JP2005348056A - テレビインタホン装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 来訪者が訪問した時に、来訪者の画像を見て対応できるテレビインタホン装置を提案する。
【解決手段】 テレビインタホン装置では、室外に設置された子機1のカメラ部16が常に駆動して、映像がインタホン線4を介して子機1から室内の親機2に送られる。来訪者が子機1の呼出ボタン13を押すと、親機2の液晶表示部21にはそのときのカメラ部16からの映像が表示されると共に呼出音が出力される。また、呼出ボタン13が押された前後数秒の画像が記憶される。また、そのときのカメラ部16からの映像は、親機2から副親機3にも無線通信で送られて、液晶表示部31に表示されると共に、副親機3では呼出音が出力される。親機2の通話ボタン22または副親機3の通話ボタン32が押されることで、室内のユーザと来訪者との通話が実現する。
【選択図】 図1
【解決手段】 テレビインタホン装置では、室外に設置された子機1のカメラ部16が常に駆動して、映像がインタホン線4を介して子機1から室内の親機2に送られる。来訪者が子機1の呼出ボタン13を押すと、親機2の液晶表示部21にはそのときのカメラ部16からの映像が表示されると共に呼出音が出力される。また、呼出ボタン13が押された前後数秒の画像が記憶される。また、そのときのカメラ部16からの映像は、親機2から副親機3にも無線通信で送られて、液晶表示部31に表示されると共に、副親機3では呼出音が出力される。親機2の通話ボタン22または副親機3の通話ボタン32が押されることで、室内のユーザと来訪者との通話が実現する。
【選択図】 図1
Description
この発明はテレビインタホン装置に関し、特に、来訪者が訪問した時に、来訪者の画像を見て対応できるテレビインタホン装置に関する。
たとえば特許文献1にも開示されているように、従来から、テレビインタホン装置として、カメラ付インタホン玄関子機と、当該カメラ付インタホン玄関子機に有線で接続されるモニタ付インタホン居室親機と、カメラ付インタホン玄関子機およびモニタ付インタホン居室親機と無線で通話することができるモニタ付インタホン居室副親機とを備えて成るものが知られている。
ここで、モニタ付インタホン居室親機は、カメラ付インタホン玄関子機から伝送された音声信号と映像信号とを無線信号で送信し、モニタ付インタホン居室副親機から無線送信される無線音声信号を受信する無線送受信部を有し、モニタ付インタホン居室副親機は、モニタ付インタホン居室親機から無線信号により送信される無線音声信号と無線映像信号を受信し、音声信号を無線信号で送信する無線送受信部を有し、モニタ付インタホン居室親機とモニタ付インタホン居室副親機との通話の際に、モニタ付インタホン居室親機は、音声信号を無線信号により送信し、モニタ付インタホン居室副親機から送信される無線音声信号を受信すると共に、モニタ付インタホン居室副親機は、モニタ付インタホン居室親機から送信される無線音声信号を受信し、音声信号を無線送信するように構成されている。
このような構成のテレビインタホン装置によれば、モニタ付インタホン居室副親機の設置および増設時における配線工事の省施工化を図ることができ、また、モニタ付インタホン居室副親機の設置場所を自由に設定することが可能となり、さらに、システムの買替え時に、カメラ付インタホン玄関子機とモニタ付インタホン居室親機との間の伝送路を利用することができ、モニタ付インタホン居室副親機を加えた構成を容易に実現することができる。
特開2000−224316号公報
しかしながら、このような構成のテレビインタホン装置においては、カメラ付インタホン玄関子機から伝送された映像信号を、複数台のモニタ付インタホン居室副親機へ無線伝送する場合に、有線伝送の場合と異なり、無線伝送の場合は1対1の通信であり、モニタ付インタホン居室親機からモニタ付インタホン居室副親機各モニタ付インタホン居室副親機への無線伝送に要する時間分遅延が生じ、結果、モニタ付インタホン居室副親機ごとに異なった映像信号が伝送されるという問題があった。
また、カメラ付インタホン玄関子機から伝送された子機映像信号をデジタル方式で記録するための記録媒体を有する場合においても、記録媒体への映像信号の記録とモニタ付インタホン居室親機からモニタ付インタホン居室副親機への無線映像伝送とを順次交互に行なうために、電波状態により常に変化するモニタ付インタホン居室親機からモニタ付インタホン居室副親機への無線伝送時間周期での記録媒体への映像信号の記録しか行なうことができないという問題があった。
また、来訪者がカメラ付インタホン玄関子機の呼出しボタンを押した以降に来訪者映像の取得動作を行なうために、来訪者映像の確実な記録ができない場合があるという、防犯上好ましくない問題があった。したがって、従来のテレビインタホン装置においては、モニタ付インタホン居室親機およびモニタ付インタホン居室副親機を防犯設備として利用することは万全でない場合があるという問題があった。
本発明は、これらの問題を解消するためになされたもので、確実に来訪者が映ったカメラ付インタホン玄関子機から伝送された子機映像信号を、モニタ付インタホン居室副親機へ無線伝送することができ、また、モニタ付インタホン居室親機からモニタ付インタホン居室副親機への無線伝送状況に依存せずに、カメラ付インタホン玄関子機から伝送された子機映像信号のモニタ付インタホン居室親機の記録媒体へ録画でき、ひいてはモニタ付インタホン居室親機およびモニタ付インタホン居室副親機を確実な防犯設備として利用することができるテレビインタホン装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、テレビインタホン装置は、住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、カメラ付インタホン玄関子機は、映像を撮影する撮像手段と、撮像手段で撮影された映像を第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、第1のモニタ付インタホン居室親機は、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を表示する第1の表示手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像に対して圧縮処理を行なう映像圧縮手段と、圧縮された映像を少なくとも1画面分蓄積する映像蓄積手段とを備え、第2のモニタ付インタホン居室親機は、第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された映像を表示する第2の表示手段を備える。
さらに、第1のモニタ付インタホン居室親機の映像蓄積手段は、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像より所定期間分以前のカメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を蓄積することが好ましい。
本発明の他の局面に従うと、テレビインタホン装置は、住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、カメラ付インタホン玄関子機は、映像を撮影する撮像手段と、撮像手段で撮影された映像を第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、第1のモニタ付インタホン居室親機は、カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を表示する第1の表示手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を第1の周期でデジタル方式で記録媒体に書込む記録媒体書込手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を第2の周期で蓄積する映像蓄積手段と、映像蓄積手段に蓄積された、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を、第2の周期に応じた周期で第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段とを備え、第2のモニタ付インタホン居室親機は、第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された映像を表示する第2の表示手段を備える。
さらに、上記第1の周期と第2の周期とは異なる周期であることが好ましい。
本発明のさらに他の局面に従うと、テレビインタホン装置は、住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、カメラ付インタホン玄関子機は、映像を撮影する撮像手段と、撮像手段で撮影された映像を第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、第1のモニタ付インタホン居室親機は、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を表示する第1の表示手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像をデジタル方式で記録媒体に書込む記録媒体書込手段と、カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像と、記録媒体に書込まれた画像とのいずれかの画像を第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段とを備え、第2のモニタ付インタホン居室親機は、第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された映像を表示する第2の表示手段を備える。
なお、第1のモニタ付インタホン居室親機と第2のモニタ付インタホン居室親機とが相互に行なう通信は、無線通信方式としてBluetooth(登録商標)規格を使用した通信であることが好ましい。
また、上記記録媒体は、SDメモリカード(登録商標)であることが好ましい。
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
図1に、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置の構成の具体例を示す。
図1を参照して、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置は、通常、屋外に設置されて、呼出ボタン13およびカメラ部16などを含むカメラ付インタホン玄関子機1A,1Bと、通常、屋内に設置されて、液晶表示部21、通話ボタン22、内線ボタン23、およびSD(Secure Digital)メモリカード(登録商標)などの記録媒体であるSDカードメモリ25などを含むモニタ付インタホン居室親機2と、持運び可能に構成されて、液晶表示部31、通話ボタン32、内線ボタン33、およびカメラ部36などを含むモニタ付インタホン居室副親機3A,3Bとを含んで構成される。
カメラ付インタホン玄関子機1A,1Bとモニタ付インタホン居室親機2とは、専用の通信回線であるインタホン線4を介して通信を行なう。なお、カメラ付インタホン玄関子機1A,1Bとモニタ付インタホン居室親機2との通信は、本実施の形態においては有線による通信であるものとするが、以下に説明するような無線通信を行なってもよい。
モニタ付インタホン居室親機2、モニタ付インタホン居室副親機3A、およびモニタ付インタホン居室副親機3Bは相互に無線通信を行ない、より具体的には、本実施の形態においては、モニタ付インタホン居室親機2での、複数のモニタ付インタホン居室副親機3A,3Bの制御を可能とするため、Bluetooth(登録商標)無線信号が送信される経路であるBluetooth(登録商標)無線伝送路5を介して、2.4GHz帯の特定小電力無線局での映像伝送可能な方式の1つであるBluetooth(登録商標)無線方式を採用した通信を行なうものとする。
ここで、まず、Bluetooth(登録商標)無線方式について、一般的な説明を行なう。
Bluetooth(登録商標)無線方式は、2.4GHz帯で1Mbpsの速度で通信を行なうことのできる携帯情報機器向けの無線通信技術で、単に1対1のケーブル代替えのネットワーク技術ではなく、1対多の接続が可能なワイヤレスネットワークのシステムを構築できる無線方式である。
Bluetooth(登録商標)無線方式では、複数の端末の秩序立てた通信が可能であるため、通信に関わる端末グループの中から、1つの端末に制御機能が与えられることで、端末同士を簡単にワイヤレスネットワーク化させることができる。なお、Bluetooth(登録商標)無線方式において、制御機能を担う端末は、マスタ(Master)と呼ばれ、その他は、スレーブ(Slave)と呼ばれる。また、マスタとスレーブとが通信状態にあるネットワークは、ピコネット(Piconet)と呼ばれる。
Bluetooth(登録商標)無線方式は、音声とデータとの両方を偏りなく扱うことができるように配慮されている。音声に関しては、1つのピコネットあたり最大で同時に3通話までの通信が可能とされ、回線交換型のSCO(Synchronous Connection Oriented)リンクが用いられることにより実現される。データに関しては、ピコネット内に存在するスレーブ同士で通信回線を共有しながら、パケットが各スレーブとマスタとの間で送受信される。データの送受信は、パケット交換型のACL(Asynchronous Connection Less)リンクが用いられることにより実現される。
Bluetooth(登録商標)無線方式では、電池駆動のポータブル機器への無線設備の搭載が前提とされているため、ACLリンクにおいて消費電力を抑えるために、Bluetooth(登録商標)デバイスは、パークモード(Park Mode)とホールドモード(Hold Mode)とスニフモード(Sniff Mode)との3つの低消費電力モードに遷移することが可能である。
パークモードは、スレーブ特有のモードであって、パークモードにあるパーク中のスレーブはピコネットヘの同期、つまりホッピングパターンとマスタクロックとヘの同期を保持している。ただし、パークモードでは、スレーブは、マスタとの間でパケットを交換することはできない。パーク中のスレーブは、一定時間間隔(ビーコン周期)でマスタから送信される情報を受信し、必要があればすぐにピコネットヘ参加できる。パークモードでは、スレーブは、マスタから割振られたスレーブ識別子(接続中のスレーブに与えられる3ビットのアドレス(1〜7))をいったんマスタに返却する。したがって、パーク中のスレーブが、ピコネットヘの再参加を希望しても、スレーブ識別子に空きがなければすぐに加わることができない。逆に、マスタは、パークモードに入るスレーブに、8ビットのパークスレーブ識別子を与える。マスタは、最大255台のパーク中のスレーブを管理し、必要なスレーブだけを随時ピコネットに参加させることできる。
ホールドモードは、マスタとスレーブとの両方が遷移できるモードであって、ホールドモードにあるマスタとスレーブとは、ピコネットに同期したまま、設定された一定期間(ホールド時間)中は送受信を行なわず、ホールド時間経過後に通信を再開する。
スニフモードは、スレーブだけが遷移可能なモードであって、スレーブが、一定時間間隔(スニフ間隔)でマスタとの間で情報の送受信を行ない、その他の時間は、電力消費を抑えるというモードである。スニフモードは、スレーブの待機時の処理が極端に減らされるため、スレーブの消費電力をホールドモードよりも抑えることができる。また、スニフモードでは、パークモードと異なり、スレーブは、マスタから割振られたスレーブ識別子を保持している状態にあるので、ピコネットにすぐに再加入できる。
本実施の形態にかかるテレビインタホン装置では、マスタ端末とされるモニタ付インタホン居室親機2がマスタ端末とされ、モニタ付インタホン居室副親機3A,3Bがスレーブ端末とされる。さらに、スレーブ端末であるモニタ付インタホン居室副親機3A,3Bは、上述の低電力消費モードの中のスニフモードに遷移可能に構成される。これにより、スレーブ端末であるモニタ付インタホン居室副親機3A,3Bがスニフモードであっても、必要に応じてピコネットにすぐに再加入できる。そのため、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置では、モニタ付インタホン居室親機2、モニタ付インタホン居室副親機3A、およびモニタ付インタホン居室副親機3Bのいずれもが、来訪者に対して迅速な応対が可能な構成とされる。
図2〜図4は、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置を構成する各機器の内部構成を示すブロック図である。カメラ付インタホン玄関子機1Aとカメラ付インタホン玄関子機1Bとは同様の構成を有し、また、モニタ付インタホン居室副親機3Aとモニタ付インタホン居室副親機3Bとは同様の構成を有している。このため、図2では、カメラ付インタホン玄関子機1Aとカメラ付インタホン玄関子機1Bとを代表させたカメラ付インタホン玄関子機1の構成が示され、図4では、モニタ付インタホン居室副親機3Aとモニタ付インタホン居室副親機3Bとを代表させたモニタ付インタホン居室副親機3の構成が示されている。
図2を参照して、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置に含まれるカメラ付インタホン玄関子機1は、カメラ付インタホン玄関子機1全体を制御するCPU(Central Processing Unit)100と、モニタ付インタホン居室親機2を呼出すための呼出ボタン13と、来訪者を撮影するカメラ部16と、カメラ部16で撮影された映像を変調する映像変調回路102と、図示されないマイクやスピーカを含んで、屋外の訪問者と屋内のユーザとの音声通話を可能とする音声通話回路101と、多重/分離回路103とを含んで構成される。
CPU100は、呼出ボタン13に接続され、訪問者に押されることによって、呼出ボタン13から呼出信号が入力される。CPU100は、カメラ部16と多重/分離回路103とに接続され、それらを制御する制御信号を送出する。また、呼出ボタン13からの呼出信号を検出すると来訪者を検知し、来訪者がある旨の制御信号である来訪者検知信号を多重/分離回路103に対して送出する。
カメラ部16は、CPU100からの制御信号にしたがって常に駆動されて、カメラ付インタホン玄関子機1近傍の映像を撮影する。そして、撮影した映像に基づいた映像信号を映像変調回路102に対して送出する。映像変調回路102は、カメラ部16から入力された映像信号に対して変調処理を施し、多重/分離回路103に対して送出する。多重/分離回路103は、映像変調回路102から入力された変調処理が施された映像信号を含む送信用信号を生成し、所定のタイミングで、インタホン線4を介して、モニタ付インタホン居室親機2に対して送信する。
音声通話回路101は、含まれるマイクで来訪者が発する音声を取得し、取得した音声に基づいた音声信号を多重/分離回路103に対して送出する。
多重/分離回路103は、CPU100からの制御信号にしたがって、映像変調回路102から入力された変調処理が施された映像信号と、音声通話回路101から入力された来訪者の音声に基づいた音声信号と、CPU100から入力された制御信号である来訪者検知信号とに対して多重化処理を施して、送信用信号を生成し、インタホン線4を介して、モニタ付インタホン居室親機2に対して送信する。
また、多重/分離回路103は、インタホン線4を介して、モニタ付インタホン居室親機2から送信された、多重化処理された送信用信号を受信する。多重/分離回路103は、モニタ付インタホン居室親機2から送信された送信用信号を音声信号と制御信号とに分離し、音声信号をスピーカから来訪者に対して出力するために音声通話回路101に対して送出し、制御信号をCPU100に対して送出する。
図3を参照して、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置に含まれるモニタ付インタホン居室親機2は、モニタ付インタホン居室親機2全体を制御するCPU200と、来訪者の映像を表示する液晶表示部21と、来訪者との通話を開始するためにカメラ付インタホン玄関子機1を呼出す通話ボタン22と、屋内の他のユーザとの内線通話を開始するためにモニタ付インタホン居室副親機3を呼出す内線ボタン23と、モニタ付インタホン居室副親機3との無線通信を行なうためのアンテナ24Aを含む無線送受信部24と、SDカードメモリ25と、図示されないマイクやスピーカを含んで、屋外の訪問者や屋内の他のユーザとの音声通話を可能とする音声通話回路201と、多重/分離回路203と、映像信号を復調する映像復調回路202と、アナログの映像信号をデジタル信号に変換する映像A/D(アナログ/デジタル)変換回路205と、デジタル信号に変換された映像信号を蓄積する表示映像蓄積回路207と、映像信号を圧縮および伸張処理する映像圧縮/伸張回路206と、圧縮された画像信号を蓄積する圧縮映像蓄積回路211と、モニタ付インタホン居室副親機3に送信するための映像信号を蓄積する伝送映像蓄積回路208と、SDカードメモリ25に記録するための映像信号を蓄積する記録映像蓄積回路210と、アナログの音声信号とデジタルの音声信号とを相互に変換する音声AD/DA(アナログ−デジタル/デジタル−アナログ)変換回路204と、呼出音を出力する呼出音回路209とを含んで構成される。
CPU200は、音声通話回路201と、多重/分離回路203と、音声AD/DA変換回路204と、映像圧縮/伸張回路206と、表示映像蓄積回路207と、液晶表示部21と、伝送映像蓄積回路208と、呼出音回路209と、記録映像蓄積回路210と、無線送受信部24と、SDカードメモリ25とに接続され、それらを制御する制御信号を送出する。
多重/分離回路203は、インタホン線4を介して、カメラ付インタホン玄関子機1から送信された、映像信号を含む送信用信号、または多重化処理された送信用信号を受信し、CPU200からの制御信号にしたがって、受信信号を、映像信号と音声信号と制御信号である来訪者検知信号とに分離する。
多重/分離回路203は、映像復調回路202と映像復調回路202と音声通話回路201とに接続され、分離して得られた映像信号を映像復調回路202に、音声信号を音声通話回路201に、来訪者検知信号をCPU200に対して送出する。
無線送受信部24は、Bluetooth(登録商標)無線伝送路5を介して、モニタ付インタホン居室副親機3から送信された、2.4GHz帯域のBluetooth(登録商標)無線信号として、Bluetooth(登録商標)無線プロトコルにより時分割多重化処理された送信用信号を受信し、CPU200からの制御信号にしたがって、送信用信号を、デジタル音声信号と制御信号とデジタル映像信号とに分離する。
無線送受信部24は、音声AD/DA変換回路204とCPU200と映像圧縮/伸張回路206とに接続され、分離して得られたデジタル音声信号を音声AD/DA変換回路204に、制御信号をCPU200に、デジタル映像信号を映像圧縮/伸張回路206に対して送出する。
CPU200は、多重/分離回路203から入力された来訪者検知信号を検出し、カメラ付インタホン玄関子機1近傍に来訪者の存在を認識する。
また、CPU200は、無線送受信部24から入力されたモニタ付インタホン居室副親機3からの制御信号である呼出信号を検出し、モニタ付インタホン居室副親機3においてカメラ付インタホン玄関子機1からの呼出動作に対する応答動作が行なわれたことを認識する。
また、CPU200は、屋内のユーザに押されることによって、通話ボタン22から呼出信号を入力される。CPU200は、通話ボタン22からの呼出信号を検出すると屋内のユーザが通話ボタン22を押したことを検知し、カメラ付インタホン玄関子機1またはモニタ付インタホン居室副親機3からの呼出動作に対する応答動作が行なわれたことを認識する。
また、CPU200は、屋内のユーザに押されることによって、内線ボタン23から呼出信号を入力される。CPU200は、内線ボタン23からの呼出信号を検出すると屋内のユーザが内線ボタン23を押したことを検知し、モニタ付インタホン居室副親機3に対する呼出動作が行なわれたことを認識する。
映像復調回路202は、映像A/D変換回路205に接続され、多重/分離回路203から入力された映像信号をアナログコンポジット信号に復調し、映像A/D変換回路205に対して送出する。
映像A/D変換回路205は、表示映像蓄積回路207と映像圧縮/伸張回路206とに接続され、映像復調回路202から入力されたアナログコンポジット信号である映像信号をデジタル信号に変換し、表示映像蓄積回路207と映像圧縮/伸張回路206とに対して送出する。
映像圧縮/伸張回路206は、圧縮映像蓄積回路211に接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、映像A/D変換回路205から入力されたデジタル映像信号をJPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮画像に変換し、圧縮映像蓄積回路211に送出する。
圧縮映像蓄積回路211は、30画面分の映像を記憶可能な容量を有しており、古い映像より順に消去されて新しい映像が上書き記憶されるリング状メモリ構造を有し、映像圧縮/伸張回路206から入力されたデジタル映像信号を、1秒間に15画面分の周期で、順次、記憶する。
記録映像蓄積回路210は、カメラ付インタホン玄関子機1から受信した映像を1画面分記憶可能な容量を有しており、CPU200からの制御信号と時間信号とにしたがって、圧縮映像蓄積回路211に記憶されている最も古い映像を読出して、1秒間に5画面分の周期で複写する。記録映像蓄積回路210は、SDカードメモリ25に接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、複写して得られたデジタル映像信号をSDカードメモリ25に対して送出する。
SDカードメモリ25は、映像圧縮/伸張回路206と伝送映像蓄積回路208とに接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、記録映像蓄積回路210から入力されたデジタル映像信号を、順次、記録保存すると共に、記録しているデジタル映像信号を、映像圧縮/伸張回路206または伝送映像蓄積回路208に再生出力する。
映像圧縮/伸張回路206は、表示映像蓄積回路207に接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、SDカードメモリ25、または無線送受信部24から入力されたJPEG圧縮されたデジタル映像信号に対して伸張処理を施し、伸張されたデジタル映像信号を表示映像蓄積回路207に対して送出する。
表示映像蓄積回路207は、CPU200からの制御信号にしたがって、映像A/D変換回路205および映像圧縮/伸張回路206から入力されたデジタル映像信号を、順次、記憶する。
液晶表示部21は、CPU200からの制御信号にしたがって、表示映像蓄積回路207に蓄積されているデジタル映像信号を読出し、表示する。
伝送映像蓄積回路208は、カメラ付インタホン玄関子機1から受信した映像を1画面分記憶可能な容量を有しており、SDカードメモリ25から入力された映像を記憶する。また、伝送映像蓄積回路208は、CPU200からの制御信号にしたがって、圧縮映像蓄積回路211に記憶されている最も古い映像を読出して複写して記憶する。
無線送受信部24は、伝送映像蓄積回路208に接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、所定の周期で伝送映像蓄積回路208に記憶されている映像を読出す。
伝送映像蓄積回路208での映像の複写は、無線送受信部24によって伝送映像蓄積回路208に記憶される映像がすべて読出される都度実行される。ここで、無線送受信部24によって伝送映像蓄積回路208に記憶される映像が読出される周期は、無線送受信部24で行なう無線通信の電波状態に依存しており、1秒間に1画面分から3画面分の間で変動する。
音声AD/DA変換回路204は、CPU200からの制御信号にしたがって、無線送受信部24から入力されたデジタル音声信号をアナログ信号に変換し、得られたアナログ音声信号を音声通話回路201に対して送出する。
音声通話回路201は、多重/分離回路203と音声AD/DA変換回路204とに接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、多重/分離回路203から入力された音声信号または音声AD/DA変換回路204から入力された音声信号をスピーカから屋内のユーザに出力すると共に、含まれるマイクで屋内のユーザが発する音声を取得し、取得した音声に基づいた音声信号を多重/分離回路203または音声AD/DA変換回路204に対して送出する。また、多重/分離回路203から入力された音声信号を、CPU200を介して無線送受信部24に対して送出する。
多重/分離回路203は、CPU200からの制御信号にしたがって、音声通話回路201から入力された屋内のユーザの音声に基づいた音声信号と、CPU200から入力された制御信号とに対して多重化処理を施し、インタホン線4を介して、カメラ付インタホン玄関子機1に送信する。
音声AD/DA変換回路204は、無線送受信部24に接続され、CPU200からの制御信号にしたがって、音声通話回路201から入力された音声信号をデジタル音声信号に変換し、得られたデジタル音声信号を無線送受信部24に対して送出する。
無線送受信部24は、CPU200からの制御信号にしたがって、多重/分離回路203からCPU200を介して入力されたデジタル音声信号と、伝送映像蓄積回路208から読出したデジタル映像信号と、CPU200から入力された制御信号とに対して、Bluetooth(登録商標)無線プロトコルにより時分割多重化処理を施して送信用信号を生成する。また、音声AD/DA変換回路204から入力されたデジタル音声信号と、伝送映像蓄積回路208から入力されたデジタル映像信号と、CPU200から入力された制御信号である内線呼出信号とに対して、Bluetooth(登録商標)無線プロトコルにより時分割多重化処理を施して送信用信号を生成する。そして、該送信用信号を2.4GHz帯域のBluetooth(登録商標)無線信号として、アンテナ24Aを用いて、Bluetooth(登録商標)無線伝送路5を介し、モニタ付インタホン居室副親機3に対して送信する。
図4を参照して、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置に含まれるモニタ付インタホン居室副親機3は、モニタ付インタホン居室副親機3全体を制御するCPU300と、来訪者の映像を表示する液晶表示部31と、来訪者との通話を開始するためにカメラ付インタホン玄関子機1を呼出す通話ボタン32と、屋内の他のユーザとの内線通話を開始するためにモニタ付インタホン居室親機2等を呼出す内線ボタン33と、モニタ付インタホン居室親機2等との無線通信を行なうためのアンテナ34Aを含む無線送受信部34と、室内のユーザを撮影するカメラ部36と、図示されないマイクやスピーカを含んで、屋外の訪問者や屋内の他のユーザとの音声通話を可能とする音声通話回路301と、映像信号を圧縮および伸張処理する映像圧縮/伸張回路306と、映像データを蓄積する表示映像蓄積回路307と、モニタ付インタホン居室親機2等に送信するための映像信号を蓄積する伝送映像蓄積回路308と、アナログの音声信号とデジタルの音声信号とを相互に変換する音声AD/DA変換回路304と、呼出音を出力する呼出音回路309とを含んで構成される。
CPU300は、音声通話回路301と、音声AD/DA変換回路304と、映像圧縮/伸張回路306と、表示映像蓄積回路307と、液晶表示部31と、伝送映像蓄積回路308と、呼出音回路309と、無線送受信部34と、カメラ部36とに接続され、それらを制御する制御信号を送出する。
なお、ここで、他のモニタ付インタホン居室副親機3とは、モニタ付インタホン居室副親機3Aにとってはモニタ付インタホン居室副親機3Bであり、モニタ付インタホン居室副親機3Bにとってはモニタ付インタホン居室副親機3Aである。
無線送受信部34は、Bluetooth(登録商標)無線伝送路5を介してモニタ付インタホン居室親機2あるいは他のモニタ付インタホン居室副親機3から送信された、Bluetooth(登録商標)無線プロトコルにより時分割多重化処理された送信用信号を、アンテナ34Aを用いて受信し、CPU200からの制御信号にしたがって、送信用信号を、デジタル音声信号とJPEG映像信号と制御信号とに分離する。
無線送受信部34は、音声AD/DA変換回路304とCPU300と映像圧縮/伸張回路306とに接続され、分離して得られたデジタル音声信号を音声AD/DA変換回路304に、JPEG映像信号を映像圧縮/伸張回路306に、制御信号をCPU300に対して送出する。
CPU300は、無線送受信部34から入力されたモニタ付インタホン居室親機2あるいは他のモニタ付インタホン居室副親機3からの制御信号である来訪者検知信号あるいは内線呼出信号を検出し、カメラ付インタホン玄関子機1近傍の来訪者の存在、あるいはモニタ付インタホン居室親機2あるいは他のモニタ付インタホン居室副親機3からの通話要求を認識する。
また、CPU300は、屋内のユーザに押されることによって、通話ボタン32から呼出信号を入力される。CPU300は、通話ボタン32からの呼出信号を検出すると屋内のユーザが通話ボタン32を押したことを検知し、カメラ付インタホン玄関子機1、モニタ付インタホン居室親機2、または他のモニタ付インタホン居室副親機3からの呼出動作に対する応答動作が行なわれたことを認識する。
また、CPU300は、屋内のユーザに押されることによって、内線ボタン33から呼出信号を入力される。CPU300は、内線ボタン33からの呼出信号を検出すると屋内のユーザが内線ボタン33を押したことを検知し、モニタ付インタホン居室親機2あるいは他のモニタ付インタホン居室副親機3に対する呼出動作が行なわれたことを認識する。
カメラ部36は、CPU300からの制御信号にしたがって、所定のタイミングで駆動されてモニタ付インタホン居室副親機3近傍の映像を撮影する。そして、撮影した映像に基づいた映像信号を映像圧縮/伸張回路306に対して送出する。
映像圧縮/伸張回路306は、伝送映像蓄積回路308に接続され、CPU300からの制御信号にしたがって、カメラ部36から入力された映像信号をJPEG圧縮画像に変換し、伝送映像蓄積回路308に対して送出する。伝送映像蓄積回路308は、映像圧縮/伸張回路306から入力された映像信号を、順次、記憶する。
また、映像圧縮/伸張回路306は、表示映像蓄積回路307に接続され、CPU300からの制御信号にしたがって、無線送受信部34から入力されたJPEG映像信号であるデジタル映像信号に対して伸張処理を施し、表示映像蓄積回路307に対して送出する。
表示映像蓄積回路307は、CPU200からの制御信号にしたがって、映像圧縮/伸張回路306から入力されたデジタル映像信号を、順次、記憶する。
液晶表示部31は、CPU300からの制御信号にしたがって、表示映像蓄積回路307に蓄積されているデジタル映像信号を読出し、表示する。
伝送映像蓄積回路308は、無線送受信部34に接続され、CPU300からの制御信号にしたがって、記憶している映像信号を無線送受信部34に対して送出する。
音声AD/DA変換回路304は、音声通話回路301と無線送受信部34とに接続され、CPU300からの制御信号にしたがって、無線送受信部34から入力されたデジタル音声信号をアナログ信号に変換し、得られたアナログ音声信号を音声通話回路301に対して送出する。また、音声通話回路301から入力された音声信号をデジタル音声信号に変換し、得られたデジタル音声信号を無線送受信部34に対して送出する。
音声通話回路301は、音声AD/DA変換回路304に接続され、CPU300からの制御信号にしたがって、音声AD/DA変換回路304から入力された音声信号をスピーカから屋内のユーザに出力すると共に、含まれるマイクで屋内のユーザが発する音声を取得し、取得した音声に基づいた音声信号を音声AD/DA変換回路304に対して送出する。
無線送受信部34は、CPU300からの制御信号にしたがって、音声AD/DA変換回路304から入力されたデジタル音声信号と、CPU300から入力された制御信号である内線呼出信号と、伝送映像蓄積回路308から入力されたデジタル映像信号とに対して、Bluetooth(登録商標)無線プロトコルにより時分割多重化処理を施して送信用信号を生成し、該送信用信号を2.4GHz帯域のBluetooth(登録商標)無線信号として、アンテナ34Aを用いて、Bluetooth(登録商標)無線伝送路5を介し、モニタ付インタホン居室親機2あるいは他のモニタ付インタホン居室副親機3に対して送信する。
なお、本実施の形態においては、説明の簡略化のために、2台のモニタ付インタホン居室副親機3A,3Bのみを示したが、モニタ付インタホン居室親機2と通信可能なモニタ付インタホン居室副親機の数は、ポイント・ツー・マルチポイント接続における制限数7台までの範囲内であれば限定されない。また、モニタ付インタホン居室親機2とモニタ付インタホン居室副親機3とは、本実施の形態においては、図3および図4に示されるように異なる構成であるものとされたが、同一の構成であってもよく、そのうちの1つの装置がモニタ付インタホン居室親機2とされ、他の装置がモニタ付インタホン居室副親機3とされればよい。
このように、本実施の形態で採用されたBluetooth(登録商標)無線方式は、家庭内で、データおよび/または音声を無線で通信するには、非常に適した伝送手段であり、この標準化された規格を用いることにより、通信に要する設備も低コストで達成が可能となる。本発明にかかるテレビインタホン装置における無線通信の方法はBluetooth(登録商標)無線方式を採用した方法が最も好適であるが、本方法に限定されるものではなく、他の無線方式であってもよい。
次に、図5のフローチャートを用いて、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置のモニタ付インタホン居室親機2において、カメラ付インタホン玄関子機1の呼出しに応答する際の処理について説明する。図5のフローチャートに示される処理は、主に、モニタ付インタホン居室親機2のCPU200が、図示されない記憶装置に記憶されているプログラムを読出して実行し、図3に示される各部を制御することによって実現される。
図5を参照して、始めに、テレビインタホン装置の電源が投入された初期状態において、モニタ付インタホン居室親機2の無線送受信部24は、Bluetooth(登録商標)無線方式におけるマスタとして動作を開始するための初期化処理を実行する(S101)。具体的には、無線送受信部24は、家庭内に設置されているモニタ付インタホン居室副親機3Aおよびモニタ付インタホン居室副親機3Bのそれぞれの無線送受信部34に対して、同一ピコネット内のスレーブ端末として、周波数ホッピングの同期を維持するためのパラメータ交換処理等の定められた問合処理および呼出処理を行なう。これにより、モニタ付インタホン居室副親機3A,3B(以降、モニタ付インタホン居室副親機3A,3Bをまとめてモニタ付インタホン居室副親機3と言うものとする)は、常時通信可能な状態に遷移する。なお、以降の説明においては、かかる状態を、上述のスニフモードに対して、通常モードと呼ぶものとする。
モニタ付インタホン居室副親機3が、上述の低消費電力モードの中のたとえばホールドモードに遷移するように構成されている場合、ホールドモードから通信可能な状態な通常モードに遷移するのに、通常十数秒を要する(なお、この時間は、モニタ付インタホン居室親機2に接続されたモニタ付インタホン居室副親機3の数にも左右される)。
しかしながら、テレビインタホン装置において、Bluetooth(登録商標)無線網を構成するすべての端末(モニタ付インタホン居室親機2およびモニタ付インタホン居室副親機3)の無線送受信部が、常時、通信リンクを維持するための端末監視通信を行なうように構成されると、これらすべての端末における消費電力は大きくなる。本実施の形態にかかるテレビインタホン装置は携帯可能に構成されるために、電池で駆動するモニタ付インタホン居室副親機3には不都合である。
そこで、本実施の形態においては、モニタ付インタホン居室副親機3が、低消費電力モードとしてスニフモードに遷移されるよう構成されている。これにより、テレビインタホン装置全体の消費電力を抑制した状態で、モニタ付インタホン居室副親機3が来訪者を待つ待機状態に遷移させることができる。
なお、上述のように、カメラ付インタホン玄関子機1のカメラ部16は、常に、撮像動作を行なっており、カメラ付インタホン玄関子機1のカメラ部16で撮影されている映像に基づいた映像信号がモニタ付インタホン居室親機2にリアルタイムに伝送され、圧縮映像蓄積回路211に、常に、過去1秒間の15枚の映像が蓄積された状態にある。
カメラ付インタホン玄関子機1の呼出ボタン13が来訪者によって押下されると、カメラ付インタホン玄関子機1のCPU100から出力された制御信号である来訪者検知信号が、子機多重/分離回路103、インタホン線4、および親機多重/分離回路203を介してモニタ付インタホン居室親機2に送信され、CPU200において検出される。
ステップS101において、テレビインタホン装置の電源が投入された初期状態での初期化処理が完了した後、CPU200はかかる来訪者検知信号が検出されるまで待機し(S103でNO)、来訪者検知信号が検出される、つまりカメラ付インタホン玄関子機1近傍に来訪者の存在が認識されると(S103でYES)、呼出音回路209で生成された呼出音が、モニタ付インタホン居室親機音声通話回路201を構成するスピーカから出力される(S105)。
また、モニタ付インタホン居室親機2のSDカードメモリ25に、すでに圧縮映像蓄積回路211に蓄積されている、CPU200で来訪者検知信号が検出された時点前後の所定時間(たとえば前後合わせて5秒間)の映像が、順次、記録される(S107)。
同時に、インタホン線4を介して、カメラ付インタホン玄関子機1から受信されたカメラ部16でリアルタイムに撮影されている映像の映像信号に基づいて、液晶表示部21に来訪者の映像が表示される(S109)。
また、同時に、モニタ付インタホン居室親機2の無線送受信部24から、待機状態であるモニタ付インタホン居室副親機3のスニフモードを解除するための解除信号が、モニタ付インタホン居室副親機3の無線送受信部34へと送信される(S111)。ステップS111においてモニタ付インタホン居室親機2からモニタ付インタホン居室副親機3にスニフモードの解除信号が送信されることにより、モニタ付インタホン居室副親機3は、上記した通常モードへと速やかに遷移する。なお、本実施の形態では、スニフ間隔は、たとえば1秒以下と設定されることが好ましい。そして、ここでの、モニタ付インタホン居室副親機3のスニフモードから通信可能な通常モードへの遷移は、上記したようにモニタ付インタホン居室親機2がモニタ付インタホン居室副親機3との問合処理および呼出処理がすでに行なわれているため、1秒以下の短時間で可能である。
次に、モニタ付インタホン居室副親機3が通常モードに遷移すると、モニタ付インタホン居室親機2の無線送受信部24より、モニタ付インタホン居室副親機3に対して、来訪者検知信号、およびカメラ付インタホン玄関子機1でリアルタイムに撮影されている来訪者の映像に基づいた映像信号を含む送信用信号が送信される(S113)。
ステップS113で送信された送信用信号はモニタ付インタホン居室副親機3の無線送受信部34で受信され、含まれる来訪者検知信号がCPU300で検出される。モニタ付インタホン居室副親機3においては、CPU300の制御により、呼出音回路309で生成された呼出音が、副親機音声通話回路301を構成するスピーカから出力される。
また、送信用信号に含まれる映像信号に基づいて、モニタ付インタホン居室親機2内の液晶表示部21だけでなく、モニタ付インタホン居室副親機3の液晶表示部31にも、リアルタイムに来訪者の映像が表示される。
なお、予め、モニタ付インタホン居室親機2においてSDカードメモリ25に記録されている映像を自動的に再生する機能である「SDメモリ記録映像自動再生機能」が設定されている場合は、ステップS113においては、モニタ付インタホン居室親機2からモニタ付インタホン居室副親機3に対して、カメラ付インタホン玄関子機1でリアルタイムに撮影されている来訪者の映像に基づいた映像信号に替えて、ステップS107でSDカードメモリ25に記録された映像に基づいた映像信号が含まれる送信用信号が送信される。
この場合、上述のステップS109におけるモニタ付インタホン居室親機2、およびステップS113で送信用信号を受信したモニタ付インタホン居室副親機3では、いずれかのモニタ付インタホン居室親機2またはモニタ付インタホン居室副親機3の応答動作が行なわれるまでの間、カメラ付インタホン玄関子機1でリアルタイムに撮影されている来訪者の映像に替えて、すでにSDカードメモリ25に記録されている、来訪者が呼出ボタン13を押す前後の所定時間(たとえば前後合わせて5秒間)の映像が、繰返し、モニタ付インタホン居室親機2内の液晶表示部21、およびモニタ付インタホン居室副親機3の液晶表示部31に表示される。
ここで、CPU200においてモニタ付インタホン居室親機2の通話ボタン22が押されたことが検出されると(S115でYES)、無線送受信部24からモニタ付インタホン居室副親機3に対してスニフモードの設定信号が送信され(S117)、該設定信号を受信したモニタ付インタホン居室副親機3は、スニフモードに再び状態が遷移され、その液晶表示部31における来訪者の映像の表示が停止される。
モニタ付インタホン居室親機2では、カメラ付インタホン玄関子機1からモニタ付インタホン居室親機2に対して、継続的に、来訪者の映像が送信されて液晶表示部21に表示され(S119)、カメラ付インタホン玄関子機1とモニタ付インタホン居室親機2との間で、双方向の音声信号の送受信が実行されて、スピーカから来訪者の音声が出力される(S121)。これにより、来訪者と在宅者との間で、カメラ付インタホン玄関子機1およびモニタ付インタホン居室親機2を用いた通話が可能となる。
ステップS121での来訪者との通話が終了すると(S123でYES)、ステップS119で液晶表示部21に表示される来訪者の映像が停止され(S125)、一連の処理が終了する。
また、CPU200において、モニタ付インタホン居室副親機3から送信される送信用信号に基づいて、通話ボタン22に替えて、モニタ付インタホン居室副親機3Aの通話ボタン32が押されたことが検出されると(S115でNO)、通話ボタン32が押されていないモニタ付インタホン居室副親機3Bに対しては、ステップS117と同様に、スニフモードの設定信号が送信される(S127)。このため、モニタ付インタホン居室副親機3Bのみがスニフモードに再び状態遷移し、液晶表示部31の来訪者の映像の表示が停止される。
モニタ付インタホン居室親機2では、無線送受信部24からBluetooth(登録商標)無線伝送路5を介して、通話ボタン32が押されたモニタ付インタホン居室副親機3Aの無線送受信部34に対して、継続的に、カメラ付インタホン玄関子機1から受信した来訪者の映像が送信され(S129)、カメラ付インタホン玄関子機1とモニタ付インタホン居室副親機3Aとの間の、双方向の音声信号の送受信が中継される(S131)。これによって、カメラ付インタホン玄関子機1とモニタ付インタホン居室副親機3Aとを用いた来訪者と在宅者との間での会話が可能となる。また、モニタ付インタホン居室副親機3Aの液晶表示部31には、カメラ付インタホン玄関子機1のカメラ部16でリアルタイムに撮影されている来訪者の映像が表示される。
そして、同様に、ステップS131での来訪者との通話が終了すると(S133でYES)、モニタ付インタホン居室親機2からモニタ付インタホン居室副親機3Aに対してステップS129で液晶表示部31に表示される来訪者の映像を停止するための制御信号と、スニフモードの設定信号とが送信される(S135)。これにより、モニタ付インタホン居室副親機3Aもスニフモードに再び状態遷移し、液晶表示部31の来訪者の映像の表示が停止されて、一連の処理が終了する。
さらに、上述のステップS121でカメラ付インタホン子機1とモニタ付インタホン居室親機2とが用いられて、来訪者と在宅者とが通話中に、モニタ付インタホン居室副親機3Aにおいて、モニタ付インタホン居室副親機3Bと内線通信を行なうために内線ボタン33が押されると、本実施の形態にかかるテレビインタホン装置においては、図6および図7に示される内線通話を実現するための処理が割込み処理として実行される。
図6のフローチャートに示される処理は、モニタ付インタホン居室親機2のCPU200が、図示されない記憶装置に記憶されているプログラムを読出して実行し、図3に示される各部を制御することによって実現される処理であり、図7のフローチャートに示される処理は、主に、モニタ付インタホン居室副親機3AのCPU300が、図示されない記憶装置に記憶されているプログラムを読出して実行し、図4に示される各部を制御することによって実現される処理である。
すなわち、図6を参照して、モニタ付インタホン居室親機2では、CPU200においてモニタ付インタホン居室副親機3Aから受信した信号にモニタ付インタホン居室副親機3Bを呼出すための制御信号が含まれることが検出され、内線ボタン33が押されたことが検出されると(S201でYES)、無線送受信部24から、内線ボタン33が押されたモニタ付インタホン居室副親機3Aのスニフモードを解除するための解除信号が、モニタ付インタホン居室副親機3Aの無線送受信部34へと送信され(S203)、内線ボタン33が押されたモニタ付インタホン居室副親機3Aの端末機能をスレーブ端末からマスタ端末へと移行させるための移行指示制御信号がモニタ付インタホン居室副親機3Aの無線送受信部34へと送信され(S205)、モニタ付インタホン居室親機2での割込処理が終了する。
次に、図7を参照して、スニフモードが解除された内線ボタン33が押されたモニタ付インタホン居室副親機3Aでは、CPU300においてモニタ付インタホン居室親機2から受信した信号に上述の移行指示制御信号が含まれることが検出されると(S301でYES)、自身の端末機能をスレーブ端末からマスタ端末に移行する(S303)。
そして、ステップS303で端末機能がマスタ端末に移行された後、無線送受信部34から呼出相手であるモニタ付インタホン居室副親機3Bに対して、モニタ付インタホン居室副親機3Bのスニフモードを解除するための解除信号を送信する(S305)。これにより、モニタ付インタホン居室副親機3Bは、待機状態であるスニフモードから通常モードに速やかに状態遷移する。
次に、ステップS305で通常モードに遷移したモニタ付インタホン居室副親機3Bから送信される送信用信号を受信し(S307)、該信号に含まれる映像信号に基づいて、モニタ付インタホン居室副親機3Bのカメラ部36で現在撮像されている映像をモニタ付インタホン居室副親機3Aの液晶表示部31に表示する(S309)。このため、モニタ付インタホン居室副親機3Aを用いると、モニタ付インタホン居室副親機3Bの応答操作を待つことなくモニタ付インタホン居室副親機3Bの周辺にユーザの有無の確認を行なうことができる。
モニタ付インタホン居室副親機3Aでは、CPU300において、モニタ付インタホン居室副親機3Bの通話ボタン32が押されたことが検出されると(S311でYES)、モニタ付インタホン居室副親機3Aとモニタ付インタホン居室副親機3Bとの間で、双方向の音声信号の送受信が実行されて、スピーカからモニタ付インタホン居室副親機3B近傍のユーザの音声が出力される(S313)。このとき、テレビインタホン装置は、2つのBluetooth(登録商標)ピコネットが独立して存在するBluetooth(登録商標)スキャッタネットの通信形態にあるので、モニタ付インタホン居室副親機3Aとモニタ付インタホン居室副親機3Bとの内線通話は、カメラ付インタホン玄関子機1Aとモニタ付インタホン居室親機2との通話に対しては何ら影響を与えることはない。
ステップS313での内線通話が終了すると(S315でYES)、無線送受信部部34からモニタ付インタホン居室副親機3Bに対して、スニフモードの設定信号が送信される(S317)。これにより、モニタ付インタホン居室副親機3Bは、モニタ付インタホン居室副親機3Aとの通話が終了すると、再び、スニフモードへと状態遷移する。
さらに、モニタ付インタホン居室副親機3Aは、無線送受信部部34において、モニタ付インタホン居室親機2から、その端末機能を一時的なマスタ端末から解除しスレーブ状態へ移行させる解除指示制御信号と、スニフモードへ移行させる設定信号とを受信する(S319)。これにより、モニタ付インタホン居室副親機3Aは、再びスレーブ端末に移行し(S321)、スニフモードへと状態遷移して(S323)、一連の処理を終了する。
以上の本実施の形態にかかるテレビインタホン装置では、モニタ付インタホン居室親機2および複数台のモニタ付インタホン居室副親機3のすべてに同じ映像信号が伝送されるので、来訪者がカメラ付インタホン玄関子機1の呼出ボタン13を押した際の映像を、同一条件で、モニタ付インタホン居室親機2および複数台のモニタ付インタホン居室副親機3で確認ができる。そのため、ユーザの使い勝手も向上させることができ、また、防犯上有効に用いられる。
また、電波状態により常に変化するモニタ付インタホン居室親機2からモニタ付インタホン居室副親機3への無線伝送時間周期に依存することなく、一定周期での記録媒体であるSDカードメモリ25への映像信号を記録することができる。そのため、防犯上有効に用いられる。
また、モニタ付インタホン居室親機2では、カメラ付インタホン玄関子機1の呼出ボタン13が押される以前からの映像が記録されているので、来訪者がカメラ付インタホン玄関子機1の呼出ボタン13を押した直後にカメラ付インタホン玄関子機1の近傍から離れることがあっても、記録した映像を再生することで確実に来訪者を確認することができる。そのため、防犯上有効に用いられる。
なお、本実施の形態においては、図2に示されたように、モニタ付インタホン居室副親機3A,3Bに、モニタ付インタホン居室親機2と同様に、液晶表示部31が設けられ、カメラ付インタホン玄関子機1A,1Bのカメラ部16で撮影された来訪者の映像が表示される構成であるものとされたが、本発明にかかるテレビインタホン装置の構成はこのような構成に限定されず、モニタ付インタホン居室副親機3A,3Bは、カメラ付インタホン玄関子機1A,1Bとの間で、少なくとも音声の送受信ができるように構成されていればよい。
さらに、上述のテレビインタホン装置で実行されるカメラ付インタホン玄関子機1の呼出に応答する方法、およびその途中でのモニタ付インタホン居室副親機3間での内線通話を行なう方法を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM(Compact Disc-Read Only Memory)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)およびメモリカードなどのコンピュータ読取り可能な記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,1A,1B カメラ付インタホン玄関子機、2 モニタ付インタホン居室親機、3,3A,3B モニタ付インタホン居室副親機、4 インタホン線、5 Bluetooth(登録商標)無線伝送路、13 呼出ボタン、16,36 カメラ部、21,31 液晶表示部、22,32 通話ボタン、23,33 内線ボタン、24,34 無線送受信部、24A,34A アンテナ、25 SDカードメモリ、100,200,300 CPU、101,201,301 音声通話回路、102,202 映像変調回路、103,203 多重/分離回路、204,304 音声AD/DA変換回路、205 映像A/D変換回路、206,306 映像圧縮/伸張回路、207,307 表示映像蓄積回路、208,308 伝送映像蓄積回路、209,309 呼出音回路、210 記録映像蓄積回路、211 圧縮映像蓄積回路。
Claims (7)
- 住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、
前記カメラ付インタホン玄関子機は、
映像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段で撮影された映像を前記第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機は、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を表示する第1の表示手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を前記第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像に対して圧縮処理を行なう映像圧縮手段と、
前記圧縮された映像を少なくとも1画面分蓄積する映像蓄積手段とを備え、
前記第2のモニタ付インタホン居室親機は、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された前記映像を表示する第2の表示手段を備える、テレビインタホン装置。 - 前記第1のモニタ付インタホン居室親機の前記映像蓄積手段は、前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像より所定期間分以前の前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された映像を蓄積する、請求項1に記載のテレビインタホン装置。
- 住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、
前記カメラ付インタホン玄関子機は、
映像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段で撮影された映像を前記第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機は、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を表示する第1の表示手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を第1の周期でデジタル方式で記録媒体に書込む記録媒体書込手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を第2の周期で蓄積する映像蓄積手段と、
前記映像蓄積手段に蓄積された、前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を、前記第2の周期に応じた周期で前記第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段とを備え、
前記第2のモニタ付インタホン居室親機は、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された前記映像を表示する第2の表示手段を備える、テレビインタホン装置。 - 前記第1の周期と前記第2の周期とは異なる周期である、請求項3に記載のテレビインタホン装置。
- 住宅の玄関に設置される少なくとも1台以上のカメラ付インタホン玄関子機と、相互に通信を行なう第1のモニタ付インタホン居室親機および第2のモニタ付インタホン居室親機とを含み、
前記カメラ付インタホン玄関子機は、
映像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段で撮影された映像を前記第1のモニタ付インタホン居室親機に送信する第1の送信手段とを備え、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機は、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像を表示する第1の表示手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像をデジタル方式で記録媒体に書込む記録媒体書込手段と、
前記カメラ付インタホン玄関子機から送信された前記映像と、前記記録媒体に書込まれた画像とのいずれかの画像を前記第2のモニタ付インタホン居室親機に送信する第2の送信手段とを備え、
前記第2のモニタ付インタホン居室親機は、
前記第1のモニタ付インタホン居室親機から送信された前記映像を表示する第2の表示手段を備える、テレビインタホン装置。 - 前記第1のモニタ付インタホン居室親機と第2のモニタ付インタホン居室親機とが相互に行なう前記通信は、無線通信方式としてBluetooth(登録商標)規格を使用した通信である、請求項1〜5のいずれかに記載のテレビインタホン装置。
- 前記記録媒体は、SDメモリカード(登録商標)である、請求項3〜6のいずれかに記載のテレビインタホン装置。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2004
- 2004-06-02 JP JP2004164816A patent/JP2005348056A/ja active Pending
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