JP2685845B2 - 複写機の制御装置 - Google Patents

複写機の制御装置

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JP2685845B2 JP63283375A JP28337588A JP2685845B2 JP 2685845 B2 JP2685845 B2 JP 2685845B2 JP 63283375 A JP63283375 A JP 63283375A JP 28337588 A JP28337588 A JP 28337588A JP 2685845 B2 JP2685845 B2 JP 2685845B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、複写機の制御装置に関する。
従来の技術 近年、複写機は多機能化される傾向にあり、装置を構
成するユニツト数も増え、操作パネルも複雑化してい
る。例えば、多機能化された機能としては、とじ代機
能、両面機能、変倍機能等がある。この他、多段の給紙
ユニツトやソータユニツト等をも備え、多段選択給紙機
能、ソータ機能等を持つようにもなつてきている。
このような機能中、例えば多段給紙ユニツト関係に着
目してみる。複写機においては、給紙ユニツトの内の1
つが故障、例えば、給紙時にジヤムが多発するといつた
部分的な故障を発生することがよくある。このような部
分的な故障発生時に、修理完了までシステム全体を使用
不可としてしまうことは、特に生産性が要求される高速
複写分野では、許容し難いことである。この点、このよ
うな部分的な故障が発生した場合、当該給紙ユニツトを
使用せずに他の給紙ユニツトを使用すれば、その修理を
待たなくても、コピーすることができる。このような使
用状態は、給紙ユニツトに故障があることを知つている
同一人が継続して使用する場合であれば特に問題とはな
らない。
発明が解決しようとする課題 ところが、ある給紙ユニツトに故障が発生したことを
知らない不特定の他の人が使用する場合、通常は、標準
状態にリセツトし、給紙ユニツトとして所望のものを選
択する等の操作をしてコピーすることになる。よつて、
上記の故障給紙トレイを選択してコピーすることがあ
り、不要なジヤム等を発生させてしまうといつた不都合
を生じ得る。
この点、例えばジヤムが多発する給紙トレイについて
は、その給紙トレイ(給紙カセツト)を引出して用紙な
しの状態にしておく、といつた方法もあるが、不便であ
り、かつ、当該給紙トレイを装着してしまえば元に戻つ
てしまう。
また、このような多機能化の下でも、ユーザによつて
は、それらのすべての機能を必要とせず、極端には単機
能の機械で十分な場合もある。このような状況下では、
複写機の多機能化に従い、操作パネルが複雑化したまま
では使いにくく、誤操作の原因ともなる。
課題を解決するための手段 複写動作に関する機能を含む複写情報を表示素子によ
り表示する表示手段と、マトリクスタツチスイツチとし
て形成されて前記表示手段の表示素子上に重ねられて押
下位置の検知に応じて複写動作に関する機能の選択設定
を行う設定手段と、前記表示素子の表示と前記マトリク
スタツチスイツチの押下位置検知とを各機能毎に個別に
禁止又は許可する制御手段と、前記制御手段で個別に禁
止又は許可することが可能な機能名を前記表示手段に一
覧表示し、禁止又は許可すべき機能を前記設定手段より
入力することにより、禁止又は許可すべき機能の選択を
行う選択手段とからなる。
また、ユーザの設定した複写条件を不揮発性記憶手段
に記憶し、該不揮発性記憶手段から複写条件を読み出す
ことにより複写機の設定を行うプログラムモードを有
し、前記不揮発性記憶手段より読み出された複写条件に
前記選択手段により禁止選択された機能が含まれていた
場合、当該機能を使用しない複写モードに変更するよう
にした。
作用 操作パネルにおいて、機能設定モードとすれば、その
タツチパネルセンサ付き表示パネル部での操作により、
例えば故障しているユニツト関連の機能を指定したり、
使用したくない機能を指定することにより、当該設定者
だけでなく不特定の他の人を含め、当該機能を表示上及
び入力から除外した状態で使用させることができる。よ
つて、部分的な故障に対する対処が適正となる。また、
不要な機能に関して操作パネルの表示からなくすことに
より、操作性を向上させることもできる。そして、修理
後や使用を欲する時には、当該機能の指定を解除するこ
とにより、元通りにその機能の使用を可能とすることが
できる。
また、ユーザプログラムにより自動設定された複写機
能を実行させようとする場合であつても、故障している
ものを使用することはなく、その旨の警告表示を行うこ
ともできる。
実施例 本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。まず、
第2図に本実施例の操作パネルが装備される複写機の一
例を示す。この複写機は、複写機本体1上に原稿自動搬
送装置(ADF)2を備えたものである。複写機本体1内
にはコンタクトガラス3上の原稿をフラツシユ露光する
キセノンランプ4が設けられ、原稿からの反射光は第1
ミラー5、スルーレンズ6及び第2ミラー7を経てベル
ト状の感光体8に露光される。本例の複写機にあつて
は、最小64%から最大142%までのズーム変倍機能を持
つ。この感光体8は既に帯電チヤージヤ9により一様帯
電されているので、露光により静電潜像が形成される。
静電潜像はイレーサ10により必要なイレース処理を受け
た後、現像装置11を通過することにより現像されて可視
像となる。この可視像は転写チヤージヤ12による作用の
下に転写紙13に転写され、この転写紙13は分離チヤージ
ヤ14により感光体8から分離される、この後、定着装置
15を経てコピートレイ16又は両面トレイ17或いはオプシ
ヨン接続されるソータ(最大3台接続可)側に排紙され
る。
転写紙13は複写機本体1内の3段の給紙トレイ18,19,
20又はオプシヨンとして接続される大容量給紙トレイの
何れかから選択的に給紙され、レジストローラ21により
感光体8上の画像との位置合わせ制御がなされる。
次に、複写機本体1の上面の一部に設けられた操作パ
ネル25の構成を第3図により説明する。この操作パネル
25上には通常通り、スタートキー(プリントキー)26、
0〜9なるテンキー27、クリア/ストツプキー28、エン
ター(#)キー29、割込みキー30等のキーがLED31等と
ともに設けられている。更に、このような操作パネル25
の一部にはタツチパネルセンサ付き表示パネル部なる液
晶表示構造のフルドツトデイスプレイ(以下、LCDと称
する)32が設けられている。本実施例のLCD32は横方向
に560ドツト、縦方向に128ドツトの71680ドツト構成の
ものであり、これらの71680ドツトの内の個々の任意の
ドツトをオン又はオフさせることにより、文字・図形、
色を表示し得るものである。このようなLCD32の表面は
透明なタツチパネルスイツチとなつており、表示とキー
入力との双方の機能を持つ。つまり、デイスプレイ上に
表示されているキー部分を軽く押下すると、その表示さ
れているキーが入力されたことになる。
より詳細には、このLCD32は縦128ドツト、横560ドツ
トであるが、横8ドツト=8ビツト=1バイトが1ワー
ドとなつており、マイクロCPUは8ビツト単位でデータ
を処理するので、以後は、縦128ドツト、横70ワードと
して説明する。また、このLCD32の座標は第3図中の左
上が(0,0)なる原点であり、右下が(69,127)とな
る。
なお、本実施例のLCD32は少なくとも赤、緑2色の表
示層を有し、これらの表示層の組合せにより、少なくと
も赤、緑、白、黒の4色を表現し得るものである。より
具体的には赤と緑とのドツトが交互に配列され、表示色
はこれらの赤、緑各1個ずつの2ドツトの組合せで表現
しているものである。即ち、2ドツトについて赤、緑が
ともにオフであれば黒表示、赤がオフで緑がオンであれ
ば緑表示、赤がオンで緑がオフであれば赤表示、赤、緑
がともにオンであれば白表示となる。また、LCD32に表
示される内容は、待機中、コピー中、異常発生時等で様
々に変化するものであり、それに伴いタツチパネルセン
サとしてのキー入力位置も同様に変化するが、画面表示
とキー入力とは常に対応関係にある。
また、本実施例の複写機は特に詳述はしないが、ユー
ザツール、サービスマンツールと称されるツールが幾つ
かあり、これらのツールはこのLCD32の画面上で操作す
ることにより複写機の機能を設定したり、コピー紙の枚
数等を計数したりする機能を持つ。ここに、LCD32にお
いて表示される絵及び文字は、個別のパーツとなつてお
り、各々にラベルが付けられている。これらのパーツを
デイスプレイ上に表示するために、drawという関数が用
意されている。この関数は様々なバリエーシヨンがあ
り、例えば白/黒で描くもの、赤/黒、緑/黒或いは赤
/白/黒、緑/白/黒の3色で描くためであり、また、
前記パーツが多数あり、マイクロCPU V30がそのパーツ
を参照するためにセグメントを管理するためのものであ
る。基本的な書式は、draw_nw(x,y,ラベル名)であ
る。nはそのパーツが格納されているセグメントを意味
し、wは白/黒で描くことを意味する。また、x,yはLCD
32上の座標であり、ラベル名はそのパーツに付けられた
ラベル名を意味する。一方、タツチパネルセンサの入力
には、touch_senseという関数が用意されている。これ
にも幾つかあるが、touch_sense(x1,y1,x2,y2)と
いう形が一般形となつている。これは、始点座標が
(x1,y1)で終点座標が(x2,y2)の矩形エリア内でタ
ツチキーが押下された場合に“1"を返す関数である。ま
た、「touch_sense_x(x1,x2)」であれば、y座標に
は無関係に、x座標においてx1とx2との間でタツチキー
が押下された場合に“1"を返す関数である。同様にし
て、「touch_sense_y(y1,y2)」であれば、x座標に
は無関係に、y座標においてy1とy2との間でタツチキー
が押下された場合に“1"を返す関数である。
本実施例の複写機の制御系は、第4図のブロツク図に
示す如く構成されている。まず、全体を制御するCPU41
は時分割でデータバス上にアドレス信号を出力する。こ
の際、CPU41がデータバス上に出力したアドレスバスは
アドレスラツチ42によりラツチされ、アドレスバス上を
出力される。ここに、アドレスバス上の上位アドレスは
アドレスデコーダ43によりデコードされ、チツプセレク
ト信号とされる。外部リセツトデイテクタ44は光通信に
より外部からリセツト信号が送信された時に基準クロツ
クと比較してリセツト信号を検波するためのものであ
る。電源監視45は電源電圧が低下した時にCPU41をリセ
ツトさせるためのものであり、この外部リセツトデイテ
クタ44からの信号を受けた際にもCPU41をリセツトさせ
ることになる。システムクロツクを発生させるクロツク
ジエネレータ64は、これ以外に、システムリセツト信号
をドライブしたり、CPU41に対するレデイ(READY)信号
を出力する。CPU41に接続されたROM47はプログラムエリ
アとデータエリアとを持ち、LCD32の画面に表示される
データをすべて格納している。プログラマブルデバイダ
48はシステムクロツクを分周し、ブザー音の周波数を決
定し、又は、シリアル通信のボーレートを決定するクロ
ツクの出力や、インターバルタイマとしての出力を持つ
ている。インターラプトコントローラ49はタイマ割込み
動作やシリアル通信に関する受信割込みと送信割込みと
を受けてCPU41に対して割込み信号を発生したり、割込
みに関する動作をコントロールする。シリアルコントロ
ーラ50はシステム外部とのシリアル通信を制御するもの
である。光コネクタ51はシステム外部とのシリアル通信
を光フアイバにより行うためのインターフエースコネク
タである。LED52は操作パネル25上のデイスプレイとし
て設置されたものであり、第3図中の31に相当する。デ
ータラツチ53はシステムの出力ポートであり、ブザーの
オン/オフ信号と、LED52のオン/オフ信号をラツチし
て出力する。ローパスフイルタLPF54はプログラマブル
デバイダ48の方形波出力をブザー音に適した正弦波にす
るため高調波成分を除去するためのものである。イコラ
イザEQL55はLPF54の周波数特性及びプログラマブル・ア
ツテネータP−ATT56、出力アンプ57ないしはスピーカ
(ブザー)58の周波数特性を総合的に補正するものであ
る。P−ATT56はブザー音の信号をCPU41からのデータ設
定により減衰させるものであり、ブザー音の音量を設定
するものとなる。出力アンプ57はP−ATT56により設定
された音量のブザー音の信号を一定レベル増幅してスピ
ーカ58を駆動させるものである。スイツチマトリツクス
59は16×64のタツチスイツチと16×1のキースイツチと
からなり、合計16×65のスイツチマトリツクス(これ
が、実際のタツチパネルセンサに相当する)59を構成し
ている。CPU41は各スイツチのオン/オフ状態をスイツ
チの応答時間(CPU41がアクセスしてからデータバス上
にスイツチデータが確定するまでの時間)に関わりな
く、プログラム上で参照するために、スイツチマトリツ
クス59の全スイツチの状態をRAM53エリア中に設けられ
たバツフアメモリに格納する。データバスが16ビツトで
あるので、CPU41は一度に16接点のスイツチデータを読
込める。従つて、CPU41は65回の読込み動作で全スイツ
チの状態を読込むことができる。この65回の読込み動作
はインターバルタイマによつて周期的に行われる。ドラ
イバ62は65本の中の一つの行をドライブする。ドライブ
された行に対応する列データ(16ビツト)はバスドライ
バ60によつてデータバスに出力され、CPU41がそのデー
タをレジスタ内に取込む。その取込み動作の終了時点
で、次にドライブされるべき行のアドレスがアドレスラ
ツチ61にラツチされ、ドライバ62は次の行をドライブす
る。このような動作が繰返されて16×65のスイツチデー
タがCPU41に読込まれる。RAM63はワークエリアとLCD32
の表示データエリアを持つており、LCDコントローラ64
からもアクセスされるため、CPU41はLCDコントローラ64
がRAM63をアクセスしている間はウエイト(WAIT)ステ
ートを実行することによつてサイクルスチールでRAM63
をアクセスする。サイクルスチールアクセスに必要なタ
イミング信号を発生する回路としてタイミング回路65が
ある。RAM63のアドレス入力はマルチプレクサMPX66によ
つてCPU41側とLCDコントローラ64側とのどちらかに接続
される。RAM63のデータバスは常時LCDコントローラ64に
接続されているが、CPU41がアクセスする時だけバスト
ランシーバ67によつてCPU41のデータバスに接続され
る。LCDコントローラ64は定期的にRAM63の表示データを
読込んでLCDドライバ68,69にそのデータを転送する。LC
Dドライバ(X)68はLCD32の画面中の横方向1120ドツト
のセグメントをドライブし、LCDドライバ(Y)69は縦
方向の128ドツト分のセグメントをドライブする。LCD32
は前述したように560ドツト×128ドツトで構成されてお
り、横方向に赤と緑とが交互に並んでおり、赤と緑との
オン/オフの組合せで4色表示を行うことになり、赤と
緑との1組が1画素となるため、560×128画素の画面と
なる。この画面は、上画面64×1120ドツトと下画面64×
1120ドツトに分けて表示しており、表示のデユーテイは
1/64になつている。CFLバツクライト71はLCD32の画面を
表示面の裏側から照光するものである。また、DC/ACイ
ンバータ72は72は入力24VをAC300Vにして出力し、CFLバ
ツクライト71を点灯させる。
このような構成において、まず、複写機の電源が投入
された時には、操作パネル25のLCD32は第5図(a)に
示すような待機中の標準表示状態となり、各種モード情
報、紙情報等を表示し、かつ、選択入力可能な状態とな
る。ここに、第5図(他図の画面表示でも同様)上は表
示状態を白黒のみで示すが、LCD32は前述したように
白、黒の他に赤、緑色表示も可能なものであり、地の色
はWで示すように白色であり(「ソータ」「とじ代」等
のモード標題表示欄も同じ)、文字部分は黒BKである。
また、第1図(a)中の「ソート」「スタツク」「表」
等で示すような四角枠で囲んで示した領域中は緑G表示
(以下、緑G表示領域は点々を付した梨地で示す)であ
り、文字は黒BK表示とされている。このような表示状態
の部分がキーであることを示し、押下し得ることにな
る。一方、第5図(a)中の「等倍」や「A4」等で示す
ように白抜きの四角枠で囲まれ、かつ、その地肌色が黒
BKとなつている領域は、現在選択されているキーである
ことを示し、再押下できないキーとなる。
このような待機状態下に、LCD32において幾つかの複
写モードを選択した表示状態の一例を第5図(b)に示
す。この例では、例えばソータモードに関して「ソー
ト」、とじ代モードに関して「裏」、両面モードに関し
て「片→両」が選択された場合を示し、対応する表示が
同図(a)の場合と異なり緑G枠中に黒BK地肌で白W文
字表示となり、これらのキーが選択されたことを判らせ
る。このような緑G枠表示のキーは、当該キーが再押下
可能であり、再押下すると選択されたモード(そのキー
の入力)が解除されることを示す。これにより、白W枠
表示のキーと区別される。
なお、とじ代に関しては、第5図(a)(b)からも
判るように、片面コピー時には「表」しか表示されない
が、両面コピー選択時に「表」とともに「裏」が表示さ
れ選択可能となる。このとじ代の寸法はとじ代モードと
し、テンキー28によりキー入力することになる。また、
両面モードに関しては、片面原稿から両面コピーをとる
片→両モード、両面原稿から両面コピーをとる両→両モ
ード、両面原稿から片面コピーをとる両→片モードの何
れかが選択可能である。変倍モードとしては、等倍の
他、定形的な変倍率として拡大3段階(115%,122%,14
1%)と縮小4段階(93%,87%,82%,71%)とが、等倍
/拡大/縮小キー表示部分の押下により設定可能とされ
ている。これは、原稿サイズとコピーサイズとを入力す
る用紙指定変倍モードでも同様である。また、定形的な
変倍率以外の倍率でのコピー時には、ズームモードによ
り1%刻みの変倍率設定とし、又は、寸法変倍モードを
利用すればよい。右上欄に示す「コピーできます」と表
示された部分はメツセージエリアであり、様々なメツセ
ージが表示される、その右のエリアはコピーのセツト枚
数やコピー枚数を表示するエリアである。メツセージエ
リアの下部はコピー用紙を選択する部分であり、本実施
例ではNo.1〜No.4で示す4つのトレイ中から選択可能で
ある。No.1は給紙トレイ18に相当し、No.2は給紙トレイ
19に相当し、No.3は給紙トレイ20に相当し、No.4はオプ
シヨン使用される大容量給紙トレイ(ラージトレイ)に
相当する。そして、これらのトレイに収納されているコ
ピー用紙サイズとその残量とが表示され、かつ、選択さ
れたものは他と異なる色表示とされている。第5図
(a)(b)によれば、A4サイズ紙が収納されたNo.2の
トレイが選択されていることになる。自動用紙キー表示
部分を押下すると、変倍率と原稿サイズとからコピー用
紙サイズが自動的に決定される。その下部はコピー濃度
選択エリアであり、図示例では、7段階中の中央の4が
選択されているが、自動濃度モードとすれば、原稿の濃
度に応じて自動的にコピー濃度が決定されることにな
る。
ここに、本実施例では、例えば第5図(a)(b)で
は表示とタツチパネルセンサ入力とを整合させるため
に、画面を幾つかに分割して管理している。具体的に
は、「ソータ」「とじ代」「両面」「変倍」「メツセー
ジ」「カウント」「トレイ」「コントラスト(濃度)」
に分割され、各々の分割領域に表示とキー入力との関数
が用意されている。例えば、「ソータ」欄であれば、di
sp_sorter( )とtouch_sorter( )とがある。disp_
sorter( )はキーの表示と選択された内容を表示する
関数であり、具体的には前述のdraw関数により構成され
ている。また、touch_sorter( )は表示されているキ
ーが押下されたか否か(即ち、入力の有無)をチエツク
する関数であり、具体的には前述したtouch_sense関数
により構成されている。分割された他の欄も同様であ
る。
ところで、複写機本体1に付設され給紙信号に応じて
1枚ずつ給紙するラージトレイ装置を第6図ないし第9
図に示す。このラージトレイ装置は1000枚ないし2000枚
程度の収容枚数を持ち、用紙束を搭載するトレイテーブ
ル81は、トレイテーブル昇降用モータ82の正逆転により
ウオーム84、ウオームギヤ83を介して、トレイ側板に設
けられたプーリ群835に掛け渡された前後2本のトレイ
駆動ワイヤ86を移動させて、このワイヤ86に固定されて
いる2本の平行なトレイテーブル支持軸81aを上昇・下
降させることによつて昇降駆動され、第7図に示す如
く、トレイテーブル81上に積載された用紙束88の上面を
常にピツクアツプローラ89に圧接させ、給紙信号に応じ
てピツクアツプローラ89を一定量回転させ上から順次送
り出し、フイードローラ90とリバースローラ91よりなる
分離ローラ対により重送を分離し、1枚ずつ複写機本体
1中に給紙させる。86はテンシヨンばねである。
ピツクアツプローラ89はトレイ側板の固定点に軸支さ
れたフイードローラ90の軸を始点として自由端が上下に
移動可能なアーム92に取付けられ、用紙束88の上昇とと
もにこれが押し上げられ、その結果、アーム92の先端の
遮蔽板がフオトインタラプタ93内に入り、信号が発せら
れる。94もフオトインタラプタ93と同様のフオトインタ
ラプタセンサであり、トレイテーブル81の下降とともに
その下面に取付けられた遮蔽板95によりトレイテーブル
81の下限位置を検知するものである。
このようなトレイテーブル81は、基本的には、次のよ
うな動作を行うように制御される。トレイテーブル81上
に転写紙88が全くない場合、ペーパエンドセンサ(図示
せず)がこれを検知してトレイテーブル81は下限まで下
がつた状態となる。次にトレイテーブル81を引出してこ
のテーブル上に転写紙88を積載し、トレイテーブル81を
再びセツトすると、これをセツトセンサ(図示せず)が
検知し、これにより昇降用モータ82がトレイテーブル81
を上昇させる方向に回転し始める。
転写紙88が上昇すると、これがピツクアツプローラ89
を押し上げることになり、遮蔽板92がフオトインタラプ
タ93の光路を遮断し、上限信号がCPU41に入力され、昇
降用モータ82は停止し給紙可能な状態となる。
給紙が進むにつれて、転写紙88が減少するのに合せて
トレイテーブル81を上昇させなければならないので、遮
蔽板92が常にフオトインタラプタ93に入つているよう
に、昇降用モータ82を、フオトインタラプタ93が遮蔽板
92を遮断されていない時だけ上昇方向に回転させるよう
にする。
トレイテーブル81を下降させる時は、下降スイツチ
(図示せず)を押すとCPU41がこれを検知し昇降用モー
タ82を下降方向に回転させる。そして、フオトインタラ
プタ94の光路が遮蔽板95により遮断された時に昇降用モ
ータ82を止める。
以上のように、トレイテーブル81は上限及び下限を検
知するフオトインタラプタ、ペーパエンドセンサ等の信
号によつて昇降用モータ82の動作を制御している。この
ため、これらのセンサ、特に上限や下限を検知するセン
サが故障したり断線した場合には、トレイテーブル81の
動作に重大な影響を及ぼし、更には、トレイ駆動用のワ
イヤケーブル87の断線などの故障に拡大するおそれもあ
る。特に、数千枚の用紙を積載できるラージトレイにお
いては、昇降用モータ82の出力が大きいだけに、故障の
程度もかなり大きくなつてしまうことが考えられる。
このような場合には、サービスマンによる修理が完了
するまでは、当該ラージトレイ装置(機能の1つと考え
る)を使用しないほうがよい。これは、給紙トレイ18,1
9,20等であつても同様であり、例えばミスフイードの多
発するトレイは使用を避けるのがよい。
そこで、予めユーザが決めたコードをテンキー28によ
り入力すると、LCD32は第5図(c)に示すようなユー
ザツールの画面表示となる。即ち、ユーザが設定し得る
各種項目がメニユーとなつており、各標題の左側の数字
部分がその標題のモード画面に入るためのスイツチとな
つている。
この内、本実施例の特徴とするのは、ユーザツール中
のNo.7の「故障時の機能削除モード」及びNo.6の「オプ
シヨン構成・機能設定モード」なる機能設定モードであ
る。例えば、給紙トレイ18なるトレイ1に故障が発生し
た場合であれば、トレイ1ユニツト、即ちトレイ1を用
いた給紙機能を削除するため、第5図(c)のようなユ
ーザツール画面中からNo.7の「故障時の機能削除モー
ド」を選択する。具体的には、7部分を押下する。これ
により、LCD32は第1図(a)に示すような「故障時の
機能削除モード」の初期画面表示となる。ここでは、例
えば給紙トレイ18に故障がある場合を考えているので、
第1図(a)に示すような画面表示において、「トレイ
1」と表示されているキー部分を押下し、故障している
のが給紙トレイ18であることを指定する。画面上は、第
1図(b)に示すように当該トレイ1表示部分が指定さ
れたことが、その黒BK地肌表示への変化により示され
る。この後、「目次へ」表示部分を押下すると、第5図
(c)に示したようなユーザツールの画面に戻り、他の
ユーザツールの使用が可能となる一方、「終了」表示部
分を押下すれば第1図(c)に示すようなコピー可能な
るレデイ画面に戻る。この第1図(c)の画面表示で注
目すべきは、上記の「故障時の機能削除モード」によつ
て当該複写機が持つ複写機能中、故障したトレイ1に関
する機能が削除指定されたことにより、レデイ状態の画
面中からもトレイ1に対応するNo.1のトレイ部分の表示
が消え、LCD32画面上からは当該給紙トレイ18が選択入
力できない状態(当該部分のタツチパネルスイツチ入力
が無効とされる)となることである。よつて、このよう
な機能削除操作を行つた人の他、不特定の他の人がコピ
ーしようとする場合であつても、第1図(c)に示すよ
うなLCD32画面によれば、故障している給紙トレイ18を
選択することはなくなり、残りのトレイ19,20,81を利用
したコピーを行わせることができる。
これは、他の給紙トレイ19,20やトレイテーブル81な
るユニツトの機能に故障がある場合でも同様である。ま
た、給紙トレイユニツト関連の機能に限らず、ADF2のユ
ニツトの機能に故障がある場合や、オプシヨン接続され
得るソータ(3台まで接続可能であり、ソータ1,ソータ
2,ソータ3として示される)の機能や、両面コピー機能
等についても、故障がある場合には、その表示及び入力
を無効とさせる設定を操作パネル25において行える。
ここで、トレイテーブル81なるラージトレイに故障が
発生した場合の処理を第10図のフローチヤートを参照し
て考える。この場合、第1図(b)の場合に準じて、故
障したトレイとしてラージトレイに相当するトレイ4を
指定する。この結果、不揮発性メモリ上に設定してある
番地“FG_MAL_TRAY_4"には“1"が入り、このトレイ(ト
レイテーブル81)が使用不可なる状態になつたことを記
憶する。このような機能削除設定後で「終了」表示部分
を押すと、トレイ4対応部分の表示が消えたレデイ状態
の画面となる。そして、このラージトレイ機能自体は、
次のように制御される。まず、このラージトレイに相当
するトレイ4が削除指定された場合、不揮発性メモリ上
に設定してある番地“FG_MAL_TRAY_4"には“1"が入ると
同時に、このトレイテーブル81が下限位置にない時には
昇降モータ82を下降方向に駆動させトレイテーブル81を
下限位置まで下降させる。その後は、このトレイテーブ
ル81を引出して再セツトしても、また、電源スイツチを
投入し直しても、このトレイテーブル81が再び上昇する
ことはない。即ち、このトレイテーブル81はその機能の
削除指定を解除しない限り、全く給紙不可、即ちその機
能が発揮されない状態に維持される。このような機能の
削除指定されたものの解除は、テンキー28操作により第
1図(a)に示した画面表示「故障時の機能削除モー
ド」に戻し、削除指定されたキー表示部分を再度押下す
ればよい。このような解除操作を行えば、不揮発性メモ
リからも削除され、当該機能が表示、入力選択可能な状
態に復帰する。
第10図のフローチヤートは、このような制御を行うた
めのものである。まず、同図(a)に示すサブルーチン
1は、ラージトレイユニツトが複写機本体1にセツトさ
れた時にトレイテーブル81を上昇させるためのサブルー
チンであり、転写紙88が積載されており、かつ、このト
レイの故障の指定を意味する“FG_MAL_TRAY_4"が“1"で
なければ昇降用モータ82を上昇方向に回転させる。同図
(b)は上昇しているトレイテーブル81を上限位置で停
止させるためのサブルーチンであり、上限センサの検知
信号がHレベルに変化したら昇降用モータ82の回転を停
止させる。同図(c)は上昇中又は上限位置にあるトレ
イテーブル81を下降スイツチSWによつて下降させるため
のサブルーチンであり、SWがLレベルに変化した時に、
トレイテーブル81が上昇中であれば昇降用モータ82を一
旦停止させてから下降方向に逆回転させる。停止してお
り、かつ、下限位置になければ、昇降用モータ82を下降
方向に回転させる。同図(d)は下降中のトレイテーブ
ル81を下限位置で停止させるためのサブルーチンであ
り、SLの信号がHレベルに変化したら昇降用モータ82を
停止させる。同図(e)はトレイテーブル81から給紙し
ている時に転写紙88の減少に従いこのトレイテーブル81
を上昇させるためのサブルーチンである。同図(f)は
電源スイツチ投入時にトレイテーブル81を上昇させるた
めのサブルーチンであり、故障指定を意味する“FG_MAL
_TRAY_4"が“1"でなければ昇降用モータ82を上昇方向に
回転させることになる。
このようにラージトレイの場合で考えれば、故障発生
時には、その機能削除モードにより当該トレイを指定す
ることにより、当該ラージトレイ機能に関する表示消去
及び入力不可とともに、このラージトレイが給紙不可な
る機能発揮できない状態に制御されるので、故障したラ
ージトレイが継続使用されるようなことはなく、故障の
拡大を防止し得る。
ところで、本実施例では、機能設定モードとして、故
障時に故障した機能(ユニツト)を指定削除するという
モードだけでなく、「オプシヨン構成・機能設定モー
ド」も用意されている。これは、各機能(ユニツトを含
む)に故障はないが、ユーザが使用しない機能について
は、操作パネル25のLCD32画面表示上から削除し、その
入力をも不可とさせるためのものである。まず、テンキ
ー28操作により第5図(c)に示したようなユーザツー
ルのメニユー画面とし、この画面中からNo.6の「オプシ
ヨン構成・機能設定モード」を押下指定する。これによ
り、LCD32画面は第11図(a)に示すよな「オプシヨン
構成・機能設定モード」の初期画面表示となる。図示状
態のように、システムを構成するオプシヨンの選択指定
(ラージトレイやソータ関係等)や、「とじ代機能」
「両面機能」「変倍機能」中、使用しない機能の選択指
定が可能となる。オプシヨン構成で指定されないオプシ
ヨンは使用されず、結果として、そのオプシヨンによる
機能の削除指定に相当する。第11図(a)(b)図示状
態では、システム構成オプシヨンとして「ラージトレ
イ」と「ソータ1」とが選択指定され、使用しない機能
として「両面」機能が選択指定されたことを示す。この
ような指定後、「終了」キー表示部分を押下し、レデイ
状態の画面に戻すと、同図(c)に示すようになる。即
ち、「両面」機能が削除指定されたことにより、LCD32
の画面表示上から「両面」機能に関する表示が消去さ
れ、かつ、「両面」機能に関するキー入力も不可なる状
態に制御される。これらの削除指定された機能を復活さ
せるには、前述した如く、再度「オプシヨン構成・機能
設定モード」の表示画面とし、復活させたい機能を再度
押下すればよい。このようにして、複写機が持つ多機能
中、ユーザによつては使用することのない機能、例えば
両面機能に関する表示を削除し、かつ、そのキー入力を
不可とさせることにより、操作パネル25の操作性を当該
ユーザの使用形態に適したものとし、ミス操作によるミ
スコピーの発生を減らすことができる。
ところで、不揮発性メモリに記憶された複数の複写モ
ード(機能)中から任意に選択した複写モードにより複
写動作を実行できるユーザプログラム機能を持つ複写機
においては、各機能(ユニツト)で故障が発生した場
合、次のように処理することもできる。即ち、複写シス
テムを構成し得る給紙トレイ18,19,20,81、ADF2、ソー
タ(ソータ1〜ソータ3)、変倍ユニツト、両面ユニツ
ト等による各機能につき、その故障発生時には故障状況
を個別に設定し得るようにする一方で、選択されたユー
ザプログラムで使用すべき各ユニツト機能の故障状況を
比較判断し、使用すべきユニツト機能に故障がある時に
は、故障のある当該ユニツト機能を使用しない複写モー
ドに自動的に変更し、かつ、この変更された複写モード
は本来所望のものではないので、操作パネル上では複写
モード変更の旨の警告表示を行わせるものである。
第12図ないし第14図は、この方式を実行するためのブ
ロック図ないしはフローチヤートである。まず、マイク
ロプロセツサμCPU100を用いた複写機の全体のシステム
構成を第12図に示す。即ち、μCPU100が複写機のプログ
ラムを実行するもので、アドレス、データ及びコントロ
ール用のバスライン101を介して制御用のプログラムを
格納したメモリとしてのROM102、RAM103、不揮発性メモ
リ104、入出力ポート105及びシリアル通信制御ユニツト
106が接続されている。前記入出力ポート105は複写機内
のモータ、ソレノイド等の出力負荷や、センサ等の入力
源が接続されている。また、シリアル通信制御ユニツト
106にはこのユニツト106を介して信号の授受を行なう操
作表示部107(操作パネル25が相当する)が接続されて
いる。
しかして、第13図に示すユーザプログラム記憶部104a
は不揮発性メモリ104上に設けられ、複数組の複写モー
ド(機能)が格納されている。このユーザプログラムは
ユーザが通常よく使用する複写モードを自由に設定して
格納できるものであり、任意時にこのように格納されて
いる複写モードを呼出してその複写モードを実行させる
ことができるものである。通常は、1〜10等の簡単な番
号により管理される。故障ユニツト記憶部104bも不揮発
性メモリ104上に設けられたもので、各ユニツト(機
能)毎にその故障状況が故障発生、修理完了により随時
書換えられるものである。
そして、ユーザプログラムが選択されると、ユーザプ
ログラム記憶部104aから対応する複写モードが呼出さ
れ、第14図のフローチヤート中に示すように使用される
給紙トレイが決定され、かつ、決定された給紙トレイに
ついての故障状況のチエツクがなされる。即ち、故障ユ
ニツト記憶部104bからはこの給紙トレイについての故障
状況が呼出され、比較判定手段108によつて故障の有無
の判定がなされる。故障がある場合には、他の給紙トレ
イを使用する複写モードに自動変更するとともに、操作
表示部107ではその旨を警告表示させる。コピー可能で
あつても、他の給紙トレイを使用することはユーザの意
図するところではないからである。次に、フローチヤー
トに示すようにADFを使用するモードであるか決定し、A
DF使用モードであれば、このADFの故障状況をチエツク
し、故障があればADFモードに変えて、圧板モードによ
る複写モードに自動変更し、その旨の警告表示を行う。
他のユニツト、機能についても同様である。よつて、ユ
ーザプログラムにより自動設定された複写モード(機
能)を実行させようとする場合であつても、故障してい
るものを使用することはない。
発明の効果 本発明は上述のように、複写動作に関する機能を含む
複写情報を表示素子により表示する表示手段と、マトリ
クスタツチスイツチとして形成されて前記表示手段の表
示素子上に重ねられて押下位置の検知に応じて複写動作
に関する機能の選択設定を行う設定手段と、前記表示素
子の表示と前記マトリクスタツチスイツチの押下位置検
知とを各機能毎に個別に禁止又は許可する制御手段と、
前記制御手段で個別に禁止又は許可することが可能な機
能名を前記表示手段に一覧表示し、禁止又は許可すべき
機能を前記設定手段より入力することにより、禁止又は
許可すべき機能の選択を行う選択手段とからなるので、
あるユニツト関連の機能に故障が生じたり、ユーザにお
いて特に使用しない機能があるような場合には、操作パ
ネル上で当該モードして故障機能又は不要機能を指定す
るだけで、表示上及び入力から除外することができ、よ
つて、特定操作者だけでなく不特定の人が使用する場合
でも故障機能を使用するような複写モードとすることが
なく、部分的な故障に対する対処が適切なものとなり、
また、不要な機能を削除した場合であれば、当該ユーザ
にとつて操作パネルの操作性を含め使いやすい複写機と
することができ、修理完了後や使用を欲する時には、当
該機能の削除指定を解除することにより、元通りにその
機能を発揮させ得るものであり、さらに、ユーザの設定
した複写条件を不揮発性記憶手段に記憶し、該不揮発性
記憶手段から複写条件を読み出すことにより複写機の設
定を行うプログラムモードを有し、前記不揮発性記憶手
段より読み出された複写条件に前記選択手段により禁止
選択された機能が含まれていた場合、当該機能を使用し
ない複写モードに変更するようにしたので、ユーザプロ
グラムにより自動設定された複写機能を実行させようと
する場合であつても、故障しているものを使用すること
はなく、その旨の警告表示を行うこともできるという効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図(a)〜
(c)は故障時の機能削除モードに関連したLCDの表示
画面を示す平面図、第2図は複写機全体の概略正面図、
第3図は操作パネルの平面図、第4図は制御系のブロツ
ク図、第5図(a)〜(c)はLCDの表示画面を示す平
面図、第6図はラージトレイユニツトの斜視図、第7図
はその側面図、第8図はラージトレイユニツトの駆動部
付近を拡大して示す斜視図、第9図は制御系ブロツク
図、第10図はフローチヤート、第11図(a)〜(c)は
オプシヨン構成・機能設定モードに関連したLCDの表示
画面を示す平面図、第12図及び第13図は変形例を示すブ
ロツク図、第14図はそのフローチヤートである。 25……操作パネル、32……タツチパネルセンサ付き表示
パネル部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−235963(JP,A) 特開 昭63−231368(JP,A) 特開 昭63−186262(JP,A) 特開 昭64−20574(JP,A) 特開 昭62−43016(JP,A) 特開 昭63−311362(JP,A) 特開 平2−44374(JP,A) 特開 平2−130564(JP,A) 特開 昭62−272286(JP,A) 特開 平1−164965(JP,A) 特開 平1−273090(JP,A) 特開 平2−8922(JP,A) 実開 平1−88947(JP,U) 特許 昭2582094(JP,B2) 特許 昭2582143(JP,B2)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複写動作に関する機能を含む複写情報を表
    示素子により表示する表示手段と、マトリクスタツチス
    イツチとして形成されて前記表示手段の表示素子上に重
    ねられて押下位置の検知に応じて複写動作に関する機能
    の選択設定を行う設定手段と、前記表示素子の表示と前
    記マトリクスタツチスイツチの押下位置検知とを各機能
    毎に個別に禁止又は許可する制御手段と、前記制御手段
    で個別に禁止又は許可することが可能な機能名を前記表
    示手段に一覧表示し、禁止又は許可すべき機能を前記設
    定手段より入力することにより、禁止又は許可すべき機
    能の選択を行う選択手段とからなることを特徴とする複
    写機の制御装置。
  2. 【請求項2】ユーザの設定した複写条件を不揮発性記憶
    手段に記憶し、該不揮発性記憶手段から複写条件を読み
    出すことにより複写機の設定を行うプログラムモードを
    有し、前記不揮発性記憶手段より読み出された複写条件
    に前記選択手段により禁止選択された機能が含まれてい
    た場合、当該機能を使用しない複写モードに変更するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1記載の複写機の制御
    装置。
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