JP3654978B2 - デジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システム - Google Patents

デジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システム Download PDF

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【0001】
【発明の属する分野】
本発明は、ディジタルインターフェイスを入出力手段とするデジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、画像のディジタル処理が検討されている。特に、動画像信号を圧縮したディジタル画像データの磁気記録再生装置の記録についても各種方式が検討されている。一般的に、映像信号をディジタル化すると、その情報量は膨大となり、情報を圧縮することなく伝送又は記録等を行うことは、通信速度及び費用の点で困難である。このため、ディジタル映像信号の伝送又は記録においては、画像圧縮技術が必須であり、近年各種標準化案が検討されている。動画用としては、MPEG(Moving Picture Experts Group)方式が規格化されている。MPEGにおいては、DCT(Discrete Cosine Transform )変換、フレーム間予測符号化、ランレングス符号化及びエントロピー符号化を複合的に用いて映像信号を符号化する。即ち、MPEG方式においては、1フレーム内でDCTによる圧縮(フレーム内圧縮)を行うだけでなく、フレーム間の相関を利用して時間軸方向の冗長度を削減するフレーム間圧縮を採用する。フレーム間圧縮は、一般の動画像が前後のフレームでよく似ているという性質を利用して、前後のフレーム差分を求め差分値を符号化することによって、ビットレートを一層低減させるものである。特に、画像の動き補償を予測してフレーム間差を求めることにより、予測誤差を低減する動き補償フレーム間予測符号化が有効である。このように動画像信号に対して高能率圧縮符号化を行うことにより、より一層符号量を低減して伝送メディア、蓄積メディア等に幅広く活用することが可能となる。
【0003】
ところで、一般に映像信号の記録・再生を行う磁気記録再生装置では、普及に伴い装置よる映像情報の多目的化が進んでいる。例えば、磁気記録再生装置としてビデオカセットテープレコーダ(以下、VTRと称す)を例に上げると、単に記録された映像情報をVTRを用いて再生して視聴するだけでなく、ユーザが数多くの映像情報の中から所望の映像情報を確保するために映像情報の再記録を行うことが望まれている。つまり、既に磁気テープに記録された映像情報を一方のVTRを用いて再生し、この再生情報を他のVTRを用いて別の磁気テープに記録するといういわゆるダビング動作である。
【0004】
例えば、従来のアナログ方式の磁気記録再生装置同士でダビングを行うものとすると、一方の再生する装置のビデオ出力端子と他方の装置のビデオ入力端子とを接続して、再生側からのコンポジット信号を記録側に入力する。音声については、同様に一方の装置の音声出力端子と他方の装置の音声入力端子とを接続して、再生側からの音声信号を記録側に入力する。このようにダビングを行う場合には、信号の形態の種類に応じた端子間を接続することにより、ダビングする信号を記録側に入力することができるようになっている。
【0005】
磁気記録再生装置の一つの入力端子から入力される信号形態を考慮すると、例えばアンテナ入力端子にはRF信号が入力され、上記の如くビデオ入力端子にはコンポジット信号が入力される。また、高画質な映像信号の伝送を行うめためのS映像入力端子には、輝度信号と色差信号とが分離された信号が夫々入力される。このように磁気記録再生装置における一つの入力端子から入力される信号形態は一意に決まったものとなる。つまり、アナログ方式の磁気記録再生装置では、装置同士の入力信号形態に応じた入出力端子間を接続する構成となっていることから、並列に信号形態に応じた夫々の信号を入力することも可能であり、また複数の磁気記録再生装置と接続されている場合には、ユーザがどの装置と接続されているか、あるいはどのような信号が入出力されているか等を一目で認識することができるようになっている。
【0006】
一方、ディジタル化に伴いマルチメディアディジタルインターフェイスを介して信号を入出力する機器が期待されている。中でも、アナログ方式と比べて高画質な映像の記録・再生可能であることから、マルチメディア対応のディジタル方式の記録再生装置が注目されている。このようなディジタルインターフェイスを介して信号を入出力する装置では、共通のディジタルインターフェイス端子(以下、ディジタルI/F端子と記載)が設けられている。ディジタルI/F端子が共通であるため、複数の形態の信号が入出力される場合も考えられる。この場合、入力される信号は複数の信号形態の内いずれか一つの形態になる。
【0007】
例えば、出力信号をモニタ表示する場合には、MPEG方式等の圧縮符号化データをディジタルI/F端子を介してモニタへと出力する。また、出力信号をダビング信号として出力する場合には、ディジタルI/F端子を介してダビング用機器等へと出力する。即ち、どちらのモードの場合でも、ディジタルI/F端子は共通の入出力端子となる。このため、複数のマルチメディア対応の機器がディジタルインターフェイスを介して接続されているものとすると、接続された状態だけでは、入出力される信号が認識することができない。即ち、入力される機器側では入力信号に対応するモードを設定することもできない。そこで、従来技術では、信号形態毎にケーブルを用意し且つ正しく接続することによって、入出力信号形態を認識するようにしている。このため、モードに応じた機器の操作等は特に問題はないが、信号形態毎にケーブルを用意することは利用者にとって煩わしく、コスト的にも大変である。
【0008】
したがって、このようなディジタルI/F端子を有する機器同士でダビングを行う場合を考えると、ディジタルI/F端子が共通であることから、利用者は再生動作を行う一方の記録再生装置の出力信号形態を設定すると共に認識し、記録動作を行う他方の記録再生装置を再生側と同じ信号形態で入力するように設定しなければならない。即ち、入出力信号に合わせた操作が必須である。
【0009】
また、ディジタル方式の記録再生装置では、特願平6−27897号公報により記録再生のデータ速度を可変としたディジタル記録VTRも提案されている。この提案によるディジタルVTRでは、通常再生は勿論、特殊再生する場合でも、通常再生領域の再生データから特殊再生データを作成して磁気テープの特殊再生領域に記録することにより、特殊再生を可能にする。
【0010】
例えば、このようなディジタルVTR同士でダビングを行う場合には、記録済みの磁気テープを再生して再生データをディジタルI/F端子を介して出力する。このとき、記録済みの磁気テープは上述のように特殊再生領域を有するフォーマットで各データが記録されており、このフォーマットで記録されている全領域の再生データ(特殊再生データも含む)をダビング信号として記録側に出力する。また、通常の再生の場合には、通常再生領域の再生データのみを例えばMPEG方式の符号化データとして記録側に出力する。つまり、記録側には、少なくとも2つのモードに応じたデータレートで再生データが入力される場合があるため、記録動作を行うディジタルVTRでは、入力される再生データのデータレートが不明である。
【0011】
したがって、正常なダビングを行うためには、記録動作を行うディジタルVTRのデータ速度が再生側のデータ速度を下回らないように設定しなければなならず、このため、利用者は記録動作を行うディジタルVTRのデータ速度を入力されるデータレートに応じて正しく設定する必要があった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記の如く、従来のディジタルインターフェイスを入出力とする記録再生装置では、この記録再生装置同士でダビングを行うものとすると、ディジタルI/F端子が共通であるため、入出力信号の信号形態又は記録再生データ速度に合わせた利用者による機器設定が必要であるという問題点があった。
【0013】
そこで、本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、入出力される信号形態や記録再生データ速度の利用者による設定を不要にして記録再生を正常に行うことのできるデジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システムの提供を目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明によるデジタル記録再生装置は、ダビング用のデジタルデータを記録媒体へ記録するデジタル記録再生装置において、ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットが選択される選択手段と、前記選択手段で選択されたフォーマットに係る情報が外部へ出力されるフォーマット情報出力手段と、前記出力されたフォーマット選択に係る情報に基づいたダビング用のデジタルデータを受信するデジタルデータインターフェース手段と、前記受信されたダビング用のデジタルデータを記録媒体へ記録する記録手段とを備えることを特徴とするものである。また、本発明によるデジタルデータ記録システムは、第1のデジタル記録再生装置からダビング用のデジタルデータを出力し、第2のデジタル記録再生装置へ記録するデジタルデータ記録システムにおいて、ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットが選択される選択手段と、前記選択手段で選択されたフォーマットに係る情報が外部へ出力される第1のデジタル記録再生装置に設けられるフォーマット情報出力手段と、特殊再生データを含むデジタルデータが記録された記録媒体と、前記フォーマット情報出力手段から出力された情報を受信するフォーマット情報受信手段と、前記フォーマット情報受信手段で受信されたフォーマットに係るダビング用のデジタルデータを前記記録媒体に記録されたデジタルデータから生成する第2の記録再生装置に設けられるデジタルデータ生成手段と、前記生成されたダビング用のデジタルデータを第1の記録再生装置へ出力するデジタルデータ出力手段とを備えることを特徴とするものである。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
【0016】
図1は本発明に係るデジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システムの一実施形態例を示す回路構成図であり、2つの同じ構成要素を有する記録再生装置1a、1bをディジタルインターフェイス2を介して接続した状態を示している。
【0017】
本実施形態例においては、例えば2つの記録再生装置1a、1bの内、第1の記録再生装置1aが再生動作を行い、第2の記録再生装置1bが記録動作を行うことによりダビングする場合について説明する。
【0018】
図1に示すように、第1の記録再生装置1aと第2の記録再生装置1bとは、ディジタルインターフェイス2を介して接続されている。
【0019】
いま、利用者が第2の記録再生装置を操作してダビング動作を行うものとすると、利用者は第2の記録再生装置1bのユーザ入力端3bから入力として希望する信号形態を指示する。即ち、ユーザ入力端3bから入力される指示信号はユーザ選択回路4bに与える。
【0020】
ユーザ選択入力回路4bは、ユーザ入力端3bからの指示信号に基づく信号を記録時の入力信号フォーマット指示回路5bに与えることにより、記録時の入力信号のフォーマットをユーザが指定したフォーマットに設定する。
【0021】
記録時のフォーマット指示回路5bの出力は、フォーマット選択回路6bに与える。フォーマット選択回路6bは与えられたフォーマット指示回路6bから指定されたフォーマットを選択し、選択したフォーマットに基づく処理を行うための処理回路(第一フォーマット信号処理回路13b又は第二フォーマット信号処理回路14b)へと入力データを出力する。
【0022】
同時に、記録時のフォーマット指示回路6bの出力は、ディジタルインターフェイス7b、ディジタルI/F端8b、ディジタルI/F端8a及びディジタルインターフェイス7aを介して再生側の第1の記録再生装置1aのフォーマット選択回路6a及び再生時の出力信号フォーマット指示回路9aにも与える。これにより、フォーマット選択回路6aは第2の記録再生装置側から指定されたフォーマットを選択し、再生時の出力信号フォーマット指示回路9aによって、第1の記録再生装置1aにおける再生時の出力信号のフォーマットが利用者が指定したフォーマットに設定される。
【0023】
その後、第1の記録再生装置は再生動作を、第2の記録再生装置は記録動作を利用者によって指示される。第1の記録再生装置1aは、再生動作を開始する際に再生データ速度指示回路10aにより再生速度を決定し、該データ速度を指示する信号をディジタルインターフェイス7a、ディジタルI/F端8a、ディジタルI/F端8b及びディジタルインターフェイス7bを介して第2の記録再生装置1bの記録データ速度指示回路11bに出力する。
【0024】
記録データ速度指示回路11bは、再生データ速度を指示する信号を入力して第2の記録再生装置1bによる記録時の記録データ速度を、再生側の第1の記録再生装置1aの再生データ速度と同じか、あるいはそれ以上のデータレートに設定する。このようにして、第1及び第2の記録再生装置1a、1bにおける入出力信号フォーマット及びデータ速度が決定されるようになっている。
【0025】
第1及び第2の記録再生装置1a、1bの入出力信号フォーマット及びデータレートが決定した後に、第1の記録再生装置1aのVTR部12aは再生動作を、第2の記録再生装置1bのVTR部12bは記録動作を開始する。
【0026】
再生側において、VTR12aは記録済みの例えば磁気テープから再生を行い再生データを出力する。VTR部12aにより再生された再生データは、第一フォーマット信号処理回路13a及び第二フォーマット信号処理回路14aに与える。第一フォーマット信号処理回路13a及び第二フォーマット信号処理回路14aは、夫々入力信号の信号形態に応じた所定の処理を施してフォーマット選択回路6aに与える。フォーマット選択回路6aは、予め決定されたフォーマットに一致するいずれかの入力信号を選択して出力する。
【0027】
フォーマット選択回路6aからの出力、即ち再生データは、ディジタルインターフェイス7a、ディジタルI/F端8a、ディジタルI/F端8b及びディジタルインターフェイス7bを介して第2の記録再生装置1bのフォーマット選択回路6bに入力される。
【0028】
記録側において、フォーマット選択回路6bは、予め決定された記録時のフォーマットに基づく処理を行わせるように後段の第一フォーマット信号処理回路13bと第二フォーマット信号処理回路14bとのどちらか一方を選択し、選択した処理回路に入力信号を出力する。第一フォーマット信号処理回路13b及び第二フォーマット信号処理回路14bは、夫々入力信号の信号形態に応じた所定の処理を施してVTR部12bに与える。
【0029】
VTR部12bは、第一フォーマット信号処理回路13b及び第二フォーマット信号処理回路14bの出力信号のうち、出力が有効な一方の出力信号を磁気テープ等に記録する。このようにしてダビング動作が行われるようになっている。
【0030】
次に、図1に示す動作を詳細に説明する。尚、利用者の指定するモードに応じた入力信号信号形態(フォーマット)については、例えば第1の信号がMPEG信号であり、第2の信号がディジタルVTRのダビング信号である場合について説明する。
【0031】
いま、利用者がユーザ入力端3bからMPEG信号を選択すると、上述で説明した手順で記録再生装置1a、1bの設定が行われる。即ち、ユーザ選択入力回路4b、記録時の入力信号フォーマット指示回路5b及びフォーマット選択回路6bによって、記録時の入力信号のフォーマットが利用者の指定したフォーマットに設定される。同時に、再生側の第1の記録再生装置1aにおける再生時の出力信号フォーマット指示回路9aにも、決定されたフォーマット指示を与えることにより、再生時の出力信号も同様のフォーマットで出力させるように動作する。
【0032】
その後、VTR部12aから再生された再生信号は、MPEG信号処理を行う第一フォーマット信号処理回路13a及びダビング信号を処理を行う第二フォーマット信号処理回路に同時に入力される。
【0033】
第一フォーマット信号処理回路13aでは、特願平6−65298号公報に示されているように、混合して記録された通常再生データと特殊再生データとの内、利用者に指示されたモードに対応したデータを抽出した後、特願平6−272621号公報に示されているようにVTRの記録パケットに再パケットされているMPEG信号を本来のMPEGパケット単位の信号に戻し、さらに削除したパケット部分にはダミーパケットを挿入するなどの処理を行う。これにより、利用者が指定したMPEG信号に基づくフォーマット及びデータレートで再生データを記録側の記録再生装置1bへと伝送することができる。
【0034】
一方、第二フォーマット信号処理回路14aでは、再生されたテープ上の信号を記録パケット単位で伝送のための並び替えを行い出力する。第一フォーマット信号処理回路13a及び第二フォーマット信号処理回路14aの夫々の出力は、フォーマット選択回路6aに与えられ、フォーマット選択回路6aによって、利用者により指定されたフォーマットに基づく再生データをディジタルインターフェイス7a、ディジタルI/F端子8a、ディジタルI/F端子8b及びディジタルインターフェイス7bを介して記録側の記第2の録再生装置のフォーマット選択回路6bへと伝送され且つ入力される。尚、再生データの信号処理時において、選択されないフォーマット信号処理回路における内部の処理動作を中止させることにより、出力が有効な信号とならない状態にするようにしてもかまわない。
【0035】
その後、第2の記録再生装置1bでは、フォーマット選択回路6bによって予め利用者により指定されたフォーマットに基づく処理を行わせるように入力された再生データを第一及び第2のフォーマット信号処理回路13b、14bの一方の信号処理回路へと出力する。この場合、入力信号はMPEG信号に基づくフォーマットであることから、入力信号を第一フォーマット信号処理回路13bへと出力する。
【0036】
第一フォーマット信号処理回路13bでは、再生側の信号処理回路13aとは逆の処理を行う、即ち、特願平6−272621号公報に示されているように入力信号の内、記録しないパケットを削除し、記録パケット単位に再パケットを行う。更に、特願平6−65298号公報に示されているように、フレーム内圧縮データの低域成分などを抽出する等して特殊再生データを生成した後、該特殊再生データも記録パケット単位でパケット化して、上記再パケットされたデータと混合してVTR部12bへと出力する。
【0037】
また、入力される信号がダビング信号であるものとすると、ダビング信号内に特殊再生データも混合された状態で入力される場合がある。このような場合には、第二フォーマット信号処理回14bは、入力されたダビング信号に対して記録パケット単位でデータと並び替えを行う程度の簡単な処理を施してVTR部12bへと出力する。
【0038】
その後、VTR12bによって、再生時のフォーマットと一致した状態で前記第一フォーマット信号処理回路13b又は第二フォーマット信号処理回路14bの出力データが記録され、ダビング動作を完了する。
【0039】
このように、本実施形態例では、再生データの信号形態(フォーマット)に応じた信号処理を再生側及び記録側で行うことより、記録されるデータのフォーマットを一致させることができる。即ち、再生時フォーマットは利用者の指定するフォーマットに予め設定されることから、結果として利用者の指定するフォーマットで再生データを記録することができる。
【0040】
また、上述したように、第1の信号としてMPEG信号を指定して該信号のダビングを行う場合には、記録側で再生速度を可変可能にするための特殊再生データを記録する特殊再生データ領域を確保する、あるいは同領域に特殊再生データを記録せずに通常再生データを記録するなどの利用者の機器設定により記録時の所要データ速度が異なる場合も考えられる。しかし、第2の信号としてダビング信号を指定してダビングを行う場合には、テープ上に記録された全領域の再生データをダビング信号として出力しているので、正常な記録を行うためには記録側のデータ速度を再生側のデータ速度と同じ速度、即ちデータレートを一致させなければならない。このため、このようなダビング信号を指定した場合、記録時にユーザ入力端3bから記録データ速度を変えるような利用者による指示があったとしても、ユーザ選択入力回路4bはこの指示より再生側の再生データ速度指示回路10aからの再生データ速度を指示する信号を優先させて、記録データ速度指示回路11bによる記録データ速度を設定する。これにより、ダビング信号を指定した場合には、再生側と入力側の全体のデータレートとが一致することになることから、正常なダビングを行うことを可能にする。
【0041】
したがって、本実施形態例においては、複数の形態の信号が入力されるディジタルI/F端子を有する機器同士でダビングを行う場合、従来、入出力される信号形態や記録再生速度を利用者が正しく設定する必要であったが、本発明によれば利用者が入力信号を指定し且つこの指定した信号形態に基づいて自動的に記録側と再生側との信号形態、記録再生データ速度を一致させることができるため、利用者による信号形態や記録再生速度の機器設定を不要にすることができ、正しく記録再生を行うことができる。
【0042】
【発明の効果】
以上、述べたように本発明によれば、利用者が簡単な機器操作を行い、主信号の入出力を行うディジタルインターフェイスを介して自動的に機器設定が行われることにより、記録再生入出力される信号形態や記録再生データ速度を利用者が設定せずとも、正常に記録再生を行うことが可能となる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るデジタル記録再生装置及びデジタルデータ記録システムの一実施形態例を示す回路構成図。

Claims (4)

  1. ダビング用のデジタルデータを記録媒体へ記録するデジタル記録再生装置において、
    ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットが選択される選択手段と、
    前記選択手段で選択されたフォーマットに係る情報が外部へ出力されるフォーマット情報出力手段と、
    前記出力されたフォーマット選択に係る情報に基づいたダビング用のデジタルデータを受信するデジタルデータインターフェース手段と、
    前記受信されたダビング用のデジタルデータを記録媒体へ記録する記録手段とを備えることを特徴とするデジタル記録再生装置。
  2. 要求に応じてダビング用のデジタルデータを出力するデジタル記録再生装置において、
    特殊再生データを含むデジタルデータが記録された記録媒体と、
    ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットに係る要求を受信するフォーマット情報受信手段と、
    前記フォーマット情報受信手段で受信されたフォーマットに係るダビング用のデジタルデータを前記記録媒体に記録されたデジタルデータから生成するデジタルデータ生成手段と、
    前記生成されたダビング用のデジタルデータを外部へ出力するデジタルデータ出力手段とを備えることを特徴とするデジタル記録再生装置。
  3. 第1のデジタル記録再生装置からダビング用のデジタルデータを出力し、第2のデジタル記録再生装置へ記録するデジタルデータ記録システムにおいて、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットが選択される選択手段と、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、前記選択手段で選択されたフォーマットに係る情報を外部へ出力するフォーマット情報出力手段と、
    特殊再生データを含むデジタルデータが記録された記録媒体と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、前記フォーマット情報出力手段から出力された情報を受信するフォーマット情報受信手段と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、前記フォーマット情報受信手段で受信された情報に基づいて前記第1のフォーマットまたは前記第2のフォーマットのダビング用のデジタルデータを生成するデジタルデータ生成手段と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、他の記録媒体に前記生成されたダビング用のデジタルデータを記録部に出力するとともに、前記第1の記録再生装置に出力可能とするデジタルデータ出力手段と、
    を備えることを特徴とするデジタルデータ記録システム。
  4. 第1のデジタル記録再生装置からダビング用のデジタルデータを出力し、第2のデジタル記録再生装置へ記録するデジタルデータ記録システムにおいて、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、ダビング用のデジタルデータとして特殊再生データを含む第1のフォーマットまたは特殊再生データを含まない第2のフォーマットとが選択される選択手段と、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、前記選択手段で選択されたフォーマットに係る情報を外部へ出力するフォーマット情報出力手段と、
    特殊再生データを含むデジタルデータが記録された記録媒体と、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、ダビング用のデジタルデータとしての前記第1のフォーマットまたは前記第2のフォーマットを指定可能なフォーマット指定手段と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、前記フォーマット情報出力手段から出力された情報を受信するフォーマット情報受信手段と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、前記フォーマット情報受信手段で受信されたフォーマットまたは前記フォーマット指定手段により指定したフォーマットに係るダビング用のデジタルデータを前記記録媒体に記録されたデジタルデータから生成する第1のデジタルデータ生成手段と、
    前記第2のデジタル記録再生装置に設けられ、他の記録媒体に前記生成されたダビング用のデジタルデータを記録部に出力するとともに、前記第1の記録再生装置に出力可能とするデジタルデータ出力手段と、
    前記第1のデジタル記録再生装置に設けられ、前記フォーマット指定手段により指定したフォーマットまたは前記フォーマット指定手段により指定したフォーマットに係る前記ダビング用のデジタルデータを前記記録媒体に記録されたデジタルデータから生成し、この生成したデジタルデータを記録させるために前記第2のデジタル記録再生装置に出力可能とする第2のデジタルデータ生成手段と、
    を備えることを特徴とするデジタルデータ記録システム。
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