JPH11266321A - データ通信システム及びこのシステムに使用される通信装置及び通信方法 - Google Patents

データ通信システム及びこのシステムに使用される通信装置及び通信方法

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JPH11266321A
JPH11266321A JP10067156A JP6715698A JPH11266321A JP H11266321 A JPH11266321 A JP H11266321A JP 10067156 A JP10067156 A JP 10067156A JP 6715698 A JP6715698 A JP 6715698A JP H11266321 A JPH11266321 A JP H11266321A
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JP
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communication channel
wireless
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JP10067156A
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Tatsuya Minamidate
達也 南舘
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Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba Communication Technology Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】切断後からデータ通信再開までの待ち時間の短
縮化を図り、連続したデータを伝送し得るデータ通信シ
ステム及びこのシステムに使用される通信装置及び通信
方法を提供する。 【解決手段】外部装置11~13 は、発生するデータに対し
て、該データが新規データであるか継続データであるか
を判別するためのフラグを規格通信時間毎に予め付加し
ておき、PHSデータ通信装置21~23 は、子機間直接通
信モードによる通信チャネルを用いて通信相手側の無線
通信装置と接続し、通信相手側の無線通信装置とデータ
通信を行なう際に、前記通信チャネルを記憶するメモリ
21g を備え、データ切断後、データに付加されたフラグ
を抽出して判別し、この判別結果が中継データである旨
を示す場合に、メモリ21g に記憶された通信チャネルを
読み出し、該通信チャネルを用いて通信相手側の無線通
信装置と再度接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、分散配置された
複数のデータ発生装置に対応して設置される例えば複数
のPHS(Personal Handy Phone System)データ
通信装置間で子機間直接通信モードを用いてデータ通信
を行なうデータ通信システム及びこのシステムに使用さ
れる通信装置及び通信方法に関し、特に、伝送されるデ
ータが規格通信時間に達して切断された場合に、早急な
接続処理を図るように工夫されたものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、物理的領域に分散配置された複
数のデータ発生装置間でデータ通信を行なうデータ通信
システムにおいて、これら複数のデータ発生装置にそれ
ぞれPHSデータ通信装置を設置し、これら複数のPH
Sデータ通信装置間で子機間直接通信モードを用いてデ
ータ通信を行なうようなシステムが考えられる。
【0003】ところで、PHSデータ通信装置間で子機
間直接通信モードを用いたデータ通信については、通信
時間が例えば3分間と規定されているため、3分経過し
てデータが切断されると、新たに通信チャネルを設定し
なければならず、このためデータ通信再開まで待ち時間
が生じることになる。そこで、近時では、ユーザ側から
3分間では連続したデータを送りきれないデータ通信を
行なう場合に、切断後からデータ通信再開時までの待ち
時間の短縮が図れ、データ切断による違和感を解消する
ようなデータ通信システムが要望されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、上記デ
ータ通信システムでは、通信時間が例えば3 分と規定さ
れているため、3分間では送りきれないデータを伝送す
る場合に、通信途中でデータが切断されて連続したデー
タを送ることができず、データ通信再開まで待つという
不具合を有している。
【0005】この発明の目的は、例えば規定された通信
時間内に送りきれないデータを伝送する場合に、切断後
からデータ通信再開までの待ち時間の短縮化を図り、連
続したデータを伝送し得るデータ通信システム及びこの
システムに使用される通信装置及び通信方法を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するために、データ発生装置においては、発生する
データに対して、該データが新規データであるか継続デ
ータであるかを判別するための情報を予め付加しておく
ようにし、データ発生装置に設置された無線通信装置
は、所定時間に達する毎に通信が切断される通信モード
の通信チャネルを設定し、この通信チャネルを用いて通
信相手側の無線通信装置と接続する無線接続手段と、こ
の無線接続手段により設定された通信チャネルを記憶す
る接続設定記憶手段と、データ発生装置から発生される
データを無線接続手段による通信チャネルを介して通信
相手側の無線通信装置に伝送するデータ伝送手段と、こ
のデータ伝送手段により伝送されるデータが所定時間に
達することにより切断された後、データに付加されてい
る情報を抽出し、該情報が継続データである旨を示す場
合に、接続設定記憶手段に記憶された通信チャネルを読
み出し、該通信チャネルを用いて通信相手側の無線通信
装置と再度接続する接続継続手段とを備えるようにした
ものである。
【0007】この構成によれば、データ発生装置から発
生されるデータには、新規データであるのか継続データ
であるのかを判別するための情報が予め付加されてお
り、無線通信装置は、通信相手側の無線通信装置との接
続に用い、所定時間に達する毎に通信が切断される通信
モードの通信チャネルをメモリに記憶しておくことによ
り、データ切断後に、データに付加された情報を抽出
し、この情報が継続データを示す場合に、メモリから使
用していた通信チャネルを読み出し、この通信チャネル
を用いて通信相手側の無線通信装置と再度接続するよう
にしている。
【0008】この結果、所定時間を超えるデータ通信に
対して、データ切断後に、メモリに記憶された通信チャ
ネルを読み出して通信相手側と接続することで、データ
通信再開時にすぐに同期がとれ、データ切断による違和
感のない連続したデータ通信を行なうことが可能とな
る。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して詳細に説明する。図1は、この発明
の一実施の形態であるデータ通信システムを示してい
る。なお、この図1では、3台のPHSデータ通信装置
を用いたデータ通信システムの一例を示している。
【0010】図1において、図中符号11〜13は例え
ば自動販売機等のデータ発生装置として利用される外部
装置で、物理的領域に分散配置されている。これら外部
装置11〜13は、各々子機間直接通信モードを有する
PHSデータ通信装置21〜23を設置している。
【0011】PHSデータ通信装置21〜23は、PH
Sデータ通信装置21とPHSデータ通信装置22との
間、もしくはPHSデータ通信装置21とPHSデータ
通信装置23との間を、子機間直接通信モードを使用し
た通信チャネルを介して接続される。なお、この通信チ
ャネルは、子機間直接通信モード用に特定された周波数
を有するキャリアとこのキャリア中のスロットとの組み
合わせにより構成されている。
【0012】また、PHSデータ通信装置21〜23
は、設定された通信チャネルを後述するメモリ回路(図
1中には図示せず)に記憶する。このうち、PHSデー
タ通信装置22,23は、外部装置12,13から発生
されるデータを、子機間直接通信モードによる通信チャ
ネルを介してPHSデータ通信装置21へ伝送し、例え
ばデータ収集装置としての役割を果たす外部装置11に
蓄積させる。なお、このデータには、図2に示す如く3
分間毎に、36000bit中の20bitを使用して
新規データであるのか継続データであるのかを判別する
ためのフラグ情報が外部装置12,13にて予め付加さ
れている。また、このデータは、通常3分間で送れるデ
ータ量は36000bitであり、この例ではフラグを
挿入するため35980bitに短くしている。
【0013】そして、伝送されるデータが3分経過する
ことにより切断されると、PHSデータ通信装置21〜
23は、データに付加されているフラグ情報を抽出し、
該フラグが継続データである旨を示す場合に、図示しな
いメモリ回路に記憶された通信チャネルを読み出し、こ
の通信チャネルを用いて通信相手側のPHSデータ通信
装置と再度接続する。
【0014】図3は、上記PHSデータ通信装置21〜
23の詳細を示し、このうち、PHSデータ通信装置2
1を代表して説明する。図3において、PHSデータ通
信装置21は、アンテナ21a1を備えた無線部21a
と、モデム部21bと、TDMA(Time Division Multi
pule Access)部21cと、誤り訂正部21dと、外部接
続インタフェース21eと、制御部21fとから構成さ
れる。
【0015】すなわち、到来した無線周波信号は、アン
テナ21a1で受信されたのち無線部21aの高周波ス
イッチ21a2を介して受信部21a3に入力される。
この受信部21a3では、上記受信された無線周波信号
が周波数シンセサイザ21a4から発生された受信局部
発振信号とミキシングされて受信中間周波信号に周波数
変換される。なお、上記周波数シンセサイザ21a4か
ら発生される局部発振周波数は無線チャネル周波数に応
じて制御部21fにより指示される。また、無線部21
aには受信電界強度検出部(RSSI)21a5が設け
られている。この受信電界強度検出部21a5ではアン
テナ21a1に到来した無線周波信号の受信電界強度が
検出され、その検出値は制御部21fに通知される。
【0016】上記受信部21a3から出力された受信中
間周波信号は、モデム部21bの復調部21b1に入力
される。復調部21b1では、上記受信中間周波信号の
デジタル復調が行われ、これにより音声通信用に標準化
済みのRCRSDT28及び非制限デジタルデータ(以
降ベアラデータと称する)が再生される。
【0017】TDMA部21cのTDMAデコード部2
1c1は、制御部21fの指示に従って、自装置に割り
当てられたタイムスロットからベアラデータを抽出し、
この抽出したベアラデータを誤り訂正部21dに入力す
る。誤り訂正部21dは、ベアラデータ通信において、
データ通信中に発生したデータ誤りを検出し、再送を行
なう。
【0018】また、誤り訂正部21dにて誤り訂正され
たデータは、外部接続インタフェース21eを介して外
部装置11に蓄積される。また、外部装置11により発
生されたデータは、外部接続インタフェース21e及び
誤り訂正部21dを介してTDMA部21cのTDMA
エンコード部に供給される。
【0019】そして、TDMAエンコード部21c2
は、送信すべきデジタルデータを制御部21fから指示
されたタイムスロットに挿入して、変調部21b2に供
給する。変調部21b2では、上記デジタルデータによ
り搬送波信号がデジタル変調され、この変調された搬送
波信号は送信部21a6に入力される。送信部21a6
では、上記変調された搬送波信号が周波数シンセサイザ
21a4から発生された送信局部発振信号とミキシング
されることにより、制御部21fより指示された無線チ
ャネル周波数に周波数変換され、さらに所定の送信電力
レベルに増幅される。そして、この送信部21a6から
出力された無線周波信号は高周波スイッチ21a2を介
してアンテナ21a1から送信される。
【0020】制御部21fは、例えばマイクロコンピュ
ータを主制御部として備えたもので、各回路の総括的な
制御を行なっている。また、制御部21fは、子機間直
接通信制御手段21f1、データ記憶制御手段21f2
及びデータ送受信制御手段21f3を備えている。子機
間直接通信制御手段21f1は、自装置とPHSデータ
通信装置22との間、もしくは自装置とPHSデータ通
信装置23との間を子機間直接通信モードを使用した無
線チャネル、つまり通信チャネルを介して選択的に接続
するように制御する手段である。
【0021】データ記憶制御手段21f2は、子機間直
接通信制御手段21f1により設定された通信チャネル
をメモリ21gに格納する。また、メモリ21gから通
信チャネルの読み出しも行なっている。データ送受信制
御手段21f3は、外部装置11から発生されるデータ
を、子機間直接通信制御手段21f1により設定された
通信チャネルを介してPHSデータ通信装置22,23
へ伝送、もしくはPHSデータ通信装置22,23から
到来したデータを外部装置11へ転送するように制御す
る手段である。
【0022】図4は、上記PHSデータ通信装置21〜
23のうち、PHSデータ通信装置21を代表とした動
作を示すフローチャートである。PHSデータ通信装置
21は、各々装置間で子機間直接通信モードによる通信
を行なうと(ステップS11)、まず、子機間直接通信
モードによるキャリア及びこのキャリア中のスロットか
ら成る通信チャネルを設定し(ステップS12)、かつ
制御部21fのデータ記憶制御手段21f2により該通
信チャネルをメモリ21gに記憶する(ステップS1
3)。そして、外部装置11から発生されるデータを上
記設定された通信チャネルを介して他のPHSデータ通
信装置22,23に伝送し(ステップS14)、3分経
過した後(ステップS15)、データに付加されるフラ
グ情報を抽出する(ステップS16)。
【0023】次に、PHSデータ通信装置21は、制御
部21fにて抽出したフラグ情報が継続データを示すも
のか新規データを示すものかを判別し(ステップS1
7)、継続データである場合に、データ記憶制御手段2
1f2にてメモリ21gに記憶された通信チャネルを読
み出し(ステップS18)、この通信チャネルを用いて
再度他のPHSデータ通信装置22,23と接続する
(ステップS19)。また、フラグ情報が新規データを
示す場合、新たに通信チャネルを設定する。
【0024】以後、設定した通信チャネルをメモリ21
gに記憶し(ステップS20)、この通信チャネルを介
してデータ通信を行ない(ステップS21)、3分経過
した後(ステップS22)、データを切断し(ステップ
S23)、2秒間休止して(ステップS24)、終了
(ステップS25)となる。
【0025】従って、上記実施の形態によれば、外部装
置11〜13から発生されるデータには、新規データで
あるのか継続データであるのかを判別するためのフラグ
情報が規格通信時間つまり3分毎に予め付加されてお
り、例えばPHSデータ通信装置21は、通信相手側の
PHSデータ通信装置22,23との接続に用い、子機
間直接通信モードによるキャリア及びこのキャリア中の
スロットの組み合わせから成る通信チャネルをメモリ2
1gに記憶しておくことにより、PHSデータ通信装置
21〜23は、データ切断後に、データに付加されたフ
ラグ情報を抽出し、このフラグが継続データを示す場合
に、メモリ21gから使用していた通信チャネルを読み
出し、この通信チャネルを用いて通信相手側の無線通信
装置と再度接続するようにしている。
【0026】この結果、3分を超えるデータ通信に対し
て、データ切断後に、メモリに記憶された通信チャネル
を読み出して通信相手側のPHSデータ通信装置と接続
することで、データ通信再開時にすぐに同期がとれ、デ
ータ切断による違和感のない連続したデータの通信を行
なうことが可能となる。
【0027】次に、上記実施の形態における変形例につ
いて図5及び図6を参照して説明する。なお、図5及び
図6においては、PHSデータ通信装置21を代表して
内部構成及び動作について示している。
【0028】なお、図5において、上記図3と同一部分
には同一符号を付して説明する。すなわち、PHSデー
タ通信装置21は、子機間直接通信モードによる複数の
空きキャリア及び各空きキャリア中の複数の空きスロッ
トの組み合わせから成る複数の空き通信チャネルのうち
の少なくとも3つを予め第1のメモリ21hに記憶して
いる。そして、制御部21fは、第1のメモリ21hに
記憶された3つの空き通信チャネルのうちの1つを読み
出し、この通信チャネルを用いて他のPHSデータ通信
装置22,23と接続している。同時に、接続に用いら
れた通信チャネルを第2のメモリ21iに記憶するよう
にしている。
【0029】制御部21fは、3分経過してデータが切
断された後、外部装置から発生されるデータに付加され
たフラグ情報を抽出し、このフラグ情報が継続データを
示す場合に、第2のメモリ21iに記憶された通信チャ
ネルが使用中であるか否かを検出する。そして、この検
出結果が使用中を示す場合に、第1のメモリ21hから
他の空き通信チャネルを読み出し、この通信チャネルを
用いて通信相手のPHSデータ通信装置22,23と再
度接続するようにしている。
【0030】そして、上記PHSデータ通信装置21の
動作は、図6に示すように、まず、データ通信を開始し
(ステップS31)、子機間直接通信モードによる空き
通信チャネルを第1のメモリ21hに3つ記憶する(ス
テップS32)。次に、PHSデータ通信装置21は、
第1のメモリ21hから1つの通信チャネルを読み出し
(ステップS33)、この通信チャネルを用いて通信相
手のPHSデータ通信装置22,23と接続するととも
に該通信チャネルを第2のメモリ21iに記憶する(ス
テップS34)。
【0031】そして、PHSデータ通信装置は、設定し
た通信チャネルを介して外部装置から発生されるデータ
を伝送し(ステップS35)、3分間経過した後(ステ
ップS36)、データに付加されたフラグ情報を抽出し
(ステップS37)、このフラグ情報を判別して(ステ
ップS38)、この判別結果が継続データを示す場合
に、第2のメモリ21iから通信チャネルを読み出す
(ステップS39)。ここで、読み出した通信チャネル
が使用中である場合(ステップS40)、第1のメモリ
21hから他の空き通信チャネルを読み出し(ステップ
S41)、以後、ステップS42〜S48の処理を実行
する。なお、ステップS42〜S48の処理は、上記図
4のステップS19〜S25と同様であるので説明を省
略する。
【0032】従って、上記変形例によれば、先の実施の
形態と同様に、外部装置11〜13から発生されるデー
タには、新規データであるのか継続データであるのかを
判別するためのフラグ情報が3分毎に予め付加されてい
ることに着目し、PHSデータ通信装置21〜23は、
第1のメモリ21hに少なくとも3つの子機間直接通信
モードによる通信チャネルを記憶し、かつ接続に使用さ
れる通信チャネルを第2のメモリ21iに記憶しておく
ようにしている。
【0033】そして、データ切断後に、データに付加さ
れたフラグ情報を抽出し、かつこのフラグ情報が継続デ
ータを示す場合に、第2のメモリ21iに記憶された通
信チャネルの状態を検出することで、接続に用いた通信
チャネルが他のPHSデータ通信装置に使われているか
を判定し、使われている場合に、第1のメモリ21hに
記憶された空き通信チャネルを読み出して、通信相手側
のPHSデータ通信装置との接続を図るようにしてい
る。
【0034】このため、再度データ通信を行なう際に、
すぐに同期がとれ、かつ他のPHSデータ通信装置との
キャリア及びスロットにおける衝突を回避することが可
能となる。
【0035】なお、この発明は、上記実施の形態やその
変形例の範囲に必ずしも限定されるものではなく、その
他この発明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施
できることはもちろんのことである。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
相手側の通信装置との接続に用いた通信チャネルをメモ
リに記憶し、切断後にメモリから通信チャネルを読み出
して、再度相手側の通信装置との接続を図るようにした
ので、例えば規定された通信時間内に送りきれないデー
タを伝送する場合に、切断後からデータ通信再開までの
待ち時間の短縮化を図り得るデータ通信システム及びこ
のシステムに使用される通信装置及び通信方法を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るデータ通信システムの一実施の
形態を示すブロック構成図。
【図2】同実施の形態における外部装置から発生される
データを説明するために示す図。
【図3】同実施の形態におけるPHSデータ通信装置の
内部構成を示すブロック構成図。
【図4】同実施の形態におけるPHSデータ通信装置の
動作を説明するためのフローチャート。
【図5】同実施の形態の変形例におけるPHSデータ通
信装置の内部構成を示すブロック構成図。
【図6】同実施の形態の変形例におけるPHSデータ通
信装置の動作を説明するためのフローチャート。
【符号の説明】
11〜13…外部装置、 21〜23…PHSデータ通信装置、 21f…制御部、 21f1…子機間直接通信制御手段、 21f2…データ記憶制御手段、 21f3…データ送受制御手段、 21g…メモリ、 21h…第1のメモリ、 21i…第2のメモリ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された無線通信装置間で所定時間に
    達する毎に通信が切断される通信モードを用いてデータ
    通信を行なうデータ通信システムにおいて、 前記データ発生装置では、発生するデータに対して、継
    続データであるか新規データであるかを判別するための
    情報を予め付加しておくようにし、 前記無線通信装置の各々は、 前記通信モードの通信チャネルを設定し、該通信チャネ
    ルを用いて通信相手側の無線通信装置と接続する無線接
    続手段と、 この無線接続手段により設定された前記通信チャネルを
    記憶する接続設定記憶手段と、 前記データ発生装置から発生されるデータを前記無線接
    続手段により設定された通信チャネルを介して通信相手
    側の無線通信装置に伝送するデータ伝送手段と、 このデータ伝送手段により伝送されるデータが前記所定
    時間に達することにより切断された後、前記データに付
    加されている前記情報を抽出して判別し、この判別結果
    が継続データである旨を示す場合に、前記接続設定記憶
    手段に記憶された通信チャネルを読み出し、該通信チャ
    ネルを用いて通信相手側の無線通信装置と再度接続する
    接続継続手段とを具備してなることを特徴とするデータ
    通信システム。
  2. 【請求項2】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された無線通信装置間で所定時間に
    達する毎に通信が切断される通信モードを用いてデータ
    通信を行なうデータ通信システムにおいて、 前記データ発生装置では、発生するデータに対して、継
    続データであるか新規データであるかを判別するための
    情報を予め付加しておくようにし、 前記無線通信装置の各々は、 前記通信モードの通信チャネルのうち複数の空き通信チ
    ャネルを予め記憶する空きチャネル記憶手段と、 この空きチャネル記憶手段に記憶された複数の空き通信
    チャネルのうちの1つを読み出し、この通信チャネルを
    用いて通信相手側の無線通信装置と接続する無線接続手
    段と、 この無線接続手段により設定された前記通信チャネルを
    記憶する接続設定記憶手段と、 前記データ発生装置から発生されるデータを前記無線接
    続手段により設定された通信チャネルを介して通信相手
    側の無線通信装置に伝送するデータ伝送手段と、 このデータ伝送手段により伝送されるデータが前記所定
    時間に達することにより切断された後、前記データに付
    加されている前記情報を抽出して判別し、この判別結果
    が継続データである旨を示す場合に、前記接続設定記憶
    手段に記憶された通信チャネルが使用中であるか否かを
    検出する監視手段と、 この監視手段による検出結果が使用中を示す場合に、前
    記空きチャネル記憶手段に記憶された他の空き通信チャ
    ネルを読み出し、この読み出された空き通信チャネルを
    用いて通信相手側の無線通信装置と再度接続するチャネ
    ル切換接続手段とを具備してなることを特徴とするデー
    タ通信システム。
  3. 【請求項3】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された無線通信装置間で所定時間に
    達する毎に通信が切断される通信モードを用いてデータ
    通信を行なうデータ通信システムで前記無線通信装置と
    して使用される通信装置において、 前記通信モードの通信チャネルを設定し、該通信チャネ
    ルを用いて通信相手側の無線通信装置と接続する無線接
    続手段と、 この無線接続手段により設定された前記通信チャネルを
    記憶する接続設定記憶手段と、 前記データ発生装置から発生されるデータを前記無線接
    続手段により設定された通信チャネルを介して通信相手
    側の無線通信装置に伝送するデータ伝送手段と、 このデータ伝送手段により伝送されるデータが前記所定
    時間に達することにより切断された後、前記データに付
    加されている前記情報を抽出して判別し、この判別結果
    が継続データである旨を示す場合に、前記接続設定記憶
    手段に記憶された通信チャネルを読み出し、該通信チャ
    ネルを用いて通信相手側の無線通信装置と再度接続する
    接続継続手段とを具備してなることを特徴とする通信装
    置。
  4. 【請求項4】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された複数の無線通信装置間で所定
    時間に達する毎に通信が切断される通信モードを用いて
    データ通信を行なうデータ通信システムで前記無線通信
    装置として使用される通信装置において、 前記通信モードの通信チャネルのうち複数の空き通信チ
    ャネルを予め記憶する空きチャネル記憶手段と、 この空きチャネル記憶手段に記憶された複数の空き通信
    チャネルのうちの1つを読み出し、この通信チャネルを
    用いて通信相手側の無線通信装置とを接続する無線接続
    手段と、 この無線接続手段により設定された前記通信チャネルを
    記憶する接続設定記憶手段と、 前記データ発生装置から発生されるデータを前記無線接
    続手段により設定された通信チャネルを介して通信相手
    側の無線通信装置に伝送するデータ伝送手段と、 このデータ伝送手段により伝送されるデータが前記所定
    時間に達することにより切断された後、前記データに付
    加されている前記情報を抽出して判別し、この判別結果
    が継続データである旨を示す場合に、前記接続設定記憶
    手段に記憶された通信チャネルが使用中であるか否かを
    検出する監視手段と、 この監視手段による検出結果が使用中を示す場合に、前
    記空きチャネル記憶手段に記憶された他の空き通信チャ
    ネルを読み出し、この読み出された空き通信チャネルを
    用いて通信相手側の無線通信装置と再度接続するチャネ
    ル切換接続手段とを具備してなることを特徴とする通信
    装置。
  5. 【請求項5】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された複数の無線通信装置間で所定
    時間に達する毎に通信が切断される通信モードを用いて
    データ通信を行なう通信方法において、 前記通信モードの通信チャネルを設定し、該通信チャネ
    ルを用いて通信相手側の無線通信装置と接続し、前記通
    信チャネルを介して前記データ発生装置から発生される
    データを通信相手側の無線通信装置に伝送する際に、前
    記通信チャネルを記憶し、 前記データ発生装置から発生されるデータから、このデ
    ータが継続データであるか新規データであるかを判別す
    るための情報を抽出し、 前記所定時間に達することによりデータが切断された
    後、前記抽出される情報を判別し、この判別結果が継続
    データである旨を示す場合に、前記記憶された通信チャ
    ネルを読み出し、該通信チャネルを用いて通信相手側の
    無線通信装置と再度接続するようにしたことを特徴とす
    る通信方法。
  6. 【請求項6】 分散配置された複数のデータ発生装置の
    各々に対応して設置された無線通信装置間で所定時間に
    達する毎に通信が切断される通信モードを用いてデータ
    通信を行なう通信方法において、 前記通信モードの通信チャネルのうち複数の空き通信チ
    ャネルを予め記憶し、 記憶された複数の空き通信チャネルのうちの1つを読み
    出し、この通信チャネルを用いて通信相手側の無線通信
    装置とを接続し、該通信チャネルを介して前記データ発
    生装置から発生されるデータを通信相手側の無線通信装
    置に伝送する際に、前記通信チャネルを記憶し、 前記データ発生装置から発生されるデータから、このデ
    ータが継続データであるか新規データであるかを判別す
    るための情報を抽出し、 前記所定時間に達することによりデータが切断された
    後、前記抽出される情報を判別し、この判別結果が中継
    データである旨を示す場合に、前記記憶された通信チャ
    ネルが使用中であるか否かを検出し、この検出結果が使
    用中を示す場合に、前記記憶された他の空き通信チャネ
    ルを読み出し、この読み出された空き通信チャネルを用
    いて通信相手側の無線通信装置と再度接続するようにし
    たことを特徴とする通信方法。
JP10067156A 1998-03-17 1998-03-17 データ通信システム及びこのシステムに使用される通信装置及び通信方法 Withdrawn JPH11266321A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001160860A (ja) * 1999-12-02 2001-06-12 Denso Corp 通信ネットワークシステム及び無線通信端末並びに通信制御方法
JP2001313728A (ja) * 2000-04-27 2001-11-09 Denso Corp 無線通信システム
KR100353990B1 (ko) * 1999-12-15 2002-09-26 기아자동차주식회사 웹서버와 클라이언트간의 정보 전송 방법

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