JP3833392B2 - 画像記録装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、画像記録装置に関し、特に、記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着用ヒータにより加熱された定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行うプロッタを備えた、複写機、プリンタ装置、ファクシミリ装置等の画像記録装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像記録装置としてファクシミリ装置を例に挙げると、ファクシミリ装置は、動作に必要な所定電圧の電力を電源出力として装置各部に供給するための電源供給手段として、PSU(パワーサプライユニット)を備えている。
【0003】
そのPSUは、入力される商用の交流電源等の外部電源からの電力を制御して得た電源出力を装置各部に出力する。しかし、前記外部電源の入力電圧が定格電圧(例えば、実効値で100V)から大きく外れて、前記定格電圧よりも高くなりすぎると、前記PSUには過負荷がかかった状態となる。
【0004】
特に、ファクシミリ装置が、受信画情報やスキャナにより読み取った画像などの記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着用ヒータにより加熱された定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行う、電子写真方式のプロッタを備えたものである場合、定着用ヒータに対しても、電力を供給しなければならず、また、定着用ヒータは、消費電力量が他の装置構成要素と比較して多い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
そのため、もし、コピー動作中や、ファクシミリ受信中等のプロッタが動作している間や、プロッタが動作していないときでも定着部を所定の定着温度に維持するために、定着用ヒータに対してPSUから電力を供給している最中に、前記外部電源の入力電圧が前記定格電圧から大きく外れた異常な高電圧になってしまうと、前記PSUに過大な負荷がかかり、前記PSUが故障してしまったり、定着用ヒータの異常発熱により破損や、その異常発熱に起因する周辺プロッタ系の熱故障が発生してしまうという問題がある。
【0006】
電力事情の安定している我が国においては、前記PSUに供給される外部電源としての商用電源の電圧は、比較的安定しているが、海外には、いまだ商用電源の電圧変動が大きい地域があり、そのような電圧が不安定な地域にファクシミリ装置を設置して使用する場合には、上記問題点は現実的なものとなる。
【0007】
特開昭61−822号公報に見られる「電源電圧変動警告表示付き電子機器」のように、電源電圧の変動を検出し、その検出電圧値が所定値を超えた場合に異常発生を警告表示する回路を備えることにより、各種の電子機器における電源変動を検知可能にしてその信頼性を向上するようにした技術も提案されている。
【0008】
しかし、その提案技術のように、電源電圧が変動して所定値を越えたことを警告表示するのみでは、ファクシミリ受信動作時やコピー動作時におけるPSU等の故障の発生を防止することはできない。
【0009】
本発明は係る事情に鑑みてなされたものであり、外部電源の電圧変動に起因して定着用ヒータに電力を供給する電源供給手段等の故障の発生を防止できる信頼性の高い画像記録装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の画像記録装置は、記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行うプロッタと、前記定着部を加熱する定着用ヒータとを備えた画像記録装置において、入力される外部電源からの電力を通常時においては所定のオン時間でオン/オフ制御してヒータ用電源として前記定着用ヒータに供給するヒータ用電源供給手段と、前記外部電源の入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、その入力電圧検出手段が検出する前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下か否かを検出する入力電圧監視手段と、その入力電圧監視手段が、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でないと検出している間は、前記ヒータ用電源供給手段でのオン/オフ制御におけるオン時間を前記所定のオン時間よりも短い時間に設定すると共に、前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータを「禁止」に設定する異常電圧対応手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
請求項2記載の画像記録装置は、記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行うプロッタと、前記定着部を加熱する定着用ヒータとを備えた画像記録装置において、入力される外部電源からの電力をオン/オフ制御してヒータ用電源として前記定着用ヒータに供給するヒータ用電源供給手段と、機能オンが設定されると、前記ヒータ用電源供給手段が前記定着用ヒータに供給する電力を前記外部電源の入力交流電圧の瞬時電圧が所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えている期間中は遮断する過電圧遮断手段と、前記外部電源の入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、その入力電圧検出手段が検出する前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下か否かを検出する入力電圧監視手段と、その入力電圧監視手段が、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でないと検出している間は、前記過電圧遮断手段の機能をオンに設定すると共に前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータを「禁止」に設定する異常電圧対応手段とを備えたことを特徴とする。
【0012】
請求項3記載の画像記録装置は、請求項1または2のいずれかに記載の画像記録装置において、前記入力電圧監視手段により前記入力電圧が前記所定の上限電圧値以下でないことが検出されている間は入力電圧が異常である旨を出力する出力手段を更に備えたことを特徴とする。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0015】
先ず、図1に本発明の実施の形態に係る画像記録装置としてのファクシミリ装置1のブロック構成を示す。
【0016】
同図において、ファクシミリ装置1は、システム制御部2、ROM3、RAM4、スキャナ部5、プロッタ部6、PSU7、操作表示部8、タイマ9、画像メモリ10、符号化復号化部11、モデム12、網制御部13、及び、システムバス14により構成されている。
【0017】
ここで、システム制御部2は、ROM3書き込まれた制御プログラムに従って、RAM4を作業領域として使用しながら、装置各部を制御するマイクロコンピュータである。
【0018】
ROM3は、前述したように、システム制御部2が上記装置各部を制御するための制御プログラムが記憶されているリードオンリメモリである。RAM4は、前述したようにシステム制御部2の作業領域として使用されるランダムアクセスメモリである。
【0019】
スキャナ部5は、3.85本/mm、7.7本/mm、15.4本/mm等の所定の読み取り線密度で原稿画像を読み取って画像データを得るためのものである。プロッタ部6は、受信した画像を、その線密度に応じて記録出力したり、スキャナ部5で読み取った画像を、その線密度に応じて記録出力(コピー動作)するためのものである。
【0020】
なお、プロッタ部6は、記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着用ヒータである、後述するハロゲンランプヒータ6aにより加熱された図示しない定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行う、電子写真方式のプロッタである。
【0021】
PSU7は、入力される外部電源としての商用交流電源からの電力を変換して得た電源出力を装置各部に供給するためのものであり、後述するプロッタ6のハロゲンランプヒータ6aを駆動するためのヒータ用交流電源Vhと、ヒータ6a以外の装置各部を動作させるための駆動電源Vdとの2系統の電源出力を有している。なお、PSU7の内部構成については後述する。
【0022】
操作部表示部8は、宛先電話番号を指定するためのテンキー、スタートキー、ワンタッチダイヤルキー、及び、その他各種設定キーが配設され、ユーザによる各種操作を受け入れると共に、液晶表示装置等の表示器を備え、ユーザに知らせるべき装置の動作状態や、各種メッセージを表示するものである。また、操作表示部8には、図2に示すように、点灯状態が、電源電圧異常、すなわち、商用交流点源Pの入力電圧の異常を示す、発光ダイオード8aが配設されている。
【0023】
タイマ9は、システム制御部2により設定された時間が経過する毎にシステム制御部2に対してタイマ割込みを行うものである。画像メモリ10は、スキャナ部5で読み取った画像データを、ファイルとして一時的に蓄積したり、受信した画像データを、ファイルとして一時的に蓄積したりするためのものである。
【0024】
符号化復号化部11は、送信画像データを、G3ファクシミリに適合する、MH符号化方式やMR符号化方式等の所定の符号化方式で符号化圧縮する一方、受信画像データをMH符号化方式やMR符号化方式に対応する所定の復号化方式で復号伸長するものである。
【0025】
モデム12は、G3ファクシミリモデムであり、送信データを変調する一方、受信データを復調するものである。また、モデム12は、入力されたダイヤル番号に対応してDTMF信号の送出も行う。網制御部13は、電話回線20に接続されて、回線の直流ループの閉結・解放や、回線の極性反転の検出、回線解放の検出、発信音の検出、ビジートーン(話し中)等のトーン信号の検出、呼出信号の検出等の回線との接続制御や、ダイヤルパルスの生成を行うものである。システムバス14は、上記各部がデータをやり取りするための信号ラインである。
【0026】
PSU7の内部構成について、図3に示す。同図において、外部電源としての商用交流電源Pからの交流電圧はフューズFを介して交流/直流低電圧変換部31、及び、ヒータ電源ON/OFF部32に入力される。交流/直流低電圧変換部31においては、商用交流電源Pからの交流電圧が直流定電圧の駆動用電源dに変換されて、プロッタ部6のハロゲンランプヒータ6a以外の装置各部に供給される。ヒータ電源ON/OFF部32においては、商用交流電源Pからの交流電圧がON/OFF制御されて、ヒータ用交流電源Vhとして、プロッタ部6のヒータ6aに供給される。
【0027】
また、入力電圧検出回路30は、商用交流電源Pの入力電圧の実効値をA/D変換して得た入力電圧検出信号Vinをシステムバス14を介してシステム制御部2に通知するためのものである。
【0028】
図4に、ヒータ電源ON/OFF部32の構成を示す。同図において、商用交流電源PからのAC入力は、トライアックTを介してヒータ6aに供給される。トライアックTは、フォトトライアックPT内の発光ダイオードの点灯によりONされ、消灯によりOFFされる。フォトトライアックPT内の発光ダイオードの点灯/消灯は、駆動電源VdのトランジスタQ1のON/OFFにより制御される。トランジスタQ1のON/OFFは、比較器CPの非反転入力端子(+)の入力電圧が、反転入力端子(−)の入力電圧を越えるとONされ、越えないとOFFされる。比較器CPの非反転入力端子(+)には、駆動電源Vdに抵抗R2を介して接続されたツェナダイオードZD2の電圧がコンデンサC2により安定化されたものが入力される。また、比較器CPの反転入力端子(−)には、駆動電源Vdに抵抗R2を介して接続されたツェナダイオードZD2の電圧がコンデンサC2により安定化されたものが抵抗3及び抵抗R4により分圧された電圧が入力される。だたし、抵抗R3と抵抗R4との間には、フォトカプラPC内のフォトトランジスタが介在し、比較器CPの反転入力端子(−)には、商用交流電源PからのAC入力が所定範囲を越えた場合に点灯するフォトカプラPC内の発光ダイオードが、点灯したときにだけ、抵抗3及び抵抗R4により分圧されたツェナダイオードZD2の電圧が入力される。また、負論理の電圧制限信号のLow/Highにより、抵抗R4に並列接続されたトランジスタQ3がOFF/ONされ、電圧制限信号がHighでトランジスタQ3がONされると、抵抗R4が短絡される。また、負論理のON/OFF信号のLow/Highにより、ツェナダイオードZD2に並列接続されたトランジスタQ2がOFF/ONされ、ON/OFF信号がHighでトランジスタQ3がONされると、ツェナダイオードZD2が短絡される。
【0029】
つまり、ON/OFF信号がON(Low)の場合には、ツェナダイオードZD2の電圧が、比較器CPの非反転入力端子(+)に入力され、比較器CPの出力はHighとなり、トランジスタQ1がONしてフォトトライアックPTがONとなり、トライアックTがONしてAC入力がヒータ6aに供給される。逆に、ON/OFF信号がOFF(High)の場合には、ほぼグラウンドレベルの電圧が、比較器CPの非反転入力端子(+)に入力され、比較器CPの出力はLowとなり、トランジスタQ1がOFFしてフォトトライアックPTがOFFとなり、トライアックTがOFFしてAC入力のヒータ6aへの供給が停止される。
【0030】
また、電圧制限信号がON(Low)の場合には、商用交流電源PからのAC入力が所定範囲を越えた場合に点灯するフォトカプラPC内の発光ダイオードが点灯したときには、抵抗3及び抵抗R4により分圧されたツェナダイオードZD2の電圧が入力され、比較器CPの反転入力端子(−)に入力され、フォトカプラPC内の発光ダイオードが消灯したときには、ほぼグラウンドレベルの電圧が比較器CPの反転入力端子(−)に入力される。つまり、電圧制限信号がON(Low)の場合には、商用交流電源PからのAC入力が所定範囲を越えない場合にのみ比較器CPの出力はHighとなり、トランジスタQ1がONしてフォトトライアックPTがONとなり、トライアックTがONしてAC入力がヒータ6aに供給される。逆に、電圧制限信号がOFF(High)の場合には、商用交流電源PからのAC入力の電圧範囲に関わらず、ほぼグラウンドレベルの電圧が比較器CPの反転入力端子(−)に入力される。つまり、電圧制限信号がOFF(High)の場合には、商用交流電源PからのAC入力の電圧範囲に関わらず、比較器CPの出力はON/OFF信号のLow/Highに応じてHigh/Lowとなり、トランジスタQ1がON/OFFしてフォトトライアックPTがON/OFFとなり、トライアックTがON/OFFしてAC入力がヒータ6aに供給され、または、供給が停止される。
【0031】
次に、以上のように構成されるファクシミリ装置1において行われる本発明に係る各処理手順ついて説明する。
【0032】
先ず、入力電源電圧確認処理手順について、図5を参照して説明する。なお、同図に示す処理手順は、タイマ9からの一定時間毎のタイマ割込みがある毎に、他の処理を実行中であっても定期的に行われるものである。
【0033】
同図において、システム制御部2は、タイマ割込みがあると先ず、PSU7からの入力電圧検出信号Vinを確認する(処理101)。そして、入力電圧検出信号Vinが、所定の上限電圧値Vmax(例えば110V)以下の許容範囲内にあるかを判断する(判断102)。許容範囲内にある場合(判断102のYes)には、電圧異常フラグFを0にリセットし(処理103)、許容範囲外である場合(判断102のNo)、すなわち、入力電圧検出信号Vinが、所定の上限電圧値Vmax以上の場合には、電圧異常フラグFに1をセットする(処理104)。電圧異常フラグFは、RAM4に記憶され、システム制御部2は、RAM4を随時読み出すことで、現在商用交流電源Pの入力電圧が許容範囲内で正常なのか、許容範囲外で異常なのかを知ることができる。
【0034】
次に、ファクシミリ装置1における第1、第2及び第3実施形態に係るヒータ制御手順について説明する。
【0035】
先ず、第1実施形態に係るヒータ制御手順について、図6を参照して説明する。
【0036】
同図において、システム制御部2は、PSU7のヒータ電源ON/OFF部32に与える電圧制限信号をHighにして電圧制限は行わない状態で、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をHigh/Lowに切り替えることで、ハロゲンランプヒータ6aに供給されるヒータ用交流電源Vhの電力量を制御して、プロッタ部6の図示しない定着部の温度をほぼ一定に保つ定着温度制御を行いつつ、図5に示した入力電源電圧確認処理手順により随時更新されている電圧異常フラグFの値が1であるか、すなわち、現在の商用交流電源Pの入力電圧が異常であるか否かを監視する(処理201、判断202のNoループ)。
【0037】
そして、定着温度制御中に商用交流電源Pの入力電圧が異常となったために電圧異常フラグFの値が1となった場合には(判断202のYes)、ファクシミリ受信動作中やコピー動作中であるために、現在プロッタ部6が動作中であるかを判断し(判断203)、動作中でない場合には(判断203のNo)、処理205に移行するが、動作中である場合には(判断203のYes)、プロッタ部6の動作を停止してから処理205に移行する。
【0038】
処理205では、プロッタ動作禁止フラグを1にセットする。このプロッタ動作禁止フラグは、ファクシミリ受信動作やコピー動作のためにプロッタ部6を動作させようとするときに参照されるもので、システム制御部2は、プロッタ動作禁止フラグの値が1である場合には、プロッタ部6の動作開始を禁止し、プロッタ動作禁止フラグの値が0である場合には、プロッタ部6の動作開始を許可する。
【0039】
そして、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をHighにすることで、ヒータ6aへの電力供給をOFFする(処理206)。これにより、商用交流電源Pの入力電圧の異常によりPSU7が故障したり、ヒータ6aが異常加熱したり、その異常加熱によりプロッタ系の部品が破損したりすることがなくなる。
【0040】
また、入力電圧異常の旨を操作表示部8の発光ダイオード8aを点灯させることで表示出力する(処理208)。なお、入力電圧異常の旨の出力形態としては、ブザー音等の音声による出力形態であってもよい。これにより、オペレータに対して商用交流電源Pの入力電圧が現在異常であることを知らせることができる。
【0041】
処理206及び処理207は、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になるまで継続される(処理206、処理207、判断208のNoループ)。
【0042】
そして、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になると(判断208のYes)、処理207で点灯した発光ダイオード8aを消灯して、入力電圧異常の旨の表示を消すと共に(処理209)、処理205で1にセットしたプロッタ動作禁止フラグを0にリセットしてプロッタ部6の動作を許可して、処理201の定着温度制御処理に戻る。
【0043】
次に、第2実施形態に係るヒータ制御手順について、図7を参照して説明する。
【0044】
同図において、システム制御部2は、PSU7のヒータ電源ON/OFF部32に与える電圧制限信号をHighにして電圧制限は行わない状態で、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をHigh/Lowに切り替えることで、ハロゲンランプヒータ6aに供給されるヒータ用交流電源Vhの電力量を制御して、プロッタ部6の図示しない定着部の温度をほぼ一定に保つ定着温度制御を行いつつ、図5に示した入力電源電圧確認処理手順により随時更新されている電圧異常フラグFの値が1であるか、すなわち、現在の商用交流電源Pの入力電圧が異常であるか否かを監視する(処理301、判断302のNoループ)。なお、処理301における定着温度制御におけるON時間、すなわち、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をLowにしている時間は、Tonであるとする。
【0045】
そして、定着温度制御中に商用交流電源Pの入力電圧が異常となったために電圧異常フラグFの値が1となった場合には(判断302のYes)、ファクシミリ受信動作中やコピー動作中であるために、現在プロッタ部6が動作中であるかを判断し(判断303)、動作中でない場合には(判断303のNo)、処理305に移行するが、動作中である場合には(判断303のYes)、プロッタ部6の動作を停止してから処理305に移行する。
【0046】
処理305では、プロッタ動作禁止フラグを1にセットする。このプロッタ動作禁止フラグは、ファクシミリ受信動作やコピー動作のためにプロッタ部6を動作させようとするときに参照されるもので、システム制御部2は、プロッタ動作禁止フラグの値が1である場合には、プロッタ部6の動作開始を禁止し、プロッタ動作禁止フラグの値が0である場合には、プロッタ部6の動作開始を許可する。
【0047】
そして、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をLowにする時間、すなわち、ON時間を、処理301におけるTonよりも短い、Ton/2に設定して、処理301と同様の定着温度制御を行う(処理306)。これにより、商用交流電源Pの入力電圧の異常によりPSU7が故障したり、ヒータ6aが異常加熱したり、その異常加熱によりプロッタ系の部品が破損したりすることがなくなる。
【0048】
また、入力電圧異常の旨を操作表示部8の発光ダイオード8aを点灯させることで表示出力する(処理308)。なお、入力電圧異常の旨の出力形態としては、ブザー音等の音声による出力形態であってもよい。これにより、オペレータに対して商用交流電源Pの入力電圧が現在異常であることを知らせることができる。
【0049】
処理306及び処理307は、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になるまで継続される(処理306、処理307、判断308のNoループ)。
【0050】
そして、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になると(判断308のYes)、処理307で点灯した発光ダイオード8aを消灯して、入力電圧異常の旨の表示を消すと共に(処理309)、処理305で1にセットしたプロッタ動作禁止フラグを0にリセットしてプロッタ部6の動作を許可して、処理301の定着温度制御処理に戻る。なお、このとき、処理306により、ON時間は短いながらも定着温度制御が行われているため、処理301に戻ってからの定着温度制御における正規の温度への復帰を早めることができる。
【0051】
次に、第3実施形態に係るヒータ制御手順について、図8を参照して説明する。
【0052】
同図において、システム制御部2は、PSU7のヒータ電源ON/OFF部32に与える電圧制限信号をHighにして電圧制限は行わない状態で、ヒータ電源ON/OFF部32に与えるON/OFF信号をHigh/Lowに切り替えることで、ハロゲンランプヒータ6aに供給されるヒータ用交流電源Vhの電力量を制御して、プロッタ部6の図示しない定着部の温度をほぼ一定に保つ定着温度制御を行いつつ、図5に示した入力電源電圧確認処理手順により随時更新されている電圧異常フラグFの値が1であるか、すなわち、現在の商用交流電源Pの入力電圧が異常であるか否かを監視する(処理401、判断402のNoループ)。
【0053】
そして、定着温度制御中に商用交流電源Pの入力電圧が異常となったために電圧異常フラグFの値が1となった場合には(判断402のYes)、ファクシミリ受信動作中やコピー動作中であるために、現在プロッタ部6が動作中であるかを判断し(判断403)、動作中でない場合には(判断403のNo)、処理405に移行するが、動作中である場合には(判断403のYes)、プロッタ部6の動作を停止してから処理405に移行する。
【0054】
処理405では、プロッタ動作禁止フラグを1にセットする。このプロッタ動作禁止フラグは、ファクシミリ受信動作やコピー動作のためにプロッタ部6を動作させようとするときに参照されるもので、システム制御部2は、プロッタ動作禁止フラグの値が1である場合には、プロッタ部6の動作開始を禁止し、プロッタ動作禁止フラグの値が0である場合には、プロッタ部6の動作開始を許可する。
【0055】
そして、ヒータ電源ON/OFF部32に与える電圧制限信号をLowにすることで、ヒータ電源ON/OFF部32の電圧制限機能をONに設定してから(処理406)、処理401と同様の定着温度制御を行う(処理407)。
【0056】
図9に、処理406によりヒータ電源ON/OFF部32の電圧制限機能がONに設定された状態で行われる、処理407の定着温度制御により、ヒータ6aに供給されるヒータ用交流電源Vhの電圧波形を示す。
【0057】
同図において、部分的に点線を含む実線で示される入力交流電圧は、ヒータ電源ON/OFF部32の電圧制限機能により、所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えた点線の期間においては遮断されてヒータ6aには供給されない。
【0058】
これにより、商用交流電源Pの入力電圧の異常によりPSU7が故障したり、ヒータ6aが異常加熱したり、その異常加熱によりプロッタ系の部品が破損したりすることがなくなる。
【0059】
また、入力電圧異常の旨を操作表示部8の発光ダイオード8aを点灯させることで表示出力する(処理408)。なお、入力電圧異常の旨の出力形態としては、ブザー音等の音声による出力形態であってもよい。これにより、オペレータに対して商用交流電源Pの入力電圧が現在異常であることを知らせることができる。
【0060】
処理407及び処理408は、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になるまで継続される(処理407、処理408、判断409のNoループ)。
【0061】
そして、商用交流電源Pの入力電圧が正常に戻って電圧異常フラグFの値が0になると(判断409のYes)、処理408で点灯した発光ダイオード8aを消灯して、入力電圧異常の旨の表示を消すと共に(処理410)、処理406でONに設定したヒータ電源ON/OFF部32の電圧制限機能を、電圧制限信号をHighにすることでOFFに設定し、また、処理405で1にセットしたプロッタ動作禁止フラグを0にリセットしてプロッタ部6の動作を許可して、処理401の定着温度制御処理に戻る。なお、このとき、処理407により、ON/OFF信号をON(Low)にしている期間における電圧制限はあるものの、定着温度制御が行われているため、処理401に戻ってからの定着温度制御における正規の温度への復帰を早めることができる。
【0062】
なお、以上説明した実施の形態においては、ファクシミリ装置に対して本発明を適用したが、構成として定着部を含むプロッタを備え、その定着部を加熱するためのヒータ(ハロゲンランプに限定されない)を備えたものであれば、複写機、プリンタ装置等のその他の画像記録装置に対しても本発明は同様に適用可能なものである。
【0063】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でない間は、前記定着用ヒータへ電力を供給する、前記ヒータ用電源供給手段におけるオン/オフ制御のオン時間が通常時における前記所定のオン時間よりも短い時間に設定されると共に、前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータが「禁止」に設定されるため、前記外部電源の入力電圧が異常な高電圧になったための、前記ヒータ用電源供給手段の故障や、前記定着用ヒータの異常発熱により破損や、その異常発熱に起因する周辺プロッタ系の熱故障の発生を防止でき、装置の信頼性を高めることが可能となる効果が得られる。また、前記定着用ヒータには、オン時間は短縮されるものの前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でない間にも電力供給が継続されるため、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下に復帰したときにおける前記定着部の所定の定着温度への復帰時間を短縮でき、前記プロッタが迅速に記録動作可能な状態に復帰できるようになる利点がある。
【0064】
請求項2に係る発明によれば、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でない間は、前記定着用ヒータに供給させる電力が、前記外部電源の入力交流電圧の瞬時電圧が所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えている期間中は遮断されると共に、前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータが「禁止」に設定されるため、前記外部電源の入力電圧が異常な高電圧になったための、前記ヒータ用電源供給手段の故障や、前記定着用ヒータの異常発熱により破損や、その異常発熱に起因する周辺プロッタ系の熱故障の発生を防止でき、装置の信頼性を高めることが可能となる効果が得られる。また、前記定着用ヒータには、前記外部電源の入力交流電圧の瞬時電圧が所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えている期間中は遮断されるものの、その期間以外では電力供給が継続されるため、前記外部電源の入力交流電圧の瞬時電圧が所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えない範囲に復帰したときにおける前記定着部の所定の定着温度への復帰時間を短縮でき、前記プロッタが迅速に記録動作可能な状態に復帰できるようになる利点がある。
【0065】
請求項3に係る発明によれば、前記入力電圧監視手段により前記入力電圧が前記所定の上限電圧値以下でないことが検出されている間は前記出力手段により入力電圧が異常である旨が出力されるため、現在の入力電圧が許容範囲内であるのか許容範囲外であるのかをオペレータに知らせることができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置のブロック構成を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置の操作表示部の一部を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置のPSUの内部構成を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置のPSUのヒータ電源ON/OFF部の内部構成を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における入力電源電圧確認処理手順を示すフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における第1実施形態に係るヒータ制御手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における第2実施形態に係るヒータ制御手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における第3実施形態に係るヒータ制御手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の実施の形態に係るファクシミリ装置における第3実施形態に係るヒータ制御手順によるヒータ電源のON/OFF状態について示す模式図である。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置
2 システム制御部
3 ROM
4 RAM
5 スキャナ部
6 プロッタ部
6a ヒータ
7 PSU
8 操作表示部
8a 発光ダイオード
9 タイマ
10 画像メモリ
11 符号化復号化部
12 モデム
13 網制御部
14 システムバス
30 入力電圧検出回路
31 交流/直流定電圧変換部
32 ヒータ電源ON/OFF部
C1、C2 コンデンサ
F ヒューズ
P 商用電源
PC フォトカプラ
PT フォトトライアック
Q1、Q2、Q3 トランジスタ
R1、R2、R3、R4 抵抗
T トライアック
ZD1、ZD2 ツェナダイオード
Claims (3)
- 記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行うプロッタと、前記定着部を加熱する定着用ヒータとを備えた画像記録装置において、
入力される外部電源からの電力を通常時においては所定のオン時間でオン/オフ制御してヒータ用電源として前記定着用ヒータに供給するヒータ用電源供給手段と、
前記外部電源の入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
その入力電圧検出手段が検出する前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下か否かを検出する入力電圧監視手段と、
その入力電圧監視手段が、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でないと検出している間は、前記ヒータ用電源供給手段でのオン/オフ制御におけるオン時間を前記所定のオン時間よりも短い時間に設定すると共に、前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータを「禁止」に設定する異常電圧対応手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。 - 記録対象画像に対応するトナー画像を記録紙に形成し、当該トナー画像を定着部により当該記録紙に定着させることで画像記録を行うプロッタと、前記定着部を加熱する定着用ヒータとを備えた画像記録装置において、
入力される外部電源からの電力をオン/オフ制御してヒータ用電源として前記定着用ヒータに供給するヒータ用電源供給手段と、
機能オンが設定されると、前記ヒータ用電源供給手段が前記定着用ヒータに供給する電力を前記外部電源の入力交流電圧の瞬時電圧が所定範囲の上限電圧または下限電圧を越えている期間中は遮断する過電圧遮断手段と、
前記外部電源の入力電圧を検出する入力電圧検出手段と、
その入力電圧検出手段が検出する前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下か否かを検出する入力電圧監視手段と、
その入力電圧監視手段が、前記外部電源の入力電圧が所定の上限電圧値以下でないと検出している間は、前記過電圧遮断手段の機能をオンに設定すると共に前記プロッタの動作の禁止/許可を示す所定のデータを「禁止」に設定する異常電圧対応手段とを備えたことを特徴とする画像記録装置。 - 前記入力電圧監視手段により前記入力電圧が前記所定の上限電圧値以下でないことが検出されている間は入力電圧が異常である旨を出力する出力手段を更に備えたことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の画像記録装置。
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