JP2945245B2

JP2945245B2 - 静止画像伝送装置

Info

Publication number: JP2945245B2
Application number: JP5147885A
Authority: JP
Inventors: 功刈部
Original assignee: Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Current assignee: Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
Priority date: 1993-06-18
Filing date: 1993-06-18
Publication date: 1999-09-06
Anticipated expiration: 2014-09-06
Also published as: JPH077580A

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は、通信回線を利用して画
像情報の送受信を行う静止画像伝送装置に関し、より詳
細には、画像伝送装置の符号・復号化部において、自端
末内で扱うデータをすべて標準テーブルによる処理にす
ることで、符号化部の制御が簡易になるとともに送信や
蓄積処理を効率良く行うようにした静止画像伝送装置に
関する。

【０００２】

【従来の技術】カラー静止画像データを圧縮・符号化す
る方式の１つにＤＣＴ（Discrete Cosine Transform）
方式がある。この方式では効率良くデータを伝送するた
め、静止画像の性質により異なる成分の違いを係数とし
てテーブル化し、それぞれの伝送データ量を減らす工夫
がなされている。例えば、自然画を送受信するシステム
の場合、送信側と受信側それぞれに自然画用符号テーブ
ルを標準テーブルとして用意し、符号テーブルデータ自
体を送信しなくとも符号・復号化できるようになってい
るため、伝送データ量を少なくでき、送受信に係わる時
間を短縮できるので効率良い伝送が可能となっている。

【０００３】しかし、符号テーブルは一般に、送信側と
受信側に共通な標準テーブルを有し、画像データの受信
側で付加されている場合は、その付加されたテーブル
で、また、符号テーブルが付加されてない場合は、標準
テーブルかその直前で伝送されたテーブルで復号処理を
行うことになっている。図６の例では、Ｔ０を標準テー
ブルとすると、一番最初に送信された画像データＤ０に
は符号テーブルデータが付加されていないので、標準テ
ーブルＴ０にて復号し、符号テーブルＴ１が付加された
画像データＤ１は符号テーブルＴ１にて復号し、次に送
信された画像データＤ２は符号テーブルデータが付加さ
れていないので、その直前に伝送された符号テーブルＴ
１にて復号し、以下、同様に画像データＤ２は符号テー
ブルＴ１、Ｄ３はＴ１、Ｄ４はＴ２、Ｄ５はＴ２という
ふうに復号される。

【０００４】このような圧縮・符号化方式を利用したシ
ステムにおいて、受信した画像データを蓄積装置に記録
し、再生した画像データを相手端末に送信可能な静止画
像伝送装置を構成しようとした場合、符号・復号化部に
は送信用と受信用の２種類のテーブルが必要となる。受
信用テーブルは、図６のように受信画像データに付加さ
れるテーブルデータを保持するために必要であり、送信
用テーブルは蓄積画像の符号・復号化または取り込み画
像の符号化に必要となる。

【０００５】このような構成のシステムによって画像デ
ータを送信する場合、相手の復号化部に対し、イメージ
データとテーブルデータの不一致があってはならないた
め、符号・復号化部におけるテーブルデータの付加にあ
たっては複雑な管理が必要となる。例えば、回線接続直
後の標準テーブルで符号化した取り込み画像について
は、テーブルデータを付加する必要がないが、標準と異
なるテーブルデータを有する蓄積画像データについて
は、テーブルデータを付加する必要がある。また、標準
と異なるテーブルデータを有する蓄積画像データ送信
後、取り込み画像を符号化する場合には、送信側のテー
ブルに標準テーブルデータを再ロードし、テーブルデー
タを付加して送信する必要がある。従来、符号・復号化
部の複雑なテーブル付加管理制御なしに簡単に解決する
には、送信データ全てにテーブルを付加するしか手段が
なかった。

【０００６】

【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
静止画像伝送装置では、送信データ全てにテーブルデー
タを付加するため、送信データ量が多くなり、この圧縮
・符号化方式本来の効率良い伝送ができないという欠点
があった。また、送信データに符号テーブルデータが付
加される場合があり、また、蓄積画像データにも必ず符
号テーブルデータを付加する必要があるため、送信時間
を多く要するという欠点と蓄積データ数が少ないという
欠点があった。

【０００７】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、符号テーブル検出・比較機能を有するととも
に、標準符号化テーブルにより簡易符号化処理機能付き
の静止画像伝送装置を提供することを目的としている。

【０００８】

【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、（１）映像信号をディジタル変換して得
られた静止画像データをメモリに取り込む手段と、送信
／受信用画像を表示・蓄積するための送信／受信メモリ
と、送信／受信処理時画像データを圧縮・伸長するため
の符号・復号化装置と、受信または取り込み画像データ
を記録・再生・保存するための蓄積装置とを備え、通信
回線を介して画像情報の送受信を行う静止画像伝送装置
において、送信画像データ出力段には符号テーブル検出
・比較回路を有し、前記符号・復号化装置は、新しい符
号テーブル受信により随時更新する受信画像データ送受
信用と蓄積再生画像データ送受信用の２種類の符号テー
ブルと、常に標準値を有する取り込み画像データ送信用
符号テーブルとを有し、それぞれの画像データを送信す
る場合には、それぞれの符号テーブルを付加して出力
し、前記符号テーブル検出・比較回路は、符号テーブル
を検出し、その直前に送信した画像データのテーブルと
比較し、データが異なる場合には付加された符号テーブ
ルをそのまま送信し、同一データの場合には付加された
符号テーブルを削除して送信する送信手段を備えるこ
と、或いは、（２）映像信号をディジタル変換して得ら
れた静止画像データをメモリに取り込む手段と、送信／
受信用画像を表示・蓄積するための送信／受信メモリ
と、送信／受信処理時画像データを圧縮・伸長するため
の符号・復号化装置と、受信または取り込み画像データ
を記録・再生・保存するための蓄積装置とを備え、通信
回線を介して画像情報の送受信を行う静止画像伝送装置
において、前記符号・復号化装置は、新しい符号テーブ
ル受信により随時更新する受信画像データ受信用の符号
テーブルと、常に標準値を有する取り込み画像データ送
信及び蓄積再生画像データ送受信及び受信画像データ送
信用の符号テーブルとを有し、該取り込み画像データ送
信及び蓄積再生画像データ送受信及び受信画像データ送
信用の符号テーブルは、常に標準テーブルにて符号・復
号化する符号・復号化手段を備えることを特徴としたも
のである。

【０００９】

【作用】本発明によれば、符号・復号化部でテーブル付
加の是非を判断する必要がなくなり回路の簡易化が図れ
る。また、蓄積再生画像データ送受信用の符号テーブル
と、取り込み画像データ送信用符号テーブルとを有する
ことで、標準と異なるテーブルデータを有する蓄積画像
データ送信後、取り込み画像を符号化する場合等の送信
側のテーブルに標準テーブルデータを再ロードする必要
がなくなり、処理時間の削減がなされ、また、符号テー
ブル検出・比較回路により、その直前に送信した画像デ
ータのテーブルと比較し、符号テーブルを付加／削除し
て送信する手段を備えるので、効率良いデータ送信を行
うことができ、装置の操作性が格段によくなる作用があ
る。

【００１０】また、送信データは符号化テーブルデータ
を含まなくて良いため、伝送データ量が少なくなり、伝
送時間が短縮されるとともに、また、蓄積データにも符
号化テーブルデータを含まなくて良いため、蓄積装置へ
の絶対蓄積画像データ数が増えることになり、また、画
像の符号・復号化部における複雑なテーブル付加管理を
行う必要がなく、装置の操作性が格段によくなる作用が
ある。

【００１１】

【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図１は、本発明による静止画像伝送装置の一実施
例を説明するための構成図で、図中、１は通信回路、２
は通信インターフェース部、３は画像送受信バッファメ
モリ、４は画像処理部、５は受信メモリ、６は映像出力
部、７はモニタ、８はカメラ、９は映像入力部、１０は
送信メモリ、１１はシステム制御部、１２は蓄積装置、
１３は操作部、１４は音声処理部、１５はハンドセット
である。

【００１２】本発明の静止画像伝送装置から入出力され
る音声情報／静止画像情報／呼制御情報は、通信インタ
ーフェース部２を介して通信回線１に接続されて伝送さ
れる。通信インターフェース部２では、２つの情報チャ
ンネルと１つの制御用の信号チャンネルの多重分離が行
われる。まず、画像処理部４は、受信メモリ５および送
信メモリ１０が接続された送信／受信時の画像圧縮・伸
長／符号化・復号化を行う。該画像処理部４ではシステ
ム制御部１１の制御により動作し、静止画像データ送受
信時のデータ圧縮・伸長／符号・復号化処理が行われ
る。静止画像情報は通信回線１より入力し、通信インタ
フェース部２にて分離された後、画像送受信バッファメ
モリ３に入力し、制御情報等が抜き取られ画像情報のみ
が取り出され、画像処理部４にて復号化処理、及び圧縮
されて伝送された情報の伸長処理がなされ、受信メモリ
５に一旦蓄えられる。該受信メモリ５に蓄えられた画像
データは、モニタ７に出力するべく映像出力部６にてア
ナログの映像信号にＤ／Ａ変換され、適当なレベルに調
整されたモニタ７に画像が表示される。

【００１３】また、画像情報送信時には、カメラ８によ
ってアナログ映像信号に変換された映像データ（取り込
み画像データ）は、映像入力部９により適当なレベルに
調整され、Ａ／Ｄ変換にてディジタルデータに変換さ
れ、一旦画像送信メモリ１０に蓄えられるとともに、映
像出力部６からモニタ７に出力される。さらに、送信メ
モリ１０に蓄えられた画像データは、画像処理部４にて
画像圧縮処理、符号化処理が施されてディジタルの画像
情報信号が形成され、画像送受信バッファメモリ３にて
送信に必要な制御情報等が付加されて、通信インタフェ
ース２に情報チャンネルの信号として供給されて多重化
され、通信回線１をもって、相手側端末に送信される。
１２は受信または取り込み画像データを記録・再生・保
存するための蓄積装置であり、受信メモリ５または送信
メモリ１０の画像データは画像処理部４を経て圧縮・符
号化処理がなされ、蓄積装置１２に記録保存される。

【００１４】なお、操作部１３は、発信時のダイヤル番
号入力等を行うためのものであり、操作信号はシステム
制御部１１に供給されて処理が行われる。また、音声処
理部１４にはハンドセット１５が接続され、通話時に
は、ハンドセット１５のマイク部から出力されるアナロ
グの音声信号が音声処理部１４に入力し、Ａ／Ｄ変換等
の処理がなされてディジタルの音声情報信号が形成さ
れ、通信インタフェース部２に情報チャンネルの信号と
して供給されて多重化され、通信回線１をもって相手側
に送信される。また、相手側端末からの音声信号は、通
信回線１を経て通信インタフェース部２に入力し、情報
チャンネルの信号からディジタルの音声データに分離さ
れ、Ｄ／Ａ変換等の処理がなされてアナログの音声信号
が形成され、ハンドセット１５のスピーカ部から音声が
出力される。

【００１５】図２は、本発明における静止画像伝送装置
の符号テーブル検出・比較回路を説明するためのブロッ
ク図で、図中、２１はテーブル検出・比較回路、２２は
ＴＲ（受信画像テーブル）、２３はＴＯ（取り込み画像
テーブル）、２４はＴＳ（蓄積再生画像テーブル）で、
その他、図１と同じ作用をする部分は同一の符号を付し
てある。

【００１６】画像処理部４は、符号・復号化用テーブル
として受信画像送受信用テーブル２２、取り込み画像送
信用テーブル２３、蓄積再生用テーブル２４の３種類を
有し、送信画像データ出力段には符号テーブル検出・比
較回路２１を備える。相手端末から送信される静止画像
データには、図６に示すように、符号テーブルが付加さ
れていないものと付加されているものとが混在して伝送
されるので、通信中は受信要因以外のテーブル変化に対
応できるよう受信画像用テーブル２２を有することは必
須となる（蓄積再生によってテーブル内容の変更があっ
てはならない）。

【００１７】受信画像データａは受信画像用テーブル２
２によって、Ｙ，Ｃ−Ｂ，Ｃ−Ｒのイメージ信号に復号
され受信メモリ５に格納される。また、送信メモリ１０
には、カメラ８より取り込まれた取り込み画像データ
か、蓄積装置１２に記録されている画像データを再生表
示した蓄積画像データかのいずれかが蓄えられている。
取り込み画像データの場合、再生画像データによって符
号テーブルの内容が標準値以外の時、標準テーブル値を
再セットする必要が生じ、処理時間を要するため取り込
み画像データ送信用の符号化テーブル２３を有する。蓄
積画像データの場合は、再生する毎にテーブル内容が異
なる可能性があるため、蓄積再生画像データ用テーブル
２４を有する。

【００１８】これらの画像データを相手端末に送信する
場合、それぞれのテーブル内容が異なる可能性があるた
め、送信する画像の種類と順番によってテーブルを付加
したり付加しなかったり、複雑な管理と制御が要求され
ることになる。そこで、本システムでは画像処理部４か
ら出力される画像データすべてについて複雑な管理制御
なしにテーブルデータを付加して出力し（ｂ，ｃ，
ｅ）、テーブル検出・比較回路２１によって送信データ
毎に直前送信のテーブルと比較して効率良い送信を実現
する。

【００１９】受信画像、取り込み画像、蓄積画像はそれ
ぞれ各々のテーブルによりテーブル付の画像データとし
て符号化処理され、テーブル検出・比較回路２１に入力
される。ここで、画像データは、図３に示すように、画
像データスタートコード３１と画像データ終了コード３
６によって囲まれ、符号テーブルデータ３３の先頭にテ
ーブルデータへッダコード３２を有し、イメージデータ
３５の先頭にイメージデータヘッダコード３４を有する
フォーマットになっており、テーブルデータヘッダコー
ド３２を含む符号テーブルデータ３３は省略可能となっ
ている。

【００２０】図４は、本発明におけるテーブル検出・比
較回路の動作を説明するためのフローチャートである。
以下、各ステップに従って順に説明する。まず、step１
にて画像データスタートコード３１を検出することによ
り、画像データ入力したかを判断する入力がない場合
は、step１を繰り返し、画像データスタートコード３１
を検出した場合は、step２へ進み、次のデータを検証す
る。step２ではテーブルデータヘッダコード３２を検出
し、異なる場合はstep７へ行き、テーブルデータヘッダ
コード３２を検出した場合は、step３にて直前に送信し
た画像データのテーブルデータと比較し、step４にて一
致しているならば、テーブルデータを抜き取り削除し
（step５）、不一致の場合は、テーブルデータ付加され
た形で出力するとともに、次のデータにおける比較のた
めにテーブルデータを一時保存する。step７において画
像データ終了コード３６を検出し、異なる場合は、step
２にて次のデータを検索し、画像データ終了コード３６
検出の場合は処理を終了し、次の静止画像データ入力を
待つ。以上の処理により、テーブル検出・比較回路２１
の出力データは、効率の良い最適な状態となる。

【００２１】図５は、本発明による静止画像伝送装置の
他の実施例を示す構成図で、標準符号化テーブルによる
簡易符号化処理の動作を説明するための構成図である。
図中、５１は受信画像テーブル、５２は標準テーブル
で、その他、図１と同じ作用をする部分は同一の符号を
付してある。画像処理部４は、符号・復号化用テーブル
として受信画像送受信用テーブル５１と、取り込み画像
送信用及び蓄積再生用テーブル５２との２種類を有す
る。

【００２２】相手端末から送信される静止画像データに
は、図６に示すように、符号テーブルが付加されていな
いものと付加されているものが混在して伝送されるの
で、通信中は受信要因以外のテーブル変化に対応できる
よう受信画像用テーブル５１を有することが必須とな
り、受信画像データＡは受信画像用テーブル５１によっ
てＹ，Ｃ−Ｂ，Ｃ−Ｒのイメージ信号に復号され、受信
メモリ５に格納される。また、送信メモリ１０には、カ
メラ８より取り込まれた取り込み画像データか、蓄積装
置１２に記録されている画像データを再生表示した蓄積
画像データかのいずれかが蓄えられている。

【００２３】ここで、本システムでは画像処理部４での
複雑な管理及び送信、蓄積画像のデータ量削減のため、
送信または蓄積時には受信画像、取り込み画像、蓄積画
像を問わず、すべて標準テーブルにて符号・復号化処理
を行う。したがって、Ｂ，Ｃ，Ｄの経路における画像デ
ータには、符号テーブルデータを付加する必要がなく、
画像データ自体のデータ量が縮小するため、伝送時間が
短縮されるとともに、蓄積装置への絶対蓄積画像データ
数が増えることになる。

【００２４】

【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。（１）請求項１に対応する効果：符号・復号化部でテー
ブル付加の是非を判断する必要がなくなり、回路の簡易
化が図れる。また、蓄積再生画像データ送受信用の符号
テーブルと、取り込み画像データ送信用符号テーブルと
を有することで、標準と異なるテーブルデータを有する
蓄積画像データ送信後、取り込み画像を符号化する場合
等の、送信側のテーブルに標準テーブルデータを再ロー
ドする必要がなくなり、処理時間の削減がなされる。ま
た、符号テーブル検出・比較回路により、その直前に送
信した画像データのテーブルと比較し、符号テーブルを
付加／削除して送信する手段を備えるので、効率良いデ
ータ送信を行うことができる。（２）請求項２に対応する効果：送信データ及び蓄積デ
ータには符号化テーブルデータを含まなくて良いため、
伝送データ量が少なく、伝送時間が短縮されるととも
に、蓄積装置への絶対蓄積画像データ数が増えることに
なるので、画像送受信中や蓄積中の待ち時間が少なくな
り、装置の操作性が格段によくなるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明による静止画像伝送装置の一実施例を説
明するための構成図である。

【図２】本発明による静止画像伝送装置の符号テーブル
検出・比較回路を説明するためのブロック図である。

【図３】本発明における画像データフォーマットを示す
図である。

【図４】図２におけるテーブル検出・比較回路の動作を
説明するためのフローチャートである。

【図５】本発明による静止画像伝送装置の他の実施例を
示す図である。

【図６】従来の画像データ送信例を示す図である。

【符号の説明】

１…通信回路、２…通信インタフェース部、３…画像送
受信バッファメモリ、４…画像処理部、５…受信メモ
リ、６…映像出力部、７…モニタ、８…カメラ、９…映
像入力部、１０…送信メモリ、１１…システム制御部、
１２…蓄積装置、１３…操作部、１４…音声処理部、１
５…ハンドセット。

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】映像信号をディジタル変換して得られた
静止画像データをメモリに取り込む手段と、送信／受信
用画像を表示・蓄積するための送信／受信メモリと、送
信／受信処理時画像データを圧縮・伸長するための符号
・復号化装置と、受信または取り込み画像データを記録
・再生・保存するための蓄積装置とを備え、通信回線を
介して画像情報の送受信を行う静止画像伝送装置におい
て、送信画像データ出力段には符号テーブル検出・比較
回路を有し、前記符号・復号化装置は、新しい符号テー
ブル受信により随時更新する受信画像データ送受信用と
蓄積再生画像データ送受信用の２種類の符号テーブル
と、常に標準値を有する取り込み画像データ送信用符号
テーブルとを有し、それぞれの画像データを送信する場
合には、それぞれの符号テーブルを付加して出力し、前
記符号テーブル検出・比較回路は、符号テーブルを検出
し、その直前に送信した画像データのテーブルと比較
し、データが異なる場合には付加された符号テーブルを
そのまま送信し、同一データの場合には付加された符号
テーブルを削除して送信する送信手段を備えることを特
徴とする静止画像伝送装置。
【請求項２】映像信号をディジタル変換して得られた
静止画像データをメモリに取り込む手段と、送信／受信
用画像を表示・蓄積するための送信／受信メモリと、送
信／受信処理時画像データを圧縮・伸長するための符号
・復号化装置と、受信または取り込み画像データを記録
・再生・保存するための蓄積装置とを備え、通信回線を
介して画像情報の送受信を行う静止画像伝送装置におい
て、前記符号・復号化装置は、新しい符号テーブル受信
により随時更新する受信画像データ受信用の符号テーブ
ルと、常に標準値を有する取り込み画像データ送信及び
蓄積再生画像データ送受信及び受信画像データ送信用の
符号テーブルとを有し、該取り込み画像データ送信及び
蓄積再生画像データ送受信及び受信画像データ送信用の
符号テーブルは、常に標準テーブルにて符号・復号化す
る符号・復号化手段を備えることを特徴とする静止画像
伝送装置。