JP3197837B2 - ディジタルビデオレコーダ - Google Patents

ディジタルビデオレコーダ

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像圧縮方式の国
際標準であるMPEG2(Moving Picture Experts Group2)信
号をデジタルデータとして磁気テープ等の記録媒体に記
録再生するデジタルVCR(ビデオ・カセット・レコー
ダ)に関する。
【0002】
【従来の技術】MPEGの符号化は、動き補償予測、DCT及
びエントロピー符号化を採用していて、フレームの種類
は図6に示すように時間軸の予測方法によって、Iピク
チャ、Pピクチャ、Bピクチャの3種類に分類される。
【0003】Iピクチャはフレーム内符号化画像であ
り、Iピクチャデータ単独で、一枚のフレームを再構成
可能である。Pピクチャは時間的に先のIピクチャ或い
はPピクチャから予測するフレーム間予測符号化画像で
あり、Bピクチャは時間的に後及び先のIピクチャ或い
はPピクチャからのフレーム間予測符号化画像である。
このため、P、Bの両ピクチャを再構成するためには、
それらの予測のもとになるフレームのデータが必要で、
P、B単独のデータだけでは一枚のフレームを再構成す
ることはできない。
【0004】また、各ピクチャのデータ量は固定ではな
いため、テープ上の位置と画像の位置は無関係である。
しかし、例えば毎秒30フレームのフレームレートをもつ
映像の場合、I、B、P合わせて、平均して毎秒30フレ
ーム分のデータが必要である。
【0005】ここで、例えば、毎秒30フレームのフレー
ムレートを持つMPEGデータをHDディジタルVCR協議会規
格に基づくディジタルVCR(以下単にDVCR)に記録する
場合を考える。
【0006】まず、DVCRの簡単なフォーマットの説明を
行う。
【0007】図7はこの規格の磁気テープ上の記録フォ
ーマットである。テープには毎秒300トラックのデータ
が記録される。各トラックは記録される順に、インサー
ト情報とトラック情報からなるITIエリア、音声データ
エリア、映像データエリア、サブコードデータエリアで
構成される。
【0008】音声、映像等のデータはシンクブロックと
いう単位で記録される。このシンクブロックは図8に示
すように、記録する順にシンクエリア(2バイト)、ID
エリア(3バイト)、データエリア(77バイト)、パリ
ティエリア(8バイト)の計90バイトで構成される。
【0009】ただし、MPEGデータの場合は映像データエ
リアのみに記録される。映像データエリアには135個の
シンクブロックの領域があり、図9のように通常再生用
データエリア(NPデータエリア)と高速再生などの特殊
再生用データエリア(TPデータエリア)に分けられ、さ
らにTPデータエリアはその、再生速度からTPHデータエ
リアとTPLデータエリアに分けられている。
【0010】TPデータエリアが設けられている理由を説
明する。TPデータエリアがなかった場合、映像データエ
リアには全てNPデータが記録される。この時に、早送り
再生等の要求のため記録時とは異なる速度で再生する
と、ヘッドは複数トラックをまたいで走行することにな
り、当然MPEGデータは部分的にしか獲得できなくなる。
MPEGデータは前述のPピクチャ、Bピクチャのみでは、
画像は再構成できないし、Iピクチャの場合でも断片的
なデータだけでは画像を再構成できないため、必ずIピ
クチャのデータを全て獲得する必要がある。Iピクチャ
を確実に獲得するため、図10に示すように特定の倍速
で再生した時に必ずヘッドがトレースする位置つまり、
データを読み取れるエリアを、TPデータエリアとしてト
ラック内に確保しているのである。また、TPHデータエ
リアとTPLデータエリアが別に設けられているのは、再
生速度にバリエーションを持たせるためで、TPHエリア
は比較的高速な再生、TPLエリアは比較的低速な特殊再
生を対象としている。
【0011】DVCRに入力されたMPEGデータは、図11の
ようにMPEGのトランスポートパケット2つが5つのシンク
ブロックにマッピングされて、記録される。その際、VC
RにMPEGデータが入力された時と同じタイミングでMPEG
データを出力し、MPEGデータの中で時間的な矛盾が起こ
らないようにするため、MPEGトランスポートパケットが
VCRに到着した時の時間をタイムスタンプとして同時に
記録する。
【0012】特殊再生の方法を具体的に図10を用いて
説明する。図10において横に並ぶ長方形は1トラック
を表している。特殊再生は図10のように示す各トラッ
クの特定の領域に特殊再生用データを書き込んでおき、
一定の速度でテープを再生したときに書き込んだ特殊再
生用データを欠落なく読み出せるようにすることで実現
する。例えば図10の(ア)はテープを通常の18倍の
速度で送ったときのヘッド軌跡であるが、特殊再生用の
データ1から6を欠落なく読み出すことができる。
【0013】特殊再生用データの作成は、放送されてく
るビットストリームから録画すべき番組をまず選択す
る。この番組のビットストリームから画像の一部Iピク
チャを抜き出し特殊再生用データエリアに納まるように
符号量制御を行った後、特殊再生用のMPEGビットス
トリームを作成する。これを図10に示した特殊再生用
領域に納まるように分割して各々の特殊再生用領域に記
録する。
【0014】図10においては同じデータ例えば1を繰
り返し記録しているが、これはヘッド軌跡が図示したト
ラック以外のトラックから開始しても読みとれるように
したためである。また図10の(ア)においては18倍
速の場合を示しており、ヘッド1スキャンで1から6ま
でのデータをすべて読み込めているが、複数のスキャン
に分けて読み込むのであれば18倍速より遅いスピード
でも条件が満たせばすべてのデータを取り込むことが可
能である。この場合±1.5,±2.5・・±8.5倍の速度で
すべてのデータを取り込むことができる。尚、図10に
おいて、(イ)は他の倍速で特殊再生データをスキャン
している状態を示している。
【0015】このようにデジタル放送のようなMPEG
データを記録するVCRにおいては特殊再生用のMPE
Gビットストリームを別途作成し、これを早送りなどの
特殊再生のテープ送り速度の時にヘッドがトレースする
部分に分割して記録し、特殊再生時にはこれを欠落なく
読み込んで、特殊再生用MPEGビットストリームを再
現し、これをデジタル放送受信機などのMPEGデコー
ダに入力することによって早送りなどの特殊再生を行う
ことができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
技術のものでは、映像に対しては早送り再生を可能とな
すものであるが、音声の早送り時の再生に対しては何ら
考慮されてはいなかった。従って本発明は、この特殊再
生用MPEGビットストリームに音声データを組み込
み、早送りなどの特殊再生時にも音声再生を可能とする
ものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、テープ上の各トラックにMPEGデータを記録するディ
ジタルデータ記録再生装置において、前記トラックに通
常再生用MPEGデータを記録する第1の領域と、特殊再生
用MPEGデータを記録する第2の領域を形成し、特殊再生
時に、前記第2の領域より読み取った特殊再生用MPEGデ
ータを出力する装置であって、前記特殊再生用データは
映像用の特殊再生データと音声用特殊再生データで構成
されることを特徴とするディジタルビデオレコーダであ
る。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1におい
て、音声用特殊再生データは音声特殊再生の速度をあら
かじめ設定し、入力されたMPEGデータから音声デー
タのみを抜き出して復号化し、想定された再生速度に対
応した時間圧縮をしたのち、再びMPEGの音声符号化
して音声用特殊再生データを作成するようにしたことを
特徴とする構成である。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項2におい
て記録時に想定された特殊再生速度で再生する場合は再
生された特殊再生用音声信号をそのまま出力し、記録時
に想定された特殊再生速度以外の速度で特殊再生を行っ
た場合には、再生された特殊再生用データから特殊再生
用音声信号のみを抜き出して復号化し、記録時に想定し
た再生速度と実際の再生速度との比で時間軸圧縮伸長を
行い、再びMPEG音声符号化した後出力するようにし
たことを特徴とする構成である。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しつつ説明する。
【0021】図1は本発明を実施したデジタルVCRの
記録側回路構成図を示している。
【0022】デジタル放送チューナ(図示せず)からの
ビットストリーム(トランスポートストリーム:TS)
(ア)が当該VCRに入力される。このTSには通常複
数の番組が多重されており、番組抜き出し回路1によっ
て記録したい特定の番組のTSのみを抜き出す。この部
分については通常のデジタル放送受信機で行われる操作
であり、ここではその詳細な記述はしないことにする。
【0023】この番組抜き出し回路1からの出力(イ)
には記録したい特定の番組のデータの映像と音声もしく
は付随するデータが多重されている。この特定番組のデ
ータは通常速度で再生するためのデータ(NPデータ:
ノーマルプレイデータ)としてVCRで記録するため
に、バッファ2に書き込まれる。
【0024】一方、通常の速度以外の特殊再生用デー
タ、例えば早送りのためのデータとしてTP(トリック
プレイ)データを同時に作成する。
【0025】次に、TPデータの映像データについて動
作を説明する。
【0026】番組抜き出し回路(1)の出力(イ)には
前述のように映像・音声・その他付随データが多重され
ているため映像データ抜き出し回路(3)によって出力
信号(イ)の中から映像データのみを抜き出し、特定の
番組の映像信号のみを含むデータ(ウ)を出力する。特
殊再生用のデータ領域は従来例の中で説明したように領
域が限られており、しかもデータを繰り返し記録する必
要があるため、もとの映像データ量に比べ記録時の時間
あたりのデータ量を減らす必要がある。
【0027】このため通常は映像データの中のI-Pictur
eのみを抜き出したうえで、TPデータに書き込み可能
なデータ量と比較して、書き込み可能なTPデータ量よ
りデータ量が少なくなるようにデータ量を削減する。そ
の削減の方法としては抜き出したI-Pictureの内、一部
のI-Pictureのみを使用し他のI-Pictureを捨てる方法、
またはI-Pictureの中の映像信号の高周波成分にあたる
部分を捨てて1つのI-Pictureのデータ量を削減する方
法、またその2つの組み合わせが考えられている。
【0028】本実施例においては、TPエリアに映像デ
ータ以外に、音声データを記録するために、TPエリア
の映像信号と音声信号の割合をあらかじめ決定してお
き、映像信号のTPデータ量を、全TPデータ量の内、
映像信号に割り当てられたデータ量以下に制限する。
【0029】この様にして作られたTP用映像データ
(エ)は映像信号用バッファ5に蓄えられる。
【0030】次に、音声信号抜き出し回路6は、記録す
る特定番組のデータ(イ)から、音声データのみを抜き
出し記録すべき特定番組の音声信号(オ)を出力する。
次に信号(オ)は音声トリックプレイデータ作成回路7
に入力される。
【0031】この作成回路7についてはその内部の詳細
ブロック図3を用いて動作を説明する。
【0032】図3において41はMPEG音声デコード
回路であり、MPEGデータの中の符号化された音声デ
ータを元の音声データ(オ)にデコードする回路であ
る。元の音声データに復元された音声データはN倍速時
間圧縮回路42に入力される。ここでNは音声特殊再生
を行うときの想定されるテープ倍速であり、前述のよう
に本実施例のテープフォーマットのデータエリア1から
6(図10参照)を用いた場合には最高18倍速、それ
以外に±1.5,±2.5,±3.5,±4.5,±5.5,±8.5倍の特
殊再生が可能である。ここでは例としてN=2.5とし
たときの動作を説明する。
【0033】N倍速時間圧縮回路では時間軸を1/Nに
時間圧縮する。ここではN=2.5であるので、例えば10秒
間の音声を4秒間に時間圧縮を行う。この時間圧縮方式
に関しては既に実用化されているアナログVTR等やテ
ープレコーダで用いられている技術をそのまま用いるこ
とができる。
【0034】その方式の一例として図4(a)に示すよ
うに1秒の音声信号があった場合、まずその無音部分を
削除し同図(b)のような無音部のない音声信号を作成
する。ここでこの長さが0.6秒になったとすると、これ
を更に0.4秒に圧縮するために音声信号の一部を捨てて
0.4秒の音声信号を作成する。この様に時間軸を圧縮す
ることにより、一部捨てられる部分があるものの音声の
高さが変化せず、内容が把握できる時間圧縮された音声
信号を得ることができる。
【0035】この様にして得られた時間圧縮音声信号
(シ)は再び、MPEG音声符号化器43でMPEG音
声に符号化される。この時、TP用映像信号と同じよう
に音声信号のTPデータ量を、全TPデータ量の内、音
声信号に割り当てられたデータ量以下になるように制限
して符号化を行う。
【0036】この様に時間軸圧縮されMPEG符号化さ
れたTP用音声データは、バッファ8に蓄えられる。こ
こで前述のようにして作成されたTP用映像データと多
重化されてTP用データ(ス)となる。
【0037】このTP用データはNP用データとともに
トラックデータ多重回路9に入力され、図9のトラック
の図に示されたトラックのデータ領域を構成できるよう
に、トラックの決められた領域にNPデータとTPデー
タを番号をつけて格納して多重化しトラックデータ
(キ)を作成する。
【0038】トラックデータは記録のために、エラー訂
正符号付加回路10でエラー訂正符号が付加され、テー
プフォーマット化回路11でフォーマット化された後、
記録アンプ12で増幅されてヘッド13からテープTに
記録される。
【0039】次に図2の再生回路を参照して再生時の動
作を説明する。
【0040】テープTに記録された信号は再生ヘッド2
0から読み出され、再生アンプ21で増幅された後、再
生信号処理回路22で復調、同期信号検出、データ分離
などの再生時の信号処理がなされた後、エラー訂正回路
23に入力される。エラー訂正回路23では記録時に付
加されたエラー訂正符号を用いてほぼ完全に再生時のエ
ラーを訂正することが可能である。
【0041】このエラー訂正回路の出力(タ)には図9
に示すNPデータとTPデータが決まった場所に配置さ
れて多重されている。通常のテープ速度で再生している
ときはTP/NP分離回路24で分離されたNPデータ
がバッファメモリ25に書き込まれ、これを切り替え回
路26で選択して、VCR出力としてデジタル放送受信
機に出力する。これは図1の記録側回路の番組選択後の
MPEGデータ(イ)と同じものであり、これをデジタ
ル放送受信機に入力すれば、デジタル放送受信機でMP
EGデータのデコードがなされテープに記録した番組を
視聴する事ができる。
【0042】つぎに、早送りなどの特殊再生時の動作に
ついて説明する。早送りなどの場合ヘッドはトラックを
横切って走査する。この場合もNP用データとTP用デ
ータが混在して再生される。通常再生時と同じようにエ
ラー訂正までなされ、同じように分離回路24でNPデ
ータとTPデータに分離される。
【0043】TPデータはまず映像信号分離回路27で
TPデータ中の映像信号部分のみを抜き出されバッファ
28にためられる。このデータは既にMPEG符号化さ
れているI-Pictureのみで構成され、より上位のレイヤ
のデータを後で付加することによりこれをこのままデジ
タル放送受信機に入力すれば特殊再生の画像を見ること
ができる。
【0044】一方音声用TPデータについては、同じく
TP用データ(テ)から音声データ分離回路29によっ
て音声用TPデータのみが抜き出される。この音声用T
Pデータは記録時に再生速度を想定して作成されている
ためこれが一致すればそのままMPEG符号化された音
声信号としてデジタル放送受信機に入力すれば特殊再生
時においても音声を再生する事ができる。記録時の例と
して2.5倍速を設定していれば2.5倍速の特殊再生時には
分離されたTP用音声信号をTP用映像信号と同じく、
より上位のレイヤのデータを後で付加することによりこ
れをこのままデジタル放送受信機に入力すれば特殊再生
時の音声を聞くことができる。
【0045】前述のように本実施例のテープフォーマッ
トのデータエリア1から6(図10参照)を用いた場合
には最高18倍速、それ以外に±1.5,±2.5,±3.5,
±4.5,±5.5,±8.5倍の特殊再生が可能である。前述の
ように記録時に音声再生可能な倍速を例えば2.5倍速と
設定した場合で、それ以外の倍速例えば3.5、4.5、…8.
5倍速時の音声に関しては、音声信号圧縮伸長ブロック
30で圧縮伸長を行うことにより可能となる。その内部
を図5を用いて説明する。
【0046】TP用音声データはMPEG音声デコード
回路51に入力され、音声信号に復元される。この音声
信号は本実施例では2.5倍速用に符号化された音声信号
である。このとき早送りの速度が4.5倍速であったとす
ると音声圧縮伸長回路52では、記録時の想定速度と実
際の再生速度の比、ここでは2.5/4.5に時間を圧縮す
る。この圧縮の具体的な方式は記録時にも述べたものと
同じである。そして音声圧縮伸長回路52からの出力は
再びMPEG音声符号化ブロック53でMPEG音声符
号化して出力されバッファ31に蓄えられる。
【0047】もちろん記録時に想定した倍速と同じ速度
ここでは2.5倍速で再生している場合には、このような
圧縮伸長処理を行う必要がないため切り替えSW54を
切り替えて、TP用音声信号をそのままバッファに書き
込めばよい。
【0048】また音声特殊再生を設定した倍速のみに限
定するならば、再生時の音声圧縮伸長処理は必要がな
い。この場合は設定した倍速以外では音声データをデジ
タル放送受信機に出力しないように構成してもよい。
【0049】
【発明の効果】本発明では、早送りなどの特殊再生用デ
ータエリアに、設定した早送り速度に対応した時間圧縮
した音声信号を、特殊再生用映像信号に多重して記録
し、特殊再生時にもデジタルTV受信機にMPEG映像
信号と音声信号を出力することが可能となり、特殊再生
時にも音声を聞くことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるディジタルVCRの記録
側の回路ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例によるディジタルVCRの再生
側の回路ブロック図である。
【図3】音声TPデータ作成回路の詳細なブロック図で
ある。
【図4】音声の圧縮方法を説明するための図である。
【図5】音声信号圧縮伸長ブロックの詳細を示すブロッ
ク図である。
【図6】MPEGのピクチャ構成を示す図である。
【図7】DVCRの記録フォーマットを示す図である。
【図8】シンクブロックの構成を示す図である。
【図9】DVB信号のトラックブロックを示す図である。
【図10】特殊再生用データの配置位置を示す図であ
る。
【図11】DVB信号記録フォーマットの5シンクブロッ
クユニットを示す図である。
【符号の説明】
1 番組抜き出し 6 音声抜き出し 7 音声TPデータ作成 8 バッファ
フロントページの続き (72)発明者 富川 昌彦 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−322192(JP,A) 特開 平9−261593(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/782 H04N 5/91 - 5/956 G11B 20/10,20/12

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テ−プ上の各トラツクにMPEGデ−タを
    記録するデイジタルデ−タ記録再生装置において、前記
    トラツクに通常再生用MPEGデ−タを記録する第1の
    領域と、特殊再生用MPEGデ−タを記録する第2の領
    域を形成し、特殊再生時に、前記第2の領域より読み取
    った特殊再生用MPEGデ−タを出力する装置であっ
    て、前記特殊再生用デ−タは映像用の特殊再生デ−タと
    音声用の特殊再生デ−タで構成され、記録時に想定され
    た特殊再生速度で再生する場合は前記音声用の特殊再生
    データをそのまま出力し、記録時に想定された特殊再生
    速度以外の速度で特殊再生を行なう場合には、前記音声
    用の特殊再生デ−タを復号化し、記録時に想定した再生
    速度と実際の再生速度との比で時間軸圧縮伸長を行い、
    再びMPEG音声符号化した後出力するようにしたこと
    を特徴とするデイジタルビデオレコ−ダ。
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