JP2989417B2 - デジタル情報再生装置 - Google Patents
デジタル情報再生装置Info
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- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、立体映像データ等の複
数チャンネルのデジタル情報を圧縮して記録再生を行う
デジタル情報再生装置に関する。
数チャンネルのデジタル情報を圧縮して記録再生を行う
デジタル情報再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、デジタルＶＴＲにおいて、映像信
号をデジタル化して記録する場合、所定のデータ圧縮を
施してから記録を行うことにより大幅にテープ等の記録
媒体の消費量を削減することができる。
号をデジタル化して記録する場合、所定のデータ圧縮を
施してから記録を行うことにより大幅にテープ等の記録
媒体の消費量を削減することができる。
【０００３】図６に従来のデジタルＶＴＲの一例を示す
ブロック図を示す。
ブロック図を示す。
【０００４】まず、記録時、あらかじめ所定周波数でサ
ンプリングされた入力デジタル映像データは、ＤＣＴ
（離散コサンイン変換）等のデータ圧縮符号化回路１で
圧縮され、データの最後に終了コードＥが付加された
後、誤り訂正符号付加回路２で所定の誤り訂正符号Ｐが
付加される。更に、同期及びＩＤ付加回路３で同期符号
及びブロック番号、トラック番号等を示すＩＤ符号Ｓが
付加された後、変調回路４でＮＲＺＩ変調等の変調が行
われ、記録ヘッド５でテープ６に記録される。
ンプリングされた入力デジタル映像データは、ＤＣＴ
（離散コサンイン変換）等のデータ圧縮符号化回路１で
圧縮され、データの最後に終了コードＥが付加された
後、誤り訂正符号付加回路２で所定の誤り訂正符号Ｐが
付加される。更に、同期及びＩＤ付加回路３で同期符号
及びブロック番号、トラック番号等を示すＩＤ符号Ｓが
付加された後、変調回路４でＮＲＺＩ変調等の変調が行
われ、記録ヘッド５でテープ６に記録される。
【０００５】図７に記録データの構成を示す。１画面の
映像データの一部である１固定長単位のデータはテープ
の所定セクタ内に記録するためにデータ容量Ａ以内に収
まるように圧縮される。従って、圧縮されたデータのデ
ータ量はＢ（＜Ａ）となる。このデータ量Ｂは元のデー
タの性質により変動する。このため、データ列の最後部
には不定の無データ部分Ｎが発生するが、以降の処理は
この部分にもデータが存在するものとして施される。
映像データの一部である１固定長単位のデータはテープ
の所定セクタ内に記録するためにデータ容量Ａ以内に収
まるように圧縮される。従って、圧縮されたデータのデ
ータ量はＢ（＜Ａ）となる。このデータ量Ｂは元のデー
タの性質により変動する。このため、データ列の最後部
には不定の無データ部分Ｎが発生するが、以降の処理は
この部分にもデータが存在するものとして施される。
【０００６】更に、圧縮された前記データは複数のブロ
ックに分割された後、各ブロックの先頭に同期及びＩＤ
符号Ｓ、ブロックの最後部に誤り訂正符号Ｐがそれぞれ
付加されて同期ブロックが構成される。そして、この複
数の同期ブロックがひと固まりとなってテープの所定記
録領域（セクタ）に記録される。
ックに分割された後、各ブロックの先頭に同期及びＩＤ
符号Ｓ、ブロックの最後部に誤り訂正符号Ｐがそれぞれ
付加されて同期ブロックが構成される。そして、この複
数の同期ブロックがひと固まりとなってテープの所定記
録領域（セクタ）に記録される。
【０００７】次に、再生時、テープ６に記録されたデー
タは再生ヘッド７で再生され、等化復調回路８で波形等
化及びデータの復調が行われる。更に、同期及びＩＤ検
出回路９で同期符号及びＩＤ符号が検出され、誤り検出
訂正回路１０でデータの誤り検出及び訂正を行った後、
データ伸長復号回路１１で伸長復号を行って元のデジタ
ル映像データを得る。
タは再生ヘッド７で再生され、等化復調回路８で波形等
化及びデータの復調が行われる。更に、同期及びＩＤ検
出回路９で同期符号及びＩＤ符号が検出され、誤り検出
訂正回路１０でデータの誤り検出及び訂正を行った後、
データ伸長復号回路１１で伸長復号を行って元のデジタ
ル映像データを得る。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のデジタルＶＴＲでは単一チャンネルの映像データし
か記録することができず、複数チャンネルの映像デー
タ、例えば、左右に視差を有する２つの立体映像信号を
圧縮して効率よく記録でき、且つ、複数チャンネルの内
の一つのチャンネルは従来のフォーマットが同一の単一
チャンネル用のデジタルＶＴＲでも再生可能なように互
換性を有するデジタル情報記録装置及びデジタル情報再
生装置は未だ提案されていなかった。
来のデジタルＶＴＲでは単一チャンネルの映像データし
か記録することができず、複数チャンネルの映像デー
タ、例えば、左右に視差を有する２つの立体映像信号を
圧縮して効率よく記録でき、且つ、複数チャンネルの内
の一つのチャンネルは従来のフォーマットが同一の単一
チャンネル用のデジタルＶＴＲでも再生可能なように互
換性を有するデジタル情報記録装置及びデジタル情報再
生装置は未だ提案されていなかった。
【０００９】本発明は上述の点に鑑み為されたものであ
り、複数チャンネルの情報データを少なくとも一つのチ
ャンネルは従来方式と互換性を保ちつつ、効率よく圧縮
して記録再生できるデジタル情報再生装置を提供するも
のである。
り、複数チャンネルの情報データを少なくとも一つのチ
ャンネルは従来方式と互換性を保ちつつ、効率よく圧縮
して記録再生できるデジタル情報再生装置を提供するも
のである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数チャンネ
ルのデジタル映像データのうち固定長単位の第１チャン
ネルの映像データ列を所定データ量に圧縮符号化した第
１データ列と、この第１データ列の最後に付加された終
了コードと、前記複数チャンネルのうち固定長単位の第
２チャンネルの映像データ列を所定データ量に圧縮符号
化した第２データ列とがこの順序で所定記録領域に記録
された記録媒体を再生するデジタル情報再生装置であっ
て、前記所定記録領域の映像データを再生する手段と、
この再生された映像データから前記終了コードに基づき
前記第１及び若しくは第２データ列を選択する選択手段
と、この選択手段出力を伸長復号して第１及び若しくは
第２チャンネルのデータ列を出力するデータ伸長復号手
段とを備えるデジタル情報再生装置である。
ルのデジタル映像データのうち固定長単位の第１チャン
ネルの映像データ列を所定データ量に圧縮符号化した第
１データ列と、この第１データ列の最後に付加された終
了コードと、前記複数チャンネルのうち固定長単位の第
２チャンネルの映像データ列を所定データ量に圧縮符号
化した第２データ列とがこの順序で所定記録領域に記録
された記録媒体を再生するデジタル情報再生装置であっ
て、前記所定記録領域の映像データを再生する手段と、
この再生された映像データから前記終了コードに基づき
前記第１及び若しくは第２データ列を選択する選択手段
と、この選択手段出力を伸長復号して第１及び若しくは
第２チャンネルのデータ列を出力するデータ伸長復号手
段とを備えるデジタル情報再生装置である。
【００１１】
【００１２】
【作用】本発明によれば、第１チャンネルのデータ列は
第１データ列に圧縮符号化されるとともに第２チャンネ
ルのデータ列は第２データ列に圧縮符号化され、更に、
第１データ列の最後に終了コードが付加される。そし
て、記録媒体の所定記録領域に、前記第１データ列、前
記終了コード及び前記第２データ列をこの順序で記録さ
れる。
第１データ列に圧縮符号化されるとともに第２チャンネ
ルのデータ列は第２データ列に圧縮符号化され、更に、
第１データ列の最後に終了コードが付加される。そし
て、記録媒体の所定記録領域に、前記第１データ列、前
記終了コード及び前記第２データ列をこの順序で記録さ
れる。
【００１３】また、本発明によれば、前記所定記録領域
から再生されたデータは前記終了コードに基づき前記第
１及び若しくは第２データ列が選択される。この選択さ
れたデータは伸長復号されて第１及び若しくは第２チャ
ンネルのデータ列となる。
から再生されたデータは前記終了コードに基づき前記第
１及び若しくは第２データ列が選択される。この選択さ
れたデータは伸長復号されて第１及び若しくは第２チャ
ンネルのデータ列となる。
【００１４】
【実施例】以下、図面に従って、本発明を立体映像デー
タを記録再生するデジタルＶＴＲに適用した一実施例に
つき説明する。図１は本実施例におけるデジタルＶＴＲ
の概略ブロック図であり、図中、従来例と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。
タを記録再生するデジタルＶＴＲに適用した一実施例に
つき説明する。図１は本実施例におけるデジタルＶＴＲ
の概略ブロック図であり、図中、従来例と同一部分には
同一符号を付し説明を省略する。
【００１５】まず、記録時、所定周波数でサンプリング
された立体映像データのうち右チャンネルデータＲは第
１データ圧縮符号化回路１２で、左チャンネルデータＬ
は第２データ圧縮符号化回路１３でそれぞれ圧縮符号化
され加算回路１４で加算される。加算されたデータは従
来と同様に、誤り訂正符号Ｐ、同期及びＩＤ符号Ｓが付
加された後、ＮＲＺＩ変調されて記録される。
された立体映像データのうち右チャンネルデータＲは第
１データ圧縮符号化回路１２で、左チャンネルデータＬ
は第２データ圧縮符号化回路１３でそれぞれ圧縮符号化
され加算回路１４で加算される。加算されたデータは従
来と同様に、誤り訂正符号Ｐ、同期及びＩＤ符号Ｓが付
加された後、ＮＲＺＩ変調されて記録される。
【００１６】ここで、本実施例の特徴である第１及び第
２データ圧縮符号化回路の詳細を図２に、記録データの
構成を図３に示す。
２データ圧縮符号化回路の詳細を図２に、記録データの
構成を図３に示す。
【００１７】第１データ圧縮符号化回路１２はフレーム
メモリ１２０、ＤＣＴ回路１２１、遅延回路１２２及び
終了コード付加回路１２３で構成される。そして、１固
定長単位の右チャンネルデータＲはフレームメモリ１２
０に一旦記憶され、例えば、８×８画素単位の複数ブロ
ックにブロック化された後、ＤＣＴ回路１２１で直交変
換されて圧縮される。このＤＣＴ回路１２１は圧縮後の
データ量の上限がＡ１となるよう設定されている。そし
て、圧縮された結果、データ量Ｂ１のデータが得られ、
遅延回路１２２で１固定長単位の圧縮動作に要する時間
だけ遅延された後に、終了コード付加回路１２３で第１
の終了コードが付加されて出力される。
メモリ１２０、ＤＣＴ回路１２１、遅延回路１２２及び
終了コード付加回路１２３で構成される。そして、１固
定長単位の右チャンネルデータＲはフレームメモリ１２
０に一旦記憶され、例えば、８×８画素単位の複数ブロ
ックにブロック化された後、ＤＣＴ回路１２１で直交変
換されて圧縮される。このＤＣＴ回路１２１は圧縮後の
データ量の上限がＡ１となるよう設定されている。そし
て、圧縮された結果、データ量Ｂ１のデータが得られ、
遅延回路１２２で１固定長単位の圧縮動作に要する時間
だけ遅延された後に、終了コード付加回路１２３で第１
の終了コードが付加されて出力される。
【００１８】一方、第２データ圧縮符号化回路１３はフ
レームメモリ１３０、遅延回路１３１、ＤＣＴ回路１３
２、容量演算回路１３３及び終了コード付加回路１３４
で構成される。そして、１固定長単位の左チャンネルデ
ータＬはフレームメモリ１３０に一旦記憶され、遅延回
路１３１で１固定長単位の圧縮動作に要する時間だけ遅
延された後、ＤＣＴ回路１３１で直交変換され圧縮され
る。ここで、容量演算回路１３３は１セクタに記録可能
な全体の容量Ａから前記右チャンネルデータＲの圧縮後
のデータ量Ｂ１及び第１及び第２の終了コードのデータ
量を減算し、左チャンネルデータＬの圧縮可能なデータ
量Ａ２を算出してＤＣＴ回路１３２に供給する。
レームメモリ１３０、遅延回路１３１、ＤＣＴ回路１３
２、容量演算回路１３３及び終了コード付加回路１３４
で構成される。そして、１固定長単位の左チャンネルデ
ータＬはフレームメモリ１３０に一旦記憶され、遅延回
路１３１で１固定長単位の圧縮動作に要する時間だけ遅
延された後、ＤＣＴ回路１３１で直交変換され圧縮され
る。ここで、容量演算回路１３３は１セクタに記録可能
な全体の容量Ａから前記右チャンネルデータＲの圧縮後
のデータ量Ｂ１及び第１及び第２の終了コードのデータ
量を減算し、左チャンネルデータＬの圧縮可能なデータ
量Ａ２を算出してＤＣＴ回路１３２に供給する。
【００１９】従って、ＤＣＴ回路１３２は圧縮後のデー
タ量の上限がＡ２となるよう設定される。そして、圧縮
された結果、データ量Ｂ２のデータが得られ、第２の終
了コードが付加されて出力される。
タ量の上限がＡ２となるよう設定される。そして、圧縮
された結果、データ量Ｂ２のデータが得られ、第２の終
了コードが付加されて出力される。
【００２０】尚、ＤＣＴ回路１３２の前段に遅延回路１
３１を配置しているのは、右チャンネルデータＲを圧縮
した結果を見て左チャンネルデータＬの圧縮比を設定し
ているためである。また、ＤＣＴ回路１２２の後段に遅
延回路１２３を配置しているのは右チャンネルデータＲ
出力と左チャンネルデータＬ出力の時間を合わせるため
である。
３１を配置しているのは、右チャンネルデータＲを圧縮
した結果を見て左チャンネルデータＬの圧縮比を設定し
ているためである。また、ＤＣＴ回路１２２の後段に遅
延回路１２３を配置しているのは右チャンネルデータＲ
出力と左チャンネルデータＬ出力の時間を合わせるため
である。
【００２１】そして、圧縮された前記データは複数のブ
ロックに分割された後、各ブロックの先頭に同期及びＩ
Ｄ符号Ｓ、ブロックの最後部に誤り訂正符号Ｐがそれぞ
れ付加されて同期ブロックが構成される。そして、この
複数の同期ブロックがテープの所定セクタに記録され
る。
ロックに分割された後、各ブロックの先頭に同期及びＩ
Ｄ符号Ｓ、ブロックの最後部に誤り訂正符号Ｐがそれぞ
れ付加されて同期ブロックが構成される。そして、この
複数の同期ブロックがテープの所定セクタに記録され
る。
【００２２】一方、再生時、従来同様にテープ６に記録
されたデータは再生ヘッド７で再生され、等化復調回路
８で波形等化及びデータの復調が行われる。更に、同期
及びＩＤ検出回路９で同期符号及びＩＤ符号が検出さ
れ、誤り検出訂正回路１０でデータの誤り検出及び訂正
が行われた後、データ分離回路１５で右チャンネルデー
タＲと左チャンネルデータＬとが分離される。分離され
た各データはそれぞれ第１及び第２データ伸長復号回路
１６、１７で元のデータに復号される。
されたデータは再生ヘッド７で再生され、等化復調回路
８で波形等化及びデータの復調が行われる。更に、同期
及びＩＤ検出回路９で同期符号及びＩＤ符号が検出さ
れ、誤り検出訂正回路１０でデータの誤り検出及び訂正
が行われた後、データ分離回路１５で右チャンネルデー
タＲと左チャンネルデータＬとが分離される。分離され
た各データはそれぞれ第１及び第２データ伸長復号回路
１６、１７で元のデータに復号される。
【００２３】次に、図４に本発明の２の実施例を示す。
本実施例の特徴は再生側にあり、誤り検出訂正回路１０
の出力はデータ選択回路１８を経て一個のデータ伸長復
号回路１１に導かれる。前記データ選択回路１８は、選
択信号ｎにより右チャンネルデータＲを選択したいとき
はセクタの先頭から第１の終了コードまでを選択して出
力し、左チャンネルデータＬを選択したいときは、第１
の終了コードの後からデータ列の最後までを選択して出
力する。そして、データ伸長復号回路１１は右チャンネ
ルデータＲ若しくは左チャンネルデータＬを復号する。
本実施例の特徴は再生側にあり、誤り検出訂正回路１０
の出力はデータ選択回路１８を経て一個のデータ伸長復
号回路１１に導かれる。前記データ選択回路１８は、選
択信号ｎにより右チャンネルデータＲを選択したいとき
はセクタの先頭から第１の終了コードまでを選択して出
力し、左チャンネルデータＬを選択したいときは、第１
の終了コードの後からデータ列の最後までを選択して出
力する。そして、データ伸長復号回路１１は右チャンネ
ルデータＲ若しくは左チャンネルデータＬを復号する。
【００２４】更に、図５に本発明の第３の実施例を示
す。本実施例の特徴は右チャンネルデータＲを符号化す
る第１データ圧縮符号化回路１３出力を伸長復号する第
３データ伸長復号回路１９を配置し、この第３データ伸
長復号回路１９で復号した右チャンネルデータＲ’と左
チャンネルデータＬとの差分データを第２データ圧縮符
号化回路１３で符号化する点である。即ち、加算回路１
４出力は右チャンネルデータＲを符号化したものと前記
差分データを符号化したものが加算されたものとなる。
従って、互いに相関のあるＲとＬとの差分データを圧縮
符号化するため左チャンネルデータＬそのものを圧縮符
号化するよりも圧縮効率が良くなる。
す。本実施例の特徴は右チャンネルデータＲを符号化す
る第１データ圧縮符号化回路１３出力を伸長復号する第
３データ伸長復号回路１９を配置し、この第３データ伸
長復号回路１９で復号した右チャンネルデータＲ’と左
チャンネルデータＬとの差分データを第２データ圧縮符
号化回路１３で符号化する点である。即ち、加算回路１
４出力は右チャンネルデータＲを符号化したものと前記
差分データを符号化したものが加算されたものとなる。
従って、互いに相関のあるＲとＬとの差分データを圧縮
符号化するため左チャンネルデータＬそのものを圧縮符
号化するよりも圧縮効率が良くなる。
【００２５】また、再生時は、第２データ伸長復号回路
１７は符号化された差分データを復号したものと第１デ
ータ伸長復号回路１６で復号された右チャンネルデータ
Ｒとを加算することにより左チャンネルデータＬを復号
する。
１７は符号化された差分データを復号したものと第１デ
ータ伸長復号回路１６で復号された右チャンネルデータ
Ｒとを加算することにより左チャンネルデータＬを復号
する。
【００２６】尚、本実施例では記録時、右チャンネルデ
ータＲと左チャンネルデータＬとの差分を取る際に、第
３データ圧縮符号化回路１９出力を用いているが、これ
は右チャンネルデータＲの圧縮伸長による誤差が左チャ
ンネルデータＬの圧縮伸長結果に蓄積しないように構成
したものであり、第３データ伸長復号回路１９は第１デ
ータ伸長復号回路１６と共用してもよいし、蓄積される
誤差が無視できるような場合は直接右チャンネルデータ
Ｒを第２データ圧縮符号化回路１２へ供給するようにし
てもよい。
ータＲと左チャンネルデータＬとの差分を取る際に、第
３データ圧縮符号化回路１９出力を用いているが、これ
は右チャンネルデータＲの圧縮伸長による誤差が左チャ
ンネルデータＬの圧縮伸長結果に蓄積しないように構成
したものであり、第３データ伸長復号回路１９は第１デ
ータ伸長復号回路１６と共用してもよいし、蓄積される
誤差が無視できるような場合は直接右チャンネルデータ
Ｒを第２データ圧縮符号化回路１２へ供給するようにし
てもよい。
【００２７】以上の実施例のデジタルＶＴＲで立体映像
信号が記録されたテープを図６の如き従来のフォーマッ
トが同一で単一チャンネル用のデジタルＶＴＲで再生し
た場合、セクタの先頭から第１の終了コードまでのデー
タのみを復号するため、圧縮率は異なるものの右チャン
ネルデータＲに関しては支障なく再生でき、また、前記
従来のデジタルＶＴＲで記録された記録媒体を上記実施
例のデジタルＶＴＲでも支障なく再生できるため互換性
が保たれる。
信号が記録されたテープを図６の如き従来のフォーマッ
トが同一で単一チャンネル用のデジタルＶＴＲで再生し
た場合、セクタの先頭から第１の終了コードまでのデー
タのみを復号するため、圧縮率は異なるものの右チャン
ネルデータＲに関しては支障なく再生でき、また、前記
従来のデジタルＶＴＲで記録された記録媒体を上記実施
例のデジタルＶＴＲでも支障なく再生できるため互換性
が保たれる。
【００２８】尚、上述の実施例では第１及び第２入力デ
ータ列を立体映像データとしたが、第２データ列を、第
１データ列を時間的に補間するデータ列として、第１及
び第２データ列を時間的にこうごに出力することにより
動きのスムーズな画像を再生することができる。
ータ列を立体映像データとしたが、第２データ列を、第
１データ列を時間的に補間するデータ列として、第１及
び第２データ列を時間的にこうごに出力することにより
動きのスムーズな画像を再生することができる。
【００２９】また、第１データ列を通常のテレビジョン
信号の帯域とし、第２データ列を高精細成分とすること
により、従来のデジタルＶＴＲと互換性を保ちながら高
精細テレビジョン信号の記録再生が行える。
信号の帯域とし、第２データ列を高精細成分とすること
により、従来のデジタルＶＴＲと互換性を保ちながら高
精細テレビジョン信号の記録再生が行える。
【００３０】
【００３１】更に、入力データ列は３以上の複数のデー
タ列であってもよい。
タ列であってもよい。
【００３２】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、複数チャン
ネルの情報データを効率よく圧縮して記録再生できる。
ネルの情報データを効率よく圧縮して記録再生できる。
【００３３】また、複数チャンネルのうちの第１チャン
ネルのデータ列を圧縮符号化した第１データ列の最後部
に終了コードを付加した後に記録媒体の所定記録領域の
先頭から記録することにより、従来の単一チャンネル用
の記録フォーマットが同一のデジタル情報記録再生装置
でも再生可能であり、また、前記デジタル情報記録再生
装置で記録された記録媒体を本発明のデジタル情報再生
装置で再生可能であるため互換性が保てる。
ネルのデータ列を圧縮符号化した第１データ列の最後部
に終了コードを付加した後に記録媒体の所定記録領域の
先頭から記録することにより、従来の単一チャンネル用
の記録フォーマットが同一のデジタル情報記録再生装置
でも再生可能であり、また、前記デジタル情報記録再生
装置で記録された記録媒体を本発明のデジタル情報再生
装置で再生可能であるため互換性が保てる。
【図１】本発明の一実施例におけるデジタルＶＴＲのブ
ロック図である。
ロック図である。
【図２】第１及び第２データ圧縮符号化回路の詳細なブ
ロック図である。
ロック図である。
【図３】本発明のデータ構成を示す図である。
【図４】本発明の第２実施例におけるデジタルＶＴＲの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図５】本発明の第３実施例におけるデジタルＶＴＲの
ブロック図である。
ブロック図である。
【図６】従来例におけるデジタルＶＴＲのブロック図で
ある。
ある。
【図７】従来例のデータ構成を示す図である。
１２ 第１データ圧縮符号化回路 １３ 第２データ圧縮符号化回路 １４ 加算回路 １５ データ分離回路 １６ 第１データ伸長復号回路 １７ 第２データ伸長復号回路 １８ データ選択回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 ＦＩ Ｈ０４Ｎ 13/02 Ｈ０４Ｎ 7/133 Ｚ
Claims (3)
- 【請求項１】 複数チャンネルのデジタル映像データの
うち固定長単位の第１チャンネルの映像データ列を所定
データ量に圧縮符号化した第１データ列と、この第１デ
ータ列の最後に付加された終了コードと、前記複数チャ
ンネルのうち固定長単位の第２チャンネルの映像データ
列を所定データ量に圧縮符号化した第２データ列とがこ
の順序で所定記録領域に記録された記録媒体を再生する
デジタル情報再生装置であって、 前記所定記録領域の映像データを再生する手段と、この
再生された映像データから前記終了コードに基づき前記
第１及び若しくは第２データ列を選択する選択手段と、
この選択手段出力を伸長復号して第１及び若しくは第２
チャンネルのデータ列を出力するデータ伸長復号手段と
を備えるデジタル情報再生装置。 - 【請求項２】 前記第２チャンネルの映像データ列は、
前記第１チャンネルの映像データ列と相関のある映像デ
ータ列との差分データ列である請求項１記載のデジタル
情報再生装置。 - 【請求項３】 前記第１及び第２チャンネルのデータ列
は、互いに視差を有する立体映像データである請求項１
記載のデジタル情報再生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8873393A JP2989417B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | デジタル情報再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8873393A JP2989417B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | デジタル情報再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06302103A JPH06302103A (ja) | 1994-10-28 |
| JP2989417B2 true JP2989417B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=13951129
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8873393A Expired - Fee Related JP2989417B2 (ja) | 1993-04-15 | 1993-04-15 | デジタル情報再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2989417B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH09115244A (ja) * | 1995-10-20 | 1997-05-02 | Hitachi Ltd | 記録再生装置及びその集積回路 |
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1993
- 1993-04-15 JP JP8873393A patent/JP2989417B2/ja not_active Expired - Fee Related
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