JP2006162885A - 画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラム - Google Patents

画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 濃トナー及び淡トナーを用いて画像を形成するに際し、濃トナー及び淡トナーの画像形成特性の変化によって生ずる階調の劣化を補正して、中間濃度領域での擬似輪郭等の発生を防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】 LUT変換後のデータで濃淡トナーの第1のパッチパターンを記録紙上に形成し、その濃度を読み取る。LUTスルーのデータで淡トナーの第2のパッチパターンを形成し、その濃度を読み取る。さらに、LUTスルーのデータで濃トナーの第3のパッチパターンを形成し、その濃度を読み取る。得られた濃度データから淡トナーのγテーブルと濃トナーのγテーブルを補正する。
【選択図】 図7

Description

本発明は、電子写真方式を用いて画像を形成する画像形成装置及び画像形成方法、並びに制御プログラムに関する。
画像形成装置の最近の進歩とともに、ユーザのニーズレベルも高くなり、従来の4色で画像形成を行う画像形成装置に対して、現像剤(トナー)の色数を増やした電子写真方式の画像形成装置が提案されている。この種の画像形成装置は、従来の一般的なイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色に加え、例えば赤、青、緑や金、銀、蛍光色等の特別な色に対応するものや、インクジェット方式では一般的な淡いシアン、淡いマゼンタなどを加えるものなど、様々色の現像剤を使用して、画質的な差別化を図っている。
この種の画像形成装置では、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの現像剤の他に、薄いシアン及び薄いマゼンタの現像剤を加えた6種類の現像剤を使用するものが多い(例えば特許文献1を参照)。薄いシアン及び薄いマゼンタの現像剤とは、含有する顔料の分光特性が通常のシアン及びマゼンタとそれぞれ等しいが、その含有量が少ない現像剤であり、以下では、通常のシアンとマゼンタの現像剤を濃トナー、薄いシアンと薄いマゼンタの現像剤を淡トナーと記す。また、現像時に、濃トナーが使用される画像信号を濃トナー用の画像信号と記し、また淡トナーが使用される画像信号を淡トナー用の画像信号と記す。
特許文献1の画像形成装置では、例えば、2つの像担持体(感光ドラム)に対して、それぞれ3個の現像装置を備えたロータリ(回転体)を配置した構成が示されている。この画像形成装置によれば、リーダ部からの画像信号に対応したレーザ光が2つの感光ドラムの面に投影されるようになっており、プリンタ部画像形成時には、各感光ドラムをそれぞれ回転させ、除電した後に一様に帯電し、それぞれの分解色ごとに露光して各感光ドラム上に静電像を形成する。その後は、2つの回転体を回転させ、所定の現像装置を感光ドラム上の現像位置に移動させて作動し、各感光ドラム上の潜像を現像することにより、各感光ドラム上には潜像に現像剤が付着したトナー像が形成される。
図14は、濃トナー及び淡トナー用の入力画像信号の画像濃度とトナー使用量及び出力濃度の関係を示すグラフである。
同図に示す実線T1,T2の特性は、濃トナー及び淡トナーを使用する画像形成装置において、入力画像信号の画像濃度に対する濃トナー及び淡トナーの記録紙上のトナー付着量を示している。また、直線mの特性は、入力画像信号の画像濃度に対する理想的な出力濃度特性を示しており、入力画像信号の画像濃度に対する淡トナーと濃トナーの各付着量は、淡トナーと濃トナーで形成した画像の出力濃度が理想的な線形になるように決められる。
図14に示すように、本例では、入力画像信号の画像濃度の最大値を1.8としたときに、該画像濃度が0.9以下となる低濃度部分(ハイライト部)から中間濃度部分の領域では、画像の粒状性を低減するために淡トナーのみで画像を形成し、中間濃度から高濃度領域ではトナーの載り量を抑えるために濃トナーを加えて、濃トナー及び淡トナーの両方を用いて画像を形成する。
特開2004−145137号公報
しかしながら、濃トナーと淡トナーを使用して画像形成を行う画像形成装置においては、濃トナーと淡トナーの画像出力特性が変化した場合に、次のような問題点が生ずる。
例えば、使用環境や使用条件で感光ドラムの表層抵抗や現像剤の帯電量(トリボ)が低下した場合、コントラスト電位(Vcont)が小さくなり、その結果、トナー付着量が変化して出力濃度が低下する。
この点をより詳しく説明する。図14の曲線lは、濃トナーの付着量が低下した場合を示したものであり、この時の出力濃度特性は曲線nとなる。この曲線nから明らかなように、濃トナーの画像形成が始まる中間濃度部において出力濃度が急激に変化するため、中間濃度を使用する画像で階調が不自然になったり、擬似輪郭が発生するといった問題があった。
本発明は上記従来の問題点に鑑み、濃トナー及び淡トナーを用いて画像を形成するに際し、濃トナー及び淡トナーの画像形成特性の変化によって生ずる階調の劣化を補正して、中間濃度領域での擬似輪郭等の発生を防止し、常に安定した高画質の画像出力を可能とする画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成装置において、濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成手段と、前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取り手段と、前記パターン読み取り手段で読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正手段とを有することを特徴とする。
また、本発明は、同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成方法において、濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成工程と、前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取り工程と、前記パターン読み取り工程で読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正工程とを有することを特徴とする。
また、本発明は、同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成ステップと、前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取りステップと、前記パターン読み取りステップで読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正ステップとを有することを特徴とする。
本発明によれば、同一色相の濃と淡の色材の画像形成特性の変化によって生ずる階調の劣化を補正することができるので、中間濃度領域での擬似輪郭等の発生を防止して、常に安定した高画質の画像出力が可能になる。
本発明の画像形成装置、画像形成方法、及び制御プログラムの実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
<フルカラー画像形成装置のハード構成>
図1は、本発明の実施の形態に係るフルカラー画像形成装置の概略ハード構成を示す断面図である。
このフルカラー画像形成装置は、例えば複写機能、プリンタ機能及びファクシミリ機能を併せ持つ複合機であり、上部にデジタルカラー画像リーダ部300、下部にデジタルカラー画像プリンタ部100を備えている。
リーダ部300において、原稿30を原稿台ガラス31上に載せ、露光ランプ32により露光走査することにより、原稿30からの反射光像がレンズ33を介してフルカラーCCDセンサ34に集光し、CCDセンサ34からカラー色分解画像信号が出力される。カラー色分解画像信号は、増幅回路(図示省略)を経て、ビデオ処理ユニット(図示省略)で所定の画像処理が施されて画像メモリ(図示省略)を介してプリンタ部100へ送出される。
プリンタ部100には、印刷用の画像信号として、リーダ部300からの画像信号のほか、コンピュータからの画像信号、或いはファクシミリからの画像信号なども転送されてくるが、本実施の形態で説明するプリンタ100は、例えば、リーダ部300から転送されてくる画像信号に基づいて動作するものを想定している。
プリンタ部100には、第1の感光ドラム1aを含む第1の画像形成部Saと、第2の感光ドラム1bを含む第2の画像形成部Sbとが配置されている。これら画像形成部Sa、Sbはコストダウンの目的から互いにほぼ同じ構成(形状)となっている。例えば、後述する現像器の構成及び形状はほぼ同じとなっている。これにより現像器41〜46の相互の入れ替え等を行っても対応可能な構成となっている。
像担持体である2個のドラム状の感光体、即ち第1の感光ドラム1a及び第2の感光ドラム1bは、それぞれ図中矢印方向に回転駆動する。各感光ドラム1a、1bの周りには、前露光ランプ11a、11b、コロナ帯電器2a、2b、レーザ露光光学系である第1の露光器3a、第2の露光器3b、電位センサ12a、12b、回転式現像器保持部である現像ロータリ4a、4b、各現像ロータリ4a、4bに色の異なる現像剤を収容した3個の現像器41〜43、44〜46、一次転写ローラ5a、5b、及びクリーニング器6a、6bが配置されている。
また、現像器の数は、高画質化のために5個以上であれば良く、本実施の形態では6個の現像器41〜46を用いる構成を想定し、現像器41にはマゼンタトナー、現像器42にはシアントナー、現像器43には淡色マゼンタトナー、現像器44にはイエロートナー、現像器45にはブラックトナー、及び現像器46には淡色シアントナーがそれぞれ装填されている。
ここで、濃色及び淡色現像剤は、分光特性が等しい顔料の量を変えて作成される。従って、淡色マゼンタトナーは、含有する顔料の分光特性はマゼンタと等しいが含有量が少なく、淡色シアントナーは、含有する顔料の分光特性はシアンと等しいが含有量が少ない。
これらの他に、金色、銀色などのメタリック系トナーや、蛍光剤を含む蛍光色のトナー等、顔料の分光特性がイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックとは異なるトナーを収容する現像器(上記現像器と同形状)を現像ロータリに搭載することも可能である。
本現像器にはトナーとキャリアを混合させて用いる2成分現像剤が装填されているが、トナーのみからなる1成分現像剤でも問題はない。また、マゼンタとシアンに対して濃い色と薄い色を用いたのは、例えば人肌のような淡い画像の再現性を飛躍的に向上させるためである(粒状性の低減を達成することが狙いである)。
<フルカラー画像形成装置の全体的な動作>
次に、上記構成のフルカラー画像形成装置の全体的な動作について説明する。
レーザ露光光学系3a、3bにおいて、リーダ部300から供給された画像信号は、半導体レーザ等から成るレーザ出力部(図示省略)でレーザ光Eに変換され、レーザ光Eは、ポリゴンミラー35で反射され、レンズ36及び各反射ミラー37を経て感光ドラム1a、1b表面上の露光位置に投影される。
プリンタ部100の画像形成時には、感光ドラム1a及び1bを図中の矢印方向に回転させ、前露光ランプ11a、11bで除電した後の感光ドラム1a、1bを帯電器2a、2bにより一様に帯電させて、それぞれ分解色ごとに光像Eを照射し、感光ドラム1a、1b上に潜像を形成する。
次に第1と第2の現像ロータリ4a、4bを回転させ、所定の現像器(例えば、41、44)を、感光ドラム1a、1b上の各現像器41〜43の間で又は現像器44〜46の間で共通の現像部に移動させる。そして、現像器41、44を作動させて、感光ドラム1a、1b上の静電潜像を反転現像し感光ドラム1a、1b上に樹脂と顔料を基体とした現像剤像(トナー像)を形成する。このとき、現像器41、44には現像バイアスが印加される。
また、現像器41〜46内のトナーは、レーザ露光光学系3a、3bの間及び横に配置された各色ごとのトナー収納部(ホッパー)61〜66から、現像器41〜46内のトナー比率(或いはトナー量)を一定に保つように、所望のタイミングで随時補給される。
各感光ドラム1a、1b上に形成されたトナー像は、それぞれ一次転写ローラ5a、5bによって中間転写ベルト5上に重ねて形成されるように順次一次転写される。このとき、一次転写ローラ5a、5bに一次転写バイアスが印加される。このように、中間転写ベルト5上にそれぞれのトナー像が順次重ねられてフルカラートナー像が形成される。
その後、中間転写ベルト5上のフルカラートナー像は、記録紙上に一括して二次転写される。このとき、二次転写ローラ54に二次転写バイアスが印加される。
中間転写ベルト5は駆動ローラ51によって駆動され、この中間転写ベルト5を挟んだ対向位置には、転写クリーニング装置50が駆動ローラ51に対して接離可能に配置されている。感光ドラム1a、1bは、中間転写ベルト5が2つの駆動ローラ51、52によって張架されて形成された同一平面部分である転写面に設けられており、これらの感光ドラム1a、1bとの中間転写ベルト5を挟んだ対向部に一次転写ローラ5a、5bが設けられている。
また、中間転写ベルト5の移動方向B下流側のローラ52の近傍には、センサ53が配置されており、このセンサ53が、各感光ドラム1a、1bから転写された画像の位置ずれ及び濃度の検知を行う。このセンサ53を用いて、各画像形成部Sa、Sbに対して随時、画像濃度、トナー補給量、画像書き込みタイミング、及び画像書き込み開始位置等を補正する制御を行っている。
また、上流側の駆動ローラ51に対向配置された転写クリーニング装置50は、中間転写ベルト5上に必要色だけ画像を重ね終えた後に、対向する駆動ローラ51に加圧され、記録紙に転写した後の中間転写ベルト5上の残トナーをクリーニングする。クリーニング終了後、転写クリーニング装置50は前記中間転写ベルト5より離間する。
一方、記録紙は、各収納部71、72、73又は手差しトレイ74から各々の給紙ローラ81、82、83、84によって1枚ずつ取り出された後、レジストローラ85で斜行が補正され、さらに、所望のタイミングで中間転写ベルト5上のトナー像を記録紙に転写するための二次転写ローラ54と中間転写ベルト5との間の二次転写部へ搬送される。
二次転写部において記録紙上にトナー像が転写された後、記録紙は、搬送部86を通り熱ローラ定着器9へ搬送されてトナー像が定着される。その後、排紙トレイ89或いは用紙後処理装置(不図示)へ排紙される。
他方、二次転写後の中間転写ベルト5は、前述のように転写クリーニング装置50によって転写残トナーがクリーニングされ、再び各画像形成部Sa、Sbの一次転写工程に供される。
なお、熱ローラ定着器9と排紙トレイ89との間には、濃度センサ99が記録紙の搬送方向に対して垂直方向に4個並べて配置されており、熱ローラ定着器9で定着された記録紙上のシアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各階調パターンの濃度を必要に応じて同時に測定することが可能である。
<濃度センサ99周辺の詳細な構成>
図2は、図1に示した濃度センサ99周辺の詳細な構成を示す概略図である。
濃度センサ99の光源には、測定対象のパターンの色に応じて発光のピーク波長が400nm〜700nmの範囲にあるLED901が用いられる。LED901は、測定用の開口部914の法線2nに対して45°だけ傾斜した角度で配置され、測定用開口部914へ搬送されてきた記録紙913上に形成されたパターン912に対して光を照射する。また、測定用開口部914の法線2n上には、結像レンズ909及び受光部910が配置されている。LED901により照射された光は、記録紙913上のパターン912で反射され、その反射光のうちの法線2n方向の成分が結像レンズ909により受光部910の受光面に結像される。受光部910は、フォトダイオードなどの光電変換素子を配列して構成されている。
濃度センサ99と記録紙との間には記録面ガラス911が設置され、記録紙を記録面ガラス911に密着するように搬送して、記録紙に対する光路長を常に一定にしながら測定を行う。
<リーダ部300における画像処理部の画像信号の流れ>
図3は、本実施の形態に係るリーダ部300における画像処理部の画像信号の流れを示すブロック図である。
同図に示すように、CCDセンサ34より出力される画像信号は、アナログ信号処理部201に入力され、そこでゲイン調整及びオフセット調整がなされた後、A/D変換部202で、各色信号ごとに8bitのデジタル画像信号R1、G1、B1に変換される。その後、シェーディング補正部203に入力され、色ごとに基準白色板の読み取り信号を用いた公知のシェーディング補正が施される。
CCDセンサ34の各ラインセンサは、相互に所定の距離を隔てて配置されているため、ラインディレイ部204において、副走査方向の空間的ずれを補正する必要がある。入力マスキング部205は、CCDセンサ34のR(赤)G(緑)B(青)フィルタの分光特性で決まる読み取り色空間をNTSCの標準色空間に変換する部分であり、3×3のマトリックス演算を行う。
光量/濃度変換部(LOG変換部)206は、ルックアップテーブル(LUT)RAMにより構成され、R4、G4、B4の輝度信号を濃度信号に変換する。そして、LOG変換部206から出力された画像信号C0,M0,Y0がライン遅延メモリ207に供給され、画像信号C1,M1,Y1として、図4に示すプリンタ制御部へ出力される。
<プリンタ制御部における画像信号の流れ>
図4は、プリンタ部100の制御を司るプリンタ制御部における画像信号の流れを示すブロック図である。図5(a),(b)は、階調補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。
マスキング及びUCR部208は、入力されたY1、M1、C1の3原色信号から黒信号(BK)を抽出し、さらにプリンタ部100での記録色材の色濁りを補正する演算を施して、Y2、M2、C2、BK2の信号を各読み取り動作の度に順次所定のビット幅(8bit)で出力する。
空間フィルタ部(出力フィルタ)209は、エッジ強調又はスムージング処理を行う。また、画像メモリ部210は、上記のように処理されて空間フィルタ部209から出力されたY3、M3、C3、BK3を一旦記憶し、プリンタの画像形成に同期して濃淡データ生成部401及びラインディレイ部402へ送り出す。
濃淡データ生成部401は、画像信号C4,M4をそれぞれ入力して、濃トナー用の画像信号DC5、DM5と淡トナー用の画像信号PC5、PM5にそれぞれ変換する機能を有する。この変換処理は、所定の変換テーブルを用いて行う。この所定の変換テーブルは、入力画像が中間調画像であるか或いは文字画像であるかによって構成が変更される。即ち、中間調画像に対しては淡トナーの使用を多くしてハイライト部でのざらつきを低減し、文字画像に対しては濃トナーの使用を多くしてトナーの載り量を制限するように、濃トナーと淡トナー用の画像データの構成割合を変更する。
ラインディレイ部402は、後述するLUT211に入力する各6色の画像データの同期をとるために、前記濃淡データ生成部401でのデータ変換によって生じるDC5、PC5、DM5、PM5に対するY4、BK4のずれを補正するものである。LUT211は、プリンタ部100の理想的な階調特性に合わせるべく濃度補正(階調補正)を行うもので、淡トナー用のγテーブル(図11)と濃トナー用のγテーブル(図12)とを備えている。濃淡データ生成部401及びラインディレイ部402から出力された6色の画像データ(DC5、PC5、DM5、PM5、Y5、BK5)は、LUT211に供給されて階調補正が施される。
LUT211から出力された信号(DC6、PC6、DM6、PM6、Y6、BK6)は、PWM部216へ順次送られ、レーザドライバ217が各色及び淡色用の半導体レーザ311〜316を駆動して感光ドラム1a,1b上に潜像を形成する。
また、本実施の形態の画像形成装置にはパターン生成部212が配置されている。このパターン生成部212は、図5(a)に示すように、濃トナーと淡トナーを使用したマゼンタ(M)及びシアン(C)の第1のパッチパターン701、淡トナーを使用したマゼンタ(M)及びシアン(C)の第2のパッチパターン702、又は濃トナーを使用したマゼンタ(M)及びシアン(C)の第3のパッチパターン703を記録紙上に形成するために、例えば図5(b)に示すような第1、第2及び第3のパターンデータ701a,702a,703aをそれぞれ登録しており、この第1、第2及び第3のパターンデータ701a,702a,703aを、外部から供給される入力信号X.Xp,Xdにそれぞれ対応して出力するようになっている。なお、図5に示した第1、第2及び第3のパッチパターン701,702,703は、同一の記録紙上に形成されても、それぞれ別の記録紙上に形成されても良い。
そして、パターン生成部212から出力されるパターンデータは、画像メモリ部210を介して濃淡データ生成部401及びラインディレイ部402へ、又はLUT211を介して直接、PWM部216へ供給できるようになっている。従って、図4に示すプリンタ制御部は、濃淡データ生成部401とLUT211で変換を行ったパターンデータと、濃淡データ生成部401とLUT211で変換を行わないパターンデータの両方を出力できるようになっている。
このように処理されてLUT211から出力されたDC6、PC6、DM6、PM6、Y6、BK6の画像信号は、PWM部216へ送られ、レーザドライバ217を介して半導体レーザ311〜316でレーザ光Eに変換される。
<濃淡データ生成部401で生成される濃淡データの特性>
図6は、図4中の濃淡データ生成部401で生成される濃淡データ(濃トナー用の画像信号と淡トナー用の画像信号)の出力特性を示すグラフであり、パターン生成部212に入力される濃淡トナー用の入力信号X(0〜255)と、このときに濃淡データ生成部401から出力される出力信号との関係を示している。
入力信号Xが0〜128の範囲は淡トナーのみで形成し、入力信号Xが128〜255の範囲は淡トナーを減らすと同時に濃トナーを徐々に加えて、濃トナーと淡トナーの両方で画像を形成する。
このように、入力信号X=0〜128までは淡トナーのみで出力信号0〜255を出力し、入力信号X=128〜255では淡トナー及び濃トナー共に出力信号0〜255を出力するので、入力信号X=128のところでは、淡トナーは入力値と出力値が等しく255となり、濃トナーは入力値と出力値が等しく0となる。
<本実施の形態に係る階調補正方法>
次に、濃淡色のシアン及びマゼンタの階調補正方法について、図7を用いて説明する。図7は、本実施の形態に係る階調補正処理を示すフローチャートである。
I.出力濃度のずれ量ΔDnの測定(ステップS501,S502)
濃淡トナーの階調補正モードが実行されると、まずパターン生成部212から画像メモリ部210へ第1のパターンデータ701aを出力する。これによって、濃淡データ生成部401及びLUT211を通して第1のパターンデータ701aの変換データ(濃淡トナー用の画像信号)を得て、図5に示すような濃淡トナーによる第1のパッチパターン701を記録紙上に形成する(ステップS501)。
この第1のパッチパターン701は、濃トナーと淡トナーを使用するマゼンタM及びシアンCのパターンであり、256階調の入力画像信号のうち、等間隔で分割した16ポイント(16階調)の入力信号(X=16、32、48、64・・・)がパターン生成部212へ入力されることによって記録紙上に形成される。記録紙に形成した第1のパッチパターン701は、定着ローラ9の下流に配置した濃度センサ99、或いは排紙トレイ89に一旦出力された記録紙をリーダ部300の原稿台ガラス上に載せて、リーダ部300のCCDセンサ34で読み取りが行われる(ステップS502)。
図8は、濃淡トナー用の入力信号Xに対する濃トナーの出力濃度を示すグラフであり、第1のパッチパターン701を読み取って得られた出力濃度特性を示している。
同図中の曲線Paが実際に得られた出力濃度特性を示し、直線Pbは目標とする基準出力濃度特性を示す。ここでは、読み取られた16階調の第1のパターン701の濃度データを補間してスムージング処理したものを示しており、各ポイントの基準特性bに対する実際の出力濃度のずれ量をΔDn(n=1〜16)で表す。
以下、淡トナー用及び濃トナー用のγテーブルを調整して、前記出力濃度のずれ量ΔDnを補正する方法について説明する。
II.濃トナー及び淡トナーの出力濃度特性の測定(ステップS503〜S506)
まず淡トナーの出力濃度特性を測定するために、パターン生成部212からLUT211へ淡トナー用の第2のパターンデータ702aを出力する。このときは、第2のパターンデータ702aを濃淡データ生成部401及びLUT211を通さずに、第2のパッチパターン702を記録紙上に形成する(ステップS503)。
ここで、淡トナーの第2のパッチパターン702を形成するための入力信号Xpは、図8の出力特性を求める際に使用した入力信号X(X=16、32、48、64・・・128)に対応して、図6の淡トナー用の画像信号の出力特性より、Xp=32、64、96、128・・・255の8ポイントで構成する。記録紙に形成した第2のパッチパターン702は、第1のパッチパターン701と同様に定着後の濃度センサ99又はCCDセンサ34で読み取る(ステップS504)。
次に、濃トナーの出力濃度特性を測定するために、淡トナーの第2のパッチパターン702の形成及び読み取りと同様に、濃トナーの第3のパッチパターン703の形成と(ステップS505)、読み取りを行う(ステップS506)。ここで、濃トナーの第3のパッチパターン703を形成するための入力信号Xdは、図8の出力濃度特性を求める際に使用した入力信号X(X=128、144、160、176、・・・255)に対応して、図6に示した濃トナーの画像信号の出力特性より、Xd=0、32、64、96、…、255の9ポイントで構成する。
III.淡トナー用γテーブルの補正(ステップS507,S508)
次に、入力信号X=0〜128の範囲の出力濃度を補正するための、淡トナー用γテーブルの補正方法について、図9を参照して説明する。
図9は、淡トナー用の入力信号Xpに対する淡トナーの出力濃度の補正処理を示すグラフであり、第2のパッチパターン702を読み取ることによって得られた淡トナーの出力濃度特性に基づくものである。本実施の形態における画像形成装置では、淡トナーの最大濃度を0.9で調整するものとする。
入力信号X=0〜128の範囲は、図6に示すように淡トナーのみで画像を形成するため、淡トナーの濃度補正値ΔDpnは、出力濃度ずれ量ΔDn(n=0〜8)と等しくなる。図9に示す淡トナーの出力濃度特性から、ΔDpnの濃度を補正するのに必要な入力信号補正値ΔXpn(n=1〜8)が求まる(ステップS507)。
図10は、補正前と補正後の淡トナー用γテーブルを示すグラフである。
同図中において、補正前のテーブルを点線の曲線gpoで示し、補正後のテーブルを点線の曲線gpnで示す。γテーブルgpoにおける淡トナー用入力信号Xp=32、64、96、128・・・255の8ポイントで、前記求めた入力信号補正値ΔXpn(n=0〜8)を補正し、補正後の各ポイントを補間してスムージング処理を施すことで、実線のγテーブルgpnが作成される(ステップS508)。
γテーブルgpoを新たに作成されたγテーブルgpnに置き換えることにより、入力信号Xが0〜128の低濃度から中間濃度領域の濃度が補正され、階調が改善される。
IV.濃トナー用γテーブルの補正(ステップS509,S510)
次に、入力信号X=128〜255の範囲の出力濃度を補正するための、濃トナー用γテーブルの補正方法について、図11を参照して説明する。なお、図11は、濃トナー用の入力信号Xdに対する濃トナーの出力濃度を示すグラフであり、記録紙に形成された第3のパッチパターン703の濃度を読み取って得られた濃トナーの出力濃度特性を示している。
入力信号X=128〜255の範囲は、図6に示すように淡トナーと濃トナーによって画像形成を行うために、この領域の階調を濃トナーのγテーブルで補正するためには、先ほど求めた淡トナー用のγテーブルgpnによる濃度補正分を考慮しなければならない。図6における淡トナーの画像信号の出力特性は、入力信号X=128を中心に左右対称になっているため、濃トナーの濃度補正値ΔDdmは、
ΔDdm=ΔD(7+m)−ΔD(9−m)(m=1〜9)
で算出できる。ここで、ΔDdmは濃トナーの濃度補正値であり、ΔD(7+m)は中間濃度から高濃度領域の濃度補正値ΔDn(n=8〜16)であり、ΔD(9−m)は淡トナーのγテーブルgpnで補正される濃度補正値である。
以上より算出したΔDdmを用いて、図11の出力濃度特性から各ポイントに対応する入力信号補正値ΔXdm(m=1〜9)が求まる(ステップS509)。
図12は、補正前と補正後の濃トナー用γテーブルを示すグラフである。
同図中において、補正前のテーブルを点線の曲線gdoで示し、補正後のテーブルを点線の曲線gdnで示す。図12のγテーブルgdoのXp=0、32、64、96、128・・・255の9ポイントで、前記求めた濃トナーの入力信号補正値ΔXdm(n=1〜9)を補正し、補正後の各ポイントを補間してスムージング処理をすることで、実線のγテーブルgdnが作成される(ステップS510)。
γテーブルgdoを新たに作成されたγテーブルgdnに書き換えることにより、入力画像信号X=128〜255の中間濃度から高濃度領域の濃度が補正される結果、階調が改善される。
以上のように、本実施の形態では、濃トナーと淡トナーとで形成されたパッチパターンの濃度を読み取って、その階調特性に応じて淡トナー及び濃トナーの階調制御用のγテーブルを補正する。これにより、濃トナー及び淡トナーの画像出力特性の変化によって生じる階調の劣化が補正されて、中間濃度領域での擬似輪郭等の発生を防止することができ、常に安定した高画質の画像を出力することが可能になる。
<変形例>
本実施の形態では、第1のパッチパターン701として、256階調の入力画像信号を等間隔で分割した16ポイント(16階調)のパターンを用いて出力濃度を測定したが、画像形成装置の出力特性に応じてパターン形成のポイント(階調)数を増やしたり、パターン形成間隔を調整することで、本発明の階調補正をさらに精度良く行うことが可能である。
また、画像に応じて解像度を切り替えて画像形成を行う画像形成装置においては、各解像度のパターンを形成して本発明の階調補正を行うことにより、解像度の違いで階調特性が大きく異なる場合でも、安定した良好な画像の出力が可能になる。
また、前述した画像形成装置においては、2個の感光体を用いた濃淡トナーによる画像形成装置の階調補正方法について述べたが、以下に述べるタンデムタイプの画像形成装置についても適用されることは言うまでもない。
図13は、タンデムタイプの画像形成装置の概略構成を示す断面図である。
タンデム型の画像形成装置は、トナーの種類に応じた数の像担持体(感光体)を用いて画像形成するものであり、本例のタンデム型画像形成装置101では、6つの像担持体1a、1b、1c、1d、1e、1fを備えている。そして、この各像担持体1a〜1fに、それぞれ異なる分光特性の現像剤を装填した現像器41、42、43、44、45、46を、個々の像担持体に1個ずつ対応させ、これらの像担持体1個と現像器1個の組み合わせをそれぞれ含む画像形成部Sa、Sb、Sc、Sd、Se、Sfが直列に配置されている。
この方式であれば、6色の画像形成装置をベースに考えた場合においても、画像の出力速度を同じにすることが可能であり、生産性を向上させることができる。
本発明は、上述した実施形態の装置に限定されず、複数の機器から構成されるシステムに適用しても、1つの機器から成る装置に適用しても良い。前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体をシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、完成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、不揮発性メモリを用いることができる。また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、次のプログラムコードの指示に基づき、その拡張機能を拡張ボードや拡張ユニットに備わるCPUなどが処理を行って実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
実施の形態に係るフルカラー画像形成装置の概略ハード構成を示す断面図である。 図1に示した濃度センサ周辺の詳細な構成を示す概略図である。 実施の形態に係るリーダ部における画像処理部の画像信号の流れを示すブロック図である。 プリンタ部の制御を司るプリンタ制御部における画像信号の流れを示すブロック図である。 階調補正処理に使用するパッチパターンを示す概略図である。 図4中の濃淡データ生成部で生成される濃淡データの出力特性を示すグラフである。 本実施の形態に係る階調補正処理を示すフローチャートである。 濃淡トナー用の入力信号Xに対する濃トナーの出力濃度を示すグラフである。 淡トナー用の入力信号Xpに対する淡トナーの出力濃度の補正処理を示すグラフである。 補正前と補正後の淡トナー用γテーブルを示すグラフである。 濃トナー用の入力信号Xdに対する濃トナーの出力濃度を示すグラフである。 補正前と補正後の濃トナー用γテーブルを示すグラフである。 タンデムタイプの画像形成装置の概略構成を示す断面図である。 濃トナー及び淡トナー用の入力画像信号の画像濃度とトナー使用量及び出力濃度の関係を示すグラフである。
符号の説明
208 マスキング及びUCR部
209 空間フィルタ部
210 画像メモリ部
211 LUT
212パターン生成部
216 PWM部
217 レーザドライバ
311〜316 半導体レーザ
401 濃淡色データ生成部
402 ラインディレイ部

Claims (7)

  1. 同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成装置において、
    濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成手段と、
    前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取り手段と、
    前記パターン読み取り手段で読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正手段とを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記パターン形成手段は、
    濃の色材と淡の色材とを混合して用いた第1のパターンと、淡の色材を用いた第2のパターンと、濃の色材を用いた第3のパターンとのいずれか1つ又は複数を形成することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 入力画像データから濃の色材用の画像データと淡の色材用の画像データを生成する濃淡データ生成手段と、
    前記濃淡データ生成手段から出力された淡及び濃の色材用の画像データを、所定の出力特性が得られるようにそれぞれ変換する第1及び第2の変換手段とを備え、
    前記パターン形成手段は、
    前記第1のパターンを形成するときは、前記濃淡データ生成手段にパターンデータを入力して前記第1及び第2の変換手段からそれぞれ出力された淡及び濃の色材用のパターンデータによりパターンを形成し、
    前記第2及び第3のパターンを形成するときは、淡及び濃の色材用のパターンデータを入力して前記第1及び第2の変換手段を用いずにパターンを形成することを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記階調補正手段は、
    前記パターン読み取り手段で読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、前記第1及び第2の変換手段の変換対象となる淡及び濃の色材用の画像データを、所定の出力特性が得られるように補正し、
    前記第1及び第2の変換手段は、該階調補正手段の補正特性に応じて変換特性を変更することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記濃及び淡の色材は、含有する顔料の分光特性が等しく且つその量が異なる濃及び淡現像剤であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置。
  6. 同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成方法において、
    濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成工程と、
    前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取り工程と、
    前記パターン読み取り工程で読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正工程とを有することを特徴とする画像形成方法。
  7. 同一色相の濃と淡の色材を用いて画像を形成する画像形成方法を実行するための、コンピュータで読み取り可能な制御プログラムであって、
    濃の色材と淡の色材を用いてパターンを形成するパターン形成ステップと、
    前記形成されたパターンの濃度を読み取るパターン読み取りステップと、
    前記パターン読み取りステップで読み取ったパターンの濃度特性に基づいて、濃及び淡の色材の画像出力特性を補正する階調補正ステップとを有することを特徴とする制御プログラム。
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JP2012078758A (ja) * 2010-10-06 2012-04-19 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置

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