JP3541394B2 - 空気調和装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続して成る空気調和装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来この種の装置として図9に示すものがある。図において、Aは熱源機、B,C,Dは後述するように互いに並列接続された室内機でそれぞれ同じ構成となっている。1は圧縮機、2は冷媒流通方向を切り換える4方弁、3は熱源機側熱交換器、4はアキュムレータであり、これらの機器を配管接続することにより熱源機Aを構成している。5はそれぞれ室内機B,C,Dの室内側熱交換器、6は室内側熱交換器5の熱源機側熱交換器3に対応する一端に接続され冷房時は室内側熱交換器5の冷媒出口側の過熱度、暖房時は過冷却度により制御される第1の流量制御装置である。7は一端を4方弁2に接続された熱源機側の第1の接続配管、7b,7c,7dは一端を室内側熱交換器5の冷房時に出口となる室内機の一端に接続された室内側の第1の接続配管、9は熱源機側の第1の接続配管7の他端と室内側の第1の接続配管7b,7c,7dの他端とを接続する第1の接続点、8は一端を熱源機側熱交換器3に接続された熱源機側の第2の接続配管、8b,8c,8dは一端を第1の流量制御装置6に接続された室内側の第2の接続配管、10は熱源機側の第2の接続配管8の他端と室内側の第2の接続配管8b,8c,8dの他端とを接続する第2の接続点である。
図中、実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を、また破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示している。
【0003】
次に、冷房運転時の動作について説明する。圧縮機1より吐出された高温高圧のガス冷媒は4方弁2を経て熱源機側熱交換器3に流入しここで室外空気などと熱交換して液化する。液化した液冷媒は熱源機側の第2の接続配管8を経て第2の接続点10に至りここで分流して室内側の第2の接続配管8b,8c,8dを経てそれぞれ室内機B,C,Dに流入する。各室内機B,C,Dに流入した冷媒は室内側熱交換器5の出口の過熱度により制御される第1の流量制御装置6により低圧まで減圧されて室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して蒸発しガス化されて室内を冷房する。そして、このガス状態となった冷媒は、室内側の第1の接続配管7b,7c,7dを経て第1の接続点9にて合流し、熱源機側の第1の接続配管7、4方弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される。このようにして冷凍サイクルが形成される。
【0004】
次に、暖房運転時の動作について説明する。圧縮機1より吐出された高温高圧のガス冷媒は4方弁2、熱源機側の第1の接続配管7を経て第1の接続点9に至り、ここで分流して室内側の第1の接続配管7b,7c,7dを経てそれぞれ室内機B,C,Dに流入する。各室内機B,C,Dに流入した冷媒は室内側熱交換器5で室内空気と熱交換して凝縮し液化されて室内を暖房する。そして、この液状態となった冷媒は、室内側熱交換器5の出口の過冷却度により制御される第1の流量制御装置6により低圧まで減圧されて室内側の第2の接続配管8b,8c,8dを経て第2の接続点10にて合流し、熱源機側の第2の接続配管8を経て熱源機側熱交換器3に流入しここで室外空気などと熱交換してガス化する。ガス化したガス冷媒は4方弁2、アキュムレータ4を経て圧縮機1に吸入される。このようにして冷凍サイクルが形成される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
従来の空気調和装置は以上のように構成されているので、冷房運転においては、熱源機に対して室内機が上方に設置されている場合には、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管を上昇している間に液ヘッド分の圧力降下によって気液二相状態となり、室内機に流入する冷媒の流量を第1の流量制御装置によって制御することが困難となるという問題点があった。
また、冷房運転においては、熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管が長い場合には、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管を流れている間に、摩擦損失による圧力降下によって気液二相状態となり室内機に流入する冷媒の流量を第1の流量制御装置によって制御することが困難になるという問題点があった。
また、冷房運転においては、冷媒充填量が多めの場合などには、第1の流量制御装置によって室内側熱交換器の出口では過熱状態となるように制御されるため、余剰の冷媒はアキュムレータに分布せず、熱源機側熱交換器に分布する。したがって、熱源機側熱交換器の液冷媒の占める割合が増大して熱源機側熱交換器における熱交換量が減少して高圧が上昇し圧縮機の吐出配管などに設けられた圧力開閉器(図示せず)が作動して異常停止したり、圧縮機の消費電力が増大するという問題点があった。
また、冷房運転においては、圧縮機が高圧縮比運転をした場合や、高圧・低圧のいずれも高い過負荷運転をした場合や、また冷媒が不足気味の場合などには圧縮機の吐出温度が過昇して寿命が著しく縮減するなど圧縮機の信頼性が著しく低下するという問題点があった。
【0006】
また、暖房運転においては、室内機側の負荷が小さくかつ熱源機側熱交換器の負荷が大きい場合(空冷式の熱交換器の場合には熱交換器の吸込空気温度、水冷式の熱交換器の場合には熱交換器の入口水温が高い場合など)には、圧縮機の吐出圧力が上昇して圧縮機の吐出配管などに設けられた圧力開閉器(図示せず)が作動して異常停止するなど連続運転が不可能であるという問題点があった。
また、暖房運転においては、圧縮機が高圧縮比運転をした場合や、高圧・低圧のいずれも高い過負荷運転をした場合や、また冷媒が不足気味の場合などには圧縮機の吐出温度が過昇して寿命が著しく縮減するなど圧縮機の信頼性が著しく低下するという問題点があった。
この発明は上記のような問題点を解消するためになされたもので、冷房運転においては、熱源機に対して室内機が上方に設置されている場合でも、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管を上昇している間に液ヘッド分の圧力降下があっても、また、熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管が長い場合でも、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管を流れている間に摩擦損失分の圧力降下があっても気液二相状態とはならずに液状態を保持し、室内機に流入する冷媒の流量を第1の流量制御装置によって容易に制御できる空気調和装置を得ることを目的とする。
また、この発明の別の発明は、冷房運転においては、冷媒充填量が多めの場合などでも熱源機側熱交換器の液冷媒の示す割合があまり増大せず、したがって高圧が上昇せずに異常停止することもなく圧縮機の消費電力が増大することのない空気調和装置を得ることを目的とする。
また、この発明の別の発明は、冷房運転においては、常に圧縮機の吐出温度が過昇することなく、圧縮機の信頼性の高い空気調和装置を得ることを目的とする。
【0007】
また、この発明の別の発明は、暖房運転においては、室内機側の負荷が小さくかつ熱源機側熱交換器の負荷が大きい場合(空冷式の熱交換器の場合には熱交換器の吸込空気温度、水冷式の熱交換器の場合には熱交換器の入口水温が高い場合など)でも、圧縮機の吐出圧力が上昇することなく、異常停止せずに連続運転することのできる空気調和装置を得ることを目的とする。
また、この発明の別の発明は、暖房運転においては、常に圧縮機の吐出温度が過昇することなく、圧縮機の信頼性の高い空気調和装置を得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明の請求項1に係る空気調和装置は、圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、上記熱交換部と上記第1の流量制御装置との間に設けた第2の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第1の過冷却度が予め設定された目標範囲内となるように上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたものである。
【0009】
この発明の請求項2に係る空気調和装置は、さらに上記熱源機側熱交換器及び上記室内機取付け位置の高低差に応じて入力する高低差入力手段を設け、上記高低差入力手段の入力値に応じて上記第1の過冷却度の目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段を設けたものである。
この発明の請求項3に係る空気調和装置は、上記熱源機と上記室内機とを接続する接続配管の長さに応じて入力する配管長入力手段を設け、上記配管長入力手段の入力値に応じて上記第1の過冷却度の目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段を設けたものである。
【0010】
この発明の請求項4に係る空気調和装置は、圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、上記熱源機側熱交換器と上記分岐部との間に設けられた第3の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第2の過冷却度に基づき上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたものである。
この発明の請求項5に係る空気調和装置は、圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段により検出された検出温度が予め設定された設定温度を超えると上記第2の流量制御装置の開度を増加するように制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたものである。
【0011】
この発明の請求項6に係る空気調和装置は、圧縮機、切換弁、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管と、上記切換弁と上記室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段と、暖房運転時において、上記第2の圧力検出手段の検出圧力に基づき上記第3の流量制御装置の開度を制御する暖房時流量制御装置制御手段とを設けたものである。
【0012】
この発明の請求項7に係る空気調和装置は、圧縮機、切換弁、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管と、上記切換弁と上記室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に第4の温度検出手段を設け、暖房運転時において、上記第4の温度検出手段の検出温度が設定温度を超えると上記3の流量制御装置の開度を増加するように制御する暖房時流量制御装置制御手段とを設けたものである。
【0013】
【作用】
この発明の請求項1による空気調和装置においては、冷房運転時に、熱源機側熱交換器で液化した液冷媒の一部はバイパス配管に流入し第2の流量制御装置によって低圧にまで減圧され低温の気液二相状態となって熱交換部において熱源機側熱交換器で液化した高温の液冷媒と熱交換してガス化し、室内側熱交換器でガス化した冷媒と合流してアキュムレータに流入する。一方、熱源機側熱交換器で液化した高温の液冷媒は熱交換部において第2の流量制御装置によって低圧にまで減圧された低温の気液二相冷媒によって充分に過冷却され、上記圧縮機の吐出配管に設けられた第2の圧力検出手段により検出された圧力と上記熱交換部と上記第1の流量制御装置との間に設けた第2の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第1の過冷却度が予め設定された目標範囲となるように、上記第2の流量制御装置を制御するから、熱源機に対して室内機が上方に設置されている場合でも、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管を上昇している間に液ヘッド分の圧力降下があっても、また、熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管を流れている間に摩擦損失分の圧力降下があっても気液二相状態とはならずに液状体を保持する。
【0014】
この発明の請求項2による空気調和装置においては、冷房運転時に、上記熱源機側熱交換器及び上記室内機取付け位置の高低差に応じて、上記第1の過冷却度の目標範囲を決定して、上記第2の流量制御装置を制御するので、熱源機に対して室内機が上方に設置されている場合でも、熱源機側熱交換器で液化した冷媒が熱源機側の第2の接続配管を上昇している場合に液ヘッド分の圧力降下があっても気液二相状態とはならずに液状態を保持する。
【0015】
この発明の請求項3による空気調和装置においては、冷房運転時に、上記熱源機と上記室内機とを接続する接続配管の長さに応じて、上記第1の過冷却度の目標範囲を決定して、上記第2の流量制御装置を制御するので、熱源機側の第2の接続配管、室内側の第2の接続配管を流れている間に摩擦損失分の圧力降下があっても気液二相状態とはならずに液状態を保持する。
【0016】
この発明の請求項4による空気調和装置においては、冷房運転時に、熱源機側熱交換器で液化された冷媒の一部が第2の流量制御装置に流入し、アキュムレータに流入する。熱源機側熱交換器内に液冷媒が占める割合が大きくなると、圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管に設けた第3の温度検出手段により検出された検出温度から演算される第2の過冷却度が大きくなるため、第2の流量制御手段の開度を調整して、熱源機側熱交換器内の液冷媒の一部を第2の流量制御装置を経てアキュムレータにバイパスさせることができ、熱源機側熱交換器内の液冷媒の占める割合は一定範囲に保たれる。
【0017】
この発明の請求項5による空気調和装置においては、冷房運転時に、圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段の検出温度が上昇すると第2の流量制御装置の開度を調整して熱源機側熱交換器で液化した液冷媒のうち、第2の流量制御装置を経てアキュムレータへ流入する量を増加させて圧縮機の吸入温度を下げることができ、圧縮機の吐出温度も低下する。
【0018】
この発明の請求項6による空気調和装置においては、暖房運転時に、第2の圧力検出手段の検出圧力が上昇すると圧縮機より吐出され、切換弁を通過した高温高圧のガス冷媒の一部が、第3の流量制御装置によって適量だけバイパス配管に流入し、第3の流量制御装置によって低圧にまで減圧されて室内機を経た冷媒と合流する。
【0019】
この発明の請求項7による空気調和装置においては、暖房運転時に、圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段により検出された検出温度が上昇すると、圧縮機より吐出され、切換弁を通過した高温高圧のガス冷媒のうち、第3の流量制御装置を通過する量を増加させ、圧縮機の吐出温度も低下させることができる。
【0020】
【実施例】
実施例1.
以下、この発明の一実施例について説明する。
図1はこの発明の一実施例による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。図において、A,B,C,D及び1,3,4,5,6,7,7b,7c,7d,8,8b,8c,8d,9,10は図9に示す従来の空気調和装置と同様のものであり、ここでは説明を省略する。2は切換弁であり、該実施例においては4方弁を使用している。11aは熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置6とを接続する配管と、圧縮機の吸入側低圧配管である4方弁2とアキュムレータ4とを接続する配管とを結ぶバイパス配管、12aはバイパス配管11aの配管途中に設けられた第2の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁)、13aは熱源機側熱交換器3とバイパス配管11aの分岐部11cとを接続する配管と、バイパス配管11aの第2の流量制御装置12aと圧縮機1側の一端との間の配管部分との間で熱交換する熱交換部、14は4方弁2とアキュムレータ4とを接続する配管途中に設けられた第1の圧力検出手段、15は熱交換部13aとバイパス配管11aの圧縮機1側の一端との間の配管途中に設けられた第1の温度検出手段、16は圧縮機1の吐出配管に設けられた第2の圧力検出手段、17は熱源機側熱交換器3と熱交換部13aとを接続する配管途中に設けられた第3の温度検出手段、18は上記熱交換部13aと上記第1の流量制御装置6とを接続する配管途中に設けられた第2の温度検出手段、19は圧縮機1の吐出配管に設けられた第4の温度検出手段である。
【0021】
尚、図中実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を示し、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れを方向を示す。暖房運転時の冷媒側の動作については図9に示す従来の空気調和装置と全く同様なので説明を省略する。また、冷房運転時の冷媒側の動作については熱交換部13a及びバイパス配管11aに関する部分以外については図9に示す従来の空気調和装置と全く同様なので説明を省略し、冷房運転時の熱交換部13a及びバイパス配管11aに関する部分について説明する。すなわち、熱源機側熱交換器3で液化された液冷媒は熱交換部13aを経た後にその一部がバイパス配管11aに流入し第2の流量制御装置12aで低圧にまで減圧され低温の気液二相状態となり、熱交換部13aでガス化されて室内側熱交換器5でガス化された冷媒と合流してアキュムレータ4に流入する。一方、熱交換部13aにおいて、熱源機側熱交換器3で液化された高温の液冷媒はバイパス配管11aを流れる低温の冷媒によって充分に冷却され過冷却度の大きな液冷媒となり、その一部はバイパス配管11aに流入するが残りの冷媒は熱源機側の第2の接続配管8に流入して第2の接続点10に至る。熱交換部13aで充分に冷却され過冷却度の大きな液冷媒となっているため、熱源機Aに対して室内機B,C,Dが上方に設置されていても液ヘッド分の圧力降下があるにもかかわらず第2の接続点10及び各第1の流量制御装置6の入口部では気液二相状態とはならずに液状態を保持でき、各室内機B,C,Dに流入する冷媒流量を第1の流量制御装置6で容易に制御することができる。また、熱交換部13aで充分に冷却され過冷却度の大きな液冷媒となっているため、熱源機側の第2の接続配管8、室内側の第2の接続配管8b,8c,8dの配管長が長い場合でも、摩擦による圧力降下があるにもかかわらず、第2の接続点10及び各第1の流量制御装置6の入口部では気液二相状態とはならずに液状態を保持でき、各室内機B,C,Dに流入する冷媒流量を第1の流量制御装置6で容易に制御することができる。
また、余剰冷媒が発生するような場合(冷媒が過充填気味の場合など)には第2の流量制御装置12aの開度を少し増加させるとバイパス配管11aは高圧の液ラインからアキュムレータ4への液バイパスとなり、熱源機側熱交換器3の液冷媒の占める割合が減少し、アキュムレータ4に余剰冷媒が分布する。したがって、熱源機側熱交換器3の熱交換量が増大し、高圧が低下して圧縮機の消費電力が低下する。
【0022】
また、第2の流量制御装置12aの開度を少し増加させると前記の通り、バイパス配管11aは、高圧の液ラインからアキュムレータ4への液バイパスとなるので、圧縮機1の吸入ガス冷媒の過熱度が低下して圧縮機1の吐出温度も低下する。したがって、圧縮機1の寿命の低下を抑制し圧縮機1の信頼性を向上させることができる。
次に、図2に示すブロック図にそって、第2の流量制御装置12aの冷房運転時の制御内容について説明する。20は熱源機Aと室内機B,C,Dの高低差(設置高さの差)を入力する高低差入力手段、21は熱源機側の第2の接続配管8、室内側の第2の接続配管8b,8c,8dの長さを入力する配管長入力手段である。22は高低差入力手段22の入力値及び配管長入力手段21の入力値に応じて、第2の圧力検出手段16の検出圧力と第2の温度検出手段18の検出温度から演算される熱源機Aの出口の過冷却度である第1の過冷却度SCc の制御目標範囲(上限値SCc1と下限値SCc2)を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段、23は冷房時流量制御装置制御手段であり、第1の圧力検出手段14の検出圧力と第1の温度検出手段15の検出温度から演算されるバイパス配管11aを流れる冷媒の熱交換部13aの出口の過熱度SH0 に基づき、第1の過冷却度SCc がSCc1≧SCc ≧SCc2となるように第2の流量制御装置12aを制御し、かつ第2の圧力検出手段16の検出圧力と第3の温度検出手段17の検出温度から演算される熱源機側熱交換器3の出口の過冷却度である第2の過冷却度SC0 が上限値SC0maxを超えないように(すなわちSC0 ≦SC0maxとなるように)第2の流量制御装置を制御し、かつ第4の温度検出手段19の検出温度Td が上限値Tdmaxを超えないように(すなわちTd ≦Tdmaxとなるように)第2の流量制御装置12aを制御するものである。
【0023】
第2の接続点10及び各第1の流量制御装置6の入口部で液状態を保つために必要な第1の過冷却度SCc は、熱源機Aと各室内機B,C,Dとの高低差及び熱源機側の第2の接続配管8、室内側の第2の接続配管8b,8c,8dの長さによって変化するので、高低差を高低差入力手段20に入力し、配管長を配管長入力手段21に入力して、それぞれの入力値から過冷却度制御目標範囲決定手段22にて第1の過冷却度SCc の制御目標範囲(上限値SCc1、下限値SCc2)を決定する。
また、第2の流量制御装置12aの開度と第1の過冷却度SCc の関係を図3に示す。第2の流量制御装置12aの開度が小さい場合は、バイパス配管11aを流れる冷媒流量が少ないためバイパス配管11aの熱交換部13aの出口の過熱度SH0 が大きく、熱交換部13aのバイパス配管11a側の過熱ガスの占める割合が大きい。したがって、熱交換部13aでの熱交換量は小さく、第1の過冷却度SCc は小さい。すなわち、SH0 が大きい領域では、第2の流量制御装置12aの開度を減少させるとバイパス配管11aを流れる冷媒流量が減少しSH0 及び熱交換部13aのバイパス配管11a側の過熱ガスの占める割合が増大して熱交換量が減少するため第1の過冷却度SCc は減少するが、逆に第2の流量制御装置の開度を増加させるとバイパス配管11aを流れる冷媒流量が増加し、SH0 及び熱交換部13aのバイパス配管11a側の過熱ガスの占める割合が減少して熱交換量が増加するため第1の過冷却度SCc は増加する(図3の一点鎖線より左側の「過熱領域」)。一方、第2の流量制御装置12aの開度が大きい場合は、バイパス配管11aを流れる冷媒流量が多いため。
【0024】
バイパス配管11aの熱交換部13aの出口は湿り状態となり、熱交換部13aのバイパス配管11a側には過熱ガス部分はないが、バイパス配管11aの熱交換部13aの出口が湿り状態ということはすなわち気液二相流ということであり、過熱ガス部分がある場合と比べて、バイパス配管11aの熱交換部13aの下流部の配管内の摩擦損失による圧力損失は大きい。この領域において第2の流量制御装置12aの開度が増加するとバイパス配管11aを流れる冷媒の増加に伴って、バイパス配管11aの熱交換部13aの下流部における摩擦損失による圧力損失が急増し、バイパス配管11aの熱交換部13aの代表圧力(静圧)は上昇し、熱交換部13aの低温側の温度が上昇し、熱交換量は減少する。その結果、第1の過冷却度SCc は減少する。ところが、逆に、第2の流量制御装置12aの開度が減少するとバイパス配管11aを流れる冷媒流量が減少するためバイパス配管11aの熱交換部13aの下流部における摩擦損失による圧力損失が小さく、バイパス配管11aの上流側の温度も低くなり、熱交換量は増加する。その結果、第1の過冷却度SCc が増加する(図3の一点鎖線より右側の「湿り領域」)。
また、この領域(バイパス配管11aの熱交換部13aの出口が湿り状態となる領域)では、第2の流量制御装置12aの開度が増加すると熱交換部13aで蒸発可能な量より多い流量がバイパス配管11aへ供給され、凝縮部に分布していた液冷媒は、低圧部に分布するようになり、熱源機側熱交換器3と熱交換部13aの間で液単相状態ではなくなり、ガスの混入した気液二相状態となり、熱交換部13aでの熱交換量が増加していないため、熱交換部13aの出口の過冷却度すなわち第1の過冷却度SCc は減少する。また、この領域では第2の流量制御装置12aの開度が減少すると、低圧部に分布していた液冷媒が凝縮部に分布するようになり、熱源機側熱交換器3と熱交換部13aの間での冷媒状態はガス成分が減少し、第1の過冷却度SCc は増加する。
以上の特性からSH0 がある一定値SHB より大きい場合(SH0 >SHB )には「過熱領域」にあると判定して、SCc <SCc2となっていれば、第2の流量制御装置12aの開度を増加させて、SCc ≧SCc2とし、SCc >SCc1となっていれば、第2の流量制御装置12aの開度を減少させてSCc ≦SCc1とすることにより、第1の過冷却度SCc を制御目標範囲内とすることができる。また、SH0 がある一定値以下の場合(SH0 ≦SHB )には「湿り状態」にあると判定してSCc <SCc2となっていれば第2の流量制御装置12aの開度を減少させてSCc ≧SCc2とし、SCc >SCc1となっていれば第2の流量制御装置12aの開度を増加させてSCc ≦SCc1とすることにより第1の過冷却度SCc を制御目標範囲内とすることができる。
【0025】
次に、冷房時流量制御装置制御手段23の制御内容を図4のフローチャートにそって説明する。ステップ51にて第1の圧力検出手段14aの検出圧力と第1の温度検出手段15の検出温度よりSH0 を演算し、第2の圧力検出手段16の検出圧力と第2の温度検出手段18の検出温度より第1の過冷却度SCc を演算し、第2の圧力検出手段16の検出圧力と第3の温度検出手段17の検出温度より第2の過冷却度Sc0 を演算してステップ52へ進。ステップ52では、第4の温度検出手段19の検出温度Td が予め設定された上限値Tdmaxより大きいか否かを判定しTd >Tdmaxならばステップ53へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を増加し、Td ≦Tdmaxならステップ54へ進む。ステップ54では、第2の過冷却度SC0 が予め設定された上限値SC0maxより大きいか否かを判定し、SC0 >SC0maxならばステップ55へ進み第2の流量制御装置12aの開度を増加し、SC0 ≦SC0maxならばステップ56へ進む。ステップ56では、SH0 が予め設定されたSHB より大きいか否かを判定し、SH0 >SHB ならばステップ57へ進み、SH0 ≦SHB ならばステップ62に進む。ステップ57では、第1の過冷却度SCc が過冷却度制御目標範囲決定手段22により決定された制御目標範囲の上限値SCc1より大きいか否かを判定し、SCc >SCc1ならばステップ58へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を減少し、SCc ≦SCc1ならばステップ59へ進む。ステップ59では第1の過冷却度SCc が過冷却度制御目標範囲決定手段22により決定された制御目標範囲の下限値SCc2より小さいか否かを判定し、SCc <SCc2ならばステップ60へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を増加し、SCc ≧SCc2ならばステップ61へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を維持する。
一方、ステップ62では第1の過冷却度SCc が過冷却度制御目標範囲決定手段22により決定された制御目標範囲の上限値SCc1より大きいか否かを判定し、SCc >SCc1ならばステップ63へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を増加し、SCc ≦SCc1ならばステップ64へ進む。ステップ64では、第1の過冷却度SCc が過冷却制御目標範囲決定手段22により決定された制御目標範囲の下限値SCc2より小さいか否かを判定し、SCc <SCc2ならばステップ65へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を減少し、SCc ≧SCc2ならばステップ66へ進み、第2の流量制御装置12aの開度を維持する。ステップ53,55,58,60,61,63,65,66で第2の流量制御装置12aの開度を増減・維持した後に、ステップ51へ再び戻る。
【0026】
実施例2.
以下、この発明の上記実施例1とは別の実施例について説明する。
図5はこの発明の実施例2による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図、図6は暖房運転時の制御ブロック図、また、冷房時の制御ブロック図は図2(実施例1と同じ)である。図において、A,B,C,D及び1,3,4,5,6,7,7b,7c,7d,8,8b,8c,8d,9,10は図9に示す従来の空気調和装置と同様のものでありここでは説明を省略する。2は切換弁であり、この実施例では4方弁を使用している。11bは熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置6とを接続する配管と、4方弁2と室内側熱交換器5とを接続する配管とを結ぶバイパス配管、12bはバイパス配管11bの配管途中に設けられた第3の流量制御装置(ここでは電気式膨張弁)、13bは熱源機側熱交換器3と第1の流量制御装置6とを接続する配管と、バイパス配管11bの第3の流量制御装置12bと4方弁2側の一端との間の配管部分との間で熱交換する熱交換部、14〜23は実施例1と同様のものなので、ここでは説明を省略する。24は暖房運転時において第2の圧力検出手段16の出力信号及び第2の温度検出手段19の出力信号に基づき第3の流量制御装置12bを制御する暖房時流量制御装置制御手段である。
【0027】
尚、図中実線矢印は冷房運転時の冷媒の流れ方向を示し、破線矢印は暖房運転時の冷媒の流れ方向を示す。冷房運転時の冷媒側の動作については図1に示す実施例1の空気調和装置と同様なので説明を省略する。また、暖房運転時の冷媒側の動作については熱交換部13b及びバイパス配管11bに関する部分以外については図9に示す従来の空気調和装置と全く同様なので説明を省略し、暖房運転時の熱交換部13b及びバイパス配管11bに関する部分について説明する。
すなわち、室内機側の負荷が小さくかつ熱源機側熱交換器の負荷が大きい場合(空冷式の熱交換器の場合には熱交換器の吸込空気温度、水冷式の熱交換器の場合には熱交換器の入口水温が高い場合など)には、第2の圧力検出手段16の検出圧力が一定範囲内となるように第3の流量制御装置12bは暖房時流量制御装置制御手段24によって制御され、圧縮機1より吐出され4方弁2を通過した高温高圧のガス冷媒の一部はバイパス配管11bに流入し、室内機B,C,Dから室内側の第2の接続配管8b,8c,8d、第2の接続配管10、熱源機側の第2の接続配管8を経て熱源機Aに流入した低温低圧の気液二相冷媒と熱交換部13bで熱交換して凝縮液化され、第3の流量制御装置12bで減圧されて室内機B,C,Dから熱源機Aに流入した気液二相冷媒と合流する。この結果、一部の冷媒が熱交換部13bで凝縮されるので、あたかも凝縮器が増加したように作用して室内機側の負荷が増加したのと同様の効果があるので圧縮機の吐出圧力が上昇することなく、異常停止せずに連続運転することができる。
また、圧縮機1の吐出温度が上限値を超えると、暖房時流量制御装置制御手段24により第3の流量制御装置12bの開度が増加され、圧縮機1より吐出され4方弁2を通過した高温高圧のガス冷媒の一部は、バイパス配管11bに流入し室内機B,C,Dから室内側の第2の接続配管8b,8c,8d、第2の接続点10、熱源機側の第2の接続配管8を経て熱源機Aに流入した低温低圧の気液二相冷媒と熱交換部13bで熱交換して凝縮液化され、第3の流量制御装置12bで減圧されて室内機B,C,Dから熱源機Aに流入した気液二相冷媒と合流する。この結果、一部の冷媒が熱交換部13bで凝縮されるので、あたかも凝縮器が増加したように作用して室内機側の負荷が増加したのと同様の効果があるので圧縮機の吐出圧力が低下し、吐出温度も低下するため圧縮機の寿命も縮減されず、圧縮機の信頼性は著しく向上する。
【0028】
次に、第3の流量制御装置制御手段24の制御内容を図7のフローチャートにそって説明する。図7は暖房時流量制御装置制御手段24の制御内容を示すフローチャートである。ステップ41にて第2の圧力検出手段16の検出圧力Pd が予め設定された第1の設定圧力P1 より大きいか否かをまたは第4の温度検出手段19の検出温度Td が予め設定された上限値Tdmaxより大きいか否かを判定し、少なくともPd >P1 またはTd >Tdmaxのいずれかであればステップ42に進んで第3の流量制御装置12bの開度を増加してステップ41に戻り、Pd ≦P1 かつTd ≦Tdmaxならばステップ43へ進む。ステップ43ではPd が予め第1の設定圧力P1 より小さく設定された第2の設定圧力P2 より小さいか否かを判定しPd <P2 ならばステップ44に進んで第3の流量制御装置12bの開度を減少してステップ41に戻り、Pd >P2 ならば第3の流量制御装置12bの開度はそのままとしてステップ41に戻る。このようにして、第3の流量制御装置12bは第2の圧力検出手段16の検出圧力Pd が一定範囲内かつ圧縮機の吐出温度が上限値以下となるように暖房時流量制御装置制御手段24によって制御される。
【0029】
実施例3.
尚、上記実施例では熱源機側の第1の接続配管7と室内側の第1の接続配管7b,7c,7dは第1の接続点9の一点で接続され、また熱源機側の第2の接続配管8と室内側の第2の接続配管8b,8c,8dは第2の接続点10の一点で接続されているが、図8に示すように第1の接続点が複数点、第2の接続点が複数点である場合でも同様な作用効果を奏す。
【0030】
実施例4
尚、上記実施例では1台の熱源機に対して3台の室内機が接続されているが、室内機の台数は1台でも、また、2台でも、また4台以上でも同様の作用効果を奏す。
【0031】
【発明の効果】
この発明は、以上説明したように構成されているので、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】
請求項1による空気調和装置においては、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、このバイパス配管の圧縮機側の一端と第2の流量制御装置とを接続する配管と、熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された圧力と、上記熱交換部と上記第1の流量制御装置との間に設けた第2の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第1の過冷却度が予め設定された目標範囲内となるように上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことにより、第1の流量制御装置流入側冷媒の過冷却度を常に所定の範囲に確保することができ、室内機に流入する冷媒の流量を第1の流量制御器によって的確に制御することができる。
【0033】
請求項2による空気調和装置においては、さらに熱源機側熱交換器及び室内機取付け位置の高低差に応じて入力する高低差入力手段と、上記高低差入力手段の入力値に応じて第1の過冷却度目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段とを設けたことにより、熱源機側熱交換器の取付け位置と、室内機の取付け位置との高低差が大きくても第1の流量制御装置流入側冷媒の過冷却度を所定範囲に確保し、常に液単相状態とすることができるので室内機に供給する冷媒流量を第1の流量制御装置によって的確に制御することができる。
【0034】
また、請求項3による空気調和装置においては、さらに熱源機側熱交換器と室内機の第1の流量制御装置とを接続する接続配管の長さに応じて入力する配管長入力手段と、上記配管長入力手段への入力値に応じて上記第1の過冷却度の目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段とを設けたことにより、上記接続配管が長く、摩擦損失による圧力損失があっても第1の流量制御装置流入側冷媒の過冷却度を所定範囲に確保して常に液単相状態とすることができるので室内機に供給する冷媒流量を第1の流量制御装置によって的確に制御することができる。
【0035】
また、請求項4による空気調和装置においては、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、上記熱源機側熱交換器と上記分岐部との間に設けられた第3の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第2の過冷却度に基づき上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことにより、熱源機側熱交換器内に液冷媒が占める割合を一定範囲に抑制することができ、圧縮機高圧側圧力が過上昇して保護装置が作動したり、圧縮機の消費電力の増大したりすることを防止することができる。
【0036】
請求項5による空気調和装置においては、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段により検出された検出温度が予め設定された設定温度を超えると上記第2の流量制御装置の開度を増加するように制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことにより、常に圧縮機の吐出ガス温度が過上昇することなく、圧縮機の信頼性が向上するという効果がある。
【0037】
請求項6による空気調和装置においては、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管と、上記切換弁と上記室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段と、暖房運転時において、上記第2の圧力検出手段の検出圧力に基づき上記第3の流量制御装置の開度を制御する暖房時流量制御装置制御手段とを設けたことにより、暖房運転において室内側の負荷が小さく、かつ熱源機側熱交換器の負荷が大きい場合(空冷式熱交換器の場合には熱交換器の吸込み空気温度、水冷式熱交換器の場合には熱交換器の入口水温が高い場合など)でも、圧縮機の吐出圧力が過上昇することなく、異常停止せずに運転を継続することができる。
【0038】
請求項7による空気調和装置においては、熱源機側熱交換器と第1の流量制御装置とを接続する配管と、切換弁と室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段と、暖房運転時において、上記第4の温度検出手段の検出温度が設定温度を超えると上記3の流量制御装置の開度を増加するように制御する暖房時流量制御装置とを設けたことにより、暖房運転において、室内機側の負荷が小さく、かつ熱源機側熱交換器の負荷が大きい場合でも、圧縮機の吐出ガス温度が過上昇することなく、圧縮機の信頼性が向上するという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。
【図2】この発明の実施例1による空気調和装置の第2の流量制御装置の制御内容を示す制御ブロック図である。
【図3】この発明の実施例による空気調和装置の第2の流量制御装置の開度と第1の過冷却度の関係を示す特性図である。
【図4】この発明の実施例1による空気調和装置の冷房時流量制御装置制御手段の制御内容を示すフローチャートである。
【図5】この発明の実施例2による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。
【図6】この発明の実施例2による空気調和装置の第3の流量制御装置の制御内容を示す制御ブロック図である。
【図7】この発明の実施例2による空気調和装置の暖房時流量制御装置制御手段の制御内容を示すフローチャートである。
【図8】この発明の実施例3による空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。
【図9】従来の空気調和装置の冷媒系を中心とする全体構成図である。
【符号の説明】
1 圧縮機
2 4方弁
3 熱源機側熱交換器
5 室内側熱交換器
6 第1の流量制御装置
11a,11b バイパス配管
12a 第2の流量制御装置
12b 第3の流量制御装置
13a,13b 熱交換部
A 熱源機
B,C,D 室内機
14 第1の圧力検出手段
15 第1の温度検出手段
16 第2の圧力検出手段
17 第3の温度検出手段
18 第2の温度検出手段
19 第4の温度検出手段
20 高低差入力手段
21 配管長入力手段
22 過冷却度制御目標範囲決定手段
23 冷房時流量制御装置制御手段
24 暖房時流量制御装置制御手段

Claims (7)

  1. 圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間と熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、上記熱交換部と上記第1の流量制御装置との間に設けた第2の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第1の過冷却度が予め設定された目標範囲内となるように上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和装置。
  2. 上記熱源機側熱交換器及び上記室内機取付け位置の高低差に応じて入力する高低差入力手段を設け、上記高低差入力手段の入力値に応じて上記第1の過冷却度の目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段を設けたことを特徴とする請求項第1項記載の空気調和装置。
  3. 熱源機側熱交換器と室内機の第1の流量制御装置とを接続する接続配管の長さに応じて入力する配管長入力手段を設け、上記配管長入力手段の入力値に応じて上記第1の過冷却度の目標範囲を決定する過冷却度制御目標範囲決定手段を設けたことを特徴とする請求項第1項記載の空気調和装置。
  4. 圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段により検出された検出圧力と、上記熱源機側熱交換器と上記分岐部との間に設けられた第3の温度検出手段により検出された検出温度とから演算される第2の過冷却度に基づき上記第2の流量制御装置を制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和装置。
  5. 圧縮機、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管途中から分岐し、第2の流量制御装置を介して上記圧縮機の吸入側低圧配管に到るバイパス配管と、上記バイパス配管の圧縮機側の一端と上記第2の流量制御装置とを接続する配管と、上記熱源機側熱交換器と上記バイパス配管の分岐部とを接続する配管との間とで熱交換を行う熱交換部と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段により検出された検出温度が予め設定された設定温度を超えると上記第2の流量制御装置の開度を増加するように制御する冷房時流量制御装置制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和装置。
  6. 圧縮機、切換弁、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管と、上記切換弁と上記室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第2の圧力検出手段と、暖房運転時において、上記第2の圧力検出手段の検出圧力に基づき上記第3の流量制御装置の開度を制御する暖房時流量制御装置制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和装置。
  7. 圧縮機、切換弁、熱源機側熱交換器を備えた熱源機と、室内側熱交換器、上記室内側熱交換器の上記熱源機側熱交換器に対応する一端に接続された第1の流量制御装置を備えた室内機とを配管接続した冷媒回路において、上記熱源機側熱交換器と上記第1の流量制御装置とを接続する配管と、上記切換弁と上記室内側熱交換器とを接続する配管との間を第3の流量制御装置を介して接続するバイパス配管と、上記圧縮機の吐出配管に設けた第4の温度検出手段と、暖房運転時において、上記第4の温度検出手段の検出温度が設定温度を超えると上記第3の流量制御装置の開度を増加するように制御する暖房時流量制御装置制御手段とを設けたことを特徴とする空気調和装置。
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