JP2011063167A - ステアリングホイール - Google Patents

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Abstract

【課題】部品点数が少なく、且つ、組立作業をより簡単に且つ効率的に行うことが可能なステアリングホイールを提供する。
【解決手段】ステアリングホイールは、固定接点25を備えたステアリングホイール本体2と、可動接点を備えたエアバッグモジュール3と、前記エアバッグモジュール3を付勢するコイルスプリング6と、ホーンスイッチ機構と、前記コイルスプリング6を保持し、ステアリングホイール本体2に移動可能に係着された少なくとも1つの係着ピン5と、前記ステアリングホイール本体2と前記エアバッグモジュール3とを直接組み付け可能な組付手段とを有し、前記係着ピン5は、前記エアバッグモジュール3を裏面側から支持する支持部と、前記支持部)から垂設され、前記コイルスプリング6の内部に挿通される軸部と、前記軸部の先端に形成され、前記ステアリングホイール本体2に係着する係着部とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、エアバッグモジュールとホーンスイッチ装置とを備えた自動車等のステアリングホイールに関する。
通常、自動車等のステアリングホイールには、ホーンを作動させて警笛音を鳴らすためのホーンスイッチ機構が備えられている。また、このステアリングホイールには、自動車の衝突時における運転者の安全を確保するために、エアバッグ装置を装備することが一般的になってきている。
この場合、運転席側のエアバッグ装置は、例えば、折り畳まれたエアバッグやインフレータ等を収容したエアバッグモジュールを、ホーンを作動させるための可動プレート(ホーンプレート)等を介してステアリングホイール本体の中心部に配置されるボス部(芯金部)に取り付けることにより、ステアリングホイール内に組み込まれている。このため、運転者がエアバッグモジュールの上面(運転席側表面)を押圧することにより、可動プレートが移動してホーンスイッチ機構が作動するため、警笛音を鳴らすことができる。
このようなホーンスイッチ機構を備えたステアリングホイールが、例えば特開2006−331657号公報(特許文献1)に開示されている。
特許文献1に記載されているステアリングホイール61は、図7に示したように、中心部に固定プレート63が配されたステアリングホイール本体62と、固定プレート63に対して接離方向に移動可能に配された可動プレート64と、固定プレート63に形成され取付孔65に装着されるエアバッグユニット66と、可動プレート64及びエアバッグユニット66を上方から覆うように取り付けられるカバー体67とを有している。
また、固定プレート63と可動プレート64との間には、固定プレート63と可動プレート64を連結する連結部材68と、可動プレート64を固定プレート63から離反する方向に付勢する付勢部材69とが配されている。なお、特許文献1では、エアバッグユニット66とカバー体67とが別々に構成されているが、例えばエアバッグユニット66をカバー体67内に収容して、エアバッグモジュールを構成することも可能である。
同ステアリングホイール61において、固定プレート63の四隅には、連結部材68が螺着可能な筒部70が突設されている。この筒部70に近接した4箇所に、付勢部材69が収容される筒形状のボス71が突設されている。各ボス71の中央には電極が設けられている。
可動プレート64は、金属材料で形成されており、また、平行に配された一対の腕部64aと、腕部64aの一端部間を連結する連結部64bとを有している。また、各腕部64aの両端部には、連結部材68の後述する連結ボルト68aを挿通させる挿通孔64cが形成されている。各挿通孔64cに近接する位置には、各付勢部材69の後述する2つの保持爪を嵌着させる保持孔64dが形成されている。
連結部材68は、先端に雄ネジ部が形成された連結ボルト68aと、ワッシャー68bとを有しており、可動プレート64を固定プレート63に対して接離方向に移動可能に連結することができる。
付勢部材69は、可動プレート64を付勢するコイルスプリング69aと、コイルスプリング69aを保持する軸部を備えた第1受座69bと、第1受座69bとの間でコイルスプリング69aを保持する第2受座69cと、第1受座69bの軸部内に収容される導電体69dとを有している。この場合、導電体69dは、その両端が第1受座69bの軸部から露出するようにして軸部内に挿入保持される。また、第2受座69cには、連結部64bの保持孔64dに嵌着する2つの保持爪が形成されている。
このような特許文献1のステアリングホイール61を組み立てる場合、先ず、付勢部材69における第1受座69bの軸部にコイルスプリング69aを保持するとともに同軸部内に導電体69dを収容し、更に、同軸部の先端に第2受座69cを係着する。これによって、第1受座69bと第2受座69cとの間にコイルスプリング69aが圧縮状態で挟持された付勢部材69が得られる。そして、第2受座69cに配した係止爪を可動プレート64の保持孔64dに嵌着することにより、付勢部材69が可動プレート64に保持される。
次に、可動プレート64に保持された付勢部材69の第1受座69bを、固定プレート63のボス71に挿入する。続いて、連結部材68の連結ボルト68aを、ワッシャー68bを介して可動プレート64の挿通孔64cに挿通させ、更に固定プレート63の筒部70に螺着させる。これにより、可動プレート64が、固定プレート63に対して接離方向に移動可能に連結される。
なおこのとき、付勢部材69の導電体69dの下端は、固定プレート63の電極に接触しているものの、導電体69dの上端と可動プレート64との間には間隙が設けられており、ホーンスイッチ機構の回路が開いた状態で維持される。
その後、エアバッグユニット66を固定プレート63の取付孔65に取り付けるとともに、可動プレート64の上面側に、図示しない支持部材を介してカバー体67を取り付けることによって、特許文献1のステアリングホイール61が組み立てられる。
上述のように組み立てられたステアリングホイール61は、カバー体67を固定プレート63に向けて押し込むことによって、コイルスプリング69aが更に圧縮されるとともに、可動プレート64が固定プレート63に近づく方向に移動して導電体69dの上端に接触する。これにより、ホーンスイッチ機構の回路が閉じてホーンを作動させるため、警笛音を鳴らすことができる。
前記特許文献1によれば、上述のようなステアリングホイール61は、その組立工程において、付勢部材69を可動プレート64に保持した状態で、同可動プレート64を固定プレート63に連結できるため、組立作業中にコイルスプリング69aが外れたり、コイルスプリング69aの位置ずれが生じたりすることを防止でき、組立作業性に優れているとしている。
更に、同ステアリングホイール61は、付勢部材69に収容した導電体69dの一端が固定プレート63に当接して状態で構成されており、カバー体67が押し込まれることによって導電体69dの他端が可動プレート64に当接することにより、ホーンスイッチ機構を動作させるようにしている。このため、特許文献1によれば、可動プレート64と固定プレート63の接点同士の位置ずれによる接触不良が生じることを防止できるとしている。
特開2006−331657号公報
上述のように特許文献1のステアリングホイール61は、組立作業性を向上させることができるものの、ステアリングホイール本体62及びカバー(エアバッグモジュールを含む)の他に、可動プレート64、及び、複数部品からなる連結部材68や付勢部材69といった部材が必要とされており、ステアリングホイールを構成する部品の点数が多いという問題があった。
特に近年では、自動車に配されるパーツや装置に対して、コスト削減の観点から、部品点数の低減化や、組立工程の簡略化及び効率化が以前にも増して要請されてきている。このため、ステアリングホイールについても、エアバッグ装置やホーンスイッチ機構を備えつつ、例えば特許文献1のステアリングホイール61よりも部品点数を更に減少させ、しかも、組立作業をより簡単に且つ効率的に行うことを可能にする技術の開発が求められていた。
本発明は上記従来の課題に鑑みてなされたものであって、その具体的な目的は、部品点数が少なく、且つ、組立作業をより簡単に且つ効率的に行うことが可能なステアリングホイールを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明により提供されるステアリングホイールは、基本的な構成として、固定接点を備えたステアリングホイール本体と、前記固定接点に対し接離方向に移動可能に配されたエアバッグモジュールと、前記エアバッグモジュールを前記固定接点から離反する方向に付勢するコイルスプリングと、前記コイルスプリングの付勢に抗して前記エアバッグモジュール側に配された可動接点を前記固定接点に接触させたときにホーンを作動させるホーンスイッチ機構とを有するステアリングホイールであって、前記コイルスプリングを保持し、前記接離方向へ移動可能に前記ステアリングホイール本体に係着された少なくとも1つの係着ピンと、前記ステアリングホイール本体と前記エアバッグモジュールとを直接組み付け可能な組付手段とを有し、前記係着ピンは、前記エアバッグモジュールを裏面側から支持する支持部と、前記支持部から垂設され、前記コイルスプリングの内部に挿通される軸部と、前記軸部の先端に形成され、前記ステアリングホイール本体に係着する係着部とを備えてなることを最も主要な特徴とするものである。
また、本発明のステアリングホイールにおいて、前記組付手段は、前記エアバッグモジュール及び前記ステアリングホイール本体のうちの一方の部材に取着されたバネ線材と、他方の部材に一体化され、前記バネ線材に係止可能なフック部とにより構成されていることが好ましい。
更に、本発明では、前記係着ピンにおける前記支持部の支持面に、前記エアバッグモジュールの位置決めを行う凹部又は凸部が配され、前記エアバッグモジュールの裏面に、前記支持部の前記凹部又は凸部と嵌合する凸部又は凹部が配されていることが好ましい。
この場合、前記係着ピンにおける前記支持部の前記凹部又は凸部は、前記軸部と同軸上に配されていることが特に好ましい。
本発明のステアリングホイールでは、コイルスプリングを保持する係着ピンがステアリングホイールに接離方向に移動可能に係着されており、また、エアバッグモジュールが組付手段によってステアリングホイール本体に組み付けられると同時に係着ピンによって支持される。
すなわち、本発明のステアリングホイールは、従来のステアリングホイールに配されている可動プレートや連結部材を用いることなく、従来よりも少ない部品点数で構成されている。また、同ステアリングホイール組み立てるときには、係着ピンをステアリングホイール本体に係着させ、その後、エアバッグモジュールを係着ピンの支持部に載置するとともに、組付手段によりステアリングホイール本体に直接組み付けることによって、その組み立て作業を従来よりも簡便に且つ容易に行うことができる。
このように、本発明のステアリングホイールは、従来よりも少ない部品点数で、しかも、その組み立て作業を簡便に且つ容易に行うことができるため、製造コストを大きく削減して、安価に提供することができる。
また、本発明のステアリングホイールにおいて、前記組付手段は、エアバッグモジュール及びステアリングホイール本体のうちの一方の部材に取着されたバネ線材と、他方の部材に一体化され、バネ線材に係止可能なフック部とにより構成されている。これにより、エアバッグモジュールをステアリングホイール本体に確実に組み付けることができる。
更に、本発明のステアリングホイールでは、係着ピンにおける支持部の支持面に、エアバッグモジュールの位置決めを行う凹部(又は凸部)が配され、エアバッグモジュールの裏面に、支持部に形成した凹部(又は凸部)と嵌合する凸部(又は凹部)が配されている。これにより、エアバッグモジュールを、位置ずれを生じさせることなく、ステアリングホイール本体に対して所定の位置に安定して組み付けることができる。
この場合、前記係着ピンにおける支持部の凹部(又は凸部)は、同係着ピンの軸部と同軸上に配されている。これにより、エアバッグモジュールをステアリングホイール本体に組み付けるとき、又はステアリングホイール本体から取り外すときに、エアバッグモジュールの組み付け又は取り外しを接離方向に沿ってより安定して行うことができるため、エアバッグモジュールの組み付け性及び取り外し性を向上させることができる。
本発明のステアリングホイールが分解された状態を示す分解斜視図である。 同ステアリングホイールに用いられる係着ピンを示す斜視図である。 係着ピンをステアリングホイール本体に係着させた状態を示す要部断面図である。 図1に示したIV−IV線断面図である。 エアバッグモジュールの裏面の一部を示す要部斜視図である。 ステアリングホイールにおけるボス部の後端部における断面を示す要部断面図である。 従来のステアリングホイールが分解された状態を示す分解斜視図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、以下で説明する実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明と実質的に同一な構成を有し、かつ、同様な作用効果を奏しさえすれば、多様な変更が可能である。例えば、ステアリングホイール本体やエアバッグモジュールの形状や寸法等は、そのステアリングホイールが用いられる自動車の車種等によって任意に変更することが可能である。
ここで、図1は、本実施形態に係るステアリングホイールが分解された状態を示す分解斜視図であり、図2は、同ステアリングホイールに用いられる係着ピンを示す斜視図である。
本実施形態に係るステアリングホイール1は、ステアリングホイール本体2と、ステアリングホイール本体2の上面側に配されるエアバッグモジュール3と、ホーンを作動させる図示しないホーンスイッチ機構と、ステアリングホイール本体2の裏面(下面)側を被覆するロアカバー4と、ステアリングホイール本体2に係着される3つの係着ピン5と、エアバッグモジュール3を付勢するコイルスプリング6と、ステアリングホイール本体2とエアバッグモジュール3とを直接組み付け可能な組付手段とを有している。
前記ステアリングホイール本体2は、円環状のリム部20aと、リム部20aの略中心部分に配されるボス部20bと、リム部20aとボス部20bとを連結する3本のスポーク部20cとから構成されている。なお、本実施形態では、ステアリングホイール本体2を正面から見たときに、3本のスポーク部20cが略T字状に配されている。
この場合、ステアリングホイール1を運転者が正面から見た場合において、ステアリングホイール1がニュートラル位置のときに2本のスポーク部20cが直線的に配されている方向を左右方向とし、それに直交するように1本のスポーク部20cが配されている方向を前後方向とする。また、ステアリングホイール1を運転者が正面から見たときの手前側の方向を上方、奥側の方向を下方とする。
このステアリングホイール本体2は、鉄、アルミニウム、マグネシウムなどの金属材料を用いて骨格となる芯金21aを形成し、更に、同芯金21aのリム部20aとスポーク部20cの一部とに、発泡ウレタンなどの合成樹脂のRIM成形を行って表皮部21bを形成することによって作製されている。更に、同ステアリングホイール本体2には、ステアリングホイール1の商品性を向上させるために、表皮部に本革を巻き付けることや加飾を行うことも可能である。
ステアリングホイール本体2におけるボス部20bの下面(裏面)側には、図示しないステアリングシャフトに嵌着する嵌着部22が配されており、この嵌着部22は、ステアリングホイール1を正面(上面)から見たときに、リム部20aの中心部に設けられている。一方、ボス部20bの上面側には、各係着ピン5を挿入するための3つの貫通孔23と、エアバッグモジュール3に配された後述するワイヤー31cを係止する3つのフック部24と、円柱状の固定接点25とが配されている。
ボス部20bに形成される貫通孔23とフック部24とは、スポーク部20cが連結する連結部分の近傍にそれぞれ1つずつ配されている。この場合、各貫通孔23は、図3に示すように、コイルスプリング6を嵌入可能な内径を有する第1内径部23aと、第1内径部23aよりも内径が小さく、係着ピン5の後述する第2柱部を挿通可能な第2内径部23bと、第2内径部23bよりも内径が大きく、第2内径部23bとの間に形成された段差面23eに係着ピン5の後述する係着部53を係着させる第3内径部23cとを有している。この場合、第2内径部23bにおけるボス部20b上面側には、係着ピン5を挿入し易くするためにテーパーが形成されている。
ボス部20bに配されている各フック部24は、ボス部20bの上面に固定(又は一体化)された基端部24aと、同基端部24aから上方に起立した起立部24bと、同起立部24bの上端からステアリング中心軸側へ屈曲し、ワイヤー31cを引っ掛けることが可能な屈曲部24cとを有している。なお、本発明において、ボス部20bに設けた貫通孔23、フック部24、及び固定接点25の配設個数や配設位置などは特に限定されるものではなく、ステアリングの寸法や形状等に応じて任意に変更することができる。
本実施形態におけるエアバッグモジュール3は、所定の手順で折り畳まれた袋状のエアバッグ本体と、エアバッグ本体を載置する金属製のベースプレート31と、膨張用ガスを発生させてエアバッグ本体内に供給するインフレータ32と、エアバッグ本体及びインフレータ32をベースプレート31に保持するためのリングリテーナと、これらの部材を被覆してベースプレート31に嵌着する合成樹脂製のモジュールカバー33とを備えている。
なお、本実施形態のエアバッグモジュール3におけるエアバッグ本体、インフレータ32、及びリングリテーナについては、従来と同様のものが用いられているため、これらの部材については詳しい説明を省略することとし、また、エアバッグ本体及びリングリテーナについては図示も省略する。
本実施形態のベースプレート31は、略平板状の基板部31aと、同基板部31aの周辺に配される周辺部31bとを備えており、また、その周辺部31bの下面(裏面)側には、ステアリングホイール本体2に設けたフック部24を引っ掛けることが可能なバネ線材からなるワイヤー31cが保持されている。
同ベースプレート31における基板部31aには、インフレータ32を挿入するための円形状のインフレータ挿入孔31dと、リングリテーナに配されたスタッドボルトを挿入するためのボルト挿入孔31eとが穿設されている。また、ベースプレート31の基板部31aと周辺部31bとの間には、図4及び図5に示すように段差を設けられている。
このベースプレート31における周辺部31bの上面側には、モジュールカバー33の周壁部33aを挿入可能な挿入溝31fと、その周壁部33aに係着する弾性変形可能な複数の係着爪部31gとが設けられている。この場合、モジュールカバー33の周壁部33aには、各係着爪部31gを嵌入するための複数の爪孔部33bが形成されており、ベースプレート31の係着爪部31gは、モジュールカバー33の周壁部33aが挿入溝31fの奥まで挿入されたときに周壁部33aの爪孔部33b内に入り込むように構成されている。
また、同ベースプレート31における周辺部31bの裏面側には、ワイヤー31cを保持するための複数のワイヤー保持部31hと、ステアリングホイール本体2のフック部24を収容可能な収容孔31iと、係着ピン5の後述する位置決め用凹部51aに嵌入する位置決め用凸部31jと、固定接点25に対応する位置に垂設された円柱状の可動接点31kとが配されている。
この場合、前記ワイヤー保持部31hは、ワイヤー31cが有する弾性を利用して同ワイヤー31cを安定して保持固定できるように所定の位置に設けられている。また、前記収容孔31iは、ステアリングホイール本体2に設けたフック部24の位置と対応する位置に設けられている。
ベースプレート31の裏面側に配されるワイヤー31cは、複数のワイヤー保持部31hによって、ベースプレート31の基板部31aの周囲を一回りするとともに同ワイヤー31cの一部が収容孔31iの内側に沿うようにして保持固定されている。更に、同ワイヤー31cは、後述するように、ベースプレート31の収容孔31i内にステアリングホイール本体2のフック部24が収容されたときに、ワイヤー31cの一部に同フック部24の屈曲部24cを引っ掛けることができるように配されている。
即ち、本実施形態のステアリングホイール1では、ステアリングホイール本体2に設けたフック部24と、エアバッグモジュール3におけるベースプレート31の裏面側に配したワイヤー31cとによって、ステアリングホイール本体2とエアバッグモジュール3とを直接組み付け可能な組付手段が構成されている。
なお、本実施形態では、1本のワイヤー31cがベースプレート31の基板部31aの周囲を一回りするように配されている場合について説明しているが、本発明では、例えば複数本の短いワイヤーを、ステアリングホイール本体2のフック部24に対応する位置にそれぞれ保持固定することによって組付手段を構成することも可能である。
ベースプレート31の裏面側に形成された位置決め用凸部31jは、それぞれ、下方に向けて所定の高さ寸法を有する円錘台状に形成されている。また、位置決め用凸部31jは、ステアリングホイール本体2に穿設した3つの貫通孔23に対応するそれぞれの位置に配されている。
本実施形態のホーンスイッチ機構は、ステアリングホイール本体2に配した固定接点25と、エアバッグモジュール3のベースプレート31下面(裏面)に配した可動接点31kとが接触したときに、ホーンスイッチの回路を閉じてホーン装置を作動させることによってホーン(警笛音)を鳴らすように構成されている。
本実施形態のロアカバー4は、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を所定の形状に射出成形することにより形成されている。同ロアカバー4は、ステアリングホイール本体2の下面側から嵌め込むことによって、同ステアリングホイール本体2のボス部20bに嵌着する図示しない嵌着部を有している。
本実施形態の係着ピン5は、ポリアセタール等の合成樹脂からなり、図2に示すように、円板状の支持部51と、支持部51から垂設された軸部52と、軸部52の下端に形成された係着部53とを有している。この係着ピン5の支持部51は、コイルスプリング6の外径よりも大きな半径を有している。
また、同支持部51の上面側中心部には、ベースプレート31の裏面に設けた位置決め用凸部31jを嵌入させることが可能な位置決め用凹部51aが形成されている。この位置決め用凹部51aは、係着ピン5の軸部52と同軸上に形成されており、これにより、後述するように、ステアリングホイール1を組み立てる際に、エアバッグモジュール3の位置決めを安定して行うことができるとともに、ステアリングホイール1を組み立てたときに、エアバッグモジュール3をコイルスプリング6によって上方へ安定して付勢することができる。また、エアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2から取り外す際にも、エアバッグモジュール3をコイルスプリング6によって安定して尾茂ることができるため、エアバッグモジュール3の取り外しも安定して行うことができる。
支持部51から垂設する軸部52は、コイルスプリング6の内径と略同じ又は同内径よりも小さい外径に形成された第1軸部52aと、段部を介して第1軸部52aよりも小さい外径に形成された第2軸部52bとを有しており、第1及び第2軸部52a,52bをコイルスプリング6内に挿し込むことができるように構成されている。
またこの場合、係着ピン5における第1軸部52aの外径は、ボス部20bに形成した貫通孔23における第1内径部23aの内径よりも小さく、且つ、同貫通孔23における第2内径部23bの内径よりも大きく設定されている。一方、第2軸部52bは、ボス部20bに形成した貫通孔23における第2内径部23bの内径よりも小さい外径を有している。また、第2軸部52bは、その下端部が二股に分岐して形成されているため、分岐したそれぞれの下端部を内側に向けて容易に弾性変形させることが可能に構成されている。
同係着ピン5の係着部53は、二股に分かれた第2軸部52bの各先端(下端)に鉤状に形成されている。この係着部53は、第2軸部52bが内側に湾曲することにより、ボス部20bに形成した貫通孔23の第2内径部23bを挿通でき、且つ、第2内径部23bを通過した後に第2軸部52bが弾性復帰することにより、貫通孔23の第2内径部23bと第3内径部23cとの間に形成された段差面23eに係着することが可能なように構成されている。
本実施形態のコイルスプリング6は、貫通孔23における第1内径部23aと第2内径部23bとの間に形成された段差面23dと、係着ピン5における支持部51の下面(裏面)との間に挟持されており、エアバッグモジュール3がステアリングホイール本体2に組み付けられたときに、エアバッグモジュール3を上方に付勢することができる(図6を参照)。
このコイルスプリング6は、後述するように係着ピン5にコイルスプリング6を保持し、更に同係着ピン5をステアリングホイール本体2の貫通孔23に仮固定した際に(図3を参照)、貫通孔23における第1内径部23aと第2内径部23bとの間に形成された段差面23dと、係着ピン5における支持部51の下面(裏面)との間にてコイルスプリング6が圧縮された状態で挟持されるような長さ寸法を有している。特に、本実施形態では、係着ピン5をステアリングホイール本体2の貫通孔23に仮固定した際に、コイルスプリング6がその自由長に対して1mm以上圧縮された状態で挟持されるような長さ寸法を有していることが好ましい。
次に、本実施形態に係るステアリングホイール1を組み立てる方法について具体的に説明する。
先ず、各係着ピン5の軸部52をコイルスプリング6に挿入して、係着ピン5にコイルスプリング6を保持する。このとき、係着ピン5の第1軸部52aは、コイルスプリング6の内径と略同じ又は同内径よりも小さい外径を有しているため、コイルスプリング6を係着ピン5の軸部52と同軸上に安定して保持することができる。
続いて、コイルスプリング6を保持した係着ピン5をステアリングホイール本体2の貫通孔23にボス部20bの前面側から挿入するとともに、コイルスプリング6の一端を貫通孔23の第1内径部23aに嵌入する。このとき、係着ピン5の第2軸部52bは、その下端部が二股に分岐して形成されているため、同第2軸部52bの各下端部を内側に向けて容易に弾性変形させながら、係着ピン5の係着部53を貫通孔23の第2内径部23bに挿入して通過させることができる。
そして、係着ピン5の係着部53が貫通孔23の第2内径部23bを通過した後、第2軸部52bの下端部が弾性復帰して、係着ピン5の係着部53が、貫通孔23の第2内径部23bと第3内径部23cとの間の段差面23eに係着する。このとき、コイルスプリング6は、貫通孔23における第1内径部23aと第2内径部23bとの間に形成された段差面23dと、係着ピン5における支持部51の下面(裏面)との間に圧縮された状態で挟持される。
これにより、係着ピン5の支持部51はコイルスプリング6によって上方に付勢されるため、係着ピン5の係着部53が貫通孔23の前記段差面23eに確実に係着し、同係着ピン5は、貫通孔23に仮固定された状態で保持される。このように係着ピン5を貫通孔23に仮固定する作業を、3本の係着ピン5のそれぞれについて行う。
このように、コイルスプリング6を保持した係着ピン5をステアリングホイール本体2のボス部20bに仮固定することにより、ステアリングホイール1の組立作業中に、コイルスプリング6が上下方向に対して斜めに傾倒したり、また、コイルスプリング6がステアリングホイール本体2から脱落したりすることを防止できる。ここで、係着ピン5が貫通孔23に仮固定されて、コイルスプリング6が圧縮された状態にあるときの同コイルスプリング6の長さ寸法を、第1セット長さL1と定義する。
また、上述のような係着ピン5を仮固定する工程とは別に、エアバッグモジュール3を組み立てる工程を行う。エアバッグモジュール3を組み立てるために、先ず、リングリテーナをエアバッグ本体の開口部に周縁に取り付けて、同エアバッグ本体を所定の手順に従って折り畳む。続いて、エアバッグ本体に取り付けたリングリテーナにベースプレート31及びインフレータ32を取り付けて固定する。
その後、ベースプレート31の挿入溝31fにモジュールカバー33の周壁部33aを挿入して、モジュールカバー33をベースプレート31に係着させ、更に、ベースプレート31の下面(裏面)側にワイヤー31cを保持する。これにより、図1及ぶ図4に示したようなエアバッグモジュール3を得ることができる。
そして、上述のように係着ピン5をステアリングホイール本体2の貫通孔23に仮固定し、且つ、エアバッグモジュール3を組み立てた後に、そのエアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2の上面側から組み付ける。具体的には、先ず、エアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2の上面側から導入して、同エアバッグモジュール3を係着ピン5の支持部51に載置する。
このとき、エアバッグモジュール3のベースプレート31下面に形成した位置決め用凸部31jを、係着ピン5の支持部51上面に形成した位置決め用凹部51aに嵌入させることにより、エアバッグモジュール3を所定の位置に安定してセットすることができる。
続いて、係着ピン5に載置したエアバッグモジュール3を上面側から押圧して、同エアバッグモジュール3を下方に向けて押し込む。これにより、ステアリングホイール本体2に配したフック部24が、図6に示すように、ベースプレート31の裏面側に保持したワイヤー31cに引っ掛かって同ワイヤー31cを係止するため、エアバッグモジュール3をワンタッチでステアリングホイール本体2に直接組み付けることができる。
また、各係着ピン5は、エアバッグモジュール3を組み付けるときに、エアバッグモジュール3によって下方へ深く押し込まれるため、係着ピン5の支持部51とボス部20bとの間で挟持されているコイルスプリング6は更に圧縮された状態で保持される。このとき、係着ピン5の係着部53と貫通孔23の段差面との係止状態が解かれているため、ステアリングホイール本体2に組み付けられたエアバッグモジュール3は、コイルスプリング6によって所定の力で付勢された状態でフック部24によって保持される。また、ステアリングホイール本体2に配され固定接点25と、エアバッグモジュール3に配された可動接点31kとは、互い所定の距離で離間した状態となっている。
ここで、エアバッグモジュール3が組み付けられた状態における圧縮されたコイルスプリング6の長さ寸法を、前記第1セット長さL1よりも短い第2セット長さL2と定義する。また、後述するようにエアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2から取り外すときに、コイルスプリング6の付勢力によってエアバッグモジュール3を押し上げるのに必要なストロークの長さ寸法をL3と定義する。この場合、本実施形態における第2セット長さL2は、L2=L1−L3の関係を満たすように設定されている。
そして、エアバッグモジュール3がコイルスプリング6によって所定の力で付勢された状態でステアリングホイール本体2に組み付けられた後、ステアリングホイール本体2の下面側に、ロアカバー4が取着されることによって、本実施形態に係るステアリングホイール1を組み立てることができる。
このようにして得られたステアリングホイール1は、エアバッグモジュール3が上面側から押圧されて下方へ押し込まれることにより、コイルスプリング6が第2セット長さL2よりも更に圧縮するとともに、ステアリングホイール本体2に配された固定接点25と、エアバッグモジュール3に配された可動接点31kとが互いに接触するため、ホーンスイッチ機構の回路が閉じてホーンを作動させることができる。
その後、エアバッグモジュール3に対する押圧が解かれると、コイルスプリング6は第2セット長さL2に復帰するとともに、エアバッグモジュール3がコイルスプリング6によって付勢されて元の位置に戻り、固定接点25と可動接点31kとが離間した状態となるため、ホーンを停止させることができる。
また、例えばエアバッグモジュール3が作動してエアバッグ本体が膨張展開した場合、その後、作動したエアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2から取り外して交換することが必要となる。この場合、例えばドライバー等を用いて、フック部24に係止されているそれぞれのワイヤー31c部分を内側に向けて押し込むことにより、フック部24によるワイヤー31cの係止が外されて、ステアリングホイール本体2とエアバッグモジュール3との組み付け状態が解除される。
これにより、コイルスプリング6が第2セット長さL2から第1セット長さL1まで伸長するとともに、エアバッグモジュール3が、コイルスプリング6によって付勢されて、前述のL3のストローク長さだけ上方に押し上げられる。
そして、コイルスプリング6によって押し上げられたエアバッグモジュール3は、係着ピン5の支持部51に単に載置されている状態となっているため、同エアバッグモジュール3を持ち上げることにより、ステアリングホイール本体2から容易に取り外すことができる。その後、新たなエアバッグモジュール3を係着ピン5の支持部51に載置して下方に押し込むことによって、エアバッグモジュール3を上述のようにワンタッチで組み付けることができる。このため、エアバッグモジュール3の交換を容易に行うことができる。
以上のように、本実施形態のステアリングホイール1は、従来のステアリングホイール1に配されているような可動プレートや連結部材を用いずに組み立てることができるため、構成部品の点数を従来よりも減少させることができる。これによって、部品コストの削減を図ることができる。
また、同ステアリングホイール1を組み立てるときには、係着ピン5をステアリングホイール本体2に係着させた後に、エアバッグモジュール3を係着ピン5の支持部51に載置して押し込むことにより、同エアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2にワンタッチで直接組み付けることができるため、組み立て作業を従来よりも簡便に且つ容易に行うことができる。従って、同ステアリングホイール1は、製造コストの大幅な削減を図って、従来よりも安価に提供することができる。
なお、上記実施形態において、エアバッグモジュール3をステアリングホイール本体2に組み付ける組付手段は、前述のように、ステアリングホイール本体2に設けたフック部24と、エアバッグモジュール3のベースプレート31に取着したワイヤー31cとにより構成されている。しかし、本発明における組付手段は、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
例えば、ステアリングホイール本体2にバネ線材からなるワイヤーを取着するとともに、エアバッグモジュール3のベースプレート31にフック部を設けることによって組付手段を構成することも可能である。
またその他に、例えば、エアバッグモジュールとステアリングホイール本体とを、ボルトを用いて固定することによって組み付ける手段を採用することも可能である。この場合、ステアリングホイールを組み立てた後にエアバッグモジュールを取り外す際には、エアバッグモジュールとステアリングホイール本体とを固定しているボルトを外すことによって、エアバッグモジュールをコイルスプリングによって押し上げなくても容易に取り外すことが可能である。
このため、ステアリングホイールを組み立てる際には、係着ピンをステアリングホイール本体の貫通孔に係着させたときに、同係着ピンに保持されているコイルスプリングを前記第2セット長さL2まで圧縮させた状態にセットしておき、その後、エアバッグモジュールを係着ピンの支持部に載置してボルトによって固定すれば良い。これによって、ステアリングホイールを簡便に且つ容易に組み立てることが可能である。
更に、上記実施形態に係るステアリングホイール1では、ステアリングホイール本体2に組み付けるエアバッグモジュール3の位置決めを行うために、係着ピン5における支持部51の上面に位置決め用凹部51aが形成され、エアバッグモジュール3におけるベースプレート31の裏面に位置決め用凸部31jが形成されている。しかし、本発明では、エアバッグモジュール3の位置決めを行う手段として、係着ピンにおける支持部の上面に位置決め用凸部を形成し、また、エアバッグモジュールにおけるベースプレートの裏面に位置決め用凹部を形成することも可能である。
1 ステアリングホイール
2 ステアリングホイール本体
3 エアバッグモジュール
4 ロアカバー
5 係着ピン
6 コイルスプリング
20a リム部
20b ボス部
20c スポーク部
21a 芯金
21b 表皮部
22 嵌着部
23 貫通孔
23a 第1内径部
23b 第2内径部
23c 第3内径部
23d,23e 段差面
24 フック部
24a 基端部
24b 起立部
24c 屈曲部
25 固定接点
31 ベースプレート
31a 基板部
31b 周辺部
31c ワイヤー
31d インフレータ挿入孔
31e ボルト挿入孔
31f 挿入溝
31g 係着爪部
31h ワイヤー保持部
31i 収容孔
31j 位置決め用凸部
31k 可動接点
32 インフレータ
33 モジュールカバー
33a 周壁部
33b 爪孔部
51 支持部
51a 位置決め用凹部
52 軸部
52a 第1軸部
52b 第2軸部
53 係着部

Claims (4)

  1. 固定接点(25)を備えたステアリングホイール本体(2) と、前記固定接点(25)に対し接離方向に移動可能に配されたエアバッグモジュール(3) と、前記エアバッグモジュール(3) を前記固定接点(25)から離反する方向に付勢するコイルスプリング(6) と、前記コイルスプリング(6) の付勢に抗して前記エアバッグモジュール(3) 側に配された可動接点(31k) を前記固定接点(25)に接触させたときにホーンを作動させるホーンスイッチ機構とを有するステアリングホイールであって、
    前記コイルスプリング(6) を保持し、前記接離方向へ移動可能に前記ステアリングホイール本体(2) に係着された少なくとも1つの係着ピン(5) と、前記ステアリングホイール本体(2) と前記エアバッグモジュール(3) とを直接組み付け可能な組付手段とを有し、
    前記係着ピン(5) は、前記エアバッグモジュール(3) を裏面側から支持する支持部(51)と、前記支持部(51)から垂設され、前記コイルスプリング(6) の内部に挿通される軸部(52)と、前記軸部(52)の先端に形成され、前記ステアリングホイール本体(2) に係着する係着部(53)とを備えてなる、
    ことを特徴とするステアリングホイール。
  2. 前記組付手段は、前記エアバッグモジュール(3) 及び前記ステアリングホイール本体(2) のうちの一方の部材に取着されたバネ線材(31c) と、他方の部材に一体化され、前記バネ線材(31c) に係止可能なフック部(24)とにより構成されてなる請求項1記載のステアリングホイール。
  3. 前記係着ピン(5) における前記支持部(51)の支持面に、前記エアバッグモジュール(3) の位置決めを行う凹部(51a) 又は凸部が配され、
    前記エアバッグモジュール(3) の裏面に、前記支持部(51)の前記凹部(51a) 又は凸部と嵌合する凸部(31j) 又は凹部が配されてなる、
    請求項1又は2記載のステアリングホイール。
  4. 前記係着ピン(5) における前記支持部(51)の前記凹部(51a) 又は凸部は、前記軸部(52)と同軸上に配されてなる請求項3記載のステアリングホイール。
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