が送信先での原稿サイズ(送信)を設定する画面を呼び出すキーである。このまま、両方が「自動」の設定であると、読み込んだ原稿サイズと同サイズの電子データを作成し、そのままの原稿サイズで送信する。読込原稿サイズのキーを押すと、図10に示すように、「A4」「A4R」「B4」「A3」のキーが表示され、ここから選択することで、読み込む部分の大きさを選択できる。また、送信原稿サイズのキーを押すと、図11に示すように、「A4」他種々の用紙サイズが表示されたキーが表示され、ここから選択することで、送信する画像データのサイズを選択できる。
【0088】
また、図9の画面で「両面横綴じ」、あるいは「両面縦綴じ」を選択すれば、その設定が付与される。「済スタンプ」は、送信済の画像データに電子的に済スタンプを付すものであり、これにより送信が完了した画像データであるか否かが確認できるようになる。さらに、取り込んだ画像データを90度回転させる処理を行うキーもある。
【0089】
次に、図4の右側のキーについて説明する。
送信先を設定する場合、「アドレス入力」キーの操作により表示画面に文字入力キー画面を表示してダイレクトに送信先のアドレス情報を入力することができる。このとき、番号はテンキー22から入力することもできる。このようにして入力した送信先はアドレス帳に登録でき、「アドレス帳」または「宛先一覧」キーの操作によりアドレス帳の送信先情報を呼び出して送信先を設定することができる。なお、「アドレス帳」キー操作によれば図12に示すように、送信先情報が送信先の名前のアイウエオ順に表示され、それぞれFAX、Eメール、I−FAXのどの番号であるかを表すアイコンが示される(図12では全ての宛先がFAXモードであるから、全てFAXモードを示す電話のアイコンが示されている)。また、「宛先一覧」キーによれば使用者が設定した同報送信の複数の送信先グループごとに一覧表示される。また、「特別機能」は同報送信等の特殊設定を行う画面を呼び出すものである。
【0090】
また、画像データの保存に関するものとして、「ファイリング」キー、「自動一時保存」キーがある。「ファイリング」キーはキーワードで送信画像データを分類してHD12に保存しておき、後で簡単に画像データを呼び出すことができるようにするものである。例えば、送信先Aに送られた画像データを一覧で表示し、目的の画像データを簡単に呼び出すことができれば、再送信の依頼があった場合にも早急に対応ができる。一方、「自動一時保存」キーは送信画像データを一時的に保存するためのものであり、一定量のデータが蓄積すると古いものから順に消去されていく。
【0091】
さらに、「詳細設定」は送信モードにおける送信条件として設定されている内容一覧を表示するものである。
【0092】
以上のような、Eメールモードの設定画面と同様に、FAXモード、I―FAXモードを選択すれば、それぞれの設定画面が表示される。
【0093】
図14は、FAXモードの設定画面であり、左上に電話のマークのアイコンがある。「オンフック」キーは受話器を置いたままFAX送信するためのものである。また、「サブアドレス」はFコード中継同報送信時にその中継局のメモリボックスを指定する番号を入力する画面へ移行させるキーである。
【0094】
FAXモードの場合、画像処理の設定キーは、「濃度」「画質」「原稿」となる。「濃度」「原稿」に関してはEメールモードと同様である「画質」に関しては、写真画像、写真/文字の混じったもの、文字(普通字)の設定変更が可能であり、それぞれの特性に応じてコントラスト等の設定変更を行う。
【0095】
図15はI−FAXモードの設定画面であり、左上にインターネットと電話のマークのアイコンがある。この画面では、画像処理の設定キーはFAXモードと同様であり、送信先設定はEメールモードと同様である。
【0096】
以上のように、操作部4が使用者による画像データの送信先情報の設定の入力を受け付け、送信先情報に基づいて送信方式が確定し、その送信方式に応じた送信設定画面が操作部4に表示されることで、使用者は送信先情報を入力するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すという作業を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができる。
【0097】
なお、画像データを複数個所に送る、いわゆる同報送信の場合、送信先情報の送信方式に応じた送信設定画面を、送信先ごとに表示する。これにより、送信方式の異なる複数の送信先に同じ画像データを送信する場合でも、送信先ごとに異なる設定ができ、また、送信先ごとに異なる設定変更を行う場合も、送信先ごとに送信方式に応じた設定画面が表示されるので、操作性が向上する。
【0098】
次に、画像データの再送信について説明する。再送信は、画像データの送信と共に記憶部7の履歴情報記憶部7aに記憶された、表1のような送信先情報、送信方式、送信設定等を記録した送信履歴情報を利用して、同じ送り先に再び画像データ送信を行うものである。送信履歴情報は、最近に送った画像データから何件か、例えば過去10件分の送信履歴情報を含んでおり、そこから送信先を選択することで再送信を行う。
【0099】
再送信の動作を説明すると、画像データを送信したことがあるデジタル複合機1では、図16に示すように、各モードの設定画面の右上に「再送信」キー35が表示される。この「再送信」キー35が操作されると、機器制御部8の送信設定部8aが、履歴情報記憶部7aに記憶された送信履歴情報から、直前に送った画像データを選択して選択履歴情報とし、その情報を呼び出す。ここでは、直前の画像データが、送信先がtanaka@sharp.co.jpで、送信方式がEメールモードで送られたものであるとする。そして、この送信先情報を送信先として設定し、送信方式を直前に送った画像データと同様のEメールモードに設定し、この送信方式に応じた送信設定画面を操作パネル34に表示する。この送信設定画面が図17に示されている。このとき、送信設定は直前に送った画像データと同様のものに変更しておくことが好ましい。
【0100】
また、直前に送った画像データの情報でなく、送信履歴情報から選ばれるその他の画像データの情報を利用する場合は、図17に示す操作パネル34の右上に表示される「次宛先」キー50を操作する。これにより、その前の、つまり2回前に送信した画像データの情報が選択履歴情報となり、同様に、この選択履歴情報の送信方式に応じた送信設定画面を操作パネル34に表示する(図18)。ここでは、2回前に送信した画像データが、送信先FAX番号が1234567890で、送信方式がFAXモードで送られたものとしている。よって、FAXの送信設定画面となっている。
【0101】
同様に選択履歴情報がI−FAXモードであった場合、図19のように、選択履歴情報の送信先情報を送信先として設定し、選択履歴情報の送信方式に応じた送信設定画面が表示される。
【0102】
なお、上記履歴情報記憶部7aは、直前に送信した画像データの情報を1件のみ記憶して、直前に送信した画像データの送信先にのみ再送信可能なものであっても良い。
【0103】
以上の構成により、使用者は、過去に画像データを送った送信先に対して再度の送信を行う場合に、送信方式を設定し、その送信方式に対応する送信条件設定画面を呼び出すという作業を省略でき、操作性が向上する。特に、再送信を行う場合、前回の送信条件で印字が薄い、画像データ用紙に収まらない等のトラブルが発生して再送信することが多く、この場合送信条件を変更してから再送信をしなければならないので、上記した操作性の向上による効果が高い。
【0104】
また、上記送信設定手段が、送信履歴情報にある前回の送信条件と同様の送信条件に設定することで、再送信の際の画像データの送信設定が簡単に行え、操作性が向上する。すなわち、送信条件が適切であり、相手方が画像を良好に受信できた場合、今回の画像データの送信を前回と同様の送信条件で行えばよく、前回の送信条件で印字が薄い、画像データが切れている等のトラブルが発生して再送信する場合は、前回の送信条件からの濃度調整等の設定変更が行え、効率的に最適な送信条件への変更が行える。
【0105】
以上のデジタル複合機1の動作を図20のフローチャートを用いて説明する。まず、S1で送信先を設定する。これは、直接入力、アドレス帳からの入力、再送信先の決定を意味している。S2で、設定された送信先の送信方式がEメールかを判断する。Eメールである場合、S3でEメールモードの設定画面を表示し、S4で条件設定を行う。Eメールでない場合、S5で送信先がFAXであるかを判断する。FAXである場合、S6でFAXモードの設定画面を表示し、S4で条件設定を行う。Eメールでない場合、S7で送信先がI−FAXであるかを判断する。I−FAXである場合、S8でI−FAXモードの設定画面を表示し、S4で条件設定を行う。このとき、これ以外の送信方式が設定されている場合は、さらにこれに応じた設定画面を表示させて条件設定をさせても良い。
【0106】
条件設定を終えると、S9で次の宛先があるか、すなわちその他の同報送信先があるかの指示を待つ、ある場合はS1に戻って次の宛先の設定を行う。ない場合はS10で今までの送信設定をキャンセルするかどうかの指示を待つ。キャンセルする場合はS11で送信設定をキャンセルし動作を終える。キャンセルしない場合は設定を完了し、S12で送信の指示を待ち、送信しない場合はS9に戻って次宛先があるかの指示を待つ。
【0107】
S12で送信指示があると、S13で原稿をスキャンし、S14で送信画像を生成し、S15で送信先へ送信して動作を完了する。
【0108】
なお、本発明の画像送信装置は以下の構成とすることもできる。
【0109】
送信先情報に基づいて画像データを送信する複数の送信モードを備えた画像送信装置は、送信先情報に基づいて送信モードを確定すると共に、確定された送信モードにおける画像の送信条件を設定する設定画面を表示することを特徴とする第1の画像送信装置。
【0110】
送信先情報に基づいて画像データを送信する複数の送信モードを備えた画像送信装置は、送信した送信先に対して画像データを再送信する再送信モードを備え、再送する際、送信先情報に基づいて送信モードを確定することを特徴とする第2の画像送信装置。
【0111】
第1もしくは第2の画像送信装置において、上記装置は、確定された送信モードにおける画像の送信条件を設定する設定手段が表示されることを特徴とする第3の画像送信装置。
【0112】
送信先情報に基づいて画像データを送信する複数の送信モードを備えた画像送信装置は、送信モード毎の送信モード設定画面と、先に送信した送信先に対して画像データを再送信する指示を行う再送信指示手段を備え、ある送信モード設定画面上において、再送信指示手段による再送信の指示があると、指示された送信先の情報から送信モードを確定し、現在の送信モードから必要に応じて適切な送信モード設定画面に切り換えることを特徴とする第4の画像送信装置。
【0113】
第3の装置は、さらに、複数ある送信モードの設定画面を順次呼び出す操作手段を備え、該操作手段の操作により送信設定画面を遷移表示させるモードと、再送信先の特定により送信設定画面を表示させるモードの何れかにより送信設定画面を切り換え表示させることを特徴とする第5の画像送信装置。
【0114】
上記装置の再送信指示手段は、これまでに画像を送信した送信先の中から1つを選択することを特徴とする第3の画像送信装置。
【0115】
送信先情報に基づいて画像データを送信する複数の送信モードを備えた画像送信装置は、複数の送信先を指示する送信先指示手段を備え、該指示手段により指示された送信先情報に基づいて送信モードを確定すると共に、確定された送信モードにおける画像の送信条件を設定する設定画面を表示することを特徴とする画像送信装置。
【0116】
【発明の効果】
本発明の画像送信装置は、以上のように、複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置において、画像データの送信に関する設定の入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段が受け付けた設定に従い画像送信装置を制御する制御手段と、を有し、上記制御手段が、上記入力手段が受け付けた上記画像データの送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段が受け付けた指示に従い送信設定を行う送信設定手段と、上記送信設定に従って画像処理された画像データを、上記送信方式により送信させる通信制御手段と、を有する構成である。
【0117】
それゆえ、入力手段が使用者による画像データの送信先情報の設定の入力を受け付けると、送信先情報に基づいて送信方式が確定し、その送信方式に応じた送信設定画面が表示手段に表示される。したがって、使用者は送信先情報を入力するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すという作業を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができるという効果を奏する。
【0118】
本発明の画像送信装置は、以上のように、さらに、送信された画像データの送信先情報を含む送信履歴情報を記憶する記憶手段を有し、上記入力手段が上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報への再送信の指示を受け付けた場合に、上記送信設定手段が、上記送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させる構成である。
【0119】
上記構成によれば、上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報に再送信をする場合に、上記送信設定手段が、送信履歴情報にある送信先情報に基づいて、同様の送信方式に設定し、これに伴い、表示手段に上記送信方式に応じた送信設定画面が表示される。したがって、使用者は送信履歴情報から再送信する送信先情報を選択するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すという作業を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができる、という効果を奏する。
【0120】
本発明の画像送信装置の制御方法は、以上のように、複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置の制御方法であって、上記画像送信装置が、画像データの送信に関する設定の設定画面を表示する表示手段と、上記設定の入力を受け付ける入力手段と、上記入力手段が受け付けた設定に従い画像送信装置を制御する制御手段と、を有し、上記送信設定手段により、上記入力手段が受け付けた画像データの送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段の送信設定画面が受け付けた指示に従い、送信設定を行う処理と、上記通信制御手段により、画像データに上記送信設定に従った画像処理をさせた後、上記送信方式により画像データを送信させる処理と、を行う方法である。
【0121】
本発明の画像送信装置の制御方法は、入力手段が使用者による画像データの送信先情報の設定の入力を受け付けると、送信先情報に基づいて送信方式が確定し、その送信方式に応じた送信設定画面が表示手段に表示される。したがって、使用者は送信先情報を入力するだけで、送信方式の変更、および、それぞれの送信方式に適切な送信設定画面を呼び出すという作業を行う必要がなくなり、操作性を向上させることができる。
【0122】
本発明のプログラムおよびプログラムを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体は、以上のように、上記の画像送信装置における制御手段が備える各手段をコンピュータに実現させるものである。これによれば、送信設定において操作性が向上した画像送信装置が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る画像送信装置の構成の概略を示すブロック図である。
【図2】図1に示した画像送信装置における送信設定処理を説明する機能ブロック図である。
【図3】図1に示した画像送信装置の操作部を示す図面である。
【図4】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図5】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図6】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図7】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図8】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図9】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図10】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図11】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図12】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図13】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図14】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図15】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図16】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図17】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図18】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図19】図3に示した操作部の操作パネルに表示される画面を示す図面である。
【図20】図1に示した画像送信装置における送信設定処理を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 デジタル複合機
2 画像読取部
4 操作部
4a 入力部(入力手段)
4b 表示部(表示手段)
6 画像形成部
7 記憶部(記憶手段)
7a 履歴情報記憶部(履歴情報記憶手段)
7b アドレス記憶部
8 機器制御部(制御手段)
8a 送信設定部(送信設定手段)
8b 通信制御部(通信制御手段)
10 通信部
11 FAXモデム
12 ハードディスク
14 管理部
20 相手先ファクシミリ
21 相手先I−FAX
23b 切り替えキー(送信方式変更キー)
34 モード切替キー(送信方式変更キー)
32 パーソナルコンピューター
33 パーソナルコンピューター
34 操作パネル
35 再送信キー

Claims (10)

  1. 複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置において、
    画像データの送信に関する設定の設定画面を表示する表示手段と、
    上記設定の入力を受け付ける入力手段と、
    画像データの送信先を示す送信先情報と画像データの送信方式とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    上記複数の送信方式ごとの送信設定画面を上記表示手段に表示させることができ、上記記憶手段が記憶している情報を参照して、上記入力手段が受け付けた送信先情報に基づいて送信方式を設定し、この送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段が受け付けた指示に従い送信設定を行う送信設定手段と、
    上記送信設定に従って画像処理された画像データを、上記送信方式により送信させる通信制御手段と、を有することを特徴とする画像送信装置。
  2. 上記記憶手段は、さらに、送信された画像データの送信先情報を含む送信履歴情報を記憶し、
    上記送信設定手段は、上記送信履歴情報を上記表示手段に表示させることができ、上記入力手段が上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報により示される送信先への再送信の指示を受け付けた場合に、上記送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1に記載の画像送信装置。
  3. 上記記憶手段上記送信履歴情報として、送信された画像データの送信先情報に加えて、上記送信設定手段にて行われた送信設定の内容を示す送信設定情報を記憶しており、
    上記入力手段が上記送信履歴情報から選ばれる送信先情報により示される送信先への再送信の指示を受け付けた場合に、上記送信設定手段は、上記送信設定情報により示される送信設定と同様の送信設定を行ったうえ、上記送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴とする請求項2に記載の画像送信装置。
  4. 上記入力手段により再送信が指示された場合、上記送信設定手段が、上記送信履歴情報から1件の選択履歴情報を選び、上記選択履歴情報の送信先情報に基づいて送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるものであって、上記選択履歴情報が、上記入力手段が受け付けた指示に従い変更されることを特徴とする請求項2または3に記載の画像送信装置。
  5. 入力手段により画像データの送信先として複数の送信先情報が入力された場合に、上記送信設定手段が、それぞれの送信先情報について、送信方式を設定し、設定された送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の画像送信装置。
  6. 上記送信設定画面を表示している間、上記入力手段が特定位置に上記再送信を指示する再送信指示キーを有していることを特徴とする請求項1から5の何れか1項に記載の画像送信装置。
  7. 上記入力手段が、さらに、送信方式を手動で変更させる送信方式変更キーを有することを特徴とする請求項1から6の何れか1項に記載の画像送信装置。
  8. 複数の送信方式から選ばれる送信方式にて画像データを送信する画像送信装置の制御方法であって、
    上記画像送信装置が、
    画像データの送信に関する設定の設定画面を表示する表示手段と、
    上記設定の入力を受け付ける入力手段と、
    画像データの送信先を示す送信先情報と画像データの送信方式とを対応付けて記憶する記憶手段と、
    送信設定手段と通信制御手段とを備えて上記入力手段が受け付けた設定に従い画像送信装置を制御する制御手段と、を有し、
    上記送信設定手段により、上記記憶手段が記憶している情報を参照して、上記入力手段が受け付けた画像データの送信先情報に基づいて送信方式を設定し、この送信方式に応じた送信設定画面を上記表示手段に表示させるとともに、上記入力手段の送信設定画面が受け付けた指示に従い、送信設定を行う処理と、
    上記通信制御手段により、画像データに上記送信設定に従った画像処理をさせた後、上記送信方式により画像データを送信させる処理と、を行うことを特徴とする画像送信装置の制御方法。
  9. 請求項1ないし7の何れか1項に記載の画像送信装置における制御手段が備える各手段をコンピュータに実現させるための画像送信制御プログラム。
  10. 請求項9に記載の画像送信制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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