JP3536564B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents

カラー画像形成装置

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JP3536564B2
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
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    • G03G2215/00025Machine control, e.g. regulating different parts of the machine
    • G03G2215/00029Image density detection
    • G03G2215/00067Image density detection on recording medium

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラー画像形成装
置に関し、特に、電子写真方式のカラー画像形成装置に
あってグレーバランスの優れた高画質の画像を安定に形
成することのできるカラー画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】カラーの画像情報をデジタル的に処理し
て複写用等の画像出力を得るに際して、カラー原稿をR
GB(レッド・グリーン・ブルー)に分解して読み取
り、これをL* * * 系(L* は明度、a* * は色
相と彩度)の色空間に変換する処理が行われる。一般
に、人の色差に対する感度は極めて高いことが知られて
いる。
【0003】ところで、D.H.Alman, R.S.Berns, G.D.Sy
nder and W.A.Larsen の「PerfomanceTesting of Color
-Difference Metrics Using a Color Telerance Datase
t 」, COLOR research and application, vol.14, Num
ber3, June 1989 に記載されているように、比較すべき
画像の色差ΔEが、L* * * 表色系において、ΔE
=5程度であれば、観測者や状況によらず識別可能であ
り、画像の色差が認識できなくなるためには、ΔE=3
程度でなければならない。このような事実から、画像再
現性の目標レベルを人間の色差認識限界以下にすると、
カラー画像形成装置に対する要求値は色差ΔE=3以下
の非常に高い値になる。
【0004】しかし、周知のように、従来の電子写真方
式では各プロセスが不安定であり、高い色差値を満たす
ことは不可能であった。これは、電子写真方式が静電現
象を利用しており、温度や湿度等の使用環境条件、感光
体や現像剤の経時的な劣化等によって装置自体の画像出
力状態が変わり、画像再現性が変動することに原因があ
る。そこで、電子写真方式を用いたカラー画像形成装置
においては、画像濃度を最適に保つため、一般にフィー
ドバック制御が用いられている。
【0005】フィードバック制御の具体例を説明する
と、濃度パッチにより濃度再現状況や装置内の環境条件
をモニタするため、濃度パッチの濃度と目標濃度との誤
差分を求め、これにフィードバックゲインを乗じること
により、制御用アクチュエータの設定値補正量を算出す
る方法がある。例えば、特開平1−169467号公報
に示される画像形成装置では、濃度パッチの濃度を測定
して露光条件や現像バイアス条件を制御し、所望の画像
濃度を得ている。濃度パッチとしては、現像工程後の末
定着なトナー像濃度パッチ、或いは用紙等の転写媒体上
に形成された定着工程後の定着画像濃度パッチが用いら
れる。
【0006】トナー像濃度パッチが用いられる理由は、
用紙上に作成される転写像や定着像に比較して現像像の
方が作成及び消去が簡単であることによるものである
が、トナー像濃度パッチは定着画像濃度との相関が高い
とはいえ、後工程である転写工程における変動に関して
は、その影響を検知することができない。一方、定着画
像濃度パッチが用いられる理由は、画像の形態として最
終的にユーザが手にする画像そのものであり、転写工程
や定着工程における変動要因を含めて画像品質を評価で
きるためである。
【0007】定着画像濃度をモニタしている画像形成装
置には、例えば、特開昭62−296669号公報、特
開昭63−185279号公報、特開平5−19940
7号公報等に示されるものがあり、いずれも装置本体に
組み込まれた画像読取部を利用している。
【0008】しかし、画像読取部を利用した場合、画像
を検知するために、一旦出力された画像を画像読取部に
移して再度読み取りを行う作業をユーザー自身が行わね
ばならず、日常の画質管理としては甚だ煩わしいもので
あった。また、プリンタ等のように画像読取部を備えて
いないカラー画像形成装置の場合、原理的に画像を検知
することができない。
【0009】そこで、定着工程後にオンラインで出力画
像をモニタすることのできるカラー画像形成装置とし
て、本出願人によって特願平7−332373号に提案
されたものがある。この出願中のカラー画像出力装置に
用いられたカラー画像モニタ用センサは、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)の各トナー単色
の夫々に対応したブルー(B)、グリーン(G)、レッ
ド(R)の発光ダイオード(LED)を光源にし、出力
画像からの反射光をフォトダイオードによって受光する
構成になっている。
【0010】一般に、LEDの発光スペクトルは、RG
Bフィルタ等による分光に比べて帯域が狭く、全色域を
高精度で分光することは困難であるといわれている。し
かし、LEDを光源にしたセンサの使用条件として、モ
ニタ用出力画像をY、M、C等のトナー単色のカラーパ
ッチとして形成し、各単色トナーの付着量、即ち、各ト
ナー濃度を検知することに限定することにより、全色域
を分光してフルカラーの各色を識別している従来のカラ
ーセンサに比べてコスト及びサイズの点ではるかに有利
であり、且つ、性能的にも必要にして十分なモニタ用セ
ンサを提供することができる。このように、トナー単色
の濃度を検知して画像形成条件を制御することにより、
各トナー単色画像の画質再現性を良好にすることができ
る。
【0011】一方、通常のフルカラー画像においては、
各トナー単色のみで形成されることは殆どなく、複数の
トナー色の重ね合わせにより画像形成を行っている。し
かし、この重ね合わせの工程、即ち、転写工程におい
て、温度、湿度等の装置内環境や各トナーの転写順序等
によって転写効率が変動するため、トナー単色の転写効
率と色重ねの転写効率とは一致しない場合がある。この
結果、各トナー単色がどんなに画質再現性に優れていて
も、これだけでは複数のトナー色が重ね合わさったフル
カラー画像では目標とする画質を再現することはできな
い。このため、Y、M、Cの3原色により再現されるニ
ュートラルグレー、即ち、グレーバランスを得ることが
難しいことを確認した。
【0012】この転写効率の変動に関しては、特開平5
−333652号公報、特開平6−30271号公報、
特開平6−171154号公報等に示されたカラー画像
形成装置がある。これらにおいては、現像後、即ち、転
写前のトナー像濃度だけでなく、転写後のトナー像濃度
も検知し、それらの濃度比率から転写効率を算出し、転
写効率の変動による影響を考慮した画質制御を行ってい
る。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかし、転写前後のト
ナー像濃度を検知するカラー画像形成装置によると、各
色毎に少なくとも2個のトナー像濃度センサが必要であ
る。例えば、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シ
アン)、BK(黒)の各色毎に画像形成ユニットを備え
たカラー画像形成装置の場合、最大で4色×2個のトナ
ー像濃度センサが必要になり、サイズやコストの面で問
題を生じる。また、通常、トナー像濃度センサの光源に
は赤外光が用いられているため、Y、M、Cの各トナー
色を識別することは不可能である。したがって、複数の
トナーが重なった画像の場合、転写後の単色のトナー像
濃度を識別して検知することは極めて困難であり、精度
の良いグレーバランスを得ることはできない。そこで、
特開平6−186805号公報には、市販のカラーセン
サを用いて各色のトナー像濃度を検知するカラー画像形
成装置が示されている。しかし、市販のカラーセンサを
用いて各色のトナー像の濃度を検知する場合、光源から
射出される可視光は画像を形成する各色の末定着のトナ
ー層を透過する際に散乱する。このため、反射してセン
サに検知されるスペクトルとしては、感光体ドラム上の
最表面のトナー層で反射されたスペクトルを持つ反射光
で占められることになる。
【0014】したがって、赤外光を用いず、カラーセン
サのような分光可能な可視光を用いたセンサをもってし
ても末定着トナー像では最表面層以外のトナー色を識別
することは極めて困難であり、精度の良いグレーバラン
スを得ることができない。更に、トナー像濃度センサで
は、最終的にユーザーが手にする出力画像である定着工
程後の画像を検知することは原理的に不可能である。し
たがって、本発明の目的は、複数のトナー色の重ね合わ
せにより形成されたフルカラー画像におけるグレーバラ
ンスの精度を高めることのできるカラー画像形成装置を
提供することにある。
【0015】本発明の他の目的は、コストダウン及びサ
イズの小型化を維持しながらカラートナーの転写効率の
変動を的確に補正することができるカラー画像形成装置
を提供することにある。
【0016】更に、本発明の他の目的は、色重ねされた
カラーパッチの各色材の濃度を個別に高精度に検知する
ことのできるカラー画像形成装置を提供することにあ
る。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
実現するため、設定されたカラー画像の形成条件の下で
形成されたカラー画像の色濃度を検知し、その色濃度に
応じて前記形成条件を補正するカラー画像形成装置にお
いて、前記カラー画像を前記形成条件に基づいて形成す
る画像形成手段と、前記カラー画像の前記色濃度を検知
する検知手段と、前記検知手段によって検知された前記
色濃度に応じて前記形成条件を補正する制御手段を備
え、前記画像形成手段は、前記カラー画像を形成する
定の低反射帯域を含む反射スペクトルを有する複数の色
材の少なくとも1つの色材を単独に使用した第1のサン
プル画像と、前記複数の色材を重ねて使用した第2のサ
ンプル画像を形成し、前記検知手段は、前記第1及び第
2のサンプル画像に、前記所定の低反射帯域よりも狭帯
域の発光スペクトルを有し、前記色材と補色の検知光を
照射する光源と、前記第1及び第2のサンプル画像の前
濃度に応じた前記検知光の反射光又は透過光を受光
する受光部を有することを特徴とするカラー画像形成装
置を提供する。
【0018】
【0019】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態のカラ
ー画像形成装置を示す。このカラー画像形成装置は、
R、G、Bのカラーデータを処理して得られたY、M、
C、BKの画像データに基づいて変調されたレーザ光を
出射するレーザ光源(不図示)及びこの出射レーザ光を
偏向する回転多面鏡(不図示)等を有した露光ユニット
1A〜1Dと、帯電器4A〜4Dによって帯電され、露
光ユニット1A〜1Dからレーザ光の露光を受けながら
回転することにより表面に静電潜像が形成される感光体
ドラム2A〜2Dと、この感光体ドラム2A〜2Dの表
層部に形成された静電潜像をY、M、C、BKの各色の
トナーで現像する現像機3A〜3Dと、転写媒体(普通
紙、プラスチック薄板等であり、以下、「転写シート」
という)を搬送して感光体ドラム2A〜2Dの各々に順
次対面させる転写ベルト4と、従動ロール5A〜5Dで
ガイドしながら転写ベルト4を回転させる駆動ロール5
と、転写シートを所定のタイミングで感光体ドラム2A
の手前から転写ベルト4上へ送り込むレジストロール6
と、転写ベルト4を介挿した状態で感光体ドラム2A〜
2Dに対向配置され、感光体ドラム2A〜2D上のトナ
ー像を転写シートの表面に転写させる転写器7A〜7D
と、転写が終了した転写シートの転写像(トナー像)を
定着させる上下一対の定着ロール8と、定着ロール8を
通過した転写シートの所定位置に対面配置された定着画
像濃度センサ9と、定着画像濃度センサ9の設置位置を
通過した転写シートを装置外へ排出する排出ロール10
と、定着画像濃度センサ9の検知出力を基に露光ユニッ
ト1A〜1D、現像機3A〜3D及び帯電器4A〜4D
を制御する制御部11と、制御部11による制御の実行
に必要なプログラムやデータ等が格納されたメモリ12
と、制御部11へ各種のデータ、指令等を入力するため
の入力部13と、制御部11の制御結果に応じた各種の
表示等を行う出力部14とを備えて構成されている。
【0020】図2は制御部11の詳細構成を示す。制御
部11は画像制御部11A,画像出力部11B及びCP
U11Cから成る。画像制御部11Aは、定着画像濃度
センサ9の検知出力を基に色変換制御を実行する色変換
制御15と、定着画像濃度センサ9の検知出力を基に画
像出力部11Bのコントローラ群及び帯電用電源に対し
て画像濃度に関する制御を実行する画像濃度制御部16
と、定着画像濃度センサ9の検知位置にサンプル画像を
形成するための信号を発生する基準画像信号発生部17
を備えて構成されている。
【0021】また、画像出力部11Bは、色変換制御1
5の出力に基づいて入力画像信号S i に対する色変換処
理(例えば、色変換マトリクスの変換係数を補正する処
理)を行う色変換処理部18と、画像濃度制御部16及
び色変換処理部18の出力に基づいて露光ユニット1A
〜1Dを制御する光量コントローラ19と、画像濃度制
御部16及び色変換処理部18の出力に基づいて現像機
3A〜3Dを制御する現像コントローラ20と、画像濃
度制御部16及び色変換処理部18の出力に基づいて帯
電器4A〜4Dへの印加電圧を制御するグリッド電源2
1を備えて構成されている。更に、CPU11Cは、メ
モリ12などと不図示のバスを介して接続され、画像形
成のための制御、表示制御及び各種の制御を実行する。
【0022】図3は定着画像濃度センサ9の概略構成を
示し、転写シート22上のカラーパッチ23の表面に向
けて所定波長の光を照射する発光ダイオード(LED)
91(実際には後記するように複数個)と、転写シート
22上のカラーパッチ23の表面からの反射光を受光す
るフォトダイオード92(実際には後記するように複数
個)を備えて構成されている。なお、パッチの表面状態
に応じて、発光ダイオード91とフォトダイオード92
の配置を入れ換えた設計にすることができる。
【0023】図4は各トナー単色の濃度を検知する場合
における定着画像濃度センサ9の発光ダイオード91と
フォトダイオード92の配置状態を示す。ここでは、図
3における発光ダイオード91とフォトダイオード92
の配置を入れ換えた構成を採用している。転写シート2
2上には、その幅方向に対し、所定間隔に基準パターン
としての四角形の4つのパッチ、即ち、イエローパッチ
23Y 、マゼンタパッチ23M 、シアンパッチ23C
黒パッチ23BKが配置されている。そして、イエローパ
ッチ23Y の上方には青色を発光するLED91B が配
置され、マゼンタパッチ23M の上方には緑色を発光す
るLED91G が配置され、シアンパッチ23C の上方
には赤色を発光するLED91R1が配置され、黒パッチ
23BKの上方には赤色を発光するLED91R2が配置さ
れている。更に、LED91Y の反射光路上にはフォト
ダイオード92Y が配置され、LED91M の反射光路
上にはフォトダイオード92M が配置され、LED91
C の反射光路上にはフォトダイオード92C が配置さ
れ、LED91BKの反射光路上にはフォトダイオード9
BKが配置されている。
【0024】図5(a),(b),(c)はLED91
B ,91G ,91R1(91R2)の発光波長特性、及びL
ED91B ,91G ,91R1を用いたときのイエローパ
ッチ23Y 、マゼンタパッチ23M 、シアンパッチ23
C の各々における反射スペクトルを示す。各色の発光波
長は狭く、青色のLED91B と対になるイエローパッ
チ23Y の反射スペクトルは発光波長の近傍では吸収率
が大きく、発光波長から離れた領域では反射率が大であ
る。する。これは他のLEDとパッチの組み合わせにお
いても同様である。なお、黒パッチ23BKに対しては、
原理的には青色、緑色、赤色或いは白色のいずれの光源
色を用いても良い。本実施の形態においては、受光素子
の感度が高く、かつ比較的安価な赤色発光のLEDを用
いている。
【0025】このように、LED91の発光色を各パッ
チに対して各トナー単色の補色、すなわちイエロー、マ
ゼンタ、シアンの青色、緑色、赤色とすることにより、
各トナー単色に対する色濃度検知精度を向上させること
ができる。
【0026】以上の構成において、カラー画像形成装置
の電源がオンにされた後、内蔵のヒータによって定着ロ
ール8が所定の温度に達すると、「コピーができます」
のメッセージが出力部14の表示器に表示される。この
状態で入力部13からコピー開始の指令を入力すると、
感光体ドラム2A〜2Dが回転を開始する。回転の過程
で感光体ドラム2A〜2Dの各表面は帯電器4A〜4D
によって一様に帯電される。この帯電面に画像制御部1
1A及び画像出力部11Bの制御のもとに、露光ユニッ
ト1A〜1Dにより入力画像信号の画像に対応した静電
潜像が形成される。感光体ドラム2A〜2Dの静電潜像
に対し、現像コントローラ20により制御される現像機
3A〜3Dから対応する色のトナーが付与されてトナー
像が形成される。このトナー像は感光体ドラム2A〜2
Dの回転に伴って連続的に形成される。
【0027】一方、転写ベルト4が感光体ドラム2A〜
2Dと連動して回転しており、レジストロール6から転
写シートが所定のタイミングで送り込まれ、転写ベルト
4を搬送部材として感光体ドラム2Aの下面に送り込ま
れる。感光体ドラム2A上のトナー像は転写器7Aによ
って順次転写シート上に転写される。同様にして、感光
体ドラム2B〜2D上のトナー像が、転写ベルト4によ
って転写シートが到来する毎に既に転写シート上に形成
された転写像に重ね合わせて転写され、カラー画像が形
成される。転写済みの転写シートは定着ロール8に搬入
され、加熱及び加圧を受けて転写像を紙面に定着させら
れる。この後、転写シートは排出ロール10によって機
外の排出トレイ(不図示)へ排出される。なお、転写後
に感光体ドラム2A〜2Dに残留したトナーは、不図示
のクリーナによってドラム面から除去される。
【0028】次に、入力部13からカラーの補正指令が
入力されたときの動作について説明する。本発明におい
ては、トナー単色によるカラーパッチと複数のトナーが
重ね合わさったカラーパッチとの2種類がサンプル画像
として形成される。まず、理解を容易にするため、トナ
ー単色によるカラーパッチのみのサンプル画像の読み取
りについて説明する。
【0029】補正指令が出されると、画像濃度制御部1
6を経由して基準画像信号発生部17に指示が与えら
れ、基準画像信号発生部17の基準パターン信号は画像
出力部11Bに印加される。光量コントローラ19及び
露光ユニット1A〜1Dの動作により、基準パターン信
号に基づいたサンプル画像の静電潜像が感光体ドラム2
A〜2D上に形成される。この後、上記した様にして現
像され、更に転写シート22にサンプル画像としてのカ
ラーパッチが転写される。この結果、図4に示した様な
イエローパッチ23Y 、マゼンタパッチ23M 、シアン
パッチ23C 、黒パッチ23BKが転写シート22上に形
成される。このカラーパッチが転写済みの記録紙22
は、定着ロール8によって定着され、その後に定着画像
濃度センサ9の直下を通過する。この通過の過程で、カ
ラーパッチの各々が定着画像濃度センサ9によって図3
及び図4のように読み取られ、その検知結果は画像制御
部11Aに入力される。画像濃度制御部16では、検知
した定着画像濃度とメモリ12に予め格納されている基
準パターン定着画像の濃度目標値とを比較して各トナー
色の画像形成条件の違いを把握し、その状況に応じて画
像出力部11Bは帯電器4A〜4Dの帯電電圧、露光ユ
ニット1A〜1Dにおける露光量、現像機3A〜3Dの
現像バイアス電圧、現像機3A〜3Dにおける現像ロー
ルの回転数、トナー供給係数(現像剤の濃度)、転写器
7A〜7Dの駆動条件等の各操作量のうちの1以上の操
作量(本実施の形態の場合、帯電量と露光量)を用いて
光量コントローラ19、現像コントローラ20、グリッ
ド電源21等を制御する。これによって所望の画像品質
を得ることができる。
【0030】以上のように、定着画像濃度センサ9が定
着ロール8の後段に配置されていることにより、定着後
の画像濃度及び色情報を得ることができるため、ユーザ
ーが手にする最終画像に基づいて画像形成条件を補正す
ることができる。上記したように定着画像濃度センサ9
には、光源としてスペクトル帯域の狭いLEDを使用し
ているため、比較的広いスペクトル帯域を持つRGBフ
ィルタ等に比べると、後述するように、複数のトナーを
重ね合わせたカラーパッチに対しても精度良くY,M,
Cの各トナー単色を識別でき、そのトナー量を検知する
ことができる。
【0031】しかし、上記したように、トナー単色のカ
ラーパッチで所望の画像が得られたとしても、複数のト
ナーを重ね合わせて形成されるフルカラー画像に対して
は転写効率の違いがあるために、必ずしも狙い通りの画
像が得られるわけではない。このように転写効率の違い
が生じる原因は、カラー画像の形成のために多重の転写
を行う場合、最初に転写されるトナー層を除いては転写
されるべき転写シート上には既に転写されたトナー層が
存在しており、これから転写が行われようとする次のト
ナー層に対して何らかの影響(例えば、転写電界の乱れ
やトナー同士の反発力等)を及ぼすためである。
【0032】そこで、単色のカラーパッチだけでなく、
複数色のトナーの重ね合わせによるカラーパッチ、すな
わち第2のサンプル画像を形成し、このサンプル画像に
対する定着画像濃度を検知するようにしている。この詳
細について次に説明する。図6はY,M,Cのトナー単
色のカラーパッチと同時に、トナーの重ね合わせによっ
て形成されたR,G,Bのカラーパッチ、及びニュート
ラルグレーパッチの読み取りを同時に行う様子を示す。
この場合、Y,M,Cのカラーパッチ23 Y ,23M
23C に隣接させて、R,G,Bパッチ230及びY,
M,Cの各トナーによるニュートラルグレーパッチ25
が形成されている。
【0033】Y,M,Cのカラーパッチ23Y ,2
M ,23C は、図4に示したように配列されており、
このカラーパッチ23Y ,23M ,23C に隣接させて
R,G,Bパッチ230が形成される。R,G,Bパッ
チ230は、Rカラーパッチ231R 、Bカラーパッチ
231B 、Gカラーパッチ231G 、Gカラーパッチ2
32G 、Rカラーパッチ232R 及びBカラーパッチ2
32B の6つのパッチを備えている。
【0034】Rカラーパッチ231R はカラーパッチ2
Y に隣接しており、イエローとマゼンタが重ね合わせ
られたパッチである。Bカラーパッチ231B はマゼン
タとシアンが重ね合わせられてカラーパッチ23M に隣
接しており、Gカラーパッチ231G はシアンとイエロ
ーが重ね合わせられたパッチで、カラーパッチ23C
隣接している。また、Gカラーパッチ232G はイエロ
ーとシアンを重ね合わせてRカラーパッチ231R に隣
接して設けられ、Rカラーパッチ232R はマゼンタと
イエローを重ね合わせてBカラーパッチ231B に隣接
して設けられ、また、Bカラーパッチ232B はシアン
とマゼンタを重ね合わせてGカラーパッチ231G に隣
接して設けられている。
【0035】また、カラーパッチ23Y の列にはグレー
パッチ25aが配設され、同様に、カラーパッチ23M
の列にはグレーパッチ25bが配設され、カラーパッチ
23 C の列にはグレーパッチ25cが配設されている。
【0036】図7の(a),(b)は複数のトナー色が
重ね合わさった場合のカラーパッチの濃度検知を説明す
る説明図である。ここでは、シアンとマゼンタが重ね合
わさったブルーのBカラーパッチ231B の濃度を検知
する場合について説明する。図1より明らかなように、
マゼンタトナー上にシアントナーが転写される。Bカラ
ーパッチ231B におけるシアン成分としては、シアン
のみのときに等しくなるような露光及びバイアス電圧で
画像を形成するものとする。現像以降の工程、つまり転
写工程が理想的に行われたとすると、Bカラーパッチ2
31B におけるシアンの反射スペクトル量は、図7の
(b)の特性の点線で示すように、図5の(c)と同様
な傾向を示すはずである。ところが、現実には既に転写
されているマゼンタトナーの影響によって転写効率は低
下しており、後から転写されるシアントナーの付着量は
減少し、実際のシアンの反射スペクトル量は図7の
(b)に示す実線で示すレベルになる。換言すれば、シ
アンの濃度が低いために赤色光の吸収量が減少して反射
量が増加したことを示している。
【0037】なお、定着画像濃度センサ9による検知は
定着工程の後に行われ、Bカラーパッチ231B のトナ
ーは定着によってシアンとマゼンタが十分に混合された
状態で紙面に付着していることから、可視光である赤色
光(図5の(c)の発光特性)をLED91R1によって
Bカラーパッチ231B へ照射することにより、その反
射スペクトルからシアン濃度だけを高精度に検知するこ
とができる。
【0038】定着画像濃度センサ9の出力は画像濃度制
御部16にフィードバックされ、最適な画像形成条件に
なるように画像出力部11Bが制御される。具体的に
は、画像濃度制御部16においてカラーパッチ23の検
知値と目標値が比較され、更に、カラーパッチ23と
R,G,Bパッチ230が比較されることにより、転写
効率の違いが把握される。この結果に基づいて、制御部
11は、トナー濃度の差異に応じて画像形成条件を変え
る制御を実行する。これにより、フルカラー画像に対し
ても良好な画質を得ることができる。特に、グレーバラ
ンスに優れたカラー画像を得ることができる。
【0039】上記したように、転写効率の変動は常に一
定の関係にあるわけではなく、温度、湿度等の環境、感
光体、トナー等の経時変化、現像機中のトナーの濃度等
によって大きく異なってくる。このため、フルカラー画
像に対する画質制御性が良好であるとは言えず、特に、
Y,M,Cの各トナーによる3原色の重ね合わせによっ
て再現されるニュートラルグレイ、すなわちグレーバラ
ンスを得ることは極めて困難である。
【0040】本発明によれば、サンプル画像として形成
されるトナー単色カラーパッチ及び複数色カラーパッチ
の各色の濃度を読み取り、それらを定着画像濃度目標値
と比較し、また、トナー単色カラーパッチの濃度と複数
色カラーパッチの対応する色の濃度とを比較することに
より、各トナーの転写効率の違いを知ることができるた
め、複数のトナーを重ね合わせて形成されるフルカラー
画像に対しても良好な画質制御を行うことができる。
【0041】本発明では、帯電器、現像機、転写器、等
の制御に加えて色変換の制御を行っても良い。この場
合、検知された転写効率の変動を色変換制御15を通し
て色変換処理部18にフィードバックし、色変換マトリ
クスの変換係数を補正する。これにより、グレーバラン
ス及び全ての色域に対する色再現性に優れたカラー画像
を得ることができる。
【0042】図8はYMCグレーパッチにおけるY,
M,C各濃度成分と転写順位の関係を示す。ここに示さ
れる濃度は、各単色パッチ濃度及び1色目であるY濃度
で規格化した相対濃度である。図8より明らかなよう
に、後から転写されるトナーの方が相対的に濃度が低く
なっている。また、3番目に転写されるシアンは、ベ
タ、シャドウ、ハイライトの順序で濃度が薄いほど濃度
の低下が顕著になる。
【0043】図9の(a),(b)はニュートラルグレ
ーのカラーパッチ25を読む場合を示す説明図である。
ニュートラルグレー、即ちC,M,Yの各トナーを等量
ずつ重ねたカラーパッチでは、全波長域の光が吸収され
るので、反射光量が低下して点線(図9(b) )のように
フラットになる。しかし、シアンの濃度が低下すると実
線(図9(b) )のようになる。これは、既に付着してい
るイエロー(Y)トナー及びマゼンタ(M)トナーの影
響による転写効率の低下によって、後から転写されるシ
アントナーの付着量が減少するためである。この結果、
カラーパッチ25は完全にニュートラルグレーにはなら
ず、ややレッド(R)気味のグレーになる。このグレー
のカラーパッチに赤色光のLEDで光照射を行えば、反
射スペクトルにおけるシアン成分のみを識別してシアン
濃度のみを高精度に検知することができる。こうして得
た定着画像濃度センサ9の出力は、R,G,Bカラーパ
ッチ230と同様に画像濃度制御部16に取り込まれ、
R,G,Bカラーパッチに対する処理と同様に扱われ
る。
【表1】
【0044】以上述べた本発明の実施の形態において、
カラー画像の濃度をベタとして表1に示す結果を得た。
光源として図6に示した青色LED91B 、緑色LED
91 G 及び赤色LED91R1が使用され、図1に示した
転写順序(Y、M、C)でカラーパッチが形成された。
表1において、緑色LED91G によって検知された赤
色パッチ232R のマゼンタ、およびグレーパッチ25
bのマゼンタが目標値(100%)に達しておらず、ま
た、赤色LED91R1によって検知された緑色パッチ2
31G のシアン、青色パッチ232B のシアン、および
グレーパッチ25C のシアンが目標値に達していない。
従って、制御パラメータとして露光ユニット1B、1C
の露光量を制御値として示した割合(%)だけ増加した
ところ、全てのトナーの濃度を目標値にすることができ
た。同じ結果が、ハイライト、シャドウの濃度について
も得られた。当然、ベタ、シャドウ、ハイライトについ
て、各トナーの相対濃度値に対する制御値は異なってい
るので、それぞれがテーブルとしてメモリにストアされ
ており、対応するテーブルから読み出されて濃度補正が
行われる。
【0045】LEDは入力信号に対する発光の応答性に
優れた特性を有していることから、LEDのパルス点灯
が可能である。このパルス点灯に同期させてフォトダイ
オードによる読み取りを行えば、ノイズ等による出力の
劣化を補正することができるため、更に高精度の定着画
像濃度の検知が可能になる。
【0046】上記した本発明の実施の形態においては、
サンプル画像を用いて定着画像濃度の検知を行ったが、
サンプル画像を用いず、通常の出力画像を用いて定着画
像濃度の検知を行うこともできる。
【0047】また、上記実施の形態においては、帯電
量、露光量、現像バイアス、現像ロール回転数、トナー
供給係数の各操作量の内の少なくとも1つを制御するも
のとしたが、これ以外の操作量を用いてもよい。また、
定着画像濃度センサ9による制御対象を画像濃度制御以
外、例えば、ある状態の判断や警告表示等に利用するこ
ともできる。
【0048】更に、以上の説明では、定着画像濃度セン
サ9からの情報と目標値との差異に応じてフィードバッ
ク制御を行うものとしたが、他の制御方法、例えば、フ
ァジー制御、ニューロ制御、学習推論型制御等の制御方
法を用いてもよい。
【0049】また、色変換処理部18による色変換処理
は、色変換マトリクスの変換係数を補正するものとした
が、この他、各色の階調性制御を用いる方法にすること
もできる。
【0050】更に、上記実施の形態においては、定着画
像濃度センサ9をLEDとフォトダイオードの組み合わ
せにしたが、LEDに代えて光電管や光電子像倍管を用
いることができ、フォトダイオードにフォトコンダクタ
ーやフォトトランジスタを用いることができる。また、
光路内に集光用の光学系を設けることもできる。更に、
パッチ表面で反射した光を受光して検知するものとした
が、透過光を検知するようにしてもよい。
【0051】また、カラー画像形成装置の転写方法が静
電転写方式であるとしたが、溶融熱転写方式のカラー画
像形成装置に対しても本発明が適用可能である。
【0052】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明のカラー画像
形成装置によると、第1色のトナーの第1のサンプル画
と、前記第1色と異なった第2色のトナーの上に前記
第1色のトナーを色重ねした複数色の第2のサンプル画
を形成し、前記第1色のトナーの反射スペクトルの低
反射帯域よりも狭帯域の発光スペクトルを有し、第1色
と補色の検知光によって前記第1のサンプル画像の前記
第1色のトナーの濃度、および前記複数色の第2のサン
プル画像の前記第1色のトナーの濃度を検知し、検知さ
れた色濃度に基づいて前記第1色のトナーの画像形成条
件を制御するので、転写効率の変動を的確に検知してグ
レーバランスの優れたカラー画像を形成することができ
る。また、Y、M、およびCのトナーの濃度をそれぞれ
1個の濃度センサで検知するので、サイズの小型化およ
びコストダウンを図ることができる。更に、単色カラー
パッチのトナー濃度を目標値と比較するので、Y、M、
およびCのカラートナーの濃度を個別に高い精度で補正
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すカラー画像形成装置
の構成図である。
【図2】図1の制御部の詳細構成を示すブロック図であ
る。
【図3】図1の定着画像濃度センサにおける読み取りを
示す説明図である。
【図4】本発明に係る定着画像濃度センサの発光ダイオ
ードとフォトダイオードの配置状態を示す説明図であ
る。
【図5】本発明に係る定着画像濃度センサにおける発光
ダイオードの発光波長特性、及びY、M、Cの各パッチ
における反射スペクトルを示す特性図である。
【図6】Y,M,C各トナー単色のカラーパッチ、R,
G,Bのカラーパッチ、及びニュートラルグレーパッチ
の読み取りを示す説明図である。
【図7】複数のトナー色が重ね合わさった場合のカラー
パッチの濃度検知を説明する説明図である。
【図8】YMCグレーパッチにおけるY,M,C各濃度
成分と転写順位の関係を示す特性図である。
【図9】ニュートラルグレーのカラーパッチを読む場合
を示す説明図である。
【符号の説明】
1A〜1D 露光ユニット 2A〜2D 感光体ドラム 3A〜3D 現像機 4 転写ベルト 7A〜7D 転写器 8 定着ロール 9 定着画像濃度センサ 11 制御部 11A 画像制御部 11B 画像出力部 11C CPU 12 メモリ 13 入力部 14 出力部 17 基準画像信号発生部 23 カラーパッチ 23b ニュートラルグレーパッチ 23Y イカローパッチ 23M マゼンタパッチ 23C シアンパッチ 23BK 黒パッチ 25,25a,25b,25c ニュートラルグレーの
カラーパッチ 91,91M ,91B ,91G ,91M ,91R1,91
R2 LED 92,92Y ,92M ,92C ,92BK フォトダイオ
ード 230 R,G,Bパッチ 231R Rカラーパッチ 231B Bカラーパッチ 231G Gカラーパッチ 232G Gカラーパッチ 232R Rカラーパッチ 232B Bカラーパッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/60 H04N 1/46 Z (56)参考文献 特開 平8−321963(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/525 B41J 5/30 G03G 15/01 G03G 15/01 115 H04N 1/46 H04N 1/60

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定されたカラー画像の形成条件の下で
    形成されたカラー画像の色濃度を検知し、その色濃度に
    応じて前記形成条件を補正するカラー画像形成装置にお
    いて、 前記カラー画像を前記形成条件に基づいて形成する画像
    形成手段と、 前記カラー画像の前記色濃度を検知する検知手段と、 前記検知手段によって検知された前記色濃度に応じて前
    記形成条件を補正する制御手段を備え、 前記画像形成手段は、前記カラー画像を形成する所定の
    低反射帯域を含む反射スペクトルを有する複数の色材の
    少なくとも1つの色材を単独に使用した第1のサンプル
    画像と、前記複数の色材を重ねて使用した第2のサンプ
    ル画像を形成し、 前記検知手段は、前記第1及び第2のサンプル画像に
    前記所定の低反射帯域よりも狭帯域の発光スペクトルを
    有し、前記色材と補色の検知光を照射する光源と、前記
    第1及び第2のサンプル画像の前記濃度に応じた前記
    検知光の反射光又は透過光を受光する受光部を有するこ
    とを特徴とするカラー画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記検知手段は、定着工程の後段に配置
    されることを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成
    装置。
  3. 【請求項3】 前記画像形成手段は、前記複数の色材と
    して、シアン、マゼンタ、およびイエローのトナーを用
    い、 前記光源は、前記イエローの色材を照射する青色LED
    と、前記マゼンタの色材を照射する緑色LEDと、前記
    シアンの色材を照射する赤色LEDを有することを特徴
    とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記画像形成手段は、前記複数の色材
    一つとして黒のトナーを用い 前記光源は、前記青色LED、前記緑色LED、あるい
    は前記赤色LEDにより前記黒の色材を照射する ことを
    特徴とする請求項記載のカラー画像形成装置。
  5. 【請求項5】 前記画像形成手段は、感光体を帯電する
    帯電器、帯電後の前記感光体を露光して静電潜像を形成
    する露光ユニット、前記複数の色材の1つによって前記
    静電潜像に応じたトナー像を形成する現像機、および前
    記トナー像を転写媒体上に転写する転写手段を前記複数
    の色材毎に備え、前記制御手段は、前記色濃度の差異に
    応じて前記帯電器のバイアス電圧、前記露光ユニットの
    露光条件、前記現像機のバイアス電圧、前記現像機のト
    ナー濃度、および前記転写手段の駆動条件の少なくとも
    1つを補正することを特徴とする請求項1記載のカラー
    画像形成装置。
  6. 【請求項6】 前記制御手段は、前記色濃度の差異に応
    じて前記入力画像信号の色変換処理の補正を行うことを
    特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  7. 【請求項7】 前記制御手段は、前記第1及び第2のサ
    ンプル画像を形成する基準の画像信号を発生する基準画
    像信号発生部、或いは前記第1及び第2のサンプル画像
    を形成する基準の画像信号を格納したメモリを備えるこ
    とを特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  8. 【請求項8】 前記光源は、前記第1及び第2のサンプ
    ル画像を照射する前記検知光をパルス的に出射すること
    を特徴とする請求項1記載のカラー画像形成装置。
  9. 【請求項9】 記制御手段は、前記第1のサンプル画
    像の前記色濃度と目標値の差異に応じて前記形成条件を
    補正し、且つ前記第1のサンプル画像と前記第2のサン
    プル画像の対応する色の前記色濃度の差異に応じて前記
    形成条件を補正することを特徴とする請求項1記載の
    ラー画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記制御手段は、前記第1のサンプル
    画像と前記第2のサンプル画像の対応する色の前記色濃
    度の差異に応じて前記形成条件を補正することを特徴と
    する請求項1記載のカラー画像形成装置。
  11. 【請求項11】 前記制御手段は、前記第1および第2
    のサンプル画像の前記色濃度と目標値の差異に応じて前
    記形成条件を補正することを特徴とする請求項1記載の
    カラー画像形成装置。
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