JP2006189795A - 画像形成装置及び画像調整方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 4色モード及び6色モードにおいて短期的或いは長期的な画像濃度の変動及び階調再現性の変動を有効に補正することができる画像形成装置及び画像形成方法を提供する。
【解決手段】 シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色のみのトナーを用いて画像を形成する4色モードと、前記4色に淡いシアン、淡いマゼンタのトナーを用いて画像を形成する6色モードとを選択することが可能な画像形成装置において、4色モード時のための濃度補正及び階調補正と、6色モード時のための濃度補正及び階調補正とを、画像形成装置の動作モードに応じて自動的に選択して行う。
【選択図】 図5

Description

本発明は、略同一色相の濃度の異なるトナーを用いて画像を形成する画像形成装置及びその画像調整方法に関するものである。
電子写真法により画像を形成する画像形成装置は、感光ドラムの感光面を一様に帯電する帯電装置を備える。また、その帯電された感光面に画像情報に応じた静電潜像を形成する潜像形成装置、及び、その静電潜像を現像剤で現像する現像装置を備える。その現像された潜像を記録材に転写する転写装置、及び、その転写された画像を記録材に定着する定着装置を備える。
一般に、現像剤(トナー)としては、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック等の、各色、所定濃度の1種類のトナーを使用している。しかしながら、これら1種類の濃度のトナーを用いた場合は、ハイライト部(低濃度部)でトナー量が少なくなり、画像データに対する階調(濃度階調)の再現性に難があった。近年、ユーザのニーズレベルも高くなり、従来の4色のトナーで画像を形成する画像形成装置に対して、現像剤の色数を増やした画像形成装置が提案されている。つまり、略同一色相のカラーのトナーとして濃度の異なるトナーを用いた電子写真方式の画像形成装置が提案されている。(例えば、特許文献1参照)。
この種の画像形成装置では、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの現像剤の他に、薄いシアン及び薄いマゼンタの現像剤を加えた6種類の現像剤を使用するものが多い。薄いシアン及び薄いマゼンタの現像剤とは、含有する顔料の分光特性が通常の、シアン及びマゼンタとそれぞれ等しいが、その含有量が少ない現像剤である。以下では、通常の、シアンとマゼンタの現像剤を濃トナー、薄いシアンと薄いマゼンタの現像剤を淡トナーと記す。また、現像時に、濃トナーが使用される画像信号を濃トナー用の画像信号と記し、また淡トナーが使用される画像信号を淡トナー用の画像信号と記す。
図19は、入力される、濃トナー及び淡トナー用の画像信号の画像濃度とトナーの付着量及び出力濃度の関係を示すグラフである。図に示す実線T1,波線T2の特性は、入力される画像信号の画像濃度に対する濃トナー及び淡トナー、各々の記録紙上でのトナーの付着量の関係を示している。また直線mの特性は、入力される画像信号の画像濃度に対する理想的な出力濃度の特性を示しており、入力される画像信号の画像濃度に対する濃トナーと淡トナーの各付着量は、濃トナーと淡トナーで形成した画像の出力濃度が理想的な線形になるように決められる。入力される画像信号の画像濃度の最大値を1.8としたときに、0.9以下となる、ハイライト部(低濃度部)から中間濃度部分の領域では、画像の粒状性を低減するために淡トナーのみで画像を形成する。画像濃度が0.9以上となる中間濃度から高濃度領域では、トナーの載り量を抑えるために、淡トナーの使用量を抑え濃トナーを加えて、濃トナー及び淡トナーの両方を用いて画像を形成する。
特開2001−290319号公報 特開2004−145137号公報
しかしながら、濃トナーと淡トナーを使用して画像形成を行う画像形成装置においては、濃トナーと淡トナーの出力特性が変化した場合に、次のような問題点が生ずる。
例えば、画像形成装置の使用環境や使用条件により、感光ドラムの表層の抵抗値や現像剤の帯電量(トリボ)が低下した場合、コントラスト電位(Vcont)が小さくなり、その結果、トナーの付着量が変化するため、出力濃度が低下する。
この点をより詳しく説明する。曲線lは、濃トナーの付着量が低下した場合を示したものであり、この時の出力濃度の特性は曲線nとなる。この曲線nから明らかなように、濃トナーを加えて画像形成が始まる中間濃度部(画像濃度が0.9近辺)において出力濃度が急激に変化する。このため、中間濃度を使用する画像では、階調が不自然になったり、擬似輪郭が発生したり、といった問題があった。
また6種類の現像剤(6色のトナー)を用いた画像形成装置では、6色で画像形成を行う高画質モードだけではなく、トナーの消費量の削減や画像形成速度の向上を優先させた基本の4色のトナーのみを用いた通常モードとをユーザの要求に応じて切り替えて使用できるような構成が望まれる。このため、1つの装置内で4色での出力と6色での出力との動作モードを切り替えられるようにするには、4色での出力と6色での出力のそれぞれのモードで最適なプリント画像を得られるような、階調や濃度に調整しなければならない。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、本願発明の特徴は、上記従来例の欠点を解決することにある。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、従来例の欠点を解消し、略同一色相の濃トナーと淡トナーを用いて現像を行う場合、及び淡トナーを用いずに現像を行う場合の両方のモードにおいて良好な階調特性を確実に得ることが可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
また、濃トナーと淡トナーの画像形成特性の変化によって生ずる階調の劣化を補正して6色での出力と4色での出力との両方のモードで常に安定した高画質の画像出力を可能な画像形成装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、略同一色相の淡トナーと濃トナーを用いて現像を行う画像形成装置であって、前記画像形成装置の動作モードとして、濃のトナーと淡のトナーを使用して画像形成を行う第一のモードと淡トナーを使用せずに画像形成を行う第2のモードと、定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行う調整モードとを有し、前記調整モードは前記第一のモードに対応する第一の調整と前記第2のモードに対応する第二の調整を実行可能であり、調整モードを選択された際に、画像形成装置が動作するために選択されている動作モードに基づき、前記第一の調整と前記第二の調整の何れか一方を自動的に選択する制御手段を備えることを特徴とする。
略同一色相の濃トナーと淡トナーを用いて現像を行う場合、及び淡トナーを用いずに現像を行う場合の両方のモードにおいて良好な階調特性を確実に得ることができる。
図1は、本発明の実施例に係る電子写真式の画像形成装置の構成を説明する概略平面図である。このカラー画像形成装置は、略同一色相で濃度の異なる、濃いトナー(以下「濃トナー」という。)と、薄いトナー(以下「淡トナー」という。)を用いて電子写真方式により画像を形成するものである。
つまり、このカラー画像形成装置100は、6つの現像器41、42、43、44、45、46を備えている。現像器41には淡シアントナー、現像器42にはイエロートナー、現像器43にはマゼンタトナー、現像器44には淡マゼンタトナー、現像器45にはシアントナー、及び現像器46にはブラックトナーが、それぞれ装填されている。
尚、略同一色相で濃度の異なるトナーとは、通常、樹脂と発色成分(顔料)とを基体とするトナーの中に含まれる発色成分(顔料)の分光特性が等しく、その量が異なるトナーをいう。淡トナーとは、同一色相で濃度の異なるトナーの組み合わせの中で濃度が相対的に低い方のものをいう。
又、略同一色相とは、上述のように、発色成分(顔料)の分光特性が同一であるものを言うが、厳密に同一でなくても、一般的にマゼンタ、シアン、イエロー、ブラック等のように、通常の色概念上同一色と呼べる範囲とする。
本発明にて、略同一色相で濃度の薄いトナー(淡トナー)は記録材上でのトナー量が0.5mg/cm2につき、定着後の光学濃度が1.0未満であり、濃いトナー(濃トナー)は記録材上でのトナー量が0.5mg/cm2につき、定着後の光学濃度が1.0以上である。
本実施例では、濃トナーは、トナーの記録材上での載り量が0.5mg/cm2の際に定着後光学濃度が1.6となるように顔料の量を調整している。又、淡トナーは載り量0.5mg/cm2で定着後の光学濃度が0.8となるように設計されている。この濃淡2種類のトナーをうまく混合させて、各色トナーの色の階調を再現している。
このカラー画像形成装置100には、ドラム状の像担持体である2個の感光体、即ち第1の感光ドラム1a及び第2の感光ドラム1bが配置されている。各感光ドラム1a、1bは、矢印方向に回転駆動される。
感光ドラム1aの周りには、前露光ランプ11a、コロナ帯電器2a、レーザ露光装置3a、電位センサ12a、現像器41〜43を収納した現像ロータリ4a、一次転写ローラ5a及びクリーニング器6aが配置されている。ここでは、これらを総称して第1の画像形成部Saとする。感光ドラム1bの周りについても同様に配置され、第2の画像形成部Sbとする。これら画像形成部Sa、Sbはコストダウンの目的から互いにほぼ同じ構成(形状)となっている。例えば、現像器の構成及び形状はほぼ同じとなっている。これにより現像器41〜46の相互の入れ替え等を行っても対応可能な構成となっている。
本実施例では、第1及び第2の感光ドラム1a、1bに隣接して、ベルト状の中間転写体、即ち、中間転写ベルト5が、1次転写手段として機能する第1及び第2の1次転写ローラ5a、5b、駆動ローラ51、ローラ52の各ローラに巻架されて、設けられる。第1及び第2の1次転写ローラ5a、5bは、それぞれ第1及び第2の感光ドラム1a、1bに当接して、1次転写部を構成する。また、ローラと対向し、中間転写ベルト5を挟持して2次転写ローラ54が配置され、2次転写部を構成する。2次転写ローラ54は、中間転写ベルト5に対して離接可能とされる。又、中間転写ベルト5の転写残トナーを除去するためのクリーナ50が、中間転写ベルト5に対して離接自在に設けられる。
次に、上記の画像形成装置における画像形成動作について説明する。
リーダ部300で読み取られた原稿画像の画像信号に基づいて、画像形成の開始信号が発せられる。尚、リーダ部300からの画像信号のほか、コンピュータからの画像信号、或いはファクシミリからの画像信号なども転送されてくるように構成されているが、ここでは、リーダ部300から転送されてくる画像信号に基づく画像形成動作を説明する。
これにより所定のプロセススピードで回転駆動される各画像形成部Sa、Sbの各感光ドラム1a、1bは、それぞれ前露光ランプ11a、11bで除電され、コロナ帯電器2a、2bによって一様に負極性に帯電される。そして、レーザ露光装置3a、3bは、外部から入力されるカラー色分解された画像信号を半導体レーザ36から照射し、ポリゴンミラー35、反射ミラー37等を経由し、各感光ドラム1a、1b上に各色の静電潜像を形成する。
その後の動作を、高画質カラーモード、通常カラーモードに分けて説明する。
高画質カラーモード(6色を使用して画像を形成するとき)の動作を説明する。
上流の感光ドラム1a上に形成された静電潜像に、現像ロータリ4aを回転させて、感光ドラム1aの帯電極性(負極性)と同極性の現像バイアスが印加された現像器41を感光ドラム1aに当接させ、淡シアントナーを付着させてトナー像として可視像化する。
この感光ドラム1a上の淡シアントナー像は、感光ドラム1aと転写ローラ5aとの間の一次転写部にて、一次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された転写ローラ5aにより、中間転写ベルト5上に一次転写される。
この上流側の画像形成動作と並行して、第2の、即ち、下流の感光ドラム1bにも1次帯電手段であるコロナ帯電器2b及びレーザ露光装置3bで淡マゼンタの潜像を形成する。現像ロータリ4bを回転させることで淡マゼンタトナーを収容した現像器44を下流の感光ドラム1bに当接させ、淡マゼンタの画像を現像する。この下流の感光ドラム1b上の淡マゼンタ像は中間転写ベルト5に対して、第2の、即ち、下流の転写ローラ5bに印加する転写バイアスによって転写する。
中間転写ベルト5が矢印方向Bに回転するに従い中間転写ベルト5上の画像は、中間転写ベルト5から離間した2次転写ローラ54と離間した中間転写ベルトクリーナ50部をすり抜け、再び1次転写部に戻る。
そこで、現像ロータリ4aを回転させることでイエロートナーを収容した現像器43を感光ドラム1aに当接させ、イエローの画像を形成し、中間転写ベルト5に転写させる。中間転写ベルト5上の画像は、そのまま下流の感光ドラム1b部まで移動し、上流と同様にシアンの画像を形成する。
以上の動作を繰り返し、マゼンタとブラックのトナー像も同様に中間転写ベルト5上に転写し、全ての色が乗った状態で2次転写部に画像が移動する。そして、中間転写ベルト5上のフルカラーのトナー像先端が、二次転写対向ローラと二次転写ローラ54間の二次転写部に移動されるタイミングに合わせて、転写材(用紙)が、給紙カセット71〜74から選択されて搬送パスを通して給紙される。そして転写材が、レジストローラ85により二次転写部に搬送される。二次転写部に搬送された転写材に、二次転写バイアス(トナーと逆極性(正極性))が印加された二次転写ローラ54により、フルカラーのトナー像が一括して二次転写される。中間転写ベルト5上の転写残トナーは、2次転写後に中間転写ベルトクリーナ50を中間転写ベルト5に当接させることでクリーニングする。
フルカラーのトナー像が形成された転写材は、定着装置9に搬送されて、定着ローラと加圧ローラとの間の定着ニップ部でトナー像が加熱、加圧されて転写材の表面に熱定着される。その後、排紙ローラによって本体上面の排紙トレイ89上に排出されて、一連の画像形成動作を終了する。
次に、淡トナーを使用しない、通常カラーモード(4色を使用して画像を形成するとき)の動作を説明する。
上流の感光ドラム1aに、1次帯電手段であるコロナ帯電器2a及びレーザ露光装置3aでイエローの潜像を形成し、現像ロータリ4aを回転させることで淡シアンの現像器41を飛ばしてイエローの現像器43を感光ドラム1aに当接させ、イエローの画像を現像する。この感光ドラム1a上のイエロー像は中間転写ベルト5に対して転写ローラ5aに印加する転写バイアスによって転写する。
この上流側の画像形成動作と並行して、下流の感光ドラム1bにも1次帯電手段であるコロナ帯電器2b及びレーザ露光装置3bでシアンの潜像を形成する。現像ロータリ4bを回転させることで淡マゼンタの現像器44を飛ばしてシアンの現像器46を感光ドラム1bに当接させ、シアンの画像を現像する。この感光ドラム1b上のシアン像は中間転写ベルト5に対して転写ローラに印加する転写バイアスによって転写する。
中間転写ベルト5が矢印方向Bに回転するに従い中間転写ベルト5上の画像は、中間転写ベルト5から離間した2次転写ローラ54と離間した中間転写ベルトクリーナ50部をすり抜け、再び1次転写部に戻る。
そこで、現像ロータリ4aを回転させることでマゼンタの現像器42を感光ドラム1aに当接させ、マゼンタの画像を形成し、中間転写ベルト5に転写させる。中間転写ベルト5上の画像はそのまま感光ドラム1b部まで移動し、上流と同様にブラック画像を形成する。
以上の動作で4色の転写を終了し、全ての色が乗った状態で2次転写部に画像が移動すると、2次転写ローラ54が中間転写ベルト5に当接し、2次転写ローラに印加した転写バイアスによって、画像が転写材Pに転写し、不図示の定着手段によって転写材P上に定着する。また、中間転写ベルト5上の転写残トナーは、2次転写後に中間転写ベルトクリーナ50を中間転写ベルトに当接させることでクリーニングする。
以上のように現像ロータリ4a、4bを2つ備えることで、例えば高画質モードと称して淡トナーを用いた6色の画像を形成するときには、従来のロータリ方式の多色画像形成装置に比べてスループットを落とさずに、また、インライン方式のように装置の大型化や高コスト化を引き起こさずに画像を出力することが可能になる。
また、例えば通常モードと称して淡トナーを用いずに4色の画像を形成する時には、従来の現像ロータリを一つだけ備えた多色画像形成装置よりも高速に、かつ、淡色トナーの現像器は無駄に使用せずに画像を出力することが可能になる。
尚、この高画質カラーモード(6色の画像を形成する場合)/通常カラーモード(4色の画像を形成する場合)のモード切り替えは、操作部1508においてユーザが行えるようになっている。操作部についての説明は、後述する。
本画像形成装置100は、より高品位の画像を得るために、各画像形成部Sa、Sbの1次帯電器や1次転写ローラの電圧値を調整する自動調整機能を備える。この自動調整機能は、トナー画像の階調性を決定するための画像濃度の最高濃度を決定するDMAX制御、階調性を実現する階調補正制御からなる。この自動調整機能を実行するために作像された所定の濃度とサイズの、パッチ画像を読み取るパッチ検知センサ53を備えている。この自動調整機能では、パッチ検知センサ53により各色のパッチ画像の濃度を読み取り、各色のトナーで現像されたトナー画像の濃度がそれぞれ最適になるようにする調整が行われる。
またパッチ検知センサ53を用いた濃度制御はパッチ画像を中間転写体やドラム等の上に形成し検知するもので、その後に行われる記録材への転写および定着による画像のカラーバランスの変化については制御していない。記録材へのトナー像の転写における転写効率や、定着による加熱および加圧によってもカラーバランスが変化する。この変化には、前記パッチ検知センサ53を用いた濃度制御では対応できない。
そこで記録材上にシアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、淡色シアン、淡色マゼンタの単色毎での階調パッチや、C,M,Y混色のパッチを形成し、定着後に記録材上のパッチの濃度または色度を検知するセンサ99(以下カラーセンサという)を設置してある。
このカラー画像形成装置では、検知した結果を画像形成部での露光量やプロセス条件、濃度−階調特性を補正するためのキャリブレーションテーブルなどへフィードバックすることで、記録材上に形成される出力画像の濃度または色度制御を行うことができる。
図2は、図1におけるカラー画像形成装置100の定着後センサ(濃度センサ)99の構成を示す概略図である。定着後センサ99の光源には、測定対象のパターンの色に応じて発光のピーク波長が400nm〜700nmの範囲にあるLED201が用いられる。LED201は、測定用の開口部202の法線Nに対して45°だけ傾斜した角度で配置され、測定用開口部202へ搬送されてきた記録紙P上に形成されたパターン205に対して光を照射する。また、測定用開口部202のN上には、結像レンズ203及び受光部204が配置されている。LED201により照射された光は、記録紙P上のパターン205で反射され、その反射光のうち、法線N方向の成分が結像レンズ203により受光部204の受光面に結像される。受光部204は、フォトダイオードなどの光電変換素子を配列して構成されている。定着後センサ99と記録紙との間には、ガラス206が設置され、記録紙をガラス206に密着するように搬送して、記録紙に対する光路長を常に一定にしながら測定を行う。
熱ローラ定着器9と排紙トレイ89との間には濃度センサ99が記録材の搬送方向に対して垂直方向に2個並べて配置されており、熱ローラ定着器9で定着された記録シート上のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各パターンが必要に応じて同時に測定することが可能である。尚、ここでは2個並べて配置したが3個でも4個でもかまわない。
図15は、画像形成装置100の動作を制御する制御部1501の要部構成を示すブロック図である。制御部1501は、ディジタル画像処理部1503、プリンタ制御I/F1505と外部I/F1504に対して、それぞれ制御を行うための情報をやり取りするI/Fを有するCPU1506と操作部1508、メモリ1507によって構成されている。メモリ1507は、CPU1506に作業領域を提供するRAM1510と、上記CPUの制御プログラムを格納しているROM1509とによって構成されている。尚、上記ROM1509は、後述するカラーでの画像形成と白黒での画像形成を自動で切替る自動カラー選択(ACS)モード、高画質カラーモード、通常カラーモード及び白黒画像形成モードなどの各動作モードを実行するための制御プログラムを格納している。また、画像形成装置100全体を制御する制御プログラムとを格納している。また、操作部1508は操作者による処理・実行する内容の入力や操作者に対して処理に関する情報及び警告等を通知するためのタッチパネル付き液晶により構成される。
図16は、操作部1508の構成を示す図である。操作部1508は、テンキー1601と、スタートキー1602と、ストップキー1603と、LCD1604と、ユーザモードキー1605とを有する。ここで、テンキー1601は、コピーの置数や、コピーするときの画像移動量などを入力するときにユーザが使用するキーである。スタートキー1602は、コピージョブをスタートするときにユーザが押し下げるキーである。ストップキー1603は、スタートしたジョブを途中で停止するときに、ユーザが押し下げるキーである。LCD1604は、画像形成装置100の動作状態を表示する表示部である。また、LCD1604には、パネルスイッチが設けられており、このパネルスイッチを介して、コピージョブのモードを、ユーザが設定することができる。
ユーザモードキー1605は、ユーザモード画面をLCD1604に表示するときに、ユーザが押し下げるキーである。上記ユーザモード画面において、画像形成装置100が有する機能毎の仕様を設定することができる。例えば、高画質カラーモード、通常カラーモード、白黒画像形成モード(白黒モードとも称す)のいずれかの指定がユーザにより明示的になされなかった場合に、形成する画像を自動的に判別し、カラー画像形成と白黒画像形成を切替る自動カラー選択(ACS)モードである。
図14で示すように、ACSモードでカラー画像形成に切り換える際に、標準モード(デフォルト)として高画質カラーモード、通常カラーモードのどちらを選択するようにするかを設定可能である。つまり、標準モード(デフォルト)として高画質カラーモードが設定されていると、ACSモード選択時に原稿を識別しカラー原稿であれば、自動的に高画質カラーモードとして画像形成装置が動作する。標準モード(デフォルト)として通常カラーモードが設定されていると、ACSモード選択時に原稿を識別しカラー原稿であれば、自動的に通常カラーモードとして画像形成装置が動作する。
白黒画像形成時に用紙サイズが不定型サイズ用紙である場合、用紙サイズの縦方向、横方向のサイズ入力を行なうか否かの設定や、あるいは自動カラー選択モード時で用紙サイズが不定型サイズ用紙である場合に、最初に用紙の縦横サイズの入力を行うかカラー原稿を検知した時点で縦横サイズの入力を行うかを指定する設定などといった、複写機の標準動作をユーザが設定することができる。
本願発明の特徴である記録材上に形成される出力画像の濃度または階調制御を行う調整モードの動作開始の指示を与えることができるようになっている。
図18は、LCD1604における調整モードの表示画面を示す図である。この画面は、ユーザモードキー1605を押下して、ユーザモード画面をLCD1604に表示させ、調整モードを選択したときに表示される。ここで1801を選択すると調整モードが開始され、1802が選択されるとユーザモード画面に戻る。
図17は、LCD1604における標準状態での表示画面を示す図である。画面1700において、1701、1702は画像形成を行う際の倍率を設定するためのボタンである。1703は用紙選択ボタンであり、各種の定型サイズおよび不定型サイズ用紙などの用紙のサイズを指定するためのボタンである。1704、1705、1706、1714はそれぞれ自動カラー選択(ACS)モード、高画質カラーモード、通常カラーモード、白黒画像形成モードにて画像形成を行うためのボタンである。この4つのボタンは一つだけが排他的に選択され、同時に選択することはできない。1707、1708、1709は画像の印字濃度を調整するためのボタンである。1711は排紙処理装置(不図示)にて記録紙束に対して行うステイプル等の処理を指定するためのボタンである。1712は原稿から記録紙に画像形成を行う際に、片面から片面、片面から両面、あるいは両面から片面、両面から両面のいずれの形式で画像を配置するかを指定するためのボタンである。1713は各種の応用モードを指定するためのボタンである。
図3は、図1における画像形成装置100のリーダ部300における画像処理部の画像信号の流れを示すブロック図である。
リーダ部300のCCDセンサ34及び定着後センサ99(濃度センサ)より出力される画像信号は、アナログ信号処理部301に入力され、そこでゲイン調整及びオフセット調整がされる。A/D変換部302で、各色信号ごとに8bitのデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。その後、シェーディング補正部303に入力され、色ごとに基準白色板の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。
CCDセンサ34の各ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ部304において、副走査方向の空間的ずれを補正する必要がある。入力マスキング部305は、CCDセンサ34のR(赤)G(緑)B(青)フィルタの分光特性で決まる読み取り色空間を、NTSCの標準色空間に変換する部分であり、3×3のマトリックス演算を行う。光量/濃度変換部であるLOG変換部306は、ルックアップテーブル(LUT)RAMにより構成され、R4、G4、B4の輝度信号を濃度信号に変換する。そして、LOG変換部306から出力された画像信号、シアンC0,マゼンタM0,イエローY0がライン遅延メモリ307に供給され、画像信号C1,M1,Y1として、図4に示すプリンタ制御部へ出力される。尚、以下、Cはシアン、Mはマゼンタ、Yはイエロー、Bkはブラックの画像信号を示すものとする。また、図の外部入力部からの画像信号R4、G4、B4は、コンピュータからの画像信号、或いはファクシミリからの画像信号を示す。
図4は、図1における画像形成装置100の制御を司るプリンタ制御部400における画像信号の流れを示すブロック図である。
マスキング及びUCR部408は、入力されたY1、M1、C1の3原色信号からブラックの信号(BK)を抽出する。さらに画像形成装置100での記録色剤の色の濁りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、BK2の信号を、各読み取り動作の度に順次、所定のビット幅(8bit)で出力する。
空間フィルタ部(出力フィルタ)409は、エッジ強調又はスムージング処理を行う。また、画像メモリ部410は、上記のように処理されて空間フィルタ部409から出力されたY3、M3、C3、BK3を一旦記憶し、画像形成動作に同期して濃淡データ生成部411及びラインディレイ部412へ送り出す。
濃淡データ生成部411は、画像信号C4,M4をそれぞれ入力して、シアンとマゼンタの、濃トナー用の画像信号DC5、DM5と淡トナー用の画像信号PC5、PM5にそれぞれ変換する機能を有する。この変換処理は、所定の変換テーブルを用いて行う。この所定の変換テーブルは、入力画像が中間調画像であるか或いは文字画像であるかによって構成が変更される。即ち、中間調画像に対しては淡トナーの使用を多くしてハイライト部でのざらつきを低減し、文字画像に対しては濃トナーの使用を多くしてトナーの載り量を制限するように、濃トナーと淡トナー用の画像データの構成割合を変更する。
ラインディレイ部412は、後述するLUT414に入力する、各6色の画像データの同期をとるために、前記濃淡データ生成部411でのデータ変換によって生じるDC5、PC5、DM5、PM5に対するY4、BK4のずれを補正するものである。LUT414は、画像形成装置100の理想的な階調特性に合わせるべく濃度補正(階調補正)を行うもので、淡トナー用のγテーブルと濃トナー用のγテーブルとを備えている。濃淡データ生成部411及びラインディレイ部412から出力された6色の画像データ(DC5、PC5、DM5、PM5、Y5、BK5)は、LUT414に供給されて階調補正が施される。
LUT414から出力された信号(DC6、PC6、DM6、PM6、Y6、BK6)は、PWM部415へ順次送られ、レーザドライバ416が各色及び淡色用の半導体レーザ417〜422(図1の半導体レーザ36に相当)を駆動して感光ドラム1a,1b上に潜像を形成する。
図5は、図4中の濃淡データ生成部411で生成される濃淡データ(濃トナー用の画像信号と淡トナー用の画像信号)の出力特性を示すグラフである。濃淡データ生成部411に入力される(濃淡トナー用の)入力信号X(0〜255)と、このときに濃淡データ生成部411から出力される出力信号との関係を示している。入力信号Xが0〜128の範囲は淡トナーのみで形成し、入力信号Xが128〜255の範囲は淡トナーを減らすと同時に濃トナーを徐々に加えて、濃トナーと淡トナーの両方で画像を形成する。
このように、入力信号X=0〜128までは淡トナーのみで出力信号0〜255を出力し、入力信号X=128〜255では淡トナー及び濃トナー共に出力信号0〜255を出力する。これにより入力信号X=128のところでは、淡トナーは入力値と出力値が等しく255となり、濃トナーは入力値と出力値が等しく0となる。
また、本実施の形態の画像形成装置にはパターン生成部413が配置されている。このパターン生成部413は、本願発明の調整モードで使用する淡トナーを使用しない4色用テストプリント7Aを出力する為のテストパターン7A−0(図7参照)、4色用テストプリント11Bを出力するためのパッチパターン11B−1、11B−2(図11参照)、を登録している。また濃トナーと淡トナーを使用した6色用テストプリント12Aを出力する為のテストパターン12A−0(図12参照)、6色用テストプリント13Bを出力するためのパッチパターン13B−1、13B−2(図13参照)を登録している。
そして、パターン生成部413から出力されるパターンデータは、画像メモリ部410を介して濃淡データ生成部401及びラインディレイ部412へ、又はLUT414を介して直接、PWM部415へ供給できるようになっている。従って、図4に示すプリンタ制御部400は、濃淡データ生成部411とLUT414で変換を行ったパターンデータと、濃淡データ生成部411とLUT414で変換を行わないパターンデータの両方を出力できるようになっている。
このように処理されてLUT414から出力されたDC6、PC6、DM6、PM6、Y6、BK6の画像信号は、PWM部415へ送られ、レーザドライバ416を介して半導体レーザ417〜422でレーザ光に変換される。
<本実施の形態に係る特徴的な処理>
以上のように構成されるカラー画像形成装置の調整モードで行う濃度補正及び階調補正の処理について、図4〜図11を参照しつつ説明する。
図6は、本実施例に係る調整モードでの濃度補正及び階調補正の処理を示すフローチャートである。
本実施例のフルカラー画像形成装置の全体的な動作を司るCPU1506は、調整モードの開始がユーザにより指示された時点で調整モードを実行する。調整モードは、画像形成のジョブを実行する前、実行中、終了後などユーザが選択した任意のタイミングで行うことができる。
制御部1501は、ユーザにより調整モードの開始が指示されると(ステップS600)、LCD1604上で選択されている動作モードを検知する。(ステップS601〜S603、S611)。
つまり自動カラー選択(ACS)モード、高画質カラーモード、通常カラーモード、白黒画像形成モードのいずれのモードが選択されているのか検知する。
通常カラーモードが選択されていた場合及び自動カラー選択(ACS)モード時にデフォルトとして通常カラーモードが選択されていた場合に、4色モードの調整を行う。また高画質カラーモード及び自動カラー選択(ACS)モード時にデフォルトとして高画質カラーモードが選択されていた場合には、6色モードの調整を行う。また、白黒画像形成モードが選択されているときに、調整モードの開始が指示されたときには自動カラー選択(ACS)モードの標準モードとして設定されている、高画質カラーモード、通常カラーモードのいずれかの調整を行うようにする。
具体的には、ステップS601では、現在のモードが白黒画像形成モードか否かを判断する。ステップS602では、現在のモードが自動カラー選択(ACS)モードか否かを判断する。ステップS603では、現在のモードが高画質カラーモード、通常カラーモードのどちらなのかを判断する。ステップS611では、現在のモードが自動カラー選択(ACS)モードのとき、標準モードが高画質カラーモード、通常カラーモードのどちらなのかを判断する。
また、調整モードを行ったカラーモードから1704、1705、1706、1714のボタンで、別のカラーモードに切り替えられたときには調整モードを行うようにする。つまり調整モードを行ったカラーモードが、通常カラーモードまたはACSモード時にデフォルトとして通常カラーモードが選択されていた場合で、高画質カラーモードまたはACSモード時にデフォルトとして高画質カラーモードに切り替えられた場合である。また、調整モードを行ったカラーモードが、高画質カラーモードまたはACSモード時にデフォルトとして高画質カラーモードが選択されていた場合で、通常カラーモードまたはACSモード時にデフォルトとして通常カラーモードに切り替えられた場合である。このときの調整モードは、カラーモードが切り替えられたときに自動で行うようにしても良いし、図18の画面を表示部に表示させてユーザに選択させるようにしても良い。但し、このときに行う調整モードは、切り替え後のカラーモードに対応する調整動作である。つまり6色モードに切り替えられたのなら、6色モードの調整を行い、4色モードに切り替えられたのなら、4色モードの調整を行う。
[4色モードの調整]
I.4色モード時の濃度補正
図7は、4色モード時の濃度補正に使用される4色用テストプリント7Aを示す模式図である。利用者が調整モードを実行する際に4色モードで動作するようになっている場合(ステップS604)、図7に示すようなテストパターン7A−0が形成された4色用テストプリント7Aが出力される(ステップS605)。テストパターン7A−0は、Y(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、BK(ブラック)の4色分の中間階調濃度からなる帯パターン7A−1と、Y、M、C、BKの各色の最大濃度パッチ(濃度信号255レベル)からなるパッチパターン7A−2とで形成されている。なお、4色用テストプリント7Aの画像形成時のコントラスト電位(後述)は、環境に応じた標準状態のものを初期値として登録しておき、これを用いる。
続くステップS605では、出力された4色用テストプリント7Aを定着後センサ99(原稿台ガラス31上に載せてリーダ部300で読み取ってもよい)で読み取り、得られたRGB値をLUT414を用いて光学濃度に換算する。次に、LUT411を通して得られた濃度情報から最大濃度を補正してコントラスト電位を設定する方法(ステップS606、ステップS607)について、図8及び図9を参照して説明する。
図8は、感光ドラムの相対的な表面電位(現像バイアス電位を基準としたときの感光ドラム表面電位)と画像濃度との関係を示すグラフである。ある時点で用いたコントラスト電位がVa、即ち一時帯電された後に各色の半導体レーザ407〜412が最大レベルを発光したときの感光ドラムの表面電位と現像バイアス電位との差がVa、という設定で得られた最大濃度がDaであった場合、最大濃度の濃度域では、相対感光ドラム表面電位に対して画像濃度が図8の実線Lに示すようにリニアに対応することが通例である。但し、トナーの劣化等で現像効率が低下しているような場合は、図8の破線Nのように最大濃度の濃度域で非線形特性になってしまうことがある。したがって、ここでは最終的な最大濃度の目標値を1.6としているが、0.1のマージンを見込んで1.7を、最大濃度を合わせる制御の目標値に設定して制御量を決定する。なお、ここでのコントラスト電位Vbは、次式(1)を用いて求める。
Vb=(Va+ka)×1.7/Da …(1)
ここで、kaは補正係数であり、現像方式の種類によって値を最適化するのが好ましい。
このようにして、コントラスト電位Vbを算出する(図6のステップS606)。
次に、感光体ドラムへの帯電量を制御するグリッド電位、及び現像バイアス電位を前記コントラスト電位Vbから求める方法について、図9を参照して説明する。
図9は、グリッド電位と感光ドラム表面電位との関係の一例を示すグラフである。グリッド電位を−300Vに設定し半導体レーザの発光パルスレベルを最小にして走査したときの表面電位Vdと、半導体レーザの発光パルスレベルを最大にして走査したときの表面電位Vlとを表面電位計で測定する。同様に、グリッド電位を−500Vに設定したときの表面電位Vd、Vlを測定する。このグリッド電位=−300V時のデータと−500V時のデータとを補間、外挿することでグリッド電位と感光ドラム表面電位との関係を求めることができる。
表面電位Vdから電位Vback(ここでは150Vに設定)を差し引いて現像バイアスVdcを設定する。電位Vbackは、画像上にカブリトナーが付着しないように設定されるものであり、カブリトナーとは、充分に帯電していない等の理由により、感光体上の、本来トナーが付着すべきでない部分にもトナーが付着してしまうことがあり、この場合の付着トナーを意味する。コントラスト電位Vcontは、現像バイアスVdcと表面電位Vlとの差分電圧であり、このVcontが大きいほど最大濃度を大きく取れる。
そして、計算で求めたコントラスト電位Vbに設定するためのグリッド電位と現像バイアス電位を、図9の関係から求めることができる。ここでは、最大濃度を最終的な目標値より0.1高くなるようにコントラスト電位を求め、そのコントラスト電位が得られるようにグリッド電位及び現像バイアス電位を設定する(図6のステップS607)。
II.4色モード時の階調補正
始めに、本実施の形態の画像形成装置における全体的な階調特性について、図10を参照して説明する。
図10は、本実施例に係る階調補正時の特性変換図である。同図中の第I象限は、原稿濃度を濃度信号に変換する濃度読取部材(CCDセンサ34、濃度センサ99)の特性を示し、第II象限は、濃度信号をレーザ出力信号に変換するためのLUT414の特性を示し、第III象限は、レーザ出力信号から出力濃度に変換するプリンタの記録特性を示し、第IV象限は、原稿濃度と記録濃度との関係を示している。この図10に示す特性は、本実施の形態の画像形成装置における全体的な階調特性を表している。なお、本例では、階調数は8ビットのデジタル信号で処理しているので、256階調である。
最大濃度を最終目標値より高めに設定する前述の最大濃度補正制御により、第III象限のプリンタ特性は実線Jのようになる。もし仮に、このような制御を行わないときは、破線Hのような目標濃度1.6に達しないプリンタ特性になる恐れがある。破線Hのようなプリンタ特性の場合には、LUT414をどのように設定してもLUT414は最大濃度を上げる能力は持ち合わせてないので、濃度DHと1.6の間の濃度は再現不可能となる。
本実施の形態の画像形成装置では、第IV象限の階調特性を線型にするために、第III象限のプリンタの記録特性が曲がっている分を第II象限のLUT414の特性によって補正している。このLUT414は第III象限の特性の入出力関係を入れ替えるだけで、容易に作成できる。
4色モード選択時の階調補正では、まず図11で示すような色用テストプリント11Bの出力(図6のステップS608)と、その読み取り(ステップS609)を行う。4色用テストプリント11Bを出力する際は、LUT414は作用させないで画像形成を行う。これは、LUT414を作用させて画像形成を行うと、階調補正されたパッチが出力されるので、テストプリント11Bを出力して読み取りを行う意味がなくなるからである。
図11は、4色モード時の階調補正に使用される4色用テストプリント11Bを示す模式図である。同図に示すように、4色用テストプリント11Bは、Y、M、C、BKの各色で、4列16行の、全部で64階調分のグラデーションのパッチ11B−1,11B−2によって形成する。この64階調パッチ11B−1,11B−2は、全部で256階調あるうちの、低濃度領域を重点的に割り当てている。このようにすることで、ハイライト部における階調特性を調整することができる。
パッチ11B−1は解像度200lpi(line/inch)であり、パッチ11B−2は解像度400lpiのパッチである。この各解像度のパッチ11B−1,11B−2を形成するためには、各色のパルス幅変調部415において、処理の対象となっている画像データとの比較に用いられる三角波の周期を複数用意すれば良い。なお、本画像形成装置では、階調画像は200lpiの解像度で、文字等の線画像は400lpiの解像度で作成している。この2種類の解像度で同一の階調レベルのパターンを出力しているが、解像度の違いで階調特性が大きく異なるような場合には、解像度に応じて先の階調レベルを設定するのがより好ましい。そして、出力された4色用テストプリント4Aを原稿台ガラス31上に載せてリーダ部300で読み取り、得られたRGB値をLUT414を用いて光学濃度に換算する(図6のステップS609)。これによって得られた濃度情報を用いて、前述した最大濃度補正制御と同様の手順を踏み、コントラスト電位を算出し、コントラスト電位を設定する。さらに、定着センサ99またはリーダ部300で読み取って補正された濃度値は、レーザ出力レベルと、パッチ11B−1、11B−2の作成位置とを対応させて、レーザ出力レベルと濃度の関係をメモリに取り込む。この段階で、図10の第III象限に示したプリンタ特性を求めることができるので、プリンタ特性の入出力関係を入れ替えることにより、LUT414の内容を計算で決定し、LUT414の設定を行う(図6のステップS610)。
なお、LUT414の内容を計算で求める際に、濃度信号の0から255まで全レベルに対してレーザ出力レベルが対応できるようにする必要があるが、パッチ11B−1,11B−2の階調パターン数しかデータがないので、途中の不足しているデータは補間を行うことにより生成することになる。
III.6色モード時の濃度補正
次に、利用者が6色モードを選択したときの濃度補正及び階調補正の処理について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、6色モード時の濃度補正に使用される6色用テストプリント12Aを示す模式図であり、図13は、6色モード時の階調補正に使用される6色用テストプリント13Bを示す模式図である。
利用者が調整モードを実行する際に6色モードが選択されていると(図6のステップS603)、図12に示すようなテストパターン12A−0が形成された6色用テストプリント12Aが出力される(図6のステップS612)。テストパターン12A−0は、Y、M、C、BKと淡トナーであるLM(ライトマゼンタ)、LC(ライトシアン)の6色分の中間階調濃度からなる帯パターン12A−1と、Y、M、C、BK、LM、LCの各色の最大濃度パッチ(濃度信号255レベル)からなるパッチパターン12A−2とで形成される。なお、6色用テストプリント6Aの画像形成時のコントラスト電位は、環境に応じた標準状態のものを初期値として登録しておき、これを用いる。
続くステップS613では、出力された6色用テストプリント12Aを定着センサ99で読取り(原稿台ガラス31上に載せてリーダ部300で読み取ってもよい)、得られたRGB値をLUT414を用いて光学濃度に換算する。得られた濃度情報から最大濃度を補正する方法は、濃トナーにおいては上記の4色モード時の説明と同様であるが、淡トナーにおいては、淡トナー用の相対感光ドラム表面電位と画像濃度との関係を用いて最大濃度を補正してコントラスト電位を設定する必要がある(図6のステップS614、ステップS615)。コントラスト電位から、グリッド電位と現像バイアス電位を求める方法については、上記の4色モード時の説明と同様である。
IV.6色モード時の階調補正
次に、6色用テストプリント12Bを出力する(図6のステップS616)。なお、6色用テストプリント12Bを出力する際は、LUT414は作用させないで画像形成を行う。6色用テストプリント12Bは、図13に示すようにY、M、C、BK、LM、LCの各色で、4列16行の、全部で64階調分のグラデーションのパッチ12B−1,12B−2によって形成する。パッチ12B−1は解像度200lpiのパッチであり、パッチ12B−2は400lpiのパッチである。
そして、出力された6色用テストプリント12Bを定着センサ99で読取り(原稿台ガラス31上に載せてリーダ部300で読み取ってもよい)、得られたRGB値をLUT414を用いて光学濃度に換算し(図6のステップS617)、得られた濃度情報を用いて、前述した最大濃度補正制御と同様の手順を踏む。さらに、前述した4色モード時の階調補正と同様にして、LUT414の内容を計算で決定し、LUT414の設定を行う(図6のステップS618)。
以上のように、本実施の形態では、4色/6色モードごとの各制御(図6)に応じてキャリブレーションを実行するようにしたので、4色モード用の濃度補正及び階調補正と、6色モード用の濃度補正及び階調補正とをそれぞれ選択的に行うことができるようになり、4色モード及び6色モードにおいて短期的或いは長期的な画像濃度の変動及び階調再現性の変動を有効に補正することができる。
また、最大濃度を最終目標値より高めに設定する最大濃度補正制御を行うようにしたので、再現不可能な濃度部分がなくなり、画像濃度の再現性を向上させることができる。
これにより、濃トナー及び淡トナーの画像出力特性の変化によって生じる階調の劣化が補正されて、中間濃度領域での擬似輪郭等の発生を防止することができ、常に安定した高画質の画像を出力することが可能になる。
また、画像に応じて解像度を切り替えて画像形成を行う画像形成装置において、各解像度のパターンを形成して階調補正を行うことにより、解像度の違いで階調特性が大きく異なる場合でも、安定した良好な画像の出力が可能になる。
また、濃トナーと淡トナーを用いて現像を行う場合、及び淡トナーを用いずに現像を行う場合の両方のモードにおいて良好な階調特性を確実に得ることが可能になる。
また、濃トナーと淡トナーの画像形成特性の変化によって生ずる階調の劣化を補正して6色での出力と4色での出力との両方のモードで常に安定した高画質の画像出力を可能になる。
また、ユーザが現在使用している画像形成装置の動作モード(高画質カラーモード、通常カラーモード)を意識せずに、使用しているカラーモードにあった調整を自動的に選択して行うことができる。
また、4色、6色のいずれかの調整を選択的に行うことができるので両方連続して行う場合と比較して、調整時間の短縮や調整時に使用するトナーの削減を行うことができる。
<変形例>
本実施の形態では、パッチパターン701として、256階調の入力画像信号を等間隔で分割した16ポイント(16階調)のパターンを用いて出力濃度を測定した。しかし、画像形成装置の出力特性に応じてパターン形成のポイント(階調)数を増やしたり、パターン形成間隔を調整したりすることで、本発明の階調補正をさらに精度良く行うことが可能である。
また、前述した画像形成装置においては、2個の感光体を用いた濃淡トナーによる画像形成装置の階調補正方法について述べたが、以下に述べるタンデムタイプの画像形成装置についても適用されることは言うまでもない。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、不揮発性メモリを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明の実施例に係る電子写真式の画像形成装置の構成を説明する概略平面図である。 本発明の実施例に係る定着後センサ周辺の詳細な構成を示す概略図である。 本発明の実施例に係るリーダ部における画像処理部の画像信号の流れを示すブロック図である。 本発明の実施例に係るプリンタ制御部における画像信号の流れを示すブロック図である。 本発明の実施例に係る濃淡データ生成部で生成される濃淡データの出力特性を示すグラフである。 本発明の実施例に係る調整モードのフローチャートである。 本発明の実施例に係る階調補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。 本発明の実施例に係る感光ドラムの相対的な表面電位と画像濃度との関係を示すグラフである。 本発明の実施例に係るグリッド電位と感光ドラム表面電位との関係の一例を示すグラフである。 本発明の実施例に係る階調補正時の特性変換図である。 本発明の実施例に係る濃度補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。 本発明の実施例に係る階調補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。 本発明の実施例に係る濃度補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。 本発明の実施例に係る操作パネルにおけるACSモードでの設定の表示画面を示す図である。 本発明の実施例に係る制御回路の構成を概略的に示すブロック図である。 本発明の実施例に係る画像形成装置の操作パネルを示す図である。 本発明の実施例に係る操作パネルにおける標準状態での表示画面を示す図である。 本発明の実施例に係る操作パネルにおける調整モードの表示画面を示す図である。 濃トナー及び淡トナー用の入力画像信号の画像濃度とトナー使用量及び出力濃度の関係を示すグラフである。

Claims (8)

  1. 略同一色相の淡トナーと濃トナーを用いて現像を行う画像形成装置であって、
    前記画像形成装置の動作モードとして、濃のトナーと淡のトナーを使用して画像形成を行う第一のモードと淡トナーを使用せずに画像形成を行う第2のモードと、定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行う調整モードとを有し、
    前記調整モードは前記第一のモードに対応する第一の調整と前記第2のモードに対応する第二の調整を実行可能であり、調整モードを選択された際に、画像形成装置が動作するために選択されている動作モードに基づき、前記第一の調整と前記第二の調整の何れか一方を自動的に選択する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記第一の調整は、濃トナーと淡トナーを使用した定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行い、前記第二の調整は、淡トナーを使用しない定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記動作モードとして単色の画像形成を行う単色モードと、画像信号を入力する入力手段と前記入力手段からの画像信号に応じて前記動作モードを選択する自動選択モードを有し、前記制御手段は、調整モードを選択された際に、前記自動選択モードで選択される動作モードに基づき、前記第一の調整と前記第二の調整の何れか一方を自動的に選択することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記動作モードが切り替えられたときには、前記自動的に選択した調整とは異なる調整を行うことを特徴とする請求項1または3に記載の画像形成装置。
  5. 略同一色相の淡トナーと濃トナーを用いて現像を行い、前記画像形成装置の動作モードとして、濃のトナーと淡のトナーを使用して画像形成を行う第一のモードと淡トナーを使用せずに画像形成を行う第2のモードと、定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行う調整モードとを有する画像形成装置における画像調整方法であって、
    前記第一のモードに対応する第一の調整ステップと、
    前記第二のモードに対応する第二の調整ステップと、
    調整モードを選択された際に、画像形成装置が動作するために選択されている動作モードに基づき、前記第一の調整ステップと前記第二の調整ステップの何れか一方を自動的に選択する選択ステップをゆうすることを特徴とする画像調整方法。
  6. 前記第一の調整ステップは、濃トナーと淡トナーを使用した定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行い、前記第二の調整ステップは、淡トナーを使用しない定着後の記録紙上の画像に基づき濃度補正と階調補正を行うことを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置における画像調整方法。
  7. 前記動作モードとして単色の画像形成を行う単色モードと、画像信号を入力する入力手段と、前記入力部からの画像信号に応じて前記動作モードを選択する自動選択モードを有し、
    前記選択ステップは、調整モードを選択された際に、前記自動選択モードで選択される動作モードに基づき、前記第一の調整ステップと前記第二の調整ステップの何れか一方を自動的に選択することを特徴とする請求項5に記載の画像形成装置における画像調整方法。
  8. 前記動作モードが切り替えられたときには、前記自動的に選択した調整とは異なる調整を行うことを特徴とする請求項5または7に記載の画像形成装置における画像調整方法。
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