JP3384162B2 - ディジタルビデオ信号記録再生装置 - Google Patents

ディジタルビデオ信号記録再生装置

Info

Publication number
JP3384162B2
JP3384162B2 JP33954294A JP33954294A JP3384162B2 JP 3384162 B2 JP3384162 B2 JP 3384162B2 JP 33954294 A JP33954294 A JP 33954294A JP 33954294 A JP33954294 A JP 33954294A JP 3384162 B2 JP3384162 B2 JP 3384162B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recorded
recording
video signal
mode
tracks
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP33954294A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08186796A (ja
Inventor
正樹 小黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP33954294A priority Critical patent/JP3384162B2/ja
Priority to MYPI95003961A priority patent/MY114287A/en
Priority to AT95309359T priority patent/ATE244487T1/de
Priority to DE69531189T priority patent/DE69531189T2/de
Priority to CA002165883A priority patent/CA2165883C/en
Priority to EP95309359A priority patent/EP0720365B1/en
Priority to AU40676/95A priority patent/AU718911B2/en
Priority to CN95121770A priority patent/CN1102319C/zh
Priority to KR1019950072156A priority patent/KR100369916B1/ko
Publication of JPH08186796A publication Critical patent/JPH08186796A/ja
Priority to US08/943,976 priority patent/US6026212A/en
Priority to AU30155/99A priority patent/AU722467B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP3384162B2 publication Critical patent/JP3384162B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、画像圧縮記録方式の
ディジタルVTRに用いて好適なディジタルビデオ信号
記録装置及び再生装置に関するもので、特に、通常の記
録モード(SPモード)と長時間記録モード(高圧縮L
Pモード)とが設定できるようにしたものに係わる。
【0002】
【従来の技術】DCTと可変長符号によりディジタルビ
デオ信号を圧縮し、回転ヘッドにより磁気テープに記録
するような圧縮記録方式のディジタルVTRの開発が進
められている。このような圧縮方式のディジタルVTR
では、図16に示すように、各トラックの先頭にITI
エリアが設けられ、これに続いて、オーディオエリア
と、ビデオエリアと、サブコードエリアが設けられる。
ITIエリアは、アフレコを確実に行うためのタイミン
グブロックで、これ以降のエリアに書かれたデータをア
フレコして書き直す場合に、位置決めを正確に行うため
に用いられる。オーディオエリアには、ディジタルオー
ディオ信号が記録される。ビデオエリアには、圧縮され
たディジタルビデオ信号が記録される。サブコードエリ
アは、タイムコードやトラック番号等、高速サーチ用の
データが記録される。通常の記録モード(SPード)の
場合には、1フレーム分のデータは、NTSC方式なら
10トラック、PAL方式なら12トラックに記録され
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、従来の
圧縮記録方式のディジタルVTRでは、1フレーム分の
ビデオ信号がNTSC方式の場合には10トラックに記
録され、PAL方式の場合には12トラックに記録され
ている。このような記録モード(SPモード)の他に、
ビデオ信号の圧縮率を高め、長時間の記録が行なえるよ
うにしたモード(以下、高圧縮LPモードと称する)を
設けることが提案されている。高圧縮LPモードでは、
1フレームのビデオ信号がNTSC方式の場合には5ト
ラック、PAL方式の場合には6トラックで記録され
る。このため、SPモードの2倍の記録時間が得られ
る。
【0004】ところが、このような高圧縮LPモードを
設けた場合、従来では、高圧縮LPモードにすると、サ
ブコードを使って1フレーム単位で編集することができ
なくなる場合がある。これは、従来では、図17に示す
ように、サブコードのメインエリアのデータを、1フレ
ームの前半の5トラック(NTSC方式の場合)又は6
トラック(PAL方式の場合)と、後半の5トラック又
は6トラックとで異なるように記録していたためであ
る。高圧縮LPモードでは、1フレームが5トラック又
は6トラックに記録されるので、前半の5トラック又は
6トラックと、後半の5トラック又は6トラックとで異
なるようにサブコードのメインエリアのデータを配置す
ると、2フレーム単位でしか編集が行えなくなる。
【0005】特に、SPモードと高圧縮LPモードとを
混在させて記録させた場合には、SPモードの部分で
は、1フレーム単位でサーチして編集が行えるのに、高
圧縮LPモードの部分では、2フレーム単位でしか編集
が行えなくなり、ユーザに混乱を与えることになる。ま
た、SPモードの場合とLPモードの場合とで、サブコ
ードのメインエリアのデータ配置を全く異なるようにし
てしまうと、共通の処理でメインエリアのデータの処理
を行えなくなり、SPモードと高圧縮LPモードとを混
在させて記録された場合に対応できない。
【0006】したがって、この発明の目的は、SPモー
ドでも高圧縮LPモードでも、共通の処理で1フレーム
単位で、サーチ、編集が行えるようにしたディジタルビ
デオ信号記録装置及び再生装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、ディジタル
ビデオ信号を圧縮する第1の圧縮手段と、ディジタルビ
デオ信号を、第1の圧縮手段より高い圧縮比で圧縮する
第2の圧縮手段と、第1の圧縮手段によりディジタルビ
デオ信号を圧縮して記録する標準記録モードと、第2の
圧縮手段によりディジタルビデオ信号を圧縮して記録す
る長時間記録モードとを切り換える切り換え手段と、
速再生時に所望の記録位置を検索するためのサーチ用の
サブコードデータを発生するサブコードデータ発生手段
とを備える記録部と、標準記録モードで圧縮されたディ
ジタルビデオ信号を伸長する第1の伸長手段と、長時間
記録モードで圧縮されたディジタルビデオ信号を伸長す
る第2の伸長手段と、第1の伸長手段によりディジタル
ビデオ信号を伸長する場合と、第2の伸長手段によりデ
ィジタルビデオ信号を伸長する場合とで切り換えられる
切り換え手段と、サーチ用のサブコードデータを検出す
るサブコードデータ検出手段とを備える再生部とからな
り、記録時に、標準記録モードでは、1フレーム分のト
ラックの前半と後半とで異なるサブコードデータを記録
し、長時間記録モードでは、前半と後半との区別なく同
様のサブコードデータを記録しておき、高速再生時に、
サブコードデータを検出し、所望の記録位置を検索する
ようにしたディジタルビデオ信号記録再生装置である。
【0008】この発明では、標準記録モードにおいて、
1フレーム分のトラックの前半に記録されるサブコード
データはタイムコードを含み、1フレーム分のトラック
の後半のトラックに記録されるサブコードデータはタイ
ムコードと記録時間とを含み、長時間記録モードにおい
て、前半と後半との区別なく記録されるサブコードデー
タは、標準記録モードで1フレーム分のトラックの後半
のトラックに記録されるサブコードデータと同様であ
る。
【0009】
【作用】SPモードでは、1フレーム分のトラックの前
半と後半とで異なるサブコードデータが記録され、高圧
縮LPモードでは、前半と後半の区別なく、同様にサブ
コードデータが記録される。このため、高圧縮LPモー
ドでも、1フレーム単位で、ビデオ記録時間やオーディ
オ記録時間によるサーチを行える。更に、高圧縮LPモ
ードで記録する場合には、SPモードで記録する場合の
1フレームの後半5トラック又は6トラックと同様に、
TTCパックと、VRDパック及びVRTパック若しく
はARDパック及びARTパックが記録されるので、S
Pモードの場合にも高圧縮LPモードの場合にも、同様
のサーチ、編集が行なえる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。図1は、この発明が適用されたディジ
タルVTRの記録系の構成を示すものである。この実施
例では、通常の記録モード(SPモード)の他に、圧縮
率を高めることで長時間記録を可能とした記録モード
(高圧縮LPモード)が設定できる。モードの設定は、
入力キー12により行われる。
【0011】図1において、1はディジタルビデオ信号
の入力端子、2はディジタルオーディオ信号の入力端子
である。入力端子1からのディジタルビデオ信号がスイ
ッチ回路3に供給される。スイッチ回路3には、コント
ローラ4からスイッチ制御信号が供給される。スイッチ
回路3は、このスイッチ制御信号によりSPモードと高
圧縮LPモードとで切り換えられる。スイッチ回路3
は、SPモードでは、端子3A側に設定され、高圧縮L
Pモードでは端子3B側に設定される。
【0012】スイッチ回路3の端子3Aの出力がSPモ
ード圧縮回路5に供給される。スイッチ回路3の端子3
Bの出力がLPモード圧縮回路6に供給される。SPモ
ード圧縮回路5及びLPモード圧縮回路6は、DCTと
可変長符号により、ディジタルビデオ信号を高能率圧縮
符号化するものである。
【0013】すなわち、SPモード圧縮回路5及びLP
モード圧縮回路6は、入力されたビデオ信号をブロック
化するブロック化回路、入力ビデオ信号をDCT変換す
るDCT変換回路、DCT変換されたデータを量子化す
る量子化器、総符号量を推定し最適な量子化器を決定す
るエスティメータ、2次元ハフマン符号を用いて可変長
符号化する可変長符号化回路等からなる。圧縮されたビ
デオ信号は、所定のシンクブロック内に配され、フレー
ム化される。SPモード圧縮回路5で圧縮した場合に
は、1フレームのビデオ信号が10トラック又は12ト
ラックに記録される。LPモード圧縮回路6で圧縮した
場合には、1フレームのビデオ信号が5トラック又は6
トラックに記録される。
【0014】SPモード圧縮回路5の出力がスイッチ回
路7の端子7Aに供給される。LPモード圧縮回路6の
出力がスイッチ回路7の端子7Bに供給される。スイッ
チ回路7には、コントローラ4からスイッチ制御信号が
供給される。スイッチ回路7は、このスイッチ制御信号
によりSPモードと高圧縮LPモードとで切り換えられ
る。スイッチ回路7は、SPモードでは、端子7A側に
設定され、高圧縮LPモードでは端子7B側に設定され
る。スイッチ回路7の出力がマルチプレクサ8に供給さ
れる。
【0015】入力端子2からのディジタルオーディオ信
号は、オーディオ処理回路9に供給される。オーディオ
処理回路9で、オーディオ信号が所定のシンクブロック
内に配置される。オーディオ処理回路9の出力がマルチ
プレクサ8に供給される。
【0016】また、コントローラ4からの指令に基づい
て、サブコード発生回路10からサブコードデータが発
生される。サブコードは、高速サーチの際に用いられ
る。このサブコードデータがマルチプレクサ8に供給さ
れる。
【0017】マルチプレクサ8により、ビデオデータ
と、オーディオデータと、サブコードデータとが切り換
えられる。マルチプレクサ8の出力がヘッド11に供給
される。ヘッド11により、ディジタルビデオデータと
ディジタルオーディオデータ信号とサブコードデータと
が磁気テープに記録される。
【0018】図2は、サブコードエリアの構成を示すも
のである。サブコードエリアは、図2Aに示すように、
12シンクブロックから構成される。1シンクブロック
は、図2Bに示すように、12バイトで構成される。
【0019】1シンクブロックの先頭には、図2Bに示
すように、2バイトのシンクパターンが設けられる。こ
れに続いて、ID0とID1とからなるIDデータと、
ID0、ID1に対するパリティであるIDPとの3バ
イトが付加される。次に、5バイトのメインデータエリ
アが設けられ、更に、2バイトのパリティが付加され
る。サブコードエリアの1シンクブロックは12バイト
であり、ビデオエリアやオーディオエリアに比べて、短
くなっている。これは、高速サーチを可能にするためで
ある。
【0020】図2C及び図2Dに示すように、ID0に
は、高速サーチ時にアドレスを検出するためのF/Rフ
ラグが設けられる。これに続いて、図2Cに示すよう
に、シンクブロック番号SB0とSB6では、サブコー
ドのデータ構成を示すアプリケーションID(AP3)
が配置され、次のID1と跨ぐように、絶対トラック番
号が配置される。それ以外のシンクブロック番号では、
図2Dに示すように、F/Rフラグが設けられ、これに
続いて、インデックスID、スキップID、フォトピク
チャIDが設けられ、ID1と跨ぐように、絶対トラッ
ク番号が配置される。インデックスIDは、インデック
スサーチのためのものである。スキップIDは不要場面
をカットするためのものである。フォトピクチャIDは
静止画サーチ用のものである。ID0は、絶対トラック
番号とシンク番号が記録される。
【0021】サブコードのメインデータエリアには、図
3に示すように、5バイトを基本とするパック構造でデ
ータが記録される。パックは、基本的には、5バイト
(PC0〜PC4)で構成されている。先頭の1バイト
PC0はヘッダーであり、これに続く4バイトPC1〜
PC4にデータが配置される。ヘッダーは、上位4ビッ
トと下位4ビットとに分けられ、2階層とされ、更に、
データのビットアサインによりその下の階層まで拡張す
ることができる。この階層化により、パックの内容は明
確に系統だけられ、その拡張も容易となる。そして、こ
の上位ヘッダと下位ヘッダによる256の空間は、パッ
クヘッダ表として、そのパックの内容と共に準備され
る。これを用いて、各エリアが記述される。1シンクブ
ロックのデータ領域は5バイトであるから、1シンクブ
ロックに丁度1パックのデータが記録されることにな
る。
【0022】サブコードのメインデータエリアに記録す
るパックとしては、以下のようなもの用意されている。
【0023】タイトルタイムコードパック(以下、TT
Cパックと称する):ヘッダーPC0が「13h」(h
は16進数を示す)であり、経過時間のタイムコードを
示すものである(図4A及び図4B)。
【0024】タイトルバイナリグループパック(以下、
TBGパックと称する):ヘッダーPC0が「14h」
であり、業務用VTRでタイムコードの補間ユーザユニ
ットとして用意されているものである(図5)。通常の
民生用のVTRでは、このタイトルバイナリグループパ
ックは使用されない。この場合には、図4Aに示すタイ
トルタイムコードパックが使用される。
【0025】ビデオの記録時分秒パック(以下、VRD
パックと称する):ヘッダーPC0が「62h」であ
り、ビデオデータの記録年月日を示す。なお、DSはサ
マータイム情報、TMは30分をユニットとしたGMT
からの時間差を示すフラグである(図6)。
【0026】ビデオの記録時分秒パック(以下、VRT
パックと称する):ヘッダーPC0が「63h」であ
り、ビデオデータの記録時分秒を示す(図7)。
【0027】オーディオの記録時分秒パック(以下、A
RDパックと称する):ヘッダーPC0が「52h」で
あり、オーディオデータの記録年月日を示す。なお、D
Sはサマータイム情報、TMは30分をユニットとした
GMT(グリニッジ標準時間)からの時間差を示すフラ
グである(図8)。
【0028】オーディオの記録時分秒パック(以下、A
RTパックと称する):ヘッダーPC0が「53h」で
あり、ビデオデータの記録時分秒を示す(図9)。
【0029】NO INFOパック(以下、NOIパッ
クと称する):情報を持たないパックである。
【0030】この発明の一実施例では、SPモードで記
録する場合には、1フレームの前半5トラック(NTS
C方式の場合)又は6トラック(PAL方式の場合)と
後半5トラック又は6トラックとで、サブコードのメイ
ンエリアのデータが異なるようにデータが配される。す
なわち、SPモードで記録する場合には、1フレームの
前半5トラック又は6トラックには、TTCパック、T
BGパックが記録され、1フレームの後半5トラック又
は6トラックには、TTCパック、VRDパック及びV
RTパック若しくはARDパック及びARTパックが記
録される。
【0031】高圧縮LPモードで記録する場合には、前
半5トラック又は6トラックと後半5トラック又は6ト
ラックの区別なく、同様にデータが記録される。すなわ
ち、高圧縮LPモードで記録する場合には、SPモード
で記録する場合の1フレームの後半5トラック又は6ト
ラックと同様に、TTCパック、VRDパック及びVR
Tパック若しくはARDパック及びARTパックが記録
される。
【0032】つまり、図10はSPモードでNTSC方
式の信号を記録した場合の各トラックのサブコードデー
タを示すものである。図10に示すように、シンクブロ
ック番号SB3〜SB5、シンクブロック番号SB9〜
SB11はメインエリアとされ、シンクブロック番号S
B0〜SB2、シンクブロック番号SB6〜SB8はオ
プショナルエリアとされる。SPモードでは、NTSC
方式で記録した場合、トラック番号T0〜T9までの1
0トラックが1フレーム分である。トラック番号T0〜
T4までの前半5トラックにおいては、シンクブロック
番号SB3にはTTCパックが記録され、シンクブロッ
ク番号SB4にはTTCパック又はTBGパック又はN
OIパックが記録され、シンクブロック番号SB5には
TTCパックが記録され、シンクブロック番号SB9に
はTTCパックが記録され、シンクブロック番号SB1
0にはTTCパック又はTBGパック又はNOIパック
が記録され、シンクブロック番号SB11にはTTCパ
ックが記録される。トラック番号T5〜T9までの後半
5トラックにおいては、シンクブロック番号SB3には
TTCパックが記録され、シンクブロック番号SB4に
はVRDパック又はARDパック又はNOIパックが記
録され、シンクブロック番号SB5にはVRTパック又
はARTパック又はNOIパックが記録され、シンクブ
ロック番号SB9にはTTCパックが記録され、シンク
ブロック番号SB10にはVRDパック又はARDパッ
ク又はNOIパックが記録され、シンクブロック番号S
B11にはVRTパック又はARTパック又はNOIパ
ックが記録される。
【0033】図11は高圧縮LPモードでNTSC方式
の信号を記録する場合を示すものである。図11に示す
ように、シンクブロック番号SB3〜SB5、シンクブ
ロック番号SB9〜SB11はメインエリアとされ、シ
ンクブロック番号SB0〜SB2、シンクブロック番号
SB6〜SB8はオプショナルエリアとされる。高圧縮
LPモードでは、NTSC方式で記録した場合、トラッ
ク番号T0〜T4、T5〜T9の5トラックが1フレー
ム分である。図11に示すように、トラック番号T0〜
T4及びトラック番号T5〜T9に、シンクブロック番
号SB3にはTTCパックが記録され、シンクブロック
番号SB4にはVRDパック又はARDパック又はNO
Iパックが記録され、シンクブロック番号SB5にはV
RTパック又はARTパック又はNOIパックが記録さ
れ、シンクブロック番号SB9にはTTCパックが記録
され、シンクブロック番号SB10にはVRDパック又
はARDパック又はNOIパックが記録され、シンクブ
ロック番号SB11にはVRTパック又はARTパック
又はNOIパックが記録される。
【0034】なお、オプショナルエリア(シンクブロッ
ク番号SB0〜SB2、SB6〜SB8)には、オプシ
ョナルエリアを使用しない場合には、メインエリアと同
様の内容のものを記録することが推奨されている。
【0035】図12は、サブコードのメインエリアにデ
ータを記録する場合の処理を示すフローチャートであ
る。図12に示すように、SPモードで記録されるか、
高圧縮LPモードに記録されるかが判断される(ステッ
プS1)。SPモードなら、1フレームの前半(NTS
C方式なら前半5トラック、PAL方式なら前半6トラ
ック)には、TTCパック、TBGパック、又はNOI
パックが記録される(ステップS2)。高圧縮LPモー
ドなら、前半、後半との区別なく、TTCパック、VR
Dパック及びVRTパック若しくはARDパック及びA
RTパックが記録される。
【0036】このように、この発明の一実施例では、S
Pモードの場合、サブコードのメインデータエリアに
は、1フレームの前半と後半とで異なる様式でサブコー
ドデータが記録され、高圧縮LPモードの場合、サブコ
ードのメインデータエリアには、LPモードの場合の1
フレームの後半のサブコードデータに対応するものが、
前半トラックと後半トラックとの区別なく、記録されて
いる。このようにすると、高圧縮LPモードの場合に
は、TBGパックが記録されなくなる。このTBGパッ
クは、業務用VTRでタイムコードの補間ユーザーデー
タとして用意されているもので、民生用のVTRで使用
されていない。更に、高圧縮LPモードでは、業務用と
して使用できる程良好な画質が得難い。このため、高圧
縮LPモードでTBGパックが記録されなくても、何等
問題とならない。
【0037】図13は、この発明が適用されたディジタ
ルVTRの再生系の構成を示すものである。図13にお
いて、ヘッド21の再生信号がデマルチプレクサ22に
供給される。デマルチプレクサ22により、オーディオ
エリアの再生信号と、ビデオエリアの再生信号と、サブ
コードエリアの再生信号とが分離される。
【0038】オーディオエリアの再生信号は、デマルチ
プレクサ22から、オーディオ処理回路23に供給され
る。オーディオ処理回路23で、時間軸変換、補間等の
処理がなされる。オーディオ処理回路23の出力が出力
端子26から出力される。
【0039】ビデオエリアの再生信号は、デマルチプレ
クサ22から、スイッチ回路24に供給される。スイッ
チ回路24には、コントローラ29からスイッチ制御信
号が供給される。スイッチ回路24は、このスイッチ制
御信号によりSPモードと高圧縮LPモードとで切り換
えられる。スイッチ回路24は、SPモードでは、端子
24A側に設定され、高圧縮LPモードでは端子24B
側に設定される。スイッチ回路24の端子24Aの出力
がSPモード伸長回路25に供給される。スイッチ回路
24の端子24Bの出力がLPモード伸長回路26に供
給される。
【0040】SPモード伸長回路25及びLPモード伸
長回路26は、可変長符号の復号及び逆DCTにより、
圧縮ビデオ信号を元のビデオ信号に伸長するものであ
る。すなわち、SPモード伸長回路25及びLPモード
伸長回路26は、記録側(図1)におけるSPモード圧
縮回路5及びLPモード圧縮回路6と反対の処理を行
う。SPモード伸長回路25及びLPモード伸長回路2
6がスイッチ回路27の端子27A及び27Bに供給さ
れる。スイッチ回路27には、コントローラ29からス
イッチ制御信号が供給される。スイッチ回路27は、こ
のスイッチ制御信号によりSPモードと高圧縮LPモー
ドとで切り換えられる。スイッチ回路27は、SPモー
ドでは、端子27A側に設定され、高圧縮LPモードで
は端子27B側に設定される。スイッチ回路27の出力
が出力端子28から出力される。
【0041】サブコードエリアの再生信号は、デマルチ
プレクサ22から、サブコード検出回路30に供給され
る。サブコード検出回路30でサブコードデータがデコ
ードされる。このサブコード検出回路30の出力がコン
トローラ29に供給される。高速再生時には、サブコー
ド検出回路30でサブコードが検出され、このサブコー
ドがコントローラ29に供給される。このサブコードに
基づいて、サーチや編集処理が行われる。
【0042】図14に示すように、例えば、ビデオ記録
時間によるサーチなら、所望のビデオ記録時間(時分
秒)が入力される(ステップS11)。高速再生中に
(ステップS12)、サブコードデータから、VRTパ
ックのデータが検出され、このVRTパックの記録時分
秒と、入力された時分秒とが比較される(ステップS1
3)。サブコードのVRTパックから得られる記録時分
秒と、入力された時分秒とが一致したら、そこでテープ
が止められ、時分秒データが記録された先頭のトラック
まで頭出し処理が行なわれ(ステップS14)、サーチ
が終了される(ステップS15)。
【0043】ビデオ年月日の場合にも、上述と同様な処
理により、サーチが行なえる。また、両者を併用したサ
ーチを行うことも可能である。
【0044】
【発明の効果】この発明によれば、高圧縮LPモードで
記録する場合には、前半又は後半の区別なく、同様にデ
ータが記録されるので、1フレーム単位で、ビデオ記録
時間やオーディオ記録時間によるサーチを行える。更
に、高圧縮LPモードで記録する場合には、SPモード
で記録する場合の1フレームの後半5トラック又は6ト
ラックと同様に、TTCパック、VRDパック及びVR
Tパック若しくはARDパック及びARTパックが記録
されるので、SPモードの場合にも高圧縮LPモードの
場合にも、同様の処理で、サーチ、編集が行なえる。
【0045】すなわち、従来では、高圧縮LPモードで
記録する場合にも、SPモードの場合と同様に、2フレ
ームの前半5トラック又は6トラックと、後半5トラッ
ク又は6トラックとで、サブコードのメインエリアのデ
ータが異なるようにデータを記録している。この場合、
図15に示すように、2フレーム毎にしかVRDパック
及びVRTパック又はARDパック及びARTパックが
得られなくなる。このため、1フレーム単位で、ビデオ
記録時間やオーディオ記録時間によるサーチを行えない
ことになる。
【0046】これに対して、この発明では、高圧縮LP
モードで記録する場合には、図11に示したように、前
半と後半との区別なく、同様にデータが記録されるの
で、VRDパック及びVRTパック又はARDパック及
びARTパックが1フレーム毎に得られ、1フレーム単
位でビデオ記録時間やオーディオ記録時間によるサーチ
を行える。更に、高圧縮LPモードで記録する場合に
は、SPモードで記録する場合の1フレームの後半5ト
ラック又は6トラックと同様に、TTCパック、VRD
パック及びVRTパック若しくはARDパック及びAR
Tパックが記録されるので、SPモードの場合にも高圧
縮LPモードの場合にも、同様のサーチ、編集が行なえ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明が適用されたディジタルVTRの記録
系の構成を示すブロック図である。
【図2】サブコードデータの説明に用いる略線図であ
る。
【図3】パック構造の説明に用いる略線図である。
【図4】TTCパックの説明に用いる略線図である。
【図5】TBGパックの一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図6】VRDパックの一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図7】VRTパックの一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図8】ARDパックの一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図9】ARTパックの一例の説明に用いる略線図であ
る。
【図10】この発明の一実施例の説明に用いる略線図で
ある。
【図11】この発明の一実施例の説明に用いる略線図で
ある。
【図12】この発明の一実施例の説明に用いるフローチ
ャートである。
【図13】この発明が適用されたディジタルVTRの再
生系の構成を示すブロック図である。
【図14】この発明の一実施例の説明に用いるフローチ
ャートである。
【図15】この発明の一実施例の説明に用いる略線図で
ある。
【図16】ビデオトラックの説明に用いる略線図であ
る。
【図17】サブコードデータの説明に用いる略線図であ
る。
【符号の説明】
5 SPモード圧縮回路 6 LPモード圧縮回路 10 サブコード検出回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 5/782 J (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/7826,5/783 H04N 5/91 - 5/93 G11B 27/28

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディジタルビデオ信号を圧縮する第1の
    圧縮手段と、 上記ディジタルビデオ信号を、上記第1の圧縮手段より
    高い圧縮比で圧縮する第2の圧縮手段と、 上記第1の圧縮手段によりディジタルビデオ信号を圧縮
    して記録する標準記録モードと、上記第2の圧縮手段に
    よりディジタルビデオ信号を圧縮して記録する長時間記
    録モードとを切り換える切り換え手段と、高速再生時に所望の記録位置を検索するための サーチ用
    のサブコードデータを発生するサブコードデータ発生手
    段とを備える記録部と、 上記標準記録モードで圧縮されたディジタルビデオ信号
    を伸長する第1の伸長手段と、 上記長時間記録モードで圧縮されたディジタルビデオ信
    号を伸長する第2の伸長手段と、 上記第1の伸長手段によりディジタルビデオ信号を伸長
    する場合と、上記第2の伸長手段によりディジタルビデ
    オ信号を伸長する場合とで切り換えられる切り換え手段
    と、 上記サーチ用のサブコードデータを検出するサブコード
    データ検出手段とを備える再生部とからなり、 記録時に、上記標準記録モードでは、1フレーム分のト
    ラックの前半と後半とで異なるサブコードデータを記録
    し、上記長時間記録モードでは、上記前半と後半との区
    別なく同様のサブコードデータを記録しておき、 高速再生時に、上記サブコードデータを検出し、所望の
    記録位置を検索するようにした ディジタルビデオ信号記
    再生装置。
  2. 【請求項2】 上記標準記録モードにおいて、1フレー
    ム分のトラックの前半に記録されるサブコードデータは
    タイムコードを含み、上記1フレーム分のトラックの後
    半のトラックに記録されるサブコードデータはタイムコ
    ードと記録時間とを含み、 上記長時間記録モードにおいて、前半と後半との区別な
    く記録されるサブコードデータは、上記標準記録モード
    で上記1フレーム分のトラックの後半のトラックに記録
    されるサブコードデータと同様である請求項1記載のデ
    ィジタルビデオ信号記録再生装置。
  3. 【請求項3】 上記第1の圧縮手段は、(525−6
    0)方式のビデオ信号1フレーム分が10トラックに記
    録されるように圧縮するものであり、 上記第2の圧縮手段は、(525−60)方式のビデオ
    信号1フレーム分が5トラックに記録されるように圧縮
    するものであり、 上記標準記録モードで記録する場合には、前半5トラッ
    クと後半5トラックとで異なるサブコードデータを記録
    し、 上記長時間記録モードでは、上記5トラック分が前半と
    後半との区別なく同様のサブコードデータを記録するよ
    うにした請求項1又は2記載のディジタルビデオ信号記
    再生装置。
  4. 【請求項4】 上記第1の圧縮手段は、(625−5
    0)方式のビデオ信号が12トラックに記録されるよう
    に圧縮するものであり、 上記第2の圧縮手段は、(625−50)方式のビデオ
    信号が6トラックに記録されるように圧縮するものであ
    り、 上記標準記録モードで記録する場合には、前半6トラッ
    クと後半6トラックとで異なるサブコードデータを記録
    し、 上記長時間記録モードでは、上記6トラック分が前半と
    後半との区別なく同様のサブコードデータを記録するよ
    うにした請求項1又は2記載のディジタルビデオ信号記
    再生装置。
JP33954294A 1994-12-26 1994-12-28 ディジタルビデオ信号記録再生装置 Expired - Fee Related JP3384162B2 (ja)

Priority Applications (11)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33954294A JP3384162B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ディジタルビデオ信号記録再生装置
MYPI95003961A MY114287A (en) 1994-12-26 1995-12-20 Digital video recorder
DE69531189T DE69531189T2 (de) 1994-12-26 1995-12-21 Wiedergabe von Fernsehsignalen
CA002165883A CA2165883C (en) 1994-12-26 1995-12-21 Digital video recorder
EP95309359A EP0720365B1 (en) 1994-12-26 1995-12-21 Reproduction of video signals
AT95309359T ATE244487T1 (de) 1994-12-26 1995-12-21 Wiedergabe von fernsehsignalen
AU40676/95A AU718911B2 (en) 1994-12-26 1995-12-22 Digital video recorder
CN95121770A CN1102319C (zh) 1994-12-26 1995-12-26 数字视频记录器和数字视频再现装置
KR1019950072156A KR100369916B1 (ko) 1994-12-26 1995-12-26 디지탈비디오신호기록및재생장치
US08/943,976 US6026212A (en) 1994-12-26 1997-10-31 Digital video recorder
AU30155/99A AU722467B2 (en) 1994-12-26 1999-05-19 Digital video recorder

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33954294A JP3384162B2 (ja) 1994-12-28 1994-12-28 ディジタルビデオ信号記録再生装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08186796A JPH08186796A (ja) 1996-07-16
JP3384162B2 true JP3384162B2 (ja) 2003-03-10

Family

ID=18328465

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33954294A Expired - Fee Related JP3384162B2 (ja) 1994-12-26 1994-12-28 ディジタルビデオ信号記録再生装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3384162B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1542228A1 (en) * 2003-12-09 2005-06-15 Thomson Licensing S.A. Method and appliance for copying data from a tape onto a storage medium

Also Published As

Publication number Publication date
JPH08186796A (ja) 1996-07-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3491365B2 (ja) 符号化データ復号方法および復号装置
KR100324835B1 (ko) 디지털비디오신호기록및재생장치
JPH1169301A (ja) 復号方法及び復号再生装置、並びに記録媒体
EP0720365B1 (en) Reproduction of video signals
JPH08235832A (ja) ディスク記録装置及び記録再生装置
JP3510784B2 (ja) 動画像記録方法、再生方法
KR20010050137A (ko) 디지털신호 기록장치 및 기록매체
JP3458508B2 (ja) 磁気記録再生装置及び磁気記録再生装置のデータ記録再生方法
JPH07327198A (ja) 圧縮テレビジョン信号記録再生装置
JP3384162B2 (ja) ディジタルビデオ信号記録再生装置
JP2989417B2 (ja) デジタル情報再生装置
JP3384160B2 (ja) ディジタルビデオ信号記録再生装置
JP3197837B2 (ja) ディジタルビデオレコーダ
JP3598540B2 (ja) 磁気記録再生装置
JP3072283U (ja) ビデオデッキ装置
JPH1023371A (ja) ディジタル画像信号記録装置
JPH11134814A (ja) 音声記録媒体および音声再生装置
JP3885525B2 (ja) 符号化信号記録装置
JP3520559B2 (ja) 記録再生装置
JP2907072B2 (ja) 画像符号化方法及び装置
JP3239408B2 (ja) ディジタルvtrのオーディオ信号処理装置
JP3052911B2 (ja) 画像復号化方法
AU722467B2 (en) Digital video recorder
JP3322160B2 (ja) ディジタル映像信号記録方法、記録再生方法、記録装置、記録再生装置及び記録媒体
JPH07212699A (ja) ディジタル画像・音声信号記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees