JPWO2018167866A1 - 空気調和装置 - Google Patents
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Abstract
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機、凝縮器、膨張弁および蒸発器を冷媒配管で接続して構成して冷媒を循環させる主冷媒回路を有する冷凍サイクル装置であって、凝縮器と膨張弁との間の冷媒配管と、圧縮機の吸入側における冷媒配管とを配管接続するバイパス配管と、バイパス配管を流れる冷媒の流量を調整するバイパス用膨張弁と、凝縮器における凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置と、蒸発器における蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置と、検出された凝縮温度および蒸発温度から圧縮機における吐出圧力および吸入圧力を取得し、吐出圧力および吸入圧力の少なくとも一方が、圧縮機の圧力使用範囲外となったかどうかを判定し、圧力使用範囲外となったものと判定すると、バイパス用膨張弁を第1所定開度開放させ、凝縮器から流出する冷媒を減圧させて通過させる制御装置とを備えるものである。
Description
この発明は、空気調和装置に関するものである。特に、圧縮機の信頼性確保に関するものである。
空気調和装置において、装置の能力に対して、空気調和に係る対象空間における負荷が過大な環境に設置されることがある。このとき、圧縮機から吐出される冷媒の温度が、吐出管温度センサが検知する温度がある設定値以上になると、液バイパス弁を開き、液冷媒が液バイパス用絞り装置を経て、アキュムレータから圧縮機を冷却するものがある(たとえば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の空気調和装置では、圧縮機の圧力について、冷房運転において負荷が過大になると、圧縮機の圧力が高くなりすぎる傾向にある。また、暖房運転時において負荷が過大になると、圧縮機の圧力が低すぎる傾向にある。このため、圧縮機の能力などに応じて定められている圧力使用範囲を超えて圧縮機が駆動することになり、損傷などが発生しやすくなってしまう。このため、圧縮機、ひいては空気調和装置の信頼性を低下させるという問題があった。
そこで、圧力使用範囲で圧縮機を駆動し、信頼性を確保することができる空気調和装置を得ることを目的とする。
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機、流路切替装置、凝縮器、膨張弁および蒸発器を冷媒配管で接続して構成して冷媒を循環させる主冷媒回路を有する冷凍サイクル装置であって、凝縮器と膨張弁との間の冷媒配管と、圧縮機の吸入側における冷媒配管とを配管接続するバイパス配管と、バイパス配管を流れる冷媒の流量を調整するバイパス用膨張弁と、凝縮器における凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置と、蒸発器における蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置と、検出された凝縮温度および蒸発温度から圧縮機における吐出圧力および吸入圧力を取得し、吐出圧力および吸入圧力の少なくとも一方が、圧縮機の圧力使用範囲外となったかどうかを判定し、圧力使用範囲外となったものと判定すると、バイパス用膨張弁を第1所定開度大きくさせ、凝縮器から流出する冷媒を通過させる制御装置とを備えるものである。
この発明に係る空気調和装置によれば、制御装置が、凝縮温度検出装置および蒸発温度検出装置の検出に係る凝縮温度および蒸発温度から得られる圧縮機の吐出圧力および吸入圧力の少なくとも一方が、圧縮機の圧力使用範囲外となったものと判定すると、バイパス絞り装置を開放して、暖房運転時においては圧縮機の吸入圧力を上昇させ、冷房運転時には、蒸発器を通過する冷媒を少なくすることで蒸発温度を低下させるようにし、圧縮機の吐出圧力および吸入圧力を圧力使用範囲内に戻すようにしたので、圧縮機、ひいては空気調和装置の信頼性を確保することができる。
以下、発明の実施の形態に係る空気調和装置について、図面などを参照しながら説明する。以下の図面において、同一の符号を付したものは、同一またはこれに相当するものであり、以下に記載する実施の形態の全文において共通することとする。また、図面では各構成部材の大きさの関係が実際のものとは異なる場合がある。そして、明細書全文に表わされている構成要素の形態は、あくまでも例示であって、明細書に記載された形態に限定するものではない。明細書に記載された機器がすべて含まれていなくてもよい場合がある。特に構成要素の組み合わせは、各実施の形態における組み合わせのみに限定するものではなく、他の実施の形態に記載した構成要素を別の実施の形態に適用することができる。また、圧力および温度の高低については、特に絶対的な値との関係で高低が定まっているものではなく、装置などにおける状態、動作などにおいて相対的に定まるものとする。また、添字で区別などしている複数の同種の機器などについて、特に区別したり、特定したりする必要がない場合には、符号、添字などを省略して記載する場合がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の構成を示す図である。ここでは、冷凍サイクル装置の例として空気調和装置について説明する。図1における空気調和装置は、室外機10と室内機20とを有している。室外機10と室内機20とを冷媒配管で接続し、冷媒が循環する冷媒回路を構成している。室内機20は、室内熱交換器21を有している。室内熱交換器21は、たとえば、空調対象となる空気と冷媒との熱交換を行う。暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。また、冷房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。
図1は、この発明の実施の形態1に係る空気調和装置の構成を示す図である。ここでは、冷凍サイクル装置の例として空気調和装置について説明する。図1における空気調和装置は、室外機10と室内機20とを有している。室外機10と室内機20とを冷媒配管で接続し、冷媒が循環する冷媒回路を構成している。室内機20は、室内熱交換器21を有している。室内熱交換器21は、たとえば、空調対象となる空気と冷媒との熱交換を行う。暖房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。また、冷房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。
一方、室外機10は、圧縮機11、四方弁12、室外熱交換器13、第1膨張弁14およびアキュムレータ15を有している。圧縮機11、四方弁12、室外熱交換器13、第1膨張弁14およびアキュムレータ15は、室内機20の室内熱交換器21とともに、主となる冷媒回路上に設置される。
圧縮機11は、吸入した冷媒を圧縮して吐出する。ここで、特に限定するものではないが、圧縮機11は、たとえば、インバータ回路などにより、運転周波数を任意に変化させることにより、圧縮機11の容量(単位時間あたりの冷媒を送り出す量)を変化させることができるようにしてもよい。四方弁12は、たとえば、冷房運転時と暖房運転時とによって冷媒の流れを切り替える流路切替装置となる。
実施の形態1における室外熱交換器13は、冷媒と空気(室外の空気)との熱交換を行う。たとえば、暖房運転時においては蒸発器として機能し、冷媒を蒸発させ、気化させる。また、冷房運転時においては凝縮器として機能し、冷媒を凝縮して液化させる。また、第1膨張弁14は、冷媒を減圧して膨張させる絞り装置(流量制御装置)となる。ここで、第1膨張弁14は、たとえば、制御装置30からの指示に基づいて開度を変更し、圧力、流量調整などを行うことができる電子式膨張弁などで構成される。アキュムレータ15は、圧縮機11の吸入側に設けられている。アキュムレータ15は、たとえば、暖房運転と冷房運転とにおいて利用される冷媒量の違い、運転が変化するときの過渡期などに生じる余剰冷媒を蓄える。
さらに、実施の形態1の空気調和装置は、主となる冷媒回路に対して、バイパス流路となるバイパス配管16を有している。バイパス配管16は、室内熱交換器21と第1膨張弁14との間の冷媒配管とアキュムレータ15の流入口側配管との間を接続している。また、室外熱交換器13と第1膨張弁14との間の冷媒配管とアキュムレータ15の流入口側配管との間を接続している。そして、バイパス流路上には、バイパス用膨張弁17、第1逆止弁18および第2逆止弁19が設置されている。
バイパス用膨張弁17は、バイパス配管16を通過する冷媒の流量および圧力を調整する。バイパス用膨張弁17は、たとえば、制御装置30からの指示に基づいて開度を変更し、圧力調整などを行うことができる電子式膨張弁などで構成される。第1逆止弁18は、室外熱交換器13側からバイパス配管16に流入する冷媒を通過させ、室内熱交換器21側から室外熱交換器13側に流れようとする冷媒を遮断する。第2逆止弁19は、室内熱交換器21側からバイパス配管16に流入する冷媒を通過させ、室外熱交換器13側から室内熱交換器21側に流れようとする冷媒を遮断する。
室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32を有している。室外熱交換器側温度センサ31は、室外熱交換器13に設置される。室外熱交換器側温度センサ31は、室外熱交換器13が凝縮器として機能するときには凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置となり、室外熱交換器13が蒸発器として機能するときには蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置となる。また、室内熱交換器側温度センサ32は、室内熱交換器21に設置される。室内熱交換器側温度センサ32は、室内熱交換器21が凝縮器として機能するときには凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置となり、室内熱交換器21が蒸発器として機能するときには蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置となる。
制御装置30は、たとえば、圧縮機11、第1膨張弁14、四方弁12、バイパス用膨張弁17などの冷媒回路内の機器を制御して、対象空間を空気調和させる。特に、実施の形態1においては、制御装置30は、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32の検出に係る温度に基づいて、バイパス用膨張弁17の開度を制御する。
制御装置30は、データ処理部30A、判定処理部30B、機器制御処理部30Cおよび記憶部30Dを有している。データ処理部30Aは、信号、記憶部30Dなどが有するデータの処理を行う。判定処理部30Bは、データ処理部30Aの処理に基づいて判定を行う。ここでは、特に、後述する圧縮機11の圧力使用範囲に係る判定を行う。機器制御処理部30Cは、冷媒回路における機器の制御を行う。記憶部30Dは、制御装置30の処理に必要なデータを一時的または長期的に記憶する。
ここで、制御装置30については、たとえば、CPU(Central Processing Unit)などの制御演算処理装置を有するマイクロコンピュータなどで構成されているものとする。また、記憶装置(図示しない)を有しており、データ処理部30A、判定処理部30B、機器制御処理部30Cが行う処理手順をプログラムとしたデータを有している。そして、制御演算処理装置がプログラムのデータに基づいて処理を実行して各部の処理を実現する。ただ、これに限定するものではなく、各装置を専用機器(ハードウェア)で構成してもよい。また、図では、制御装置30は、室外機10内に設置されているが、設置箇所について限定するものではない。
図2は、この発明の実施の形態1に係る圧縮機11の圧力使用範囲について説明する図である。図2において、グラフの縦軸は、圧縮機11の吐出圧力Pd(MpaG)を表す。また、グラフの横軸は、圧縮機11の吸入圧力Ps(MpaG)を表す。グラフ内の多角形の内側が、圧縮機11が仕様として、正常に駆動できる許容範囲を示している。多角形の外側の範囲での駆動が継続すると、圧縮機11の故障などの原因となる。ここで、暖房運転時において、暖房負荷が過大のときには、空気調和装置を運転させても、室内の温度が上がらずに低いままの状態となる。このため、暖房負荷が過大になると、凝縮温度および蒸発温度が低くなり、吐出圧力および吸入圧力が下がっていく。また、冷房運転時において、冷房負荷が過大のときには、空気調和装置を運転させても、室内の温度が下がらずに高いままの状態となる。このため、冷房負荷が過大になると、凝縮温度および蒸発温度が高くなり、吐出圧力および吸入圧力が上がっていく。
ここで、グラフにおいて、圧縮機11の圧力使用範囲となる多角形のうち、(1)〜(4)の辺よりも上側および右側が吐出圧力Pdおよび吸入圧力Psの上限となる。また、(5)および(6)の辺の下側および左側が吐出圧力Pdおよび吸入圧力Psの下限となる。そして、凝縮器となる熱交換器における凝縮圧力Pcは、吐出圧力Pdと近似することができる。また、蒸発器となる熱交換器における蒸発圧力Peは、吸入圧力Psと近似することができる。
図3は、この発明の実施の形態1に係る暖房負荷に対応する制御装置30の処理の内容を示す図である。ここでは、暖房負荷が過大である場合における制御装置30の処理について説明する。ここでの説明は、前述した制御装置30の各部の処理をまとめたかたちとする(以下、同じ)。暖房負荷が大きくなると、冷媒との熱交換が多く行われることで、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peが低くなる傾向にある。
制御装置30は、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32から送られる信号に含まれる蒸発温度および凝縮温度のデータに基づいて、飽和温度換算によって凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peを求める(ステップS1)。凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を上回って超えているかどうかを判定する(ステップS2)。圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えていないと判定すると、所定時間が経過したかどうかを判定して(ステップS3)、所定の時間間隔で処理を行う。暖房運転はそのまま継続する。
一方、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を上回って超えていると判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第1所定開度開かせて、バイパス配管16に冷媒を通過させるようにする(ステップS4)。暖房負荷が大きい場合には、室外熱交換器13の冷媒の圧力より、バイパス配管16を通過した冷媒の圧力の方が高い。バイパス配管16に、冷媒を通過させることで、蒸発器となる室外熱交換器13に流れる冷媒を少なくして蒸発圧力Peを低下させて、圧縮機11の吐出圧力Pdおよび吸入圧力Psを圧力使用範囲内に戻すようにする。その後、バイパス用膨張弁17を開放したことにより行う上限用開放処理に移行して処理を終了する(ステップS5)。
図4は、この発明の実施の形態1に係る制御装置30の上限用開放処理の内容を示す図である。制御装置30は、所定時間が経過したと判定すると(ステップS11)、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32から送られる信号に含まれる蒸発温度および凝縮温度のデータに基づいて、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peを求める(ステップS12)。そして、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を上回って超えているかどうかを判定する(ステップS13)。凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を上回って超えていると判定すると、バイパス用膨張弁17を、さらに第1所定開度開かせる(ステップS14)。
一方、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えていないと判定すると、吐出過熱度SHdがしきい温度未満であるかどうかを判定する(ステップS15)。ここで、吐出過熱度=圧縮機11からの冷媒吐出温度−凝縮温度である。また、実施の形態1において、吐出過熱度SHdのしきい値温度は10℃であるものとする。冷媒吐出温度を得る方法については特に限定するものではない。たとえば、圧縮機11の吐出側に吐出温度検出装置を配置して冷媒吐出温度を検出するようにしてもよい。また、凝縮圧力などから推定演算を行うようにしてもよい。
吐出過熱度SHdがしきい温度未満である(しきい温度以上でない)と判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第2所定開度閉じさせて、バイパス配管16の冷媒通過を制限する(ステップS16)。バイパス配管16の冷媒通過を制限することで、圧縮機11の吸入側に液状の冷媒が流れる量を抑えることで、液バックを防止する。
吐出過熱度がしきい温度未満でない(しきい温度以上である)と判定すると、さらに、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限から所定圧力差ΔP以上下がっているか(下側に離れているか)どうかを判定する(ステップS17)。たとえば、たとえば、暖房負荷に対して、圧縮機11の駆動を効率よく行おうとすると、圧力使用範囲内であっても、吐出圧力および吸入圧力が圧力使用範囲の上限付近となるように圧縮機11を駆動させる方がよい。そこで、圧力使用範囲の上限から所定圧力差ΔP以上下がっていると判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第3所定開度閉じさせる(ステップS18)。制御装置30は、以上の処理を繰り返し、暖房負荷が過大であっても、圧縮機11の吐出圧力Pdおよび吸入圧力Psが圧力使用範囲の上限付近に位置するような駆動制御を行う。
図5は、この発明の実施の形態1に係る冷房負荷に対応する制御装置30の処理の内容を示す図である。ここでは、冷房負荷が過大である場合における制御装置30の処理について説明する。冷房負荷が大きくなると、冷媒との熱交換が多く行われることで、蒸発圧力Peおよび凝縮圧力Pcが高くなる傾向にある。
制御装置30は、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32から送られる信号に含まれる凝縮温度および蒸発温度のデータに基づいて、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peを求める(ステップS21)。凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の下限を下回って超えているかどうかを判定する(ステップS22)。圧縮機11の圧力使用範囲の下限を超えていないと判定すると、所定時間が経過したかどうかを判定して(ステップS23)、所定の時間間隔で処理を行う。冷房運転はそのまま継続する。
一方、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の下限を下回って超えていると判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第1所定開度開かせて、バイパス配管16に冷媒を通過させるようにする(ステップS24)。ここでは、図3において、圧力使用範囲の上限を超えていると判定したときと同様に、第1所定開度としたが、異なる開度で開放させるようにしてもよい。冷房負荷が大きい場合には、バイパス用膨張弁17を開き、バイパス配管16に冷媒を通過させることで、蒸発器となる室内熱交換器21を通過する冷媒を減らし、室内熱交換器21における冷媒の圧力を下げる。バイパス配管16に、冷媒を通過させることで、吸入圧力Psを上昇させて、圧縮機11の吐出圧力Pdおよび吸入圧力Psを圧力使用範囲内に戻すようにする。その後、バイパス用膨張弁17を開放したことにより行う下限用開放処理に移行して処理を終了する(ステップS25)。
図6は、この発明の実施の形態1に係る制御装置30の下限用開放処理の内容を示す図である。制御装置30は、所定時間が経過したと判定すると(ステップS31)、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32から送られる信号に含まれる凝縮温度および蒸発温度のデータに基づいて、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peを求める(ステップS32)。そして、凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えているかどうかを判定する(ステップS33)。凝縮圧力Pcおよび蒸発圧力Peの少なくともいずれか一方が、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えていると判定すると、バイパス用膨張弁17を、さらに第1所定開度開かせる(ステップS34)。ここでも、第1所定開度と異なる開度で開放させるようにしてもよい。
一方、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えていないと判定すると、吐出過熱度SHdがしきい温度未満であるかどうかを判定する(ステップS35)。ここで、吐出過熱度=圧縮機11からの冷媒吐出温度−凝縮温度である。また、実施の形態1において、吐出過熱度SHdのしきい値温度は10℃であるものとする。冷媒吐出温度を得る方法については特に限定するものではない。たとえば、圧縮機11の吐出側に吐出温度検出装置を配置して冷媒吐出温度を検出するようにしてもよい。また、凝縮圧力などから推定演算を行うようにしてもよい。
吐出過熱度SHdがしきい温度未満である(しきい温度以上でない)と判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第2所定開度閉じさせて、バイパス配管16の冷媒通過を制限する(ステップS36)。バイパス配管16の冷媒通過を制限することで、圧縮機11の吸入側に液状の冷媒が流れる量を抑えることで、液バックを防止する。ここで、前述した上限開放処理と同様に、圧縮機11における圧力使用範囲の下限からの乖離について判定してもよいが、上限における乖離ほど効率に差がないので、ここでは行わないものとする。
以上のように、実施の形態1の空気調和装置によれば、制御装置30は、室外熱交換器側温度センサ31および室内熱交換器側温度センサ32の検出に係る凝縮温度および蒸発温度から得られる圧縮機11の吐出圧力および吸入圧力の少なくとも一方が、圧縮機11の圧力使用範囲外となったものと判定すると、バイパス用膨張弁17を開放し、暖房運転時においては圧縮機11の吸入圧力を上昇させ、冷房運転時には、蒸発器を通過する冷媒を少なくすることで蒸発温度を低下させるようにして、圧縮機11の吐出圧力および吸入圧力を圧力使用範囲内に戻すようにしたので、圧縮機11および空気調和装置の信頼性を確保することができる。
また、たとえば、空気調和装置が暖房運転を行っており、圧縮機11の圧力使用範囲の上限を超えて圧力使用範囲外となって、バイパス用膨張弁17の弁を開放しているときに、制御装置30は、圧力使用範囲の上限からΔP以上離れているかどうかを判定し、圧力使用範囲の上限からΔP以上離れていると判定すると、バイパス用膨張弁17の開度を第3所定開度閉じさせるようにしたので、吐出圧力および吸入圧力が圧力使用範囲の上限付近となるように圧縮機11を効率よく駆動させることができる。
さらに、制御装置30は、バイパス用膨張弁17を開放しているときに、吐出過熱度がしきい温度未満になったものと判定すると、バイパス用膨張弁17における弁の開度を第2所定開度閉じさせるようにしたので、バイパス用膨張弁17を開放することによる液バックを防止することができる。このため、圧縮機11の信頼性を確保することができる。
実施の形態2.
図7は、この発明の実施の形態2に係る空気調和装置の構成を示す図である。図7において、図1と同じ符号を付した機器などについては、実施の形態1において説明したことと同様の動作などを行う。図7に示すように、実施の形態2の空気調和装置においては、アキュムレータ15、第1逆止弁18および第2逆止弁19が設置されていない。実施の形態2の空気調和装置では、第2膨張弁41、レシーバタンク42および冷媒間熱交換器43が設置されている。
図7は、この発明の実施の形態2に係る空気調和装置の構成を示す図である。図7において、図1と同じ符号を付した機器などについては、実施の形態1において説明したことと同様の動作などを行う。図7に示すように、実施の形態2の空気調和装置においては、アキュムレータ15、第1逆止弁18および第2逆止弁19が設置されていない。実施の形態2の空気調和装置では、第2膨張弁41、レシーバタンク42および冷媒間熱交換器43が設置されている。
第2膨張弁41は、主となる冷媒回路における冷媒を減圧して膨張させる。第2膨張弁41も、第1膨張弁14と同様に、電子式膨張弁などで構成される。レシーバタンク42は、凝縮器として機能する熱交換器から流出した液状の冷媒(液冷媒)が流れる位置に配置されて液冷媒が溜められる受液器となるタンクである。冷媒間熱交換器43は、冷媒間の熱交換を行う。たとえば、冷房運転時に、主となる冷媒回路を流れる液冷媒の過冷却を行う。
実施の形態2の空気調和装置では、制御装置30は、冷房運転においては、第1膨張弁14を全開放させ、第2膨張弁41の開度を調整する制御を行う。暖房運転においては、第2膨張弁41を全開放させ、第1膨張弁14の開度を調整する制御を行う。これにより、バイパス配管16に流入する冷媒は液冷媒となり、過大な負荷に対して、実施の形態1の空気調和装置と同様の制御を行うことができる。
実施の形態3.
上述した実施の形態1においては、制御装置30は、圧縮機11の圧力使用範囲について、上限側と下限側に分けた手順で処理を行ったが、処理をまとめて行うようにしてもよい。
上述した実施の形態1においては、制御装置30は、圧縮機11の圧力使用範囲について、上限側と下限側に分けた手順で処理を行ったが、処理をまとめて行うようにしてもよい。
1 室外機、11 圧縮機、12 四方弁、13 室外熱交換器、14 第1膨張弁、15 アキュムレータ、16 バイパス配管、17 バイパス用膨張弁、18 第1逆止弁、19 第2逆止弁、20 室内機、21 室内熱交換器、30 制御装置、30A データ処理部、30B 判定処理部、30C 機器制御処理部、30D記憶部、31 室外熱交換器側温度センサ、32 室内熱交換器側温度センサ、41 第2膨張弁、42 レシーバタンク、43 冷媒間熱交換器。
この発明に係る空気調和装置は、圧縮機、流路切替装置、凝縮器、膨張弁および蒸発器を冷媒配管で接続して構成して冷媒を循環させる主冷媒回路を有する冷凍サイクル装置であって、凝縮器と膨張弁との間の冷媒配管と、圧縮機の吸入側における冷媒配管とを配管接続し、膨張弁に流れる冷媒をバイパスさせるバイパス配管と、バイパス配管を流れる冷媒の流量を調整するバイパス用膨張弁と、凝縮器における凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置と、蒸発器における蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置と、検出された凝縮温度および蒸発温度から圧縮機における吐出圧力および吸入圧力を取得し、吐出圧力および吸入圧力の少なくとも一方が、圧縮機の圧力使用範囲外となったかどうかを判定し、圧力使用範囲外となったものと判定すると、バイパス用膨張弁を第1所定開度開かせ、凝縮器から流出する冷媒を通過させる制御装置とを備えるものである。
Claims (5)
- 圧縮機、流路切替装置、凝縮器、膨張弁および蒸発器を冷媒配管で接続して構成して冷媒を循環させる主冷媒回路を有する装置であって、
前記凝縮器と前記膨張弁との間の前記冷媒配管と、前記圧縮機の吸入側における前記冷媒配管とを配管接続するバイパス配管と、
該バイパス配管を流れる冷媒の流量を調整するバイパス用膨張弁と、
前記凝縮器における凝縮温度を検出する凝縮温度検出装置と、
前記蒸発器における蒸発温度を検出する蒸発温度検出装置と、
検出された前記凝縮温度および前記蒸発温度から前記圧縮機における吐出圧力および吸入圧力を取得し、前記吐出圧力および前記吸入圧力の少なくとも一方が、前記圧縮機の圧力使用範囲外となったかどうかを判定し、前記圧力使用範囲外となったものと判定すると、前記バイパス用膨張弁を第1所定開度開かせ、前記凝縮器から流出する冷媒を減圧させて通過させる制御装置と
を備える空気調和装置。 - 前記制御装置は、前記圧縮機の前記圧力使用範囲の上限を上回ったときに前記バイパス用膨張弁を第1所定開度開かせて、前記蒸発器を通過する前記冷媒を減少させて蒸発圧力を低下させる請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記制御装置は、前記圧縮機の前記圧力使用範囲の下限を下回ったときに前記バイパス用膨張弁を第1所定開度開かせて、前記蒸発器を通過する前記冷媒を減少させて蒸発圧力を低下させる請求項1に記載の空気調和装置。
- 前記制御装置は、
前記バイパス用膨張弁が開いているときに、
前記圧縮機から吐出される前記冷媒の温度と前記凝縮温度との差である吐出過熱度がしきい温度未満であると判定すると、前記バイパス用膨張弁を第2所定開度閉じさせる請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の空気調和装置。 - 前記制御装置は、
前記圧縮機における前記吐出圧力および前記吸入圧力の少なくとも一方が、前記圧縮機の前記圧力使用範囲の上限を超えたと判定して前記バイパス用膨張弁を開かせた後、前記吐出圧力および前記吸入圧力の少なくとも一方が、前記圧力使用範囲の上限から所定圧力差以上下がったものと判定すると、前記バイパス用膨張弁を第3所定開度閉じさせる請求項1、請求項2または請求項4に記載の空気調和装置。
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