JPH11346348A - 映像音声同期方法及び映像音声多重化装置 - Google Patents

映像音声同期方法及び映像音声多重化装置

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JPH11346348A
JPH11346348A JP15302298A JP15302298A JPH11346348A JP H11346348 A JPH11346348 A JP H11346348A JP 15302298 A JP15302298 A JP 15302298A JP 15302298 A JP15302298 A JP 15302298A JP H11346348 A JPH11346348 A JP H11346348A
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JP
Japan
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data
video
audio
time code
compression
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JP15302298A
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Inventor
Ryoji Katsube
良次 勝部
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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  • Synchronizing For Television (AREA)
  • Television Systems (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像のフレーム単位、またはGOP単位で音
声データとの同期をとることを可能とする映像音声同期
方法及びそれを実現するための装置を提供すること。 【解決手段】 本発明による映像音声多重化装置は、映
像信号に含まれるタイムコードを映像データに付加して
映像圧縮を行なうための映像圧縮部20と、音声データ
又は音声圧縮データ上の、映像のフレーム又はGOPと
同期をとることの出来る位置に、選択的に映像信号に含
まれるタイムコードを付加するセレクタ50と、セレク
タ50及び映像圧縮部20の出力を多重化する多重化部
とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮データに含ま
れる音声信号と映像信号の同期をとるための方法及びそ
れを具現化する装置に関し、特に圧縮方式としてMPE
G2データを対象とした方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】 動画像を構成する映像信号とそれに
付随する音声信号とを圧縮するための符号化方式とし
て、MPEG符号化方式が知られている。MPEGと
は、Moving Picture (Coding)
ExpertsGroupの略称であり、本来は、カ
ラー動画像を圧縮するための符号化方式の標準化を進め
る組織の略称であったが、転じて、MPEGにおいて標
準化作業が行われている符号化方式の呼称としても使わ
れている。
【0003】現在、MPEGは、符号化する映像及びそ
れに伴う音声の形式により、符号化方式をMPEG1,
MPEG2,MPEG4の3タイプに分けて標準化が進
められている。
【0004】このうち、MPEG2は、通信や蓄積メデ
ィアに限られていた動画像符号化方式であるH.261
やMPEG1を、放送、通信、蓄積などのあらゆる分野
へ適用できるように発展させた符号化方式であり、転送
速度が数Mbpsから数十Mbpsで、テレビ信号に用
いられるインタレース(飛び越し走査)信号を含めて、テ
レビ映像など、高精細テレビ(high defini
tion television, HDTV)を含む
高品質の符号化映像を適用対象としている。
【0005】このMPEG2に従って動画像を構成する
映像信号とそれに付随する音声信号とを符号化する際に
は、映像信号に含まれる画像データ及び音声信号に含ま
れる音声データは、夫々、次のようにして圧縮される。
即ち、画像データは、1画像(フレーム/フィールド)
単位でデータ圧縮され、一方、音声データは、24mS
EC(音声フレーム)単位でデータ圧縮される。
【0006】更に、このようにして圧縮された画像デー
タ及び音声データは、夫々が圧縮された後、多重化さ
れ、音声を伴う動画像のデータとして、上述したよう
に、放送、通信、及び蓄積メディアなどのあらゆる分野
において情報の受け渡しが行なわれ、情報を受け取った
側において、適宜、復号化されることにより、再生され
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、MPE
G2に従ってデータ圧縮すると、上述したように、映
像、即ち画像データに関しては、1画像(フレーム/フ
ィールド)単位で圧縮をかける一方、音声データに関し
ては、24mSEC単位(音声フレーム)で圧縮をかけ
ており、その上で、圧縮された夫々のデータを多重化す
るため、圧縮データ上で同期をとろうとしてもデータ数
が異なることとなり、結果として、フレーム単位または
GOP単位で映像を編集する場合、音声が映像の時間分
と一致しないという問題があった。
【0008】また、タイムスタンプによる同期をとる不
連続GOP再生の場合、GOPの先頭で同期をとるた
め、音声のスキップ、リピートが発生し、忠実な再生が
できず、編集処理、特殊再生処理には適していなかっ
た。
【0009】そこで、本発明は、映像のフレーム単位、
またはGOP単位で音声データとの同期をとることを可
能とする映像音声同期方法及びその装置を提供すること
を目的とする。
【0010】尚、映像データと音声データとの同期を図
ることを目的とする従来技術としては、特開平4−28
5769号公報(以下、従来例1という)、特開平2−
135993号公報(以下、従来例2という)、及び特
開平8−172597号公報(以下、従来例3という)
に開示されているものが挙げられるが、いずれもMPE
G2符号化方式特有の問題点について何等言及するもの
ではない。特に、従来例1に関しては、技術内容が古
く、後述する本発明とはかけ離れたものであり、また、
従来例2及び従来例3については、その構成上、後述す
る本発明を理解されれば明らかになるように、本発明と
比較して、冗長なハードウェアを必要とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
にあたって、本発明の発明者は、MPEG2符号化方式
における特徴の一つである、映像データに対してタイム
コードを付加できる点に着目した。その上で、音声デー
タを非圧縮の状態で圧縮された映像データに多重化して
伝送する音声非圧縮データ伝送の場合と、音声データを
圧縮した状態で圧縮された映像データに対して多重化し
て伝送する音声圧縮伝送の場合とに分けて、映像データ
に対して付加したタイムコードを有効に利用することに
より、上述した課題を解決することができることを見出
した。 即ち、本発明による第1の映像音声同期方法
として、音声データを含む音声信号とタイムコード及び
映像データを含む映像信号とを受けて、前記映像データ
に前記タイムコードを付加して圧縮し、映像圧縮データ
を生成すると共に、前記音声データに対しても同じタイ
ムコードを前記映像データとの同期をとれる位置に付加
してプライベートデータを生成し、当該プライベートデ
ータと前記映像圧縮データとを多重化することにより、
再生側において映像データと音声データとの同期をとる
ことの容易な多重化データを生成することを特徴とする
映像音声同期方法が得られる。
【0012】また、本発明によれば、第2の映像音声同
期方法として、音声データを含む音声信号とタイムコー
ド及び映像データを含む映像信号とを受けて、前記映像
データに前記タイムコードを付加して圧縮し、映像圧縮
データを生成すると共に、前記音声データを圧縮して得
られる音声圧縮データに対しても同じタイムコードを前
記映像データとの同期をとれる位置に付加し、当該タイ
ムコードの付加された音声圧縮データと前記映像圧縮デ
ータとを多重化することにより、再生側において映像デ
ータと音声データとの同期をとることの容易な多重化デ
ータを生成することを特徴とする映像音声同期方法が得
られる。
【0013】尚、上記映像音声同期方法において、前記
タイムコードは、映像のフレーム単位に付加されること
としても良いし、映像のGOP単位に付加されることと
しても良い。
【0014】更に、これらの方法を実現するための具体
的な手段は、以下に示される。
【0015】即ち、本発明によれば、第1の音声映像多
重化装置として、映像データ及びタイムコードを有する
映像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像
圧縮を行なう一方、音声データについては非圧縮とし
て、映像音声多重化を行ない多重化データを生成するた
めの映像音声多重化装置であって、前記映像信号を受け
て、前記タイムコードと前記映像データとを分離すると
共に夫々を出力するタイムコード分離部と、該タイムコ
ード分離部から前記映像データ及び前記タイムコードを
受けて、映像圧縮し、前記タイムコードを含む映像圧縮
データを生成するための映像圧縮部と、前記音声信号を
受けて一時的に格納し、前記音声データを出力するため
の音声バッファと、前記タイムコード分離部及び前記音
声バッファに接続され、前記音声データに対して、前記
映像データと前記音声データとの同期がとれる位置に、
前記タイムコードを挿入するように、データの選択を行
なってプライベートデータを生成し、当該プライベート
データを出力するためのセレクタと、該セレクタと前記
映像圧縮部とに接続され、該プライベートデータと前記
映像圧縮データとを多重化して、前記多重化データを生
成するための多重化部とを有することを特徴とする映像
音声多重化装置が得られる。
【0016】また、本発明によれば、第2の映像音声多
重化装置として、映像データ及びタイムコードを有する
映像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像
圧縮を行なう一方、音声データについても圧縮して、映
像音声多重化を行ない多重化データを生成するための映
像音声多重化装置であって、前記映像信号を受けて、前
記タイムコードと前記映像データとを分離すると共に夫
々を出力するタイムコード分離部と、該タイムコード分
離部から前記映像データ及び前記タイムコードを受け
て、映像圧縮し、前記タイムコードを含む映像圧縮デー
タを生成するための映像圧縮部と、前記音声信号を受け
て一時的に格納し、前記音声データを出力するための音
声バッファと、該音声バッファに接続され、前記音声デ
ータを受けて圧縮を行ない、音声圧縮データを生成する
ための音声圧縮部と、前記タイムコード分離部及び前記
音声圧縮部に接続され、前記音声圧縮データに対して、
前記映像データと前記音声データとの同期がとれる位置
に、前記タイムコードを挿入するように、データの選択
を行ない、前記音声圧縮データに前記タイムコードの付
加されたデータを出力するためのセレクタと、該セレク
タと前記映像圧縮部とに接続され、該セレクタから出力
されるデータと前記映像圧縮データとを多重化して、前
記多重化データを生成するための多重化部とを有するこ
とを特徴とする映像音声多重化装置が得られる。
【0017】更に、本発明によれば、第3の映像音声多
重化装置として、映像データ及びタイムコードを有する
映像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像
圧縮を行なう一方、音声データについては圧縮又は非圧
縮を選択して、映像音声多重化を行ない多重化データを
生成するための映像音声多重化装置であって、前記映像
信号を受けて、前記タイムコードと前記映像データとを
分離すると共に夫々を出力するタイムコード分離部と、
該タイムコード分離部から前記映像データ及び前記タイ
ムコードを受けて、映像圧縮し、前記タイムコードを含
む映像圧縮データを生成するための映像圧縮部と、前記
音声信号を受けて一時的に格納し、前記音声データを出
力するための音声バッファと、該音声バッファに接続さ
れ、前記音声データを受けて圧縮を行ない、音声圧縮デ
ータを生成するための音声圧縮部と、前記タイムコード
分離部、音声バッファ及び前記音声圧縮部に接続され、
前記音声データについて非圧縮する場合にあっては、前
記音声データに対して、前記映像データと前記音声デー
タとの同期がとれる位置に、前記タイムコードを挿入す
るように、データの選択を行なってプライベートデータ
を生成し、当該プライベートデータをを出力し、前記音
声データについて圧縮する場合にあっては、前記音声圧
縮データに対して、前記映像データと前記音声データと
の同期がとれる位置に、前記タイムコードを挿入するよ
うに、データの選択を行ない、前記音声圧縮データに前
記タイムコードの付加されたデータを出力するためのセ
レクタと、該セレクタと前記映像圧縮部とに接続され、
該セレクタから出力されるデータと前記映像圧縮データ
とを多重化して、前記多重化データを生成するための多
重化部とを有することを特徴とする映像音声多重化装置
が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を用いて説明する。本実施の形態による映像音
声同期方法は、図1に示されるような映像音声多重化装
置上において実現される。実施の形態による映像音声多
重化装置は、図1に示されるように、タイムコード分離
部10、映像圧縮部20、音声バッファ30、音声圧縮
部40、セレクタ50、及び多重化部60とを備えてい
る。
【0019】タイムコード分離部10は、映像信号を受
けて、当該映像信号に含まれるタイムコードを検出し、
映像信号に含まれる映像データとタイムコードとに分離
して出力する。
【0020】映像圧縮部20は、タイムコード分離部1
0から映像データとタイムコードとを受けて、当該映像
データに対してMEPG2に従ったデータ圧縮を行な
い、映像圧縮データを生成し、出力する。
【0021】音声バッファ30は、音声信号を受けて、
一時的に格納し、音声データとして出力するためのもの
であり、音声圧縮部40は、音声バッファ30から音声
データを受けて、MEPG2に従ったデータ圧縮を行な
い、音声圧縮データを生成し、出力するものである。
【0022】セレクタ50は、タイムコード分離部1
0、音声バッファ30、及び音声圧縮部40に接続さ
れ、タイムコード、音声データ、音声圧縮データのうち
のいずれか一つを選択して、出力するためのものであ
る。
【0023】多重化部60は、映像圧縮部20とセレク
タ50とに接続され、映像圧縮部20からの映像圧縮デ
ータとセレクタ50により選択されたデータとを多重化
して多重化データとして出力するためのものである。
【0024】このような構成を備える本実施の形態によ
る映像音声多重化装置は、次のようにして、映像音声多
重化処理を行なう。
【0025】まず、音声データを圧縮せずに映像圧縮デ
ータと多重化して多重化データを出力する場合について
説明する。
【0026】映像信号は、タイムコード分離部10に入
力されると、当該映像信号に含まれるタイムコードを検
出され、当該タイムコードと映像データとの分離が行な
われる。タイムコード分離部10は、検出分離したタイ
ムコードと映像データとを夫々別個独立して後段へ出力
する。
【0027】映像圧縮部20は、タイムコード分離部1
0により検出分離された映像データ及びタイムコードの
双方を受けて、映像圧縮し、タイムコードを含む映像圧
縮データを生成する。
【0028】一方、音声バッファ30は、音声信号を受
けて一時的に格納し、映像のフレーム又はGOP毎に音
声データとして出力する。
【0029】セレクタ50は、音声バッファ30から映
像のフレーム又はGOP毎に出力される音声データのヘ
ッダに対して、タイムコード分離部10からのタイムコ
ードを付加挿入するようにして、データの切替えを行
い、音声データに対して映像のフレーム又はGOP毎に
タイムコードの付加されたデータをプライベートデータ
として、出力する。この際、音声圧縮部40は、稼動し
ていてもしていなくても良い。
【0030】セレクタ50から出力されたプライベート
データは、映像圧縮部20から出力される映像圧縮デー
タと、多重化部にて多重化され、多重化データとして出
力される。
【0031】このように本実施の形態によれば、音声デ
ータを圧縮せずに映像圧縮データと多重化して多重化デ
ータを出力する場合には、音声データが、映像フレーム
又はGOP毎にバッファリングされると共に、映像フレ
ームと同じタイムコードを付けられて、これをプライベ
ートデータとして映像圧縮データと一緒に多重化され、
多重化データが生成されることから、この多重化データ
を再生したり、編集したりする側においては、映像のフ
レーム単位又はGOP単位で音声データとの同期をとっ
た場合であっても、音声のスキップ及びリピートの発生
が生じないと共に、音声と映像の時間分が一致しないと
いった問題の防止が図られることとなる。
【0032】次いで、音声データを圧縮すると共に映像
圧縮データと多重化して多重化データを出力する場合に
ついて説明する。
【0033】映像信号は、タイムコード分離部10に入
力されると、当該映像信号に含まれるタイムコードを検
出され、当該タイムコードと映像データとの分離が行な
われる。タイムコード分離部10は、検出分離したタイ
ムコードと映像データとを夫々別個独立して後段へ出力
する。
【0034】映像圧縮部20は、タイムコード分離部1
0により検出分離された映像データ及びタイムコードの
双方を受けて、映像圧縮し、タイムコードを含む映像圧
縮データを生成する。
【0035】一方、音声バッファ30は、音声信号を受
けて一時的に格納し、映像のフレーム又はGOP毎に音
声データとして出力する。尚、この音声データは、音声
圧縮部40及びセレクタ50の双方に出力されるが、本
例においては、セレクタ50での選択はなされない。
【0036】音声バッファ30から音声データを映像の
フレーム又はGOP単位に受けた音声圧縮部40は、音
声圧縮を行ない、音声圧縮データとしてセレクタ50に
対して出力する。
【0037】セレクタ50は、音声圧縮部40からの映
像のフレーム又はGOP毎に圧縮された音声圧縮データ
を受けて、その音声圧縮データのヘッダに対して、タイ
ムコード分離部10からのタイムコードを付加挿入する
ようにして、データの切替えを行い、タイムコードの付
加された音声圧縮データを出力する。
【0038】セレクタ50から出力されたタイムコード
付きの音声圧縮データは、映像圧縮部20から出力され
る映像圧縮データと、多重化部にて多重化され、多重化
データとして出力される。
【0039】このように本実施の形態によれば、音声デ
ータを圧縮すると共に映像圧縮データと多重化して多重
化データを出力する場合には、音声データが、映像フレ
ーム又はGOP毎にバッファリングされて音声圧縮され
ると共に、その音声圧縮データのヘッダに対して映像フ
レームと同じタイムコードを付けられて、これを映像圧
縮データと一緒に多重化され、多重化データが生成され
ることから、この多重化データを再生したり、編集した
りする側においては、映像のフレーム単位又はGOP単
位で音声データとの同期をとった場合であっても、音声
のスキップ及びリピートの発生が生じないと共に、音声
と映像の時間分が一致しないといった問題の防止が図ら
れることとなる。
【0040】尚、本実施の形態においては、上述した説
明から理解されるように、セレクタ50により音声バッ
ファ30からの出力と音声圧縮部40からの出力とを場
合に応じて選択することにより、音声データを圧縮する
と共に映像圧縮データと多重化して多重化データを出力
する場合及び音声データを圧縮せずに映像圧縮データと
多重化して多重化データを出力する場合の双方に対応す
ることとしたが、夫々の場合用の装置として、別個に構
成することとしても良いことは、言うまでもない。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、映像信号に含まれるタ
イムコードを利用して、映像データに対して当該タイム
コードを付加して圧縮すると共に、同じタイムコードを
音声データ又は音声圧縮データ上の映像のフレーム又は
GOPに対応する位置にヘッダとして挿入付加すること
により、映像のフレーム単位、または、GOP単位に音
声のデータを完全に同期をとることが可能となり、映像
音声とも編集可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態による映像音声多重化装
置の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 タイムコード分離部 20 映像圧縮部 30 音声バッファ 40 音声圧縮部 50 セレクタ 60 多重化部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音声データを含む音声信号とタイムコー
    ド及び映像データを含む映像信号とを受けて、前記映像
    データに前記タイムコードを付加して圧縮し、映像圧縮
    データを生成すると共に、前記音声データに対しても同
    じタイムコードを前記映像データとの同期をとれる位置
    に付加してプライベートデータを生成し、当該プライベ
    ートデータと前記映像圧縮データとを多重化することに
    より、再生側において映像データと音声データとの同期
    をとることの容易な多重化データを生成することを特徴
    とする映像音声同期方法。
  2. 【請求項2】 音声データを含む音声信号とタイムコー
    ド及び映像データを含む映像信号とを受けて、前記映像
    データに前記タイムコードを付加して圧縮し、映像圧縮
    データを生成すると共に、前記音声データを圧縮して得
    られる音声圧縮データに対しても同じタイムコードを前
    記映像データとの同期をとれる位置に付加し、当該タイ
    ムコードの付加された音声圧縮データと前記映像圧縮デ
    ータとを多重化することにより、再生側において映像デ
    ータと音声データとの同期をとることの容易な多重化デ
    ータを生成することを特徴とする映像音声同期方法。
  3. 【請求項3】 前記タイムコードは、映像のフレーム単
    位に付加されることを特徴とする請求項1又は請求項2
    に記載の映像音声同期方法。
  4. 【請求項4】 前記タイムコードは、映像のGOP単位
    に付加されることを特徴とする請求項1又は請求項2に
    記載の映像音声同期方法。
  5. 【請求項5】 映像データ及びタイムコードを有する映
    像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像圧
    縮を行なう一方、音声データについては非圧縮として、
    映像音声多重化を行ない多重化データを生成するための
    映像音声多重化装置であって、 前記映像信号を受けて、前記タイムコードと前記映像デ
    ータとを分離すると共に夫々を出力するタイムコード分
    離部と、 該タイムコード分離部から前記映像データ及び前記タイ
    ムコードを受けて、映像圧縮し、前記タイムコードを含
    む映像圧縮データを生成するための映像圧縮部と、 前記音声信号を受けて一時的に格納し、前記音声データ
    を出力するための音声バッファと、 前記タイムコード分離部及び前記音声バッファに接続さ
    れ、前記音声データに対して、前記映像データと前記音
    声データとの同期がとれる位置に、前記タイムコードを
    挿入するように、データの選択を行ない、前記音声デー
    タに前記タイムコードの付加されたデータをプライベー
    トデータとして出力するためのセレクタと、 該セレクタと前記映像圧縮部とに接続され、該セレクタ
    から出力されるプライベートデータと前記映像圧縮デー
    タとを多重化して、前記多重化データを生成するための
    多重化部とを有することを特徴とする映像音声多重化装
    置。
  6. 【請求項6】 映像データ及びタイムコードを有する映
    像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像圧
    縮を行なう一方、音声データについても圧縮して、映像
    音声多重化を行ない多重化データを生成するための映像
    音声多重化装置であって、 前記映像信号を受けて、前記タイムコードと前記映像デ
    ータとを分離すると共に夫々を出力するタイムコード分
    離部と、 該タイムコード分離部から前記映像データ及び前記タイ
    ムコードを受けて、映像圧縮し、前記タイムコードを含
    む映像圧縮データを生成するための映像圧縮部と、 前記音声信号を受けて一時的に格納し、前記音声データ
    を出力するための音声バッファと、 該音声バッファに接続され、前記音声データを受けて圧
    縮を行ない、音声圧縮データを生成するための音声圧縮
    部と、 前記タイムコード分離部及び前記音声圧縮部に接続さ
    れ、前記音声圧縮データに対して、前記映像データと前
    記音声データとの同期がとれる位置に、前記タイムコー
    ドを挿入するように、データの選択を行ない、前記音声
    圧縮データに前記タイムコードの付加されたデータを出
    力するためのセレクタと、 該セレクタと前記映像圧縮部とに接続され、該セレクタ
    から出力されるデータと前記映像圧縮データとを多重化
    して、前記多重化データを生成するための多重化部とを
    有することを特徴とする映像音声多重化装置。
  7. 【請求項7】 映像データ及びタイムコードを有する映
    像信号と音声データを含む音声信号とを受けて、映像圧
    縮を行なう一方、音声データについては圧縮又は非圧縮
    を選択して、映像音声多重化を行ない多重化データを生
    成するための映像音声多重化装置であって、 前記映像信号を受けて、前記タイムコードと前記映像デ
    ータとを分離すると共に夫々を出力するタイムコード分
    離部と、 該タイムコード分離部から前記映像データ及び前記タイ
    ムコードを受けて、映像圧縮し、前記タイムコードを含
    む映像圧縮データを生成するための映像圧縮部と、 前記音声信号を受けて一時的に格納し、前記音声データ
    を出力するための音声バッファと、 該音声バッファに接続され、前記音声データを受けて圧
    縮を行ない、音声圧縮データを生成するための音声圧縮
    部と、 前記タイムコード分離部、音声バッファ及び前記音声圧
    縮部に接続され、前記音声データについて非圧縮する場
    合にあっては、前記音声データに対して、前記映像デー
    タと前記音声データとの同期がとれる位置に、前記タイ
    ムコードを挿入するように、データの選択を行なってプ
    ライベートデータを生成し、当該プライベートデータを
    出力し、前記音声データについて圧縮する場合にあって
    は、前記音声圧縮データに対して、前記映像データと前
    記音声データとの同期がとれる位置に、前記タイムコー
    ドを挿入するように、データの選択を行ない、前記音声
    圧縮データに前記タイムコードの付加されたデータを出
    力するためのセレクタと、 該セレクタと前記映像圧縮部とに接続され、該セレクタ
    から出力されるデータと前記映像圧縮データとを多重化
    して、前記多重化データを生成するための多重化部とを
    有することを特徴とする映像音声多重化装置。
JP15302298A 1998-06-02 1998-06-02 映像音声同期方法及び映像音声多重化装置 Pending JPH11346348A (ja)

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