JP3136875B2 - データ処理装置 - Google Patents

データ処理装置

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JP3136875B2
JP3136875B2 JP05288030A JP28803093A JP3136875B2 JP 3136875 B2 JP3136875 B2 JP 3136875B2 JP 05288030 A JP05288030 A JP 05288030A JP 28803093 A JP28803093 A JP 28803093A JP 3136875 B2 JP3136875 B2 JP 3136875B2
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祐三 村上
山田  正純
章 池谷
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Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、データ処理を行なって
記録再生するデータ処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、ディジタルビデオテープレコーダ
の開発が各社にて行なわれている。このディジタルビデ
オテープレコーダの記録再生原理を図2を用いて説明す
る。
【0003】ベースバンド信号を記録する場合は、入力
した映像・音声データを、記録回路3にて圧縮し、圧縮
した映像データに誤り訂正を付加して記録符号化し、記
録用ヘッド4を用いて磁気テープ5上に記録する。
【0004】再生時は、磁気テープ5上のデータを再生
用ヘッド6を用いて再生し、再生回路7にて誤り訂正の
処理をした後、映像データを復号してデータを出力す
る。また、米国で検討されている次世代テレビATV
(Advanced Television)などの映像信号および音声信
号が既に圧縮されて伝送される圧縮テレビジョン信号を
記録する場合は、入力したデータをそのまま記録・再生
する。その場合のデータ圧縮には画面間予測符号化技術
が使われている。また、検索データ等の付加データを記
録する場合は専用の領域を設けてそこへ記録する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、ATVなどの画面間予測符号技術を使っ
て圧縮したデータを記録した場合、早送り再生などの特
殊再生時にはヘッドがトラックを横切って走査するため
に、記録データの一部が欠けることになりデータを正し
く出力することができない。また、検索データ等の付加
データを記録する場合には専用領域を設けることにな
り、その分、主である映像データの記録容量が減少して
しまう。また、そこへ他のデータを記録することはでき
ない。
【0006】本発明はこのような従来のデータ処理装置
の課題を解決することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のデータ処理装置は、主データを記録する領
域と前記主データに関連する情報である補助データを記
録する専用領域を有する記録媒体上にデータを記録する
データ処理装置であって、前記主データから前記主デー
タの1部を補助データとして抽出するデータ抽出手段
と、抽出された前記補助データの種別を認識し種別デー
タを生成する種別データ生成手段と、前記主データと前
記補助データと前記種別データとを前記記録媒体に記録
する記録手段と、前記記録媒体上に記録された前記主デ
ータ、前記補助データ、前記種別データを再生する再生
手段と、前記補助データを前記補助データの種別に対応
してそれぞれ処理する複数の処理手段と、前記再生され
た前記種別データに基づいて対応する前記補助データの
処理手段を変更する補助情報処理手段とを備えることを
特徴とするものである。
【0008】
【作用】本発明は上記構成によって、例えば映像デー
タ、音声データが分離して伝送される信号を記録する際
には、主データとして映像データを、補助データとして
音声データを種別データによって切り替えて記録するこ
とにより、記録容量を効率的に利用できる。また、AT
V信号のような圧縮テレビジョン信号を記録する際に
は、主データとして映像・音声多重データを、補助デー
タとして特殊再生用データを種別データによって切り替
えて記録することにより、特殊再生時にはその特殊再生
用データを再生することによって画質を向上させること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例におけるデータ処
理装置のブロック図であり、1は画面内符号化データ抽
出器、2は入力切替器、3は記録回路、4は記録用ヘッ
ド、5は磁気テープ、6は再生用ヘッド、7は再生回
路、8は補助データ処理器、9はシステムマイコン、1
0は補助データ出力切替器、11はモード出力切替器で
ある。
【0011】まず、画面内圧縮された映像データと音声
データを入力する場合について説明する。この場合、特
殊再生時には記録データの一部が欠けても画面内で処理
が完結しているため、以前の画面の一部を表示すること
ができ画質劣化は少ないので、特殊再生用データは別に
使用しなくてよい。
【0012】入力1に映像データを、入力2に音声デー
タを入力する。この時システムマイコン9は、入力2に
音声データが入力されたことを認識している。入力2に
入力された音声データは入力切替器2へ入力される。入
力切替器2は、システムマイコン9から出力された、補
助データが音声データであることを示す種別データを入
力し、端子bと端子cとが接続するようにして補助デー
タとして音声データを出力する。入力切替器2から出力
された音声データと、システムマイコン9から出力され
た種別データとは記録回路3に入力される。そして、記
録回路3に入力された映像データと共に、上記音声デー
タ、種別データを記録回路3によって記録符号化し、記
録用ヘッド4にて磁気テープ5に記録する。
【0013】通常再生モード時には、磁気テープ5の記
録データを再生用ヘッド6にて読み取り、その出力を再
生回路7に入力する。再生回路7で再生処理された映像
データはモード出力切替器11に入力される。その時シ
ステムマイコン9は通常再生モードであることを認識
し、モード切替信号として通常再生モード信号を出力す
る。モード出力切替器11はシステムマイコン9から出
力された通常再生モード信号を入力することにより、端
子gと端子iとが接続するようにして、出力1に映像デ
ータを出力する。また、再生回路7で再生処理された音
声データは、補助データ出力切替器10に入力される。
さらに、再生回路7で再生処理された種別データはシス
テムマイコン9に入力され、補助データが音声データで
あることを認識する。補助データ出力切替器10は、シ
ステムマイコン9から出力された種別データを入力し、
端子dと端子fとが接続するようにして、出力2に音声
データを出力する。
【0014】次に、音声データが映像データに多重され
た圧縮テレビジョン信号を入力する場合について説明す
る。この場合、音声データは映像データに多重して送ら
れてくるため、映像データと共に記録する。また特殊再
生時には、記録データの一部が欠けるとデータを正しく
出力することができないため、特殊再生用データを補助
データとして記録するようにし、特殊再生時にその補助
データを利用する。
【0015】入力1に映像データと音声データが多重さ
れたデータを入力し、入力2には何もデータを入力しな
い。この時システムマイコン9は、入力2に何も入力さ
れていないことを認識する。入力1に入力された映像・
音声多重データは、一方は記録回路3へ入力される。も
う一方は画面内符号化データ抽出器1へ入力される。画
面内符号化データ抽出器1では、画面内符号化されたデ
ータを抽出し、圧縮器12へ出力する。圧縮器12では
入力した画面内符号化データを所定のデータ量まで圧縮
し、圧縮したデータにこの圧縮内容を表す情報を付加し
て、入力切替器2へ出力する。入力切替器2は、システ
ムマイコン9から出力された、補助データが特殊再生用
データであることを示す種別データを入力し、端子aと
端子cとが接続するようにして、補助データとして特殊
再生用データを出力する。入力切替器2から出力された
特殊再生用データと、システムマイコン9から出力され
た種別データとは記録回路3に入力される。そして、記
録回路3に入力された映像・音声多重データと共に、上
記特殊再生用データ、種別データを記録回路3によって
記録符号化し、記録用ヘッド4にて磁気テープ5に記録
する。
【0016】再生時は、磁気テープ5の記録データを再
生用ヘッド6にて読み取り、その出力を再生回路7に入
力する。再生回路7で再生処理された映像・音声多重デ
ータはモード出力切替器11に入力される。通常再生時
には、システムマイコン9から出力されるモード切替信
号を通常再生モード信号として出力する。すなわち、モ
ード出力切替器11は、システムマイコン9から出力さ
れた通常再生モード信号を入力し、端子gと端子iとが
接続するようにして、出力1に映像・音声多重データを
出力する。また特殊再生時には、再生回路7で再生処理
された特殊再生用データは補助データ出力切替器10に
入力される。さらに、再生回路7で再生処理された種別
データはシステムマイコン9に入力され、補助データが
特殊再生用データであることを認識する。特殊再生時に
は、システムマイコン9からモード切替信号として特殊
再生モード信号を出力する。補助データ出力切替器10
は、システムマイコン9から出力された種別データを入
力し、端子dと端子eとが接続するようにして、補助デ
ータ処理器8に特殊再生用データを出力する。補助デー
タ処理器8では、圧縮されたデータに対して伸長などの
処理を行って、復号された特殊再生用データをモード出
力切替器11へ出力する。モード出力切替器11では、
システムマイコン9から特殊再生モードであることを示
す特殊再生モード信号を入力し、端子hと端子iとが接
続するようにして、出力1に特殊再生用データを出力す
る。
【0017】以上のように、画面内圧縮された映像デー
タと音声データを記録する際は、主データとして映像デ
ータを、補助データとして音声データを、種別データに
よって切り替えて記録することにより、記録容量を効率
よく利用することができる。
【0018】また、圧縮テレビジョン信号を記録する際
は、特殊再生時には画面内符号化したデータを読み取る
ことになり、たとえデータの一部が欠落しても正しくデ
ータを復号することができ、特殊再生時の画質を向上さ
せることができる。またデータの圧縮を行なうことによ
り、特殊再生用データを多重記録する領域が一定の大き
さに限られている場合でも所定の容量に納めることがで
きる。
【0019】なお、本実施例のデータ処理装置のブロッ
ク構成は一例であり、任意の構成であっても同様の効果
が得られる。また、補助データとしては音声データや特
殊再生用データを記録再生するとしたが、検索データや
文字データや映像データの一部のデータなどの任意のデ
ータでよく、また複数のデータを組み合わせて記録再生
してもよい。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のデータ処
理装置によれば、映像データ、音声データが分離して伝
送される信号を記録する際は、主データとして映像デー
タを、補助データとして音声データを、種別データによ
って切り替えて記録することにより、記録容量を効率的
に利用できる。またATV信号のような圧縮テレビジョ
ン信号を記録する際には、主データとして映像・音声多
重データを、補助データとして特殊再生用データを、種
別データによって切り替えて記録することにより、特殊
再生時にその特殊再生用データを再生することによっ
て、画質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるデータ処理装置のブ
ロック図
【図2】従来のデータ処理装置のブロック図
【符号の説明】
1 画面内符号化データ抽出器 2 入力切替器 3 記録回路 4 記録用ヘッド 5 磁気テープ 6 再生用ヘッド 7 再生回路 8 補助データ処理器 9 システムマイコン 10 補助データ出力切替器 11 モード出力切替器 12 圧縮器
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−191374(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 20/10 301 H04N 5/92

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主データを記録する領域と前記主データ
    に関連する情報である補助データを記録する専用領域を
    有する記録媒体上にデータを記録するデータ処理装置で
    あって、 前記主データから前記主データの1部を補助データとし
    て抽出するデータ抽出手段と、 抽出された前記補助データの種別を認識し種別データを
    生成する種別データ生成手段と、 前記主データと前記補助データと前記種別データとを前
    記記録媒体に記録する記録手段とを備えることを特徴と
    するデータ処理装置。
  2. 【請求項2】 前記記録手段は、外部から前記主データ
    とは別に供給される副データと前記データ抽出手段の出
    力とのいずれかを選択し前記補助データとして出力する
    選択手段を備え、前記種別データ生成手段は前記選択手
    段が選択したデータの種別を示すデータ前記種別デー
    タとして送出することを特徴とする請求項1記載のデー
    タ処理装置。
  3. 【請求項3】 前記補助データは特殊再生時に再生され
    る画面データであり、前記種別データは前記補助データ
    が特殊再生用データであることを示し、前記データ抽出
    手段は前記補助データを抽出する補助データ抽出部と
    前記補助データ抽出部から出力される情報量を低減させ
    る補助データ量低減部とを備えることを特徴とする請求
    項1又は請求項2記載のデータ処理装置。
  4. 【請求項4】 前記データ処理装置は、さらに、 前記 記録媒体上に記録された前記主データと前記補助デ
    ータと前記種別データとを再生する再生手段と、前記補助データを前記補助データの種別に対応してそれ
    ぞれ処理する複数の処理手段と、 前記再生された前記種別データに基づいて対応する前記
    補助データの処理手段を変更する補助情報処理手段とを
    備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれ
    か1項に記載のデータ処理装置。
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