JP2007279267A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止することができる画像形成装置を提供する。
【解決手段】特色のトナーから形成される特色パターン画像を記録媒体に形成する特色パターン画像形成手段、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーから形成されるN次色パターン画像を記録媒体に形成するN次色パターン画像形成手段、特色パターン画像の色とN次色パターン画像の色とを比較するパターン画像色比較手段、並びに、パターン画像色比較手段で比較した結果に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する補正手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図2
【解決手段】特色のトナーから形成される特色パターン画像を記録媒体に形成する特色パターン画像形成手段、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーから形成されるN次色パターン画像を記録媒体に形成するN次色パターン画像形成手段、特色パターン画像の色とN次色パターン画像の色とを比較するパターン画像色比較手段、並びに、パターン画像色比較手段で比較した結果に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する補正手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
【選択図】図2
Description
本発明は、プリンタ、複写機、及びファクシミリ、並びにこれらの機能を兼ね備えた複合機である画像形成装置に関する。
従来、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の一又は複数のトナーを用いて記録媒体に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える画像形成装置が知られている。
具体的に、上記の画像形成装置としては、下記のものが開示されている。
第1に、感光体上に形成された潜像を互いに異なる複数色の夫々の色で現像する複数の現像手段と、上記複数色の夫々で現像さるべき画像情報を有する光線で感光体を露光し潜像を形成する書込み手段とを有し、上記書込み手段により感光体上に形成された各潜像を上記の各現像手段で現像し、形成された各色トナー像を同一転写紙に転写してカラーコピーを作成するカラー複写装置において、上記の現像手段が少なくとも5個以上備えられ、その4個は夫々、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの現像剤を有し、他の現像手段は視覚的特徴を形成するための現像剤を有することを特徴とするカラー複写装置である(特許文献1参照)。
本例によれば、通常のフルカラー複写機に備えられているイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色の現像装置の他に、特殊な現像剤を内蔵した現像装置を設けることにより、通常のフルカラーコピーはもとより、通常の4色の現像剤では再現不可能な視覚的に特色のある原稿の再現又は特色のあるコピーを作成することが可能となる。
本例によれば、通常のフルカラー複写機に備えられているイエロー、マゼンタ、シアン、黒の4色の現像装置の他に、特殊な現像剤を内蔵した現像装置を設けることにより、通常のフルカラーコピーはもとより、通常の4色の現像剤では再現不可能な視覚的に特色のある原稿の再現又は特色のあるコピーを作成することが可能となる。
第2に、入力された信号を複数色の画像出力信号に変換する画像処理手段、該画像処理部で変換された画像出力信号によりカラー画像を形成する画像形成手段を有するカラー画像形成装置において、前記画像形成手段は、各色の前記画像出力信号に応じて像担持体上あるいは被記録媒体上に通常のカラー画像を形成するために用いられるトナーを用いてトナー像を形成する複数のトナー像形成手段と、通常のカラー画像を形成するために用いられるトナー以外に色特性を変化させる付加トナーによるトナー像を形成する付加トナー像形成手段と、像担持体上あるいは被記録媒体上に形成されたトナー像を被記録媒体に定着させる定着手段を有し、前記画像処理手段は、入力された信号を複数色の画像出力信号に変換する際に、入力された信号の色特性に基づいて前記付加トナー像形成手段でトナー像を形成する際の付加トナー量を決定することを特徴とするカラー画像形成装置である(特許文献2参照)。
本例によれば、色特性を変化させる付加トナーを備え、入力された画像信号の色特性に基づいて、付加トナー量を補正することによって、不要な分光スペクトルが発生することなく色再現範囲を拡大し、良好な色再現を行なって画質を向上させることができるという効果がある。
本例によれば、色特性を変化させる付加トナーを備え、入力された画像信号の色特性に基づいて、付加トナー量を補正することによって、不要な分光スペクトルが発生することなく色再現範囲を拡大し、良好な色再現を行なって画質を向上させることができるという効果がある。
しかしながら、上記従来技術では、第1に、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、トナー総量が所定値を超える場合があって、トナー像を担持している像担持体から記録媒体にトナー像を転写する転写工程、及び記録媒体に転写されたトナー像を記録媒体に定着する定着工程において、転写不良及び定着不良が発生するという問題がある。
第2に、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施していないため、画像情報における混色の色味の再現性が低下する可能性があるという問題がある。
第3に、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生する可能性があるという問題がある。
第2に、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施していないため、画像情報における混色の色味の再現性が低下する可能性があるという問題がある。
第3に、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生する可能性があるという問題がある。
そこで、本発明は、上記従来技術の課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際のトナー総量を低減することで、転写工程及び定着工程において転写不良及び定着不良が発生することを防止する、また、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止する、また、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生することを防止することができる画像形成装置を提供することにある。
即ち、本発明は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の一又は複数のトナーを用いて記録媒体に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える画像形成装置において、特色のトナーから形成される特色パターン画像を特色画像形成手段で記録媒体に形成する特色パターン画像形成手段、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーから形成されるN次色パターン画像を通常画像形成手段で記録媒体に形成するN次色パターン画像形成手段、特色パターン画像形成手段で形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを比較するパターン画像色比較手段、並びに、パターン画像色比較手段で比較した結果に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する補正手段を備えることを特徴とする画像形成装置である。
これによれば、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止する、また、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生することを防止することができる。
これによれば、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止する、また、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生することを防止することができる。
また、本発明は、特色のトナーの色を判別する特色判別手段、並びに、特色判別手段の判別情報に基づいて特色となるようにN次色パターン画像形成手段でN次色パターン画像を形成するイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合を決定する使用割合決定手段を有する。
また、本発明において、特色判別手段は、特色画像形成手段に設けられている特色の色情報を記憶する色情報記憶手段、及び色情報記憶手段に記憶されている色情報を読み出す色情報読出手段である。
また、本発明は、使用割合決定手段で決定したイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合で形成したN次色パターン画像に対して、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合又はイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成条件を複数段階に変更したN次色パターン画像を複数形成するN次色パターン画像複数形成手段を有する。
また、本発明において、パターン画像色比較手段は、記録媒体に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを目視で比較することでカラーバランスをマニュアル調整するマニュアル調整手段を有する。
また、本発明において、パターン画像色比較手段は、記録媒体に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とをカラー検知手段で比較することでカラーバランスを自動調整する自動調整手段を有する。
また、本発明は、画像情報に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像の一部を特色のトナーによる特色画像に置換する通常画像置換手段を有する。
また、本発明は、画像情報に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、特色のトナーが消尽した場合、特色画像を、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像に置換する特色画像置換手段を有する。
また、本発明において、特色画像形成手段は、特色を他の特色に交換することができる。
また、本発明は、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の一又は複数のトナーを用いて記録媒体に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える画像形成装置において、像担持体の周面に色の濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段、濃度パターン形成手段で形成された濃度パターンの色の濃度を検出する濃度検出手段、濃度検出手段で検出した特色の濃度に基づいて濃度検出手段を較正する較正手段を有することを特徴とする画像形成装置である。
これによれば、濃度パターン形成手段で像担持体の周面に形成された特色の濃度パターンを濃度検出手段で検出して較正手段で濃度検出手段の較正を実行するため、濃度検出手段のバラツキを抑制することができて濃度検出手段の検出精度を向上することができる。
これによれば、濃度パターン形成手段で像担持体の周面に形成された特色の濃度パターンを濃度検出手段で検出して較正手段で濃度検出手段の較正を実行するため、濃度検出手段のバラツキを抑制することができて濃度検出手段の検出精度を向上することができる。
本発明によれば、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際のトナー総量を、画像情報に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像の一部を特色のトナーによる特色画像に置換して低減することで、転写工程及び定着工程において転写不良及び定着不良が発生することを防止する、また、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて通常画像を記録媒体に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止する、また、特色画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーを用いて記録媒体に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生することを防止することができる画像形成装置を提供することができる。
また、濃度パターン形成手段で像担持体の周面に形成された特色の濃度パターンを濃度検出手段で検出して較正手段で濃度検出手段の較正を実行するため、濃度検出手段のバラツキを抑制することができて濃度検出手段の検出精度を向上することができる画像形成装置を提供することができる。
また、濃度パターン形成手段で像担持体の周面に形成された特色の濃度パターンを濃度検出手段で検出して較正手段で濃度検出手段の較正を実行するため、濃度検出手段のバラツキを抑制することができて濃度検出手段の検出精度を向上することができる画像形成装置を提供することができる。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1〜図5は、本発明に係る画像形成装置おける第1実施形態を示す図である。
図1〜図5は、本発明に係る画像形成装置おける第1実施形態を示す図である。
図1は、本実施形態における画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタ1を示す図である。尚、フルカラープリンタ1は、画像読取装置を備え、フルカラーの複写機としても機能するようになっている。
フルカラープリンタ1の上部の一端には、原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配設されている。画像読取装置4は、プラテンカバー3によってカバーされてプラテンガラス5上に載置された原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7、ハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光して、画像読取素子11によって原稿2の画像を所定のドット密度(例えば、1200dpiや2400dpi)で読み取るようになっている。
画像読取装置4によって読み取られた原稿2の画像は、例えば、赤色、緑色、及び青色(各8bit)の3色の画像データとして画像処理装置12に送られる。画像処理装置12では、原稿2の画像データに対して所定の画像処理が施される。
画像処理装置12で所定の画像処理が施された画像データは、特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の5色の画像データに変換される。特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の5色の画像データは、特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の各色の画像形成部13T、13Y、13M、13C、13KのROS14T、14Y、14M、14C、14Kに送られる。ROS14T、14Y、14M、14C、14Kでは、各色の画像データに応じてレーザービームLBによる画像露光が行われる。
画像形成部13T、13Y、13M、13C、13Kは、水平方向に一定の間隔をおいて直列的に配置されている。尚、画像形成部13Tが最上流に配置されている。
画像形成部13T、13Y、13M、13C、13Kのそれぞれは、使用するトナーの種類を除いて基本的にすべて同様に構成されている。画像形成部13T、13Y、13M、13C、13Kのそれぞれは、矢印A方向に所定の回転速度で回転する感光体ドラム15、感光体ドラム15の周面を一様に帯電する一次帯電用のスコロトロン16、感光体ドラム15の周面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成するROS14、感光体ドラム15の周面に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像する現像装置17、及びクリーニング装置18から概略構成されている。
ROS14は、半導体レーザー19を画像データに応じて変調して、半導体レーザー19からレーザービームLBを画像データに応じて出射する。半導体レーザー19から出射されたレーザービームLBは、反射ミラー20、21を介して回転多面鏡22によって偏向走査され、不図示のf−θレンズで走査角度に応じて焦点距離が調整された状態で、複数枚の反射ミラー23、24等を介して像担持体としての感光体ドラム15の周面に走査露光される。
画像処理装置12からは、特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の各色の画像形成部13T、13Y、13M、13C、13KのROS14T、14Y、14M、14C、14Kに各色の画像データが順次出力され、これらのROS14T、14Y、14M、14C、14Kから画像データに応じて出射されるレーザービームLBが、それぞれの感光体ドラム15T、15Y、15M、15C、15Kの周面に走査露光されて静電潜像が形成される。感光体ドラム15T、15Y、15M、15C、15Kの周面に形成された静電潜像は、現像装置17T、17Y、17M、17C、17Kによって、それぞれ特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の各色のトナー像として現像される。
各画像形成部13T、13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15T、15Y、15M、15C、15Kの周面に、順次形成された特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の各色のトナー像は、各画像形成部13T、13Y、13M、13C、13Kの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベルト25の周面に、一次転写ロール26T、26Y、26M、26C、26Kによって重ね合わせた状態で転写される。尚、画像形成部13Tは、特色(T)のトナー像を形成しない場合、感光体ドラム15Tと中間転写ベルト25とが離間するようにリトラクタするようになっている。
中間転写ベルト25は、ドライブロール27、テンションロール28、ステアリングロール29、アイドルロール30、バックアップロール31、及びアイドルロール32の間に一定のテンションで掛け回され、不図示の定速性に優れた専用の駆動モータによって回転駆動されるドライブロール27によって、矢印B方向に感光体ドラム15T、15Y、15M、15C、15Kと等しい所定の速度で循環駆動されるようになっている。中間転写ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミド等の合成樹脂フィルムを無端状に形成したものが用いられる。
中間転写ベルト25の周面に多重に転写された特色(T)、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の各色のトナー像は、バックアップロール31に中間転写ベルト25を介して圧接する二次転写ロール33によって、圧接力及び静電気力で記録媒体としての記録用紙34上に二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙34は、搬送ベルト35、36によって定着装置37へと搬送される。各色のトナー像が転写された記録用紙34は、定着装置37によって熱及び圧力で定着処理を受けて、片面プリントの場合には、そのまま排出トレイ40上に排出される。尚、定着装置37は、内部に熱源を有する加熱ロール38、加熱ロール38に対して圧接する加圧ロール39とから概略構成されている。また、二次転写ロール33とドライブロールとの間には、中間転写ベルト25の周面に当接してクリーニング装置50が設けられている。
記録用紙34は、複数の用紙トレイ41、42のうちの何れかから所定のサイズや材質のものが、給紙ロール43及び用紙搬送用のロール対44、45からなる用紙搬送経路46を介して、レジストロール47まで一旦搬送されて停止される。用紙トレイ41、42のうちの何れかから供給された記録用紙34は、所定のタイミングで回転駆動されるレジストロール47によって中間転写ベルト25の二次転写位置に送出される。
また、記録用紙34の両面に画像を形成する場合には、定着装置37によって片面に画像が定着された記録用紙34を、そのまま排出トレイ40上に排出しないで、不図示の切り替えゲートによって、記録用紙34の搬送経路を下方に切り替え、反転用の用紙搬送路48に一旦搬送する。反転用の用紙搬送路48に搬送された記録用紙34は、搬送方向を反転した状態で、両面用の用紙搬送路49及び通常の用紙搬送経路46を介して、表裏が反転された状態で、再度、中間転写ベルト25の二次転写位置まで搬送され、裏面の画像が形成された後、定着装置37によって熱及び圧力で定着処理を受けて、排出トレイ40上に排出される。
尚、フルカラープリンタ1は、制御部100で画像情報から記録用紙34に画像を形成する画像形成動作が制御される。
上記構成によって、本実施形態におけるフルカラープリンタ1は、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)の一又は複数のトナーを用いて記録用紙34に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)以外の特色(T)のトナーを用いて記録用紙34に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える。
また、本実施形態におけるフルカラープリンタ1は、特色(T)のトナーから形成される特色パターン画像を特色画像形成手段で記録用紙34に形成する特色パターン画像形成手段、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーから形成されるN次色パターン画像を通常画像形成手段で記録用紙34に形成するN次色パターン画像形成手段、特色パターン画像形成手段で形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを比較するパターン画像色比較手段、並びに、パターン画像色比較手段で比較した結果に基づいてイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する補正手段を備えている。
尚、画像形成信号を補正する補正手段は、入力画像信号を出力画像信号に変換する変換テーブルを補正する。また、画像形成条件を補正する補正手段は、画像形成における露光量、帯電電位、及び現像バイアス等の画像形成条件を補正する。
尚、画像形成信号を補正する補正手段は、入力画像信号を出力画像信号に変換する変換テーブルを補正する。また、画像形成条件を補正する補正手段は、画像形成における露光量、帯電電位、及び現像バイアス等の画像形成条件を補正する。
また、本実施形態におけるフルカラープリンタ1は、特色(T)のトナーの色を判別する特色判別手段、並びに、特色判別手段の判別情報に基づいて特色(T)となるようにN次色パターン画像形成手段でN次色パターン画像を形成するイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーの使用割合を決定する使用割合決定手段を有している。
尚、特色判別手段は、特色画像形成手段に設けられている特色(T)の色情報を記憶する色情報記憶手段、及び色情報記憶手段に記憶されている特色(T)の色情報を読み出す色情報読出手段である。
また、本実施形態におけるフルカラープリンタ1は、使用割合決定手段で決定したイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーの使用割合で形成したN次色パターン画像に対して、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーの使用割合又はイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は複数の画像形成条件を複数段階に変更したN次色パターン画像を複数形成するN次色パターン画像複数形成手段を有している。
尚、パターン画像色比較手段は、記録用紙34に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを目視で比較することでカラーバランスをマニュアル調整するマニュアル調整手段である。
図2は、本実施形態においてカラーバランスを調整するため記録用紙34に形成される画像(テストパターン)を示す図である。
本テストパターンの上部には、「左側の特色パターンと右側の2次色パターンを比較し同じ色になる番号を選択して入力してください」というマニュアル調整のための文章が形成されている。
本テストパターンにおける上記文章の下部には、左側に、特色(T)で形成された特色パターン画像が形成され、右側に、使用割合決定手段で決定したイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合で形成した2次色パターン画像に対して、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合又はイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は二色の画像形成条件を複数段階に変更した2次色パターン画像が複数形成されている。
ユーザは、左側の特色パターンと右側の2次色パターンを比較し同じ色になる番号を選択して、フルカラープリンタ1に設けられている不図示のオペレーションパネルに入力する。
フルカラープリンタ1は、オペレーションパネルから入力された情報に基づいて補正手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する。
[第1変形例]
次に、本発明に係る画像形成装置における第1実施形態の第1変形例について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
次に、本発明に係る画像形成装置における第1実施形態の第1変形例について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
図3は、本変形例においてカラーバランスを調整するため記録用紙34に形成される画像(テストパターン)を示す図である。
本テストパターンの上部には、「左側の特色パターンと右側の2次色パターンを比較し同じ色になる番号を選択して入力してください」というマニュアル調整のための文章が形成されている。
本テストパターンにおける上記文章の下部には、左側に、特色(T)で形成された特色パターン画像が形成され、右側に、使用割合決定手段で決定したイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合で形成した2次色パターン画像に対して、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合又はイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は二色の画像形成条件を複数段階に変更した2次色パターン画像が複数形成されている。
尚、上記パターンは、高濃度(Hi)、中濃度(Mid)、及び低濃度(Low)の3階調で形成されている。
ユーザは、左側の特色パターンと右側の2次色パターンを比較し同じ色になる番号を選択して、フルカラープリンタ1に設けられている不図示のオペレーションパネルに入力する。
フルカラープリンタ1は、オペレーションパネルから入力された情報に基づいて補正手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する。
[第2変形例]
次に、本発明に係る画像形成装置における第1実施形態の第2変形例について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
次に、本発明に係る画像形成装置における第1実施形態の第2変形例について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
本変形例において、パターン画像色比較手段は、記録用紙34に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とをカラー検知手段で比較することでカラーバランスを自動調整する自動調整手段である。
図4は、本変形例においてカラーバランスを調整するため記録用紙34に形成される画像(テストパターン)を示す図である。
本テストパターンの上部には、「本面が下側になるようにスキャナの上に置いてください」という自動調整のための文章が形成されている。
本テストパターンにおける上記文章の下部には、左側に、特色(T)で形成された特色パターン画像が形成され、右側に、使用割合決定手段で決定したイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合で形成した2次色パターン画像に対して、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の二色のトナーの使用割合又はイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は二色の画像形成条件を複数段階に変更した2次色パターン画像が複数形成されている。
尚、上記パターンは、高濃度(Hi)、中濃度(Mid)、及び低濃度(Low)の3階調で形成されている。
ユーザは、画像読取装置4(スキャナ)のプラテンガラス5上にテストパターンを載置する。
フルカラープリンタ1は、画像読取装置4からの入力画像信号に基づいて補正手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する。
尚、本変形例においては、スキャナの代わりに、記録用紙34が排出される定着装置37か排出トレイ40の間に設けられるCCD等のカラーセンサを用いることもできる。
図5は、本実施形態における入力画像信号と出力画像信号との関係を示す図である。本実施形態では、入力画像信号が補正手段で補正されて出力画像信号になる。
また、本実施形態においては、画像情報に基づいてイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像の一部を特色(T)のトナーによる特色画像に置換する通常画像置換手段を有する。
また、本実施形態においては、画像情報に基づいてイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、特色(T)のトナーが消尽した場合、特色画像を、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像に置換する特色画像置換手段を有する。
また、本実施形態において、特色画像形成手段は、特色(T)を他の特色(T)に交換することができる。フルカラープリンタ1では、特色(T)の画像形成部15Tが他の特色(T)の画像形成部15Tに交換できるようになっている。
以上、本実施形態によれば、通常画像形成手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーを用いて通常画像を記録用紙34に形成する際のトナー総量を、画像情報に基づいてイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、イエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーによる通常画像の一部を特色(T)のトナーによる特色画像に置換して低減することで、転写工程及び定着工程において転写不良及び定着不良が発生することを防止する、また、通常画像形成手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーを用いて通常画像を記録用紙34に形成する際に、再現画像における混色の色味の調整を実施することで、画像情報における混色の色味の再現性が低下することを防止する、また、特色画像形成手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、シアン色(C)、及びブラック色(K)以外の特色(T)のトナーを用いて記録用紙34に形成される特色画像と、通常画像形成手段でイエロー色(Y)、マゼンタ色(M)、及びシアン色(C)の複数のトナーを用いて記録用紙34に形成される通常画像との色味が合わないため、再現画像における色味の連続性が損なわれ再現画像においてトーンジャンプが発生することを防止することができる。
[第2実施形態]
次に、本発明に係る画像形成装置における第2実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
次に、本発明に係る画像形成装置における第2実施形態について説明する。尚、本実施形態において、第1実施形態に示す構成と同一の構成については、同一符号を付すことでその説明を省略する。
本実施形態においては、像担持体の周面に色の濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段、濃度パターン形成手段で形成された濃度パターンの色の濃度を検出する濃度検出手段(カラーセンサ)、濃度検出手段で検出した特色の濃度に基づいて濃度検出手段を較正する較正手段を有する。
図6は、本実施形態における画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタ200を示す図である。本フルカラープリンタ200には、像担持体としての中間転写ベルト25の周辺であって画像形成部13Kの下流側にカラーセンサ202が設けられている。
尚、特色(T)が白色である場合には、カラーセンサ202で検出する検出値は検出可能範囲のほぼ飽和領域となる。
尚、像担持体としては、上記中間転写ベルト25の他に、感光体ドラム又は用紙搬送ベルトとすることができる。
以上、本実施形態によれば、濃度パターン形成手段で像担持体の周面に形成された特色(T)の濃度パターンをカラーセンサ202で検出して較正手段でカラーセンサ202の較正を実行するため、カラーセンサ202のバラツキを抑制することができてカラーセンサ202の検出精度を向上することができる。
尚、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能である。
例えば、上記実施形態で画像形成装置はタンデム方式のフルカラープリンタ1であるが、ロータリ方式の画像形成装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態のフルカラープリンタ1は電子写真方式による画像形成装置であるが、インクジェット方式の画像形成装置に本発明を適用することができる。
例えば、上記実施形態で画像形成装置はタンデム方式のフルカラープリンタ1であるが、ロータリ方式の画像形成装置に本発明を適用することができる。
また、上記実施形態のフルカラープリンタ1は電子写真方式による画像形成装置であるが、インクジェット方式の画像形成装置に本発明を適用することができる。
1、200:フルカラープリンタ(画像形成装置)、34:記録用紙(記録媒体)、202:カラーセンサ(濃度検出手段)
Claims (10)
- イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の一又は複数のトナーを用いて記録媒体に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える画像形成装置において、
特色のトナーから形成される特色パターン画像を特色画像形成手段で記録媒体に形成する特色パターン画像形成手段、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーから形成されるN次色パターン画像を通常画像形成手段で記録媒体に形成するN次色パターン画像形成手段、特色パターン画像形成手段で形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを比較するパターン画像色比較手段、並びに、パターン画像色比較手段で比較した結果に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成信号又は画像形成条件を補正する補正手段を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 特色のトナーの色を判別する特色判別手段、並びに、特色判別手段の判別情報に基づいて特色となるようにN次色パターン画像形成手段でN次色パターン画像を形成するイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合を決定する使用割合決定手段を有する請求項1に記載の画像形成装置。
- 特色判別手段は、特色画像形成手段に設けられている特色の色情報を記憶する色情報記憶手段、及び色情報記憶手段に記憶されている特色の色情報を読み出す色情報読出手段である請求項2に記載の画像形成装置。
- 使用割合決定手段で決定したイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合で形成したN次色パターン画像に対して、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーの使用割合又はイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の一又は複数の画像形成条件を複数段階に変更したN次色パターン画像を複数形成するN次色パターン画像複数形成手段を有する請求項2に記載の画像形成装置。
- パターン画像色比較手段は、記録媒体に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とを目視で比較することでカラーバランスをマニュアル調整するマニュアル調整手段である請求項2又は4に記載の画像形成装置。
- パターン画像色比較手段は、記録媒体に形成された特色パターン画像の色とN次色パターン画像形成手段で形成されたN次色パターン画像の色とをカラー検知手段で比較することでカラーバランスを自動調整する自動調整手段である請求項2又は4に記載の画像形成装置。
- 画像情報に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像の一部を特色のトナーによる特色画像に置換する通常画像置換手段を有する請求項2又は4に記載の画像形成装置。
- 画像情報に基づいてイエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像を形成する際に、特色のトナーが消尽した場合、特色画像を、イエロー色、マゼンタ色、及びシアン色の複数のトナーによる通常画像に置換する特色画像置換手段を有する請求項2又は4に記載の画像形成装置。
- 特色画像形成手段は、特色を他の特色に交換することができる請求項1に記載の画像形成装置。
- イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色の一又は複数のトナーを用いて記録媒体に通常画像を形成する通常画像形成手段、並びに、イエロー色、マゼンタ色、シアン色、及びブラック色以外の特色のトナーを用いて記録媒体に特色画像を形成する特色画像形成手段を備える画像形成装置において、
像担持体の周面に色の濃度を検出するための濃度パターンを形成する濃度パターン形成手段、濃度パターン形成手段で形成された濃度パターンの色の濃度を検出する濃度検出手段、濃度検出手段で検出した特色の濃度に基づいて濃度検出手段を較正する較正手段を有することを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006103857A JP2007279267A (ja) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2006103857A Pending JP2007279267A (ja) | 2006-04-05 | 2006-04-05 | 画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016180815A (ja) * | 2015-03-23 | 2016-10-13 | キヤノン株式会社 | 画像形成装置 |
JP2019003133A (ja) * | 2017-06-19 | 2019-01-10 | 富士ゼロックス株式会社 | 画像形成装置、及び画像形成プログラム |
Citations (2)
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2006
- 2006-04-05 JP JP2006103857A patent/JP2007279267A/ja active Pending
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