JP3752182B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、コピー機能と、ファクシミリ機能と、スキャナ機能の少なくとも1つの機能を有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来技術1;近年のコピー機能を有する画像形成装置は設定内容が充実しており、画像の回転処理、枠消し、2イン1、4イン1などの集約コピー、「マル秘」「重要」などのオーバーレイ、合紙モードなどができることはあたりまえである。さらにこれらの画像形成装置には後処理装置がオプションで取り付けられることにより、コピー物にパンチ穴を開けてみたり、ステイプル処理ができたりして簡単な製本機能を持つものもある。このように近年のコピー機能を有する画像形成装置はユーザーによる複雑な設定が可能になってきている。
【0003】
従来技術2;近年のファクシミリ機能を有する画像形成装置には、相手先ファクシミリ番号を割り付けた短縮ボタンがあり、いちいちダイヤルしなくてもファクシミリ送信ができるので便利である。また同報や暗号化など各種設定もできるようになってきている。必要に応じて、過去の送信履歴をプリンタ部か印刷することもできるものがある。
【0004】
従来技術3;近年のスキャナ機能を有する画像形成装置は、画像形成装置側から画像データを格納するパソコンや、フォルダを指定して原稿を読み取ることができるものがある。また従来からスキャナ機能は、読み取り解像度、読み取り範囲、読み取る原稿に適応する画像処理などを設定する必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述したように、近年のコピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能を有する画像形成装置は、各々の機能においての設定が複雑になってきているので、その都度設定するのは面倒な作業であった。何か簡単な方法で一度行った設定を再現できれば、このような手間は省ける。本願第1、2の発明はこのような問題を解決することにある。
【0006】
上述した従来技術1のコピー機能を有する画像形成装置では、コピーの設定や後処理の設定が複雑になってきているので、その都度設定するのは面倒な作業であった。そこで有る程度よく使う設定や、ユーザーに応じた好みの設定をカスタマイズして、ID番号、パスワードで呼び出せるようにしているものがある。しかしこのような技術を用いても、ID番号やパスワードを覚えていないと、設定との関連を覚えるのは困難である。さらに1人のユーザーで数種類の設定を登録してしまうと、オフィス全体では、かなり多い設定を登録することもり、そうなるとどれがどのような設定であるかなど把握するのは不可能である。本願第3〜7の発明はこのような問題を解決することにある。
【0007】
上述した従来技術2のファクシミリ送信機能を有する画像形成装置を用いてファクシミリ送信する場合、ワンタッチで送ることが可能なので、以前のダイヤルを入力して送信するファクシミリ装置に比べて送信先を間違えて送ってしまうことが多くなった。また最近はオートドキュメントフェィーダー(以下DFと略す)を用いて原稿を読み取ることが多いので、うっかり原稿の裏表を間違えてセットして白紙データを相手先に送信するというミスもある。コピーならすぐに気付くのでやり直せば良いが、ファクシミリ送信ではそのこと自体に気付かない。相手先に聞くか、相手先から連絡されるかしかこのようなミスを気付くことはなかった。このようなミスも発生してしまったことは仕方がないが、ミスに気付かないのは問題である。送信履歴を印刷して確認してもよいが、時間と送信先だけでは何を送ったのを探すのも困難であるし、このような履歴から白紙送信までは見つけることはできない。本願第8〜12の発明はこのような問題を解決することにある。
【0008】
上述した従来技術3のスキャナ機能を有する画像形成装置を用いて、資料のファイリングなどの作業を行うことがある。しかし作業を途中で中断したり、ファイリング作業が大量にあるために、作業が分断される場合がある。ファイリング作業を再開したときには、スキャナの解像度設定、読み取り範囲、読み取り条件などを再現したいが、この場合も最初から設定し直さ無くてはならなかった。このような問題を解決するために、特開2000−32241号公報には、カレンダーに表示されたサムネイル画像を選択すると、この画像を複写機で印刷することができる技術がある。この技術では読み取り設定を画像と共に格納しているので読み取り条件を再現するのは容易である。しかし必要もないのに全ての画像データを格納しておくには大容量のハードディスクが必要であるし、結局格納先のハードディスクに接続する作業も行わないといけないので手間であった。本願第13〜16の発明はこのような問題を解決することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記のような問題を解決するために、本願第1の発明は、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能のうち少なくとも1つの機能を有する画像形成装置において、原稿を画像処理するための設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿を画像処理する動作制御手段と、過去に処理した原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを前記表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を原稿の画像処理の設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0010】
本願第2の発明は、各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した設定情報を保持する設定情報保持部と、前記設定情報に従って原稿を読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする第1の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0011】
本願第3の発明は、コピー機能を有する画像形成装置において、原稿をコピーするときの設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿のコピーを行うコピー制御手段と、過去にコピーした原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿をコピーするときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0012】
本願第4の発明は、各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した設定情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする第3の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0013】
本願第5の発明は、ファクシミリ送信機能を有する画像形成装置において、原稿をファクシミリ送信するときの相手先番号を含む設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿をファクシミリ送信するファクシミリ送信制御手段と、過去にファクシミリ送信した原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿画像を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿をファクシミリ送信するときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0014】
本願第6の発明は、各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データをCODECで符号化し、NCU、モデム、公衆回線を介して相手先に送信するファクシミリ送信制御手段と、ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする第5の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0015】
本願第7の発明は、スキャナ機能を有する画像形成装置において、原稿を読み取るときの設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿を読み取るスキャナ制御手段と、過去に読み取った原稿画像に基づいて生成した縮小画像データとその原稿画像を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿を読み取るときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置を用いる。
【0016】
本願第8の発明は、各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を、前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データを、前記設定情報に従い指定のパソコンに送信するスキャナ送信手段と、ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする第7の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0017】
本願第9の発明は、前記原稿が複数枚に渡る一連の原稿の場合は、そのうち代表の1枚の縮小画像のみを設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段を有することを特徴とする第1〜第8の発明に記載の画像形成装置を用いる。
【0018】
【作用】
本願第1の発明の画像形成装置は、過去にコピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに設定した設定情報と、そのとき読み取った原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0019】
本願第2の発明の画像形成装置は、コピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに設定した設定情報を、読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0020】
本願第3の発明の画像形成装置は、過去にコピーするときに設定した設定情報と、そのとき読み取った原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0021】
本願第4の発明の画像形成装置は、コピーするときに設定した設定情報を、コピーのときに読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0022】
本願第5の発明の画像形成装置は、過去にファクシミリ送信したときの相手先ファクシミリ番号などの設定情報と、そのとき送信した原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示するので、間違った相手先にファクシミリ送信をしてしまっていないか、裏表を間違えて送信していないかなどの確認ができるので、このような間違いをあとで見つけやすい。また、縮小画像を選択すると、そのときの設定に切り替わるので、直ぐにまた同じ原稿をセットするだけで失敗したファクシミリ送信のリカバリーができる。
【0023】
本願第6の発明の画像形成装置は、ファクシミリ送信するときに設定した設定情報を、このファクシミリ送信のときに読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0024】
本願第7の発明の画像形成装置は、過去にスキャナ読み取りしたときに設定した設定情報と、そのとき読み取った画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0025】
本願第8の発明の画像形成装置は、スキャナ読み取りするときに設定した設定情報を、スキャナ読み取りときに用いる画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0026】
本願第9の発明の画像形成装置は、複数枚に渡る原稿をコピーする場合や、ファクシミリ送信する場合、或いはスキャナ読み取りする場合は、その代表的な1枚を設定情報と関連付けて格納するので、設定を呼び出すときも無駄に多くの縮小画像の中から選択することもなく、速やかに所望の設定情報を呼び出すことができる。
【0027】
【実施例】
本願第1〜9の発明を採用する画像形成装置を図1の概略図に基づいて説明する。同図にこの画像形成装置1はコピー、ファクシミリ、スキャナ、及びプリンタの機能を有する複合装置で、CPU2、ROM3、RAM4、設定情報記憶部制御手段5、設定情報記憶部6、プリンタコントローラ7、受信情報記憶バッファ8、中間言語情報記憶バッファ9、プリンタ部10、後処理装置用I/F11、後処理装置12、後処理装置接続用ケーブル13、操作表示部14、DF用I/F15、DF16、DF用ケーブル17、スキャナ装置18、画像処理部19、ビットマップメモリ20、CODEC21、画像メモリ22、ネットワークI/F23、モデム24、NCU25、バス26などから構成されている。またこの複合装置1はネットワークケーブル27を介してパソコンA、B(28、29)やその他の機器と接続されている。
【0028】
詳しくは、前記CPU2は当該画像形成装置1の各構成を制御しており、各種プログラムを記憶した前記ROM3、ユーザーチョイスデータ、設定情報、トータルカウントデータ、各種フォントデータなどを記憶した前記RAM4に接続されている。本願発明の各請求項に記載されている、コピー制御手段、ファクシミリ制御手段、スキャナ制御手段、確認手段などは、このROM3に記憶されたプログラムであり、設定情報保持部はこのRAM4の設定情報領域にある。
【0029】
前記設定情報記憶部制御手段5、前記設定情報記憶部6は、本願発明の特徴部分であり、この設定情報記憶部制御手段5はビットマップメモリ20に展開されている画像データから、主走査方向、副走査方向の画素を間引いて縮小画像データを生成し、この縮小画像データとこのときの前記RAM4の設定情報領域に格納されている設定情報を関連付けて前記設定情報記憶部6に格納する。設定情報は主に数値データからなるので容量は小さくて済むが、縮小画像データは間引いているとはいえ画像データなので、CODEC21で符号化して、表示するときのみ展開すると良い。
【0030】
前記プリンタコントローラ7は、接続されたパソコンから送信され、前記受信バッファ8に格納されているプリントコマンドやジョブ情報を解析し、中間言語情報を生成するものである。この中間言語情報は中間言語情報記憶バッファ9に格納される。
【0031】
前記プリンタ部10は、ビットマップメモリ20に展開されている画像データを順次このプリンタ部10の作像部のLSU又はLPHなどの潜像を書き込む装置に送り、この作像部でトナー像を形成し、これを給紙カセットから順次給紙、搬送される用紙に転写し、定着、排紙される。
【0032】
前記後処理装置用I/F11、前記後処理装置12、前記後処理接続用ケーブル13は、画像形成装置1から印刷されて排出される印刷物に、ステイプル、パンチなどの後処理、ソート、グループなどの仕分けなどを行う後処理装置12と、これを画像形成装置1本体と接続するためのインターフェース及びケーブルである。
【0033】
前記操作表示部14は、操作キー、LDC表示部などから構成されている。この画像形成装置は複合装置なので操作表示部はコピー機能画面、プリンタ機能画面、ファクシミリ機能画面、スキャナ機能画面を切り替え可能である。この操作表示部の詳細な説明は後述する。
【0034】
DF用I/F15は、この画像形成装置1の上に置かれたDF16とケーブル17を介して接続し、このDF16を制御するためのインターフェースである。
【0035】
前記スキャナ装置18は、DF16で1枚づつフィードされる、又は1枚をコンタクトガラス上に置いた原稿にハロゲンランプで光を当てその反射光をCCDセンサで読み取り、このアナログ信号をA/D変換でデジタル信号に変換し画像処理部19で画像処理をして後段のビットマップメモリ20に展開していく。このビットマップメモリ20は、前記スキャナ装置18からの画像データの他ネットワークなどを介して接続されたパソコンから転送されてくるプリントコマンドを前記プリンタコントローラ7で解析し生成される中間言語情報、相手方ファクシミリから公衆回線、NCU23、モデム24を介して送られてくる画像データを必要に応じてCODEC21で伸張しフルビットマップの画像データとして展開、保持する手段である。このCODEC21は、プリントデータに含まれる画像データの符号化されたものを復号化するためにも用いられ、また上述したように、縮小画像データを符号化、復号化するものである。
【0036】
前記画像メモリ22は、メモリコピーやファクシミリのメモリ送信、予約送信を行う場合に、スキャナ装置18で読み取った画像データをCODEC21で符号化して記憶する。またスキャナ機能を用いる場合は、スキャナ装置18で読み取った画像データをCODEC21で符号化して記憶したものを外部のパソコンから読み取ることもできるし、同じようにファクシミリのポーリング機能では、相手方ファクシミリから読み出すことも可能である。近年は画像形成装置に比較的大きい容量の画像データ格納用のハードディスクを用いて画像メモリとしているのも多い。
【0037】
ネットワークI/F23は、当該画像形成装置1をネットワークに接続するインターフェースである。ここではパソコンA、B(28、29)や図示していないその他の接続機器とネットワークケーブル27を介して接続されている。
【0038】
前記モデム24は、公衆回線から送信されてくるアナログ信号をデジタル信号に変換し、また逆にデジタル信号をアナログ信号に変換して公衆回線で送信するためのものである。前記NCU25は、公衆回線への接続、ファクシミリと電話の切り替え、回線へのオンフック信号の送出、リング検出などを行う。
【0039】
バス26は、上述した各構成のデータや信号のやり取りを行うバスである。それぞれ画像データ用のバスや制御信号用のバスがあるが、ここでは略して1つで表している。
【0040】
本願第1、2の発明は、以下各機能別に説明する第1〜3の実施例に共通する構成を表したものである。第1の発明は、縮小画像を表示部141に表示し、これの中から1つを選択すると、画像形成装置はこの縮小画像を読み取ったときの設定に切り替わる。第2の発明は、原稿を読み取るときに、縮小画像を生成し、そのときの画像形成装置の設定情報と関連付けて格納して、第1の発明の一覧の表示のときに用いるというものである。これらの、コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能においての実施例を順に説明する。
【0041】
本願第3〜4の発明に係る実施例1を説明する。上述したように近年のコピー機能の設定は複雑になってきている。そこで図2、3を用いてコピー機能での各種設定を説明する。普通はコピーの使用頻度が高いことから通常の待機時にはコピー機能の画面となっている。他の画面の状態のときからであっても操作表示部14のコピータブを選択すると図2の(A)の画面に切り替わる。ここで表示部141はLCD表示部であり、表示とともにタッチパネルを兼ねている。この表示部141には、上述したコピータブ、プリンタタブ、ファクシミリタブ、スキャナタブが並んででおり、コピー機能のときの操作画面は、コピータブを選択するとその下には基本タブ、変倍タブ、後処理タブ、機能タブ、その他タブがあり、基本画面では、ここでは倍率、カセットおよびバイパスの選択、両面の設定、割り込みキー、写真モード、露光などの設定ができる。基本タブ、変倍タブ、後処理タブ、機能タブはそれぞれのタブにタッチするとその機能の設定画面に移る。その下の基本ガイダンス表示部はユーザーに情報を知らせる「コピーできます。1(枚づつ)」などの表示を行う。その右下の設定表示部は現在の設定「100%、自動用紙」などを表示する。ジョブ実行中に割り込みキーが操作されると新たなコピーなどの設定と原稿の読み込みが可能となる。その左には自動用紙、自動倍率、等倍の選択キーがあり、その下にはカセットの選択用のキーが複数設けられている。その他は設定で選択されたもの以外は図中にあるようにマスクがかけられ現在の設定作動モードがわかりやすくなっている。この画面では倍率:100%、コピー枚数:1枚、自動用紙選択でA4横がセットされた第1カッセトが選択され、露光はほぼ真ん中の強さにある。写真モードなどは選択されてない。
【0042】
上記表示部141の右側にはテンキー142、ストップ/クリアキー143、オールクリアキー144、スタート/送信キー145が設けられている。前記テンキー142はコピー枚数などの数値入力や、ファクシミリ送信の相手先番号の入力に使われ、前記ストップ/クリアキー143は直前の入力を取り消すキーで、前記オールクリアキー144は設定された設定作動モードをワンタッチで初期設定作動モードに戻すキーである。前記スタート/送信キー145はコピーの開始キーとして、ファクシミリ送信やスキャナの読み込み開始キー、またモードの決定などのキーとして使われる。
【0043】
上記テンキー142などの右側には、ファクシミリ送信に用いる短縮キー146がある。この短縮キー146はファクシミリ送信モードのときに予め登録している選択したキーに対応する相手先ファクシミリ番号がセットされる。
【0044】
上記表示部141の左側には、本願発明の特徴である履歴呼び出しキー147が設けられている。詳しくは後で説明する。
【0045】
上記変倍タブを選択すると図2の(B)に示すような変倍用の画面に切り替わり、上記後処理タブを選択すると図2の(C)に示すように後処理の設定用の画面に切り替わり、必要に応じて設定を行う。
【0046】
上記機能タブを選択すると、図3の(A)に示す機能選択画面に切り替わり、ガイダンス表示部には「機能を選択してください。」と表示され、その下の各機能に応じたアイコンを選択すると、両面、マージン、ページ印字、分割、枠消しなどの複写モードの機能を選択できる。画面右下にはカーソルがあり、操作すると上記機能以外の機能が表示される。図3の(B)には、シート、プレゼン、OHP合紙、フォーム合成、集約コピーの機能のアイコンが並んでおり、図3の(C)には、ブック週刊誌、週刊誌綴じ、製本、白黒反転、鏡像の機能のアイコンが並んでいる。
【0047】
このようにコピー機能での設定も便利な反面、非常に複雑化している。そこで本願第3の発明は、以前にコピーしたときの設定情報を縮小画像と関連付けた設定情報記憶部6から読み出し、これを表示部141にサムネイルのように表示しこれを選択すると、この選択した縮小画像と関連付けられた設定情報に切り替わる。この操作手順を図1、図2、図4などを用いて説明する。
【0048】
まず基本画面でコピー機能を選択しておき、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、CPUは履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部141に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できるようにするための画面の準備をするとともに、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からコピー機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に表示させるための表示部ビットマップメモリ(図示していない)にコピーする。すると図4に示すよう表示部141には操作メニューと複数の過去にコピーしたときに生成された縮小画像が並ぶ。この縮小画像は多い場合には複数ページに及ぶので、この場合は画面の▲▼ボタンを操作すると、次のページが表示される。このときは再び設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からコピー機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に次のページとして表示させるために表示部ビットマップメモリにコピーする。設定情報記憶部6に符号化された画像で格納している場合はCODEC21で復号化してから表示部ビットマップメモリにコピーする。
【0049】
このように複数の縮小画像の中からユーザーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。するとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定に切り替わり、コピーはこの設定で行われる。
【0050】
本願第4の発明はコピーを行うときに、前記縮小画像を生成することに関する発明である。まず上述した図2、3などでコピーの設定を行うと、これに従いRAM4の設定情報保持部の設定情報は書き換えられる。ユーザーはDF部16に原稿をセットしてスタートキー145を操作すると、DF部は原稿を1枚ずつスキャナ部18に搬送し、スキャナ部はこれにハロゲンランプの光を照射してその反射光をCCDで読み取り、このアナログ画像信号は画像処理部で処理されてデジタル画像データにされ、ライン単位で順次前記ビットマップメモリ20に展開される。このビットマップメモリ20の画像データはプリンタ部10に送られて用紙のトナー像として転写されるが、一方では設定情報記憶部制御手段5がビットマップメモリ20からこの画像データを読み出し、走査方向、副走査方向ともに各々間引いて縮小画像を生成し、この縮小画像と前記設定情報保持部に保持されている設定情報と関連付けて設定情報記憶部6に格納する。このように設定情報記憶部6には縮小画像と設定情報が追加されていく。本願第9の発明では、複数枚の一連の原稿をコピーする場合は、代表的な1枚の原稿のみの縮小画像と設定情報を記憶しこれ以外では行わない。代表的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことであるが、DF部16の構造によっては、最終ページの原稿から読み込みを開始するものもあるので、代表的な原稿1枚はこのようなDF部の構成に応じて適宜決めればよい。また設定情報記憶手段6にあまり情報が多くなると探すのも困難になってくるので、所定数以上のデータが格納されると古いものは削除していくようにしてもよい。さらに日付、1週間などの単位で一括して削除するようにしても良い。
【0051】
本願第5〜6の発明に係る実施例2を説明する。表示部141のファクシミリタブを選択すると、図5の(A)にあるように、ファクシミリ機能の基本画面となる。ここではガイダンス表示部のほかメモリ送信とダイレクト送信の選択を行うディップキー、写真、ファイン、スーパーファインなどの、読み取りの画像処理や解像度を選択するディップキー、オンフック/会話予約キー、ポーズ/リダイヤルキー、短縮/電話帳キー、読み取り露光キーなどの基本的な操作に関わる複数のキーがレイアウトされている。機能タブを選択すると図5の(B)に示すように、同報、暗号通信、送信予約などの送信モードを設定するディップキーや、2イン1、4イン1などの集約読み取りを設定するキー、基本画面にもあった短縮/電話帳キーがレイアウトされている。ファクシミリ送信を行うときは、原稿をDF16にセットしてスタート/送信キー145を押すと、設定した条件で相手先にファクシミリ送信をする。
【0052】
このようにファクシミリ送信においてもかなり複雑な設定ができるようになっている。そこで本願第5の発明は、以前にファクシミリ送信したときの設定情報を縮小画像と関連付けた設定情報記憶部6から読み出し、これを表示部141にサムネイルのように表示し、これを選択すると、この選択した縮小画像と関連付けられた設定情報に切り替わる。この操作手順を図1、図6などを用いて説明する。
【0053】
まず基本画面でファクシミリ機能を選択しておき、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、CPUは履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部141に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できるようにするための画面の準備をするとともに、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からファクシミリ機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に表示させるための表示部ビットマップメモリ(図示していない)にコピーする。すると図6に示すよう表示部141には操作メニューと複数の過去にファクシミリ送信したときに生成された縮小画像が並ぶ。この縮小画像は多い場合には複数ページに及ぶので、この場合は画面の▲▼ボタンを操作すると次のページが表示される。このときは再び設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からファクシミリ機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に次のページとして表示させるために表示部ビットマップメモリにコピーする。設定情報記憶部6に符号化された画像で格納している場合はCODEC21で復号化してから表示部ビットマップメモリにコピーする。
【0054】
このように複数の縮小画像の中からユーザーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。するとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定や相手先に切り替わり、ファクシミリ送信はこの設定で行われる。
【0055】
本願第6の発明はファクシミリ送信を行うときに、前記縮小画像を生成することに関する発明である。まず上述した図5(A)、(B)などでファクシミリ送信の設定を行うと、これに従いRAM4の設定情報保持部の設定情報は書き換えられる。ユーザーはDF部16に原稿をセットしてスタート/送信キー145を操作すると、DF部は原稿を1枚ずつスキャナ部18に搬送し、スキャナ部はこれにハロゲンランプの光を照射してその反射光をCCDで読み取り、このアナログ画像信号は画像処理部で処理されてデジタル画像データにされ、ライン単位で順次前記ビットマップメモリ20に展開される。このビットマップメモリ20の画像データはCODEC21で符号化されて、モデム24、NCU25、公衆回線を介して接続した相手先に送信される。一方これらと並行して設定情報記憶部制御手段5がビットマップメモリ20からこの画像データを読み出し、走査方向、副走査方向ともに各々間引いて縮小画像を生成し、この縮小画像と前記設定情報保持部に保持されている設定情報と関連付けて設定情報記憶部6に格納する。このように設定情報記憶部6には縮小画像と設定情報が追加されていく。本願第9の発明では、複数枚の一連の原稿をファクシミリ送信する場合は代表的な1枚の原稿のみの縮小画像と設定情報を記憶し、これ以外では行わない。代表的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことであるが、DF部16の構造によっては最終ページの原稿から読み込みを開始するものもあるので、代表的な原稿1枚はこのようなDF部の構成に応じて適宜決めればよい。また設定情報記憶手段6にあまり情報が多くなると探すのも困難になってくるので、所定数以上のデータが格納されると古いものは削除していくようにしてもよい。さらに日付、1週間などの単位で一括して削除するようにしても良い。
【0056】
本願第7の発明に係る実施例3を説明する。表示部141のスキャナタブを選択すると、図7の(A)にあるように、スキャナ機能の基本画面となる。この機能選択用タブの下には、スキャナ機能を設定するための複数のタブが並んでおり、その下にはガイダンス表示部に現在の送信先フォルダ、読み取りモード、読み取り解像度、保存ファイルの形式などが表示されている。さらにその下には読み取り原稿サイズを選択する原稿ディップスイッチがある。保存先タブを選択すると、図7の(B)のように、プッシュ送信モードの時の予め登録した保存先のアドレスが表示されており、選択した保存先に読み取り画像データファイルは格納される。設定1タブを選択すると、図7の(C)に示すように、画面上には読み取りモードを選択するためのディップスイッチがある。ここでは写真、文字、網点が混在する原稿を読み取るときに自動で領域判定を行い所定の画像処理を行う混在モード、エッジ強調処理を行う文字モード、スムージング処理を行う写真モード、カラー画像読み取るカラーモードのディップスイッチが設けられている。その下には読み取り解像度のディップスイッチがある。設定2タブを選択すると、図7の(D)に示すように、生成する圧縮ファイルの種類のディップスイッチがある。ここで選択したファイル形式で画像データファイルが生成されていくことになる。
【0057】
このようにスキャナ読み取り設定も各種設定が可能であり、その都度設定するのは大変である。そこで本願第7の発明は、以前にスキャナ読み取りしたときの設定情報を縮小画像と関連付けた設定情報記憶部6から読み出し、これを表示部141にサムネイルのように表示し、これを選択するとこの選択した縮小画像と関連付けられた設定情報に切り替わる。この操作手順を図1、図8などを用いて説明する。
【0058】
まず基本画面でスキャナ機能を選択しておき、上記履歴呼び出しキー147を操作すると、CPUは履歴呼び出し用のプログラムを開始して表示部141に履歴を呼び出して、そのうちの1つを選択できるようにするための画面の準備をするとともに、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からスキャナ機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に表示させるための表示部ビットマップメモリ(図示していない)にコピーする。すると図8に示すよう表示部141には操作メニューと複数の過去にスキャナ読み取りしたときに生成された縮小画像が並ぶ。この縮小画像は多い場合には複数ページに及ぶので、この場合は画面の▲▼ボタンを操作すると、次のページが表示される。このときは再び設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からスキャナ機能に関連する縮小画像のうち表示部141に表示できる数だけを表示部141に次のページとして表示させるために表示部ビットマップメモリにコピーする。設定情報記憶部6に符号化された画像で格納している場合はCODEC21で復号化してから表示部ビットマップメモリにコピーする。
【0059】
このように複数の縮小画像の中からユーザーが1つを選択すると、表示部141の走査方向と副走査方向のポートを読み取り、その位置に表示している縮小画像を判断し、設定情報記憶部制御手段5は設定情報記憶部6からこれと関連付けられた設定情報をRAM4の設定情報保持部(図示していない)にコピーする。するとこの画像形成装置1はこの設定情報に基づく設定や保存先フォルダに切り替わり、スキャナ読み取り及びプッシュ送信はこの設定で行われる。
【0060】
本願第8の発明はスキャナ読み取りを行うときに、前記縮小画像を生成することに関する発明である。まず上述した図7(A)〜(D)などでスキャナ送信の設定を行うとこれに従いRAM4の設定情報保持部の設定情報は書き換えられる。ユーザーはDF部16に原稿をセットしてスタート/送信キー145を操作するとDF部は原稿を1枚ずつスキャナ部18に搬送し、スキャナ部はこれにハロゲンランプの光を照射してその反射光をCCDで読み取り、このアナログ画像信号は画像処理部で処理されてデジタル画像データにされ、ライン単位で順次前記ビットマップメモリ20に展開される。このビットマップメモリ20の画像データはページ単位でCODEC21で符号化されて、画像データファイルを生成し、ネットワークI/F23を介して保存先フォルダに送信される。一方これらと並行して設定情報記憶部制御手段5がビットマップメモリ20からこの画像データを読み出し、走査方向、副走査方向ともに各々間引いて縮小画像を生成し、この縮小画像と前記設定情報保持部に保持されている設定情報と関連付けて設定情報記憶部6に格納する。このように設定情報記憶部6には縮小画像と設定情報が追加されていく。本願第9の発明では、複数枚の一連の原稿をスキャナ読み取り及びプッシュ送信する場合は代表的な1枚の原稿のみの縮小画像と設定情報を記憶し、これ以外では行わない。代表的な1枚とは表紙や1枚目の原稿のことであるが、DF部16の構造によっては最終ページの原稿から読み込みを開始するものもあるので、代表的な原稿1枚はこのようなDF部の構成に応じて適宜決めればよい。
【0061】
なお、コピーするにあたり、予め基準となる初期設定情報の場合や、コピー枚数を指示しただけの設定でのコピーは、なんら設定に手間がかからないので、このような場合はいちいち上記設定情報記憶部に残さない制御を加えても良い。つまり、設定情報保持部6に保持されている設定情報が、予め設定されている初期設定情報の場合、又は初期設定情報からコピー枚数のみの変化の場合は動作しない設定情報記憶部制御手段を有する構成にしてもよい。また、コピーするときやファクシミリ送信するとき、或いはスキャナ読み取りするときにおいて、設定情報を格納するかどうかを確認する構成にしてもよい。つまり、コピー動作するとき、ファクシミリ動作するとき、或いはスキャナ読み取り動作のときに、ユーザに縮小画像データ及び設定条件を格納するかの確認をとる確認手段を画像形成装置に設けると、後で再び使うことの無いような設定情報は格納しないようにできるので、設定情報を探すときに煩雑になりにくい。
【0062】
【発明の効果】
本願第1の発明の画像形成装置を用いれば、過去にコピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに設定した設定情報と、そのとき読み取った原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0063】
本願第2の発明の画像形成装置を用いれば、コピー、ファクシミリ送信、スキャナ読み込みをするときに設定した設定情報を、読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0064】
本願第3の発明の画像形成装置を用いれば、過去にコピーするときに設定した設定情報と、そのとき読み取った原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0065】
本願第4の発明の画像形成装置を用いれば、コピーするときに設定した設定情報を、コピーのときに読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0066】
本願第5の発明の画像形成装置を用いれば、過去にファクシミリ送信したときの相手先ファクシミリ番号などの設定情報と、そのとき送信した原稿画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示するので、間違った相手先にファクシミリ送信をしてしまっていないか、裏表を間違えて送信していないかなどの確認ができるので、このような間違いをあとで見つけやすい。さらに上記縮小画像を選択すると、そのときの設定に切り替わるので、直ぐにまた同じ原稿をセットするだけで失敗したファクシミリ送信のリカバリーができる。
【0067】
本願第6の発明の画像形成装置を用いれば、ファクシミリ送信するときに設定した設定情報を、このファクシミリ送信のときに読み取った原稿画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0068】
本願第7の発明の画像形成装置を用いれば、過去にスキャナ読み取りしたときに設定した設定情報と、そのとき読み取った画像に基づく縮小画像データを関連付けて格納している設定情報記憶部の内容を表示部に表示し、この中から選択した設定に切り替わる。文字の羅列や時刻データに関連付けられた設定情報を呼び出すより、小さな画像データと関連付けておいたほうが、視覚的に訴えて思い出しやすい。
【0069】
本願第8の発明の画像形成装置を用いれば、スキャナ読み取りするときに設定した設定情報を、スキャナ読み取りときに用いる画像に基づいて生成される縮小画像データ格納するので、上記設定情報記憶部のデータが自動的に残されていき、その都度設定を登録していく必要はない。
【0070】
本願第9の発明の画像形成装置を用いれば、複数枚に渡る原稿をコピーするときや、ファクシミリ送信するとき、或いはスキャナ読み取りするときは、その代表的な1枚を設定情報と関連付けて格納するので、設定を呼び出すときも無駄に多くの縮小画像の中から選択することもなく、速やかに所望の設定情報を呼び出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明を採用する画像形成装置及び周辺機器のブロック図である。
【図2】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(コピー機能)の概略図である。
【図3】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(コピー機能)の概略図である。
【図4】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(履歴呼び出し画面)の概略図である。
【図5】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(ファクシミリ機能)の概略図である。
【図6】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(履歴確認/相手先呼び出し画面)の概略図である。
【図7】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(スキャナ機能)の概略図である。
【図8】本願発明を採用する画像形成装置の操作表示部(設定呼び出し画面)の概略図である。
【符号の説明】
1;画像形成装置
2;CPU
3;ROM
4;RAM
5;設定情報記憶部制御手段
6;設定情報記憶部制御
7;プリンタコントローラ
8;受信情報記憶バッファ
9;中間言語情報記憶バッファ
10;プリンタ部
11;後処理装置用I/F
12;後処理装置
13;後処理装置用ケーブル
14;操作表示部
15;DF用I/F
16;DF
17;DF用ケーブル
18;スキャナ装置
19;画像処理部
20;ビットマップメモリ
21;CODEC
22;画像メモリ
23;ネットワークI/F
24;モデム
25;NCU
26;バス
27;ネットワークケーブル
28、29;パソコンA、B

Claims (9)

  1. コピー機能、ファクシミリ機能、スキャナ機能のうち少なくとも1つの機能を有する画像形成装置において、
    原稿を画像処理するための設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿を画像処理する動作制御手段と、過去に処理した原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを前記表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を原稿の画像処理の設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した設定情報を保持する設定情報保持部と、前記設定情報に従って原稿を読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. コピー機能を有する画像形成装置において、
    原稿をコピーするときの設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿のコピーを行うコピー制御手段と、過去にコピーした原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿をコピーするときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  4. 各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した設定情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. ファクシミリ送信機能を有する画像形成装置において、
    原稿をファクシミリ送信するときの相手先番号を含む設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿をファクシミリ送信するファクシミリ送信制御手段と、過去にファクシミリ送信した原稿の画像データに基づいて生成した縮小画像データとその原稿画像を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿をファクシミリ送信するときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  6. 各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データをCODECで符号化し、NCU、モデム、公衆回線を介して相手先に送信するファクシミリ送信制御手段と、ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置。
  7. スキャナ機能を有する画像形成装置において、
    原稿を読み取るときの設定情報を保持する設定情報保持部と、この設定情報保持部に保持された設定情報に基づいて原稿を読み取るスキャナ制御手段と、過去に読み取った原稿画像に基づいて生成した縮小画像データとその原稿画像を読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて格納している設定情報記憶部と、前記設定情報記憶部に記憶された複数の縮小画像データを表示部に表示する表示部制御手段と、前記表示部に表示された縮小画像を選択すると、その選択された縮小画像データに関連付けた設定情報を、原稿を読み取るときの設定に切り替えるよう呼び出す設定情報呼び出し手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  8. 各種機能設定キー及び表示部を有した操作表示部と、前記操作表示部から設定した情報を保持する設定情報保持部と、原稿を前記設定情報に従って読み取るためのスキャナ部と、前記スキャナ部で読み取った原稿の画像信号を、前記設定情報に従い画像処理する画像処理部と、前記画像処理部で生成された画像データを展開するためのビットマップメモリと、前記ビットマップメモリに展開された画像データを、前記設定情報に従い指定のパソコンに送信するスキャナ送信手段と、ビットマップメモリに展開された画像データから画素を間引いて縮小した縮小画像データと当該画像データを読み取るときに設定した設定情報とを関連付けて設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段とを有することを特徴とする請求項7に記載の画像形成装置。
  9. 前記原稿が複数枚に渡る一連の原稿の場合は、そのうち代表の1枚の縮小画像のみを設定情報記憶部に格納する設定情報記憶部制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至8に記載の画像形成装置。
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