JP3566693B2 - ステアリングホイール - Google Patents
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Description
【0001】
本発明は、請求項1の前文に記載されているエアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へラッチするためのラッチ部材と電気接点を有するステアリングホイールに関する。
【0002】
エアーバッグユニットは自動車の乗員を保護する役割を有しており、今日では一般的に自動車の標準装備の一部を構成している。エアーバッグユニットを、ねじを介して装着することは非常に複雑であることがわかっているため、ラッチ連結部を介してそれを固定する様々なオプションが提案されている。
【0003】
ドイツ国特許公報第29602630号(DE29602630)にはエアーバッグモジュールを自動車部分へ固定するためのラッチ装置が開示されており、このラッチ装置は、エアーバッグモジュールを押し、かつ/あるいは回転すると、ロック用部材が、対応した形状を有する適合部材に係合して、エアーバッグモジュールがその自動車部分に固定されるように設計されている。一つの実施形態においては、ロック用部材として円筒状の突起部のまわりに巻かれたばね鋼による曲げ部材が設けられており、この曲げ部材がステアリングホイールに設けられたフックにスナップ嵌めされるようになっている。
【0004】
ドイツ国特許第29621295号(DE29621295)には、少なくとも一つの受動ラッチ部材と、能動ラッチ部材としての傾動可能なあるいは変位可能な剛性部材とを有する、エアーバッグモジュールをステアリングホイールに固定するための装置が開示されている。その一方の部材はステアリングホイールに設けられており、他方の部材はエアーバッグモジュールに設けられている。弾性的に取り付けられた傾動可能なフックも能動ラッチ部材として適している。
【0005】
ドイツ国特許第19508816号(DE19508816)には、弾性ラッチに係合するボルトを用いて取り付けが行われるような、エアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へ固定するための構成が開示されている。一つの実施の形態においては、フックがエアーバッグモジュールに、またレッグスプリングがステアリングホイールに設けられていて、フックがスプリングのレッグへラッチされるようになっている。
【0006】
ドイツ国特許第19725684号(DE19725684)には、ラッチ用連結部材を用いてステアリングホイール本体へ固定されるようなエアーバッグモジュールを有するステアリングホイールが開示されており、ラッチ用連結部材は弾性部材を有しており、この弾性部材は設置プロセスにおいてテンションが加えられ、ラッチが行われると固定位置へスナップ式で嵌め戻される。この部材は、プリテンションが加えられたワイヤーリングによってステアリングホイールあるいはエアーバッグユニットに形成されており、ワーヤーリングはフック形状の形成部分へ固定されている。設置するときにはそのプリテンションに抗してワイヤーリングを押しやり、その固定位置においてはワイヤーリングの上にフックされるような形成部分が、エアーバッグユニット及びステアリングホイールに設けられている。 米国特許第5,350,190号にはエアバッグモジュールとステアリングホイールとの間の連結部材が記載されており、これらの連結部材はエアバッグモジュールをステアリングホイールに向かって動き、またステアリングホイールから離れるように動くことを可能としている。これらの連結部材はいずれも二つの部分からなっており、第1の部分はステアリングホイールに、第2の部分はエアバッグモジュールに連結されている。これら二つの部分は互いに入れ子式に係合していて、環状リップによって摺動による解離に対して固定されており、そして、このリップによって互いにラッチできる。これら二つの部材は例えばスプリングによって互いに対してプリテンションが加えられている。
【0007】
こうしたタイプの固定によれば、実際にエアーバッグユニットの設置は簡略化される。しかし、エアーバッグユニットをステアリングホイールの中央に配置することには別の問題が潜んでいる。これは、通常、緊急の状況においてドライバが警報シグナルを発することができるようにするホーン信号は、自動車のステアリングホイールの中央に圧力を加えることによって起動されるからである。その場合、カバーの少なくとも一部がステアリングホイール本体の方向に移動し、その結果、電気スイッチング接点が短絡される。
【0008】
ステアリングホイールにエアーバッグユニットを配置することによって、ホーンを起動するための接点の空間的配置について問題が起きる。例えばライトやフロントガラスのワイパに対するスイッチングレバーと組み合わせて別個の箇所に別々の操作レバーが使用されているけれども、それらは不都合なことがわかっている。なぜなら、ドライバはこれに慣れておらず、従ってホーン信号を起動するには過大な時間が必要なためである。
【0009】
この問題を解決する試みの一つには、”フローティングホーン”原理が有る。この場合には、ドライバがエアーバッグユニットに圧力を加えるとホーン信号が起動されるような形に、エアーバッグユニットはステアリングホイールに配置されている。通常、この場合には、一つの接点はエアーバッグユニットに、また一つはステアリングホイールに配置されていて、エアーバッグユニットは可撓性を有する部品を介してステアリングホイールへ接続されている。従って、エアーバッグユニットに圧力が加えられたときに、エアーバッグユニットがステアリングホイールの方へ移動すると、接点が短絡されて、その結果ホーンが起動されるようになっている。
【0010】
通常、(導電性を有する)ステアリングホイールフレームあるいはエアーバッグユニットの発生器サポートが第1の接点を形成しており、それに対応する第2の接点がそれぞれ他方の部材に設けられている。多くの場合、ステアリングホイール上の接点として、別の接点ブリッジが配置されている。
【0011】
エアーバッグユニットをステアリングホイールへラッチするための上述した装置のすべてにおいて、ホーンをトリガするための”フローティングホーン”原理に基づいてエアーバッグユニットが使用されている場合には、別の部材を設ける必要がある。従って、”フローティングホーン”原理によるエアーバッグ固定の場合には、必要な部材の数をさらに減らすことが望ましい。また同時に、そのプロセスにおいて、簡単にしっかりと、そして工具を用いずに実行できるような方法でエアーバッグユニットをステアリングホイール本体へ固定可できることが望ましい。
【0012】
この目的は、請求項1の特徴を有する、エアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へラッチするためのラッチ部材と電気接点を有するような、ステアリングホイールを提供することによって達成される。
【0013】
ステアリングホイール本体と、エアーバッグユニットと、エアーバッグユニットをステアリングホイール本体へ固定するためのラッチ連結部と、少なくとも一つの第1の接点と少なくとも一つの第2の接点とを有する接点装置を有するステアリングホイールにおいて、前記エアーバッグユニットに圧力が加わえられてエアーバッグユニットがステアリングホイール本体の方向へ動くと、第1及び第2の接点が短絡して、特に電気ホーンなどの電気機能部材が起動され、前記第1の接点はラッチ連結部のラッチ部材の部品であり、ラッチ部材はワイヤ部材により形成されている。
【0014】
この目的のために、ラッチ連結部のワイヤ部材が、少なくとも部分的に導電性を有しており、それと同時に、接点装置の第1の接点を形成している。
【0015】
この連結において、エアーバッグユニットはステアリングホイール本体の一部のステアリングホイールフレームへ固定されていることが好ましい。しかし、一般に、ステアリングホイール本体はエアーバッグユニットを省いたステアリングホイール全体を意味するものと理解される。
【0016】
ステアリングホイール本体とエアーバッグユニットとの間の距離を設定するために、少なくとも一つの弾性スペーサ部材が設けられていることが好ましく、この部材は、エアーバッグユニットに圧力が加わえられると変形するようになっており、その結果、第1及び第2の接点が短絡する。ラッチ部材の機能とスペーサ部材の機能とを一つの部品で実行できるようにすることが可能である。例えば、その場合にはラッチ部材にプリテンションが加えられ、このようにしてエアーバッグユニットとステアリングホイールとの間の距離が設定されており、ステアリングホイールの方へエアーバッグユニットが移動できるようになっている。しかし、別々の部材が設けられていることが好ましく、その場合には、非動作位置に対して指定された位置を越えて移動するステアリングホイールの方へのエアーバッグユニットのあらゆる動きに対抗することによって、スペーサ部材がラッチ連結部を固定できる。
【0017】
第2の接点は少なくとも一つの接点リベットによって形成されていることが好ましい。接点として機能するラッチ部材のために、接点に別の部品は不要となる。また、ラッチ部材と接点との間の密接な機能的関係のために、固定用部材と電気接点とを別々に位置合わせする必要がなく、製造が簡単になる。
【0018】
好ましい実施の形態においては、ワイヤ部材はエアーバッグユニットの周辺にほぼ沿って延びている。ワイヤ部材はエアーバッグユニットかステアリングホイールのどちらかへ固定することができる。
【0019】
ワイヤ部材はエアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームの中に埋め込まれていることが好ましい。ラッチ部材の第1の接点を形成するために、エアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームに切込部が設けられており、ラッチ部材はこの切込部を介してアクセス可能になっており、第2の接点によって短絡可能になっている。ワイヤ部材は埋め込みによってエアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームに固定されている。そして、ラッチに特に適した比較的薄くて弾性を有するワイヤ部材が使用されたときでも、接点接続における変位を効果的に防止することができる。エアーバッグユニットへの埋め込みは、例えばエアーバッグユニットのハウジングの一部か、あるいは発生器サポートがプラスチックから構成されている場合には、特に簡単に行える。そのときは、射出成形によってこの部分を製造するときに、ワイヤ部材を射出成形型の中に設置して、射出成形部分を製造するときに挿入することができる。
【0020】
それとは違って、ワイヤ部材をエアーバッグユニットあるいはステアリングホイールへラッチすることも可能である。
【0021】
ワイヤ部材として、好ましくは1〜5mmの範囲の直径を有するばね鋼片を使用することが好ましい。このばね鋼片によれば、まず、ラッチングに望ましい可とう性が確保されるし、第2に、接点としての機能に必要な導電性を有している。適切な材料特性を有する他の金属や合金から形成されたワイヤを使用することも可能である。
【0022】
ステアリングホイールとエアーバッグユニットとのラッチは、湾曲部分を有する二つの部分の一方に固定されたワイヤ部材によって行われることが好ましく、湾曲部分には、他方の部分に設けられたフック形状のラッチ部材が設けられる。エアーバッグユニットはステアリングホイールに差し込まれ、スペーサ部材によって加えられる力に抗して圧力が加えられると、湾曲部分はそれらの通常の位置から変位し、その結果、それらはフック形状のラッチ部材を越えて摺動可能になる。固定位置へ達すると、湾曲部分は与えられたフック形状のラッチ部材へスナップ嵌めされて、再びそれらの通常の位置へ配置される。
【0023】
エアーバッグユニットと、ステアリングホイールとの間に設けられたスペーサ部材と、ラッチングのために必要な湾曲部分の変位によって、エアーバッグユニットとステアリングホイールが互いの方へさらに動いてラッチ連結部が解放されることがないようになる。それでも、必要があれば、ねじまわしなどの適当な工具を用いて湾曲部分を変位させることによって非常に簡単に連結部を解放することができる。
【0024】
フック形状のラッチ部材が設けられた二つ、そして特に三つの湾曲部分が設けられていることが好ましい。互いに適切な角度に配置された三つのラッチ部材を使用すると、エアーバッグユニットを自己中心位置合わせすることができる。従って、接点隙間を特に小さく維持することができる。接点隙間が小さいことは、美的観点からも、また汚れのおそれを実質的に低減するためにも望ましい。
【0025】
特に好ましい実施の形態においては、エアーバッグユニットとステアリングホイールへ固定されたワイヤ部材は環状のものである。それはワイヤ部材によってクランプされた平面に対して、エアーバッグユニットからステアリングホイールの方向へ、そしてステアリングホイールからエアーバッグユニットの方向へほぼ直角に延びる湾曲部分を有していることが好ましい。
【0026】
フック形状のラッチ部材は斜面を有していて、エアーバッグユニットをステアリングホイールへラッチするときに変位させるためにワイヤ部材の湾曲部分がこの斜面の上をガイドされることが好ましい。例えば、傾斜路を設けることができる。フックの下面は様々な形にできる。従って、例えば下面を滑らかにしたり、斜めにしたり、曲面状にしたりすることが可能である。
【0027】
この発明においては、それと同時に、ワイヤ部材がホーンを起動するための接点の一つを形成しているため、ワイヤ部材を第2の接点から絶縁する必要がある。一般に接点リベットが第2の接点として設けられる。この設計に応じて、第2の接点は、例えばガス発生器やそのサポートなどのエアーバッグユニットの部品によって、あるいはステアリングホイールフレームによって形成できることが好ましい。第2の接点を有する部品は通常は金属から形成されており、従って導電性を有している。しかし、接点リベットをケーブルを介して接続することは即座に可能である。
【0028】
接点を形成するラッチ部材がステアリングホイールに設けられている場合には、エアーバッグユニットのハウジングの底部、発生器サポート、あるいは通常はそのハウジングが金属から形成されているガス発生器が第2の接点として作用する。接点を形成するラッチ部材がエアーバッグユニットに設けられている場合には、第2の接点は一般に、いずれにしても金属製であるステアリングホイールフレームによって形成される。
【0029】
この発明は別の接点ブリッジを設ける必要がない。
【0030】
接点を形成するラッチ部材を第2の接点から絶縁するためには、非動作状態において、対をなす接点を形成する部分へそれが当接している領域でそれを絶縁する。ワイヤ部材を接点として使用する場合には、例えばクリップ部材の形のプラスチックブシュや収縮可能なチューブ部材あるいはディッピング塗料のコーティングが絶縁に適している。接点を形成するラッチ部材はコネクタラグを介して電気的に接続できることが好ましい。
【0031】
プラスチックブシュや収縮可能チューブを絶縁部材として使用すると、同時に、それらは発生する雑音に対する減衰部材としても作用するという利点がある。
【0032】
一方において、スペーサ部材は、エアーバッグユニットがステアリングホイールへしっかりとラッチされるようにする。他方において、非動作状態において、エアーバッグユニットとステアリングホイールとの間に必要な距離、すなわち接点隙間を設定する働きを行う。ステアリングホイールの方へのエアーバッグユニットの動きに抗するためにスペーサ部材が力は、ホーンを起動するのに必要な抗力が過度には大きくないように、しかしホーン信号が振動や不用意に触れることによって起動されることのないように決定される。スペーサ部材として螺旋ばねが設けられていることが好ましい。適切な弾性を有するプラスチック部材も適している。
【0033】
エアーバッグユニットがステアリングホイールに対して横方向に動かないように固定するために、センタリング部材が設けられていることが好ましい。一方の部材に設けられていて他方の部材に設けられた対応する凹部に係合するようなピンが特にこれに適している。好ましい実施の形態においては、ピンは、スペーサ部材として作用する螺旋ばねの内側にセンタリング部材として設けられる。
【0034】
以下、好ましい実施形態を参照してこの発明をさらに詳しく説明する。
【0035】
図1はエアーバッグユニットの発生器サポート4と、ワイヤ部材(スプリングワイヤ)12の形のラッチ部材と、絶縁部材15としてのプラスチックブシュを分解図の形で示しており、ワイヤ部材12はホーンを起動するための接点デバイスの第1の接点8を同時に形成している。
【0036】
発生器サポート4は射出成形によってプラスチックから製造され、エアーバッグユニット3のハウジング(図示されていない)の底部を同時に形成している。発生器サポート4はワイヤ部材12に対する開口部6と、発生器サポート4へラッチされるようになっているステアリングホイール本体30のフック(ここには図示されていない)をラッチングするための溝7を有している。また、接点部分を設けるために切込部5が設けられている。
【0037】
説明上の目的で別個に示されているワイヤ部材12の形状は発生器サポート4の周辺に本質的に合致している。このワイヤ部材は電気接続部10と、湾曲部分13とを有している。発生器サポートを製造するにあたり、ワイヤ部材12は発生器サポートの中へ挿入される。そうすると、ワイヤ部材12の湾曲部分13がサポート4の開口部6から外へ突き出す。ワイヤ部材12はまた、切込部5内にもアクセス可能である。
【0038】
発生器サポート4がステアリングホイール本体へラッチされるまえに、絶縁部材15がワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14の上へ差し込まれる。絶縁部材15は同時に雑音減衰部材としても作用して、ホーンが駆動されたときに、あるいは車両が振動すると発生する可能性のある雑音を防ぐ。
【0039】
図2は、図1に示されている発生器サポート4と、ステアリングホイール本体30との間のラッチ連結部の断面を、ラッチングの前(a)と、ラッチングの間(b)と、ラッチングのあと(c)について詳細に示している。凹部20とラッチ用フック16とを有するステアリングホイール1のフレーム2の一部が示されている。ラッチ用フック16はラッチングを行うときにワイヤ部材12の湾曲部分13をガイドするためのスロープ17を有している。さらに、絶縁部材15として収縮可能チューブも示されており、このチューブは湾曲部分13の下側領域14へ層状に取り付けられている。
【0040】
ワイヤ部材12はエアーバッグユニットの発生器サポート4の中へ挿入される。ワイヤ部材12の湾曲部分13は発生器サポート4の開口部6から外へ突き出す。この部分は、発生器サポート4の表面に対応するワイヤ部材12の面に対してほぼ直角に、ステアリングホイール本体30の方へ向けて延びている。
【0041】
また、エアーバッグユニットの発生器サポート4の上には、ステアリングホイールフレーム2の中に設けられた凹部20に対するセンタリング部材としてピン19が設けられていて、エアーバッグユニットがステアリングホイール本体30に対して横方向に動かないように固定している。ステアリングホイールフレーム2はステアリングホイール本体30の一部である。ピン19のまわりには螺旋ばね18が配置されており、エアーバッグユニットとステアリングホイール1との間に距離を設定するためのスペーサ部材として機能している。
【0042】
ラッチングを行うためには、エアーバッグユニットを湾曲部分13とセンタリング部材19、20によって決まる位置でステアリングホイール本体30の上へ差し込む。その結果、ワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14がラッチ用フック16のスロープ17と接触する。さらに圧力が加えられると、湾曲部分13の下側領域14がスロープ17に沿って摺動し、その過程において偏向する。それと同時に、ピン19が凹部20に係合して、螺旋ばね18がステアリングホイールフレーム2の凹部20のまわりに位置される。
【0043】
エアーバッグユニット3が図2cに示した所定の距離までステアリングホイール本体30へ近づくとすぐに、ワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14はラッチ用フック16の背後にスナップ嵌合できる。ワイヤ部材12にばね鋼を使用することによって、この発明によるラッチ機構を実質的には望むだけ繰り返し解放したり再びラッチしたりすることが可能となる。ラッチ連結を解放するには、湾曲部分13を手動工具によって、対応する開口部を介して単にその通常の位置から偏位させるだけでよい。そうすると、エアーバッグユニット3をステアリングホイール本体30から取り外すことができる。
【0044】
非動作状態においては、螺旋ばね18はある量のプリテンションが加わった状態にあり、従ってエアーバッグユニット3がステアリングホイール本体30の方へ近づかないようにするために決められた力を加えている。その結果、一方においては、ラッチ連結は不用意な解放に対してさらに保護されている。他方において、この力はエアーバッグユニット3へ加わる圧力には打ち負けて、エアーバッグユニット3の上に設けられた第1の電気接点がステアリングホイール本体30に設けられた第2の関連する接点によって短絡され、そしてそれによって自動車の電気ホーンが起動される。
【0045】
図3はエアーバッグユニットの接点部分の平面図を示している。ワイヤ部材12が挿入された発生器サポート4の一部と、発生器サポート4の表面に設けられた切込部5とが示されている。ワイヤ部材12はこの切込部5においてアクセス可能であり、電気的には絶縁されていない。この発明によれば、ワイヤ部材12はホーンを起動するための第1の接点8を形成している。
【0046】
A−A線断面図はステアリングホイールフレーム2の一部をさらに示している。導電性のステアリングホイールフレーム2へ固定された接点リベットが第2の接点9として設けられている。非動作状態における第1の接点8と第2の接点9との間の接点隙間11は、従って、エアーバッグユニット3とステアリングホイール本体30との間の距離は、非常に小さく維持できることも理解されよう。
【0047】
導電性のステアリングホイールフレーム2の代わりとして、例えばステアリングホイールフレーム2が導電性材料から製造されていない場合には、接点リベットをケーブルを介して接続することも可能である。もちろん、この場合には、ワイヤ部材12の電気絶縁は不要となる。
【0048】
図4はワイヤ部材12の電気接続部10の領域におけるエアーバッグユニットの発生器サポート4の平面図を示している。接続部10は切込部5の中に配置されており、ここではコネクタラグを介した電気接点接続が可能である。
【0049】
図5はワイヤ部材12の電気接続部の詳細図を示している。ワイヤ部材12の湾曲部分13はラッチ用フック16に保持されており、また、その下側領域14は、絶縁部材15によってラッチ用フック16に対して電気的に絶縁されている。
【0050】
発生器サポート4の切込部5において、ワイヤ部材12はコネクタラグ21によってホーンの電気スイッチング回路(ここには図示されていない)へ接続されている。
【0051】
図6は電気ホーンのスイッチング図を示している。第1の接点8はここでは抵抗として記号化されているワイヤ部材12によって形成されている。第2の接点9はステアリングホイール本体30の金属製ステアリングホイールフレーム2へ接続された接点リベットによって形成されている。車両部分23へ連結されたスイッチングリレー22がホーン24への接点を形成している。エアーバッグユニット3が起動されると、第1の接点8が第2の接点9によって短絡され、そしてスイッチングリレー22を介してホーンが起動される。
【0052】
図7は、この発明によるステアリングホイール1によってステアリングホイール本体30へエアーバッグユニット3がラッチされているの断面図を示している。エアーバッグユニット3は、ガス発生器25が固定されている発生器サポート4と、エアーバッグ26と、カバー27とを有している。ワイヤ部材12は発生器サポート4の中にあることが理解されよう。エアーバッグユニット3は、前記ワイヤ部材の湾曲部分13を介して、ラッチ用フック16においてステアリングホイール本体30へラッチされている。切込部5の領域において、第1の接点8としてのワイヤ部材12には、第2の接点9としての接点リベットが設けられている。エアーバッグユニット3とステアリングホイール本体30との間の距離は、スペーサ部材18としての螺旋ばねによって決められている。螺旋ばね18の内側にはピン19が配置されている。ピン19はステアリングホイール本体30に設けられた凹部20に係合しており、従って、エアーバッグユニット3がステアリングホイール本体30に対して横方向に動かないようにしている。
【0053】
エアーバッグユニット3のカバー27に圧力を加えることによって、エアーバッグユニット3は、螺旋ばね18によって加えられる力に抗して矢印の方向にステアリングホイール本体30の方へ移動する。そのプロセスにおいて、第1の接点8が第2の接点9と接触し、ホーン(ここには図示されていない)が鳴る。自動車のドライバがエアーバッグユニット3のカバー27への圧力を適当に弱めると、螺旋ばね18がエアーバッグユニット3を非動作位置まで戻して、ホーンの接触が再び外れる。
【0054】
この発明によるラッチ機構においては、工具を用いずに、エアーバッグユニットを非常に簡単な方法でステアリングホイールへ設置することができる。ホーンを起動するための接点を同時に形成するラッチ部材の一つが二重機能を有するために、ラッチ部材と接点装置の位置合わせに対する経費を減らすことができるとともに、部材の数を減らすことができる。
【0055】
さらに、この発明による配置によれば、ホーンの接点間の接点隙間を減らすことができ、従って美的印象を改善することができる。
【0056】
もちろん、ワイヤ部材をリング形状にするかわりに、適切な場合には複数の別々のラッチ部分を使用することもできる。このようにして、エアーバッグユニットの別々の領域へ加わる圧力によって様々な接点を閉じることができ、その結果、ホーンを起動することに加えて、その他の別の機能を実現することが可能となる。
【0057】
さらに、ワイヤの湾曲部分を介してエアーバッグユニットを自動車部分へラッチすることは、前部乗員エアーバッグや側部エアーバッグにも利用することができる。この接続においては、電気接点を完全に省略するか、あるいは他の電気的機能に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステアリングホイールへラッチ連結するためのラッチ部材を有するエアーバッグユニットの発生器サポートを分解図で示している。
【図2】ラッチを行う前(2a)と、ラッチしている間(2b)と、ラッチを行ったあと(2c)のラッチ連結部の詳細図を示している。
【図3】ラッチ連結部の接点部分の詳細を平面図および断面図で示している。
【図4】ラッチ部材が挿入されている図1の発生器サポートの平面図を示している。
【図5】ラッチ部材の電気接続部の詳細図を示している。
【図6】接点としてのラッチ部材を有する電気ホーンのスイッチング回路図を示している。
【図7】この発明によるラッチ連結部によってエアーバッグユニットが固定されているステアリングホイールの断面図を示している。
本発明は、請求項1の前文に記載されているエアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へラッチするためのラッチ部材と電気接点を有するステアリングホイールに関する。
【0002】
エアーバッグユニットは自動車の乗員を保護する役割を有しており、今日では一般的に自動車の標準装備の一部を構成している。エアーバッグユニットを、ねじを介して装着することは非常に複雑であることがわかっているため、ラッチ連結部を介してそれを固定する様々なオプションが提案されている。
【0003】
ドイツ国特許公報第29602630号(DE29602630)にはエアーバッグモジュールを自動車部分へ固定するためのラッチ装置が開示されており、このラッチ装置は、エアーバッグモジュールを押し、かつ/あるいは回転すると、ロック用部材が、対応した形状を有する適合部材に係合して、エアーバッグモジュールがその自動車部分に固定されるように設計されている。一つの実施形態においては、ロック用部材として円筒状の突起部のまわりに巻かれたばね鋼による曲げ部材が設けられており、この曲げ部材がステアリングホイールに設けられたフックにスナップ嵌めされるようになっている。
【0004】
ドイツ国特許第29621295号(DE29621295)には、少なくとも一つの受動ラッチ部材と、能動ラッチ部材としての傾動可能なあるいは変位可能な剛性部材とを有する、エアーバッグモジュールをステアリングホイールに固定するための装置が開示されている。その一方の部材はステアリングホイールに設けられており、他方の部材はエアーバッグモジュールに設けられている。弾性的に取り付けられた傾動可能なフックも能動ラッチ部材として適している。
【0005】
ドイツ国特許第19508816号(DE19508816)には、弾性ラッチに係合するボルトを用いて取り付けが行われるような、エアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へ固定するための構成が開示されている。一つの実施の形態においては、フックがエアーバッグモジュールに、またレッグスプリングがステアリングホイールに設けられていて、フックがスプリングのレッグへラッチされるようになっている。
【0006】
ドイツ国特許第19725684号(DE19725684)には、ラッチ用連結部材を用いてステアリングホイール本体へ固定されるようなエアーバッグモジュールを有するステアリングホイールが開示されており、ラッチ用連結部材は弾性部材を有しており、この弾性部材は設置プロセスにおいてテンションが加えられ、ラッチが行われると固定位置へスナップ式で嵌め戻される。この部材は、プリテンションが加えられたワイヤーリングによってステアリングホイールあるいはエアーバッグユニットに形成されており、ワーヤーリングはフック形状の形成部分へ固定されている。設置するときにはそのプリテンションに抗してワイヤーリングを押しやり、その固定位置においてはワイヤーリングの上にフックされるような形成部分が、エアーバッグユニット及びステアリングホイールに設けられている。 米国特許第5,350,190号にはエアバッグモジュールとステアリングホイールとの間の連結部材が記載されており、これらの連結部材はエアバッグモジュールをステアリングホイールに向かって動き、またステアリングホイールから離れるように動くことを可能としている。これらの連結部材はいずれも二つの部分からなっており、第1の部分はステアリングホイールに、第2の部分はエアバッグモジュールに連結されている。これら二つの部分は互いに入れ子式に係合していて、環状リップによって摺動による解離に対して固定されており、そして、このリップによって互いにラッチできる。これら二つの部材は例えばスプリングによって互いに対してプリテンションが加えられている。
【0007】
こうしたタイプの固定によれば、実際にエアーバッグユニットの設置は簡略化される。しかし、エアーバッグユニットをステアリングホイールの中央に配置することには別の問題が潜んでいる。これは、通常、緊急の状況においてドライバが警報シグナルを発することができるようにするホーン信号は、自動車のステアリングホイールの中央に圧力を加えることによって起動されるからである。その場合、カバーの少なくとも一部がステアリングホイール本体の方向に移動し、その結果、電気スイッチング接点が短絡される。
【0008】
ステアリングホイールにエアーバッグユニットを配置することによって、ホーンを起動するための接点の空間的配置について問題が起きる。例えばライトやフロントガラスのワイパに対するスイッチングレバーと組み合わせて別個の箇所に別々の操作レバーが使用されているけれども、それらは不都合なことがわかっている。なぜなら、ドライバはこれに慣れておらず、従ってホーン信号を起動するには過大な時間が必要なためである。
【0009】
この問題を解決する試みの一つには、”フローティングホーン”原理が有る。この場合には、ドライバがエアーバッグユニットに圧力を加えるとホーン信号が起動されるような形に、エアーバッグユニットはステアリングホイールに配置されている。通常、この場合には、一つの接点はエアーバッグユニットに、また一つはステアリングホイールに配置されていて、エアーバッグユニットは可撓性を有する部品を介してステアリングホイールへ接続されている。従って、エアーバッグユニットに圧力が加えられたときに、エアーバッグユニットがステアリングホイールの方へ移動すると、接点が短絡されて、その結果ホーンが起動されるようになっている。
【0010】
通常、(導電性を有する)ステアリングホイールフレームあるいはエアーバッグユニットの発生器サポートが第1の接点を形成しており、それに対応する第2の接点がそれぞれ他方の部材に設けられている。多くの場合、ステアリングホイール上の接点として、別の接点ブリッジが配置されている。
【0011】
エアーバッグユニットをステアリングホイールへラッチするための上述した装置のすべてにおいて、ホーンをトリガするための”フローティングホーン”原理に基づいてエアーバッグユニットが使用されている場合には、別の部材を設ける必要がある。従って、”フローティングホーン”原理によるエアーバッグ固定の場合には、必要な部材の数をさらに減らすことが望ましい。また同時に、そのプロセスにおいて、簡単にしっかりと、そして工具を用いずに実行できるような方法でエアーバッグユニットをステアリングホイール本体へ固定可できることが望ましい。
【0012】
この目的は、請求項1の特徴を有する、エアーバッグモジュールをステアリングホイール本体へラッチするためのラッチ部材と電気接点を有するような、ステアリングホイールを提供することによって達成される。
【0013】
ステアリングホイール本体と、エアーバッグユニットと、エアーバッグユニットをステアリングホイール本体へ固定するためのラッチ連結部と、少なくとも一つの第1の接点と少なくとも一つの第2の接点とを有する接点装置を有するステアリングホイールにおいて、前記エアーバッグユニットに圧力が加わえられてエアーバッグユニットがステアリングホイール本体の方向へ動くと、第1及び第2の接点が短絡して、特に電気ホーンなどの電気機能部材が起動され、前記第1の接点はラッチ連結部のラッチ部材の部品であり、ラッチ部材はワイヤ部材により形成されている。
【0014】
この目的のために、ラッチ連結部のワイヤ部材が、少なくとも部分的に導電性を有しており、それと同時に、接点装置の第1の接点を形成している。
【0015】
この連結において、エアーバッグユニットはステアリングホイール本体の一部のステアリングホイールフレームへ固定されていることが好ましい。しかし、一般に、ステアリングホイール本体はエアーバッグユニットを省いたステアリングホイール全体を意味するものと理解される。
【0016】
ステアリングホイール本体とエアーバッグユニットとの間の距離を設定するために、少なくとも一つの弾性スペーサ部材が設けられていることが好ましく、この部材は、エアーバッグユニットに圧力が加わえられると変形するようになっており、その結果、第1及び第2の接点が短絡する。ラッチ部材の機能とスペーサ部材の機能とを一つの部品で実行できるようにすることが可能である。例えば、その場合にはラッチ部材にプリテンションが加えられ、このようにしてエアーバッグユニットとステアリングホイールとの間の距離が設定されており、ステアリングホイールの方へエアーバッグユニットが移動できるようになっている。しかし、別々の部材が設けられていることが好ましく、その場合には、非動作位置に対して指定された位置を越えて移動するステアリングホイールの方へのエアーバッグユニットのあらゆる動きに対抗することによって、スペーサ部材がラッチ連結部を固定できる。
【0017】
第2の接点は少なくとも一つの接点リベットによって形成されていることが好ましい。接点として機能するラッチ部材のために、接点に別の部品は不要となる。また、ラッチ部材と接点との間の密接な機能的関係のために、固定用部材と電気接点とを別々に位置合わせする必要がなく、製造が簡単になる。
【0018】
好ましい実施の形態においては、ワイヤ部材はエアーバッグユニットの周辺にほぼ沿って延びている。ワイヤ部材はエアーバッグユニットかステアリングホイールのどちらかへ固定することができる。
【0019】
ワイヤ部材はエアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームの中に埋め込まれていることが好ましい。ラッチ部材の第1の接点を形成するために、エアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームに切込部が設けられており、ラッチ部材はこの切込部を介してアクセス可能になっており、第2の接点によって短絡可能になっている。ワイヤ部材は埋め込みによってエアーバッグユニットか、あるいはステアリングホイールフレームに固定されている。そして、ラッチに特に適した比較的薄くて弾性を有するワイヤ部材が使用されたときでも、接点接続における変位を効果的に防止することができる。エアーバッグユニットへの埋め込みは、例えばエアーバッグユニットのハウジングの一部か、あるいは発生器サポートがプラスチックから構成されている場合には、特に簡単に行える。そのときは、射出成形によってこの部分を製造するときに、ワイヤ部材を射出成形型の中に設置して、射出成形部分を製造するときに挿入することができる。
【0020】
それとは違って、ワイヤ部材をエアーバッグユニットあるいはステアリングホイールへラッチすることも可能である。
【0021】
ワイヤ部材として、好ましくは1〜5mmの範囲の直径を有するばね鋼片を使用することが好ましい。このばね鋼片によれば、まず、ラッチングに望ましい可とう性が確保されるし、第2に、接点としての機能に必要な導電性を有している。適切な材料特性を有する他の金属や合金から形成されたワイヤを使用することも可能である。
【0022】
ステアリングホイールとエアーバッグユニットとのラッチは、湾曲部分を有する二つの部分の一方に固定されたワイヤ部材によって行われることが好ましく、湾曲部分には、他方の部分に設けられたフック形状のラッチ部材が設けられる。エアーバッグユニットはステアリングホイールに差し込まれ、スペーサ部材によって加えられる力に抗して圧力が加えられると、湾曲部分はそれらの通常の位置から変位し、その結果、それらはフック形状のラッチ部材を越えて摺動可能になる。固定位置へ達すると、湾曲部分は与えられたフック形状のラッチ部材へスナップ嵌めされて、再びそれらの通常の位置へ配置される。
【0023】
エアーバッグユニットと、ステアリングホイールとの間に設けられたスペーサ部材と、ラッチングのために必要な湾曲部分の変位によって、エアーバッグユニットとステアリングホイールが互いの方へさらに動いてラッチ連結部が解放されることがないようになる。それでも、必要があれば、ねじまわしなどの適当な工具を用いて湾曲部分を変位させることによって非常に簡単に連結部を解放することができる。
【0024】
フック形状のラッチ部材が設けられた二つ、そして特に三つの湾曲部分が設けられていることが好ましい。互いに適切な角度に配置された三つのラッチ部材を使用すると、エアーバッグユニットを自己中心位置合わせすることができる。従って、接点隙間を特に小さく維持することができる。接点隙間が小さいことは、美的観点からも、また汚れのおそれを実質的に低減するためにも望ましい。
【0025】
特に好ましい実施の形態においては、エアーバッグユニットとステアリングホイールへ固定されたワイヤ部材は環状のものである。それはワイヤ部材によってクランプされた平面に対して、エアーバッグユニットからステアリングホイールの方向へ、そしてステアリングホイールからエアーバッグユニットの方向へほぼ直角に延びる湾曲部分を有していることが好ましい。
【0026】
フック形状のラッチ部材は斜面を有していて、エアーバッグユニットをステアリングホイールへラッチするときに変位させるためにワイヤ部材の湾曲部分がこの斜面の上をガイドされることが好ましい。例えば、傾斜路を設けることができる。フックの下面は様々な形にできる。従って、例えば下面を滑らかにしたり、斜めにしたり、曲面状にしたりすることが可能である。
【0027】
この発明においては、それと同時に、ワイヤ部材がホーンを起動するための接点の一つを形成しているため、ワイヤ部材を第2の接点から絶縁する必要がある。一般に接点リベットが第2の接点として設けられる。この設計に応じて、第2の接点は、例えばガス発生器やそのサポートなどのエアーバッグユニットの部品によって、あるいはステアリングホイールフレームによって形成できることが好ましい。第2の接点を有する部品は通常は金属から形成されており、従って導電性を有している。しかし、接点リベットをケーブルを介して接続することは即座に可能である。
【0028】
接点を形成するラッチ部材がステアリングホイールに設けられている場合には、エアーバッグユニットのハウジングの底部、発生器サポート、あるいは通常はそのハウジングが金属から形成されているガス発生器が第2の接点として作用する。接点を形成するラッチ部材がエアーバッグユニットに設けられている場合には、第2の接点は一般に、いずれにしても金属製であるステアリングホイールフレームによって形成される。
【0029】
この発明は別の接点ブリッジを設ける必要がない。
【0030】
接点を形成するラッチ部材を第2の接点から絶縁するためには、非動作状態において、対をなす接点を形成する部分へそれが当接している領域でそれを絶縁する。ワイヤ部材を接点として使用する場合には、例えばクリップ部材の形のプラスチックブシュや収縮可能なチューブ部材あるいはディッピング塗料のコーティングが絶縁に適している。接点を形成するラッチ部材はコネクタラグを介して電気的に接続できることが好ましい。
【0031】
プラスチックブシュや収縮可能チューブを絶縁部材として使用すると、同時に、それらは発生する雑音に対する減衰部材としても作用するという利点がある。
【0032】
一方において、スペーサ部材は、エアーバッグユニットがステアリングホイールへしっかりとラッチされるようにする。他方において、非動作状態において、エアーバッグユニットとステアリングホイールとの間に必要な距離、すなわち接点隙間を設定する働きを行う。ステアリングホイールの方へのエアーバッグユニットの動きに抗するためにスペーサ部材が力は、ホーンを起動するのに必要な抗力が過度には大きくないように、しかしホーン信号が振動や不用意に触れることによって起動されることのないように決定される。スペーサ部材として螺旋ばねが設けられていることが好ましい。適切な弾性を有するプラスチック部材も適している。
【0033】
エアーバッグユニットがステアリングホイールに対して横方向に動かないように固定するために、センタリング部材が設けられていることが好ましい。一方の部材に設けられていて他方の部材に設けられた対応する凹部に係合するようなピンが特にこれに適している。好ましい実施の形態においては、ピンは、スペーサ部材として作用する螺旋ばねの内側にセンタリング部材として設けられる。
【0034】
以下、好ましい実施形態を参照してこの発明をさらに詳しく説明する。
【0035】
図1はエアーバッグユニットの発生器サポート4と、ワイヤ部材(スプリングワイヤ)12の形のラッチ部材と、絶縁部材15としてのプラスチックブシュを分解図の形で示しており、ワイヤ部材12はホーンを起動するための接点デバイスの第1の接点8を同時に形成している。
【0036】
発生器サポート4は射出成形によってプラスチックから製造され、エアーバッグユニット3のハウジング(図示されていない)の底部を同時に形成している。発生器サポート4はワイヤ部材12に対する開口部6と、発生器サポート4へラッチされるようになっているステアリングホイール本体30のフック(ここには図示されていない)をラッチングするための溝7を有している。また、接点部分を設けるために切込部5が設けられている。
【0037】
説明上の目的で別個に示されているワイヤ部材12の形状は発生器サポート4の周辺に本質的に合致している。このワイヤ部材は電気接続部10と、湾曲部分13とを有している。発生器サポートを製造するにあたり、ワイヤ部材12は発生器サポートの中へ挿入される。そうすると、ワイヤ部材12の湾曲部分13がサポート4の開口部6から外へ突き出す。ワイヤ部材12はまた、切込部5内にもアクセス可能である。
【0038】
発生器サポート4がステアリングホイール本体へラッチされるまえに、絶縁部材15がワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14の上へ差し込まれる。絶縁部材15は同時に雑音減衰部材としても作用して、ホーンが駆動されたときに、あるいは車両が振動すると発生する可能性のある雑音を防ぐ。
【0039】
図2は、図1に示されている発生器サポート4と、ステアリングホイール本体30との間のラッチ連結部の断面を、ラッチングの前(a)と、ラッチングの間(b)と、ラッチングのあと(c)について詳細に示している。凹部20とラッチ用フック16とを有するステアリングホイール1のフレーム2の一部が示されている。ラッチ用フック16はラッチングを行うときにワイヤ部材12の湾曲部分13をガイドするためのスロープ17を有している。さらに、絶縁部材15として収縮可能チューブも示されており、このチューブは湾曲部分13の下側領域14へ層状に取り付けられている。
【0040】
ワイヤ部材12はエアーバッグユニットの発生器サポート4の中へ挿入される。ワイヤ部材12の湾曲部分13は発生器サポート4の開口部6から外へ突き出す。この部分は、発生器サポート4の表面に対応するワイヤ部材12の面に対してほぼ直角に、ステアリングホイール本体30の方へ向けて延びている。
【0041】
また、エアーバッグユニットの発生器サポート4の上には、ステアリングホイールフレーム2の中に設けられた凹部20に対するセンタリング部材としてピン19が設けられていて、エアーバッグユニットがステアリングホイール本体30に対して横方向に動かないように固定している。ステアリングホイールフレーム2はステアリングホイール本体30の一部である。ピン19のまわりには螺旋ばね18が配置されており、エアーバッグユニットとステアリングホイール1との間に距離を設定するためのスペーサ部材として機能している。
【0042】
ラッチングを行うためには、エアーバッグユニットを湾曲部分13とセンタリング部材19、20によって決まる位置でステアリングホイール本体30の上へ差し込む。その結果、ワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14がラッチ用フック16のスロープ17と接触する。さらに圧力が加えられると、湾曲部分13の下側領域14がスロープ17に沿って摺動し、その過程において偏向する。それと同時に、ピン19が凹部20に係合して、螺旋ばね18がステアリングホイールフレーム2の凹部20のまわりに位置される。
【0043】
エアーバッグユニット3が図2cに示した所定の距離までステアリングホイール本体30へ近づくとすぐに、ワイヤ部材12の湾曲部分13の下側領域14はラッチ用フック16の背後にスナップ嵌合できる。ワイヤ部材12にばね鋼を使用することによって、この発明によるラッチ機構を実質的には望むだけ繰り返し解放したり再びラッチしたりすることが可能となる。ラッチ連結を解放するには、湾曲部分13を手動工具によって、対応する開口部を介して単にその通常の位置から偏位させるだけでよい。そうすると、エアーバッグユニット3をステアリングホイール本体30から取り外すことができる。
【0044】
非動作状態においては、螺旋ばね18はある量のプリテンションが加わった状態にあり、従ってエアーバッグユニット3がステアリングホイール本体30の方へ近づかないようにするために決められた力を加えている。その結果、一方においては、ラッチ連結は不用意な解放に対してさらに保護されている。他方において、この力はエアーバッグユニット3へ加わる圧力には打ち負けて、エアーバッグユニット3の上に設けられた第1の電気接点がステアリングホイール本体30に設けられた第2の関連する接点によって短絡され、そしてそれによって自動車の電気ホーンが起動される。
【0045】
図3はエアーバッグユニットの接点部分の平面図を示している。ワイヤ部材12が挿入された発生器サポート4の一部と、発生器サポート4の表面に設けられた切込部5とが示されている。ワイヤ部材12はこの切込部5においてアクセス可能であり、電気的には絶縁されていない。この発明によれば、ワイヤ部材12はホーンを起動するための第1の接点8を形成している。
【0046】
A−A線断面図はステアリングホイールフレーム2の一部をさらに示している。導電性のステアリングホイールフレーム2へ固定された接点リベットが第2の接点9として設けられている。非動作状態における第1の接点8と第2の接点9との間の接点隙間11は、従って、エアーバッグユニット3とステアリングホイール本体30との間の距離は、非常に小さく維持できることも理解されよう。
【0047】
導電性のステアリングホイールフレーム2の代わりとして、例えばステアリングホイールフレーム2が導電性材料から製造されていない場合には、接点リベットをケーブルを介して接続することも可能である。もちろん、この場合には、ワイヤ部材12の電気絶縁は不要となる。
【0048】
図4はワイヤ部材12の電気接続部10の領域におけるエアーバッグユニットの発生器サポート4の平面図を示している。接続部10は切込部5の中に配置されており、ここではコネクタラグを介した電気接点接続が可能である。
【0049】
図5はワイヤ部材12の電気接続部の詳細図を示している。ワイヤ部材12の湾曲部分13はラッチ用フック16に保持されており、また、その下側領域14は、絶縁部材15によってラッチ用フック16に対して電気的に絶縁されている。
【0050】
発生器サポート4の切込部5において、ワイヤ部材12はコネクタラグ21によってホーンの電気スイッチング回路(ここには図示されていない)へ接続されている。
【0051】
図6は電気ホーンのスイッチング図を示している。第1の接点8はここでは抵抗として記号化されているワイヤ部材12によって形成されている。第2の接点9はステアリングホイール本体30の金属製ステアリングホイールフレーム2へ接続された接点リベットによって形成されている。車両部分23へ連結されたスイッチングリレー22がホーン24への接点を形成している。エアーバッグユニット3が起動されると、第1の接点8が第2の接点9によって短絡され、そしてスイッチングリレー22を介してホーンが起動される。
【0052】
図7は、この発明によるステアリングホイール1によってステアリングホイール本体30へエアーバッグユニット3がラッチされているの断面図を示している。エアーバッグユニット3は、ガス発生器25が固定されている発生器サポート4と、エアーバッグ26と、カバー27とを有している。ワイヤ部材12は発生器サポート4の中にあることが理解されよう。エアーバッグユニット3は、前記ワイヤ部材の湾曲部分13を介して、ラッチ用フック16においてステアリングホイール本体30へラッチされている。切込部5の領域において、第1の接点8としてのワイヤ部材12には、第2の接点9としての接点リベットが設けられている。エアーバッグユニット3とステアリングホイール本体30との間の距離は、スペーサ部材18としての螺旋ばねによって決められている。螺旋ばね18の内側にはピン19が配置されている。ピン19はステアリングホイール本体30に設けられた凹部20に係合しており、従って、エアーバッグユニット3がステアリングホイール本体30に対して横方向に動かないようにしている。
【0053】
エアーバッグユニット3のカバー27に圧力を加えることによって、エアーバッグユニット3は、螺旋ばね18によって加えられる力に抗して矢印の方向にステアリングホイール本体30の方へ移動する。そのプロセスにおいて、第1の接点8が第2の接点9と接触し、ホーン(ここには図示されていない)が鳴る。自動車のドライバがエアーバッグユニット3のカバー27への圧力を適当に弱めると、螺旋ばね18がエアーバッグユニット3を非動作位置まで戻して、ホーンの接触が再び外れる。
【0054】
この発明によるラッチ機構においては、工具を用いずに、エアーバッグユニットを非常に簡単な方法でステアリングホイールへ設置することができる。ホーンを起動するための接点を同時に形成するラッチ部材の一つが二重機能を有するために、ラッチ部材と接点装置の位置合わせに対する経費を減らすことができるとともに、部材の数を減らすことができる。
【0055】
さらに、この発明による配置によれば、ホーンの接点間の接点隙間を減らすことができ、従って美的印象を改善することができる。
【0056】
もちろん、ワイヤ部材をリング形状にするかわりに、適切な場合には複数の別々のラッチ部分を使用することもできる。このようにして、エアーバッグユニットの別々の領域へ加わる圧力によって様々な接点を閉じることができ、その結果、ホーンを起動することに加えて、その他の別の機能を実現することが可能となる。
【0057】
さらに、ワイヤの湾曲部分を介してエアーバッグユニットを自動車部分へラッチすることは、前部乗員エアーバッグや側部エアーバッグにも利用することができる。この接続においては、電気接点を完全に省略するか、あるいは他の電気的機能に利用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ステアリングホイールへラッチ連結するためのラッチ部材を有するエアーバッグユニットの発生器サポートを分解図で示している。
【図2】ラッチを行う前(2a)と、ラッチしている間(2b)と、ラッチを行ったあと(2c)のラッチ連結部の詳細図を示している。
【図3】ラッチ連結部の接点部分の詳細を平面図および断面図で示している。
【図4】ラッチ部材が挿入されている図1の発生器サポートの平面図を示している。
【図5】ラッチ部材の電気接続部の詳細図を示している。
【図6】接点としてのラッチ部材を有する電気ホーンのスイッチング回路図を示している。
【図7】この発明によるラッチ連結部によってエアーバッグユニットが固定されているステアリングホイールの断面図を示している。
Claims (17)
- ステアリングホイール本体(30)と、
エアーバッグユニット(3)と、
このエアーバッグユニット(3)をステアリングホイール本体(30)へ固定するためのラッチ連結部と、
少なくとも一つの第1の接点と少なくとも一つの第2の接点(8、9)を有する接点装置とを有し、エアーバッグユニット(3)に圧力が加えられてエアーバッグユニット(3)がステアリングホイール本体(30)の方向へ移動すると、前記接点が短絡されて電気機能部材、特に電気ホーン(24)が起動されるステアリングホイールであって、
前記少なくとも一つの第1の接点(8)がラッチ連結部の少なくとも一つのラッチ部材(12)の部品であり、
前記ラッチ部材(12)はワイヤ部材によって形成されていることを特徴とするステアリングホイール。 - ステアリングホイール本体(30)とエアーバッグユニット(3)との間の距離を設定するための少なくとも一つの弾性スペーサ部材(18)が設けられており、該部材はエアーバッグユニット(3)に圧力が加えられると変形できることを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール。
- スペーサ部材(18)がラッチ部材(12)とは別の構造部材によって形成されていることを特徴とする請求項2記載のステアリングホイール。
- ラッチ部材(12)がエアーバッグユニット(3)の周辺に沿って少なくとも部分的に延びていることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- ラッチ部材(12)が少なくとも一つの湾曲部分(13)を有し、ラッチを行うためにこの湾曲部分にラッチ用フック(16)が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- ラッチ部材(12)が環状のものであり、湾曲部分(13) が、ラッチ部材(12)によってクランプされた平面に対してほぼ直角に延びていることを特徴とする請求項4もしくは請求項5記載のステアリングホイール。
- 非動作状態において第2の接点(9)へ導電的に接続されている部分(1)へラッチ部材(12)が当接している箇所においては少なくとも、前記ラッチ部材が電気的に絶縁されていることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- 第2の接点(9)がステアリングホイール(1)のフレーム(2)へ導電的に接続されていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- 前記ラッチ部材(12)がクリップ部材(15)か、収縮可能なチューブか、あるいはディッピング塗料のコーティングによって絶縁されていることを特徴とする請求項7もしくは請求項8記載のステアリングホイール。
- 接点リベットが第2の接点(9)として設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- 第1の接点(8)がエアーバッグユニット(3)に設けられており、第2の接点(9)がステアリングホイール本体(30)に設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- ラッチ部材(12)がエアーバッグユニット(3)あるいはステアリングホイールフレーム(2)の中に埋め込まれており、ラッチ部材(12)の第1の接点(8)を形成するためにエアーバッグユニット(3)あるいはステアリングホイールフレーム(2)に切込部(5)が設けられており、この切込部を介してラッチ部材(12)にアクセス可能であることを特徴とする請求項1〜請求項11のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- スペーサ部材(18)にプリテンションが加えられており、このテンション力がラッチ連結部の解放を防いでいることを特徴とする請求項1〜請求項12のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- 螺旋ばねがスペーサ部材(18)を形成することを特徴と する請求項1〜請求項13のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- ラッチ部材(12)にプリテンションが加えられていないことを特徴とする請求項1〜請求項14のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- エアーバッグユニット(3)がステアリングホイール本体(30)に対して横方向に動かないように固定するためのセンタリング部材(19、20)が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項記載のステアリングホイール。
- スペーサ部材(18)がセンタリング部材(19、20)に差し込まれていることを特徴とする請求項16記載のステアリングホイール。
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