JP3447893B2 - Phs端末装置を用いたデータ収集システム - Google Patents

Phs端末装置を用いたデータ収集システム

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JP3447893B2
JP3447893B2 JP14240296A JP14240296A JP3447893B2 JP 3447893 B2 JP3447893 B2 JP 3447893B2 JP 14240296 A JP14240296 A JP 14240296A JP 14240296 A JP14240296 A JP 14240296A JP 3447893 B2 JP3447893 B2 JP 3447893B2
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田 賢 雄 窪
井 威 今
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを生成する
機器からのデータを収集できるように構成されたPHS
端末装置及びこれを用いてデータを収集処理するデータ
収集システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、各種通信機能の進歩に伴い、各地
点に分散して配置された機器或いは営業所からの売り上
げ集計等のデータを通信装置を使って伝送することによ
り、遠隔地からのデータも自動的に収集するシステムが
普及してきている。このようなデータ収集システムの一
従来例としては、例えば図19に示されるようなものが
ある。このデータ収集システムは、センター1に設置さ
れた大型のコンピュータ2(センター装置)に通信機3
を設ける一方、データ生成機器4にも通信機5を設けて
おき、データ生成機器4によって生成されたデータを通
信機3と通信機5を使って伝送し、収集するものであ
る。データ生成機器4は、データ生成機器4a、4b、
4c、…………というように各地点に分散して配置され
ている場合は、これらのデータ生成機器4a、4b、4
c、…………に対応して通信機5a、5b、5c、……
……が設けられている。そして、センター1のコンピュ
ータ2へデータ収集を行なうときは、先ずセンター1か
らデータ生成機器4aへ電話をかけてそのデータを収集
し、次にデータ生成機器4bへ電話をかけてそのデータ
を収集し、次にデータ生成機器4cへ電話をかけてその
データを収集する、というように個別に通信を行なって
それぞれのデータ生成機器4からのデータを収集するよ
うになっている。また上記通信ネットワークに新たなデ
ータ生成機器(例えば4d)およびそれに付属する通信
機(例えば5d)が追加されたときは、オペレータによ
ってセンター1への登録処理を行ない、追加されたデー
タ生成機器4dはコンピュータ2と交信することができ
るようになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデータ収集システムにあっては、データ生成機器4
からのデータをセンター1へ収集するに当たっては、個
別に通信を行なってそれぞれのデータ生成機器4からの
データを収集するようになっているため、センター1に
設置されたコンピュータ2は、データ生成機器4の台数
分だけ電話をかけなければならず、操作が繁雑である。
また、複数のデータ生成機器4に対して通信を行なうた
め通信にかかる費用が大きくなる。さらに、業務の拡大
にともなってデータ生成機器が増設されたときは、それ
らの増設されたデータ生成機器4をセンターに登録する
ためにオペレータの手をわずらわせなければならず、こ
の点でも操作が繁雑になっていた。
【0004】本発明は前記問題点に鑑みてなされたもの
で、その目的は、センターのコンピュータ装置に過大な
負荷をかけることなく、しかも安価にデータ生成機器か
らのデータを収集できるようにする端末及びこれを用い
たデータ収集システムを提供することある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、データ収集システムとして、データを生
成する複数の機器と、これら複数のデータ生成機器のそ
れぞれに設けられたPHS端末装置と、前記複数のデー
タ生成機器で生成されたデータを収集、分析するセンタ
ー装置とによって構築され、各データ生成機器によって
生成されたデータをPHS端末装置間で受け継いでセン
ター装置へ伝送するようにしたことを要旨とするもので
ある。
【0006】PHS(パーソナル・ハンディホン・シス
テム)は、無線方式で通話およびデータ通信を行なうこ
とができる簡易なシステムであり、これに用いる通信端
末装置は高機能である上に小型化が進み、小さなスペー
スに設置することができる程にまでなっている。このP
HS端末装置をデータ生成機器に取り付け、センターと
の間で電話によるデータ収集を行なわせるものである。
【0007】本発明は、上記のような構成により次のよ
うな作用を有する。すなわち、PHS端末装置自体が電
話機能を有するから、通信が、センターからデータ生成
機器への一方通行で行なわれるだけでなく、データ生成
機器からセンターへ、或いはデータ生成機器同士の間で
通信することができる。またPHS端末装置を用いてい
ることにより、データ生成機器間で通信するときはPH
S通信回線を使ってデータの送受ができるばかりでな
く、一定の条件(同一親機に登録されたPHS端末装置
間の距離)の下でトランシーバ通信によってデータの送
受ができる。さらに、PHS端末装置はデータ処理機能
を有していることにより、PHS通信ネットワーク内に
おける自端末装置と他端末装置との接続関係を認識して
通信操作を行ない、また既存のPHS通信装置ネットワ
ークに対して新たなPHS端末装置が増設されたり、或
いは既設のPHS端末装置が削除されたりした場合に各
PHS端末装置が自動的に新設、削除の更新を行なうこ
とができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、データ生成機器によって生成されたデータをPHS
端末装置間で中継してセンター装置へ伝送するPHS端
末装置を用いたデータ収集システムであって、データを
生成する複数の機器と、これら複数のデータ生成機器の
それぞれに設けられ、データ伝送が可能なPHS通信ネ
ットワークを構築する複数のPHS端末装置と、前記複
数のデータ生成機器で生成されたデータを収集、分析す
るセンター装置とによって構築され、前記PHS端末装
置は、PHS通信ネットワーク内における全てのPHS
端末装置間の直接接続が可能な関係と、直接接続が不可
能な関係とを表す接続表と、前記接続表を基に、自端末
装置から見たときの他端末装置へデータを伝送するに当
たっての中継回数を割り出すための接続距離表とを作成
し、PHS通信ネットワークへの前記PHS端末装置の
新規加入に際して、新規に加入したPHS端末装置はあ
らかじめ決められた既設のPHS端末装置と交信して接
続表の配給を受け、この接続表から自端末装置を加入さ
せた新たな接続表を作成し、この新しい接続表を他端末
装置へ配信するようにしたものである。これにより、各
データ生成機器によって生成されたデータをPHS通信
ネットワークを使って収集し、センター装置は1回の通
信動作でデータを収集でき、また、接続表を用いること
により、PHS端末装置がどの端末装置に対して発呼す
ればよいかを認識することができる。さらに、接続距離
表を用いることにより、接続関係から各PHS端末装置
が自端末装置のネットワーク内における位置を認識しデ
ータの送出を効率良く行うことができ、また、接続表の
書き換えを自動化できるという作用を有する。
【0009】本発明の請求項2に記載の発明は、請求項
1記載のPHS端末装置を用いたデータ収集システム
おいて、前記他端末装置は、配信された新しい接続表を
基に接続距離表を作成し、新規加入のPHS端末装置を
自動登録するようにしたものであり、PHS端末装置の
追加登録を自動化できるという作用を有する。
【0010】本発明の請求項3に記載の発明は、データ
生成機器によって生成されたデータをPHS端末装置間
で中継してセンター装置へ伝送するPHS端末装置を用
いたデータ収集システムであって、データを生成する複
数の機器と、これら複数のデータ生成機器のそれぞれに
設けられ、データ伝送が可能なPHS通信ネットワーク
を構築する複数のPHS端末装置と、前記複数のデータ
生成機器で生成されたデータを収集、分析するセンター
装置とによって構築され、前記PHS端末装置は、PH
S通信ネットワーク内における全てのPHS端末装置間
の直接接続が可能な関係と、直接接続が不可能な関係と
を表す接続表と、前記接続表を基に、自端末装置から見
たときの他端末装置へデータを伝送するに当たっての中
継回数を割り出すための接続距離表とを作成し、前記P
HS端末装置は、接続表の中のPHS端末装置のうち、
自端末装置から直接接続不可能な他端末装置に対して発
呼を行ない、接続されたときは接続表を更新して新しい
接続距離表を作成するとともに、この新しい接続表を他
端末装置へ配信するようにしたものである。これによ
り、各データ生成機器によって生成されたデータをPH
S通信ネットワークを使って収集し、センター装置は1
回の通信動作でデータを収集でき、また、接続表を用い
ることにより、PHS端末装置がどの端末装置に対して
発呼すればよいかを認識することができる。さらに、接
続距離表を用いることにより、接続関係から各PHS端
末装置が自端末装置のネットワーク内における位置を認
識しデータの送出を効率良く行うことができ、また、接
続表の書き換えを自動化できるという作用を有する。
【0011】本発明の請求項4に記載の発明は、請求項
3記載のPHS端末装置を用いたデータ収集システムに
おいて、前記他端末装置は、配信された新しい接続表を
基に、接続距離表を作成し、ネットワーク経路の更新を
自動登録するようにしたものであり、ネットワーク経路
の変更登録を自動化するという作用を有する。
【0012】本発明の請求項5に記載の発明は、データ
生成機器によって生成されたデータをPHS端末装置間
で中継してセンター装置へ伝送するPHS端末装置を用
いたデータ収集システムであって、データを生成する複
数の機器と、これら複数のデータ生成機器のそれぞれに
設けられ、データ伝送が可能なPHS通信ネットワーク
を構築する複数のPHS端末装置と、前記複数のデータ
生成機器で生成されたデータを収集、分析するセンター
装置とによって構築され、前記PHS端末装置は、PH
S通信ネットワーク内における全てのPHS端末装置間
の直接接続が可能な関係と、直接接続が不可能な関係と
を表す接続表と、前記接続表を基に、自端末装置から見
たときの他端末装置へデータを伝送するに当たっての中
継回数を割り出すための接続距離表とを作成し、前記P
HS端末装置は、接続表の中のPHS端末装置のうち、
自端末装置から直接接続可能な他端末装置に対して発呼
を行ない、接続されなかったときは接続表を更新して新
しい接続距離表を作成するとともに、この新しい接続表
を他端末装置へ配信するようにしたものである。これに
より、各データ生成機器によって生成されたデータをP
HS通信ネットワークを使って収集し、センター装置は
1回の通信動作でデータを収集でき、また、接続表を用
いることにより、PHS端末装置がどの端末装置に対し
て発呼すればよいかを認識することができる。さらに、
接続距離表を用いることにより、接続関係から各PHS
端末装置が自端末装置のネットワーク内における位置を
認識しデータの送出を効率良く行うことができ、また、
接続表の書き換えを自動化できるという作用を有する。
【0013】本発明の請求項6に記載の発明は、請求項
記載のPHS端末装置を用いたデータ収集システムに
おいて、前記他端末装置は、配信された新しい接続表を
基に、接続距離表を作成し、ネットワーク経路からのP
HS端末装置の削除を自動登録するようにしたものであ
り、ネットワークからのPHS端末装置の削除登録を自
動化できるという作用を有する。
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】以下、本発明の実施の形態を図面を参照し
て説明する。図1は、本発明のデータ収集システムにお
いて構築されたPHS通信ネットワークの一接続構成例
を模式的に示す図である。この図において、符号1はセ
ンターを表し、このセンター1には図19において説明
したのと同様にデータ集計および解析を行なうコンピュ
ータ2が設置されている。符号A,B,C,D,E,F
は個々のPHS端末装置を表し、それぞれがノードとし
ての地位を持ちつつPHS通信ネットワークを構築す
る。また、PHS端末装置間を結ぶ線は互いに直接接続
が可能な通信ラインを表す。
【0026】図2は、本発明のデータ収集システムにお
いて用いられるPHS端末装置の一実施の形態の回路構
成および外部装置との接続状態を表すブロック図であ
る。このPHS端末装置は図19に示したのと同様なデ
ータ生成機器4のそれぞれに取り付けられデータ収集機
能部およびデータ通信機能部として作動する。データ生
成機器4としては、ジュース等の自動販売機、コピー機
械等のオフィス機器(記録紙等の消耗をカウントす
る)、監視カメラ等の画像撮影装置、各種製造装置の制
御コンピュータ、温度や湿度等の測定装置、空調装置、
ガスメータや電力メータ、パーキングメータ等、種々の
データを生成し、或いは蓄積する機器が含まれる。図2
において、符号11はPHS端末装置の全体動作をコン
トロールする制御手段としての中央処理装置である。こ
の中央処理装置11はPHS端末装置の通信動作のみな
らずデータ処理の全体動作をも実行およびコントロール
しており、この中央処理装置11の処理動作を迅速、且
つ効率よく実行させるために各種機能部が設けられてい
る。12は中央処理装置11の動作プログラムを格納す
るプログラム記憶部、13はPHS端末装置が取り付け
られたデータ生成機器4で生成されたデータ、或いはデ
ータ通信動作によって受信したデータを蓄積するデータ
記憶部、14はPHS端末装置が動作するために必要な
各種制御情報が格納される制御情報記憶部、15はPH
S端末装置の動作状況を外部に知らせる状態表示ラン
プ、16は中央処理装置11における処理動作のタイミ
ングをとったり、或いは時間を計測してPHS端末装置
の動作スケジュールを実行する時計(タイマ)、17は
外部から中央処理装置11へ各種動作指令を入力したり
或いは各種データを表示するディスプレイ・キーボード
である。
【0027】また、18〜21はPHS端末装置が通信
動作を行なうための各種通信部であり、これらのうち1
8はPHS端末装置がPHS通信回線を使ってセンター
1または他のPHS端末装置と無線による通信を行なう
通信部A、19はPHS端末装置が有線による通信回線
を使ってセンター1と有線による通信を行なう通信部B
で通信回線にはモデム22が接続されている。20はP
HS端末装置が有線による通信回線を使って他の外部機
器23と有線による通信を行なう通信部C、21はPH
S端末装置が有線による通信回線を使って保守端末24
と有線による通信を行なう通信部Dである。通信部A1
8はデータ伝送用のモデム25を介して無線部26に接
続され、さらに無線部26の先方にはアンテナ27が接
続されて電波の送受信を行なうようになっている。な
お、図2において符号28、29、30はこの実施の形
態に係るPHS端末装置が通信回線や他の機器との接続
を実現するためのコネクタ或いはポートを示す。また、
外部機器23はPHS端末装置における各種処理動作に
必要なデータを作成し入力するためのもので、パーソナ
ルコンピュータ等が用いられる。保守端末24はPHS
端末装置における各機能部動作が正常に行なわれている
か否かチェックするためのもので、パーソナルコンピュ
ータ等が用いられる。
【0028】図1に示すPHS通信ネットワークにおい
て、複数のPHS端末装置について、PHS端末装置A
を根本にして、すべてのPHS端末装置が通信接続され
ており、またPHS端末装置(ノード)Aは基地局とし
ての機能を併せ持っており、配下にPHS端末装置(ノ
ード)B〜Fを配置しているものとする。このPHS通
信ネットワークにおいて、PHS端末装置BおよびPH
S端末装置Cは、PHS端末装置Aとは直接接続される
ノードであり、このような関係にあるノードをノードA
からみて「1」の距離にあると言い表す。また、PHS
端末装置D、PHS端末装置EおよびPHS端末装置F
は、PHS端末装置AとはPHS端末装置BまたはPH
S端末装置C(ノードAからみて「1」の距離にあるノ
ードである)を介して接続されるノードであり、このよ
うな関係にあるノードをノードAからみて「2」の距離
にあると言い表す。
【0029】以上のようにして、PHS端末装置Aを根
本として複数のPHS端末装置を次々と接続して行くこ
とができる。
【0030】かかる構成を有するPHS端末装置を用い
たデータ収集システムの各種動作について、以下説明す
る。
【0031】(動作例1)この実施の形態に係るPHS
端末装置を用いたデータ収集システムの第1の動作例と
しては、自動販売機とこの自動販売機を複数管理する販
売元との間における売り上げ状況の把握活動における利
用がある。この動作形態により、各場所に設置された複
数の自動販売機に図2に示したものと基本的に同じ構成
のPHS端末装置を搭載し、PHS無線通信によりセン
ターとしての営業所に設置されたホストコンピュータと
通信接続する。複数の自動販売機のそれぞれに搭載され
たPHS端末装置が上記PHS端末装置A〜Fであり、
これらのPHS端末装置A〜Fが一つのグループを構成
するものとする。そして、PHS端末装置AをPHS基
地局とするとともにこのグループの他の自動販売機の電
話機能付PHS端末装置B〜Fを子局とする。また、営
業所のホストコンピュータと自動販売機(基地局搭載)
に搭載されたPHS端末装置とは公衆回線網を介して通
信接続されている。
【0032】かかる構成において、各自動販売機はそれ
ぞれの設置場所において、作動し販売活動を行なう。一
方、営業所のホストコンピュータからは一定の時間毎に
現況を通知するための指令が公衆回線を通して発信され
る。この指令は1台の自動販売機に搭載された基地局で
あるPHS端末装置Aによって受信され、これによって
中継されて各子局である自動販売機のPHS端末装置B
〜Fのそれぞれへ送信される。各子局である自動販売機
のPHS端末装置B〜Fは、その情報処理機能を用いて
自己機の売り上げ状況を集計し、また自己機に故障やト
ラブルの有無をチェックし、その結果(データ)をトラ
ンシーバ機能を使い基地局である自動販売機のPHS端
末装置Aへ送信する。そして、各子局からのデータを受
信した基地局搭載の自動販売機のPHS端末装置Aは公
衆回線網を通して営業所のホストコンピュータへ自動販
売機の情報を送信する。営業所では送信されてきた各自
動販売機のデータを解析し、各自動販売機に対して商品
の補充や機器の保全といったメンテナンスを行なう。
【0033】このようなデータ収集方法の基本的な形態
を図3に示す。この図では複数のPHS端末装置P,
Q,R,S,T,Uが直列の形に最も上の階層(PHS
端末装置P)から最も下の階層(PHS端末装置U)ま
で接続された状態を表す。なお、最上階層のPHS端末
装置Pには基地局としての機能が与えられているものと
する。センター1のコンピュータ装置2からデータ収集
の指令があると、最も下の階層のPHS端末装置Uは自
端末装置における販売実績および状態のデータをPHS
端末装置Tへトランシーバ通信によって送付する。次に
PHS端末装置Tは先にPHS端末装置Uから受信した
データに自端末装置の販売実績および状態のデータを付
加してPHS端末装置Sへトランシーバ通信によって送
付する。以下同様にPHS端末装置SからPHS端末装
置Qへ、PHS端末装置QからPHS端末装置Pへと、
次々に受信したデータに自端末装置のデータを付加して
トランシーバ通信により送付する。そして最上階層のP
HS端末装置PはPHS通信回線を通して全てのデータ
をセンター1のコンピュータ装置2へ送付する。
【0034】上記のように下の階層のPHS端末装置か
ら送付されてきたデータに自端末装置のデータを付加し
てさらに上の階層のPHS端末装置へ送付する通信動作
を繰り返し最終的にセンター1のコンピュータ装置2へ
全部のデータを送るデータ収集方式(便宜上、雪だるま
方式という)を図1のように構築されたPHS通信ネッ
トワークに適用した場合について検討する。図4は上記
データ収集を行なう場合のPHS端末装置A〜Fの動作
手順を示すフロー図である。
【0035】先ず、センター1のコンピュータ装置2か
らデータ収集の指令あった場合のコマンドデータの送付
(上位から下位へ)動作について説明する。この場合P
HS端末装置は処理ステップ(以下単にステップとい
う)ST1において、着信待ちの状態に置かれている。
着信があると、ステップST2においてその着信は下位
からの着信であるか否かをチェックする。この場合は下
位からの着信ではないのでステップST3の処理に移行
し、下位からのデータ待ちか否かをチェックする。そし
て下位からのデータ待ちでないと判断してステップST
4に移行して下位へ転送可能か否かをチェックし、下位
への転送が可能な場合(PHS端末装置A、B、Cの場
合)はステップST5において下位へコマンドを転送し
てステップST1の着信待ちの状態に戻る。一方、ステ
ップST4において下位への転送が可能でない場合(P
HS端末装置D、E、Fの場合)はステップST6にお
いて自端末装置のデータを取り出し、ステップST7に
おいて自端末装置から取り出したデータを上位のPHS
端末装置へトランシーバ通信によって送付する。
【0036】上位のPHS端末装置は着信があると、ス
テップST2においてその着信は下位からの着信である
か否かをチェックし、下位からの着信であれば受信し
て、ステップST8において全ての下位ノードのデータ
を受信したか否かをチェックする。また、ステップST
2において着信が下位からの着信でない場合は、下位か
らのデータ待ちであるか否かをチェックし、下位からの
データ待ちであると判断してからステップST8のチェ
ック処理を行なう。ステップST8において全ての下位
ノードのデータを受信していない場合は、ステップST
1の処理に戻る一方、全ての下位ノードのデータを受信
したと判断した場合はステップST9において自端末装
置のデータを取り出し、続くステップST10において
下位から受信したデータに自端末装置から取り出したデ
ータを追加する。そして、ステップST11において上
位のPHS端末装置へトランシーバ通信によって送付す
る。
【0037】図5は、PHS端末装置A〜F間におけ
る、上記のような雪だるま方式による一連のデータ収集
動作の手順を説明するシーケンス図である。なお、この
図では各PHS端末装置はノードとして示されている。
センター1のコンピュータ装置2から送付されたデータ
収集の指令(コマンド)はノードAによって受信され
る。コマンドの内容は収集リクエストである。ノードA
は収集リクエストB、DをノードBへ送付する(1)。
ノードBは自端末装置へ向けた収集リクエストBを取り
込むとともに収集リクエストDをノードDへ送付する
(3)。一方、ノードAは収集リクエストC、E、Fを
ノードCへ送付する(2)、ノードCは自端末装置へ向
けた収集リクエストCを取り込むとともに収集リクエス
トEをノードEへ送付し(4)、また収集リクエストF
をノードFへ送付する(5)。
【0038】これにより、各ノードからのデータ収集が
可能になる。そして、ノードDは最下位ノードであるか
ら自端末装置の収集データDをノードBへ送付する
(6)。ノードBは自端末装置のデータを取り出しノー
ドDから受信した収集データDに自端末装置の収集デー
タBを追加してノードAへ送付する(9)。他方、ノー
ドEは最下位ノードであるから自端末装置の収集データ
EをノードCへ送付する(7)。ノードFもまた最下位
ノードであるから自端末装置の収集データFをノードC
へ送付する(8)。ノードCは自端末装置のデータを取
り出しノードEおよびFから受信した収集データEおよ
びFに自端末装置の収集データCを追加してノードAへ
送付する(10)。ノードAは集積された収集データを
PHS通信回線を通してセンター1のコンピュータ装置
2へ送付する。
【0039】図6は、PHS端末装置A〜F間におい
て、上記のような雪だるま方式とは異なりノードAが配
下のノードB〜Fの収集データを一括して収集する方式
(代理応答方式)による一連のデータ収集動作の手順を
説明するシーケンス図である。ノードAは或る決められ
た時刻になると、センター1のコンピュータ装置2から
の収集リクエストを受信することなくデータ収集処理を
開始する。このデータ収集処理の開始により、ノードA
は収集リクエストBをノードBへ送付する(1)。ノー
ドBは自端末装置のデータを取り出しこの収集データB
をノードAへ送付する(2)。次にノードAはノードD
へ向けて収集リクエストDを送付する。この収集リクエ
ストDは先ずノードBへ送付され(3)、このノードB
によってノードDへ転送される(4)。ノードDは自端
末装置のデータを取り出しこの収集データDをノードA
へ向けて送付する。この収集データDは先ずノードBへ
送付され(5)、このノードBによってノードAへ転送
される(6)。
【0040】次にノードAは収集リクエストCをノード
Cへ送付する(7)。ノードCは自端末装置のデータを
取り出しこの収集データCをノードAへ送付する
(8)。次にノードAはノードEへ向けて収集リクエス
トEを送付する。この収集リクエストEは先ずノードC
へ送付され(9)、このノードCによってノードEへ転
送される(10)。ノードEは自端末装置のデータを取
り出しこの収集データEをノードAへ向けて送付する。
この収集データEは先ずノードCへ送付され(11)、
このノードCによってノードAへ転送される(12)。
次にノードAはノードFへ向けて収集リクエストFを送
付する。この収集リクエストFは先ずノードCへ送付さ
れ(13)、このノードCによってノードFへ転送され
る(14)。ノードFは自端末装置のデータを取り出し
この収集データFをノードAへ向けて送付する。この収
集データFは先ずノードCへ送付され(15)、このノ
ードCによってノードAへ転送される(16)。これに
より、全ての収集データA,B,C,D,E,Fはノー
ドAに集められる。
【0041】あらかじめ決められた時刻になると(例え
ば夜間の)、センター1のコンピュータ装置2からはデ
ータ収集の指令(収集リクエストA,B,C,D,E,
F)が方針され、この収集リクエストはノードAによっ
て受信される(17)。ノードAは集積してある収集デ
ータA,B,C,D,E,FをPHS通信回線を通して
センター1のコンピュータ装置2へ送付する(18)。
【0042】なお、図1に示すような、複数の通信経路
が確保されているネットワーク形態において、任意のノ
ードとノードとの間で通信障害が発生したときは、デー
タ供給側のノードにおいて迂回処理が行なわれる。図7
は、図1に示すネットワークにおいてノードAからノー
ドDへデータを送付するときに、ノードB〜ノードDの
通信経路が不通となった場合、ノードBがこの不通を検
出して、通信経路を他の通信経路に変更しデータ転送す
る動作の手順を説明するシーケンス図である。ノードA
がデータをノードDへ向けて送付すると、このデータは
先ずノードBへ送付され(1)、このノードBによって
ノードDへ転送される(2)。このとき、ノードB〜ノ
ードDの通信経路が不通となった場合、ノードBがこの
不通を検出して、通信経路の不通をノードAに知らせる
(3)。ノードAは次に、ノードCを通る通信経路を使
ってノードDへ向けてデータを送付する。このデータは
先ずノードCへ送付され(4)、このノードCによって
ノードEへ転送される(5)。ノードEはさらにデータ
をノードDへ転送する(6)。このように、データ送付
経路を迂回させることにより変更し、データ転送を変更
し、ノードAからノードDへ通信を行なう。
【0043】通信経路の探索における通信経路の評価方
式としては、通信経路に評価基準を設け、最適な通信経
路を自動的に選択する。例えば、評価ポイントは最初す
べてのPHS端末装置に対して300点を与えておき、
相手先ノードが呼出に対して着信応答はあったがデータ
は送付できなかった場合はマイナス50点、相手ノード
が呼出に対して着信応答しなかったためにデータが送付
できなかった場合はマイナス150点、というように通
信不能の程度の大小によって評価点数が変化するように
しておき、或る一定の点数に達したらそのノードをネッ
トワークから除外(削除)するというような処理を行な
う(点数方式)。
【0044】なお、データ収集方式には、上記のような
「雪だるま方式」や「代理応答方式」の他にも種々の方
式が考えられる。例えば各PHS端末装置にデータの収
集を開始するスケジュールをあらかじめ設定しておくこ
とにより、各PHS端末装置が自発的にデータ伝送を開
始する「スケジュール式自己発呼方式」とか、代理サー
バがあらかじめ設定されたスケジュールによって、配下
の各PHS端末装置に対して、データ収集の問い合わせ
を行ない、その応答としてデータを返送する「代理サー
バ個別問い合わせ方式」とかがある。また、データ収集
を行なわせるためのコマンドデータ(リクエスト)を各
PHS端末装置に送付する際などに用いられるデータ送
信方式として、任意のPHS端末装置(例えば、基地局
としての機能を有するPHS端末装置A)を中心に、他
のPHS端末装置に対してのデータを一斉に配信するも
のとして「一斉配信方式」がある。この配信方式では接
続距離表(後出)に表現された木構造(ツリー構造)の
配信ルートにしたがって配信を行なう。
【0045】(動作例2)この実施の形態に係るPHS
端末装置を用いたデータ収集システムの第2の動作例と
しては、各PHS端末装置A〜FにおけるPHS通信ネ
ットワークの構築動作がある。本実施の形態について、
例えば図1に示すようなPHS通信ネットワークを構築
するに当たっては、まず、前述したように各PHS端末
装置A〜F間の接続関係(直接接続関係)を示す接続表
が作成される。図1によれば、各PHS端末装置A〜F
間の接続関係は次のようになっている。PHS端末装置
Aは、PHS端末装置BとPHS端末装置Cに接続され
る。PHS端末装置Bは、PHS端末装置AとPHS端
末装置Dに接続される。PHS端末装置Cは、PHS端
末装置AとPHS端末装置EとPHS端末装置Fに接続
される。PHS端末装置Dは、PHS端末装置BとPH
S端末装置Eに接続される。PHS端末装置Eは、PH
S端末装置CとPHS端末装置Dに接続される。PHS
端末装置Fは、PHS端末装置CとPHS端末装置E
接続される。
【0046】図8は、以上の事柄から各PHS端末装置
A〜Fの接続関係を表形式に表したものである。図8に
おいて、接続表30では各PHS端末装置A〜F間で直
接接続可能なものは「1」、直接接続不可能なものは
「0」として表現した表になっている。PHS端末装置
A〜Fはその接続表30を自端末装置のデータ記憶部1
3へ格納する。
【0047】各PHS端末装置A〜Fでは、送付されて
きた接続表30を基に接続距離表を作成する。接続距離
表とは、自端末装置から見て、他端末装置へデータを送
付するときの接続距離数(中継数)を算出するとともに
データ転送経路を規定する表であり、各PHS端末装置
によって異なる表ができる。図9乃至図18は、PHS
端末装置Aにおいて接続距離表31を作成する手順を説
明する図である。
【0048】図9において、PHS端末装置A(他のP
HS端末装置も同じ)には先ず最初に全ての項目が空の
接続距離表31が用意される。接続距離表31は、図9
に示すように各PHS端末装置への接続距離数を記述す
るための項目(升目)を備えた表になっている。また、
接続距離表31の項目を横方向へたどるのが「行」、縦
方向へたどるのが「列」である。「行」方向のA,B,
C,D,E,Fはデータ送信に際しての受信側(到達
先)ノード、「列」方向のA,B,C,D,E,Fはデ
ータ送信に際しての送信側(発信元)ノードと考えるこ
ともできる。なお、ノードAからノードAへデータを送
付したり或いはノードAから送出されたデータをノード
Aに中継させるということはここでは考えないのでA行
A列の交点には「−」が書き込まれ接続距離数が記入さ
れることはない。同じ理由でB行B列の交点以下も
「−」が書き込まれ接続距離数が記入されることはな
い。この点は上記接続表30についても同様である。
【0049】次に図10において、接続距離表31のA
の列をすべて「X」にする。この「X」印はその接続が
無意味であることを示している。すなわち、ここで作成
しようとしている接続距離表31は、ノードAを中心に
した接続距離表であるのでノードA(発信元)→ノード
A(到達先)の接続というのはなく、ノードAに対する
情報は意味がないからである。また、ノードAの接続距
離数を0にする。
【0050】図11においては、接続表30のAの行を
参照して同一内容を接続距離表31のAの行に転記す
る。図12では、接続距離表31のAの行で「1」とな
っている相手ノード(接続装置:この場合、ノードB、
ノードCが該当する)について、その接続距離数の項に
「1」を設定する。これは、ノードAからの距離が
「1」である(すなわち、直接接続可能である)ことを
示している。図13においては、接続距離表31のAの
行で、「1」となっている相手ノードに着目して(この
場合、ノードB、ノードCが該当する)、それぞれ接続
表30の当該装置の行を参照して「1」となっている項
目を「2」にする。ここでは、まずBに着目し、接続表
30のB行を参照して「1」となっている項目には、B
までの距離である「1」を加算した値「2」を設定す
る。
【0051】図14においては、Bの行の設定におい
て、接続距離数が「2」となったDに着目する。まず、
Dの接続距離数項目に「2」を設定し、接続表30のD
の行を参照して、「1」となっている項目を「3」に設
定する。図15においては、D行で「3」となったEに
着目して、Eの接続距離数Dに着目する。まず、ノード
Dの接続距離数項目に「3」を設定するとともに、接続
表30のEの行を参照して、上記と同様に「1」となっ
ている項目について、「4」を設定する。D行では、
「3」になったノードはノードBとノードEがあるが、
Bの接続距離数項目にはすでに「1」が設定されている
ので、着目する対象とはしない。これは、設定しようと
している接続距離数(この場合は「3」)よりも小さい
値がすでに設定されているからであり、接続距離表31
の作成においては、より長い経路の検索は意味を持たな
いからである。図16においては、Eの行の設定によっ
て「4」が設定された項目に着目する。この場合、ノー
ドC、ノードDともノードE経由の接続距離数「4」よ
りも小さい値で既に設定されているので接続距離表31
を変更しない。ここで、ノードBからの経由で着目すべ
き(接続距離数がより短くなる)項目がないので、図1
2の処理でA行の「1」の項目のうち、Bに着目して処
理してきたが、今度は、残りのCに着目し、C行につい
て設定を行なう。接続表30のC行を参照して「1」と
なっている項目に、ノードA〜ノードC間での接続距離
数「1」を加算して「2」を設定する。
【0052】図17においては、Cの行の設定で、接続
距離数が「2」となった項目のうち、Eに着目する。ノ
ードEの距離数項目では、「3」になっているので、
「2」に変更する。同時に、E行のC項目とD項目の
「4」も「3」に変更する。図18においては、E行で
は、C項目とD項目が更新されたが、C項目とD項目は
既に「3」よりも小さい値が設定されているので着目対
象外とし、C行で接続距離数が「2」のうち、残りのF
に着目する。F行の距離数項目に「2」を設定し、接続
表31を参照して、「1」となっている項目に「3」を
設定する。F行の設定でC項目に「3」が設定された
が、C項目には既に「3」よりも小さい値が設定されて
いるので、着目対象外とする。
【0053】以上の操作により、着目すべき項目すべて
についての処理が終了する。作成が完了した接続距離表
31によって各接続装置(ノード)までの最短接続距
離、自端末装置中心にした木構造の接続関係、任意のP
HS端末装置への通信経路を知ることができる。すなわ
ち、各PHS端末装置について、自端末装置から他端末
装置までの接続距離数は、接続距離数項目の値が最短接
続距離数である。また、自端末装置中心の一斉配信のル
ートは、自端末装置の行で1になっているPHS端末装
置に対して配信すればよい。この場合は、配信を行なう
ときに配信元であるPHS端末装置の接続距離表を配信
データに添付する。例えばPHS端末装置Aが一斉配信
を行なうときは、PHS端末装置BとPHS端末装置C
に対して配信を行ない、配信データに図18に示すよう
なPHS端末装置Aの接続距離表を添付する。また、木
構造における自端末装置の親装置(端末)は自端末装置
の列で最も値の小さい項に該当する装置である。さら
に、木構造における自端末装置の子装置(端末)は自端
末装置の行で「0」と「X」以外の数値の設定がある装
置である。さらにまた、任意のPHS端末装置への最短
通信ルートは、通信先装置の列を参照し、最も値の小さ
い項を検索し、その値が「1」になるまで繰り返す。そ
して上記値が「1」になった端末装置が第1中継装置に
なる。
【0054】上述のように接続距離表を完成させた後に
おいて、一のPHS端末装置がネットワーク内において
任意の相手先PHS端末装置へ通信を行なう場合は、以
下の手順で行なわれる。 手順1: 自端末装置の接続距離表31中の通信相手先
PHS端末装置の列を参照する。 手順2: 各列における最も小さい値の項を検索する。
その値が「1」の場合には、相手先には中継なしで直接
通信が可能であるので、即座に相手先PHS端末装置に
対して発呼する。 手順3: 上記通信相手先PHS端末装置の列に設定さ
れている数値が「2」以上の場合は、中継点を経由して
いる。その数値が設定されている行のPHS端末につい
て、上記と同様の検索を数値が「1」となるまで繰り返
す。数値が「1」となるPHS端末装置が、相手先まで
の通信を行なう第1中継端末となるので、そのPHS端
末装置に対して中継依頼電文を送信する。
【0055】上記操作において、中継依頼を受けたPH
S端末装置が、中継処理動作を行なう場合は、以下の手
順で行なわれる。 中継手順1: 中継依頼電文を受信したPHS端末装置
は、最終の相手先に対する通信経路の検索を行なう。経
路の検索は、同様に接続距離表31の参照によって行な
われる。 中継手順2: 経路の検索によって検出した経路を使っ
て通信した場合で、通信に失敗した場合は、再度別経路
の検索を行なう。 中継手順3: 別経路の検索は、接続表30から通信不
良となった経路を「0」(通信不能)に設定変更した表
(新たな接続表)を基に、再度接続距離表31を作成し
て、改めて通信相手先への経路の検索を行なうことによ
って実現される。
【0056】次に上述のように構築されているPHS通
信ネットワークへ新たに1台のPHS端末装置が参加す
る場合(例えば自動販売機が1台増設される場合)にお
ける、自動追加方式について説明する。本発明では、こ
のような、すでに設置されているネットワーク内に新し
いPHS端末装置を追加する場合に、そのPHS端末装
置が自動的にネットワーク内に認識され、追加登録が行
なわれるものである。この新しいPHS端末装置のネッ
トワークへの自動追加登録を行なう場合は、以下の手順
で行なわれる。 登録手順1: 新規にネットワークに追加するPHS端
末装置はあらかじめ接続可能(通信可能)なPHS端末
装置(既に登録されている)の番号を1つだけ設定する
ことにより、受信待ちをしている当該既設のPHS端末
装置に接続される。 登録手順2: 追加されるPHS端末装置は、接続先に
対してネットワークへの加入要求を行なう。接続先のP
HS端末装置は現在の接続表30の内容を追加されるP
HS端末装置へ通知する。 登録手順3: 追加されるPHS端末装置は、受け取っ
た接続表30に記載されている各PHS端末装置(既
設)に対して順次発呼し、直接接続可能なPHS端末を
探し出す。 登録手順4: 接続可能なPHS端末装置について接続
表30の内容を更新する。 登録手順5: 更新した接続表30を、他のすべてのP
HS端末装置に配布する(送信する)。 登録手順6: 新しい接続表30を受信した各PHS端
末装置は、自端末装置の接続距離表31の再作成を行な
う。これにより、新しいPHS端末装置のネットワーク
への自動追加登録は完了する。
【0057】次に上述のように構築されているPHS通
信ネットワークにおける経路の自動更新方式について説
明する。この自動更新方式は、複数経路が存在するネッ
トワークにおいて、接続可能な相手を定期的に探し出
し、自動的に通信経路として認識、登録するものであ
る。無線通信においては、周囲の環境の変化により、そ
れまでは通信不能であったPHS端末装置間において、
新たに通信可能になる場合なども充分に考えられる。例
えば、それまでは目の前に大きな建造物があったが、こ
れが取り壊されて無線通信での視界が開けたりその逆で
あったりである。従来のネットワークでは、このような
環境変化に対しては、個々のPHS端末装置へオペレー
タが出向きその登録内容の変更を行なう必要があり、新
しい通信経路が成立してもそれを直ちに有効利用するこ
とは不可能であった。本発明では、このような新しい通
信経路が成立した場合、直ちにネットワーク経路の更新
を行なうもので、このネットワーク経路の自動更新を行
なう場合は、以下の手順で行なわれる。 更新手順1: 各PHS端末装置は、一定周期ごとに、
自端末装置の接続表30を参照しこの接続表に登録され
ているPHS端末装置のうち自端末装置から直接接続で
きないPHS端末装置(接続表中で「0」が書き込まれ
ている)に対して発呼する。 更新手順2: もし、接続された場合は、接続表30を
更新して新しい接続距離表を作成するとともに、各PH
S端末装置に対して、新しい接続表を送信する。 更新手順3: 上記更新手順1において実行した発呼に
対して応答がない場合はは、通信不能として次のPHS
端末装置の呼び出しを行なう。 更新手順4: 上記更新手順2により新しい接続表30
を受信した各PHS端末装置は、自端末装置の接続距離
表31の再作成を行なう。これにより、ネットワーク経
路の自動更新は完了する。
【0058】次に上述のように構築されているPHS通
信ネットワークにおける経路の自動削除方式について説
明する。このネットワーク自動削除方式は、複数経路が
存在するネットワークにおいて、接続可能な相手に対し
て通信できかるかの確認を定期的に行ない通信不可能に
なった相手先に対して自動的に通信路の登録を抹消する
ものである。このネットワーク経路の自動削除を行なう
場合は、以下の手順で行なわれる。 削除手順1: 各PHS端末装置は、一定周期ごとに、
自端末装置の接続表30を参照しこの接続表に登録され
ているPHS端末装置のうち自端末装置から直接接続で
きるPHS端末装置(接続表中で「1」が書き込まれて
いる)に対して発呼する。 削除手順2: もし、接続できない場合は、あらかじめ
定められた評価ポイントから決められた数値を減算す
る。例えば、評価ポイントは最初すべてのPHS端末装
置に対して300点を与えておき、相手先PHS端末装
置が呼出に対して着信応答はあったがデータは送付でき
なかった場合はマイナス50点、相手先PHS端末装置
が呼出に対して着信応答しなかったためにデータが送付
できなかった場合はマイナス150点、というように通
信不能の程度の大小によって評価点数が変化するように
しておき、評価ポイントが0になったものについては、
接続不能ルートとして扱う。 削除手順3: 接続不能ルートが検出された場合は、各
PHS端末装置に対して更新された接続表の配布を行な
う。 削除手順4: 上記更新手順3により新しい接続表30
を受信した各PHS端末装置は、自端末装置の接続距離
表31の再作成を行なう。これにより、ネットワーク経
路の自動削除は完了する。
【0059】次に上述のように構築されているPHS通
信ネットワークにおける、当該ネットワークの発呼制限
方式について説明する。これはネットワーク内の通信ト
ラヒック(無線発呼)を抑制し、効率的に無線通信を行
なうための制御方式である。このネットワーク発呼の制
限を行なうについては、発呼時刻制限方式や発呼処理後
待ち時間設定方式など、種々の方式がある。発呼時刻制
限方式は、ネットワーク内の各PHS端末装置にあらか
じめ発呼を許可する時刻を設定することにより、同時に
通信を行なうPHS端末装置数を制限する方式である。
発呼を許可する時刻として、例えば毎分12秒と設定さ
れたPHS端末装置は、毎分ごとの秒の値が「12」に
なったタイミングでのみ発呼することが許される。発呼
処理後待ち時間設定方式は、通信完了後、次の発呼ま
で、あらかじめ設定された時間待たせる方式である。待
ち時間としては、設定された時間に乱数による幅を持た
せることもできる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データ収集システムとして、データを生成する複数の機
器と、これら複数のデータ生成機器のそれぞれに設けら
れたPHS端末装置と、前記複数のデータ生成機器で生
成されたデータを収集、分析するセンター装置とによっ
て構築され、各データ生成機器によって生成されたデー
タをPHS端末装置間で中継してセンター装置へ伝送す
るようにしたため、通信が、センターからデータ生成機
器への一方通行で行なわれるだけでなく、データ生成機
器からセンターへ、或いはデータ生成機器同士の間で通
信することができる。またPHS端末装置を用いている
ことにより、データ生成機器間で通信するときはPHS
通信回線を使ってデータの送受ができるばかりでなく、
トランシーバ通信によってデータの送受ができる。さら
に、PHS端末装置はデータ処理機能を有していること
により、PHS通信ネットワーク内における自端末装置
と他端末装置との接続関係を認識して通信操作を行な
い、また既存のPHS通信装置ネットワークに対して新
たなPHS端末装置が増設されたり、或いは既設のPH
S端末装置が削除されたりした場合に各PHS端末装置
が自動的に新設、削除の更新を行なうことができるな
ど、種々の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態におけるPHS端末装置
によって構築されたPHS通信ネットワーク構成図
【図2】本発明の一実施の形態における電話機能付PH
S端末装置の回路構成の一例を表すブロック図
【図3】前記実施の形態におけるデータ収集方式の基本
的な形態を示す説明図
【図4】前記実施の形態に係るPHS端末装置のデータ
収集動作手順を示すフロー図
【図5】前記実施の形態に係るPHS端末装置間におけ
る、雪だるま方式によるデータ収集動作の手順を説明す
るシーケンス図
【図6】前記実施の形態に係るPHS端末装置間におけ
る、代理応答方式によるデータ収集動作の手順を説明す
るシーケンス図
【図7】前記実施の形態におけるノード(装置)間通信
での通信経路変更動作の手順を説明するシーケンス図
【図8】前記実施の形態における各PHS端末装置の接
続関係(接続表)を表す図
【図9】図8の接続表を基に作成される接続距離表を、
この接続距離表の全ての項目が空の状態で示す図
【図10】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいてPHS端末装置Aに合わせた作成開始段階を表す
【図11】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、接続表のAの行の転記処理を表す図
【図12】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、BとCの距離数の設定処理を表す図
【図13】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、B行の接続状態の設定処理を表す図
【図14】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、D行の接続状態の設定処理を表す図
【図15】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、E行の接続状態の設定処理を表す図
【図16】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、C行の接続状態の設定処理を表す図
【図17】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、F行の接続状態の設定処理を表す図
【図18】PHS端末装置Aの接続距離表の作成途上に
おいて、C行の接続内容の変更処理を表す図
【図19】従来のデータ収集システムの概略的な構成を
示す説明図
【符号の説明】
1 センター 2 コンピュータ(センター装置) 4 データ生成機器 11 中央処理装置(制御手段) 12 プログラム記憶部 13 データ記憶部 14 制御情報記憶部 15 状態表示ランプ 16 時計(タイマ) 17 ディスプレイ・キーボード 18、19、20、21 通信部 22、25 モデム 23 保守端末 24 保守端末 26 無線部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−239396(JP,A) 特開 平2−63343(JP,A) 特開 平7−30975(JP,A) 特開 平5−62058(JP,A) 特開 平4−54095(JP,A) 特開 平4−132492(JP,A) 特開 平9−261151(JP,A) 特開 平8−163262(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ生成機器によって生成されたデー
    タをPHS端末装置間で中継してセンター装置へ伝送す
    るPHS端末装置を用いたデータ収集システムであっ
    て、データを生成する複数の機器と、これら複数のデー
    タ生成機器のそれぞれに設けられ、データ伝送が可能な
    PHS通信ネットワークを構築する複数のPHS端末装
    置と、前記複数のデータ生成機器で生成されたデータを
    収集、分析するセンター装置とによって構築され、 前記PHS端末装置は、PHS通信ネットワーク内にお
    ける全てのPHS端末装置間の直接接続が可能な関係
    と、直接接続が不可能な関係とを表す接続表と、前記接
    続表を基に、自端末装置から見たときの他端末装置へデ
    ータを伝送するに当たっての中継回数を割り出すための
    接続距離表とを作成し、 PHS通信ネットワークへの前記PHS端末装置の新規
    加入に際して、新規に加入したPHS端末装置はあらか
    じめ決められた既設のPHS端末装置と交信して接続表
    の配給を受け、この接続表から自端末装置を加入させた
    新たな接続表を作成し、この新しい接続表を他端末装置
    へ配信することを特徴とするPHS端末装置を用いたデ
    ータ収集システム。
  2. 【請求項2】 前記他端末装置は、配信された新しい接
    続表を基に接続距離表を作成し、新規加入のPHS端末
    装置を自動登録することを特徴とする請求項1記載の
    PHS端末装置を用いたデータ収集システム
  3. 【請求項3】 データ生成機器によって生成されたデー
    タをPHS端末装置間で中継してセンター装置へ伝送す
    るPHS端末装置を用いたデータ収集システムであっ
    て、データを生成する複数の機器と、これら複数のデー
    タ生成機器のそれぞれに設けられ、データ伝送が可能な
    PHS通信ネットワークを構築する複数のPHS端末装
    置と、前記複数のデータ生成機器で生成されたデータを
    収集、分析するセンター装置とによって構築され 前記PHS端末装置は、PHS通信ネットワーク内にお
    ける全てのPHS端末装置間の直接接続が可能な関係
    と、直接接続が不可能な関係とを表す接続表と、前記接
    続表を基に、自端末装置から見たときの他端末装置へデ
    ータを伝送するに当たっての中継回数を割り出すための
    接続距離表とを作成し、 前記PHS端末装置は、接続表の中のPHS端末装置の
    うち、自端末装置から直接接続不可能な他端末装置に対
    して発呼を行ない、接続されたときは接続表を更新して
    新しい接続距離表を作成するとともに、この新しい接続
    表を他端末装置へ配信 することを特徴とするPHS端末
    装置を用いたデータ収集システム。
  4. 【請求項4】 前記他端末装置は、配信された新しい接
    続表を基に、接続距離表を作成し、ネットワーク経路の
    更新を自動登録することを特徴とする請求項3記載の
    PHS端末装置を用いたデータ収集システム。
  5. 【請求項5】ータ生成機器によって生成されたデー
    をPHS端末装置間で中継してセンター装置へ伝送す
    るPHS端末装置を用いたデータ収集システムであっ
    て、データを生成する複数の機器と、これら複数のデー
    タ生成機器のそれぞれに設けられ、データ伝送が可能な
    PHS通信ネットワークを構築する複数のPHS端末装
    置と、前記複数のデータ生成機器で生成されたデータを
    収集、分析するセンター装置とによって構築され、 前記PHS端末装置は、PHS通信ネットワーク内にお
    ける全てのPHS端末装置間の直接接続が可能な関係
    と、直接接続が不可能な関係とを表す接続表と、前記接
    続表を基に、自端末装置から見たときの他端末装置へデ
    ータを伝送するに当たっての中継回数を割り出すための
    接続距離表とを作成し、 前記PHS端末装置は、接続表の中のPHS端末装置の
    うち、自端末装置から直接接続可能な他端末装置に対し
    て発呼を行ない、接続されなかったときは接続表を更新
    して新しい接続距離表を作成するとともに、この新しい
    接続表を他端末装置へ配信 することを特徴とするPHS
    端末装置を用いたデータ収集システム。
  6. 【請求項6】 前記他端末装置は、配信された新しい接
    続表を基に、接続距離表を作成し、ネットワーク経路か
    らのPHS端末装置の削除を自動登録することを特徴と
    する請求項に記載のPHS端末装置を用いたデータ収
    集システム。
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