JP2004023613A - 無線通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】基地局2により無線回線の管理が可能な管理領域内に存在する無線通信端末1A,1B間の通信の方法を、例えば前記管理領域内のトラフィック量の多寡や基地局の稼働・非稼働等の所定の条件に応じて、基地局を中継する間接無線通信及び基地局を中継しない直接無線通信の何れか一方に決定し、決定した通信方法を一斉同報信号として前記管理領域の無線通信端末に送信すると共に、管理領域の各無線通信端末は、この一斉同報信号を受信すると、受信した一斉同報信号に含まれる通信方法に応じた通信を行う。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信端末と、無線通信制御基地局と、無線通信制御基地局を収容するコア網とからなる無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、携帯電話システムや自動車電話システムなどのような移動通信が可能な無線通信システムは、図5に示すように、無線通信端末1A,1Bと、無線通信制御基地局2A,2Bと、コア網3とから構成される。
【0003】
ここで、無線通信制御基地局2Aの無線回線制御の管理領域内に位置する(存在する)無線通信端末1Aと、無線通信制御基地局2Bの無線回線制御の管理領域内に存在する無線通信端末1Bとの間で無線通信を行う場合、無線通信端末1Aから無線通信端末1Bへの通信経路は、無線通信端末1A→無線通信制御基地局2A→コア網3→無線通信制御基地局2B→無線通信端末1Bの経路となる。
【0004】
一方、無線通信端末1Aと無線通信端末1Bとが同一基地局である例えば無線通信制御基地局2Aの無線回線制御の管理領域内に存在する場合は、無線通信端末1Aから無線通信端末1Bへの通信経路は、無線通信端末1A→無線通信制御基地局2A→無線通信端末1Bとなり、無線通信端末1Aと無線通信端末1Bとが同一基地局である例えば無線通信制御基地局2Bの無線回線制御の管理領域内に存在する場合は、無線通信端末1Aから無線通信端末1Bへの通信経路は、無線通信端末1A→無線通信制御基地局2B→無線通信端末1Bとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般的な移動通信システムでは、無線通信端末1Aと無線通信端末1B間の無線通信の方法は、無線回線を管理する無線通信制御基地局2を中継する方法を採用している。
【0006】
しかしながら、無線通信端末1Aと無線通信端末1Bが同一無線通信制御基地局2の無線回線制御の管理領域内に存在する場合は、両者は無線通信制御基地局2を中継しなくても、直接無線通信を行える距離にあることから、このような場合は、無線通信制御基地局2を介さずに直接無線通信を行いたいという要望がある。
【0007】
したがって、本発明は、各無線通信端末が無線通信制御基地局を中継して無線通信を行う間接無線通信と、各無線通信端末が無線通信制御基地局を中継せずに無線通信を行う直接無線通信とを必要に応じて切り替え可能にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
このような課題を解決するために本発明は、無線通信端末と、無線通信端末と無線回線を介して無線通信を行う基地局と、基地局を収容するコア網とからなる無線通信システムにおいて、基地局により無線回線の管理が可能な管理領域内に存在する無線通信端末間の通信の方法を、所定の条件に応じて、基地局を中継する第1の通信方法及び基地局を中継しない第2の通信方法の何れか一方に決定する決定部と、決定部により決定された通信方法を表す情報を一斉同報信号として前記管理領域の無線通信端末に送信する送信部とを有し、前記管理領域の各無線通信端末は、送信部から送信される一斉同報信号を受信すると、受信した一斉同報信号に含まれる通信方法に応じた通信を行うように構成したものである。
【0009】
この場合、基地局は、自身の管理領域における通信トラフィック量を計測するとともに、計測結果を前記所定の条件として出力する監視部を有し、決定部は、基地局の管理領域における無線通信端末間の通信の方法を、監視部の監視結果に基づいて、第1及び第2の通信方法の何れか一方に決定するものである。
【0010】
また、基地局は、自身の稼働の有無を検出する稼働状態検出部を有し、決定部は、稼働状態検出部により基地局の非稼働が検出された場合はその基地局の管理領域における無線通信端末間の通信の方法を、基地局を中継しない第3の通信方法に決定するとともに、決定した通信方法を示す情報を一斉同報信号として送信部から基地局の管理領域内の各無線通信端末に送信させる一方、無線通信端末は、送信部から送信される一斉同報信号に含まれる第3の通信方法を表す情報を受信する受信部と、新たな無線通信の開始時に既に受信部により第3の通信方法を表す情報が受信されている場合は、他の無線通信端末により無線通信が行われているか否かを検出する無線通信検出部と、無線通信検出部により他の無線通信端末の無線通信が検出されると、この検出された無線通信との衝突を防止する処理を行って新たな無線通信を行わせる衝突防止処理部とを備えるものである。
【0011】
また、無線通信端末は、小電力で無線通信を行う小電力無線通信手段を有し、送信部から送信される一斉同報信号に含まれる通信方法が第2及び第3の通信方法の場合は、小電力無線通信手段を用いた通信方法を示す第4の通信方法により小電力無線通信を行うものである。
また、無線通信端末は、予め複数の通信方法の優先順位が設定された優先順位設定部を有し、決定部は、優先順位設定部に設定された優先順位にしたがって通信方法を決定するものである。
さらに、基地局は、自身の管理領域に存在する各無線通信端末間における第1及び第2の通信方法に基づく通信に対して課金処理を行う課金処理部を有するものである。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る無線通信システムにおける第1の無線通信方法を示す図である。本無線通信システムは、無線通信制御基地局(以下、基地局)2と、無線通信端末1A,1Bと、後述するコア網3とからなり、図1の例は、基地局2の無線回線制御の管理領域内に無線通信端末1A,1Bが存在する場合の例である。
【0013】
第1の無線通信方法は、基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Aが同じく基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Bと無線通信を行う場合、自身の管理領域の無線回線を管理しその制御を行う基地局2が無線通信端末1A,1Bと無線回線制御情報aをやりとりすることにより、無線通信端末1Aと1Bとが基地局2を中継して無線通信を行う方法であり、したがってこの場合の通信経路は、無線通信端末1A→基地局2→無線通信端末1Bとなる。
【0014】
図2は、本無線通信システムにおける第2の無線通信方法を示す図である。第2の無線通信方法は、基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Aが同じく基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Bと無線通信を行う場合、自身の管理領域の無線回線を管理しその制御を行う基地局2が無線通信端末1A,1Bと無線回線制御情報aをやりとりすることにより、無線通信端末1A,1Bに使用可能な無線回線を割り当て、無線通信端末1Aと1Bとがその無線回線を介して基地局2を中継しない直接無線通信bを行う方法であり、したがってこの場合の通信経路は、無線通信端末1A→無線通信端末1Bとなる。
【0015】
図3は、本無線通信システムにおける第3の無線通信方法を示す図である。第3の無線通信方法は、基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Aが同じく基地局2の管理領域内に存在する無線通信端末1Bと無線通信を行う場合、無線通信端末1A自身が使用可能な無線回線を検出し、検出した無線回線を介して直接無線通信端末1Bと無線通信を行う方法であり、したがってこの場合の通信経路も、第2の無線通信方法と同様に無線通信端末1A→無線通信端末1Bとなる。
【0016】
図4は、本無線通信システムの詳細な構成を示すブロック図である。
ここで、無線通信システムを構成する無線通信端末1A,1Bには、基地局2と無線回線制御情報a等を送受するとともに、他の無線通信端末と直接無線通信bを行うためのアンテナ10aと、他の無線通信端末と小電力無線通信cを行うためのアンテナ10bと、基地局2側から送信される一斉同報制御信号を受信する一斉同報制御信号受信部(以下、受信部)11と、無線回線を制御する無線回線制御部12と、無線通信を検出する無線通信検出部13と、無線通信の際の信号の衝突を防止する衝突防止処理部14と、無線通信方法の優先順位が設定される優先順位設定部15と、小電力無線通信方式を用いた無線通信手段(以下、小電力無線通信手段)16とが設けられている。
【0017】
一方、基地局2には、無線通信端末1A,1Bと無線回線制御情報a等を送受するためのアンテナ20と、無線通信端末1A,1Bに対して一斉同報制御信号を送信する一斉同報制御信号送信部(以下、送信部)21と、無線通信端末1A,1Bが使用する無線回線を管理する無線回線管理部22と、基地局2の管理領域内の通信トラフィック量を監視する通信トラフィック監視部23と、無線通信端末1A,1Bの無線回線を介する通信に対して課金する処理を行う課金処理部24と、自身の稼働状態を検出する基地局稼働検出部25とが設けられている。
【0018】
また、コア網3には、無線通信端末1A,1Bの無線回線を用いた通信に対する課金を含むシステム全体の課金を管理する課金管理部31と、基地局2を含むこの無線通信システムの稼働状態を監視するシステム稼働監視部32とが設けられている。
なお、基地局2が稼働しなくなったり、或いは基地局2における通信トラフィック量が増大して基地局2から一斉同報制御信号が送信できなくなることを考慮して、アンテナ40及び一斉同報制御信号を送信する一斉同報制御信号送信部(以下、送信部)41からなる一斉同報制御信号送信予備局(以下、送信予備局)4を設ける。
【0019】
以上のように構成された本無線通信システムの動作を説明する。
基地局2の通信トラフィック監視部23では、基地局2の無線回線制御の管理領域内の通信トラフィック量を測定している。基地局2の送信部21では、通信トラフィック監視部23の測定結果に応じて、前述の第1の無線通信方法と第2の無線通信方法の何れか一方の方法を決定し、決定した無線通信方法の内容を表す信号を一斉同報制御信号としてアンテナ20を介し基地局2の管理領域内に存在する各無線通信端末1A,1Bに同報送信する。すなわち、送信部21では、通信トラフィック監視部23により測定された通信トラフィック量が少ない場合は、第1の無線通信方法の内容を表す信号を各無線通信端末1A,1Bに同報送信する一方、通信トラフィック監視部23により測定された通信トラフィック量が多い場合は、第2の無線通信方法の内容を表す信号を各無線通信端末1A,1Bに同報送信する。
【0020】
各無線通信端末1A,1Bでは、基地局2から無線信号として送信された無線通信方法の内容を表す一斉同報制御信号を、アンテナ10aを介して受信部11で受信する。
ここで、例えば無線通信端末1Aが無線通信端末1Bと通信を行う時に既に受信部11で第1の無線通信方法を示す一斉同報制御信号を受信している場合は、各無線通信端末1A,1Bは無線回線制御部12の制御のもとに、基地局2により管理され基地局2から割り当てられた空き無線回線を介して基地局2を中継した通信を行う。一方、無線通信端末1Aが無線通信端末1Bと通信を行う時に既に受信部11で第2の無線通信方法を示す一斉同報制御信号を受信している場合は、各無線通信端末1A,1Bは同様に無線回線制御部12の制御のもとに、基地局2により管理され基地局2から割り当てられた空き無線回線を介して基地局2を中継しない直接無線通信を行う。
【0021】
こうした第1の無線通信方法の場合は勿論、第2の無線通信方法においても、基地局2の無線回線管理部22で無線回線の管理が行われるとともに、基地局2の課金処理部24で各無線通信端末1A,1Bの無線回線を介する通信に対する課金処理が実施される。ここで、コア網3に設けられた課金管理部31は、各基地局の課金処理部24で処理された課金情報を入力して入力した課金情報をもとに、無線通信システム全体の課金管理を行う。
【0022】
ところで、基地局2が稼動していない場合には、前述したように基地局稼動検出部25において基地局2が非稼動であることが検出される。送信予備局4は基地局稼働検出部25により基地局2の非稼働が検出されると、基地局2の送信部21に代わって送信予備局4の送信部41がアンテナ40を介し、前述した第3の無線通信方法を示す一斉同報制御信号を無線通信方法制御情報dとして、その基地局2の管理領域に存在する各無線通信端末1A,1Bに同報送信する。
【0023】
各無線通信端末1A,1Bでは、送信予備局4から無線信号として送信された第3の無線通信方法を示す無線通信方法制御情報dを、アンテナ10aを介して受信部11で受信する。
ここで、例えば無線通信端末1Aが無線通信端末1Bと通信を行う際に既に受信部11で第3の無線通信方法を示す無線通信方法制御情報dを受信している場合は、無線通信端末1Aは他の無線通信端末の無線通信へ妨害を与えないために、既に無線通信が行われているか否かを無線通信検出部13で検出し、既に他の無線通信端末により無線通信が行われていることが検出された場合は、衝突防止処理部14でその無線通信との衝突防止を図る処理を行ったうえ、無線回線制御部12の制御により無線回線を介し無線通信端末1Bと直接無線通信を行う。このように、基地局2が稼働していない場合は、各無線通信端末1A,1Bは、基地局2により管理されない無線回線を介して直接無線通信を行う。
【0024】
また、送信予備局4は、コア網3に設けられたシステム稼働監視部32により、この無線通信システム内の基地局2を含む各部の非稼働が検出されると、同様に送信部41がアンテナ40を介し、前述した第3の無線通信方法を示す一斉同報制御信号を無線通信方法制御情報dとして、その基地局2の管理領域に存在する各無線通信端末1A,1Bに同報送信することにより、各無線通信端末1A,1B間の第3の無線通信方法による直接無線通信を行わせる。
【0025】
ところで、この無線通信システムにおいて、前述の第1ないし第3の無線通信方法を含む複数の無線通信方法の実施が許可され、かつ複数の無線通信方法の選択が可能な場合には、無線通信端末1A,1Bの優先順位設定部15に無線通信方法の優先順位を設定し、無線通信端末1A,1Bは、自身の優先順位設定部15に登録されている優先順位にしたがって無線通信方法を決定する。
また、各無線通信端末1A,1Bに小電力無線通信手段16が設けられているときには、前述の第2及び第3の無線通信方法による無線通信をこの小電力無線通信手段16により行うこともできる。こうした小電力無線通信手段16よる小電力無線通信方法(即ち、アンテナ10bを介して相手無線通信端末へ小電力で直接無線通信する第4の無線通信方法:基地局2の管理領域内において無線通信端末間の距離が数メートルから数十メートルの範囲の場合)も優先順位設定部15に登録しておけば、無線通信システムの状況に応じた最適な無線通信方法を決定できる。こうした小電力無線通信手段16よる小電力無線通信を備えておけば、他の無線通信システムへのアクセスが容易になる。
【0026】
このように、本無線通信システムは、基地局2の無線回線制御の管理領域内に存在する無線通信端末1A,1B間の通信の方法に、従来の移動通信システムでは実現されていない、基地局2を中継しない直接無線通信方法(第2及び第3の無線通信方法や前述の小電力による第4の無線通信方法)を追加し、基地局2の稼動状態や、基地局2の無線回線制御の管理領域内の通信トラフィック量などを考慮して、無線通信方法を適応的に切り換えるようにしたものである。したがって、基地局2が稼動しなくなったり、或いは通信トラフィック量が増大した時などに基地局2の無線回線制御の管理領域内に存在する無線通信端末1A,1B間では直接無線通信を行うことが可能となり、この結果、災害時や無線通信システムの故障時などにおいて特に有効な手段を提供することができる。
【0027】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、基地局により無線回線の管理が可能な管理領域内に存在する無線通信端末間の通信の方法を、例えば通信トラフィック量の多寡や基地局の稼働・非稼働などの所定の条件に応じて、基地局を中継する間接無線通信及び基地局を中継しない直接無線通信の何れか一方に決定し、決定した通信方法を表す情報を一斉同報信号として前記管理領域の無線通信端末に送信するとともに、前記管理領域の各無線通信端末は、送信された一斉同報信号を受信すると、受信した一斉同報信号に含まれる通信方法に応じた通信を行うようにしたので、基地局の管理領域に存在する各無線通信端末が基地局を中継して無線通信を行う間接無線通信と、各無線通信端末が基地局を中継せずに無線通信を行う直接無線通信とを必要に応じて切り替えできる。これにより、災害時や無線通信システムの故障時などの悪条件下においては各無線通信端末間では直接無線通信が可能になることから、こうした悪条件下における有効な通信手段として提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る無線通信システムの第1の無線通信方法を示す図である。
【図2】上記無線通信システムの第2の無線通信方法を示す図である。
【図3】上記無線通信システムの第3の無線通信方法を示す図である。
【図4】上記無線通信システムを構成する各部の詳細構成を示すブロック図である。
【図5】従来の無線通信方法を説明する図である。
【符号の説明】
1A,1B…無線通信端末、2…無線通信制御基地局、3…コア網、4…一斉同報制御信号送信予備局、10a,10b,20,40…アンテナ、11…一斉同報制御信号受信部、12…無線回線制御部、13…無線通信検出部、14…衝突防止処理部、15…優先順位設定部、16…小電力無線通信方式を用いた無線通信手段、21,41…一斉同報制御信号送信部、22…無線回線管理部、23…通信トラフィック量監視部、24…課金処理部、25…無線通信制御基地局稼働検出部、31…課金管理部、32…無線通信システム稼働監視部。
Claims (6)
- 無線通信端末と、前記無線通信端末と無線回線を介して無線通信を行う基地局と、前記基地局を収容するコア網とからなる無線通信システムにおいて、
前記基地局により無線回線の管理が可能な管理領域内に存在する無線通信端末間の通信の方法を、所定の条件に応じて、前記基地局を中継する通信方法を示す第1の通信方法及び前記基地局を中継しない通信方法を示す第2の通信方法の何れか一方に決定する決定部と、前記決定部により決定された通信方法を表す情報を一斉同報信号として前記管理領域の無線通信端末に送信する送信部とを有し、前記管理領域の各無線通信端末は、前記送信部から送信される一斉同報信号を受信すると、受信した一斉同報信号に含まれる通信方法に応じた通信を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1において、
前記基地局は、自身の管理領域における通信トラフィック量を計測するとともに、計測結果を前記所定の条件として出力する監視部を有し、
前記決定部は、前記基地局の管理領域における無線通信端末間の通信の方法を、前記監視部の監視結果に基づいて、前記第1及び第2の通信方法の何れか一方に決定することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1において、
前記基地局は、自身の稼働の有無を検出する稼働状態検出部を有し、
前記決定部は、前記稼働状態検出部により前記基地局の非稼働が検出された場合は前記基地局の管理領域における無線通信端末間の通信の方法を、前記基地局を中継しない通信方法を示す第3の通信方法に決定するとともに、決定した通信方法を示す情報を一斉同報信号として前記送信部から前記基地局の管理領域内の各無線通信端末に送信させ、
前記無線通信端末は、
前記送信部から送信される一斉同報信号に含まれる第3の通信方法を表す情報を受信する受信部と、
新たな無線通信の開始時に既に前記受信部により第3の通信方法を表す情報が受信されている場合は、他の無線通信端末により無線通信が行われているか否かを検出する無線通信検出部と、
前記無線通信検出部により他の無線通信端末の無線通信が検出されると、この検出された無線通信との衝突を防止する処理を行って前記新たな無線通信を行わせる衝突防止処理部と
を有することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1ないし請求項3の何れかの請求項において、
前記無線通信端末は、小電力で無線通信を行う小電力無線通信手段を有し、前記送信部から送信される一斉同報信号に含まれる通信方法が前記第2及び第3の通信方法の場合は、前記小電力無線通信手段を用いた通信方法を示す第4の通信方法により小電力無線通信を行うことを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1ないし請求項4の何れかの請求項において、
前記無線通信端末は、予め複数の通信方法の優先順位が設定された優先順位設定部を有し、
前記決定部は、前記優先順位設定部に設定された優先順位にしたがって通信方法を決定することを特徴とする無線通信システム。 - 請求項1または請求項2において、
前記基地局は、自身の管理領域に存在する各無線通信端末間における第1及び第2の通信方法に基づく通信に対して課金処理を行う課金処理部を有することを特徴とする無線通信システム。
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