JP2003181783A - 情報通信装置 - Google Patents

情報通信装置

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JP2003181783A
JP2003181783A JP2001382991A JP2001382991A JP2003181783A JP 2003181783 A JP2003181783 A JP 2003181783A JP 2001382991 A JP2001382991 A JP 2001382991A JP 2001382991 A JP2001382991 A JP 2001382991A JP 2003181783 A JP2003181783 A JP 2003181783A
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Application number
JP2001382991A
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English (en)
Inventor
Kazuto Washio
和人 鷲尾
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動型の通信ロボット装置に情報通信中継端
末としての機能を持たせると共にハードウエア及びその
ハードウエアに対応するソフトウエアによる機能追加の
性能を持たせる。 【解決手段】 ロボット10は、自走可能であり、近接
無線通信端末(マイク)50と近接無線通信可能な近接
無線通信部と、無線LAN本部54と無線LAN通信可
能な無線LAN通信部と、拡張ハードウエアを受け付け
る機能拡張スロットと、拡張ハードウエアを駆動させる
ドライバソフトを格納した板状メモリと、板状メモリを
受け付ける板状メモリ用コネクタと、ドライバソフトを
記憶する固定外部記憶装置と、を有する。ロボット10
は、拡張ハードウエアが装着され、そのドライバソフト
が格納されて記憶されることにより、無線LAN本部5
4と近接無線通信端末50との情報通信中継端末として
の機能をもった状態で様々な用途拡大が可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報通信装置に係
り、特に自律行動できるロボット装置に通信機能をもた
せた情報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自律行動できるロボット装置に通
信機能をもたせた技術が開示されている(特開2001
−142862号公報)。
【0003】この公報には、自律行動可能で適応学習を
行い成長機能を有するロボット装置自体が通信機能を持
ち、当該ロボット装置が通信機能により情報を受信し、
その受信した情報に基づいた行動原理で作動したり、そ
の行動原理パターンをDNAと称して他のロボット装置
へ移植、さらには継承させる技術が開示されている。
【0004】しかし、この公報では、受信した情報をロ
ボット装置が当該ロボット装置自身に利用したり、受信
した情報から作成した原理を他のロボット装置に移植さ
せて利用させたりすることを開示しているのであり、つ
まりは受信して得た情報をロボット装置のみに利用させ
ることを開示している。すなわち、上記公報は通信から
得られた情報を他の端末等に送信することを開示してい
ない。したがって、上記公報のロボット装置は、情報通
信中継の機能をもっていない。
【0005】また、特開2001−191273号公報
では、自律行動できる移動型ロボット装置において、ロ
ボット装置の持つ着脱式外部記憶メモリを交換し、交換
して新たに用いたメモリ内の情報をロボット装置の行動
原理に反映させてロボット装置に性別なるものを与えた
り、ロボット装置に新たなメモリの行動パターンを実現
させたりすることによって、ロボット装置のエンターテ
インメント性を向上させることを可能にしている。
【0006】しかし、この公報では、着脱式外部記憶メ
モリから得られた情報はロボット装置単体のみの行動に
影響を与え、ロボット装置のハードウエアが増設されて
当該ハードウエアの機能が追加された場合にそのハード
ウエアを駆動させるソフトウエアを機能として追加させ
ることを開示していない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の事情
を考慮し、自律行動できる移動型通信ロボット装置を含
む情報通信装置において、当該ロボット装置に情報通信
中継端末としての機能を持たせてこの種の通信ロボット
装置の幅広い利用を可能にすると共に、当該通信ロボッ
ト装置にハードウエア及びそのハードウエアに対応する
ソフトウエアによる機能追加の性能を持たせることを可
能にする情報通信装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の本発明は、情
報通信装置であって、情報通信中継ロボット装置と、無
線LAN本部装置と、からなり、前記情報通信中継ロボ
ット装置は、自走可能であり、所定基本情報を記憶する
着脱可能な記憶手段と、前記基本情報に基づいて可動部
を駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の動作をフィー
ドバック情報を用いて制御すると共に前記フィードバッ
ク情報を前記基本情報に蓄積する制御手段と、ロボット
装置の機能を拡張するためにロボット装置に装着可能な
ハードウエアを受け付ける拡張ハードウエア受付手段
と、前記ハードウエアを実行制御するドライバを取得す
るドライバ取得手段と、前記ドライバを記憶することが
できる固定外部記憶手段と、近接無線通信端末と近接無
線通信可能な近接無線通信部と、前記無線LAN本部装
置と無線LAN通信可能な無線LAN通信部と、を備
え、前記無線LAN本部装置はグローバル通信回線と通
信可能であり、前記情報通信中継ロボット装置は、前記
無線LAN本部装置を介してグローバル通信回線と通信
可能であり、前記無線LAN本部装置と前記近接無線通
信端末との情報通信の中継機能を果たすと共に、前記ハ
ードウエアが前記ロボット装置に装着されかつ前記ドラ
イバが前記ロボット装置に格納された際に前記ドライバ
が前記ハードウエアを制御可能になることを特徴として
いる。
【0009】請求項1記載の本発明によれば、グローバ
ル通信回線とは、一般電話回線、インターネット回線等
を意味するものである。情報通信中継ロボット装置は、
無線LAN本部装置を介して無線LANによる通信が可
能である。無線LAN本部装置は、グローバル通信回線
と接続されている。近接無線通信端末とはBlueto
oth等の近接無線接続方式を利用できる通信端末のこ
とで、ラジオ、テレビ、PDA(携帯情報端末)、デジ
タルカメラ等、幅広い分野の端末がこの接続方式を利用
可能である。前記無線LAN本部装置は、グローバル通
信回線と通信可能であり、前記情報通信中継ロボット装
置は、前記無線LAN本部装置と前記近接無線通信端末
との情報通信の中継機能を果たす。したがって、前記近
接無線通信端末の情報を前記情報通信中継ロボット装置
を中継して前記無線LAN本部装置を介してグローバル
通信回線へ流すことが可能となり、この逆の流れも可能
となる。
【0010】また、前記拡張ハードウエア受付手段で機
能拡張のハードウエアを受け付け、当該ハードウエアが
ロボット装置に装着される。ドライバ取得手段は前記ハ
ードウエアを実行制御するドライバを取得する。前記固
定外部記憶手段は取得したドライバを記憶することがで
きる。前記ハードウエアがロボット装置に装着されかつ
前記ドライバがロボット装置に格納されたときには、前
記ドライバが前記ハードウエアを制御可能になる。する
と、前記ハードウエアはロボット装置の追加機能として
作動するようになる。
【0011】請求項2記載の本発明は、情報通信装置で
あって、情報通信中継ロボット装置と、無線LAN本部
装置と、からなり、前記情報通信中継ロボット装置は、
自走可能であり、所定基本情報を記憶する着脱可能な記
憶手段と、前記基本情報に基づいて可動部を駆動させる
駆動手段と、前記駆動手段の動作をフィードバック情報
を用いて制御すると共に前記フィードバック情報を前記
基本情報に蓄積する制御手段と、ロボット装置の機能を
拡張するためにロボット装置に装着可能なハードウエア
を受け付ける拡張ハードウエア受付手段と、前記ハード
ウエアに対応したソフトウエアを格納した着脱可能な外
部記憶装置を受け付けるリムーバブル外部記憶装置受付
手段と、前記ハードウエアに対応したソフトウエアを記
憶することができる固定外部記憶手段と、近接無線通信
端末と近接無線通信可能な近接無線通信部と、前記無線
LAN本部装置と無線LAN通信可能な無線LAN通信
部と、を備え、前記無線LAN本部装置はグローバル通
信回線と通信可能であり、前記情報通信中継ロボット装
置は、前記無線LAN本部装置を介してグローバル通信
回線と通信可能であり、前記無線LAN本部装置と前記
近接無線通信端末との情報通信の中継機能を果たすと共
に、前記ハードウエアが前記ロボット装置に装着されか
つ前記ハードウエアに対応したソフトウエアが前記ロボ
ット装置に格納された際に前記ハードウエア及び前記ソ
フトウエアによって当該ハードウエアの機能を追加され
ることができることを特徴としている。
【0012】請求項2記載の本発明によれば、グローバ
ル通信回線とは、一般電話回線、インターネット回線等
を意味するものである。情報通信中継ロボット装置は、
無線LAN本部装置を介して無線LANによる通信が可
能である。無線LAN本部装置は、グローバル通信回線
と接続されている。近接無線通信端末とはBlueto
oth等の近接無線接続方式を利用できる通信端末のこ
とで、ラジオ、テレビ、PDA(携帯情報端末)、デジ
タルカメラ等、幅広い分野の端末がこの接続方式を利用
可能である。前記無線LAN本部装置は、グローバル通
信回線と通信可能であり、前記情報通信中継ロボット装
置は、前記無線LAN本部装置と前記近接無線通信端末
との情報通信の中継機能を果たす。したがって、前記近
接無線通信端末の情報を前記情報通信中継ロボット装置
を中継して前記無線LAN本部装置を介してグローバル
通信回線へ流すことが可能となり、この逆の流れも可能
となる。
【0013】また、前記拡張ハードウエア受付手段で機
能拡張のハードウエアを受け付け、当該ハードウエアが
ロボット装置に装着される。リムーバブル外部記憶装置
受付手段は前記ハードウエアに対応したソフトウエアを
格納した着脱可能な外部記憶装置を受け付ける。当該ソ
フトウエアは固定外部記憶手段で記憶される。前記ハー
ドウエアがロボット装置に装着されかつ前記ソフトウエ
アがロボット装置に格納されたときには、前記ソフトウ
エアによって前記ハードウエアは制御可能になり、前記
ハードウエアはロボット装置の追加機能として作動する
ようになる。
【0014】請求項3記載の本発明によれば、情報通信
装置は近接無線通信端末を要素として含むことにより、
情報通信中継ロボット装置と前記近接無線通信端末との
緊密な連携使用が可能となる。
【0015】請求項4記載の本発明によれば、前記拡張
ハードウエア受付手段は、撮像用ハードウエアを受け付
けることができるので、ロボット装置が撮像機能を持つ
ことができる。
【0016】請求項5記載の本発明によれば、前記拡張
ハードウエア受付手段は、映像表示用ハードウエアを受
け付けることができるので、ロボット装置が映像表示機
能を持つことができる。
【0017】請求項6記載の本発明によれば、前記拡張
ハードウエア受付手段は、音声出力用ハードウエアを受
け付けることができるので、ロボット装置が音声出力機
能を持つことができる。
【0018】請求項7記載の本発明によれば、前記無線
LAN本部装置は、ロボット装置に送信した映像データ
を保存することができるので、ロボット装置はいつでも
当該保存されている映像データを取り出すことができ
る。
【0019】請求項8記載の本発明によれば、前記無線
LAN本部装置は、ロボット装置から送信した映像デー
タを保存することができるので、グローバル通信回線に
映像データを配信することができ、当該保存されている
映像データを適切な手段で再利用することができる。
【0020】請求項9記載の本発明によれば、前記無線
LAN本部装置は、ロボット装置から送信した音声デー
タを保存することができるので、グローバル通信回線に
音声データを配信することができ、当該保存されている
音声データを適切な手段で再利用することができる。
【0021】請求項10記載の本発明は、情報通信ロボ
ット装置であって、自走可能であり、所定基本情報を記
憶する着脱可能な記憶手段と、前記基本情報に基づいて
可動部を駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の動作を
フィードバック情報を用いて制御すると共に前記フィー
ドバック情報を前記基本情報に蓄積する制御手段と、ロ
ボット装置の機能を拡張するためにロボット装置に装着
可能なハードウエアを受け付ける拡張ハードウエア受付
手段と、前記ハードウエアに対応したソフトウエアを格
納した着脱可能な外部記憶装置を受け付けるリムーバブ
ル外部記憶装置受付手段と、前記ハードウエアに対応し
たソフトウエアを記憶することができる固定外部記憶手
段と、近接無線通信端末と近接無線通信可能な近接無線
通信部と、グローバル通信回線に接続された無線LAN
本部と無線LAN通信可能な無線LAN通信部と、を備
えた情報通信ロボット装置からなり、前記情報通信ロボ
ット装置は、前記無線LAN本部を介してグローバル通
信回線と通信可能であり、無線LAN本部と前記近接無
線通信端末との情報通信の中継機能を果たすと共に、前
記ハードウエアが前記ロボット装置に装着されかつ前記
ハードウエアに対応したソフトウエアが前記ロボット装
置に格納された際に前記ハードウエア及び前記ソフトウ
エアによって当該ハードウエアの機能を追加されること
ができることを特徴としている。
【0022】請求項10記載の本発明によれば、グロー
バル通信回線とは、一般電話回線、インターネット回線
等を意味するものである。情報通信ロボット装置は、無
線LAN本部を介して無線LANによる通信が可能であ
る。無線LAN本部は、グローバル通信回線と接続され
ている。近接無線通信端末とはBluetooth等の
近接無線接続方式を利用できる通信端末のことで、ラジ
オ、テレビ、PDA(携帯情報端末)、デジタルカメラ
等、幅広い分野の端末がこの接続方式を利用可能であ
る。前記無線LAN本部は、グローバル通信回線と通信
可能であり、前記情報通信ロボット装置は、前記無線L
AN本部と前記近接無線通信端末との情報通信の中継機
能を果たす。したがって、前記近接無線通信端末の情報
を前記情報通信ロボット装置を中継して前記無線LAN
本部を介してグローバル通信回線へ流すことが可能とな
り、この逆の流れも可能となる。
【0023】また、前記拡張ハードウエア受付手段で機
能拡張のハードウエアを受け付け、当該ハードウエアが
ロボット装置に装着される。リムーバブル外部記憶装置
受付手段は前記ハードウエアに対応したソフトウエアを
格納した着脱可能な外部記憶装置を受け付ける。当該ソ
フトウエアは固定外部記憶手段で記憶される。前記ハー
ドウエアがロボット装置に装着されかつ前記ソフトウエ
アがロボット装置に格納されたときには、前記ソフトウ
エアによって前記ハードウエアは制御可能になり、前記
ハードウエアはロボット装置の追加機能として作動する
ようになる。
【0024】なお、本明細書で使用する「映像」とは、
静止画の画像、動画の画像を含むものとする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に従って本発明の
実施の形態に係る情報通信装置について詳説する。
【0026】本実施の形態のロボットは自律行動可能で
適応学習、成長機能を持つロボットである。
【0027】図1は、本発明の実施の形態に係る情報通
信装置8の構成及びその周辺接続状態を示す図である。
【0028】情報通信装置8は、充電器小屋14、ロボ
ット10からなる。充電器小屋14は、無線LAN本部
54、ACアダプタ102からなる。充電器小屋14の
無線LAN本部54はグローバル通信回線であるインタ
ーネット回線16に接続されている。充電器小屋14に
は自走可能なロボット10を収容することができる。無
線LAN本部54の無線LANエリアには自走可能なロ
ボット10が配備されている。この無線LANエリアは
半径50m程度以内のエリアである。ロボット10は、
後述するように近接無線通信可能な構成になっており、
ロボット10の近接無線通信エリアには近接無線通信可
能な端末が配備されている。近接無線通信端末としてラ
ジオ18、TV(テレビジョン)20、PDA22、デ
ジタルカメラ24等が挙げられる。近接無線通信エリア
は、半径3m程度以内のエリアである。
【0029】充電器小屋14の構成を説明する。充電器
小屋14は、上述のように、無線LAN本部54、AC
アダプタ102からなると共にロボット10をドッキン
グ収容できるスペース104がある。ACアダプタ10
2は、一端がプラグになっていて家庭用コンセントに接
続できる構成になっており、他端がロボット10を充電
するためのホルダ(図示せず)になっている。ロボット
10は、自走してドッキング収容スペース104に収ま
ることにより、ロボット10に内蔵されている電池部が
このホルダに組込まれて充電される。
【0030】無線LAN本部54の構成を図7を用いて
説明する。図7は無線LAN本部54の構成を示すブロ
ック図である。図7において、無線LAN本部54は、
NTSC/PALコーデック56、VRAM58、グラ
フィックエンジン60を含む。NTSC/PALコーデ
ック56は、インターネット回線から供給されるビデオ
信号をNTSC方式またはPAL方式の画像に変換して
モニタにビデオ出力する。VRAM58は、NTSC方
式、PAL方式のビデオデータを記憶する。グラフィッ
クエンジン60は、VRAM58にグラフィックイメー
ジを書き込む。
【0031】さらに、無線LAN本部54は、オーディ
オコーデック62、モデム64、インターフェース66
を有する。オーディオコーデック62は、インターネッ
ト回線から供給されるオーディオ信号を所定の方式に変
換してモニタにオーディオ出力する。モデム64は、イ
ンターネット回線から供給される通信データを受信して
変換する。インターフェース66は、IR(赤外線)、
シリアル、パラレルおよびその他のインターフェースを
行う。
【0032】また、無線LAN本部54は、グラフィッ
クエンジン60と、オーディオコーデック62と、モデ
ム64と、インターフェース66との間でデータを送受
信するローカルバス68と、所定のプログラムが格納さ
れているフラッシュメモリ70と、無線LAN本部54
の動作を制御するCPU76と、CPU76の動作用の
制御データが格納されているメモリ78と、CPU76
及びメモリ78のデータを送受信するホストバス74
と、ローカルバス68とホストバス74とのデータの送
受信をするバスブリッジ72とを有する。
【0033】無線LAN本部54の動作を説明する。電
源を入れると、ホストバス74及びローカルバス68を
用いてCPU76はデータの送受信を行うことにより、
フラッシュメモリ70に格納されているプログラムを起
動する。モデム64は、インターネット回線16から供
給されるデータをA/D変換する。モデム64で変換さ
れたデータはメモリ78またはフラッシュメモリ70に
ダウンロードされる。ダウンロードされたデータをCP
U76が解析して、グラフィックエンジン60に供給す
る。グラフィックエンジン60はVRAM58にグラフ
ィックイメージを書き込み、書き込んだデータをNTS
C/PALコーデック56がNTSC方式またはPAL
方式の画像に変換する。CPU76が解析したデータが
所定のコードであるとき、所定のコードはインターフェ
ース66によりシリアルデータとしてロボット10に送
られる。したがって、インターネット回線16から供給
されたデータは、上記の制御過程を経てロボット10に
送られる。
【0034】次に、ロボット10の構成を図8を用いて
説明する。ここでは、ロボット10を現在、通信中継中
のものとして説明する。
【0035】図8は、本実施の形態のロボットの構成を
示すブロック図である。ロボット10は、所定時間を計
時するタイマ回路80と、インターフェース回路85と
の間でデータを送受信するバス82と、所定のプログラ
ムが格納されるROM83と、ロボット10の動作を制
御するCPU81と、CPU81の動作のための制御デ
ータが格納されるRAM84と、CPU81と各部(後
述)とのインターフェースを行うインターフェース回路
85とを有する。
【0036】ロボット10は、無線LAN本部54や他
の情報通信ロボット装置との間で情報の送信または受信
を行う通信部86を備え、さらに近接無線通信端末との
間で近接無線通信情報の送受信を行う近接無線通信部9
9を有する。ロボット10は、接触式または反射式のセ
ンサ87と、被写体を撮影するカメラ88と、カメラ8
8の撮像信号をデジタルデータに変換するA/D変換器
89とを備える。ロボット10は、外部音声を取り入れ
て電気信号に変換するマイク90と、マイク90の電気
信号をデジタルデータに変換するA/D変換器91とを
備える。
【0037】ロボット10は、電源の供給、遮断や入力
指示などの操作を行う操作部92を有する。ロボット1
0は、板状メモリ94を着脱可能に接続する板状メモリ
用コネクタ93を有する。さらに、ロボット10は、出
力デジタルデータを出力音声信号に変換するD/A変換
器95と、出力音声信号を音声として鳴動させるスピー
カ96とを有する。ロボット10は、CPU81の制御
に基づいて可動部である駆動機構98を駆動させるモー
タ97を有する。モータ97は、I/F85を介してC
PU81に制御され、駆動機構98を駆動する。駆動機
構98は、ロボット10の可動部分としての頭や手足、
胴体などを構成し、モータ97によって駆動される。
【0038】また、ロボット10は、ハードディスク等
からなる固定外部記憶装置100を有し、さらに機能拡
張スロット101を有する。
【0039】上記構成のロボット10の動作を説明す
る。前述した無線LAN本部54において選択された基
本情報のデータが、ロボット10の通信部86に送信さ
れる。
【0040】通信部86は、無線LAN本部54から送
信された情報のデータを受信してインターフェース回路
85に供給する。バス82を用いてCPU81はデータ
の送受信を行うことにより、ROM83に格納されるプ
ログラムが起動される。インターフェース回路85は、
赤外線等によって無線LAN本部54から供給された情
報のデータを内部処理可能に変換する。
【0041】インターフェース回路85で変換されたデ
ータは板状メモリ用コネクタ93を介して板状メモリ9
4にダウンロードされる。センサ87は外部の接触物ま
たは近接物を検出し、カメラ88は外部の被写体を撮像
し、マイク90は外部の音声を取り入れ、近接無線通信
部99は近接無線通信端末と近接無線通信信号をやりと
りする際の送受信を行なう。
【0042】センサ87によって検出されたセンサ検出
信号、カメラ88によって撮像された画像データ、マイ
ク90によってとられた音声データはインターフェース
回路85を介してCPU81に供給する。近接無線送信
信号を受けた近接無線通信端末は、その送信信号に応じ
た作動を行い、必要に応じて近接無線信号をロボット1
0に送信し、当該信号を近接無線通信部99が受信し、
受信したデータがインターフェース回路85を介してC
PU81に供給される。
【0043】ダウンロードされたデータ並びにセンサ検
出信号、画像データ、音声データ、受信した近接無線信
号をCPU81が解析して、各可動部の動作コマンドや
通信部86の送信コマンドをインターフェース回路85
に供給する。インターフェース回路85は、動作コマン
ドを駆動信号に変換したり、送信コマンドを送信信号に
変換したりする。駆動信号は、モータ97及びスピーカ
96に供給される。モータ97は駆動信号により駆動さ
れ、スピーカ96は駆動信号により鳴動される。送信信
号は、通信部86に供給され、通信部86では送信信号
をシリアルデータとして無線LAN本部54に送信す
る。
【0044】無線LAN本部54では、ロボット10の
通信部86から送信された信号をインターフェース66
により受信する。受信されたデータはメモリ78または
フラッシュメモリ70にダウンロードされ、ダウンロー
ドされたデータをCPU76が解析して、解析したデー
タを必要に応じてモデム64でD/A変換してインター
ネット回線16に送信する。
【0045】機能拡張スロット101は、ロボット10
の機能を拡張するためのハードウエアをロボット10に
装着する際のスロットである。固定外部記憶装置100
は、当該ハードウエアを実行制御するためのドライバソ
フトを記憶する。通常、このようなドライバソフトは、
ドライバソフトが格納された着脱可能な板状メモリ94
を板状メモリ用コネクタ93に接続させることにより、
ロボット10はドライバソフトを取得し、当該ドライバ
ソフトを固定外部記憶装置100で記憶する。
【0046】上述のように、ロボット10が無線LAN
本部54と近接無線通信端末との通信中継機能を果た
す。したがって、従来、無線LANに接続されて単に無
線LAN本部からの命令により動作していた単体ロボッ
トが様々な情報通信端末の中継機器として使用すること
が可能となった。さらに、ユーザが最終的に使用する情
報通信端末(ラジオ、PDA、デジタルカメラ、等)と
しては、近接無線通信機能のついた情報通信端末をグロ
ーバル通信装置の代わりに使用でき、情報通信端末内の
メモリの代わりにロボットを使用することも可能となる
ので、ユーザが操作する情報通信端末は非常にコンパク
トなものになる。
【0047】図2は、本実施の形態で近接無線通信端末
が映像表示装置26である実施例(第1実施例)の情報
通信装置8の構成及びその周辺接続状態を示す図であ
る。
【0048】無線LAN本部54では、インターネット
回線16から動画情報をMPEG圧縮された形式でスト
リーミングする。無線LAN本部54では、MPEG圧
縮されてストリーミングされた動画情報をロボット10
に送信する。ロボット10は無線LAN本部54の無線
LANエリア内に配置されている。無線LAN本部54
では、ロボット10に送信する動画情報を保存できる。
ロボット10には、機能拡張スロット101にMPEG
圧縮映像の展開用モジュール(ハードウエア)を取り付
ける。また、当該MPEG展開用モジュールを駆動させ
るドライバソフトを板状メモリ94に格納して板状メモ
リ用コネクタ93を介してロボット10に格納する。当
該ドライバソフトは固定外部記憶装置100で記憶させ
る。ロボット10の近接無線通信エリアには、映像表示
装置26が配備されている。映像表示装置26は、近接
無線通信機能を有し、デジタル非圧縮映像のみを表示す
ることができる。無線LAN本部54からロボット10
に送信されたMPEG圧縮された動画情報は、上記MP
EG展開用モジュール及び当該モジュール駆動用ドライ
バソフトにより、ロボット10においてMPEG展開さ
れて通常の動画情報になる。ロボット10からは、展開
されたデジタル非圧縮映像が近接無線通信により映像表
示装置26に送信されて、映像表示装置26では非圧縮
映像を見ることができる。
【0049】上記MPEG展開用モジュールをロボット
10に取り付け、そのドライバソフトをロボット10に
格納する一連の流れを図3を用いて説明する。図3はド
ライバソフトを格納する手順を示したフローチャートで
ある。
【0050】まず、新しいハードウエア(MPEG展開
用モジュール)をロボット10に接続する(ステップ3
6)。新しいハードウエアのドライバソフトが以前にイ
ンストール済みかどうか確認する(ステップ38)。以
前にインストール済みである場合には、処理は終了す
る。以前にインストール済みでない場合には、新しいハ
ードウエアのドライバソフトを格納した着脱可能な板状
メモリ94を板状メモリ用コネクタ93に挿入する(ス
テップ40)。CPU81は当該ドライバソフトが新し
いハードウエアに正しく対応しているかどうか確かめる
(ステップ42)。対応していない場合はステップ40
に戻り、別のドライバソフトを試してみる。対応してい
る場合は、そのドライバソフトを新しいハードウエア制
御用ソフトウエアとしてロボット10にインストールす
る(ステップ44)。その後、処理は終了する。
【0051】このように、以前に取り付けられたことの
あるハードウエアに対応したソフトウエアがインストー
ルされたことがあれば、ハードウエアを取り付けたとき
に自動的にハードウエアを実行可能になり、対応ソフト
ウエアの再インストールは必要ない。
【0052】上述のように、本実施例では、ロボット1
0はMPEG展開機能を有した移動型情報通信中継装置
として機能する。なお、無線LAN本部54では、ロボ
ット10に送信した動画情報を保存できるので、映像表
示装置26では、いつでもロボット10を介して無線L
AN本部54で保存された動画情報を展開した状態で表
示することができる。
【0053】次に、本実施の形態で近接無線通信端末が
映像表示機30である実施例(第2実施例)について説
明する。図4は、本実施の形態で近接無線通信端末が映
像表示機30である実施例の情報通信装置8の構成及び
その周辺接続状態を示す図である。
【0054】ロボット10には、頭部に通常、カメラ8
8が装着されているが、このカメラ88はロボット10
が視覚したものをフィードバック情報として基本情報に
蓄積していくためのものである。この通常のカメラ88
付頭部の代わりにカメラ88及びCCDカメラ28が付
いた頭部を用いることができる。この場合は、機能拡張
スロット101にCCDカメラ28付頭部パーツを取り
付ける。このCCDカメラ28では静止画や動画を撮影
することができる。CCDカメラ28を駆動させるドラ
イバソフトを板状メモリ94に格納して板状メモリ用コ
ネクタ93を介してロボット10に格納する。このドラ
イバソフトも固定外部記憶装置100で記憶させる。ロ
ボット10の近接無線通信エリアには、映像表示機30
が配備されている。映像表示機30は、近接無線通信機
能を有し、CCDカメラ28で撮影された静止画や動画
をリアルタイムで表示することができる。すなわち、ド
ライバソフトにより、CCDカメラ28で撮影された静
止画や動画の情報は、近接無線通信によりロボット10
から映像表示機30に送信され、映像表示機30では撮
影された映像を見ることができる。映像表示機30には
シャッターボタン46が取り付けられており、動画撮影
中に映像表示機30を持った人がシャッターボタン46
を押すことにより気に入った映像を静止画として撮影す
ることができる。ロボット10は無線LAN本部54の
無線LANエリア内に配置されている。無線LAN本部
54では、ロボット10が撮影した静止画や動画の映像
を無線LANにより受信して当該映像情報を保存した
り、インターネット回線に配信したりすることができ
る。なお、CCDカメラ28を駆動させるドライバソフ
トをロボット10に格納する手順は上記第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0055】上述のように、本実施例では、ロボット1
0はCCDカメラでの撮像機能を有した移動型情報通信
中継装置として機能する。なお、無線LAN本部54で
は、ロボット10から送信された映像情報(静止画、動
画)を保存できるので、映像表示機30では、いつでも
ロボット10を介して無線LAN本部54で保存された
映像情報を表示することができる。
【0056】次に、本実施の形態で近接無線通信端末が
撮像装置32である実施例(第3実施例)について説明
する。図5は、本実施の形態で近接無線通信端末が撮像
装置32である実施例の情報通信装置8の構成及びその
周辺接続状態を示す図である。
【0057】この実施例では、ロボット10の通常の頭
部の代わりにプロジェクタ34付頭部を用いることがで
きる。機能拡張スロット101にプロジェクタ34付頭
部を取り付ける。ロボット10の近接無線通信エリアに
は、撮像装置32が配備されている。撮像装置32は近
接無線通信機能を有し、CCDカメラを備えていて周辺
のもの等を撮像することができる。このCCDカメラで
は静止画や動画を撮影することができる。このCCDカ
メラで撮影した映像は近接無線通信でロボット10に送
信することができる。プロジェクタ34を駆動させるド
ライバソフトを板状メモリ94に格納して板状メモリ用
コネクタ93を介してロボット10に格納する。このド
ライバソフトも固定外部記憶装置100で記憶させる。
撮像装置32で撮影された静止画や動画の情報は、近接
無線通信によりロボット10に送信され、ドライバソフ
トによりロボット10のプロジェクタ34で当該撮影さ
れた映像を拡大放映して多数の人が見ることができる。
ロボット10は無線LAN本部54の無線LANエリア
内に配置されている。無線LAN本部54では、ロボッ
ト10のプロジェクタ34で放映された静止画や動画の
映像を無線LANにより受信して当該映像情報を保存し
たり、インターネット回線に配信したりすることができ
る。なお、プロジェクタ34を駆動させるドライバソフ
トをロボット10に格納する手順は上記第1実施例と同
様であるので説明を省略する。
【0058】上述のように、本実施例では、ロボット1
0はプロジェクタでの放映機能を有した移動型情報通信
中継装置として機能する。なお、無線LAN本部54で
は、ロボット10から送信された映像情報(静止画、動
画)を保存できるので、いつでもロボット10は無線L
AN本部54で保存された映像情報を放映することがで
きる。
【0059】次に、本実施の形態で近接無線通信端末が
マイク50である実施例(第4実施例)について説明す
る。図6は、本実施の形態で近接無線通信端末がマイク
50である実施例の情報通信装置8の構成及びその周辺
接続状態を示す図である。
【0060】この実施例では、ロボット10の通常の頭
部の代わりにカメラ88、プロジェクタ34及び拡大ス
ピーカ48が付いた頭部を用いることができる。機能拡
張スロット101にプロジェクタ34及び拡大スピーカ
48付頭部を取り付ける。ロボット10の近接無線通信
エリアには、マイク50が配備されている。マイク50
は近接無線通信機能を有し、入力された音を増幅するこ
とができる。このマイク50で収音した音は近接無線通
信でロボット10に送信することができる。プロジェク
タ34及び拡大スピーカ48を駆動させるドライバソフ
トを板状メモリ94に格納して板状メモリ用コネクタ9
3を介してロボット10に格納する。このドライバソフ
トはMPEG圧縮された映像を展開する機能ももってい
る。このドライバソフトも固定外部記憶装置100で記
憶させる。本実施例では、マイク50、プロジェクタ3
4、拡大スピーカ48でカラオケ機能を実現するもので
ある。ユーザがマイク50に向かって入れた音は、近接
無線通信によりロボット10に送信される。ロボット1
0は無線LAN本部54の無線LANエリア内に配置さ
れている。無線LAN本部54は、カラオケ用の映像及
び音声をインターネット回線16からダウンロードし、
ダウンロードされた映像、音声はロボット10に送信さ
れる。無線LAN本部54でダウンロードされ、かつロ
ボット10に送信された映像情報はMPEG圧縮された
状態になっている。ロボット10は、ドライバソフトに
より、無線LAN本部54から送信されてきた映像をM
PEG展開してプロジェクタ34から放映し、送信され
てきた音声を拡大スピーカ48から出力し、マイク50
から送信されてきたユーザの音声も拡大スピーカ48か
ら出力する。無線LAN本部54では、ロボット10の
プロジェクタ34及び拡大スピーカ48で実現されたカ
ラオケを無線LANにより受信して当該カラオケを保存
したり、インターネット回線に配信したりすることがで
きる。なお、プロジェクタ34及び拡大スピーカ48を
駆動させるドライバソフトをロボット10に格納する手
順は上記第1実施例と同様であるので説明を省略する。
【0061】上述のように、本実施例では、ロボット1
0はプロジェクタ及び拡大スピーカでのカラオケ機能を
有した移動型情報通信中継装置として機能する。なお、
無線LAN本部54では、ロボット10から送信された
カラオケ情報(映像及び音声)を保存できるので、いつ
でもロボット10は無線LAN本部54で保存されたカ
ラオケ情報を実現することができる。本実施例は、街頭
の広告宣伝活動などで利用できる。
【0062】
【発明の効果】請求項1記載の本発明によれば、従来、
無線LANに接続して単に無線LAN本部装置からの命
令により動作していた移動型の通信ロボット装置が、様
々な情報通信端末の中継機器として使用することが可能
となり、移動型通信ロボット装置及び近接無線通信端末
の幅広い応用が可能となる。
【0063】また、移動型通信ロボット装置を新たに購
入することなくロボット装置に新たな機能を追加するこ
とが可能となり、ロボット装置の機能性を向上させるこ
とができてエンターテインメント性をアップさせること
ができる。さらに、各種企業からロボット装置の機能を
追加させるためのハードウエア及びソフトウエアが発売
されてロボット装置についてユーザに提供される機能が
多数になることが予想される。
【0064】請求項2記載の本発明によれば、従来、無
線LANに接続して単に無線LAN本部装置からの命令
により動作していた移動型の通信ロボット装置が、様々
な情報通信端末の中継機器として使用することが可能と
なり、移動型通信ロボット装置及び近接無線通信端末の
幅広い応用が可能となる。
【0065】また、移動型通信ロボット装置を新たに購
入することなくロボット装置に新たな機能を追加するこ
とが可能となり、ロボット装置の機能性を向上させるこ
とができてエンターテインメント性をアップさせること
ができる。さらに、各種企業からロボット装置の機能を
追加させるためのハードウエア及びソフトウエアが発売
されてロボット装置についてユーザに提供される機能が
多数になることが予想される。
【0066】請求項3記載の本発明によれば、情報通信
中継ロボット装置と前記近接無線通信端末との緊密な連
携使用が可能となり、互いに専用的な使用も可能とな
る。
【0067】請求項4記載の本発明によれば、ロボット
装置にカメラの機能を付与することができ、人間が入り
にくい場所、危険な場所等の撮影が可能になる。
【0068】請求項5記載の本発明によれば、ロボット
装置に映像表示の機能を付与することができ、圧縮され
ていた映像を解凍して人に見せたり、映像を拡大して人
に見せたりすることが可能になる。
【0069】請求項6記載の本発明によれば、ロボット
装置に音声出力の機能を付与することができ、音声を発
することができるので、広告宣伝、カラオケ等の用途が
可能になる。
【0070】請求項7記載の本発明によれば、ロボット
装置はいつでも当該保存されている映像データを取り出
すことができ、当該映像を展開できる。
【0071】請求項8記載の本発明によれば、前記無線
LAN本部装置は、グローバル通信回線に映像データを
配信することができ、当該保存されている映像データを
再利用することができる。
【0072】請求項9記載の本発明によれば、前記無線
LAN本部装置は、グローバル通信回線に音声データを
配信することができ、当該保存されている音声データを
再利用することができる。
【0073】請求項10記載の本発明によれば、従来、
無線LANに接続して単に無線LAN本部からの命令に
より動作していた移動型の通信ロボット装置が、様々な
情報通信端末の中継機器として使用することが可能とな
り、移動型通信ロボット装置及び近接無線通信端末の幅
広い応用が可能となる。
【0074】また、移動型通信ロボット装置を新たに購
入することなくロボット装置に新たな機能を追加するこ
とが可能となり、ロボット装置の機能性を向上させるこ
とができてエンターテインメント性をアップさせること
ができる。さらに、各種企業からロボット装置の機能を
追加させるためのハードウエア及びソフトウエアが発売
されてロボット装置についてユーザに提供される機能が
多数になることが予想される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る情報通信装置の構成
及びその周辺接続状態を示す図。
【図2】本実施の形態で近接無線通信端末が映像表示装
置である実施例の情報通信装置の構成及びその周辺接続
状態を示す図。
【図3】本実施の形態のドライバソフトを格納する手順
を示したフローチャート。
【図4】本実施の形態で近接無線通信端末が映像表示機
である実施例の情報通信装置の構成及びその周辺接続状
態を示す図。
【図5】本実施の形態で近接無線通信端末が撮像装置で
ある実施例の情報通信装置の構成及びその周辺接続状態
を示す図。
【図6】本実施の形態で近接無線通信端末がマイクであ
る実施例の情報通信装置の構成及びその周辺接続状態を
示す図。
【図7】本実施の形態の無線LAN本部の構成を示すブ
ロック図。
【図8】本実施の形態のロボットの構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
8…情報通信装置、10…ロボット、16…インターネ
ット回線、18…ラジオ、20…TV、22…PDA、
24…デジタルカメラ、26…映像表示装置、28…C
CDカメラ、30…映像表示機、32…撮像装置、34
…プロジェクタ、48…拡大スピーカ、50…マイク、
54…無線LAN本部、70…フラッシュメモリ、76
…CPU、78…メモリ、81…CPU、85…インタ
ーフェース回路、86…通信部、93…板状メモリ用コ
ネクタ、94…板状メモリ、97…モータ、98…駆動
機構、99…近接無線通信部、100…固定外部記憶装
置、101…機能拡張スロット

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】情報通信装置であって、 情報通信中継ロボット装置と、 無線LAN本部装置と、からなり、 前記情報通信中継ロボット装置は、自走可能であり、所
    定基本情報を記憶する着脱可能な記憶手段と、前記基本
    情報に基づいて可動部を駆動させる駆動手段と、前記駆
    動手段の動作をフィードバック情報を用いて制御すると
    共に前記フィードバック情報を前記基本情報に蓄積する
    制御手段と、ロボット装置の機能を拡張するためにロボ
    ット装置に装着可能なハードウエアを受け付ける拡張ハ
    ードウエア受付手段と、前記ハードウエアを実行制御す
    るドライバを取得するドライバ取得手段と、前記ドライ
    バを記憶することができる固定外部記憶手段と、近接無
    線通信端末と近接無線通信可能な近接無線通信部と、前
    記無線LAN本部装置と無線LAN通信可能な無線LA
    N通信部と、を備え、 前記無線LAN本部装置はグローバル通信回線と通信可
    能であり、 前記情報通信中継ロボット装置は、前記無線LAN本部
    装置を介してグローバル通信回線と通信可能であり、前
    記無線LAN本部装置と前記近接無線通信端末との情報
    通信の中継機能を果たすと共に、前記ハードウエアが前
    記ロボット装置に装着されかつ前記ドライバが前記ロボ
    ット装置に格納された際に前記ドライバが前記ハードウ
    エアを制御可能になることを特徴とする情報通信装置。
  2. 【請求項2】情報通信装置であって、 情報通信中継ロボット装置と、 無線LAN本部装置と、からなり、 前記情報通信中継ロボット装置は、自走可能であり、所
    定基本情報を記憶する着脱可能な記憶手段と、前記基本
    情報に基づいて可動部を駆動させる駆動手段と、前記駆
    動手段の動作をフィードバック情報を用いて制御すると
    共に前記フィードバック情報を前記基本情報に蓄積する
    制御手段と、ロボット装置の機能を拡張するためにロボ
    ット装置に装着可能なハードウエアを受け付ける拡張ハ
    ードウエア受付手段と、前記ハードウエアに対応したソ
    フトウエアを格納した着脱可能な外部記憶装置を受け付
    けるリムーバブル外部記憶装置受付手段と、前記ハード
    ウエアに対応したソフトウエアを記憶することができる
    固定外部記憶手段と、近接無線通信端末と近接無線通信
    可能な近接無線通信部と、前記無線LAN本部装置と無
    線LAN通信可能な無線LAN通信部と、を備え、 前記無線LAN本部装置はグローバル通信回線と通信可
    能であり、 前記情報通信中継ロボット装置は、前記無線LAN本部
    装置を介してグローバル通信回線と通信可能であり、前
    記無線LAN本部装置と前記近接無線通信端末との情報
    通信の中継機能を果たすと共に、前記ハードウエアが前
    記ロボット装置に装着されかつ前記ハードウエアに対応
    したソフトウエアが前記ロボット装置に格納された際に
    前記ハードウエア及び前記ソフトウエアによって当該ハ
    ードウエアの機能を追加されることができることを特徴
    とする情報通信装置。
  3. 【請求項3】前記情報通信装置は、前記近接無線通信端
    末を含むことを特徴とする請求項2に記載の情報通信装
    置。
  4. 【請求項4】前記拡張ハードウエア受付手段は、撮像用
    ハードウエアを受付可能であることを特徴とする請求項
    2に記載の情報通信装置。
  5. 【請求項5】前記拡張ハードウエア受付手段は、映像表
    示用ハードウエアを受付可能であることを特徴とする請
    求項2に記載の情報通信装置。
  6. 【請求項6】前記拡張ハードウエア受付手段は、音声出
    力用ハードウエアを受付可能であることを特徴とする請
    求項2に記載の情報通信装置。
  7. 【請求項7】前記無線LAN本部装置は、前記情報通信
    中継ロボット装置に送信した映像データを保存可能であ
    ることを特徴とする請求項5に記載の情報通信装置。
  8. 【請求項8】前記無線LAN本部装置は、前記情報通信
    中継ロボット装置から送信された映像データを保存可能
    であることを特徴とする請求項4又は5に記載の情報通
    信装置。
  9. 【請求項9】前記無線LAN本部装置は、前記情報通信
    中継ロボット装置から送信された音声データを保存可能
    であることを特徴とする請求項6に記載の情報通信装
    置。
  10. 【請求項10】情報通信ロボット装置であって、 自走可能であり、所定基本情報を記憶する着脱可能な記
    憶手段と、前記基本情報に基づいて可動部を駆動させる
    駆動手段と、前記駆動手段の動作をフィードバック情報
    を用いて制御すると共に前記フィードバック情報を前記
    基本情報に蓄積する制御手段と、ロボット装置の機能を
    拡張するためにロボット装置に装着可能なハードウエア
    を受け付ける拡張ハードウエア受付手段と、前記ハード
    ウエアに対応したソフトウエアを格納した着脱可能な外
    部記憶装置を受け付けるリムーバブル外部記憶装置受付
    手段と、前記ハードウエアに対応したソフトウエアを記
    憶することができる固定外部記憶手段と、近接無線通信
    端末と近接無線通信可能な近接無線通信部と、グローバ
    ル通信回線に接続された無線LAN本部と無線LAN通
    信可能な無線LAN通信部と、を備えた情報通信ロボッ
    ト装置からなり、 前記情報通信ロボット装置は、前記無線LAN本部を介
    してグローバル通信回線と通信可能であり、無線LAN
    本部と前記近接無線通信端末との情報通信の中継機能を
    果たすと共に、前記ハードウエアが前記ロボット装置に
    装着されかつ前記ハードウエアに対応したソフトウエア
    が前記ロボット装置に格納された際に前記ハードウエア
    及び前記ソフトウエアによって当該ハードウエアの機能
    を追加されることができることを特徴とする情報通信ロ
    ボット装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005313303A (ja) * 2004-04-30 2005-11-10 Japan Science & Technology Agency ロボット遠隔制御システム
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