JPH11187136A - 自動販売機管理システム - Google Patents

自動販売機管理システム

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JPH11187136A
JPH11187136A JP9354625A JP35462597A JPH11187136A JP H11187136 A JPH11187136 A JP H11187136A JP 9354625 A JP9354625 A JP 9354625A JP 35462597 A JP35462597 A JP 35462597A JP H11187136 A JPH11187136 A JP H11187136A
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JP
Japan
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vending machine
phs terminal
phs
data
function block
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JP9354625A
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English (en)
Inventor
Mitsuaki Iwase
充明 岩瀬
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NEC Platforms Ltd
Original Assignee
NEC AccessTechnica Ltd
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 自動販売機の在庫管理や障害管理の為の通信
設備構築の為のコストを削減し、過疎地域等に設置され
ているPHS基地局の資源の有効活用を行うことを課題
とする。 【解決手段】 自動販売機7にPHS端末機能ブロック
1を搭載する。この自動販売機には在庫管理や障害管理
の為の状態監視部B20があり、ここがアラーム状態等
を検出したとき、制御部B18にその旨を通知し、制御
部B18はPHS端末機能ブロック1に対して、シリア
ルインターフェース部B21及びシリアルインターフェ
ースA14を介して、制御部A11に通知を行う。これ
により、PHS端末機能ブロック1は発信動作を行い、
発信先のホストコンピュータ6に対して障害情報や在庫
管理情報等の情報を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機管理シ
ステムに関し、特にPHS網資源の有効活用、及びPH
S端末機能の資源の有益な利用方法を示す自動販売機管
理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯電話システムとPHSシステ
ムは、通信技術の進歩により、需要者の、いつでも、ど
こでも、だれとでも、という要求に耐えるデバイスとし
て、頻繁に通話交流に活用されている。例えば、PHS
無線システムの技術条件として、無線周波数帯は1.9
MHz帯、周波数間隔は300kHz、アクセス方式は
時分割多元アクセス(TDMA)方式、伝送方式は時分
割双方向伝送(TDD)方式、多重数は4多重、通信方
式は複信方式、変調方式は4値位相変調(π/4シフト
QPSK)方式、変調信号速度384kb/s(音声符
号化方式は32kb/sADPCM)、空中線電力は1
0mW以下(屋内基地、移動局用),500mW以下
(屋外基地用)、空中線は2.14dBi以下(屋内基
地、移動局用),10dBi以下(屋外基地用)と規定
されている。
【0003】また、PHS携帯電話機の構成は、アンテ
ナと、高周波部と、CPU及びチャンネルコーディック
を含む制御部と、ADPCMを含む音声処理部と、電池
パックと、液晶等の表示部と、相手先の電話番号等を押
下するキーボード部とから成り立っている。
【0004】このような利便性のあるPHS端末を自動
販売機に活用した従来例1として、特開平8−1541
35号公報に示されている。本公報によれば、自動販売
機の情報収集装置は、自動販売機側に設けた情報通信装
置と、該情報通信装置と情報通信を行うインターフェー
スとPHS無線部とを備えたPHS端末装置とから成
り、PHS端末装置はインターフェースを通して伝送さ
れる送信データをPHS無線部にてPHS基地局に送信
し、PHS基地局から電話回線を介してセンターに送信
することを特徴としている。
【0005】かかる構成により、PHS端末装置は、イ
ンターフェースを通して自動販売機から伝送される売上
げデータ、売り切れ情報、故障情報、異常情報等の送信
データをPHS無線部にてPHS基地局に送信し、PH
S基地局から電話回線を介してセンターに送信するとい
う作用を有している。
【0006】また、PHS送信と電話回線とを組み合わ
せた情報収集装置において、PHS端末装置はPHS基
地局と送受信を行い、基地局からは電話回線を通じてセ
ンターとの間でデータの送受信が行われ、売上げデータ
を収集するセンター発呼方式と、自動販売機から故障や
売り切れ情報や異常情報をリアルタイムで送信する端末
発呼方式が紹介されている。
【0007】また、従来、この種のPHS網資源の有効
活用に関する方式ではないが、自動販売機と既存の有線
網に関して、従来例2として、特開平03−11639
4に示されている。その従来技術を図6を用いて以下に
説明する。
【0008】従来技術の構成を示す図6において、自動
販売機41は複数のセンサ42,43を有するデータ送
信装置44を備える。データ送信装置44は商品の販売
数や残量等を検出する商品レベルセンサ42と、異常を
検出する異常検出センサ43と、商品レベルセンサ42
および異常検出センサ43の出力データ取り込み処理す
る自動販売機データ処理部の出力を送信する送信部とか
らなる。
【0009】このような自動販売機41を複数設置する
とともに、自動販売機41を管理するホストコンピュー
タを備えた通信基地局を設置する。これにより、各自動
販売機41の送信部より発信した送信データを受信して
集計して、迅速な対応処理ができていた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来例
2の自動販売機の通信方法では、独自の通信網の構築も
しくは、既存の有線公衆網を利用している為、自動販売
機の設置の他に通信の為の工事が必要になるので、従来
の技術の自動販売機の通信方法では、大変なコストアッ
プにつながる。
【0011】また、従来例1の自動販売機の情報収集装
置では、携帯性のPHS端末を単に無線中継器として活
用するのみで、自動販売機内に設けた情報通信装置と、
PHS基地局の間にPHS端末をデータ伝送に用いるこ
とでは、PHSシステムの有効な活用とはいえず、既存
のPHSシステムの活用が望まれる。
【0012】また、人の少ない過疎地域では、PHS端
末の契約者が少ない事があり、PHS(簡易型携帯電話
システム)の様な、小型セル方式の通信システムの基地
局は通常、繁華街、学校、デパート等の人通りの多い地
域に設置されてはいるが、設置する場所によっては、ほ
とんど通話のためには使われず、ただ運用しているだけ
の状態となることが考えられ、無駄な資源となってしま
うことがある。
【0013】[発明の目的]本発明は、上記弊害を防止
するため、資源の再利用性及び生産性向上を目的とす
る。即ち、本発明の目的は、1つは人の少ない過疎地域
に設置されるPHS基地局の資源を有効活用することで
ある。また2つ目はPHS端末機能を自動販売機に搭載
し、自動販売機が自律的にデータ通信発信を行う機能を
持たせる事により、従来の有線公衆網を利用した自動販
売機管理の為の工事等のコスト削減し、生産性向上する
ことである。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明のPHS網資源の
有効活用に関する発明は、PHS端末機能ブロックを自
動販売機に搭載し、自動販売機が検出した自身の障害情
報や商品管理情報をPHS端末機能ブロックに通知す
る。これをトリガとしてPHS端末機能ブロックは発信
を行い、自動販売機の管理者のホストコンピュータに対
し、自動販売機の障害情報や商品管理情報等のデータを
送信する事により、自動販売機の管理者は、自動販売機
の保守をローコストで簡単取付で販売機の管理を可能と
する。
【0015】また、本発明は、自動販売機にPHS端末
機能ブロックを搭載した自動販売機管理システムにおい
て、前記自動販売機に障害センサ及び商品減少演算手段
により障害情報及び商品管理情報を検出する自動販売機
ブロックと、前記障害情報及び商品管理情報を通知する
前記PHS端末機能ブロックと、前記障害情報及び商品
管理情報の通知を受けるPHS基地局と、前記PHS基
地局から公衆網及びISDN回線を介して前記障害情報
及び商品管理情報の通知を受けるホストコンピュータと
を備え、前記自動販売機の保守を行うことを特徴とす
る。
【0016】つらに、自動販売機にPHS端末機能ブロ
ックと自動販売機ブロックを搭載した自動販売機管理シ
ステムにおいて、前記自動販売機の管理者のホストコン
ピュータは前記自動販売機に対して発呼動作を行い、該
発呼動作によってISDN回線、公衆網及びPHS基地
局を介して前記PHS端末機能ブロックのアンテナに通
知する通知機能を有し、前記PHS端末機能ブロック
は、該アンテナに入力された発呼情報を無線部と送受信
部とにより復調する復調部と、復調されたデータに基づ
いてインターフェース部Aにデータ要求を通知する制御
部Aとを有し、前記自動販売機ブロックは前記インター
フェース部Aの通知を受けるインターフェース部Bと、
前記インターフェース部Bからのデータ要求を解読しメ
モリBのデータを読み出す制御部Bと、販売制御部の販
売実績によって販売データを格納しているメモリBとを
有し、前記制御部Bによって読み出された販売データを
前記インターフェース部Bを介して前記インターフェー
ス部Aに通知して前記制御部Aによって前記販売データ
のデータ形式を整形し、前記送受信部と前記無線部及び
アンテナを介して前記ホストコンピュータに通知するこ
とを特徴とする。
【0017】また、PHS端末機能ブロックと、自動販
売機ブロックとからなる自動販売機を管理する自動販売
機管理システムにおいて、前記PHS端末機能ブロック
には、制御部Aと、制御データ等を記憶しておくメモリ
Aと、前記自動販売機から送られてくるシリアルデータ
を監視する状態監視部Aと、前記自動販売機との通信を
行うシリアルインターフェース部と、データの送受信を
行う送受信部と、前記送受信部との送受信を行う無線部
と、無線部との送受信を行うアンテナとを有し、前記自
動販売機ブロックは、販売の制御及びメモリ管理や前記
PHS端末機能ブロックとの通信や状態監視の機能をつ
かさどる制御部Bと、販売を行うための販売制御部と、
前記自動販売機の状態を監視する状態監視部Bと、前記
PHS端末機能ブロックとの通信を行うシリアルインタ
ーフェース部と、販売データや制御データを記憶してお
くメモリBと、を有することを特徴とする。
【0018】また、自動販売機にPHS端末機能ブロッ
クと自動販売機ブロックを搭載した自動販売機管理シス
テムにおいて、前記PHS端末機能ブロックは、該アン
テナに入力された発呼情報を無線部と送受信部とにより
復調する復調部と、復調されたデータに基づいてインタ
ーフェース部Aにデータ要求を通知する制御部Aとを有
し、前記自動販売機ブロックは前記インターフェース部
Aの通知を受けるインターフェース部Bと、前記インタ
ーフェース部Bからのデータ要求を解読しメモリBのデ
ータを読み出す制御部Bと、販売制御部の販売実績によ
って販売データを格納しているメモリBとを有し、前記
複数の自動販売機を管理するメインPHS端末は、前記
PHS端末機能ブロックとデータ通信を行い、一定時間
に前記データ通信の結果を自動販売機の管理者のホスト
コンピュータと通信して送信することを特徴とする。
【0019】またさらに、上記自動販売機管理システム
において、前記メインPHS端末は公衆電話網に接続で
きる公衆回線モードと、前記PHS端末機能ブロックと
通信するトランシーバモードとを切り換えて通信できる
ことを特徴とする。
【0020】また、自動販売機ブロックの監視情報を伝
達するPHS端末ブロックを有する複数の自動販売機
と、該自動販売機のPHS端末ブロックと通信するメイ
ンPHS端末と、該自動販売機を管理するホストコンピ
ュータとを備えた自動販売機管理システムにおいて、前
記メインPHS端末は、前記自動販売機のPHS端末ブ
ロックと通信を行い、前記各自動販売機ブロックの通信
情報をメモリに格納し、該メモリの通信情報をホストコ
ンピュータに一括通信することを特徴とする。
【0021】より具体的には、図1を参照して、本発明
はPHS端末機能ブロック(図1の1)と、自動販売機
ブロック(図1の2)と、PHS基地局(図1の3)
と、公衆網(図1の4)と、公衆網と自動販売機管理者
のホストコンピュータとを結ぶISDN回線(図1の
5)と、自動販売機管理者のホストコンピュータ(図1
の6)を有するシステムである。
【0022】また、本発明でのPHS端末機能ブロック
搭載の自動販売機(図2)は、大きく分けてPHS端末
機能ブロック(図2の13)と、自動販売機ブロック
(図2の14)に分かれる。PHS端末機能ブロック
(図2の13)には、制御部A(図2の1)と、制御デ
ータ等を記憶しておくメモリA(図2の2)と、自動販
売機から送られてくるシリアルデータを監視する状態監
視部A(図2の3)と、自動販売機との通信を行うシリ
アルインターフェース部(図2の4)と、無線部の送受
信を行う送受信部(図2の5)と、無線部(図2の6)
と、アンテナ(図2の7)を有する。
【0023】そして、本発明での自動販売機ブロック
(図2の14)には、販売の制御やメモリ管理やPHS
端末機能ブロックとの通信や自身の状態監視等の機能を
つかさどる制御部B(図2の8)と、販売を行うための
販売制御部(図2の9)と、自身の状態を監視する状態
監視部B(図2の10)と、PHS端末機能ブロックと
の通信を行うシリアルインターフェース部(図2の1
1)と、販売データや制御データ等を記憶しておくメモ
リB(図2の12)を有する事を特徴とするシステムで
ある。
【0024】[作用]本発明のPHS網資源の有効活用
に関する発明では、PHS端末機能ブロックを搭載する
機器が自動販売機等の制御部を持った機器であることが
前提となる。本発明での自動販売機は、販売制御部が販
売を行い、状態監視部がその商品管理および自身の各制
御機器の故障状態等を監視する。メモリはその監視デー
タや自動販売機の機能を満たす為の運用データを記憶し
ておく。制御部はこれらの全体の管理を行う。
【0025】ある時、自動販売機の在庫がなくなったと
きに、状態監視部がその情報を制御部に通知する。自動
販売機の制御部は、その情報を元に自身に搭載されてい
るPHS端末機能ブロックの制御部に対してアラーム信
号通知するとともに、シリアルインターフェース部を通
して具体的なアラーム情報を送信する。
【0026】一方、自動販売機に搭載されているPHS
端末ブロックは、自身のシリアルインターフェース部を
通して、自動販売機から受信したデータを自身のメモリ
に記憶する。制御部はその情報が何らかのアラーム情報
であることを認識すると、あたかも一般のPHS電話機
から電話をかけたのと同じ様に、自動販売機の管理会社
のホストコンピュータに電話をかける。
【0027】ホストコンピュータが応答したら、自身の
メモリに記憶されている自動販売機のアラーム情報デー
タを送信する。
【0028】自動販売機の管理会社のホストコンピュー
タ側では、受信したアラーム情報を元に、どの地域のど
の自動販売機がどんな故障であるかを一個所で管理でき
る。このため、自動販売機の管理会社は自動販売機の定
期的な保守や商品補給に当てていた人件費を削減でき
る。
【0029】また、通信事業者(NTTパーソナル等)
と自動販売機の管理会社がPHS端末機能搭載に関する
契約をし、本発明のシステムを組む事により通信事業者
はPHS網資源の利用価値の低い地域でも無駄なく運用
が行える。さらに、自動販売機管理会社からみた場合、
上記の人件費削減に加えて、自動販売機設置時にかかっ
ていた通信設備の構築が必要無くなり、安価に設置が出
来るため、お互いに利益を生むことが出来る。
【0030】
【発明の実施の形態】[第1の実施形態] (構成の説明)本発明の第1の実施形態について、図面
を参照しつつ詳細に説明する。本実施形態のシステム構
成を図1に示し、自動販売機とPHS端末の機能ブロッ
ク図を図2に示す。
【0031】まず、図1において、PHS端末機能ブロ
ック1は、自動販売機ブロック2からアラーム情報を受
信すると、自動販売機管理会社に配置されたホストコン
ピュータ6に発信動作を行う。発信を行うと、PHS端
末機能ブロック1はPHS基地局3との無線区間の通信
を確立し、PHS基地局3を通して公衆網4に接続す
る。そして公衆網4からISDN回線5を通して、自動
販売機管理者のホストコンピュータ6に接続する。こう
して、PHS端末機能ブロック1と自動販売機管理会社
のホストコンピュータ6との通信が確立される。PHS
端末機能ブロック1では、ホストコンピュータ6からの
接続応答を受信すると、自動販売機ブロック2から受信
した前記アラーム情報をホストコンピュータ6に対して
送信する。ホストコンピュータ6側では受信したデータ
を自身のデータベースに記録の更新を行う。自動販売機
7の管理者はホストコンピュータ6のデータベースを一
定時間毎に見るだけで、自動販売機7の運用状態や保守
の必要性を認識する。
【0032】次に、図2において、PHS端末機能ブロ
ック1の通常動作時は、制御部A11が各部の制御を行
う。各部とは、制御データ等を記憶しておくメモリA1
2と、自動販売機ブロック2から送られてくるシリアル
データを監視する状態監視部A13と、自動販売機ブロ
ック2との通信を行うシリアルインターフェース部A1
4と、無線部16の送受信を行う送受信部15と、無線
部16と、アンテナ17である。
【0033】通常、PHSシステムではPHS端末が発
信動作を行うと、制御部A11が送受信部15及び無線
部16に指示してアンテナ17を通して、PHS基地局
3に対し通信スロット及び通信周波数の割り当ての要求
信号(以下、「LCH確立要求」とする)を送信する。
この信号を受信したPHS基地局3はPHS端末機能ブ
ロック1に対し通信スロット及び通信周波数の割り当て
信号(以下、「LCH割り当て」とする)を送信する。
「LCH割り当て」を受信したPHS端末機能ブロック
1は、その信号をメモリA12に取り込み制御部A11
がその内容を解析し、その結果指定された通信スロット
及び通信周波数を使用して、PHS基地局3と無線区間
の通信を行う。
【0034】図2での自動販売機ブロック2の通常運用
時は、販売に関する制御を行っている。具体的には制御
部B18が各部の制御を行う。ここでの各部とは、実際
の販売動作を行うための販売制御部19と、自身の状態
を監視する状態監視部B20と、自身の在庫商品の減少
や、制御機器のアラームなどの情報のやりとりを、PH
S端末機能ブロック1と行うシリアルインターフェース
部B21と、販売データや制御データ等を記憶しておく
メモリB22のことである。以上が本実施形態の構成で
ある。
【0035】(動作の説明)次に図1、図2を用いて本
発明の動作を説明する。自動販売機ブロック2の通常運
用時は、販売動作を行っている。つまり、ある人がこの
自動販売機7で買い物をすると、制御部B18が販売制
御部19を指示して、投入された金額が妥当であるかを
判断し商品を出す。その時、状態監視部B20は自身の
在庫商品の減少を監視し、メモリB22にあらかじめ記
憶した既定値より少ない在庫数になったならば、制御部
B18にその旨を通知する。制御部B18は通知された
情報を元にメモリB22内にアラーム情報のデータを作
り込み、シリアルインターフェース部B21を通してP
HS端末機能ブロック1に対して送信を行う。そのデー
タはPHS端末機能ブロック1のシリアルインターフェ
ース部A14を通して、PHS端末機能ブロック1で受
信する。制御部A11では受信したデータをメモリA1
2に格納し、それが自動販売機ブロック2から受信した
アラーム情報であると認識した時、自動販売機管理会社
のホストコンピュータ6に対して発信動作を行う。
【0036】具体的に発信動作を説明すると、PHS端
末機能ブロック1が発信動作を行った時、制御部A11
が送受信部15及び無線部16に指示してアンテナ17
を通して、PHS基地局3に対し通信スロット及び通信
周波数の割り当ての要求を行う為、「LCH確立要求」
を送信する。この信号を受信したPHS基地局3はPH
S端末機能ブロック1に対し通信スロット及び通信周波
数の割り当ての為、「LCH割り当て」を送信する。
「LCH割り当て」を受信したPHS端末ブロック1
は、その信号をメモリA12に取り込み、制御部A11
がその内容を解析し、その結果指定された通信スロット
及び通信周波数を使用して、PHS基地局3と無線区間
の通信を行う。こうして、物理的に無線区間の通信状態
が確立される。この後、公衆網4、ISDN回線5を経
由して、自動販売機管理会社のホストコンピュータ6に
接続し、PHS端末機能ブロック1とホストコンピュー
タ6の通信が確立され、通信状態となり発信動作を完了
する。
【0037】上記のPHS端末機能ブロック1の発信動
作完了後、制御部A11は送受信部15と無線部16に
指示してアンテナ17を通して、メモリA12に格納し
ておいた自動販売機2のアラーム情報を送信する。
【0038】送信されたアラーム情報はPHS基地局
3、公衆網4、ISDN回線5を通じて、自動販売機管
理会社のホストコンピュータ6で受信される。受信した
ホストコンピュータ6では、受信した信号からどの地域
の自動販売機7が何の商品の在庫が減少したかを認識
し、ホストコンピュータ6内のデータベースを更新す
る。
【0039】上記では、商品の減少時を例にとって動作
の説明を行ったが、それ以外にも自動販売機7の状態監
視部B20は制御機器の障害の監視等も行い、上記と同
様にPHS端末機能ブロック1を通して自動販売機管理
会社のホストコンピュータ6に対してアラーム情報を送
信する。
【0040】自動販売機7がPHS端末機能ブロック1
を通して自動販売機管理会社のホストコンピュータ6に
対して送信するアラーム情報のフォーマットを図3に、
またその情報要素の説明を表1に示す。
【0041】図3において、アラーム情報の内容は自動
販売機7の設置されている地域の番号31と、障害内容
を示す障害番号32と、自動販売機のメモリにあらかじ
め記憶してある既定値よりも少なくなった在庫商品の種
類を示す在庫減少商品番号33となっている。この情報
要素のなかで、障害番号と、障害内容と、メッセージ詳
細内容番号と、メッセージ詳細内容の意味は表1に示さ
れる通りである。
【0042】
【表1】 この表1の障害番号と、メッセージ詳細内容番号とか
ら、ホストコンピュータ6からの通知によって、自動販
売機の管理者は次にどう処理すべきかを判断し、該当す
る自動販売機7に対して、物流的、又は修理処理等を行
う。また、障害番号毎、又はメッセージ詳細内容番号毎
に重み付けをしておいて、常時障害度合いを演算してお
いて、各自動販売機の時間的、季節的な管理、監督が可
能となる。
【0043】[第2の実施形態]図1、図2を用いて本
発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態の
PHS網資源の有効活用に関する発明における自動販売
機7では、PHS端末機能ブロック1を搭載している
為、前記の実施形態の様なPHS端末機能ブロック1と
しての発信機能を利用した実施の形態以外に、着信機能
を利用した実施形態が考えられる。
【0044】自動販売機管理会社のホストコンピュータ
6が、一定期間毎(例えば一週間毎)に自分の管理下に
ある自動販売機7の現在の売れ行き情報等の確認をする
ことを考えた場合を考える。自動販売機管理会社のホス
トコンピュータ6が管理下の自動販売機7の売れ行きを
調べる為、自動販売機7に搭載されているPHS端末機
能ブロック1に対して、発呼をかける。
【0045】ここで、PHSシステムでの着信動作を具
体的に説明する。ホストコンピュータ6が発呼(PHS
端末機能ブロック1への着信)動作をしたとき、ISD
N回線5、公衆網4を経由してPHS基地局3よりPH
S端末機能ブロック1に対して、「発呼」を送信する。
「発呼」を受信したPHS端末機能ブロック1は前記第
1の実施形態と同様に、PHS基地局3との無線区間の
通信確立を行うために、通信周波数及び通信スロットの
割り当て要求をする為、「LCH確立要求」をPHS基
地局3に対して送信する。「LCH確立要求」を受信し
たPHS基地局3は、「LCH割り当て」をPHS端末
機能ブロック1に対して送信する。「LCH割り当て」
を受信したPHS端末1は、その信号をメモリA12に
取り込み、制御部A11がその内容を解析し、その結果
指定された通信スロット及び通信周波数を使用して、P
HS基地局3と無線区間の通信を行う。こうして、物理
的に無線区間の通信状態が確立され、PHS端末機能ブ
ロック1とホストコンピュータ6の通信が確立され、通
信状態となり発呼動作を完了する。
【0046】上記の発呼動作完了後、PHS端末機能ブ
ロック1の制御部A11は自動販売機ブロック2の制御
部B18に対し、現在の在庫状況のデータ通知の要求を
する。制御部B18はシリアルインターフェースB21
を通してPHS端末機能ブロック1に通知する。制御部
A11はシリアルインターフェース部A14を通して在
庫状況のデータを受信し、メモリA12に格納する。そ
の後、制御部A11は送受信部15と無線部16に指示
してアンテナ17を通して、メモリA12に格納してお
いた自動販売機ブロック2の在庫状況のデータを送信す
る。送信された在庫状況のデータはPHS基地局3、公
衆網4、ISDN回線5を通じて、自動販売機管理会社
のホストコンピュータ6で受信される。受信したホスト
コンピュータ6では、受信した信号からどの地域の自動
販売機7が何の商品の在庫が減少したかを認識し、ホス
トコンピュータ6内のデータベースを更新する。
【0047】上記では、自動販売機7内の商品の在庫状
況を例にとって動作の説明を行ったが、それ以外にも自
動販売機7内の制御機器の障害に関しても、上記と同様
に自動販売機管理会社のホストコンピュータ6からPH
S端末機能ブロック1に発呼をかけることによって、管
理する事が出来る。
【0048】自動販売機ブロック2がPHS端末機能ブ
ロック1を通して自動販売機管理会社のホストコンピュ
ータ6に対して送信するアラーム情報のフォーマットを
図3に、またその情報要素の説明を表1に示したとおり
である。結果として、ホストコンピュータは数字管理で
行えるので、データ電送の費用は微小ですむ。
【0049】図3において、アラーム情報の内容は自動
販売機の設置されている地域の番号31と、障害内容を
示す障害番号32と、自動販売機のメモリにあらかじめ
記憶してある既定値よりも少なくなった在庫商品の種類
を示す在庫減少商品番号33となっている。この情報要
素のなかで、障害番号とメッセージ詳細内容番号の意味
は表1に示される通りである。
【0050】[第3の実施形態]更に第3の実施形態に
ついて、図1、図4、図5を用いて説明する。
【0051】まず、PHSシステムにおいて使用可能な
システムとその動作について、概要を説明する。図1に
示すように、屋外に設置されているPHS基地局3に対
し待ち受け、そして通信動作を行うシステムを公衆モー
ドと呼ぶ。
【0052】これに対して、図4に示す様に、PHS基
地局を介さずPHS端末51,52同士が直接通信する
システムをトランシーバモードと呼ぶ。トランシーバモ
ードはPHS端末同士が直接通信を行う為、広域での使
用は出来ない(具体的にはPHS端末の送信電力10m
w程度であり、距離にして200m位である)が、屋外
の基地局を介さず通信出来るため、通信費がかからない
という利点がある。また、現行のPHS端末では公衆モ
ードとトランシーバモードで同時待ち受けできるもの
(このことを以降は、デュアルモードと呼ぶ)が、一般
的になっている事もここで付け加えておく。
【0053】デュアルモードに設定されたPHS端末
は、発信動作時に公衆またはトランシーバのどちらのモ
ードとしても発信できる。
【0054】続いて実施形態の構成について説明してい
く。図5において、53〜55は自動販売機であり、そ
れぞれ図2に示す構成のPHS端末機能ブロック1と、
自動販売機ブロック2とを有しており、57は複数の該
自動販売機53〜55を無線電波的に管理しているPH
S端末(以下、メイン端末と呼ぶ)である。また、3は
PHS用基地局、4はPHSに接続されている公衆網、
6は複数の自動販売機を管理しているホストコンピュー
タである。
【0055】図5での自動販売機53,54,55にそ
れぞれ搭載されたPHS端末ブロック1をそれぞれ、ト
ランシーバモードとして待ち受けさせておく。そして、
これらの自動販売機53〜55のアラーム情報などをと
りまとめる為のPHS端末57があり、このメイン端末
57はデュアルモードとし、屋外のPHS基地局3の電
波を受信していると仮定する。ここで、メイン端末57
と各自動販売機53〜55の位置関係は最大でも200
m以内であるものとする。PHS基地局3は公衆網4に
接続しており、自動販売機管理会社のホストコンピュー
タ6に接続しているものとする。これが実施形態の構成
である。
【0056】続いて動作について説明する。まず、夜間
などのある定時に一回自動販売機53〜55の販売情報
やアラーム情報を、自動販売機管理会社のホストコンピ
ュータ6に通知するような場合について説明する。図5
のメイン端末57はその配下の自動販売機53〜55に
搭載されたPHS端末ブロック1に対して、順番にトラ
ンシーバモードの着信をかける。着信をかけられたPH
S端末ブロック1はアラーム情報をメイン端末57に通
知する。メイン端末57は通知された内容を自身のメモ
リ内に記憶していく。メイン端末57はこの動作を配下
のPHS端末ブロック1全てに対して行い、アラーム情
報や販売管理情報を不図示のメモリに記憶する。
【0057】この後、メイン端末57はこれらの情報を
自動販売機管理会社のホストコンピュータに通知するた
め、公衆モードで発信を行う。通話回線が接続したら、
PHS基地局3、公衆網4を通して、ホストコンピュー
タ6に対して、メイン端末57のメモリ内に記憶した自
動販売機53〜55のアラーム情報や販売管理情報を通
知する。この様な実施形態の動作をすることにより、か
かる通信費はメイン端末57とホストコンピュータ6間
の費用だけであり、一度に何台もの自動販売機53〜5
5の管理情報を収集することが出来、通信コストの削減
に大きく貢献出来る。
【0058】更にこの実施形態を用いた場合での、ホス
トコンピュータ6側からの要求による自動販売機53〜
55の情報収集を行う時の動作について説明する。ホス
トコンピュータ6からはメイン端末57に対して着信を
かける事により、メイン端末57は公衆モードとして通
信動作に入る。そして、メイン端末57はその着信がホ
ストコンピュータ6からの自動販売機情報収集の要求で
あるとメイン端末57が認識すると、一旦通信を切断し
配下の自動販売機53〜55に搭載されたPHS端末ブ
ロックに対してトランシーバモードで着信をかけ、PH
S端末ブロック1から自動販売機の販売情報やアラーム
情報を吸い上げ、自身のメモリ内に記憶する。これを配
下の全てのPHS端末ブロック1に対して行い、完了
後、自動販売機管理会社のホストコンピュータに対して
発信動作を行い、記憶した情報を通知する。
【0059】本実施形態において、各自動販売機53〜
55は、そのPHS端末機能ブロック1と自動販売機ブ
ロック2の動作は、第1の実施形態とほぼ同様であり、
トランシーバモードであるので、送受信周波数の管理が
簡単であり、電波の届く限り、電波状態の不安定性の問
題も生ぜず、安定な送受信ができる。さらに、メイン端
末57は複数の自動販売機から集束した情報を一括的に
ホストコンピュータと送受信できるので、通話費用の大
幅な削減になる。
【0060】この様な動作を考えた場合においても、発
生する通信費はホストコンピュータとメイン端末間の費
用だけであり、メインコンピュータ一度に何台もの自動
販売機の管理情報を収集することが出来、通信コストの
削減に大きく貢献できる。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、自動販売機にPHS端
末機能を持たせているので、既存の公衆網への接続工事
や専用の通信網を構築する必要が無い為、自動販売機の
在庫管理及び障害管理の為の通信システムが安価に構築
することができる。
【0062】また、自動販売機の在庫管理及び障害管理
の為の監視機能と、通信機能を持たせたことにより、定
期的にPHS基地局の資源を利用するので、自動販売機
が比較的過疎な地域に設置されていても、PHS基地局
の資源を有効に活用することができる。
【0063】さらに、通信事業者(NTTパーソナル
等)と自動販売機管理会社間でのPHSシステムを使用
する旨の契約等が必要になると考えられるが、PHSシ
ステムの資源が確実に有効利用されると分かっていれ
ば、通話が目的で無くともサービスエリアを拡大する余
地があるので、PHSシステムのサービスエリアが広が
る可能性が増加し、PHSシステムの拡大が望まれる。
【0064】また、メイン端末とPHS端末とをトラン
シーバモードで動作させることにより、基地局を介さな
い通話ができ、通信サービス費用が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態によるシステムの概要図であ
る。
【図2】本発明の実施形態による自動販売機とPHS端
末機能ブロックのブロック図である。
【図3】本発明の実施形態によるアラーム情報フォーマ
ットである。
【図4】PHSシステムでのトランシーバモード概要図
である。
【図5】発明の他の実施形態2の概略図である。
【図6】従来技術の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 PHS端末機能ブロック 2 自動販売機ブロック 3 PHS基地局 4 公衆網 5 ISDN回線 6 自動販売機管理会社のホストコンピュータ 7 自動販売機 11 制御部A 12 メモリA 13 状態監視部A 14 シリアルインターフェース部A 15 送受信部 16 無線部 17 アンテナ 18 制御部B 19 販売制御部 20 状態監視部B 21 シリアルインターフェース部B 22 メモリB 31 地域番号 32 障害番号 33 在庫減少商品番号 51,52 PHS端末 53〜55 自動販売機 57 メインPHS端末

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動販売機にPHS端末機能ブロックを
    搭載した自動販売機管理システムにおいて、 前記自動販売機に障害センサ及び商品減少演算手段によ
    り障害情報及び商品管理情報を検出する自動販売機ブロ
    ックと、前記障害情報及び商品管理情報を通知する前記
    PHS端末機能ブロックと、前記障害情報及び商品管理
    情報の通知を受けるPHS基地局と、前記PHS基地局
    から公衆網及びISDN回線を介して前記障害情報及び
    商品管理情報の通知を受けるホストコンピュータとを備
    え、前記自動販売機の保守を行うことを特徴とする自動
    販売機管理システム。
  2. 【請求項2】 自動販売機にPHS端末機能ブロックと
    自動販売機ブロックを搭載した自動販売機管理システム
    において、 前記自動販売機の管理者のホストコンピュータは前記自
    動販売機に対して発呼動作を行い、該発呼動作によって
    ISDN回線、公衆網及びPHS基地局を介して前記P
    HS端末機能ブロックのアンテナに通知する通知機能を
    有し、 前記PHS端末機能ブロックは、該アンテナに入力され
    た発呼情報を無線部と送受信部とにより復調する復調部
    と、復調されたデータに基づいてインターフェース部A
    にデータ要求を通知する制御部Aとを有し、 前記自動販売機ブロックは前記インターフェース部Aの
    通知を受けるインターフェース部Bと、前記インターフ
    ェース部Bからのデータ要求を解読しメモリBのデータ
    を読み出す制御部Bと、販売制御部の販売実績によって
    販売データを格納しているメモリBとを有し、 前記制御部Bによって読み出された販売データを前記イ
    ンターフェース部Bを介して前記インターフェース部A
    に通知して前記制御部Aによって前記販売データのデー
    タ形式を整形し、前記送受信部と前記無線部及びアンテ
    ナを介して前記ホストコンピュータに通知することを特
    徴とする自動販売機管理システム。
  3. 【請求項3】 PHS端末機能ブロックと、自動販売機
    ブロックとからなる自動販売機を管理する自動販売機管
    理システムにおいて、 前記PHS端末機能ブロックには、制御部Aと、制御デ
    ータ等を記憶しておくメモリAと、前記自動販売機から
    送られてくるシリアルデータを監視する状態監視部A
    と、前記自動販売機との通信を行うシリアルインターフ
    ェース部と、データの送受信を行う送受信部と、前記送
    受信部との送受信を行う無線部と、無線部との送受信を
    行うアンテナとを有し、 前記自動販売機ブロックは、販売の制御及びメモリ管理
    や前記PHS端末機能ブロックとの通信や状態監視の機
    能をつかさどる制御部Bと、販売を行うための販売制御
    部と、前記自動販売機の状態を監視する状態監視部B
    と、前記PHS端末機能ブロックとの通信を行うシリア
    ルインターフェース部と、販売データや制御データを記
    憶しておくメモリBと、を有することを特徴とする自動
    販売機管理システム。
  4. 【請求項4】 自動販売機にPHS端末機能ブロックと
    自動販売機ブロックを搭載した自動販売機管理システム
    において、 前記PHS端末機能ブロックは、該アンテナに入力され
    た発呼情報を無線部と送受信部とにより復調する復調部
    と、復調されたデータに基づいてインターフェース部A
    にデータ要求を通知する制御部Aとを有し、 前記自動販売機ブロックは前記インターフェース部Aの
    通知を受けるインターフェース部Bと、前記インターフ
    ェース部Bからのデータ要求を解読しメモリBのデータ
    を読み出す制御部Bと、販売制御部の販売実績によって
    販売データを格納しているメモリBとを有し、 前記複数の自動販売機を管理するメインPHS端末は、
    前記PHS端末機能ブロックとデータ通信を行い、一定
    時間に前記データ通信の結果を自動販売機の管理者のホ
    ストコンピュータと通信して送信することを特徴とする
    自動販売機管理システム。
  5. 【請求項5】 前記メインPHS端末は公衆電話網に接
    続できる公衆回線モードと、前記PHS端末機能ブロッ
    クと通信するトランシーバモードとを切り換えて通信で
    き、前記PHS端末機能ブロックは前記トランシーバモ
    ードで前記メインPHS端末と通信することを特徴とす
    る請求項4に記載の自動販売機管理システム。
  6. 【請求項6】 自動販売機ブロックの監視情報を伝達す
    るPHS端末ブロックを有する複数の自動販売機と、該
    自動販売機のPHS端末ブロックと通信するメインPH
    S端末と、該自動販売機を管理するホストコンピュータ
    とを備えた自動販売機管理システムにおいて、 前記メインPHS端末は、前記自動販売機のPHS端末
    ブロックと通信を行い、前記各自動販売機ブロックの通
    信情報をメモリに格納し、該メモリの通信情報を前記ホ
    ストコンピュータに一括通信することを特徴とする自動
    販売機管理システム。
  7. 【請求項7】 前記メインPHS端末は公衆電話網に接
    続できる公衆回線モードと、前記PHS端末機能ブロッ
    クと通信するトランシーバモードとを切り換えて通信で
    き、前記PHS端末機能ブロックは前記トランシーバモ
    ードで前記メインPHS端末と通信することを特徴とす
    る請求項6に記載の自動販売機管理システム。
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