JP5644346B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、画像形成装置に関するものである。
近年、画像形成装置においては、更なる高画質化の要求に伴い、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の色相の異なるトナーだけでなく、マゼンタ(M)やシアン(C)など同一色相であって且つ相対的に高濃度の濃トナーと相対的に低濃度の淡トナーのように、濃度が異なる複数の特定色トナーを用いて画像形成を行なう装置が種々提案されている。
かかる画像形成装置に関する技術としては、例えば、特開2008−139856号公報や特開2008−3406号公報等に開示されたものがある。
上記特開2008−139856号公報に係る画像形成装置は、同一の色相で、第1の現像剤と前記第1の現像剤よりも濃度の高い第2の現像剤との組み合わせで画像を形成する画像形成手段と、
複数の記録媒体に転写するための画像が連続して形成されている際に、前記画像形成手段により像担持体上に形成される画像と画像との間の領域に測定用画像を形成させる測定用画像形成手段と、
前記測定用画像の濃度を測定する測定手段と、
前記測定手段により測定された前記測定用画像の濃度に基づいて、前記画像形成手段により形成される画像の濃度を調整する濃度調整手段とを有し、
前記測定用画像形成手段は、前記同一色相において、前記第1の現像剤を用いて現像される測定用画像の濃度レベルの個数を前記第2の現像剤を用いて現像される測定用画像の濃度レベルの個数より多くするように構成したものである。
また、上記特開2008−3406号公報に係る画像形成装置は、互いに色の異なった複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも1色のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段を備えた画像形成装置において、
互いに色の異なった複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも1色のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、
前記濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを別々に用いた画質調整用の個別トナー像を、前記画像形成手段によって作成する画質調整用トナー像作成手段と、
前記画質調整用トナー像作成手段によって作成された画質調整用の個別トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
前記濃度検知手段によって前記画質調整用の高濃度側のトナー像の濃度を検知した結果に基づき、高濃度側のトナーによる画像の画質調整動作を行った後に、前記濃度検知手段によって前記画質調整用の低濃度側のトナー像の濃度を検知し、当該低濃度側トナー像の濃度検知結果に基づいて、低濃度側のトナーによる画像の画質調整動作を行う画質調整手段とを備えるように構成したものである。
特開2008−139856号公報 特開2008−3406号公報
ところで、この発明が解決しようとする課題は、同一色相において濃度が不連続に変化する擬似輪郭が発生するのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することにある。
すなわち、請求項1に記載された発明は、互いに色相の異なる複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも同一色相のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段によって当該画像形成手段の像保持体上に連続して形成される複数の画像の隣接する画像と画像の間に位置する画像間領域に、前記互いに色相の異なる複数のトナー及び同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて濃度調整用のトナー像を作成する濃度調整用トナー像作成手段と、
前記濃度調整用トナー像作成手段によって作成された各濃度調整用トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
前記濃度検知手段によって検知された前記濃度調整用トナー像の検知結果に基づいて、少なくとも1色のトナーは、他の色のトナーと異なる前記画像間領域を含む非画像領域において前記画像形成手段の画像形成条件を制御する制御手段とを備え、
前記濃度調整用トナー像作成手段は、同一の画像間領域の主走査方向に沿った異なる位置に前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用のトナー像を作成するとともに、
前記濃度検知手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用のトナー像に対応した位置に複数配置され、
前記制御手段は、同一色相のトナーは同じ画像間領域に対応した時期又は連続した画像形成動作の終了に対応した時期に画像形成条件の制御を実行することを特徴とする画像形成装置である。
さらに、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記制御手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーのうち、濃度の低いトナーを用いた濃度調整用のトナー像の検知結果を考慮して、濃度の高いトナーの画像形成条件の制御を実行することを特徴とする画像形成装置である。
更に、請求項3に記載された発明は、請求項1に記載の画像形成装置において、
前記濃度調整用トナー像作成手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた濃度調整用のトナー像を、副走査方向に沿った同じ位置に作成することを特徴とする画像形成装置である。
また、請求項4に記載された発明は、請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記濃度検知手段は、少なくとも2つ配置され、
同一色相で濃度の低いカラートナーを除くカラーのトナーを用いた濃度調整用のトナー像は、同一の前記濃度検知手段によって検知することを特徴とする画像形成装置である。
さらに、請求項5に記載された発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置において、
前記互いに色相の異なる複数のトナーのみを用いて画像を形成する第1の画像形成モードと、
前記互いに色相の異なる複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも同一色相のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する第2の画像形成モードとを備え、
前記濃度調整用トナー像作成手段は、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードとで、前記濃度調整用のトナー像の作成順序を変更することを特徴とする画像形成装置である。
請求項1に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、同一色相において濃度が不連続に変化する擬似輪郭が発生するのを抑制することができる。
又、請求項1に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用トナー像の濃度を精度良く検知することができる。
さらに、請求項2に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、濃度の低いトナーによる画像の濃度が不足している場合でも、同一色相において濃度が不連続に変化する擬似輪郭が発生するのを抑制することができる。
更に、請求項3に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用トナー像の濃度を精度良く検知することができる。
また、請求項4に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、カラーバランスの変動を抑制することができる。
さらに、請求項5に記載された発明によれば、本構成を有しない場合と比較して、少ない濃度検知手段で画像形成モードに応じて効率良く画質調整用トナー像を検知することができる。
この発明の参考例1に係る画像形成装置のトナーパッチの作成例を示す構成図である。 この発明の参考例1に係る画像形成装置としてのフルカラープリンタを示す構成図である。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 この発明の参考例1に係る画像形成装置の制御回路を示すブロック図である。 トナー像検知手段を示す模式図である。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 画像調整用のトナーパッチの形成タイミングを示すタイミングチャートであ る。 この発明の参考例1に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートで ある。 この発明の参考例1に係る画像形成装置の電位制御動作を示すフロー チャートである。 この発明の参考例1に係る画像形成装置の階調制御動作を示すフロー チャートである。 階調制御を行うLUTを示すグラフである。示す構成図である。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 画像データのCinと画像濃度の関係を示すグラフである。 この発明の参考例2に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る画像形成装置のトナーパッチの作成例を示す構成図である。 この発明の実施の形態2に係る画像形成装置のトナーパッチの作成例を示す構成図である。 この発明の実施の形態3に係る画像形成装置のトナーパッチの作成例を示す構成図である。
以下に、この発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
参考例1
図2はこの発明の参考例1に係る画像形成装置としてのタンデム方式のフルカラープリンタを示すものである。なお、このタンデム方式のフルカラープリンタは、画像読取装置を備えており、フルカラーの複写機としても機能するように構成されているが、画像読取装置を備えていなくとも勿論良い。
図2において、1は画像形成装置の本体を示すものであり、この画像形成装置本体1の上部の一端(図示例では、左端)には、原稿2の画像を読み取る画像読取装置4が配置されている。この画像読取装置4は、原稿押え部材3によって押圧された状態で原稿載せガラス5上に置かれた原稿2を光源6によって照明し、原稿2からの反射光像を、フルレートミラー7及びハーフレートミラー8、9及び結像レンズ10からなる縮小光学系を介してCCD等からなる画像読取素子11上に走査露光することにより、画像読取素子11によって原稿2の画像を予め定められたドット密度で読み取るように構成されている。
上記画像読取装置4によって読み取られた原稿2の画像は、例えば、赤(R)、緑(G)、青(B)(各8bit)の3色の画像データとして画像処理装置12に送られ、この画像処理装置12では、原稿2の画像データに対して、シェーディング補正、位置ズレ補正、明度/色空間変換、ガンマ補正、枠消し、色/移動編集等の所定の画像処理が施される。また、上記の如く画像処理装置12で予め定められた画像処理が施された画像データは、同じく画像処理装置12によってイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)(各8bit)の4色の画像データに変換される。なお、上記画像処理装置12に入力される画像データとしては、図示しない通信回線を介してパーソナルコンピュータ等から送られてくるものであっても勿論良い。
ところで、この参考例では、互いに色相の異なった複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも1色のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類の同一色相のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段を備えるように構成されている。
すなわち、この参考例に係る画像形成装置本体1の内部には、図2に示すように、複数の画像形成手段として、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色に対応した画像形成部13Y、13M、13C、13Kが、水平方向に沿って一定の間隔をおいて直列的に配置されているとともに、これらの画像形成部13Y、13M、13C、13Kの上流側には、上述したマゼンタ(M)色の画像形成部13Mと同一色相であって濃度が異なる濃度の相対的に低い淡マゼンタ色のトナーを用いた画像形成部13LMと、シアン(C)色の画像形成部13Cと同一色相であって濃度が異なる濃度の相対的に低い淡シアン色のトナーを用いた画像形成部13LCとが、2つ隣接して配置されている。このように、淡マゼンタ、淡シアンの画像形成部13LM、13LCを上流側に配置した場合には、淡マゼンタ及び淡シアンの画像を形成しないときに、下流側のイエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13Y、13M、13C、13Kにおいて直ちに画像形成工程を開始し、生産性を向上させることができるため望ましい。
なお、上記イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13Y、13M、13C、13Kと、淡マゼンタ、淡シアンの画像形成部13LM、13LCとの配列順序は、図示のものに限定されるものではなく、例えば、イエロー(Y)、淡マゼンタ(LM)、マゼンタ(M)、淡シアン(LC)、シアン(C)、黒(K)の順に同一色相の画像形成部が隣接するように配列しても良い。
上記濃度が異なる2種類のマゼンタ色のトナーを用いた画像形成部13M、13LM、及び濃度が異なる2種類のシアン色のトナーを用いた画像形成部13C、13LCのうち、マゼンタ色及びシアン色の画像形成部13M、13Cでは、例えば、従来と同様の濃度(相対的に高濃度)のマゼンタ色及びシアン色のトナーが用いられる。また、淡マゼンタ色及び淡シアン色の画像形成部13LM、13LCでは、同じマゼンタ色及びシアン色のトナーであっても、画像形成部13M、13Cで用いられているマゼンタ色及びシアン色のトナーよりも相対的に低濃度のマゼンタ色及びシアン色のトナーが用いられる。ここで、マゼンタ色及びシアン色の画像形成部13M、13Cで用いられる高濃度のマゼンタ色及びシアン色のトナーとしては、図3に示すように、例えば、最高濃度(Cin=255)のときに、画像濃度Doutが2.0程度になるものが用いられ、淡マゼンタ色の画像形成部13LMで用いられる低濃度の淡マゼンタ色トナーとしては、例えば、最高濃度(Cin=255)のときに、画像濃度Doutが1.0程度のものが用いられる。
上記低濃度の淡マゼンタ色及び淡シアン色のトナーとしては、例えば、淡マゼンタ色及び淡シアン色のトナーを製造する際に、トナーを構成する樹脂に対するマゼンタ色及びシアン色の顔料などの着色剤の量を少なく設定したり、使用するマゼンタ色及びシアン色の着色剤として濃度の低い着色材を使用したものが用いられる。
なお、図示の参考例では、マゼンタ色及びシアン色のトナーに対して、濃度の異なる2種類のトナーを用いたが、他のイエロー(Y)や黒(K)色のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いても勿論良い。
また、濃度の異なるトナーの数も、2種類に限定されるものではなく、高濃度、中濃度、低濃度と3種類、あるいはそれ以上の種類を用いても良い。
これらの6つの画像形成部13LM、13LC 、13Y、13M 、13C、13Kは、図2に示すように、使用するトナーの種類を除いて、基本的にすべて同様に構成されており、大別して、矢印A方向に沿って予め定められた回転速度で駆動される像保持体としての感光体ドラム15と、この感光体ドラム15の表面を一様に帯電する一次帯電手段としてのスコロトロン16と、当該感光体ドラム15の表面に各色に対応した画像を露光して静電潜像を形成する画像露光装置14と、感光体ドラム15上に形成された静電潜像を対応する色のトナーで現像する現像装置17と、クリーニング装置18とから構成されている。
上記画像露光装置14は、図2に示すように、半導体レーザ19を画像データに応じて変調し、この半導体レーザ19からレーザ光LBを画像データに応じて出射する。この半導体レーザ19から出射されたレーザ光LBは、反射ミラー20、21を介して回転多面鏡22によって偏向走査され、図示しないf−θレンズで走査角度に応じて焦点距離が調整された状態で、複数枚の反射ミラー23、24等を介して像保持体としての感光体ドラム15上に走査露光される。
上記画像処理装置12からは、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成部13LM、13LC 、13Y、13M 、13C、13Kの画像露光装置14LM、14LC 、14Y、14M 、14C、14Kに各色の画像データが順次出力され、これらの画像露光装置14LM、14LC 、14Y、14M 、14C、14Kから画像データに応じて出射されるレーザ光LBが、それぞれの感光体ドラム15LM、15LC 、15Y、15M 、15C、15Kの表面に主走査方向に沿って走査露光されて静電潜像が形成される。上記各感光体ドラム15LM、15LC 、15Y、15M 、15C、15K上に形成された静電潜像は、現像装置17LM、17LC 、17Y、17M 、17C、17Kによって、それぞれ淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像として現像される。
その際、上記画像露光装置14LM、14Mと画像露光装置14LC 、14Cでは、同じマゼンタ色及びシアン色に対応した画像データに基づいて、画像露光が施されるため、画像処理装置12は、マゼンタ色及びシアン色に対応した画像データを、その階調性に応じてLUT等を用いることにより、図4に示すように、濃いマゼンタ(M)色の画像データ及び淡いマゼンタ(LM)色の画像データと、濃いシアン(C)色の画像データ及び淡いシアン(LC)色の画像データとに分けて作成するように構成されている。そして、濃いマゼンタ(M)色及び淡いマゼンタ(LM)色のトナー像、又は濃いシアン(C)色及び淡いシアン(LC)色のトナーが混在するトナー像の濃度は、図4に示すように、濃淡混在トナーの濃度として設定されている。
このように、上記画像形成部13LM 、13M及び画像形成部13LC、13Cでは、現像装置17LM 、17M及び現像装置17LC、17Cで使用するマゼンタ色及びシアン色のトナーの濃度が異なっており、現像装置17M及び17Cでは、濃度の濃いトナー(以下、「濃トナー」ともいう。)が使用され、現像装置17LM及び17LCでは、濃度の淡い(低い)トナー(以下、「淡トナー」ともいう。)が使用される。ただし、上記濃トナーと淡トナーとは、相対的な濃度の違いを意味するものであり、絶対的な濃度の違いを意味するものではない。
上記各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kの感光体ドラム15LM、15LC、15Y、15M、15C、15K上に、順次形成された淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LM)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、図2に示すように、各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kの下方に配置された中間転写体としての中間転写ベルト25上に、一次転写ロール26LM、26LC、26Y、26M、26C、26Kによって互いに重ね合わせた状態で一次転写される。
上記中間転写ベルト25は、駆動ロール27と、張力付与ロール28と、従動ロール29と、従動ロール30と、背面支持ロール31と、従動ロール32などからなる複数のロール間に予め定められた張力で掛け回されており、図示しない定速性に優れた専用の駆動モータによって回転駆動される駆動ロール27により、矢印B方向に沿って感光体ドラム15LM、15LC 、15Y、15M、15C、15Kと略等しい予め定められた速度で循環移動するように駆動される。上記中間転写ベルト25としては、例えば、可撓性を有するポリイミドやポリアミドイミド等の合成樹脂フィルムを無端ベルト状に形成したものが用いられる。
上記中間転写ベルト25上に多重に転写された淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LM)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナー像は、背面支持ロール31に中間転写ベルト25を介して圧接する二次転写ロール33によって記録媒体としての記録用紙34上に一括して二次転写され、これらの各色のトナー像が転写された記録用紙34は、二連の搬送ベルト35、36によって定着装置37へと搬送される。そして、上記各色のトナー像が転写された記録用紙34は、定着装置37の加熱ロール38及び加圧ロール39によって熱及び圧力で定着処理を受け、片面プリントの場合には、そのまま画像形成装置本体1の外部に設けられた排出トレイ40上に排出される。
上記記録用紙34は、図2に示すように、例えば、複数の給紙トレイ41、42のうちの何れかから予め定められたサイズや材質のものが、給紙ローラ43及び用紙搬送用のローラ対44、45からなる用紙搬送経路46を介して、レジストロール47まで一旦搬送されて停止される。上記給紙トレイ41、42のうちの何れかから供給された記録用紙34は、所定のタイミングで回転駆動されるレジストロール47によって中間転写ベルト25の二次転写位置へと送出される。
また、上記画像形成装置によって記録用紙34の両面に画像を形成する場合には、定着装置37によって片面に画像が定着された記録用紙34を、そのまま機外に排出せずに、図示しない切り替えゲートによって、記録用紙34の搬送経路を下方に切り替え、反転用の用紙搬送路48に一旦搬送する。そして、この反転用の用紙搬送路48に搬送された記録用紙34は、その搬送方向を反転した状態で、両面用の用紙搬送路49及び通常の用紙搬送経路46を介して、表裏が反転された状態で、再度、中間転写ベルト25の二次転写位置まで搬送され、裏面に画像が形成された後、定着装置37の加熱ロール38及び加圧ロール39によって熱及び圧力で定着処理を受けて、画像形成装置本体1の外部に設けられた排出トレイ40上に排出される。
なお、トナー像の一次転写が終了した後の感光体ドラム16は、その表面がクリーニング装置18によって清掃される。また、トナー像の二次転写が終了した後の中間転写ベルト25は、その表面がベルトクリーニング装置50によって清掃される。
図5はこの参考例に係る画像形成装置の制御回路を示すブロック図である。
図5において、100は画像形成装置の画像形成動作を制御するCPUやMCU等からなる制御手段としての制御回路を示すものであり、この制御回路100は、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kにおける各色のトナー像の画像形成条件を制御する制御手段としての機能を兼ね備えている。この画質調整手段としての機能を兼ね備えた制御回路100は、後述する濃度検知手段によって濃度調整用のトナー像の濃度を検知した結果に基づいて、高濃度側のトナーによる画像の濃度制御動作及び低濃度側のトナーによる画像の濃度制御動作を行うように構成されている。
また、13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kは、上述した淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部をそれぞれ示している。
さらに、101は淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の濃度調整用のトナー像(以下、「トナーパッチ」という。)を、画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kによって作成する濃度調整用トナー像作成回路を示すものである。この濃度調整用トナー像作成回路101は、例えば、各色1つ又は複数のトナーパッチを予め定められた濃度で感光体ドラム15上の予め定められた位置に作成するための画像データを記憶したROMやRAM等の記憶手段から構成されており、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kの画像露光装置14LM、14LC、14Y、14M、14C、14Kに対して、トナーパッチを作成するための画像データを予め定められたタイミングで出力することによって、図1に示すようなトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kを少なくとも1以上の階調にわたって作成するものである。
上記トナーパッチ60Y、60M、60C、60Kとしては、例えば、図1(a)(b)に示すように、濃トナーを用いて濃度(Cin=127)50%程度で矩形状に形成したもの60Y、60M、60C、60Kや、濃トナーを用いて濃度100%(Cin=255)や50%(Cin=127)等で形成したもの60Y100、60Y50、60M100、60M50、60C100、60C50、60K100、60K50が用いられる。また、淡トナーパッチ60LM、60LCとしては、例えば、淡トナーを用いて濃度(Cin=127)50%程度で矩形状に形成したもの60LM、60LCや、濃トナーを用いて濃度100%(Cin=255)や50%(Cin=127)等で形成したもの60LM100、60LM50、60LC100、60LC50が用いられる。
ただし、画像形成装置の生産性を考慮すると、上記の如く、濃トナーパッチや淡トナーパッチとして、それぞれ複数のトナーパッチを形成するのではなく、濃トナーパッチを1個、淡トナーパッチを1個で、画質調整動作を行うことができることが理想であり、上述したように、濃トナーパッチや淡トナーパッチを複数個形成する必要は必ずしもなく、濃トナーパッチと淡トナーパッチをそれぞれ1個ずつ形成するように構成しても良い。
また、高画質が要求されるときには、上述したように、図1(b)に示すように、濃トナーパッチや淡トナーパッチをそれぞれ複数個形成するように構成しても良い。
又、図5において、102は上記トナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度を検知する濃度検知手段としてのADCセンサを示しており、このADCセンサ102は、図2に示すように、中間転写ベルト25上に転写された予め定められた階調のトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度を、最終段の黒色の画像形成部13Kの下流側で検知するように配置されている。上記ADCセンサ102は、図6に示すように、例えば、LED等からなる1つの発光素子102aとフォトトランジスタ等からなる2つの受光素子102b、102cを組合わせて構成されており、受光素子としては、正反射用の受光素子102bと拡散反射用の受光素子102cとを備えている。なお、正反射用の受光素子102bは、図6に示すように、発光素子102aの入射角と同じ角度で反射する光を検知するように配置されているとともに、拡散反射用の受光素子102cは、全方向に拡散反射する光を検知するように、発光素子102aの入射角と異なる角度で配置されている。
上記制御回路100は、ADCセンサ102によって、トナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度を検知した結果に基づいて、例えば、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の画像データの値等の画像形成条件を、画像処理装置12に設けられたLUT等を用いるか又は制御回路100そのものによって制御するように構成されている。この制御回路100は、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kの帯電電位や、画像露光装置14LM、14LC、14Y、14M、14C、14Kの露光光量、あるいは現像装置17LM、17LC、17Y、17M、17C、17Kのトナー濃度や現像バイアスなどの画像形成条件を制御するように構成されている。
また、上記制御回路100は、ADCセンサ102によって、トナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度を検知した結果に基づいて、少なくとも1色のトナーは、他の色のトナーと異なる画像間領域を含む非画像領域において画像形成部の画像形成条件を制御するように構成されている。
更に説明すると、上記制御回路100は、すべてのトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度検知を完了した後に、画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kにおける画像形成条件を制御しても良いが、すべてのトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度検知が完了するまで待つと、その分だけ画像形成条件を制御するタイミングが遅れることになる。
そこで、この実施の形態に係る制御回路100では、すべてのトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度検知が完了するまで待つことなく、少なくとも1色のトナーは、対応する色のトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度検知が完了すると、他の色のトナーパッチの濃度検知完了を待たずに、他の色のトナーと異なる画像間領域を含む非画像領域において画像形成部の画像形成条件を制御するように構成されている。
ここで、画像間領域を含む非画像領域とは、画像形成部が画像を形成していない領域を意味し、図1に示すように、画像と画像の間の画像間領域は、勿論のこと、一連の画像形成動作が終了した直後であって、画像形成動作を停止する前の領域などをも含むものである。
また、上記制御回路100は、同一色相のトナーは同じ画像間領域に対応した時期又は連続した画像形成動作の終了に対応した時期に画像形成条件の制御を実行するように構成されている。
更に説明すると、同一色相のトナーであるマゼンタ(M)と淡マゼンタ(LM)、あるいはシアン(C)と淡シアン(LC)とで、画像形成条件の制御タイミングが異なると、マゼンタ(M)のトナーパッチと淡マゼンタ(LM)のトナーパッチの少なくとも一方が目標とする濃度からずれている場合、図7に示すように、画像信号Cinの階調0〜階調(最高濃度)255まで画像濃度を変化させる際に、濃度が不連続に変化してしまう所謂、“トーンジャンプ”が発生し、画像に不連続な濃度差によって擬似的な輪郭が発生してしまう虞れがある。
そこで、この参考例では、同一色相のトナーは同じ画像間領域に対応した時期又は連続した画像形成動作の終了に対応した時期に画像形成条件の制御を実行するように構成されている。
ただし、上記画像形成装置では、図2に示すように、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kが、中間転写ベルト25の移動方向に沿って予め定められた一定の距離ずつ離れて配置されているため、各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kにおける画像形成タイミングが互いにずれている。
したがって、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kにおける画像形成タイミングのずれ、及び画像間領域のタイミングのずれを考慮して、同一色相のトナーは、図1に示すように、例えば、同じ画像間領域に対応した時期TLM、TM及びTLC、TCに画像形成条件の制御を実行するように、制御回路100によって制御タイミングが設定されている。なお、同一色相のトナーは、同じ画像間領域に対応した時期又は連続した画像形成動作の終了に対応した時期であれば良く、画像間領域及び画像形成動作の終了後は、時間的な幅を持っているため、当該時間内であれば良く、物理的に同時に設定する必要はない。
この参考例では、図1に示すように、第1の画像間領域2021にイエロー色のトナーパッチを形成し、第3の画像間領域2023においてイエローの画像形成部において画像形成条件を制御し、第2の画像間領域2022に淡マゼンタ色のトナーパッチ、第3の画像間領域2023に濃マゼンタ色のトナーパッチを形成し、第5の画像間領域2025において淡マゼンタ及び濃マゼンタの画像形成部において画像形成条件を制御するように設定されている。
なお、図1は、トナーパッチの形成位置及び画像形成条件を制御する位置を便宜上示したものであり、実際は、各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13KとADCセンサ102間の距離、及び画像形成条件を演算する時間を考慮して設定されることは勿論である。
また、図1では、連続して画像が形成される状態を示しており、符号2027は第7の画像間領域を示している。ただし、符号2027は連続した画像形成動作の終了に対応した時期を示すものであっても良い。
以上の構成において、この参考例に係る画像形成装置では、次のようにして、同一色相において濃度が不連続に変化する擬似輪郭が発生するのを抑制することが可能となっている。
すなわち、この参考例に係る画像形成装置では、図2に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色のトナーのうち、マゼンタ (M)色及びシアン色のトナーとして、濃度が互いに異なる2種類の濃トナーと淡トナーを用いたマゼンタ(M)、マゼンタ(LM)の画像形成部13LM 、13M、及びシアン(C)、淡シアン(LC)の画像形成部13LC、13Cを備えている。
そして、上記画像形成装置では、初期設置時、電源投入時や、画像形成動作の開始時、画像形成動作の途中、画像形成動作の終了時、感光体ドラム等の画像形成部材の交換時など、予め定められた時期に画質調整モードが制御回路100によって実行される。
特に、上記画像形成装置では、当該画像形成装置の生産性(単位時間あたりの画像形成枚数)を低下させずに、画質の維持を可能とするため、連続した複数の画像形成動作を伴う一連の画像形成動作の途中において、図1及び図8に示すように、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kにおける感光体ドラム15LM、15LC、15Y、15M、15C、15Kの画像領域201と画像領域201の間に位置する画像間領域202に各色のトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kを予め定められたタイミングで形成し、当該トナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの濃度をADCセンサ120によって検知して画像形成条件を制御回路100によって制御するようになっている。
制御回路100は、図9に示すように、まず、ユーザから図示しないユーザインターフェイス等の入力手段を介して画像形成動作を受け付け、開始ボタン等が操作されて画像形成動作を開始すると、通常の画像形成動作を開始する(ステップ101)。ここで、ユーザから指示される画像形成動作(ジョブ)としては、例えば、予め定められたサイズの記録用紙34に同一の画像を複数枚にわたって形成したり、複数枚の原稿の画像を予め定められたサイズの記録用紙34に一部又は複数部にわたって形成する処理などが挙げられる。
次に、制御回路100は、予め定められたパターン作成タイミングか否かを判別し(ステップ102)、予め定められたパターン作成タイミングであると判別した場合には、画質調整用トナー像作成手段101によって、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナーパッチを作成するための画像データを、淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の各色の画像形成部13LM、13LC、13Y、13M、13C、13Kに出力する。
なお、予め定められたパターン作成タイミングでないと判別した場合には、ジョブエンドか否かを判別し(ステップ122)、ジョブエンドでない場合は、ステップ101に戻り、ジョブエンドである場合は、当該処理を終了する。
その際、上記淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)のトナーパッチ60Y、60M、60C、60K及び淡トナーパッチ60LM、60LCは、図1(a)(b)に示すように、予め定められた色の順序に応じて各色1階調又は2階調のパッチが作成される。
この参考例では、図1(a)に示すように、1枚目の記録用紙34に対応した画像の領域2011と、2枚目の記録用紙34に対応した画像の領域2012との間に位置する第1の画像間領域2021に、イエロー色のトナーパッチ60Yを形成し、2枚目の記録用紙34に対応した画像の領域2012と、3枚目の記録用紙34に対応した画像の領域2013との間に位置する第2の画像間領域2022に、淡マゼンタ色のトナーパッチを形成し、以下同様に、第3の画像間領域2023にマゼンタ色のトナーパッチ60Mを、第4の画像間領域2024に淡シアン色のトナーパッチ60LCを、第5の画像間領域2025にシアン色のトナーパッチ60Cを、第6の画像間領域2026に黒色のトナーパッチ60Kを、順次形成するようになっている(ステップ103)。上記トナーパッチは、例えば、濃度50%の1階調で形成される。
また、図1では、図中、左端の記録用紙34を1枚目の記録用紙34としているが、当該左端の記録用紙34の上流側に他の記録用紙が存在していても良いことは勿論である。
なお、図1(b)に示すように、同一色のトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kを副走査方向に沿って濃度100%と濃度50%の2階調で形成するように構成しても良い。
次に、制御回路100は、図9に示すように、イエロー色のトナーパッチ60YをADCセンサ102によって検出したか否かが判別され(ステップ104)、イエロー色のトナーパッチ60Yを検出した場合には、イエロー色の画像形成部13Yにおいて後述するような電位制御及び階調制御の少なくとも一方又は両方が実行される(ステップ105、106)。また、イエロー色のトナーパッチ60Yを検出していない場合には、淡マゼンタ色及びマゼンタ色のトナーパッチ60LM、60Mを検出したか否かが判別される(ステップ107)。
ここでは、イエロー色のトナーパッチ60Yが検出されており、イエロー色の画像形成部13Yにおいて電位制御及び/又は階調制御が実行される。
図10は制御回路による画像形成部の電位制御動作を示すフローチャートである。
この電位制御動作において、制御回路100は、まず、ADCセンサ102によるトナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの検出値Vpatchを正規化し(ステップ201)、トナーパッチ60LM、60LC、60Y、60M、60C、60Kの検出値Vpatchを正規化した値RADCを求める。ここで、トナーパッチの検出値Vpatchの正規化は、例えば、トナーパッチの検出値Vpatchと、トナーパッチを形成する前の中間転写ベルト25表面のADCセンサ102による検出値V0との比を演算することによって行われる。
次に、制御回路100は、正規化値RADCから目標とするRADCの値を減算することにより、測定値と目標値との差分ΔRADCを求めるとともに(ステップ202)、当該ΔRADCの値に基づいて差分ΔRADCとレーザ光量との関係を予め求めた既知の関数F(ΔRADC)を用いて、目的とする画像濃度を得るためのレーザ光の光量の補正値ΔLD光量を求める(ステップ203)。
そして、制御回路100は、現在のレーザ光量に上記の如く求められた補正値ΔLD光量を加算してレーザ光量LDを演算し(ステップ204)、画像形成部13の画像露光装置14の露光光量を求められたレーザ光量LDに設定することにより(ステップ205)、当該電位制御動作を終了する。なお、当該レーザ光量LDの設定動作は、予め定められた画像間領域等において実行される。
図11は画像形成部における階調制御動作を示すフローチャートである。
なお、図11において、Nは1以上の整数を表している。ここでは、トナーパッチとして、1階調のトナーパッチではなく、2階調以上(N)のトナーパッチを検出した場合を示している。
この階調制御動作において、制御回路100は、図11に示すように、まず、トナーパッチ1〜Nの検出値Vpatch1〜Nを正規化する(ステップ301)。このトナーパッチ1〜Nの検出値Vpatch1〜Nの正規化は、例えば、トナーパッチ1〜Nの検出値Vpatch1〜Nとトナーパッチを形成する以前の中間転写ベルト25表面の検出値との比をとることによって行われる。
次に、制御回路100は、上記の如く求められたRADC1〜Nの値と目標とするRADC1〜Nの値との差ΔRADC1〜Nを求めた後(ステップ302)、当該ΔRADC1〜Nの値に基づいて既知の関数F1〜N(ΔRADC1〜N)を用いて、目的とする画像濃度を得るための画像信号の補正値ΔLUT1〜Nを求める(ステップ303)。
その後、制御回路100は、求められた画像信号の補正値ΔLUT1〜Nを画像パターンの入力信号P_LUTCinに加算し(ステップ304)、画像信号の出力値を求める。
そして、制御回路100は、P_LUT1〜N・P_LUTCin1〜Nを元に、Cin0〜255までのLUTを作成して設定する(ステップ305)。ここで、P_LUTCin1〜Nは、パッチの基準Cin値を示している。
このLUT210としては、例えば、図12に示すようなものが用いられる。このLUT210は、補正前の状態(符合211)では、入力信号Cinに対して出力信号Coutが同じ値(Cin=Cout)となるように設定されている。
これに対して、上記LUT210は、ある入力信号Cin1に対する濃度が目標濃度よりも薄い場合、RDACと目標とするRADCと差に応じて入力信号P_LUTCin1に対して出力信号P_LUT1が大きくなるように補正を行う。例えば、入力信号がCin51(20%)である場合に、画像濃度が目標とする濃度20%よりも低い場合、目標とする画像濃度20%が得られるように、入力信号Cin51(20%)をCout61(24%)の信号に変換する。また、上記LUT210は、目標濃度よりも濃い場合、RDACと目標とするRADCと差に応じて入力信号P_LUTCin3に対して出力信号P_LUT3が小さくなるように補正を行う。図12中、符号212は補正後の入力信号P_LUTCinと出力信号P_LUT1との関係を示している。
次に、制御回路100は、図9に示すように、淡マゼンタ色及びマゼンタ色のトナーパッチを検出したか否かが判別され(ステップ107)、淡マゼンタ色及びマゼンタ色のトナーパッチを検出した場合には、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御及び/又は階調制御が実行される(ステップ108、109)。
その後、制御回路100は、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御又は階調制御を実行することによって得られる淡マゼンタ色の最高濃度Dmax’を、図13に示すように予測する(ステップ110)。その際、上記淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおける電位制御又は階調制御を実行することによって、淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxとして目標とする画像濃度が得られれば問題はないが、淡マゼンタ色のトナーは、濃トナーに比較して濃度が低いため、画像形成部の特性や環境条件等によっては、図14に示すような濃度制御を行った場合でも淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxとして目標とする画像濃度が得られない場合がある。
そこで、制御回路100は、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御又は階調制御を実行することによって得られる淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxを予測し、予測される淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxが目標とする画像濃度よりも低い場合には、その差分ΔDmaxを求め、後述するように、マゼンタ色の画像形成部13Mにおいて制御するようになっている。
次に、制御回路100は、図9に示すように、マゼンタ色の画像形成部13Mにおいて電位制御及び/又は階調制御を実行するが(ステップ111、112)、その際、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御又は階調制御を実行することによって得られる淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxの予測値を考慮して、マゼンタ色の画像形成部13Mにおける電位制御及び/又は階調制御が実行される。
このマゼンタ色の画像形成部13Mにおける電位制御及び/又は階調制御において、制御回路100は、図15に示すように、通常の電位制御や階調制御において、階調性が比較的低い濃度領域の階調再現性を向上させるため、淡トナーによる画像の割合を多く設定するとともに、濃トナーによる画像の割合を低く抑えるように設定されている。
そこで、制御回路100は、予測される淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxの差ΔDmaxに基づいて、当該差ΔDmaxを濃マゼンタ色のトナーで補うように、濃マゼンタ色のトナーの画像割合を制御する。
その結果、図16に示すように、マゼンタ色の画像にトーンジャンプが発生するのを抑制乃至防止することができる。
以下同様に、制御回路100は、図9に示すように、淡シアン色及びシアン色のトナーパッチを検出したか否かが判別され(ステップ113)、淡シアン色及びシアン色のトナーパッチを検出した場合には、図1に示すように、同じ画像間領域202において、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御及び/又は階調制御が実行される(ステップ108、109)。
その後、制御回路100は、淡シアン色の画像形成部13LCにおいて電位制御又は階調制御を実行することによって得られる淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxを予測し、予測される淡マゼンタ色の最高濃度Dmaxが目標とする画像濃度よりも低い場合には、その差分ΔDmaxを求め、後述するように、濃シアンと同じ画像間領域202において、マゼンタ色の画像形成部13Mにおいて制御する(ステップ117、118)。
最後に、制御回路100は、図9に示すように、黒色のトナーパッチを検出したか否かが判別され(ステップ119)、黒色のトナーパッチを検出した場合には、例えば、濃シアン及び淡シアンと同じ画像間領域202において、黒色の画像形成部13Kにおいて電位制御及び/又は階調制御が実行される(ステップ120、121)。
このように、上記参考例では、図1及び図9に示すように、同一色相の淡マゼンタ及び濃マゼンタのトナーは、同じ画像間領域2025に対応した時期に画像形成条件の制御が実行されるとともに、同一色相の淡シアン及び濃シアンのトナーは、同じ画像間領域2027に対応した時期に画像形成条件の制御が実行される。そのため、同一色相の淡マゼンタ及び濃マゼンタのトナーの画像間領域が異なる場合のように、淡マゼンタのトナーの画像形成条件或いは濃マゼンタのトナーの画像形成条件が制御されただけでは、図13に示すように、淡マゼンタのトナーの予め定められた最高濃度Dmaxが得られないときなど、次に形成されるマゼンタ色を含む画像領域201の画像において、図7に示すように、マゼンタ色の画像濃度が不連続に変化するトーンジャンプが発生する虞れがある。
これに対して、同一色相の淡マゼンタ及び濃マゼンタのトナーは、同じ画像間領域2025に対応した時期に画像形成条件の制御が実行されるとともに、同一色相の淡シアン及び濃シアンのトナーは、同じ画像間領域2027に対応した時期に画像形成条件の制御が実行されることにより、マゼンタ色の画像濃度が不連続に変化するトーンジャンプが発生するのを抑制乃至防止することができ、良好な画質の画像を形成することができる。
なお、同一色相の淡マゼンタ及び濃マゼンタのトナーの画像形成条件を制御する画像間領域が異なる場合、一つの画像間領域では、一方のトナーのみしか画像形成条件を制御することができないため、画像濃度が不連続に変化するトーンジャンプが発生する虞れがある。
参考例2
図17はこの発明の参考例2を示すものであり、前記参考例と同一の部材には同一の符号を付して説明すると、この参考例2では、同一色相のトナーの画像形成条件の制御方法が前記参考例1と異なるように構成されている。
すなわち、この参考例2では、図17に示すように、制御回路100は、例えば、淡マゼンタ色及びマゼンタ色のトナーパッチを検出したか否かが判別され(ステップ107)、淡マゼンタ色及びマゼンタ色のトナーパッチを検出した場合には、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御のみを先に実行し(ステップ108)、次に、淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて電位制御を実行することによって得られる淡マゼンタ色の最高濃度Dmax’を予測した後に(ステップ1210)、濃マゼンタ色の画像形成部13Mにおいて電位制御及び階調制御(ステップ1311、1412)、並びに淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて階調制御(ステップ1509)を実行するように構成されている。
この場合には、最後に淡マゼンタ色の画像形成部13LMにおいて階調制御(ステップ1509)を実行することにより、淡色のトナーの階調特性を目標とする階調特性が得られるように合わせることができ、より高画質の画像を得ることができる。
その他の構成及び作用は、前記参考例1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態1
図18はこの発明の実施の形態1を示すものであり、前記参考例と同一の部材には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態1では、同じ画像間領域に主走査方向に沿って同一色相のトナーパッチを複数形成するように構成されている。
すなわち、この実施の形態1では、図18に示すように、中間転写ベルト25の移動方向と交差する方向である主走査方向に沿った異なる位置に第1のADCセンサ1021と第2のADCセンサ1022からなる複数の検知手段が配置されている。また、制御回路100は、図18に示すように、第1の画像間領域2021において、イエロー色と黒色のトナーパッチ60Y、60Kを主走査方向に沿った異なる位置であって、且つ副走査方向に沿った同じ位置に形成し、第2の画像間領域2022において、淡マゼンタ色と濃マゼンタ色のトナーパッチ60LM、60Mを主走査方向に沿った異なる位置であって、且つ副走査方向に沿った同じ位置に形成し、第3の画像間領域において、淡シアン色と濃シアン色のトナーパッチ60LC、60Cを主走査方向に沿った異なる位置であって、且つ副走査方向に沿った同じ位置に形成するように設定されている。
そのため、この実施の形態1では、同一色相の濃度の異なる複数のトナーパッチを同じ画像間領域2022及び画像間領域2023において検知することができるため、中間転写ベルト25の周方向の転写ムラや反射率のムラの影響を抑制することができ、同一色相の濃度の異なるトナーの濃度制御を精度良く行なうことができる。
また、この実施の形態1では、図18(b)に示すように、同一色調のトナーパッチを副走査方向に沿って異なる位置に複数(例えば、2つ)の階調にわたって形成しても良い。
その他の構成及び作用は、前記参考例1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態2
図19はこの発明の実施の形態2を示すものであり、前記参考例と同一の部材には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態2では、主走査方向に沿って異なる位置に配置された複数のADCセンサを備え、カラーバランスの差が現れやすいイエロー、シアン、マゼンタの各色のトナーパッチを、中間転写ベルトの移動方向と交差する主走査方向に沿った同じ位置に形成するように構成されている。
すなわち、この実施の形態2では、図19に示すように、主走査方向に沿って異なる位置に配置された複数の第1及び第2のADCセンサ1021、1022を備え、カラーバランスの差が現れやすいカラートナーであるイエロー、シアン、マゼンタの各色のトナーパッチ60Y、60M、60Cを、中間転写ベルト25の移動方向に沿った副走査方向の同じ位置に形成するように構成されている。
このように、複数のADCセンサ1021、1022を用いた場合には、ADCセンサ1021、1022に感度の差がある場合など、トナーパッチの検知値に誤差が生じる虞れがあるが、カラーバランスの差が現れやすいイエロー、シアン、マゼンタの各色のトナーパッチ60Y、60M、60Cを、同じADCセンサ1021で検知して制御することにより、画像濃度制御の精度を向上させることができる。なお、淡マゼンタとマゼンタが同じトナー量だけ変化しても、濃度変化としては、濃度の高いマゼンタの方が大きい。
その他の構成及び作用は、前記参考例1と同様であるので、その説明を省略する。
実施の形態3
図20はこの発明の実施の形態3を示すものであり、前記参考例と同一の部材には同一の符号を付して説明すると、この実施の形態3では、画像形成モードとして、同一色相で濃度の異なるトナーを使用する特定色の画像形成モードと、同一色相で濃度の異なるトナーを使用しない通常の画像形成モードとに切り替えられるように構成されている。
すなわち、この実施の形態3では、同一色相で濃度の異なるトナーを使用しない通常の画像形成モードでは、図20(a)に示すように、イエロー色とマゼンタ色のトナーパッチを同じ画像間領域に形成し、シアン色と黒色のトナーパッチを同じ画像間領域に形成するように構成されている。
また、この実施の形態3では、同一色相で濃度の異なるトナーを使用する特定色の画像形成モードでは、図20(b)に示すように、第1の画像間領域2021において、イエロー色と黒色のトナーパッチを副走査方向に沿った同じ位置であって、且つ主走査方向に沿った異なる位置に形成し、第2の画像間領域2022において、淡マゼンタ色と濃マゼンタ色のトナーパッチ60LM、60Mを副走査方向に沿った同じ位置であって、且つ主走査方向に沿って異なる位置に形成し、第3の画像間領域2023において、淡シアン色と濃シアン色のトナーパッチ60LC、60Cを副走査方向に沿った同じ位置であって、且つ主走査方向に沿って異なる位置に形成するように設定されている。
これにより通常の画像形成モードのパッチ作成用非画像領域の数を少なくし、制御のフィードバックタイミングを早くできると共に、特定色の画像形成モードでは同一色相のトナー濃度制御が精度良く行える。
その他の構成及び作用は、前記参考例1と同様であるので、その説明を省略する。
13LM、13LC 、13Y、13M 、13C、13K:淡マゼンタ(LM)、淡シアン(LC)、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、黒(K)の画像形成部、100:制御回路(制御手段)、102:ADCセンサ。

Claims (5)

  1. 互いに色相の異なる複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも同一色相のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって当該画像形成手段の像保持体上に連続して形成される複数の画像の隣接する画像と画像の間に位置する画像間領域に、前記互いに色相の異なる複数のトナー及び同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて濃度調整用のトナー像を作成する濃度調整用トナー像作成手段と、
    前記濃度調整用トナー像作成手段によって作成された各濃度調整用トナー像の濃度を検知する濃度検知手段と、
    前記濃度検知手段によって検知された前記濃度調整用トナー像の検知結果に基づいて、少なくとも1色のトナーは、他の色のトナーと異なる前記画像間領域を含む非画像領域において前記画像形成手段の画像形成条件を制御する制御手段とを備え、
    前記濃度調整用トナー像作成手段は、同一の画像間領域の主走査方向に沿った異なる位置に前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用のトナー像を作成するとともに、
    前記濃度検知手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた画質調整用のトナー像に対応した位置に複数配置され、
    前記制御手段は、同一色相のトナーは同じ画像間領域に対応した時期又は連続した画像形成動作の終了に対応した時期に画像形成条件の制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  2. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記制御手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーのうち、濃度の低いトナーを用いた濃度調整用のトナー像の検知結果を考慮して、濃度の高いトナーの画像形成条件の制御を実行することを特徴とする画像形成装置。
  3. 請求項1に記載の画像形成装置において、
    前記濃度調整用トナー像作成手段は、前記同一色相の濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いた濃度調整用のトナー像を、副走査方向に沿った同じ位置に作成することを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記濃度検知手段は、少なくとも2つ配置され、
    同一色相で濃度の低いカラートナーを除くカラーのトナーを用いた濃度調整用のトナー像は、同一の前記濃度検知手段によって検知することを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の画像形成装置において、
    前記互いに色相の異なる複数のトナーのみを用いて画像を形成する第1の画像形成モードと、
    前記互いに色相の異なる複数のトナーを用いて画像を形成するとともに、前記複数のトナーのうち少なくとも同一色相のトナーとして、濃度の異なる少なくとも2種類のトナーを用いて画像を形成する第2の画像形成モードとを備え、
    前記濃度調整用トナー像作成手段は、前記第1の画像形成モードと前記第2の画像形成モードとで、前記濃度調整用のトナー像の作成順序を変更することを特徴とする画像形成装置。
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