JP4526965B2 - テレビドアホン装置 - Google Patents

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本発明は、テレビドアホン装置に係わり、特に複数台の子機を備えたテレビドアホン装置に関する。
従来から、この種のテレビドアホン装置として、居室親機の呼び出しを行なう呼出ボタン、訪問者の撮像を行なうカメラおよび送受話部を有する子機と、子機からの呼出に応じて呼出音をスピーカで放音し、訪問者の映像をディスプレイで表示し、映像を映像メモリ回路で録画、再生し、映像メモリ回路から再生された映像をディスプレイで表示し、子機と送受話部で通話し、映像の録画、再生と所定のタイミングをとって子機からの音声を録音再生回路で録音、再生する居室親機とを設け、居室親機に、子機から送られている訪問者の映像および映像メモリ回路から再生された映像を切替える映像信号切替スイッチと、子機から送られている訪問者の音声および録音再生回路から再生された音声を映像信号切替スイッチに連動して切替える音声信号切替スイッチとを備えて成るものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
このような構成のテレビドアホン装置によれば、留守時において訪問者の映像を録画できると共に訪問者の伝言も録音でき、また、不審な訪問者の声を録音し、ひいては、防犯に役立てることができる。
ところで、このような構成のテレビドアホン装置においては、警戒モードにおいては、居室親機側に設けられたセレクタにより、各子機から送られてくる映像が所定時間ごとに切り替えられ、当該切り替えにより、多チャンネルの映像を録画若しくはモニタすることができるように構成されている。
特開2002−271781号公報(段落番号「0014」、「0018」、図1)
しかしながら、このような構成のテレビドアホン装置においては、同時刻に複数の子機から呼び出し等が行なわれた場合には、後呼びが優先されてしまうという難点があり、また、映像・音声のチャネル数が1チャネルしかないため、複数台のカメラが同時に起動した場合、これらのカメラからの映像を同時に録画・録音することができず、さらに、録画・録音するメモリ容量を簡単に増やすことができない上、フォーマットが異なる画像・音声を再生することができず、また、訪問者の情報を視覚的に分かり易く表示することができないという難点があった。
本発明は、このような難点を解決するためになされたもので、複数台の子機からの画像・音声を居室親機若しくは増設親機に同時に録画・録音することができるテレビドアホン装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様であるテレビドアホン装置は、複数の子機のうち何れか1の当該子機からの呼び出しを当該子機に伝送路を介して接続された居室親機および増設親機にてそれぞれ報知し、当該呼び出しに応答した親機の通話装置と子機のマイク、スピーカとの間で通話を成立させる機能と、複数の子機のカメラにて訪問者の映像を撮像して得られる画像データであって居室親機若しくは増設親機にて選択された所望の画像データをディスプレイに表示する機能とを有するテレビドアホン装置である。子機は、カメラにて撮像された画像データを圧縮するための画像データ圧縮回路と、マイクからの音声データを符号化する子機CODECと、子機を識別するための識別子を画像データおよび音声データに付与したパケットを生成するパケット前処理部と、パケットをフレーム化して送受信制御するための子機LANMACと、フレーム化されたパケットを符号化するための子機LANPHYとを備え、居室親機若しくは増設親機は、伝送路より符号化されたパケットを受信し、復号化する親機LANPHYと、復号化されたパケットの受信を制御する親機LANMACと、パケットから音声データ、画像データを分離する親機パケット処理部と、圧縮された画像データを伸長するための画像データ伸長回路と、画像データをディスプレイに表示するためのディスプレイコントローラと、パケットから音声データを抽出する音声パケット処理部と、抽出された音声データを復号化して通話装置へ出力するための親機CODECと、識別子の判別を行う端末番号判別回路と、端末番号判別回路で識別された複数の音声データ、画像データを蓄積する不揮発性メモリとを備え、子機は、親機の親機CODECから親機LANMAC、親機LANPHY、伝送路、子機LANPHY、子機LANMACを経由して入力されるパケットから音声データを抽出し子機CODECを介してスピーカに入力するための子機パケット処理部を備え、居室親機は、複数の子機と複数の居室親機若しくは増設親機を、録画・録音時に、何れの機器間を接続するかを制御する機器接続テーブルを備えたものである。
本発明の第2の態様は、第1の態様であるテレビドアホン装置において、居室親機は、増設親機に書き込まれたデータを全ての増設親機より検索し、一覧表示するファイル検索制御部を備えたものである。
本発明の第3の態様は、第1の態様または第2の態様であるテレビドアホン装置において、増設親機は、子機の画像・音声を録画・録音できるメモリと、居室親機に代わって、メモリの書込み、読み込み制御を行うファイル管理制御部とを備えたものである。
本発明の第1の態様乃至第10の態様のテレビドアホンによれば、次のような効果を奏する。
第1に、複数台のカメラからの画像・音声を居室親機若しくは増設親機に同時に録画・録音することができる。
第2に、居室親機若しくは増設親機にファイル検索制御部を搭載した場合には、不揮発性メモリ等に書き込まれた全てのファイルデータを検索することができ、所望の画像データおよび音声データを再生することができる。
第3に、子機に、スケーリング回路および制御回路を搭載した場合には、画像データ圧縮回路における画像の圧縮率や、カメラのフレームレートを制御することができ、不揮発性メモリに保存する容量を調整することができる。
第4に、増設親機にファイル管理制御部を搭載した場合には、居室親機に代わって、増設親機が子機の画像・音声データを録画・録音することができる。
第5に、居室親機に機器接続テーブルを搭載した場合には、録画・録音時に、複数の子機と居室親機若しくは複数の増設親機が一対となるよう構成することができ、ひいては居室親機における録画・録音処理を軽減させることができる。
第6に、居室親機若しくは増設親機にデータコピー制御部を搭載した場合には、不揮発性メモリ等に録画・録音されている画像・音声データを自由に他の居室親機・増設親機の不揮発性メモリ等にコピーし、移動することができる。
第7に、居室親機若しくは増設親機にタイマ録画設定制御部を搭載した場合には、子機の録画を始める時間と終了する時間を設定することができる。
第8に、子機にサムネイル生成回路を搭載し、居室親機に画像表示データ処理部を搭載した場合には、サムネイル画像を重ねて表示することができる。
以下、本発明のテレビドアホン装置を適用した好ましい実施の形態例について、図面を参照して詳述する。
[実施例1]
図1は、本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図を示している。
同図において、本発明のテレビドアホン装置は、玄関付近や窓等に設置されセンサカメラを有する第1、第2の子機1a、1bと、玄関付近や窓等に設置されセンサライトカメラを有する第3の子機1cと、玄関に設置されカメラを有する第4の子機1dと、裏玄関等に設置されカメラを有する第5の子機1eと、居室内に設置される居室親機3と、居室内に設置される第1〜第4の増設親機5a〜5dと、居室等内に設置されるHUB6とを備えている。ここで、第1の子機1aは第1の伝送路L1を構成する第1の子機伝送路L1aを介して、第2の子機1bは第1の伝送路L1を構成する第2の子機伝送路L1bを介して、第3の子機1cは第1の伝送路L1を構成する第3の子機伝送路L1cを介して、第4の子機1dは第1の伝送路L1を構成する第4の子機伝送路L1dを介してHUB6にそれぞれ接続されている。また、HUB6は、第2の伝送路L2を介して居室親機3および第1〜第4の増設親機5a〜5dに接続され、第4の増設親機5dには第3の伝送路L3を介して第5の子機1eが接続されている。
第1〜第5の子機1a〜1eは、それぞれ同様の構成とされ、それぞれ、図2に示すように、居室親機若しくは増設親機と通話をするための子機マイク11aと子機スピーカ11bを有する子機通話装置11と、子機マイク11aからの音声データを符号化する子機CODEC12と、訪問者を撮像するカメラ13と、居室親機若しくは増設親機の蓄積可能な容量に応じて、画像サイズを任意変更できるスケーリング回路14と、画像データ圧縮回路における画像の圧縮率や、カメラのフレームレートを制御することができる制御回路15と、カメラにて撮像された画像データを圧縮するための画像データ圧縮回路16と、一時表示するための画像を生成するサムネイル生成回路17と、子機に端末番号を識別するための識別子を付与し、画像データおよび音声データからパケットを生成するパケット前処理部18と、居室親機を呼び出すための呼出ボタン19と、パケットをフレーム化して送受信制御するためのLAN(Local Area Network)MAC(Media Access Control)(以下「子機LANMAC」という。)20と、フレーム化されたパケットを符号化するためのLANPHY(Physical Sublayer)(以下「子機LANPHY」という。)21と、親機CODECからの音声データからパケットを生成し、親機LANMAC、親機LANPHYから伝送路を介して子機LANPHY、子機LANMACを経由して入力されパケットから音声データを抽出し子機CODECを介して子機スピーカに入力するための子機パケット処理部22と、居室親機3および増設親機5と接続し、パケットの交換をする子機パケット送受信回路23とを備えている。ここで、制御回路15は子機CODEC12、カメラ13、スケーリング回路14、画像データ圧縮回路16およびサムネイル生成回路17に接続され、スケーリング回路14にはカメラ13、画像データ圧縮回路16およびサムネイル生成回路17が接続されている。また、子機CODEC12は子機マイク11a、子機スピーカ11b、パケット前処理部18および子機パケット処理部22に接続され、子機パケット処理部22には子機LANMAC20が接続されている。さらに、パケット前処理部18は画像データ圧縮回路16、サムネイル生成回路17、呼出ボタン19および子機LANMAC20に接続され、子機LANMAC20には子機LANPHY21を介して子機パケット送受信回路23が接続されている。
居室親機3および第1〜第4の増設親機5a〜5dはそれぞれ同様の構成とされ、それぞれ、図3に示すように、居室親機3、子機1eおよび増設親機5と接続し、パケットの交換をする親機パケット送受信回路31と、伝送路より符号化されたパケットを受信し、復号化する親機LANPHY32と、復号化されたパケットの受信を制御する親機LANMAC33と、パケットから制御データ、音声データ、画像データを分離する親機パケット処理部34と、パケットから制御データを抽出する制御パケット処理部35aと、パケットから画像データを抽出する画像パケット処理部35bと、パケットから音声データを抽出する音声パケット処理部35cと、圧縮された画像データを伸長するための画像データ伸長回路37と、画像データをディスプレイ表示するためのLCDC(Liquid Crystal Display Controller)等から成るディスプレイコントローラ38と、訪問者の画像を表示するためのディスプレイ39と、サムネイル生成回路より生成されたサムネイル画像をディスプレイコントローラを介してカレンダーなる画像表示データに重ねて表示するための画像表示データ処理部40と、識別子の判別を行う端末番号判別回路41と、端末番号判別回路で識別された複数の音声データ、画像データを蓄積する不揮発性メモリ42と、揮発性メモリ43と、蓄積保存するカード型不揮発性メモリ45と、カード型不揮発性メモリ45のデータの読み書きを行うカードインターフエース(以下「I/F」という。)44と、リアルタイムクロック(RTC)46と、各部(回路)を制御するCPU47と、子機、居室親機若しくは増設親機と通話をするための親機マイク48aと親機スピーカ48bを有する親機通話装置48と、抽出された音声データを復号化して通話装置へ出力するための親機CODEC49とを備えている。また、CPU47は、増設親機に書き込まれたデータを全ての増設親機より検索し、一覧表示するファイル検索制御部47aと、録画・録音されているデータを他の居室親機若しくは増設親機にコピーし、移動するデータコピー制御部47bと、居室親機より増設親機のメモリ容量を管理し、子機の画像・音声パケットを指定した増設親機に書込み、読み込み制御を行うファイル管理制御部47cと、大規模メモリ装置に異なったフォーマットに対応した画像音声が閲覧できるようにしたフォーマット変換回路47dと、子機からの録画を始める時間と終了する時間を設定できるタイマ録画設定制御部47eと、複数の子機と複数の居室親機若しくは増設親機を、録画・録音時に、何れの機器間を接続するかを制御する機器接続テーブル47fとを備えている。ここで、CPU47は、制御パケット処理部35a、画像パケット処理部35b、音声パケット処理部35c、画像データ伸長回路37、画像表示データ処理部40、端末番号判別回路41、不揮発性メモリ42、揮発性メモリ43、カードI/F44、RTC46および親機CODEC49に接続され、制御パケット処理部35a、画像パケット処理部35bおよび音声パケット処理部35cには親機パケット処理部34が、画像データ伸長回路37には親機パケット処理部34およびディスプレイコントローラ38が、画像表示データ処理部40にはディスプレイコントローラ38を介してディスプレイ39が、カードI/F44にはカード型不揮発性メモリ45が、親機CODEC49には親機マイク48aおよび親機スピーカ48bがそれぞれ接続されている。また、親機パケット処理部34は、親機LANMAC33および親機LANPHY32を介して親機パケット送受信回路31に接続され、この親機パケット送受信回路31には第2の伝送路L2、HUB6および第1の伝送路L1を介して子機パケット送受信回路23が接続されている。
次に、このように構成された本発明のテレビドアホン装置の動作について説明する。
最初に、来訪者が例えば第4の子機1dの呼出ボタン19を押下して居室親機3および第1〜第4の増設親機5a〜5dを呼び出す場合の動作について説明する。なお、呼出ボタン19が押下されると、第1〜第4の増設親機5a〜5dは居室親機3と同様の動作をすることから、ここでは第1〜第4の増設親機5a〜5dの動作の説明を省略する。
まず、来訪者が第4の子機1dの呼出ボタン19を押下すると、デジタル化された呼出データがパケット前処理部18へ送信され、当該パケット前処理部18において、第4の子機1dを識別するための識別子(以下「第1の識別子」という。)が付与され、かつ呼出データからパケット(以下「第1のパケット」という。)が生成される。かかる第1のパケットは子機LANMAC20でフレーム化され、フレーム化された呼出データは子機LANPHY21において符号化され、符号化されたパケット(以下「第1のパケット」という。)は子機パケット送受信回路23、第1の伝送路L1、HUB6、第2の伝送路L2および親機パケット送受信回路31を介して、親機パケット送受信回路31へ送信される。
親機パケット送受信回路31において受信された符号化された第1のパケットは、親機LANPHY32で復号化され、復号化された第1のパケットは、親機LANMAC33を介して親機パケット処理部34へ送出され、当該親機パケット処理部34において第1のパケットから呼出データが分離され、制御パケット処理部35a介してCPU47へ送出される。かかる呼出データがCPU47で検出されると、CPU47において呼出音が作成され親機CODEC49を介して親機スピーカ48bへ送信される。これにより、親機スピーカ48bから呼出音が鳴動する。
ここで、来訪者の呼び出しに応答するため、居住者が親機通話ボタン(不図示)を押下すると、第2の伝送路L2、HUB6および第2の伝送路L1を介して、第4の子機1dの通話機能(子機マイク11aおよび子機スピーカ11b)と、居室親機3の通話機能(親機マイク48aおよび親機スピーカ48b)間に通話路が形成され、これにより、来訪者、居住者間の通話が成立する。
一方、第4の子機1dのカメラ13で撮像された画像データは画像データ圧縮回路16で圧縮され、圧縮されたデジタル圧縮データがパケット前処理部18へ送信され、また、子機マイク11aから入力された音声は、子機CODEC12で符号化され音声データとしてパケット前処理部18へ送信される。かかる画像データおよび音声データはパケット前処理部18において、前述の呼出データと同様に、第1の識別子が付与され、かつ画像データおよび音声データからパケット(以下「第2のパケット」という。)が生成される。かかる第2のパケットは第1のパケットと同様に、子機LANMAC20でフレーム化され、フレーム化された圧縮データは子機LANPHY21において符号化され、符号化されたパケット(以下「第2のパケット」という。)は、第1のパケットと同様の経路を経由して親機パケット送受信回路31へ送信される。
親機パケット送受信回路31において受信された符号化された第2のパケットは、第1のパケットと同様に、親機LANPHY32で復号化され、復号化された第2のパケットは、親機LANMAC33を介して親機パケット処理部34へ送出され、当該親機パケット処理部34において第2のパケットから画像データおよび音声データが分離され、それぞれ画像パケット処理部35b、音声パケット処理部35c介してCPU47へ送出される。かかる画像データおよび音声データがCPU47で検出されると、端末番号判別回路41により、第1の識別子が判別されると共にリアルタイムクロック46から画像データおよび音声データを着信した日時が取得され、図4に示すように、取得された時刻情報と共に、一時、ファイルとして揮発性メモリ43に蓄積される。なお、このファイルには端末番号判別回路41で判別した第1の識別子や第2のパケットに係る画像データおよび音声データが含まれている。
ここで、第4の子機1dと略同時に、他の子機、例えば第1〜第3の子機1a〜1cの各カメラが起動すると、各カメラによって撮像された画像データおよび音声データは第4の子機1dにおけるカメラの画像データおよび音声データと同様に、時刻情報と共に、一時、ファイルとして揮発性メモリ43に蓄積される。
このようにして、順次揮発性メモリ43に蓄積されたパケットおよびその他のデータ(ファイル)は不揮発性メモリ42に若しくはカードI/F44を介してカード型不揮発性メモリ45に順次蓄積される。
次に、居住者がファイル検索ボタン(不図示)を押下すると、ファイル検索信号がCPU47へ送信され、かかるファイル検索信号がCPU47で検出されると、ファイル検索制御部47aの制御により、不揮発性メモリ42若しくはカード型不揮発性メモリ45に書き込まれた全てのファイルデータが検索され、一覧表示される。この場合、全てのファイルデータは時刻情報を基づいて並べ替えることもできる。
ここで、居住者は特定のファイルを選択することによって、所望の画像データおよび音声データを居室親機若しくは増設親機に再生することができる。
以上のように、本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置によれば、複数台のカメラからの画像データおよび音声データを居室親機若しくは増設親機に同時に録画・録音することができる。
次に、本発明の付加機能について説明する。
第1に、各子機1a〜1eに、スケーリング回路14および制御回路15を搭載した場合には、スケーリング回路14により、画像サイズを小さくし、また、制御回路15の制御により、前述の画像データ圧縮回路16における画像の圧縮率や、カメラ13のフレームレートを制御することができ、ひいては、揮発性メモリ43の蓄積可能な容量に応じて、画像サイズを任意変更できるスケーリング回路14と、前記画像データ圧縮回路における画像の圧縮率や、前記カメラのフレームレートを小さくすることで、不揮発性メモリ42に保存する容量を調整することができる。
第2に、増設親機にファイル管理制御部47cを搭載した場合には、当該ファイル管理制御部47cの制御により、録画・録音することができる増設親機に録画・録音する制御パケットを送出することで、居室親機に代わって、増設親機が子機の画像・音声データを録画・録音することができる。
第3に、居室親機に機器接続テーブル47fを搭載した場合には、当該機器接続テーブル47fの制御により、録画・録音時に、複数の子機と居室親機若しくは複数の増設親機が一対となるよう構成することができる。具体的には、ファイル管理制御部47cにより、例えば第4の子機1dに対して居室親機3を、第1の子機1aに対して第1の増設親機5aを、第2の子機1bに対して第2の増設親機5bを、第3の子機1dに対して第3の増設親機5cを、第5の子機1eに対して第4の増設親機5dを1対1で接続することで、それぞれ居室親機若しくは各増設親機で録画・録音することができ、ひいては居室親機における録画・録音処理を軽減させることができる。
第4に、居室親機若しくは増設親機にデータコピー制御部47bを搭載した場合には、不揮発性メモリ若しくはカード型不揮発性メモリに録画・録音されている画像・音声データを自由に一の居室親機から他の増設親機、若しくは一の増設親機から他の増設親機の不揮発性メモリ若しくはカード型不揮発性メモリにコピーし、移動することができる。
第5に、居室親機若しくは増設親機にタイマ録画設定制御部47eおよびリアルタイムクロック46を搭載した場合には、タイマ録画設定機能により、各子機を制御することで、子機の録画を始める時間と終了する時間を設定することができる。
第6に、子機にサムネイル生成回路17を搭載し、居室親機に画像表示データ処理部40を搭載した場合には、サムネイル生成回路より生成されたサムネイル画像を、ディスプレイコントローラを介して図5(a)に示すようにカレンダーに重ねて表示することができる。すなわち、各子機において、画像データの他にサムネイル画像を生成し、画像パケットとして居室親機に送信し、これを不揮発性メモリ若しくはカード型不揮発性メモリに蓄積することで、月別の訪問者を確認することができる。具体的には、図5(a)に示すように、カレンダーの日にち毎に、代表となるサムネイル画像を表示し、何月何日に誰が訪問したかをサムネイル表示することで確認することができる。また、詳細を閲覧したい場合には、特定の日にちを選択することで、図5(b)に示すように、録画・録音されたデータを再生することができる。この場合、動画・静止画を問わずに録画することも可能である。
[実施例2]
図6は、本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図を示している。なお、同図において、図1と共通する部分には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施例においては、居室親機3に親機メモリ30が、第1の増設親機5aに第1の増設親機メモリ50aが、第2の増設親機5bに第2の増設親機メモリ50bが、第3の増設親機5cに第3の増設親機メモリ50cが、第4の増設親機5dに第4の増設親機メモリ50dがそれぞれ内蔵され、また、HUB6には長時間の録画録音のために大容量の不揮発性メモリを備えた大規模メモリ装置7が第4の伝送路L4を介して接続され、この大規模メモリ装置7には異なったフォーマットに対応した画像音声が閲覧できるようにしたフォーマット変換器8が接続されている。
この実施例においては、長時間の録画録音が可能となり、また、再生しようとする機器端末が異なったフォーマットでしか再生できない場合には、不揮発性メモリに若しくはカード型不揮発性メモリに蓄積された異なったフォーマットデータを、例えばMJPEG(Motion-JPEG)からMPEG4(Moving Picture Experts Group Phase 4)に変換して、機器端末へ送信し、再生することができる。
本発明の第1の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図。 本発明の第1の実施例における子機のブロック図。 本発明の第1の実施例における居室親機のブロック図。 本発明の第1の実施例における不揮発性メモリや揮発性メモリに対する各種データの蓄積状況を示す説明図。 本発明の第1の実施例におけるディスプレイに表示されたサムネイル画像の一例を示す説明図。 本発明の第2の実施例におけるテレビドアホン装置のシステム構成図。
1a〜1d・・・子機
11a・・・子機マイク
11b・・・子機スピーカ
12・・・子機CODEC
13・・・カメラ
14・・・スケーリング回路
15・・・制御回路
16・・・画像データ圧縮回路
17・・・サムネイル生成回路
18・・・パケット前処理部
20・・・子機LANMAC
21・・・子機LANPHY
22・・・子機パケット処理部
3・・・居室親機
32・・・親機LANPHY
33・・・親機LANMAC
34・・・親機パケット処理部
35c・・・音声パケット処理部
37・・・画像データ伸長回路
38・・・ディスプレイコントローラ
39・・・ディスプレイ
40・・・画像表示データ処理部
41・・・端末番号判別回路
42・・・不揮発性メモリ
44・・・カードI/F
45・・・カード型不揮発性メモリ
47a・・・ファイル検索制御部
47b・・・データコピー制御部
47c・・・ファイル管理制御部
47d・・・フォーマット変換回路
47e・・・タイマ録画設定制御部
47f・・・機器接続テーブル
48・・・親機通話装置
49・・・親機CODEC
5a〜5d・・・増設親機
50a〜50d・・・メモリ
7・・・大規模メモリ装置
L1、L2・・・伝送路

Claims (3)

  1. 複数の子機(1a〜1d)のうち何れか1の当該子機からの呼び出しを当該子機に伝送路(L1、L2)を介して接続された居室親機(3)および増設親機(5)にてそれぞれ報知し、当該呼び出しに応答した前記親機の通話装置(48)と前記子機のマイク(11a)、スピーカ(11b)との間で通話を成立させる機能と、前記複数の子機のカメラ(13)にて訪問者の映像を撮像して得られる画像データであって前記居室親機若しくは前記増設親機にて選択された所望の画像データをディスプレイ(39)に表示する機能とを有するテレビドアホン装置であって、
    前記子機は、前記カメラにて撮像された画像データを圧縮するための画像データ圧縮回路(16)と、前記マイクからの音声データを符号化する子機CODEC(12)と、前記子機を識別するための識別子を前記画像データおよび前記音声データに付与したパケットを生成するパケット前処理部(18)と、前記パケットをフレーム化して送受信制御するための子機LANMAC(20)と、前記フレーム化されたパケットを符号化するための子機LANPHY(21)とを備え、
    前記居室親機若しくは前記増設親機は、前記伝送路より符号化されたパケットを受信し、復号化する親機LANPHY(32)と、復号化されたパケットの受信を制御する親機LANMAC(33)と、前記パケットから音声データ、画像データを分離する親機パケット処理部(34)と、圧縮された画像データを伸長するための画像データ伸長回路(37)と、前記画像データを前記ディスプレイに表示するためのディスプレイコントローラ(38)と、前記パケットから音声データを抽出する音声パケット処理部(35c)と、抽出された音声データを復号化して前記通話装置へ出力するための親機CODEC(49)と、前記識別子の判別を行う端末番号判別回路(41)と、前記端末番号判別回路で識別された複数の音声データ、画像データを蓄積する不揮発性メモリ(42)とを備え、
    前記子機は、前記親機の前記親機CODECから前記親機LANMAC、前記親機LANPHY、前記伝送路、前記子機LANPHY、前記子機LANMACを経由して入力される前記パケットから音声データを抽出し前記子機CODECを介して前記スピーカに入力するための子機パケット処理部(22)を備え、
    前記居室親機は、前記複数の子機と複数の居室親機若しくは増設親機を、録画・録音時に、何れの機器間を接続するかを制御する機器接続テーブル(47f)を備えたことを特徴とするテレビドアホン装置。
  2. 前記居室親機は、前記増設親機に書き込まれたデータを全ての増設親機より検索し、一覧表示するファイル検索制御部(47a)を備えたことを特徴とする請求項1記載のテレビドアホン装置。
  3. 前記増設親機は、前記子機の画像・音声を録画・録音できるメモリ(50a〜50d)と、前記居室親機に代わって、前記メモリの書込み、読み込み制御を行うファイル管理制御部(47c)とを備えたことを特徴とする請求項1または請求項2記載のテレビドアホン装置。
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