JP2003318812A - データ無線伝送システム - Google Patents

データ無線伝送システム

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JP2003318812A
JP2003318812A JP2002126785A JP2002126785A JP2003318812A JP 2003318812 A JP2003318812 A JP 2003318812A JP 2002126785 A JP2002126785 A JP 2002126785A JP 2002126785 A JP2002126785 A JP 2002126785A JP 2003318812 A JP2003318812 A JP 2003318812A
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Pending
Application number
JP2002126785A
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English (en)
Inventor
Atsushi Nomura
敦志 野村
Nobuaki Murabayashi
信明 村林
Takayuki Shimaoka
貴之 島岡
Yoshihiro Hide
芳弘 日出
Masami Hishita
正巳 樋下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 親機との間に電波を遮断するような障害物が
存在する子機についても親機との間で正常に通信を行う
ことができ、また各子機と親機との間の配置間隔を必ず
しも電波の最大到達距離以内にする必要がなく、配置間
隔の延長を図ることができるようなデータ無線伝送シス
テムを提供する。 【解決手段】 複数の子機1〜4と、前記複数の子機1
〜4の各々を制御する親機5とを具備し、無線を利用し
て前記複数の子機1〜4の各々と前記親機5との間でデ
ータを伝送するデータ無線伝送システム。前記複数の子
機1〜4の各々は、他の子機と前記親機5との間でデー
タを伝送する際にこのデータを中継するための中継手段
20、21、23を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駐車場や各種施設
の警戒・監視に用いて好適なデータ無線伝送システムに
関し、特に、テレビカメラを有する複数の子機と、各子
機を制御するとともに各子機からの映像データを受信し
てモニタ上に表示する親機とを備えたデータ無線伝送シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ無線伝送システムとして、
例えば特開2000−184363号公報で開示された
ものが知られている。図9は、同公報で開示されたデー
タ無線伝送システムの構成を示す斜視図である。この図
に示す従来のデータ無線伝送システムは、カメラ装置1
00を有する複数の無線通信機101と、中継制御装置
102と、カメラ制御装置103とを備えている。
【0003】各無線通信機101は、自機のカメラ装置
100からの映像データを中継制御装置102に送信す
るとともに、中継制御装置102からのカメラ装置10
0を制御するための制御信号を受信してカメラ装置10
0に供給する。中継制御装置102は、各無線通信機1
01から送信された映像データを受信してカメラ制御装
置103に供給するとともに、各カメラ装置100を制
御するための制御信号を各無線通信機101に送信す
る。カメラ制御装置103は、各カメラ装置100を制
御するための制御信号を中継制御装置102に供給する
とともに、中継制御装置102より供給された映像デー
タを受信してモニタ105上に表示する。
【0004】中継制御装置102とカメラ制御装置10
3は信号ケーブル106で接続されており、カメラ制御
装置103は、この信号ケーブル106を介して中継制
御装置102に各カメラ装置100を制御するための制
御信号を供給するとともに、中継制御装置102で受信
された各カメラ装置100からの映像データを受信して
モニタ105上に表示する。なお、各無線通信機101
は、本発明のデータ無線伝送システムにおける子機に相
当し、中継制御装置102は、本発明のデータ無線伝送
システムにおける親機に相当する。以下、無線通信機1
01を子機と呼称し、中継制御装置102を親機と呼称
することとする。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のデー
タ無線伝送システムにおいては、各子機101と親機1
02は1対向の通信であるため、親機102との間に電
波を遮断するような障害物が存在する子機101につい
ては親機102との間で正常に通信を行うことができ
ず、当該子機101のカメラ装置100による監視がで
きないという問題がある。
【0006】また、各子機101と親機102が1対向
の通信であるために、各子機101と親機102との間
の配置間隔を電波の最大到達距離以内にする必要があ
り、その距離を超えて使用する場合には新たに親機10
2を設置しなければならないという問題もある。例え
ば、電波の最大到達距離が約100メートルの子機10
1が東方向100メートル先に設置されている環境で、
新たに東方向200メートル先に子機101を設置する
場合、東方向100メートル先に新たな親機102を設
置することになる。
【0007】本発明は係る事情に鑑みてなされたもので
あり、親機との間に電波を遮断するような障害物が存在
する子機についても親機との間で正常に通信を行うこと
ができ、また各子機と親機との間の配置間隔を必ずしも
電波の最大到達距離以内にする必要がなく、配置間隔の
延長を図ることができるようなデータ無線伝送システム
を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明のデータ無線伝送
システムは、複数の子機と、前記複数の子機の各々を制
御する親機とを具備し、無線を利用して前記複数の子機
の各々と前記親機との間でデータを伝送するデータ無線
伝送システムにおいて、前記複数の子機の各々は、他の
子機と前記親機との間でデータを伝送する際にこのデー
タを中継するための中継手段を有することを特徴とす
る。
【0009】この構成により、各子機がデータを中継す
ることができるので、親機−子機の1対向のデータ伝送
だけではなく、親機−子機−子機−子機…といった多段
のデータ伝送が可能となる。この多段のデータ伝送によ
り、親機−子機の1対向では電波の最大到達距離による
制約を受ける親機と子機との間の配置間隔を2倍、3倍
と延長することができる。また、親機と子機との間に電
波を遮断するような障害物があって直接電波が届かない
場合も、他の子機による中継によりルートを迂回させる
ことで当該親機と親子との間で正常に通信を行うことが
できる。
【0010】また、本発明のデータ無線伝送システム
は、前記第1に記載のデータ無線伝送システムにおい
て、伝送する前記データには少なくともデータ発信元か
らデータ伝送先までのルートを示すルート情報が付加さ
れており、前記中継手段は、受信したデータに付加され
た前記ルート情報に自機が記されていて且つデータ伝送
先が自機でなければ前記データを中継することを特徴と
する。
【0011】この構成により、各子機は、受信したデー
タに付加されたルート情報に自機が記されていて且つデ
ータ伝送先が自機でないという条件のもとにデータを中
継する。
【0012】更に、本発明のデータ無線伝送システム
は、前記第1又は第2に記載のデータ無線伝送システム
において、前記複数の子機のうち少なくとも1台は撮像
手段を有し、前記親機は前記撮像手段による映像データ
を表示するための表示手段を有することを特徴とする。
【0013】この構成により、子機の有する撮像手段に
よる映像データは、親機側で受信され表示される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して詳細に説明する。本発明の実施の形
態に係るデータ無線伝送システムを図1に示す。
【0015】図1において、本実施の形態のデータ無線
伝送システムは、4台の子機1〜4と、無線を利用して
各子機1〜4を制御する親機5とを備えて構成される。
また、無線を利用して各子機1〜4と親機5との間でデ
ータが伝送される。ここで、音声データについては各子
機1〜4から親機5に、また親機5から各子機1〜4に
双方向に伝送されるが、映像データについては各子機1
〜4から親機5に向けて単方向に伝送される。すなわ
ち、各子機1〜4は、音声データの送受信機能と、撮像
手段であるテレビカメラ6を接続することによって得ら
れる映像データの送信機能と、他の子機と親機5との間
でデータ(音声データ又は映像データ)を伝送する際に
該データを中継するデータ中継機能等を有している。例
えば、子機1と親機5との間でデータ伝送を行う場合、
子機2と子機4が中継を行う。また、子機3と親機5と
の間でデータ伝送を行う場合も子機2と子機4が中継を
行う。一方、親機5は、音声データの送受信機能と、映
像データの受信機能等を有している。
【0016】子機1〜4及び親機5の各機器間で伝送さ
れるデータには「ルート情報」を含む送信データ識別情
報が付加される。詳細には、送信データ識別情報は、図
4(a)に示すように、データ発信元を示す「発信
元」、内容を示す「コマンド」及びデータ伝送元からデ
ータ伝送先までのルートを示す「ルート情報」からな
る。子機1〜4及び親機5は、それぞれ送信データ識別
情報を参照することによって所定の処理を行う。すなわ
ち、「コマンド」を参照して当該データが自機宛てのデ
ータであると認識すると、そのデータに従った処理を行
う。また、「ルート情報」を参照して自機が記されてい
て且つデータ伝送先が自機でなければ、当該データの中
継(転送)を行う。また、「ルート情報」を参照して当
該データが自機に無関係なデータであれば、そのデータ
を破棄する。なお、本実施の形態では、子機4にはテレ
ビカメラ6を接続しておらずデータ中継機能のみを利用
している。
【0017】次に、親機5の構成について説明する。図
2は親機5の構成を示すブロック図である。この図にお
いて、親機5は、ダイバーシチ用のアンテナ51a及び
51bと、無線送受信部52と、映像出力部53と、音
声入出力部54と、コントローラ送受信部55と、メモ
リ部56と、設定内容保持部57と、制御信号入出力部
58と、中央制御部59とを備えている。
【0018】無線送受信部52は、アンテナ51a及び
51bで受信した無線信号から元のデータを復調して中
央制御部59へ出力し、また中央制御部59からのデー
タを変調して無線信号としてアンテナ51a及び51b
より送信する。映像出力部53は、中央制御部59より
出力される映像データをアナログの映像信号に変換して
表示手段であるモニタ7へ出力する。音声入出力部54
は、中央制御部59より出力される音声データをアナロ
グの音声信号に変換し、更に所定レベルまで増幅してス
ピーカ9へ出力する。また、音声入出力部54は、マイ
ク10からの音声信号をディジタルの音声データに変換
して中央制御部59へ出力する。
【0019】コントローラ送受信部55は、子機1〜4
の選択などの基本的な操作を行う専用コントローラ8か
らの操作信号を受信して中央制御部59へ出力し、また
中央制御部59より出力される操作状態を示す操作状態
信号を専用コントローラ8へ送信する。なお、本実施の
形態では、コントローラ送受信部55と専用コントロー
ラ8との間の信号の送受信を有線で行うようにしている
が、当然ながら無線で行うようにしても良い。メモリ部
56は、中央制御部59を制御するためのプログラム等
を記憶する。
【0020】設定内容保持部57は、「親機」の識別情
報、子機の登録情報、子機のルート情報等の設定内容を
保持する。なお、この設定内容は、フラッシュメモリ等
の半導体記憶素子を用いてそれに記憶させるようにして
も良いし、デイップスイッチやロータリスイッチを用い
て設定するようにしても良い。中央制御部59は、各子
機1〜4との間でデータの伝送を行う際にこの設定内容
を参照して上述した送信データ識別情報を生成する。
【0021】制御信号入出力部58は、子機1〜4のう
ち少なくとも1台に複数のテレビカメラ33(図3参
照)の切り替えができる外部機器34(図3参照)を接
続した場合に、その外部機器34を制御するための外部
コントローラ11からの操作信号を受信して中央制御部
59へ出力し、また中央制御部59より出力される各テ
レビカメラ33の状態を示す状態信号を外部コントロー
ラ11へ出力する。なお、本実施の形態では、制御信号
入出力部58と外部コントローラ11との間の信号の送
受信を有線で行うようにしているが、当然ながら無線で
行うようにして良い。外部コントローラ11を親機5に
接続し、子機1〜4のうち少なくとも1台に外部装置3
4を接続することにより、外部コントローラ11で外部
装置34を遠隔操作することができる。すなわち、外部
コントローラ11で外部装置34に接続された複数のビ
デオカメラ33の選択と、各ビデオカメラ33の調整
(パン、チルト、ズーム等)等を行うことができる。中
央制御部59は、マイクロコンピュータ等からなるもの
であり、メモリ部56に記憶された制御プログラムに従
って機器各部を制御する。
【0022】次に、子機1〜4の構成について説明す
る。図3は子機1の構成を示すブロック図である。な
お、他の子機2〜4も子機1と同様の構成であるので、
子機1についてのみ説明する。この図において、子機1
は、ダイバーシチ用のアンテナ15a及び15bと、無
線送受信部16と、映像入力部17と、音声入出力部1
8と、コントローラ送受信部19と、メモリ部20と、
設定内容保持部21と、制御信号入出力部22と、中央
制御部23とを備えている。
【0023】無線送受信部16は、アンテナ15a及び
15bで受信した無線信号から元のデータを復調して中
央制御部23へ出力し、また中央制御部23からのデー
タを変調して無線信号としてアンテナ15a及び15b
より送信する。映像入力部17は、テレビカメラ6より
出力される映像信号をディジタルの映像データに変換し
て中央制御部23へ出力する。音声入出力部18は、中
央制御部23より出力される音声データをアナログの音
声信号に変換し、更に所定レベルまで増幅してスピーカ
30へ出力する。また、音声入出力部18は、マイク3
1からの音声信号をディジタルの音声データに変換して
中央制御部23へ出力する。
【0024】コントローラ送受信部19は、子機1の操
作に使用される専用コントローラ32からの操作信号を
受信して中央制御部23へ出力し、また中央制御部23
より出力される操作状態を示す操作状態信号を専用コン
トローラ32へ送信する。なお、本実施の形態では、コ
ントローラ送受信部19と専用コントローラ32との間
の信号の送受信を有線で行うようにしているが、当然な
がら無線で行うようにしても良い。専用コントローラ3
2は、ビデオカメラ6と外部装置34との切り替えを行
う切替器35の制御等を行うものである。
【0025】メモリ部20は、中央制御部23を制御す
るためのプログラム等を記憶する。設定内容保持部21
は、「子機」の識別情報、子機番号等の設定内容を保持
する。なお、この設定内容は、フラッシュメモリ等の半
導体記憶素子に記憶させるようにしても良いし、デイッ
プスイッチやロータリスイッチで設定するようにしても
良い。中央制御部23は、他の子機2〜4又は親機5と
の間でデータの伝送を行う際にこの設定内容を参照して
上述したデータ識別情報を生成する。
【0026】制御信号入出力部22は、外部機器34を
遠隔操作することができる親機5に接続された外部コン
トローラ11(図2参照)からの操作信号を外部機器3
4へ出力し、また外部機器34より出力される各テレビ
カメラ33の状態を示す状態信号を中央制御部23へ出
力する。中央制御部23は、マイクロコンピュータ等か
らなるものであり、メモリ部20に記憶された制御プロ
グラムに従って機器各部を制御する。なお、上記中央制
御部23、メモリ部20及び設定内容保持部21はデー
タを中継するための中継手段を構成する。
【0027】次に、本実施の形態に係るデータ無線伝送
システムの動作について、図1、図4〜図8を参照して
説明する。まず、図1と図4を参照して動作の概略につ
いて説明する。図1において、親機5と子機1及び親機
5と子機3それぞれの間に電波を遮断するような障害物
40がある場合で、親機5が子機3からの映像データを
取り込む場合、自機の設定内容保持部57を参照して子
機3までのルート上の全ての子機を把握する。
【0028】図1では子機3までのルート上に子機4と
子機2があるので、親機5はこれらを中継する送信デー
タ識別情報(図4(b))を生成して送信する。この送
信データ識別情報は子機4で受信される。子機4が送信
データ識別情報(図4(b))を受信すると、その送信
データ識別情報を参照して自機での処理か中継かを判定
する。この場合は中継であるので、子機4は子機2を指
定する送信データ識別情報(図4(c))を生成して送
信する。
【0029】子機2が送信データ識別情報(図4
(c))を受信すると、その送信データ識別情報を参照
して自機での処理か中継かを判定する。この場合は中継
であるので、子機2は子機3を指定する送信データ識別
情報(図4(d))を生成して送信する。
【0030】そして、子機3が子機2からの送信データ
識別情報(図4(d))を受信すると、その送信データ
識別情報を参照して自機での処理か中継かを判定する。
この場合は自機の処理であるので、子機3は親機5に対
してその処理を実行することを知らせる「コマンド(子
機3接続了解)」を含む送信データ識別情報(図4
(e))を生成して送信する。このコマンド(子機3接
続了解)は、子機3→子機2→子機4→親機5のルート
で親機5に伝えられる。このとき、子機2は、図4
(f)に示す送信データ識別情報を送信し、子機4は、
図4(g)に示す送信データ識別情報を送信する。コマ
ンド(子機3接続了解)が親機5に送られた後、子機3
→子機2→子機4→親機5のルートで子機3からの映像
データが親機5へ送られる。
【0031】次に、図5〜図8を参照して、親機5が子
機2からの映像データを表示しているときに、子機3を
選択してそのテレビカメラ6の映像を表示する場合の動
作について説明する。この場合、各子機1〜4の配置は
図5に示すようになっているものとする。また、図6〜
図8において、二重の四角のマーク(例えばS230)
は受信データの扱いを示し、四つ角の1つが捲れている
四角のマーク(例えばS200)は状態を示し、四つ角
の全てが取れているマーク(例えばS210)はイベン
トを示している。
【0032】図6において、親機5が子機2での映像を
表示している状態(S200)で、専用コントローラ8
にて子機3を選択・表示する操作が行われる(S21
0)と、親機5は、まず子機2を切断する送信データ識
別情報を生成して送信する(S220)。このとき、ル
ートは親→4→1→2となる。この送信データ識別情報
は子機4でのみ受信される(S230)。子機4は、そ
の送信データ識別情報を受信すると、発信元を「子機
4」、コマンドを「子機2切断」、ルート情報を「親→
4→1→2」とする送信データ識別情報を生成して送信
する(S240)。
【0033】この送信データ識別情報は子機1にて受信
され(S250)、子機2、子機3及び親機5では破棄
される。子機1は、受信した送信データ識別情報のコマ
ンドから自機での処理ではなく中継であることを確認す
ると、発信元を「子機1」、コマンドを「子機2切
断」、ルート情報を「親→4→1→2」とする送信デー
タ識別情報を生成して送信する(S260)。
【0034】この送信データ識別情報は子機2にて受信
され(S270)、子機3、子機4及び親機5では破棄
される。子機2は、受信した送信データ識別情報のコマ
ンドから自機での処理であることを確認すると、発信元
を「子機2」、コマンドを「子機2切断了解」、ルート
情報を「2→1→4→親」とする送信データ識別情報を
生成して送信する(S280)。この送信データ識別情
報は子機1にて受信され(S290)、子機3、子機4
及び親機5では破棄される。子機1は、受信した送信デ
ータ識別情報のコマンドから自機での処理ではなく中継
であることを確認すると、発信元を「子機1」、コマン
ドを「子機2切断了解」、ルート情報を「2→1→4→
親」とする送信データ識別情報を生成して送信する(S
300)。
【0035】子機1から送信された送信データ識別情報
は子機4にて受信され(S310)、子機2、子機3及
び親機5では破棄される。子機4は、受信した送信デー
タ識別情報のコマンドから自機での処理ではなく中継で
あることを確認すると、発信元を「子機4」、コマンド
を「子機2切断了解」、ルート情報を「2→1→4→
親」とする送信データ識別情報を生成して送信する(S
320)。
【0036】子機4から送信された送信データ識別情報
は親機5にて受信され(S330)、子機1〜3では破
棄される。親機5は、受信した送信データ識別情報のコ
マンドから子機2の切断了解を確認すると、今度は子機
3を接続するため、発信元を「親機」、コマンドを「子
機3接続」、ルート情報を「親→4→1→3」とする送
信データ識別情報を生成して送信する(S400)。こ
の送信データ識別情報は子機4にて受信され(S41
0)、子機1〜3では破棄される。
【0037】子機4は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機4」、コマンドを「子機3接
続」、ルート情報を「親→4→1→3」とする送信デー
タ識別情報を生成して送信する(S420)。この送信
データ識別情報は子機1にて受信され(S430)、子
機2、子機3及び親機5では破棄される。
【0038】子機1は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機1」、コマンドを「子機3接
続」、ルート情報を「親→4→1→3」とする送信デー
タ識別情報を生成して送信する(S440)。この送信
データ識別情報は子機3にて受信され(S450)、子
機2、子機4及び親機5では破棄される。子機3は、受
信した送信データ識別情報のコマンドから自機での処理
であることを確認すると、発信元を「子機3」、コマン
ドを「子機3接続了解」、ルート情報を「3→1→4→
親」とする送信データ識別情報を生成して送信する(S
460)。この送信データ識別情報は子機1にて受信さ
れ(S470)、子機2、子機4及び親機5では破棄さ
れる。
【0039】子機1は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機1」、コマンドを「子機3接
続了解」、ルート情報を「3→1→4→親」とする送信
データ識別情報を生成して送信する(S480)。この
送信データ識別情報は子機4にて受信され(S49
0)、子機2、子機3及び親機5では破棄される。子機
4は、受信した送信データ識別情報のコマンドから自機
での処理ではなく中継であることを確認すると、発信元
を「子機4」、コマンドを「子機3接続了解」、ルート
情報を「3→1→4→親」とする送信データ識別情報を
生成して送信する(S500)。この送信データ識別情
報は親機5にて受信され(S510)、子機1〜子機3
では破棄される。
【0040】親機5は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから子機3の接続了解を確認すると、次に子機
3に対して映像データの要求を行うため、発信元を「親
機」、コマンドを「子機3映像要求」、ルート情報を
「親→4→1→3」とする送信データ識別情報を生成し
て送信する(S600)。この送信データ識別情報は子
機4にて受信され(S610)、子機1〜3では破棄さ
れる。子機4は、受信した送信データ識別情報のコマン
ドから自機での処理ではなく中継であることを確認する
と、発信元を「子機4」、コマンドを「子機3映像要
求」、ルート情報を「親→4→1→3」とする送信デー
タ識別情報を生成して送信する(S620)。この送信
データ識別情報は子機1にて受信され(S630)、子
機2、子機3及び親機5では破棄される。
【0041】子機1は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機1」、コマンドを「子機3映
像要求」、ルート情報を「親→4→1→3」とする送信
データ識別情報を生成して送信する(S640)。この
送信データ識別情報は子機3にて受信され(S65
0)、子機2、子機4及び親機5では破棄される。子機
3は、受信した送信データ識別情報のコマンドから自機
での処理であることを確認すると、発信元を「子機
3」、コマンドを「子機3映像データ」、ルート情報を
「3→1→4→親」とする送信データ識別情報を生成し
て送信する(S660)。この送信データ識別情報は子
機1にて受信され(S670)、子機2、子機4及び親
機5では破棄される。
【0042】子機1は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機1」、コマンドを「子機3映
像データ」、ルート情報を「3→1→4→親」とする送
信データ識別情報を生成して送信する(S680)。こ
の送信データ識別情報は子機4にて受信され(S69
0)、子機2、子機3及び親機5では破棄される。
【0043】子機4は、受信した送信データ識別情報の
コマンドから自機での処理ではなく中継であることを確
認すると、発信元を「子機4」、コマンドを「子機3映
像データ」、ルート情報を「3→1→4→親」とする送
信データ識別情報を生成して送信する(S700)。こ
の送信データ識別情報は親機5にて受信され(S71
0)、子機1〜子機3では破棄される。親機5は、子機
3の映像データをモニタ7上に表示する(S720)。
以降、親機5の専用コントローラ8にて新たな操作が行
われるまで、親機5からは、発信元を「親機」、コマン
ドを「子機3映像要求」、ルート情報を「親→4→1→
3」とする送信データ識別情報が生成され送信され、そ
の後同様な処理が繰り返される。
【0044】このように本実施の形態によれば、子機1
〜4それぞれが、他の子機と親機5との間でデータを伝
送する際に該データを中継する中継手段を有しているの
で、親機−子機の1対向のデータ伝送だけではなく、親
機−子機−子機−子機…といった多段のデータ伝送が可
能となる。この多段のデータ伝送により、親機−子機の
1対向では電波の最大到達距離による制約を受ける親機
と子機との間の配置間隔を2倍、3倍と延長することが
できる。また、親機と子機との間に電波を遮断するよう
な障害物があって直接電波が届かない場合も、他の子機
による中継によりルートを迂回させることで当該親機と
子機との間で正常に通信を行うことができる。
【0045】また、各子機1〜4は、テレビカメラ6を
接続して映像データを無線で発信する機能をもたせるこ
ともできるので、接続するテレビカメラ6を白黒/カラ
ーなどの機種からコストに応じて選択したり、テレビカ
メラ6を直に接続するのではなく、複数のテレビカメラ
33を接続できる外部機器34を接続したり、中継専用
として使用する場合はテレビカメラ6を接続しないな
ど、運用の形態・コストに応じて多様なシステムを構築
することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
複数の子機それぞれが、他の子機と親機との間でデータ
を伝送する際に該データを中継する中継手段を有してい
るので、親機−子機の1対向のデータ伝送だけではな
く、親機−子機−子機−子機…といった多段のデータ伝
送が可能となり、親機−子機の1対向では電波の最大到
達距離による制約を受ける親機と子機との間の配置間隔
を2倍、3倍と延長することができるという効果、およ
び親機と子機との間に電波を遮断するような障害物があ
って直接電波が届かない場合も、他の子機による中継に
よりルートを迂回させることで当該親機と子機との間で
正常に通信を行うことができるという効果を有するデー
タ無線伝送システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ無線伝送シス
テムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の形態における親機の構成を示す
ブロック図である。
【図3】本発明の実施の形態における子機の構成を示す
ブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態における親機及び子機で生
成される送信データ識別情報を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるデータ無線伝送シ
ステムの動作を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態におけるデータ無線伝送シ
ステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図7】本発明の実施の形態におけるデータ無線伝送シ
ステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図8】本発明の実施の形態におけるデータ無線伝送シ
ステムの動作を説明するためのシーケンス図である。
【図9】従来のデータ無線伝送システムの構成を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1〜4 子機 5 親機 6 テレビカメラ 7 モニタ 15a、15b、51a、51b アンテナ 16、52 無線送受信部 17 映像入力部 20 メモリ部 21 設定内容保持部 23、59 中央制御部 53 映像出力部
フロントページの続き (72)発明者 島岡 貴之 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 日出 芳弘 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 (72)発明者 樋下 正巳 神奈川県横浜市港北区綱島東四丁目3番1 号 松下通信工業株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AA01 AB61 AB62 AB65 AB66 AC00 AC69 AC72 AC73 5C056 FA03 FA05 HA01 HA04 5K067 AA21 BB02 BB21 DD11 DD52 EE02 EE06 EE10 FF02 FF23 HH11 HH22

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の子機と、前記複数の子機の各々を
    制御する親機とを具備し、無線を利用して前記複数の子
    機の各々と前記親機との間でデータを伝送するデータ無
    線伝送システムにおいて、前記複数の子機の各々は、他
    の子機と前記親機との間でデータを伝送する際にこのデ
    ータを中継するための中継手段を有することを特徴とす
    るデータ無線伝送システム。
  2. 【請求項2】 伝送する前記データには少なくともデー
    タ発信元からデータ伝送先までのルートを示すルート情
    報が付加されており、前記中継手段は、受信したデータ
    に付加された前記ルート情報に自機が記されていて且つ
    データ伝送先が自機でなければ前記データを中継するこ
    とを特徴とする請求項1記載のデータ無線伝送システ
    ム。
  3. 【請求項3】 前記複数の子機のうち少なくとも1台は
    撮像手段を有し、前記親機は前記撮像手段による映像デ
    ータを表示するための表示手段を有することを特徴とす
    る請求項1又は2記載のデータ無線伝送システム。
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