JPH0580619A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JPH0580619A
JPH0580619A JP3245707A JP24570791A JPH0580619A JP H0580619 A JPH0580619 A JP H0580619A JP 3245707 A JP3245707 A JP 3245707A JP 24570791 A JP24570791 A JP 24570791A JP H0580619 A JPH0580619 A JP H0580619A
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JP3245707A
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English (en)
Inventor
Masahiko Ogura
雅彦 小倉
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、原稿のサイズ検知用センサを有する
複写機において、このセンサを利用して各種のモードを
容易に設定きるようにすることを最も主要な特徴とす
る。 【構成】あらかじめ、設定しようとするモードに応じて
記入された設定用原稿DDを用意する。これを、複写動
作にかかる予備走査として、第1のキャリッジを移動さ
せたときの第2のセンサの出力の変化のパターンを読み
取り、この読取結果に該当するモードを自動的に設定さ
せるような構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、たとえば多機能化が
図られた電子複写機などの画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、電子複写機などの画像形成装置に
おいては、その一つの流れとして、種々のニーズに対応
することが可能なように多機能化が進められている。
【0003】この種の電子複写機では、ユーザが入力キ
ーなどを操作することによって所望のモード(複写条
件)の設定を行うのが一般的となっている。しかし、機
能が増えるにつれ、入力キーの種類や数が増え、またそ
れらの操作も煩雑化してきている。
【0004】そこで、その煩雑さを解消するために、メ
ッセージによってガイダンスを表示することにより、操
作に不慣れなユーザにも簡単に取り扱えるようにしたも
のも実用化されている。
【0005】しかしながら、この装置の場合、ガイダン
スにしたがって多数の入力キーなどを順に操作しなくて
はならないため、操作性や利用効率が悪いという欠点が
あった。
【0006】また、設定モードを記憶するモードメモリ
を用意し、これに1度設定したモードを記憶しておくこ
とにより、次からのモードの設定を簡略できるようにし
たものもある。しかしながら、この装置の場合、多くの
メモリ容量を必要とするため、限られた数しか記憶でき
ず、また装置が高価となるという欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、従来
においては、モードの設定にかかる煩雑さをガイダンス
の表示により解消するようにしたものでは、操作性や利
用効率が悪く、またモードメモリを用意したものの場合
には、設定できるモードの数に限りがあり、しかも装置
が高価となるなどの欠点があった。そこで、この発明
は、安価で、しかもいかなる画像形成条件をも簡単に設
定することが可能な画像形成装置を提供することを目的
としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明の画像形成装置にあっては、原稿台上に
載置された原稿を露光走査するための走査手段と、この
走査手段上に設けられ、前記原稿台上に載置される原稿
の有無を検知する検知手段と、この検知手段で前記原稿
台上に原稿が載置されたことを検知したとき、前記走査
手段の前走査にともなう前記検知手段の出力にもとづい
て、前記原稿台上に載置された原稿のサイズを判別する
判別手段とを有し、前記判別手段で判別された前記原稿
のサイズに応じて、前記走査手段の本走査にともなって
前記原稿より読み取られる画像を被画像形成媒体上に形
成するものにおいて、前記走査手段の前走査にともなう
前記検知手段の出力にもとづいて、前記原稿台上に載置
された原稿が画像形成条件を設定するための設定用原稿
であるか否かを識別する識別手段と、この識別手段で前
記設定用原稿が識別されたとき、前記設定用原稿にもと
づく画像形成条件にしたがって画像の形成を行わしめる
制御手段とから構成されている。
【0009】
【作用】この発明は、上記した手段により、原稿のサイ
ズを検知するための検知手段を用いて設定用原稿を予備
走査することで画像形成条件を即座に設定できるように
なるため、設定用原稿を準備するだけで所望の画像形成
条件の自動設定が可能となるものである。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、本発明にかかる電子複写機の
内部構成を示すものである。
【0011】すなわち、電子複写機10の本体11のほ
ぼ中央には、感光体ドラム12が配置されている。この
感光体ドラム12の周囲には、帯電装置13、光学装置
14による露光位置14a、現像装置16、転写剥離チ
ャージャ17、クリーニング装置18、および除電ラン
プ20が設けられている。また、本体11の右側には、
シート状の記録紙(被画像形成媒体)Pを収容するカセ
ット21a,21b、および手差し給紙台21cが設け
られている。
【0012】そして、本体11内には、カセット21
a,21bおよび手差し給紙台21cからそれぞれピッ
クアップローラ22a,22b,22cにより取り出さ
れ、給紙された記録紙Pを感光体ドラム12を経て、本
体11の左側の排紙トレイ23に導く用紙搬送路24が
形成されている。
【0013】この用紙搬送路24の感光体ドラム12よ
り上流側には、第1,第2の分離ローラ25a,25
b、およびレジストローラ対26が設けられ、下流側に
は搬送ベルト27、定着ローラ対28、および排紙ロー
ラ対30が設けられている。
【0014】一方、本体11の上面には、原稿Dを載置
する原稿台(透明ガラス)34、白色のプラテンシート
35aを有し、原稿台34を被覆する原稿カバー35が
設けられるとともに、操作パネル(後述する)が設けら
れている。また、原稿台34の周囲の原稿先端側(排紙
側)には、原稿Dを載置する際のガイドとなる原稿スケ
ール32が設けられている。
【0015】なお、前記の光学装置14は、露光ランプ
36、ミラー37a,37b,37c,37d,37
e,37f、および変倍用のレンズブロック15によっ
て構成されている。図2は、上記した操作パネル31の
構成を示すものである。
【0016】すなわち、操作パネル31上には、表示パ
ネル31a、コピーキー31b、テンキー31c、モー
ド選択キー31d、および表示部31eなどが設けられ
ている。
【0017】また、この操作パネル31には、原稿Dの
サイズ指定動作、およびこの指定動作の結果あるいは後
述する原稿サイズ検知動作の結果を表示する原稿サイズ
操作表示部31f、記録紙Pのサイズ選択動作、および
この選択動作の結果や原稿サイズと複写倍率とに応じた
用紙サイズを表示する用紙サイズ操作表示部31g、複
写倍率を設定する倍率設定部31h、複写濃度を設定す
る濃度設定部31iなどが設けられている。ここで、こ
の複写機10において、設定可能なモード(画像形成条
件)について説明する。
【0018】本複写機11では、原稿サイズと複写倍率
とに応じて記録紙Pを選択する自動用紙選択モード、原
稿サイズと用紙サイズとに応じて複写倍率を選択する自
動倍率選択モード、原稿サイズを優先させる原稿サイズ
指定モード、用紙サイズを優先させる用紙サイズ指定モ
ード、「とじしろ」モード、および「表紙」モードなど
が用意されている。図3は、前記した光学装置14の主
要部を示すものである。
【0019】図に示されるように、光学装置14の露光
ランプ36および第1のミラー37aを搭載する走査手
段としての第1のキャリッジ38aには、検出手段とし
ての第1のセンサ60a,第2のセンサ60bが設けら
れている。
【0020】この第1,第2のセンサ60a,60b
は、それぞれ発光素子61と受光素子62とからなる光
変調型反射型センサからなっている。発光素子61は、
原稿カバー35が開状態で行われる原稿Dのサイズ検知
時などに、蛍光灯などによる外光により誤検知を生じな
いようなパルス変調をかけた光を発光するようになって
いる。受光素子62は、発光素子61による特定パルス
の光の、反射光のみを受光するものである。一方、38
bは、第2のミラー37bおよび第3のミラー37cを
搭載する第2のキャリッジである。
【0021】これら第1,第2のキャリッジ38a,3
8bは、固定の第1,第2のプーリ43,44間に掛け
渡される駆動ベルト45、ワイヤ48、ワイヤ固定部4
9を介し、パルスモータからなるスキャンニングモータ
41によりガイドシャフト50aおよびガイドレール5
0bに沿って[2:1]の速度で往復動されるようにな
っている。
【0022】なお、第1のキャリッジ38a上の第1,
第2のセンサ60a,60bは、図4に示す如く、それ
ぞれ原稿台34に対向して直線A−A,B−Bに沿って
走査するような位置に設けられている。
【0023】ここで、原稿台34上には、たとえば[A
5版]サイズから[A3版]サイズまでの原稿Dが載置
可能とされており、いずれの原稿Dも原稿スケール32
に表示される原稿台34の中心(前記直線B−Bにほぼ
近似)に原稿Dの中心がくるように載置されるようにな
っている。
【0024】また、図4中、原稿台34の排紙側の端部
(第1のキャリッジ38aの初期位置)より、それぞれ
166mm(T点),197mm(U点),233mm
(V点),277mm(W点),315mm(X点),
348mm(Y点),387mm(Z点)で示す各検知
位置が、サイズ検知の際の第1のキャリッジ38a上の
センサ位置であり、これら検知位置T,U,V,W,
X,Y,Zの各点において、第1,第2のセンサ60
a,60bのそれぞれの出力レベルが後述する制御装置
で判断されるようになっている。図5は、本複写機10
の電気回路の構成を示すものである。すなわち、70は
制御装置であり、この制御装置70はプロセッサ群70
a、パルスカウンタ71、およびメモリ72により構成
されている。
【0025】上記プロセッサ群70aには、操作パネル
31上の各操作キーからの信号、あるいは用紙検出スイ
ッチやトナー濃度センサ(いずれも図示していない)な
どの各種スイッチ/センサ類76からの信号が入力され
るとともに、第1,第2のセンサ60a,60bの各受
光素子62,62からの出力が入力されるようになって
いる。
【0026】また、プロセッサ群70aは、感光体ドラ
ム12およびその周囲の帯電装置13や現像装置16な
どの画像形成手段77の制御を行うとともに、パルスカ
ウンタ71を介しスキャンニングモータ41の制御を行
うようになっている。
【0027】一方、プロセッサ群70aでは、第1,第
2のセンサ60a,60bから入力される信号にもとづ
いて原稿Dの載置検知とサイズ判別、およびモード設定
用原稿の識別とそれに応じたモードの自動設定(詳細に
ついては後述する)を行うものである。
【0028】すなわち、制御装置70には、原稿のサイ
ズ判別に供される種々のデータが記憶されたメモリ72
が設けられている。このメモリ72は、パルスカウンタ
71によるパルス数に応じて第1のキャリッジ38aの
位置を示す検知位置が記憶されるRAM(ランダム・ア
クセス・メモリ)73と、検知位置と第1,第2のセン
サ60a,60bの出力レベルとの組み合わせに応じて
原稿サイズを判別するための判別データが記憶されたR
OM(リード・オンリ・メモリ)74とによって構成さ
れている。
【0029】また、このROM74には、たとえば第1
のキャリッジ38aの位置と第2のセンサ60bの出力
レベルとの組み合わせのパターンに応じて、所望のモー
ドを設定するための設定データが記憶されている。図6
は、上記したROM74に記憶された判別データを論理
的に示すものである。
【0030】すなわち、プロセッサ群70aでは、第1
のキャリッジ38aの検知位置と、その位置における第
1,第2のセンサ60a,60bの出力レベルとによっ
て、各種の原稿Dのサイズ判別を行うようになってい
る。この場合の判別データとして、図6には、各種の原
稿サイズに対応されて、図4に直線A−Aで示す原稿台
34の位置を移動する、第1のセンサ60aの各検知位
置における出力レベルと、図4に直線B−Bで示す原稿
台34位置を移動する、第2のセンサ60bの各検知位
置における出力レベルとが○と×とによって示されてい
る。
【0031】ここでは、○により受光素子62が原稿D
からの反射光を受光した状態、つまり原稿Dが検知され
た状態を示し、×により受光素子62が原稿Dからの反
射光を受光しない状態、つまり原稿Dが存在せず、その
検知位置より小さい原稿であることを示している。
【0032】しかして、プロセッサ群70aには、パル
スカウンタ71よりスキャンニングモータ41に供給さ
れたパルス数をカウントしたカウントデータが供給さ
れ、このプロセッサ群70aにおいて、パルスカウンタ
71から供給されるパルス数と、RAM73内の検知位
置とから第1のキャリッジ38aの位置が判断されると
ともに、その検知位置T,U,V,W,X,Y,Zの各
点における第1,第2のセンサ60a,60bの出力レ
ベルが判断され、これらの判断結果とROM74内の判
別データとから原稿Dのサイズ判別が行われる。次に、
上記した構成における動作について説明する。
【0033】たとえば今、原稿台34上に原稿Dが載置
され、原稿カバー35が閉じられたとする。すると、第
2のセンサ60bからの信号によって、まず上記原稿D
が載置されたことが検知される。
【0034】原稿Dの載置が検知されると、前走査とし
ての、上記第1のキャリッジ38aの移動にともなう第
1,第2のセンサ60a,60bの各検知位置における
出力がチェックされる。これにより、上述の如くして、
原稿Dのサイズ判別が行われる。
【0035】こうして、原稿Dのサイズ判別が完了され
ると、本走査としての、光学装置14による原稿D上の
画像の読み取りが行われる。すなわち、上記第1のキャ
リッジ38aの移動にともなって露光ランプ36からの
光が照射された原稿Dからの反射光は、ミラー37a,
37b,37c、レンズブロック15、およびミラー3
7d,37e,37fを順に介して感光体ドラム12の
露光位置14aに導かれ、帯電装置13で表面が均一に
帯電された感光体ドラム12の表面に結像される。
【0036】そして、この露光位置14aで画像がスリ
ット露光されることにより、表面に静電潜像が形成され
る。この静電潜像は、現像装置16によってトナーが付
着されることにより可視像化される。
【0037】一方、これにタイミングをあわせて、上記
原稿サイズと複写倍率とに応じてカセット21a,21
bより取り出された記録紙P、または手差し給紙台21
cより挿入された記録紙が、レジストローラ対26によ
って感光体ドラム12方向へ送られる。
【0038】この記録紙は、転写剥離チャージャ17の
作用により感光体ドラム12上のトナー像が転写され
る。この転写された記録紙は、搬送ベルト27によって
定着ローラ対28へ送られ、ここで転写像の定着が行わ
れた後、排紙ローラ対30によって本体11外の排紙ト
レイ23上に排出される。
【0039】なお、転写後の感光体ドラム12は、クリ
ーニング装置18で表面の残留トナーが除去され、さら
に除電ランプ20によって残像が消去されることによ
り、初期状態に復帰される。次に、上記した構成におけ
る、モードの自動設定にかかる動作について説明する。
図7は、モードの自動設定に用いられる設定用原稿を示
すものである。
【0040】すなわち、モードの自動設定時には、この
設定用原稿DDが通常の原稿Dに変えて原稿台34上に
載置され、予備走査としての、上記第1のキャリッジ3
8aの移動にともなう第2のセンサ60bの出力パター
ンをチェックすることで、設定用原稿DDにもとづいた
モードの設定が行われるようになっている。
【0041】設定用原稿DDとは、たとえば設定用原稿
DDを識別するためのデータ領域Da、自動用紙選択/
自動倍率選択モードを設定するためのデータ領域Db、
原稿サイズ指定モードを設定するためのデータ領域D
c、用紙サイズ指定モードを設定するためのデータ領域
Dd、「とじしろ」モードの設定とその幅とを指定する
ためのデータ領域De,Df、「両面」モードの設定と
その種類とを指定するためのデータ領域Dg、および
「表紙」モードの設定とその種類とを指定するためのデ
ータ領域Dhがあらかじめ設けられた用紙である。
【0042】なお、この設定用原稿DDにおける、各デ
ータ領域(データ領域Daを除く)としては、基本的に
は、その複写機10にて設定できるモードの種類に応じ
て用意するのが良い。
【0043】しかして、モードの自動設定時には、設定
しようとする所望のモードに応じて、この設定用原稿D
D上におけるデータ領域Db〜Dfの各部位が選択的に
マークされて、たとえば黒く塗りつぶされて用いられ
る。
【0044】一方、制御装置70側では、原稿台34上
に設定用原稿DDが置かれると、まず、第2のセンサ6
0bからの信号によりそれが検知される。すると、第1
のキャリッジ38aの移動が開始され、それにともなっ
て、順次、第2のセンサ60bからの信号がプロセッサ
群70aに供給される。
【0045】プロセッサ群70aに、上記設定用原稿D
Dのデータ領域Daに対応するデータが供給されると、
第1のキャリッジ38aの移動にともなう出力レベルの
変化のパターンから、通常の原稿Dではなく、これがモ
ード設定用の設定用原稿DDであることが識別される。
【0046】このように、プロセッサ群70aには、パ
ルスカウンタ71よりスキャンニングモータ41に供給
されたパルス数をカウントしたカウントデータが供給さ
れている。したがって、このプロセッサ群70aにおい
て、パルスカウンタ71から供給されるパルス数にした
がって、第1のキャリッジ38aの各位置における第2
のセンサ60bの出力レベルが判断され、その判断結果
としての変化のパターンと上記ROM74内の設定デー
タとから所望のモードが選択されることにより、当該モ
ードの自動設定が行われる。
【0047】この場合、上記ROM74内に、設定用原
稿DD上のマークの位置に応じて異なる第2のセンサ6
0bの出力レベルの変化のパターンと、各種のモードと
をあらかじめ対応つけたものを設定データとして記憶さ
せておくことで、容易に実現できる。
【0048】たとえば今、あらかじめ設定用原稿DDに
設定すべきモードに応じてマークが記入され、これが原
稿台34上に載置されたとする。そして、原稿カバー3
5が閉じられると、第2のセンサ60bからの信号によ
って、まず上記原稿Dが載置されたことが検知される。
【0049】すると、上記第1のキャリッジ38aの移
動にともなう第1,第2のセンサ60a,60bからの
出力がチェックされる。この場合、第1のキャリッジ3
8aの移動にともなって上記設定用原稿DDのデータ領
域Daに対応する出力が第2のセンサ60bより供給さ
れることにより、通常の原稿Dではなく、モード設定用
の設定用原稿DDであることが識別される。
【0050】設定用原稿DDの載置が検知されると、予
備走査としての、上記第1のキャリッジ38aの移動が
続けられ、これにともなって設定用原稿DDにもとづく
モードの設定が上述の如くして行われる。
【0051】すなわち、設定用原稿DD上のマークの位
置が読み取られ、その出力のパターンから所望のモード
が判断される。そして、この判断結果にしたがって、該
当するモードを設定すべく操作パネル31や画像形成手
段77などが制御される。
【0052】たとえば、図8に示すような設定用原稿D
Dが原稿台34上に載置されたとすると、そのマークの
パターンに応じて、原稿サイズとして「A3」が、また
用紙サイズとして「A4」がそれぞれ選択されることに
より、複写倍率が「71%」に自動的に設定される。さ
らに、「とじしろ」が選択され、その幅として「右に1
0mm」が自動的に設定される。
【0053】こうして、予備走査によるモードの自動設
定が完了すると、第1のキャリッジ38aは初期位置に
復帰して停止され、続いて原稿Dの載置と操作パネル3
1上のコピーキー31bの投入とが行われるまで待機さ
れる。そして、上記コピーキー31bの投入に応じて、
前記した本走査による画像の形成が開始される。この場
合、原稿Dの画像は、上記にて自動設定されたモードに
準じて記録紙P上に形成されることになる。
【0054】なお、前記した原稿サイズ検知のための前
走査は省略されるようにしても良いし、これを濃度設定
などに利用するものや、自動用紙選択/自動倍率選択モ
ードが設定されている場合においては、当然、本走査の
前に前走査が行われる。
【0055】また、原稿送り装置(ADF)を備える複
写機においては、1枚目の原稿(設定用原稿DD)を複
写することなしに排出した後、連続して、つまりコピー
キー31bの投入なしに複写動作を開始させることもで
きる。上記したように、原稿のサイズを検知するための
第2のセンサを用いて設定用原稿を予備走査すること
で、モードを即座に設定できるようにしている。
【0056】すなわち、ユーザが所望のモードに応じて
記入した設定用原稿を読み取ることにより、複写機の設
定モードを変更できるようにしている。これにより、設
定用原稿を準備するだけで、所望のモードの自動設定が
可能となる。したがって、複雑な操作や、それにかかる
ガイダンス表示もしくはモードメモリなどを用意するこ
となく、簡単に、かつ迅速に、しかもいかなる複雑なモ
ードを自由に設定し得るようになるものである。
【0057】なお、上記実施例においては、自動用紙選
択モード、自動倍率選択モード、原稿サイズ指定モー
ド、用紙サイズ指定モード、「とじしろ」モード、およ
び「表紙」モードが用意されている場合を例に説明した
が、これに限らず、たとえば複写の濃度や複写枚数ある
いはトナーの色を指定するなど、各種のモードを自動設
定するものに適用することができる。また、各種のモー
ドに応じた設定用原稿をあらかじめ用意しておき、これ
を選択して読み取らせるようにしても良い。さらに、複
写機に限らず、各種の画像形成装置に適用可能である。
その他、この発明の要旨を変えない範囲において、種々
変形実施可能なことは勿論である。
【0058】
【発明の効果】以上、詳述したようにこの発明によれ
ば、安価で、しかもいかなる画像形成条件をも簡単に設
定することが可能な画像形成装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例にかかる複写機の内部構成
を示す断面図。
【図2】同じく、操作パネルの構成を示す平面図。
【図3】同じく、光学装置の主要部の構成を示す斜視
図。
【図4】同じく、原稿のサイズ検知にかかる動作を説明
するために示す図。
【図5】同じく、電気回路の概略構成を示すブロック
図。
【図6】同じく、原稿のサイズ検知にかかる判別データ
の一例を示す図。
【図7】同じく、モードの自動設定に用いられる設定用
原稿の一例を示す図。
【図8】同じく、設定用原稿の記入例を示す図。
【符号の説明】
11…本体、12…感光体ドラム、13…帯電装置、1
4…光学装置、16…現像装置、17…転写剥離チャー
ジャ、21a,21b…カセット、28…定着ローラ
対、31…操作パネル、34…原稿台、38a…第1の
キャリッジ、41…スキャンニングモータ、60a,6
0b…第1,第2のセンサ、61…発光素子、62…受
光素子、70…制御装置、70a…プロセッサ群、71
…パルスカウンタ、72…メモリ、D…原稿、DD…設
定用原稿。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿台上に載置された原稿を露光走査す
    るための走査手段と、 この走査手段上に設けられ、前記原稿台上に載置される
    原稿の有無を検知する検知手段と、 この検知手段で前記原稿台上に原稿が載置されたことを
    検知したとき、前記走査手段の前走査にともなう前記検
    知手段の出力にもとづいて、前記原稿台上に載置された
    原稿のサイズを判別する判別手段とを有し、 前記判別手段で判別された前記原稿のサイズに応じて、
    前記走査手段の本走査にともなって前記原稿より読み取
    られる画像を被画像形成媒体上に形成する画像形成装置
    において、 前記走査手段の前走査にともなう前記検知手段の出力に
    もとづいて、前記原稿台上に載置された原稿が画像形成
    条件を設定するための設定用原稿であるか否かを識別す
    る識別手段と、 この識別手段で前記設定用原稿が識別されたとき、前記
    設定用原稿にもとづく画像形成条件にしたがって画像の
    形成を行わしめる制御手段とを具備したことを特徴とす
    る画像形成装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895564A (en) * 1996-09-30 1999-04-20 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method and a device for controlling an air/fuel ratio sensor

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5895564A (en) * 1996-09-30 1999-04-20 Ngk Spark Plug Co., Ltd. Method and a device for controlling an air/fuel ratio sensor

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