JP2001160860A - 通信ネットワークシステム及び無線通信端末並びに通信制御方法 - Google Patents

通信ネットワークシステム及び無線通信端末並びに通信制御方法

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JP2001160860A
JP2001160860A JP34348299A JP34348299A JP2001160860A JP 2001160860 A JP2001160860 A JP 2001160860A JP 34348299 A JP34348299 A JP 34348299A JP 34348299 A JP34348299 A JP 34348299A JP 2001160860 A JP2001160860 A JP 2001160860A
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communication
communication terminal
network
terminal
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Tomoharu Hayakawa
友晴 早川
Riyougo Tadokoro
了吾 田所
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 無線通信端末の変更や追加を柔軟に行うこと
が可能となる通信ネットワークシステムを提供する。 【解決手段】 通信ネットワーク1に新たに加入する通
信装置(G) 19は、当該通信ネットワーク1を既に構成
している通信装置(E) 6に、自身のトランシーバ電話番
号とその電話番号の書込みコマンドを送信する。そし
て、通信装置(E) 6及び通信装置(A) 2は、通信装置
(G) 19より送信された電話番号及び書込みコマンドを
受信すると、受信した電話番号をネットワークリストに
書込んで追加する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線通信端
末の内何れか2つの無線通信端末間においてデータ通信
を行う場合、必要に応じて何れかの無線通信端末が中継
用のノードとなるように構成される通信ネットワークシ
ステム、及びその通信ネットワークシステムに用いられ
る無線通信端末並びに通信制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】夫々が中継機能を有する複数の無線通信
端末によって構成されている通信ネットワークシステム
の一適用例としては、例えばガスの使用量や自動販売機
の在庫量などを集中管理センターのホストコンピュータ
に通知する通信ネットワークシステムなどが供されてい
る。このシステムは、例えばガスメータや自動販売機毎
に例えばPHS(Personal Handyphone System)を用い
た無線通信端末を接続し、各無線通信端末がホストコン
ピュータを宛先としてバケツリレー方式にしたがってデ
ータを転送することにより、例えばガスの使用量や自動
販売機の在庫量を示すユーザデータをホストコンピュー
タに通知するように構成されている。
【0003】そして、例えば、ある無線通信端末が収集
したデータをホストコンピュータに送信する際に、その
送信端末から、公衆回線を介して直接ホストコンピュー
タに送信を行う位置にある受信端末までデータを中継し
て転送する通信経路(即ち、何れの端末をノードとする
か)は、システムを構築する時点で、ガスメータや自動
販売機等の配置関係に基づいた最適な通信経路が予め設
定されている。
【0004】それらの通信経路は、受信端末及び中継ノ
ードとなる無線通信端末の電話番号と共にネットワーク
リストとしてメモリ等に記憶されており、無線通信端末
は、送信端末となる場合は前記ネットワークリストを参
照することで受信端末との通信を行うようになってい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
通信システムにおいて、例えば何れかの無線通信端末が
故障した場合に、故障した端末を新たな無線通信端末と
入れ替えようとしても、容易に行うことができない。
【0006】即ち、通信システムを既に構成しているも
のの内、新たな無線通信端末が送信端末となる場合に中
継ノード及び受信端末となることが想定される無線通信
端末のネットワークリストには、新たな無線通信端末の
電話番号を書き加える必要がある。そのためには、無線
通信端末内部においてネットワークリストが記憶されて
いるメモリを交換するか、或いは、ライタ等の装置を用
いてメモリのネットワークリストを書き替えなければな
らない。従って、通信システムに対する無線通信端末の
変更や追加を柔軟に行うことができないという問題があ
った。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、無線通信端末の変更や追加を柔軟に
行うことが可能となる通信ネットワークシステム、及び
その通信ネットワークシステムに用いられる無線通信端
末並びに通信制御方法を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の通信ネッ
トワークシステムによれば、通信ネットワークに新たに
加入する無線通信端末は、当該通信ネットワークを既に
構成している無線通信端末に自身の宛先番号及び当該宛
先番号の書込みコマンドを送信する。そして、受信端末
及びノードとなる無線通信端末は、新たに加入する無線
通信端末より送信された宛先番号及び書込みコマンドを
受信すると、受信した宛先番号をネットワークリストに
書込み記憶させる。
【0009】従って、新たな無線通信端末を通信ネット
ワークに極めて容易に加入させることができるので、無
線通信端末の追加,変更を柔軟に行うことが可能であ
る。そして、新たに加入した無線通信端末は早期に通信
を開始することができる。
【0010】請求項2記載の通信ネットワークシステム
によれば、通信ネットワークを構成している無線通信端
末の内特定の1つは、公衆通信回線を介して新たに加入
する無線通信端末と通信可能に構成されるので、新たに
加入する無線通信端末は、公衆通信回線を介して自身の
宛先番号を所望の無線通信端末のネットワークリストに
書込み記憶させることができる。
【0011】請求項3記載の通信ネットワークシステム
によれば、公衆通信回線をISDN網として、新たに加
入する無線通信端末は、自身の宛先番号及び前記書込み
コマンドを、ISDN網を介したサブアドレスのフィー
ルドを用いて送信する。即ち、ISDN網の通信プロト
コルでは、サブアドレスの転送は、実質的に通信が確立
してデータの送信が可能となる段階よりもかなり前の呼
設定の段階で行われるので、新たな無線通信端末の加入
に伴う処理に必要な通信を短時間で終了することができ
る。
【0012】請求項4記載の通信ネットワークシステム
によれば、特定の無線通信端末は、公衆通信回線を介し
てデータ管理センタと通信可能に構成され、その他の無
線通信端末は、特定の無線通信端末を介してデータ管理
センタと通信可能なので、各無線通信端末が送信するデ
ータをデータ管理センタに集めて一括して管理すること
ができる。
【0013】請求項5記載の通信ネットワークシステム
によれば、無線通信端末は、夫々監視対象とする装置に
接続され、当該監視対象装置より収集したデータを通信
するので、例えば、比較的短い間隔で多数設置されるよ
うな自動販売機やガスメータなどを監視対象装置とした
場合に、夫々より収集したデータを効率的にデータ管理
センタに送信することができる。
【0014】請求項6記載の無線通信端末によれば、請
求項1乃至5の何れかに記載の通信ネットワークシステ
ムに用いられ、通信ネットワークに新たに加入する際
に、通信ネットワークを既に構成している無線通信端末
に自身の宛先番号及び当該宛先番号の書込みコマンドを
送信する。従って、請求項1乃至5の何れかに記載の通
信ネットワークに対して自身を容易に追加して、システ
ム構成を変更すること等が可能となる。
【0015】請求項7記載の無線通信端末によれば、他
の無線通信端末より送信された宛先番号及び書込みコマ
ンドを受信すると、当該宛先番号をネットワークリスト
に書込み記憶させる。従って、自身が新たに加入するこ
とで通信ネットワークの一部を構成するようになった
後、更に新たな無線通信端末が通信ネットワークに加入
しようとする時に、無線通信端末に対して自身を受信端
末または中継ノードとすることができる。
【0016】請求項8記載の無線通信端末によれば、請
求項1乃至5の何れかに記載の通信ネットワークシステ
ムに用いられ、請求項6または7記載の無線通信端末よ
り送信された宛先番号及び書込みコマンドを受信する
と、当該宛先番号をネットワークリストに書込み記憶さ
せるので、通信ネットワークに対して新たな無線通信端
末を容易に追加して、システム構成を変更すること等が
可能となる。
【0017】請求項9記載の無線通信端末によれば、請
求項1乃至5の何れかに記載の通信ネットワークシステ
ムに用いられ、通信ネットワークを既に構成しているも
のの何れか特定の1つが、公衆通信回線を介して請求項
6または7記載の無線通信端末と通信可能となるので、
請求項2と同様に、新たに加入する無線通信端末は、公
衆通信回線を介して自身の宛先番号を所望の無線通信端
末のネットワークリストに書込み記憶させることができ
る。
【0018】請求項10記載の無線通信端末によれば、
新たに加入する無線通信端末とISDN網を介して通信
可能となるので、高速なデジタル回線を利用してデータ
通信を行うことができる。
【0019】請求項11記載の無線通信端末によれば、
ISDN網を介して請求項10記載の無線通信端末と通
信可能に構成され、通信ネットワークに新たに加入する
際に、自身の宛先番号及び書込みコマンドをサブアドレ
スのフィールドを用いて送信する。従って、請求項3と
同様に、新たな無線通信端末の加入に伴う処理に必要な
通信を短時間で終了することができる。
【0020】請求項12記載の無線通信端末によれば、
公衆通信回線を介してデータ管理センタと通信可能に構
成されるので、請求項4と同様に、他の無線通信端末よ
り送信されたデータをデータ管理センタに集めて一括し
て管理することができる。
【0021】請求項13記載の無線通信端末によれば、
夫々監視対象とする装置に接続されており、当該監視対
象装置より収集したデータを互いに通信するので、例え
ば、請求項5と同様に、夫々が監視対象装置より収集し
たデータを、任意の無線通信端末に送信したりデータ管
理センタに送信することができる。
【0022】請求項14記載の無線通信端末によれば、
PHSデータ通信装置を用いて構成されるので、各無線
通信端末間の通信にはPHSデータ通信装置のトランシ
ーバ通信(子機間直接通信)機能を利用して高速でデー
タ通信することができる。また、例えば、請求項12の
ように公衆通信回線を介してデータ管理センタと通信す
る場合にも同様に高速でデータ通信することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】(第1実施例)以下、本発明の第
1実施例について、図面を参照して説明する。まず、図
2は、通信ネットワークシステムの全体構成を概略的に
示している。通信ネットワーク1において、各PHSデ
ータ通信装置(無線通信端末)(A) 2〜PHSデータ通
信装置(以下、単に通信装置と称す)(F) 7は、詳しく
は後述する通信経路情報に基づいて他のPHSデータ通
信装置との間でトランシーバ回線を確立することによ
り、トランシーバ通信(子機間直接通信)を実行するこ
とが可能に構成されている。
【0024】また、通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7の
うちの通信装置(A) 2は、通信経路情報に基づいて無線
基地局(CS:Cell Station)8との間で公衆回線を確
立することにより、公衆通信を実行することが可能に構
成されている。
【0025】上記無線基地局8は、公衆通信回線たるI
NS(Infomation Network System,ISDN:Informa
tion System Digital Network)網9を接続している。
また、ホストコンピュータ10は、遠隔地にあるデータ
管理センタに設置されており、PIAFS(PHS Intern
et Access Forum Standard)対応のターミナルアダプタ
装置(PIAFS TA)11を通じて上記INS網9
を接続している。
【0026】次に、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7
の構成について、図3を参照して説明する。尚、ここ
で、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は全て同じ構成
である。各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、PSモ
ジュール12、PIAFS処理部13、データバッファ
14および転送制御部15を備えて構成されている。ま
た、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、RS−23
2Cケーブル16を通じてデータ端末(監視対象装置)
17を接続することが可能に構成されている。ここで、
データ端末17は、例えばガスメータや自動販売機であ
る。
【0027】PSモジュール12は、アンテナ18を接
続しており、周知のPHS電話装置に備えられている無
線回路と略同等の機能を備えているもので、転送制御部
15からの指令に基づいて発信処理および着信処理を制
御するようになっている。
【0028】PIAFS処理部13は、ユーザデータを
通信規格に準拠する通信形式のPHSデータにプロトコ
ル変換したり、あるいはPHSデータをユーザデータに
プロトコル変換する機能を備えている。そして、データ
バッファ14からユーザデータが与えられると、その与
えられたユーザデータをPHSデータにプロトコル変換
してPSモジュール12に出力したり、あるいはPSモ
ジュール12からPHSデータが与えられると、その与
えられたPHSデータをユーザデータにプロトコル変換
してデータバッファ14に出力するようになっている。
【0029】データバッファ14は、ユーザデータを一
時的に格納するもので、PIAFS処理部13やデータ
端末17からユーザデータが与えられると、その与えら
れたユーザデータを一時的に格納するようになってい
る。
【0030】そして、転送制御部15は、所定の格納領
域に実行プログラムを格納しており、実行プログラムを
実行することにより、PSモジュール12およびデータ
バッファ14を制御するようになっている。尚、各通信
装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、データサイズを一定長
で区切り、送信先(受信端末)や中継用のノードとして
指定する通信装置やホストコンピュータ10の電話番号
をヘッダとして付したパケットを用いて通信を行うよう
になっている。
【0031】さて、上記通信ネットワーク1において、
各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7は、それぞれ固有の
トランシーバ電話番号を有しており、また、通信装置
(A) 2だけは、(特定の無線通信端末として)固有の公
衆電話番号をも有している。また、ホストコンピュータ
10は、固有の公衆電話番号を有している。
【0032】ここでは、具体的に、各通信装置(A) 2〜
通信装置(F) 7およびホストコンピュータ10は、図4
に示すように電話番号(宛先番号)を設定していると仮
定する。尚、ホストコンピュータ10は公衆通信するこ
とから、設定している電話番号「9000」は必要に応
じて公衆電話番号に変換されるものである。
【0033】そして、各通信装置(A) 2〜通信装置(F)
7は、各通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7との間あるい
は通信装置(A) 2とホストコンピュータ10との間の転
送経路を示す転送経路情報をネットワークリストとして
保持している。ここでは、具体的に、各通信装置(A) 2
〜通信装置(F) 7は、図5に示すように各々のネットワ
ークリストを保持していると仮定する。
【0034】これにより、各通信装置(A) 2〜通信装置
(F) 7は、PHSデータを転送する際には、自己が保持
しているネットワークリストを参照することにより、P
HSデータを転送することが可能な転送経路を認識し、
その認識した転送経路に基づいて転送先を決定し、PH
Sデータを転送先として決定した各通信装置(A) 2〜通
信装置(F) 7やホストコンピュータ10に転送するよう
になっている。
【0035】具体的に、例えば通信装置(D) 5がホスト
コンピュータ10を宛先としてPHSデータを転送する
場合を例にして説明すると、通信装置(D) 5は、ネット
ワークリストとして「10−9000」,「10−1
1」,「11−13」を保持しているので、「11−1
3」のネットワークリストにより、電話番号「11」を
設定している通信装置(B) 3と電話番号「13」を設定
している自己との間でPHSデータを転送することが可
能であると認識する。
【0036】また、通信装置(D) 5は、「10−11」
のネットワークリストにより、電話番号「10」を設定
している通信装置(A) 2と電話番号「11」を設定して
いる通信装置(B) 3との間でPHSデータを転送するこ
とが可能であると認識し、さらに、「10−9000」
のネットワークリストにより、電話番号「10」を設定
している通信装置(A) 2と、電話番号「9000」を設
定しているホストコンピュータ10との間でPHSデー
タを転送することが可能であると認識する。
【0037】以上のことから、通信装置(D) 5は、通信
装置(B) 3を転送先として決定し、転送先として決定し
た通信装置(B) 3にPHSデータを送信する。そして、
通信装置(B) 3は、通信装置(D) 5が送信したPHSデ
ータを受信すると、通信装置(A) 2を転送先として決定
し、転送先として決定した通信装置(A) 2にPHSデー
タを送信する。そして、通信装置(A) 2は、通信装置
(B) 3が送信したPHSデータを受信すると、ホストコ
ンピュータ10を転送先として決定し、転送先として決
定したホストコンピュータ10にPHSデータを送信す
る。このようにして、通信装置(D) 5は、ホストコンピ
ュータ10を宛先としてPHSデータを転送することが
可能になる。
【0038】次に、上記した構成の作用として、特に、
通信装置を既存の通信ネットワーク1に新設する場合
に、各通信装置が実行する処理について、図1,図6乃
至図8を参照して説明する。ここでは、図1に示すよう
に、通信装置(G) 19を既存の通信ネットワークに新設
する場合について説明する。
【0039】尚、実際には、通信装置(G) 19が送信端
末となった場合の最終送信先はホストコンピュータ10
であるが、以下の説明では、通信ネットワーク1におけ
る特定の無線通信端末としての通信装置(A) 2を受信端
末として説明する。
【0040】図6は、新設される通信装置(G) 19(及
び他の通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7)の主に転送制
御部15によって実行される、本発明の要旨にかかる部
分の制御内容を示すフローチャートである。まず、通信
装置(G) 19は、電源が投入されると、転送制御部15
に内蔵されているメモリのフラグ格納領域に送信済みフ
ラグがセットされているか否かを判断する(ステップS
1)。
【0041】送信済みフラグは、後述するように、自身
のトランシーバ電話番号を他の通信装置に対して既に送
信済みであることを示すもので、ステップS4において
セットされるフラグである。ここでは、通信装置(G) 1
9は、新設された直後であって通信ネットワークに全く
アクセスしていないので、「NO」と判断してステップ
S2に移行し、自身のトランシーバ電話番号及びその書
き込みコマンドを、トランシーバ通信機能によって送信
する。
【0042】ここで、図8は、通信装置(G) 19が通信
ネットワーク1に加入した後の各ネットワークリストを
示すものであるが、加入前の状態では、通信装置(G) 1
9が通信ネットワーク1に加入するための情報として自
身のネットワークリストを保持しているだけであり、通
信装置(E) 6及び通信装置(A) 2のネットワークリスト
における破線で囲んだ部分は追加されていない。
【0043】そして、通信装置(G) 19は、自身のネッ
トワークリストを参照し、中継ノードとなる通信装置
(E) 6の電話番号「14」を発呼してステップS2の送
信を行う。図7は、送信データのフレーム構成の一例を
示すものである。「宛先指示子」は、次のデータフィー
ルドが宛先の番号であることを指示するコードであり、
次のデータフィールドには、宛先番号として通信装置
(A) 2の電話番号「10T」が書き込まれている。
【0044】ここで、通信装置(A) 2は、INS網9を
介した通信を行うことも想定しているため、通信装置
(A) 2の電話番号「10」は、実際には、公衆通信用の
電話番号「10C」とトランシーバ通信用の電話番号
「10T」との2種類が予め用意されている。尚、以降
で特別に区別する必要がない場合は、単に「10」と表
記する。
【0045】続く「コマンド指示子」は、次のデータフ
ィールドがコマンドであることを指示するコードであ
り、次のデータフィールドには、電話番号の書き込みコ
マンドである「WRN」のコードが書き込まれている。
その次の「データ指示子」は、次のデータフィールドが
データであることを指示するコードであり、次のデータ
フィールドには、通信装置(G) 19のトランシーバ電話
番号である「16」が書き込まれている。通信装置(G)
19は、通信装置(E) 6との通信の確立後に、以上のデ
ータを例えば通信用物理スロットのTCH(Traffic CHa
nnel) を用いて送信する。
【0046】続いて、通信装置(G) 19は、通信装置
(E) 6に対する送信が成功したか否かを通信後の応答シ
ーケンスによって判断し(ステップS3)、成功であっ
た場合は(「YES」)転送制御部15内部のフラグ格
納領域に送信済みフラグをセットする(ステップS
4)。また、送信が失敗であった場合は(「NO」)ス
テップS2に移行して再度送信を行う。
【0047】尚、以上のステップS1〜S3は、通信ネ
ットワーク1に新たに加入する通信装置(G) 19のみが
有している処理内容であり、以降のステップS5〜S8
は、通信装置(G) 19と既に通信ネットワーク1を構成
している通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7が共通して有
している処理内容である。
【0048】また、図6において破線で示すステップS
9,S10は、通信装置(A) 2〜通信装置(F) 7が共通
して有している処理内容であるが、本実施例では、実際
にINS網9と通信を行うのは通信装置(A) 2のみであ
り、通信装置(A) 2だけがステップS9,S10を実行
するように設定されている。これらの処理については、
第2実施例において説明する。
【0049】以降のステップS5〜S8については、通
信装置(G) 19より送信されたデータを受信する通信装
置(E) 6の側に立って説明する。通信装置(E) 6は、ト
ランシーバ通信の待ち受け状態にあり(ステップS
5)、通信装置(G) 19からの着信があると(「YE
S」)、受信したデータに書込みコマンドWRNが含ま
れているか否かを判断する(ステップS6)。書込みコ
マンドWRNが含まれていなければ(「NO」)ステッ
プS8に移行して、前述したようにその時点でのネット
ワークリストに基づいて転送処理を実行してからステッ
プS5に戻り、待ち受け状態となる。
【0050】一方、ステップS6において、受信したデ
ータに書込みコマンドWRNが含まれている場合は
(「YES」)、受信した電話番号を自身が保持してい
るネットワークリストに書込んで追加する。ここでは、
書込みコマンドWRNによって通信装置(G) 19の電話
番号「16」の書込みが指示されているので、当該電話
番号「16」を自身のリストに追加する。すると、図8
の破線で囲った部分が追加される。
【0051】それから、通信装置(E) 6はステップS8
に移行し、自身のネットワークリストを参照して転送処
理を行う。この場合、「10−14」に基づいて通信装
置(A) 2の電話番号「10」を発呼して転送する。する
と、通信装置(A) 2においてもステップS5〜S8が上
述のように実行され、その結果、通信装置(A) 2のネッ
トワークリストに図8の破線で囲った部分が追加され
る。
【0052】以上のようにして夫々のネットワークリス
トに通信装置(G) 19の電話番号「16」が追加される
と、以降、通信装置(G) 19は、通信装置(E) 6→通信
装置(A) 2→ホストコンピュータ10の通信経路でホス
トコンピュータ10に対してデータを送信することがで
きるようになり、また、その逆の経路でホストコンピュ
ータ10より送信されたデータを受信することができ
る。
【0053】以上のように本実施例によれば、通信ネッ
トワーク1に新たに加入する通信装置(G) 19は、当該
通信ネットワーク1を既に構成している通信装置(E) 6
に、自身のトランシーバ電話番号とその電話番号の書込
みコマンドを送信する。そして、通信装置(E) 6及び通
信装置(A) 2は、通信装置(G) 19より送信された電話
番号及び書込みコマンドを受信すると、受信した電話番
号をネットワークリストに書込んで追加するようにし
た。
【0054】従って、新たな通信装置(G) 19を通信ネ
ットワーク1に極めて容易に加入させることができるの
で、通信装置の追加,変更、即ち、通信ネットワーク1
の変更を柔軟に行うことが可能である。そして、新たに
加入した通信装置(G) 19は早期に通信を開始すること
ができる。
【0055】また、各通信装置(A) 2〜(G) 19を夫々
データ端末17に接続し、通信装置(A) 2は、公衆通信
回線たるINS網9を介してデータ管理センタのホスト
コンピュータ10と通信可能に構成され、その他の通信
装置(B) 3〜(G) 19は、通信装置(A) 2を介してホス
トコンピュータ10と通信可能なので、例えば、比較的
短い間隔で多数設置されるような自動販売機やガスメー
タなどより収集したデータを効率的にデータ管理センタ
に送信し、当該センタのホストコンピュータ10におい
てホストコンピュータ10により一括して管理すること
ができる。
【0056】更に、本実施例によれば、無線通信端末を
PHSデータ通信装置を用いて構成したので、各無線通
信端末間の通信にはPHSデータ通信装置のトランシー
バ通信(子機間直接通信)機能を利用して高速でデータ
通信することができる。また、例えば、INS網9を介
してデータ管理センタのホストコンピュータ10と通信
する場合にも、同様に高速でデータ通信することができ
る。
【0057】(第2実施例)図9乃至図14は、本発明
の第2実施例を示すものであり、第1実施例と同一部分
には同一符号を付して説明を省略し、以下異なる部分に
ついてのみ説明する。第2実施例の構成は、基本的に第
1実施例と略同様であり、通信装置(G) 19Aの処理内
容が第1実施例の通信装置(G) 19と若干異なってい
る。
【0058】即ち、図9に示すように、通信装置(G) 1
9Aは、通信ネットワーク1に対する加入処理を、公衆
通信回線であるINS網9を介して行うことが可能とな
っている。そして、通信ネットワーク1に加入した後
は、第1実施例の通信装置(G)19と同様に、データ端
末17にその設置箇所(図9中に破線で示す位置)にお
いて接続されてトランシーバ通信を行う。
【0059】図10は、通信装置(G) 19Aの制御内容
を示すフローチャートである。通信装置(G) 19Aは、
ステップS1において「NO」と判断すると、通信モー
ドの設定が公衆通信か否かを判断する(ステップS1
1)。ここで、通信モードの設定は、例えば、通信装置
(G) 19Aに設けられているディップスイッチなどによ
ってユーザが設定可能となっている。
【0060】そして、通信モードの設定が公衆通信であ
れば(「YES」)、通信装置(G)19Aはネットワー
クリストを参照して、発呼番号を、受信端末、即ち通信
装置(A) 2の電話番号「10C」に設定し、宛先番号を
アクセスノード、即ち通信装置(E) 6の電話番号「1
4」に設定する(ステップS12)。ここでの受信端末
及びアクセスノードは、通信装置(G) 19Aが送信端末
となり通信ネットワーク1においてトランシーバ通信を
行う場合に、受信端末及びアクセスノードとなる通信装
置である。従って、第1実施例における図7に対応する
データ内容は、図11に示すように変更される。
【0061】続いて、通信装置(G) 19Aは、宛先電話
番号と書き込みコマンドを、図13に示すようにINS
(ISDN)の番号体系に用いられ、ユーザが定義して
使用することができるサブアドレスのフィールドにセッ
トする(ステップS13)。それから、ステップS2に
移行して、INS網9を介して通信装置(A) 2の電話番
号「10C」に発呼し、送信を行う。
【0062】また、ステップS11において、通信モー
ドが第1実施例と同様のトランシーバ通信に設定されて
いる場合(「NO」)、通信装置(G) 19Aは、ステッ
プS14に移行して、発呼番号をアクセスノードたる通
信装置(E) 6の電話番号「14」に設定し、宛先番号を
受信端末たる通信装置(A) 2の電話番号「10T」に設
定すると、ステップS2に移行して送信を行う。即ち、
この場合は第1実施例と全く同様にトランシーバ通信を
行う。
【0063】ここで、図12は、受信側の通信装置(A)
2における制御内容を示すフローチャートであり、ステ
ップS10の詳細な処理内容を示すものである。通信装
置(A) 2は、公衆通信回線を介した通信が可能に構成さ
れているので、ステップS5におけるトランシーバ通信
の待ち受けを行うと共に、ステップS9において公衆通
信側からの着信の待ち受けも行っている。
【0064】そして、通信装置(G) 19AがINS網9
を介して発呼したことにより、通信装置(A) 2がステッ
プS9において「YES」と判断すると、ステップS1
0に移行して図12に示す処理が実行される。図12に
おいて、通信装置(A) 2は、送信されたスロットのサブ
アドレスのフィールドを読み込む(ステップR1)。そ
れから、当該フィールドに書込みコマンドWRNのコー
ドが配置されているか否かを判断し(ステップR2)、
コマンドWRNのコードが配置されている場合は(「Y
ES」)、当該コマンドに続いて配置されている通信装
置(G) 19Aのトランシーバ電話番号「16」を自身が
保持しているネットワークリストに書込んで追加する
(ステップR3)。
【0065】次に、通信装置(A) 2は、ステップR4に
移行して自身のネットワークリストを参照し、宛先電話
番号「14」に基づき通信装置(E) 6に対して通信装置
(G)19Aより送信されたデータを転送すると、リター
ンしてステップS5に移行する。また、ステップR2に
おいてサブアドレスのフィールドにコマンドWRNのコ
ードが配置されていなかった場合は(「NO」)、その
時点でステップR4に移行し、コマンドWRNの代わり
に配置されている転送情報に基づいた転送を行う。
【0066】そして、ステップR4において通信装置
(A) 2より通信装置(E) 6に対するデータの転送が行わ
れると、通信装置(E) 6はステップS5,S6で「YE
S」と判断し、ステップS7において、第1実施例と同
様に通信装置(G) 19Aのトランシーバ電話番号「1
6」を自身が保持しているネットワークリストに書込ん
で追加する。
【0067】以上の処理が実行されると、通信装置(G)
19Aは、第1実施例と同様に通信ネットワーク1に加
入した状態となる。そして、移行は図9中に破線で示す
位置に移動してデータ端末17に接続されてトランシー
バ通信を行う。
【0068】以上のように第2実施例によれば、通信装
置(A) 2を、INS網9を介して新たに加入する通信装
置(G) 19Aと通信可能に構成し、通信装置(G) 19A
は、INS網9を介して自身の宛先番号を所望の通信装
置(A) 2及び(E) 6のネットワークリストに書込み記憶
させるようにしたので、通信ネットワークに加入させる
ための処理を必ずしもデータ端末17の設置箇所におい
て行う必要はなく、より柔軟な形態で行うことができ
る。
【0069】また、通信装置(G) 19は、自身の宛先番
号及び書込みコマンドWRNを、INS網9を介したサ
ブアドレスのフィールドを用いて送信するようにした。
即ち、INS網9の通信プロトコルでは、図14に示す
ように、サブアドレスの転送は、リンクチャネルの確立
後、データの送信が可能となる段階よりもかなり前の呼
設定の段階で行われるので、新たな通信装置の加入に伴
う処理に必要な通信を短時間で終了することができる。
【0070】本発明は上記し且つ図面に記載した実施例
にのみ限定されるものではなく、次のような変形または
拡張が可能である。ステップS1〜S4を予め全ての通
信装置に備えておき、デップスイッチやコマンドによる
設定変更で、当該処理部分を有効/無効とするように切
り替えても良い。CS8からデータ管理センタのホスト
コンピュータ10までの構成は、必要に応じて設ければ
良く、通信装置(A) 2〜通信装置(G) 19のみで通信を
行っても良い。通信装置(G) 19または19Aが通信ネ
ットワーク1に加入した後、それらの下流側において新
たな通信装置が加入される可能性がない場合、即ち、通
信装置(G) 19または19Aがノードとなる可能性がな
い場合には、これらについてはステップS6,S7を削
除しても良い。
【0071】第2実施例において、通信装置(G) 19A
が宛先電話番号及び書込みコマンドWRNを送信する場
合、サブアドレスのフィールドを用いる代わりにデータ
として送信しても良い。公衆通信回線は、INS網9に
限ることなく、例えば、アナログ回線でモデムを使用し
てデータ通信するものでも良い。無線通信端末は、PH
Sデータ通信装置を用いて構成されるものに限らず、同
様のデータ通信が行えるものであれば何でも良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例であり、通信ネットワーク
の全体構成を概略的に示す図
【図2】新たなPHSデータ通信装置が加入する前の図
1相当図
【図3】PHSデータ通信装置の電気的構成を示す機能
ブロック図
【図4】各PHSデータ通信装置及びホストコンピュー
タの電話番号を示す図
【図5】新たなPHSデータ通信装置が加入する前のネ
ットワークリストを示す図
【図6】PHSデータ通信装置の制御内容を示すフロー
チャート
【図7】送信データのフレーム構成の一例を示す図
【図8】新たなPHSデータ通信装置が加入した後の図
5相当図
【図9】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図10】通信装置(G) の制御内容を示すフローチャー
【図11】図7相当図
【図12】PHSデータ通信装置(A) によるステップS
10の詳細な処理内容を示す図
【図13】INSの番号体系を示す図
【図14】INSの制御シーケンスを示す図
【符号の説明】
1は通信ネットワーク、2〜7は通信装置(無線通信端
末)、9はINS網(公衆通信回線,ISDN網)、1
5は転送制御部、17はデータ端末(監視対象装置)、
19,19Aは通信装置(無線通信端末)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA11 HB06 HC04 JA03 JL01 JT02 JT06 KA05 LA08 LB05 MD09 5K033 AA09 BA11 CB14 DA06 DA17 EC02 5K067 AA26 AA33 BB04 BB21 BB27 DD17 DD27 EE02 EE06 EE25 FF07 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 5K101 KK12 LL12 MM07 NN21 PP03 9A001 BB04 CC02 CC05 HH34 JJ71 KK56 KZ55

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の無線通信端末の内何れか2つの無
    線通信端末間においてデータ通信を行う場合、必要に応
    じて何れかの無線通信端末が中継用のノードとなる通信
    ネットワークを構成し、 何れかの無線通信端末が送信端末となる場合は、予め記
    憶されている、受信端末となる無線通信端末及び前記ノ
    ードとなる無線通信端末夫々の宛先番号からなるネット
    ワークリストを参照し、このネットワークリストの情報
    に基づいて通信を行う通信ネットワークシステムにおい
    て、 前記通信ネットワークに新たに加入する無線通信端末
    は、前記通信ネットワークを既に構成している無線通信
    端末に、自身の宛先番号及び当該宛先番号の書込みコマ
    ンドを送信し、 前記通信ネットワークを既に構成している無線通信端末
    は、前記新たに加入する無線通信端末より送信された宛
    先番号及び書込みコマンドを受信すると、前記宛先番号
    を前記ネットワークリストに書込み記憶させることを特
    徴とする通信ネットワークシステム。
  2. 【請求項2】 前記通信ネットワークを構成している無
    線通信端末の内特定の1つは、公衆通信回線を介して前
    記新たに加入する無線通信端末と通信可能に構成されて
    いることを特徴とする請求項1記載の通信ネットワーク
    システム。
  3. 【請求項3】 前記公衆通信回線はISDN網であり、 前記新たに加入する無線通信端末は、自身の宛先番号及
    び前記書込みコマンドを、前記ISDN網を介したサブ
    アドレスのフィールドを用いて送信することを特徴とす
    る請求項2記載の通信ネットワークシステム。
  4. 【請求項4】 前記特定の無線通信端末は、公衆通信回
    線を介してデータ管理センタと通信可能に構成され、そ
    の他の無線通信端末は、前記特定の無線通信端末を介し
    て前記データ管理センタと通信可能に構成されることを
    特徴とする請求項2または3記載の通信ネットワークシ
    ステム。
  5. 【請求項5】 前記無線通信端末は、夫々監視対象とす
    る装置に接続されており、当該監視対象装置より収集し
    たデータを通信することを特徴とする請求項4記載の通
    信ネットワークシステム。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5の何れかに記載の通信ネ
    ットワークシステムに用いられ、 前記通信ネットワークに新たに加入する際に、前記通信
    ネットワークを既に構成している無線通信端末に、自身
    の宛先番号及び当該宛先番号の書込みコマンドを送信す
    ることを特徴とする無線通信端末。
  7. 【請求項7】 他の無線通信端末より送信された宛先番
    号及び書込みコマンドを受信すると、当該宛先番号を前
    記ネットワークリストに書込み記憶させることを特徴と
    する請求項6記載の無線通信端末。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至5の何れかに記載の通信ネ
    ットワークシステムに用いられ、 請求項6または7記載の無線通信端末より送信された宛
    先番号及び書込みコマンドを受信すると、当該宛先番号
    をネットワークリストに書込み記憶させることを特徴と
    する無線通信端末。
  9. 【請求項9】 前記通信ネットワークを既に構成してい
    るものの何れか特定の1つが、公衆通信回線を介して請
    求項6または7記載の無線通信端末と通信可能に構成さ
    れていることを特徴とする請求項8記載の無線通信端
    末。
  10. 【請求項10】 前記公衆通信回線はISDN網である
    ことを特徴とする請求項9記載の無線通信端末。
  11. 【請求項11】 ISDN網を介して請求項10記載の
    無線通信端末と通信可能に構成され、前記通信ネットワ
    ークに新たに加入する際に、自身の宛先番号及び前記書
    込みコマンドを、サブアドレスのフィールドを用いて送
    信することを特徴とする請求項6または7記載の無線通
    信端末。
  12. 【請求項12】 前記公衆通信回線を介してデータ管理
    センタと通信可能に構成されることを特徴とする請求項
    9乃至11の何れかに記載の無線通信端末。
  13. 【請求項13】 夫々監視対象とする装置に接続されて
    おり、当該監視対象装置より収集したデータを互いに通
    信することを特徴とする請求項6乃至12の何れかに記
    載の無線通信端末。
  14. 【請求項14】 PHSデータ通信装置を用いて構成さ
    れることを特徴とする請求項6乃至13の何れかに記載
    の無線通信端末。
  15. 【請求項15】 複数の無線通信端末の内何れか2つの
    無線通信端末間においてデータ通信を行う場合、必要に
    応じて何れかの無線通信端末が中継用のノードとなる通
    信ネットワークを構成し、 何れかの無線通信端末が送信端末となる場合は、予め記
    憶されている、受信端末となる無線通信端末及び前記ノ
    ードとなる無線通信端末夫々の宛先番号からなるネット
    ワークリストを参照し、このネットワークリストの情報
    に基づいて通信を行う通信ネットワークシステムの通信
    制御方法であって、 前記通信ネットワークに新たに加入する無線通信端末
    は、前記通信ネットワークを既に構成している無線通信
    端末に、自身の宛先番号及び当該宛先番号の書込みコマ
    ンドを送信し、 前記通信ネットワークを既に構成している無線通信端末
    は、前記新たに加入する無線通信端末より送信された宛
    先番号及び書込みコマンドを受信すると、前記宛先番号
    を前記ネットワークリストに書込み記憶させることを特
    徴とする通信制御方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015190535A1 (ja) * 2014-06-10 2015-12-17 株式会社 東芝 無線通信用集積回路、無線通信端末及び無線通信方法

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