JP3243935B2 - 映像信号記録再生装置 - Google Patents
映像信号記録再生装置Info
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- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、映像信号をディジタル
で記録再生する映像信号記録再生装置に関するものであ
る。
で記録再生する映像信号記録再生装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】映像信号をディジタルで記録する映像信
号記録再生装置はまず放送、業務用分野で実用化され、
民生用においてもディジタルビデオテープレコーダ（Ｄ
ＶＴＲ）の規格化が行なわれつつあり、実用化は目前で
ある。
号記録再生装置はまず放送、業務用分野で実用化され、
民生用においてもディジタルビデオテープレコーダ（Ｄ
ＶＴＲ）の規格化が行なわれつつあり、実用化は目前で
ある。
【０００３】例えば、文献（ＮＩＫＫＥＩ ＥＬＥＣＲ
ＯＮＩＣＳ ＢＯＯＫＳ 「データ圧縮技術」１３７頁
〜１５０頁）に現行テレビジョン信号（ＳＤ信号）をフ
レーム内符号化で２５Ｍｂｐｓに圧縮して記録再生する
ディジタルＶＴＲ（ＳＤ−ＤＶＴＲ）および現在規格化
作業中のハイビジョン信号（ＨＤ信号）を５０Ｍｂｐｓ
に圧縮して記録再生するディジタルＶＴＲ（ＨＤ−ＤＶ
ＴＲ）の技術が述べられている。
ＯＮＩＣＳ ＢＯＯＫＳ 「データ圧縮技術」１３７頁
〜１５０頁）に現行テレビジョン信号（ＳＤ信号）をフ
レーム内符号化で２５Ｍｂｐｓに圧縮して記録再生する
ディジタルＶＴＲ（ＳＤ−ＤＶＴＲ）および現在規格化
作業中のハイビジョン信号（ＨＤ信号）を５０Ｍｂｐｓ
に圧縮して記録再生するディジタルＶＴＲ（ＨＤ−ＤＶ
ＴＲ）の技術が述べられている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の映像信号記録再生装置においては、入出力の映像信号
の種類及び、得られる信号の品質が限定されており、本
来の入出力信号とは異なった映像信号を、記録再生処理
そのものに大きな変更を加えることなく記録再生するこ
とは、極めて困難であるという課題を有していた。
の映像信号記録再生装置においては、入出力の映像信号
の種類及び、得られる信号の品質が限定されており、本
来の入出力信号とは異なった映像信号を、記録再生処理
そのものに大きな変更を加えることなく記録再生するこ
とは、極めて困難であるという課題を有していた。
【０００５】特に、高能率符号化を用いて入力映像信号
のデータ量を低減して記録する装置の場合、入力信号固
有の性質を利用しながらデータ量を低減しているため、
本来の入出力信号と異なった映像信号を記録することは
より困難度が高いものであった。
のデータ量を低減して記録する装置の場合、入力信号固
有の性質を利用しながらデータ量を低減しているため、
本来の入出力信号と異なった映像信号を記録することは
より困難度が高いものであった。
【０００６】本発明は上記課題に鑑み、ベースとなる記
録再生処理に大きな変更を加えることなく一部信号処理
を付加することにより、本来の信号とは異なった映像信
号を記録再生できる映像信号記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
録再生処理に大きな変更を加えることなく一部信号処理
を付加することにより、本来の信号とは異なった映像信
号を記録再生できる映像信号記録再生装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】第１の発明の映像信号記
録再生装置は、少なくとも輝度信号が非インタレース形
信号である第１の映像信号を入力とし、非インタレース
形信号をインタレース形信号に変換して第２の映像信号
を得る第１の信号変換手段と、前記第２の映像信号を記
録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体より前記第
２の映像信号を再生する再生手段と、前記第１の信号変
換手段とは逆の変換を行なって第２の映像信号を第１の
映像信号に変換し出力する第２の信号変換手段とを備え
たものであって、前記第１の映像信号変換手段は、非イ
ンタレース形信号の１画面（フレームＰ）毎にこれをイ
ンタレース形信号の１フレームＪに変換し、非インタレ
ース形信号Ｐの奇数番目ラインをインタレース形信号の
奇数フィールド（フィールドＪｏ）のラインとし、非イ
ンタレース形信号Ｐの偶数番目ラインをインタレース形
信号の偶数フィールド（フィールドＪｅ）のラインとす
ることを特徴とするものである。
録再生装置は、少なくとも輝度信号が非インタレース形
信号である第１の映像信号を入力とし、非インタレース
形信号をインタレース形信号に変換して第２の映像信号
を得る第１の信号変換手段と、前記第２の映像信号を記
録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体より前記第
２の映像信号を再生する再生手段と、前記第１の信号変
換手段とは逆の変換を行なって第２の映像信号を第１の
映像信号に変換し出力する第２の信号変換手段とを備え
たものであって、前記第１の映像信号変換手段は、非イ
ンタレース形信号の１画面（フレームＰ）毎にこれをイ
ンタレース形信号の１フレームＪに変換し、非インタレ
ース形信号Ｐの奇数番目ラインをインタレース形信号の
奇数フィールド（フィールドＪｏ）のラインとし、非イ
ンタレース形信号Ｐの偶数番目ラインをインタレース形
信号の偶数フィールド（フィールドＪｅ）のラインとす
ることを特徴とするものである。
【０００８】第２の発明の映像信号記録再生装置は、少
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段とは逆の変
換を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換
し、出力する第２の変換手段とを備えたものであって、
前記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号
の隣合った２画面（フレームＰ１，Ｐ２）毎にこれをイ
ンタレース形信号の２フレーム（フレームＪ１，Ｊ２）
に変換するもので、フレームＰ１の奇数番目ライン、偶
数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の奇数フィールド
のライン、フレームＪ２の奇数フィールドのラインと
し、フレームＰ２の奇数番目ライン、偶数番目ラインを
それぞれフレームＪ１の偶数フィールドのライン、フレ
ームＪ２の偶数フィールドのラインとすることを特徴と
するものである。
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段とは逆の変
換を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換
し、出力する第２の変換手段とを備えたものであって、
前記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号
の隣合った２画面（フレームＰ１，Ｐ２）毎にこれをイ
ンタレース形信号の２フレーム（フレームＪ１，Ｊ２）
に変換するもので、フレームＰ１の奇数番目ライン、偶
数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の奇数フィールド
のライン、フレームＪ２の奇数フィールドのラインと
し、フレームＰ２の奇数番目ライン、偶数番目ラインを
それぞれフレームＪ１の偶数フィールドのライン、フレ
ームＪ２の偶数フィールドのラインとすることを特徴と
するものである。
【０００９】第３の発明の映像信号記録再生装置は、少
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段と逆の変換
を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換し、
出力する第２の信号変換手段とを備えたものであって、
前記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号
の隣合った２画面（フレームＰ１，Ｐ２）毎にこれをイ
ンタレース形信号の２フレーム（フレームＪ１，Ｊ２）
に変換するもので、フレームＰ１の奇数番目ライン、偶
数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の奇数フィールド
のライン、フレームＪ２の偶数フィールドのラインと
し、フレームＰ２の奇数番目ライン、偶数番目ラインを
それぞれフレームＪ２の奇数フィールドのライン、フレ
ームＪ１の偶数フィールドのラインとすることを特徴と
するものである。
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段と逆の変換
を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換し、
出力する第２の信号変換手段とを備えたものであって、
前記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号
の隣合った２画面（フレームＰ１，Ｐ２）毎にこれをイ
ンタレース形信号の２フレーム（フレームＪ１，Ｊ２）
に変換するもので、フレームＰ１の奇数番目ライン、偶
数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の奇数フィールド
のライン、フレームＪ２の偶数フィールドのラインと
し、フレームＰ２の奇数番目ライン、偶数番目ラインを
それぞれフレームＪ２の奇数フィールドのライン、フレ
ームＪ１の偶数フィールドのラインとすることを特徴と
するものである。
【００１０】第４の発明の映像信号記録再生装置は、少
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段と逆の変換
を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換し出
力する第２の信号変換手段とを備えたものであって、前
記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号の
ｎ番目（ｎは整数）のフレーム（画面）Ｐ(n)の奇数ラ
イン、偶数ラインをそれぞれインタレース形信号のｎ番
目のフレームＪ(n)の奇数フィールドのライン、（ｎ−
１）番目のフレームＪ(n-1)の偶数フィールドラインと
することを特徴とするものである。
なくとも輝度信号が非インタレース形信号である第１の
映像信号を入力とし、非インタレース形信号をインタレ
ース形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号
変換手段と、前記第２の映像信号を記録媒体に記録する
記録手段と、前記記録媒体より前記第２の映像信号を再
生する再生手段と、前記第１の信号変換手段と逆の変換
を行なって第２の映像信号を第１の映像信号に変換し出
力する第２の信号変換手段とを備えたものであって、前
記第１の映像信号変換手段は、非インタレース形信号の
ｎ番目（ｎは整数）のフレーム（画面）Ｐ(n)の奇数ラ
イン、偶数ラインをそれぞれインタレース形信号のｎ番
目のフレームＪ(n)の奇数フィールドのライン、（ｎ−
１）番目のフレームＪ(n-1)の偶数フィールドラインと
することを特徴とするものである。
【００１１】第５の発明の映像信号記録再生装置は、輝
度信号が非インタレース形信号であり、色差信号はイン
タレース形信号である第１の映像信号を入力とし、非イ
ンタレース形信号をインタレース形信号に変換して第２
の映像信号を得る第１の信号変換手段と、前記第２の映
像信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体
より前記第２の映像信号を再生する再生手段と、前記第
１の信号変換手段とは逆の変換を行なって第２の映像信
号を第１の映像信号に変換し出力する第２の信号変換手
段とを備えたものであって、前記第１の記録手段におい
て第１の映像信号のフレームＰにおける色差信号のフィ
ールドを判別するための付加情報を記録する機能を備
え、前記第１の映像信号変換手段は、第１の映像信号に
おいてインタレース形信号の色差信号は水平方向に奇数
番目画素と偶数番目画素に２分割して第２の映像信号の
２フィールド分の色差信号とすることを特徴とするもの
である。
度信号が非インタレース形信号であり、色差信号はイン
タレース形信号である第１の映像信号を入力とし、非イ
ンタレース形信号をインタレース形信号に変換して第２
の映像信号を得る第１の信号変換手段と、前記第２の映
像信号を記録媒体に記録する記録手段と、前記記録媒体
より前記第２の映像信号を再生する再生手段と、前記第
１の信号変換手段とは逆の変換を行なって第２の映像信
号を第１の映像信号に変換し出力する第２の信号変換手
段とを備えたものであって、前記第１の記録手段におい
て第１の映像信号のフレームＰにおける色差信号のフィ
ールドを判別するための付加情報を記録する機能を備
え、前記第１の映像信号変換手段は、第１の映像信号に
おいてインタレース形信号の色差信号は水平方向に奇数
番目画素と偶数番目画素に２分割して第２の映像信号の
２フィールド分の色差信号とすることを特徴とするもの
である。
【００１２】
【作用】第１の発明は、前記した構成により、映像信号
の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号をイ
ンタレース形信号に変換しているので、インタレース形
信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのまま
に、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形信
号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を提
供できる。
の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号をイ
ンタレース形信号に変換しているので、インタレース形
信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのまま
に、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形信
号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を提
供できる。
【００１３】第２の発明は、前記した構成により、映像
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
【００１４】第３の発明は、前記した構成により、映像
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
【００１５】第４の発明は、前記した構成により、映像
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
信号の画素間の相関を保ちながら非インタレース形信号
をインタレース形信号に変換しているので、インタレー
ス形信号用の映像信号記録再生装置のほとんどをそのま
まに、一部信号処理を加えるのみで、非インタレース形
信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を
提供できる。
【００１６】第５の発明は、前記した構成により、映像
信号の色差信号の画素間の相関おも保ちながらインタレ
ース形信号に変換しているので、インタレース形信号用
の映像信号記録再生装置のほとんどをそのままに、一部
信号処理を加えるのみで輝度信号が非インタレース形信
号、色差信号がインタレース形信号である第１の映像信
号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を提
供できる。
信号の色差信号の画素間の相関おも保ちながらインタレ
ース形信号に変換しているので、インタレース形信号用
の映像信号記録再生装置のほとんどをそのままに、一部
信号処理を加えるのみで輝度信号が非インタレース形信
号、色差信号がインタレース形信号である第１の映像信
号を高画質に記録再生できる映像信号記録再生装置を提
供できる。
【００１７】
【実施例】以下の実施例においては、映像信号記録再生
装置の入出力信号を、現在、日本で規格化検討されつつ
ある第２世代ＥＤＴＶ信号のコンポーネントタイプの信
号である４：２：２：４信号（以下、ＥＤ信号と呼ぶ）
を非インタレース形信号の一例として用いている。
装置の入出力信号を、現在、日本で規格化検討されつつ
ある第２世代ＥＤＴＶ信号のコンポーネントタイプの信
号である４：２：２：４信号（以下、ＥＤ信号と呼ぶ）
を非インタレース形信号の一例として用いている。
【００１８】実施例の説明の前に、このＥＤ信号を現行
のテレビジョン信号であるＳＤ信号と関係付けながら簡
単に述べる。
のテレビジョン信号であるＳＤ信号と関係付けながら簡
単に述べる。
【００１９】このＥＤ信号は、輝度信号が非インタレー
ス形信号（プログレッシブ形信号）で、色差信号がイン
タレース形信号である。すなわち色差信号は、ＳＤ信号
のコンポーネントタイプの信号である４：２：２信号
（本来これらの数値は輝度信号、２つの色差信号のサン
プリング周波数の比を表わし、“４”は１３．５ＭＨｚ
に対応する）の色差信号と同じである。
ス形信号（プログレッシブ形信号）で、色差信号がイン
タレース形信号である。すなわち色差信号は、ＳＤ信号
のコンポーネントタイプの信号である４：２：２信号
（本来これらの数値は輝度信号、２つの色差信号のサン
プリング周波数の比を表わし、“４”は１３．５ＭＨｚ
に対応する）の色差信号と同じである。
【００２０】インタレース形信号のフレームＪは奇数フ
ィールドと偶数フィールドとからなる。フレームＪの画
面有効領域内の上端を第１ラインとするとき、第１、
３、５、７、・・・の奇数番目ラインが奇数フィールド
のラインであり、偶数番目ラインが偶数フィールドのラ
インであるものとする。
ィールドと偶数フィールドとからなる。フレームＪの画
面有効領域内の上端を第１ラインとするとき、第１、
３、５、７、・・・の奇数番目ラインが奇数フィールド
のラインであり、偶数番目ラインが偶数フィールドのラ
インであるものとする。
【００２１】非インタレース形信号の信号の１画面をフ
レームＰと呼ぶことにする。ＥＤ信号の色差信号がイン
タレース形信号であるので、２種のフレームＰが存在
し、色差信号が奇数フィールドである場合のフレームＰ
を奇数フレームＰと呼び、色差信号が偶数フィールドで
ある場合のフレームＰを奇数フレームＰと呼ぶことにす
る。インタレース形信号の奇数フィールド、偶数フィー
ルドのラインは、それぞれ奇数フレームＰの奇数番目ラ
イン、偶数フレームＰの偶数番目ラインに対応してい
る。
レームＰと呼ぶことにする。ＥＤ信号の色差信号がイン
タレース形信号であるので、２種のフレームＰが存在
し、色差信号が奇数フィールドである場合のフレームＰ
を奇数フレームＰと呼び、色差信号が偶数フィールドで
ある場合のフレームＰを奇数フレームＰと呼ぶことにす
る。インタレース形信号の奇数フィールド、偶数フィー
ルドのラインは、それぞれ奇数フレームＰの奇数番目ラ
イン、偶数フレームＰの偶数番目ラインに対応してい
る。
【００２２】ＥＤ信号をディジタルで伝送する場合、Ｓ
Ｄ信号用の４：２：２信号インターフェースを２つ組み
合わせて伝送する。このとき非インタレース信号の各ラ
インのうち、ＳＤ信号に相当するラインのみを１組の
４：２：２インターフェースで伝送し、残りのラインを
残った４：２：２インタフェースを用いて伝送する。２
つ合わせて４：２：２：４：２：２であるが、２番目の
４：２：２インタフェースの色差信号部分は不要である
ので、ＥＤ信号を４：２：２：４信号とも呼んでいる。
Ｄ信号用の４：２：２信号インターフェースを２つ組み
合わせて伝送する。このとき非インタレース信号の各ラ
インのうち、ＳＤ信号に相当するラインのみを１組の
４：２：２インターフェースで伝送し、残りのラインを
残った４：２：２インタフェースを用いて伝送する。２
つ合わせて４：２：２：４：２：２であるが、２番目の
４：２：２インタフェースの色差信号部分は不要である
ので、ＥＤ信号を４：２：２：４信号とも呼んでいる。
【００２３】また、本実施例における映像信号記録再生
装置は、従来例で述べた文献のＤＶＴＲをベースとし
て、一部回路を付加することによりＥＤ信号（４：２：
２：４信号）を記録できるようにしたものである。前記
ＤＶＴＲはサンプリング周波数が４：１：１（すなわち
色差信号のサンプリング周波数が４：２：２の半分）ま
たは４：２：０のＳＤ信号を２５Ｍｂｐｓで記録できる
ものである。本発明はＥＤ信号が４：１：１形のＳＤ信
号の丁度２倍の画素数（情報量）を有する点に着眼して
なされたものである。すなわち、ＥＤ信号をＳＤ信号形
式に信号変換し、ＳＤ−ＤＶＴＲ用の圧縮処理を行なえ
ば、ＨＤ−ＤＶＴＲモードのレート（５０Ｍｂｐｓ）で
記録できる。
装置は、従来例で述べた文献のＤＶＴＲをベースとし
て、一部回路を付加することによりＥＤ信号（４：２：
２：４信号）を記録できるようにしたものである。前記
ＤＶＴＲはサンプリング周波数が４：１：１（すなわち
色差信号のサンプリング周波数が４：２：２の半分）ま
たは４：２：０のＳＤ信号を２５Ｍｂｐｓで記録できる
ものである。本発明はＥＤ信号が４：１：１形のＳＤ信
号の丁度２倍の画素数（情報量）を有する点に着眼して
なされたものである。すなわち、ＥＤ信号をＳＤ信号形
式に信号変換し、ＳＤ−ＤＶＴＲ用の圧縮処理を行なえ
ば、ＨＤ−ＤＶＴＲモードのレート（５０Ｍｂｐｓ）で
記録できる。
【００２４】（図２）は本発明の第１の実施例における
映像信号記録再生装置のブロック構成図である。
映像信号記録再生装置のブロック構成図である。
【００２５】（図２）において、１０１は、ＥＤ信号の
入力端子、１０２はＥＤ信号（第１の映像信号）を第２
の映像信号（４：１：１形の２つＳＤ信号ＳＤ１，ＳＤ
２）に変換する変換器、１０３は前記第２の映像信号を
記録媒体に記録する記録手段である。記録手段１０３に
おいて１０４、１０５はそれぞれ第２の信号ＳＤ１，Ｓ
Ｄ２を高能率符号化（ＤＣＴ変換を用いたフレーム内符
号化）によりデータ量を圧縮して圧縮データ１、圧縮デ
ータ２を得る圧縮器、１０６は圧縮データ１、圧縮デー
タ２を１フレーム単位で時間軸圧縮多重化して多重信号
を得る多重化器、１０７は記録媒体に前記多重信号を記
録するための誤り訂正符号化、伝送路用変調を行う記録
器である。
入力端子、１０２はＥＤ信号（第１の映像信号）を第２
の映像信号（４：１：１形の２つＳＤ信号ＳＤ１，ＳＤ
２）に変換する変換器、１０３は前記第２の映像信号を
記録媒体に記録する記録手段である。記録手段１０３に
おいて１０４、１０５はそれぞれ第２の信号ＳＤ１，Ｓ
Ｄ２を高能率符号化（ＤＣＴ変換を用いたフレーム内符
号化）によりデータ量を圧縮して圧縮データ１、圧縮デ
ータ２を得る圧縮器、１０６は圧縮データ１、圧縮デー
タ２を１フレーム単位で時間軸圧縮多重化して多重信号
を得る多重化器、１０７は記録媒体に前記多重信号を記
録するための誤り訂正符号化、伝送路用変調を行う記録
器である。
【００２６】１０８は記録媒体、１０９は再生手段であ
る。再生手段１０９において、１１０は記録媒体から信
号を再生し、復調、誤り訂正を行って前記多重信号を得
る再生器、１１１は前記多重信号から圧縮データ１、圧
縮データ２を得る分離器、１１２、１１３はそれぞれ圧
縮データ１、圧縮データ２を復号して信号ＳＤ１，ＳＤ
２を得る伸張器である。１１４は前記信号ＳＤ１，ＳＤ
２に対し、変換器１０２と逆の変換を行ってＥＤ信号を
復元する逆変換器、１１５はＥＤ信号の出力端子であ
る。
る。再生手段１０９において、１１０は記録媒体から信
号を再生し、復調、誤り訂正を行って前記多重信号を得
る再生器、１１１は前記多重信号から圧縮データ１、圧
縮データ２を得る分離器、１１２、１１３はそれぞれ圧
縮データ１、圧縮データ２を復号して信号ＳＤ１，ＳＤ
２を得る伸張器である。１１４は前記信号ＳＤ１，ＳＤ
２に対し、変換器１０２と逆の変換を行ってＥＤ信号を
復元する逆変換器、１１５はＥＤ信号の出力端子であ
る。
【００２７】以上のように構成された映像信号記録再生
装置の動作について、以下その動作について述べる。
装置の動作について、以下その動作について述べる。
【００２８】記録時においては、Ｍ端子１０１より入力
されたＥＤ信号は、変換器１０２において，図１に示す
ようにインターレース形の２つの信号ＳＤ１，ＳＤ２に
変換される。
されたＥＤ信号は、変換器１０２において，図１に示す
ようにインターレース形の２つの信号ＳＤ１，ＳＤ２に
変換される。
【００２９】ＳＤ１，ＳＤ２信号は圧縮器１０４、１０
５において、それぞれＳＤ−ＤＶＴＲと同じフレーム内
ＤＣＴ符号化によりデータ圧縮されて圧縮データ１、圧
縮データ２となる。圧縮データ１、圧縮データ２は多重
化器１０６によりＳＤ信号の画像１フレーム単位で時間
軸圧縮多重化されて多重信号となる。前記多重信号は記
録器１０７においてＳＤ−ＤＶＴＲにおける、またはＨ
Ｄ−ＤＶＴＲと同様にフォーマッティング、誤り訂正符
号化、伝送路符号化がなされて記録媒体１０８に記録さ
れる。
５において、それぞれＳＤ−ＤＶＴＲと同じフレーム内
ＤＣＴ符号化によりデータ圧縮されて圧縮データ１、圧
縮データ２となる。圧縮データ１、圧縮データ２は多重
化器１０６によりＳＤ信号の画像１フレーム単位で時間
軸圧縮多重化されて多重信号となる。前記多重信号は記
録器１０７においてＳＤ−ＤＶＴＲにおける、またはＨ
Ｄ−ＤＶＴＲと同様にフォーマッティング、誤り訂正符
号化、伝送路符号化がなされて記録媒体１０８に記録さ
れる。
【００３０】再生時においては、再生器１１０において
前記記録媒体から信号が再生され、伝送路符号化の復
号、誤り訂正符号の復号、修整がなされて前記多重信号
が再生される。前記多重信号は分離器１１１において２
つの圧縮データ１、圧縮データ２に分離され、圧縮デー
タ１、圧縮データ２はそれぞれ伸張器１１２、１１３に
おいて高能率符号化の復号がなされて、２つの信号ＳＤ
１，ＳＤ２となる。ＳＤ１，ＳＤ２は逆変換器１１４に
おいてＥＤ信号となり、端子１１５より出力される。
前記記録媒体から信号が再生され、伝送路符号化の復
号、誤り訂正符号の復号、修整がなされて前記多重信号
が再生される。前記多重信号は分離器１１１において２
つの圧縮データ１、圧縮データ２に分離され、圧縮デー
タ１、圧縮データ２はそれぞれ伸張器１１２、１１３に
おいて高能率符号化の復号がなされて、２つの信号ＳＤ
１，ＳＤ２となる。ＳＤ１，ＳＤ２は逆変換器１１４に
おいてＥＤ信号となり、端子１１５より出力される。
【００３１】以上のように本実施例によれば、ＥＤ信号
の画像における相関性を損なわずにＳＤ信号に変換して
記録しているので、ＳＤ，ＨＤ−ＤＶＴＲに一部回路を
付加するだけで効率よくＥＤ信号を記録できる。圧縮に
おいてはフレーム内８×８ＤＣＴモードで効率よくデー
タ圧縮できる。
の画像における相関性を損なわずにＳＤ信号に変換して
記録しているので、ＳＤ，ＨＤ−ＤＶＴＲに一部回路を
付加するだけで効率よくＥＤ信号を記録できる。圧縮に
おいてはフレーム内８×８ＤＣＴモードで効率よくデー
タ圧縮できる。
【００３２】なお、フレームＰの奇数、偶数を区別する
ための情報はサブコード情報として映像データ、音声デ
ータなどとともに記録再生しているので、記録したＥＤ
信号は完全にもとのＥＤ信号に戻すことができる。
ための情報はサブコード情報として映像データ、音声デ
ータなどとともに記録再生しているので、記録したＥＤ
信号は完全にもとのＥＤ信号に戻すことができる。
【００３３】以下、本発明の第２の実施例について述べ
る。第２の実施例は、第１の実施例と装置の構成・動作
は、変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じであ
り、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換動
作についてのみ図３を用いて説明する。
る。第２の実施例は、第１の実施例と装置の構成・動作
は、変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じであ
り、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換動
作についてのみ図３を用いて説明する。
【００３４】本実施例による第１の映像信号（ＥＤ信
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図３に示したように、非インタレース形信号の隣
合った２画面（フレームＰ（ｎ），Ｐ（ｎ＋１））毎に
これをインタレース形信号の２フレーム（フレームＪ
１，Ｊ２）に変換するもので、フレームＰ（ｎ）の奇数
番目ライン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の
奇数フィールドのライン、フレームＪ２の奇数フィール
ドのラインとし、フレームＰ（ｎ＋１）の奇数番目ライ
ン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の偶数フィ
ールドのライン、フレームＪ２の偶数フィールドのライ
ンとする。本実施例は奇数、偶数フィールド間でライン
相関が保存されており、特に８×４×２のＤＣＴモード
で効率よくデータ圧縮できる。
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図３に示したように、非インタレース形信号の隣
合った２画面（フレームＰ（ｎ），Ｐ（ｎ＋１））毎に
これをインタレース形信号の２フレーム（フレームＪ
１，Ｊ２）に変換するもので、フレームＰ（ｎ）の奇数
番目ライン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の
奇数フィールドのライン、フレームＪ２の奇数フィール
ドのラインとし、フレームＰ（ｎ＋１）の奇数番目ライ
ン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の偶数フィ
ールドのライン、フレームＪ２の偶数フィールドのライ
ンとする。本実施例は奇数、偶数フィールド間でライン
相関が保存されており、特に８×４×２のＤＣＴモード
で効率よくデータ圧縮できる。
【００３５】以下、本発明の第３の実施例について説明
する。本実施例においては、第１の実施例と装置の構成
・動作は変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じで
あり、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換
動作についてのみ図５を用いて説明する。
する。本実施例においては、第１の実施例と装置の構成
・動作は変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じで
あり、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換
動作についてのみ図５を用いて説明する。
【００３６】本実施例による第１の映像信号（ＥＤ信
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図５に示したように、非インタレース形信号の隣
合った２画面（フレームＰ（ｎ），Ｐ（ｎ＋１））毎に
これをインタレース形信号の２フレーム（フレームＪ
１，Ｊ２）に変換するもので、フレームＰ（ｎ）の奇数
番目ライン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の
奇数フィールドのライン、フレームＪ２の偶数フィール
ドのラインとし、フレームＰ（ｎ＋１）の奇数番目ライ
ン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ２の奇数フィ
ールドのライン、フレームＪ２の偶数フィールドのライ
ンとするものである。
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図５に示したように、非インタレース形信号の隣
合った２画面（フレームＰ（ｎ），Ｐ（ｎ＋１））毎に
これをインタレース形信号の２フレーム（フレームＪ
１，Ｊ２）に変換するもので、フレームＰ（ｎ）の奇数
番目ライン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ１の
奇数フィールドのライン、フレームＪ２の偶数フィール
ドのラインとし、フレームＰ（ｎ＋１）の奇数番目ライ
ン、偶数番目ラインをそれぞれフレームＪ２の奇数フィ
ールドのライン、フレームＪ２の偶数フィールドのライ
ンとするものである。
【００３７】以下、本発明の第４の実施例について説明
する。本実施例においては、第１の実施例と装置の構成
・動作は変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じで
あり、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換
動作についてのみ図４を用いて説明する。
する。本実施例においては、第１の実施例と装置の構成
・動作は変換器１０２、逆変換器１１４を除いて同じで
あり、発明の基本的な効果も同じであるので、信号変換
動作についてのみ図４を用いて説明する。
【００３８】本実施例による第１の映像信号（ＥＤ信
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図４に示したように、非インタレース形信号のｎ
番目（ｎは整数）のフレーム（画面）Ｐ(n)の奇数ライ
ン、偶数ラインをそれぞれインタレース形信号のｎ番目
のフレームＪ(n)の奇数フィールドのライン、（ｎ−
１）番目のフレームＪ(n-1)の偶数フィールドラインと
するものである。
号）から第２の映像信号（ＳＤ１，ＳＤ２）への信号変
換は、図４に示したように、非インタレース形信号のｎ
番目（ｎは整数）のフレーム（画面）Ｐ(n)の奇数ライ
ン、偶数ラインをそれぞれインタレース形信号のｎ番目
のフレームＪ(n)の奇数フィールドのライン、（ｎ−
１）番目のフレームＪ(n-1)の偶数フィールドラインと
するものである。
【００３９】
【発明の効果】以上のように、第１ないし第４の発明
は、映像信号の画素間の相関を保ちながら非インタレー
ス形信号をインタレース形信号に変換しているので、イ
ンタレース形信号用の映像信号記録再生装置のほとんど
をそのままに、一部信号処理を加えるのみで、非インタ
レース形信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再
生装置を提供できる。
は、映像信号の画素間の相関を保ちながら非インタレー
ス形信号をインタレース形信号に変換しているので、イ
ンタレース形信号用の映像信号記録再生装置のほとんど
をそのままに、一部信号処理を加えるのみで、非インタ
レース形信号を高画質に記録再生できる映像信号記録再
生装置を提供できる。
【００４０】また第５の発明は、映像信号の色差信号の
画素間の相関おも保ちながらインタレース形信号に変換
しているので、インタレース形信号用の映像信号記録再
生装置のほとんどをそのままに、一部信号処理を加える
のみで、輝度信号が非インタレース形信号、色差信号が
インタレース形信号である第１の映像信号を、高画質に
記録再生できる映像信号記録再生装置を提供できる。
画素間の相関おも保ちながらインタレース形信号に変換
しているので、インタレース形信号用の映像信号記録再
生装置のほとんどをそのままに、一部信号処理を加える
のみで、輝度信号が非インタレース形信号、色差信号が
インタレース形信号である第１の映像信号を、高画質に
記録再生できる映像信号記録再生装置を提供できる。
【００４１】以上のように、本発明の映像信号記録再生
装置は、画素間相関を保存しながら信号変換手段により
ＥＤ信号をＳＤ信号形式に変換した後に記録しているの
で、ＳＤ−ＤＶＴＲの回路に一部回路を追加するのみ
で、ＥＤ信号を高品質で記録できることとなる。
装置は、画素間相関を保存しながら信号変換手段により
ＥＤ信号をＳＤ信号形式に変換した後に記録しているの
で、ＳＤ−ＤＶＴＲの回路に一部回路を追加するのみ
で、ＥＤ信号を高品質で記録できることとなる。
【図１】本発明の映像信号記録再生装置に係る映像信号
の変換方法を説明する為の図
の変換方法を説明する為の図
【図２】本発明の映像信号記録再生装置の一実施例にお
けるブロック構成図
けるブロック構成図
【図３】本発明の映像信号記録再生装置に係る映像信号
の他の変換方法を説明する為の図
の他の変換方法を説明する為の図
【図４】本発明の映像信号記録再生装置に係る映像信号
の他の変換方法を説明する為の図
の他の変換方法を説明する為の図
【図５】本発明の映像信号記録再生装置に係る映像信号
の他の変換方法を説明する為の図
の他の変換方法を説明する為の図
１０１ ＥＤ信号の入力端子 １０２ 変換器 １０３ 記録手段 １０４ 圧縮器 １０５ 圧縮器 １０６ 多重化器 １０７ 記録器 １０８ 記録媒体 １０９ 再生手段 １１０ 再生器 １１１ 分離器 １１２ 伸張器 １１３ 伸張器 １１４ 逆変換器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) H04N 5/76 - 5/937 H04N 7/24 - 7/50
Claims (9)
- 【請求項１】非インタレース形信号である第１の映像信
号を入力とし、前記非インタレース形信号をインタレー
ス形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変
換手段と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化する符
号化手段とを備え、 前記第１の信号変換手段において、 第１の映像信号の連続する２フレーム毎の同一位置上の
画素データが、変換後、同一の高能率符号化単位内の画
素データとして高能率符号化されるように、第１の映像
信号を第２の映像信号に変換することを特徴とする映像
信号符号化装置。 - 【請求項２】非インタレース形信号である第１の映像信
号を入力とし、前記非インタレース形信号をインタレー
ス形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変
換手段と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化する符
号化手段とを備え、 前記第１の信号変換手段において、 第１の映像信号の連続する２フレームにおける一方のフ
レームの奇数番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の
映像信号においてそれぞれ一方のフレームの奇数フィー
ルドのライン、他方のフレームの奇数フィールドのライ
ンとし、 前記連続する２フレームにおける他方のフレームの奇数
番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の映像信号にお
いてそれぞれ一方のフレームの偶数フィールドのライ
ン、他方のフレームの偶数フィールドのラインとするこ
とを特徴とする映像信号符号化装置。 - 【請求項３】非インタレース形信号である第１の映像信
号を入力とし、前記非インタレース形信号をインタレー
ス形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変
換手段と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化する符
号化手段とを備え、 前記第１の信号変換手段において、 第１の映像信号の連続する２フレームにおける一方のフ
レームの奇数番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の
映像信号においてそれぞれ一方のフレームの奇数フィー
ルドのライン、他方のフレームの偶数フィールドのライ
ンとし、 前記連続する２フレームにおいて他方のフレームの奇数
番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の映像信号にお
いてそれぞれ他方のフレームの奇数フィールドのライ
ン、一方のフレームの偶数フィールドのラインとするこ
とを特徴とする映像信号符号化装置。 - 【請求項４】非インタレース形信号である第１の映像信
号を入力とし、前記非インタレース形信号をインタレー
ス形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変
換手段と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化する符
号化手段とを備え、 前記第１の信号変換手段において、 第１の映像信号の連続する２フレームにおける一方のフ
レームの奇数番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の
映像信号においてそれぞれ他方のフレームの奇数フィー
ルドのライン、一方のフレームの偶数フィールドのライ
ンとし、 前記連続する２フレームにおける他方のフレームの奇数
番目ライン、偶数番目ラインを前記第２の映像信号にお
いてそれぞれ別のフレームの奇数フィールドのライン、
他方のフレームの偶数フィールドのラインとすることを
特徴とする映像信号符号化装置。 - 【請求項５】前記第２の映像信号をフレーム内で高能率
符号化して得られた圧縮データを記録媒体に記録する記
録手段と、 前記圧縮データを前記記録媒体から読み出し、前記高能
率符号化の逆の処理である復号化を行って前記第２の映
像信号を再生する再生手段とを備えることを特徴とする
請求項１から請求項４いずれかに記載の映像信号符号化
装置。 - 【請求項６】前記第１の信号変換手段における第１の映
像信号から第２の映像信号への変換は、 インタレース形信号である前記第２の映像信号を１フレ
ーム毎に分割して２つのインタレース形信号として出力
し、 前記記録手段は２つのインタレース形信号として入力さ
れる前記第２の映像信号に対応して少なくとも前処理を
２並列で行うことを特徴とする請求項１から請求項５い
ずれかに記載の映像信号符号化装置。 - 【請求項７】前記高能率符号化はＤＣＴ符号化であるこ
とを特徴とする請求項１から請求項６いずれかに記載の
映像信号符号化装置。 - 【請求項８】非インタレース形信号である第１の映像信
号を入力とし、前記非インタレース形信号をインタレー
ス形信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変
換処理と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化する符
号化処理とを備え、 前記第１の信号変換処理において、 第１の映像信号の連続する２フレーム毎の同一位置上の
画素データが、変換後、同一の高能率符号化単位内の画
素データとして高能率符号化されるように、第１の映像
信号を第２の映像信号に変換することを特徴とする映像
信号符号化方法。 - 【請求項９】輝度信号が非インタレース形信号であり、
色差信号がインタレース形信号である第１の映像信号を
入力とし、前記非インタレース形信号をインタレース形
信号に変換して第２の映像信号を得る第１の信号変換手
段と、 前記第２の映像信号をフレーム内で高能率符号化し、得
られた圧縮データを記録媒体に記録する記録手段と、 前記圧縮データを記録媒体から読み出し、前記高能率符
号化の逆の処理である復号化を行って前記第２の映像信
号を再生する再生手段と、 前記第１の信号変換手段によって行われる変換とは逆の
変換を行って前記再生手段からの前記第２の映像信号を
前記第１の映像信号に変換して出力する第２の信号変換
手段とを備え、 前記記録手段は前記色差信号のフィールドを判別するた
めの付加情報を記録する機能を有し、 前記第１の信号変換手段は、前記色差信号を画素単位に
２分割して前記第２の映像信号において２フィールド分
の色差信号とすることを特徴とする映像信号記録再生装
置。
Priority Applications (11)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13194094A JP3243935B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 映像信号記録再生装置 |
| EP00105979A EP1006735B1 (en) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Video signal recording apparatus, video signal recording and reproduction apparatus, video signal coding device, and video signal transmission apparatus |
| EP95109240A EP0688134B1 (en) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Video signal recording apparatus and video signal recording and reproduction apparatus |
| US08/490,326 US5677981A (en) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Video signal recording apparatus which receives a digital progressive scan TV signal and switches the progressive signal frame by frame alternately |
| DE69522504T DE69522504T2 (de) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Videosignalaufnahmegerät und Videosignalaufnahme- und wiergabegerät |
| KR1019950016149A KR100234583B1 (ko) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | 비디오 신호 기록 장치, 비디오 신호 기록 및 재생 장치, 비디오 신호 코딩 장치, 및 비디오 신호 전송 장치 |
| DE69534358T DE69534358T2 (de) | 1994-06-14 | 1995-06-14 | Fernsehsignalaufnahme-, Fernsehsignalaufnahme- und wiedergabe, Fernsehsignalkodierer und Fernsehsignalübertragungsvorrichtung |
| US08/947,297 US6526098B1 (en) | 1994-06-14 | 1997-10-08 | High efficiency coding device and high efficiency coding method for image data |
| US08/947,320 US6011900A (en) | 1994-06-14 | 1997-10-08 | Video signal recording apparatus, video signal recording and reproduction apparatus, video signal coding device, and video signal transmission apparatus |
| US08/946,904 US5978545A (en) | 1994-06-14 | 1997-10-08 | Video recording apparatus which accepts four different HDTV formatted signals |
| US08/947,374 US5987215A (en) | 1994-06-14 | 1997-10-08 | Video signal recording apparatus, video signal recording and reproduction apparatus, video signal coding device, and video signal transmission apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13194094A JP3243935B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 映像信号記録再生装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07336635A JPH07336635A (ja) | 1995-12-22 |
| JP3243935B2 true JP3243935B2 (ja) | 2002-01-07 |
Family
ID=15069769
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13194094A Expired - Fee Related JP3243935B2 (ja) | 1994-06-14 | 1994-06-14 | 映像信号記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3243935B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5734782A (en) * | 1995-06-12 | 1998-03-31 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Progressive scan signal recording apparatus |
| KR20080035195A (ko) * | 2006-10-18 | 2008-04-23 | 메이빅스 테크놀로지 가부시키가이샤 | 아날로그 전송 네트워크를 위한 디지털 영상 처리 방법 및이를 위한 카메라 장치, 영상 처리 장치, 영상 처리 시스템 |
-
1994
- 1994-06-14 JP JP13194094A patent/JP3243935B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07336635A (ja) | 1995-12-22 |
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