JP3467138B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3467138B2
JP3467138B2 JP33715895A JP33715895A JP3467138B2 JP 3467138 B2 JP3467138 B2 JP 3467138B2 JP 33715895 A JP33715895 A JP 33715895A JP 33715895 A JP33715895 A JP 33715895A JP 3467138 B2 JP3467138 B2 JP 3467138B2
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機,レーザ
プリンタ等の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機等の画像形成装置では、例えば特
開昭62−200365号公報に見られるように、操作
部の一部のモード(機能)設定キーを隠す開閉可能な隠
し扉を備え、その隠し扉が閉じているときには、上記モ
ード設定キーによるモードを予め定めた標準モード(デ
フォルトモード)に設定し、いくつかの基本となる限ら
れた機能を設定可能にし、その隠し扉が開いているとき
には、上記モード設定キーの操作に従って全ての機能を
設定可能にしたものが提案されている。
【0003】また、例えば特開平1−120572号公
報に見られるように、液晶,蛍光表示管等による表示素
子を用いて転写紙の給紙カセット情報等の複写動作に関
する機能を表示する表示器と、その表示面上に透明シー
ト状のマトリクスタッチスイッチとして重ねられ、表面
がタッチされた時にそのタッチ位置を検知するタッチパ
ネルとを備え、その検知位置に応じた機能を設定するよ
うにしたものも提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前者の隠し扉を用いた
方式の画像形成装置では、隠し扉の開閉により、基本的
なキーだけを使用可能にしていくつかの基本となる限ら
れた機能を設定可能にしたり、あるいは全てのキーを使
用可能にして全ての機能を設定可能にするため、画像形
成内容やユーザ(オペレータ)の習熟度に合った機能設
定が可能になるが、そのためにはユーザが隠し扉を手で
開閉しなければならない。
【0005】後者の液晶,蛍光表示管等による表示素子
を用いた表示器にタッチパネルを重ねた方式の画像形成
装置では、ハードキー等による入力及びLED等による
表示の制約がある方式に対し、任意にキーを配置できる
ため多彩な機能設定の実現が可能になるが、そのために
操作部が複雑になり、基本的な機能だけを使用したコピ
ーをとる際やコピーにあまり慣れていないユーザに対し
てはその複雑さが負担になってしまう。また、操作を簡
単にするために指定できる項目を少なくすると、当然の
ごとく使用できる機能の数が減ってしまう。
【0006】この発明は上記の点に鑑みてなされたもの
であり、操作部の一部の機能設定キーを隠す開閉可能な
隠し扉を使用することなく、画像形成内容やユーザの習
熟度に合った機能設定を行なえるようにすることを目的
とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、図1の機能
ブロック図に示すように、液晶,蛍光表示管等による表
示素子を用いて設定された転写紙の給紙カセット情報等
のコピー動作に関する機能の情報を表示する表示手段H
と、その表示面上に透明シート状のマトリクスタッチス
イッチとして重ねられ、表面がタッチされた時にそのタ
ッチ位置を検知するタッチ位置検知手段Iと、その検知
位置に応じた機能を設定する機能設定手段Jとを備えた
画像形成装置において、それぞれ上記の目的を達成する
ため次の各手段を設けたことを特徴とする。
【0008】請求項1の発明は、表示手段Hにいくつか
の基本となる限られた機能を設定可能にする簡易画面と
その簡易画面で設定可能な機能を含む全ての機能を設定
可能な標準画面とを表示させる画面表示制御手段Kと、
その簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段L
、該手段Lによって簡易画面から標準画面に切り換え
られる際に、簡易画面で設定された機能を標準画面に継
承する手段とを設けたものである。
【0009】
【0010】
【0011】請求項の発明は、表示手段Hにいくつか
の基本となる限られた機能を設定可能にする簡易画面と
その簡易画面で設定可能な機能を含む全ての機能を設定
可能な標準画面とを表示させる画面表示制御手段Kと、
その簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段L
と、ユーザを識別するためのユーザコードを設定する手
段と、該手段によって設定された各ユーザコード毎に簡
易画面又は標準画面のいずれか一方の表示画面を設定す
る手段と、上記設定された各ユーザコードのいずれかと
一致するユーザコードが入力された場合にのみこの画像
形成装置の使用を許可し、そのユーザコードに対して設
定された表示画面を初期画面として表示手段H上に表示
させる手段と、上記設定された各ユーザコード毎に標準
画面の使用可否を設定する使用可否設定手段と、表示手
段Hに初期画面が表示された後、上記入力されたユーザ
コードに対して標準画面が使用不可と設定されている場
合には、画面切換手段Lによる簡易画面から標準画面へ
の切り換えを禁止する手段とを設けたものである。
【0012】請求項の発明は、表示手段Hにいくつか
の基本となる限られた機能を設定可能にする簡易画面と
その簡易画面で設定可能な機能を含む全ての機能を設定
可能な標準画面とを表示させる画面表示制御手段Kと、
その簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段L
と、機能設定手段Jによって設定された機能を簡易画面
及び標準画面毎に登録する機能登録手段と、それによっ
て登録された機能を簡易画面及び標準画面毎に呼び出す
機能呼出手段と、それによって呼び出された機能を機能
設定手段Jに設定させる手段とを設けたものである。
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】請求項4の発明は、表示手段Hにいくつか
の基本となる限られた機能を設定可能にする簡易画面と
その簡易画面で設定可能な機能を含む全ての機能を設定
可能な標準画面とを表示させる画面表示制御手段Kと、
その簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段L
と、該手段Lによって標準画面から簡易画面に切り換え
られたとき、標準画面でのみ設定可能な機能が設定され
ていると、その機能をそのまま保持する手段を設けた
ものである。
【0019】請求項の発明は、請求項記載の画像形
成装置において、画面切換手段Lによって標準画面から
簡易画面に切り換えられたとき、標準画面でのみ設定可
能な機能が設定されていると、簡易画面にない機能が設
定されていることをユーザに知らせるための情報を簡易
画面内に表示する手段を設けたものである。
【0020】この発明の画像形成装置は、いくつかの基
本となる限られた機能を設定可能にする簡易画面とその
簡易画面で設定可能な機能を含む全ての機能を設定可能
な標準画面をソフト的に切り換えるので、操作部の一部
の機能設定キーを隠す開閉可能な隠し扉を使用せずに、
画像形成内容やユーザの習熟度に合った機能設定を行な
える。また、簡易画面から標準画面に切り換える際に、
簡易画面で設定された機能を標準画面に継承するので、
その基本的な機能を再設定する手間を省くこともでき、
操作性が向上する。
【0021】
【0022】なお、ユーザを識別するためのユーザコー
ドを設定する手段と、その設定された各ユーザコード毎
に簡易画面又は標準画面のいずれか一方の表示画面を設
定する手段を設け、その設定された各ユーザコードのい
ずれかと一致するユーザコードが入力された場合にのみ
この画像形成装置の使用を許可し、そのユーザコードに
対して設定された表示画面を初期画面として表示手段H
に表示するようにすれば、各ユーザによる表示画面の切
り換え操作を省くこともでき、操作性が向上する。
【0023】この場合、上記設定された各ユーザコード
毎に標準画面の使用可否も設定する手段を設け、表示手
段Hに初期画面を表示した後、上記入力されたユーザコ
ードに対して標準画面が使用不可と設定されている場合
には、簡易画面から標準画面への切り換えを禁止するよ
うにすれば、ユーザ毎の差別化を図ることもできる。機
能設定手段Jによって設定された機能を簡易画面及び標
準画面毎に登録する機能登録手段と、その登録された機
能を簡易画面及び標準画面毎に呼び出す機能呼出手段と
を設け、機能呼出手段により呼び出された機能を設定す
るようにすれば、不要な機能による画像形成不良の発生
を防止することもできる。
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】標準画面から簡易画面に切り換えられたと
き、標準画面でのみ設定可能な機能が設定されている
と、その機能をそのまま保持するようにすれば、その設
定中にユーザが上記切り換え用の操作を誤って行なって
しまった場合でも、その後標準画面に戻した時に元の機
能に設定し直す手間を省くこともでき、操作性が向上す
る。
【0030】さらに、標準画面から簡易画面に切り換え
られたとき、標準画面でのみ設定可能な機能が設定され
ていると、簡易画面にない機能が設定されていることを
ユーザに知らせるための情報を簡易画面内に表示するよ
うにすれば、ユーザはそれを見て簡易画面にない機能を
削除するための操作を行なうことにより、不要な機能に
よる画像形成不良の発生を防止することもでき、より操
作性が向上する。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態を図面
に基づいて具体的に説明する。図2はこの発明の一実施
形態であるデジタル複写機の内部構成を示す図、図3は
その光書込部の平面図である。このデジタル複写機は、
図2に示すように複写機本体A,自動原稿給送装置B,
ソータC,両面用反転ユニットDの4つのユニットから
構成されている。
【0032】〈複写機本体〉そのうち、複写機本体Aは
スキャナ部,光書込部,感光体部,現像部並びに搬送部
を備えている。ここで、以上各部の構成及び動作などに
ついて具体的に説明する。
【0033】(1)スキャナ部 スキャナ部15は、反射鏡1,光源3,第1ミラー2を
装備して一定の速度で移動する第1スキャナと、第2ミ
ラー4並びに第3ミラー5を装備して第1スキャナの1
/2の速度でその第1スキャナに追従して移動する第2
スキャナとを有している。
【0034】この第1スキャナ及び第2スキャナにより
コンタクトガラス9上の図示しない原稿を光学的に走査
し、その反射像を色フィルタ6を介してレンズ7に導
き、一次元固体撮像素子8上で結像される。光源3には
蛍光灯やハロゲンランプなどが使用されており、波長が
安定していて寿命が長いなどの理由から一般に蛍光灯が
使用されている。この実施例では1本の光源3に反射鏡
1が取付けられているが、2本以上の光源を使用しても
よい。
【0035】一次元固体撮像素子8は一定のサンプリン
グクロックをもっているため、光源3はそれより高い周
波数で点灯しないと画像に悪影響を与える。一次元固体
撮像素子8としては、一般にCCDイメージセンサが用
いられる。この一次元固体撮像素子8で読み取った画像
信号はアナログ値であるので、A/D変換され、画像処
理基板10の回路によって種々の画像処理(2値化,多
値化,階調処理,変倍処理,編集など)が施され、スポ
ットの集合としてデジタル信号に変えられる。
【0036】カラーの画像情報を得るために、この実施
例では、原稿からCCDイメージセンサ8に導かれる光
路途中に、必要色の情報だけを透過する色フィルタ6が
出し入れ可能に配置されている。原稿の走査に合わせて
色フィルタ6の出し入れを行ない、その都度多重転写,
両面コピーなどの機能を働かせることにより、多種多様
のコピーが作成できるようになっている。
【0037】(2)光書込部 画像処理後の画像情報は、光書込部16によってレーザ
光のラスタ走査にて光の点の集合の形で感光体ドラム4
0上に書き込まれる。レーザ光源としては、従来は一般
にHe−Neレーザが使用されていた。このHe−Ne
レーザの波長は633nmで、従来の複写機感光体の感
度とよく合うために用いられてきたが、レーザ光源自体
が非常に高価であることと、直接に変調ができないため
装置が複雑になるなどの問題点を有している。
【0038】近年、感光体の長波長域での高感度化によ
り、安価で直接に変調ができる半導体レーザが使用され
るようになった。この実施例においてもこの半導体レー
ザを使用している。この光書込部16において、図3に
示すように、筐体31に取り付けられた半導体レーザ2
0から発せられたレーザ光が、コリメートレンズ21で
平行な光束に変えられ、アパーチャ32により一定の形
状の光束に整形される。
【0039】整形されたレーザ光は、第1シリンダレン
ズ22により副走査方向に圧縮された形でポリゴンミラ
ー24に入射する。このポリゴンミラー24は正確な多
角形をしており、ポリゴンモータ25(図2参照)によ
り一定方向に一定の速度で回転している。この回転速度
は、感光体ドラム40の回転速度と書き込み密度とポリ
ゴンミラー24の面数によって決定される。
【0040】ポリゴンミラー24に入射されたレーザ光
は、その反射光がポリゴンミラー24の回転によって偏
向される。その偏向されたレーザ光はfθレンズ26
a,26b,26cに順次入射する。その各fθレンズ
は角速度一定の走査光を感光体ドラム40で等速走査す
るように変換して、感光体ドラム40上で最小光点とな
るように結像し、さらに面倒れ補正機構も有している。
【0041】fθレンズ26a,26b,26cを通過
したレーザ光は、画像領域外で同期検知ミラー29によ
り同期検知センサ30に導かれ、主走査方向の頭出し信
号を出す同期信号が出てから一定時間後に画像データが
1ライン分出力され、以下これを繰り返すことにより1
つの画像を形成することになる。
【0042】(3)感光体部 図2に示す感光体ドラム40の周面には感光層が形成さ
れている。半導体レーザ(波長780nm)に対して感度
のある感光層としてOPC(有機感光体),α−Si,S
e−Te等が知られているが、この実施例ではOPCを
使用している。一般にレーザ書き込みの場合、画像部に
光を当てるネガ/ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光
を当てるポジ/ポジ(P/P)プロセスの2通りがあり、
この実施例では前者のネガ/ポジプロセスを採用してい
る。
【0043】帯電チャージャ41は感光体側にグリッド
を有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム40
の表面を均一に(−)帯電し、画像部にレーザ光を照射
してその部分の電位を落とす。それにより感光体ドラム
40表面の地肌部が−750〜−800V,画像部が−
500V程度の電位となって、感光体ドラム40の表面
に静電潜像が形成される。これを現像装置42a及び4
2bでそれぞれの現像ローラに−500〜−600Vの
バイアス電圧を与え、(−)に帯電したトナーを付着し
て顕像化する。
【0044】(4)現像部 このデジタル複写機本体Aの現像部は、主現像装置42
aと副現像装置42bの2つの現像装置を備えている。
そして、黒一色の場合は、副現像装置42bとそのトナ
ー補給装置43bを取り外すようになっている。
【0045】現像装置を2つ有するこの実施形態では、
主現像装置42aとペアになるトナー補給装置43aに
黒トナーを入れ、副現像装置42bとペアになるトナー
補給装置43bにカラートナーを入れることにより、1
色の現像中には他色の現像装置の主極位置を変えるなど
して選択的に現像を行なう。この現像を用い、スキャナ
の色フィルタ6の切り換えによる色情報の読み取り、さ
らに紙搬送系の多重転写、両面複写機能等を組み合わせ
ることによって多機能なカラーコピー、カラー編集が可
能となる。
【0046】3色以上の現像は、感光体ドラム40の周
囲に3つ以上の現像装置を並べる方法、3つ以上の現像
装置を回転して切り換えるレボルバー方式などによって
達成できる。現像装置42a及び42bでそれぞれ顕像
化された画像は、感光体ドラム40の回転に同期して送
られた転写紙(用紙)上にその裏面から転写チャージャ
44により(+)のチャージがかけられて転写される。
【0047】画像が転写された転写紙は、転写チャージ
ャ44と一体に保持されている分離チャージャ45によ
り交流除電されて、分離爪46によって感光体ドラム4
0から分離される。転写紙に転写されずに感光体ドラム
40上に残ったトナーは、クリーニングブレード47に
より感光体ドラム40からかき落とされ、付属のタンク
48に回収される。さらに、感光体ドラム40上に残っ
ている電位のパターンは、除電ランプ49からの照射光
により消去される。
【0048】(5)搬送部 デジタル複写機本体Aにはそれぞれ異なるサイズの転写
紙を収納し得る給紙カセット60a,60b,60cが
着脱自在に装着されている。その各給紙カセット60
a,60b,60cのいずれかが選択され、図示しない
スタートボタンが押されると、選択された給紙カセット
の近傍に配置されている給紙コロ61(61a,61
b,61c)が回転を始めて上記給紙カセット内の最上
位の転写紙が給紙され、その先端がレジストローラ62
に突き当たる位置で停止する。
【0049】レジストローラ62はこの時回転していな
いが、感光体ドラム40に形成された画像の位置とタイ
ミングをとって回転を開始し、感光体ドラム40の周面
に対して転写紙を送る。その転写紙は、転写部でトナー
像が転写された後、分離搬送部63にて吸引搬送され
て、ヒートローラ64と加圧ローラ65の対からなる定
着ローラによって転写されたトナー像が転写紙上に熱定
着される。
【0050】定着後の転写紙は、通常のコピー時には切
換爪67により排紙コロ66を介してソータC側の排紙
口へ導かれ、また多重コピー時には切換爪68,69に
より進路方向を変えられ、ソータC側に排出されること
なく下側の再給紙ループ72を通過して再度画像転写部
へ給送される。両面コピーの場合には、複写機本体Aの
みで行なう場合と両面用反転ユニットDを使用する場合
の2通りがあるが、ここでは前者の場合について説明す
る。
【0051】切換爪67により下方に導かれた転写紙は
さらに切換爪68により下方に導かれ、次の切換爪69
により再給紙ループ72よりさらに下の両面トレイ70
へ導かれる。その後、その転写紙はローラ71の逆回転
によって搬送方向が反転し、切換爪69の切り換えによ
って再給紙ループ72へ導かれて、再び画像転写部へ給
送される。
【0052】〈自動原稿給送装置〉自動原稿給送装置B
は、原稿を1枚ずつコンタクトガラス9上へ導き、コピ
ー後に排出する動作を自動的に行なうものである。原稿
給紙台100に載置された原稿の積層体は、サイドガイ
ド101によって原稿の幅方向が揃えられる。その原稿
は、給送コロ104により1枚ずつ分離して給送され、
搬送ベルト102の回動でコンタクトガラス9上の所定
位置まで運ばれて、位置決めされる。
【0053】所定枚数のコピーが終了すると、原稿は再
度搬送ベルト102の回動により搬送されて排紙トレイ
103上へ排紙される。なお、サイドガイド101の位
置と原稿の送り時間をカウントすることにより、原稿サ
イズの検知を行なうことができる。
【0054】〈ソータ〉ソータCは、複写機本体Aから
排紙されたコピー紙を、例えばページ順,ページ毎,あ
るいは予め設定されたビン111a〜111xに選択的
に排紙する装置であり、モータ110によって回転駆動
する複数のローラにより送られてくるコピー紙を、各ビ
ン111の入口付近に配置している爪の切り換えによ
り、選択されたビン111へ排紙する。
【0055】〈両面反転ユニット〉複写機本体Aは1枚
毎の両面コピーしかできないが、この両面用反転ユニッ
トDを付設することにより、まとめて両面コピーをする
ことが可能である。複数枚まとめて両面コピーをとる
時、切換爪67によって下方に導かれた転写紙は次の切
換爪68によって両面用反転ユニットDへ送られる。
【0056】この両面用反転ユニットDに入った転写紙
は、排紙ローラ120によって搬送されてトレイ123
上に集積される。その際、送りローラ121及び側面揃
えガイド122により転写紙の縦,横が揃えられる。ト
レイ123上に集積された転写紙は、裏面コピー時に再
給紙コロ124により再給紙され、この時切換爪69に
よって直接再給紙ループ72へ導かれる。なお、図2及
び図3において、23は防音ガラス,27はミラー,2
8は防塵ガラス,73はメインモータ,74はファンモ
ータである。
【0057】〈制 御 部〉次に、このデジタル複写機
の制御系について、図4以降を参照して具体的に説明す
る。図4及び図5は、このデジタル複写機全体の制御部
の概略構成を示すブロック図であり、図示の都合上2つ
の図に分割して示している。
【0058】複写機本体Aの制御ユニットは2個のCP
U130及び131を備えており、それぞれシーケンス
関係及びオペレーション関係の制御を分担して行なって
いる。この各CPU130及び131は、互いにシリア
ルインタフェース(RS−232C)によって接続され
ている。まず、シーケンス制御について説明する。
【0059】シーケンス制御用のCPU130には、メ
インのCPU131の他に、紙サイズセンサ,排紙検知
やレジスト検知等のその他のセンサ,ディップスイッチ
等のセンサ・スイッチ類と、高圧電源ユニットと、リレ
ー,ソレノイド,モータ等の各ドライバと、レーザビー
ムスキャナユニット(光書込部)16と、画像制御回路
132と、ソータユニット(ソータ)C及び両面ユニッ
ト(両面反転ユニツト)Dの各外部ユニット等が、それ
ぞれI/Oやタイマカウンタ等を介して接続されてい
る。
【0060】センサ関係では、図2に示した給紙カセッ
ト60a,60b,60cにそれぞれ収納されている転
写紙のサイズ及び向きを検知して、その結果に応じた電
気信号を出力する紙サイズセンサ,レジスト検知や排紙
検知等の転写紙搬送に関するセンサ,オイルエンドやト
ナーエンド等サプライの有無を検知するセンサ,並びに
ドアオープンやヒューズ切れなど機械の異常を検知する
センサなどがあり、それらから出力される電圧信号がI
/O等を介してCPU130に入力される。
【0061】高圧電源ユニットは、図2に示した帯電チ
ャージャ41,転写チャージャ44,分離チャージャ4
5の各チャージャや現像バイアス電極にそれぞれ所定の
高圧電力を印加する。ドライバ関係は、給紙クラッチ,
レジストクラッチ,カウンタ,メインモータ73(図2
参照)等のモータ,トナー補給ソレノイド,パワーリレ
ー,定着ヒータなどがある。
【0062】両面ユニットDでは、転写紙の幅を揃える
ためのモータ,給紙クラッチ,搬送経路を変更するため
のサイドフェンスのホームポジョンセンサ,転写紙の搬
送に関するセンサなどがある。ソータユニットCは複写
機本体Aとシリアルインタフェースで接続されており、
シーケンスからの信号により所定のタイミングで転写紙
を搬送して、各ビンに排出させている。
【0063】シーケンス制御用のCPU130は、アナ
ログ入力として定着部の近傍に設置されているサーミス
タからの入力,レーザダイオードのモニタ入力,レーザ
ダイオードの基準電圧信号等を入力し、例えば上記サー
ミスタからの入力によって、上記定着部の温度が一定に
なるようにオン/オフ制御を行なう。レーザダイオード
の発光パワーを一定にするための調整機構として、A/
DコンバータとCPUのアナログ入力が使用されてい
る。これは予め設定された基準電圧(この電圧はレーザ
ダイオードが3mWとなるように設定する)に、レーザ
ダイオードが点灯した時のモニタ電圧が一致するように
制御されている。
【0064】また、シーケンス制御用のCPU130
は、スキャナ部15から送られてくる後述するトナー消
費量算出データに基づいて、トナー補給ソレノイドのオ
ン/オフ制御を司る。画像制御回路132では、マスキ
ング,トリミング,イレースなどのタイミング信号を発
生したり、レーザダイオードのON信号をカウントし、
レーザダイオードにビデオ信号(VDATA0〜3)を
与えている。
【0065】ゲートアレイ134は、スキャナ部15か
ら送られてくる2値データDATA1,2及び16値
(多値)データDATA10〜13,DATA20〜2
3の各画像データを、レーザビームスキャナユニット1
6からの同期信号PMSYNCに同期させ、さらに画像
書き出し信号FGATEに同期した4ビット・シリアル
の信号(ODATA0〜3)に変換して画像制御回路1
32に出力する。
【0066】なお、2値データDATA1,DATA2
はそれぞれ奇数番目及び偶数番目の各画素(ドット)に
対応した1ビットずつのデータであり、その各データを
まとめて2ビットのパラレルデータとしている。また、
16値データDATA10〜13,DATA20〜23
も同様にそれぞれ奇数番目及び偶数番目の各画素に対応
した4ビットずつのデータであり、その各データをまと
めて8ビットのパラレルデータとしている。
【0067】次に、オペレーション関係の制御について
説明する。メインのCPU131は、複数のシリアルポ
ートとカレンダーIC135を制御する。複数のシリア
ルポートにはシーケンス制御用のCPU130の他に、
操作部ユニット136,スキャナ部15,ファックス送
受信部(FAX)137,インタフェースユニット13
8,CGカード139,エディタ140などが接続され
ている。
【0068】操作部ユニット136には、操作者による
入力用キー及び複写機の状態を表示する表示器等を有
し、キー入力情報をメインのCPU131へシリアル送
信し、そのCPU131からのシリアル受信により表示
器を点灯する。スキャナ部15は画像処理及び画像読み
取りに関する情報をシリアル送信し、ファックス送受信
部137及びインタフェースユニット138とは、予め
設定されている情報内容をCPU131とやりとりす
る。
【0069】カレンダーIC135は日付及び時間を記
憶しており、この情報に基づいて装置のオン/オフ制御
を行なうことも可能である。CG(キャラクタゼネレー
タ)カード(フォントカード)139は、コードデータ
ファイルに対応するフォントデータを外部から供給する
場合に使用する着脱可能なメモリカードである。フォン
トデータとしては、アウトラインフォントあるいはビッ
トマップフォントがある。
【0070】エディタ140は編集機能を入力するユニ
ットであり、操作者によって入力された画像編集データ
(マスキング,トリミング,イメージシフト等)をメイ
ンのCPU131へシリアル送信する。
【0071】図6は、図4の操作部ユニット136の外
観例を示す正面図である。この操作部ユニット136
は、スタートキー231,テンキー232,クリア/ス
トップキー240,モードクリア・予熱/タイマキー2
33,割り込みキー234,ガイダンスキー235,プ
ログラムキー236,画面切換キー237,輝度調整つ
まみ238,及び液晶表示器(以下「LCD」という)
239を備えている。
【0072】スタートキー231は、コピー動作をスタ
ートさせるときに使用する。テンキー232は、コピー
枚数等の設定を行なうときに使用する。クリア/ストッ
プキー240は、設定されているコピー枚数(部数)を
クリアしたり、コピー動作をストップさせたりするため
のキーである。
【0073】モードクリア・予熱/タイマキー233
は、設定されているコピー動作に関する機能(以下単に
「機能」という)の取り消しや、予熱モードの設定(一
定時間以上の連続押下によって設定可能)を行なうとき
に使用する。なお、機能とはコピー枚数,転写紙サイ
ズ,画像濃度,あるいは変倍モード等の各種コピーモー
ドを指すものとする。
【0074】割り込みキー234は、コピー動作中に割
り込み、別の原稿のコピーを行なうときに使用する。ガ
イダンスキー235は、機能の説明や操作の仕方を表示
するモードへ移行するときに使用する。プログラムキー
236は、よく使用するコピーモードの登録や呼び出し
を行なうときに使用する。
【0075】画面切換キー237は、いくつかの基本と
なる機能を設定可能にする簡易画面とそこで設定可能な
機能を含む全ての機能を設定可能な標準画面の切り換え
を行なうときに使用する。輝度調整つまみ238は、L
CD239の画面の明るさを調整するときに使用する。
【0076】LCD239は、液晶(LCD)による表
示素子を用いて転写紙の給紙カセット情報(転写紙サイ
ズ)等の機能を示す情報を表示することができる。な
お、LCD239の代わりに、蛍光表示管等の他の表示
素子を用いた表示手段を使用してもよい。
【0077】図7は、操作部ユニット136の制御系の
一例を示すブロック構成図である。この操作部ユニット
136は、図6に示したスタートキー231等からなる
ハードキー群241,LCD239の他に、タッチパネ
ル242と、CPU243,アドレスラッチ244,R
OM245,リセット回路246,アドレスデコーダ2
47,LEDドライバ248,光トランシーバ249,
LCDコントローラ250,ROM251,及びRAM
252等からなる制御部とを備えている。
【0078】タッチパネル242は、LCD239の表
示面上に透明シート状のマトリクスタッチスイッチとし
て重ねられ、表面がタッチされた時にそのタッチ位置を
検知し、その位置情報をLCDコントローラ250へ出
力する。CPU243は、この操作部ユニット136全
体を統括的に制御する中央処理装置である。
【0079】アドレスラッチ244は、CPU243か
ら入力されるアドレスをラッチして出力する。ROM2
45は、CPU243に各種処理を実行させるためのプ
ログラムを含む各種固定データを格納している。リセッ
ト回路246は、アドレスデコーダ247から所定信号
が入力された時にCPU243へリセット信号を出力す
る。
【0080】アドレスデコーダ247は、アドレスラッ
チ244からのアドレスをデコードして各部への信号
(チップセレクト信号等)を生成する。LEDドライバ
248は、アドレスデコーダ247からの信号に応じて
ハードキー群241中の所定キー(例えばスタートキー
231)に埋設されたLEDをON/OFFする。
【0081】光トランシーバ249はCPU243に接
続されており、外部(複写機本体A)とシリアル通信を
行なう。LCDコントローラ250は、LCD239の
表示制御を司る。ROM251は、LCDコントローラ
250に表示制御を行なわせるためのプログラムを含む
各種固定データを格納している。
【0082】RAM252は、LCDコントローラ25
0が表示制御を行なう際に使用するワークメモリや、L
CD239に表示すべき画像データを格納するビデオメ
モリとして使用する。なお、図4に示したメインのCP
U131及び図7に示した操作部ユニット136が、図
1に示した表示手段H,タッチ位置検知手段I,機能設
定手段J,画面表示制御手段K,及び画面切換手段Lと
しての機能を果たす。
【0083】図8は、LCD239に表示される簡易画
面の一例を示す図である。この簡易画面において、26
0は「コピーできます」「お待ちください」等のメッセ
ージを表示するメッセージエリア、261はコピー倍率
を表示する倍率表示エリア、262は上段に設定(セッ
ト)されたコピー枚数,下段に実際にコピーした枚数を
それぞれ表示する枚数表示部である。
【0084】また、263は画像濃度を自動的に調整す
る処理を指定するための自動濃度キー、264は転写紙
を自動的に選択する処理を指定するための自動用紙選択
キー,265は等倍コピーを指定するための等倍キー,
266は縮小コピーを指定するための縮小キー,267
は拡大コピーを指定するための拡大キーである。なお、
簡易画面においては関連する他の画面への切り換えは行
なわれない。
【0085】図9は、LCD239に表示される標準画
面の一例を示す図であり、図8と同じ部分には同一符号
を付してそれらの説明を省略する。この標準画面におい
て、268は読み取り画像データに対して転写紙サイズ
に合わせて自動的に拡大/縮小処理を行なう処理を指定
するための用紙指定変倍キーである。
【0086】さらに、269はコピー紙を一部ずつペー
ジ順に揃える処理を指定するためのソートキー、270
はコピー紙をページ毎に仕分けする処理を指定するため
のスタックキー、271はソート処理されたものを一部
ずつ綴じる処理を指定するためのステープルキー、27
2は特殊原稿送りキー、273は変倍キー、274は両
面/ページ連写キー、275は消去/移動キー、276
は表紙/合紙キーである。
【0087】次に、標準画面で両面モードを設定する場
合のユーザによる操作手順と複写機の制御部による処理
について、図10〜図20を参照して説明する。図6に
示した操作部ユニット136のパネルLCD239上に
図9に示した標準画面が表示されている時に、ユーザが
その両面/ページ連写キー274を押下すると、制御部
はLCD239上の表示画面を図10に示す両面モード
(片面→両面)設定画面に切り換える。
【0088】そして、この両面モード設定画面の表示時
に、ユーザがその画面上の偶数枚キー281を押下した
後終了キー285を押下すると、制御部は片面→両面モ
ード(偶数枚原稿)を設定し、LCD239上の表示画
面を図11に示す画面に切り換え、ここでユーザが図6
のスタートキー231を押下すると、制御部はコピー動
作をスタートさせ、LCD239上の表示画面を図12
に示す画面に切り換える。
【0089】両面モード設定画面の表示時に、ユーザが
その画面上の奇数枚キー282を押下した後終了キー2
85を押下すると、制御部は片面→両面モード(奇数枚
原稿)を設定し、LCD239上の表示画面を図13に
示す画面に切り換え、ここでユーザがスタートキー23
1を押下すると、制御部はコピー動作をスタートさせ、
LCD239上の表示画面を図14に示す画面に切り換
える。
【0090】両面モード設定画面の表示時に、ユーザが
両面モード設定画面上の両面→両面キー283を押下し
た後終了キー285を押下すると、制御部は両面→両面
モードを設定し、LCD239上の表示画面を図15に
示す画面に切り換え、ここでユーザがスタートキー23
1を押下すると、制御部はコピー動作をスタートさせ、
LCD239上の表示画面を図16に示す画面に切り換
える。
【0091】両面モード設定画面の表示時に、ユーザが
両面モード設定画面上の自動カウントキー284を押下
した後終了キー285を押下すると、制御部はLCD2
39上の表示画面を図17に示す画面に切り換え、ここ
でユーザがその画面上のカウントスタートキー286を
押下すると、図2に示した原稿給紙台100に原稿がセ
ットされていれば、制御部はLCD239上の表示画面
を図18に示す画面に切り換えると共に、その原稿を1
枚ずつ給送してその枚数をカウントする。
【0092】そして、原稿枚数のカウントが終了する
と、LCD239上の表示画面を図19に示す画面(こ
の場合のカウント値nは「17」である)に切り換え、
ここでユーザがその画面上の終了キー287を押下する
ことにより、制御部は片面→両面モード(原稿n枚)を
設定し、LCD239上の表示画面を図20に示す画面
に切り換える。
【0093】図21は、この複写機の制御部による通常
の画面切換処理の一例を示すフローチャートである。こ
のルーチンは図6の操作部ユニット136上の画面切換
キー237が押下された時に図示しないメインルーチン
からコールされてスタートし、まずLCD239上の現
在の表示画面が簡易画面であるか標準画面であるかを判
別する。
【0094】そして、LCD239上の現在の表示画面
が簡易画面であれば、その簡易画面で設定されたコピー
モードを継承したままLCD239上の表示画面を標準
画面に切り換え、標準画面であれば簡易画面に切り換え
た後、標準画面でのみ設定可能な(簡易画面で設定でき
ない)コピーモード(機能)が設定されているか否かを
判別し、設定されていればそのコピーモードをクリアす
る(取り消す)。
【0095】すなわち、両面/ページ連写モードが設定
されていればそのモードを、消去/移動モードが設定さ
れていればそのモードを、ソート/スタック/ステープ
ルモードが設定されていればそのモードを、用紙指定変
倍モードが設定されていればそのモードを、特殊原稿送
りモードが設定されていればそのモードを、表紙/合紙
モードが設定されていればそのモードをそれぞれクリア
する。
【0096】このように、簡易画面と標準画面をソフト
的に切り換えるようにすれば、一部のモード(機能)設
定キーを隠す開閉可能な隠し扉を使用することなく、コ
ピー(画像形成)内容やユーザの習熟度に合ったコピー
モードの設定を行なえる。また、LCD239上の表示
画面を標準画面から簡易画面に切り換える際に、標準画
面でのみ設定可能なコピーモードをクリアすれば、不要
なコピーモードによるミスコピーの発生を防止できる。
【0097】さらに、LCD239上の表示画面を簡易
画面から標準画面に切り換える際に、簡易画面で設定さ
れたコピーモードを標準画面に継承することにより、そ
の基本的なコピーモードを再設定する手間を省略でき、
操作性が向上する。なお、LCD239上の表示画面を
標準画面から簡易画面に切り換える際に、標準画面での
み設定可能なコピーモードをクリアしないようにした
り、あるいはLCD239上の表示画面を簡易画面から
標準画面に切り換える際に、簡易画面で設定されたコピ
ーモードを標準画面に継承しないようにすることもでき
る。
【0098】図22は、この複写機の制御部による通常
の画面切換処理の他の例を示すフローチャートである。
このルーチンも図6の操作部ユニット136上の画面切
換キー237が押下された時にメインルーチンからコー
ルされてスタートし、まずLCD239上の現在の表示
画面が簡易画面であるか標準画面であるかを判別する。
【0099】そして、LCD239上の現在の表示画面
が簡易画面であれば、その簡易画面で設定されたコピー
モードを継承したままLCD239上の表示画面を標準
画面に切り換え、標準画面であれば簡易画面に切り換え
た後、設定されている全てのコピーモード(機能)をク
リアする(取り消す)。
【0100】このように、簡易画面と標準画面をソフト
的に切り換えるようにすれば、一部のモード設定キーを
隠す開閉可能な隠し扉を使用することなく、コピー内容
やユーザの習熟度に合ったコピーモードの設定を行なえ
る。また、LCD239上の表示画面を標準画面から簡
易画面に切り換える際に、設定されている全てのコピー
モードをクリアすれば、その画面切り換え後のコピーモ
ードの取り消し操作が不要になると共に、不要なコピー
モードによるミスコピーの発生を防止できる。
【0101】さらに、LCD239上の表示画面を簡易
画面から標準画面に切り換える際に、簡易画面で設定さ
れたコピーモードを標準画面に継承することにより、そ
の基本的なコピーモードを再設定する手間を省略でき、
操作性が向上する。なお、LCD239上の表示画面を
簡易画面から標準画面に切り換える際に、簡易画面で設
定されたコピーモードを標準画面に継承しないようにす
ることもできる。
【0102】次に、暗証モード,初期(デフォルト)画
面,標準画面使用可否をそれぞれ設定する場合のユーザ
による操作手順と複写機の制御部による処理について、
図23〜図28も参照して説明する。
【0103】電源が投入されている時に、例えばユーザ
が図6のモードクリア・予熱/タイマキー233を押下
した後、クリア/ストップキー240を連続(例えば5
秒間)押下すると、制御部はユーザプログラムモードを
設定し、LCD239の表示画面を図23に示すユーザ
プログラムモード画面に切り換える。この画面は、実際
には図23〜図25に示すようにLCD239の複数画
面分あり、上矢印キー291又は下矢印キー292によ
り全画面をスクロール表示させることができる。
【0104】そして、このユーザプログラムモード画面
の表示時に、ユーザがその画面上の項目番号(5)キー
293を押下すると、制御部はLCD239の表示画面
を図26に示す操作部仕様設定画面に切り換え、ユーザ
がその画面上の暗証モード設定キー294を押下する
と、制御部は暗証モードを設定してLCD239の表示
画面を図27に示すユーザコード(ユーザを識別するた
めのコード)入力画面に切り換える。
【0105】このユーザコード入力画面の表示時に、ユ
ーザがテンキー232によってユーザコードを入力し、
エンタ(#)キー295を押下すると、制御部は後述す
る初期画面表示処理を行なう。また、操作部仕様設定画
面の表示時に、ユーザがその画面上の暗証モード解除キ
ー296を押下すると、制御部は暗証モードを解除す
る。
【0106】一方、ユーザプログラムモード画面の表示
時に、ユーザが項目番号(9)キー297を押下する
と、制御部はLCD239の表示画面を図28に示すユ
ーザコード設定画面に切り換え、ここでユーザがテンキ
ー232によってユーザコード(例えば6桁の数字)を
入力すると共に、簡易画面キー298又は標準画面キー
299と標準画面使用可キー300又は標準画面使用不
可キー301を押下し、最後にエンタキー295を押下
すると、制御部は以下の処理を行なう。
【0107】すなわち、入力されたユーザコードを設定
した後、簡易画面又は標準画面のいずれか一方の表示画
面を初期画面として設定し、さらに標準画面の使用可否
を設定する。なお、暗証モードを設定した後は、電源が
遮断された後再び投入された時に、LCD239にユー
ザコード入力画面を表示する。また、暗証モードの設定
中は設定されているユーザコードと一致するユーザコー
ドが入力されない限り、この複写機を使用することがで
きない。
【0108】図29は、この複写機の制御部による暗証
モード設定時の初期画面表示処理の一例を示すフローチ
ャートである。このルーチンは、暗証モードの設定(L
CD239にユーザコード入力画面が表示されている)
時にユーザコードが入力されてエンタキー295が押下
された時にメインルーチンからコールされてスタートす
る。
【0109】そして、まず入力されたユーザコードが設
定されている各ユーザコードのいずれかと一致するか否
かを判断して、一致しなければそのままメインルーチン
へリターンするが、一致した場合にはこの複写機の使用
を許可し、そのユーザコードに対して設定された表示画
面が簡易画面かどうかを判断して、簡易画面であればそ
れを、簡易画面でなく標準画面であればそれを、それぞ
れ初期画面としてLCD239に表示する。
【0110】なお、暗証モード設定時は、コピー動作終
了後何のキー操作も行なわれないまま所定時間(例えば
1分)が経過した時、あるいはクリア/ストップキー2
40とモードクリア・予熱/タイマキー233が同時に
押下された時に、LCD239の表示画面をユーザコー
ド入力画面に戻す。
【0111】このように、各ユーザコードとその各ユー
ザコード毎に簡易画面又は標準画面のいずれか一方の表
示画面を設定しておき、その各ユーザコードのいずれか
と一致するユーザコードが入力された場合にのみこの複
写機の使用を許可し、そのユーザコードに対して設定さ
れた表示画面を初期画面としてLCD239に表示すれ
ば、各ユーザによる表示画面の切り換え操作を省くこと
もでき、操作性が向上する。
【0112】図30は、この複写機の制御部による暗証
モード設定時の画面切換処理の一例を示すフローチャー
トである。このルーチンは、暗証モード設定時にLCD
239に初期画面が表示された後図6の画面切換キー2
37が押下された場合にメインルーチンからコールされ
てスタートし、まずLCD239上の現在の表示画面が
簡易画面であるか標準画面であるかを判別する。
【0113】そして、LCD239上の現在の表示画面
が標準画面であれば、それを簡易画面に切り換えてメイ
ンルーチンへリターンするが、簡易画面であれば入力さ
れたユーザコードに対して標準画面が使用可と設定され
ているかどうかを判断し、使用可ではなく使用不可と設
定されていればそのまま(LCD239上の表示画面を
簡易画面から標準画面への切り換えを禁止する)、使用
可と設定されていればLCD239上の表示画面を簡易
画面から標準画面に切り換えた後、メインルーチンへリ
ターンする。
【0114】このように、上記各ユーザコード毎に標準
画面の使用可否も設定しておき、暗証モード設定時にL
CD239に初期画面を表示した後、上記入力されたユ
ーザコードに対して標準画面が使用不可と設定されてい
る場合には、簡易画面から標準画面への切り換えを禁止
するようにすれば、ユーザ毎の差別化を図ることもでき
る。
【0115】なお、LCD239上の表示画面を簡易画
面から標準画面に切り換える際には簡易画面で設定され
たコピーモードを標準画面に継承し、標準画面から簡易
画面に切り換える際には標準画面でのみ設定可能なコピ
ーモード、あるいは設定されている全てのコピーモード
をクリアすることもできる。
【0116】図31は、図6のプログラムキー236が
押下された時にLCD239に表示されるプログラムモ
ード画面の一例を示す図である。この標準画面におい
て、311は現在のコピーモード(プログラム)を登録
するモードを指定するプログラム登録キー、312は登
録されているコピーモードを呼び出すモードを指定する
プログラム呼出キーである。
【0117】また、313は登録又は呼び出したいコピ
ーモードの番号を入力するためのプログラム番号キー、
314はプログラムモードをキャンセルするためのキャ
ンセルキーである。なお、プログラムモードはプログラ
ムキー236の再押下によってもキャンセルできる。
【0118】図32は、この複写機の制御部による通常
のコピーモード登録処理の一例を示すフローチャートで
ある。このルーチンは、図6のプログラムキー236が
押下されてプログラムモードが設定(プログラムモード
画面が表示)された後、メインルーチンからコールされ
てスタートし、まず現在のプログラムモードは登録モー
ドか否かを判断する。
【0119】そして、現在のプログラムモードが登録モ
ードでなく呼出モードであれば直ちにメインルーチンへ
リターンし、登録モードであればLCD239にいまま
で表示されていた表示画面が簡易画面か標準画面かを判
別し、簡易画面であればプログラム番号キー313によ
って「1」〜「5」のいずれかの番号が入力された時
に、現在設定されているコピーモードをその入力番号を
付与して図示しない簡易画面用メモリに登録し、メイン
ルーチンへリターンする。
【0120】また、LCD239にいままで表示されて
いた表示画面が標準画面であれば、プログラム番号キー
313により「1」〜「5」のいずれかの番号が入力さ
れた時に、現在設定されているコピーモードをその入力
番号を付与して図示しない標準画面用メモリに登録し、
メインルーチンへリターンする。
【0121】図33は、この複写機の制御部による通常
のコピーモード呼出処理の一例を示すフローチャートで
ある。このルーチンは、図6のプログラムキー236が
押下されてプログラムモードが設定された後、メインル
ーチンからコールされてスタートし、まず現在のプログ
ラムモードは呼出モードか否かを判断する。
【0122】そして、現在のプログラムモードが呼出モ
ードでなく登録モードであれば直ちにメインルーチンへ
リターンし、呼出モードであればLCD239にいまま
で表示されていた表示画面が簡易画面か標準画面かを判
別し、簡易画面であればプログラム番号キー313によ
って「1」〜「5」のいずれかの番号が入力された時
に、その入力番号が付与されているコピーモードを簡易
画面用メモリから呼び出して設定し、メインルーチンへ
リターンする。
【0123】また、LCD239にいままで表示されて
いた表示画面が標準画面であれば、プログラム番号キー
313によって「1」〜「5」のいずれかの番号が入力
された時に、その番号が付与されているコピーモードを
標準画面用メモリから呼び出して設定し、メインルーチ
ンへリターンする。
【0124】このように、現在設定されているコピーモ
ードを簡易画面及び標準画面毎に対応するメモリに登録
し、その登録されたコピーモードを簡易画面及び標準画
面毎に呼び出して設定すれば、不要なコピーモードによ
るミスコピーの発生を防止することもできる。
【0125】図34は、この複写機の制御部による通常
のコピーモード登録処理の他の例を示すフローチャート
である。このルーチンは、図6のプログラムキー236
が押下されてプログラムモードが設定された後、メイン
ルーチンからコールされてスタートし、まず現在のプロ
グラムモードは登録モードか否かを判断する。
【0126】そして、現在のプログラムモードが登録モ
ードであれば、プログラム番号キー313によって
「1」〜「5」のいずれかの番号が入力された時に、現
在設定されているコピーモードをその入力番号を付与し
て図示しないメモリに登録し、メインルーチンへリター
ンする。
【0127】図35は、この複写機の制御部による通常
のコピーモード呼出処理の他の例を示すフローチャート
である。このルーチンは、図6のプログラムキー236
が押下されてプログラムモードが設定された後、メイン
ルーチンからコールされてスタートし、まず現在のプロ
グラムモードは呼出モードか否かを判断する。
【0128】そして、現在のプログラムモードが呼出モ
ードであれば、プログラム番号キー313によって
「1」〜「5」のいずれかの番号が入力された時に、そ
の番号が付与されているコピーモードをメモリから呼び
出した後、LCD239にいままで表示されていた表示
画面は簡易画面かどうかを判断して、簡易画面でなく標
準画面であれば呼び出したコピーモードを設定し、メイ
ンルーチンへリターンする。
【0129】また、LCD239にいままで表示されて
いた表示画面が簡易画面であれば、呼び出したコピーモ
ードが標準画面でのみ設定可能なコピーモード(両面/
ページ連写モード,消去/移動モード,ソート/スタッ
ク/ステープルモード,用紙指定変倍モード,特殊原稿
送りモード,又は表紙/合紙モードのいずれかのモード
を含む)かどうかを判断する。
【0130】そして、LCD239にいままで表示され
ていた表示画面が標準画面でのみ設定可能なコピーモー
ドでなければ、呼び出したコピーモードを設定してメイ
ンルーチンへリターンし、呼び出したコピーモードが標
準画面でのみ設定可能なコピーモードであれば、その呼
び出したコピーモードを設定し、LCD239にいまま
で表示されていた表示画面を標準画面に切り換え、メイ
ンルーチンへリターンする。
【0131】このように、現在設定されているコピーモ
ードをメモリに登録し、その登録されたコピーモードを
呼び出したとき、LCD239上の表示画面が標準画面
であるか又は簡易画面であるが呼び出されたコピーモー
ドが標準画面でのみ設定可能なコピーモードでなけれ
ば、その呼び出したコピーモードを設定し、LCD23
9上の表示画面が簡易画面で且つ呼び出したコピーモー
ドが標準画面でのみ設定可能なコピーモードであれば、
その呼び出したコピーモードを設定すると共にLCD2
39上の表示画面を簡易画面から標準画面へ切り換える
ようにすれば、不要なコピーモードによるミスコピーの
発生を防止することもでき、操作性も向上する。
【0132】図36は、この複写機の制御部による暗証
モード設定時のコピーモード呼出処理の一例を示すフロ
ーチャートである。このルーチンは、暗証モード設定時
にLCD239に初期画面が表示された後で且つプログ
ラムキー236が押下されてプログラムモードが設定さ
れた後メインルーチンからコールされてスタートする。
【0133】そしてまず、現在のプログラムモードは呼
出モードか否かを判断し、呼出モードであれば各プログ
ラム番号キー313によって「1」〜「5」のいずれか
の番号が入力された時に、その番号が付与されているコ
ピーモードをメモリから呼び出した後、LCD239に
いままで表示されていた表示画面は簡易画面かどうかを
判断して、簡易画面でなく標準画面であれば呼び出した
コピーモードを設定し、メインルーチンへリターンす
る。
【0134】また、LCD239にいままで表示されて
いた表示画面が簡易画面であれば、呼び出したコピーモ
ードが標準画面でのみ設定可能なコピーモード(両面/
ページ連写モード,消去/移動モード,ソート/スタッ
ク/ステープルモード,用紙指定変倍モード,特殊原稿
送りモード,又は表紙/合紙モードのいずれかのモード
を含む)かどうかを判断する。
【0135】そして、LCD239にいままで表示され
ていた表示画面が標準画面でのみ設定可能なコピーモー
ドでなければ、呼び出したコピーモードを設定してメイ
ンルーチンへリターンし、呼び出したコピーモードが標
準画面でのみ設定可能なコピーモードであれば、入力さ
れたユーザコードに対して標準画面が使用可と設定され
ているかどうかを判断する。
【0136】そして、入力されたユーザコードに対して
標準画面が使用可ではなく使用不可と設定されている場
合にはそのまま(呼び出したコピーモードの設定と簡易
画面から標準画面への切り換えを禁止する)、使用可と
設定されていれば呼び出したコピーモードを設定し、L
CD239上の表示画面を簡易画面から標準画面に切り
換えた後、メインルーチンへリターンする。
【0137】このように、暗証モード及びプログラムモ
ードの設定時に、メモリに登録されているコピーモード
を呼び出した場合、LCD239上の表示画面が標準画
面であるか又は簡易画面であるが呼び出されたコピーモ
ードが標準画面でのみ設定可能なコピーモードでなけれ
ば、その呼び出したコピーモードを設定し、LCD23
9上の表示画面が簡易画面で且つ呼び出されたコピーモ
ードが標準画面でのみ設定可能なコピーモードであれ
ば、入力されたユーザコードに対して標準画面が使用不
可と設定されていた場合には、呼び出したコピーモード
の設定と簡易画面から標準画面への切り換えを禁止し、
使用可と設定されていた場合には、呼び出したコピーモ
ードを設定すると共にLCD239上の表示画面を簡易
画面から標準画面へ切り換えるようにすれば、ユーザ毎
の差別化を図ること及び不要なコピーモードによるミス
コピーの発生を防止することもでき、操作性も向上す
る。
【0138】次に、この発明の他の実施形態のデジタル
複写機について説明する。なお、ハード構成は人体検知
センサを設けていることを除いて、前述した実施形態の
デジタル複写機と同様であるため、それらの図示及び説
明を省略する。図37は、この発明の他の実施形態のデ
ジタル複写機における人体検知センサと本体制御部との
接続関係を示す図である。
【0139】図37において、401は人体検知センサ
であり、操作部ユニット136に近接して配置されてい
る。この人体検知センサ401は、赤外線を射出する赤
外線発光ダイオード,その赤外線の射出を一定方向に制
限する光学系,及び人体で反射された赤外線を受光する
赤外線受光センサとからなり、一定距離内に人体が存在
する場合、それを検知してその旨の信号(人体検知信
号)を本体制御部402へ出力する。また、内部に検知
距離切り換えスイッチを備えており、それによって人体
の存在を検知できる距離を2段階に切り換えることがで
きる。
【0140】次に、初期(デフォルト)画面を設定する
場合のユーザによる操作手順と複写機の制御部による処
理について、図38も参照して説明する。電源が投入さ
れている時に、前述したようにユーザが図6のモードク
リア・予熱/タイマキー233を押下した後、クリア/
ストップキー240を連続押下すると、制御部はユーザ
プログラムモードを設定し、LCD239の表示画面を
図23に示したユーザプログラムモード画面に切り換え
る。
【0141】ここで、ユーザがその画面上の項目番号
(5)キー293を押下すると、制御部はLCD239
の表示画面を図38に示す操作部仕様設定画面に切り換
え、ユーザがその画面上の簡易画面キー411を押下す
ることにより、制御部は簡易画面(図8)を初期画面と
して設定し、ユーザが標準画面キー412を押下するこ
とにより、制御部は標準画面(図9)を初期画面として
設定する。
【0142】図39は、この複写機の制御部による通常
のモードクリア処理の一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンはメインルーチンからコールされてス
タートし、まず人体検知センサ401によって人体の存
在が検知されたかどうかを判断し、検知されていなけれ
ば人体検知フラグを“0”にし、メインルーチンへリタ
ーンする。
【0143】また、人体の存在が検知された場合には、
図6のモードクリア・予熱/タイマキー233(モード
クリアキー)が押下されたかどうかを判断して、押下さ
れなかった場合にはそのままメインルーチンへリターン
し、押下された場合には現在設定されているコピーモー
ドをクリアした後、人体検知フラグが“1”かどうかを
判断する。
【0144】そして、人体検知フラグが“1”であれ
ば、つまり人体検知センサ401によって人体の存在が
検知されている状態で2回目以降のモードクリア指示
(モードクリア・予熱/タイマキー233の押下)があ
ったとき(ユーザが操作部ユニット136上のキー操作
を行なっている時)には、そのまま(初期画面への切り
換えを禁止する)メインルーチンへリターンする。
【0145】また、人体検知フラグが“1”でなけれ
ば、つまり人体検知センサ401によって人体の存在が
検知されている状態で1回目のモードクリア指示があっ
たとき(ユーザが操作部ユニット136上のキー操作を
始めた直後)には、人体検知フラグを“1”にし、図6
のLCD239の表示画面を初期画面(簡易画面又は標
準画面のうちの初期画面として設定されている画面)に
切り換え、メインルーチンへリターンする。
【0146】このように、人体検知センサ401によっ
て人体の存在が検知されている状態で1回目のモードク
リア(機能取り消し)指示があったときには、設定され
ているコピーモードをクリアすると共にLCD239上
の表示画面を初期画面に切り換え、人体の存在が検知さ
れている状態で2回目以降のモードクリア指示があった
ときには、設定されているコピーモードをクリアするが
初期画面への切り換えを禁止すれば、各ユーザによる初
期画面への切り換え操作を省くことができ、操作性が向
上する。
【0147】また、簡易画面又は標準画面のいずれか一
方を初期画面として設定しておけば、表示画面を各ユー
ザのニーズに合う初期画面に切り換えることができる。
なお、この実施形態の複写機においても、前述の実施形
態と同様に図6の画面切換キー237による通常の画面
切換処理や暗証モード時の初期画面表示処理及び画面切
換処理を行なうことができ、種々の効果を得られる。
【0148】次に、この発明のさらに他の実施形態のデ
ジタル複写機について説明する。なお、ハード構成は最
初の実施形態のデジタル複写機と同様であるため、それ
らの図示及び説明を省略する。図40は、このデジタル
複写機における図6のLCD239に表示される簡易画
面の一例を示す図であり、図8と同じ部分には同一符号
を付している。
【0149】この簡易画面において、421は簡易画面
で設定できないコピーモードが標準画面で設定されてい
る時にその旨をユーザに知らせるための表示部である。
なお、標準画面は図9に示したものと同一である。ま
た、この複写機においても、前述の実施形態と同様に簡
易画面又は標準画面のいずれか一方を初期画面として設
定することができる。
【0150】図41は、この複写機の制御部による通常
のモードクリア処理の一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンはメインルーチンからコールされてス
タートし、図6のモードクリア・予熱/タイマキー23
3(モードクリアキー)が押下されたか否かを判断し、
押下されなかった場合にはそのまま、押下された場合に
は現在設定されているコピーモードをクリアした後、メ
インルーチンへリターンする。このとき、初期画面への
切り換えは行なわない(禁止する)。
【0151】図42は、この複写機の制御部による通常
のオートクリア処理の一例を示すフローチャートであ
る。このルーチンはメインルーチンからコールされてス
タートし、図6の操作部ユニット136上で一定時間
(例えば1分)キー操作が行なわれていないかどうかを
判断する。
【0152】そして、一定時間経過する前にキー操作が
行なわれた場合にはそのままメインルーチンへリターン
し、一定時間キー操作が行なわれなかった場合には現在
設定されているコピーモードをクリアした後、初期画面
は簡易画面か標準画面かを判断し、初期画面が簡易画面
であればそれがLCD239上に表示されているか否か
の判断を行ない、表示されていればそのままメインルー
チンへリターンする。
【0153】また、簡易画面がLCD239上に表示さ
れていない場合には、その表示画面を簡易画面に切り換
え、メインルーチンへリターンする。一方、初期画面が
標準画面であれば、それがLCD239上に表示されて
いるか否かを判断し、表示されていればそのまま、表示
されていなければLCD239上の表示画面を標準画面
に切り換えた後、メインルーチンへリターンする。
【0154】このように、一定時間操作されなかったと
きには、設定されているコピーモードを自動的にクリア
すると共にLCD239上の表示画面を初期画面に切り
換え、モードクリアの指示があったときには、設定され
ているモードをクリアするが初期画面への切り換えを禁
止すれば、各ユーザによる初期画面への切り換え操作を
省くことができ、操作性が向上する。また、簡易画面又
は標準画面のいずれか一方を初期画面として設定してお
けば、表示画面を各ユーザのニーズに合う初期画面に切
り換えることができる。
【0155】図43は、この複写機の制御部による通常
の画面切換処理の一例を示すフローチャートである。こ
のルーチンは図6の操作部ユニット136上の画面切換
キー237が押下された時に図示しないメインルーチン
からコールされてスタートし、まずLCD239上の現
在の表示画面が簡易画面であるか標準画面であるかを判
別する。
【0156】そして、LCD239上の現在の表示画面
が簡易画面であれば、それを標準画面に切り換えてメイ
ンルーチンへリターンし、標準画面であればそれを簡易
画面に切り換えた後、標準画面でのみ設定可能なコピー
モード(両面/ページ連写モード,消去/移動モード,
ソート/スタック/ステープルモード,用紙指定変倍モ
ード,特殊原稿送りモード,又は表紙/合紙モードのい
ずれかのモードを含む)が設定されているかどうかを判
別する。
【0157】そして、標準画面でのみ設定可能なコピー
モードが設定されていなければ、そのままメインルーチ
ンへリターンし、標準画面でのみ設定可能なコピーモー
ドが設定されていれば、そのコピーモードをそのまま保
持した状態で簡易画面内に「標準画面設定中」を表示
し、簡易画面にないコピーモードが設定されていること
をユーザに知らせ、メインルーチンへリターンする。
【0158】このように、LCD239上の表示画面を
標準画面から簡易画面に切り換えたとき、標準画面での
み設定可能なコピーモードが設定されていると、そのコ
ピーモードをそのまま保持した状態で簡易画面にないコ
ピーモードが設定されていることをユーザに知らせるた
めの情報を簡易画面内に表示すれば、次のような効果も
得られる。
【0159】すなわち、上記コピーモードを含む各種コ
ピーモードの設定中にユーザが上記画面切り換え用の操
作を誤って行なってしまった場合でも、その後標準画面
に戻した時に元のコピーモードに設定し直す手間を省く
ことができる。また、不要なコピーモードによるミスコ
ピーの発生を防止することができる。したがって、操作
性が大幅に向上する。
【0160】以上、この発明をデジタル複写機に適用し
た実施形態について説明したが、この発明はこれに限ら
ず、レーザプリンタ等の光プリンタやファクシミリ装置
等の各種画像形成装置に適用し得るものである。
【0161】
【発明の効果】以上説明してきたように、請求項1の発
明の画像形成装置によれば、簡易画面と標準画面をソフ
ト的に切り換えるので、操作部の一部の機能設定キーを
隠す開閉可能な隠し扉を使用せずに、画像形成内容やユ
ーザの習熟度に合った機能設定を行なえる。また、簡易
画面から標準画面に切り換える際に、簡易画面で設定さ
れた機能を標準画面に継承するので、その基本的な機能
を再設定する手間を省くこともでき、操作性が向上す
る。
【0162】
【0163】
【0164】請求項の発明によれば、簡易画面と標準
画面をソフト的に切り換えるので、操作部の一部の機能
設定キーを隠す開閉可能な隠し扉を使用せずに、画像形
成内容やユーザの習熟度に合った機能設定を行なえる。
また、予め設定された各ユーザコードのいずれかと一致
するユーザコードが入力された場合にのみこの画像形成
装置の使用を許可し、そのユーザコードに対して設定さ
れた表示画面を初期画面として表示手段に表示するの
で、各ユーザによる表示画面の切り換え操作を省くこと
ができ、操作性が向上する。さらに、上記入力されたユ
ーザコードに対して標準画面が使用不可と設定されてい
る場合には、簡易画面から標準画面への切り換えを禁止
するので、ユーザ毎の差別化を図ることができる。請求
の発明によれば、簡易画面と標準画面をソフト的に
切り換えるので、操作部の一部の機能設定キーを隠す開
閉可能な隠し扉を使用せずに、画像形成内容やユーザの
習熟度に合った機能設定を行なえる。また、設定された
機能を簡易画面及び標準画面毎に登録しておき、その登
録機能を簡易画面及び標準画面毎に呼び出して設定でき
るので、不要な機能による画像形成不良の発生を防止す
ることができる。
【0165】
【0166】
【0167】
【0168】
【0169】
【0170】請求項の発明によれば、簡易画面と標準
画面をソフト的に切り換えるので、操作部の一部の機能
設定キーを隠す開閉可能な隠し扉を使用せずに、画像形
成内容やユーザの習熟度に合った機能設定を行なえる。
また、標準画面から簡易画面に切り換えた時、標準画面
でのみ設定可能な機能が設定されていると、その機能を
そのまま保持するので、その設定中にユーザが上記切り
換え用の操作を誤って行なってしまった場合でも、その
後標準画面に戻した時に元の機能に設定し直す手間を省
くことができ、操作性が向上する。
【0171】請求項の発明によれば、請求項の発明
と同様の効果を得られ、且つ簡易画面にない機能が設定
されていることをユーザに知らせるための情報を簡易画
面内に表示するので、不要な機能による画像形成不良の
発生を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の基本構成を示す機能ブロック図であ
る。
【図2】この発明の一実施形態であるデジタル複写機の
内部構成を示す図である。
【図3】図2の光書込部の構成例を示す平面図である。
【図4】図2のデジタル複写機全体の制御部の一部を示
すブロック構成図である。
【図5】同じくその残りの部分を示すブロック構成図で
ある。
【図6】図4の操作部ユニット136の外観例を示す正
面図である。
【図7】同じく操作部ユニット136の制御系の一例を
示すブロック構成図である。
【図8】図6のLCD239に表示される簡易画面の一
例を示す図である。
【図9】同じく標準画面の一例を示す図である。
【図10】図9の両面/ページ連写キー274が押下さ
れた時にLCD239に表示される画面の一例を示す説
明図である。
【図11】図10の画面表示中に偶数枚キー281が押
下された時にLCD239に表示される画面の一例を示
す説明図である。
【図12】図11の画面表示中に図6のスタートキー2
31が押下された時にLCD239に表示される画面の
一例を示す説明図である。
【図13】図10の画面表示中に奇数枚キー282が押
下された時にLCD239に表示される画面の一例を示
す説明図である。
【図14】図13の画面表示中に図6のスタートキー2
31が押下された時にLCD239に表示される画面の
一例を示す説明図である。
【図15】図10の画面表示中に両面→両面キー283
が押下された時にLCD239に表示される画面の一例
を示す説明図である。
【図16】図15の画面表示中に図6のスタートキー2
31が押下された時にLCD239に表示される画面の
一例を示す説明図である。
【図17】図10の画面表示中に自動カウントキー28
4が押下された時にLCD239に表示される画面の一
例を示す説明図である。
【図18】図17の画面表示中にカウントスタートキー
286が押下された時にLCD239に表示される画面
の一例を示す説明図である。
【図19】図18の画面表示中に原稿枚数のカウントが
終了した時にLCD239に表示される画面の一例を示
す説明図である。
【図20】図19の画面表示中に終了キー287が押下
された時にLCD239上に表示される画面の一例を示
す説明図である。
【図21】図4及び図5に示したデジタル複写機の制御
部による通常の画面切換処理の一例を示すフロー図であ
る。
【図22】同じく通常の画面切換処理の他の例を示すフ
ロー図である。
【図23】図6のモードクリア・予熱/タイマキー23
3を押下した後クリア/ストップキー240が連続押下
された時にLCD239に表示される画面の一部分を示
す説明図である。
【図24】同じく他の部分を示す説明図である。
【図25】同じくさらに他の部分を示す説明図である。
【図26】図24の画面表示中に項目番号キー293が
押下された時にLCD239に表示される画面の一例を
示す説明図である。
【図27】図26の画面表示中に暗証モード設定キー2
94が押下された時にLCD239に表示される画面の
一例を示す説明図である。
【図28】図25の画面表示中に項目番号キー297が
押下された時にLCD239に表示される画面の一例を
示す説明図である。
【図29】図4及び図5に示したデジタル複写機の制御
部による暗証モード設定時の初期画面表示処理の一例を
示すフロー図である。
【図30】同じく暗証モード設定時の画面切換処理の一
例を示すフロー図である。
【図31】図6のプログラムキー236が押下された時
にLCD239に表示される画面の一例を示す図であ
る。
【図32】図4及び図5に示したデジタル複写機の制御
部による通常のコピーモード登録処理の一例を示すフロ
ー図である。
【図33】同じく通常のコピーモード呼出処理の一例を
示すフロー図である。
【図34】同じく通常のコピーモード登録処理の他の例
を示すフロー図である。
【図35】同じく通常のコピーモード呼出処理の他の例
を示すフロー図である。
【図36】同じく暗証モード設定時のコピーモード呼出
処理の一例を示すフロー図である。
【図37】この発明の他の実施形態であるデジタル複写
機における人体検知センサと本体制御部との接続関係を
示す図である。
【図38】同じくその操作部ユニットのモードクリア・
予熱/タイマキーを押下した後クリア/ストップキーが
連続押下された時にLCDに表示される画面の一例を示
す説明図である。
【図39】この発明の他の実施形態であるデジタル複写
機の制御部による通常のモードクリア処理の一例を示す
フロー図である。
【図40】この発明のさらに他の実施形態であるデジタ
ル複写機のLCDに表示される簡易画面の一例を示す図
である。
【図41】同じくその制御部による通常のモードクリア
処理の一例を示すフローチャートである。
【図42】同じく通常のオートクリア処理の一例を示す
フローチャートである。
【図43】同じく通常の画面切換処理の一例を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
130,131,243:CPU 136:操作部ユニット 231:スタートキー 232:テンキー 233:モードクリア・予熱/タイマキー 236:プログラムキー 237:画面切換キー 239:LCD 240:クリア/ストップキー 242:タッチパネル 250:LCDコントローラ 293,297:項目番号キー 294:暗証モード設定キー 295:エンタキー 296:暗証モード解除キー 298,411:簡易画面キー 299,412:標準画面キー 300:標準画面使用可キー 301:標準画面使用不可キー 313:プログラム番号キー 401:人体検知センサ 402:本体制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 渡辺 俊介 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社リコー内 (56)参考文献 特開 平1−254976(JP,A) 特開 平2−44374(JP,A) 特開 平4−101171(JP,A) 特開 平5−300287(JP,A) 特開 平6−22066(JP,A) 特開 平6−130766(JP,A) 特開 昭61−289364(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 - 1/00 108 G03G 15/00 303 G03G 15/36 G03G 21/00 370 - 540 G03G 21/02 - 21/04 G03G 21/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶,蛍光表示管等による表示素子を用
    いて設定された転写紙の給紙カセット情報等のコピー動
    作に関する機能の情報を表示する表示手段と、該手段の
    表示面上に透明シート状のマトリクスタッチスイッチと
    して重ねられ、表面がタッチされた時にそのタッチ位置
    を検知するタッチ位置検知手段と、該手段による検知位
    置に応じた機能を設定する機能設定手段とを備えた画像
    形成装置において、 前記表示手段にいくつかの基本となる限られた機能を設
    定可能にする簡易画面と該簡易画面で設定可能な機能を
    含む全ての機能を設定可能な標準画面とを表示させる画
    面表示制御手段と、 その簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段と 手段によって前記簡易画面から前記標準画面に切り換
    えられる際に、該簡易画面で設定された機能を前記標準
    画面に継承する手段とを設けたことを特徴とする画像形
    成装置。
  2. 【請求項2】 液晶,蛍光表示管等による表示素子を用
    いて設定された転写紙の給紙カセット情報等のコピー動
    作に関する機能の情報を表示する表示手段と、該手段の
    表示面上に透明シート状のマトリクスタッチスイッチと
    して重ねられ、表面がタッチされた時にそのタッチ位置
    を検知するタッチ位置検知手段と、該手段による検知位
    置に応じた機能を設定する機能設定手段とを備えた画像
    形成装置において、前記表示手段にいくつかの基本となる限られた機能を設
    定可能にする簡易画面と該簡易画面で設定可能な機能を
    含む全ての機能を設定可能な標準画面とを表示させる画
    面表示制御手段とその簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段と、 ユーザを識別するためのユーザコードを設定する手段
    と、 該手段によって設定された各ユーザコード毎に前記簡易
    画面又は前記標準画面のいずれか一方の表示画面を設定
    する手段と、 前記設定された各ユーザコードのいずれかと一致するユ
    ーザコードが入力された場合にのみ当該装置の使用を許
    可し、そのユーザコードに対して設定された表 示画面を
    初期画面として前記表示手段に表示させる手段と 前記設
    定された各ユーザコード毎に前記標準画面の使用可否を
    設定する手段と、 前記表示手段に初期画面が表示された後、前記入力され
    たユーザコードに対して前記標準画面が使用不可と設定
    されている場合には、前記画面切換手段による前記簡易
    画面から前記標準画面への切り換えを禁止する手段とを
    設けたことを特徴とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】 液晶,蛍光表示管等による表示素子を用
    いて設定された転写紙の給紙カセット情報等のコピー動
    作に関する機能の情報を表示する表示手段と、該手段の
    表示面上に透明シート状のマトリクスタッチスイッチと
    して重ねられ、表面がタッチされた時にそのタッチ位置
    を検知するタッチ位置検知手段と、該手段による検知位
    置に応じた機能を設定する機能設定手段とを備えた画像
    形成装置において、前記表示手段にいくつかの基本となる限られた機能を設
    定可能にする簡易画面と該簡易画面で設定可能な機能を
    含む全ての機能を設定可能な標準画面とを表示させる画
    面表示制御手段とその簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段と、 前記機能設定手段によって設定された機能を前記簡易画
    面及び前記標準画面毎に登録する機能登録手段と、 該手段によって登録された機能を前記簡易画面及び前記
    標準画面毎に呼び出す機能呼出手段と、 該手段によって呼び出された機能を前記機能設定手段に
    設定させる手段とを設けたことを特徴とする画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】 液晶,蛍光表示管等による表示素子を用
    いて設定された転写紙の給紙カセット情報等のコピー動
    作に関する機能の情報を表示する表示手段と、該手段の
    表示面上に透明シート状のマトリクスタッチスイッチと
    して重ねられ、表面がタッチされた時にそのタッチ位置
    を検知するタッチ位置検知手段と、該手段による検知位
    置に応じた機能を設定する機能設定手段とを備えた画像
    形成装置において、前記表示手段にいくつかの基本となる限られた機能を設
    定可能にする簡易画面と該簡易画面で設定可能な機能を
    含む全ての機能を設定可能な標準画面とを表示させる画
    面表示制御手段とその簡易画面と標準画面を切り換える画面切換手段と、 手段によって前記標準画面から前記簡易画面に切り換
    えられたとき、該標準画面でのみ設定可能な機能が設定
    されていると、その機能をそのまま保持する手段を設
    けたことを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、 前記画面切換手段によって前記標準画面から前記簡易画
    面に切り換えられたとき、該標準画面でのみ設定可能な
    機能が設定されていると、前記簡易画面にない機能が設
    定されていることをユーザに知らせるための情報を前記
    簡易画面内に表示する手段を設けたことを特徴とする画
    像形成装置。
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