JPH07170505A - 画像通信装置 - Google Patents
画像通信装置Info
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- JPH07170505A JPH07170505A JP5341871A JP34187193A JPH07170505A JP H07170505 A JPH07170505 A JP H07170505A JP 5341871 A JP5341871 A JP 5341871A JP 34187193 A JP34187193 A JP 34187193A JP H07170505 A JPH07170505 A JP H07170505A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】着呼側のプライバシーを守ることができると共
に、発呼側が接続を容易に確認することができる画像通
信装置を提案する。 【構成】自動着信モード時に相手側からの着信を検出す
ると、予め記録再生手段54に記録した応答用画像デー
タD10又はD21のみを伝送し、通話準備ができた場
合には、実時間の画像データD2及び音声データD3を
伝送するようにしたことにより、着呼側のプライバシー
を守ることができると共に、発呼側は接続を容易に確認
することができる。
に、発呼側が接続を容易に確認することができる画像通
信装置を提案する。 【構成】自動着信モード時に相手側からの着信を検出す
ると、予め記録再生手段54に記録した応答用画像デー
タD10又はD21のみを伝送し、通話準備ができた場
合には、実時間の画像データD2及び音声データD3を
伝送するようにしたことにより、着呼側のプライバシー
を守ることができると共に、発呼側は接続を容易に確認
することができる。
Description
【0001】
【目次】以下の順序で本発明を説明する。 産業上の利用分野 従来の技術(図7〜図11) 発明が解決しようとする課題(図7) 課題を解決するための手段(図1、図3及び図6) 作用(図1及び図3) 実施例 (1)第1実施例(図1及び図2) (2)第2実施例(図3〜図5) (3)他の実施例(図6) 発明の効果
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は画像通信装置に関し、例
えばテレビ電話システム、テレビ会議システム等のよう
に動画像信号及び音声信号を遠隔地に伝送する画像通信
装置に適用して好適なものである。
えばテレビ電話システム、テレビ会議システム等のよう
に動画像信号及び音声信号を遠隔地に伝送する画像通信
装置に適用して好適なものである。
【0003】
【従来の技術】従来、この種の画像通信装置において
は、1992年12月の国際電信電話諮問委員会(CCIT
T)において成立に至つたH.261 勧告に対応した画像圧
縮装置と、同じくCCITTにおいて1988年 4月成立に
至つたG.722 等の勧告に従つた音声圧縮装置を使用する
のが一般的である。この種の画像通信装置においては、
送信側において画像及び音声信号を圧縮して伝送路に送
出すると共に、圧縮されて伝送された画像及び音声信号
を受信側において伸長することにより、伝送路を効率良
く利用するようになされている。
は、1992年12月の国際電信電話諮問委員会(CCIT
T)において成立に至つたH.261 勧告に対応した画像圧
縮装置と、同じくCCITTにおいて1988年 4月成立に
至つたG.722 等の勧告に従つた音声圧縮装置を使用する
のが一般的である。この種の画像通信装置においては、
送信側において画像及び音声信号を圧縮して伝送路に送
出すると共に、圧縮されて伝送された画像及び音声信号
を受信側において伸長することにより、伝送路を効率良
く利用するようになされている。
【0004】図7に示すように、この種の画像通信装置
1においては、送信部2で画像及び音声信号を圧縮し回
路インターフエース3及び入出力端子4を介して伝送路
に送出すると共に、入出力端子4及び回路インターフエ
ース3を介して伝送路から入力される画像及び音声信号
を受信部5で伸長して復元する。すなわち送信部2は集
音部6で得た音声信号を、アナログデイジタル(A/
D)変換器7を介して音声圧縮部8に出力し、当該音声
圧縮部8によつて圧縮処理を施した後、多重化器9に送
出する。
1においては、送信部2で画像及び音声信号を圧縮し回
路インターフエース3及び入出力端子4を介して伝送路
に送出すると共に、入出力端子4及び回路インターフエ
ース3を介して伝送路から入力される画像及び音声信号
を受信部5で伸長して復元する。すなわち送信部2は集
音部6で得た音声信号を、アナログデイジタル(A/
D)変換器7を介して音声圧縮部8に出力し、当該音声
圧縮部8によつて圧縮処理を施した後、多重化器9に送
出する。
【0005】また送出部2は撮像部10で得た映像信号
を、A/D変換器11を介して画像圧縮部12に供給
し、当該画像圧縮部12によつて標本化、情報源符号
化、動き補償及び誤り訂正等の処理を施すことにより圧
縮する。画像圧縮部12によつて圧縮された圧縮画像デ
ータD2は多重化器9によつて圧縮音声データ及び図示
しない制御データ等と共に多重化されて回路インターフ
エース3及び入出力端子4を介して相手先に伝送され
る。
を、A/D変換器11を介して画像圧縮部12に供給
し、当該画像圧縮部12によつて標本化、情報源符号
化、動き補償及び誤り訂正等の処理を施すことにより圧
縮する。画像圧縮部12によつて圧縮された圧縮画像デ
ータD2は多重化器9によつて圧縮音声データ及び図示
しない制御データ等と共に多重化されて回路インターフ
エース3及び入出力端子4を介して相手先に伝送され
る。
【0006】受信部5は上述した送信部2と逆の処理を
施す。すなわち受信部5においては、分離器13で圧縮
画像データ、圧縮音声データ及び制御データ等の各デー
タに分離し、圧縮画像データD2を画像伸長部14に、
圧縮音声データD4を音声伸長部15にそれぞれ送出す
る。画像伸長部14により復元された画像データはデイ
ジタルアナログ(D/A)変換器16を介して画像表示
装置17に送出され、当該画像表示装置17上に表示さ
れる。同様に音声伸長部15により伸長された音声デー
タはD/A変換器18を介してスピーカ19に送出され
音声が出力される。
施す。すなわち受信部5においては、分離器13で圧縮
画像データ、圧縮音声データ及び制御データ等の各デー
タに分離し、圧縮画像データD2を画像伸長部14に、
圧縮音声データD4を音声伸長部15にそれぞれ送出す
る。画像伸長部14により復元された画像データはデイ
ジタルアナログ(D/A)変換器16を介して画像表示
装置17に送出され、当該画像表示装置17上に表示さ
れる。同様に音声伸長部15により伸長された音声デー
タはD/A変換器18を介してスピーカ19に送出され
音声が出力される。
【0007】画像圧縮部12は、図8に示すように、図
示しない制御部からの制御信号S1と符号化制御器20
からの制御信号S2及びS3とに基づいて制御されて、
A/D変換器11(図7)から入力される画像データD
1を圧縮符号化する。すなわち画像圧縮部12は、入力
した画像データD1を情報源符号器21で符号化処理
し、このデータをビデオ信号多重化符号器22で多重化
処理した後、一旦送信バツフア23に蓄える。次に送信
バツフア23からの出力を、伝送符号器24で符号化処
理することにより圧縮符号化データD2を生成し、これ
を多重化器9(図7)に送出する。
示しない制御部からの制御信号S1と符号化制御器20
からの制御信号S2及びS3とに基づいて制御されて、
A/D変換器11(図7)から入力される画像データD
1を圧縮符号化する。すなわち画像圧縮部12は、入力
した画像データD1を情報源符号器21で符号化処理
し、このデータをビデオ信号多重化符号器22で多重化
処理した後、一旦送信バツフア23に蓄える。次に送信
バツフア23からの出力を、伝送符号器24で符号化処
理することにより圧縮符号化データD2を生成し、これ
を多重化器9(図7)に送出する。
【0008】音声圧縮部8は、図9に示すように、A/
D変換器7から出力された音声データD3を送信直交ミ
ラーフイルタ25に入力し、ここで音声データD3を高
域成分と低域成分に分離する。分離された高域成分は高
域ADPCM符号器26に供給されると共に、低域成分
は低域ADPCM符号器27に供給され、それぞれ別々
に符号化される。符号化された高域と低域のデータは多
重化器28に送出され、ここで多重化されて出力され
る。
D変換器7から出力された音声データD3を送信直交ミ
ラーフイルタ25に入力し、ここで音声データD3を高
域成分と低域成分に分離する。分離された高域成分は高
域ADPCM符号器26に供給されると共に、低域成分
は低域ADPCM符号器27に供給され、それぞれ別々
に符号化される。符号化された高域と低域のデータは多
重化器28に送出され、ここで多重化されて出力され
る。
【0009】画像伸長部14は、図10に示すように、
図示しない制御部から供給される制御信号S4に基づい
て制御され、分離器13(図7)から供給された圧縮画
像データD2を伝送復号器30で復号化処理した後、こ
のデータを一旦受信バツフア31に蓄える。次に画像伸
長部14は、受信バツフア31から出力されたデータ
を、ビデオ信号多重化復号器32で復号化処理した後、
情報源復号器33で元の画像データD1に戻して出力す
る。
図示しない制御部から供給される制御信号S4に基づい
て制御され、分離器13(図7)から供給された圧縮画
像データD2を伝送復号器30で復号化処理した後、こ
のデータを一旦受信バツフア31に蓄える。次に画像伸
長部14は、受信バツフア31から出力されたデータ
を、ビデオ信号多重化復号器32で復号化処理した後、
情報源復号器33で元の画像データD1に戻して出力す
る。
【0010】音声伸長部15は、図11に示すように、
分離器13(図7)から供給される圧縮音声データD4
を分離器35で高域データと低域データに分離し、各デ
ータを高域ADPCM復号器36と低域ADPCM復号
器37に供給する。高域ADPCM復号器36及び低域
ADPCM復号器37で復号化された音声データは直交
ミラーフイルタ38で合成され、元の音声データD3に
戻されて出力される。
分離器13(図7)から供給される圧縮音声データD4
を分離器35で高域データと低域データに分離し、各デ
ータを高域ADPCM復号器36と低域ADPCM復号
器37に供給する。高域ADPCM復号器36及び低域
ADPCM復号器37で復号化された音声データは直交
ミラーフイルタ38で合成され、元の音声データD3に
戻されて出力される。
【0011】またこの種の画像通信装置1においては、
図7に示すように、着信検出器40が設けられており、
当該着信検出器40が相手側端末からの信号が着信した
ことを検出し、当該検出結果に基づいて制御部41が各
部を制御するようになされている。
図7に示すように、着信検出器40が設けられており、
当該着信検出器40が相手側端末からの信号が着信した
ことを検出し、当該検出結果に基づいて制御部41が各
部を制御するようになされている。
【0012】一般に、この種の画像通信装置1において
は、発呼側(相手側)からの接続要求があつた際、着信
検出器40によりこの要求信号を検出し自動的に応答す
る自動着信機能が設けられている。すなわち、画像通信
装置1においては、自動着信モード時、着信検出器40
が相手側からの着信を検出すると、装置全体を自動的に
通話できる状態に設定するようになされている。
は、発呼側(相手側)からの接続要求があつた際、着信
検出器40によりこの要求信号を検出し自動的に応答す
る自動着信機能が設けられている。すなわち、画像通信
装置1においては、自動着信モード時、着信検出器40
が相手側からの着信を検出すると、装置全体を自動的に
通話できる状態に設定するようになされている。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述した従
来の画像通信装置1においては、自動着信モード時に以
下に示すような不都合があつた。すなわち発呼側は通常
用意ができてから発呼するため問題はないが、着呼側で
は、自動着信モード時、予期しない時に接続されること
により、相手先に意図しない画像や音声が伝送され、こ
の結果プライバシーが侵害されるおそれがあつた。
来の画像通信装置1においては、自動着信モード時に以
下に示すような不都合があつた。すなわち発呼側は通常
用意ができてから発呼するため問題はないが、着呼側で
は、自動着信モード時、予期しない時に接続されること
により、相手先に意図しない画像や音声が伝送され、こ
の結果プライバシーが侵害されるおそれがあつた。
【0014】このような問題を解決する一つの方法とし
て、画像を消去する方法が考えられるが、この方法では
少なくとも音声は伝送しないと、接続されているか否か
相手先から確認できないためプライバシーを守る点で未
だ不十分な問題があつた。
て、画像を消去する方法が考えられるが、この方法では
少なくとも音声は伝送しないと、接続されているか否か
相手先から確認できないためプライバシーを守る点で未
だ不十分な問題があつた。
【0015】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、着呼側のプライバシーを守ることができると共に、
発呼側が接続を容易に確認することができる画像通信装
置を提案しようとするものである。
で、着呼側のプライバシーを守ることができると共に、
発呼側が接続を容易に確認することができる画像通信装
置を提案しようとするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め本発明においては、撮像部10により得られた画像デ
ータD1及び集音部6により得られた音声データD3を
データ圧縮部12又は73を介して圧縮符号化した後、
所定の伝送路を介して伝送する画像通信装置50、70
又は90において、相手側端末からの信号が着信したこ
とを検出する着信検出手段40と、予め応答用画像デー
タD2又はD20を記録し、自動着信モード時に相手側
端末からの信号が着信したとき応答用画像データD2又
はD20を再生する記録再生手段54と、自動着信モー
ド時に相手側端末からの信号が着信したとき記録再生手
段54により再生された応答用画像データD10又はD
21を伝送路を介して相手側に伝送すると共に、自動着
信モード時以外の場合には撮像部10により得られた実
時間の画像データD2を伝送路を介して相手側に伝送す
る切換手段53と、自動着信モード時に相手側端末から
の信号が着信したとき、集音部6により得られた音声デ
ータD3を無音状態にする消音手段52とを備えるよう
にする。
め本発明においては、撮像部10により得られた画像デ
ータD1及び集音部6により得られた音声データD3を
データ圧縮部12又は73を介して圧縮符号化した後、
所定の伝送路を介して伝送する画像通信装置50、70
又は90において、相手側端末からの信号が着信したこ
とを検出する着信検出手段40と、予め応答用画像デー
タD2又はD20を記録し、自動着信モード時に相手側
端末からの信号が着信したとき応答用画像データD2又
はD20を再生する記録再生手段54と、自動着信モー
ド時に相手側端末からの信号が着信したとき記録再生手
段54により再生された応答用画像データD10又はD
21を伝送路を介して相手側に伝送すると共に、自動着
信モード時以外の場合には撮像部10により得られた実
時間の画像データD2を伝送路を介して相手側に伝送す
る切換手段53と、自動着信モード時に相手側端末から
の信号が着信したとき、集音部6により得られた音声デ
ータD3を無音状態にする消音手段52とを備えるよう
にする。
【0017】また本発明においては、画像通信装置70
は、記録再生手段54にデータ圧縮した応答用画像デー
タD20を供給すると共に、フレーム内符号化モードに
切換え可能な画像圧縮手段73と、画像圧縮手段73の
出力D20からフレームの開始位置を検出する検出手段
72とを備え、応答用画像データD20を記録再生手段
54に記録する際、検出手段72の検出結果S21に基
づいてフレームの開始位置より記録すると共に、少なく
とも最初の1フレーム目のデータとしてフレーム内符号
化モードで符号化されたデータを記録するようにする。
は、記録再生手段54にデータ圧縮した応答用画像デー
タD20を供給すると共に、フレーム内符号化モードに
切換え可能な画像圧縮手段73と、画像圧縮手段73の
出力D20からフレームの開始位置を検出する検出手段
72とを備え、応答用画像データD20を記録再生手段
54に記録する際、検出手段72の検出結果S21に基
づいてフレームの開始位置より記録すると共に、少なく
とも最初の1フレーム目のデータとしてフレーム内符号
化モードで符号化されたデータを記録するようにする。
【0018】さらに本発明においては、画像通信装置9
0は、外部の画像作成装置により作成された画像データ
D30を入力する入出力手段91を備え、入出力手段9
1から入力する画像データD30を、応答用画像データ
として記録再生手段54に記録するようにする。
0は、外部の画像作成装置により作成された画像データ
D30を入力する入出力手段91を備え、入出力手段9
1から入力する画像データD30を、応答用画像データ
として記録再生手段54に記録するようにする。
【0019】
【作用】自動着信モード時に相手側からの着信を検出す
ると、予め記録再生手段54に記録した応答用画像デー
タD10又はD21のみを伝送し、通話準備ができた場
合には、実時間の画像データD2及び音声データD3を
伝送する。この結果着呼側のプライバシーを守ることが
できると共に、発呼側は接続を容易に確認することがで
きる。
ると、予め記録再生手段54に記録した応答用画像デー
タD10又はD21のみを伝送し、通話準備ができた場
合には、実時間の画像データD2及び音声データD3を
伝送する。この結果着呼側のプライバシーを守ることが
できると共に、発呼側は接続を容易に確認することがで
きる。
【0020】
【実施例】以下図面について、本発明の一実施例を詳述
する。
する。
【0021】(1)第1実施例 図7との対応部分に同一符号を付して示す図1におい
て、50は全体として画像通信装置を示し、伝送する画
像データ及び音声データの形態を送信部51によつて選
択的に切り換えることにより、着呼側のプライバシーを
守ることができると共に、発呼側において容易に接続状
態を確認し得るようになされている。
て、50は全体として画像通信装置を示し、伝送する画
像データ及び音声データの形態を送信部51によつて選
択的に切り換えることにより、着呼側のプライバシーを
守ることができると共に、発呼側において容易に接続状
態を確認し得るようになされている。
【0022】ここで画像通信装置50においては、A/
D変換器7から出力される音声データD3を消音器52
に入力する。消音器52は ANDゲートやORゲート等の論
理ゲートにより構成され、制御部60からの制御信号S
10に基づいて制御されることにより、例えば自動着信
モード時には続く音声圧縮部8に無音状態の音声データ
を出力する。これに対して消音器52は通常の通信モー
ド時には、A/D変換器7から出力される音声データD
3をそのままの状態で音声圧縮部8に送出する。
D変換器7から出力される音声データD3を消音器52
に入力する。消音器52は ANDゲートやORゲート等の論
理ゲートにより構成され、制御部60からの制御信号S
10に基づいて制御されることにより、例えば自動着信
モード時には続く音声圧縮部8に無音状態の音声データ
を出力する。これに対して消音器52は通常の通信モー
ド時には、A/D変換器7から出力される音声データD
3をそのままの状態で音声圧縮部8に送出する。
【0023】また画像通信装置50においては、画像圧
縮部12から出力される圧縮画像データD2を切換器5
3及び不揮発性記録再生部54に送出し、これにより不
揮発性記録再生部54に応答用画像データを記録するよ
うになされている。ここで不揮発性記録再生部54は、
図2に示すように、フラツシユメモリなどの不揮発性メ
モリ55、カウンタ56及びこれらを制御する制御回路
57により構成されている。
縮部12から出力される圧縮画像データD2を切換器5
3及び不揮発性記録再生部54に送出し、これにより不
揮発性記録再生部54に応答用画像データを記録するよ
うになされている。ここで不揮発性記録再生部54は、
図2に示すように、フラツシユメモリなどの不揮発性メ
モリ55、カウンタ56及びこれらを制御する制御回路
57により構成されている。
【0024】従つて不揮発性記録再生部54は、記録時
には、不揮発性メモリ55を書き込み状態にすると共
に、入力端子58を介して圧縮画像データD2を不揮発
性メモリ55に供給する。このときカウンタ56は不揮
発性メモリ55に入力がある度に増加又は減少するよう
なアドレス信号S11を不揮発性メモリ55のアドレス
入力端に供給する。このようにして入力端子58から入
力される圧縮画像データD2が不揮発性メモリ55に順
次書き込まれるようになされている。
には、不揮発性メモリ55を書き込み状態にすると共
に、入力端子58を介して圧縮画像データD2を不揮発
性メモリ55に供給する。このときカウンタ56は不揮
発性メモリ55に入力がある度に増加又は減少するよう
なアドレス信号S11を不揮発性メモリ55のアドレス
入力端に供給する。このようにして入力端子58から入
力される圧縮画像データD2が不揮発性メモリ55に順
次書き込まれるようになされている。
【0025】一方、不揮発性記録再生部54は、再生時
には、不揮発性メモリ55を読み出し状態に切り換える
と共に、このときカウンタ56から出力するアドレス信
号S11に基づいて不揮発性メモリ55に記録した圧縮
画像データD2を順次読み出す。従つて不揮発性メモリ
55に記録された応答用画像データD10が出力端子5
9を介して切換器53(図1)に送出される。切換器5
3は制御部60から送出される制御信号S10に基づい
て、入力した圧縮画像データD2及び応答用画像データ
D10のうちいずれか一方を選択的に続く多重化器9に
出力するようになされている。
には、不揮発性メモリ55を読み出し状態に切り換える
と共に、このときカウンタ56から出力するアドレス信
号S11に基づいて不揮発性メモリ55に記録した圧縮
画像データD2を順次読み出す。従つて不揮発性メモリ
55に記録された応答用画像データD10が出力端子5
9を介して切換器53(図1)に送出される。切換器5
3は制御部60から送出される制御信号S10に基づい
て、入力した圧縮画像データD2及び応答用画像データ
D10のうちいずれか一方を選択的に続く多重化器9に
出力するようになされている。
【0026】すなわち切換器53は、画像通信装置50
全体が自動着信モードに設定されている場合には不揮発
性記録再生部54に記録されている応答用画像データD
10を出力し、これに対して通常の通信モードに設定さ
れている場合には圧縮画像データD2を出力するように
なされている。
全体が自動着信モードに設定されている場合には不揮発
性記録再生部54に記録されている応答用画像データD
10を出力し、これに対して通常の通信モードに設定さ
れている場合には圧縮画像データD2を出力するように
なされている。
【0027】これにより画像通信装置50においては、
使用者が不揮発性記録再生部54に予め所望の応答用画
像を記録しておけば、自動着信モード時に不用意に呼び
出しがあつた場合でも、応答用画像を伝送できることに
よりプライバシーを守ることができる。また発呼側にお
いても応答用画像が伝送されることにより着呼側との接
続がとれたことを容易に確認することができる。
使用者が不揮発性記録再生部54に予め所望の応答用画
像を記録しておけば、自動着信モード時に不用意に呼び
出しがあつた場合でも、応答用画像を伝送できることに
よりプライバシーを守ることができる。また発呼側にお
いても応答用画像が伝送されることにより着呼側との接
続がとれたことを容易に確認することができる。
【0028】以上の構成において、使用者は、自動着信
モード時に相手側端末からの信号が着信したときに伝送
する応答用画像を、予め不揮発性記録再生部54に記録
しておく。従つて画像通信装置50は、自動着信モード
時に発呼側から呼び出しがあつた場合には、切換器53
から不揮発性記録再生部54に記録された応答用画像デ
ータD10を出力すると共に、消音器52から無音状態
の音声を出力することにより、相手側に応答用画像のみ
を伝送する。
モード時に相手側端末からの信号が着信したときに伝送
する応答用画像を、予め不揮発性記録再生部54に記録
しておく。従つて画像通信装置50は、自動着信モード
時に発呼側から呼び出しがあつた場合には、切換器53
から不揮発性記録再生部54に記録された応答用画像デ
ータD10を出力すると共に、消音器52から無音状態
の音声を出力することにより、相手側に応答用画像のみ
を伝送する。
【0029】これにより着呼側のプライバシーが守られ
る。またこのとき相手側では、応答用画像が伝送された
ことによつて着呼側と接続されたことを確認できる。こ
の状態は使用者が相手先と通信する準備ができて、制御
部60に、図示していないスイツチ等で自動着信モード
を解除して通常の通信モードに切り換えられるまで継続
される。すなわち不揮発性記録再生部54に記録された
応答用画像が繰り返し再生される。
る。またこのとき相手側では、応答用画像が伝送された
ことによつて着呼側と接続されたことを確認できる。こ
の状態は使用者が相手先と通信する準備ができて、制御
部60に、図示していないスイツチ等で自動着信モード
を解除して通常の通信モードに切り換えられるまで継続
される。すなわち不揮発性記録再生部54に記録された
応答用画像が繰り返し再生される。
【0030】やがて使用者から通信準備ができたことを
示す指示があると、制御部60は消音器52による無音
状態を解除すると共に、切換器53から現在撮像部10
で撮像されている実時間の圧縮画像データD2を出力す
る。これにより画像通信装置50は通常の通信モードと
なり、相手側に現在の画像及び音声を伝送する。
示す指示があると、制御部60は消音器52による無音
状態を解除すると共に、切換器53から現在撮像部10
で撮像されている実時間の圧縮画像データD2を出力す
る。これにより画像通信装置50は通常の通信モードと
なり、相手側に現在の画像及び音声を伝送する。
【0031】以上の構成によれば、応答用画像データD
10を記録する不揮発性記録再生部54と、音声データ
D3を選択的に無音状態にする消音器52とを設け、自
動着信モード時には不揮発性記録再生部54に記録され
た応答用画像のみを相手側に伝送すると共に、通常の通
信モード時には実時間の画像及び音声データを相手側に
伝送するようにしたことにより、着呼側のプライバシー
を守ることができると共に、発呼側が接続を容易に確認
することができる画像通信装置50を実現できる。
10を記録する不揮発性記録再生部54と、音声データ
D3を選択的に無音状態にする消音器52とを設け、自
動着信モード時には不揮発性記録再生部54に記録され
た応答用画像のみを相手側に伝送すると共に、通常の通
信モード時には実時間の画像及び音声データを相手側に
伝送するようにしたことにより、着呼側のプライバシー
を守ることができると共に、発呼側が接続を容易に確認
することができる画像通信装置50を実現できる。
【0032】(2)第2実施例 図1との対応部分に同一符号を付して示す図3におい
て、画像通信装置70の送信部71はフレーム開始位置
検出器72を有し、当該フレーム開始位置検出器72に
よつて画像圧縮部73の出力データD20からフレーム
の開始位置を検出することにより不揮発性記録再生部5
4に一段と効率良く応答用画像を記録し得るようになさ
れている。
て、画像通信装置70の送信部71はフレーム開始位置
検出器72を有し、当該フレーム開始位置検出器72に
よつて画像圧縮部73の出力データD20からフレーム
の開始位置を検出することにより不揮発性記録再生部5
4に一段と効率良く応答用画像を記録し得るようになさ
れている。
【0033】ここで画像通信装置70の画像圧縮部73
は、フレーム内符号化のみ使用するモードと、フレーム
内及びフレーム間符号化を併用するモードとを有し、こ
れらのモードが制御部80からの制御信号S20に基づ
いて切り換えられる。
は、フレーム内符号化のみ使用するモードと、フレーム
内及びフレーム間符号化を併用するモードとを有し、こ
れらのモードが制御部80からの制御信号S20に基づ
いて切り換えられる。
【0034】すなわち画像圧縮部73は、画像データD
1を圧縮符号化する際、切換器53に直接圧縮画像デー
タD2を送出する通常の通信モード時には、フレーム内
及びフレーム間符号化を併用するモードに切り換えら
れ、これに対して不揮発性記録再生部54に応答用画像
データD20の記録を開始する直前には、フレーム内符
号化モードのみで画像データD1を圧縮符号化するよう
になされている。
1を圧縮符号化する際、切換器53に直接圧縮画像デー
タD2を送出する通常の通信モード時には、フレーム内
及びフレーム間符号化を併用するモードに切り換えら
れ、これに対して不揮発性記録再生部54に応答用画像
データD20の記録を開始する直前には、フレーム内符
号化モードのみで画像データD1を圧縮符号化するよう
になされている。
【0035】これにより画像通信装置70においては、
不揮発性記録再生部54に画像の乱れの無い鮮明な応答
用画像を記録し得る。例えば画像圧縮部73をフレーム
内符号化モードとフレーム間符号化を併用するモードに
設定した状態で不揮発性記録再生部54に圧縮された応
答用画像データを記録し始めると、先頭部分の画像が乱
れることになる。
不揮発性記録再生部54に画像の乱れの無い鮮明な応答
用画像を記録し得る。例えば画像圧縮部73をフレーム
内符号化モードとフレーム間符号化を併用するモードに
設定した状態で不揮発性記録再生部54に圧縮された応
答用画像データを記録し始めると、先頭部分の画像が乱
れることになる。
【0036】またこのとき画像通信装置70において
は、フレーム開始位置検出器72が、画像圧縮部73か
らの出力データD20に基づいてフレーム開始位置を検
出し、当該検出結果を検出結果信号S21として制御部
80に送出する。この結果制御部80は検出結果信号S
21に基づいて不揮発性記録再生部54の書込み動作を
制御し、これにより不揮発性記録再生部54にフレーム
の開始位置より圧縮画像データD20を記録し得るよう
になされている。この結果画像通信装置70において
は、不揮発性記録再生部54に一段と効率良く応答用画
像データD20を記録し得るようになされている。
は、フレーム開始位置検出器72が、画像圧縮部73か
らの出力データD20に基づいてフレーム開始位置を検
出し、当該検出結果を検出結果信号S21として制御部
80に送出する。この結果制御部80は検出結果信号S
21に基づいて不揮発性記録再生部54の書込み動作を
制御し、これにより不揮発性記録再生部54にフレーム
の開始位置より圧縮画像データD20を記録し得るよう
になされている。この結果画像通信装置70において
は、不揮発性記録再生部54に一段と効率良く応答用画
像データD20を記録し得るようになされている。
【0037】ここでフレーム開始位置検出器72は、図
4に示すように、画像圧縮部73からの出力される圧縮
画像データD20をシフトレジスタ74に入力する。ま
たフレーム開始位置検出器72は、スイツチ等により構
成されるフレーム開始コード設定部75を有し、当該フ
レーム開始コード設定部75に設定されているフレーム
開始コードとシフトレジスタ74から出力される画像デ
ータのコードとを比較器76によつて比較し、当該比較
結果を検出結果信号S21として出力端子77を介して
制御部80(図7)に送出するようになされている。
4に示すように、画像圧縮部73からの出力される圧縮
画像データD20をシフトレジスタ74に入力する。ま
たフレーム開始位置検出器72は、スイツチ等により構
成されるフレーム開始コード設定部75を有し、当該フ
レーム開始コード設定部75に設定されているフレーム
開始コードとシフトレジスタ74から出力される画像デ
ータのコードとを比較器76によつて比較し、当該比較
結果を検出結果信号S21として出力端子77を介して
制御部80(図7)に送出するようになされている。
【0038】実際上、シフトレジスタ74の段数はフレ
ーム開始コード設定部75のビツト数と等しいか、また
はそれ以上必要であり、例えばH.261 勧告ではこのコー
ドはPSCと呼ばれ、20ビツトである。従つてシフト
レジスタ74に入力された圧縮画像データD20は、当
該シフトレジスタ74において1ビツトずつシフトさ
れ、その都度比較器76によつてフレーム開始コード設
定部75で設定されたフレーム開始コードと比較され
る。
ーム開始コード設定部75のビツト数と等しいか、また
はそれ以上必要であり、例えばH.261 勧告ではこのコー
ドはPSCと呼ばれ、20ビツトである。従つてシフト
レジスタ74に入力された圧縮画像データD20は、当
該シフトレジスタ74において1ビツトずつシフトさ
れ、その都度比較器76によつてフレーム開始コード設
定部75で設定されたフレーム開始コードと比較され
る。
【0039】この結果画像通信装置70においては、不
揮発性記録再生部54に圧縮画像データD20を書込む
際、フレーム開始位置検出器72から出力される検出結
果信号S21に基づいて、フレームの開始位置から書込
むと共に、先頭のフレームとしてフレーム内符号化モー
ドによりフレーム内符号化された圧縮画像データD20
を書き込むようにしたことにより、不揮発性記録再生部
54に乱れのない応答用画像を効率良く記録し得るよう
になされている。
揮発性記録再生部54に圧縮画像データD20を書込む
際、フレーム開始位置検出器72から出力される検出結
果信号S21に基づいて、フレームの開始位置から書込
むと共に、先頭のフレームとしてフレーム内符号化モー
ドによりフレーム内符号化された圧縮画像データD20
を書き込むようにしたことにより、不揮発性記録再生部
54に乱れのない応答用画像を効率良く記録し得るよう
になされている。
【0040】以上の構成において、画像通信装置70
は、図5(A)に示すように、時点t0 で使用者からの
記録要求信号S22が入力されると、画像圧縮部73を
フレーム内/フレーム間符号化併用モードからフレーム
内符号化モードに切り換える(図5(E))。次に画像
通信装置70は、時点t1 においてフレーム開始位置検
出器72からフレーム開始位置を示す検出結果信号S2
1が得られると、不揮発性記録再生部54に圧縮画像デ
ータD20の記録を開始する。
は、図5(A)に示すように、時点t0 で使用者からの
記録要求信号S22が入力されると、画像圧縮部73を
フレーム内/フレーム間符号化併用モードからフレーム
内符号化モードに切り換える(図5(E))。次に画像
通信装置70は、時点t1 においてフレーム開始位置検
出器72からフレーム開始位置を示す検出結果信号S2
1が得られると、不揮発性記録再生部54に圧縮画像デ
ータD20の記録を開始する。
【0041】ここで画像通信装置70は、時点t2 にお
いてフレーム開始位置検出器72からの検出結果信号S
21に基づいて1フレーム分の圧縮画像データD20の
記録が終了したことを確認すると、画像圧縮部73の符
号化モードをフレーム内/フレーム間併用モードに戻
す。その後画像通信装置70は、時点t3 で使用者から
の記録要求信号S22が立ち下がると、次にフレーム開
始位置検出器72がフレーム開始コードを検出した時点
t4 で不揮発性記録再生部54への圧縮画像データD2
0の記録を終了する。
いてフレーム開始位置検出器72からの検出結果信号S
21に基づいて1フレーム分の圧縮画像データD20の
記録が終了したことを確認すると、画像圧縮部73の符
号化モードをフレーム内/フレーム間併用モードに戻
す。その後画像通信装置70は、時点t3 で使用者から
の記録要求信号S22が立ち下がると、次にフレーム開
始位置検出器72がフレーム開始コードを検出した時点
t4 で不揮発性記録再生部54への圧縮画像データD2
0の記録を終了する。
【0042】この結果不揮発性記録再生部54には、フ
レーム内符号化されたフレーム番号FR2の圧縮画像デ
ータD20が記録されると共に、それ以降のフレーム番
号FRNまではフレーム内/フレーム間併用モードで符
号化された圧縮画像データD20が記録される。
レーム内符号化されたフレーム番号FR2の圧縮画像デ
ータD20が記録されると共に、それ以降のフレーム番
号FRNまではフレーム内/フレーム間併用モードで符
号化された圧縮画像データD20が記録される。
【0043】以上の構成によれば、フレーム開始位置検
出器72を設け、当該フレーム開始位置検出器72から
の検出結果信号S21に基づいて、不揮発性記録再生部
54に応答用画像を記録する際に、画像データのフレー
ムの先頭から記録すると共に先頭の1フレーム分として
フレーム内符号化モードにより符号化された圧縮画像デ
ータD20を記録するようにしたことにより、不揮発性
記録再生部54に乱れの少ない応答用画像を効率良く記
録することができる。
出器72を設け、当該フレーム開始位置検出器72から
の検出結果信号S21に基づいて、不揮発性記録再生部
54に応答用画像を記録する際に、画像データのフレー
ムの先頭から記録すると共に先頭の1フレーム分として
フレーム内符号化モードにより符号化された圧縮画像デ
ータD20を記録するようにしたことにより、不揮発性
記録再生部54に乱れの少ない応答用画像を効率良く記
録することができる。
【0044】(3)他の実施例 なお上述の実施例においては、撮像部10で撮像した画
像を画像通信装置50又は70本体の画像圧縮部12又
は73を利用して圧縮し、これを不揮発性記録再生部5
4に記録することにより自動着信モード時に伝送する応
答用画像を作成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、応答用画像データを外部の計算機等で作成
し、これを予め画像通信装置の不揮発性記録再生部54
に記録するようにしてもよい。
像を画像通信装置50又は70本体の画像圧縮部12又
は73を利用して圧縮し、これを不揮発性記録再生部5
4に記録することにより自動着信モード時に伝送する応
答用画像を作成する場合について述べたが、本発明はこ
れに限らず、応答用画像データを外部の計算機等で作成
し、これを予め画像通信装置の不揮発性記録再生部54
に記録するようにしてもよい。
【0045】この場合図6に示すように、画像通信装置
90は、外部計算機インターフエース91を有し、当該
外部計算機インターフエース91を介して外部の計算機
からの画像データD30を不揮発性記録再生部54に供
給する。このようにすれば、外部の計算機等により様々
な書体の文字や、コンピユータグラフイツクス等のデー
タも作成することができ、応答画像データの自由度を格
段に向上させることができる。
90は、外部計算機インターフエース91を有し、当該
外部計算機インターフエース91を介して外部の計算機
からの画像データD30を不揮発性記録再生部54に供
給する。このようにすれば、外部の計算機等により様々
な書体の文字や、コンピユータグラフイツクス等のデー
タも作成することができ、応答画像データの自由度を格
段に向上させることができる。
【0046】また上述の実施例においては、応答用画像
データを記録し再生する記録再生手段として、不揮発性
の半導体メモリでなる不揮発性記録再生部54を用いた
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、不揮発
性記録再生部54に代えて例えばハードデイスクのよう
な記録再生手段を用いてもよく、画像データを記録し再
生できる種々の記録再生手段を適用することができる。
データを記録し再生する記録再生手段として、不揮発性
の半導体メモリでなる不揮発性記録再生部54を用いた
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、不揮発
性記録再生部54に代えて例えばハードデイスクのよう
な記録再生手段を用いてもよく、画像データを記録し再
生できる種々の記録再生手段を適用することができる。
【0047】さらに上述の例においては、不揮発性記録
再生部54に画像圧縮部12又は73から出力される圧
縮画像データD2又はD20の記録する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えば不揮発性記録再
生部54を画像圧縮部12又は73の前や、多重化器9
の後部に配置してもよく、さらに消音器52の位置もA
/D変換器2の前や音声圧縮部3の後ろに配置してもよ
く、不揮発性記録再生部54及び消音器52の配置位置
としては種々の箇所を選定することができる。
再生部54に画像圧縮部12又は73から出力される圧
縮画像データD2又はD20の記録する場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、例えば不揮発性記録再
生部54を画像圧縮部12又は73の前や、多重化器9
の後部に配置してもよく、さらに消音器52の位置もA
/D変換器2の前や音声圧縮部3の後ろに配置してもよ
く、不揮発性記録再生部54及び消音器52の配置位置
としては種々の箇所を選定することができる。
【0048】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、予め応答
用画像データを記録し、自動着信モード時に相手側から
の信号が着信したとき、記録された応答用画像データを
再生して相手側に伝送する記録再生手段を設けると共
に、自動着信モード時に相手側端末からの信号が着信し
たとき、集音部により得られた音声データを無音状態に
する消音手段を設け、自動着信モード時に相手側からの
信号が着信した際、記録再生手段に記録された応答用画
像データのみを相手側に伝送するようにしたことによ
り、着呼側のプライバシーを守ることができると共に、
発呼側が接続を容易に確認することができる画像通信装
置を実現することができる。
用画像データを記録し、自動着信モード時に相手側から
の信号が着信したとき、記録された応答用画像データを
再生して相手側に伝送する記録再生手段を設けると共
に、自動着信モード時に相手側端末からの信号が着信し
たとき、集音部により得られた音声データを無音状態に
する消音手段を設け、自動着信モード時に相手側からの
信号が着信した際、記録再生手段に記録された応答用画
像データのみを相手側に伝送するようにしたことによ
り、着呼側のプライバシーを守ることができると共に、
発呼側が接続を容易に確認することができる画像通信装
置を実現することができる。
【図1】本発明による画像通信装置の一実施例を示すブ
ロツク図である。
ロツク図である。
【図2】不揮発性記録再生部の構成を示すブロツク図で
ある。
ある。
【図3】第2実施例による画像通信装置の構成を示すブ
ロツク図である。
ロツク図である。
【図4】フレーム開始位置検出器の構成を示すブロツク
図である。
図である。
【図5】第2実施例の画像通信装置の動作の説明に供す
るタイミングチヤートである。
るタイミングチヤートである。
【図6】他の実施例による画像通信装置の構成を示すブ
ロツク図である。
ロツク図である。
【図7】従来の画像通信装置を示すブロツク図である。
【図8】画像圧縮部の構成を示すブロツク図である。
【図9】音声圧縮部の構成を示すブロツク図である。
【図10】画像伸長部の構成を示すブロツク図である。
【図11】音声伸長部の構成を示すブロツク図である。
1、50、70、90……画像通信装置、2、51、7
1、91……送信部、6……集音部、10……撮像部、
12、73……画像圧縮部、40……着信検出器、52
……消音器、53……切換え器、54……不揮発性記録
再生部、72……フレーム開始位置検出部、D2、D2
0……圧縮画像データ、D3……音声データ、D10、
D21……応答用画像データ。
1、91……送信部、6……集音部、10……撮像部、
12、73……画像圧縮部、40……着信検出器、52
……消音器、53……切換え器、54……不揮発性記録
再生部、72……フレーム開始位置検出部、D2、D2
0……圧縮画像データ、D3……音声データ、D10、
D21……応答用画像データ。
Claims (3)
- 【請求項1】撮像部により得られた画像データ及び集音
部により得られた音声データをデータ圧縮部を介して圧
縮符号化した後、所定の伝送路を介して伝送する画像通
信装置において、 相手側端末からの信号が着信したことを検出する着信検
出手段と、 予め応答用画像データを記録し、自動着信モード時に相
手側端末からの信号が着信したとき、上記応答用画像デ
ータを再生する記録再生手段と、 自動着信モード時に相手側端末からの信号が着信したと
き上記記録再生手段により再生された上記応答用画像デ
ータを上記伝送路を介して相手側に伝送すると共に、自
動着信モード時以外の場合には上記撮像部により得られ
た実時間の画像データを上記伝送路を介して相手側に伝
送する切換手段と、 自動着信モード時に相手側端末からの信号が着信したと
き、上記集音部により得られた上記音声データを無音状
態にする消音手段とを具えたことを特徴とする画像通信
装置。 - 【請求項2】上記画像通信装置は、 上記記録再生手段にデータ圧縮した上記応答用画像デー
タを供給すると共に、フレーム内符号化モードに切換え
可能な画像圧縮手段と、 上記画像圧縮手段の出力からフレームの開始位置を検出
する検出手段とを具え、 上記応答用画像データを上記記録再生手段に記録する
際、上記検出手段の検出結果に基づいてフレームの開始
位置より記録すると共に、少なくとも最初の1フレーム
目のデータとしてフレーム内符号化モードで符号化され
たデータを記録することを特徴とする請求項1に記載の
画像通信装置。 - 【請求項3】上記画像通信装置は、 外部の画像作成装置により作成された画像データを入力
する入出力手段を具え、 上記入出力手段から入力する上記画像データを、上記応
答用画像データとして上記記録再生手段に記録すること
を特徴とする請求項1に記載の画像通信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341871A JPH07170505A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 画像通信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5341871A JPH07170505A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 画像通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07170505A true JPH07170505A (ja) | 1995-07-04 |
Family
ID=18349398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5341871A Pending JPH07170505A (ja) | 1993-12-13 | 1993-12-13 | 画像通信装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07170505A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010148679A1 (zh) * | 2009-11-27 | 2010-12-29 | 中兴通讯股份有限公司 | 视频通话建立和视频切换方法、装置及系统 |
US8212854B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-07-03 | Cisco Technology, Inc. | System and method for enhanced teleconferencing security |
-
1993
- 1993-12-13 JP JP5341871A patent/JPH07170505A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8212854B2 (en) | 2006-03-31 | 2012-07-03 | Cisco Technology, Inc. | System and method for enhanced teleconferencing security |
WO2010148679A1 (zh) * | 2009-11-27 | 2010-12-29 | 中兴通讯股份有限公司 | 视频通话建立和视频切换方法、装置及系统 |
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