JP2010212913A - 画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザのニーズに応じた出力編集を得ることができる。
【解決手段】画像形成装置は、入力画像群を動作設定に従い装置外に出力すると共に、該入力画像群を内部記憶装置に蓄積する際、該入力画像群を動作設定内の画像編集設定に従って画像編集処理することなく該内部記憶装置に蓄積し、該内部記憶装置に蓄積した蓄積画像の付加情報として、該動作設定を蓄積する画像形成装置であって、前記蓄積画像を再出力する際の画像処理領域である画像編集サイズを、画像蓄積時の出力サイズと画像蓄積時の集約面数と再出力時の集約面数とに基づき算出する手段と、前記蓄積画像について、算出した前記画像編集サイズに対応させる画像編集処理を行い、該画像編集サイズを出力サイズとして再出力を実施する手段と、有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、画像形成装置の技術に関する。
従来、プリンタ、コピー、ファクシミリ、スキャナなどの各装置の機能を1つの筐体内に収納した画像形成装置(以下、複合機という。)が知られている。また、画像形成装置において入力処理された画像データを一度蓄積しておき、利用者の要望に応じて蓄積された画像データを利用し再出力するための技術がいくつか提案されている。例えば、特許文献1では、画像の再利用性を高める目的で、入力画像データに対して画像処理を行い、画像領域か文字領域化かに応じて分離された像域分離データを取得して、画像データと共に取得した像域分離データを付加してHDD(Hard Disk Drive)に蓄積する。そして、出力時に蓄積された像域分離データを用いて各像域に対して異なるパラメータで画像処理を、画像データに対して行う。また、この画像処理を行う際に、パラメータは、再利用時に出力先の用途に最適化するように決められる構成が開示されている。
ところで、前回出力で原稿画像サイズが出力サイズと異なるときにN集約設定を解除した場合、ユーザが前回出力サイズの出力を期待しているのにもかかわらず、原稿サイズ又は前回出力サイズで出力されてしまうという問題がある。
また、仕上がり系編集機能(例えば、印字)における画像編集処理についても課題が残っており、画像処理領域は原稿画像と同じサイズとして処理されてしまい、原稿画像サイズと転写紙サイズが異なる場合ユーザは必ずしも所望の出力を得ることができないという問題もある。
そこで、本発明では、ユーザのニーズに応じた出力編集が得られる画像形成装置を提供することを目的とする。
開示の画像形成装置では、画像編集機能を原稿画像に対して行うものと出力に対して行うもの(例えば、仕上がり系編集)に分類した上で出力に対して行う編集機能の画像処理領域を「画像編集サイズ」として設け、集約、非集約を加味し算出することにより、コピー蓄積時に画像処理を一切施さない画像を蓄積し、新たに画像編集設定を追加することが可能な画像形成装置において仕上がり系編集機能を集約の有無に応じてユーザの所望するように処理することができ、最適な転写紙を選択することが可能となる。
また、開示の画像形成装置では、「画像編集サイズ」をユーザが任意のサイズに変更可能な手段を有することにより、出力サイズより少し小さいエリアで画像処理を行いたいようなニーズにも応えることができる。
また、開示の画像形成装置では、再出力時に出力サイズを変更した場合、「画像編集サイズ」も自動で変更されることにより、ユーザが指定した出力サイズに対して画像処理を施すことが可能となる。
また、開示の画像形成装置では、再出力時に出力サイズを変更した場合、「画像編集サイズ」も変更するかそのままとするか選択可能にすることにより、出力サイズ全体に画像処理を施すニーズとユーザが所望のエリア(出力サイズより少し小さいエリアで画像処理を行いたいような場合)に画像処理を施すニーズを選択できる。
また、開示の画像形成装置では、変更後の出力サイズが「画像編集サイズ」より小さい場合には強制的に出力サイズと同じサイズの「画像編集サイズ」に変更することにより、出力サイズを変更した場合に前にユーザが「画像編集サイズ」の変更を行っていても画像欠けすることなく出力が可能となる。
開示の画像形成装置では、ユーザのニーズに応じた出力編集を得ることが出来る。
画像形成装置の制御コンポーネント構成例を示す図である。 条件設定のシーケンスを示す図である。 条件設定後の画面例を示す図である。 ジョブ生成と生成されたジョブの接続処理のシーケンスを示す図である。 各フィルタに実行が行われたときの処理のシーケンスを示す図である。 再出力条件保管の処理のシーケンスを示す図である。 永続化データの一例を示す図である。 原稿、出力物、および蓄積画像の一例を示す図である。 文書一覧を表示する処理のシーケンスを示す図である。 保管文書一覧の表示例を示す図である。 再出力条件展開処理のシーケンスを示す図である。 文書が印刷されるまでの流れを示す図である。 画像編集サイズ情報を説明する図である。 ジョブの再出力条件を展開後、集約を解除し、ジョブを実行した場合の振る舞いを説明する図である。 ジョブの再出力条件を展開後、給紙段をユーザ指定し、ジョブを実行した場合の振る舞いを説明する図である。 印刷フィルタの画像編集サイズ決定アルゴリズムの一例を示す図である。 印刷フィルタの画像編集サイズ決定アルゴリズムの一例を示す図である。 印刷フィルタの画像編集サイズ決定アルゴリズムの一例を示す図である。 初期設定操作の画面例を示す図である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
<コンポーネント構成>
実施例で用いる画像形成装置の制御コンポーネント構成を図1に記す。図1中のコンポーネントの主な責務は以下の通りである。
マルチ文書アクティビティ10は、複数コンポーネント(特にフィルタ)を組み合わせて、主に文書操作系のサービスを実現するアプリケーションである。読取フィルタ20は、画像形成装置のスキャナデバイスを制御することで原稿読取を読み取り、機器内で取り扱い可能な形で画像データを生成する画像入力機能を提供する。編集フィルタ30、50は、画像形成装置内の図示しない画像処理ユニット(IPU)を制御することで画像編集処理機能を提供する。印刷フィルタ40は、画像形成装置のプロッタデバイスを制御することで、機器内で加工された画像データを紙などの媒体に転写することによって機器外に出力する画像出力機能を提供する。
インフォメーション(書誌情報)80は、リポジトリサービス90が持つ書誌情報に対するCRUD機能をユーザにサービスとしてユーザに提供するアプリケーションである。保管文書読出フィルタ60は、画像形成装置の記憶デバイスを制御することで永続化されている画像データ(保管文書)を取り出す機能を提供するコンポーネントである。保管文書登録フィルタ70は、画像形成装置の記憶デバイスを制御することで画像データを永続化する(保管文書化)機能を提供するコンポーネントである。
上記コンポーネントの内部にはそれぞれ「UI」モジュールと「ロジック」モジュールが存在しており、画面表示やキー押下に対する振る舞いは「UI」モジュール、動作設定可否判断や、ジョブ制御は「ロジック」モジュールで実施している。
リポジトリサービス90は、画像形成装置の記憶デバイスに永続化された画像データを保管文書としてユーザに認識させるための情報(書誌情報)を管理する機能(CRUD)を提供するコンポーネントである。データ管理90は、装置内のHDD、NV−RAMなどに装置を制御するために永続的に記憶する情報を管理するコンポーネントである。次にコピーしながら蓄積を行う場合を取り上げる。
<条件設定の処理の流れ>
次に、条件設定の説明を行う。図2にシーケンスを示す。ここでは、「ページ印字」と「集約」とを設定する場合を示している。
「ページ印字」の設定は編集UI上にボタンが表示されているため、キー押下すると編集UIを経由して編集フィルタロジックに対して「条件設定」が行われる。「集約」の設定は印刷UI上にボタンが表示されているため、キー押下すると印刷UIを経由して印刷フィルタロジックに対して「条件設定」を行う。
続いて、文書保管の為の設定について説明する。ここでは、保管文書の文書名の設定を行っている。他の設定の場合と同じように、操作部デバイス110から保管文書登録UIを経由して保管文書登録ロジックに「条件設定」を実施する。条件設定後の画面は図3となる。
<コピー蓄積動作の流れ>
ユーザは条件設定を終えたら、スタートキーを押下して実行する。スタートキー押下後、コピー蓄積が実行される処理を説明していく。ジョブ生成と生成されたジョブの接続処理について説明を行う。図4にシーケンスを示す。
操作部デバイス110からマルチ文書アクティビティ10に「実行」を実施する。実行を受けて、マルチ文書アクティビティ10は、実行時の条件により生成すべきジョブを判断し、必要なジョブの生成を行う。コピー蓄積なので、利用するフィルタは、読取フィルタ20、編集フィルタ30、50、印刷フィルタ40、保管文書登録フィルタ70に対してそれぞれ「ジョブ生成」を行う。必要なフィルタのジョブが生成されたら入力→出力に接続されるように画像の要求元と要求先の関連付けを行う。
フィルタは、ここで関連付けられた画像要求先(フィルタ)から画像を受け取って自コンポーネントでの処理を実施することになる。フィルタ間の接続処理が終ると、マルチ文書アクティビティ10は各フィルタに対して「実行」を実施する。再出力条件の保管については別途後述する。
次に、各フィルタに実行が行われたときの処理を説明する。図5にシーケンスを示す。実行指示を受けたフィルタはパイプを仲介して関連付けされた要求先フィルタに対して画像取得要求を行い、取得できた画像に対し、順次処理を施していく。処理済みの画像は、パイプを経由して順次要求元フィルタに流していく。要求先フィルタから得られる画像をすべて取得し、要求元フィルタへ流し終えるとジョブ終了となる。
<コピー蓄積時の再出力条件を保存する流れ>
次に、再出力条件保管の処理を説明する。図6にシーケンスを示す。再出力条件には「ジョブに付随するもの」(ジョブ再出力条件)と「ページに付随するもの」(ページ再出力条件)とがあり、文書内の画像群の全てに適用される動作モードをジョブ再出力条件といい、出力する各画像に対する動作モードをページ再出力条件という。例えば、画像1ページずつをどのような用紙サイズで印刷出力するかという情報はページ再出力条件に該当し、それらページ再出力条件に従って印刷出力する動作モード「自動用紙選択」はジョブ再出力条件に該当する。
ジョブ再出力時条件の保管は、スタートキーが押下された後、コピー蓄積を実現するためのパイプとフィルタの接続が終了した後に実施される。まず、マルチ文書アクティビティは、保管文書と出力条件の関連づけを行うために、保管文書登録に対し「ジョブ再出力条件を追加する」を行う。また、ジョブ再出力条件は蓄積した保管文書を印刷する際に用いるものであるため入力に関する設定内容は保管対象とならない。
「ジョブ再出力条件を追加する」を行うと、条件セットのIDが返ってくる。マルチ文書アクティビティ10にてこのIDを指定して各フィルタの条件を保管することにより、各フィルタのジョブ及びページの再出力条件を一つのIDでグルーピングする。ここでは、編集と印刷に関するジョブ再出力条件を同じ条件セットIDで保管することになる。これを行うために、マルチ文書アクティビティ10は「条件を保管する」を実施して、編集、印刷の条件を永続化する。編集は「条件を保管する」を受けると、条件内に保持している各設定パラメータをデータ管理に永続化するよう指示する。データ管理100によってデータの永続化が完了すると永続化データに対する、保管IDが取得できる。
編集の条件を永続化し終えたら、永続化したときに取得した保管IDと条件セットIDを関連付けて保管するために、少なくとも条件セットIDと保管ID、そして保管対象のコンポーネント名を指定して「再出力条件を設定する」を実施する。印刷の場合も同様である。印刷についても実施し終えたらジョブ再出力条件の保管は終了となる。
ページ再出力条件は、コピー蓄積動作において、ユーザ操作によって条件変更が発生する度に、記憶されるが、ジョブ再出力条件とは異なり、条件変更前までの画像との関連付けが行われる。以上の処理が実施されると図7のような永続化データが出来上がる。永続化データは書誌情報、画像、再出力条件から構成されており、再出力条件は各アクティビティ、フィルタにより記憶すべきデータが異なる。アクティビティは各フィルタの保管ID、フィルタは自身の動作条件となる。本例での原稿と出力物、蓄積画像の図を図8に示す。
次に、あらかじめ機器に保管された文書を出力する際の処理を説明する。
<文書一覧表示の流れ>
まずは、文書一覧について説明する。図9にシーケンスを示す。まず、操作部デバイス110からマルチ文書アクティビティ10に対して「文書一覧キー押下」が実施される。これを受け、マルチ文書アクティビティUIは保管文書読み出しUIに対して、保管文書読み出しUIは保管文書読出フィルタ60に対し「文書一覧要求」を実施する。
「文書一覧要求」を受けると、保管文書読出フィルタ60は、文書検索のために書誌情報リポジトリサービス90に対して検索を実施する。書誌情報リポジトリサービス90は、設定された検索条件に基づいてデータ管理に対して「検索」を実施する。検索の結果、条件に合う保管データが取得できるとそれらを保管文書読出フィルタ60に返す。
書誌情報群が得られたら、保管文書読出フィルタ60は保管文書読み出しUIへ、保管文書読み出しUIはマルチ文書アクティビティUIへ通知する。これで、図10に示すような保管文書一覧が表示される。
<文書を選択して再出力条件を展開する流れ>
続いて、再出力条件展開処理について説明する。図11にシーケンスを示す。保管文書一覧にて、出力したい文書を選択すると、操作部デバイス110から保管文書読み出しUIに対して文書が選択されたことを知らせる。保管文書読み出しUIは同様に、「文書選択」を実施して保管文書読出フィルタ60に文書が選択されたことを知らせる。
保管文書読出フィルタ60は、書誌情報リポジトリサービス90に対して「文書参照」を実施して選択された文書の詳細情報を読み出す。書誌情報リポジトリサービス90は、データ管理100に対して「参照」を実施する。保管文書読出フィルタ60は、書誌情報リポジトリサービス90から得られた保管IDをもとに(シーケンスには図示していないが)書誌情報の取得を実施する。
このとき受け取った保管IDは、この後行われる再出力条件を展開するときのために、一時的に保持しておく。そして、その際、保管文書に紐付く再出力条件があるかどうかを確認する。再出力条件が保管されていた場合、保管文書読み出しUIは、再出力条件を展開するか否かを画面表示してユーザに促す。
ユーザが再出力条件を展開するよう指示すると、操作部デバイス110から保管文書読み出しUIに対し、「再出力条件展開」が実施される。これを受けると、同様に保管文書読み出しUIは、保管文書読出フィルタ60に対して「ジョブの再出力条件展開」を実施する。
保管文書読出フィルタ60は、保持しておいた保管ID(1)で管理されている書誌情報80から展開対象の条件の保管IDを取り出す(→保管ID(編集:65)、保管ID(印刷:52))。保管文書読出フィルタ60は、これを「ジョブの再出力条件展開」通知によって、ジョブの再出力条件を展開する必要性が発生したことを通知する。通知を受けると、マルチ文書アクティビティ10は、保管文書読出フィルタ60から渡された保管ID(→保管ID(編集:65)、保管ID(印刷:52))を使ってそれぞれのジョブの再出力条件を展開する。
マルチ文書アクティビティ10は、編集フィルタ30、50に対して保管ID(65)を指定して「条件復元」を実施する。編集フィルタ30、50は、データ管理100に対し、「参照」を実施して保管ID(65)で永続化されている条件を読み出す。ページ再出力については、対象となる画像データを保管文書読出フィルタ60から編集フィルタ30、50に通知する際に後段フィルタに通知される。
<第1の実施例>
次に文書が印刷されるまでの流れを図12で示す。本実施例では、コピー蓄積の際に、
・変倍
・集約
・ページ印字
を実施した場合の例である。
はじめに文書一覧より文書を選択後、スタートキーを押下すると、保管文書読出フィルタ60、編集フィルタ30、50、印刷フィルタ40が実行指示を受ける(1〜4)が、このタイミングで保管文書読出フィルタ60から1ページ目に該当するページ再出力条件がマルチ文書アクティビティ10を介して、編集フィルタ30、50、印刷フィルタ40に通知される(5〜8)。
編集フィルタ30、50、印刷フィルタ40では受信したページ再出力条件を保持し、次のページ再出力条件が通知されるまでの間、前段フィルタから通知される画像データに対して、このページ再出力条件に従った処理を実行することになる。
本実施例では、印刷フィルタ40から編集フィルタ30、50に対して、集約数や印刷カラーを通知しているが、これは、実際の画像処理においては編集フィルタ30、50で実施しているためである。特に印刷フィルタ40にて集約が設定されている場合は、ページ再出力条件の出力サイズ(A3)を2分割したサイズ(A4)を「画像編集サイズ情報」として編集フィルタ30、50に通知する(7)。マルチ文書アクティビティ10から編集フィルタ30、50、印刷フィルタ40に対してページ再出力条件が通知されると、保管文書読出フィルタ60は画像データを編集フィルタ30、50に通知する(9、10)。
ここで、編集フィルタ30、50内の画像編集処理について説明する。編集フィルタ30、50内の画像編集処理は、図12の通り、「原稿画像編集」「仕上がり編集」「集約面付け」に分かれる。「原稿画像編集」では、蓄積していた画像データそのものを編集する処理を実施する。例えば変倍、手動濃度、自動濃度、色消去などが該当する。
「仕上がり編集」では、印刷フィルタ30、50から通知された画像編集サイズ情報内の画像編集サイズに画像データを配置し、画像編集サイズを基準にページ印字などの画像処理を実施する。「仕上がり編集」にはページ印字、アンダーカラー、綴じ代などが該当し、これらは画像編集サイズの範囲内で実現される。
「集約面付け」では、画像編集サイズ情報の位置情報に従って、出力サイズ内に画像編集サイズ分のデータを集約数分貼り付ける。結果得られた出力サイズ分の画像データが編集フィルタから印刷フィルタに通知され、印刷フィルタ30、50にて印刷出力される。
ここで「画像編集サイズ情報」について述べる。画像編集サイズ情報とは、図13に示す
・画像編集サイズ原点
・画像編集サイズ縦幅
・画像編集サイズ横幅
で構成される情報である。
前述の通り、ジョブの再出力条件に「集約」が指定されている場合、画像編集サイズは用紙サイズを長辺方向に2分割したエリアになり、
・画像編集サイズ原点:(0、0)
・画像編集サイズ縦幅:ページ再出力条件の出力サイズの縦幅
・画像編集サイズ横幅:ページ再出力条件の出力サイズの横幅÷2
となるが、この画像編集サイズをジョブ実行前に予めユーザ設定操作をすることができる。
<文書を選択して再出力条件を展開する流れ>において、ジョブの再出力条件を展開後、集約を解除し、ジョブを実行した場合の振る舞いを、図14を用いて述べる。この場合、印刷フィルタ40では「再出力条件に集約設定があったにも関わらず、集約OFFの設定変更が発生している」ことを検知し、出力サイズ情報、及び画像編集サイズ情報としてページ再出力条件の出力サイズ(A3)を2分割したサイズ(A4)を通知する。
ここで、印刷フィルタ40から編集フィルタ30、50に通知される集約数が1であるため、編集フィルタ30、50の「集約面付け」は実行されず、画像編集サイズのデータを画像編集サイズ情報の位置情報に従って出力サイズに貼り付ける。
<第2の実施例>
<文書を選択して再出力条件を展開する流れ>において、ジョブの再出力条件を展開後、給紙段をユーザ指定し、ジョブを実行した場合の振る舞いを、図15を用いて述べる。文書を選択してジョブの再出力条件を展開すると、印刷する用紙の動作設定は「自動用紙選択」になっている。
この状態で任意に給紙段を選択した場合(0)、印刷フィルタ40はマルチ文書アクティビティ10から通知されるページの再出力条件を適用せずに、ユーザ指定された給紙段の用紙サイズを出力サイズにするが、ジョブの再出力条件において集約が設定されているため、出力サイズを集約数で分割したサイズを画像編集サイズ、出力サイズとして編集フィルタに通知する(7)。
上述の通り、印刷フィルタ40から編集フィルタ30、50に通知する画像編集サイズ情報は、ユーザ指定で集約機能をON/OFFした場合、給紙段の選択状態によって異なる。これら印刷フィルタの画像編集サイズ決定アルゴリズムは、図16、図17、図18になる。図16はジョブの再出力条件展開後、ユーザ操作で集約設定をONにした場合の画像編集サイズ決定法である。集約をONした場合、自動用紙選択の状態になっていれば、画像編集サイズはページ再出力条件の出力サイズを集約数で分割したものになる。逆に自動用紙選択ではなく、手動で給紙段を選択している場合は、選択給紙段の用紙サイズを集約数で分割したものが画像編集サイズになる。
図17はジョブの再出力条件展開後、ユーザ操作で集約設定をOFFにした場合の画像編集サイズ決定法である。集約をOFFにした場合、自動用紙選択の状態になっており、かつ再出力条件の集約ONになっている場合は、画像編集サイズはページの再出力条件の出力サイズを集約数で分割したものになる。また、自動用紙選択の状態になっており、かつ再出力条件の集約がOFFになっている場合は、画像編集サイズはページ再出力条件の出力サイズになる。自動用紙選択ではなく、手動で給紙段を選択している場合は、画像編集サイズは選択給紙段の用紙サイズになる。
図18は、ジョブの再出力条件を展開後、手動で給紙段を選択した場合の画像編集サイズ決定法である。手動で給紙段を選択した場合、集約設定がOFFであれば、画像編集サイズが選択給紙段サイズになる。集約設定がONである場合は、選択給紙段サイズを集約数で分割したサイズが画像編集サイズになる。さらに、図18に示すとおり、画像編集サイズをユーザ指定した後、給紙段を変更した場合に画像編集サイズもそれに応じて変更するか否かを初期設定にて指定できる。そのときの初期設定操作は図19である。また、画像編集サイズをユーザ指定した後、給紙段を変えた場合、画像編集サイズが給紙段サイズに収まらない場合は、給紙段サイズに収まるよう画像編集サイズが補正される(図18)。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
10 マルチ文書アクティビティ
20 読取フィルタ
30、50 編集フィルタ
40 印刷フィルタ
60 保管読出フィルタ
70 保管登録フィルタ
80 書誌情報
90 書誌情報リポジトリサービス
100 データ管理
110 操作部デバイス
特開2004−112140号公報

Claims (5)

  1. 入力画像群を動作設定に従い装置外に出力すると共に、該入力画像群を内部記憶装置に蓄積する際、該入力画像群を動作設定内の画像編集設定に従って画像編集処理することなく該内部記憶装置に蓄積し、該内部記憶装置に蓄積した蓄積画像の付加情報として、該動作設定を蓄積する画像形成装置であって、
    前記蓄積画像を再出力する際の画像処理領域である画像編集サイズを、画像蓄積時の出力サイズと画像蓄積時の集約面数と再出力時の集約面数とに基づき算出する手段と、
    前記蓄積画像について、算出した前記画像編集サイズに対応させる画像編集処理を行い、該画像編集サイズを出力サイズとして再出力を実施する手段と、有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1の画像形成装置において、再出力時に算出される前記画像編集サイズをユーザが任意のサイズに変更可能な手段を有することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1又は2の画像形成装置において、再出力時に出力サイズを変更できる手段を有し、該手段にて出力サイズを変更した場合、前記画像編集サイズも対応して変更されること特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項3の画像形成装置において、再出力時に出力サイズを変更した場合、前記画像編集サイズを変更するか否かについて選択可能であること特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項4の画像形成装置において、再出力時に出力サイズを変更した場合、前記画像編集サイズを変更しない場合であっても、変更後の出力サイズが前記画像編集サイズより小さい場合には出力サイズと同じサイズの前記画像編集サイズに変更することを特徴とする画像形成装置。
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