JP3491539B2 - 高分子固体電解質及びその用途 - Google Patents
高分子固体電解質及びその用途Info
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Description
プロピレンオキシドを含む多元共重合体の架橋体および
架橋された高分子固体電解質に関する。本発明は、特に
電池、キャパシター、センサー、コンデンサー、EC素
子、光電変換素子等の電気化学デバイス用材料として好
適な架橋高分子固体電解質に関する。
電池、キャパシター、センサーなどの電気化学デバイス
を構成する電解質は、イオン伝導性の点から溶液または
ペースト状のものが用いられているが、液漏れによる機
器の損傷の恐れがあること、デバイスの実装、加工性に
問題があること、また電解液を含浸させるセパレーター
を必要とするので、デバイスの超小型化、薄型化に限界
があることなどの問題点が指摘されている。
有機高分子系物質などの固体電解質が提案されている。
有機高分子系物質は一般に加工性、成形性に優れ、得ら
れる固体電解質が柔軟性、曲げ加工性を有し、応用され
るデバイスの設計の自由度が高くなることなどの点から
その開発が期待されている。しかしながら、イオン伝導
性の面では他の材質より劣っているのが現状である。
キサイド共重合体に特定のアルカリ金属塩を含有させて
イオン伝導性固体電解質に応用する試みは既に提案され
ているが(特開昭61−83249号公報、特開昭63
−136407号公報、特開平2−24975号公報
等)、なお改善されたイオン伝導性、機械的特性ともに
より優れたものが求められている。高分子固体電解質を
広くデバイスに応用させるにあたっては素子の導通や破
損を防ぐため、十分な機械的強度と柔軟性を有すること
が望まれている。
ンオキシドとエチレンオキシドに、更に架橋が可能なオ
キシラン化合物を組み合わせた多元共重合体を用いる
と、架橋する前又は後に電解質塩化合物を配合すること
によって、イオン伝導性に優れ、かつ高温下でも塑性変
形又は流動性のない固体電解質が得られることを見いだ
したものである。
合物、ならびに(III)要すれば存在する、非プロトン
性有機溶媒、及び直鎖型または分岐型のポリアルキレン
グリコールの誘導体からなる群から選択された可塑剤か
らなる高分子固体電解質であって、ポリエーテル共重合
体が、 (A)プロピレンオキサイドから誘導される繰り返し単
位5〜25モル%、 (B)エチレンオキサイドから誘導される繰り返し単位
74〜94モル%、 (C)式(III−1)または式(III−2):
で示される単量体から誘導される繰り返し単位0.01
〜10モル%を有する重量平均分子量が105〜107で
あり、ポリエーテル共重合体が、ランダム共重合体であ
り、ポリエーテル共重合体の架橋成分であるR1基およ
びR2基の反応性を利用して架橋されている高分子固体
電解質を提供する。
電池をも提供する。
キシドから誘導された繰り返し単位:
の単量体から誘導された繰り返し単位:
を有する。
状安定性が優れている。高分子固体電解質に可塑剤を混
入すると、ポリマーの結晶化が抑制され、ガラス転移温
度が低下し、低温でも無定形相が多く形成されるために
イオン伝導度が良くなる。本発明の架橋高分子固体電解
質を用いると、内部抵抗の小さい高性能の電池が得られ
ることも見いだした。本発明の架橋高分子固体電解質
は、ゲル状であってよい。ここで、ゲルとは溶媒によっ
て膨潤したポリマーである。
元共重合体(以下これらをポリエーテル共重合体と略称
する)を得るための重合法はエチレンオキサイド部分の
開環反応により共重合体を得る重合法である。エチレン
オキサイド部分の開環反応により共重合体を得る重合法
の例は、本出願人の特開昭62−169823号公報及
び特開平7−324129号公報に記載されている。
ウムを主体とする触媒系、有機亜鉛を主体とする触媒
系、有機錫−リン酸エステル縮合物触媒系などを用い
て、(A)プロピレンオキサイド、(B)エチレンオキサ
イド、及び(C)架橋反応性モノマーを溶媒の存在下又
は不存在下、反応温度10〜80℃、撹拌下で反応させ
ることによって得られる。
るオキシラン化合物を用いる場合には、有機錫−リン酸
エステル縮合物触媒を用いると置換基即ちメチル基を含
まないエポキシ基のみが重合反応に使われ、メチル基を
有するエポキシ基は全く反応せずにポリマー中に残る。
重合度、あるいは作られる共重合体の性質などの点か
ら、有機錫−リン酸エステル縮合物触媒系が特に好まし
い。
共重合体は、繰り返し単位(A)が5〜25モル%、繰
り返し単位(B)が94〜74モル%、及び繰り返し単
位(C)が0.01〜10モル%のものが用いられる。
繰り返し単位(A)10〜20モル%、繰り返し単位
(B)89〜79モル%及び繰り返し単位(C)0.0
5〜8モル%が好ましい。
とオキシエチレン鎖の結晶化を招き、キャリヤーイオン
の拡散移動が低下して、結果的に固体電解質のイオン伝
導性を著しく悪化させることとなる。また、繰り返し単
位(B)が74モル%よりも少ない場合には塩の解離能
が低下し、イオン伝導度が低下する。一般にポリエチレ
ンオキシドの結晶性を低下させること及びガラス転移温
度を下げることによりイオン伝導性が向上することは知
られているが、ポリエーテル共重合体の組成の最適バラ
ンスで、イオン伝導性の向上効果は格段に大きいことが
わかった。
返し単位(C))のモル比が10モル%より大になると
イオン伝導度は大幅に下がり、また、フイルムにしたと
きに柔軟性がなくなり、加工性、成形性に問題が起こ
る。
共重合、ランダム共重合何れの共重合タイプでも良い
が、ランダム共重合体の方がよりポリエチレンオキシド
の結晶性を低下させる効果が大きいので好ましい。
加工性、成形性、機械的強度、柔軟性を得るためには重
量平均分子量が105〜107の範囲である。より好まし
くは5×105〜5×106の範囲内のものが適する。重
量平均分子量が105より小さいと、機械的強度を維持
するため、また、高温での流動を防ぐために架橋密度を
高くする必要が生じ、得られた電解質のイオン伝導性が
低下する。また107を越えると加工性、成形性に問題
を生ずる。
ドから誘導される。繰り返し単位(B)はエチレンオキ
サイドから誘導される。繰り返し単位(C)は、式(I
II−1)または式(III−2)で示されるエポキシ
基および反応性官能基を有する単量体から誘導される。
は、(a)エチレン性不飽和基、(b)反応性ケイ素
基、(c)エポキシ基または(d)ハロゲン原子である
ことが好ましい。
(III−a):
で示されるオキシラン化合物が好ましい。
化合物としては、アリルグリシジルエーテル、4-ビニ
ルシクロヘキシルグリシジルエーテル、α-テルピニル
グリシジルエーテル、シクロヘキセニルメチルグリシジ
ルエーテル、p-ビニルベンジルグリシジルエーテル、ア
リルフェニルグリシジルエーテル、ビニルグリシジルエ
ーテル、3,4-エポキシ-1-ブテン、3,4-エポキシ-
1-ペンテン、4,5-エポキシ-2-ペンテン、1,2-エ
ポキシ-5,9-シクロドデカジエン、3,4-エポキシ-1
-ビニルシクロヘキセン、1,2-エポキシ-5-シクロオ
クテン、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジ
ル、ソルビン酸グリシジル、ケイ皮酸グリシジル、クロ
トン酸グリシジル、グリシジル−4−ヘキセノエートが
用いられる。好ましくは、アリルグリシジルエーテル、
アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジルがあ
る。
素基を有する単量体は、式(III−b−1):
(III−b−2):
る反応性ケイ素基を含有するオキシラン化合物であるこ
とが好ましい。
イ素基を含有するオキシラン化合物は、好ましくは式
(III−b−1−1)および式(III−b−1−
2)で示される化合物である。
イ素基を含有するオキシラン化合物は、好ましくは式
(III−b−2−1)で示される化合物である。
b−1−2)および式(III−b−2−1)において
R6、R7、R8は各々同一であっても、異なっていても
よいが、少なくとも一個がアルコキシ基であり、残りが
アルキル基である。mは1〜6の整数を表す。
b−1−1)で表されるモノマーには、2-グリシドキ
シエチルトリメトキシシラン、3-グリシドキシプロピ
ルメチルジメトキシシラン、3-グリシドキシプロピル
トリメトキシシラン、4-グリシドキシブチルメチルジ
メトキシシランなどが挙げられる。
マーには、3-(1,2−エポキシ)プロピルトリメトキシ
シラン、4-(1,2−エポキシ)ブチルトリメトキシシラ
ン、5-(1,2−エポキシ)ペンチルトリメトキシシラン
などが挙げられる。
マーには、1-(3,4-エポキシシクロヘキシル)メチル
メチルジメトキシシラン、2-(3,4-エポキシシクロヘ
キシル)エチルトリメトキシシランなどが挙げられる。
トリメトキシシラン、3-グリシドキシプロピルメチル
ジメトキシシランおよび4-(1,2-エポキシ)ブチルト
リメトキシシランが特に好ましい。
能基としてエポキシ基を有する単量体は、式(III−
c):
末端にエポキシ基を含有するオキシラン化合物が好まし
い。R9は、水素、炭素、酸素から選ばれた元素よりな
る有機基であることが好ましい。
H2−O−(CHA1−CHA2−O)p−CH2−、−(CH
2)p−、−CH2O−Ph−OCH2−[式中、A1および
A2は水素またはメチル基であり、Phはフェニレン基
であり、pは0〜12の数である。]であることが好ま
しい。
量体は、次式(III−c−1)、(III−c−2)
および(III−c−3)で示される化合物であること
が好ましい。
(III−c−3)において、A1、A2は水素原子また
はメチル基であり、pは0〜12の数を表す。
には、2,3-エポキシプロピル-2',3'-エポキシ-2'-
メチルプロピルエーテル、エチレングリコール-2,3-
エポキシプロピル-2',3'-エポキシ-2'-メチルプロピ
ルエーテル、及びジエチレングリコール-2,3-エポキ
シプロピル-2',3'-エポキシ-2'-メチルプロピルエー
テルなどが挙げられる。
には、2-メチル-1,2,3,4-ジエポキシブタン、2-
メチル-1,2,4,5-ジエポキシペンタン、及び2-メチ
ル-1,2,5,6-ジエポキシヘキサンなどが挙げられ
る。
には、ヒドロキノン-2,3-エポキシプロピル-2',3'-
エポキシ-2'-メチルプロピルエーテル、及びカテコー
ル-2,3-エポキシプロピル-2',3'-エポキシ-2'-メ
チルプロピルエーテルなどが挙げられる。
-2',3'-エポキシ-2'-メチルプロピルエーテル、及び
エチレングリコール-2,3-エポキシプロピル-2',3'-
エポキシ-2'-メチルプロピルエーテルが特に好まし
い。
I−d):
されるオキシラン化合物が好ましい。
には、エピクロロヒドリン、エピブロモヒドリンおよび
エピヨードヒドリンなどが挙げられる。
和基を有する共重合体の架橋方法としては、有機過酸化
物、アゾ化合物等から選ばれるラジカル開始剤、紫外
線、電子線等の活性エネルギー線が用いられる。更に
は、水素化ケイ素を有する架橋剤を用いる事もできる。
イド、パーオキシケタール、ハイドロパーオキサイド、
ジアルキルパーオキサイド、ジアシルパーオキサイド、
パーオキシエステル等、通常架橋用途に使用されている
ものが用いられ、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)-3,
3,5-トリメチルシクロヘキサン、ジ-t-ブチルパーオ
キサイド、t-ブチルクミルパーオキサイド、ジクミルパ
ーオキサイド、2,5-ジメチル-2,5-ジ(t-ブチルパー
オキシ)ヘキサン、ベンゾイルパーオキサイド等が挙げ
られる。有機過酸化物の添加量は有機過酸化物の種類に
より異なるが、通常、可塑剤を除いた組成物全体の0.
1〜10重量%の範囲内である。
物、アゾアミド化合物、アゾアミジン化合物等、通常架
橋用途に使用されているものが用いられ、2,2'-アゾ
ビスイソブチロニトリル、2,2'-アゾビス(2-メチル
ブチロニトリル)、2,2'-アゾビス(4-メトキシ-2,4
-ジメチルバレロニトリル)、2,2-アゾビス(2-メチル
-N-フェニルプロピオンアミジン)二塩酸塩、2,2'-ア
ゾビス[2-(2-イミダゾリン-2-イル)プロパン]、2,
2'-アゾビス[2-メチル-N-(2-ヒドロキシエチル)プ
ロピオンアミド]、2,2'-アゾビス(2-メチルプロパ
ン)、2,2'-アゾビス[2-(ヒドロキシメチル)プロピオ
ニトリル]等が挙げられる。アゾ化合物の添加量はアゾ
化合物の種類により異なるが、通常、可塑剤を除いた組
成物全体の0.1〜10重量%の範囲内である。
橋に適するモノマーはアクリル酸グリシジルエステル、
メタクリル酸グリシジルエステル、ケイ皮酸グリシジル
エステルが特に好ましい。また、増感助剤としてジエト
キシアセトフェノン、2-ヒドロキシ-2-メチル-1-フ
ェニルプロパン-1-オン、フェニルケトン等のアセトフ
ェノン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル等の
ベンゾインエーテル類、ベンゾフェノン、4-フェニル
ベンゾフェノン等のベンゾフェノン類、2-イソプロピ
ルチオキサントン、2,4-ジメチルチオキサントン等の
チオキサントン類、3-スルホニルアジド安息香酸、4-
スルホニルアジド安息香酸等のアジド類等を任意に用い
ることができる。
ングリコールジアクリレート、エチレングリコールジメ
タクリレート、オリゴエチレングリコールジアクリレー
ト、オリゴエチレングリコールジメタクリレート、アリ
ルメタリクレート、アリルアクリレート、ジアリルマレ
ート、トリアリルイソシアヌレート、マレイミド、フェ
ニルマレイミド、無水マレイン酸等を任意に用いること
ができる。
素を有する架橋剤としては、少なくとも2個の水素化ケ
イ素を有する化合物が用いられる。特にポリシロキサン
化合物またはポリシラン化合物が良い。ポリシロキサン
化合物としては(a−1)式もしくは(a−2)式で表
される線状ポリシロキサン化合物、または(a−3)式
で表される環状ポリシロキサン化合物がある。
てR11、R12、R13、R14、R15、R16、R17、R18お
よびR19は水素原子または炭素数1〜12のアルキル基
もしくはアルコキシ基を表し、qとrは整数を表す。r
≧2、q≧0、2≦q+r≦300である。アルキル基
としては、メチル基、エチル基などの低級アルキル基が
好ましい。アルコキシ基としては、メトキシ基、エトキ
シ基などの低級アルコキシ基が好ましい。
表される線状ポリシラン化合物が用いられる。
よびR24は水素原子または炭素数1〜12のアルキル基
もしくはアルコキシ基を表し、sとtは整数を表す。t
≧2、s≧0、2≦s+t≦100である。
パラジウム、白金などの遷移金属あるいはそれらの化合
物、錯体が挙げられる。また、過酸化物、アミン、ホス
フィンも用いられる。最も一般的な触媒はジクロロビス
(アセトニトリル)パラジウム(II)、クロロトリス
(トリフェニルホスフィン)ロジウム(I)、塩化白金
酸が挙げられる。
としては、反応性ケイ素基と水との反応によって架橋で
きるが、反応性を高めるには、ジブチルスズジラウレー
ト、ジブチルスズマレート、ジブチルスズジアセテー
ト、オクチル酸スズ、ジブチルスズアセチルアセトナー
ト等のスズ化合物、テトラブチルチタネート、テトラプ
ロピルチタネート等のチタン化合物、アルミニウムトリ
スアセチルアセトナート、アルミニウムトリスエチルア
セトアセテート、ジイソプロポキシアルミニウムエチル
アセトアセテート等のアルミニウム化合物などの有機金
属化合物、あるいは、ブチルアミン、オクチルアミン、
ラウリルアミン、ジブチルアミン、モノエタノールアミ
ン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジエ
チレントリアミン、トリエチレンテトラアミン、シクロ
ヘキシルアミン、ベンジルアミン、ジエチルアミノプロ
ピルアミン、グアニン、ジフェニルグアニン等のアミン
系化合物などを触媒として用いても良い。
としてはポリアミン類、酸無水物類などが用いられる。
ポリアミン類としては、ジエチレントリアミン、ジプロ
ピレントリアミン、トリエチレンテトラミン、テトラエ
チレンペンタミン、ジメチルアミノプロピルアミン、ジ
エチルアミノプロピルアミン、ジブチルアミノプロピル
アミン、ヘキサメチレンジアミン、N-アミノエチルピ
ペラジン、ビス-アミノプロピルピペラジン、トリメチ
ルヘキサメチレンジアミン、イソフタル酸ジヒドラジド
などの脂肪族ポリアミン、4,4'-ジアミノジフェニル
エーテル、ジアミノジフェニルスルホン、m-フェニレン
ジアミン、2,4-トルイレンジアミン、m-トルイレンジ
アミン、o-トルイレンジアミン、キシリレンジアミンな
どの芳香族ポリアミン等が挙げられる。その添加量はポ
リアミンの種類により異なるが、通常、可塑剤を除いた
組成物全体の0.1〜10重量%の範囲である。
水ドデセニルコハク酸、無水クロレンデック酸、無水フ
タル酸、無水ピロメリット酸、ヘキサヒドロ無水フタル
酸、メチルヘキサヒドロ無水フタル酸、テトラメチレン
無水マレイン酸、テトラヒドロ無水フタル酸、メチルテ
トラヒドロ無水フタル酸、無水トリメリット酸等が挙げ
られる。その添加量は酸無水物の種類により異なるが、
通常、可塑剤を除いた組成物全体の0.1〜10重量%
の範囲である。これらの架橋には促進剤を用いても良
く、ポリアミン類の架橋反応にはフェノール、クレゾー
ル、レゾルシン、ピロガロール、ノニルフェノール、
2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェノールな
どがあり、酸無水物類の架橋反応にはベンジルジメチル
アミン、2,4,6−トリス(ジメチルアミノメチル)フェ
ノール、2-(ジメチルアミノエチル)フェノール、ジメ
チルアニリン、2-エチル-4-メチルイミダゾールなど
がある。その添加量は促進剤により異なるが、通常、架
橋剤の0.1〜10重量%の範囲である。
しては、ポリアミン類、メルカプトイミダゾリン類、メ
ルカプトピリミジン類、チオウレア類、ポリメルカプタ
ン類等の架橋剤が用いられる。ポリアミン類としては、
トリエチレンテトラミン、ヘキサメチレンジアミン等が
挙げられる。メルカプトイミダゾリン類としては2-メ
ルカプトイミダゾリン、4-メチル-2-メルカプトイミ
ダゾリン等が挙げられる。メルカプトピリミジン類とし
ては2-メルカプトピリミジン、4,6-ジメチル-2-メ
ルカプトピリミジン等が挙げられる。チオウレア類とし
てはエチレンチオウレア、ジブチルチオウレアなどが挙
げられる。ポリメルカプタン類としては2-ジブチルア
ミノ-4,6-ジメチルカプト-s-トリアジン、2-フェニ
ルアミノ-4,6-ジメルカプトトリアジン等が挙げられ
る。架橋剤の添加量は架橋剤の種類により異なるが、通
常、可塑剤を除いた組成物全体の0.1〜30重量%の
範囲である。
としては、本発明のポリエーテル共重合体または該共重
合体の架橋体に可溶のものならば何でもよいが、以下に
挙げるものが好ましい。即ち、金属陽イオン、アンモニ
ウムイオン、アミジニウムイオン、およびグアニジウム
イオンから選ばれた陽イオンと、塩素イオン、臭素イオ
ン、ヨウ素イオン、過塩素酸イオン、チオシアン酸イオ
ン、テトラフルオロホウ素酸イオン、硝酸イオン、As
F6 -、PF6 -、ステアリルスルホン酸イオン、オクチル
スルホン酸イオン、ドデシルベンゼンスルホン酸イオ
ン、ナフタレンスルホン酸イオン、ドデシルナフタレン
スルホン酸イオン、7,7,8,8-テトラシアノ-p-キノ
ジメタンイオン、X1SO3 -、[(X1SO2)(X2SO2)
N]-、[(X1SO2)(X2SO2)(X3SO2)C]-、および
[(X1SO2)(X2SO2)YC]-から選ばれた陰イオンと
からなる化合物が挙げられる。但し、X1、X2、X3、
およびYは電子吸引性基である。更に好ましくはX1、
X2、およびX3は各々独立して炭素数が1〜6のパーフ
ルオロアルキル基またはパーフルオロアリール基であ
り、Yはニトロ基、ニトロソ基、カルボニル基、カルボ
キシル基、またはシアノ基である。X1、X2、およびX
3は各々同一であっても、異なっていてもよい。
を用いる事ができる。好ましくはMn、Fe、Co、N
i、Cu、ZnおよびAg金属から選ばれた金属の陽イ
オンが用いられる。又、Li、Na、K、Rb、Cs、
Mg、CaおよびBa金属から選ばれた金属の陽イオン
を用いても好ましい結果が得られる。電解質塩化合物と
して前述の化合物を2種類以上併用することは自由であ
る。
用量はポリエーテル共重合体の主鎖および側鎖を含めた
エーテルの酸素原子の総モル数に対する割合、即ちモル
比(電解質塩化合物のモル数)/(ポリエーテル共重合
体のエーテルの酸素原子の総モル数)の値は0.000
1〜5、好ましくは0.001〜0.5の範囲がよい。こ
の値が5を越えると加工性、成形性および得られた固体
電解質の機械的強度や柔軟性が低下し、さらにイオン伝
導性も低下する。
直鎖型もしくは分岐型のポリアルキレングリコールの誘
導体もしくは金属塩又は該誘導体の金属塩である。非プ
ロトン性有機溶媒としては、非プロトン性のエーテル類
及びエステル類が好ましい。具体的には、プロピレンカ
ーボネート、γ-ブチロラクトン、ブチレンカーボネー
ト、エチレンカーボネート、ジメチルカーボネート、エ
チルメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、1,
2-ジメトキシエタン、1,2-ジメトキプロパン、3-メ
チル-2-オキサゾリドン、テトラヒドロフラン、2-メ
チルテトラヒドロフラン、1,3-ジオキソラン、4,4-
メチル-1,3-ジオキソラン、tert-ブチルエーテル、is
o-ブチルエーテル、1,2-エトキシメトキシエタン、エ
チレングリコールジメチルエーテル、エチレングリコー
ルジエチルエーテル、トリエチレングリコールジメチル
エーテル、トリエチレングリコールジエチルエーテル、
テトラエチレングリコールジメチルエーテル、テトラエ
チレングリコールジエチルエーテル、エチレングライ
ム、エチレンジグライム、メチルテトラグライム、メチ
ルトリグライム、メチルジグライム、ギ酸メチル、酢酸
メチル、プロピオン酸メチル等が挙げられ、これらの2
種以上の混合物を用いても良い。
ト、γ-ブチロラクトン、ブチレンカーボネート、3-メ
チル-2-オキサゾリンである。又トリエチレングリコー
ルジメチルエーテル、トリエチレングリコールジエチル
エーテル、テトラエチレングリコールジメチルエーテ
ル、テトラエチレングリコールジエチルエーテルも特に
好ましい有機溶媒である。
コールの誘導体あるいは金属塩、又は該誘導体の金属塩
としては、数平均分子量が200〜5000のポリアル
キレングリコールから得られるものである。ポリアルキ
レングリコールとしてはポリエチレングリコール又はポ
リプロピレングリコール等が挙げられ、その誘導体とし
ては炭素数1〜8のアルキル基、炭素数3〜8のアルケ
ニル基を有するエステル誘導体又はエーテル誘導体があ
る。
チルエーテル、ジエチルエーテル、ジプロピルエーテ
ル、ジアリルエーテル等のジエーテル類、エステル誘導
体としてはポリアルキレングリコールジメタクリル酸エ
ステル(例えば、ポリエチレングリコールジメタクリル
酸エステル)、ポリアルキレングリコールジ酢酸エステ
ル(例えば、ポリエチレングリコールジ酢酸エステ
ル)、ポリアルキレングリコールジアクリル酸エステル
(例えば、ポリエチレングリコールジアクリル酸エステ
ル)等のジエステル類を挙げることができる。
のナトリウム、リチウム、ジアルキルアルミニウム塩等
を挙げることができる。誘導体の金属塩としては、モノ
メチルエーテル、モノエチルエーテル、モノプロピルエ
ーテル、モノブチルエーテル、モノヘキシルエーテル、
モノ-2-エチル-ヘキシルエーテル、モノアリルエーテル
等のモノエーテル類、及びモノ酢酸エステル、モノアク
リル酸エステル、モノメタクリル酸エステル等のモノエ
ステル類のナトリウム、リチウム、ジアルキルアルミニ
ウム塩(例えば、ジオクチルアルミニウム塩)等があ
る。ポリアルキレングリコール誘導体の金属塩の例は、
ポリエチレングリコールモノメチルエーテルのジオクチ
ルアルミニウム塩、ポリエチレングリコールモノエチル
エーテルのジオクチルアルミニウム塩、ポリエチレング
リコールモノアリルエーテルのジオクチルアルミニウム
塩である。使用するポリアルキレングリコールの数平均
分子量の更に好ましい範囲は200〜2000である。
ーテル共重合体100重量部に対して、0〜2000重
量部、好ましくは1〜2000重量部、例えば10〜1
000重量部、特に10〜500重量部である。
体、それ等から得られる架橋高分子固体電解質を使用す
る際に難燃性が必要な場合には、通常用いられる方法を
採用できる。即ち臭素化エポキシ化合物、テトラブロム
ビスフェノールA、塩素化パラフィン等のハロゲン化
物、三酸化アンチモン、五酸化アンチモン、水酸化アル
ミニウム、水酸化マグネシウム、リン酸エステル、ポリ
リン酸塩、及びホウ酸亜鉛から選択して有効量を添加す
る。
は特に制約はないが、通常ポリエーテル共重合体と電解
質塩化合物を機械的に混合するか、もしくは溶剤に溶解
させて混合した後、溶剤を除去し、架橋するか、又はポ
リエーテル共重合体を架橋した後電解質塩化合物を機械
的に混合するか、もしくは溶剤に溶解させて混合した後
溶剤を除去するなどの方法によって製造される。
ダー類、オープンロール、押出機などを任意に使用でき
る。溶剤を使用して製造する場合は各種極性溶媒、例え
ばテトラヒドロフラン、アセトン、アセトニトリル、ジ
メチルホルムアミド、ジメチルスルホキシド、ジオキサ
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、ト
ルエン、エチレングリコールジエチルエーテル等が単
独、或いは混合して用いられる。溶液の濃度は特に制限
はないが1〜50重量%が好ましい。
ジカル開始剤を利用して架橋する場合10℃〜200℃
の温度条件下1分〜20時間で架橋反応が終了する。ま
た、紫外線等のエネルギー線を利用する場合、一般には
増感剤が用いられる。通常、10℃〜150℃の温度条
件下0.1秒〜1時間で架橋反応が終了する。水素化ケ
イ素を有する架橋剤では10℃〜180℃の温度条件下
10分〜10時間で架橋反応が終了する。
応に用いられる水の量は、雰囲気中の湿気によっても容
易に起こるので特に制限されない。短時間冷水又は温水
浴に通すか、又はスチーム雰囲気にさらす事で架橋する
事もできる。反応性官能基としてエポキシ基を有する共
重合体の架橋反応にポリアミン又は酸無水物を利用した
場合、10〜200℃の温度の条件下10分〜20時間
で架橋反応が終了する。
体の架橋体は高分子固体電解質として有用な前駆体とな
る。本発明の架橋高分子固体電解質は機械的強度と柔軟
性に優れており、その性質を利用して大面積薄膜形状の
固体電解質が容易に得られる。例えば本発明の架橋高分
子固体電解質を用いた電池の作製が可能である。
ンガン複合酸化物、リチウム-バナジウム複合酸化物、
コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、コバルト置
換ニッケル酸リチウム、ポリアセン、ポリピレン、ポリ
アニリン、ポリフェニレン、ポリフェニレンサルファイ
ド、ポリフェニレンオキサイド、ポリピロール、ポリフ
ラン、ポリアズレン等がある。負極材料としてはリチウ
ムがグラファイトあるいはカーボンの層間に吸蔵された
層間化合物、リチウム金属、リチウム−鉛合金等があ
る。また高いイオン伝導性を利用してアルカリ金属イオ
ン、Cuイオン、Caイオン、及びMgイオン等の陽イ
オンのイオン電極の隔膜としての利用も考えられる。
置を備えた3つ口フラスコにトリブチル錫クロライド1
0g及びトリブチルホスフェート35gを入れ、窒素気
流下に撹拌しながら250℃で20分間加熱して留出物
を留去させ残留物として固体状の縮合物質を得た。以後
これを重合用触媒として使用した。
トルにより、ポリエーテル共重合体のモノマー換算組成
を求めた。ポリエーテル共重合体の分子量測定にはゲル
パーミエーションクロマトグラフィー測定を行い、標準
ポリスチレン換算により分子量を算出した。ゲルパーミ
エーションクロマトグラフィー測定は(株)島津製作所
の測定装置RID−6A、昭和電工(株)製カラムのシ
ョウデックスKD−807、KD−806、KD−80
6M及びKD−803、及び溶媒DMFを用いて60℃
で行った。
(株)製示差走査熱量計DSC8230Bを用い、窒素
雰囲気中、温度範囲−100〜80℃、昇温速度10℃
/minで測定した。導電率σの測定は30℃、1mm
Hg以下で72時間真空乾燥したフィルムを白金電極で
はさみ、電圧0.5V、周波数範囲5Hz〜13MHz
の交流法を用い、複素インピーダンス法により算出し
た。固体電解質フィルムの柔軟性は25℃に於いて厚さ
1mmのフィルムを180度に折り曲げた時の折損の有
無により評価した。
含まれない参考例である。) 内容量1Lのガラス製4つ口フラスコの内部を窒素置換
し、これに触媒として触媒の製造例で示した縮合物質3
00mgと水分10ppm以下に調整したアリルグリシジ
ルエーテル11gとプロピレンオキサイド51g及び溶
媒としてn−ヘキサン500gを仕込み、エチレンオキ
シド100gはプロピレンオキサイドの重合率をガスク
ロマトグラフィーで追跡しながら、逐次添加した。重合
反応はメタノールで停止した。デカンテーションにより
ポリマーを取り出した後、常圧下40℃で24時間、更
に減圧下45℃で10時間乾燥してポリマー154gを
得た。
℃、重量平均分子量は110万、融解熱量は5J/gで
あった。プロピレンオキサイドの成分は核磁気共鳴スペ
クトル測定、アリルグリシジルエーテルの成分はヨウ素
価の測定により求めた。この重合体のモノマー換算組成
分析結果は第1表のとおりである。
ルパーオキサイド0.015gをアセトニトリル5ml
に溶解し、モル比(電解質塩化合物のモル数)/(共重
合体のエーテルの酸素原子の総モル数)が0.05とな
るように過塩素酸リチウムを混合した。この混合液をポ
リテトラフルオロエチレン製モールド上にキャストして
乾燥した後、窒素雰囲気下150℃、3hr加熱してフ
ィルムを得た。本フィルムの導電率及び柔軟性について
の測定結果を第1表に示した。
よび操作により共重合を行った。得られたポリエーテル
共重合体1g、トリエチレングリコールジメタクリレー
ト0.05g、架橋剤ベンゾイルオキサイド0.015g
をアセトニトリル20mlに溶解し、モル比(電解質塩
化合物のモル数)/(共重合体のエーテルの酸素原子の
総モル数)が0.05となるようにリチウムビストリフ
ルオロメタンスルフォニルイミドを混合した後、窒素雰
囲気下100℃、3hr加熱してフィルムを得た。本フ
ィルムの導電率及び柔軟性についての測定結果を第1表
に示した。
よび操作により共重合を行った。得られたポリエーテル
共重合体1g、トリエチレングリコールジアクリレート
0.05g、増感剤2,2−ジメトキシ−1,2−ジフェ
ニルエタン−1−オン0.02gをアセトニトリル5m
lに溶解し、モル比(電解質塩化合物のモル数)/(共
重合体のエーテルの酸素原子の総モル数)が0.05と
なるように過塩素酸リチウムを混合した。この混合液を
ポリテトラフルオロエチレン製モールド上にキャストし
て乾燥した後、アルゴン雰囲気下で紫外線(30mW/cm2、3
60nm)を50℃で10分間照射してフィルムを得た。本
フィルムの導電率及び柔軟性についての測定結果を第1
表に示した。
よび操作により共重合を行った。得られたポリエーテル
共重合体1g、触媒ジブチルスズジラウレート5mgを
テトラヒドロフラン20mlに溶解し、水 10μlを
加えて15分間撹拌を行った。常圧下で溶媒を除去した
後、60℃で10時間乾燥して架橋体を得た。得られた
架橋体に過塩素酸リチウム100mgを含むテトラヒド
ロフラン溶液5mlを20時間で含浸させた後、170
℃、80kgw/cm2で10分間加熱、加圧し、フィルムを
得た。本フィルムの導電率及び柔軟性についての測定結
果を第1表に示した。
よび操作により共重合を行った。得られたポリエーテル
共重合体1g、及び無水マレイン酸 150mgをアセ
トニトリル10mlに溶解し、モル比(可溶性電解質塩
化合物のモル数)/(共重合体のエーテルの酸素原子の
総モル数)が0.05となるように過塩素酸リチウムの
テトラヒドロフラン溶液を混合した。この混合液をポリ
テトラフルオロエチレン製モールド上にキャストして乾
燥した後、150℃、20kgw/cm2で1時間加熱、加圧
し、フィルムを得た。本フィルムの導電率及び柔軟性に
ついての測定結果を第1表に示した。
テル共重合体を用いた。比較例1は、エチレンオキサイ
ドのみを重合した以外は実施例1と同様の方法でフィル
ム成形まで行った。比較例2及び5は実施例1と同様の
方法でフィルム成形を行った。比較例3及び4は実施例
2と同様の方法でフィルム成形を行った。結果を第2表
にまとめた。
る架橋高分子固体電解質のイオン導電性及び機械的特性
が優れていることは比較例と対比して明らかである。
5g、実施例3によって得られた共重合体7.5g、ジ
クミルパーオキサイド0.025g、LiBF40.65
g、アセトニトリル50mlをディスパーを用いて攪拌
下で混合してペーストを造った。このペーストをアルミ
箔上に塗布後乾燥を行い、アルミ箔上に正極物質を付着
させた。次いで窒素置換した温度150℃の乾燥機内で
3時間加熱することによって架橋させた。 2)電池の組立 Li箔(直径16mm、厚さ80μm)に実施例2又は3
で作製した高分子固体電解質膜、さらに上記正極を張り
合わせて電池を組立てた。これらの作業は全て乾燥アル
ゴン雰囲気のグローブボックス内で行った。 3)充放電試験 温度50℃、電流密度0.1mA/cm2 で4.2Vまで充
電し、3.0Vまで放電を行ったところ、活物質である
LiCoO2 1g当たり131mAhの放電容量を得
た。
(i): (H3COH2CH2CO)2HC‐CH2‐O‐CH(CH2OCH2CH2OCH3)2 (i) で表される分岐型ポリエーテル(可塑剤)0.4g、及
び架橋剤ベンゾイルパーオキサイド0.02gをアセトニト
リル5mlに溶解し、モル比(可溶性電解質塩化合物のモ
ル数)/(共重合体+可塑剤のエーテルの酸素原子の総
モル数)が0.05となるように過塩素酸リチウムを混
合した。この混合液をポリテトラフルオロエチレン製モ
ールド上にキャストして乾燥した後、窒素雰囲気下10
0℃、3hr加熱してフィルムを得た。次いでLi箔
(直径16mm、厚さ80μm)に上記の高分子固体電解
質膜、さらに上記正極を張り合わせて電池を組立てた。
これらの作業は全て乾燥アルゴン雰囲気のグローブボッ
クス内で行った。 3)充放電試験 温度23℃、電流密度0.1mA/cm2 で4.2Vまで充
電し、3.0Vまで放電を行ったところ、活物質である
LiCoO2 1g当たり130mAhの放電容量を得
た。
性、成形性、機械的強度、柔軟性や耐熱性などに優れて
おり、かつそのイオン伝導性は著しく改善されている。
したがって固体電池をはじめ、大容量コンデンサー、表
示素子、例えばエレクトロクロミックディスプレイなど
電子機器への応用、及びプラスチックの帯電防止剤とし
ての応用が期待される。
Claims (13)
- 【請求項1】 (I)ポリエーテル共重合体の架橋体、
(II)電解質塩化合物、ならびに(III)要すれば存在
する、非プロトン性有機溶媒、及び直鎖型または分岐型
のポリアルキレングリコールの誘導体からなる群から選
択された可塑剤からなる高分子固体電解質であって、 ポリエーテル共重合体が、 (A)プロピレンオキサイドから誘導される繰り返し単
位5〜25モル%、 (B)エチレンオキサイドから誘導される繰り返し単位
74〜94モル%、 (C)式(III−1)または式(III−2): 【化1】 【化2】 [式中、R1およびR2は反応性官能基含有基である。]
で示される単量体から誘導される繰り返し単位0.01
〜10モル%を有する重量平均分子量が105〜107で
あり、 ポリエーテル共重合体が、ランダム共重合体であり、ポ
リエーテル共重合体の架橋成分であるR1基およびR2基
の反応性を利用して架橋されている高分子固体電解質。 - 【請求項2】 繰り返し単位(C)における反応性官能
基が、(a)エチレン性不飽和基、(b)反応性ケイ素
基、(c)エポキシ基または(d)ハロゲン原子である
請求項1に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項3】 繰り返し単位(C)を形成するエチレン
性不飽和基を有する単量体が、アリルグリシジルエーテ
ル、4-ビニルシクロヘキシルグリシジルエーテル、α-
テルピニルグリシジルエーテル、シクロヘキセニルメチ
ルグリシジルエーテル、p-ビニルベンジルグリシジルエ
ーテル、アリルフェニルグリシジルエーテル、ビニルグ
リシジルエーテル、3,4-エポキシ-1-ブテン、3,4-
エポキシ-1-ペンテン、4,5-エポキシ-2-ペンテン、
1,2-エポキシ-5,9-シクロドデカジエン、3,4-エ
ポキシ-1-ビニルシクロヘキセン、1,2-エポキシ-5-
シクロオクテン、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸
グリシジル、ソルビン酸グリシジル、ケイ皮酸グリシジ
ル、クロトン酸グリシジル、グリシジル-4−ヘキセノ
エートである請求項2に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項4】 繰り返し単位(C)を形成する反応性ケ
イ素基を有する単量体は、3-グリシドキシプロピルト
リメトキシシラン、3-グリシドキシプロピルメチルジ
メトキシシラン、4-(1,2-エポキシ)ブチルトリメト
キシシラン、及び2-(3,4-エポキシシクロヘキシル)
エチルトリメトキシシランである請求項2に記載の高分
子固体電解質。 - 【請求項5】 繰り返し単位(C)を形成する2つのエ
ポキシ基を有する単量体が、2,3-エポキシプロピル-
2',3'-エポキシ-2'‐メチルプロピルエーテル、また
はエチレングリコール-2,3-エポキシプロピル-2',
3'-エポキシ-2'-メチルプロピルエーテルである請求
項2に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項6】 繰り返し単位(C)を形成するハロゲン
原子を有する単量体がエピクロロヒドリン、エピブロモ
ヒドリンまたはエピヨードヒドリンである請求項2に記
載の高分子固体電解質。 - 【請求項7】 電解質塩化合物(II)が金属陽イオン、
アンモニウムイオン、アミジニウムイオン、及びグアニ
ジウムイオンから選ばれた陽イオンと、塩素イオン、臭
素イオン、ヨウ素イオン、過塩素酸イオン、チオシアン
酸イオン、テトラフルオロホウ素イオン、硝酸イオン、
AsF6 -、PF6 -、ステアリルスルホン酸イオン、オク
チルスルホン酸イオン、ドデシルベンゼンスルホン酸イ
オン、ナフタレンスルホン酸イオン、ドデシルナフタレ
ンスルホン酸イオン、7,7,8,8-テトラシアノ-p-キ
ノジメタンイオン、X1SO3 -、[(X1SO2)(X2SO2)
N]-、[(X1SO2)(X2SO2)(X3SO2)C]-、及び
[(X1SO2)(X2SO2)YC]-(但し、X1、X2、X3、
及びYは電子吸引性基である。)から選ばれた陰イオン
とからなる化合物である請求項1に記載の高分子固体電
解質。 - 【請求項8】 X1、X2、及びX3は各々独立して炭素
数が1〜6のパーフルオロアルキル基又はパーフルオロ
アリール基であり、Yがニトロ基、ニトロソ基、カルボ
ニル基、カルボキシル基、又はシアノ基である請求項7
に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項9】 金属陽イオンがLi、Na、K、Rb、
Cs、Mg、Ca、Ba、Mn、Fe、Co、Ni、C
u、Zn、及びAgから選ばれた金属の陽イオンである
請求項7に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項10】 非プロトン性有機溶媒がエーテル類又
はエステル類から選ばれた非プロトン性有機溶媒である
請求項1に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項11】 ポリアルキレングリコールがポリエチ
レングリコール又はポリプロピレングリコールである請
求項1に記載の高分子固体電解質。 - 【請求項12】 ポリアルキレングリコールの誘導体が
エーテル誘導体又はエステル誘導体である請求項1に記
載の高分子固体電解質。 - 【請求項13】 請求項1に記載の高分子固体電解質、
正極及び負極を有してなる電池。
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