JP2009068842A - 光検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 発光素子と乱反射を受光する受光素子を備えた光検出装置において、発光素子からの散乱する光の二次反射による影響を受けずに乱反射成分のみを取り込める光検出装置を提供する。
【解決手段】 LED53とセンサ54aとからなる光検出装置において、LED53の発光点Eと記録紙上のC点を結ぶ光線aとC点を通る記録紙の垂線CDとのなす角度αと同じ角度で反射した光線bがセンサ54aの導光路の内壁面と交わる点を点Bとしたときに、記録紙と点Bとの距離Kから記録紙と光検出装置の距離Lを引いた値で定められる長さNをセンサ54aの導光路の長さとする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子と乱反射光を受光する受光素子を備えた光検出装置に関するものである。特にカラー画像形成装置に用いられる出力画像の色度や濃度を検出するための光検出装置に関する。
近年、発光素子と乱反射を受光する受光素子を備えた光検出装置は、カラープリンタやカラー複写機などのカラー画像形成装置に種々の用途で使用されている。例えば、出力画像の色安定性を制御するために記録紙上に形成された画像(パッチとも言う)の色度を検知するセンサ(以下カラーセンサ)や中間転写体上に形成されたのトナー像(トナーパッチとも言う)を検出し濃度や色ずれを検出するセンサ(以下、色ずれ・濃度検知センサ)がある。なお濃度検知センサについては例えば特許文献1に記載されている。また、記録紙の種類を判別するセンサ(以下、メディアセンサ)にも光検出装置が用いられている。
以下に、光検出装置としてのカラーセンサを例に挙げて説明する。
カラープリンタ、カラー複写機等の装置において、例えば、電子写真方式やインクジェット方式等を採用したカラー画像形成装置では、出力画像の色安定性が求められている。
そこで、出力画像の色(色度)を安定させるために、カラーセンサが使用されている。具体的には、記録紙上にシアン(C)、マゼンダ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)の各色毎の階調パッチや、C,M,Yを混色したパッチを形成し、記録紙に定着された後のパッチの色度を検知するカラーセンサである。このカラーセンサを搭載したカラー画像形成装置が例えば特許文献2に開示されている。
このカラー画像形成装置では、カラーセンサの検知結果を例えば露光量、作像プロセス条件、色の階調特性を補正するためのデータ(例えば、キャリブレーションテーブルなど)へフィードバックする。このようなフィードバック制御を行うことで記録紙上に形成した出力画像の色を安定化することができる。また、カラー画像形成装置の出力画像を外部の画像読取装置又は色度計で検知し、同様の制御を行うことも可能である。
このカラーセンサの具体的な構成としては、例えば発光素子として赤(R)、緑(G)、青(B)等の発光スペクトルが異なる3つ以上の光源と可視領域に感度を持つ受光素子を用いで構成する。又は発光素子は白色(W)を発光する光源を用いて、受光素子上に赤(R)、緑(G)、青(B)等の分光透過率が異なる3種以上のフィルタを形成したもので構成する。これらの構成によってRGB出力等の異なる3つ以上の出力が得られる。
そしてこのカラーセンサは、図7に示すように水平な記録紙に対して45度の位置から白色LEDを照射し、紙に対して垂直方向(90度)の位置に受光素子を備えている。受光部側は、受光部の入射口は、受光素子の形状に合わせた大きさ(径口)になっているものの、受光素子に近づくにつれてその径が大きくなっていることが特徴である。
特開2005−337749号公報 特開2003−84532号公報
しかしながら、上記従来例では以下のような課題があった。
上記従来例では、記録材上に反射した光(乱反射光)を受光素子で取り込んで色度を検知する構成にも関わらず、発光素子から放射状に散乱した光の中の正反射成分が受光素子に入射してしまう構成になっている。
具体的には図8に示すように、例えば発光素子53の発光点Eから照射された光a(点線)は記録紙のC点で反射される。そしてC点で反射された正反射光b(点線)がカラーセンサ42のB点に達して、B点で反射された光(点線)が受光素子54aに入射してしまう。つまり、受光素子部に入射した光が内側の壁に2次反射(正反射と拡散反射)することで、受光素子54aが光を取り込んでしまうことになる。この現象のため、実際に記録紙上のパッチを検出すると、乱反射成分と正反射成分が混在した出力が得られるため、色度検出に誤差を生じさせてしまう可能性がある。なお図8において、記録紙とカラーセンサ42との距離はLとされ、受光素子部の入射口の大きさ(経口)はMとしている。
本発明は、このような課題に鑑みて為されたものであり、発光素子と乱反射を受光する受光素子を備えた光検出装置において、2次反射による反射光の影響を受けずに乱反射成分のみを取り込むことが可能な光検出装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するための、本発明の光検出装置は、記録材に光を照射する発光手段と、該記録材から反射された乱反射光を受光する受光手段とを有する光検出装置であって、前記乱反射光を前記受光手段へ導くための導光路を有し、前記導光路の長さは、前記発光手段の発光点をE、前記記録材に前記発光手段からの光が照射される点をCとし、点Eと点Cとを結ぶ光線aと点Cから前記検出装置側への垂線とがなす角度αと同じ角度αで前記記録材から反射される正反射光の光線bが、前記導光路の前記発光手段から遠い側の内面と交わる点をBとして、
前記記録材と点Bとの距離Kから前記記録材と前記検出装置との距離Lを引いた長さNとして定められることを特徴とする。
以上説明したように、本発明によれば、発光素子と乱反射を受光する受光素子を備えた光検出装置において、放射状に散乱する光の正反射成分の2次反射による受光素子への入射を回避するようにして、受光素子に乱反射成分のみを取り込むことが可能となる。
(実施形態1)
本実施形態では、カラーセンサの構成及びそれを用いた画像形成装置について説明する。
図3は電子写真方式のカラー画像形成装置の全体構成を示す図である。また、図2はカラー画像形成装置は画像処理部と画像形成部の構成を示している。
最初に図2の画像処理部100における処理について説明する。画像処理部にはカラーマッチングテーブル111、色分解テーブル112、キャリブレーションテーブル113、PWMテーブル114が設けられている。
カラーマッチングテーブル111は、パーソナルコンピュータ等から送られてくる画像の色を表すRGB信号をカラー画像形成装置の色再現域に合わせたデバイスRGB信号(以下DevRGBという)へ変換する。次に、変換したDevRGB信号を、色分解テーブル112で、カラー画像形成装置のトナーの色に対応するCMYK信号(C:シアン、M:マゼンタ、Y:イエロー、K:ブラック)へ変換する。キャリブレーションテーブル113は各々のカラー画像形成装置に固有の濃度に対応する階調特性を補正するテーブルであり、前記CMYK信号に対して補正を加えたC’M’Y’K’信号へ変換する。さらに、PWM(Pulse Width Modulation:パルス幅変調)テーブル114で、前記C’M’Y’K’信号を対応するスキャナ部(本実施形態ではレーザビームを照射する方式のスキャナ部)24C、24M、24Y、24Kの露光時間Tc、Tm、Ty、Tkへ変換する。
次に画像形成部について説明する。画像形成に関わる主な手段は、帯電手段122、露光手段123、現像手段124、転写手段125、定着手段126である。
これら帯電手段122、露光手段123、現像手段124、転写手段125、定着手段126については図3において夫々について説明する。
そして、上記手段をCPU121により制御している。更に、カラーセンサ42もCPU121に接続されて、カラーセンサの動作(検知や発光の動作)をCPU121が制御している。
図3はカラー画像形成装置の断面図である。この装置は、電子写真方式のカラー画像形成装置の一例であり、中間転写体28を採用し、複数の画像形成部を並列して構成した(タンデム方式とも言う)カラー画像形成装置である。図4を用いて、電子写真方式のカラー画像形成装置における画像形成部の動作の概要を説明する。
画像形成部は、画像処理部100が変換した画像情報に対応する露光時間に基づいて前記露光手段123によって発光させる光(例えばレーザビーム)により静電潜像を形成する。そして、この形成された静電潜像を現像手段124で現像してイエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)各職のトナー像を形成する。この各色のトナー像を中間転写体28に重ね合わせて複数色(多色)のトナー像を形成し、この多色トナー像を転写手段125によって記録紙11へ転写し、その記録紙上の多色トナー像を定着手段126で定着させる。
帯電手段122として、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)のステーション毎に、像担持体としての感光体22Y、22M、22C、22Kを備える。そして、感光体を帯電させるための4個の帯電器23Y、23M、23C、23Kを備える構成である。各帯電器にはスリーブ23YS、23MS、23CS、23KSを備えている。
感光体22Y、22M、22C、22Kは、アルミシリンダの外周に有機光導伝層を塗布して構成され、図示しない駆動モータの駆動力が伝達されて回転する。駆動モータは感光体22Y、22M、22C、22Kを画像形成動作に応じて図3において反時計周りの方向に回転させる。
露光手段123は、感光体22Y、22M、22C、22Kへ光(レーザビーム)を照射するスキャナ部24Y、24M、24C、24Kであり、感光体22Y、22M、22C、22Kの表面を画像情報に応じて選択的に露光することにより、静電潜像を形成するように構成している。
現像手段124は、前記静電潜像を可視化するために、イエロー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の現像を行う4個の現像器26Y、26M、26C、26Kを備える構成で、各現像器には、スリーブ26YS、26MS、26CS、26KSが設けられている。なお、各々の現像器26は脱着が可能である。
転写手段125は、感光体22から中間転写体28へ各色トナー像を転写するために、中間転写体28を図3において時計周り方向に回転させ、各感光体22Y、22M、22C、22Kとその対向に位置する一次転写ローラ27Y、27M、27C、27Kである。一次転写ローラの回転に伴って、単色トナー像を転写する。一次転写ローラ27に適当なバイアス電圧を印加すると共に感光体22の回転速度と中間転写体28の回転速度に差をつけることにより、効率良く各色トナー像を中間転写体28上に転写することができる。これを転写手段125における一次転写動作という。
更に転写手段125は、各色のトナー像を中間転写体28上に重ね合わせ、重ね合わせた多色トナー像を中間転写体28の回転に伴い二次転写ローラ29の位置まで搬送する。そして、さらに記録紙11を給紙トレイ21から二次転写ローラ29へ狭持搬送し、記録媒体11に中間転写体28上の多色トナー像を転写する。このとき二次転写ローラ29に適当な電圧を印加して、静電的にトナー像を転写する。これを二次転写という。二次転写ローラ29は、記録媒体11上に多色トナー像を転写している間、29aの位置で記録紙11に当接し、印字処理後は29bの位置に離間する。
定着手段126は、記録紙11に転写された多色トナー像を記録紙11に溶融定着させるために、記録紙11を加熱する定着ローラ32と記録紙11を定着ローラ32に圧接させるための加圧ローラ33を備えている。定着ローラ32と加圧ローラ33は中空状に形成され、内部にそれぞれヒータ34、35が内蔵されている。定着装置31は、多色トナー像を保持した記録媒体11を定着ローラ32と加圧ローラ33により搬送するとともに、熱および圧力を加え、多色トナー像を記録紙11に定着させる。
トナー像が定着後の記録紙11は、その後図示しない排出ローラによって図示しない排紙トレイに排出して画像形成動作を終了する。
なお、図3のクリーニング手段30は、中間転写体28上に残ったトナーをクリーニングするものである。中間転写体28上に形成された4色の多色トナー像を記録紙11に転写した後に残留したトナーは、クリーニング手段のクリーナ容器に蓄えられる。
カラーセンサ42は記録紙の搬送路において定着装置31よりも記録紙の搬送方向の下流側に記録紙11の画像形成面へ向けて配置されている。そしてカラーセンサ42は、記録紙11に形成されたパッチの色度を検知し、RGB値を出力する。出力した値を前述の画像処理部にフィードバックして、例えばカラーマッチングテーブル111の値を補正するなどして画像の色度の補正を行う。このカラーセンサ42をカラー画像形成装置内部に配置することにより、定着後の画像を排紙部に排紙する前に、自動的に検知することが可能となる。
図1に本実施形態に係るカラーセンサ42の模式的断面図を示す。カラーセンサ42を以下に説明するように構成すれば、前述したLEDから散乱する正反射光の影響を回避することが可能となる。
カラーセンサ42において、発光素子は、白色光を発光するLED53が用いられ、LED53と同等の幅M1を有した導光路が設けられている。受光素子は、例えばRGB3色のフィルタ(オンチップフィルタとも言う)付きの電荷蓄積型センサ54a(以下、センサ54aとする)を使用し、センサ54aと同等の幅M2を持つ導光路が設けられている。そして、センサ54aは、54b示すようにRGBが夫々独立した画素で構成されている。
また、発光素子、受光素子の導光路は、記録紙11から距離L離れたカラーセンサ42の記録紙側の面(位置)より夫々発光素子側、受光素子側に設けられている。
更に、LED53は、記録紙11に対して斜め45度より光を入射させ、センサ54aによって記録紙の面に対して垂直(90度)方向に乱反射を検出する構成である。なお、センサ54aは、LED53の発光点である点Eよりも記録紙11から遠い位置に配置される。
次に、受光素子側の導光路の長さNについて説明する。
ここでは前述したようにLED53から散乱する正反射光が図1におけるC点で反射する状況を前提としている。
LED53の発光点Eから記録紙11上の点Cを結ぶ光線aと点Cを通る記録紙11からの垂線CDとする。この垂線は点Cから検出装置側(カラーセンサ42側)へ延びる垂線である。そして、点Eから記録紙11と平行に引いた直線との交点Dとの成す角を∠ECD=α度とする。C点でα度と同じ角度で反射し、反射した正反射光の光線bと受光側の導光路の内壁43との交点Bの位置と点Bと記録紙11までの距離Kから距離Lを引いた距離を導光路の長さNとする。
そして拡散される正反射光が受光側の導光路に入り込む場合のうちNが最大になる位置まで導光路の長さを設ける。また、センサ54aの導光路の径M2は、距離Nの区間はセンサ54aと同等の幅M2となっており、それより先、距離N以降のセンサ54a側の導光路の径は、徐々に広がる構成になっている。その広がりは、点Cと点Bを結ぶ延長線と点Cと点Dの成す角度∠BCD=βとして定める。なお角度βは角度α以上の角度(β≧α)である。また、内壁43は導光路の内面のうちLED53の発光点Eから遠い側の内面である。
図4は、図1の発光点Eが図1よりも受光素子側にある例である。この構成の場合も図1で説明したものと同様に考えられ、センサ54aの導光路の長さが設定される。図4の場合は距離N’となり、図1のNと比べると短い導光路となる。つまり、図4の場合は、交点Bの位置と点Bと記録紙11までの距離K’−距離Lとなる。つまり、N’=K’−Lとなる。
図1、図4で説明したように、LED53からの散乱して照射される光の正反射光がセンサ54の導光路に入射する際の状態に基づいて距離N(N’)や導光路の広がり度合いを設定することができる。具体的には、上述した距離L、角度α、距離K、角度βから距離N、導光路の広がり度合いが設定される。
上述したように本実施形態によれば、カラーセンサの導光路の長さを、乱反射受光部に乱反射成分のみを取り込むような長さに設定することができるので、正確な色度検出を行うことが可能になる。
なお、例えば、トナー像の色ずれを検知する色検知検知センサ、トナー像の濃度を検知する濃度検知センサ、記録紙の種類を判別するメディアセンサにおいても同様の方法で導光路の長さを定めることが可能である。更に、発光する角度が45度以外の場合でも同様の設定方法で導光路の長さを定めることが可能である。
(実施形態2)
図5は、本実施例に係るセンサの模式的断面図である。なお実施形態1と同様の構成に関しては同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、正反射光と乱反射光を受光して物理量を検出するセンサの構成に関して説明する。このようなセンサは、例えば、トナー像の色ずれを検知する色ずれ検知センサ、トナー像の濃度を検知する濃度検知センサ、記録紙の種類を判別するメディアセンサに適用できる。
乱反射光の受光部としてのセンサ54aへの導光路の長さNは、実施形態1で説明したのと同様に決定される。正反射部としてのセンサ54cへの導光路の長さは、図5に示すように正反射光の光線上において乱反射受光部の導光路と同じ長さNを有するようにした。そしてセンサ54cへの導光路の形状としては、センサ54c側の開口部の角部Fと角部Gとを結ぶ線がセンサ54cの受光面と平行になるような形状である。また導光路の記録紙側からの長さは、図に示したようにセンサ54aへの導光路の長さNと同じにした。そして、広がり度合いについてもセンサ54aへの導光路と同様角度βの広がり度合いになっている。また、センサ54cの導光路の記録紙側の径は発光素子のそれと同等の幅を有する。
このように、正反射光の受光部としてのセンサ54cにも乱反射光の受光部としてのセンサ54aで決定した長さの導光路を設ける。これにより、反射光の正反射光成分と乱反射光成分と正しく取り込むことができるので、正確な物理量の検出が行える。
(実施形態3)
図6は、本実施形態に係るセンサの模式的断面図である。なお実施形態1と同様の構成に関しては同一の符号を付して説明を省略する。
本実施形態では、発光素子側の導光路がなくLED53がカラーセンサ42の記録紙側に剥き出しの状態で設置された場合について説明する。
本実施例の場合も同様に、乱反射光の受光部としてのセンサ54aへの導光路の長さNは、実施形態1で説明したように決定される。
簡単に説明すると、LED53側の導光路がないため、実施形態1に比べるとLED53の発光点Eがより記録紙側に近い状態である。そのため、図6における角度αは実施形態1の図4における角度αよりも小さくなり、導光路の長さNは、図6におけるNのほうが図4におけるNよりも長くなっている。
このように構成することで、LED53が剥き出しの状態にした場合でも、センサ54aには反射光の乱反射成分のみを検出できるので、正確に物理量の検知を行うことが可能となる。
実施形態1におけるカラーセンサの断面を示す図である。 実施形態1におけるカラー画像形成装置の全体構成を示す図である。 実施形態1における電子写真方式カラー画像形成装置の断面を示す図である。 実施形態1における発光点が受光素子寄りになっている場合のカラーセンサの断面を示す図である。 実施形態2における正反射、乱反射受光部を備えたセンサの断面を示す図である。 実施形態3における発光素子の導光路がない場合のセンサの断面を示す図である。 光検出装置の従来例の構成を説明する図である。 光検出装置の従来例の課題を説明する図である。
符号の説明
11 記録媒体
22 感光体、感光体
23 一次帯電手段
24 スキャナ部
25 トナーカートリッジ
26 現像手段
27 一次転写ローラ
28 中間転写体
29 二次転写ローラ
30 クリーニング手段
31 定着装置
41 濃度センサ
42 カラーセンサ

Claims (6)

  1. 記録材に光を照射する発光手段と、該記録材から反射された乱反射光を受光する受光手段とを有する光検出装置であって、
    前記乱反射光を前記受光手段へ導くための導光路を有し、
    前記導光路の長さは、
    前記発光手段の発光点をE、
    前記記録材に前記発光手段からの光が照射される点をCとし、
    点Eと点Cとを結ぶ光線aと点Cから前記検出装置側への垂線とがなす角度αと同じ角度αで前記記録材から反射される正反射光の光線bが、前記導光路の前記発光手段から遠い側の内面と交わる点をBとして、
    前記記録材と点Bとの距離Kから前記記録材と前記検出装置との距離Lを引いた長さNとして定められることを特徴とする光検出装置。
  2. 前記導光路の形状が、該導光路の記録紙側の開口部から長さN以降の径が、前記導光路の開口部の径より広がるような形状であることを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 前記導光路の径の広がりは、前記角度α以上の角度βに基づいて定められることを特徴とする請求項2記載の光検出装置。
  4. 更に、前記発光手段から前記記録紙へ光を導くための導光路を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載の光検出装置。
  5. 前記発光手段の導光路の記録紙側の開口部の径は、前記受光手段の導光路の記録紙側の径より大きいことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかの項に記載の光検出装置。
  6. 前記光検出装置は、前記記録材上に形成された画像の色度を検知するカラーセンサ、もしくは、前記記録材の種類を判別するためのメディアセンサ、もしくは、画像形成装置に用いられる像担持体に形成されたトナー像の濃度を検知する濃度検知センサ、もしくは、画像形成装置に用いられる像担持体に形成される複数色のトナー像の色ずれを検知する色ずれ検知センサであることを特徴とする請求項を特徴とする請求項1乃至5のいずれかの項に記載の光検出装置。
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