JP3333250B2 - 画像比較装置 - Google Patents

画像比較装置

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JP3333250B2
JP3333250B2 JP30733792A JP30733792A JP3333250B2 JP 3333250 B2 JP3333250 B2 JP 3333250B2 JP 30733792 A JP30733792 A JP 30733792A JP 30733792 A JP30733792 A JP 30733792A JP 3333250 B2 JP3333250 B2 JP 3333250B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンタなどの画像比較装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複写機は原稿の複写に使用するた
めだけのものであつたが、近年はフアクシミリ、プリン
ター等の機能を合わせ持つた複合機が多くなつてきてい
る。また、文字認識により画像上の文字を判別できるA
I機能を搭載したものもあり、いろんな目的の使用が可
能となつてきた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記文字認識技術の応
用により、2つの画像の文字の照合が可能となるが、例
えば、学校や通信添削等におけるテストの答案の採点等
の仕事は、OA機器によらず、まだまだ人の手による場
合が多い。また、その答案の内容(文字の照合内容)が
簡単であればあるほど単純作業となり、その労力や疲労
は大変なものである。
【0004】本発明は、上記の問題点に鑑みてなされ、
複写機等のコピーのレパートリーが増え、又、ミスコピ
ーなどを低減できる画像比較装置を提供することにあ
る。
【0005】本発明の他の目的は、入力された2つの画
像上の文字、パターンの認識、比較を行い、その結果を
表示(プリントアウト)することによつて、テストの採
点等の作業を自動的に行う画像比較装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、第1の手段は、原稿を読取手段に供給し、読み取り
終了後、前記読取手段から排出させる自動原稿給送装置
と、原稿の読み取り後、当該原稿を排出する場合と、原
稿の読み取り後、当該原稿を作像プロセスへ搬送する場
合とを切り換える切換手段と、前記読取手段によって読
み取られ、認識された文字パターンと、データベース化
された文字パターン情報とを比較する比較手段とを備
え、前記比較手段の比較判断の一致不一致に応じて比較
結果を前記作像プロセス手段に搬送された原稿に作像す
ことを特徴とする。
【0007】上記目的を達成するため、第2の手段は、
原稿を読取手段に供給し、読み取り終了後、前記読取手
段から排出させる自動原稿給送装置と、原稿の読み取り
後、当該原稿を排出する場合と、原稿の読み取り後、当
該原稿を作像プロセスへ搬送する場合とを切り換える切
換手段と、前記読取手段によって読み取られ、認識され
た文字パターンと、データベース化された文字パターン
情報とを比較する比較手段と、前記比較手段の比較判断
の一致不一致に応じてコメントを前記作像プロセス手段
に搬送された原稿に作像することを特徴とする。なお、
前記第1および第2の手段において、前記原稿に作像す
る際の作像色を指定する指定手段をさらに設けることが
できる。
【0008】
【作用】上記手段により、転写紙のコピーだけでなく、
原稿に再度コピーしたり、読み取り終了した原稿をその
まま複写機内に搬送し、合成コピーすることが可能とな
る等、複写機等のコピーのレパートリーが増える。又、
操作者が明確に複写機の動作モードを認識してコピーが
行えるので、ミスコピーなどを低減できる。
【0009】
【実施例】本発明を実施したデジタル複写機について、
図面を参照して説明する。
【0010】図1はそのデジタル複写機全体の構成図、
図2(a),(b)はそのデジタル複写機における書き
込み部の平面図及び側面図である。
【0011】まず、図1を用いてデジタル複写機の概略
構成について説明する。
【0012】デジタル複写機は同図に示すように複写機
本体(I)と、自動原稿送り装置〔ADF〕(II)と、
ステープラー付きのソーターであるソータステープラ
(III)と、両面反転ユニツト(IV)との4つのユニツ
トから構成されている。
【0013】A.複写機本体(I) 前記複写機本体(I)は、スキヤナ部、書き込み部、感
光体部、現像部ならびに給紙部などを備えている。次に
以上各部の構成、動作などについて説明する。
【0014】〔スキヤナ部について〕反射鏡1と光源3
と第一ミラー2とを装備して、一定の速度で移動する第
一スキヤナと、第二ミラー4ならびに第三ミラー5を装
備して前記第一スキヤナの1/2の速度で、第一スキヤ
ナに追従して移動する第二スキヤナを有している。この
第一スキヤナならびに第二スキヤナにより、コンタクト
ガラス9上の原稿(図示せず)を光学的に走査し、その
反射像を色フイルタ6を介してレンズ7に導き、一次元
固体撮像素子8上に結像させる。
【0015】前記光源3には、蛍光灯やハロゲンランプ
などが使用されている。この実施例では、1本の光源3
に反射鏡1が取り付けられているが、2本以上の光源3
を使用することもある。前記固体撮像素子8が一定のサ
ンプリングクロツクを持つているため、蛍光灯はそれよ
り高い周波数で点灯しないと画像に悪影響を与える。
【0016】前記固体撮像素子8としては、一般的にC
CDが用いられている。固体撮像素子8で読み取つた画
像信号はアナログ値であるので、アナログ/デジタル
(A/D)変換され、画像処理基板10にて種々の画像
処理(2値化、多値化、階調処理、変倍処理、編集処理
など)が施され、スポツトの集合としてデジタル信号に
変えられる。
【0017】カラーの画像情報を得るために本実施例で
は、原稿から固体撮像素子8に導かれる光路途中に、必
要色の情報だけを透過する色フイルタ6が出し入れ可能
に配置されている。原稿の走査に合わせて色フイルタ6
の出し入れを行い、その都度多重転写、両面コピーなど
の機能を働かせ、多種多様のコピーが作成できるように
なつている。
【0018】また、RGBの3つの情報を同時に得るた
めに3ラインのCCD等を用いて、カラー原稿の読み取
りを行う場合もある。
【0019】〔書き込み部について〕画像処理後の画像
情報は、光書き込み部においてレーザー光のラスター走
査にて光の点の集合の形で感光体ドラム40上に書き込
まれる。
【0020】図2(a),(b)に示すように、半導体
レーザー20から発せられたレーザー光はコリメートレ
ンズ21で平行な光束に変えられ、アパーチヤー32に
より一定形状の光束に整形される。整形されたレーザー
光は第一シリンダーレンズ22により副走査方向に圧縮
された形でポリゴンミラー24に入射する。このポリゴ
ンミラー24は正確な多角形をしており、ポリゴンモー
タ25により一定方向に一定の速度で回転している。こ
の回転速度は感光体ドラム40の回転速度と書き込み密
度とポリゴンミラー24の面数により決定される。
【0021】ポリゴンミラー24に入射されたレーザー
光は、その反射光がポリゴンミラー24の回転により偏
向される。偏向されたレーザー光はfθレンズ26a,
26bに順次入射する。fθレンズ26a,26bは、
角速度一定の走査光を感光体ドラム40上で等速走査す
るように変換されて、感光体ドラム40上で最小光点と
なるように結像し、さらに面倒れ補正機構も有してい
る。
【0022】fθレンズ26a,26bを通過したレー
ザー光は、画像領域外で同期検知ミラー29により同期
検知入光部30に導かれ光フアイバーによりセンサ部に
伝搬され、主走査方向の頭出しの基準となる同期検知を
行い、同期信号を出す。同期信号が出てから一定時間後
に画像データが1ライン分出力され、以下これを繰り返
すことにより1つの画像を形成することになる。
【0023】図3及び図4に書き込みユニツトのレイア
ウトの例を示す。
【0024】〔感光体部について〕感光体ドラム40の
周面に感光層が形成されている。半導体レーザ(波長7
80nm)に対して感度のある感光層として有機感光体
(OPC)、α−Si、Se−Teなどが知られてお
り、本実施例では前記有機感光体(OPC)を使用して
いる。
【0025】一般にレーザ書き込みの場合、画像部に光
を当てるネガ/ポジ(N/P)プロセスと、地肌部に光
を当てるポジ/ポジ(P/P)プロセスの2通りがあ
り、本実施例では前者のN/Pプロセスを採用してい
る。
【0026】帯電チヤージヤ41は感光体側にグリツド
を有するスコロトロン方式のもので、感光体ドラム40
の表面を均一に(−)帯電し、画像形成部にレーザ光を
照射してその部分の電位を落とす。そうすると感光体ド
ラム40表面の地肌部が−750〜−800V、画像部
が−500V程度の電位となつて、感光体ドラム40の
表面に静電潜像が形成される。これを現像器42a,4
2bで現像ローラに−500〜−600Vのバイアス電
圧を与え、(−)に帯電したトナーを付着して前記静電
潜像を顕像化する。
【0027】〔現像部について〕本実施例の装置は、主
現像器42aと副現像器42bの2つの現像器を備えて
いる。黒一色の場合は、前記副現像器42bとトナー補
給器43bを取り外すようになつている。現像器を2つ
有する本実施例では、主現像器42aとペアになるトナ
ー補給器43aに黒トナーを入れ、副現像器42bとペ
アになるトナー補給器43bにカラートナーを入れるこ
とにより、1色の現像中には他色の現像器の主極位置を
変えるなどして選択的に現像を行う。
【0028】この現像を用い、スキヤナの色フイルタ6
の切り換えによる色情報の読み取り、さらに紙搬送系の
多重転写、両面複写機能等を組み合わせることによつて
多機能なカラーコピー、カラー編集が可能となる。3色
以上の現像は感光体ドラム40の周囲に3つ以上の現像
器を並べる方法、3つ以上の現像器を回転して切り換え
るリボンバー方式などによつて達成できる。
【0029】現像器42a,42bで顕像化された画像
は、感光体ドラム40にシンクロして送られた紙面上に
紙の裏面から転写チヤージヤ44により(+)のチヤー
ジをかけられて転写される。転写された紙は、転写チヤ
ージヤ44と一体に保持された分離チヤージヤ45にて
交流除電され、感光体ドラム40から分離される。
【0030】紙に転写されずに感光体ドラム40に残つ
たトナーは、クリーニングブレード47により感光体ド
ラム40から掻き落とされ、付属のタンク48に回収さ
れる。さらに感光体ドラム40に残つている電位のパタ
ーンは、除電ランプ49により光を照射して消去され
る。
【0031】現像がなされた直後の位置に、フオトセン
サ50が設けられている。このフオトセンサ50は発光
素子と受光素子とのペアからなり、感光体ドラム40表
面の反射濃度を検出している。これは光書き込み部で一
定のパターン(例えば真つ黒または網点のパターン)
を、フオトセンサ読み取り位置に対応した位置に書き込
み、これを現像した後のパターン部の反射率とパターン
部以外の感光体ドラム40の反射率の比から画像濃度を
判断し、薄い場合はトナー補給信号を出す。また、補給
後も濃度が上がらないことを利用してトナー残量不足を
検知することもできる。
【0032】〔給紙部について〕本実施例では複数のカ
セツト60a,60b,60cを持ち、1度転写した紙
を再給紙ループ72に通し、両面コピーまたは再給紙が
可能になつている。
【0033】複数のカセツト60a,60b,60cの
うちから1つのカセツト60が選択された後、スタート
ボタンが押されると、選択されたカセツト60の近傍に
ある給紙コロ61(61a,61b,61c)が回転
し、紙の先端がレジストローラ62に突き当たるまで給
送される。この時、レジストローラ62は止まつている
が、感光体ドラム40に形成された画像位置とタイミン
グをとつて回転を開始し、感光体ドラム40の周面に対
して紙を送る。その後、紙は転写部でトナー像の転写が
行われ、分離搬送部63にて吸引搬送されて、ヒートロ
ーラ64と加圧ローラ65の対からなる定着ローラによ
つて、転写されたトナー像を紙面上に定着する。
【0034】このようにして転写された紙は通常のコピ
ー時は、切換爪67によりソータ(III)側に排出され
ることなく下側の再給紙ループ72を通過して、再度レ
ジストローラ62へ導かれる。
【0035】両面コピーの場合について説明すると、切
換爪67で下方に紙が導かれ、次の切換爪69で再給紙
ループ72よりさらに下のトレー70へ導かれる。そし
てローラ71の反転により逆方向に再度送られ、切換爪
69の切り換えにより再給紙ループ72へ導かれて、レ
ジストローラ62に給送される。
【0036】B.原稿自動送り装置(ADF)II 図1にこのADFの側面図を示し、これに基づいてAD
Fの動作説明を行う。
【0037】原稿テーブル100の上に載せられた原稿
は、呼び出しローラー104により呼び出される。呼び
出された原稿は互いに圧接するプルアウトローラー10
5,106及びプルアウトローラー105に巻掛けられ
る分離ベルト107の作用により重送を防止され1枚宛
ガイド板108に沿つて送られる。ガイド板108に沿
つて送られる原稿はベルト搬送装置125により原稿載
置台9、例えばコンタクトガラスの上を所定の露光位置
まで送られ停止する。
【0038】ベルト搬送装置125は駆動ローラー10
9及び従動ローラー110に巻掛けられ、固定ローラー
111により原稿の挿入位置を設定し、加圧ローラー1
12,113,114,115により原稿をコンタクト
ガラス9に圧接されるベルト102を有する。
【0039】図示しない露光装置によりコンタクトガラ
ス9の上の原稿の露光読み取りが終わると、駆動ローラ
ー109の駆動によりベルト搬送装置125が原稿を送
り出す。原稿は排紙ガイド117と分岐ガイド118に
より形成される通路を排紙搬送装置126に送られる。
排紙搬送装置126は送りローラー120と、該送りロ
ーラー120に圧接される従動ローラー121とを有
し、送りローラー120はベルト搬送装置125の駆動
ローラー109とは別の駆動装置により駆動される。送
りローラー120により送られる原稿はガイド122に
沿つて送られ、偏向爪123により排紙ローラー124
に送られ、排紙トレイを兼ねた自動原稿給紙装置カバー
103の上に排出される。
【0040】両面原稿のような場合には原稿はベルト搬
送装置125により送り出された後偏向爪123の切換
えにより分岐ガイド118の上の面と偏向爪123との
間に形成される通路を案内され、原稿の表裏を反転した
状態でベルト搬送装置125に送られ、原稿の裏面がコ
ンタクトガラス9の上の露光位置に送られる。図示しな
い露光装置によりコンタクトガラス9の上の原稿の露光
読み取りが終わると、駆動ローラー109の駆動により
ベルト搬送装置125が原稿を送り出し、排紙搬送装置
126により、上記で説明したように排紙トレイ103
の上に原稿は排紙される。
【0041】C.ソーターステープラー(III) なお、図2において、27はミラー、28は防塵ガラ
ス、31はレンズ保持ユニツト、46は分離爪、80は
メインモータ、81はフアンモータである。
【0042】〔電装制御部ついて〕複写機の制御ユニツ
トは図5に示すように2つのCPU205,206を有
しており、CPU(a)206はシーケンス関係の制
御、CPU(b)205はオペレーシヨン関係の制御を
それぞれ行つている。CPU(a)206とCPU
(b)205とは、シリアルインターフエイス(RS2
32C)によつて接続されている。又、200は無停電
電源、201は操作部ユニツト、202はエデイタ、2
03はスキヤナーユニツト、204はメモリシステム、
209はROM、210はRAMI/Oタイマー、21
1はI/O、212はSCI、213はD/A、214
はタイマー、215はタイマー、216はタイマー、2
17は画像制御回路、218はレーザービームユニツ
ト、219はソータユニツト、220はSCI、221
はSCI、222はSCI、223はSCI、224は
ROM、225はRAM、226はカレンダIC、22
7SCIである。
【0043】また図6に電装制御の全体のブロツク図を
示す。この図において、300はメイン制御板、310
は給紙制御板、311は吸気フアン、312は搬送フア
ン、320はスキヤナ制御回路、330はソータ制御
板、340は両面制御板、350はADF制御板、36
0は操作部である。
【0044】(シーケンス制御の説明)まず、シーケン
ス制御について説明する。シーケンスは紙の搬送のタイ
ミング及び作像に関する条件設定、出力を行つており、
紙サイズセンサ、排紙検知やレジスト検知など紙搬送に
関するセンサ、両面ユニツト、高圧電源ユニツト、リレ
ー、ソレノイド、モータなどのドライバー、ソータユニ
ツト、レーザユニツト、スキヤナユニツトなどが接続さ
れている。
【0045】センサ関係では給紙カセツトに装着された
紙のサイズ及び向きを検知し、検知結果に応じた電気信
号を出す紙サイズセンサ、レジスト検知や排紙検知など
紙搬送に関するセンサ、オイルエンドやトナーエンドな
どサプライの有無を検知するセンサ、ならびにドアオー
プン、ヒユーズ断など機械の異常を検知するセンサなど
からの入力がある。
【0046】両面ユニツトでは紙の幅を揃えるためのモ
ータ、給紙クラツチ、搬送経路を変更するためのソレノ
イド、紙の有無検知センサ、紙の幅を揃えるためのサイ
ドフエンスホームポジシヨンセンサ、紙の搬送に関する
センサなどがある。
【0047】高圧電源ユニツトは、帯電チヤージヤ、転
写チヤージヤ、分離チヤージヤ、現像バイアス電極の出
力をPWM制御によつて得られたデユーテイだけそれぞ
れ所定の高圧電力を印加する。PWM制御はそれぞれの
高圧電力の出力のフイードバツク値をA/D変換するこ
とによつてデジタル値にして、目標値と等しくなるよう
に制御されている。
【0048】ドライバー関係は給紙クラツチ、レジスト
クラツチ、カウンター、モータ、トナー補給ソレノイ
ド、パワーリレー、定着ヒータなどがある。
【0049】ソータユニツトとはシリアルインターフエ
イスで接続されており、シーケンスからの信号により所
定のタイミングで紙を搬送し、各ビンに排出させてい
る。
【0050】アナログ入力には、定着温度、フオトセン
サ入力、レーザダイオードのモニタ入力、レーザダイオ
ードの基準電圧、各種高圧電源からの出力値のフイード
バツク値等が入力されている。定着部にあるサーミスタ
からの入力により、定着部の温度が一定になるようにヒ
ータのオン・オフ制御もしくは位相制御が行われる。フ
オトセンサ入力は所定のタイミングで作られたフオトパ
ターンをフオトトランジスタにより入力し、パターンの
濃度を検知することにより、トナー補給のクラツチをオ
ン・オフ制御してトナー濃度の制御を行つている。ま
た、この濃度により、トナーエンドの検知も行う。
【0051】レーザダイオードのパワーを一定にするた
めに調整する機構として、A/D変換器とCPUのアナ
ログ入力が使用される。これは予め設定された基準電圧
(この電圧は、本実施例ではレーザダイオードが3mW
となるように設定する)に、レーザダイオードを点灯し
たときのモニタ電圧が一致するように制御されている。
【0052】次に、オペレーシヨン関係の制御について
説明する。メインCPU(b)205は複数のシリアル
ポートとカレンダーIC226を制御する。複数のシリ
アルポートにはシーケンス制御CPU(a)206の他
に、操作部ユニツト201、スキヤナユニツト203、
アプリケーシヨン、エデイタ202などが接続されてい
る。
【0053】操作部ユニツト201では操作者のキー入
力及び複写機の状態を表示する表示器を有し、キー入力
の情報をメインCPU205にシリアル通信により知ら
せる。メインCPU(b)205はこの情報により操作
部ユニツト201の表示器の点灯、消灯、点滅を判断
し、操作部ユニツト201にシリアル送信する。操作部
CPUはメインCPU(b)205からの情報により表
示器の点灯、消灯、点滅を行う。
【0054】表示の一例を図21に示す。固定キーとし
て、コピー枚数等を設定する10キー170、コピース
タートするためのスタートキー171、ユーザー設定可
能なフアンクシヨンキー172,173,174、この
フアンクシヨンキー172,173,174には、ユー
ザーが勝手にモードを設定できる。例えば、フアンクシ
ヨンキー172にソートモード、フアンクシヨンキー1
73にステープルモード、フアンクシヨンキー174に
両面モード等が割り振られる。表示は、コピー枚数表示
175とセツト枚数表示176が固定表示であり、その
他の表示は、LCD177に表示される。また、LCD
177はタツチスイツチになつており、LCD177に
表示されたオブジエクトを押下することでモードを選択
することが可能となる。
【0055】さらに、得られた情報から機械の動作条件
を決定してコピースタート時に、シーケンス制御を行つ
ているCPU(a)206にその情報を伝える。
【0056】スキヤナ部203では、スキヤナサーボモ
ータ駆動制御及び画像処理、画像読み取りに関する情報
をメインCPU(b)205にシリアル送信処理および
ADFとメインCPU(b)205のインターフエイス
処理が行われる。
【0057】アプリケーシヨンとは、外部機器(フアク
シミリ、プリンター、etc)とメインCPU(b)2
05のインターフエイスであり、予め設定されている情
報内容をやりとりする。
【0058】エデイタ202とは、編集機能を入力する
ユニツトであり、操作者の入力した画像編集データ(マ
スキング、トリミング、イメージシフト、etc)をメ
インCPU(b)205にシリアル送信する。
【0059】カレンダーIC226は、日付と時間を記
憶しており、メインCPU(b)205にて随時呼び出
せるため、操作部表示器への現在時刻の表示や機械のオ
ン時間、オフ時間を設定することにより、機械の電源の
オン・オフをタイマー制御することが可能となる。
【0060】(画像データの処理についての説明)次に
画像データの処理の流れについて図5及び図6を参照し
て説明する。
【0061】ゲートアレイはCPU(b)205からの
セレクト信号により下記3方向に画像データ(DATA
0〜DATA7)と同期信号を出力する。
【0062】1)スキヤナ制御回路320→画像制御回
路217 この場合、スキヤナからの8bitデータ(ただし4bit,
1bitにもできる)で連送されてくる画像信号をレーザ
ビームスキヤナユニツトよりの同期信号PMSYNCに
同期させ、画像制御回路217に出力する。
【0063】2)スキヤナ制御回路320→アプリケー
シヨン この場合、スキヤナからの8bitデータ(ただし4bit,
1bitにもできる)で連送される画像信号をアプリケー
シヨンにパラレル出力を行う。アプリケーシヨンは入力
した画像データを外部に接続されているプリンタ等の出
力装置に出力する。
【0064】3)アプリケーシヨン→画像制御回路21
7 この場合、アプリケーシヨンが外部に接続されている入
力装置(フアクシミリ等)からの8bitデータ(ただし
4bit,1bitにもできる)で連送される画像信号をレー
ザビームスキヤナユニツトよりの同期信号PMSYNC
に同期させ、画像制御回路217に出力する。
【0065】この場合、外部からの画像信号が1bit,
4bitの場合には、8bitデータに変換する処理を行う必
要がある。
【0066】図7はイメージスキヤナ部のブロツク図で
ある。CCDイメージセンサ107から出力されるアナ
ログ画像信号は、イメージプリプロセツサ(IPP)内
部の信号処理回路151で増幅及び光量補正され、A/
D変換器152によつてデジタル多値信号に変換され
る。この信号はシエーデイング補正回路153によつて
補正処理を受け、イメージプロセスユニツト(以下、I
PUと略称する)154に印加される。
【0067】このIPU154の概略ブロツク図を図8
に示す。IPU154に印加された画像信号はMTF補
正回路400で高域強調され、変倍回路401で電気変
倍され、γ変換回路402に印加される。γ変換回路4
02は入力特性を機械の特性に合わせて最適になるよう
にする。γ変換回路402から出力された画像信号は、
データ深さ切り換え機構のSW1で所定の量子化レベル
に変換される。この切り換え機構は図9に示す3つのデ
ータタイプに切り換える。4bit化回路403では4bit
データが出力され、2値化回路404では、入力される
8bitの多値データを予め設定された固定しきい値によ
つて2値データに変換し、1bitデータを出力する。デ
イザ回路405は1bitデータで、面積階調を作り出
す。SW1は図9に示す3つのデータタイプの1つを選
択しDATA0〜DATA7として出力する。
【0068】再び図7を説明すると、スキヤナ制御回路
160は図7のメインCPU(b)205からの指示に
従つて蛍光灯安定器(ランプ制御回路)158、タイミ
ング制御回路159、IPU154の電気変倍回路40
1、並びにスキヤナ駆動モータ165を制御する。蛍光
灯安定器158は、スキヤナ制御回路160からの指示
に従つて蛍光灯106のオン、オフ及び光量制御を行
う。スキヤナ駆動モータ165の駆動軸にはロータリー
エンコーダ166が連結されており、位置センサ162
は副走査駆動機構の基準位置を検知する。電気変倍回路
401は、スキヤナ制御回路160によつて設定される
主走査側の倍率データに従つて電気変倍処理を行う。
【0069】タイミング制御回路159はスキヤナ制御
回路160からの指示に従つて各信号を出力する。即
ち、読み取りを開始すると、CCDイメージセンサ10
7に対しては1ライン分のデータをシフトレジスタに転
送する転送信号と、シフトレジスタのデータを1ビツト
ずつ出力するシフトクロツクパルスとを与える。像再生
系制御ユニツトに対しては、画像同期クロツクパルスC
LK、主走査同期パルスLSYNC及び主走査有効期間
信号LGATEを出力する。
【0070】この画像同期クロツクパルスCLKは、C
CDイメージセンサ107に与えるシフトクロツクパル
スとほぼ同一の信号である。また、主走査同期パルスL
SYNCは、画像書き込みユニツトのビームセンサが出
力する主走査同期信号PMSYNCとほぼ同一の信号で
あるが、画像同期クロツクパルスCLKに同期して出力
される。主走査有効期間信号LGATEは、出力データ
DATA0〜DATA7画有効なデータであるとみなさ
れるタイミングで高レベルHになる。
【0071】なお、この例ではCCDイメージセンサ1
07は、1ラインあたり4800ビツトの有効データを
出力する。スキヤナ制御回路160はメインCPU
(b)205から読み取り開始指示を受けると、照明用
蛍光灯106を点灯し、スキヤナ駆動モータ465を駆
動開始して、タイミング制御回路159を制御し、CC
Dイメージセンサ107の読み取りを開始する。また、
副走査有効期間信号FGATEを高レベルHにセツトす
る。この信号FGATEは、高レベルHにセツトされて
から副走査方向に最大読み取り長さ(この例では、Aサ
イズ長手方向の寸法)を走査するに要する時間を経過す
ると低レベルLとなる。
【0072】図10はメモリーシステムのブロツク図で
ある。光センサ(CCD)410からの画像信号は、シ
エーデイング補正と黒レベル補正と光量補正の機能を持
つ、イメージプリプロセツサ(IPP)411を通して
8bitデータで出力される。このデータはマルチプレク
サ1(MUX1)412で選択されて、空間周波数高域
強調(MTF補正)機能、速度変換機能(変倍)、γ変
換機能、データ深さ変換機能(8bit/4bit/1bit変
換)を持つ、IPU413で処理されて、MUX(3)
416を通してプリンタ部PRに出力される。
【0073】画像データ用のフレームメモリを持つたシ
ステムでは、図11のようにIPU420からのイメー
ジデータを一旦メモリ装置(MEM)421に格納し、
必要なときにメモリ装置(MEM)421から取り出し
てプリンタ(PR)に出力する構成にしていた。また、
IPUからのイメージデータをプリンタ(PR)に出力
しながら、同時にメモリ装置(MEM)に格納して2枚
目以降のコピーをメモリ装置(MEM)からのイメージ
データで行う方法も一般的であつた。
【0074】本装置は、IPUからの処理されたデータ
と生のデータのどちらもメモリ装置に取り込めるよう
に、図12に示すデータフローが可能な構成になつてい
る。つまり、図10の3つのマルチプレクサ(MUX
(1)412,MUX(2)414,MUX(3)41
6)の切り換えでデータフローを変えられるように構成
している。例えば、1回のスキヤナの走査で複数枚のI
PU413のパラメータを変えたコピーを出力する場合
は、次に示す手順で達成できる。
【0075】スキヤナ走査時にMUX(1)412を
Aにして、MUX(2)414をBにMUX(3)41
6をAにして1枚目を出力する。この時、生データがM
UX(2)414を通してメモリ装置(MEM)415
に入る。
【0076】2枚目以降はMUX(1)412をBに
して、メモリ装置(MEM)415からのデータをIP
U413に入れてMUX(3)416を通してプリンタ
(PR)に出力する。この時、1枚コピーする毎にIP
Uパラメータを変更する。
【0077】このようにして実現できる。
【0078】また、1bitデータのようなコンパクトな
データを保持する場合は、MUX(2)414をAにし
てIPU413の出力をメモリ装置415に取り込む。
この場合はプリンタ装置PRは2値データ(1bit)モ
ードに切り換えてコピーする。図10のEXTIN,E
XTOUTは外部からのイメージデータ入力信号と外部
への出力信号である。
【0079】図13は、圧縮器(COMP)440と伸
長器(EXP)442をメモリーユニツト(Memory Uni
y)441の前後に入れて、実データ以外に圧縮された
データも格納できるようにしたものである。この構成で
は圧縮器(COMP)440はスキヤナの速度に合わせ
て、また伸長器(EXP)442はプリンタの速度に合
わせて動作する必要がある。実データを格納する場合は
マルチプレクサMUX(4)444とMUX(5)44
5をそれぞれAにし、圧縮データを使う場合はそれぞれ
Bにする。
【0080】図13のメモリーユニツト441の中は図
14のような構成になつている。図15の3つのイメー
ジデータタイプ1,2,3と、圧縮データであるコード
データを扱うためにデータ幅変換器450をメモリーブ
ロツク(Memory Block)452の入出力に持つている。
ダイレクトメモリーコントローラ(DMA(1)45
1,DMA(2)454)は、パツクされたデータ数と
メモリーデータ幅に応じてメモリーブロツク452の所
定のアドレスにデータを書き込み、読み取り動作を行
う。
【0081】図15はイメージデータのデータタイプを
示したものである。通常、スキヤナから、またはプリン
タへのイメージデータの速度は、8bitデータ、4bitデ
ータ、1bitデータに関わらず一定である。つまり、1
ピクセルの周期は、装置において固定されている。本装
置では、8本のデータラインのMSB側から1bitデー
タ、4bitデータ、8bitデータとMSB詰めで定義して
いる。
【0082】このデータをメモリブロツク452のデー
タ幅(16bit)にパツク、アンパツクするブロツクが
入力データ幅変換器450と出力データ幅変換器453
である。パツクすることによつてデータ深さに応じてメ
モリを使えるようになり、メモリ装置の有効利用が可能
になる。
【0083】図16は圧縮器(COMP)と伸長器(E
XP)の替わりにピクセルプロセスユニツト(PPU)
460をメモリーユニツト(Memory Unit)462の外
に配置したものである。PPU460の機能はイメージ
データ間のロジカル演算(例えばAND,OR,EXO
R,NOT)を実現するユニツトでメモリ出力データと
入力データを演算してプリンタに出力することと、メモ
リ出力と入力データ(例えばスキヤンデータ)を演算し
て再びメモリーユニツト462に格納することができ
る。出力先のプリンタとメモリーユニツト462の切り
換えはMUX(6)461,MUX(7)463で行
う。この機能は一般的には画像合成に使われ、例えばメ
モリーユニツト462にオーバーレイデータを置いてお
いてスキヤナデータにオーバーレイをかぶせることなど
に使用される。
【0084】図18に示すAPL(1)740は外部記
憶装置を使用してイメージデータを保存する構成として
いる。イメージデータをフロツピーデイスクに保存する
ときは、図10のEXTOUTからインターフエイス
(I/F)を通してSCSIコントローラ711が制御
するフロツピーデイスクコントローラ(FDC)に出力
し、フロツピーデイスクドライブ(FDD)712上の
フロツピーデイスクに記憶する。SCSIコントローラ
711の制御下には、ハードデイスクドライブ(HD
D)713や光デイスク(ODD)714があり、ハー
ドデイスクや光デイスクの記憶媒体上にもリード、ライ
トできる構成にしている。ハードデイスクドライブ(H
DD)713は通常よく使うフオーマツトデータやオー
バーレイデータを記憶しておき必要に応じて使用できる
ようにしている。
【0085】図17は圧縮と伸長の処理速度が間に合わ
なかつたときに100%リカバリーできるようにした構
成である。メモリーユニツト471にはスキヤナ走査と
同時に圧縮されたデータとイメージデータがメモリーユ
ニツト471に入る。入つてきたデータはそれぞれ別の
メモリーエリアに格納されるが、圧縮データはそのまま
伸長器(EXP)473へ入り伸長される。1ぺージの
データが全てメモリーユニツト471に入るまでに圧縮
器(COMP)470と伸長器(EXP)473の処理
時間が間に合つて正常終了した場合は圧縮データのメモ
リーエリアだけが残り、生データのエリアは取り消され
る。もし、エラー検出回路(Error Detect)474が圧
縮器(COMP)470又は伸長器(EXP)473か
らのエラー信号を検出した場合は、直ちに圧縮データエ
リアが取り消され生データが採用される。
【0086】メモリー管理ユニツト(MMU)472
は、メモリーユニツト471に対して2つの入力データ
と1つの出力データが同時に入出力できるようにメモリ
ーを制御するユニツトである。このリアルタイムでの圧
縮と伸長の検定をすることで、高速性と確実性とメモリ
ーエリアの有効利用が可能となつた。本実施例でのこの
構成はメモリー管理ユニツト(MMU)472によつて
メモリーエリアのダイナミツクなアロケーシヨンができ
るようにしたが、生データ用と圧縮データ用の2つのメ
モリユニツトを持たせてもよい。
【0087】前記図17の構成は、電子ソーテイングの
ように複数のぺージを格納し、リアルタイムでプリンタ
に出力するような、格納ぺージ数とプリント速度を両立
させなければならないような用途に最適である。
【0088】(アプリケーシヨンユニツトの説明)図1
8にアプリケーシヨンユニツトのブロツク図を示し説明
する。
【0089】この例はAPL(1)(フアイルユニツ
ト)740,APL(2)(フアクシミリユニツト)7
50,APL(3)(AIユニツト)760を含んだシ
ステムを示す。700はベース部、701はメインCP
UI/F、702はメモリユニツトI/F、703はぺ
ージメモリ、704はDMAC、705はタイマ、70
6は回転制御、707はRTC、708は、709はR
OMRAM、710はCPU、711はSCSI、71
2はFDD(フロツピーデイスク)、713はHDD
(ハードデイスク)、714はODD(光デイスク)、
715はメインCPU、716はメモリユニツト、74
0はAPL(1)、750はAPL(2)、751はR
OM、752はRAM、753はバツテリ、754はS
AF(ストアアンド フオワード)、755はG3FA
Xコントローラ、756はG4FAXコントローラ、7
57はNCU(ネツトワークコントロールユニツト)、
760はAPL(3)、761はAIコントローラ、7
62はROM、763はRAMである。
【0090】まずベース部700の説明を行う。メモリ
ユニツトI/F702はイメージデータをアプリケーシ
ヨンユニツトとメモリユニツト716間でパラレルでや
り取りする。制御信号はシリアルであり、メインCPU
I/F701を介してSCI(シリアルコミユニケーシ
ヨンインターフエイス)を介してシステムバスに接続す
る。
【0091】ぺージメモリ703はこの例ではA3で1
ぺージ分のサイズを持ちここでBITイメージに変換す
ると共にメモリユニツト716間のデータ速度とCPU
の処理速度の調停も行う。
【0092】回転制御706は例えばフアクシミリ送信
で送りの原稿がA4縦で受けがA4横の場合送り側は自
動的に71%縮小して送信してしまい受信側は見ずらい
ものになる。これを防止するために前記サイズの時は送
信原稿を90度回転させA4横に変換し等倍送信するよ
うにする。もう1つの目的は受信出力するとき受信サイ
ズがA4横でカセツトのサイズがA4縦の時は回転制御
部にて90度出力イメージを回転させてA4縦に直して
出力する。これによりカセツトに縦、横の区別が要らな
くなる。
【0093】タイマ705は所定のクロツクを発生する
機能を有する。RTC707は時計であり現在の時刻を
発生する。コンソールは制御用の端末であり、この端末
によりシステム内部のデータの読み出し書き換え等に加
え内部のOSの1機能であるデイバツグツールを用いて
ソフトの開発もできるようになつている。ROM709
にはOS等基本機能が入つている。RAM709は主に
ワーキング用に使用する。
【0094】このユニツトは本システムの基本制御を行
うものである。
【0095】〔APL(1)740について〕SCSI
711はHDD(ハードデイスク)713,ODD(光
デイスク)714,FDD(フロツピーデイスク)71
2用のI/Fである。ROM709はSCSI711を
介してHDD713,ODD714,FDD712を制
御しフアイリングシステムとしてのソフトが入つてい
る。
【0096】〔APL(2)750について〕FAX制
御用のユニツトであり、次の部分からなる。G4FAX
コントローラ756はG4用のプロトコルを制御するユ
ニツトであり、この部分でG4のクラス1、クラス2、
クラス3をサポートするユニツトである。
【0097】云うまでもなくISDNもサポートしNE
T64においては2B+1D(64KBx2+16K
B)の回線となるのでG4/G4,G4/G3,G3/
G3、G4のみ、G3のみのいずれかが選択できるユニ
ツトである。
【0098】G3FAXコントローラ755はG3用の
プロトコルを制御するユニツトであり、この部分でアナ
ログ回線によるG3FAXのプロトコル、デジタル信号
をアナログ信号に変換するモデムも有する。
【0099】NCU(ネツトワークコントロールユニツ
ト)757は交換機を使用して相手と接続する時又は相
手からの着信を受ける、ダイヤルする機能等を有する。
【0100】SAF(ストア アンド フオワード)7
54はフアクシミリの送信、受信を行うときの画像デー
タ(イメージデータ、コードデータ等を含む)蓄積する
ものである。このユニツトは半導体メモリ又はHDD,
ODD等が使用される。
【0101】ROM751はAPL(2)750をコン
トロールするためのプログラムが入つている。又RAM
752はそれらのワーク用であると同時にバツテリにて
不揮発にしてあり、この中に相手の電話番号、相手先
名、フアクシミリ機能を制御するデータ等が入つてお
り、表示ユニツトのT/S,LCDを用いて容易に設定
できるようになつている。
【0102】〔APL(3)760について〕スキヤナ
で読み込んだ画像を予め記憶させた画像と比較する機能
を有しており、本発明の実施部であり、詳細は後述す
る。
【0103】(フアツクス動作の説明)フアクシミリ
(以下、FAXと称する)の動作について説明する。
【0104】本FAXはMF,G2,G3,G4の機能
を有し、送信密度は3.85,7.7,15.4本/m
m、さらにG4用として200,240,300,40
0dpiをサポートし変倍機能を使用してお互いに密度
変換を行うことができる。
【0105】また、SAFメモリ754を使用してメモ
リ送受信、中継、親展受信、ポーリング、等を実現出来
さらに、送信原稿のメモリ蓄積中にメモリ送信、メモリ
受信、受信出力等を同時に行うことができる。
【0106】まず、送信動作について説明する。原稿を
セツトし、スタートキーを押すことで、APL(2)7
50のRAM752に入つている相手先へ、ダイヤルを
行い相手を呼び出す。相手がFAXであることが分かる
と原稿の読み取り動作が始まる。もし原稿が無い状態で
スタートキーを押すと、原稿の再セツトを促す表示を行
う。
【0107】原稿読み取り開始動作により、スキヤナが
動作し、原稿を読み取り、この信号は図18のエンジン
I/Fに入り、ぺージメモリ703のビツトサイズに合
わせてぺージメモリ703に記憶していく。EXTOU
Tは1画素8ビツトの多値で送られてくるが、これに対
しぺージメモリ703は16ビツト対応になつており、
ビツトの構成が異なるので、この処で合わせる。
【0108】スキヤナからのデータがぺージメモリ70
3に入ると、このデータを圧縮しながらAPL(2)7
50のSAFメモリ754へ蓄積していく。このように
スキヤナからのデータを、SAF754に蓄積しながら
送信することで、次の特徴が得られる。
【0109】つまり、スキヤナからの読み取りは、A4
サイズ1枚を約2秒で読むことができる。これに対し、
G3で送信する時間はA4サイズを約9秒かかつて送信
する。このように送信の時間は読み取りの約4.5倍か
かつていることになる。ところで、本発明の例のように
複写機、FAX、プリンタ等と複合して使用できる装置
においては、例えばFAX送信中に次の人がコピーを取
りたい時は、FAX送信の仕事を早く終わりたい。しか
し、FAX送信は相手機の性能により早く送れたり遅く
なることがある。本例のように、読み取りデータをSA
F754へ蓄積しながら送信することで、見かけ上の送
信速度を上げることができる。また、送信原稿がSAF
メモリ754に蓄積されているので、送信途中でエラー
を起こしたとき、回線が切れたとき等、再送、再発呼し
て正しく画像を送ることができる。このように、SAF
754へ蓄積されたデータはシステムバスにより、G3
フアツクス、またはG4フアツクスユニツトからアクセ
ス可能となる。
【0110】次に画情報の受信について説明する。
【0111】図20において、受信画像データはモデム
にてデジタル信号に変換される。これをDCRを介して
生データに直し、さらに圧縮してSAFメモリに蓄積す
る。
【0112】この時、DCRにて生データに戻してから
再度圧縮する理由は、通常受信データには回線上のエラ
ーを含んでおり、このままSAFに蓄積すると、ハード
のエラーか、データのエラーかの区別が付かなくなるか
らである。
【0113】再圧縮する時は、メモリ効率の良い方式を
採用する。
【0114】SAFメモリ754に蓄積されたデータは
ぺージ毎にプリント出力する。(モードの設定により1
フアイル分蓄積してから出力することもできる)SAF
メモリ754から出力するには、図18のぺージメモリ
703を他のAPLが使用しておらず、さらに複写機も
あいていることが必要となる。
【0115】これらの条件が揃うとSAFメモリ754
のデータをCEPを介して生データに戻しながらぺージ
メモリへ展開していく。
【0116】展開が終了してから最適な紙サイズを選択
する。この時ぺージメモリ703のデータはA4縦で最
適な用紙がA4横の時は、回転制御によりぺージメモリ
703のデータを、90度回転させ選択された用紙に出
力させる。
【0117】この機能により、今まではA4横の用紙に
A4縦の画像を出し、余白が出ていたことが防止できる
ようになつた。
【0118】この機能は受信出力のみでなく、送信モー
ドにおいても相手機に合わせて読み取つた画情報を90
度回転できるので、例えば送信原稿がA4横で受信側が
A4縦の時、今までは71%縮小で送つていたが、90
度回転を取り入れることで等倍で送れるようになり受信
側では見やすくなる。
【0119】ここで、SAFメモリ754の代わりにH
DD713を使用するときはSAFメモリ754をバツ
フアにして、APL(1)740のSCSIインターフ
エイスを介してHDD713をドライブすることで可能
となる。以上でFAXの基本動作を説明した。
【0120】次に、後処理装置の説明する。図1は用紙
後処理装置全体の一実施例を示す正面図であつて、機器
本体の一例である複写機より排出されたコピー上の受け
入れ口Aには入り口ガイド板1101、1102が設け
られ、入り口ガイド板1101、1102に続いてコピ
ー上を搬送するため切り換え爪1103が設けられてい
る。切り換え爪1103より上側の経路は、入り口ガイ
ド板1101、ガイド板1110、1114、搬送コロ
1108、従動コロ1109、排出コロ1111、従動
コロ1115及びプルーフトレイ1116が設けられた
上搬送部1100となつている。また切り換え爪110
3より下側の経路は、斜向部ガイド板1205、斜向部
従動ガイド板1217、下搬送部ガイド板1308、従
動ガイド板1309、1310、斜向部受け入れコロ1
201、斜向部コロ1202、斜向部排出コロ120
3、従動コロ1214、1216、球1215、搬送コ
ロ1301、1302、従動コロ1305、1306を
通り偏向部B経路に続く傾斜部1200となつている。
【0121】前記偏向部B経路の各ビン1350に対応
する位置には偏向爪1312及び偏向部排出コロ130
4が各々設けられており、偏向部排出コロ1304とコ
ピー縦搬送経路を挾んで従動コロ1307が圧接してい
る。前記排出コロ1108、排出コロ1111はプルー
フモータ1117によつて駆動され、また斜向部受け入
れコロ1201、斜向部コロ1202、斜向部排出コロ
1203、搬送コロ1301、1302、及び偏向部排
出コロ1304はドライブモータ1313により駆動さ
れる。
【0122】図30は図29の本実施例の平面図であつ
て、ビン1350の群の後方には後述するステープル手
段である、ステープラ1701とステープラ1701ま
でコピー紙を寄せる装置(チヤツキング部)1615を
各ビン1350まで移動する上下移動機構で構成される
ステープラ装置(綴じ手段)1700が配置されてい
る。
【0123】また、ステープラ装置1700が配置され
る反対側のビンの群の側方には、ステープルする前のコ
ピー紙を揃える揃え手段をなす後述する揺動装置150
0が配置されている。
【0124】本実施例のソータは、図29のように20
ビンのソータであり、ビンセンサ1321、1323と
排出センサ1322、1324が上下に各々設けられて
いる。これらのセンサ1321、1323、1322、
1324はLEDとフオトトランジスタからなる、透過
式の光学検知センサである。コピー紙が排出されるか否
かを検出する動作を行うのが排紙センサ1322、13
24であり、またビン1350にコピー紙が存在するか
否かを判断する動作を行うのがビンセンサ1321、1
323である。
【0125】図31は上搬送部1100の詳細を示す正
面図、図32は上搬送部1100の詳細を示す側面図で
あつて、複写機本体から排出されたコピー紙は、ガイド
板1101、1102にガイドされ、切り換え爪110
3まで搬送される。この切り換え爪は、リンク110
4、1105、1106によつて、切り換えソレノイド
1107に連結されており、切り換えソレノイド110
7をオフすることでコピー紙を上搬送部の下方に設けて
ある斜向部1200へ、またソレノイド1107をオン
することで、上搬送部1100にそれぞれ送り込むよう
動作をする。
【0126】前記ソレノイド1107のオンにて切り換
え爪1103が動作し、上搬送部1100内にガイドさ
れたコピー紙は、搬送コロ1108と従動コロ1109
の組み合わせにて構成された搬送装置にて、ガイド板1
101とガイド板1110の間を通り排出コロ1111
の所まで搬送され、プルーフトレイ1116に排出され
る。
【0127】次に、図29における斜向部1200を説
明する。斜向部1200は、複写機本体より排出された
コピー紙が中央基準である場合に、搬送経路中にて手前
基準に変更するためのユニツトであり、図29に示すよ
うに切り換え爪1103より下方の垂直部に位置してい
る。
【0128】複写機より排出されたコピー紙はソートま
たはスタツク等のビン1350使用モード時に切り換え
爪1103に導かれて、下方の斜向部受け入れコロ12
01へ送り込まれる。
【0129】図33は斜向コロ1202部分の側面図で
あつて、基準ガイド1204へ向けてコピー紙が搬送さ
れるように25度から30度傾斜させた、斜向コロ12
02が2本配置されている。
【0130】図34は、コピー紙の斜向動作を示す説明
図であり、同図には、斜向時のコピー紙の理想的な動き
が示してある。すなわち、コピー紙Pの降誕が斜向部受
け入れコロ1201を放れた時点で斜向が始まり、基準
ガイド板1204に側面が突き当たつて斜向が終了し斜
向排出コロ1203にて直線搬送が行われることにな
る。
【0131】斜向部1200より送り出されたコピー紙
は、図29の下搬送ガイド板1308、従動ガイド板1
309、搬送コロ1301、1302、従動コロ130
5、1306にて偏向部Bへ送られる。偏向部Bは偏向
部排出コロ1304、及び従動コロ1307、従動ガイ
ド板1311、偏向爪1312にて構成され、各偏向爪
1312は個々にソレノイドにて動作可能になつてい
る。指定されたモード条件によつて、目的とするビン1
350へコピー紙を排出し積載させている。
【0132】図35は揺動装置の概略を示す斜視図、図
36は揺動装置とビンの関係を示す平面図、図37は揺
動装置の側面図であつて、ビン1350の位置側縁部に
は、ビンフエンス1460が設けられるとともに、この
ビンフエンス1460が設けられている縁部と反対側の
縁部には長穴部1511が設けられている。
【0133】この長穴部1511は図36のようにビン
後端立ち上がり部1508からの距離aが、ビンフエン
ス1460とビン後端立ち上がり部1508からの距離
bと、ビンフエンス1460の幅cの間で前記ビンフエ
ンス1460に向かつて所定の長さにわたり延在するよ
うに設けられている。
【0134】また、図35から図37において、各ビン
1350に設けられている、各長穴部1511内を上下
方向に突き通すようにして、揺動軸1502が立設され
ている。この揺動軸1502は、用紙束の側面部に当接
して位置揃えを行うためのものである。
【0135】さらに前記揺動軸1502の上端部及び下
端部は図35、図37のように、ホルダー1504a,
1504bの凹の中に入つており、前記ビン1350の
情報領域及び、下方領域には前記長穴部1511の延在
方向とほぼ同胞工に延びるタイミングベルト1507a
及び1507bがそれぞれ配置されている。そしてこれ
ら各タイミングベルト1507の凹部に対してホルダー
1504a,1504bの凸が入り込んで固定されてい
る。前記タイミングベルト1507がそれぞれ掛けられ
ているプーリ1509、1510、1512の内プーリ
1509、1512は上下方向に延在されるように設け
られている駆動軸1514の両端部にそれぞれ固定され
ている。下方タイミングベルト1507bはサイズ移動
モータ1515の出力軸に設けられたプーリ1512に
掛けられている。揺動軸1502のサイズによる移動は
サイズ移動モータ1515に与えるパルス数によつて管
理されている。
【0136】つまり、ある用紙サイズに対してサイズ移
動モータ1515により揺動軸1502は排出されてく
るコピー紙と一定の間隔をおいて停止する(本実施例で
は、紙縁部から10mmの位置)。排出が終了して、コ
ピー紙がビン後端立ち上がり部1508に落下すると同
時に揺動軸1502をコピー紙側に動かし、コピー紙端
面よりある一定の食い込み量(本実施例では5mm)を
持つようにパルス管理されている。(本実施例では、コ
ピー紙が一枚排紙される度に、揺動軸は15mmの距離
を往復運動することになる)上述のような揺動軸の動き
によつて、コピー紙束の一側面部の位置揃えが行われ
る。一方、他側面部の位置揃えは、ビンの立ち上がり部
1508に紙を突き当てて行う。この動作は、紙の自重
による自然落下によつて行われる。
【0137】以上のような一連の動作によつて、位置揃
えが行われたコピー紙束は、後述するステープル動作な
どの各種処理動作が行われた後に、図36のX方向に取
り出される。
【0138】次に、図30に示されるステープラ装置1
700について説明する。
【0139】図38は、ステープラ装置1700の斜視
図、図39はステープラ装置の平面図、図40は軸受け
部分の正面図であつて、多段にわたつて設けられたコピ
ー紙堆積様の前記ビン1350の側部にステープラ装置
1700が配置されている。このステープラ装置170
0においては、ステープラ1701及び用紙引き寄せ装
置1615がそれぞれ固定されている。ステープラ17
01は、図示を省略した各ビン上に堆積された仕分け後
のコピー紙束のそれぞれに対して、ステープルを打ち込
むものであり、用紙引き寄せ装置1615は、前記各ビ
ン上のコピー用紙束を掴み、ほぼ水平に移送させるもの
である。前記ブラケツト1703の一端が上方向きに曲
がつた部分に、ブラケツト1703aが取り付けてあ
り、ブラケツト1703aに図39、図40に示す軸受
け1704が嵌着し、図40の止め輪1705で固定さ
れている。軸受け1704を図38のベース1706と
上板1707に取り付けたホルダー1708及び170
9にセツトされたスライド軸1710に通す。ブラケツ
ト1711に設けた軸1712及び1713にコロ17
14及び1715がブラケツト1716を挾むようにな
つている。
【0140】さらに、ビン1350の側部に沿つて保母
へ行こうに駆動ベルト1717が立設されている。この
駆動ベルト1717は前記ブラケツト1703aと取り
付け板1718に挾み込まれネジ止めによつて固定され
ている。
【0141】前記駆動ベルト1717は上下駆動ベルト
1717は上下方向に所定間隔隔離して配置されたプー
リ1719a、1719bの間に掛け渡されている。そ
して駆動モータ1720の出力軸に固定されたプーリ1
721及び動力伝達ベルト1722を介してプーリ17
23に伝わり、同軸上に固定された駆動歯車1724、
この駆動歯車1724に噛み合わされる歯車1725を
順に介して、支軸1726の一端部に固定されている。
このような駆動伝達機構によつて、前記ステープラ17
01及び用紙引き寄せ装置1615の上下方向の移送動
作が行われるようになつている。さらにまた、前記ブラ
ケツト1711上に、位置センサ1727が取り付けら
れ、ブラケツト1716には、位置を表示する穴171
6aが各ビン位置に対応するようにして所定間隔をなし
て形成されている。このような位置検出機構によつて前
記ステープラ1701及び用紙引き寄せ装置1615が
各ビンの設置位置に停止されるように制御される。
【0142】図38における突起1728とセンサ17
29は、ブラケツト1703の上限位置を決めるための
ものであり、突起1728がセンサ1729の中に入る
とモータ1720での上昇を停止する。
【0143】図41はステープラ装置1700の動きを
分かりやすくするための説明図であり、ビン1350の
上に排出されたコピー紙Pとチヤツク部1731の動き
とステープラ1701の位置を説明する。
【0144】ビン1350上に排出されたコピー紙P
は、1730dで示すような位置に排出される。その
後、既述した揺動駆動装置にてビンフエンス1460に
当接する位置に備えられる。その後コピーが終了し、ス
テープルが開始されると、チヤツク部1620は一点鎖
線の位置1620bから他の一点鎖線の位置1620c
に移動し、チヤツク部1620を閉じてコピー紙Pを挾
み、実線の位置1620aにて停止する。この動作によ
り、コピー紙Pは1730fの位置まで移動し、ステー
プラ1701によりビン1350上である枚数のコピー
紙Pがステープルされる。その後前と逆の動作を行い、
コピー紙Pは1730dの位置に戻される。これで1つ
のビン1350に対する仕事が完了し、次のビン135
0へ行きこの動作を繰り返す。
【0145】図42は用紙引き寄せ装置1615の正面
図、図43、図44、及び図45は用紙引き寄せ装置1
615の作動状態の正面図であつて、ビン1350上の
コピー用紙束Pを掴むチヤツク部1620と、このチヤ
ツク部1620をほぼ水平に往復移動させる往復移動機
構1640とを備えている。前記チヤツク部1620に
おいて、基板1621に対して一対の揺動レバー上16
22と揺動レバー下1624とが揺動自在に取り付けら
れており、この揺動レバー上1622と揺動レバー下1
624がソレノイド1626により動作されることによ
つてチヤツク上1623と、チヤツク下1625とがコ
ピー紙束Pを掴むように動作する。
【0146】往復移動機構1640には、枠体1641
にチヤツク部スライド用の軸1642が固定されてお
り、この軸1642に基板1621が固定された軸受け
1629が係合されており、この軸1642にガイドさ
れ、チヤツク部1620が往復移動する。また、枠体1
641には前記チヤツク部1620をコピー紙束P側に
進退せしめるタイミングベルト1643が設けられてい
る。前記チヤツク部1620とタイミングベルト164
3は基板1621のアーム部1621aにて固定されて
いる。タイミングベルト1643の両端にはプーリ16
44と1645が固定されており、一方のプーリ164
4はステツピングモータ1646に取り付けられてい
る。前記ステツピングモータ1646の出力によりプー
リ1644が回転をしタイミングベルト1643が移動
し、タイミングベルト1643の移動により、アーム部
1621aを介してタイミングベルト1643に固定さ
れたチヤツク部1620が往復運動するようになつてい
る。前記枠体1641には位置センサ1650が設置さ
れており、また前記基板1621には検知対象として検
知板1630が立設されており、この位置センサ165
0により前記チヤツク部1620のホームポジシヨンを
検知している。
【0147】このような構成を有する実施例において、
ステープルモードが開始されると、まず図38に示す駆
動ベルト1717によつてステープラ1701及び用紙
引き寄せ装置1615がステープルを打ち込むべきコピ
ー紙束Pを堆積する所定のビン1350に向かつて移送
され、図38の位置センサ1727からの信号に基づい
て所定のビン1350に近接する位置に停止される。こ
の時にはソレノイド1626はオフされており、従つて
両揺動レバー1622、1624及びチヤツク162
3、1625が解放状態に置かれている。また上述動作
と共にビンフエンスモータ1462をオンさせ、ビンフ
エンス1460を解放する。
【0148】次に、ステツピングモータ1646が所定
量回転し、タイミングベルト1643を移動させチヤツ
ク部1620をコピー紙束Pに向かつて往動させる。
【0149】チヤツク1623、1625がコピー紙束
Pをつかむことが可能な位置(図44)まで移動される
と、そこで停止されそれと同時にソレノイド1626が
オンする。ソレノイド1626のオンによつてチヤツク
1623、1625が図43に示すように閉じられコピ
ー紙束Pの端縁部がチヤツク1623、1625によつ
てつかまられる。
【0150】次に、ステツピングモータ1646の逆転
によりチヤツク部1620はコピー紙束Pをつかんだま
ま図45に示されるように元の位置に移動され、それに
よつて、コピー紙束Pがほぼ水平方向に平行移動されて
ステープラ1701側に引き寄せられる。そして、コピ
ー紙束Pの端縁部がステープル可能な位置まで移送され
ると、そこで停止される。このコピー紙束Pの水平移動
量によつて、コピー紙束Pの端縁部のどの位置にステー
プルするかが決定できる。
【0151】その後ステープラ1701によりコピー紙
束Pの端縁部の所定の場所に対して、ステープルの打ち
込みが行われることになる。
【0152】ステープル動作が完了すると、ステツピン
グモータ1646が正回転しチヤツク部1620が前進
しステープル済みのコピー紙束Pをビン1350上に戻
した後、ソレノイド1626がオフする。それにより今
まで閉じていたチヤツク上1623とチヤツク下162
5が開くことになる。その後、再度ステツピングモータ
1646の逆回転により、チヤツク部1620は所定の
位置まで後退する。その後、ステープラ1701及び用
紙引き寄せ装置1615は次のビン1350に向かつて
移送され、ここで上述した動作と同様のステープル動作
が繰り返し実行される。
【0153】全てのコピー紙束Pに対してステープルが
行われると、ステープラ1701は上昇されて最上部の
ホームポジシヨンに戻される。
【0154】図50は、ステープラユニツト1701の
概略図である。
【0155】このステープラは、外部から入力される電
気信号によつてモータ1900がオンされると、カート
リツジ1901内のステープル針1902を押し曲げる
ようになつている。ステープル針1902は薄いテープ
によつて帯状につながれて、カートリツジ1901内に
丸め込まれている。また、ステープル針束1902の最
後がニヤエンドセンサ(光学的に読み取る反射型セン
サ)1903を通過することによつてニヤエンド信号が
出力されるようになつている。
【0156】前述のような動作によつて、コピー紙束P
にステープルが打ち込まれるが、本実施例では、さらに
ステープルをコピー紙束Pの上方から打つか、コピー紙
束の下方からステープルを打ち込むかどちらかを選択で
きる。図50で示すY軸を中心に、ステープラ1701
は、180度回転可能となつており、後述する複写機の
制御信号によつて回転する。このような動作によつて、
複写機から排出されたコピー紙束が、表向きに排出され
ても、裏面で排出されても、コピー紙束の必ず表面方向
からステープルを打ち込むことが可能である。
【0157】図46は、ビンフエンス1460の実施例
を示す斜視図、図47は図46の実施例の平面図、図4
9は同実施例の作動状態の斜視図、図48は同実施例の
動作状態の平面図であつて、図46、図47において、
ビンフエンス1460は各ビン1350に押し当てられ
全ビン1350の紙揃えを一枚板で行うようにしてい
る。前記ビンフエンス1460は上下端の回転支点14
60a及び1460bで回転自在に取り付けられてい
る。回転支点1460bにはギヤ1461cがあり、ギ
ヤ1460cにはギヤ1461が噛み合わされており、
ギヤは駆動モータ1462により駆動される。
【0158】コピー紙の揃えを行うときに、ビンフエン
ス1460は図46、図47に示すように、ビン135
0と向かい合い紙揃えを行う。ソートを全て終了し、ス
テープルを行う時はビンフエンス1450は図48、図
49に示すように約90±回転し、ビン1350から離
れコピー紙束Pをステープル位置まで移動できるように
なつている。
【0159】次に、後処理装置(ソータ・ステープラ)
の電装制御部品の構成を説明する。
【0160】図51は本実施例の後処理装置における制
御系のブロツク図であつて、本制御系は制御手段である
CPU1800を中心に、ROM1801、RAM18
02、I/Oポート1803、1806、クロツクタイ
マコントローラ1804(以下CTCと略す)、ユニバ
ースアシンクロナスレシーバートランスミツタ1805
(以下UARTと略す)にて構成されるμコンピユータ
制御システムである。
【0161】プログラムを書き込んだROM1801に
より、随時RAM1802を理容師ながら、後述するセ
ンサスイツチ(SW)群からの信号をI/Oポート18
06を介して受け、I/Oポート1803、CTC18
04の出力により各種ドライバ1808、1809、1
810、1811、1812、相信号生成部1813、
SSR1807を介し後述する各種負荷を制御してい
る。また、複写機とはレシーバ1814、ドライバ18
15を介しUART1805により、光フアイバ(図示
せず)にて接続され、各ステータス、指示信号を送受信
している。
【0162】前記センサ、スイツチ群の具体的部材とし
ては、入り口センサ、排紙センサ、ビンセンサ、パルス
ジエネレータ、カバースイツチ、デイツプスイツチ、サ
イズホームセンサ、上下ホームセンサ、上下位置セン
サ、チヤツクホームセンサ、ステープル針ニアエンド検
出センサ、紙有無センサ、ステープルホームセンサ等が
ある。
【0163】一方、負荷(出力系)としては、ソータモ
ータ(ACモータでSSRで駆動される)、切り換えソ
レノイド、偏向ソレノイド、チヤツクソレノイド、寄せ
ソレノイド、プルーフモータ、サイズ移動ステツピング
モータ、上下移動ステツピングモータ、チヤツクステツ
ピングモータ、ステープルモータ等がある。
【0164】複写機とやり取りしている信号の内、複写
機から後処理装置へ送られてくる信号には、図52及び
図53のような信号があり、それぞれに8ビツトで表わ
されるコードが割り当ててある。また後処理装置から複
写機に送られる信号も同様に、8ビツトのコードが割り
当ててある。
【0165】〔AIユニツトの動作説明〕一般に、精度
良く文字認識を行う方法として、OCR技術等がある。
つまり、各原稿内の一文字、一文字を切り出し、その文
字をパターン化し、パターンの特徴とデータベース化さ
れた文字パターン情報を比較し、文字を確定する方法で
ある。文字の確定には、ニユーロ、フアジーの技術が良
く用いられる。原稿は天地が逆に設置されたとき等のた
め、読み込んで切り出した文字パターンを、回転、照合
して文字の確定を行う。
【0166】本発明の一例であるデジタル複写機では、
文字認識、比較は、アプリケーシヨン中のAIユニツト
(APL(3)760)で行つている。アプリケーシヨ
ンベースボード上のCPUが、1ぺージ分の画像データ
が記憶されたぺージメモリ830上の任意の文字例の中
の文字を切り出す処理を行い(前処理部831)、切り
出された文字の認識と比較(認識結果の加工)をAIユ
ニツトにて行う構成としている。
【0167】図19は上記文字認識及び比較(認識結果
の加工)方法を実現するためのハードウエアの構成例で
ある。アプリ上のぺージメモリ(画像データ)830か
ら切り出された文字情報を認識、及び比較処理するのが
AIユニツトであり、CPU784、ROM785、R
AM786、切り出された文字、比較結果のハンドリン
グを行うエリアメモリ782、アプリベースボードとの
コマンド、レスポンス等のハンドリングを行うDPRA
M781、認識した結果を記憶しておくイメージコード
記憶部(RAM)787、任意のパターンを発生するパ
ターン発生装置789、認識の際に使用するデータベー
ス(辞書)783によつて構成されている。
【0168】AIユニツトの動作について見ると、図2
2のような構成となり、文字画像のハンドリングを行う
ためのエリアメモリ782、文字認識を行う文字認識部
833と、認識された文字間の比較を行い該比較結果か
ら各種加工を行う文字比較部836に分けられる。
【0169】文字認識は、図19において、エリアメモ
リ782中の文字をAIユニツトのCPU784が辞書
(データベース)783との照合を行い、イメージコー
ドとして出力することで行われ、特開平1−25018
4等、数多くの認識方法が考案され公知であるため、本
実施例では詳細な説明は省略する。
【0170】文字比較部836は、認識結果をイメージ
コード記憶部835から比較の基準となるイメージコー
ドと比較されるものを読み出すイメージコード読出部8
37、該イメージコードの一致不一致を比較するイメー
ジコード比較部838、該一致部分をカウントし各一致
部分に対応する任意の数値をかけたりする比較結果演算
部839、該比較結果や演算結果に対応するパターンを
検索してエリアメモリ842に出力する比較結果変換部
840より構成される。
【0171】例えば、比較の基準となる2枚1組の正解
原稿A・Bの例を図23に示し、該原稿と比較される答
案原稿の例を図25に示す。操作部で採点モードを選択
し、LCDタツチパネルの設定モードを選択し、エデイ
タ202に図23の正解原稿を置き、領域指定データを
設定する。エデイタの例を図24に示す(エデイタ使用
法はエデイタ説明の部分で述べているため、省略はエデ
イタ説明部参照)。エデイタ202のスタイラスペン9
00で図中の指定点を押下することによつて領域(点線
で囲まれた部分)を指定し、続いて該領域のエリア処理
種別をモードキーで入力する。領域毎に該操作を繰り返
し、図24の正解原稿Aの設定が終了したら、エデイタ
202の終了キー861を押下しメインCPU205や
アプリのベース部700のCPU710へ設定データを
送信し、正解原稿Bについても同様の操作を行う。正解
原稿Aの指定領域で“サンスウ”、続く“1”と書かれ
ている部分の処理種別は原稿認識1、2と指定し、該情
報はアプリ(3)760のRAM763内では共通エリ
アに記憶される。“合計”と書かれている部分の処理種
別は結果印刷であり、図23と図25の原稿の認識比較
演算結果の出力を印刷する部分である。“*”と書かれ
ている部分(2箇所)の処理種別はID1、2で図25
の答案原稿AのIDを判別するために使用される。ま
た、図24の正解原稿Aのその他の指定領域の処理種別
は比較で、上から順次処理データ番号が1、2、3とな
つている。また、該領域の“(10)”または“(2
0)”部分は、該領域の処理比率であり、エデイト中に
テンキーで入力される。正解原稿Bで、“@”と書かれ
ている部分の処理種別はコメントで比較演算結果に対応
したコメントが出力される。原稿左上部の“サンス
ウ”、“2”の部分は正解原稿Aで複数原稿間の原稿認
識を行う領域として共通エリアに指定されているため、
指定出来ない。正解原稿A,Bの上記領域を比較すると
原稿認識1はどちらも“サンスウ”であり、原稿認識2
は“1”と“2”であるため、上記原稿A,Bは2枚1
組と判断され、結果印刷やコメント出力は同一IDの2
枚を加算した結果から出力される。
【0172】図25の答案原稿A,Bの場合、ID1が
“12”、ID2が“キムラアキラ”であり、2枚1組
として比較演算のデータは処理される。まず、文字認識
結果が記憶されているイメージコード記憶部835から
正解原稿と答案原稿の同一原稿種類でかつ同一指示エリ
アのイメージコードを読み出す(イメージコード読出部
837)。次に両者のコードの比較を行い一致部分と不
一致部分を判断し、比較結果をRAMに記憶する(イメ
ージコード比較部838)。但し、一領域内は文字列と
して一致していなければ不一致とする。例えば“キムラ
アキラ”君の場合、問(b)(c)(e)が一致し、
(a)(d)が不一致となる。RAM上には一致部分は
正解と判断され、01H、不一致部分は不正解と判断さ
れ、00Hが書き込まれる。次にRAM上の比較結果と
同一の指示エリアの処理比率を各指示エリア毎に掛けて
合計する(比較結果演算部839)。“キムラアキラ”
君は60点となる。また、カウント終了時に操作部の表
示部(LCD)に上記点数を表示させることにより、操
作部上で結果を知ることができる。また、予め操作部か
らの入力で合計点が50〜70の範囲のコメント出力を
“よくできました”と設定していると、比較結果が01
Hの時は01に対応したパターン(例えば“○”)、0
0Hの時は00Hに対応したパターン(例えば“×”)
や合計点、合計点に対応したコメントをパターン発生装
置789から呼び出す(比較結果変換部)。
【0173】以上の動作で、AIユニツトで変換された
パターンはエリアメモリ784を通じてアプリのベース
部700へ出力され、該パターンのエリア情報やID、
合計点等のデータはDPRAM781を通じてアプリの
ベース部700へ出力される。アプリのベース部700
はDPRAM781を通じて受け取つたエリア情報を基
にパターンのぺージメモリ830上の書き込みアドレス
を計算し、エリアメモリ782のパターンをぺージメモ
リ830へ書き込む。本例で示した答案原稿の場合のぺ
ージメモリ書き込み結果を図26に示す。アプリ部のC
PUは、答案原稿にパターンのみを印字したい場合は、
複写機本体のメモリシステム844にパターンのみを出
力し、答案原稿は画像の読込み用とし、結果は白紙に出
力したい場合は、答案原稿画像とパターンをぺージメモ
リ上で合成して、メモリシステム844に出力する。
【0174】次に、本発明における操作部の概略説明
を、前述の説明(図21)に加えて説明する。基本画面
は図93(a)に示すようになつており、LCDタツチ
パネル177の下に位置する固定モードキー(コピーモ
ードキー172、FAXモードキー173、採点モード
キー174)によつて、LCDタツチパネル177の表
示が変更される。
【0175】コピーモードキー172は、通常コピー時
のモードキーであり、LCD画面は、紙サイズ指定、変
倍等の表示を行い、操作者は、タツチパネルをふれるこ
とにより、種々のコピーのための設定を行うことができ
る。FAXモードキー173は、通常FAX時のモード
キーであり、コピーモードキーと同様、FAXのための
種々の設定を行うことができる。
【0176】採点モードキー174は、本発明特有のも
のであり、このキー174を押すことにより、キー17
4の部分のLED174aが点灯し、このモードの第1
画面(図93(b))が表示される。採点モード時の設
定モードを押すと、正解原稿を読み込み、記憶させるた
めの種々の設定画面が表示される(図9に示す、コメン
トを入力するための画面も表示される)。
【0177】採点モード時にLCDタツチパネル(第1
画面)上の実行モードを選択することにより、図93
(c)のような採点モード(実行)第2画面となる。こ
の実行モードは、設定モードにおいて、正解原稿に相当
する画像が記憶されていない場合は、選択不可となつて
いる。この出力先を選択することにより、出力先個々に
応じた実行のための設定画面が表示され、そこで、種々
の設定を行うことにより、スタートキーを押すことによ
り、処理の実行が可能となる。以上で操作部概略の説明
を終わる。
【0178】次に、比較結果のパターンに応じて色を切
換えて印字する構成について説明する。
【0179】この説明では、パターン発生手段より出力
されたパターンを読み取られた原稿像の色と変えること
について説明する。
【0180】本発明における複写装置の現像部には、前
述したように、2つの現像器が備えられており、1つに
は黒色トナーが、もう1つにはカラートナーが収められ
ていて、コピーモードに応じて現像器を切換えて現像を
行うよう構成されている。また、本発明における複写装
置には、多重コピー機能を備えているので、一回目のコ
ピーは黒トナーで行い、定着後の転写紙を再給紙ループ
72(図1)を通過させ再度レジストローラへ導き、2
回目のコピーはカラートナーで行うことにより、比較的
容易に2色トナーを用いたコピーが完成する。
【0181】そこで、本発明では、図22のブロツク図
に示す文字比較部836により生成されたデータ等をA
Iユニツトからアプリ側へ出力し、アプリボード上のC
PUで図27で示す画像データをぺージメモリ830に
セツトするものであるが、パターンと比較結果を色を変
えて出力する時は、複写装置は同時に2色コピーは不可
能であるため、アプリボード上にぺージメモリ830,
830を2つ設けておくことにより、アプリボード上の
CPUは比較結果の画像データかパターンの画像データ
かにより、それぞれのぺージメモリ830にセツトする
ことにより、1回目の複写では比較結果の画像データが
セツトされているぺージメモリ830の内容を出力し、
黒トナーで複写を行い、2回目の複写ではパターンの画
像データがセツトされている他のぺージメモリ830の
内容を出力し、カラートナーで複写を行うことにより本
発明を達成することができる。
【0182】次に、コメント入力手段と出力方法につい
ての説明する。
【0183】コメント入力は、図93(b)の画面表示
の時に設定モードを押すと正解原稿を読み込み、記憶さ
せるための種々の設定画面が表示され、その設定後に、
図92のようなコメント入力をするための設定画面が表
示される。
【0184】ここでは、コメントを入力するために“コ
メントを入力して下さい”というメツセージとともに五
十音順にア〜ン(ひらがなでも良い)が表示され、コメ
ントしたい文字部809を押すごとにコメント表示部8
10に入力された文字が表示されるようになつている。
【0185】また同時に、LCDタツチパネル177下
部に上記入力されたコメントを印字するときに、出力す
るかしないかの範囲を指定するようメツセージを表示
し、ここでテンキーにより点数データを入力する。
【0186】上記のようにコメント及び印字時の出力可
否の範囲を設定後、「セツト完了」部811を押すこと
により、上記入力されたものが記憶されることになる。
【0187】上記のように記憶されたコメントは、AI
ユニツトのエリアメモリ782(図22)に入力され、
印字時の出力可否の範囲データは比較結果変換部(図2
2)へ入力される。
【0188】従つて、比較結果の合計点が上記印字時の
出力可否の範囲内であるかが図22の文字比較部836
の比較結果変換部840により判断され、その判断結果
がAIユニツトからアプリ側へ出力される。
【0189】上記判断結果に応じてアプリボード上のC
PUは、AIユニツトのエリアメモリ内のコメントデー
タをぺージメモリに出力するか否かを判断することによ
り、実施例の如く合計点が50〜70点の範囲であれ
ば、コメントで“よくできました”が比較結果の答案に
付加され、印字されることになる(図27参照)。
【0190】次に、原稿読み取り手段より読み取つた画
像媒体を作像領域へ搬送する機構について説明する。
【0191】原稿自動送り装置(ADF)の基本的な動
作説明は、前述してあるので、ここでは図89により原
稿自動送り装置(以下、ADFと略称する)601の原
稿排出部と複写機本体602との関連について説明を行
う。
【0192】ADF601の排出部は、原稿排出ガイド
板615と1対の原稿搬送ローラ614、切換爪61
3、1対の原稿排紙コロ612により構成されている。
【0193】ここで、転写紙604を作像領域へ搬送す
るときと原稿読み取り手段により読み取つた原稿632
を作像領域へ搬送するときのADF601の排出部の動
作を説明する。
【0194】1.転写紙604を作像領域へ搬送すると
き 原稿読み取り手段により読み取りを終了した原稿632
は、ベルト駆動コロ611により駆動される原稿搬送ベ
ルト610により原稿排出ガイド板615に沿つて、原
稿搬送ローラ614に案内され、原稿搬送ローラ614
により切換爪613及び原稿排出ガイド板615に案内
され、原稿排出コロ612により機外へ排出される。こ
のときの切換爪613は、図に示す実線のような位置と
なつている。
【0195】2.読み取り終了した原稿632を作像領
域へ搬送するとき 原稿読み取り手段により、読み取りを終了した原稿63
2は、ベルト駆動コロ611により駆動される原稿搬送
ベルト610により原稿排出ガイド板615に沿つて、
原稿搬送ローラ614に案内され、原稿搬送ローラ61
4により切換爪613及び原稿案内ガイド板634に案
内され、原稿搬送ガイド板616〜620と、原稿中間
ローラ625〜626により転写紙中間ローラ627へ
搬送されていき、そのまま転写紙中間ローラ627によ
りレジストローラ628まで搬送される。
【0196】尚、原稿中間ローラ625〜626及び転
写紙中間ローラ627は、転写紙検知器633が原稿6
32を検知してから、任意時間経過後に駆動が停止され
る。このときの切換爪613は図に示す破線のような位
置となつている。
【0197】また、搬送路遮蔽板637はADFが非装
着時は、複写装置内の搬送路を遮断し、ADF装着でも
ADFが複写機のコンタクトガラス631より離れてい
る時には、連動して前記搬送路を遮断するようになつて
いる。
【0198】次に、図89における読み取りを終了した
原稿632を複写機本体602へ搬送する複写機本体側
の詳細な説明をする。
【0199】複写機本体602の光学ユニツト638内
には、原稿搬送ガイド板616,617と、原稿中間ロ
ーラ625が設けられている。原稿搬送ガイド板61
6,617と、作像搬送ユニツト639内の原稿搬送ガ
イド板618,619,620とは図で示すように、そ
れぞれ独立したものとなつている。
【0200】原稿中間ローラ625の位置は、ADF6
01の原稿搬送ローラ614と原稿中間ローラ625と
の間隔がADF601の通紙可能な原稿サイズの搬送方
向の長さよりも短い距離となつている。
【0201】また、作像搬送ユニツト639内の原稿搬
送ガイド板618,619,620は原稿が転写紙中間
ローラ627に搬送されるように配置されている。原稿
中間ローラ626は、上記原稿中間ローラ625と原稿
中間ローラ626及び原稿中間ローラ626と転写紙中
間ローラ627との間隔が互いに、ADF601の通紙
可能な原稿サイズの搬送方向の長さよりも短い距離とな
つている。
【0202】次に、図90のフローチヤートにより、図
89のADF601の切換爪613の動作説明をする。
【0203】まず、複写装置が複写動作が行える状態で
の待機中であるかのチエツクを行い(S9201)、上
記待機中であると(S9201でYES)、次ステツプ
のADF601に原稿がセツトされているかのチエツク
を行う(S9202)。原稿がセツトされているならば
(S9202でYES)、次ステツプの原稿コピーキー
800(図21)のチエツクを行い(S9203)、前
記キー800が押されていると(S9203でYE
S)、次ステツプの“原稿コピーキー1回”フラグのチ
エツクを行う(S9204)。
【0204】この“原稿コピーキー1回”フラグは、こ
のフローチヤート上でも記してあるように、原稿コピー
キー800が有効な状態で押されると、ONして前記キ
ーを離すとOFFするようになつている(S920
9)。
【0205】従つて、最初のキー800押下時(S92
05)は“原稿コピーキー1回”フラグをONするとと
もに、原稿コピー表示(図21のキー800上にあるL
ED800a表示)も消灯されているので(S9206
でNO)、前記表示を点灯させ(S9207)、ADF
601の切換爪613を複写装置側に原稿が搬送される
ように切換える(図89の切換爪613の破線で示した
位置)(S9208)。
【0206】また、再度前記キー800を押下すると、
前記表示は点灯しているので(S9206でYES)、
今度は前記表示を消灯するとともに(S9210)、A
DF601の切換爪613をADF601外に原稿が排
出されるように切換える(図89の切換爪613の実線
で示した位置)(S9211)。
【0207】尚、図90のフローチヤートは一例であ
り、ADF601の切換爪613は原稿排出時に原稿コ
ピー表示の状態に応じ、切換えても良い。
【0208】次に、図91のフローチヤートにより、A
DFの原稿排出時の搬送速度の設定方法を説明する。
【0209】まず、図89のコンタクトガラス631上
の原稿が、読み取り終了したかチエツクする(S930
1)。読み取りが終了していれば(S9301でYE
S)、次ステツプで原稿コピー表示のチエツクを行い
(S9302)、点灯していれば(S9302でYE
S)複写機内の転写紙の搬送速度に設定し(S930
3)、前記表示が消灯していれば(S9302でN
O)、ADF本来の排出速度に設定する(S930
4)。
【0210】従来の活字タイプのOCR技術と異なり、
手書き等のイメージ入力は文字認識が非常に困難であ
る。例えば、活字タイプと手書きを比較すると、活字タ
イプは大きさがある範囲内なら認識可能である。ただ、
ゴシツク体、明朝体等の文字はAI等で認識可能である
が、強調(太字)や斜体、ワープロ等で使用する斜体、
内ヌキ、反転、横倍、縦倍等になると認識が困難にな
る。
【0211】手書きになると、個人により文字の大き
さ、傾き、丸字手等組合せが無制限になつてしまう。
【0212】そこで、はがきの郵便番号で行つている範
囲指定でその部分のみ比較する方法がほとんどである。
本発明に関して一例にて簡単に説明する。
【0213】図94はあるテストに対し、(a)は問題
原稿、(b)はそのテストに対する正解を出題者が記入
した例であり、図23の(a)は領域指定の例であり、
(b)は答案者の答案原稿とする。
【0214】図96に表示装置、入力装置の例を示す。
【0215】まず、操作者はADF等に正解原稿をセツ
トし、入力装置(図96(d))で実行させる。スキヤ
ナによつて読まれた画像情報は表示装置のメイン表示部
(図96(a))に正解原稿のイメージ図が表示され、
サブ表示部(図96(c))にはメニユー表示がされ
る。
【0216】次に操作者は、領域指示を選択し、マウス
等の図示しない入力装置により(図97(a),
(b),(c))に示すよう始点をピツク後、終点をピ
ツクし、領域を指定する。指定された領域は、その範囲
がフラツシユして領域番号が付けられる。ただし、この
番号は、仮であり、後で記述しない手段で再構成可能と
する。
【0217】領域番号が付けられると次に比較するパタ
ーンを選択する。ここで、比較モードを入力しなけれ
ば、英字、(大小)数字、特殊記号(図98(d))、
漢字の順序で比較する。ここでは数字に限定する。
【0218】同様に、(1),(9)を入力後、操作者
は印字モードを選択し、上記同様、領域を指定する。指
定後印字モードを選択する。
【0219】(10)の領域を指定した後、印字パター
ンを指定する(図98(d))。
【0220】例えば、“1”を指定した場合、指定パタ
ーン+採点が選択され、その後、図示しない指定パター
ンを選択後(ここでは“合計”)、サブ表示(5)(図
98(c))画面が切り換り、印字色を選択する。一連
の設定終了後、サブ表示画面は(4)(図98(d))
になる。
【0221】次に(11)の領域を選択した後、印字パ
ターンを同様に指定する。ここでは“2”を選択したと
し、印字色を赤に選択したとする。領域指定、印字条件
が決定段階で正解原稿の画像データは図99(a)に示
すよう領域指示され、(4)〜(9)の内容が認識さ
れ、データベースに格納される。
【0222】次に操作者は答案原稿をADF等にセツト
し、採点モードを選択し実行する。
【0223】答案原稿は1枚ずつスキヤナで読み取ら
れ、図99(b)の領域データのみ比較する。
【0224】まず、(1),(2)のデータ比較を行う
が、前述してあるよう、この領域は数字モードを設定し
てあるため、“0〜9”の比較のみですみ、認識時間が
短縮できる。
【0225】次に(3)の領域を認識し、答案者の名前
を認識させる。名前の判明した段階で、データベースを
個人ベースに切り換えも可能にすれば認識時間、認識確
率が向上する。
【0226】手書き文字は個人で字の特徴が多彩にあ
り、前もつてその個人の文字を入力させ、個人データベ
ース化を行えば(例えば、国語の書き取りの回答をその
まま個人データベースにする)、より確率が高い。
【0227】次に(4)〜(9)までの認識を行い、前
述した正解と比較し、同一数字なら採点領域(図100
(b))に正誤の印字、さらに正解等(コメント)等を
印字する。また、表示装置のサブ表示部にこの答案原稿
を表示させ、採点終了後“合計+採点”を印字させる。
【0228】採点終了後、コメント等があれば、図示し
ない別の入力装置(ワードプロセツサ等)により、ある
領域に印字する。
【0229】上記を図示しない印字装置で答案原稿に印
字すれば良い。記録する際は、図94(a)の問題原稿
と、正解原稿、答案原稿とをマスキングすることによ
り、図99に示すようデータ量を少なくすることが可能
である。
【0230】今回のシステム構成より、ベースとアプリ
3(AIコントローラ)との機能の内、読み込まれた画
像イメージデータより既に指定されているデータとの比
較結果を確定させるまでの間のデータの受け渡しの説明
をする。
【0231】読み込んだ画像データより指定領域のビツ
トマツプデータを切り出す切り出し部(ベース機能) 切り出した各エリアのビツトマツプデータをそこに記
述されている各キヤラクタを取り出し、イメージコード
に変換するイメージコード変換部(アプリ3機能) 比較エリアとして指定されたエリアが既に記憶されて
いるエリア情報とを比較してその結果を確定する比較確
定部(アプリ3機能)上記3つの処理ステツプとなる。
【0232】ベースとアプリ3間のデータのやり取り
は、DPRAMを介して行い、アプリ3内の各処理部間
のデータのやり取り、もしくは、各データの記憶のため
にRAMを用いて行う。
【0233】図66、図67、図68、図69は処理上
のやり取りデータのブロツクでDPRAMおよびRAM
内の決められた場所に確保されている。
【0234】図66のデータブロツクはベースに指示す
るエリアデータと処理のビツトマツプデータを記述する
領域を示している。
【0235】〔指示エリア指定数について〕エリアとし
て指定されているエリア数を示す。下記座標データの指
定数となる。
【0236】〔指示エリア座標(X1,Y1,X2,Y
2)について〕エリア座標データ。指定エリアは長方形
で、その左上(X1,Y1)と右下(X2,Y2)の座
標を原稿の右上を基準点として縦方向(主走査方向)を
Xとし、横方向(副走査方向)をYとして、mm単位で
現わされている。指示数分これらの座標データを持つ。
【0237】〔指示エリアBITMAPポインタについ
て〕上記各エリアに対応するBITMAPデータが格納
されている先頭アドレスが格納されている。
【0238】〔指示エリアBITMAPサイズについ
て〕格納されているデータサイズ。指示されたエリアが
画像外がないとき、画像無コード:OFEHが格納され
る。
【0239】〔指示エリアBITMAPデータについ
て〕各指示エリアのBITMAPデータが格納されてい
るところこのエリアはサイズが大きく変化しても効率よ
くメモリが使用できるように、上記ポインタとサイズデ
ータにて格納アドレスは可変となる。
【0240】図67、図68、図69のデータブロツク
はアプリ3内の各データ処理を示している。
【0241】〔共通エリア指定数について〕各登録間の
共通指定エリアの指定数を示す。
【0242】〔共通エリア座標について〕各登録間の共
通エリア座標データ。指定エリアは長方形で、その左上
(X1,Y1)と右下(X2,Y2)の座標を原稿の右
上を基準点として縦方向(主走査方向)をXとし、横方
向(副走査方向)をYとして、mm単位で現わされてい
る。指示数分これらの座標データを持つ。
【0243】〔登録1エリア指定数について〕登録1の
指定エリアの指定数を示す。文字認識できないときは、
OFFHのコードを認識不能として格納する。また、キ
ヤラクタが書かれていないとき、00Hを格納する。こ
の登録1と同様に、登録2より10までも同じように領
域が確保されている。
【0244】〔登録1エリア座標について〕登録1エリ
ア座標データ。指定エリアは長方形で、その左上(X
1,Y1)と右下(X2,Y2)の座標を原稿の右上を
基準点として縦方向(主走査方向)をXとし、横方向
(副走査方向)をYとして、mm単位で現わされてい
る。指示数分これらの座標データを持つ。この登録1と
同様に、登録2より10までも同じように領域が確保さ
れている。
【0245】〔登録1エリアキヤラクタコードポインタ
について〕上記各エリアに対応するキヤラクタコードデ
ータが格納されている先頭アドレスが格納されている。
この登録1と同様に、登録2より10までも同じように
領域が確保されている。
【0246】〔登録1エリアキヤラクタコードサイズに
ついて〕格納されているデータサイズ。キヤラクタ数2
00まで。文字数オーバーおよび文字認識できないとき
は、OFFHのコードを認識不能として格納する。エリ
アが画像領域外はOFEHを、また、キヤラクタが書か
れていないとき、00Hを格納する。この登録1と同様
に、登録2より10までも同じように領域が確保されて
いる。
【0247】〔登録1エリアキヤラクタコードデータに
ついて〕BITMAPデータよりキヤラクタを切り出
し、文字および記号として認識した後、JIS第1水準
および第2水準などで定義されているコードに変換され
た後ここに格納する。各登録1エリアのキヤラクタコー
ドデータが格納されているところこのエリアはサイズが
大きく、変化しても効率よくメモリが使用できるよう
に、上記ポインタとサイズデータにて格納アドレスは可
変となる。この登録1と同様に、登録2より10までも
同じように領域が確保されている。
【0248】〔共通1エリアキヤラクタコードポインタ
について〕各エリアに対応するキヤラクタコードデータ
が格納されている先頭アドレスが格納されている。この
登録1と同様に、登録2より10までも同じように領域
が確保されている。
【0249】〔共通1エリアキヤラクタコードサイズに
ついて〕格納されているデータサイズ。キヤラクタ数2
00まで。文字数オーバーおよび文字認識できないとき
は、OFFHのコードを認識不能として格納する。エリ
アが画像領域外はOFEHを、また、キヤラクタが書か
れていないとき、00Hを格納する。この登録1と同様
に、登録2より10までも同じように領域が確保されて
いる。
【0250】〔共通1エリアキヤラクタコードデータに
ついて〕共通エリアで示されているエリアのキヤラクタ
コード。BITMAPデータよりキヤラクタを切り出
し、文字および記号として認識した後、JIS第1水準
および第2水準などで定義されているコードに変換され
た後ここに格納する。各登録1エリアのキヤラクタコー
ドデータが格納されているところこのエリアはサイズが
大きく、変わつても効率よくメモリが使用できるよう
に、上記ポインタとサイズデータにて格納アドレスは可
変となる。この登録1と同様に、登録2より10までも
同じように領域が確保されている。
【0251】〔登録1登録状況について〕エリア及びデ
ータの登録状況を示す。 コード定義 00H:領域登録無・画像データ無 01H:領域登録有・画像データ無 02H:領域登録無・画像データ有(実際はこの状態は
ない) 03H:領域登録有・画像データ有 〔登録1エリア処理種別データについて〕各エリアのデ
ータをどのように取り扱うかを記憶するバツフアであ
る。 01H:ID:読み込み原稿の識別データとして取り込
むエリアとする。 02H:比較:登録されているものと比較するエリアと
する。 03H:コメント:コメントが書かれているエリアとす
る。 04H:結果印刷:比較の総合結果を印刷するときその
エリアに印刷する。 この登録1と同様に、登録2より10までも同じように
領域が確保されている。
【0252】〔登録1エリア処理データ番号について〕
上記処理種別にて、比較など処理時に番号管理等すると
きのデータ。この登録1と同様に、登録2より10まで
も同じように領域が確保されている。
【0253】〔登録1エリア処理比率について〕比較
後、その結果に対する総合評価の時のウエイトづけを行
うためのデータ。この登録1と同様に、登録2より10
までも同じように領域が確保されている。
【0254】〔読込比較モードについて〕自動で共通領
域のデータより比較対象の登録番号を決定して動作する
ものと、各登録を指定して動作させるのを指定する。 コード定義 00H:自動モード 06H:登録6 01H:登録1 07H:登録7 02H:登録2 08H:登録8 03H:登録3 09H:登録9 04H:登録4 0AH:登録10 05H:登録3 〔読込イメージ判別結果について〕共通エリアより判断
し、登録されている登録1−10のどれなのかを示すも
の。 コード定義 01H:登録1 06H:登録6 02H:登録2 07H:登録7 03H:登録3 08H:登録8 04H:登録4 09H:登録9 05H:登録3 0AH:登録10 FFH:判別不能 〔読込エリアキヤラクタコードポインタについて〕登録
されているデータで評価するため読み込まれた各エリア
のに対応するキヤラクタコードデータが格納されている
先頭アドレスが格納されている。
【0255】〔読込エリアキヤラクタコードサイズにつ
いて〕格納されているデータサイズ。キヤラクタ数20
0まで。文字数オーバーおよび文字認識できないとき
は、OFFHのコードを認識不能として格納する。エリ
アが画像領域外はOFEHを、また、キヤラクタが書か
れていないとき、00Hを格納する。
【0256】〔読込エリアキヤラクタコードデータ〕登
録されているデータで評価するため読み込まれた各エリ
アのに対応するキヤラクタコードデータ。BITMAP
データよりキヤラクタを切り出し、文字および記号とし
て認識した後、JIS第1水準および第2水準などで定
義されているコードに変換された後、ここに格納する。
エリアのキヤラクタコードデータが格納されているこの
エリアはサイズが大きく、キヤラクタサイズが変わつて
も効率よくメモリが使用できるように、上記ポインタと
サイズデータにて管理する。格納アドレスは可変とな
る。
【0257】〔読込エリア比較結果〕 コード定義 00H:登録と読込が不一致 01H:登録と読込が一致 0E0H:読込または登録の指定エリアが読み込み画像
外 0F1H:読込が書き込み無・登録が正常 0F2H:読込が認識不可・登録が正常 0F3H:読込が正常・登録が書き込み無 0F4H:読込が正常・登録が認識不可 0F5H:読込が書き込み無・登録が書き込み無 0F6H:読込が書き込み無・登録が認識不可 0F7H:読込が認識不可・登録が書き込み無 0F8H:読込が認識不可・登録が認識不可 上記コードが結果として格納される。
【0258】ベースは、既に読み込まれている1枚の画
像イメージより、アプリ3からの指示にしたがつて、指
示された領域を切りだしそのビツトマツプデータをアプ
リ3に与える。また、指示された場所に画像が存在しな
かつたとき、画像無コード(00H)を各指示エリアの
BITMAPサイズに格納する。
【0259】アプリ3は、各エリアイメージデータをキ
ヤラクタとして認識し、既に登録されているデータと比
較してそれを評価し、集計する機能を持つ。
【0260】比較すべき登録イメージを登録する処理と
して、図70のフローチヤートのようになる。まず、操
作処理より、対象となるエリアデータが確定され各バツ
フアに格納される。ここでの機能として、比較評価する
画像データとして10パターン登録可能で、1パターン
30エリアまで比較可能なものを考える。また、10パ
ターンの登録されているものより、読み込まれる画像が
評価されるべき登録パターンを共通に指定されているエ
リアの情報で認識判断するものである。
【0261】イメージデータの登録は、スキヤナより画
像情報が読み込まれた後、今回登録するパターンの識別
データを記憶させるために、共通に指定されているエリ
アをベースに指示してエリアのビツトマツプデータを切
り出させる(S7201でYES,S7202,S72
03,S7204)。そのために、DPRAM上のエリ
ア指示用のバツフアの指示エリア指定数に指定するエリ
アの数を書き込み、指示エリア座標(X1,Y1,X
2,Y2)に指定したエリア数の座標データ(単位m
m)を書き込む。そして、切りだし実行コマンドを送
り、切りだし終了コマンドを受け取るまで待機する。
【0262】切りだし処理が終了すると、ベースは、切
り出されてエリア毎に指示エリアのビツトマツプデータ
が書かれているDPRAM上の先頭アドレスを指示エリ
アBITMAPポインタに書き込み、そのデータサイズ
をBITMAPサイズに書き込む(S7205,S72
06,S7207)。(ビツトマツプデータのデータ量
が多くそのエリアの大きさによりそのデータ量が大きく
変わるためにこのような指示の仕方をしている)データ
を詰めてメモリ上に書き込むことができる。ただし、指
定エリアが読み込み画像外であるとき00Hをデータサ
イズに書き込む。データの書き込みを終了すると、ベー
スはアプリ3に対して切りだし終了コマンドを送る(S
7208,S7209)。アプリ3は各エリアの切り出
されたビツトマツプデータをOCR技術等を用いて、辞
書(データベース)と照合してJISのコードに変換し
て、各登録パターンに対応する各エリア用の共通エリア
キヤラクタポインタにデータの格納されている先頭アド
レスを格納し、共通エリアキヤラクタコードサイズにそ
のキヤラクタデータ数(文字数)を格納し(S721
0)、実際のJISコードに変化されたデータを、共通
エリアキヤラクタコードデータに格納する(S721
1)。ただし、文字数制限である200キヤラクタを越
えたときおよび文字認識できないとき認識不可(OFF
H)、指定エリア画像領域外のとき領域外(OFE
H)、キヤラクタがなく白紙のとき書き込み無(00
H)を格納する。共通エリアの設定がないとき(S72
01でNO)、この共通エリアに対するこれらの処理は
実行されない。
【0263】共通エリアと同様に、各登録パターンの固
有の登録エリアについても同様な処理を行い、各登録エ
リア用の各バツフアに書き込み、登録データの記憶処理
は終了する。
【0264】図71は、比較すべき画像を読み込んだ
後、そのデータを登録されているデータと比較して評価
する処理である。
【0265】動作モードを判断して自動モードであれば
(S7301でYES)、共通エリアのチエツク動作を
実行する(S7302)。登録指定であれば、その領域
で開始する。自動モードで、共通エリアの設定があると
き(S7311でYES,S7311でYES)、読み
込まれた画像データより共通エリアより切りだし(S7
304,S7305)キヤラクタ変換して(S730
6)、既に登録されている各共通キヤラクタコードのサ
イズとデータそのものが、各登録パターンより検索し、
一致したものを(S7307でYES)読み込み判別結
果にその結果として登録1から登録10に対応するコー
ドを書き込み(S7308)、判別した登録番号のエリ
アをDPRAM指示エリアへ格納する(S7309)。
一致しなかつたときは(S7307でNO)、判別結果
に判別不能コードを書き込む(S7317)。判別不能
時は、この処理を終了する。共通エリア設定がないとき
は(S7302でNO)、登録1のデータのみ対象とし
て処理する(S7316)。比較すべきパターンを認識
した後、その対象の登録エリアより切りだし(S731
0,S7311)キヤラクタ変換をして(S731
2)、登録時の共通エリアの処理の時と同じように読込
用の読込エリアキヤラクタコードポインタ/読込エリア
キヤラクタコードサイズ/読込エリアキヤラクタコード
データに各データをエリア毎に格納する(S731
3)。その後、登録データと読込データを比較して、そ
の結果を読込エリア比較結果を各エリア毎に格納する
(S7314)。
【0266】次に、上記登録データと読込データを比較
する処理について説明する。比較する比較対象のエリア
または画像データと読込データが設定されていないと警
告表示をして比較動作を実行しない。ポインタを用いて
エリア1より順番に設定されているエリアまで各エリア
毎の処理方法が書かれている登録エリア処理種別データ
を参照して、比較(02H)に設定となつているところ
を比較し、結果を読込エリア比較結果に書き込む。登録
/読込キヤラクタコードサイズおよびキヤラクタコード
データを参照して、読込データと登録データの一致/不
一致の結果や、認識不可/書き込み無(白)等の組み合
わせ結果を書き込む。
【0267】上記登録データと読込データを比較する処
理を図72,図73,及び図74のフローチヤートを参
照して詳細に説明する。
【0268】比較する比較対象のエリアまたは画像デー
タと読込データが設定されていないと(S7401でN
O)警告表示をして比較動作を実行しない(S740
4)。
【0269】設定されていると(S7401でYE
S)、エリア指定ポインタを初期化し(S7402)、
エリア処理比較設定及びエリア画像外であると(S74
03でYES,S7601でYES)、ポインタで示さ
れる読み込みエリアの比較結果として0E0Hを入力す
る(S7602)。読込エリアに書き込みがあり(S7
405でNO)、読込エリアが認識不可でなく(S74
06でNO)、登録エリアに書き込みがあり(S740
7でNO)、登録エリアが認識不可でなく(S7408
でNO)、読込と登録が一致したとき(S7409でY
ES)、ポインタで示される読込エリアの比較結果とし
て1を格納し(S7410)、登録全エリアが終了した
か判断する(S7411)。
【0270】エリア画像外であると(S7601でN
O)、S7411へ進む。
【0271】S7405の判断で、読込エリアに書き込
みがなく(S7405でYES)、登録エリアに書き込
みがあり(S7603でNO)、登録エリアが認識不可
でない場合(S7604でNO)、ポインタで示される
読込エリアの比較結果として0F1Hを格納し(S76
05)、S7411へ進む。S7603でYESの場
合、ポインタで示される読込エリアの比較結果として0
F5Hを格納し(S7606)、S7411へ進む。S
7604でYESの場合、ポインタで示される読込エリ
アの比較結果として0F6Hを格納し(S7607)、
S7411へ進む。 S7406の判断で、読み込みエ
リアが認識不可で(S7406でYES)、登録エリア
に書き込みがあり(S7406でNO)、登録エリアが
認識不可でない場合(S7604でNO)、ポインタで
示される読込エリアの比較結果として0F2Hを格納し
(S7503)、S7411へ進む。S7501でYE
Sの場合、ポインタで示される読込エリアの比較結果と
して0F7Hを格納し(S7504)、S7411へ進
む。S7502でYESの場合、ポインタで示される読
込エリアの比較結果として0F8Hを格納し(S750
5)、S7411へ進む。
【0272】S7407の判断で、登録エリアに書き込
みがない場合(S7407でYES)、ポインタで示さ
れる読込エリアの比較結果として0F3Hを格納し(S
7413)、S7411へ進む。
【0273】S7408の判断で、登録エリアが認識不
可である場合(S7408でYES)、ポインタで示さ
れる読込エリアの比較結果として0F4Hを格納し(S
7414)、S7411へ進む。
【0274】読込と登録が一致していない場合(S74
09でNO)、ポインタで示される読込エリアの比較結
果として0を格納し(S7415)、S7411へ進
む。
【0275】S7411でNOの場合、指定ポインタを
次のエリアへ進め(S7412)、S7403から繰り
返す。S7411でYESの場合、この処理を終了す
る。
【0276】図86、図87は、操作パネルのLCDタ
ツチパネルの操作イメージである。LCD上に透明のタ
ツチパネルによりキー入力を検出している。
【0277】図75は、採点モードを選択したときのM
ENU操作処理を示している。MENUモード(操作画
面のモード)であれば(S7701でYES)、設定キ
ーと実行キーを監視する(S7702,S7705)。
キー入力の判断は、あらかじめ決められている操作上の
表示イメージよりキーと判断するタツチパネル上の領域
を検出し、チヤタリング検出処理、キーエツジ検出処理
を施して、検出する。設定キーおよび実行キーが検出さ
れると(S7702でYES,S7705でYES)、
MENUモードを解除して(S7703,S770
6)、設定モードおよび実行モードに移行する(S77
04,S7707)。表示はそれぞれの表示イメージに
する。
【0278】図76及び図77は、設定モードの操作処
理を示している。設定モードであれば(S7801でY
ES)、確認キー、領域指定キー、領域解除キー、デー
タ登録キー、データ解除キー、終了キーが押下されると
(S7802でYES,S7805でYES,S780
8でYES,S7901でYES,S7904でYE
S,S7907でYES)それぞれ、設定モードを解除
して(S7803,S7806,S7809,S790
2,S7905,S7908)、確認モード、領域指定
モード、領域解除モード、データ登録モード、データ解
除モード、MENUモードに移行する(S7804,S
7807,S7810,S7903,S7906,S7
909)。終了キーを押下するとMENUモードに変わ
り、1つ前に戻る。
【0279】図78は確認モード処理のフローチヤート
を示している。確認モードであると(S8001でYE
S)、LCD表示上に決められたイメージで各登録の登
録状況のデータをチエツクして各登録のエリア(領域)
登録状況、画像のデータの登録状況を表示する(S80
02)。どの登録が使用されているか分かる。戻りキー
が押下されると(S8003でYES)、確認モードを
解除して(S8004)、1つ前の画面に戻るために、
設定モードを設定する(S8005)。
【0280】図79は領域指定モード処理のフローチヤ
ート、図80は領域入力モード処理のフローチヤートを
示している。領域指定モードであると(S8101でY
ES)、登録番号の入力待ち画面になり、入力されるま
で待つ(S8102)。入力指定されると(S810
3)、領域指定モードを解除して(S8104)、エデ
イタ202等でのエリア(領域)入力のための領域入力
モードにして、そのための操作指示画面を表示する(S
8105)。
【0281】上記にて領域入力モードに移行すると(S
8201でYES)、エデイタ202などでの入力を終
了すると、終了キーを押下して(S8202でYE
S)、領域入力モードを解除して設定モードに移行する
(S8203,S8204)。
【0282】図81は領域解除モード処理のフローチヤ
ート、図82はデータ解除モード処理のフローチヤート
を示している。領域解除モードであれば(S8301で
YES)、解除すべき番号を指定させる画面に変更して
その入力を待ち、設定されると(S8302でYES)
指定されて番号の領域(エリア)データを消去し(S8
303)、それにともないエリアデータに対する画像デ
ータは必要なくなるので、画像データも消去する。そし
て、領域解除モードを解除して(S8304)設定モー
ドを設定する(S8305)。
【0283】データ解除モードであれば(S8401で
YES)、解除すべき番号を指定させる画面に変更して
その入力を待ち、設定されると(S8402でYES)
指定されて番号の画像データのデータを消去し(S84
03)、データ解除モードを解除して(S8404)設
定モードを設定する(S8405)。
【0284】図83はデータ登録モード処理のフローチ
ヤート、図84はデータ読込モード処理のフローチヤー
トを示している。データ登録モードであれば(S850
1でYES)、登録すべき番号を入力させ、設定される
と(S8502でYES)画像データ読み込みのための
表示をし(S8503)、データ登録モードを解除して
(S8504)データ読込モードに移行する(S850
5)。
【0285】上記で設定されたデータ読込モードであれ
ば(S8601でYES)、実行キーにて読み込み動作
を実行して(S8602でNO,S8605でYE
S)、終了にて(S8607でYES)読み込み結果を
表示処理をする(S8608)。終了キーが押される
と、あるいは表示が終了すると、データ読込モード解除
して(S8603,S8609)、設定モードに移行す
る(S8604,S8610)。読み込み結果表示処理
で必要であれば印刷キーにて読み込み画像の各エリアデ
ータを印刷する。
【0286】図85は実行モード処理のフローチヤート
を示している。実行モードであれば(S8701でYE
S)、自動モードキー、指定キー、終了キーにて(S8
702でYES,S8705でYES,S8708でY
ES)、実行モードを解除して(S8703,S870
6,S8709)、自動モード、指定モード、MENU
モードに移行する(S8704,S8707,S871
0)。図86を参照して、自動モードに移行する結果出
力先を指定する(S8801)。登録情報を指定すると
きは(S8802)、番号入力をさせて(S880
3)、結果出力先を指定する(S8804)。読み込み
動作を実行すれば比較動作が開始される。
【0287】〔原稿の領域指定〕原稿の領域指定方法と
して、一定範囲内の画像濃度を検知する方法や指定領域
を座標入力する方法が知られている。前者の例としてマ
ーカ編集(例えばJP9002124)、後者の例とし
てエディタ等がある。
【0288】マーカ編集は、例えばカラーフェルトペン
を用いて原稿もしくはそれに準じるもの(例えば原稿を
コピーした用紙)上に領域指定用マークを記載し、この
時、領域指定用マークの検出を行うのがマーク検出装置
である。マーク検出装置は、カラーフェルトペンで記載
した画像データが安定した所定範囲の濃度を有すること
を利用して、該当する所定範囲の濃度の画像データをマ
ーク信号として検出し、続いて、該マーク信号のマーク
幅を検出した後、マーク幅を所定量拡張して、最終的に
マーク領域(マークで囲まれたマークエリア)を検出す
るものである。
【0289】マーカ指定された領域も2点を対角とする
四角で囲まれた範囲に変換された後、後述するエデイタ
と同様の処理を行う。すなわち、図10のIPU412
にてマーク領域を検出し、該領域のみを図18のページ
メモリ703へ転送する。図18のアプリベース700
のCPU710は、ページメモリ703上の個々のマー
ク領域の主・副走査方向の最大及び最小アドレスを検出
し、(主走査方向最小アドレス、副走査方向最小アドレ
ス)と(主走査方向最大アドレス、副走査方向最大アド
レス)の2点を対角とする四角で囲まれた範囲に変換
し、各種処理を行う。
【0290】〔エデイタの説明〕図54にエデイタ20
2の概略を示す。編集したい原稿を図中の原稿基準位置
マーク902を基準にセツトし(原稿左上基準)、スタ
イラスペン900で座標を2点指定すると、指定した2
点を対角とする四角で囲まれた領域が編集を行う領域と
なる。次に該領域の編集内容をモードセレクトエリア8
50上のキーから入力する。以上の動作を編集を行いた
い領域の数だけ繰り返す。
【0291】図55に領域指定の範囲を示す。図55に
示すようなケースの右枠の原稿基準位置マークを基準に
原点(0.0)を想定しX方向、Y方向の出力カウント
数は次の範囲となつている。Y軸方向は0〜864(0
未満のデータは、0に補正、864を超えるデータは、
864に補正)で、X軸方向は0〜600(0未満のデ
ータは、0に補正、600を超えるデータは、600に
補正)である。なお、指定点のアドレスの単位は[m
m]とする。つまり、原稿の主走査方向をX軸、副走査
方向をY軸とし、X軸は0〜864の範囲で指定可能で
あるが、範囲外の座標が指定された場合、範囲の最大値
もしくは最小値に補正される。また、複数のエリア指定
がなされ領域が重なつた場合は、該エリア指定データを
無効とする。
【0292】図56に示すように、エデイターボード内
にはX,Y方向に抵抗体903があり、スタイラスペン
900で座標板904の一部が押されると、抵抗圧を検
出し、検出データを座標位置として複写機へ送信する。
又、モードセレクトエリア850も同様の検出方法であ
る。
【0293】図57にモードセレクトエリア850のキ
ーの例を示す。モードセレクトエリア850上には原稿
種類の認識領域を指定する原稿認識キー851、原稿上
のID(出席番号や名前等)の領域を指定するIDキー
852、比較領域を指定する比較キー853、該比較領
域の重み付けを指定する比率キー854、コメントの出
力領域を指定するコメントキー855、比較演算結果を
出力する領域を指定する結果印刷キー856、各種数値
入力時に用いる0〜9までのテンキー857、採点モー
ドの領域指定設定モードに入るための設定キー860、
設定されたデータを複写機へ送信するための終了キー8
61、クリアキー862、エンターキー863、その他
の編集(例えばトリミング・マスキング等)を行うため
のキー864が配置されている。
【0294】次に、採点モードの領域指定方法について
説明する。本発明では、指定できる原稿を10種類と
し、1原稿内で指定できる領域を30領域まで、比率は
1〜100までとする。図58に採点モードの領域指定
設定モードに入る時及び中断する時のフローチヤートを
示す。
【0295】設定モードに入るには、他の編集モードを
設定していない時に(S6001でNO)、設定キーを
押下する。設定キーを押下すると(S6002でN
O)、設定モードに入つていることを知らせる設定ラン
プが点灯する(S6003でNO,S6004,600
5)。設定ランプ点灯時に再押下すると(S6002で
YES)設定ランプは消灯し、データをクリアし設定モ
ードを中断する(S6006,6007,6008)。
正常に設定モードを終了する場合は、後述する終了キー
を押下する。
【0296】図59に座標入力方法のフローチヤートを
示す。設定モード時に(S6101でYES)、スタイ
ラスペン900でエリア座標1及び2を入力する(S6
102,S6104〜S6107,S6109〜S61
11)。入力中にクリアキーを押下すると入力された座
標はクリアされる(S6103,S6112,S611
3及びS6114〜S6116)。又、エリア座標1及
び2が入力されていない場合(S6105でNO,S6
109でNO)、原稿認識キー、IDキー、比較キー、
コメントキー、結果印刷キーのエリア処理種別キー入力
は無視される。又、以前に入力されたエリアと重なる場
合(S6108でYES)、エリア登録1,2はメモリ
クリアされブザーが2回なる(S6117,S611
8)。
【0297】次に、エリア処理種別キー入力を説明す
る。エリア座標入力後にエリア処理種別キーを入力する
と、該座標で示される領域は入力されたエリア処理を行
う領域としてメモリに記憶される。該キー入力時、クリ
アキー入力も有効である。クリアキーが押下された場
合、クリアキー押下直前のデータがクリアされ再入力待
ちとなる。又、各エリアにはユーザが任意にエリア番号
をテンキーにて1〜30まで指定可能である。ただし指
定番号が二重に指定された場合は後の指定番号は無効で
あり無視される。また、比率キー入力は比較キー入力後
のみ有効であり、比率キー入力後の数値入力範囲は1〜
100である。また、複数の原稿の領域を連続して設定
する場合、原稿の種類を認識する領域を共通にし、1つ
の原稿でのみ設定可能とする。以上のエリア設定の終了
はエンターキー押下によつて行われる。エンターキーが
押下されると、1つのエリアの設定は終了したと判断
し、エデイタは次のエリアのエリア座標入力待ち状態も
しくは1つの原稿のエリア設定終了待ち状態となる。
【0298】このエリア処理種別キー入力を図60乃至
図63のフローチヤートを参照して詳細に説明する。
【0299】先ず、エリア座標2がメモリに記憶されて
いるか判断する。記憶されていなければ終了する(S6
201でNO)。記憶されていなければ(S6201で
YES)、エリア処理種別1の(モード)に何か記憶さ
れているか判断する(S6202)。S6202でYE
Sであれば、クリアキーがオンされているか確認する
(S6203)。クリアキーがオンされていれば(S6
203でYES)、エリア処理種別1のメモリクリアし
(S6208)ブザーを鳴らす(S6209)。クリア
キーがオンされていなければ(S6203でNO)、エ
リア処理種別1(No.)≠0記憶か判断する(S62
04)。S6204でYESでクリアキーがオンされて
いれば(S6205でYES)、エリア処理種別1(N
o.)をクリアし(S6206)ブザーを鳴らす(S6
207)。
【0300】S6202でNOであれば、原稿認識キー
のオンを確認し(S6220)、S6220でNOであ
れば、IDキーか比較キーかコメントキーか結果印刷キ
ーかがオンされているのを確認する(S6221)。オ
ンされていれば(S6221でYES)、エリア処理種
別1の(モード)に入力されたキーを記憶し(S622
2)ブザーを鳴らす(S6223)。オンされていなけ
れば(S6221でNO)、処理を終了する。原稿認識
キーがオンされていれば(S6220でYES)、他の
原稿の領域指定コード入力のエリア処理種別1の(モー
ド)に原稿認識を記憶されているか確認し(S622
4)、記憶されていれば(S6224でYES)処理を
終了し、記憶されていなければ(S6224でNO)エ
リア処理種別1の(モード)に原稿認識を記憶し(S6
225)ブザーを鳴らす(S6226)。
【0301】S6204でNOであれば、テンキー入力
を確認し(S6213)、S6213でYESであれ
ば、エリア処理種別1(No.)をメモリに記憶し(S
6214)ブザーを鳴らす(S6215)。テンキーの
入力がなく(S6213でNO)エンターキー入力があ
れば(S6216でYES)、エリア処理種別1(N
o.)に0FFHを記憶し(S6217)、採点モード
領域指定データの1つのブロツク終了処理し(S621
8)、ブザーを鳴らす(S6219)。
【0302】S6216でNOであれば、比率キーの入
力を確認する(S6232)。入力があれば(S623
2でYES)、エリア処理種別1(No.)に0FFH
を記憶し(S6233)、ブザーを鳴らし(S623
4)、エリア処理種別2の(モード)に比率を記憶する
(S6235)。比率キーの入力がなければ(S623
2でNO)、エリア処理種別2の(モード)に比率を記
憶してあるか確認する(S6236)。S6236でN
Oであれば、処理を終了し、S6236でYESであれ
ば、クリアキーのオンを確認する(S6237)。オン
されていれば(S6237でYES)、エリア処理種別
2の(モード)に比率をクリアし(S6238)ブザー
を鳴らす(S6239)。S6237でNOであれば、
テンキー入力を確認し(S6240)、S6240でY
ESであれば、エリア処理種別2(No.)をメモリに
記憶し(S6241)ブザーを鳴らす(S6242)。
テンキーの入力がない場合(S6240でNO)、エリ
ア処理種別2(No.)≠0記憶か判断する(S624
3)。S6243でYESでクリアキーがオンされてい
れば(S6244でYES)、エリア処理種別2(N
o.)をクリアし(S6245)ブザーを鳴らす(S6
246)。
【0303】S6243でNOであれば、テンキー入力
を確認し(S6227)、S6227でYESであれ
ば、エリア処理種別1(No.)をメモリに記憶し(S
6228)ブザーを鳴らす(S6229)。テンキーの
入力がなく(S6227でNO)エンターキー入力があ
れば(S6230でYES)、エリア処理種別1(N
o.)に01Hを記憶し(S6231)、採点モード領
域指定データの1つのブロツク終了処理し(S621
8)、ブザーを鳴らす(S6219)。
【0304】S6244でNOであれば、エンタキー入
力を確認し(S6247)、S6247でYESであれ
ば、採点モード領域指定データの1つのブロツク終了処
理し(S6218)、ブザーを鳴らす(S6219)。
【0305】S6210でYESであれば、比率キーの
入力を確認し(S6212)、(S6212でYE
S)、ブザーを鳴らし(S6234)、エリア処理種別
2の(モード)に比率を記憶する(S6235)。S6
212でNOであれば、S6216に進む。
【0306】以上の操作によつて設定された1つのエリ
アのデータ形式を図65に示す。図65において、エリ
ア処理種別1(No.)の数値入力がない場合は、OF
FHが記憶される。またエリア処理種別2の(モード)
及び(No.)は、比率入力時のみ有効なため、比率入
力がない場合は空白Hが記憶されている。またエリア処
理種別2(No.)に数値入力がない場合は1Hが記憶
される。上記データは各エリア設定毎に生成され、図6
4のフローチヤートに示すように、終了キー押下時に
(S6601でYES)1つの原稿の(複数のブロツク
からなる)採点モード領域指定データとして図5のメイ
ンCPU(b)へ送信される(S6602)、設定ラン
プをオフしブザーをオンする(S6603,S660
4)。エデイターはエリア処理種別1(モード)に原稿
認識が記憶されているデータを残してメモリをクリア
し、次の原稿の採点モードの領域指定設定モード入力待
ち状態となる。また、既に図5のCPU(b)へ送信さ
れたデータの変更等は、図21の操作部で行う。
【0307】更に、図5のCPU(b)はエデイターか
ら送信されたデータをRAMに記憶するとともに、イン
ターフエイスを介してベースのCPUへ送信する。ベー
スのCPUは該送信されたデータをRAMに記憶し、文
字認識・比較等を行うための基本データとする。
【0308】
【発明の効果】本発明によれば、転写紙のコピーだけで
なく、原稿に再度コピーしたり、読み取り終了した原稿
をそのまま複写機内に搬送し、合成コピーすることが可
能となる等、複写機等のコピーのレパートリーが増え
る。又、操作者が明確に複写機の動作モードを認識して
コピーが行えるので、ミスコピーなどを低減できる。
た、比較手段による比較結果の一致不一致に応じて比較
結果やコメントを原稿に作像するので、テストの採点等
の作業を自動的に行うことができる。さらに、作像色を
指定して作像することができるので、原稿か比較結果に
基づいたものか一目で認識できる。
【0309】
【0310】
【0311】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる実施例のデジタル複写機全体の
構成を示す説明図である。
【図2】図1のデジタル複写機における書き込み部の説
明図である。
【図3】書き込みユニツトのレイアウト図の例を示す説
明図である。
【図4】書き込みユニツトの光路を示す説明図である。
【図5】複写機の制御ユニツトのブロツク図である。
【図6】電装制御の全体のブロツク図である。
【図7】イメージスキヤナ部のブロツク図である。
【図8】イメージプロセスユニツト(IPU)の概略を
示すブロツク図である。
【図9】IPU出力データ形式を示す説明図である。
【図10】メモリーシステムのブロツク図である。
【図11】画像データ用のフレームメモリーを持つたシ
ステムのブロツク図である。
【図12】データフローが可能な構成を示すブロツク図
である。
【図13】実データ以外に圧縮されたデータも格納でき
るメモリーシステムのブロツク図である。
【図14】図13のメモリーユニツトのブロツク図であ
る。
【図15】イメージデータのデータタイプを示す説明図
である。
【図16】ピクセルプロセスユニツトをメモリーユニツ
トの外に配置した構成を示すブロツク図である。
【図17】圧縮と伸長の処理速度が間に合わなかつたと
きに100%リカバリーできるようにしたメモリーユニ
ツトを示すブロツク図である。
【図18】アプリケーシヨンユニツトのブロツク図であ
る。
【図19】文字認識及び比較方法を実現するためのハー
ドウエアの構成例を示す説明図である。
【図20】フアクシミリの制御を示す説明図である。
【図21】操作部を示す説明図である。
【図22】AIユニツトの説明図である。
【図23】正解原稿の例を示す説明図である。
【図24】文字認識及び比較の領域の例を示す説明図で
ある。
【図25】答案原稿を示す説明図である。
【図26】ぺージメモリへのパターン出力(ぺージメモ
リ割込結果)を示す説明図である。
【図27】プロツタ出力を示す説明図である。
【図28】ADFの側面図である。
【図29】用紙後処理装置全体の一例を示す正面図であ
る。
【図30】図29の平面図である。
【図31】図29の上搬送部の詳細を示す正面図であ
る。
【図32】図31の側面図である。
【図33】図29の斜向コロ部分の側面図である。
【図34】コピー紙の斜向動作を示す説明図である。
【図35】用紙後処理装置の揺動装置の概略を示す斜視
図である。
【図36】揺動装置とビンの関係を示す平面図である。
【図37】揺動装置の側面図である。
【図38】用紙後処理装置のステープラ装置の斜視図で
ある。
【図39】ステープラ装置の平面図である。
【図40】軸受け部分の正面図である。
【図41】ステープラ装置の動きを示す説明図である。
【図42】用紙引き寄せ装置の正面図である。
【図43】用紙引き寄せ装置の作動状態の正面図であ
る。
【図44】用紙引き寄せ装置の作動状態の正面図であ
る。
【図45】用紙引き寄せ装置の作動状態の正面図であ
る。
【図46】ビンフエンスの例を示す斜視図である。
【図47】ビンフエンスの平面図である。
【図48】ビンフエンスの作動状態の平面図である。
【図49】ビンフエンスの作動状態の斜視図である。
【図50】ステープラユニツトの概略を示す説明図であ
る。
【図51】後処理装置における制御系のブロツク図であ
る。
【図52】後処理装置から複写機へ送られてくる信号を
示す説明図である。
【図53】複写機から後処理装置へ送られてくる信号を
示す説明図である。
【図54】エデイターの概略を示す説明図である。
【図55】領域指定の範囲を示す説明図である。
【図56】エデイターの一部を切り欠いて示す説明図で
ある。
【図57】エデイターのモードセレクトエリアのキーの
例を示す説明図である。
【図58】採点モードの領域指定設定モードに入る時及
び中断する時のフローチヤートである。
【図59】座標入力方法のフローチヤートである。
【図60】エリア処理種別キー入力のフローチヤートで
ある。
【図61】エリア処理種別キー入力のフローチヤートで
ある。
【図62】エリア処理種別キー入力のフローチヤートで
ある。
【図63】エリア処理種別キー入力のフローチヤートで
ある。
【図64】終了キー押下時に1つの原稿の採点モードの
フローチヤートである。
【図65】操作によつて設定された1つのエリアのデー
タ形式を示す説明図である。
【図66】ベース/アプリ間DPRAM内データを示す
説明図である。
【図67】アプリ RAM内データを示す説明図であ
る。
【図68】一つの登録に対するデータ領域を示す説明図
である。
【図69】一つの登録に対するデータ領域を示す説明図
である。
【図70】エリア切り出し処理のフローチヤートであ
る。
【図71】データ比較処理のフローチヤートである。
【図72】登録データと読込データを比較する処理のフ
ローチヤートである。
【図73】登録データと読込データを比較する処理のフ
ローチヤートである。
【図74】登録データと読込データを比較する処理のフ
ローチヤートである。
【図75】MENU操作処理のフローチヤートである。
【図76】設定モードの操作処理のフローチヤートであ
る。
【図77】設定モードの操作処理のフローチヤートであ
る。
【図78】確認モード処理のフローチヤートである。
【図79】領域指定モード処理のフローチヤートであ
る。
【図80】領域入力モード処理のフローチヤートであ
る。
【図81】領域解除モード処理のフローチヤートであ
る。
【図82】データ解除モード処理のフローチヤートであ
る。
【図83】データ登録モード処理のフローチヤートであ
る。
【図84】データ読込モード処理のフローチヤートであ
る。
【図85】実行モード処理のフローチヤートである。
【図86】操作パネルのLCDタツチパネルの操作イメ
ージ示す説明図である。
【図87】操作パネルのLCDタツチパネルの操作イメ
ージ示す説明図である。
【図88】操作パネルのLCDタツチパネルの警告表示
を示す説明図である。
【図89】ADFの概略構成を示す説明図である。
【図90】原稿コピーセツト処理のフローチヤートであ
る。
【図91】原稿搬送速度設定処理のフローチヤートであ
る。
【図92】採点モード設定画面を示す説明図である。
【図93】種々の設定画面を示す説明図である。
【図94】問題原稿と正解原稿を示す説明図である。
【図95】正解原稿と答案原稿を示す説明図である。
【図96】表示装置、及び入力装置の例を示す説明図で
ある。
【図97】図96の表示装置の詳細を示す説明図であ
る。
【図98】サブ表示例を示す説明図である。
【図99】マスク原稿を示す説明図である。
【図100】正解原稿、答案原稿を示す説明図である。
【符号の説明】
601 原稿自動送り装置 602 複写機本体 604 転写紙 610 原稿搬送ベルト 611 ベルト駆動コロ 612 原稿排紙コロ 613 切換爪 614 原稿搬送ローラ 615 原稿排出ガイド板 616〜620 原稿搬送ガイド板 625〜626 原稿中間ローラ 627 転写紙中間ローラ 628 レジストローラ 631 コンタクトガラス 632 原稿 633 転写紙検知器 634 原稿案内ガイド板 637 搬送路遮蔽板 638 光学ユニツト 639 作像搬送ユニツト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 田中 智憲 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 堀内 義峯 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社 リコー内 (72)発明者 星 等 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株 式会社 リコー内 審査官 鶴谷 裕二 (56)参考文献 特開 平1−231565(JP,A) 特開 平4−26265(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿を読取手段に供給し、読み取り終了
    後、前記読取手段から排出させる自動原稿給送装置と、 原稿の読み取り後、当該原稿を排出する場合と、原稿の
    読み取り後、当該原稿を作像プロセスへ搬送する場合と
    を切り換える切換手段と、 前記読取手段によって読み取られ、認識された文字パタ
    ーンと、データベース化された文字パターン情報とを比
    較する比較手段と、 を備え、 前記比較手段の比較判断の一致不一致に応じて比較結果
    を前記作像プロセス手段に搬送された原稿に作像する
    とを特徴とする画像比較装置。
  2. 【請求項2】 原稿を読取手段に供給し、読み取り終了
    後、前記読取手段から排出させる自動原稿給送装置と、 原稿の読み取り後、当該原稿を排出する場合と、原稿の
    読み取り後、当該原稿を作像プロセスへ搬送する場合と
    を切り換える切換手段と、 前記読取手段によって読み取られ、認識された文字パタ
    ーンと、データベース化された文字パターン情報とを比
    較する比較手段と、 前記比較手段の比較判断の一致不一致に応じてコメント
    を前記作像プロセス手段に搬送された原稿に作像する
    とを特徴とする画像比較装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載において、前記原
    稿に作像する際の作像色を指定する指定手段を備えてい
    ことを特徴とする画像比較装置。
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